今週の軍事関連ニュース (2005/09/23)
 

警 告

「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

救援活動のまとめ
  • ゴミ除去作業には、第 2 海兵遠征軍から派遣された Special Purpose MAGTF も参加中。(Marine Corps News, 2005/9/19)
  • 17.1t の救援物資を搭載して、ロシア軍の Il-76 輸送機がマサチューセッツ州の Hanscom AFB に着陸した。同機はアーカンソー州の Little Rock AFB に向かう途中で立ち寄ったもの。(AFMCNews, 2005/9/20)
  • 米海軍の輸送船、USNS Red Cloud (T-AKR-313) が、発電機やクレーンなどの機材を積み込んで、被災地域に向けて航行中。これらの物資は国防総省が救援のために寄贈したもので、総額 190 万ドル相当、スペインの NS Rota で積み込まれた。同艦はちょうど、"Bright Star 2005" 演習のため、エジプトに物資を輸送したばかりだった。(NavNews, 2005/9/20)
  • さらに米海軍は、高速輸送船 HSV-2 Swift の投入も決定した。(NavNews, 2005/9/20)
  • Hurricane Katrina の救援活動に参加していた第 82 空挺師団は、任務を州兵に引き継いで、本拠地の Fort Bragg に帰還する準備を整えつつある。師団長の William B. Caldwell IV 世陸軍少将は「我々は第 82 "Waterborne" Division になった」と話している。9/3 に展開したときには 4 隻のボートしかなかったが、さらに 80 隻近いボートを追加導入、捜索・救難任務を実施した。また、同師団の工兵隊は、New Orleans 港に陣取った USS Tortuga をネグラにして、市街地における捜索活動を実施した。(AFISNews, 2005/9/21)
  • 10 日間にわたって医療支援活動を実施してきた米海軍の病院船・USNS Comfort (T-AH-20) が、滞在していた Pascagoula を出航した。これは、Hurricane Rita の接近に伴う、海軍艦艇の避泊措置によるもの。(NavNews, 2005/9/21)
  • USS Iwo Jima (LHD-7)も、Harricane Rita の接近に伴って避泊を実施した。同艦には、24MEU 所属の海兵隊員 647 名も乗艦している。(NavNews, 2005/9/22)
  • アラバマ州の Mobile Bay では、USS Grapple (ARS-53) が被害復旧の一環として、水路啓開作業を実施中。(NavNews, 2005/9/22)
  • 空軍は、基地の多くが冠水する被害を受けた Keesler AFB の復旧費用として、9,000 万ドルの支出を決定した。(AFNews, 2005/9/22)

予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/9/21)
国防総省は、予備役の動員状況について発表した。
現在、陸軍は 123,047 名、海軍は 4,608 名、空軍は 9,721 名、海兵隊は 8,718 名、沿岸警備隊は 531 名の予備役を動員しており、トータルでは 801 名の増となっている。

お客様 (AFSPCNews, 2005/9/22)
ロシアの GLONASS (Global Orbiting Navigation Satellite System) 衛星航法システム担当者が、Schriever AFB の 2SOSS (2nd Space Operations Squadron) を訪問、歓迎された。やってきたのは、Sergey Revnivykh 氏と Ekaterina Andruschak 氏。これは、GPS の将来構想に関して調査している 20 名ほどの団体に加わっていたもので、ロシア以外ではイギリスやその他のヨーロッパ諸国、日本からの参加者がいる。

いろいろ (Contracts, 2005/9/22)
米 McDonnell Douglas 社は米空軍から、米空軍の KC-10 とオランダ空軍の KDC-10 を対象とする兵站支援業務に関する、オプション VII 契約分を $196,192,000 で受注した。
米 CSC Applied Technologies 社は米空軍から、C-21 の兵站支援業務に関する契約を $46,644,000 で受注した。
米 Boeing 社は米空軍から、JHMCS (Joint Helmet Mounted Cueing System) のセントラル・プロセッサ再設計に関する修正契約を $7,580,112 で受注した。
米 McDonnell Douglas 社は米海軍から、Reconfigurable Transportable Consolidated Automated Support Systems×17 セットと Self Maintenance and Test/Calibration Operational Test Program Sets×7 セットの製造・テスト・納入に関する修正契約を $23,079,679 で受注した。それぞれ 1 セットずつが空軍行きで、残りが海軍の分。
米 McDonnell Douglas 社は米海軍から、F/A-18 用の水平尾翼×37 を $7,746,089 で受注した。発注契約は先になされており、今回の契約が納入指令となる。

最近のイラク海軍 (AFISNews, 2005/9/22)
聯合軍はイラク海軍に対してペルシア湾で戦力育成を進めており、現在、哨戒艇 6 隻、水兵 (sailor) 700 名、海兵 (marine) 400 名の規模まで発展してきている。11 月までに、洋上にある石油プラットフォームのほとんどで警備を担当できるようになる予定。とはいえ、独り立ちできるようになるまでには、まだいろいろ仕事がある。

今日のイラク II (AFISNews, 2005/9/22)
21 日に Fallujah で、イラク陸軍・第 1 イラク介入部隊・第 2 旅団・第 2 大隊の兵士が、3 名の拘束に成功。これは、監視哨に対して小火器による攻撃が仕掛けられ、それに対してイラク軍が反撃した結果。そのほか、Udaim では、イラク警察が銃撃を受けて反撃、犯人 3 名を拘束。Rawah ではイラク軍が、偽造 ID カードを所持していた不審人物 2 名を拘束。
21 日には Samarra で、起爆前の IED を発見・処分した。これは 122mm 砲弾 1 発と 125mm 砲弾 1 発で構成され、赤色の導火線も取り付けられていたが、起爆装置は見当たらなかった。

今日のイラク I (AFISNews, 2005/9/22)
Task Force Baghdad の兵士 1 名が Baghdad 中心部で IED 攻撃に遭い、死亡。また、Task Force Liberty 所属の兵士が Kirkuk で車両事故に遭って死亡。
その Task Force Baghdad とイラク陸軍は、テロ活動阻止のためのパトロールを別個に、あるいは共同で実施している。また、19-21 日にかけて、市民からの情報提供により、武器集積所 5 ヶ所を発見。合計すると、ロケットと迫撃砲 27 門、迫撃砲弾用の信管 20 個、RPG 14 発、RPG 発射器 3 基、手榴弾 3 個、AK-47 自動小銃 5 挺、機関銃 1 挺、狙撃銃 1 挺、マガジン 280 個、拳銃 2 挺、1 ダースほどの弾薬箱、それとプロパガンダ文書や偽造ライセンス・プレートなどを発見している。
Baghdad ではテロリストのアジトを捜索して、合計 16 名を拘束。その際、ミサイル 2発、爆弾製造材料、AK-47 自動小銃 6 挺、機関銃 1 挺、弾薬を押収。
21 日には、Baghdad 北西部の高速道路で自動車爆弾の起爆阻止に成功。これは、米軍の車両隊に突っ込もうとして失敗したもので、乗っていた人物は米軍の兵士から射撃を受けるとクルマを降りて逃走したものの、結局は捕まった。
Samarra 北西では、Task Force Liberty とイラク軍の合同パトロールが武器集積所を発見。57mm 迫撃砲弾が 300 発以上あった。
近接航空支援と武装偵察ミッションは 52 ソーティを実施、米空軍の F-16 と米海軍の F/A-18 が Baghdad と Kirkuk に出動。ISR ミッションの方は米海空軍とオーストラリア空軍が 9 機を出し、さらに英空軍も参加。

事業統合への息吹 ? (DefenseNews, 2005/9/21)
米 Boeing 社と米 Lockheed Martin 社が、対等出資のジョイント・ベンチャー、United Launch Alliance を設立して衛星打ち上げ関連事業を統合する話は、政府の調査をパスして一歩前進した。ただし、当初の熱気は冷めてきており、事業統合による効率化で年間 1 億〜1 億 5,000 万ドルの倹約が可能とされている件についても、さらなる情報提供が求められている状況。なお、空軍はこの事業統合方針を支持している。

復活への息吹 (DefenseNews, 2005/9/21)
米 Northrop Grumman 社は、Harricane Katrina で被災した、ルイジアナ州・New Orleans 近くにある Avondale 造船所の操業を再開した。6,700 名いる従業員のうち、1,700 名が職場に戻っている。同社では現在、米海軍向けの LPD を 3 隻、それと民間向けのスーパータンカー 1 隻を建造中。

圧倒的航空優勢研究施設 (USAFENS, 2005/9/22)
USAFE は RAF Lakenheath に、Air Dominance Center を設置する。開設期日は 10/1、空対空戦闘に関する経験の蓄積と、統合作戦における圧倒的航空優勢 (air dominance) 実現のための手段を磨き上げるのが目的。

古強者は消えず (DID, 2005/9/21)
米 Lockheed Martin 社は米空軍から、GBU-12 ペーブウェイ LGB を、総額 5,000 万ドルほどで受注した。基本型はレーザー誘導だが、GPS/INS 誘導装置を付加するアップグレードも可能になっている。

何のつもりだろう ? (DID 2005/9/22)
米 Lockheed Martin 社は、コロラド州 Louisville に本拠を構える Coherent Technologies 社の買収を発表した。Coherent Technologies 社はレーザーを使ったリモート・センシング技術に強い会社。特に、パルス・ドップラー式の LIDAR (レーザー・レーダー) を使った WindTracer という製品が知られている。年内に買収完了の予定。

DACT ? (Marine Corpts News, 2005/9/22)
航空自衛隊・第 302 飛行隊と米海兵隊・1MAW/MAG-12/VMFA-312 が、9/7-9 にかけて合同訓練を実施した。空自側は那覇、海兵隊は嘉手納を拠点とした。

今日のイラク II (AFISNews, 2005/9/21)
アルカイダとのつながりが取り沙汰されているテロリスト 2 名が、8/29-30 にかけて Baghdad と Baquba で拘束されていたことが明らかになった。これは、Anis Abd-al-Razaq Ali Muhammad (別名 Dr. Anis、または Dr. Saad) と、Mazen Mahdi Salih Mahdi Khudayr (別名 Abu Abdullah、Dr. Mazen、または Dr. Layth)。後者は Baghdad におけるテロ組織の幹部であるとともに、近隣諸国における武器の買い付け担当や、テロ組織の医療担当も務めていた。前者も医療担当を務めていたのは同じで、負傷したテロリストに対する治療を行っていた。

今日のイラク I (AFISNews, 2005/9/21)
Mosul にあるテロリストのアジト、合計 3 軒に対して聯合軍が踏み込んだところ、テロリストが子供を "人間の盾" に使うという事態が勃発、そのうち 1 名が犠牲となった。また、もう 1 名の子供が負傷している。1 軒目のアジトには 3 人のテロリストがいて小火器で撃ってきたので反撃、テロリスト 2 名が死亡、1 名が負傷。子供が盾にされて負傷したのはこのときのこと。2 軒目でも銃撃戦になり、テロリスト 1 名が死亡、その他は逃走。さらに 3 軒目ではテロリスト 4 名が死亡。この銃撃戦で、テロリストの体を貫いた弾丸が "盾" にされていた子供にも当たってしまい、死亡。なお、2 軒目のアジトでは、各種の武器や擲弾類、RPG、車両が発見されている。
Kirkuk 郊外では、Task Force Liberty が複数の武器集積所を発見した。内容は、迫撃砲弾 18 発、砲弾、RPG、手榴弾、信管など。
Fallujah でも、爆弾の製造材料や手榴弾、迫撃砲弾、携帯無線機、対戦車砲弾、TNT 火薬の 6in ブロック、各種信管、タイマーなどが発見されている。
近接航空支援と武装偵察ミッションは 46 ソーティを実施、米空軍の F-16 と米海軍の F/A-18 が、Mansiyah、Suwayrah、Ash Shargat に出動。米海空軍から 12 機などが出て ISR ミッションを実施。

年度末のお買い物 (Contracts, 2005/9/21)
米 Raytheon/Lockheed Martin JAVELIN (Joint Venture) 社は米陸軍から、ジャベリン対戦車ミサイルの CLU×901、EPBST×101 に関する修正契約を $42,384,555 で受注した。
米 L3 KDI Precision Products 社は米陸軍から、FMU-143B/B 信管と FMU-143D-2/B 信管を総額 $17,083,960 で受注した。
米 BAE Systems Land and Armaments L.P. 社は米陸軍から、M7 ブラッドレー FIST チーム車両 (Fire Support Vehicles)×15 両 に対する改修作業 (RESET) の修正契約を $11,056,694 で受注した。 米 Delfasco 社は米陸軍から、25lb 訓練爆弾 BDU-33 を $7,398,167 で受注した。
米 Geo-Spatial Technologies 社は米陸軍から、FUSION (Facilitating Urban Search, Interrogation, and Object Notification) に関する研究契約を $6,994,188 で受注した。これは、市街地の 3 次元情報を得るための革新的テクノロジーとされる。
米 United Technologies 社は米空軍から、F119 エンジン (原文ママ。F-16 が対象と書かれているので F110 の間違いと思われる) のライフサイクルコスト低減に関する $20,625,331 の修正契約を受注した。また、米 General Electric Aircraft Engines 社に対しても、F110 のアフターバーナー再生補修業務が $12,828,161 で発注されている。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/20)
Baghdad の北方 75 マイル地点で、第 18 憲兵旅団所属の兵士 1 名が IED 攻撃で死亡した。また、Ramadi で 2 件の IED 攻撃が発生、第 2 海兵遠征軍・第 2 海兵師団に配属された陸軍の兵士 4 名が死亡した。
Mosul では自動車爆弾事件により、アメリカの外交官 (Assistant Regional Security Officer) を務める Stephen Eric Sullivan 氏が死亡した。
そのほか、聯合軍が早朝にテロリストのアジトを急襲、Baghdad 中心部の Hateen 地区におけるテロ活動を仕切っていたとみられる容疑者 2 名を拘束。Task Force Baghdad も同市の東部で、合計 5 名を拘束している。作戦に参加したのは第 2 旅団戦闘チーム・第 7 騎兵連隊・第 3 大隊所属の兵士で、容疑者の拘束に加えて AK-47 自動小銃 5 挺を押収している。
Baghdad 北西部では自動車爆弾事件があり、イラク軍の兵士 1 名が死亡、イラク軍の兵士 6 名と一般市民に負傷者が出たほか、停電や変電所の損壊が発生した。現場に居合わせた米陸軍とイラク陸軍の合同部隊は、爆発現場から 50 ヤード離れたところにいる不審人物 2 名を発見、1 名は自動車の上に飛び上がって逃走したが、他の 1 名を拘束。車内からはプロパガンダ文書が発見された。拘束された男性を尋問したところ、言い分がコロコロ変わる上に偽造 ID カードを所持しており、爆発発生時の携帯電話の使用を否認するなど、怪しい言動が続発。目下尋問中。また、爆発発生後に現場の北方で阻止線を張っていた Task Force Baghdad が怪しい車両を止めさせたところ、車内からは撃ったばかりの拳銃が発見された。乗員 5 名を拘束して尋問中。
イラク陸軍・第 4 師団・第 4 旅団のパトロール隊は Duluiyah のガソリンスタンドで 12 名を拘束、前日に発見された IED を設置した容疑。また、Baghdad では 125mm 砲弾を使った IED が発見され、イラク軍の EOD チームによって処分された。

今日のアフガニスタン (AFISNews, 2005/9/20)
Jalalabad の文化センターに対して 2 発のロケット攻撃が発生、米軍の医療チームが現場に出動した。1 発目は命中したが被害は軽微、2 発目は文化センターを外して民家に着弾した。
そのほか、アフガニスタン東部の Salerno 近郊で、米軍部隊が大量の爆発物や IED、IED 製造用の材料を発見した。3 個のダッフルバッグの中に、対戦車地雷 1 発、対人地雷 2 発、迫撃砲弾 10 発、爆薬 2kg、遠隔操作式爆弾 6 発、電線、バッテリ、タイマーなどが入っていた。

年度末だし、いろいろ (Contracts, 2005/9/20)
米 Northrop Grumman Mission Systems 社はミサイル防衛局 (MDA) から、BMDS (Ballistic Missile Defense System) に関するサポート業務を受注した。数量未確定 (IDIQ : Indefinite - Delivery Indefinite-Quantity) の契約だが、初期段階で 3,000 万ドルから 5 億ドル、最終的には 25 億ドルに達するものとみられる。
米 General Dynamics Armament and Technical Products 社は米陸軍から、M2 ブラッドレーに対するリアクティブ・アーマー取付作業に関する修正契約を $56,000,000 で受注した。
米 Insight Technology 社は米陸軍から、昼夜兼用サイト M203 に関する修正契約を $7,567,939 で受注した。
米 Alliant Techsystems 社は米陸軍から、25mm 機関砲弾 (HEI-T : High Explosive Incendiary with Tracer) M792 を $7,552,083 で受注した。
米 M. A. Mortenson 社は米海軍から、NS Norfolk の対テロ/フォース・プロテクション強化改修工事を $9,000,000 で受注した。
米 HAR Construction 社は米海軍から、MCB Camp Pendleton に近接戦闘訓練施設を建設する作業を $6,500,000 で受注した。
米空軍は、F110-GE-129 エンジンのアフターバーナーで使用する燃料噴射バーを、米 Woodward FST 社に対して 1,361 個 ($20,478,446)、米 Delavan 社に対して 453 個 ($18,259,440)、それぞれ発注した。
米 Lockheed Martin 社は米空軍から、F/A-22 ラプターの Lot 3 量産分に関する上積み分契約を $10,114,769 で受注した。
米 United Technologies 社は米空軍から、F-16 用のノズル・セグメント 2,740 個を $6,087,091 で、コンプレッサー・ディスク 227 個を $5,314,325.13 で、それぞれ受注した。

衛星のお守り (DID, 2005/9/20)
米 Harris Technical Services 社は、米空軍宇宙軍団麾下の 50 SW (Schriever AFB, CO) が担当している各種衛星の、地上側機材に関するサポート業務を受注した。
まず、DSCS (Defense Satellite Communications System)、Secure Communication System、MILSTAR などを対象とする Air Force Satellite Control Network のサポート業務が 5,620 万ドル。それと、NAVSTAR GPS 衛星や関連機材を対象とするものが 3,780 万ドル。後者には、New Boston AFS に対する保安要員提供も含まれる。

大丈夫かボーイング (DID, 2005/9/20)
米空軍は、GBU-39 SDB (Small Diameter Bomb) フェーズ II 量産分について、フェーズ I と同様に米 Boeing 社・米 Northrop Grumman 社に担当させるのではなく、改めてコンペティションを実施する兆候を見せている。フェーズ I が Boeing 社に決まったときにも、競合していた米 Lockheed Martin 社が選定結果に抗議したことがあった。
SDB は重量 250lb 級の GPS 誘導爆弾で、2,000lb 級の BLU-109/B に匹敵する貫通能力を持たせている。そのため、爆弾搭載量を 8 倍に増やせる利点がある。計画総経費は 27 億ドルと見積もられているビッグ・プロジェクト。

未だ重要性は衰えず (DID, 2005/9/20)
ARCTEC Services 社は、弾道弾早期警戒レーダーに関するサポート業務を総額 4,250 万ドルで受注した。対象は Clear AFS, AK、Beale AFB, CA、Cape Cod AFS, MA、Thule AB, Greenland、RAF Fylingdales, UK。このうち Clear AFS と RAF Flyingdales は BMEWS (Ballistic Missile Early Warning System) を、Cape Cod AFS と Beale AFB は SSPARS (Solid-State Phased-Array Radar Systems) を構成する施設。
一方、ARCTEC Alaska 社は Alaska Radar System に関するサポート業務を 3,330 万ドルで受注した。こちらはアラスカ各地、合計 17 ヶ所のレーダーサイトに設置された AN/FPS-117 SEEK IGLOO と AN/FPS-124 SEEK FROST の両レーダーを対象とするもの。

なぜにウェーキ島 ? (DID, 2005/9/20)
米 Knik Construction 社は、Wake Island Air Force Base の補修作業を 1,790 万ドルで受注した。舗装直しを行うフェーズ III と、施設の更新を行うフェーズ I で構成される。2006 年 10 月に完了予定。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/19)
Mosul でテロリストのアジト 2 ヶ所を急襲、1 軒目では踏み込む際に小火器で撃ってきたテロリスト 2 名に対して反撃してこれらを殺害、さらに内部を捜索して 1 名を拘束。2 軒目のアジトでさらに 2 名を拘束した。いずれも、当地のアルカイダ幹部とつながりがある人物とみられる。
Kirkuk 南西では、市民からの通報を受けて捜索したところ、武器集積所 4 ヶ所が発見された。37mm 機関砲弾 4,000 発、RPG 発射器、RPG-7×3 発、120mm 迫撃砲弾 2 発、AK-47 自動小銃、AK-47 用マガジン、機種不明のロケット発射器などを発見。
Baghdad の Rusafa 地区では、自動車爆弾が発見・処分された。これは、怪しげな配線が施された自動車が停められていたもので、爆発物処理班が出て調べたところ、榴弾砲と迫撃砲の砲弾、バッテリ、無線機が発見されたというもの。
近接航空支援と武装偵察ミッションは、合計 46 ソーティを実施、米海空軍と英空軍が 8 機を出して ISR ミッションを実施。

またひとつ VF が消えた (NavNews, 2005/9/19)
VF-101 の解隊セレモニーが、9/14 に NAS Oceana で実施された。

名前が長いぞ (Contracts, 2005/9/19)
米 Adaptive Technologies 社は米海軍から、"Active Noise Reduction Earplug and Improved Speech Intelligibility for Aircrew and Deck Crew Personnel with Helmet Integrated Communication Systems" と "Passive Noise Reduction Technology to Improve Speech Intelligiblity and Reduce Noise for Pilot and Deck Crew Helmet Mounted Systems" の開発に関する契約を受注した。終了予定時期は 2010 年 9 月。
米 BAE Systems 社は米海軍から、AN/USQ-113(V)3×30 台のアップグレードに関する $9,500,000 の契約を受注した。AN/ARC-210 無線機との同時発信を可能にするほか、対応可能な周波数帯を拡大する。
米 Detyens Shipyard 社は米海軍から、USNS Supply (T-AOE-6) の入渠とオーバーホールに関する作業を $5,492,786 で受注した。
米 McDonnell Douglas 社は米海軍から、AV-8B ハリアー II 向けの 1760 配線キット (注 : MIL-STD-1760 ?)×23 機分を $5,221,961 で受注した。
米 Lockheed Martin 社は米空軍から、SBIRS-High (Space Based Infra-Red System High) のコンポーネント開発・製造に関する、$32,456,104 の契約を受注した。
米 Lockheed Martin Missiles and Space 社は米空軍から、Mk.21 再突入体の安全性向上対策に関する支援業務を $9,900,000 で受注した。これは、退役したピースキーパー ICBM から外した再突入体をミニットマン ICBM に移設する件に関連するもの。

これは見逃していた (DID, 2005/9/19)
米海軍の Naval Surface Warfare Center は、米海兵隊向けのパラシュートと、米海軍の SEAL チームが使用する HALO (High Altitude, Low Opening) 用パラシュートを、総額 3,150 万ドルで発注した。そのうち 2,060 万ドルは、米 Complete Parachute Solutions 社に対する発注。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/18)
米陸軍・第 56 旅団戦闘チームの兵士が、Asad 近くで戦闘兵站パトロールを実施中に爆弾攻撃に遭い、1 名が死亡。
Tal Afar では、アルカイダ関係者のアジトに対する急襲を実施。聯合軍部隊が踏み込むと、テロリスト側は小火器で反撃、さらにそれをきっかけにして別のアジトからも撃ってきた。それに対して反撃を行い、最初のアジトではテロリスト 4 名が死亡、4 名を拘束。2 番目のアジトではテロリスト 2 名が死亡。また、この交戦では近接航空支援の応援も呼んでいる。建物を破壊する際に二次爆発の発生が観測されたことから、爆発物が集積されていたものと推測される。
MND-SE (Multinational Division South East) は Basra で 3 名を拘束。Basra では過去 2 ヶ月の間に発生したテロ攻撃で合計 9 名の兵士が死亡しているが、それに関する調査を進めてきていた経緯がある。拘束者のうち 2 名は、Sheik Ahmed Majid Farttusi と Sayyid Sajjad という名前。ただし、これらは特定の組織に属していたわけではなく、個人レベルで活動していたとみられている。
Duluiyah では、Task Force Liberty の兵士がパトロール中に爆弾攻撃に遭った。直後に現場から逃走する人物を発見して射撃したところ、撃ち返してきて銃撃戦に。件の人物はこの銃撃戦で負傷、拘束された。また、近辺を捜索したところ、2 発目の爆弾を発見。これは 155mm 砲弾×2 発と燃料ボトルで構成されていた。
イラク陸軍・第 1 イラク介入部隊・第 2 旅団・第 1 大隊は、Fallujah で 7 名を拘束。まず、兵役年齢の男性 4 名 (Fallujah の詳細な地図を所持) を拘束した後、別の捜索任務でさらに 3 名を拘束。こちらは SKS 自動小銃や AK-47 自動小銃、弾薬マガジンを所持。
近接航空支援と武装偵察は合計 43 ソーティを実施、米空軍の F-16 と米海軍の F/A-18 が Iskandariyah、Hawija、Mosul に出動。また、米海空軍とオーストラリア空軍が ISR ミッションを実施。

PAC のパック (DID, 2005/9/19)
米 Raytheon 社は、PAC-3 ミサイルに関する 1,210 万ドルの修正契約を受注、これにより、FY2005 における PAC-3 関連契約の総額は 2 億 870 万ドルとなった。FY2004 の総額は 2 億 1,789 万 6,128 ドルだったので、ほぼ同水準になった格好。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/17)
Samarra で、市民からの「2 台の自動車を爆弾に改造している奴がいる」という通報を受けて実施した捜索任務により、3 名のテロリストを拘束。現場からは、問題の自動車に加えて米ドル $1,500 と 66,000 イラク・ディナールの現金、携帯電話 2 台、戦闘用ナイフ 2 本、空白の ID カード数枚が発見された。
イラク北部の Ubaydi では、市民からの通報を得てアルカイダ関係者らしきテロリストのアジトを急襲、2 名を拘束。外国人テロリストは取り逃がしたが、現場からは多数の消火器用弾薬、爆弾の原材料、過激派の宣伝文書などが発見された。さらに、別の場所で自動車爆弾が発見され、近接航空支援を呼んで破壊。そして、聯合軍部隊が現場を立ち去ろうとしたところ、テロリストが撃ってきたので反撃、1 名を殺害したが、残りのテロリストは取り逃がした。
Baqubah では、Task Force Liberty とイラク陸軍が共同作戦を実施、2 名を拘束したほか、武器類を押収。押収した武器の中には、狙撃用ライフル、PLC 機関銃、自動小銃などが含まれる。
近接航空支援と武装偵察は、合計 50 ソーティを実施。米空軍の F-16 と米海軍の F/A-18 が、Iskandariyah、Muqdadiyah、Baghdad、Jallulah、Tal Afar に出動。ISR ミッションの方は米海空軍が 11 機を出したほか、英空軍も参加。

今日のアフガニスタン (AFISNews, 2005/9/16)
Gnazni 省で道端に設置された爆弾が炸裂、アフガニスタン人通訳 1 名が死亡、米軍兵士 2 名が負傷した。この米軍部隊は、選挙の実施に備えて敵の活動がみられるエリアのパトロールを実施していたもの。
アフガニスタン南部の Kandahar 北西、それと Khowst にある橋、Tarin Kowt の 3 ヶ所では、起爆前の爆弾が警察、あるいは市民によって発見されている。いずれも処理班の手で処分された。

今日のイラク II (AFISNews, 2005/9/16)
Tal Afar は、国外からイラクに入り込んできたテロリストの主要通過点になっていたが、聯合軍による掃討作戦は成果を挙げたとされている。これは、MNF-I (Multinational Force Iraq) 司令官の George W. Casey Jr. 将軍が語ったもの。過去 2 ヶ月に渡り、米陸軍の第 3 機甲騎兵聯隊とイラク陸軍部隊が掃討にあたっている。
9/10 からは、市の中心部にあり、テロリストが聖域として利用していた 600m×800m のエリアに対する掃討作戦を開始、敵兵 150 名が死亡、350 名を拘束。これは、国外から同地に入り込んでいたテロリストの 75-80% に掃討するとみられる。
攻撃開始前には地元在住各派の合意を取り付けたほか、作戦開始前に 2 万人の市民を退避させた。イラク政府は、戦闘で破壊された建物の修復費用として 5,000 万ドルを支出している。
今後も Tal Afar 周辺では、武装解除作戦を継続することになる見込み。

今日のイラク I (AFISNews, 2005/9/16)
第 2 海兵遠征軍・第 2 海兵師団所属の兵士が 15 日、Forward Operating Base Camp Ramadi で間接砲撃を受けて死亡した。
Haditha 南方では、自動車爆弾の製造や武器の集積に使われているアルカイダ関連施設を聯合軍が襲撃した。市民からの通報やその他の情報源により、12 ヶ所の建物がアルカイダに使用されていると判明したため。調査した建物のうち 3 棟で、中から迫撃砲・砲弾・RPG・AK-47 自動小銃などの武器や、自動車爆弾製造用の爆発物などが発見された。完成済みの自動車爆弾 3 台に加えて、改造中のものも 2 台あった。
Haditha 南方の Euphrates River Valley や Anbar 省の Karabilah では、聯合軍の航空機による爆撃で武装勢力関連施設が破壊された。後者は放棄された学校の建物をアルカイダが利用していたもので、爆撃の際に、屋外で迫撃砲を撃っているのが目撃されている。爆撃を行ったのは海兵隊のハリアー II で、500lb 爆弾を投下したところ、二次爆発の発生が目撃されている。現地でテロリスト 9 名の死亡が確認された。
Karabilah では、テロリストが市街を統制化に置こうとして地元住民と衝突したため、海兵隊が加勢するために出動。依然としてアルカイダによる攻撃に抵抗中。
近接航空支援と武装偵察は合計 44 ソーティを実施。
Task Force Liberty とイラク陸軍は、Diyala 省東部の Jalula 近くで 5 名を拘束。資金集め・人員集め・武器取引に関わっていた容疑。

なぜバルチック艦隊 ? (DefenseNews, 2005/9/16)
ロシア海軍は、バルチック艦隊の潜水艦戦力を強化する構想を明らかにした。現在の 3 隻に加えて、6-9 隻の Project 677 Lada 級を、今後 2 年以内に増強するとしている。

こっちは大丈夫か ? (DefenseNews, 2005/9/16)
米海軍の DD(X) 計画が、最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) を完了した。現在、10 の主要分野を対象にしたフェーズ III 開発作業が進行中で、これが完了した後にマイルストーン B 意思決定を経て、FY2007 で 1 番艦の建造契約という筋書きになっている。

いまごろ変えるなよ (DefenseNews, 2005/9/16)
米陸軍 CECOM (Communications and Electronics Command) で ACS (Aerial Common Sensor) 計画のマネージャを務める Edward Bair 氏は、ACS 計画で使用するプラットフォームを変更すれば 5 億ドルのコスト上昇になると言明した。現在、ACS 計画はセンサーとその他の電子機器に関する代替提案をまとめさせるため、作業が一時中断している。代替提案をまとめるために与えられた時間は 2 ヶ月。

BRAC 案、議会へ (AFISNews, 2005/9/16)
George Bush 大統領は 2005 Base Realignment and Closure Commission 勧告案を承認、議会に送付した。採否は 45 日以内に決定する必要がある。
国防総省が BRAC Commission に提出した閉鎖案のうち 86% が承認された。119 件についてはそのまま、45 件については修正した上で勧告案に盛り込まれ、却下されたのは 13 件。大幅修正を要したものが 13 件。さらに BRAC Commission が独自に追加したものが 5 件。これにより、基地施設の 5-11% が削減され、今後 20 年間で 488 億ドルの節約になるとされている。

ピースキーパー退役 (AFNews, 2005/9/16)
ワイオミング州の F.E.Warren AFB で 9/19 に、MGM-118 ピースキーパー ICBM の退役セレモニーが実施される。同地の 90SW が、最後のピースキーパー運用部隊。ピースキーパーは戦略核削減条約で退役が決まっている。

いろいろ (Contracts, 20005/9/16)
米 General Electric 社は、F404 エンジンのスペアパーツやサービス業務など、各種の兵站支援関連に関する契約を受注した。期間は 5 年、契約額は最大 5 億ドル。
米 Foster-Miller 社は米海軍から、先に受注した MTRS (Man Transportable Robotic System) を対象とするサポート業務に関する修正契約を $133,330,000 で受注した。
米 Northrop Grumman 社は米海軍から、G/ATOR (Ground/Air Task Oriented Radar) Increment I の開発とデモンストレーションを $7,949,838 で受注した。
米 Sierra Nevada 社は米海軍から、AN/SPN-245 レーダー用ビーコンのオプション契約分・47 台を $5,209,440 で受注した。
米 Northrop Grumman Space and Mission Systems 社は米空軍から、ミニットマン ICBM のサポート業務に関するオプション VIII 契約を $122,660,239 で受注した。契約対象は Hill AFB の 526th ICBM Systems Wing。ピースキーパーが退役した現在、ミニットマンは米空軍唯一の現役 ICBM。
米 DynCorp 社は米陸軍から、C-12R1×29 を C-12V 仕様にアップグレードする改修作業を $30,893,741 で受注した。
米 Raytheon 社は米陸軍から、パトリオット SAM のエンジニアリング・サービス業務に関する修正契約を $12,110,765 で受注した。

無人ロボット用兵装 (DID, 2005/9/16)
米海兵隊は、無人戦闘車両・Gladiator に装備する遠隔操作式ウェポン・ステーションとして、英 Thales UK 社製の SWARM (Stabilised Weapon And Reconnaissance Mount) を選定した。Gladiator TUGV (Tactical Unmanned Ground Vehicle) は偵察用の無人車輌で、自律行動が可能。ディーゼル・エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド推進システムを持ち、後者を使って「サイレント・モード」で静かに走らせることもできる。操縦に使うのは、プレステのものとよく似たジョイスティック。また、操作に当たる兵士のヘルメットにはディスプレイを取り付けて、カメラからの映像を映す。
Gladoator の開発を担当しているのは、Carnegie Mellon University、BAE Land Systems 社、General Dynamics ATP 社で、2005 年 2 月に 2,640 万ドルの契約で開発を受注した。2007 年にプロトタイプを納入、2009 年には 200 両を揃える計画で、量産時の価格は 30-40 万ドルを見込んでいる。 SWARM に装備できる兵装には、7.62mm 機関銃 M240 (弾薬 600 発)、昼夜兼用のセンサー群、40mm 擲弾発射器、チェーンガンなどがある。SWARM 自体の重量は 300lb ほどで、GPIU (Gun Processing and Interface Unit) と WASP (Weapon and Sensor Platform) で構成される。

トラック装備 (DID, 2005/9/16)
米 Stewart & Stevenson Tactical Vehicle Systems L.P. 社は、FMTV (Family of Medium Tactical Vehicle) 用の低シグネチャ・キャブ (Low Signature Armored Cabs) に関する修正契約を、1,760 万ドルで受注した。

安いブースター (DID, 2005/9/15)
米 SpaceX 社は、安価な衛星打ち上げブースターを求めるカスタマーからの要望に応えて、ブースターの開発計画を加速する。同社は DARPA の RSSLV (Responsive Small Spacelift Launch Vehicles) 計画の下で、まず基本型の Falcon 1 を開発、さらに 2007 年に Falcon 5 を登場させるはずだったが、さらに大型の EELV (Evolved Expendable Launch Vehicle) に相当する Falcon 9 の開発も、最近になってアナウンスされた。
Falcon 9 は直径 17ft のフェアリングを持ち、中量仕様なら 12ft のフェアリングを使って 21,000lb のペイロードを低軌道 (LEO : Low Earth Orbit) に投入できる。このときのコストは 2,700 万ドル。また、重量仕様なら 17ft のフェアリングを使って 55,000lb のペイロードを LEO に投入できる。このときのコストは 3,500 万ドル。
1 段目のエンジンは推力 85,000lb のものが 9 基で、合計 765,000lb の推力を発揮する。2 段目は 1 段目と共通性が高いが、もっと長さが短い。
過去の衛星打ち上げ失敗事例では、エンジン、ブースターの切り離し、それと電子機器にトラブルの原因が集中している。そこで Falcon 1 では 1 段式にして、トラブルが発生する機会を減らした。Falcon 9 も電子機器やエンジン、誘導機構などは共通だが、もっと大型化されてエンジンの段数も増えている。また、エンジンが途中でトラブってもミッションを継続できるようにする工夫を取り入れた。そのほか、Falcon 5 と Falcon 9 は、全段が再利用されるという世界初の特徴を持つ。

疑惑の原子炉 (JDW, 2005/9/14)
ブラジルは、原潜への搭載を企図した出力 50MW の国産原子炉を開発した。ブラジルは 1980 年以来、総額 10 億ドルの資金を原潜開発のためにつぎ込んでおり、そのうち 30% が原子炉そのものの開発費用に充てられている。必要な費用を捻出するため、22 型フリゲートを予備役に回したり、空母に載せる A-4SU の数を減らしたりしている。核燃料の製造には独自開発の遠心分離器を使用している。
ブラジルは以前に核兵器の開発を企図したものの、途中で放棄した前科がある。このときに使用した濃縮ウランの出所は不明だが、イラク・ルートとドイツ・ルートが疑われている。

カネの問題か (JDW, 2005/9/14)
シンガポールがラファールを退けて F-15T の採用を決めた一因として、仏 Dassault Avation 社ではユーロの対ドル相場を挙げている。これが原因で、ラファールの単価より F-15T の単価の方が 25% も安くなってしまったとの由。ただし Dassault 社では、運用コストはラファールの方が安いと主張している。次のラファールの売り込み先として、サウジアラビアの名前が挙がっている。

そのサウジは (JDW, 2005/9/14)
サウジアラビア空軍は、手持ちのトーネード IDS を対象にして、ターゲティング・ポッドと GPS 誘導兵装の導入による精密攻撃能力を付与、英空軍の GR.4 に相当するレベルにアップグレードする計画を進めている。ただし、トーネード ADV の方はアップグレード計画がないので、早期に別の戦闘機と代替するのではないかと見られており、候補としてラファールやタイフーンの名前が取り沙汰されている。

いつも足を引っ張るのはエレキだ (JDW, 2005/9/14)
英海軍の 45 型ミサイル駆逐艦 (Daring 級) に装備する対空戦闘システム・PAAMS(S) (Principal Anti-Air Missile System) の実射試験が、予定より 1 年遅れになる模様。これは、同システムで使用する多機能レーダー・Sampson の開発遅延が原因。ただし、45 型の就役スケジュールに対する影響はないとされており、国防省も「想定の範囲内で、織り込み済み」と。

自衛隊法 83 条みたいな話 (JDW, 2005/9/14)
Hurricane Katrina による被災に際して初動の遅れが指摘された米軍では、アメリカ国内における軍の役割を再評価して、もっと速く動けるようにしようとする動きが出ている。これは、次期統合参謀本部議長の Peter Pace 米海兵隊対象が言明したもの。現在、米軍は 1878 Posse Comitatus Act の規程により、アメリカ国内における活動を制限されている。いろいろな構想が披瀝されているが、軍や議会の間では、軍の任務拡大に否定的な意見もある。

安いのは正義 (JDW, 2005/9/14)
米陸軍は、2003 年に米 General Dynamics 社に発注したものの、2005 年 4 月にキャンセルされた APKWS (Advanced Precision Kill Weapon System) を再興、APKWS II という名称でコンペティションを実施する。オリジナルの APKWS は、2.75in ロケット弾に BAE Systems 社製のシーカーを組み合わせて、安価な精密誘導兵器を開発する構想だった。想定しているターゲットは、装甲のないソフトスキン車輌など。

カネはあるうちに使え (JDW, 2005/9/14)
ベネズエラは石油価格の高騰で得られる資金を当てにして、2012 年までに総額 307 億ドルを投じて海軍戦力を増強、遠征作戦能力を強化する。内訳は、哨戒艇 8 隻、潜水艦 3 隻、揚陸用ホバークラフトなど。また、すでに一部に対して実施している改 Lupo のアップグレード計画も拡大する。

ますます SF じみてきた (JDW, 2005/9/14)
米 DARPA では、サイズが 5cm 以下、重量 10g 以下、ペイロード 2g 程度の超小型 UAV を開発する、Nano Air Vehicle プロジェクトの推進を考えている。見通しがきかない市街地やジャングルで偵察用に使用するもので、7-10m/sec の速度で 1km 先まで進出可能、1 分間以上のホバリングを可能にする。

何でも屋フリゲート (JDW, 2005/9/14)
英 DML Group は、FC65 と称するフリゲートの設計案を DSEi に出展する。これは同社が 2004 年に、英国防省の Maritime Vessel (Derivative) 要求を受けて開発したもので、オープン・アーキテクチャ化されたミッション・システムによる適応性の高さを売りにしている。2 機分のヘリ格納庫、VLS、127mm 砲を持ち、艦内には 40m×12m のカーゴ・スペースを設置する。全長 150m、排水量 6,600t、MT30 ガスタービン×2 基で駆動されるウォータージェット×4 基を持ち、速力 35kt。

新型練習機登場 (JDW, 2005/9/14)
瑞 Pilatus 社は、ターボプロップ推進の練習機・PC-21 の前量産型 1 号機 を、8/29 に初飛行させた。全部で 8 機の前量産型を作ることになっているが、そのうち 6 機についてはスイス空軍に納入される。残りの 2 機は Pilatus 社が自腹で製造して保有し、テスト用に使う。

災害復旧にカネが要るだろうに… (JDW, 2005/9/14)
スリランカとイランは、総額 1 億 4,090 万ドルに達する兵器輸出に関する予備的合意をまとめた。弾薬や弾薬製造工場、迫撃砲、暗視装置、通信機器、SAM システム、哨戒艇など。

いまごろ設計をいじるか (JDW, 2005/9/14)
米空軍は F-35B に対して、機関砲の機内搭載を検討中。F-35A 以外は 25mm ガトリング砲 GAU-12 をセンターライン・パイロンにポッド搭載することになっているが、これを改めようというもの。単に機内搭載するだけでなく、弾薬搭載量を増やしたいという考えがあり、メーカーともども検討中。

ちょっと意外かも (JDW, 2005/9/14)
アメリカ議会の CRS (Congressional Research Service) がまとめた報告書 "Conventional Arms Transfers to Developint Nations" によると、いわゆる発展途上国の中でもっとも多額の通常兵器調達を行ったのは、インドとのこと。2001-2003 にかけては中国がトップだったが 2004 年にインドが逆転、現在もトップを守っている。
装備供給源 1 位はロシアで、インド軍の装備のうち 70% がロシア、あるいは旧ソ聯製。それに続くのがイスラエルで、近年、急速に伸びている。

JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

Contents
HOME
Works
Diary
PC Diary
Defence News
Opinion
Special
Hobby
Ski
About
Old contents

| 記事一覧に戻る |