今週の軍事関連ニュース (2005/09/30)
 

警 告

「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

救援活動のまとめ
  • 1840 年以来、アメリカ国内に自国の国旗を掲げたことがなかったメキシコ軍が、ハリケーン災害救援のために 184 名のチームを送り込み、20 日間にわたってアメリカ国内で活動した。(AFISNews, 2005/9/26)
  • 災害派遣任務に出動していた USS Harry S. Truman (CVN-75) と USS Bataan (LHD-5) が、NS Norfolk に帰還した。(NavNews, 2005/9/26)
  • 空軍では Hurricane Rita の襲来に備えて、航空機 91 機、人員 800 名、装備パッケージ 31 を待機させていたが、5 日間にわたる待機が解かれて母基地への帰還を開始した。対象となったのは、38/48/58 の各 Rescue Wing、それと予備役の 920 Rescue Wing。(AFISNews, 2005/9/27)
  • 一方、テキサス州兵は 3,600 名の人員と 650 両以上の車輌を投入、同州の東部と南東部の被災地域で活動中。ヘリ部隊も、UH-60×9 機と CH-47×3 機を投入して、Houston の Ellington Field を拠点にして物資輸送を行っている。(AFISNews, 2005/9/27)
  • テキサス州兵は San Antonio の Fort Sam Houston を拠点にして救援活動を実施中。Beaumont と Lufkin には、緊急車両向けの燃料配給所を設置した。(AFISNews, 2005/9/28)
  • Pascagoula で 10 日間にわたる救援活動を実施したあと、Hurricane Rita の襲来に備えて避泊していた USNS Comfort (T-AH-20) が、New Orleans に入港した。今後はこちらで活動する。(NavNews, 2005/9/28)

予備役の動員状況 (DoDNews, 2005/9/28)
(災害派遣分を除く) 予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 1,783 名の増となっている。現在の動員内訳は、陸軍 124,731 名、海軍 4,629 名、空軍 9,822 名、海兵隊 8,695 名、沿岸警備隊 531 名。

年度末のお買い物 (Contracts, 2005/9/29)
米 Lockheed Martin Maritime Systems & Sensors 社は米海軍から、AN/UYQ-70(V) ADSs (Advanced Display Systems) とアップグレード・キット、ソフトウェア、関連サービス業務に関する修正契約を $104,900,000 で受注した。
米 L-3 Communications Vertex Aerospace 社は米海軍から、T-34×280 機、T-44×54 機、T-6×46 機を対象とする兵站支援・サポート業務に関する修正契約を $73,600,000 で受注した。また、T-2×17 機、T-39×21 機、H-3×3 機についても $51,862,140 で、C-12×63 機 (海軍 52 機、海兵隊 11 機) についても $51,092,426 で、それぞれ修正契約を受注している。
米 Black Hills Ammunition 社は米海軍から、5.56mm 77 Grain Long-Range Ammunition を $49,999,999 で受注した。納入数量は最小 1,155 箱、最大 58,072 箱。
米 General Dynamics Land Systems 社傘下の GDAMS (General Dynamics Amphibious Systems) 部門は米海軍から、米海兵隊の EFV (Expeditionary Fighting Vehicle) の低率初期生産 (LRIP) ロット I に関する先行調達契約を $19,063,021 で受注した。
米 Hydroacoustics 社は米海軍から、低周波トランスデューサー HLF-1 シリーズを $13,147,549 で受注した。
米 General Electric Aircraft Engines 社は米海軍から、H-53 ヘリで使用する T64 エンジンのコンプレッサー・ステーター翼を $10,865,152 で、コンプレッサー・ローター翼を $10,484,878 で、それぞれ受注した。
米 Bell Helicopter Textron 社は米海軍から、H-1 ヘリのアップグレード計画に関するコンポーネント疲労試験を $8,908,563 で受注した。
米 Lockheed Martin 社は、FMS 経由でポーランド空軍に輸出される F-16 用コンフォーマル燃料タンク (CFT) と関連支援機材などを $16,555,000 で受注した。
国防兵站局 (DLA) は燃料の発注に関する 5 年契約の価格修正を実施した。対象は米 PAPCO Oil 社 ($22,942,692)、米 Armerada Hess 社 ($29,544,330)、米 Conectiv Energy Supply 社 ($12,724,459)。

今日のイラク II (Marine Corps News, 2005/9/29)
Karbala の Karbala Sports Stadium で、Forward Operating Base Lima をイラク軍に引き渡すセレモニーが開催された。今後、イラク陸軍・第 8 師団・第 4 旅団が駐屯することになっている。

今日のイラク I (AFISNews, 2005/9/29)
イラク軍と聯合軍は 28 日、合計 10 名を拘束した。
まず、イラク陸軍・第 1 イラク介入部隊・第 2 旅団・第 3 大隊が 4 名を拘束。これらの容疑者は、以前に Ramadi 中心部で発見された武器集積所と関わりがあると見られている。また、同旅団の第 2 大隊と聯合軍が共同で 1 名を拘束しているが、これらは Fallujah でニセモノの身分証明書を使用した容疑がかけられている。そして Balad では、イラク陸軍・第 4 師団が 5 名を拘束しているが、これらは導爆線を爆弾に取り付けている現場を押さえられたもの。使用した爆発物は中国製の 130mm 照明弾。
Mosul では、警察が武器集積所を発見・制圧。152mm 砲弾 30 発、RPG 2 発が発見された。その際、小火器による撃ち合いが発生したが、警察に死傷者は出ていない。
Nasiriyah では、イラク軍部隊が大量の不発弾を発見した。前政権時代の遺物とみられており、武装勢力とは関係ない模様。
ところで、Alberto B. Martinez 軍曹に対する軍法会議の日程が、10/31 から 11/2 に変更された。同軍曹は第 42 歩兵師団 (機械化) の司令部要員で、殺人を犯した容疑で米軍法 32 条に基づいて告発されている。
季節航空支援と武装偵察ミッションは合計 36 ソーティを実施、米空軍の F-15 と F-16 が Asad と Balad に出動した。また、米海空軍が 11 ソーティ、さらに英空軍が加勢して ISR ミッションを実施している。

サウジのまっとうな話 (DID, 2005/9/29)
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、サウジアラビアが C-130E/H×54 機を対象にしたアップグレード改修キットの購入を希望していると通告した。価格は、すべてのオプション契約が行使された場合で 8 億ドル。
これは、航法・通信関連のアビオニクス近代化によって民間空域での飛行を可能にするためのもの。また、LCD ディスプレイや HUD の装備、ソフトウェアの更新とインテグレーション、補修用パーツやスペアパーツ、支援機材、文書類といったものも含む。主契約社は米 Boeing 社になる模様。

サウジのフカした話 (DID, 2005/9/29)
英 Guardian 紙は、イギリスとサウジアラビアが、タイフーンを総額 400 億ポンド (710 億ドル、590 億ユーロ) で売却する秘密交渉を行ったものの、決裂したと報じている。サウジ空軍は現在、F-15C/D/S、トーネード F.3、F/RF-5 を保有しているが、このうち F-5 の代替ではないかとみられている。
交渉に際してサウジ側が持ち出してきた 3 つの条件があり、それは「イギリスでテロ活動容疑が逮捕されている Saad al-Faqih と Mohammed al-Masari の釈放」、「Riyadh への民間機フライト再開」(Wahabbi によるテロ攻撃で中断している)、「サウジ王族の Prince Turki bin Nasr が関わっている不正資金疑惑に関する捜査中止」。これが原因で交渉がポシャったとされる。

アパッチ増勢 (DID, 2005/9/29)
米陸軍は米 Boeing 社に対し、AH-64D アパッチ・ロングボウ×13 機を 1 億 9,250 万ドルで追加発注した。これは、既存の AH-64A に対してアップグレード改修を行い、AH-64D ブロック II 仕様にするもの。同社では、今回の契約によってさらに 96 機の追加改修、それに続くブロック III 仕様への改修に道がついたとしている。

台風に電光 (違) (DID, 2005/9/29)
英 Ultra Electronics 社の Sonar & Communication Systems 部門は、英空軍のタイフーンに搭載する LITENING EF ターゲティング・ポッド×20 基を 1,500 万ポンド (2,650 万ドル) で受注した。LITENING は、もともとイスラエルの Rafael 社が開発した製品で、それを Ultra 社が主契約社として納品する (Rafael 社は副契約社となる)。タイフーンに対地攻撃用のターゲティング・ポッドを追加することで、同機のマルチロール化が図られる。
なお、オーストラリア空軍でも先日、LITENING AT ポッド×37 基を 1 億ドルで発注している。

E-9 のお守り (DID, 2005/9/29)
パナマの King Aerospace 社は、フロリダ州の Tyndall AFB で運用している E-9 に関する兵站支援業務のオプション V 契約分を 700 万ドルで受注した。期間は 2005/10/1-2006/9/30。
E-9 は、加 Bombardier 社の Q シリーズ Dash-8 コミューター機を改造した機体で、メキシコ湾で米空軍が実施している兵装評価試験で、監視用プラットフォームとして 2 機が用いられている。

今日のイラク III (AFISNews, 2005/9/28)
Tal Afar で自爆テロが発生、イラク人 5 名が死亡、30 名が負傷した。
Baghdad の International Zone では 27 日、検問所で怪しいクルマが阻止される事件があった。車内には爆発物が積まれていたため、爆発物処理班が処分を実施。事後の分析では、自動車爆弾ではなかった模様。

今日のイラク II (AFISNews, 2005/9/28)
第 2 海兵遠征軍・第 2 海兵師団所属の海兵隊員が、Ramadi 近くで発生した戦闘の際に小火器による攻撃で死亡した。そのほか、イラク治安部隊が Fallujah で、拳銃で撃ってきた武装勢力 1 名を拘束。
Balad では IED を発見・処分した。これは、パトロール中だったイラク陸軍部隊が、道端から川岸に向かって伸びている怪しいワイヤーを発見したもの。さらに 130mm 砲弾が隠蔽されているのが見つかったため、爆発物処理班が出動して処分した。
Muqdadiyah では、イラク陸軍・第 5 師団・第 2 旅団・第 2 大隊と聯合軍が共同で武器集積所を捜索、RPG 発射器、狙撃銃、迫撃砲、迫撃砲弾 11 発、擲弾 2 発、小火器用弾薬を発見。

今日のイラク I (AFISNews, 2005/9/28)
第 56 旅団戦闘チーム所属の兵士が Safwan 近くで IED 攻撃に遭い、1 名が死亡、1 名が負傷した。また、第 2 海兵遠征軍・第 2 海兵師団所属の海兵隊員が、26 日に Fallujah 近くのキャンプで銃撃を受けて死亡した。
第 1 機甲師団・第 3 旅団は Taji でパトロールを実施して、合計 9 名を拘束。まず、第 70 工兵大隊の兵士が停止を命じて調べたクルマから、米ドル $14,000 分の 100 ドル札と偽造の政府機関用 ID カードが発見され、乗っていた 4 名を拘束。また、「怪しいクルマがいる」と米軍兵士に知らせてきた市民がいたので調べたところ、そのクルマの脇で 4 人が作業しており、爆弾製造材料が置かれていた。所有者を尋問するとともに周囲を調べたところ、さらに 1 名の怪しい人物を発見、全員を拘束。携帯電話の履歴情報から、テロリストと「RPG を使用したことに感謝する」というメッセージをやりとりしていたのが分かった。
Baghdad 東部では、イラク警察が訓練学校の外側に設定していた検問所を突破しようとした自動車爆弾が突破に失敗する事件があった。件の自動車はその場で爆発、警察官 6 名と市民 15-20 名の死傷者が出た。また、イラク人 25 名とアメリカ人 3 名が負傷。
近接航空支援と武装偵察ミッションは合計 34 ソーティを実施、米空軍の F-16 が Baquba と Kirkuk に出動した。また、米海空軍から 10 機を出して ISR ミッションを実施したほか、英空軍機も加勢している。

中国様が出てきましたよ (DefenseNews, 2005/9/28)
ナイジェリアと中国は、戦闘機×12 機、練習機×3 機を総額 2 億 5,100 万ドルで購入する件で合意した。ナイジェリアは世界で第 8 位の石油輸出国 (日量 240 万バレル) で、中国は同国の石油資産に目をつけて食い込みを図っているところ。

こちらも老兵が消えつつある (AFISNews, 2005/9/28)
Wright-Patterson AFB の 445th AW が、C-141 から C-5 への転換作業を開始した。同隊は C-141 を使った任務飛行を 2006 年 3 月に終了する。空軍予備役に C-141 が配備されたのは 1987 年の 459th AMW が最初で、445th AW は二番手として 1994 年 10 月に同機を受領した。

待ちきれなかったんだねえ… (NavNews, 2005/9/28)
9/25 に、6 ヶ月間にわたるデプロイメントを終えて母港に帰港したの USS Kauffman (FFG-59) の乗組員が、艦が繋留したばかりの岸壁で結婚式を挙げた。

年度末のお買い物 (Contracts, 2005/9/28)
米Symetrics Industries 社は米空軍から、AN/ALE-47 チャフ/フレアー・ディスペンサーを $6,733,088 で受注した。
米 Lockheed Martin Systems Integration 社は米海軍から、MH-60R ブロック I アップグレードのフェーズ II に関する修正契約を $38,071,273 で受注した。対象分野は Global Antenna System、モード 5/S IFF、Selective Availability Anti-Spoofing Module、Mission Planning System、Joint Mission Planning System、衛星通信、Ground Protection Warning System、KU Band、CV Integration、Built-in-Simulator、MK-54、ESM、Right Hand Extended Pylon といったもの。
米 Northrop Grumman Systems 社は米海軍から、COBRA (Coastal Battlefield Reconnaissance and Analysis) ブロック 1・スパイラル B の開発に関するオプション契約分行使に伴う修正契約を $25,323,045 で受注した。
米 McDonnell Douglas 社は米海軍から、F/A-18E/F に関する兵站支援業務を $23,176,274 で受注した。
米 Sikorsky Aircraft 社は米海軍から、MH-60S 用着脱式ミッション装備の製造・導入作業を $14,442,307 で受注した。
米 Communications and Power Industries 社と米 Teledyne Wireless は米海軍から、TWT (Traveling Wave Tube) の補修作業を、それぞれ $13,120,510 と $11,886,550 で受注した。前者のうち $90,240 分は、FMS 経由で台湾向けに提供されるもの。
米 General Electric Aircraft Engines 社は米海軍から、F/A-18E/F に搭載する F414 エンジンのファン・ローター・アセンブリーを $11,770,706 で受注した。低圧タービン用ローター・アセンブリーも $5,978,798 で受注している。
米 DYNCORP International 社は米海軍から、海軍と海兵隊が使用している UC-35 のメンテナンスと兵站支援業務を $9,803,402 で受注した。
米 Ensign-Bickford Aerospace and Defense 社は米海軍から、爆発物の遠隔処分に使用する Mk.34 mod.0 Pyrotechnic Lead を $9,361,000 で受注した。

不採算分野には見えないけれど (DID, 2005/9/28)
Thales 社と Candover Investments 社は、Thales High Tech Optics (HTO) 社がイギリス・アメリカ・シンガポール・ドイツ・ハンガリーで行っている事業を売却することで合意した。売却額は 2 億 2,000 万ユーロ。
Thales HTO 社は精密光学機器の専門メーカーで、HUD、暗視装置、その他の光学コンポーネントや光学モジュール、光学コーティングといった製品を軍民両方に供給している。主要拠点はイギリスとシンガポールで、その他の拠点で民生関連製品を手がけている。従業員 1,400 名、年間売上 1 億 2,400 万ユーロ (2004 年)。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/27)
第 2 海兵遠征軍・第 2 海兵師団に所属する海兵隊員 1 名が 24 日、Khalidiyah で IED 攻撃に遭って死亡した。
イラク治安部隊と聯合軍は、イラクにおけるアルカイダのお尋ね者 No.2・Abdallah Najim Abdallah Muhammad al-Juwari (別名 Abu Azzam) を Baghdad で、25 日の朝に殺害した。この人物は、Abu Musab al-Zarqawi 派の実行部隊指揮官で、4 月以降に発生したさまざまな攻撃を取り仕切っていたとされる。各種情報源からのデータを得て居場所を特定、拘束を目的に踏み込んだものの、撃ってきたために反撃を余儀なくされ、結果として殺してしまったとの由。
Abu Azzam は Anbar 省でテロ活動を行っていたほか、"Operation Down" で聯合軍にやっつけられるまで、2004 年秋を通じて Fallujah でアルカイダ麾下のテロ組織を仕切っていた。2005 年春に Baghdad にやってきて、同地におけるテロ活動を仕切るようになった経緯がある。
Rawah 西方では 26 日、第 1 イラク介入部隊・第 1 旅団・第 3 大隊が聯合軍と共同で偵察任務を実施、武器集積所 2 ヶ所を発見した。1 ヶ所目では散弾銃の弾薬 60 発、40mm 擲弾 5 発、100ft の導爆線、自動小銃の弾倉と弾薬が発見された。2 ヶ所目では、小火器用の弾薬や RPG、自動小銃の予備銃身 2 個、AK-47 自動小銃などが発見されている。
Task Force Baghdad も市の西方で、市民からの通報を得て武器集積所を発見している。出動したのは第 11 機甲騎兵聯隊・第 1 大隊・B 中隊で、迫撃砲弾 85 発、ロケット 14 発、砲弾 2 発、迫撃砲 2 門、RPG 発射器 8 基、RPG 144 発、対戦車兵器 3 基、手榴弾 20 発、機関銃と自動小銃を 2 挺ずつ、無反動砲の砲弾 23 発、爆薬 75lb、爆弾製造材料や導爆線 100ft 分を発見。
近接航空支援と武装偵察ミッションは 29 ソーティを実施、米空軍の F-16 が Miqdadiyah に出動。ISR ミッションについては米海空軍が合計 10 機を出したほか、英空軍も加わった。

年度末のお買い物 (Contracts, 2005/9/27)
米海軍は、各種ガン・マウントの発注を実施した。発注先は複数あり、米 CM Engineering 社が $29,900,000、米 Guardian Technology Group 社が $29,900,000、米 Integrating Systems and Technologies 社が $29,900,000、米 Northside Machine 社が $29,900,000、米 Fraser Manufacturing 社が $29,900,000。
米 General Dynamics Advanced Information Systems 社は米海軍から、トライデント II SLBM 用の MK98 MOD 6/7 Strategic Weapons Systems Development and Production を $28,289,877 で受注した。
米 AeroVironment 社は米海軍から、緊急展開可能な ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) 用 UAV の研究・開発・製造に関するフェーズ III 契約を $9,612,838 で受注した。
米 Whitesell/Yates Joint Venture 社は米海軍から、ハリケーンで損壊した Keesler AFB の施設復旧を $9,100,000 で受注した。
米 Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、.50 口径弾薬 AA06 と .22 口径弾薬 A091 を、総額 $488,344,281 で受注した。
米 American Ordnance 社は米陸軍から、Pack M107 カートリッジを $22,043,571 で受注した。
米 General Dynamics 社は米陸軍から、40mm 擲弾発射器 Mk.19 を $14,737,972 で受注した。
米 Sikorsky Aircraft 社は米陸軍から、UH-60 ヘリで使用する CAT IV メイン・ローター・ブレードのオーバーホールとアップグレードを、$13,249,200 で受注した。
米 AMTEC 社は 40mm 擲弾 (Grenade System) に関する修正契約を米陸軍から、$7,869,632 で受注した。
米 GD GDLS Defense Group 社は米陸軍から、ストライカーの補修作業に関する修正契約を $7,098,310 で受注した。
米 Ellwood National Forge 社は米陸軍から、BLU-109/B 徹甲爆弾用のケーシングと CNU-417 コンテナに関する修正契約を $6,909,011 で受注した。
米 Lockheed Martin Space Systems 社は米空軍から、SBIRS-High (Space Base Infrared System High) 衛星で使用するコンポーネントの EMD フェーズに関する修正契約を $20,825,679 で受注した。内容は主として兵站支援業務。
米 Honeywell International 社は米空軍から、F-16 用アビオニクスの補修・再生作業を $7,320,042 で受注した。

今日のアフガニスタン (AFISNews, 2005/9/27)
Kandahar で、米軍とアフガニスタン軍がいるところに RPG と小火器による攻撃が発生、陸軍の兵士 1 名が死亡、1 名が負傷した。反撃して敵兵 2 名を殺害、1 名を負傷させている。
また、Asadabad の前進作戦基地では迫撃砲・RPG・小火器による攻撃があり、海兵隊員 1 名が死亡した。これに対して迫撃砲で反撃、さらに近接航空支援を呼んだ。

いろいろやってる会社ですな (DID, 2005/9/27)
米 Boeing 社は、ISR (Intelligence, Surveillance, Reconnaissance) 用の UAV を Afloat Forward Staging Base 向けに運用する業務と HAV (High Speed Vessel) を運用する業務に関する修正契約を、1,390 万ドルで受注した。前者で使用する UAV の機種は不明だが、過去の契約では ScanEagle が使われており、2004 年の Fallujah 攻防戦では役に立っている。

空軍の集束爆弾とは別物 (DID, 2005/9/27)
米海兵隊は米 Northrop Grumman 社に対し、GATOR (G/ATOR とも書く。Ground/Air Task Oriented Radar) の SDD フェーズ契約を 790 万ドルで発注した。基本分の契約全体では 1 億 2,500 万ドルとなるが、さらに 4 年分の段階的能力向上オプション契約がすべて行使されると、総額 2 億 790 万ドルとなる。
GATOR は HMMWV に搭載される車載式レーダーで、AESA (Active Electronically Scanned Array) を利用している。これまでは 4 つのレーダーに分かれていた機能を 1 台に集約する。用途は防空や TAOC (Tactical Air Operations Center) のための 対空監視で、オープン・アーキテクチャ化された基盤を作る Increment I、対砲兵機能を追加する Increment II、モード 5/S IFF や NCTR (Non-Cooperative Target Recognition) などを追加する Increment III、航空作戦センター (AOC : Air Operations Center) 機能を追加する Increment IV、といった具合に段階的に発展させる。2009 年 9 月に開発完了の予定。

ドイツのお買い物 (DID, 2005/9/27)
ドイツ海軍は Thales Group に対し、122 型フリゲート×8 隻と 123 型フリゲート×4 隻を対象とする電子機器のオーバーホールと近代化を発注した。関連して、Wilhelmshaven にある地上側の指揮管制設備も更新れる。契約額は 7,000 万ユーロほど。具体的には、射撃指揮装置や指揮管制装置などが更新対象になる模様。

年度末のお買い物 (Contracts, 2005/9/26)
米 Boeing 社は米陸軍から、FCS (Future Combat System) の SDD フェーズに関連する増額分、$219,245,691 を受注した。$17,350,000,000 分の契約の一環。
米 AM General 社は米陸軍から、HMMWV に関する修正契約を $75,135,060 で、それとは別件で M1097A2・M1043A2・M1113・M1116・M1151・M1152 のシャシーを $12,439,176 で、それぞれ受注した。
米 Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、5.56mm と 7.62mm、12.7mm の弾薬を $464,736,649 で受注しているうち、$53,144,966 分の納入指令 (delivery order) を受けた。
米 FN Manufacturing 社は米陸軍から、M249 SAW (Semi-Automatic Weapons) を $20,935,368 で受注した。
米 Oshkosh Truck 社は米陸軍から、HEMTT (Heavy Expanded Mobility Tactical Trucks) 用の変速機を $11,520,000 で受注した。
米 Recon Optical 社は、遠隔操作式ウェポン・ステーションに関する契約を $7,994,549 で受注した。(井上注 : この会社だと、ステーション本体ではなく、そこに取り付けるサイトのことだと思われる)
米 McDonnell Douglas Helicopter 社は米陸軍から、AH-64D アパッチ・ロングボウに関連する $5,900,000 の契約を受注した。
米 Northrop Grumman Information Technology 社は米空軍から、状況認識用ネットワークのセキュリティ・アーキテクチャに関する $24,800,000 の契約を受注した。
米 Lockheed Martin Aircraft Center 社は米海軍から、先に受注していた C-9×23 機 (海軍 19 機、空軍 4 機) のデポレベル整備に関するオプション契約分を $35,415,427 で受注した。
米 Kellogg Brown and Root Services 社は米海軍から、Naval Air Technical Training Center の建物建設/補修を $7,121,636 で受注した。
米 Honeywell International 社 Defense and Space Electronic Systems 部門は米海軍から、Quantum 3D/nVidia グラフィック・プロセッサ×7,020 個を $5,243,940 で受注した。F/A-18E/F と EA-18G のミッション・コンピュータに組み込んで使用する。

GPS 衛星打ち上げ (AFSPCNews, 2005/9/26)
45th SW (45th Space Wing) は 25 日、Delta II ロケットを使った Space Launch Complex 17B からの GPS 衛星打ち上げに成功した。

また時代がひとつ終わった (NavNews, 2005/9/26)
Spruance 級駆逐艦の中で最後まで現役に残っていた USS Cushing (DD-985) が、26 年にわたる現役を終えて、9/21 付で退役した。

チヌーク・ダウン (AFISNews, 2005/9/26)
アフガニスタンの Deh Chopan で CH-47 チヌークが墜落、乗っていた 5 名全員の死亡が確認された。任務飛行から帰還する途中の出来事で、敵対行為の存在は確認されていない。

Peter Pace もいってたけれど… (AFISNews, 2005/9/26)
George Bush 大統領は議会に対し、災害派遣時における連邦軍の任務範囲拡大を検討するよう議会に要請した。この考えが出たのは、Hurricane Rita 襲来時の対応状況を大統領が Randolph AFB でモニターしていたときのこと。

マルティプル・プレデター (ACCNews, 2005/9/26)
Multi-Aircraft Control を装備した最新型の MQ-1 プレデターが、2 機編隊と 4 機編隊でのフライトを成功させた。場所はネバダ州の Creech AFB、担当したのは 53TEG Det.4。たとえば 4 機編隊の場合、1 機が攻撃を行っている間に他の 3 機が待機するようになっている。1 人のオペレーターが 4 機をまとめて管制する。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/26)
Baghdad 西方で 2 名、Baghdad 南東で第 42 憲兵旅団所属の兵士が 1 名、それぞれ IED 攻撃によって死亡した。
Abu Ghraib 刑務所に収監されていた中から 1,000 名が、断食月 (Ramadan) に合わせて釈放されることになった。これはイラク政府の要請によるもので、まず 500 名が対象となった。記録を念入りに調べて注意深く選抜を行い、イラク軍やイラクの一般市民、聯合軍に刃向かうことはないと判断された者だけが、釈放の対象となっている。また、爆弾事件、拷問、誘拐、殺人の犯人は対象外。
Ushsh では、アルカイダに所属する外国人武装勢力のアジト 1 ヶ所を潰した。ここには、イラクにおけるアルカイダの幹部要員・Abu Nasir がいたが、この人物は当地におけるテロ活動を仕切っていたほか、Hit、Qaim、Karabilah、Husaybah といった地域のアルカイダ拠点、そしてシリアともつながりがあったとされる。そのほか、20 名ほどのテロリストや外国人武装勢力が現場にいた。もともと、この建物については爆撃で破壊することになっていたが、付随的被害が懸念されたため、地上から踏み込む方法に変更された経緯がある。
そのほか、聯合軍とイラク軍はここ数日の間に Baghdad 近辺で 69 件の捜索任務を実施、合計 126 名を拘束、武器集積所 7 ヶ所を発見している。さらに Task Force Baghdad とイラク軍は 3,000 回のパトロールを実施した。市の西部では 24 日に大規模な武器集積所が見つかっており、爆弾 11 発、迫撃砲 1 門、迫撃砲弾 14 発、砲弾 1 発、TNT 火薬、プラスチック爆弾が発見されている。別の武器集積所では、ロケット 33 発、迫撃砲弾、砲弾、自動小銃 15 挺とマガジン 275 個と弾薬、ミサイル 2 発、擲弾 16 発、拳銃 4 挺などが発見された。
近接航空支援と武装偵察は合計 32 ソーティを実施、米空軍の F-16 が Qaim で GBU-38×2 発を投下してビルを破壊したほか、別の F-16 と F-15 が Ramadi、Balad、Haditha に出動している。一方、ISR ミッションは米海空軍が 9 機を出したほか、英空軍も加勢した。

今日のイラク II (AFISNews, 2005/9/25)
第 56 旅団戦闘チーム所属の兵士が戦闘兵站パトロールを行っていたところ、Trebil 近くで敵の攻撃を受けて車輌が横転、1 名が死亡、2 名が負傷した。
Baghdad 近辺の Sadr City では、イラク軍と聯合軍が銃撃戦を展開。これは、誘拐などの容疑で武装勢力の幹部 3 名を逮捕しようとした際に発生したもの。ターゲットはまだ発見されておらず、依然として捜索を続行中。
この件では、イラク軍が数カ所で待ち伏せを仕掛けたのに加えて、聯合軍の定期パトロール隊が加勢した。敵が撃ってきたのに対して反撃して、5-8 名程度を殺害したとみられる一方、聯合軍・イラク軍に死傷者はなし。銃撃戦は 90 分ほど続いた。

今日のイラク I (AFISNews, 2005/9/25)
イラク陸軍・第 9 機械化師団・第 1 旅団・第 1 大隊と、米陸軍・第 1 機甲師団・第 3 旅団の兵士が 23 日の早朝、テロリストのアジトに踏み込む共同作戦を実施。Taji 地区で発生した攻撃や警察への攻撃を仕切っていたと見られる、武装勢力の幹部兄弟を拘束。
イラク警察は、Mosul で銃撃戦の後、テロリスト 2 名を拘束。
米陸軍・第 3 機甲騎兵聯隊・第 2 大隊は Tal Afar で、24 日に小火器による攻撃に遭遇、反撃して 1 名を殺害。また、23 日には 8 名を拘束している。同聯隊の第 1 大隊も、Tal Afar で捜索任務を実施して 1 名を拘束。
第 325 空挺聯隊・第 2 大隊は Tal Afar で捜索任務を実施、武器集積所 4 ヶ所を発見。各種爆発物、砲弾、ガスタンク、迫撃砲弾、地雷、擲弾、AK-47 自動小銃、遠隔起爆装置、各種弾薬、RPG のパーツやロケット弾、医薬品などを発見。
第 1 歩兵聯隊・第 2 大隊の兵士は Mosul で、テロ活動の容疑で 4 名を拘束するとともに、所持していた爆発物や武器を押収。
24 日、Baghdad の Karadah 地区にイラク陸軍と Task Force Baghdad が設置していた交通統制点に対して自動車爆弾攻撃が発生、イラク陸軍兵士 2 名と市民 2 名が死亡、3 名が負傷、米陸軍・第 64 機甲聯隊・第 4 大隊が応援に駆けつけた。

見直される老兵 (DID, 2005/9/25)
最近、ベトナム戦争時代に開発された 66mm 対戦車ロケット・LAW が復活している。重量 7.5lb の M72A7 弾頭は最新の戦車に対してこそ役に立たないものの、短射程のバンカー攻撃兵器としては費用対効果が高い。こうした状況を受けて、米 Talley Defense Systems 社は 720 万ドルの契約を受けて、新世代 LAW の開発に乗り出した。
また、米軍は 2005 年に入ってから、口径 21mm の訓練弾 M72AS×16,920 発 ($893,467)、訓練用発射器 M72AS×350 基 ($456,056)、M72A7 66mm ロケット×6,399 発 (1,290 万ドル) を発注している。M72A7 なら $2,000 足らずだが、83mm SMAW (弾頭重量 17lb) だと $13,000、AT4-CS 対戦車ロケット用の M136 (弾頭重量 15lb) だと $2,700 なので、LAW は費用対効果が高い。(対戦車ミサイルだと、ジャベリンはミサイルが $75,000、発射器が $125,000、Spike はミサイルが $4,000、発射器が $6,000 とお高い上に、重くて場所も取る)

通信衛星は消耗品 (DID, 2005/9/25)
イスラエルの IAI (Israel Aircraft Industries) 社は Spacecom 社から、AMOS-3 通信衛星を 1 億 7,000 万ドルほどで受注した。AMOS-3 は、すでに運用中の AMOS-2 衛星をベースにして、設計を洗練させてペイロードの能力強化を図った新型で、IAI 社の Systems Missiles & Space Group が製造、2007 年に打ち上げの予定。Spacecom 社は AMOS-1 と AMOS-2 のトランスポンダーも使っているが、1996 年に打ち上げられた AMOS-1 は 2008 年に寿命を迎えるため、代替が必要。AMOS-2 の方は 2003 年に打ち上げられたばかりで、2014 年頃まで運用可能。

これも消耗品 (DID, 2005/9/25)
米 Alloy Surfaces 社は米海軍から、MJU-64/B フレアー・カートリッジ×72,448 個を 680 万ドルで受注した。既発注分に上乗せするオプション契約。

これは手入れして使う (DID, 2005/9/25)
米沿岸警備隊 (USCG) は加 Standard Aero 社に対し、27 機を運用している HC-130 の 54H60 プロペラに関するメンテナンス業務を 1,230 万ドルで発注した。HC-130 は英 Rols-Royce 社製の T56-A-15 エンジンと 54H60 プロペラの組み合わせを使っている。配備先は CGAS Kodiak, AK、Sacramento, CA、Clearwater, FL、Barbers Point., HI、Elizabeth City, NC の 5 ヶ所。Standard 社は、カナダ、スウェーデン、ノルウェー、オランダ、各地の民間航空会社などのカスタマーを抱えている。

C-9 引退 (AFNews, 2005/9/24)
9/20 に、現役最後の C-9 ナイチンゲール (#876, 86th AW/76th AS 所属) が、Andrews AFB を飛び立って博物館入りした。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/24)
第 1 機甲師団・第 3 旅団の警急待機部隊が、Baghdad 北方の幹線道路で IED 攻撃 2 件の阻止に成功。IED を発見した際に第 13 機甲聯隊・第 1 大隊の M1A1 戦車を呼び、テロリストを識別して機関銃で攻撃するとともに AH-64 を呼び寄せて追跡。一方、爆発物処理班が問題の IED を処分。
また、第 1 機甲師団・第 3 旅団の兵士が自動車爆弾による自爆テロを阻止、犯人を拘束した。使用されたのは青のオペルで、米軍のパトロール隊に向けて突っ込んできたが、HMMWV に乗っていた兵士に撃たれて爆発・炎上、乗っていた人物は近くの家に逃げ込んだ。そこで、第 13 機甲聯隊・第 1 大隊の兵士が駆けつけて件の人物を拘束。車を調べたところ、プロパンガスのタンクが 2 本と、各種爆発物が発見された。
Task Force Liberty は Dulniyah で、Jabbar Ateyia Saud なる人物を殺害。この人物は市議会のメンバーで、警官 1 名とともに Task Force Liberty のパトロール隊に向けて撃ってきた。そこでの射撃源となった家にパトロール隊が踏み込んで撃ち合いになり、Saud は死亡したという次第。この家は 20 日に、聯合軍の兵站パトロール隊を待ち伏せした際にも使われたという情報があった。現地では、午後 7 時から翌朝 6 時までの外出禁止令が敷かれている。
その他の動きとして、Task Force Freedom が 21 日以降に、以下の成果を挙げている。
  • 第 3 機甲騎兵聯隊・第 2 大隊が Tal Afar で 25 名を拘束
  • 第 325 空挺聯隊・第 2 大隊が Tal Afar で 2 名を拘束
  • 第 3 機甲騎兵聯隊・第 4 大隊がシリア国境近くで 10 名を拘束
  • 第 17 歩兵聯隊・第 1 大隊が Mosul で 1 名を殺害、1 名を拘束。これは、検問所で怪しい車を止めた際の出来事。また、同聯隊の兵士が別件で 5 名を拘束
  • 第 23 歩兵聯隊・第 4 大隊が Mosul で 4 名を拘束。さらに同市の北方で自動車爆弾製造を手助けしていた 5 名を拘束
  • 第 1 歩兵聯隊・第 2 大隊が、検問所でもめた結果として 1 名を殺害、12 名を拘束。その後、さらに Mosul 東方で武器集積所を捜索した際に 1 名を拘束
  • 第 52 歩兵聯隊が Jazirah 西方で 6 名を拘束

いろいろ (Contracts, 2005/9/23)
米空軍は、先週、米 McDonnell Douglas 社に発注した米空軍の KC-10 とオランダ空軍の KDC-10 を対象とする兵站支援業務に関するオプション VII 契約分を修正、$196,192,000 から $182,692,000 に変更した。
米 M7 Aerospace 車は米空軍から、州兵航空隊が使用している RC-26B と陸軍州兵が使用している C-26B に関する兵站支援業務のオプション XI 契約分を、$12,500,000 で発注した。
米 Northrop Grumman Systems 社は米空軍から、AN/ALQ-155 電子戦装置の LRU (Line Replacement Units) に関する老朽化対策と、LRU のサブアセンブリーに対する信頼性・保守性向上対策を、$6,000,000 で受注した。
米 iRobot 社は米海軍から、MTRS (Man Transportable Robotic System) のライフサイクル・サポートとスペアパーツに関する修正契約を $140,650,000 で受注した。
米 L3 Communications Vertex Aerospace 社は米海軍から、T-45 訓練システムに対する兵站支援業務のオプション契約分を $90,819,382 で受注した。
米 Raytheon 社は米海軍から、F/A-18 搭載用の ATFLIR (Advanced Tactical Forward-Looking InfraRed) ポッドに組み込むレーザー・マーカーの開発作業に関する修正契約を、$10,649,722 で受注した。
米 General Electric Aircraft Engines 社は米海軍から、F/A-18E/F 搭載用 F414 エンジンのステーター・アセンブリーを $5,046,849 で受注した。

帰国まだー ? (AFISNews, 2005/9/23)
Donald H. Rumsfeld 国防長官は、第 3 歩兵師団麾下の 2 個旅団と第 XVIII 空挺軍団の司令部要員について、イラク派遣期間の延長を承認した。これは、イラクにおける選挙実施などの政治プロセスを円滑に進めるのが目的。
第 3 歩兵師団・第 1 旅団 (Fort Stewart, Ga) は、派遣期限を 2006/1/10 から 2006/1/20 に延長する。同師団の第 3 旅団 (Fort Benning, Ga) は、派遣期限を 2006/1/29 から 2006/1/26 に延長する。そして第 XVIII 空挺軍団の司令部要員 400 名については、派遣期限を 2006/1/23 から 2006/2/2 に延長する。

今日のイラク (AFISNews, 2005/9/23)
Taqaddum で 22 日、第 1 軍団支援コマンド所属の兵士 1 名が死亡、1 名が負傷した。また、第 2 海兵遠征軍・第 2 海兵師団に配属された陸軍の兵士が、Ramadi で小火器で撃たれて死亡した。
20 日に、Fallujah の検問所で拘束されて尋問中だった容疑者の男性が、尋問中に海兵隊員の警衛に襲いかかり、警衛は自衛のために 9mm 拳銃で応戦、この容疑者は死亡した。現在、この件に関する調査を実施しているところ。
Duluyiah 南方で 22 日、市民からの通報を受けて Task Force Liberty が出動、怪しい人物がいると見られる家に接近したところ、小火器で撃ってきたため銃撃戦になり、反撃して 2 名を殺害、1 名を拘束。
21 日の午後、検問所を突破しようとした運転手がいてカーチェイスになり、第 1 機甲師団・第 3 旅団・第 70 機甲聯隊・第 2 大隊のパトロール隊が追跡して強制停車、乗っていた 5 名を拘束。車内からは自動小銃 2 挺、SAM 2 発、迫撃砲と弾薬が発見された。この捜索の際に、近くの家に逃げ込んだ奴が 3 人いるという通報を受けて捜索したところ、相手は逃げようとして失敗、捕まった。さらに、逃げ込んだ家の中を捜索したところ、60mm 迫撃砲弾×3 発に導爆線を取り付けた IED が発見された。
Task Force Baghdad 所属の、第 1 機甲師団・第 3 旅団・第 70 工兵聯隊の兵士が、市民からの通報によって、Baghdad 北方で武器集積所を発見。散弾銃、自動小銃、ボルト・アクション式小銃、9mm 拳銃、迫撃砲用の照準器、RPG 照準器、RPG 12 発、60mm 迫撃砲弾の信管 20 個、擲弾 2 発、弾薬ベルト、AK-47 用のマガジン 275 個、機関銃の機関部が発見された。
Taji では、Task Force Baghdad 麾下・第 13 機甲聯隊・第 1 大隊の兵士が捜索任務を実施して 1 名を拘束、爆弾製造材料を押収。現場からはフレア 20 発、RPG 4 発、爆弾を製造していた痕跡が発見された。
近接航空支援と武装偵察ミッションは 32 ソーティを実施、米空軍の F-16 と F-15 が Baghdad と Tikrit に出動。ISR ミッションの方は米海空軍が 9 機を出したほか、英空軍も参加。

今日のアフガニスタン (AFISNews, 2005/9/23)
Uruzgan 省の Deh Rahwodin で 9/22 に銃撃戦が発生、敵兵 10 名とアフガニスタン軍兵士 1 名が死亡した。また、聯合軍兵士にも 1 名の負傷者が出ている。これは、パトロール中に 10-20 名ほどの敵兵から小火器・重機関銃・迫撃砲・RPG による攻撃を受けたもので、米空軍の A-10 と英空軍のハリアー GR.7 、さらに攻撃ヘリが駆けつけて鎮圧した。A-10 は 30mm 機関砲弾 2,181 発とロケット弾 10 発、ハリアーは 500lb 爆弾 2 発とロケット弾 25 発を発射。
22 日に OEF (Operation Enduring Freedom) 関連で実施した近接航空支援は 26 ソーティ。さらに米仏空軍機が合計 7 機、ISR ミッションに従事した。

自国企業を落とすとは大胆な (DID, 2005/9/23)
チェコ陸軍は、老朽化した装輪式兵員輸送車や装軌式歩兵戦闘車を代替するため、新型の装輪式 AFV を、確定 199 両、オプション 35 両、総額 200 億コルナ (8 億 3,100 万ドル) で調達する計画を進めている。2006 年半ばに発注、2007 年 2 月から 2012 年にかけて納入、というスケジュール。
現時点で候補に残っているのは、英 BAE Systems Land & Armaments 社 (土 FNSS 社の Pars II)、芬 Patria Vehicles 社 (AMV : Armoured Modular Vehicle)、墺 Steyr-Daimler-Puch 社 (Pandur II)。各社は 2005/11/14 までに最終提案をまとめて、チェコ国防省に提出することになっている。
一方、この時点で選に漏れたのは、チェコの Globtrade Air 社 (BTR-80 ?)、ポーランドの BUMAR 社 (BTR-80 ?)、伊 Iveco Fiat 社と伊 OTO Melara 社 (Puma と Centauro)。

じゃ、まあ発注しましょうか (DID, 2005/9/23)
米 Computer Systems Technical Support 社は、AN/ALQ-165 ASPJ (Airborne Self-Protection Jammer) のハーネス・アセンブリ、ストラクチャー・アセンブリ、ハードウェア・セットを、総額 820 万ドルで受注した。これには、FMS 経由でスイスとフィンランドに引き渡される分が 5% 分ずつ含まれる。
ASPJ は、自動化とモジュラー化を実現した、プログラマブルな航空機搭載用ジャマー。F-14、F-16、F/A-18A/B/C/D に搭載可能。いったんは計画がキャンセルされたものの、1995 年にボスニア上空で F-16 が撃墜される事件が発生した後で、復活した経緯がある。

水中でも無人偵察を (DID, 2005/9/23)
米海軍の PEO LMW (Program Executive Office, Littoral and Mine Warfare's)・UUV Program Office は、米 Bluefin Robotics 社に対して 920 万ドルで BPAUV (Battlespace Preparation Autonomous Undersea Vehicle) の開発を発注した。
これは、深度が浅く、静粛性が高いディーゼル潜水艦の脅威がある沿岸水域で LCS (Littoral Combat Ship) が戦闘行動をとれるようにするためのパッケージを構成するもの。クレーンで水中に下ろされた BPAUV は、事前にプリセットされた内容に沿って航行しながら、海底の地形やその他の海洋学的データを収集する。そして、途中で遭遇したコンタクトに関する情報ともども、母艦に回収した後で MEDAL (Mine Warfare and Environmental Decision Aids Library) にアップロードする。
動力はバッテリで、3kt で 18 時間の航行が可能、幅 150m・深度 200m までの範囲をカバーする。波長 455kHz の音波を使うサイドスキャン・ソナーにより、解像度 7.5cm-10cm 程度のソナー映像を得られる。

テロ対策ですかそうですか (DID, 2005/9/23)
米 M.C. Dean 社は、Washington DC 近辺におけるテロ対策とフォース・プロテクションに関連するエンジニアリング・サービス業務を、2,840 万ドルで受注した。初年度 1 年分に加えて、1 年単位で 4 年分のオプション契約があり、すべて実現した場合の受注総額は 1 億 4,330 万ドルとなる。

おしゃべりな潜水艦 (DID, 2005/9/23)
米海軍は、潜水艦で使用する EHF 通信端末に関する複数の契約を実施した。総額は 1 億 1,250 万ドル、就役後のサポート業務やソフトウェア更新なども含まれる。
米 Gryphon Technologies 社は 4,470 万ドル、706,800 マン・アワー分の契約を受注した。米 Engineering Services Network 社は 4,200 万ドルの契約を受注、マン・アワーは同じ。
米 Raytheon 社は 1,450 万ドルの契約で、EFS を使った X バンド・ターミナルの設計・開発・テスト・量産を受注。これは Virginia 級 SSN に搭載される FOT (Follow-On Terminal) と呼ばれるもので、2 つのフェーズに分けて開発を進める。

護身用セラミック (DID, 2005/9/23)
米 Ceradyne 社は、米軍の "Interceptor" ボディ・アーマーで使用するセラミック・プレートを総額 1,460 万ドルで受注した。そのうち 1,200 万ドル分が特殊作戦部隊 (?)) 向け、260 万ドル分が海兵隊向け。また、156 万ドル分は胸部と背中以外の部位で使用するために整形された特製品。

携帯電話技術の流用って… (DID, 2005/9/23)
EADS 社とドイツ連邦軍 (Bundeswehr) の Federal Office for Information Management and Information Technology は、"TETRAPOLBw" なる調達契約をまとめた。これは、移動式デジタル通信システム 30 基、端末機 1 万台、その他の周辺機器や訓練業務で構成されるもので、2007 年末までの期間に 5,500 万ユーロの商談を実現する。これにより、ドイツ連邦軍の前線部隊は、デジタル化されて秘話性を持つ、戦術レベルの音声/データ通信網を実現することになる。技術的な基盤は、GSM/GPRS といった携帯電話技術を利用している。
システム・ハウスとなるのは、EADS 社の DCS (Defence and Communications Systems) ビジネスユニットと DS (Defence & Security) システム事業部。

ほんまかいな (JDW, 2005/9/21)
プラットフォームが要求仕様と比べて過小と判明して、ERJ-145 を放棄して仕切り直すかどうか検討中の、米陸軍の ACS 計画だが、仕切り直しになった場合、空軍が相乗りする可能性が出てきた。これは E-10A を補完する情報収集プラットフォームという位置付けだが、実現するかどうかは不明瞭。

ここでも国際共同計画がコケている (JDW, 2005/9/21)
MBDA Missile Systems 社と米 Lockheed Martin Missiles and Fire Control 社は近いうちに、AGM-114 ヘルファイアの共同生産を行う EuroHellfire 構想を実現するためのジョイント・ベンチャーを設立することで合意した。
これはタイガー攻撃ヘリに搭載する対戦車ミサイルとして。本来、搭載を企図していた TRIGAT ミサイルの計画がポシャり、オーストラリアはヘルファイアの採用を決めている。スペインでヘルファイアと Spike が受注を競っており、Spike に市場を攫われないためにヘルファイアの採用を決めたもの。

想像図が不気味 (JDW, 2005/9/21)
米空軍は、まず C-130 を補完、将来的には代替する新型ステルス輸送機、AMC-X に関する特徴的な使用をまとめる作業を開始した。2020 年代の配備を目指している。特殊作戦部隊が計画している M-X との共通化も取り沙汰されているが、ペイロードが 2 倍違うなど要求仕様が乖離しているので、実現したとしても、コックピットやアビオニクスなど、部分的な共通化にとどまる見込み。ただ、厳しい予算事情の中でプロジェクトがどうなるかは不透明。

スキャンダルの代償 (JDW, 2005/9/21)
米空軍は、SDB (Small Diameter Bomb) Increment II、別名 GBU-40 に関するコンペティションをスタートさせた。9/9 に、ドラフト版の RfP がリリースされている。SDB II ではデータリンク機能が追加され、飛行中に目標情報をアップデートすることで、移動目標、あるいは再配置された目標の攻撃が可能になる。
もともと、SDB Increment I を担当している Boeing 社が Increment II もそのまま担当するとみられていたが、例のスキャンダルで仕切り直しになった。ただ、過去の経験の蓄積があるので勝機はあるというのが Boeing 社の考え。

ASTOR 進展中 (JDW, 2005/9/21)
英空軍の ASTOR (Airborne Stand-Off Radar) 計画が進捗中。プラットフォームとなる Sentinel R.1 にレーダーなどのミッション機材をフル装備した機体が、9/20 に初飛行を実施すると宣言された (注 : 記事執筆時点。後に初飛行に成功)。また、要員の訓練も開始されている。

これは面白い (JDW, 2005/9/21)
英 Cunning Running Software 社では、航空機が離着陸する際の MANPADS (Man-Portable Air Defence System) の脅威を算定、パトロールすべき場所を割り出すソフトウェアを開発した。SAM-PRAS (Surface-to-Air Missile Position Ranking and Analysis System) といい、Windows 2000/XP 上で動作する。地図情報、機体性能データ、脅威となる MANPADS に関するデータを取り込んで、もっとも危険度が高い場所がどこになるのかを分析・提示するのが主な機能。

あのフネに Mk.41 が載るとは (JDW, 2005/9/21)
オーストラリア海軍は 10 億豪ドルをかけて、手持ちの Adelaide 級ミサイルフリゲート×6 隻のうち、2006 年に退役する 1-2 番艦を除く 4 隻に対するアップグレードを進めている。ただ、改修作業はシステム・インテグレーションのトラブルで遅延しており、Mk.41 VLS の装備に伴う重量超過問題も発生している。安定性に影響が出ているが、航洋性への影響は不明。

危険な仕事はロボットに I (JDW, 2005/9/21)
米軍が開発・配備を進めている爆弾処理ロボット・MTRS (Man Transportable Robotic System) に対し、爆弾処理方法を洗練させたり、NBC 偵察機能を追加したりする将来構想がある。ただ、生物兵器の探知については大気サンプルの収集が必要で、地上を走る MTRS より UAV の方が向いているという意見も。

危険な仕事はロボットに II (JDW, 2005/9/21)
オーストラリア国防省の DSTO (Defence Science Technology Organisation) は、遠隔操縦式の戦闘用ロボット・X-MUTS (eXperimental Multirole Under-vehicle Tactical Scout) の開発を進めている。4×4 の電動式で、車体前面に取り付けたカメラの映像を見ながら、あるいは後方から直接視認しながらラジコン操縦する。現在はクレイモア地雷を搭載した火力支援用途を研究しているが、将来はもっといろいろな用途に用いる考え。(参考)

JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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