予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/6/22)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 124,550 名、海軍は 3,311 名、空軍は 9,922 名、海兵隊は 9,578 名、沿岸警備隊は 579 名の予備役を動員しており、トータルでは 5,196 名の減となっている。
借り物潜水艦 (NavNews, 2005/6/20)
米海軍はスウェーデン海軍から、AIP 対応の通常動力潜水艦・HMS Gotland を 1 年間の予定で借り受けた。同艦は 6/23 に San Diego に到着、米海軍の空母戦闘群、遠征打撃群、哨戒飛行隊などが訓練を行なう際の対抗部隊 (OPFOR) として運用される。
米海軍の Los Angeles 級攻撃型原潜が全長 360ft、排水量 6,900t もあるのに対し、Gotland は全長 200ft、排水量 1,490t しかない。小型でソナーに対する反射断面積が小さく、静粛性が高いため、現実味のあるアクティブ・ソナー探知の標的になり得る。しかも AIP を装備しているので、3 週間にわたってシュノーケル航走を行わずに連続潜航できる。
史上初@バーズ (ACC News 他, 2005/6/16)
米空軍の ADS (Air Demonstration Squadron)、通称 "Thunderbirds" に、52 年の歴史では初めてとなる、女性パイロットが加わることになった。名前は Nicole Malachowski 大尉といい、ポジションは #3。現在、同大尉は RAF Lakenheath の 494FS に所属している。
そのほか、#6 (オポジングソロ) と #8 (控えパイロット兼ナレーター) も、今シーズンから交代する。
基地の昇格 & 改称 (AFNews, 2005/6/16)
ネバダ州にある Indian Springs 補助飛行場 (Air Force Auxiliary Airfield) が、Creech Air Force Base に改称されることになった。これは、TAC (Tactical Air Command, 戦術航空軍団) 司令官を務めた W.L. "Bill" Creech 空軍大将にちなんだもの。
(井上注 : Creech 大将というと有名なのは、ベトナム戦争後にタガが緩みきった空軍を立て直した話と、F-16 のサイドスティックは動かせるようにするべきだ、と裁定した話)
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/6/15)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 127,585 名、海軍は 3,338 名、空軍は 12,343 名、海兵隊は 9,291 名、沿岸警備隊は 579 名の予備役を動員しており、トータルでは 44 名の増となっている。
意外なところで事前集積 (AFISNews, 2005/6/8)
アメリカの Donald Runsfeld 国防長官とノルウェーの Kristin Krohn Devold 国防相は、アメリカがノルウェーに装備の事前集積を行なう件に関する合意文書の改訂版に調印した。
これはもともと 1981 年に、ソ聯がノルウェーに侵攻する事態に備えて、海兵隊 1 個遠征旅団 (MEB : Marine Expeditionary Brigade) に必要な装備品を、ノルウェーの Trondelag に集積しておくという内容でスタートしたもの。今回の改訂は、その後の国際情勢の変化を精確に反映させたものとなっている。
なお、Runsfeld 国防長官は、ノルウェーがスウェーデンから独立してから 100 周年にあたる 6/7 に、ノルウェーの Stavanger を訪問している。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/6/8)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 129,522 名、海軍は 3,353 名、空軍は 9,709 名、海兵隊は 9,922 名、沿岸警備隊は 586 名の予備役を動員しており、トータルでは 15,333 名の減となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/6/1)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 144,301 名、海軍は 3,415 名、空軍は 9,468 名、海兵隊は 10,648 名、沿岸警備隊は 593 名の予備役を動員しており、トータルでは 550 名の減となっている。
2 つの引退 (NavNews, 2005/5/31)
"The Great White Ghost" こと USS La Salle (AGF-3) と、最後の C-9 輸送機が退役した。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/5/25)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 144,459 名、海軍は 3,536 名、空軍は 9,577 名、海兵隊は 10,818 名、沿岸警備隊は 585 名の予備役を動員しており、トータルでは 367 名の減となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/5/18)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 144,562 名、海軍は 3,574 名、空軍は 9,677 名、海兵隊は 10,944 名、沿岸警備隊は 585 名の予備役を動員しており、トータルでは 5,133 名の減となっている。
BRAC 対象@AFSPC (AFSPC News, 2005/5/18)
BRAC (Base Realignment And Closure) に関して国防総省が行なった、基地の閉鎖・再編に関する勧告で、空軍宇宙軍団 (AFSPC) に影響するものは以下の通り。
コロラド州 Buckley AFB : F-16 の 3 個飛行隊を配備する一方、Air Force Personnel Center をテキサス州の Randolph AFB に移駐させる。
ワイオミング州 F.E.Warren AFB : ANG 部隊を対象とする支援部隊・即応センター・野戦メンテナンス施設を配備。
モンタナ州 Malmstrom AFB : 新しい Armed Forces Reserve Center を設置。
フロリダ州 Patrick AFB : Nuclear Test and Evaluation Naval Ordnance Test Unit を、ジョージア州 Kings Bay の Strategic Weapons Facility Atlantic に移駐させる。
コロラド州 Peterson AFB : テキサス州 Dyess AFB から C-130×4 機を移駐、Counterintelligence Field Activity を別の基地に移す。
コロラド州 Schriever AFB : 遠征戦闘支援要員をニューヨーク州 Niagara Falls ARS から移駐させて、Reserve Space Group に加える。
カリフォルニア州 Vandenberg AFB : Air Force Satellite Control Network ミッションを追加、Onizuka AFS から装備を移動する。また、オレゴン州 Portland IAP の空中給油部隊から遠征戦闘支援要員を移駐させる。
MH-60R、OPEVAL 開始 (NavNews, 2005/5/17)
NAS Patuxent River の VX-1で、MH-60R ヘリの OPEVAL (運用評価) が開始された。
BRAC 対象@ACC (ACC News, 2005/5/17)
BRAC (Base Realignment And Closure) にからんで、国防総省は基地の閉鎖・再編に関する勧告を行っている。勧告がそのまま承認された場合、閉鎖は 2011 年までに実施される。
ACC がらみでは、ニューメキシコ州の Cannon AFB とサウスダコタ州の Ellsworth AFB が閉鎖対象に挙げられた。BRAC では、Cannon AFB に配置されている F-16×60 機は他の空軍基地や州兵基地に、Ellsworth AFB に配置されている B-1B×24 機はテキサス州の Dyess AFB に移駐することになっている。
また、再編対象に挙げられたのは、カリフォルニア州の Beale AFB、テキサス州の Dyess AFB、ヴァージニア州の Langley AFB、アイダホ州の Mountain Home AFB、ネバダ州の Nellis AFB、サウスカロライナ州の Shaw AFB。
さらに、現役復帰時に ACC の指揮下に入るよう指定されている州兵航空隊 (ANG) 部隊については、マサチューセッツ州の Otis ANGB とミシガン州の Kellogg AGS が閉鎖、24 個の ANG 部隊が再編成の対象に挙げられている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/5/11)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 149,581 名、海軍は 3,653 名、空軍は 9,361 名、海兵隊は 11,299 名、沿岸警備隊は 581 名の予備役を動員しており、トータルでは 873 名の減となっている。
米艦自由 (DoDNews, 2005/5/9)
米 Lockheed Martin 社が建造中の LCS (Littoral Combat Ship) 1 番艦について、Gordon England 海軍長官は、艦名を "USS Freedom" にすると決定した。
43rd FS 編成完結 (AETCNews, 2005/5/5)
23 機目の F/A-22A ラプターを受領したことで所要の機数が揃い、325th FW/43rd FS の編成作業が完結した。必要な機数が揃ったことで、パイロットと地上要員の双方に対する訓練シラバスを、従来より容易に実現できるようになる。
力士が最古参艦に御来艦 (NavNews, 2005/5/4)
千代大海、土佐ノ海、出島の 3 力士が付き人を伴って、4/16 に USS Kitty Hawk (CV-63) を訪問、艦上で食事をとったほか、乗組員との交歓を行った。艦長と記念写真を撮影した後でギフトの交換を行ったが、米艦からは艦名入りの野球帽とプレゼンテーション・コインが、力士からは手形と湯呑が、それぞれ贈呈されたとの由。
その USS Kitty Hawk は、4/29 で就役から 44 年目を迎えており、米海軍の現役艦艇ではもっとも古い。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/5/4)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 148,829 名、海軍は 3,710 名、空軍は 9,368 名、海兵隊は 12,860 名、沿岸警備隊は 581 名の予備役を動員しており、トータルでは 686 名の増となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/4/27)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 148,935 名、海軍は 3,874 名、空軍は 9,290 名、海兵隊は 11,983 名、沿岸警備隊は 580 名の予備役を動員しており、トータルでは 1,147 名の減となっている。
SOF 増強 (AFISNews, 2005/2/25)
「911」以降、対テロ戦争を主導している米特殊作戦軍団 (USSOCOM) に対して、議会は人員規模の増大を決定、今後 4 年間で 23,000 名を超える規模まで拡張を図る。人数にして 500 名ほどの増強になるが、これには SEAL チーム 2 個、民事、心理作戦、航空などの分野にかかわる人員が含まれる。
また、待遇面の改善や教育面のベネフィット提供により、既存人員の離脱を防ぐ措置も講じられることになっている。
SDB 発注開始 (AFNews, 2005/2/25)
米空軍は米 Boeing 社に対し、SDB (Small Diameter Bomb) の低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 分、インクリメント I (SDB I) を 1,850 万ドルで発注した。これは、国防調達会議 (DAB : Defense Acquisition Board) のマイルストーン C 評価が承認されたのを受けて実行されたもの。
美国海軍最新的空警飛機鷹目式二千 (NavNews, 2005/4/21)
USS D.D.Eisenhower (CVN-69) に乗艦する VAW-123 に、E-2C ホークアイ 2000 が初配備された。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/4/20)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 149,427 名、海軍は 3,968 名、空軍は 9,290 名、海兵隊は 12,544 名、沿岸警備隊は 580 名の予備役を動員しており、トータルでは 155 名の減となっている。
でかい実験台 (NavNews, 2005/4/20)
1996 年に退役した空母、ex-USS America (ex-CV-66) が 4/19 にフィラデルフィアの Navy's Inactive Fleet Facility を出航した。今後、同艦は次世代空母における防禦システムのための実験台として使用されることになっている。(井上注 : どうやら、実艦標的として使うことになるようで…)
こちらでも合併劇が (NavNews, 2005/4/19)
米海軍は 4/15 に、太平洋ヘリコプター対潜航空団 (HSWINGPAC : Helicopter Anti-Submarine Wing, U.S. Pacific Fleet) と太平洋ヘリコプター戦術航空団 (HETACWINGPAC : Helicopter Tactical Wing, U.S. Pacific Fleet) を一本化して、太平洋ヘリコプター海上戦闘航空団 (HSCWP : Helicopter Sea Combat Wing, U.S. Pacific Fleet) を編成した。これは、米海軍が使用するヘリの機種削減を反映した動き。
基地設営の効率化 (AMC News, 2005/4/14)
AMC (Air Mobility Command, 航空機動軍団) は、カリフォルニア州の Travis AFB に、615th CRW (615th Contingency Response Wing) を新編した。この部隊は Operation Enduring Freedom と Operation Iraqi Freedom の戦訓によって編成が決まったもので、遠征作戦に際して基地施設の設置作業を担当するもの。上部組織は 18th AF (第 18 航空軍)。
こうした部隊のコンセプトが最初に生まれたのはドイツの Ramstein AB で、1999 年のこと。CRW には基地施設の評価と建設に関わるさまざまな分野のエキスパートが集まり、遠征作戦において、基地の開設・運用・サポートといった、関連するすべての業務を一貫して担当する。この点が、従来の縦割り方式と異なっているところ。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/4/13)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 149,512 名、海軍は 4,233 名、空軍は 9,085 名、海兵隊は 12,544 名、沿岸警備隊は 590 名の予備役を動員しており、トータルでは 4,812 名の減となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/4/6)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 153,375 名、海軍は 4,265 名、空軍は 9,743 名、海兵隊は 12,788 名、沿岸警備隊は 607 名の予備役を動員しており、トータルでは 1,724 名の増となっている。
お見積もり (AFISNews, 2005/3/30)
MNF-Iraq (Multinational Force Iraq) では、イラクで必要とされる米軍戦力に関する見積もり作業を進めており、夏には勧告が提出される見込み。これは米中央軍 (USCENTCOM) 副司令官の Lance L. Smith 空軍大将が明らかにしたもので、イラク国内における武装勢力の活動状況や、イラク治安部隊の訓練状況などを考慮して決定する。
現時点で、イラクに展開している米軍の戦力は 145,500 名。
E-8 も完納 (AFNews, 2005/3/30)
E-8 ジョイントスターズの最終号機 (通算 17 号機) が、米空軍に引き渡された。配備先はジョージア州 Robins AFB の 116th ACW。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/3/30)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 152,219 名、海軍は 4,262 名、空軍は 8,937 名、海兵隊は 12,986 名、沿岸警備隊は 648 名の予備役を動員しており、トータルでは 5,195 名の減となっている。
ラスト・ファルコン (AFNews, 2005/3/24)
米空軍は 3/18 に、1978 年から数えて累計 2,231 機目となる、F-16 ファイティングファルコンの最終号機を受領した。現在、米空軍の F-16 Systems Group では 1,300 機を超える F-16 に対して新型兵装の搭載を可能にする改修を続けており、F-35 と交代する 2025 年まで運用を継続する。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/3/16)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 155,161 名、海軍は 4,306 名、空軍は 10,074 名、海兵隊は 13,000 名、沿岸警備隊は 710 名の予備役を動員しており、トータルでは 852 名の減となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/3/9)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 155,920 名、海軍は 4,294 名、空軍は 10,208 名、海兵隊は 12,971 名、沿岸警備隊は 710 名の予備役を動員しており、トータルでは 737 名の増となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/3/2)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 155,112 名、海軍は 4,071 名、空軍は 10,461 名、海兵隊は 12,999 名、沿岸警備隊は 723 名の予備役を動員しており、トータルでは 1,115 名の減となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/2/23)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 155,975 名、海軍は 4,021 名、空軍は 10,706 名、海兵隊は 13,050 名、沿岸警備隊は 729 名の予備役を動員しており、トータルでは 951 名の減となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/2/16)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 156,195 名、海軍は 3,830 名、空軍は 11,584 名、海兵隊は 13,063 名、沿岸警備隊は 760 名の予備役を動員しており、トータルでは 1,811 名の増となっている。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/2/9)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 156,866 名、海軍は 3,674 名、空軍は 9,085 名、海兵隊は 13,094 名、沿岸警備隊は 902 名の予備役を動員しており、トータルでは 1,688 名の増となっている。
X-craft 登場 (DoDNews, 2005/2/2)
2/5 にワシントン州の Whidbey Island にある Nichols Bros. Boat Builders 社で、米海軍が沿岸戦闘用の実験艦として建造を進めている X-craft が進水する。この艦の公式名称は "Sea Fighter" になるとの由。
"Sea Fighter" はアルミ製の船体を持つ双胴船で、全長 262ft、排水量 950t、全幅 72ft、吃水 11.5ft。ガスタービン×2 基とディーゼル×2 基で 2 基のウォータージェットを駆動して、50kt の速力を発揮する。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/2/2)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 153,124 名、海軍は 3,256 名、空軍は 11,513 名、海兵隊は 13,138 名、沿岸警備隊は 902 名の予備役を動員しており、トータルでは 11,525 名の減となっている。
F/A-22A の関門突破 (AFNews, 2005/2/1)
Kirtland AFB にある Air Force Operational Test and Evaluation Center が実施していた F/A-22 ラプターの IOT & E (Onitial Operational Test, Evaluation) が終了、同機はテストを通過した。
このテストでは、F/A-22 の作戦上の有効性やウェポン システムとの適合性が明確にされ、現場の兵士が規定したテスト項目、すなわち攻撃力、生存性、展開性、保守性に関する評価が実施された。さまざまなシナリオにおいて F/A-22 を飛ばしたが、同じ内容のテストにおいて、F/A-22 は F-15C の 2 倍以上の威力を発揮したと報告されている。
今後、同機の新しいシステムについてはさらに、空軍の独立したテスト機関でテストを実施する。作業は 4 月末から開始され、Nevada Test and Training Range に加えて、ジョージア州 Marietta にあるシミュレータも併用される。
VXX はマーリンに決定 (DoDNews, 2005/1/28)
国防総省は、次期大統領専用ヘリ (VXX) として、米 Lockheed Martin Systems Integration 社が提案していた US101 の採用を決定した。17 億ドルで SDD フェーズ契約を発注、30 年モノの老朽ヘリを代替する。当初、初期作戦能力 (IOC) 獲得時期は 2013 年に設定されていたが、これは前倒しされて 2009 年に変更された。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/1/26)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 164,208 名、海軍は 3,373 名、空軍は 11,790 名、海兵隊は 13,120 名、沿岸警備隊は 967 名の予備役を動員しており、トータルでは 951 名の増となっている。
少しは考え直すんか ? (AFISNews, 2005/1/25)
DSB (DefenseScience Board) は、戦闘前の作戦計画や、戦闘終結後の安定化・再建に関して軍をどのように利用するか、という内容の報告書 "Transition to and from Hostilities," をまとめた。
これは、ローマ時代からアフガニスタン・イラクにおける戦争まで、過去に発生したさまざまな紛争について、DSB 関係者や退役将官、学者、メーカー関係者など 120 名が調査を行い、勧告をまとめたもの。その中で、平時の安定化・再建ミッションにおける米軍の有用性を高める方法を勧告している。
共通認識としては、「軍は優れたマネージメント構造を持っているが、これは歴史的に、戦闘作戦の立案に注力したものであり、平時の安定化、あるいは再建といったミッションに対応するものではなかった」というもの。しかし、現在では後者の任務に対する要求が増している。
そこで DSB では、安定化や再建といったミッションに適応するため、国家安全保障会議 (NSC) が、アメリカが関心を持つ地域に派遣する任務部隊を組織する作業を調整するよう勧告している。軍の戦闘指揮官は戦闘計画を立案して、さらに任務部隊に参画する SME (Subject-Matter Experts) が、アメリカの国家目標を実現するための方法を考案する。そのプロセスには軍の関係者も加わる。
DSB が、現時点で欠如している分野として挙げたのは、「安定化と再建ミッションを行なう能力」「アメリカが持つ目標を世界各国と共有するための、戦略的コミュニケーション」「21 世紀に対する理解と情報」「従来のハイテク情報戦では不要だった非対称性の敵を識別・標定・追跡する能力、つまり敵のリーダーや戦闘員を個人単位で追跡する能力」。最後の件については、マンハッタン計画並みのプロジェクトが必要だとしている。
【津波】PACOM の救援活動その 10【地震】 (NavNews, 2005/1/24)
ペルシア湾から急遽派遣された USS Essex は、搭載している HM-15 所属の MH-53E と HC-5 所属の MH-60S を使い、これまでに合計 169,485lb の救援物資を空輸した。
インドネシア・スマトラ島北部の Sabang には空軍の C-130 が送り込まれているが、ここでは USS Essex の乗組員が志願して、C-130 から MH-53E や MH-60S に積み替える作業を行っている。
人的ミスですかそうですか (AFNews, 2005/1/21)
2004/10/4 に沖縄沿岸で発生した F-15 同士の空中接触事故に関する調査報告書が、1/20 にリリースされた。それによると、原因はパイロットが離陸前に指示されていた編隊の維持に失敗して判断を誤り、バンクをとった際に接触したためとのこと。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/1/19)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 162,857 名、海軍は 3,567 名、空軍は 11,928 名、海兵隊は 13,188 名、沿岸警備隊は 967 名の予備役を動員しており、トータルでは 868 名の減となっている。
【津波】PACOM の救援活動その 9【地震】 (NavNews, 2005/1/18)
米海軍の病院船・USNS Mercy が、第 7 艦隊の AOR (Area of Responcibility) に到着した。
USS Bonhomme Richard を基幹とする遠征打撃群と 15th MEU は、これまでに合計 98,000lb の救援物資を輸送した。
沖縄に配備されている米海軍の艦隊病院 (Fleet Hospital) が、増強にあたる第 3 医療大隊、医療物資のパレット 18 個・156,000 ドル分とともに、インドネシアとスリランカに派遣された。
【津波】PACOM の救援活動その 8【地震】 (AFISNews, 2005/1/14)
津波救援のため、米海軍の艦艇 24 隻、沿岸警備隊のカッター 1 隻、人員 15,000 名が現地に投入されている。被災地ではマラリア感染の懸念が増しており、特に 5 歳以下の子供において、これが問題になっている。そのため、国際救援組織が対策を始めているところ。
ペルシア湾からダイバート (NavNews, 2005/1/14)
"Operation Iraqi Freedom" の支援に従事していた USS Essex (LHD-2) に対して、津波救援のためにインドネシア方面へ出動するよう指令が下された。同艦は途中、バーレーンで HM-15 "Blackhawks" に所属する MH-53E×4 機や関連機材、200 個以上の貨物パレット、それと 20ft×8ft サイズのコンテナ×11 個をピックアップする。同艦の第一の任務は揚陸で、1,800 名の海兵隊員を乗せているが、第二の任務として充実した医療設備を備えている。
空母戦闘群の追い出し ? (AFISNews, 2005/1/13)
USS Abraham Lincoln 空母戦闘群は、安全な飛行訓練を実施するため、当初よりもインドネシアから離れた海域に移動した。この件について、インドネシア側が空母戦闘群に対して離れるよう要請したという報道があるが、統合参謀本部で作戦担当次長を務める David Rodriguez 陸軍准将は、その話は確認できていないとしている。
当初、同空母戦闘群はインドネシアの海岸から 3nm の場所にいたが、現在は領海外に移動している。その理由は、救援のための航空作戦を安全に実施するため、としている。
HIMARS 実戦投入 (AFISNews, 2005/1/11)
装輪式自走ロケット砲・HIMARS (High Mobility Artillery Rocket System) が、イラクに投入された。HIMARS は、より軽量で迅速な展開を可能にするという変革を反映した兵器で、MLRS 発射器・M270 と違って、C-130 を使った空輸が可能。機体から下ろして 15 分後には、射撃が可能になる。要員は 3 名、GPS を援用したロケット弾により、付随的被害を最小限にできる。
現在、米陸軍が 89 両、米海兵隊が 6 両を発注しているが、全規模量産に入った暁には、米陸軍が 800 両、米海兵隊が 40 両を、15 年がかりで調達する予定。
(井上注 : HIMARS は、MLRS の発射器を半減させた 6 連装ロケット発射器を、6×6 装輪トラックの荷台に載せたもの)
ScanEagle 活躍中 (AFISNews, 2005/1/11)
米海兵隊は、重量 40lb の UAV・ScanEagle を、Fallujah の掃討作戦・Operation Al Fajr に投入している。この、米 Boeing 社と Insitu Group が開発した機体は、昼夜を問わずにリアルタイムの映像を送信でき、その情報を使って、死傷者を出さずに海兵隊が武装勢力の掃討を行なう役に立っている。機体のお値段は 10 万ドル、1.5gal のガソリンで 19 時間飛行できる。GPS を使って精確な位置情報を送るほか、移動目標の追跡も可能。
【津波】PACOM の救援活動その 7【地震】 (AFISNews, 2005/1/11)
インドネシアでは、ホスト国との協力により、飲料水の製造施設が設置された。
Banda Aceh には 5 機の C-130 と、空港ランプ地域の運用を担当する空軍の機動支援チームが到着している。これは、小さな空港で多数の支援物資空輸ミッションをさばくために必要だったもの。
米海軍の事前配備船・MV Pless は、新鮮な飲料水を提供でき、これがスマトラ島沖に到着している。まだ運用は開始していないが、インドネシア側からの要請があれば、いつでも作業を開始できる。また、USS Duluth が、LCAC を使って支援物資の揚陸を実施している。
スリランカではゴミの除去作業が開始され、まず道路上から 150t のゴミが除去された。この一部は、堤防の再建に転用される。
インドネシアの沖合 60 マイルにある小さな島・Pulau Simeule では、同地の 1,100 人の住民に対して、USS Bonhomme Richard が支援物資を送り込んでいる。
作戦開始以来の空輸は 850 ソーティ。飲料水 46,000gal、食料 4,009lb、その他の支援物資 775,000lb、負傷者 153 名が輸送された。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/1/12)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 163,655 名、海軍は 3,539 名、空軍は 11,741 名、海兵隊は 13,473 名、沿岸警備隊は 967 名の予備役を動員しており、トータルでは 4,936 名の増となっている。
【津波】ヘリが事故った【地震】 (AFISNews, 2005/1/10)
USS Abraham Lincoln 空母戦闘群に所属する SH-60 ヘリが、インドネシアの Banda Aceh でハードランディングした。乗り込んでいた 4 名の搭乗員と海軍軍人 6 名には、死者は出ておらず、若干の負傷者が出ただけ。ただし、負傷の程度については不明。負傷者は直ちに空母に後送されて、治療を受けている。
問題のヘリは、救援物資の空輸を行っている最中に事故を起こした。Banda Aceh の飛行場はすでに再開されて、救援物資の空輸を行なっている。
【津波】PACOM の救援活動その 6【地震】 (AFISNews, 2005/1/9)
オーストラリア、オーストリア、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、パキスタン、シンガポールの合計 12 ヶ国から派出された救援部隊の人員は、1/8 の時点で 18,354 名に達した。これら "Operation Unified Assistance" に従事する部隊は、CSF (Combined Support Force) を編成して、単一の指揮官に報告する態勢をとっている。
救援活動は、3 種類の作戦を組み合わせたアプローチを取っている。被害に遭った主要 3 ヶ国の外交関係者は CSF の連絡士官を通じて、自国が必要とするものについて情報を提供しており、それが Utapao のタイ海軍基地にある司令部に伝達されて、活動内容に反映される。
地震と津波の両方によって最大の被害を受けたインドネシアでは、沿岸部の道路や橋が破壊されて、居住が困難な状況になっている。そのため、物資の搬入は空輸によっており、救援物資や清掃用機材の、内陸部への搬入ペースは遅い。
もっとも必要とされる飲料水については、USS Abraham Lincoln 空母戦闘群と USS Bonhomme Richard 遠征打撃群が、海水の浄水機能を提供している。1/8 までに搬入された救援物資は、合計 210 万 lb。これには、水 16,000 ガロン、食料品 434,000lb、医療関係以外の各種物資 140 万 lb が含まれる。
【津波】PACOM の救援活動その 5【地震】 (AFISNews, 2005/1/9)
1947 年の「ベルリン大空輸」以来の最大規模となった今回の救援活動において、米軍では水、食料品、医薬品、さらに家を失った被災者のためのシェルターなどを、インド洋地域の各地に送り込んでいる。
活動に際しては、被災地域の広さと飛行場の破壊が問題になっているが、現時点で C-130 が離着陸できる飛行場が、スリランカで 1 ヶ所、タイとインドネシアでそれぞれ 3 ヶ所ずつある。さらに、マレーシアやシンガポールの飛行場、それとヘリやトラックも利用している。また、米海軍では飛行場に頼らずに物資を搬入するため、艦船から直接荷揚げを進めているところ。
Colin Powell 国務長官は、迅速な被害評価に加えて、さらなる救援物資や資金の投入が必要だと話している。また、再建に要する時間については「数年がかり」という見通しを示した。
JSOW-C 全規模量産 (NavNews, 2005/1/6)
米海軍は 2004/12/23 に米 Raytheon 社に対して、単一弾頭型 JSOW・JSOW-C (AGM-154C) の全規模量産契約を発注した。今回の契約では 189 発が調達される。弾頭は英 BAE Systems 社のタンデム貫通弾頭・BROACH で、搭載機は F/A-18C/D/E/F、F-35、F-15、F-16C/D、B-1B、B-2A、B-52H。2003 年 3 月に発注された低率初期生産分は、2004 年 9 月から納入を開始している。
【津波】病院船も出動【地震】 (NavNews, 2005/1/6)
米海軍の病院船・USNS Mercy (T-AH-19) が San Diego を出航、インド洋に向かった。また、USS Bonhomme Richard を基幹とする遠征打撃群が目的海域に到着、救援物資の輸送を開始、これまでに 150,000lb の物資を輸送した。今後、スマトラ島の、アクセスが難しい地域に対する輸送を実施する。この打撃群には、海兵隊の 15th MEU と海軍のヘリ部隊・HC-11 が乗艦している。
【津波】空輸の状況【地震】 (AMC News, 2005/1/5)
1/5 の時点で、AMC 所属の航空機は津波・地震救援のために、合計 1,000,000lb を越える物資と 567 名の人員を輸送した。まず、12/29 にお呼びがかかったのは McChord AFB に配備された C-17A で、さらに横田 AB に配備された C-130 がタイの Utapao に展開するよう下令された。その後、C-5 も加わって、ヘリや救援物資の空輸を実施している。さらに、Travis AFB からは TALCE (Tanker Airlift Control Element) も派遣されている。これは、AMC が実施する輸送作戦や給油作戦を指揮・統制するほか、飛行場観覧の業務やメンテナンス、保安、気象、情報といった分野の業務を担当する部隊。
1/5 の時点で、AMC は C-5×6 機と C-17A×4 機を投入しており、さらに Charleston AFB からは、米陸軍の民事担当部隊を乗せた C-17A が増援に駆けつけている最中。C-5 部隊については、Travis AFB の現役 3 個隊に加えて、Lackland AFB、Stewart ANGB、Westover ARB から予備役と州兵が加勢している。これまでに AMC の輸送機が運んだ物資には、以下のものが含まれる。
海兵隊・第 7 通信大隊が使用する通信機材、HH-60 ヘリ×6 機、CH-46 ヘリ×2 機、これらのヘリに関連する機材、海兵隊戦務支援群 (FSSG : Force Service Support Groups)、海軍の Seabee (Guam 島から)、C-17 用のメンテナンス・パッケージ
【津波】救援活動の進展【地震】 (AFISNews, 2005/1/5)
今回の地震・津波に関する救援活動に、"Operation Unified Assistance" という名称がつけられた。最大の被害を出したのはインドネシア・タイ・スリランカだが、震源から 3,000 マイル離れたソマリアでも、200 名ほどの死者が出ている。
これに対して米軍は、艦艇 20 隻ほど、航空機 85 機を投入、これまでに 61 万 lb の救援物資を送り込んだ。過去 24 時間の間に米軍のヘリが輸送した物資は、水 5,560lb、糧食 142,940lb、その他の補給品 2,100lb。事前配備船×6 隻は、1/6 から現地に到着し始める。
アメリカとともに救援に参加しているのは、オーストラリア、日本、マレーシア、ドイツ、ニュージーランド、フランス、インド、韓国、パキスタン、シンガポール、イギリスで、合計で固定翼機 26 機、ヘリ 41 機、海軍艦艇 26 隻を送り込んだ。
予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/1/5)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 162,007 名、海軍は 3,462 名、空軍は 11,654 名、海兵隊は 10,349 名、沿岸警備隊は 967 名の予備役を動員しており、トータルでは 1,875 名の増となっている。
米海軍から救援に参加している、艦艇と航空部隊 (NavNews, 2005/1/3)
USS Abraham Lincoln 空母戦闘群の所属艦艇 :
USS Abraham Lincoln (CVN-72)
USS Shoup (DDG-86)
USS Shiloh (CG-67)
USS Benfold (DDG-65)
USNS Ranier (T-AOE-7)
USS Bonhomme Richard 遠征打撃群の所属艦艇 :
USS Bonhomme Richard (LHD-6)
USS Duluth (LPD-6)
USS Milius (DDG-69)
USS Rushmore (LSD-47)
USS Bunker Hill (CG-52)
USS Thach (FFG-43)
USCGC Munro (WHEC-724)
Maritime Prepositioning Ships Squadron 3 所属の事前集積船 :
MV lst Lt. Jack Lummus (T-AK-3011)
SS Maj. Stephen W. Pless (T-AK-3007)
MV Cpl. Louis J. Hauge Jr. (T-AK-3000)
MV Pfc. James Anderson Jr.(T-AK-3002)
MV 1st Lt. Alex Bonnyman (T-AK-3003)
USNS 1st Lt. Harry L. Martin (T-AK-3015)
上のリストにない、MSC (Maritime Sealift Command) 所属の艦艇 :
USNS Tippecanoe (T-AO-199)
USNS John Ericsson (T-AO-194)
USNS San Jose (T-AFS-7)
USNS Mary Sears (T-AGS-65)
USNS John McDonnell (T-AGS-51)
航空部隊 :
CVW-2
HC-11 (MH-60S)
HSL-47 (SH-60B)
VP-8 (P-3C)
VP-4 (P-3C)
USNS John McDonnell (T-AGS-51)
【津波】PACOM の救援活動その 4【地震】 (AFISNews, 2005/1/2)
米軍は、インドネシア、タイ、スリランカ、インド、モルジブにおける救援活動の規模を拡大中。米海軍のパイロットはインドネシアの Aceh 自治州で救援物資の空輸を継続している。現地にはレーダー施設がなく、しかも天候が悪いが、有視界飛行 (VFR) が可能な限り、空輸を継続中。CVW-12 所属のヘリが 12 ソーティの任務を実施したほか、2 機の C-130 が U.S. Agency for International Development からの救援物資を Banda Aceh の飛行場に空輸した。それとは別に、Meulaboh に対しても、CVW-12 所属のヘリが 10 ソーティの任務を実施している。
スリランカには、沖縄から派遣された海兵隊員 200 名が送り込まれて、兵站上の問題解決にあたる。道路や鉄道が津波で流されてしまっているので、物資輸送に必要なインフラの再建を実施する。スリランカ南東海岸では、アメリカの評価チームが被害の評価を終えており、スリランカ政府当局者に対してアメリカが優先的に行う作業を伝えたほか、2 機の C-130 が航空管制用の機材を空輸した。1/3 には海兵隊のヘリも現地に到着する。
タイでは 5 機の C-130 が、合計 85,000lb の物資輸送を実施したほか、手当てが必要になったドイツ人 17 名を Phuket から空輸した。救援にあたる Joint Task Force 536 の指揮官・Robert Blackman 中将もタイに到着しており、同任務部隊はすでにフル活動を開始している。アメリカから派遣されたチームが被害評価や物資輸送に従事しており、現地の政府・NGO・国際組織と共同で作業中。
現地では輸送に必要なインフラの破壊がボトルネックになっており、USS Bonhomme Richard を中核とする遠征打撃群が、この問題の解決に取り組む。一部の艦艇がインドネシアとスリランカに派遣されており、残りの艦艇は、それぞれ必要とされる場所に差し向けられる。また、海兵隊の事前配備船 6 隻が、6 日以内に被災地域に到着する。これらの事前配備船で、15,000 名の海兵隊員が 1 ヶ月間行動できるだけの清水や糧食など、救援に利用できる各種物資を搭載している。また、日量 10 万ガロンの処理能力を持つ浄水設備もあり、処理された水は海岸から内陸 2 マイルまでポンプで輸送できる。さらに、道路工事用の機材や発電機、その他の機材も搭載している。
【津波】PACOM の救援活動その 3【地震】 (AFISNews, 2005/1/1)
USS Abraham Lincoln 空母戦闘群はスマトラ沖に到着、搭載している CVW-2 所属のヘリを使って、Aceh 自治州に対する支援を開始した。数万人の被災者に対して、物資の空輸が続けられている。
各地に展開した米軍の被害評価チームによると、タイでは今回の未曾有の事態への対処が進んでいるほか、スリランカでは Colombo 空港を拠点とした物資配布が進んでいる。インドは他国と比較すると充実したインフラを持っている。しかしインドネシアでは、地震や津波が直撃しており、Aceh 自治州ではインフラが大幅に破壊されたとのこと。米軍はインドネシア軍や政府機関と共同で物資の配布に当たっており、戦闘群に乗艦している水兵も、物資輸送のために待機中。糧食に加えて、医療支援や浄水能力、ベッドの提供も可能。真珠湾からは Environmental and Preventive Medicine Unit 6 が送り込まれて、水の品質調査や医療関連の支援を実施する。
空軍では、すでに投入された 10 機の C-130 に加えて、2-4 機の C-17A も投入可能になっている。
以前には、この地域ではアルカイダのテロリストが歓迎されていると報じられたが、震災後には、米軍に対する敵対行為は見られなくなったとされる。
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