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一般ニュース
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2006/11/16)
トルコで 1915-1917 年にかけて発生したアルメニア人虐殺事件をフランス議会が違法行為と断じたため、トルコ政府はフランスとの軍事協力を凍結する挙に出た。
イタリアの Mr. Giovanni Lorenzo Forcieri 国防相とインドの Shri M M Pallam Raju 国防相が、艦載兵器、魚雷、長射程火砲、艦載戦闘指揮装置といった装備に関する協力や、自然災害発生時の港湾防禦といった課題について協議した。
英陸軍 AAC (Army Air Corps)・667th Sqn. 所属の Apache AH.1 攻撃ヘリが、Portsmouth Naval Base で HMS Ark Royal に着艦、格納庫に降ろされた。同艦は 2,000 万ポンドをかけた改修工事を終えたばかりで、これによって Apache AH.1 の運用が可能になった。Apache AH.1 は、すでに揚陸艦 HMS Ocean で運用したこともある。
米ミサイル防衛局 (MDA) は、CTF (Combined Test Force) が FOC (Full Operational Capability) を達成したと発表した。CTF は、BMDS (Ballistic Missile Defense System) の試験を計画・実施・分析する作業を担当している。すでに GMD (Ground-based Midcourse Defense、THAAD (Terminal High Altitude Area Defense)、イージス BMD といった個別要素の熟成が進んでいるが、これらを組み合わせてひとつのシステムにまとめ上げて、ちゃんと機能するかどうかをテストしなければならない。それを担当するのが CTF で、以下の 4 部門からなる。
Test Planning and Design Division : キャンペーン・レベルの試験を計画する
Test Operations Division : 詳細レベルの試験を計画・実施する
Test Analysis and Reporting Division : 試験で得られるデータの分析・報告を担当する
CTF Support Division : 管理業務などを担当する
今日の小ネタ
USS Kitty Hawk (CV-63) の後釜として横須賀にやってくる USS George Washington (CVN-73) が、PIDA+D (Planned Incremental Availability plus Docking) なる入渠・改装工事を実施中。メインマストをいったん取り払って、装備の更新を実施している。まず Phalanx CIWS がブロック 1B になり、Sea Sparrow の管制レーダーも Mk.23 TAS (Target Acquisition System) から AN/SPQ-9 に代わる。こうした改修により、どちらの方向に対しても同時に 2 つの兵装を指向できるようにして、自衛能力を向上させる。CDC (Combat Direction Center) のレイアウト変更も実施する。(NavNews 2006/11/15)
米沿岸警備隊 (USCG) は、現用中の 110ft 級哨戒艇に代わる新型哨戒艇、FRC-B (Fast Response Cutter-B) の調達を開始する。すでに実績がある設計で、アメリカ国内で建造可能という条件がつけられており、船体材料としては CFRP、鋼、アルミのいずれかを使用する。現在、19 社から 27 種類の設計案が提出されている。(DefenseNews 2006/11/15)
インドとパキスタンは、対テロ関連の情報共有や、核兵器に関連する偶発的事故の発生を予防するための枠組みを作ることで合意した。(DefenseNews 2006/11/15)
今日のイラク (AFISNews 2006/11/15)
Multinational Division Baghdad 麾下の米陸軍・第 4 歩兵師団が、第 1 騎兵師団に任務を引き継いだ。Multinational Corps Iraq 司令官の Peter W. Chiarelli 中将が、イラク展開中の第 1 騎兵師団を指揮する。
Anbar 省で、第 7 聯隊戦闘団所属の海兵隊員 3 名と、第 1 機甲師団・第 1 旅団所属の兵士 1 名が、戦闘任務中に死亡した。また、Multinational Division Baghdad 所属の兵士 2 名が Baghdad 北西で、路傍爆弾攻撃に遭って死亡した。
水害救援 (AFISNews 2006/11/13)
エチオピアの Shebele River が 10/23 に氾濫して発生した水害に対して、米軍は C-130 で救援物資 48t を Dire Dawe、Addis Abbabaand、Gode に空輸した。食料品、水、敷物、寝具、浄水装置といった内容。これ以外にも空路や陸路で 20,000t の物資が送り込まれている。
エチオピアの Disaster Prevention and Preparedness Agency によると、この水害で 80 名が死亡、217,000 名が家を失ったとのこと。エチオピアだけでなくソマリアも対象に含めると、死者の総数は 630 名以上。
米艦訪問 (NavNews 2006/11/13)
下関市と柳井市の市長、地元企業関係者、岩国市議会のメンバーなど総勢 19 名が、USS Kitty Hawk (CV-63) を訪問した。格納庫を案内された後で艦内の売店で買い物をして、最後にフライトデッキで飛行作業を見学した由。岩国商工会議所・副会頭の長野寿氏は「この艦のことはずっと前から知っていたが、現物を見るのは初めて。発着艦の様子は印象的だ」と語る。
秘密 MiG 部隊 (AFNews 2006/11/13)
米空軍は、TTR (Tonopah Test Range) で旧ソ聯製の MiG 戦闘機を飛ばしていた秘密仮想敵部隊に関する情報を機密解除した。これは "CONSTANT PEG" 計画に基づいて 1977-1988 年にかけて活動していたもので、空軍・海軍・海兵隊のパイロットが "敵についてもっとよく知る" のが目的。冷戦の終結とともに御用済みになったが、湾岸戦争での勝利にはおおいに役立ったというのが関係者の回想。
なにせ先立つものが… (AFISNews 2006/11/13)
ギニア湾岸諸国の閣僚級協議、Maritime Safety and Security in the Gulf of Guinea Conference が、11/13-15 にかけて開催された。アフリカ中・西部諸国の要望を受けたもので、米欧州軍 (USEUCOM)、在欧米海軍 (U.S. Naval Forces Europe)、Africa Center for Strategic Studies、国務省 (Department of State) が後援して、ギニア湾における海洋安全保障対策について協議するもの。1-2 日目に対策の立案と状況の分析を行い、それを受けたアクションプランの策定を 3 日目に実施する。
今日の小ネタ (DefenseNews 2006/11/1)
国連は 11/10 にイスラエルに対して、レバノン上空での空軍機の飛行を中止するよう要請した。イスラエルは「シリアからの武器密輸を監視する」という名目で、レバノン上空で空軍機の哨戒飛行を続けている。このイスラエル空軍機が UNIFIL 2 に参加しているフランス軍部隊に対して攻撃まがいの行動を取って問題化するなど、騒動が絶えない。
NATO の Jaap de Hoop Scheffer 事務総長は 11/11 に、バルト三国に対して自前の戦闘機調達を求めず、現在と同様に NATO 加盟国の持ち回りでバルト三国上空の哨戒飛行を継続すると表明した。[そんなカネがあったら、もっと有効に使ってくれ、というところか ?]
ポーランドがアメリカに発注していた F-16C/D-52 の引き渡しが始まったのを受けて、ロシアはベラルーシに対して SAM を送り込み、ベラルーシの対ポーランド防空強化を図っている。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2006/11/10)
英海軍は、新型揚陸艦・RFA (Royal Fleet Auxiliary) Largs Bay (16,000t) をお披露目した。Bay 級は全部で 4 隻を建造、RFA Sir Tristram、RFA Sir Geraint、RFA Sir Percivale、RFA Sir Galahad を代替する。艦のサイズは 2 倍になり、CH-47×2 機の搭載が可能。Bay 級はシーステート 3 でも貨物の揚搭が可能。HMS Albion、HMS Bulwark、HMS Ocean と組んで両用戦戦力を構成する。
オーストラリアの DSTO (Defence Science and Technology Organisation) と米空軍は、極超音速機に関する研究を共同推進することで合意した。対象となるのは HIFiRE (Hypersonic International Flight Research Experimentation) 計画で、8 年の期間と 5,400 万ドルの費用をかける。[確かに、オーストラリアは国土が広くて人工希薄だから、極超音速ミサイルができたら便利そう]
今日の小ネタ (DefenseNews 2006/11/1)
アメリカがレバノン軍に供与することになっていた、1,050 万ドル相当の装備品がすべて引き渡された。2 億 3,000 万ドルの戦災復興支援を申し出ており、そのうち軍の装備品として渡るのが、最終的に 4,000 万ドルとなる計画。今回のものは後者の一部となる。HMMWV や軍用トラックに加えて、訓練の提供や装備の補修も行う。
インドは今年 7 月に弾道ミサイルの試射で失敗したが、2007 年に改めて、射程 3,500km 級の弾道ミサイル、Agni-III (炎の意) の試射を計画している。7/9 に実施した試射では、高度 12,000m まで上昇したところで軌道から外れて、海中に墜落した。原因は固体燃料のブースター・ロケットにあった由。
米 Northrop Grumman 社は、イメージング分野やシステム分野を手がける Essex 社 (Columbia, MD) を 5 億 8,000 万ドルで買収する。Essex 社は NSA を初めとする情報機関との取引があり、Northrop Grumman 社にとってはそっち方面における突破口となり得る。ただし買収の実現には、反トラスト法で求められている審査と承認が必要。
フランス下院で Minister Michele Alliot-Marie 国防相が明らかにしたところでは、レバノンの UNIFIL 2 に派遣されているフランス軍部隊に対して 10/31 に、イスラエル空軍の F-15 が "敵対的行動" をとった由。フランス軍部隊に向けて急降下、続いて急上昇を行い、まるで機銃掃射か爆撃を行うかのような航過だったとのこと。フランスはイスラエル側に対して、再発防止を申し入れた。これとは別にドイツ軍の艦船に対しても、イスラエル軍が攻撃的な行動を取ったと報じられている。
ちょっと急ぎすぎじゃないか、その展開は (JDW 2006/11/8)
英空軍は、2008 年から Typhoon のアフガニスタン展開を開始する。現在展開中の Harrier GR.7/7A に代わるもので、使用する機体はトランシェ 1 ブロック 5。空対地兵装は Enhanced Paveway II で、ターゲティング・ポッドについては 2006 年初頭に Litening III ポッド×20 セットの発注が決まっている。
杉さま ! Java 兵器です ! (JDW 2006/11/1)
Saab Systems 社は Euronaval 展示会の席で、新型指揮管制装置・9LV Mk.4 について言及。同社の独自技術をまったく使わず、TCP/IP、XML、Java といったオープン系技術で構成している。また、他社製品についても広く門戸を開いており、カスタマーの要望に合わせたシステム構成が可能だとしている。
ナカーマ (JDW 2006/10/25)
イスラエル軍情報部の議会報告によると、Hamas が武器の増強を初めとする不穏な動きを見せている。対戦車兵器については、射程が短い RPG や自家製 Albana ロケットだけでなく、射程 4,000m 級の 9K113 Konkurs を手に入れた。さらに、107mm ロケットや 122mm ロケット Grad、爆薬 20t、携帯式 SAM も入手した模様。こうしたロケットは自家製 Qassam ロケット (射程 9km) よりも射程が長い。
さらに、Hizbullah との間で往来があり、Hamas がイスラエル軍と戦って得た戦訓を Hizbullah が共有したり、Hamas が Hizbullah 方式の洞窟陣地構築に乗り出したり、といった状況。
氷で "撃墜" (JDW 2006/10/25)
中国で 6 月に発生した KJ-200 早期警戒機の墜落事故の原因は、除氷装置の不具合にあった模様。2 機作ったうち 2 号機が墜落したが、一方で改良型の製造を進めているところ。
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産業・調達
今日のお買い物 (Contracts 2006/11/16)
AM General 社は米陸軍から、M1151A1 HMMWV に関する修正契約を $571,452,377 で受注した。(DAAE07-01-C-S001)
AM General 社は米陸軍から、M1152A1 HMMWV と M1165 HMMWV に関する修正契約を $545,647,535 で受注した。B キット付き。(DAAE07-01-C-S001)
BAE Systems 社は米陸軍から、M88A2 Hercules 戦車回収車×113 両と、関連サポート業務に関する修正契約を $251,069,605 で受注した。米陸軍が 500 両以上を要求しているほか、米海兵隊が 60 両を配備済み、同盟国が合計 114 両を配備している。(DAAE07-01-C-N030)
Sikorsky Aircraft 社は米海軍から、MH-60R の全規模量産分ロット IV・12 機に関する修正契約を $138,543,800 で受注した。(N00019-04-C-0115)
Northrop Grumman Newport News 社は米海軍から、USS Theodore Roosevelt (CVN-71) の RCOH (Refueling and Complex OverHaul) 準備作業を $65,292,403 で受注した。計画、艦の状態検査、設計、文書作成、エンジニアリング、資材調達、施設側の受け入れ準備を実施する。(N00024-07-C-2117)
Harris 社 RF Communications Division は米海軍から、HF 携帯無線機 AN/PRC-150(C)×995 台、HF 無線機ベースステーション AN/TRC-209 (出力 150W)×293 台、$34,335,484 分の納入指令を受領した。戦術レベルの音声/データ通信網構築に使用するもの。(M67854-05-D-7015)
Lockheed Martin Simulation, Training and Support 社は米海軍から、海軍と海兵隊を対象とする航空関連のメンテナンス/サポート業務を $19,569,060 で受注した。(N68335-07-C-0069)
Boeing 社は米空軍から、GPS ブロック III に関連する SDR (System Design Review。2007 年 3 月予定) と Key Decision Point B (2007 年 6 月) に向けた詳細設計作業に関する修正契約を $49,999,000 で受注した。(FA8807-04-C-0002/P00022)
Kilgore Flares 社は米空軍から、F-22A 搭載用の赤外線フレア各種を $18,515,596 で受注した。形式は MJU-39、MJU-40、BBU-59。(FA8213-0-C-) [この contract number は、どう見ても typo くさい]
Amerda Hess 社は米国防兵站局 (DLA) から、Washington DC における米海軍向けの電力供給業務を $39,378,462 (上限価格) で受注した。(SP0600-05-G-8030)
MidAmerican Energy 社は米国防兵站局 (DLA) から、米海軍士官学校向けの電力供給業務を $17,067,344 (上限価格) で受注した。(SP0600-05-G-8030)
SAMP/T 試射 (Defense-Aerospace.com 2006/11/16, 2006/11/20)
11/14 に CELM Landes 試験場で、SAMP/T (Sol Air Moyenne Portee Terrestre :陸上発射型中射程 SAM の意) システムを使った ASTER 30 ミサイルの試射が実施された。これは SAMP/T のシステム承認試験 (system qualification firing test) として予定されている試射のうち最終回にあたるもので、SSJ (Self-Screening-Jamming) を実施している航空機がターゲット。ジャミングしながら中程度の高度を飛行する脅威を想定した C22 標的機を要撃した。
SAMP/T システムは、Engagement Module、ARABEL レーダー、Identification Module、Vertical Launch Unit×4-6 基、そして ASTER 30 ミサイルで構成される。2008 年末の就役を予定。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2006/11/16)
Standard & Poor's Equity Research Services は、米国議会で民主党が多数派を占めるようになった件が航空宇宙・防衛産業界に影響を及ぼす度合いは少ない、という見通しを示した。これは、対テロや本土防衛といった長期的な課題があるため。一押しの推奨銘柄は L-3 Communications、それに続くのが Boeing、Lockheed Martin となっている。
米 Boeing 社は、航空自衛隊の E-767 を対象とするレーダー改修 (RSIP : Radar System Improvement Program) を 1 億 800 万ドルで受注した。米空軍経由の FMS 案件で、スペアパーツ、補修用パーツ、文書類も含む。なお、組み込み用のキットは別契約。RSIP で使用するレーダー関連機材は、Northrop Grumman Electronic Systems 社が副契約社として担当する。RSIP は、アメリカ以外にイギリス、フランス、NATO の E-3 でも導入している。
C-130 の中央翼ボックスにクラックが発見されて、47 機が運用制限付き、30 機が飛行停止になっている。この状況を受けて、米空軍は中央翼の換装作業を開始することになった。2006 年 11 月にスタートして、2020 年過ぎまで続く長期計画。まず手始めに S/N 83-1212 を試改修した後、フェーズ 2 として 2009 年までに 12 機を改修する。続くフェーズ 3 は 2007 年 1 月から 2020 年までで、合計 155 機の中央翼ボックスを、C-130J で使用しているものと同設計の新品に交換する。なお、C-130J は 1999 年 2 月から就役を開始したばかりの若い機体なので、改修の対象からは外された。
米 Boeing 社と米 Insisu 社が開発を進めている小型 UAV・ScanEagle が、2 つのマイルストーンを達成した。ひとつは前量産型プロトタイプのブロック D による 22 時間 8 分の連続飛行、もうひとつが在イラク海兵隊による運用時間 20,000 時間達成。ブロック D では、赤外線カメラの解像度向上、安定化機能付きのカメラ・ターレット、超軽量型のモード C トランスポンダー、新型動画送信機、ROVER システムとの相互運用性実現、飛行中の燃料残量計測、信頼性向上、モジュール化推進といった改良を施している。
今日のお買い物 (Contracts 2006/11/15, DID 2006/11/16)
Northrop Grumman Electronic Systems 社は米空軍から、FMS 経由でパキスタンに輸出する F-16C/D-50/52×36 機に官給品として搭載する、AN/APG-68(V)9 レーダー×54 基を $99,500,000 で受注した。(FA8615-07-C-6033)
54 基のうち、新造機に搭載するのは 36 基。残りのうち 7 基は予備、10 基は既存の旧型機をアップグレード改修するためのもの、よく分からない分が 1 基。別件で F-16A/B×60 機に対する Falcon STAR アップグレードを予定しているが、そちらで AN/APG-68(V)9 が行き渡らない機体については AN/APG-66(V)2 を使う。
今日のお買い物 (Contracts 2006/11/15)
Lockheed Martin 社は米空軍から、SBIRS (Space Based Infrared System) 計画に関する修正契約を $21,166,707 で受注した。コンポーネントに関連するエンジニアリング、製造、開発を実施するもので、フェーズ 2/3 として IMCSB (Interim Mission Control Station Back-up) フェーズ 0/1 作業の続きをやる。(F04701-95-C-0017/P00397)
Lion Vallen Limited Partnership は米国防兵站局 (DLA) から、民間部局向けのヴァーチャル・プライム・ベンダー業務を $18,000,000 (上限価格) で受注した。(SP0100-99-C-0333 (C))
Northrop Grumman Systems 社は米海軍から、各種スペース・ミッションで使用する小型・軽量で安価な多機能 RF アンプの設計・製造に関する修正契約を $8,680,235 で受注した。(N68936-05-C-0059)
Northrop Grumman Newport News 社は米海軍から、新型原子力空母・CVN-79 (a.k.a. CVN-21) を対象とするシステム開発、エンジニアリング、フィージビリティ・スタディの作業を $7,416,538 で受注した。(N00024-07-C-2116)
Northrop Grumman 社は米海軍から、第 3 世代の電子光学コンソール・セット (EO3 : Third-Generation Electro-Optics)×5 セットを対象とする修正契約を $6,946,745 で受注した。(N68335-06-C-0420)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2006/11/15)
露 Oboronprom は、インド空軍から中型汎用ヘリ・Mi-17-1V×80 機を発注することになる、と発表した。Mi-17-1V は、Mi-17 を改良して高温・高標高地域での運用に適合させたモデル。人員輸送・負傷者後送・消火・捜索救難といった用途を想定。正式な発注時期は 2007 年に入ってからで、金額は 6 億 6,200 万ドルと見積もられている。そのインド空軍は、126 機のヘリコプターを調達したい意向。Oboronprom の役員会はこうした動きを受けて、年内にインドで現地事務所 (RO : Representation Office) を開設する。
Eurofighter GmbH によると、Typhoon のうちトランシェ 1 のブロック 1/2/2B に属する 115 機に対して、FOC (Full Operational Capability) 仕様であるブロック 5 へのアップグレード改修 "R2" を実施中。改修作業は、定期整備の際に順次実施しているが、まずブロック 2/2B が優先で、ブロック 1 (全機が複座型) はその後、2012 年初頭までに改修を済ませる。
イタリアとスウェーデンは、レーダー・電子戦・通信を統合した次世代システム・M-AESA (Multi-role Active Electronically Scanned Antenna) の開発を共同で実施する。AESA アンテナを使用するのが特徴で、2010 年までに概念実証を行って、その後に実際に作動する現物を作る計画。担当メーカーは、Selex Sistemi Integrati S.p.A.、Elettronica S.p.A.、Saab Microwave Systems AB の各社。
NATO はスペインで、IED 対策技術のデモを実施した。THz 級のレーダーで隠蔽された爆発物を遠方から探知、さらに化学物質の探知装置も援用する。すでに実証を始めているテクノロジーもあるが、可搬性や信頼性を備えたシステムに仕立てるには、まだ作業が必要。
オーストリア陸軍は、独 KMW (Krauss-Maffei Wegmann) 社が開発した操縦訓練車、ULAN の最初のテストを成功裏に実施した。Zwolfaxing の戦車学校でプロトタイプを使って実施したもの。結果が良かったので量産を始めることになり、2007 年半ばまでに 6 両を揃える。
蘭 Stork 社は、C&P (Centaurus and Paulson) が提案していた事業分野絞り込み案を却下した。これは、同社が "チャンピオン" になれる可能性がある航空宇宙分野など一部事業に絞り込みを行い、それ以外の事業を売却、会社の規模が小さくなる代わりに高い収益性を確保しようとしたもの。
ルーマニア陸軍の第 265 憲兵大隊に、HMMWV の第一陣・8 両が到着した。アメリカ政府とルーマニア政府の合意に基づき、供与が決まっていたもの。
空軍の眼 (DID 2006/11/15)
デンマーク空軍は 2,000 万ドルを投じて、米 Lockheed Martin 社製 LANTIRN ポッド×13 基のアップグレードと、LANTIRN ER (Extended Range) ポッド×3 基の新規調達を実施する。メンテナンスや慣熟訓練もコミ。LANTIRN ER では、CCD TV カメラやレーザー目標指示器、レーザー・スポット・トラッカーに加えて、第 3 世代の中波長対応 FLIR、赤外線ポインタ、慣性計測ユニット (IMU)、レンジ拡大用のソフトウェアを追加している。また、設計単純化と部品点数削減により、信頼性の向上も図っている。[確かに、オリジナルの AAQ-13/14 は 1980 年代のテクノロジーなんだから、それぐらいの発展はあって当然]
陸軍の神経線 (DID 2006/11/15)
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、米 Harris 社の軍用 HF/VHF 無線機をパキスタンに FMS 経由で輸出すると通告した。総額 1 億 6,000 万ドルの案件で、携帯無線機 (20W)×1,558 台、車載無線機 (20W)×2,188 台、車載無線機 (150W)×175 台、スペアパーツ、補修用パーツ、支援機材、訓練、文書類といった内容。
エンジンが笑っても (DID 2006/11/15)
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、サウジアラビア向けに F110-GE-129 エンジン×155 基を FMS 経由で、総額 15 億ドルで輸出すると通告した。サウジアラビア空軍 (RSAF) が 72 機を調達した F-15S のエンジン換装用で、現用中の P&W 製 F100-PW-229 と交換する。F-15E 系列の機体のうち、韓国の F-15K とシンガポールの F-15SG が F110 を採用しているが、既存の機体がリエンジンを行うのはこれが初めて。換装する機体は 70 機という話も。
このほか、すでに運用している F100 エンジン搭載機向けの F100-PW-229 エンジン×20 基も。
今日のお買い物 (Contracts 2006/11/14)
McDonnell Douglas 社は米空軍から、JDAM (Joint Direct Attack Munition) の GV (Guided Vehicle)キット、ロット 11 量産分 12,889 セットを $296,011,228 で受注した。米海空軍向け。(FA8681-07-C-0002)
United Parcel Service 社は米輸送軍 (USTRANSCOM) から、2007/9/30 までの期間を対象とする大型貨物の輸送業務を $47,115,950.04 で受注した。(HTC711-07-D-0004)
Federal Express 社は米輸送軍 (USTRANSCOM) から、2007/9/30 までの期間を対象とする大型貨物の輸送業務を $33,217,675.22 で受注した。(HTC711-07-D-0003)
Murray Air 社は米輸送軍 (USTRANSCOM) から、2007/9/30 までの期間を対象とする大型貨物の輸送業務を $32,076,736.31 で受注した。(HTC711-07-D-0002)
Miami Air International 社は米輸送軍 (USTRANSCOM) から、2007/9/30 までの期間を対象とする大型貨物の輸送業務を $30,639,413.94 で受注した。(HTC711-07-D-0005)
Delta Airlines 社は米輸送軍 (USTRANSCOM) から、2007/9/30 までの期間を対象とする大型貨物の輸送業務を $29,986,030.61 で受注した。(HTC711-07-D-0006)
ASTAR Air Cargo 社は米輸送軍 (USTRANSCOM) から、2007/9/30 までの期間を対象とする大型貨物の輸送業務を $29,498,691.97 で受注した。(HTC711-07-D-0001)
Electric Boat 社は米海軍から、現行の、あるいは将来登場する新型潜水艦で使用する先進技術の開発を $15,584,853 で受注した。量産性、保守性、信頼性、性能、構造面の安定性、音響特性、流体特性、兵站、取得性などの分野を対象として、2007 年 10 月までかけて実施する。(N00024-07-C-2107)
Jianas Brothers Packaging 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの MRE を $7,369,320 (上限価格) で受注した。(SPM3S1-06-D-Z119)
Imperial Sales 社は米国防兵站局 (DLA) から、UGR (Unitized Group Ration) を $5,640,775 (上限価格) で受注した。1 年単位のオプション契約 3 年分がある。(SMP3S1-07-D-Z187)
オランダは F-35 にコミット (DoDNews 2006/11/14)
米国防総省は 14 日、パートナー諸国の先陣を切って、オランダが F-35 JSF 計画の PSFD (Production, Sustainment, and Follow-on Development) フェーズに関する了解覚書 (MoU) に調印したと発表した。PSFD フェーズは現在進行中の SDD フェーズに続くもので、開発段階から量産段階への移行を実現するもの。これにより、機体の量産と、その後の維持管理を実現する。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2006/11/14)
米 Raytheon 社は米空軍から、U-2 偵察機で使用するセンサー、データリンク、地上側設備を対象とするフィールド・サポート業務を、1 億 1,300 万ドルで受注した。同社は DCGS (Distributed Common Ground Systems) の主契約社を務めており、今回の受注は第二次オプション契約分にあたる。副契約社として、Raytheon Space and Airborne Systems、Lockheed Martin、L-3 Communications、Goodrich、Houston Fearless 76 の各社がある。
英 BAE Systems 社がタンザニア政府から受注した軍用航空管制システムの案件について、汚職の疑いがあって調査を進めていることを英国防省が公式に認めた。
EDA (European Defence Agency) は、狙撃、ブービートラップ、IED などの脅威から兵士を護るための技術について、多国間で共同研究するプロジェクト (JIP : Joint Investment Programme) を発足させた。欧州 19 ヶ国 (オーストリア、ベルギー、キプロス、チェコ、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、イタリア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、ノルウェー。ただしノルウェーは EDA 非加盟) が総額 5,423 万ユーロの資金を出して、3 年がかりで実施する。
MBDA 社は 10/31 に、Sardinia 島の Salto di Quirra で Teseo Mk.2/A 対艦ミサイルの試射を成功裏に実施したと発表した。使用したミサイル "MT1" は、弾頭以外は所要の装備をすべて備えた状態。ミサイルの発射シーケンスや、発射したミサイルが意図した通りに飛翔するかどうかを検証するのが試射の目的。Teseo Mk.2/A は、OTOMAT 対艦ミサイルの発展モデル。[惜しむらくは、こいつはガタイがでかい]
米 Lockheed Martin 社は CKEM (Compact Kinetic Energy Missile) を、フロリダ州の Eglin AFB で本物の戦車に向けて試射して成功をおさめたと発表した。破壊力の実証と性能データの収集が目的。この後の試射では、リアクティブ・アーマーへの対応能力を試す。これは現時点で能力ギャップとなっている分野。CKEM は運動エネルギーで装甲を貫通する対戦車兵器で、全長 60in 未満、重量 100lb 未満と小型軽量。2003 年に ATD フェーズ契約を 7,800 万ドルで受注しており、これがうまくいけば SDD フェーズに移行する。
米 Data Link Solutions 社は米空軍から、Link 16 データリンク機器を 1,600 万ドルで受注した。FMS 経由でサウジアラビアに輸出して、同国の E-3A AWACS に搭載するもの。
スウェーデン軍国防資材局 (FMV) は、Vidsel 射場にある施設の維持管理を Swedish Space 社に外注するとともに、同射場を諸外国に向けて「使ってくださいな」と売り込み中。[面白いビジネスだけれど、国土が狭くて人工稠密な日本では無理だわな]
EA-18G Growler の 2 号機 (EA-2) が初飛行を実施した。
今日のお買い物 (Contracts 2006/11/13)
United Technologies 社は米空軍から、F117-PW-100 エンジンの多年度調達に関連する、FY2007 分の Interim EPA (Economic Price Adjustment) 契約を $30,709,440 で受注した。この契約に基づいて、毎年 32 基ずつを納入している。(F33657-02-C-0006/P00023)
Northrop Grumman Systems 社は米空軍から、RQ-4 Global Hawk の IOT&E (Initial Operational Test and Evaluation) に関連する修正契約を、$29,440,938 で受注した。2008 年 11 月までの作業が対象で、ACTD MCE (Mission Control Element) のアップグレード、任務計画用ソフトウェアの開発、マニュアル (T/O : Technical Order) の内容検証、ホットベンチ 4 の開発、通信機器のアップグレード、データ分析といった作業を実施する。(F33657-01-C-4600/P00180)
Raytheon 社は米海軍から、SM-1 艦対空ミサイルの FSS (Full Service Support) に関する FY2007 分のオプション契約を $31,857,134 で受注した。Mk.56 DTRM (Dual Thrust Rocket Motor) の推進剤 (Regrain) 製造、ブロック IVA 使用の組み立てとテスト、納入などを実施する。フランス (24%) 、日本 (16%)、トルコ (16%)、バーレーン (15%)、ポーランド (12%)、イタリア (11%)、チリ (6%) 向けの FMS 案件。(N00024-05-C-5341)
Argon ST 社は米海軍から、AN/SLQ-25A 対魚雷妨害装置のアップグレードについて、改修キットのプロトタイプ 1 セットを $17,650,437 で受注した。AN/SLQ-25A はデジタル制御でモジュラー構成の対魚雷妨害装置で、水上艦の魚雷避けに使う。新型の制式名称は AN/SLQ-25C となる模様。SLQ-25 シリーズは米海軍向けに 170 セット、同盟国海軍向けに 220 セットが納入されており、これらの多くが改修対象になると見込まれる。全体の 9% はオーストラリア向けの FMS 案件。(N00024-07-C-6201)
Lockheed Martin 社は米海軍から、Mk.41 VLS を対象とする兵站支援業務の FY2007 分修正契約を $8,702,506 で受注した。デポ整備や INCO (Installation & Check-out) などの作業を実施する。(N00024-04-C-5453)
DRS Sustainment Systems 社は米陸軍から、高機動弾薬輸送用トレーラー・$22,152,317 分の納入指令を受領した。原契約は $35,660,259。(W56HZV-05-D-0332)
Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬・$7,261,212 分の納入指令を受領した。原契約は $7,693,211。(DAAA09-99-D-0016)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2006/11/13)
トルコの SSM (Turkish Undersecretariat for Defense Industries) は、装輪装甲車の開発・導入 (Special Purpose Tactical Wheeled Armored Vehicles Acquisition Project) に関するフィージビリティ・スタディを開始した。
オーストラリア国防省は、F/A-18A/B の能力向上改修で使用するレーダー警報受信機 (RWR) として、これまで BAE Systems Australia 社が開発を進めてきていた ALR2002B を放棄、米 Raytheon 社の AN/ALR-67(V)3 を採用する決定を下した。所定のスケジュールで、必要な能力を実現できないと判断したため。AN/ALR-67(V)3 はすでに米海軍の F/A-18 でも運用実績がある製品で、オーストラリアでは 2008 年から段階的に導入を進めて、2011 年に FOC (Full Operational Capability) を実現する計画。
ニュージーランド国防省は、架橋機材 (GCS : Gap Crossing Systems)×6 両の調達に関する RfP をリリースした。新規開発ではなく既存の製品で、少なくとも 12m、最大で 25m のギャップに対応できる能力が求められている。
ベルギー陸軍は、2004 年末に MPPV (Multi-Purpose Protected Vehicle) 計画の下で発注した Dingo 2 を使った訓練を開始した。2007 年からレバノンとアフガニスタンへの派遣を開始する予定。
フィンランド陸軍は、瑞 RUAG Land Systems 社が開発した AVLB (armoured vehicle launched bridge) のフィールド試験を実施中。1 年前に、開発と試験用車輌 1 両を 1,000 万スイスフランで受注していたもの。Leopard 2 戦車の車体に、最大 24m までのギャップをカバーする架橋装置を載せた構成で、数分間で展張可能。耐荷重は 70t。
韓国は、生物兵器の開発と、生物兵器関連物質の取引を禁止する法律を 2007 年から発効させると発表した。
独 ThyssenKrupp Marine Systems 社は、2006/11/10 にマレーシア現地事務所を開設した。同社は過去に、マレーシア側と組んでコルベットや哨戒艇の建造を行ってきている。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2006/11/10)
オーストラリア国防省は、アメリカの Robert Gates 国防長官指名を歓迎する声明の中で、F-35 JSF 計画の次期フェーズ、PSFD (Production Sustainment and Follow-on Development) について、政府の承認を得た上で調印する計画である、と表明した。
フランス南西部、Biscarosse にある CELM (Centre d’essais de lancement de missiles) で、11/9 に新型 SLBM・M-51 の試射が成功裏に実施された。M-51 は フランスの核抑止力 (FOST : Force Oceanique Strategique) として 2010 年に就役する予定の次世代 SSBN (SNLE/NG : New-Generation ballistic missile submarines) に搭載する SLBM。
EADS North America 社は米陸軍から、LUH (Light Utility Helicopter) こと UH-145 の第二陣として 34 機を 1 億 7,000 万ドルで受注、これで累計受注機数 42 機となった。最終的には総額 20 億ドルで 322 機の調達を予定している。機体以外に、パイロットや地上要員の転換訓練、所要の訓練機材についても受注している。
台湾でスッタモンダが続いている "ビッグ 3" のひとつ、P-3C×12 機の調達が、National Defense Committee の承認を得た。これで、立法院での可決に向けた道がついた格好。P-3C の件だけ切り離して審議にかける方針が成功して、国民党が審議拒否を止めたことが成功の理由。2006-2012 年にかけて、総額 470 億台湾ドルの経費がかかる見通し。まず次年度に 61 億台湾ドルを計上する。主契約社は米 Lockheed Martin 社になる模様。[実は L-3 Communications 社が「自由な競争で安くできる」と主張して、この件への参入を画策しているところ。IT 業界でもよく聞く主張のような…]
その台湾では、PAC-3×6 個高射隊と潜水艦×8 隻については以前として野党の抵抗が根強い。党によって、PAC-2 のアップグレードに予算をつけるだとか、潜水艦計画に予算をつけるとか、いや予算を削って先送りしろだとか、いろいろな主張が入り乱れている模様。
キプロスは、捜索救難などの用途に使用するヘリコプターの調達計画について公示した。機数は確定 3 機、オプション 1 機、新造機。要望に応じてデモ用の機体を用意するよう求めている。価格については明らかにされていない。
それとは別件で、AMX-30B2 戦車、T-80U/UK 戦車、BMP-3 歩兵戦闘車の射撃シミュレータを、それぞれ 1 基ずつ導入する話も出ている。
フェリーの途中で 2 機が引き返す騒ぎがあったものの、ポーランドが発注している F-16C/D-52 の第一陣・4 機 (C 型 3 機、D 型 1 機) が無事にポーランドに到着、セレモニーが開催された。最終的に 48 機 (C 型 36 機、D 型 12 機) が揃う。ポーランドでは、F-16 を "Jastrzab" (鷹の意) と呼ぶことになった。
英国防省は、PPP (Public Private Partnering) の枠組みを使った衛星通信サービスの募集を始めた。軍で民間向けの通信衛星サービスを利用するもので、期間は 2008 年 3 月末から 2020 年まで。2007 年 1 月に ITT リリース、同年 4 月に回答締め切り、2008/3/31 に契約、というスケジュール。
米 Raytheon 社は、イスラエルの Rafael Armament Development Authority 社と共同で進めているイスラエル向けの弾道ミサイル迎撃システム、SRMD (Short Range Missile Defense) で使用するロケット・ブースターとして、米 ATK (Alliane Techsystems) 社製の Stunner Interceptor を採用した。SRMD は、Hizbullah 御用達の安価で短射程な弾道ミサイルを迎撃するための、ローコスト版 MD 構想。[Arrow ではオーバースペックで、飛んでくるミサイルと比べて高くつきすぎるのだそうな]
丁 Terma 社は米 Lockheed Martin Aeronautics 社から、F-35 Lightning II で使用する試験用ポッド (DART : Data Acquisition, Recording, and Telemetry)×7 基の設計・開発・インテグレーション・試験・製造を、総額 650 万ドルで受注した。DART ポッドは機外ではなく、機内の兵器倉に搭載する。今回の受注分は SDD フェーズ用だが、さらに低率初期生産 (LRIP) 分として 20 セットの追加受注を実現する可能性も。これに加えて、試験用機の機首に取り付ける計測用ブームも同社が製造する。
米 L-3 Communications AVISYS 社が、米国土防衛省 (DHS) の ECMTA (Emerging Counter-MANPADS Technologies Assessment) 計画で使用する、民間機用の携帯式 SAM (MANPADS) 対策機材・CAPS2 (Civil Aircraft Protection System) の評価作業を受注した。CAPS2 は Thales Airborne Systems 社製のパルス・ドップラー式ミサイル接近警報センサー MWS-20 を備えており、これが有用な性能を発揮するかどうかが焦点になる。
伊 Alenia Aeronautica 社が開発中の UAV テクノロジー・デモンストレーター、Sky-X が、スウェーデンの Vidsel 試験場で、同機としては初めての自動離着陸 (ATOL : Automatic Take Off and Landing) 試験を成功裏に実施した。次の飛行試験は年末に、イタリアの Amendola Base で実施する。
米 Insitu 社が米 Boeing 社と組んで開発している ScanEagle UAV が、22 時間の連続飛行を実施した。使用したのはブロック D と呼ばれるモデルで、既存モデルの運用経験をフィードバックした改良を取り入れている。具体的には、赤外線カメラ、安定化機能付きのセンサー・ターレット、モード C トランスミッター、新型の動画送信装置、ROVER 動画伝送システムとの互換性、信頼性・モジュラー化の推進といった改良点がある。ScanEagle は、6-12 ヶ月ごとに新しいブロックにバージョンアップしている。
米 Northrop Grumman Mission Systems 社は米 Boeing 社に対して、Minuteman ICBM と組んで使用する ECS (Environmental Control System) を 7,820 万ドルで発注した。発射管制センターや発射施設にある電子機器を、所定の温度環境に維持するもので、550 セット以上を納入する。現用中の ECS は、すでに 40 年以上使用しているロートルで、これを 2011 年までにすべて取り替える。
輸出規制で "撃墜" (JDW 2006/10/25, 2006/11/8)
スペインは、ベネズエラから受注していた C-295×10 機 (輸送機) と CN-235×2 機 (輸送機兼洋上哨戒機) の輸出案件を取り下げた。同機が使用しているアメリカ製コンポーネンツの輸出許可を得られず、かといって代替品を用意しようとするとカネがかかり過ぎるため。これを受けてベネズエラでは、Antonov An-70×4-6 機を調達する話に食指を伸ばしている。
泣く子と商機には勝てない (JDW 2006/11/8)
中国とパキスタンが共同開発している JF-17 (a.k.a. FC-1) のパワーソースとして、ロシア製の Klimov RD-93 を使用することが決まった。これまで、ロシア側は「直接・間接を問わず、パキスタンに RD-93 は渡せない」という立場をとっていた。これは、パキスタンの隣国でロシアにとっての大口顧客・インドに配慮したため。しかもインドの MRCA 計画に MiG-29 を売り込んでいる最中だったりする。しかし、中国・パキスタン側の要望に押し負けた格好。
泣く子と株主には勝てない ? (JDW 2006/11/8)
チェコ政府から Aero Vodochody 社の株式を買い取ることになった Oakfield-Penta 社は、「これ以上の受注を得られなければ、L-159 の生産を終了する」といいだした。これに対して同社側では、「関心を示している国が 4 ヶ国ある」と説明、生産ラインを維持するために奮闘中。この 4 ヶ国にはギリシア、ナイジェリア、ベネズエラが含まれる模様。
F-16 並みに売れるかな ? (JDW 2006/11/1)
米 Lockheed Martin 社によると、現在の参加国 9 ヶ国 (アメリカ、イギリス、オランダ、デンマーク、カナダ、イタリア、トルコ、ノルウェー、オーストラリア) 以外に、F-35 JSF 計画に関心を示している国がもう 5 ヶ国あるとのこと。具体的な名前は明らかにされていないが、フィンランド、ギリシア、スイス、イスラエル、スペインといったあたりの名前が取り沙汰されている。
意外ではない兵器輸出国 (JDW 2006/11/1)
10/25 に議会に提出された報告によると、フランスの兵器輸出は 2004 年の 34 億ユーロから 20% アップ、2005 年には 41 億ユーロ (51 億ドル) に達した。SIPRI 報告によると、2004 年にアメリカは 185 億ドル、ロシアは 46 億ドルだったので、フランスは三番手。
2006 年については、9 月の時点ですでに 40 億ユーロを達成しており、サウジアラビアからヘリコプターや給油機の受注が得られれば 50 億ドルも実現可能。といっても、1990 年代の 80 億ユーロと比べれば、まだまだ。
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoDNews 2006/11/15)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 561 名の減。現在の動員内訳は、陸軍 78,964 名、海軍 5,288 名、空軍 6,008 名、海兵隊 7,344 名、沿岸警備隊 363 名。
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戦争・紛争
今日のイラク (AFISNews 2006/11/16)
イラク陸軍・第 4 師団・第 2 旅団の兵士 1,000 名以上、それと聯合軍が、Kirkuk 北方にある Zytoon と Rashad で、複数の村落を対象とする掃討作戦を開始した。武装勢力のいぶりだしと、違法に隠匿されている武器の処分が目的。イラク陸軍では、Kirkuk 省南部におけるプレゼンスを確保して、武装勢力にとっての聖域をつぶす考え。
Ramadi では、イラク陸軍・第 7 師団が聯合軍のアドバイザーをつけて、14 日に犯罪組織のメンバー拘束作戦を実施した。イラクの民間人や軍に対する爆弾攻撃、拷問、誘拐などを仕掛けた容疑。
Baghdad の Al Doura 地区では 13 日、聯合軍が武装勢力 6 名を拘束。イラクの民間人や軍に対する攻撃を仕掛けた容疑で、アルカイダとのつながりも取り沙汰されている。
同日、Mosul では Train Station Road 近くの Baghdad Garage で、路傍爆弾を仕掛けていたテロリストが間違って自分を爆破してしまい、3 名が死亡、1 名が重傷を負う事件があった。このとき、野次馬 2 名が負傷して Al Jamouri Hospital に搬送されている。
Task Force Lightning 麾下、第 1 騎兵師団・第 3 旅団戦闘チーム所属の兵士 1 名が Diyala 省で小火器によって撃たれて、別の兵士 2 名が Diyala 省で路傍爆弾攻撃に遭って、それぞれ死亡した。後者の件ではさらに負傷者 2 名が出ている。そのほか、Multi-National Corps Iraq 所属の兵士 1 名が Baghdad で、任務中に小火器で撃たれて死亡した。
今日のイラク (AFISNews 2006/11/14)
イラク軍の特殊部隊と警察が Baghdad 近郊で、テロ組織の首領と部下、合計 6 名の拘束に成功した。自動車爆弾攻撃を仕掛けたほか、Haswah・Baghdad 界隈で行われた各種の残虐行為に手を染めていた疑い、他の武装勢力に資金を提供していた疑いももたれている。
Ramadi では、聯合軍部隊が武装勢力と交戦、3 件の戦闘で合計 11 名の敵兵を死亡させた。Haswah では IED の設置現場を発見、小火器や機関銃で撃ち合って敵兵 2 名が死亡。さらに 3 名が現場に舞い戻ったところ、聯合軍戦車の主砲で射殺された。そのほか、IED 攻撃に関わった敵兵 4 名 (小火器と戦車砲で 2 名ずつを射殺) も死亡している。そのほか、9 名を拘束。モスクの捜索も実施しているが、これはいつものようにイラク軍の仕事で、聯合軍部隊はモスクに立ち入らない。
Baghdad の Doura 地区では、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 4 旅団の兵士が、テロ活動の容疑者 3 名を拘束。パトロールしている兵士を見つけて逃走しようとしたもの。
11/12 には、イラク軍の特殊部隊が Arab A' Jabur で、武装勢力の関係者 4 名を拘束。殺人・誘拐・爆弾攻撃などの容疑。民間人を家から追い出して、活動拠点に使っていた由。
今日のイラク (AFISNews 2006/11/13)
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チーム・第 22 歩兵聯隊・第 1 大隊の兵士が Baghdad で、テロ活動の容疑者 4 名を拘束するとともに、RPG、AK-47、重機関銃、手榴弾 3 発、自動小銃 2 挺、弾薬ベルト 100 発分を発見した。
イラク陸軍・第 6 師団・第 4 旅団・第 2 大隊と、Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 10 山岳師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 15 野戦砲兵聯隊・第 2 大隊のアドバイザリー・チームが 11 日、Baghdad 南方 30km の住宅地域で手入れを実施して、大量の武器を発見した。内訳は 107mm ロケット 3 発、82mm 迫撃砲弾 24 発、60mm 迫撃砲弾 17 発、迫撃砲の装薬 100 個あまり、迫撃砲の二脚と照準器 2 セット、RPG 発射器、AK-47、RPK 機関銃、偽造 ID カード、ライセンス・プレート 4 枚。任務行動中に自動車爆弾が発見されて、処分のために時間をとられた。
Multi National Division Baghdad 所属の兵士 2 名が Baghdad で IED 攻撃に遭って、Task Force Lightning 麾下、第 82 空挺師団・第 3 旅団戦闘チーム所属の兵士 2 名が Salah ad Din 省で車輌に乗って移動していたときに自動車爆弾攻撃に遭って、第 1 機甲師団・第 1旅団所属の兵士 3 名が Anbar 省での戦闘任務で負った怪我が原因で、それぞれ死亡した。
今日のイラク (AFISNews 2006/11/12)
イラク陸軍が 8 日に Suwayrah で、テロ組織のリーダーらしき人物と、さらに 4 名の容疑者を拘束。現地で発生したイラク軍司令部への自動車爆弾攻撃事件 (民間人が 9 名死亡、50 名以上が負傷) への関与が疑われている。
Abu Ghraib ではイラク陸軍の特殊部隊が聯合軍のアドバイザーとともに、爆弾攻撃を行っている組織への支援を実施していた容疑者を拘束。この襲撃の際に周辺から狙撃を受けたが、狙撃の容疑者 3 名を拘束した。Sadr City でも、Baghdad 東部で複数の武装組織 (総勢数百名) を指揮下に入れて武器を提供、攻撃を仕掛けていたとみられる武装組織の幹部などを拘束している。現場からは IED が 6 発発見された。
Ramadi 近郊では 10 日、イラク陸軍・第 7 師団が武装勢力メンバーの拘束に成功。Anbar 省で聯合軍の施設に攻撃を仕掛けていた容疑。
Hit では、パトロール中の聯合軍部隊が 6 名の武装勢力から銃撃を受けて交戦に発展、敵側に死者 3 名。残り 3 名は逃走。
今日のイラク (AFISNews 2006/11/10)
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 23 歩兵聯隊・第 4 大隊・C 中隊が Baghdad 中心部で武器集積所を発見。迫撃砲弾 62 発、砲弾 6 発、120mm ロケットの弾頭、7.62mm 弾、雷管、自家製爆薬 6lb、ダイナマイト 2lb など。
イラク陸軍・第 5 師団・第 2 旅団は Kanan 南東で、テロ活動の容疑者 4 名を拘束、現場で機関銃弾 100 発あまり、RPG 6 発、手榴弾 5 発、爆弾製造材料などを押収。捜索の際に小火器による撃ち合いが発生。
Diyala 省の Balad Ruz では、爆弾を仕掛けた自動車を警察が発見。車内には 155mm 砲弾 6 発が積まれていた。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チームは、Baghdad 北西の Saba Al-Bour で Draganov 狙撃銃、AK-47 自動小銃 5 挺、PKC 自動小銃を発見。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チーム・第 66 機甲聯隊・第 1 大隊は、Baghdad 北方の Mushada でテロ活動の容疑者 3 名を拘束するとともに AK-47 自動小銃 2 挺を押収。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チーム・第 10 騎兵聯隊・第 7 大隊は、Baghdad 北方で路傍爆弾を設置している現場を発見、犯人を拘束して爆弾を処分するとともに、現場を捜索して AK-47 自動小銃 2 挺とマガジン 7 個、7.62mm 弾 100 発ほど、155mm 砲弾 5 発、手榴弾を発見。
第 89 憲兵旅団所属の兵士 2 名が Baghdad 西方で、第 13 遠征支援コマンド (13th Sustainment Command (Expeditionary)) 所属の兵士 1 名が Haditha 西方で、それぞれ路傍爆弾攻撃に遭って死亡した。また、第 5 聯隊戦闘団所属の海兵隊員 1 名が、Anbar 省で戦闘中に死亡した。第 7 聯隊戦闘団では、戦闘任務外の事故で海兵隊員 1 名が死亡している。
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こぼれ話
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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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