今週の軍事関連ニュース (2006/03/24)
 

警 告

「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

予備役の動員状況 (DoDNews, 2006/3/22)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 4.725 名の減となっている。現在の動員内訳は、陸軍 93,085 名、海軍 5,426 名、空軍 7,483 名、海兵隊 6,862 名、沿岸警備隊 407 名。

お引っ越し〜 (AFNews, 2006/3/23)
空軍予備役・926th FW/706th FS (JRB New Orleans) に所属する A-10 を、442th FW (Whiteman AFB) に配置換えする作業が進められている。もともと BRAC によって、3 年以内に JRB New Orleans から空軍部隊を撤収することになっていたが、Hurricane Katrina で JRB New Orleans に被害を生じて、926th FW が戦闘即応体制を維持できないと判断されたことから、移駐が早まった経緯がある。8 ヶ月以内に移転作業を完了させる予定。

また博物館が増える (NavNews, 2006/3/23)
3/21 にハワイの真珠湾にある Ford Island で、Pacific Aviation Museum の起工式が行われた。

今日のお買い物 (Contracts, 2006/3/1)
  • Valero Marketing and Supply 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料を $241,265,176 で受注した。
  • Shell Oil Products 社は米国防兵站局 (DLA) から、タービン燃料を $171,409,329 で受注した。
  • ConocoPhillips 社は米国防兵站局 (DLA) から、タービン燃料を $156,616,405 で受注した。
  • Refinery Associates 社は米国防兵站局 (DLA) から、ディーゼル燃料を $124,152,364 で受注した。
  • Calumet Shreveport Fuels 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料を $121,053,450 で受注した。
  • Gary-Williams Energy 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料を $118,374,201 で受注した。
  • AGE Refining 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料を $75,094,613 で受注した。
  • Tesoro Refining and Marketing 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料を $43,994,360 で受注した。
  • Western Petroleum 社は米国防兵站局 (DLA) から、タービン燃料を $29,524,800 で受注した。
  • ConocoPhillips 社は米国防兵站局 (DLA) から、タービン燃料を $23,923,354 で受注した。
  • Goodrich Pump and Engine Control System 社は米陸軍から、$16,519,257 で受注していた油圧機器 (hydro mechanical assemblies) の全額分を対象とする納入指令を受領した。
  • AM General 社は米陸軍から、M1152 (2 人乗り HMMWV) に関する修正契約を $5,870,025 で受注した。
  • Stresau Laboratory は米海軍から、Mk.17 mod.1 電気式雷管 (electric blasting cap) を $12,233,691 で受注した。
  • Ultra Electronics Advanced Tactical Systems 社は米海軍から、Multi-TADIL プロセッサと Air Defense Systems Integrator を $6,434,920 で受注した。データリンク・通信・暗号に関連するシステムを納入する案件。

今日のアフガニスタン (AFISNews, 2006/3/23)
Uruzgan 省で 21 日、アフガニスタン軍 (ANA : Afghan National Army)・第 205 兵団・第 1 旅団・第 3 Kandak 大隊の兵士が聯合軍の助言を受けながら、タリバンの細胞組織を襲撃。敵兵 6 名を殺害、爆弾製造材料を押収した。
アフガニスタン軍は現時点で 30,000 名ほどの兵士を擁しており、これを 5 個兵団 (Corps) に編成している。

今日のイラク II (AFISNews, 2006/3/23)
Samarra 近辺で実施していた "Operation Swarmer" が終了。イラク軍・イラク警察コマンドー部隊・聯合軍は、死者を出さずに乗り切った。成果は 104 名の拘束と武器集積所 24 ヶ所の発見。
この作戦では、Samarra 北方に設定した 10 マイル四方の目標地域にヘリで 1,500 名を投入、第 101 戦闘航空旅団が上空を確保した。地上部隊はイラク陸軍・第 4 師団の第 1 旅団と第 1 コマンドー旅団、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 3 旅団戦闘チーム。
武器集積所で発見されたのは、携帯式 SAM×6 発、迫撃砲 3 門、迫撃砲弾 350 発、砲弾 26 発、各種爆弾製造材料、ロケット 120 発以上、小火器用弾薬 3,200 発以上、RPG×86 発、RPG 発射器×28、地雷×6 発、手榴弾×12 発、擲弾×40 発、自動小銃や機関銃×34 挺。

今日のイラク I (AFISNews, 2006/3/23)
21 日、Samarra 南方 8 マイルの地点でアルカイダ関係者 4 名を殺害。Samarra や Balad での活動を取り仕切っている細胞組織のリーダーがいるところを襲撃、3 台の車輌があり、その周辺にいた敵兵と交戦した結果。残った 1 名を拘束。車輌の中からは小火器や迫撃砲弾が見つかった。
イラク陸軍・第 6 師団・第 3 旅団・第 2 大隊の兵士が Baghdad 西方で、武器集積所 5 ヶ所を発見。内容は、圧力感知式起爆装置 17 個、106mm 砲弾 18 発、雷管 400 個、タイマー付きラジオ 20 台、砲弾 40 発、12.7mm 弾多数。

感謝してもらえるんだろか ? (AFISNews, 2006/3/23)
聯合軍は、昨年 11 月から拘束されていたキリスト教団体の平和活動家 3 名を救出した。4 人目のアメリカ人・Tom Fox 氏は、2 週間前に遺体で発見されている。
現在、15 の省で 1 日平均 6 件以下、そのうち 12 の省では 1 日平均 2 件以下の攻撃しか発生していない。攻撃事件が多く発生しているのは、Baghdad、Anbar、Salah Ad Din の 3 省に限られており、これらで全体の 75% を占めている。3/11-17 の範囲でみると、Baghdad で発生した事件は 10% 減、自動車爆弾攻撃は半減して前週の 17 件から 8 件に減った。なお、イラクの市民が標的にされる事例が増加しており、死者の 65% を占めるに至っている。こうした状況に対して、敵に楔を打ち込んで分断するべく、Baghdad では "Operation Scales of Justice" を 3/12 から発動。治安部隊 3,700 名を投入している。また、3/21 から "Operation Northern Lights" を発動、武器集積所 8 ヶ所を発見、18 名を拘束した。

小ネタいろいろ (Defense-Aerospace.com, 2006/3/23)
  • フィンランド国防省は、20 機を発注している NH90 ヘリのうち最初の 4 機が、年内に到着する予定だと発表した。
  • フィンランド国防省は、オランダから中古 MLRS を 4,530 万ユーロで購入する件についてアメリカ議会からの承認を得る必要があるが、春の終わりには承認を得られるだろう、という見通しを明らかにした。
  • 米 Lockheed Martin 社と西 EADS-CASA 社は、C-235 の米沿岸警備隊仕様、HC-235A の初号機をロールアウトさせた。これは Deepwater 計画の下で導入を進めている新装備のひとつで、2007 年から引き渡しを始める予定になっている。捜索・救難任務に加えて、対麻薬作戦や法執行任務、環境保護など、多様な任務に使用する。
  • 仏国防調達局 (DGA) の Observation, Telecommunication and Information Programmes Department は、ELINT 衛星のデモンストレーター・ELISA (Electronic Intelligence Satellite) を発注した。EADS Astrium と Thales 社の共同受注。衛星は重量 130kg 級の Myriade シリーズを 4 基使い、レーダー電波情報の収集を実施する。将来的には SIGINT 衛星の開発にも乗り出す。
  • EADS Defence & Security Systems 社は、スペイン向けの Tiger 攻撃ヘリに装備するミッション・コンピュータ、EuroGrid を受注した。金額にして 2,000 万ユーロほどの案件。戦術ミッション・コンピュータの機能とフライト・レコーダーの機能を兼用しており、すでにドイツ・フランス・オーストラリア向けの Tiger 攻撃ヘリで採用実績がある。Tiger 以外に NH90 への搭載も想定している。
  • 米 Lockheed Martin 社と米空軍は、改良型ペーブウェイ II レーザー誘導爆弾の飛行試験を行い、信頼性や性能が空軍の要求通りになっていることを実証した。同社は現在、GBU-10/12/16 を空軍向けに製造中。また、米海軍からは GPS/INS 誘導機能を追加した DMLGB (Dual Mode LGB) の採用を獲得したが、これは既存のペーブウェイを容易に改修して実現できる。
  • オーストラリア空軍の F-111 が Jervis Bay 沖合 140km の洋上で 2,000lb 爆弾 2 発を投下、北朝鮮の麻薬密輸船 MV Pong Su を撃沈した。その際、AP-3C が周辺の哨戒を実施した。
  • 米 Lockheed Martin 社は米海軍から、イージス戦闘システムのアップグレード改修キットを 2,080 万ドルで受注した。最終的には 22 隻の Ticonderoga 級すべてに導入するが、今回は一番手として USS Bunker Hill (CG-52)、それとヴァージニア州 Dahlgren の Wallops Island にある陸上訓練施設に導入する。この改修は能力向上と費用対効果の向上を企図したもので、LCS や DD(X)、沿岸警備隊の Deepwater といったプロジェクトのために開発された技術を活用して、COTS 化やオープン・アーキテクチャ化を図る。

世代交代 (Contracts, 2006/3/20, DUD, 2006/3/23)
Lockheed Martin 社は米空軍から、LANTIRN ポッドのシステム・インテグレーション・ラボにおける認証手順開発に関する修正契約を $17,089,120 で受注した。イスラエル向けの案件で、AN/AAQ-14 ターゲティング・ポッドに代えて Sniper XR・ATFLIR・LITENING といった新型を使用するためのもの。対象となるプラットフォームは F-15 と F-16。

イラク陸軍の米軍化 (Marine Corps Press Release, 2006/3/21)
イラク陸軍・第 7 師団・第 2 旅団の兵士が、3 週間にわたって実施していた HMMWV の運用許可と予防メンテナンスに関する訓練コースを修了、24 両の HMMWV を受領した。

今日のお買い物 (Contracts, 2006/3/22)
  • Northrop Grumman Systems 社は米海軍から、現用中の Sperry Marine 社製 IBS (Integrated Bridge System) に関する調査・補修・メンテナンス・改善作業を $40,305,984 で受注した。
  • BAE Systems Information and Electronic Systems Integration 社は米海軍から、LBT (Low Band Transmitter)×13 台とスペアパーツ、補修用パーツを受注した。EA-6B で使用するもの。
  • Samsung Heavy Industries 社は米海軍から、以前に $8,721,392 で受注した 60t クレーン (Portsmouth 海軍工廠向け) の納入指令を受領した。
  • BAE Systems and Armaments 社は米海軍から、Mk.14 mod.2 キャニスターに関する修正契約を $6,430,417 で受注した。Mk.14 mod.2 は、Mk.41 VLS にミサイルを収容する際に使用する。
  • Northrop Grumman Systems 社は米陸軍から、AN/TPQ-36(V) FireFinder 対砲兵レーダーのスペアパーツに関する修正契約を $10,942,497 で受注した。
  • スウェーデンの Nordic Ammunition 社は米陸軍から、既発注分の 5.56mm 弾 M995 と 7.62mm 徹甲弾 M993 に関する修正契約を $5,782,991 で受注した。

今日のイラク (AFISNews, 2006/3/22)
19 日、以下の事件があり、合計 32 名を拘束、武器集積所 3 ヶ所を発見した。
  • 米陸軍・第 4 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 8 歩兵聯隊・第 2 大隊の兵士が、イラク陸軍・第 8 師団・第 4 旅団の兵士と行動中に Latfiyah で銃撃を受けた。反撃して 1 名を殺害、11 名を拘束。Dishka 重機関銃と、弾薬を入れた 55gal 入りの石油缶を押収。
  • 同じ第 2 大隊がイラク軍と行動中に Iskandariyah で銃撃を受けた。反撃して敵兵 1 名を負傷させ、さらに 3 名を拘束。現場の近くで AK-47 自動小銃と RPG 発射器を発見。
  • Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 2 旅団戦闘チーム・第 75 騎兵聯隊・第 1 大隊の兵士が Baghdad 南西で怪しい車輌を見つけて調べたところ、路傍爆弾の製造材料を所持していた不審人物 2 名が乗っていたため、この 2 名を拘束。
  • Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 4 旅団戦闘チーム・第 61 騎兵聯隊・第 1 大隊の兵士が、Baghdad 南東をパトロール中に怪しい家宅を捜索、15 名を拘束するとともに、RPG と RPG 発射器、予備銃身、100 発入り弾薬ベルト、AK-47 自動小銃とマガジン・弾薬、Glock 拳銃と弾薬、猟銃とマガジン・弾薬、散弾銃、擲弾、米ドル $4,700、30 万イラク・ディナールの現金を発見した。
Multinational Division Baghdad はイラク軍を支援しながら、宗教行事のために Karbala に向かう巡礼者の安全を確保するため、Babil 省で作戦行動中。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 4 旅団戦闘チーム・第 67 騎兵聯隊・第 3 大隊の兵士がパトロール中に、Baghdad の New Baghdad 地区で誘拐事件があったという市民からの通報があった。武器を持った男性が黒いクルマに乗って走り去ったいう知らせで、問題のクルマを発見して捜索したところ、トランクからイラク人男性が出てきた。そこで、このクルマを運転していた人物を拘束。

小ネタいろいろ (Defense-Aerospace.com, 2006/3/22)
  • ハンガリー空軍が 14 機を発注している JAS39C/D グリペンのうち、第一陣の 5 機が現地に到着した。国防省による受領検査の後、2006/3/30 に納入式典を開催する。残り 9 機については、2007 年 12 月までに順次引き渡される予定。なお、JAS39C/D はグリペンの最新型で、カラー MFD や格納式空中受油プローブ、NATO との完全な相互運用性を備える。
  • 韓国の司法当局が、Thales 社の現地代理人に対する疑惑調査に乗り出した件について、同社は「我が社は韓国の規定を完全に遵守しており、こんなことになって驚き、かつ残念である」と声明を発表。
  • 米 DRS Technologies 社は BAE Systems 社から、ブラッドレー歩兵戦闘車の銃手が使用する目標捕捉用新型センサー・IBAS (Improved Bradley Acquisition Subsystems) を 1 億 3,900 万ドルで受注した。IBAS は BAE Systems 社が主契約社になっており、その下請けに入った格好。TAS (Target Acquisition Subsystem)、MCS (Missile Control Subsystem)、モノブロック・レーザー測距儀、HTI (Horizontal Technology Integration) 構想の下で開発された第 2 世代 FLIR、といった機材で構成される。
  • ドイツには、ミサイルや航空機などの兵器関連物資をイスラム諸国に違法に輸出することを目的とするダミー会社が 100 社以上ある、という話が報じられている。イランのミサイル開発計画にも関与している模様。
  • 在欧米空軍 (USAFE) 麾下・第 16 航空軍の航空輸送作戦センターを指揮する Phil Bossert 大佐は、イラクやアフガニスタンに対する空輸の必要性を満たすために、ヨーロッパにも C-17A の配備が必要だと表明した。
  • 韓国政府は、航空宇宙産業の競争力強化を図る目的で、今年度に 115 億ウォン (1,180 万ドル) の資金を投入すると表明。
  • ブルガリアとアメリカは、ブルガリア国内にある基地施設に米軍がアクセスする件に関する協議を行っており、4 月には合意をまとめる見通し。
  • 米 General Electric 社が開発中の旅客機用新型エンジン・GEnx が地上試験で、離陸時推力 80,500lb (約 36.5t) を達成した。なお、2007 年に登場して形式証明を獲得する初期モデルでは、離陸時推力 75,000lb を実現、これを B.787 ドリームライナーに搭載する。
  • 米 Lockheed Martin 社は米空軍に対し、A-10C に搭載する DSMS (Digital Stores Management System) の納入を開始した。これは、Sniper や LITENING といったターゲティング・ポッドとインテグレーションして、空対地攻撃用の兵装管制を自動的に行うもの。A-10C では、自由落下爆弾に加えて JDAM や WCMD の運用を予定している。そのほか、5in×5in の MFD、HOTAS、兵装パイロンのアップグレード、といった新機能も盛り込まれる。すでに A-10C は 2005 年初頭から Eglin AFB と Nellis AFB で試験飛行を開始しており、2007 年初頭から実戦部隊への引渡も開始する予定。
  • 独 Rheinmetall 社がドイツ軍向けに開発した偵察用ドローンに対する、EADS Defence Electronics 社製のデータリンク "KZO" の導入が開始された。このシステムは機体側の ADT (Air Data Terminal) と地上側の GDT (Ground Data Terminal) で構成されており、極めてコンパクトにまとめられつつ、伝送距離 120km 以上を実現している。
  • 英 BAE Systems 社は、沿岸作戦での利用を想定したモジュラー構成の新型 UUV・Talisman を公表した。2004 年末からプライベート・ベンチャーで開発を進めてきていたもの。カーボンファイバー製の UUV 本体と管制用コンソールで構成される。

今日のお買い物 (Contracts, 2006/3/21)
  • Placid Refining 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料に関する価格修正契約を $146,631,594 (上限価格) で受注した。
  • Delek Refining 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料に関する価格修正契約を $61,754,049 (上限価格) で受注した。
  • ALON, USA, L.P. 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料に関する価格修正契約を $60,881,386 (上限価格) で受注した。
  • Hermes Consolidated 社は米国防兵站局 (DLA) から、ジェット燃料に関する価格修正契約を $40,792,973 (上限価格) で受注した。
  • Kinsley Construction 社は米陸軍から、ペンシルバニア州 New Cumberland にメンテナンス施設と物資配送施設を建設する作業を $22,336,600 で受注した。
  • Burns & McDonnell 社は米陸軍から、ウェストヴァージニア州 Martinsburg に C-5 腐食管理ハンガーを建設する作業を $20,792,837 で受注した。

今日のイラク (AFISNews, 2006/3/21)
Balad AB を発進して、Salah ah Din 省で "Operation Swarmer" の支援任務に従事していた 46ERS (46th Expeditionary Reconnaissance Squadron) の MQ-1 プレデターが、ネバダ州 Creech AFB から遠隔操縦を受けている最中に墜落した。ちなみに、プレデターのお値段は 500 万ドル。
その "Operation Swarmer" は 6 日目に入り、イラク陸軍・第 4 師団・第 1 旅団と米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 3 旅団戦闘チームが、依然としてテロリストの掃討を継続中、武器集積所 2 ヶ所を発見した。
Multinational Division Baghdad 所属の兵士 1 名が、Baghdad 西方でパトロール中に小火器で撃たれて死亡した。
TV 番組のインタビューに出演した第 3 機甲騎兵聯隊指揮官・H.R. McMaster 大佐は、イラクにおける事態の進展を示す一例として、昨年秋に Tl Afar で実施したテロリスト掃討作戦 "Operation Restoring Rights" を挙げた。こうした掃討作戦が、連合国の意図に疑問を持つ人の考えを変えさせるとともに、イラク治安部隊の能力向上ぶりを実証した、というのが同大佐の説明。

今日のお買い物 (Contracts, 2006/3/20)
  • Lockheed Martin 社は米陸軍から、FY2005 発注分の PAC-3 ミサイルに関する修正契約を $250,127,976 で受注した。
  • Northrop Grumman Systems 社は米空軍から、LITENING ターゲティング・ポッドを $275,000,000 で受注した。空軍、州兵航空隊、空軍予備役、海兵隊向けで、搭載機は F-16、F-15、A-10、B-52。インテグレーションや兵站支援の業務も含む。
  • AshBritt 社は米陸軍から、ミシシッピー州における廃棄物処理関連業務契約・$1,000,000,000 のうち、$500,000,000 分の納入指令を受領した。
  • AM General 社は米陸軍から、2 ドアの装甲強化型 HMMWV・M1152 に関する修正契約を $56,229,980 で受注した。
  • DRS Test & Energy Management 社は米陸軍から、$25,554,767 で受注しているブラッドレー歩兵戦闘車用熱線映像処理装置向け電子機器のうち、$19,922,265 分の納入指令を受領した。TOW 対戦車ミサイルの熱線照準器で使用するもの。
  • Technologists 社は米陸軍から、アフガニスタンの Pol-E-Charki にある留置施設に第 4 セル (Cell BLock IV) を建設する作業を $12,235,001 で受注した。
  • General Dynamics Land Systems 社は米陸軍から、M1 戦車を対象とするテクニカル・サポート業務を $9,218,125 で受注した。
  • Honeywell International 社は米空軍から、F-15 のブレーキで使用するヒート・スタック×307 個を $5,400,305 で受注した。
  • Walbridge Aldinger 社は米海軍から、NAS Jacksonville に SH-60R 用の格納庫を建設する作業を $41,440,971 で受注した。FY2007 Military Construction Appropriation Bill で$31,178,029 の上積みがなされるほか、2 件のオプション契約 $1,141,000 を含めると、総額 $73,760,000 の案件に発展する。
  • Northrop Grumman Systems 社は米海軍から、RQ-8 ファイアスカウト UAV に関する修正契約を $29,286,714 で受注した。
  • Raytheon 社 Sensors and Electronic Systems 部門は米海軍から、AN/ALE-50 曳航デコイの発射制御装置に関するオプション契約分・110 台を $13,043,690 で受注した。

小ネタいろいろ (Defense-Aerospace.com, 2006/3/21)
  • 格付け会社 Standard & Poor's の最新レポートで、今回の QDR によって国防支出が順調に継続するために防衛産業界にとっては良好な状況になる、という見通しが示されている。
  • インドで、Scorpene 級潜水艦の発注に際してフランスのメーカー 2 社 (ARMARIS コンソーシアムと MBDA 社) に多額のコミッションが支払われたとする報道があったが、国防省はこれを否定。
  • 米空軍の Carrol H. "Howie" Chandler 中将は 16 日の議会証言で、F-22A を補完し、かつ老朽化した機体を代替するため、米空軍は F-35 JSF 計画を推進する、と発言。F-15 に対する F-16 と同様に、F-22A と F-35 でハイ・ロー・ミックスを実現するとしている。
  • Hurlburt Field AFB の 16th SOW/19th SOS で、2,100 万ドルを投じて導入作業を進めていた CV-22 用シミュレータが完成した。
  • 米 Aurora Flight Sciences 社は、同社の GoldenEye-50 UAS (Unmanned Aerial System) が、通算 100 回目となる 22 分間のフライトを実施したと発表した。この機体は陸上と海上のどちらでも運用できる、自律飛行可能な VTOL 型 UAV。巡航飛行の際には主翼を用いて、通常の航空機と同様に高速飛行できる。

次世代給油機をめぐる喧々囂々 (DID, 2006/3/21)
米空軍が 732 機を製造、現在も 490 機以上を運用している KC-135 給油機の代替について、さまざまな意見が出て議会で喧々囂々。
この件では、米 Boeing 社が提案していた B.767 給油機×100 機のリース案が、調達スキャンダルのからみでポシャった後、イタリア・日本で採用実績がある B.767 と、イギリス・オーストラリアで採用実績がある A330-200 (アメリカ向け名称は KC-30) の一騎打ち状態になっている。ただし、B.767 は年内に生産ラインをクローズする見通しになっていることもあり、さらに B.787 ドリームライナーや B.777、A340 や A300 といった機体の名前まで挙がっている始末。
米空軍で、以前に調達担当参謀次長を務めていた Donald Hoffman 元中将は「まず、同型機を 100 機揃えるべきだ。それが無理なら手持ちの KC-135 のエンジンやアビオニクスを近代化、給油ポイントを増設して使い続けるのがよい。と主張。これに対して AMC (Air Mobility Command) 副司令官の Christopher Kelly 空軍中将は「KC-135 と、その 1.95 倍の能力を持つ KC-10 を併用しているのと同様に、大型機と中型機のハイ・ロー・ミックスで行くべきだ」と主張。
ちなみに、A330-200 こと KC-30 は 246,000lb の燃料に加えて、43t (メトリック・トン。以下同様) の貨物、あるいは 272 名の人員を同時に輸送できる。つまり、戦闘飛行隊の人員と一部の重要装備を、一緒に空輸展開できる。
それに対して B.767 は 16,1000lb (補助タンクなし) あるいは 202,000lb (補助タンクあり) の燃料に加えて、35t の貨物 (463L パレットの利用も可能)、あるいは人員 200 名、そうでなければ 463L パレット 10 枚分の貨物と 100 名の人員の同時輸送も可能。ただ、なんにしても能力的には見劣りする。ただし、燃費はよい。
となると B.777 はどうだ、という話になるが、これはいささか規模過大だという見方をするアナリストもおり、空軍にしても Boeing 社に公式な照会はしていない。なお、ハイ・ロー・ミックス案になった場合、Airbus 陣営としては第二のチョイスとして A340-200 を売り込む考え持っている。
その他に関連するファクターとして、給油方式と燃料の種類がある。米軍では、空軍がフライング・ブーム方式、海軍と海兵隊がドローグ/プローブ方式を使用しているが、燃料の種類自体も前者が JP-8、後者が JP-5 と異なる。JP-5 の方が安全性に関する配慮から引火点が高いという違いがある。これら 2 種類の燃料を給油機に混載することは、運用面での効率に響く可能性がある。かといって、燃料を統一して海軍/海兵隊機に JP-8 を給油した場合、着陸時に燃料タンクをスッカラカンにしなければならない。これは、海軍/海兵隊の燃料システムが異なる種類の燃料で汚染されるのを防ぐための制約。
この給油機調達計画に関する RfI は近いうちにリリースされて、今年 9 月を回答期限にするとみられる。

なんか知らんが新記録らしい (AFNews, 2006/3/20)
C-17A がアフガニスタン上空で、40 分間で 32,400lb の人道支援物資を空中投下した。1 機が短時間の間に複数の DZ (Drop Zone) に投下した貨物の分量としては過去最大記録。
その C-17A、ハワイの Kauai 島で発生したダム決壊の被災者に、救援物資 27,000lb を送り届けるミッションも行っている。

今日のイラク II (AFISNews, 2006/3/20)
イラク陸軍・第 5 師団・第 2 旅団が Khalis で、20 名を拘束、さらに武器集積所を発見。もともと、誘拐・暗殺に関与していると見られる細胞組織に属する 10 名の容疑者を捕まえるために実施した作戦だった。
Kirkuk と Hawijah では、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 1 旅団戦闘チーム・第 327 歩兵聯隊麾下の 2 個大隊がイラク軍と共同で 46 名を拘束。第 1 大隊は 7 日間に渡って毎日のように敵兵と交戦、2 名を殺害、1 名を負傷させて、25 名を拘束。道路沿いに止められているトラックに IED を仕掛けている現場を上空から発見して、逃走した犯人の情報を無線で地上部隊に通報、合計 11 名の拘束に成功したこともあった。一方、第 2 大隊は 21 名を拘束。さらに IED 製造材料や武器類、偽造文書の類も発見。

今日のイラク I (AFISNews, 2006/3/20)
Salah Ad Din 省で、イラク陸軍・第 4 師団・第 1 旅団と第 1 コマンドー旅団、それと Task Force Band of Brothers 麾下、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 3 旅団戦闘チーム、第 4 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チーム・第 9 騎兵聯隊・第 2 大隊の兵士が、Samarra 北東部で、"Operation Swarmer" を継続中。この日は、弾薬やロケットを隠匿した武器集積所 3 ヶ所を発見。
その前日、Multinational Division Baghdad に武器集積所の在処に関するタレコミがあり、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 2 旅団戦闘チーム・第 502 歩兵聯隊と、第 4 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 8 歩兵聯隊の兵士が出動。Iskandariyah の近くで、テロリストが重機関銃を据え付けているのを発見・射殺した。さらに 2 名を拘束、武器集積所にあった武器類と 55gal 入りドラム缶 (これも武器入り) を差し押さえた。
17 日には、Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 10 山岳師団・第 1 旅団戦闘チーム・第 87 歩兵聯隊・第 1 大隊の兵士が 3 名を拘束して Camp Liberty に連行。Baghdad 北西で、走行中の車輌から撃ち逃げを行った容疑。AK-47 自動小銃と PKC 機関銃、携帯電話、ベアリング入りベストを所持。
イラク陸軍・第 9 師団・第 2 旅団の兵士とエストニア軍の小隊が、Baghdad 北西で降車パトロール中に武器集積所を発見。37mm 砲弾、125mm 戦車砲弾、12.7mm 弾があった。
18 日には、CRRB (Combined Review and Release Board) の評価結果を受けて、拘束されていた中から 350 名の男性が釈放された。これまでに CRRB は 29,800 名について評価を行い、そのうち 15,600 名について釈放を勧告している。

実戦型オスプレイ登場 (AFNews, 2006/3/20)
米空軍は、特殊作戦型オスプレイ・CV-22 の実用モデル初号機を受領した。配備先はニューメキシコ州 Kirtland AFB の 58SOW。まずは搭乗員の訓練用に用いることになっており、とりあえず 4 機を揃える。最終的には、2017 年までに 50 機の CV-22 を調達する計画。

小ネタいろいろ (Defense-Aerospace.com, 2006/3/20)
  • 台湾国防省は、P-3C 対潜哨戒機と潜水艦の調達が必要だとする報告書をまとめて、立法院 (議会) の国防委員会に送付した。その報告書の中で、潜水艦の 1 隻あたり価格を 6 億 5,700 万ドルと見積もっている。アメリカで建造した場合、他国で建造したときの 4 億 7,700 万ドルより高くつくが、それでも適正価格の範囲内だとしている。想定している潜水艦は排水量 2,000t 級の AIP 付き。まず第一段階として、今年の補正予算で 619 万ドルの支出を求めている。一方、P-3C×8 機の調達価格については、パキスタン向けの 1 億 2,100 万ドルを下回る 1 億 1,400 万ドルと見積もった。中国の潜水艦戦力に対抗するには、(特別枠ではなく) 通常予算の範囲内で 12 機の P-3C を揃えて、1 個 ASW 飛行隊を編成すべし、としている。
  • スペインは、警察がすでに運用している Eurocopter EC135×3 機に加えて 48 機を追加発注、総勢 51 機にする。8 年以内に全機を揃える予定。
  • アメリカ議会の U.S.-China Economic and Security Review Commission に所属するメンバーが、中国に対する軍民両用技術の輸出制限について、その実効性に疑義を呈している。
  • 米 Kongsberg Underwater Technology 社が米海軍から受注した、T-AGS-60 測量艦向けのソナー (MBSS : Multibeam Sonar Systems) の内訳は、以下の通りと判明。これが、現用中の EM121A (12kHz) を代替する。
    • EM 120 : 深海用マルチビーム音響測定装置。マッピングに使用
    • EA 600 (200, 38, 12 kHz) : 多周波シングルビーム発振装置
    • SBP 120 : 深海用の海底地形計測用高解像度プロファイラ
    • ADCP (Teledyne RD Instruments 社製) : 浅海・深海用の多周波ドップラー・プロファイラ
  • 韓国軍は 2007 年までに、軍用通信システムのレンジを 6,000km に拡大する計画で、"ANASIS" というコードネームを付けた新型通信システムを開発する。開発に際しては、フランスの企業が協力する。
  • 米空軍は 2007 年に、TacSat-3 と称する新型衛星の打ち上げを予定している。これは "Responsive Space" 計画の下で開発された、戦場にいる兵士が最新の情報を迅速にダウンロードできるようにする機能を提供する衛星。搭載するペイロードは以下の通り。
    • ARTEMIS hyperspectral imager (HSI)
    • the Ocean Data Telemetry Microsatellite Link (ODTML)
    • Space Avionics Experiment (SAE)
  • 米海軍は米 Lockheed Martin 社に対し、110 万ドル・12 ヶ月間の契約を発注した。ステルス実験艦 Sea Shadow (IX-529) による最後の実験を行うもので、これを最後に同艦は、再就役以来 7 年に渡った運用を終了する。同艦は 1985 年に極秘裏に建造されて、船体構造、自動化技術、乗員削減、航洋性やステルス性といった分野の技術研究に用いられた。その後、1999 年から LM 社の ATL (Advanced Technology Laboratories) が同艦を使った実験をいろいろやっている。

RFID で合理化 (DID, 2006/3/20)
RFID Journal 誌 (March 13, 2006) によると、NCED (The National Center for Employment of the Disabled) が、米軍向けに納入する物件に RFID を導入する作業を支援するため、米 SAIC 社に依頼を出したと報じている。同社は化学戦防護装備や迷彩服、戦闘服を製造・納入している。第一段階として RFID による在庫管理を実現、続いて発注処理や生産計画などの分野で効率改善を図るために RFID を活用する体制を作る。

それはそうかもしれないが (AFISNews, 2006/3/19)
FOX、NBC、CBS のニュース番組に出演した MNF-I 司令官・George W. Casey Jr. 大将は、イラクが内戦状態に陥っているという見方を否定して、「18 省のうち 15 省では、1 日あたりの事件発生件数は 6 件を下回っている」と説明した。

今日のイラク (AFISNews, 2006/3/19)
イラク軍と聯合軍は、今日もテロ活動の容疑者捜しを続行中。
Kirkuk では 16 日、警察が Qadiysiahya 近辺で 6 件の家宅捜索を実施して、9 名を拘束。そのうち 4 名は尋問の後で釈放。また、市の外苑部にある Dibbis という村落で、120mm 迫撃砲弾 12 発が見つかった。
Humera では 17 日、武装勢力と武器集積所の存在を通報された第 172 SBCT が出動して、武装勢力 16 名を拘束。現場ではAK-47 自動小銃やマガジン、弾薬、爆弾製造材料も発見。全員が爆発物反応「陽性」と出たため、Mosul Detention Facility に送られて、さらなる尋問を受けることになった。
イラク陸軍・第 2 師団の兵士が Mosul で、トラックに積まれていた武器を発見。中身は AK-47 自動小銃、RPG 発射器、手榴弾、弾薬など。
イラク陸軍・第 1 師団・第 3 旅団・第 3 大隊の兵士が 17 日、Habbaniyah 北西の Abu Fleis で武器集積所を発見。中身は RPG、RPG 発射器、プロパンガスタンク、155mm 砲弾。
Tal Afar では、イラク陸軍・第 3 師団・第 2 旅団・第 1 大隊の兵士が 17 日、市の郊外で武器集積所になっている住宅を発見。中身はロケット発射器とロケット、擲弾、C4 爆薬、砲弾。同旅団の第 3 大隊にも市民からの通報があり、米陸軍・第 1 機甲師団・第 1 旅団戦闘チームと合同で調べたところ、14mm 対空砲弾を発見。同旅団の第 2 大隊も小火器用弾薬 200 発を発見。イラク陸軍・第 3 師団・第 3 旅団・第 2 大隊も Tal Afar で武器集積所を 2 ヶ所発見している。
"Operation Swarmer" は 3 日目に入った。これまでに、武器集積所 11 ヶ所を発見、60 名を拘束。とある道路で IED 攻撃に遭遇して車輌 1 両がダメージを受けたが、死傷者は出ていない。イラク陸軍は Samarra 北東で目標地域の掃討を行い、武器集積所を複数発見。中身は各種迫撃砲弾、RPG、対物ライフル弾、各種ロケット、手榴弾、SA-7 地対空ミサイル、機関銃、自動小銃、爆弾製造材料、130mm 砲弾、プラスチック爆薬、リモコン起爆装置など。また、テロリスト訓練用の文書、イラク軍の軍服、米軍兵士の所在や運用手順と自動車爆弾攻撃の模様を記録したビデオも見つかった。"Operation Swarmer" は、あと 1-2 日は続く見通し。

今日のイラク (AFISNews, 2006/3/18)
16 日、Tikrit 北西にある Contingency Operating Base Speicher が砲撃を受けて、米軍兵士 2 名が死亡、さらに負傷者 1 名が出た。いずれも、Task Force Band of Brothers 麾下、第 101 空挺師団 (航空強襲) の所属。
イラク軍 850 名と米軍 800 名が合同で実施している "Operation Swarmer" では、Samarra 近辺の 10 マイル四方の地域を対象として掃討を続けており、武器集積所 6 ヶ所を発見、50 名ほどを拘束した。武器集積所には迫撃砲弾、RPG、ロケット、砲弾、爆弾製造材料などがあった。なお、拘束した 50 名のうち 17 名については、尋問の後で釈放されている。イラク軍・米軍の死傷者は報告されていない。
Balad 近くでは、テロ活動の容疑者 5 名を拘束、サッカー場に隠匿されていた武器を発見した。これはイラク陸軍・第 4 師団・第 3 旅団・第 1 大隊と、Task Force Band of Brothers 麾下、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 3 重旅団戦闘チーム・第 1-8 諸兵科聯合大隊が実施した捜索任務によるもの。隠匿されていたのは、ソ聯規格の 12.7mm ライフルと対空砲、AK-47 自動小銃、PKC 機関銃、RPG と RPG 発射器、迫撃砲、ロケット、C4 爆薬、手榴弾、地雷、その他の爆弾製造材料など。

今日のソマリア沖合 (AFISNews, 2006/3/18)
ソマリア沖 25nm の公海上で、USS Cape St. George (CG-71) と USS Gonzalez (DDG-66) が、小舟 2 隻を曳航しながら西方に向かっている怪しい船を発見、USS Gonzalez から乗り込み隊が発進する準備をしていたところ、件の船の乗組員が RPG 発射器を持ち出しているのを発見。さらに射撃を仕掛けてきたため、自衛のために小火器で反撃、海賊 1 名を射殺した。その後で乗り込んで調べたところ、負傷者 5 名を含む 12 名を発見。さらに RPG 発射器や自動火器も見つかった。
両艦は CTF150 (Combined Task Force 150) に所属しており、Hank Ort 提督 (オランダ海軍) の指揮下で作戦中。

今日のアフガニスタン (AFISNews, 2006/3/18)
地元の市民から警察に、Nangarhar 省の Pachir Wa Agam 地区にあるモスクに爆弾が仕掛けられているという通報があった。それを受けた聯合軍は、地元の指導者から許可を得て爆発物処理班をモスクに送り込み、爆弾の処分に成功。

今日のお買い物 (Contracts, 2006/3/17)
  • L3 Communications 社は米空軍から、GMT (Ground Base Multi-Band Satellite Terminals)×174 台とスペアパーツを $385,611,666 で受注した。
  • Boeing 社 Wichita Development and Mod Center は米空軍から、VC-25A のデポレベル重整備に関する修正契約を $45,595,120 で受注した。
  • Lockheed Martin 社は米空軍から、Airborne and Maritime/Fixed Station Joint Tactical Radio System のリスク低減・設計熟成作業を $20,058,763 で受注した。
  • Kaman Dayron 社は米空軍から、FZU-55×8,630 個など、JPF (Joint Programmable Fuze) 計画に関連する信管各種に関する修正契約を $19,337,499 で受注した。JPF は、飛行中の航空機でコックピットから遅発時間を設定できるようにする信管を開発するプログラム。
  • Composite Engineering 社は米空軍から、AFSAT (Air Force Subscale Aerial Target) の低率初期生産ロット 3、38 機などを $15,000,785 で受注した。オプション契約分の行使に伴うもの。
  • McDonnell Douglas 社は米空軍から、C-17A を対象とする PIP (Product Improvement Program) 関連のサポート機材に関する修正契約を $6,719,724 で受注した。
  • Pepco Energy Services 社は米国防兵站局 (DLA) から、メリーランド州各地の陸海空軍と政府民間部局向けの電力供給業務を $183,840,700 (上限価格) で受注した。
  • Coastal Pacific Food Distributors 社は米国防兵站局 (DLA) から、シンガポールやディエゴ・ガルシアにおける陸海空軍と政府民間部局、それと在日アメリカ大使館における食堂施設運営業務を $28,087,972 (上限価格) で受注した。
  • Direct Energy Services 社は米国防兵站局 (DLA) から、メリーランド州各地の陸海空軍と政府民間部局向けの電力供給業務を $7,886,596 (上限価格) で受注した。
  • Lockheed Martin 社は米陸軍から、GMLRS (Guided Multiple Launch Rocket System) と DPICM (Dual Purpose Improved Conventional Munitions) の全規模量産分に関する修正契約を $77,575,200 で受注した。
  • AM General 社は米陸軍から、M1151P1 と M1152P1 に装備する装甲板 (A キットと B キット) に関する修正契約を $58,579,003 で受注した。
  • Raytheon 社は米陸軍から、第 2 世代 FLIR のブロック 1 キット A/B を $429,714,432 で受注した。
  • PCL Construction Services 社は米陸軍から、コロラド州 Fort Carson に諸兵科連合市街戦訓練施設を建設する作業を $24,796,381 で受注した。
  • ATK Thiokol 社は米陸軍から、M212 赤外線フレア $24,600,000 分の納入指令を受領した。$44,990,000 で受注した契約の一環。
  • General Dynamics Land Systems 社は米陸軍から、M1A1 戦車の改修キット (フル仕様 M1A1 に改修) $23,785,260 分の納入指令を受領した。$89,060,488 で受注した契約の一環。別件で、$17,665,957 分の契約のうち $15,912,942 分の納入指令も受領している。
  • BAE Systems Ordnance Systems 社は米陸軍から、テネシー州 Kingsport にある蒸気ボイラー施設の更新作業に関する修正契約を $7,000,000 で受注した。
  • Alliant Techsystems 社は米陸軍から、M228 訓練用信管に関する修正契約を $6,849,324 で受注した。
  • McDonnell Douglas 社は米海軍から、T-45 練習機を対象とする兵站支援業務を $12,475,584 で受注した。
  • Northrop Grumman Systems 社は DARPA から、超音速のテイルレス・オブリーク全翼機 (flying wing) の概念設計と予備設計に関する $10,295,593 の契約について、$3,800,325 上積みする追加契約を受注した。

今日のイラク (AFISNews, 2006/3/17)
Task Force Band of Brothers 麾下、第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 3 旅団戦闘チームに所属する兵士 1 名が、Samarra で監視任務に従事している最中に撃たれて死亡した。

今日のアフガニスタン (AFISNews, 2006/3/17)
Zabul 省、Qalat 地区の Khwazi という村落で、アフガニスタン軍と聯合軍が合同パトロールを行っていたところ、武器を持ってモスクに駆け込んだ不審人物を発見。アフガニスタン軍兵士が「出てこい」と命じたが従わなかったため、許可を得てモスク内部に踏み込み、この人物を拘束。タリバン関係者の疑いがもたれている。また、自動小銃や弾薬、9mm 拳銃、手榴弾なども見つかった。
Nangarhar 省では、アフガニスタン軍と聯合軍が武器集積所 4 ヶ所を発見。さらに複数の対人地雷を除去した。Jalalabad では、警察官が迫撃砲弾 10 発を発見。Charparhar 地区の Kandy Bagh という村落では、米海兵隊・第 3 海兵聯隊・第 1 大隊の海兵隊員が、ある民家で IED 製造材料と地雷 5 発が隠匿されているのを発見。Bati Kot District Center の近くでは、アフガニスタンの軍と警察が Jalalabad PRT (Provincial Reconstruction Team) の支援を受けて行動中に地雷を発見。

余計な手出しはイラン (AFISNews, 2006/3/17)
米中央軍 (USCENTCOM) 司令官の John P.Abizaid 陸軍大将は上院軍事委員会で、イランがイラクとアフガニスタンの両方で工作活動を実施していると証言した。イラク北東部とイラン北西部が接する国境地帯ではさまざまな往来があり、イランで製造された IED の材料がイラクに持ち込まれているとのこと。ただし、これがイラン政府と直接関わっているわけではない、としている。

これも冷戦の残骸 ? (DoDNews, 2006/3/17)
米国防総省は、ルクセンブルクの Bettembourg にある陸軍の事前集積施設 (APS : Army Prepositioned Site) を 2006 年 9 月で閉鎖すると発表した。これにより、年間 2,480 万ドルの経費節減になると予測されている。

"Red Storm Rising" の読者なら馴染みの地名 (AFISNews, 2006/3/17)
米国防総省は、アイスランドの Naval Air Station Keflavik に駐留している米軍部隊の撤収を発表した。Carol van Voorst 駐アイスランド大使、Nicholas Burns 国務次官、Halldor Asgrimsson アイスランド首相が会見した結果の決定。冷戦時代と違って脅威が存在しないことと、米軍の海外配備を見直していることが背景にある。
現在、軍人 1,200 名、文官 100 名、地元民間人 600 名ほどがこの基地で仕事をしており、年間の駐留経費は 2 億 6,000 万ドルほど。

小ネタいろいろ (Defense-Aerospace.com, 2006/3/17)
  • 英国防省は手持ちの AFV に対する補修とアップグレードを推進中で、FV430 シリーズについては ABRO の Bovington 工場で、ウォーリアと Combat Vehicle Reconnaissance (Tracked) については同じ ABRO の Donnington 工場で、それぞれ作業を実施する。
  • Alcatel Alenia Space 社は韓国の KARI (Korea Aerospace Research Institute) から、KOMPSAT-5 衛星に装備する合成開口レーダーを受注した。
  • トルコとブルガリアが、兵器の共同開発を進める目的で接触中。
  • 蘭 Thales Nederland 社とイスラエルの Rafael 社は、イスラエル南部の Shdema Test Range で Barak 艦対空ミサイルの試射を実施した。これは、Flycatcher Mk.2 レーダー (レンジ 20km) と Barak ミサイルで構成される Defender 防空システムのインテグレーション作業の一環として実施したもの。Flycatcher Mk.2 レーダーは SAM と砲の両方を管制できるので、ハイブリッド防空システムも実現可能。
  • 英国防省は、今後 20 年に渡って使用する無人標的機調達計画の優先交渉権者として、QinetiQ を選定した。
  • 米 AM General 社は、新型の装甲 HMMWV・M1151P1 の第一陣、500 両をイラクに向けて送り出した。これは "A" キットと "B" キットと呼ばれる耐弾・耐地雷装甲を持ち、戦地で装甲板の着脱が可能。また、馬力を 36%、トルクを 69%、航続性能を 16% 改善した新型ターボディーゼルエンジン、Optimizer 6500 を装備している。
  • イギリス・North Wales の Broughton にある Raytheon 社工場で完成した Sentinel R.1 が、アメリカ・テキサス州 Greenville にある Raytheon 社工場に向かった。春の終わりにはイギリスに戻ってきて、追加の飛行試験を実施する予定。Sentinel R.1 は Bombardier 社の Global Express ビジネスジェット機をベースにした ASTOR (Airborne Stand-Off Radar) プラットフォーム。初号機の改造とインテグレーションはアメリカで、残りの機体についてはイギリスで、それぞれ作業することになっている。
  • 米陸軍・第 10 山岳師団が、三度目となるアフガニスタン出征を行った。ただし今回は、新しいモジュラー構成旅団として派遣されており、従来よりも火力を強化している。また、海軍や空軍の部隊も支援のために加わって、統合化されたチームを構成している。第 10 山岳師団のうち半分ほどがアフガニスタン、あるいはイラクでの戦闘経験を持ち、アフガニスタンに展開した兵士の 35% は以前にも、ここで戦闘を経験している。
  • 米 Boeing 社は、DARPA や AFRL と共同で推進している UAV 用自律飛行システム、SEC (Software Enabled Control) のデモンストレーションを成功裏に実施した。フライトの内容は、既知の脅威におけるポップアップ機動、低空飛行、地形追随飛行、安全な着陸地点の識別など。開発作業は Boeing 社の Phantom Works と、University of California-Berkeley、Georgia Institute of Technology、Massachusetts Institute of Technology が共同で行っており、Boeing 社の OCP (Open Control Platform) アーキテクチャをベースにしている。
  • 米 Northrop Grumman 社は、KEI (Kinetic Energy Interceptor) 計画のために FY2006 で実施を予定していた 2 度のテスト (KFC/C : KEI Fire Control and Communications) を成功裏に済ませた。これは、KFC/C が弾道ミサイルの要撃に必要な速さと精確さを備えているかどうかを検証する目的で実施したもの。

NLAW 製造の手配 (DID, 2006/3/17)
Thales UK 社は、Rb57 NLAW (Next Generation Light Antitank Weapon) に関して Saab Bofors Dynamics 社との間で、1,000 万ポンド (1,750 万ドル) の輸出契約を調印した。NLAW はイギリスとスウェーデンが共同開発した個人用対戦車兵器で、スウェーデンが 2005 年に 5 億クローネで発注を決めている。最終組立は北アイルランドの Belfast にある Thales Air Defence 社の工場で行うため、こうした手続きが必要になったもの。
この工場では、Starstreak や VT1 といった携帯式地対空ミサイルに加えて、ヘルファイアの製造も行っている。また、NLAW で使用する電子機器や光学センサーについては、イギリスの Basingstroke 工場で製造する。

今日のお買い物 (Contracts, 2006/3/16)
  • Alion Science and Technology 社は米海軍から、USJFCOM (United States Joint Forces Command) の Joint Experimentation を改善するためのモデリング/シミュレーション技術提供契約を $48,552,112 で受注した。
  • Vericor Power Systems 社は米海軍から、LCAC (Landing Craft-Air Cushion) を対象とする SLEP (Service Life Extension Program) の一環として、ETF40B ガスタービンエンジン×20 基の製造・試験・納入までの業務を $28,484,200 で受注した。
  • General Dynamics Ordnance & Tactical Systems 社は米海軍から、25mm 機関砲弾を $25,397,620 で受注した。Mk.38 機関砲 (M242 チェーンガンの艦載型) で使用するもの。
  • Northrop Grumman Electronic Systems 社は米海軍から、AN/SPQ-9B レーダーで使用する進行波管 (TWTA : Traveling Wave Tube Assembly)、送信機のアップグレード、インターフェイス・キットに関する修正契約を $18,316,805 で受注した。
  • Sikorsky Aircraft 社は米海軍から、MH-60R/S に装備する Link 16 TDL (Tactical Data Link) の FSI (Full Scale Integration) を完了させるための開発作業を $16,267,500 で受注した。
  • Raytheon Systems 社 Network Centric Systems 部門は米海軍から、CEC (Cooperative Engagement Capability) のサポート業務に関するオプション契約を $10,947,000 で受注した。
  • Quantell 社は米海軍から、MCAS Cherry Point にある海軍航空デポ (NAVAIRDEPOT : Naval Air Depot) の管理・事務・訓練支援業務を $6,871,738 で受注した。
  • General Atomics 社は米海軍から、EMALS (Electromagnetic Aircraft Launch System) を対象とする 2 件の ECP (Engineering Change Proposals) に関する修正契約を $6,026,755 で受注した。Center Deck Display と Launch Control System Motor Controller を手直しするもの。
  • Boeing 社は米陸軍から、CH-47 のローター・ブレードをオーバーホールする作業の納入指令を受領した。先に $48,494,440 で受注した契約のうち、$28,993,614 分が対象。
  • RTKL/KLING (Joint Venture) は米陸軍から、NGIA (National Geospatial-Intelligence Agency) 向けの Design Early Site Package を $22,614,417 で受注した。
  • Sikorsky Aircraft 社は米陸軍から、UH-60L ブラックホークの追加発注分を $21,457,305 で受注した。
  • The Wexford Group International は米陸軍から、米陸軍の Rapid Equipping Force を対象とするエンジニアリング・サービス業務とサポート業務を $17,917,334 で受注した。
  • Alcan General 社は米陸軍から、アラスカ州の Clear AFS (Air Force Station) に宿舎を建設する作業を $17,735,998 で受注した。
  • Kalmar RT Center 社は米陸軍から、$44,293,511 で受注していた Rough Terrain Container Handler Vehicles とフォークリフトのうち、$11,263,385 分の納入指令を受領した。
  • Labatt Food Service 社は米国防兵站局 (DLA) から、テキサス州とオクラホマ州の基地施設における食堂運営業務を $13,526,000 で受注した。
  • そのほか、DURIP (Defense University Research Instrumentation Program) の下で、88 の大学に 183 件、総額 4,040 万ドルの研究業務契約を発注している。

意外なリプレース (JDW, 2006/3/15)
米陸軍は、OH-58D 代替機として 30 億ドルの予算で 368 機の調達を予定している YRH-70 こと ARH (Armed Reconnaissance Helicopter) について、480 機への増勢を図る模様。これは、州兵部隊が装備している AH-64A の代替分を追加するため。

片手で鉄拳、片手で握手 (JDW, 2006/3/15)
アメリカは、2001 年に発生した F-7 戦闘機による EP-3E 強制着陸事件をきっかけにして冷却化している対中関係の修復を図り、人事交流や艦艇の相互訪問を計画中。こうした相互交流によって、冷却化した関係の修復と、対立のエスカレーションを抑制したい考え。

この国の伝統 (JDW, 2006/3/15)
イスラエル国防軍の前参謀総長、Moshe Ya'alon 元中将は 3/7 に Washington DC で講演。イランの核開発計画への対応について、軍事的オプションを排除しないと語り、さらにイスラエルやアメリカだけでなく、多国籍での行動になると話している。イランの核開発計画については、6-18 ヶ月で必要な知識を得て、3-5 年以内に核兵器を作り上げるのではないかという見通しを示した。

この国のダマカシ ? (JDW, 2006/3/15)
中国は全人代で、2006 年の国防費を対前年度比 14.7% 増となる 351 億ドルと発表。中国側は、予算水準は他の主要国より低いし、対 GDP 比でも同様だと説明している。しかし、アメリカは実際の国防費が公表された値の 3.5 倍あると見込んでいる。これは、装備調達費や研究開発費などの大口支出を国防費に計上していない、という考えに基づくもの。
国防費が政府予算全体に占める比率は 7.40% とされているが、2004 年の全人代で財務担当相が「国防費が国家予算全体の 12.2% を占める」と発言したことがある。ここから逆算すると、公表された予算より国防費の実額が多いという推測が裏付けられる。

ボロ儲け (JDW, 2006/3/15)
チリとドイツは、ドイツ陸軍中古のレオパルト 2A3 戦車×100 両 (価格不明) の調達に関する契約に調印した。チリ陸軍はレオパルト 1 戦車を 200 両以上抱えており、これらを代替するためにレオパルト 2×260 両の調達を求めている。
過去にスイスから中古戦車を購入する話があったが、これは予算事情が原因で頓挫。しかし今回は銅相場の高騰でボロ儲け (bonanza) していることが好材料となった。

飛べない機体・その 2 (JDW, 2006/3/15)
米税関局 (CBP : Customs and Border Protection) が運用している P-3 オライオンの主翼アタッチメントにクラックが発生。そのため、16 機の P-3 すべてが飛行停止になってしまった。CBP は早期警戒型と長距離追跡型の P-3 を保有しており、カリブ海や太平洋で対麻薬作戦を実施している。また、Hurricane Katrina 襲来時には災害救援にも活躍した。

飛べない機体・その 1 (JDW, 2006/3/15)
オーストラリア陸軍が保有するシーキング Mk.50 のうちの 1 機が 1 年前に墜落事故を起こしており、同機の耐空性に関する懸念が増している。こうした状況を受けて、オーストラリア陸軍では残存しているシーキング Mk.50×6 機の退役を促進する方針を打ち出した。代替機が何になるかは不明だが、すでに導入されている MRH90 (NH90 のオーストラリア版) を追加する可能性が高いとみられる。

なんでいまさら (JDW, 2006/3/15)
サウジアラビアは今年 4 月から、パキスタンの Heavy Industries Taxila 製戦車・MBT2000 Al Khalid のトライアルを開始する。結果が良好なら 150 両を調達する予定。金額にして 6 億ドル、パキスタンの兵器輸出としては過去最大の案件。

JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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