警 告
「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。
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一般ニュース
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/2/1)
英下院軍事委員会 (House of Commons Defence Committee) は、イギリス軍のアフガニスタン派遣に関する第二次調査に乗り出した。(House of Commons Defence Committee)
F-35 Lightning II の初号機 (AA-1) が、5 度目の飛行試験で高度 20,000ft まで上昇、初めて F135 エンジンをアフターバーナー全開で作動させた。(Pratt & Whitney)
スウェーデン海軍のステルス・コルベット Visby 級は 4 隻を納入、そのうち HMS Harnosand を使ってヘリ着艦試験を実施した。また、同艦は "MEKO Conference" に参加して注目を集めている。そのほか、HMS Helsingborg は地中海まで出張った。(Kockmus)
今日の小ネタ
米陸軍は、FCS 用に開発を計画していた 4 クラスの UAV のうち、Class I と Class IV だけを残して Class II と Class III の開発を中止すると、正式に決定した。代わりに、Raven、Shadow、ER/MP といった UAV の近代化を進めて運用を継続する。(DefenseNews 2007/1/31)
米海軍の CIO を務める John J. Lussier 氏は、NGEN (Next Generation Enterprise Network) が既存の NMCI (Navy-Marine Corps Intranet) を代替するという報道を否定、まだ方針は確定していないと述べている。一方、米軍における情報網のバックボーン・DISN (Defense Information Systems Network) についてはテクニカル・リフレッシュ構想があるが、実現しようにも 2008-2013 年の 6 年間で 6 億 9,800 万ドルの経費が不足している由 (うち 1 億 400 万ドルは研究開発費)。(DefenseNews 2007/1/31)
イギリスの新聞が「北朝鮮の核開発計画をイランが支援している」と報じているが、当のイランはこれを否定。(DefenseNews 2007/1/31)
中国が、F-22A をターゲットとして J-13 や J-14 といった新型戦闘機の開発を進めている、という報道が出ている。もちろん、台湾の装備近代化も念頭に置いてのこと。(DefenseNews 2007/1/31)
在沖海兵隊 8,000 名の移駐にともない、Guam 島では今後 6-10 年にわたり、4-10 億ドル規模の建設作業発生が見込まれる。FY2007 予算では 1 億 9,300 万ドルを計上済み。(DID 2007/2/1)
米国防総省の会計担当は、DARPA の予算を来年度に 3 億ドル (10% に相当)、その翌年度にもう 2 億ドル、削減する。「911」以降に DARPA の予算が大幅に伸びたが、それに見合った頭数のプロジェクト・マネージャーを確保できず、結果として作業が進まないで予算消化が滞っている現状を反映させた措置の模様。(DID 2007/2/1)
今日の小ネタ
米国防総省 (DoD) と米国防兵站局 (DLA) は、目下のイラン情勢に鑑み、F-14 Tomcat のパーツについて一切合切の輸出を禁止する措置に出た。パーツがイランに流れないようにするための措置。(DefenseNews 2007/1/30)
中国は自国の対アフリカ兵器輸出について、「国連の規制に反するものではないし、規模も小さい。対象は通常型兵器に限られている」と擁護している。(DefenseNews 2007/1/30)
イラク軍が、空軍再建のためにパイロット要員などの募集に乗り出した。(DefenseNews 2007/1/30)
「Snatch Land Rover の乗員保護能力に問題あり」「イギリス軍の軍縮が海軍に悪影響をもたらしている」とする新聞報道に対して、英国防省が反論中。(MoD UK via Defense-Aerospace.com 2007/1/31)
英空軍は、自国から長躯 5,600km を自力飛行させて Harrier GR.9A×2 機をアフガニスタンに送り込んだ。到着の 2 時間後には、戦闘任務に飛び立つ用意を整えている。Kandahar 飛行場に展開している 1(F) Sqn. 所属の Harrier GR.7A×2 機と交代するもので、派遣部隊は全面的に GR.9A に移行することになる。展開に際しては、JFH (Joint Force Harrier) がある RAF Cottesmore からキプロス・中東某所を経由した。(MoD UK via Defense-Aerospace.com 2007/1/31)
KC-X の RfP が出た (AFNews 2007/1/30)
米空軍は、KC-135 の後継機となる KC-X の RfP をリリースした。空中給油が主要任務ではあるものの、同時に Defense Transportation System の構成要素として空輸機能も提供する。主な要求事項は以下の通り。
空中給油機能 (Air refueling capability)
KC-135 を超える燃料補給量と航続性能 (Fuel offload and range at least as great as the KC-135)
CNS/ATM 機能の装備 (Compliant Communication, Navigation, Surveillance/Air Traffic Management (CNS/ATM) equipment)
空輸能力 (Airlift capability)
空中受油能力 (Ability to take on fuel while airborne)
有効性を備えた自衛機能 (Sufficient force protection measures)
情報通信網への参加能力 (Ability to network into the information available in the battle space)
EMP 対策や NBC 防護などの生存性確保機能 (Survivability measures (defensive systems, Electro-Magnetic Pulse (EMP) hardening, chemical/biological protection, etc))
海軍機や同盟国機への給油に備えた、ドローグホースの複数設置準備 (Provisioning for a multi-point refueling system to support Navy and Allied aircraft)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/1/30)
オーストラリア海軍の新型哨戒艇・Armidale 級で、主機の燃料系統に水が入り込むトラブルが再発した。昨年にも発生したトラブルで、いったん 10 月に任務に戻ったものの、また同じトラブルが出て全艦の燃料系統を対象とする検査と運用制限が必要になったもの。(Australian MoD)
ドイツは NATO の要請を受けて、偵察型 Tornado 戦闘爆撃機をアフガニスタンに派遣、ISAF の支援にあたらせることになる模様。ただし、連立政権に加わっている社会民主党 (SPD) が、戦闘任務に参加する事態になるのではないかとして、派遣に反対している。なお、ドイツは ISAF に 3,000 名あまりの部隊を派遣しているが、政治的な制約から首都 Kabul 近辺と同国北部にとどまっており、南部には展開していない。(Deutsche Welle German radio) [Tornado ECR のことか ?]
NATO の Jaap de Hoop Scheffer 事務総長はドイツ外務省が主催して開かれた会合の席で、NATO と EU の軍事的協力関係が上手く機能しておらず、何らかの危機が発生した際に協力してコトにあたるのが難しい、という見解を示した。(Deutsche Welle German radio)
オーストラリア海軍の給油艦・HMAS Sirius の調達計画について、会計監査当局 (ANAO : Australian National Audit Office) が「所定の予算内で上手く実現した」として、結果を称揚するレポートをまとめた。同艦は 2000 Defence Capability Plan で導入が決まり、当初は 4 億 5,000 万豪ドルをかけて建造、2009 年に引き渡す予定になっていたが、2003 年になって方針転換。商船を改造して済ませることで 2006-2007 年に引き渡すスケジュールになった。それにともない、経費も 1/3 で済んでいる。まず MT Delos を 5,200 万豪ドルで購入した後で、所要の改造を施して給油艦に仕立て上げて、2006/9/16 に引き渡しとなった。もちろん、環境保護のためにダブルハル構造となっている。(Australian MoD)
NATO は数日間に渡ってハンガリーに E-3 Sentry を送り込み、Veszprem と Kecskemet で軍用機の航空管制任務を実施、ハンガリーが NAPMO (NATO's Airborne Early Warning and Control Program Management Organisation) のメンバーとしてやっていけるかどうかを検証する作業を実施した。NATO の E-3 は、NAPMO 加盟国の共同費用負担によって維持・運用している。(Hungarian MoD)
米空軍最新の気象衛星、DMSP (Defense Meteorological Satellite Program) の F-17 ブロック 5D-3 が運用を開始した。担当メーカーは米 Lockheed Martin 社。(Lockheed Martin)
衛星破壊実験をめぐるあれこれ (DefenseNews 2007/1/29, Defense-Aerospace.com 2007/1/30)
大統領を含む政権中枢が、中国の衛星破壊実験に関して沈黙を守っているのに対して、米議会では宇宙配備資産の脆弱性に懸念を表明、宇宙関連の予算増額を求める声があがっている。さらに議会では、「取り得る対抗措置は全部講じるべきだ」と大統領を突き上げる動きも。
一方、米ミサイル防衛局 (MDA) 長官を務める Patrick O'Reilly 空軍中将は、中国が行った衛星破壊実験について「対抗策となる技術を開発するのは容易だが、これまで、それについて話したことはなかった」として、対応措置を講じることができるという見方を示した。考え方は MD と同じで、衛星に向けて飛来するキネティック弾頭に対してミサイル防衛用のキネティック弾頭をぶつけて破壊するというもの。ただし、実現のために必要な研究開発を大統領に要請してはいない、とのこと。また、実現までに要する時間についてはコメントを拒否した。
今日の小ネタ
米海軍で LCS 計画のマネージャーを務めていた Donald Babcock 大佐が、上官の Charles Hamilton 少将と交代した。「プログラム管理能力に関する信頼の喪失」という理由。(DefenseNews 2007/1/29) [ちょうど、いま読んでいる「軍事システムエンジニアリング」にも関わる話だなあ…]
米 DIA (Defense Intelligence Agency) では、アナリストやエンジニアなど、1,000 名規模の増員を計画中。(C4ISRjournal 2007/1/29)
首が飛ぶのは仕方ない (NavNews 2007/1/29)
Combined Task Force 54 司令官の Douglas J. McAneny 海軍少将は、1/8 にホルムズ海峡で日本のタンカー「最上川」と衝突事故を起こした USS Newport News (SSN-750) の艦長・Matthew A. Weingart 中佐の解任を含む、同艦乗組員の人事異動を発令した。艦長交代は「同大佐の指揮能力に全幅の信頼を置けない」という理由によるもので、Norman B. Moore 大佐が暫定的に同艦の指揮を執る。
USS Newport News は衝突事故を起こした後でバーレーンまで曳航され、現在は破損状況の調査を行っているところ。この後で仮補修を行い、本国に帰還した後で本格修理と原因調査を実施する。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/1/29)
1/27 にハワイ・Kauai 島の PMRF (Pacific Missile Range Facility) で、THAAD (Terminal High Altitude Area Defense) ミサイルの試射が成功裏に実施された。現行の THAAD 開発プログラムでは 3 回の試射を予定しており、そのうち二度目にあたる (一度目は 2006 年 9 月に実施したが、標的ミサイルの不具合が原因で失敗)。ターゲットは弾頭が分離しないタイプの弾道ミサイル (Scud など) を想定したもので、移動式発射器による PMRF からのミサイル発射実現、シーカーによる目標弁別、要撃点に関するデータ収集、レーダーなどの地上側機材を対象とする追跡動作、命中判定アルゴリズム、発射器・射撃管制システム・通信システム・レーダーの運用、といった点が評価対象。(MDA)
米ミサイル防衛局 (MDA) 長官を務める Henry A. "Trey" Obering III 空軍中将は、チェコ・ポーランドとの間で進めている BMDS (Ballistoc Missile Defense System) コンポーネントの配備交渉について「ならず者国家を標的としたものである」「イランは現時点で長射程の弾道ミサイルを保有していないが、その実現に向けて動いていることから、地域内でも最大級の脅威である」と説明。(DoD)
米国務省は、昨年 7-8 月に発生した Hizbullah との戦闘において、イスラエル国防軍 (IDF) がアメリカ製のクラスター爆弾について "間違った使い方をした" とする議会向けの報告をまとめた。アメリカが兵器輸出に関して規定している法律・Arms Control Act の規定に反して、人口密集地帯でクラスター爆弾を使用した点が問題視されている。これに対してイスラエル側は、「国際的な規定に反した使い方はしていない」と反論。それでも、イスラエルが何らかのペナルティを受ける可能性も ?(VoA)
NATO は、将来の航空戦に必要な知識・経験の集積を企図して、フランスに Operations Centre of Excellence を開設する。ACT (Allied Command Transformation) による、教育・訓練の場として機能するもので、まず準備段階として CASPOA COE (Centre of Analysis and Simulation for the Preparation of Air Operations Centre of Excellence) を開設する。このような Centre of Excellence はすでに、Joint Air Power Competence Centre (ドイツ) と Defence Against Terrorism Centre of Excellence (トルコ) の 2 ヶ所が存在しており、さらに今回のものも含めて 3 ヶ所の設置が決まっている。(NATO)
Nellis AFB で実施する "Red Flag 07" 演習に、オーストラリア空軍は F-111×6 機 (RAAFB Amberley)、C-130×2 機 (RAAFB Richmond)、人員 260 名を派遣する。米軍からは B-2A、B-1B、F-15E、F-117A、AH-64D、英空軍からは Tornado GR.4 が参加する。すでに機材輸送用の C-130 が先行しており、本隊はハワイ経由で 2/1 に現着予定。36th Sqn. の C-17A もサポートに加わる。(Australian MoD)
今日の小ネタ
ABL (Airborne Laser) こと YAL-1A が、AFFTC (Air Force Flight Test Center。Edwards AFB, CA) に戻ってきた。これから数ヶ月かけて、NC-135E "Big Crow" でテストした低出力ソリッドステート・レーザー×2 基を使い、意図したターゲットに対して精確にレーザー照射を行えるかどうかをテストする。飛行中にターゲットを精確に捕捉できるかどうかを確認して、COIL (Chemical Oxygen Iodine Laser) を使った本番の要撃試験に備える。(AFNews 2007/1/26)
米空軍は、KC-135 に代わる次世代空中給油機の導入計画・KC-X の RfP を、1 月中にリリースすると発表。(AFNews 2007/1/26)
査察担当者 38 名の入国拒否をぶちかましたイランに対して、IAEA (International Atomic Energy Agency) は、入国阻止の撤回を求めている。(DefenseNews 2007/1/26)
英空軍の戦場監視機・ASTOR (Airborne Stand-Off Radar) こと Sentinel R.1 の初号機が 1/25 に RAF Waddington に飛来、英空軍に引き渡された。2 号機が春に到着する。(DefenseNews 2007/1/26)
トルコとノルウェーも続いた (DoDNews 2007/1/26 & 2007/1/31)
トルコが 26 日、ノルウェーが 31 日に、F-35 JSF 計画の PSFD (Production, Sustainment, and Follow-on Development) フェーズを対象とする MoU に調印した。このうちトルコは CTOL 型×100 機の調達を予定している。これで、SDD フェーズ参加国のうち PSFD MoU に調印したのはアメリカ、オランダ、カナダ、オーストラリア、イギリス、トルコとなり、残りはイタリアとデンマーク。
その F-35、初号機 AA-1 がこれまでに 6 回の試験飛行を消化している。
[で、トルコが「もっとワークシェアを寄越せ」と主張していた件はどうなるんだろう ?]
今日の小ネタ
2 週間前の第一波に続いて、米軍がソマリア南部で AC-130 による二度目の航空攻撃を実施。具体的に誰なのかは明言されていないが、アルカイダ関係者をターゲットとした模様。(DefenseNews 2007/1/24)
24 日にエクアドルの海岸地帯で、同国軍のヘリコプター 2 機が飛行中に衝突、乗っていた Guadalupe Larriva 国防相、国防相の娘 (17 歳)、その他 5 名が死亡した。同国防相は米軍のプレゼンスや対麻薬作戦に反対する立場をとり、Manta AB を米軍が利用する契約を 2009 年の期限後に更新しないと言明していた。また、来週にコロンビアの Juan Manuel Santos 国防相と会談、両国間の国境警備を強化する件について話し合うはずだった。(DefenseNews 2007/1/25)
スリランカの Gotabhaya Rajapakse 国防相と Mahinda Rajapakse 大統領は、反政府組織 LTTE (Liberation Tiger of Tamil Eelam) を率いる Velupillai Prabhakaran が和平協議に応じなければ、LTTE を殲滅すると宣言した。スリランカでは 1983 年から LTTE の武装闘争が続いており、これまでに 67,000 名を超える犠牲者が出ている。(DefenseNews 2007/1/25)
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産業・装備・調達
今日の報道発表 (The Norway Post via Defense-Aerospace.com 2007/2/1, DID 2007/2/5)
ノルウェー政府は、次期救難ヘリとして NH Industries 社の NH90×10 機を 20 億クローネで調達する案件を反故にして、仕切り直しとする決定を下した。NH90 が性能・ユーザーの慣熟性・コストといった分野で要求を満たしていないという理由による。
ノルウェーはすでに NH90×14 機 (海軍の艦載型×6、沿岸警備隊×8) を運用しており、さらに 10 機分のオプション契約を有していた。これが H-3 Sea King の代替となる SAR ヘリにあたるが、NH90 では機体が小型で、航続性能と搭載能力が不足すると判断された次第。そのため、SAR 用としてはもっと大型の機体 (S-92/HH-92、EH101、HH-47 のいずれか) を導入することになる模様。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/2/1)
オーストラリア国防省は、F-35 Lightning II の就役時期について 2014-2015 年とした上で、F-111 については延命改修を行って 2020 年まで運用を継続、さらに F-35 就役までのストップギャップとして F/A-18E/F×24 機のリース案に関する検討を進めていることを明らかにした。F-22A については、空対空能力は比類なきものがあるが、空対地能力の欠如が問題だとしている。(Australian MoD)
ドイツ国防省は EuroHawk GmbH (EADS 社と Northrop Grumman 社が対等出資したジョイント・ベンチャー) に対して、RQ-4 Globak Hawk のブロック 20 をベースとする SIGINT/偵察用 UAV・EuroHawk を、4 億 3,000 万ユーロで発注した。初号機が 2010 年、残り 4 機が 2011-2014 年にかけて納入されて、1972 年に就役した Breguet Atlantic を代替する。(EADS Military Air Systems)
諾 Kongsberg Defence & Aerospace 社と米 Lockheed Martin 社は、Kongsberg 社がノルウェーとオーストラリアから資金の提供を受けて開発している新型対艦ミサイル・NSM (Naval Strike Missile ) を、第三国向けに JSM (Joint Strike Missile) という名称で共同マーケティングするという合意をまとめた。NSM は F-35 に搭載可能な状態まで熟成するのに、あと 3 年ほどかかる見通し。(Kongsberg Defence & Aerospace)
トルコの潜水艦調達計画に関する RfP に対して、以下の 5 社が回答を提出した。(Turkish Undersecretariat for Defense Industries)
Armaris
Fincantieri Cantieri Navali Italiani S.p.A.
HDW/MFI
Lockheed Martin Maritime Systems & Sensors
Navantia S.A.
米陸空軍の JCA (Joint Cargo Aircraft) 計画に対して、米 L-3 IS (L-3 Communications Integrated Systems) 社が最終提案を実施した。L-3 Communications 社は、Alenia North America、Boeing Integrated Defense Systems の各社と組んで、GMAS (Global Military Aircraft Systems) という名称で C-27J を売り込んでいる。(C-27J Team)
米国防総省が AMF/JTRS (Airborne and Maritime/Fixed Station Joint Tactical Radio System) に関する RfP をリリースしたのに対して、米 Boeing 社は Rockwell Collins、Harris、L-3 Communications、BBN Technologies、Northrop Grumman、Milcom Systems の各社と組んで回答を提出した。2004 年からプレ SDD フェーズ作業を実施してきたメンツでもある。(Boeing)
英 BAE Systems 社は、2006/11-12 月にかけてオーストラリア南部の Woomera レンジで実施していた Herti UAV の試験飛行を成功裏に完了、1 月初頭から行っていたデータ分析作業も終了したと発表した。同機が搭載する自律 ICE (Image Collection & Exploitation) ミッション・システムについても、マイルストーンを達成できた由。(BAE Systems)
ハンガリーが 14 機を発注している JAS39C/D Gripen のうち、1 機が追加納入されて Kecskemet AB に到着した。また、スウェーデンに送り返してソフトウェアを更新していた JAS39D×1 機も、作業を終えてハンガリーに戻ってきた。残り 5 機は 2007 年中に順次引き渡される予定。(FMV)
米 Oshkosh Truck 社の子会社・JLG Industries が米陸軍から、伸縮式貨物移送装置 (telescopic material handlers)・JLG ATLAS II×556 セットと、兵站支援業務、訓練、シミュレータなどを総額 1 億 220 万ドルで受注した。5 年がかりの案件。前モデルの ATLAS I は、米陸軍に対して 2,300 セットの納入実績がある。改良型の ATLAS II は自己診断機能や油圧系統などの改善といった変更を加えており、整備の手間を 75% も減らしている。(Oshkosh Truck)
米 General Electric 社は、米 Sikorsky 社の CH-53K 用として採用が決まった GE38-1B エンジンの開発作業をスタートさせた。軸流圧縮機 5 段 + 遠心圧縮機 1 段 + アニュラー式燃焼室 + ガスジェネレータ・タービン 2 段 + 駆動用タービン 3 段という構成。CH-53E の T64 と比較すると、パーツ点数を 60% も減らしている。(GE Aviation) [軸流式と遠心式の併用は T700 と同じパターン]
米 General Dynamics C4 Systems 社は独 ND SatCom Defence GmbH 社から、ドイツ軍の衛星通信網・SATCOMBw Step 2 で使用する衛星通信用アンテナを受注した。オプション契約分まですべて実現すると 2014 年まで続く案件で、総額 3,000 万ドルとなる。2.4m と 4.6m の戦術用アンテナ VertexRSI (C/X/Ku バンド) と、6.3m (Ku バンド)・11.1m (X バンド)・13.1m (C バンド) の固定式アンテナを納入する。(General Dynamics C4 Systems)
EADS 社は、米空軍の KC-X にも提案する予定の KC-30 で使用する ARBS (Air Refueling Boom System) を対象とする、フルスケールの検証・飛行試験フェーズ作業を開始した。同機はオーストラリアからも受注を決めている (名称は KC-30B)。(EADS North America)
米 Ceradyne 社は米陸軍から、ESAPI (Enhanced Small Arms Protective Inserts) 抗弾プレートを 1 億 1,300 万ドルで追加受注した。2007 年 4 月から納入開始。(Ceradyne)
BAE Systems 社と SRA International 社は米空軍から、Link 16 ターミナルの MIDS LVT1 (Multifunction Information Distribution System Low Volume Terminal 1) に組み込んで広帯域化を図る、FAST (Flexible Access Secure Transfer) のスパイラル 2 開発作業を 700 万ドルで発注した。改良型ターミナルは Link 16 と FAST の両方に対応する。先の 2 社が MITRE 社を交えて開発している FAST の利点は、既存の Link 16 関連機器を活用しながら広帯域化を図り、事前の任務計画なしで、改良された戦術通信機能や MANET (Mobile Ad-hoc Networking) を実現できる点。2006 年に Eglin AFB で、スパイラル 1 の飛行試験を実施済み。(BAE Systems)
米 Northrop Grumman 社はイギリスの Chester に、LAIRCM (Large Aircraft Infrared Countermeasures system) や DIRCM (Directional Infrared Countermeasures system) といった同社製品の検査・メンテナンスを担当する施設を開設した。SELEX Sensors and Airborne Systems (S&AS) 社と組んで作業にあたる。(Northrop Grumman)
Magal Security Systems 社は、イスラエル軍の基地施設を対象とするフォース・プロテクション関連製品を 600 万ドルほどで受注した。Taut Wire Intrusion Detection Systems と FORTIS Integrated Command & Control system を導入して、侵入監視機能を実現する。2007 年中に完成予定。(Magal Security Systems)
米 Boeing 社は 2006 年の第四四半期に、民間機部門や防衛部門の好調により、前年同期比 26% アップとなる 175 億ドルの売上と、9 億 8,900 万ドルの利益 (1 株あたり $1.29) を達成した。前年同期の利益は 4 億 6,000 万ドル (1 株あたり $0.58)。なお、2007 年には 1 株あたり利益 $4.55-4.75、2008 年には同じく $5.55-5.75 を見込む。(Boeing)
米 Raytheon 社は 2006 年の第四四半期に、2 億 9,200 万ドルの利益 (1 株あたり $0.65) を達成した。前年同期の利益は 2 億 3,100 万ドル (1 株あたり $0.51)。(Raytheon)
米 L-3 Communications 社は 2006 年の第四四半期に、前年同期比 8.9% アップとなる 33 億 8,520 万ドルの売上と、3 億 4,080 万ドルの利益 (1 株あたり $1.37) を達成した。(L-3 Communications)
今日のお買い物 (Contracts 2007/1/31)
Lockheed Martin Missiles and Fire Control 社は米空軍から、AGM-158A JASSM (Joint Air-to-Surface Standoff Missile) のロット 6・ロット 7 量産分を $294,000,000 で受注した。オーストラリア向けの FMS 案件を含む。(FA8682-07-D-0017)
Textron Systems 社は米空軍から、SFW (Sensor Fuzed Weapon) のロット 12 量産分・291 発を $92,938,707 で受注した。(FA8677-07-C-0001)
Lockheed Martin 社は米空軍から、C-130J の調達に関連するオプション契約を $33,662,536 で受注した (FA8625-06-C-6456)。対象は以下のアイテム。
program and management data for 1-year
technical and engineering data for 1-year
engineering drawing for 1-year
logistics support data for 1-year
technical manual contract requirements data for 1-year
initial C-130J aircraft peculiar spares for 9-aircraft
reliability and maintainability program for 1-year
field service representative support for 1-year
ground maintenance station admin support for 1-year
United Technologies 社は米空軍から、C-17A に装備する F117-PW-100 (原文では "F119-PW-100" とあったが、これでは F-22 用になってしまう)×4 基を対象とする修正契約を、$30,599,340 で受注した。(F33657-02-C-0006/P00025)
Lockheed Martin 社は米空軍から、第 5 世代戦闘機に NTISR (Non-Traditional Intelligence Surveillance, Reconnaissance) 能力を付与するための作業を $9,700,000 で受注した。Raytheon 社が開発している R-CDL (Radar Common Data Link) の研究とデモンストレーションを実施、それがうまくいったら飛行試験を実施して、JEFX (Joint Expeditionary Force Experiment) などの演習にも持ち込む。また、仕様の評価や CONOPS (Concept of Operation) や CONEMP (Concept of Employment) の策定も実施する。(FA81650-07-D-4506) [ふーむ、本気で F-22 や F-35 に R-CDL を積むのか]
Tybrin 社は米空軍から、航空宇宙関連の RDT&E (Research, Development, Test and Evaluation) を対象とする SE/TA (Systems Engineering and Technical Assistance) サービス業務の修正契約を、$5,986,962 で受注した。(F04611-00-C-0001/P00143)
Raytheon 社は米海軍から、AGM-154C 単弾頭型 JSOW (Unitary Joint Stand-Off Weapon)の全規模量産分ロット 3 (FRP-3)・376 発を $101,089,119 で受注した。ST/STE (Special Tooling and Special Test Equipment)、技術データ、イナート弾、コンテナ、試験業務、コスト低減構想も契約に含む。(N00019-07-C-0093)
Lockheed Martin Systems Integration-Owego 社は米海軍から、MH-60R 用ミッション・アビオニクスの全規模量産分ロット VI・27 セットを対象とする修正契約を、$51,129,000 で受注した。(N00019-06-C-0098)
McDonnell Douglas 社は米海軍から、F/A-18E/F の Follow-on Test and Evaluation をサポートするためのエンジニアリング/テクニカル・サービス業務と所要の補給品を、$19,086,469 で受注した。既契約案件を対象とする Basic Ordering Agreement によるもの。(N00019-05-G-0026)
Northrop Grumman Defense Mission Systems 社は米海軍から、GCCS-M (Global Command and Control System-Maritime) Increment 4.1 のマイルストーン C 実現と全規模量産に向けた、ソフトウェアのインテグレーション、試験、訓練業務を対象とする修正契約を、$13,000,000 で受注した。ライフサイクル・サポートや、別の業者に作業を引き継ぐための COE (Common Operational Environment) も対象に含まれる。オプション契約分まで実現した場合の総額は $34,000,000.00。なお、98% は米海軍向けだが、残りはオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、サウジアラビア、韓国、UAE を対象とする FMS 案件。(N00039-05-C-0013)
ViaSat 社は米海軍から、FMS 経由で台湾に輸出する MIDS-LVT (Multifunctional Information Distribution System Low Volume Terminal) ターミナルを $12,051,739 で受注した。(N00039-00-D-2101)
Carleton Technologies 社は米海軍から、EOD (Explosive Ordnance Disposal) Next Generation Underwater Breathing Apparatus のサポートに使用する Mk.16 mod.1×258 セットの補修・試験・組み立て・納入をサポートするためのサポート・サービス業務を $9,995,125 で受注した。(N61331-07-C-0010)
BAE Systems Technologies 社は米海軍から、NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division) の Air Traffic Control and Landing System を対象とするエンジニアリング/テクニカル・サービス、および関連製品を $9,831,046 で受注した。(N00421-07-C-0019)
Raytheon Missile Systems 社は米海軍から、AIM-9X ブロック II の開発を対象とするテクニカル・サポート業務に関する修正契約を $8,918,573 で受注した。海軍向けが全体の 29% ($2,575,000)、残り 71% が空軍向け ($6,343,573)。(N00019-07-C-0008)
American Apparel 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍向けの戦闘服を $60,059,400 (上限価格) で受注した。(SPM100-05-D-0406)
DJ Manufacturing 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍向けの戦闘服を $59,392,880 (上限価格) で受注した。(SPM100-05-D-0407)
Propper International 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍向けの戦闘服を $71,917,620 (上限価格) で受注した。(SPM100-05-D-0408)
Golden Manufacturing 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍向けの戦闘服を $11,192,364 (上限価格) で受注した。(SPM100-05-D-0409)
Woolrich 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍向けの戦闘服を $22,729,200 (上限価格) で受注した。(SPM100-05-D-0410)
Woodward Governor 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの航空機用スペアパーツ各種を $18,514,265 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SP0400-03-D-9402)
Booz Allen Hamilton、CACI、Federal, Electronic Data Systems、Lockheed Martin Integrated Systems、SAIC (Science Applications International Corp.)、Systems Research and Applications の各社は DISA (Defense Information Systems Agency) から、ENCORE II 契約を受注した。基本契約 5 年とオプション契約 5 年の総額が $12,225,000,000、1 社あたりの最低保証額が $10,000.00。(HC1013-07-D-2016, HC1013-07-D-2018, HC1013-07-D-2019, HC1013-07-D-2020, HC1013-07-D-2021, HC1013-07-D-2022)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/1/31)
米 Lockheed Martin 社は米陸軍から、HIMARS (High Mobility Artillery Rocket System)×60 両を 1 億 6,600 万ドルで受注した。44 両が陸軍向け、16 両が海兵隊向け。(Lockheed Martin)
BAE Systems 社はスウェーデン軍国防資材局 (FMV) から、装輪式 155mm 自走榴弾砲・Archer 計画の次期フェーズ作業を 1 億クローネで受注した。自走砲そのものの開発と、弾薬補給車やモジュラー装薬の仕様策定を進める。 Archer の特徴は、所要の人員が 3 名しかおらず、しかも装甲を施したキャブに収容できる点。(BAE Systems)
仏 DCN 社と仏 Thales 社は、以前から話が出ていた両社の海軍関連ビジネスを対象とする事業統合について、最終合意をまとめて調印した。それにともない、現在はフランス政府が 100% を保有している DCN 社株のうち、25% を Thales 社が引き受ける。(DCN/Thales)
ルーマニア海軍は、IAR 330 Puma ヘリコプターの艦載型を初公開した。捜索・救難、負傷者後送、洋上監視に使用するもので、3 機の納入を予定している。主要諸元は以下の通り。(Romanian MoD)
エンジン : TURBO IV B ターボシャフト (1,400HP)×2
外寸 : 全長 15m、全高 4.7m、幅 3.38m、ローター径 16.2m
最大離陸重量: 7,400kg
搭載量 : 1,000kg
乗員 : 3
最高速度 : 263km/h
上昇限度 : 4,800m
航続距離 : 550km
トルコ国防省と SSM (Undersecretariat for Defense Industries) は、MRAWS (Medium Range Anti-Tank Weapon System) の調達に関する RfP をリリースした。発射器 80 システム、ミサイルの実弾 800 発 (発射器ごとに 10 発ずつ)、発射機用の三脚、輸送用コンテナ、各種周辺機器が対象。回答期限は 2007/4/30。(SSM)
ブルガリア空軍は、Elbit Systems 社に 5,700 万ユーロで発注していた Mi-24 と Mi-17 の近代化改修計画について、「運用に際して生じた不具合への対応がよくない」という理由でキャンセルを決めた。2005/12/4 に契約していたもの。なお、ブルガリア国防省では、すでに Elbit Systems 社に対して支払った分の返還も求めている。(Elbit Systems) [2007/3 になって、先行して支払っていた 1,200 万ドルの返還が決まった。また、すでに調達済みの物品についてもブルガリア側に引き渡すことになった。by DID 2007/3/6]
デンマーク海軍資材軍団 (NMC) は、計画中の新型哨戒艦 (Patrol Ship Program ) に装備する VLS として、米 Lockheed Martin 社の Mk.41 ベースライン VII の採用を決定した。これで Mk.41 を採用した海軍は 12 番目。ちなみにこの哨戒艦、FSS (Flexible Support Ship) こと Absalon 級の設計をベースにしており、丁 Odense Steel Shipyard 社が 2007-2011 年にかけて建造・納入する。2011-2012 年には実働可能にする予定。(Lockheed Martin)
BAE Systems 社は米陸軍の AAD (Anniston Army Depot) から、M88A1 装甲回収車×166 両を対象とする RESET 作業を、6,200 万ドルで受注した。分解・補修・再塗装、主要コンポーネントのオーバーホール、再組み立てを実施する。2005 年 4 月に受注した Combat Vehicle Support and Sustainment Requirements 契約によるもの。(BAE Systems)
米海軍の Arleigh Burke 級イージス駆逐艦、USS Bainbridge (DDG-96) が、AN/WLD-1(V)1 RMS (Remote Minehunting System) の導入作業を 2007/1/15 に完了した。同級で RMS を装備したのは、本艦が初めて。2 月から技術面の評価作業を始めることになっている。AN/WLD-1(V)1 は AN//SQQ-89(V)15 Undersea Warfare Combat System と統合されて動作する、半潜没式の無人・遠隔操作式機雷探知システム。AN/WLD-1(V)1 から各種のセンサーを水中に展開して探知作業を行う。(NAVSEA)
シンガポール国防省とシンガポール軍は、IT 関連業務を STEE (Singapore Technologies Electronics) 社にアウトソースする契約を発注した。10 年契約で総額 2 億 5,500 万ドル。10 年間で 3-4% の経費節減を見込む。(Singapore MoD, ST Engineering)
米 Raytheon 社は、マルチロール戦闘機に装備するセンサーやウェポン・システムについて、インド企業とのパートナーシップを模索中。(Raytheon) [MRCA 計画との関連ですな]
米 L-3 Communications 社傘下の Link Simulation and Training (L-3 Link) 社は、スイス空軍の F/A-18 要員訓練に使用するシミュレータ (F/A-18C TOFT : Tactical Operational Flight Trainer)×4 基を 4,090 万ドルで受注した。2008 年に Payerne AFB に据えつけて、翌年から稼動を開始する。ネットワーク化機能を備えている点が特徴。(L-3)
米 ATK (Alliant Techsystems) 社は、米軍向けの小火器用弾薬を 2 億 8,400 万ドルで受注した。それとは別に、製造設備の近代化に関する 4,600 万ドルの契約を、U.S. Army Sustainment Command (Rock Island, IL) から受注している。同社は米陸軍の Lake City 弾薬工場を運営しており、5.56mm、7.62mm、12.7mm、20mm の銃弾を製造している。(ATK)
米 Data Link Solutions 社は米空軍から、サウジアラビアに FMS 経由で輸出する MIDS (Multifunctional Information Distribution System) 機器を 3,480 万ドルで受注した。F-15 搭載用の MIDS LVT-3 Fighter Data Link などを納入する。(BAE Systems)
米 Raytheon 社は、2/1 からスタートした日米合同演習 "Keen Edge 2007" で、同社が開発した指揮管制システム、Global Joint Interoperability Solution のデモンストレーションを実施すると発表した。Bi-Lateral Joint Operations Coordination Center に据えつけて、両国の関係者に対する情報提供の機能を受け持つもの。このシステムを実地にデモるのは、これで二度目。(Raytneon)
独 Rheinmetall AG 社は、フォース・プロテクション関連製品を手がけている独 Chempro GmbH 社株の 51% を取得した、と発表した。(Rheinmetall AG)
今日のお買い物 (Contracts 2007/1/30)
Food Services 社は米国防兵站局 (DLA) から、沖縄の米軍基地で実施する陸海空軍・海兵隊向けの給養業務を $33,000,000 (上限価格) で受注した。(SPM300-07-D-3076)
Raytheon 社は米海軍から、Standard 艦対空ミサイルの RDT&E (Research, Development, Test, and Evaluation) を対象とするエンジニアリング/テクニカル・サービス業務を $30,593,296 で受注した。(N00024-07-C-5361)
Bell Helicopter Textron 社と Boeing Helicopter 社は米海軍から、V-22 用のスペア・コンポーネントを、それぞれ $18,337,129 と $8,023,624 で受注した。(いずれも N00383-03-G-001B)
The Bell-Boeing Joint Program Office は米海軍から、MV-22 を対象とする兵站支援業務 (Total Life Cycle Logistics Support) のオプション契約分を $18,000,000 で受注した。(N00019-03-C-3017)
Bell Helicopter Textron 社は米海軍から、UH-1Y と AH-1Z に関連するエンジニアリング/プログラム管理支援業務のオプション契約分を $11,663,971 で受注した。(N00019-06-C-0086)
Lockheed Martin 社は米海軍から、Mk.41 VLS のシステム・インテグレショーン作業に関するオプション契約を $5,596,537 で受注した。スペイン (60%)、オーストラリア (37%)、ドイツ (2%)、韓国 (1%) 向けの FMS 案件。(N00024-04-C-5453)
Northrop Grumman Defense Mission Systems 社は米空軍から、JSS (JICO (Joint Interface Control Officer) Support System) に関する修正契約を $9,799,613 で受注した。JSS とは、MTA (Multi-TADIL Architecture) の全分野を対象として、既存の戦術システムとインターフェイスして動的な計画・管理を実現するツールセット。JSS を構成するコンポーネントは、COC (Common Core Capability、FEC (Full Expeditionary Capability)、ローカル/リモート JDR (Local/Remote JICO Data Repository)。(FA8725-04-C-0007/P00035)
Micro-electronics Research Development 社は米空軍から、高い費用対効果と放射線に対する抗堪性を備えたデジタル・エレクトロニクス・コンポーネントを研究開発する、SBIR (Small Business Innovative Research) フェーズ II 契約を $6,108,306 で受注した。先に完了した SBIR フェーズ I に続くもの。開発成果は軍やミサイル防衛局 (MDA) の宇宙配備資産などで使用する。(FA9453-06-C-0200)
レーザー機雷探知装置 (NavNews 2007/1/30)
米 Northrop Grumman 社は米海軍に、MH-60S に搭載する機雷探知センサー・ポッド、AN/AES-1 ALMDS (Airborne Laser Mine Detection System) の初号機を納入した。青緑レーザーを使用する LIDAR (Light Detection And Ranging) で、水面上の浮遊機雷、あるいは水面近くの海中にある機雷を探知するもの。2006 年 4 月に低率初期生産 (LRIP) 分・2 基を 3,570 万ドルで受注しており、今春に第 2 次低率初期生産分として 2 基を追加発注する計画になっている。2009 年に第 3 次の低率初期生産、2010 年から全規模量産と進む予定。建造中の LCS でも、対機雷戦装備としてこのシステムを使用する。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/1/30)
オマーン空軍は Airbus 社に対し、A320s ACJ (Airbus Corporate Jetliner)×2 機を発注した。ACJ はすでに、アゼルバイジャン、ブラジル、チェコ、フランス、イタリア、カタール、タイ、UAE、ベネズエラなどの政府機関からも受注を得ている。必要に応じて内装を短時間の間に変更できるので、高官輸送でも兵員輸送でも対応可能。(Airbus)
先日、要撃試験に成功した THAAD ミサイルでは、米 PWR (Pratt & Whitney Rocketdyne) 社製の DACS (Divert and Attitude Control System) が使用されている。これは小型の液体燃料ロケットを使ったスラスターで、キル・ヴィークルをターゲットの方に正しく指向する機能を提供する。また、ターゲットの探知に使用する画像赤外線シーカーは BAE Systems 社が担当しており、2006 年 7 月に試射に成功したときにも所定の性能を発揮できた由。(Pratt & Whitney Rocketdyne, BAE Systems)
Imalogic 社は、デジタル・センサー関連メーカーのSofradir、Ulis、Trixell、STMicroelectronics の各社と組んで、軍用・宇宙用・民生用に利用可能な新型赤外線センサーを開発する作業を 2,300 万ユーロで受注した。発注元はヨーロッパのマイクロエレクトロニクス研究センター、CEA-LETI R&D。(Sofradir)
今日のお買い物 (Contracts 2007/1/29)
Northrop Grumman Ship Systems 社は米海軍から、DDG-1000 Zumwalt 級の詳細設計を完了させるために必要なオプション契約を $268,099,114 で受注した。すでに詳細設計の先行契約分を $39,412,519 で受注しており、これで総額 $307,511,633。(N00024-06-C-2304)
Bath Iron Works 社は米海軍から、DDG-1000 Zumwalt 級の詳細設計を完了させるために必要なオプション契約を $257,473,700 で受注した。すでに詳細設計の先行契約分を $79,893,505 で受注しており、これで総額 $337,367,205。(N00024-06-C-2303)
Sikorsky Aircraft 社は米海軍から、MH-60R/S を対象とするプログラム管理、エンジニアリング、試験、兵站支援、訓練、補修、研究、技術・整備面のサポートといった業務を、$68,820,000 で受注した。(N00019-07-D-0005)
L-3 Communications 社 Link Simulation and Training 部門は米海軍から、海軍・海兵隊・空軍・NASA が使用している DC-9/C-9 を対象とする兵站支援業務を、$43,700,000 で受注した。機体とエンジンのデポ整備、消耗品や LRU の供給サポートを担当する。(N00019-07-D-0100)
BAE Systems 社 Applied Technologies 部門は米海軍から、NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division) 麾下の Special Communications Requirements Division が実施する C4I 関連プログラムを対象とする、エンジニアリング/テクニカル・サービス業務を $18,792,574 で受注した。時間単位にして 298,000 時間分。(N00421-07-C-0013)
Shock Tube Systems 社は米海軍から、海軍・海兵隊・特殊作戦部隊が使用する爆破用の起爆装置、Mk.154 Mod 0 Non-electric Delay Detonator を $15,056,000 で受注した。(N00164-07-D-4259)
The Haskell 社は米海軍から、NAS Jacksonville の Building 135 を対象としてエンジニアリング・オペレーション・センターを建設する作業のタスク・オーダー (Task Order 0004) を受領した。先に $14,603,300 で受注していた案件。(N69272-03-D-0030)
Blinderman/FGM 社は米海軍から、イリノイ州 Great Lakes にある National Register Historic District の Building 1 を補修・改築する作業を $13,975,365 で受注した。(N40083-07-C-0007)
The Walsh Group dba Archer Western Contractors 社は米海軍から、NS Norfolk にある MSC (Military Sealift Command) の建物を補修する作業に関するタスク・オーダー (Task Order 0006) を受領した。先に $13,250,000 で受注していた案件で、Buildings SP-47, SP-48, SP-64 が対象。扉と窓の総取り替え、屋根・外壁・空調・スプリンクラー・火災警報装置・蒸気配管の補修などを実施する。(N62470-01-D-1138)
HSMM (Hayes, Seay, Mattern & Mattern)/HOK (Hellmuth, Obata & Kassabaum) の両社で構成する Walter Reed Joint Venture は米海軍から、Walter Reed National Military Medical Center (Bethesda, MD) に医療施設と駐車場を建設する作業などを $7,959,430 で受注した。BRAC (Base Realignment and Closure Commission) に伴う施設再編成で必要になった作業。(N40080-06-C-0026)
SAFT America 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けのバッテリを $30,977,475 (上限価格) で受注した。基本契約 2 年、1 年単位のオプション契約 3 年。(SPM4L-07-D-3010)
Lockheed Martin Government Services 社は DFAS (Defense Finance and Accounting Service) から、以前は DAFS が担当していた退役軍人向けの年休管理業務の外部委託を $25,683,840 で受注した。オプション契約の 6 年目。もともと ACS (ACS Government Solutions Group, Inc.) が受注していた案件だが、同社が Lockheed Martin 社に買収された経緯がある。(MDA220-01-D-0002, ex-MDA220-01-C-0002)
PCL Construction Services 社は米陸軍から、コロラド州 Fort Carson に師団司令部用の指揮統制施設を建設する作業について、$7,568,590 の増額契約を受注した。原契約は $40,157,000。(W9128F-06-C-0033)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/1/29)
インドは、ロシアと共同開発している対艦ミサイル・BrahMos の潜水艦発射型を年内にも試射する計画。ただし発射試験に使用できるプラットフォームがインドにないため、キロ級、ないしはそれに準じる潜水艦を借り受ける交渉を進めているところ。想定しているプラットフォームはロシア製の Amur 型やフランス製の Scorpene 型で、潜水艦に搭載する際には長さ 5m のミサイル・モジュールに 8 発の BrahMos を格納する。すでに水上艦発射型は存在しており、射程 290km。さらに Su-30MKI に搭載する作業も進めている。Su-30MKI については、当初は 1 発のみの搭載だが、将来は主翼を強化して左右両翼にそれぞれ 1 発ずつ懸吊可能とする。(ddi Indian Government news) [てことは、魚雷発射管から撃つんじゃないのか ?]
NATO 諸国が SALIS 構想に基づいてリースする AN-124-100 Ruslan の整備を行うため、オペレーターの Antonov Airlines (ウクライナ) と Volga-Dnepr (ロシア) はドイツの Leipzig に、同機の整備施設を開設した。これにより、整備が必要になる度にウクライナやロシアまで機体を送り返す手間がなくなり、経済的・時間的メリットが得られる。(Antonov)
米 iRobot 社は米海軍から、イラク派遣米軍が使用する爆弾処理ロボット・100 台以上を、総額 1,658 万ドルで受注した。同社は ICx Technologies 社とチームを組んでこの件を受注しており、2007 年前半のうちに納入を開始する。プラットフォームは iRobot 社の PackBot 500、そこに ICx 社の Fido なるペイロードを載せる構成。長さ 7ft のアームを備えており、怪しい物体が屋内、あるいは自動車の内部にあっても "首を突っ込んで" 調査できる。識別後に IED を破壊処分するが、操作する兵士は後方の安全な場所にいられる。(iRobot)
2006/8/3 にネバダ州の Creech AFB で発生した MQ-1 Predator (11th RS 所属) の墜落事故は、オペレーターの操作ミスが原因と判断された。死傷者はなし。機体の破損に伴う損失額は $1,436,765。(USAF)
米 Lockheed Martin 社は 2006 年の第四四半期に、7 億 2,900 万ドルの利益 (1 株あたり $1.68) を計上、前年同期の 5 億 6,800 万ドル (1 株あたり $1.29) から大幅な伸びを実現した。売上は 108 億ドルで、前年同期の 102 億ドルより 6% のアップ。通年では、売上が 2005 年の 372 億ドルから 396 億ドルにアップ、利益は 18 億ドル (1 株あたり $4.10) から 25 億ドル (1 株あたり$5.80) と伸びている。(Lockheed Martin)
米 Honeywell 社は 2006 年の第四四半期に、前年同期比 14% の伸びとなる 83 億ドルの売上を計上、1 株あたり利益は前年の $0.61 から 18% 伸びて $0.72 となった。通年では、売上が 2005 年の 276 億ドルから 314 億ドルにアップ、1 株あたり利益は $1.92 から 31% 伸びて $2.52 となっている。(Honeywell)
NASPA のゲレ食じゃないよ (謎) (C4ISRjournal 2007/1/26, DID 2007/1/28, Defense-Aerospace.com 2007/1/29)
カナダは、C-140 Aurora×18 機のうち 16 機に対して、2 億カナダドル (1 億 2,720 万ドル) をかけた 3 フェーズからなる近代化改修計画改修を推進中。プロトタイプを使った試験は終わっており、4 月から量産改修を始める。
このレーダー関連の作業はフェーズ 3 にあたり、主契約社の MacDonald, Dettwiler and Associates 社が開発・量産を 7,800 万カナダドルで受注している。フェーズ 1 で担当メーカーを選定、フェーズ 2 で詳細設計とラボ試験の実施、それとプロトタイプ 4 セットを製造、そして量産段階のフェーズ 3 に至ったもの。
レーダー以外の改修も含めて、総額 16 億 7,000 万カナダドルをかける AIMP (Aurora Incremental Modernization Program) が 1998 年にスタートしているが、これは全部で 23 種類の個別プロジェクトからなる。レーダー以外では、ブロック III で実施する電子光学センサーの改良 (L-3 Communications) や、ブロック II で実施する航法機器・計器類の改良 (CMC Electronics) などがある。
CP-140 の配備先は 19th Wing (Comox, British Columbia) と 14th Wing (Greenwood, Nova Scotia)、ペルシア湾では 500 ソーティあまりの哨戒飛行を実施している。[対潜哨戒機の陸上進出は、世界的トレンドですな]
今日のお買い物 (Contracts 2007/1/26)
Sparta 社は米ミサイル防衛局 (MDA) から、MD 関連技術を対象とする技術支援業務契約を $154,659,489 で受注した。(HQ0006-07-C-0001)
BAE Systems 社 Ground Systems Division、Oshkosh Truck 社、Protected Vehicles 社、加 General Dynamics Land Systems - Canada 社、Force Protection Industries 社、Armor Holdings 社、Textron Marine & Land Systems 社、General Purpose Vehicles 社、International Military and Government 社は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) に関する契約を受注した。総数 4,100 両 (カテゴリー I×1,500 両、カテゴリー II×2,600 両) を調達する計画だが、その対象を選定するために各社がそれぞれ、試験用の車輌をカテゴリーごとに 2 両ずつ納入するのが今回の契約。60 日以内の納入が求められており、さらに試験期間中の兵站支援業務もワンセット。9 社・2 カテゴリー・2 両ずつ、総数 36 両の総額は $34,574,582。その後、採用が決まったものに対して量産の指令を出す。Contract Number は以下の通り。
BAE Systems : M67854-07-D-5025
Oshkosh Truck : M67854-07-D-5026
Protected Vehicles : M67854-07-D-5027
General Dynamics Land Systems-Canada : M67854-07-D-5028
Force Protection Industries : M67854-07-D-5031
Armor Holdings : M67854-07-D-5030
Textron Marine & Land Systems : M67854-07-D-5033
General Purpose Vehicles : M67854-07-D-5029
International Military and Government : M67854-07-D-5032
GSC Construction 社は米海軍から、サウスカロライナ州の Shaw AFB に弾薬の管理・保管・整備施設を建設する作業を $6,068,666 で受注した。(N69450-07-C-1776)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/1/27)
米 Bell Helicopter Textron 社は米海兵隊に、AH-1Z の量産初号機を納入した。UH-1Y の方も 1 月初頭に納入済みで、これで両方が出揃った形。最終的には 280 機あまりのアップグレード改修を実現することになっている。(Bell Helicopter Textron)
Alcatel Alenia Space 社はイタリア軍から、2001 年に打ち上げた SICRAL-1 を代替する SICRAL-1B 通信衛星を、1 億 300 万ユーロで受注した。海外派遣部隊を含むイタリア軍に対して戦略レベル・戦術レベルの衛星通信機能を提供する衛星で、トランスポンダーは UHF×3、SHF×5、EHF/Ku バンド×1。さらに、2004 年に調印した MoU に基づき、他の NATO 諸国に対しても通信能力を提供する。衛星本体はイタリア・Turin の工場で製造した後でフランスの Cannes に持ち込んで環境試験を実施、トランスポンダーを含むペイロードはイタリア・Rome の工場で製造する。打ち上げは 2007 年末を予定している。(Alcatel Alenia Space)
米海軍と米海兵隊は、イラクなどでの実戦経験を踏まえて小型の戦術用 UAS (Unmanned Air System) を導入する決定を下した。戦術レベルの意志決定、陸上の部隊レベルや艦船の自衛といった用途を想定している。RfP は今秋にリリースする予定。(NAVAIR)
ロシア国防省は、Mi-28N (Night Hunter) 攻撃ヘリの調達を決定した。現在、同機は評価試験の最中で、予定している試験のうち 95% を消化済み。300 回の試験飛行を実施して、要求された内容を達成できなかったのは 17 回のみ。Vladimir Mikhailov 陸軍大将は「これらの試験すべてを通過できる機体は、他にない」とベタ褒め。(Rostvertol)
一方、ベネズエラから受注しているヘリコプターのうち第二陣にあたる、Mi-35M×4 機と Mi-26T×1 機が、2006 年 12 月から 2007 年 1 月にかけてデリバリーされた。第一陣の Mi-35M×4 機は昨年 6 月にデリバリー済み。最終的に Mi-35M×10 機、Mi-26T×3 機が揃う。(Rostvertol)
米 Northrop Grumman 社は、アメリカの情報機関や軍に対してシグナル・プロセッシング関連製品や電子光学画像関連製品 (optoelectronic imaging) を納入している Essex 社を買収した。1 株あたり $24 で全株を買収、総額 5 億 8,000 万ドル。債務の肩代わりも実施している。(Northrop Grumman)
スペイン版 EA-18G、ではない (DID 2007/1/26)
スペイン政府は、同国空軍の EF-18 "Espana" (F/A-18A/B に相当) に西 Indra 社製の電子戦装置を搭載する方針を決めた。といっても EA-18G Growler のような EA (Electronic Attack) 用途ではなく、あくまで自衛用電子戦機器。Indra 社は Typhoon に搭載する自衛用電子戦装置・DASS や同国海軍向けの艦載電子戦装置を手がけている実績がある。EF-18 用電子戦装置の発注額は 713 万ユーロ (1,010 万ドル) 程度となる見込み。
オーストラリアはすでに自国の F/A-18A/B に対して新型の自衛用電子戦機基を搭載するプロジェクトを進めている。当初は国内開発を進めていたが失敗、米 Raytheon 社製の AN/ALR-67(V)3 を導入する方針に転じた。
[電子戦装置は、対象のデータを集める部分と、妨害を担当するソフトウェアが難しそう]
今日のお買い物 (Contracts 2007/1/25)
Michelin North America 社は米国防兵站局 (DLA) から、4 軍で使用するタイヤの納入・保管・配送業務を $852,034,389 (最低額、価格修正条項付き) で受注した。(SPM7L10-07-D-7002)
Lockheed Martin 社 Maritime Systems and Sensors 部門は米海軍から、パキスタン向けに FMS 経由で輸出する中古 P-3C×7 機を対象とする、ミッション・システムのインテグレーション・試験作業に関する修正契約を $186,500,000 で受注した。ISAR/SAR 機能を持つレーダー、ESM、音響システム、EO/IR センサー、インターコムなどが対象。(N00019-06-D-0012)
General Dynamics Electric Boat 社は米海軍から、USS Texas (SSN-775) を対象とする PSA (Post Shakedown Availability) に関する修正契約を $25,000,000 で受注した。(N00024-96-C-2100)
McDonnell Douglas 社は米海軍から、スイス空軍の F/A-18C×24 機と F/A-18D×6 機を対象とするレトロフィット作業のフェーズ II 改修分を対象とする修正契約を、$5,999,555 で受注した。各種システムのアップグレードを実施する FMS 案件。(N00019-00-G-0148)
Chamberlain Manufacturing 社は米陸軍から、155mm HE 弾・M795 で使用する金属パーツに関する修正契約を $11,619,948 で受注した。(DAAE30-03-C-1114)
BBN Technologies 社は米陸軍から、狙撃探知用の音響システムとデコイ・システム "Boomerang" (a.k.a. Counter Shooter System) を、$9,540,000 で受注した。小型マイク×7 個を使用して、狙撃を受けたときに音源の位置を標定するもの。標定にかかる時間は 2 秒以内。(W9124Q-07-C-0532)
Kalyn Siebert 社は米陸軍から、M870A3 セミトレーラーに関する修正契約を $8,821,884 で受注した。(W56HZV-05-C-0258)
制裁を回避する者は制裁に泣く (DID 2007/1/25)
パキスタンが、欧米からの制裁を回避するために中国と共同開発してきた FC-1 (a.k.a. JF-17) が、別の制裁が原因で頓挫状態になった。これは F-7P (MiG-21+) と Mirage III、Mirage 5 を代替する機体で、単価 2,000 万ドル程度と安価。
ベースとなったのは、中国が 1986 年に米 Grumman 社と組んで、5 億 5,000 万ドルをかけて開発に乗り出した Super-7。ところが天安門事件に関連する制裁で Super-7 のプロジェクトが頓挫して、CAIC (Chengdu Aircraft Industry Corporation) が独自に開発を継続することになったもの。そこに、核実験実施で制裁を喰らったパキスタンが相乗り、1999 年 6 月に CATIC (China Aviation Import and Export Corporation) とパキスタン側が、開発・量産を両国が共同で進めるという合意をまとめた経緯がある。開発費 1 億 5,000 万ドルは両国で折半した。
ところが、問題になったのはパワープラントに選定されたロシア製の Klimov RD-93 エンジン。中国はすでに JF-17 用として 100 基を調達、さらに 400 気のオプション契約を有しているが、これはパキスタンの隣国・インドが使っている MiG-29 のエンジンでもある。そのインドに気を使い、さらにインドのマルチロール戦闘機調達計画に対して MiG-29OVT (a.k.a. MiG-35) を売り込んでいるロシアが、商売への影響を懸念して RD-93 の対パキスタン輸出許可を引っ込めてしまった。
その結果、2007 年から 150 機の調達を予定していたパキスタンの計画はパー、中国も最初の海外カスタマーを喪失する事態に。いまさら別のエンジンに変えるとなれば機体の改設計は免れえず、これは現実的に無理。しかもパキスタンはアメリカの対テロ戦に協力する見返りとして、F-16 のアップグレードと追加調達を始めてしまっている。
先週の小ネタ
英 QinetiQ は英国防省から、CSEIPT (Combat Support Equipment Integrated Project Team) 計画に関する 2 年間・400 万ポンド (790 万ドル) の契約を受注した。軍でさまざまな機器を動作させるのに不可欠のバッテリを、民生品を活用して納入する案件。(DID 2007/1/23)
米 Skyler Technologies Group 傘下の RSL Fiber Systems 社は米 NGSS (Northrop Grumman Ship Systems) 社から、DDG-1000 級駆逐艦に装備する ALS (Advanced Lighting System) を受注した。6 隻分で 1,250 万ドルほどの案件になる見込み。ALS はすでに米海軍の水上艦に導入実績がある。艦上に設置するさまざまな照明や燈火について、個別に灯具を設置する代わりに艦内に光源を集中、それを必要とする場所まで光ファイバーで導くもの。照明はコントローラーで集中制御する。(DID 2007/1/23)
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoDNews 2007/1/31)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 468 名の増。現在の動員内訳は、陸軍 74,943 名、海軍 5,438 名、空軍 5,624 名、海兵隊 5,498 名、沿岸警備隊 309 名。
配置換え (AFNews 2007/1/30)
BRAC2005 の勧告を受けて、アラスカ・Kulis ANGB に配備されている 176th WG が Elmendorf AFB に配置換えされることになった。176th WG は C-130H×8 機、HC-130N×3 機、HH-60×5 機を保有するが、移駐後は C-17A を運用する提携部隊 (associates) を編成する。
新人事承認 (AFISNews 2007/1/26)
上院は、David H. Petraeus 陸軍中将の大将昇進と MNF-I 司令官への就任を承認した。
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戦争・紛争
今日のイラク (AFISNews 2007/1/31)
Mahmudiyah で 30 日、Multinational Division Baghdad 所属のヘリコプターが、路傍爆弾を設置しようとしている武装勢力 4 名を発見して交戦、そのうち 2 名を死亡させた。
イラク陸軍・第 6 師団・第 2 旅団と Multinational Division Baghdad 麾下・米陸軍・第 2 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム兵士が 29 日に Baghdad 東方で、武器集積所を発見した。コンバット・ブーツ 200 足、ヘルメット 150 個、抗弾ベスト 150 着、抗弾プレート 75 個、IED 用の起爆装置、レーション、米軍のものを含む軍服といった内容。
イラク陸軍・第 5 師団・第 1 旅団・第 1 大隊が、As Sadiya で迫撃砲弾 34 発を発見した。Sachooch Village をパトロールしていた際の出来事で、宗派間対立による騒擾の発生を懸念した地元関係者が、イラク軍に通報してきたもの。
イラク陸軍・第 5 師団・第 2 旅団と米陸軍・第 1 騎兵師団・第 3 旅団戦闘チーム・1-12 諸兵科聯合大隊が 28 日、Baqubah で IED の保管場所を発見した。雷管、電気配線のコネクタ、遠隔起爆装置、爆薬といった内容。
イラク陸軍・第 5 師団・第 1 旅団と米陸軍・第 73 騎兵聯隊・第 5 大隊は、Turki という村落で作戦中に重機関銃の弾薬 1,500 発を発見した。
イラク陸軍・第 6 師団・第 4 旅団・第 1 大隊は 28 日に Lutifiyah 北東にある Karch の石油関連施設で、小火器で襲撃してきた犯人 8 名を拘束。
Balad Ruz のシーア派モスクで自爆テロ事件が発生、イラク人 20 名が死亡、60 名以上の負傷者が出た。近くの民家から群衆に紛れ込んだ不審人物を警察が制止したところ、その人物が自爆した次第。イラク陸軍・第 5 師団・第 1 旅団が出動して救援にあたり、負傷者は Kirkush Military Training Base、Balad Ruz 病院、Baqubah General Hospital に搬送された。また、犯人が出てきた民家にいた不審人物 4 名が拘束されている。
Task Force Lightning 所属の兵士 1 名が Salah ad Din 省で戦闘任務中に死亡、また、Multinational Force West 所属の陸軍の兵士と海兵隊員が 1 名ずつ、Anbar 省で戦闘任務中に負った怪我により、いずれも死亡した。
今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/1/31)
Kunar 省の FOB (Forward Operating Base) Bari Kowt に対してタリバンによる襲撃があり、アフガニスタン人の民間契約業者 1 名が死亡、3 名が負傷した。近くの尾根 2 ヶ所から小火器とロケットで攻撃されたため、120mm 迫撃砲と 155mm 榴弾砲で反撃、被害は少なかったが、テント 2 張が壊された。
今日のイラク (AFISNews 2007/1/30)
Baqubah で 29 日、米陸軍・第 1 騎兵師団・第 3 旅団戦闘チーム・第 1 工兵大隊・第 72 工兵中隊が、対戦車地雷を発見した。村落を出発しようとした車両隊に対して地元住民が通報してくれたため、発見できたもの。爆破処分したため、被害を出さずに済んだ。
Ramadi 北西で 28 日に、警察などの要員を対象とする自爆テロが発生した。トラックに爆弾を積んで突っ込んできたもので、16 名の死者が出た。米陸軍・第 37 歩兵旅団・第 2 大隊と警察が出動して、負傷者の救護に従事。
Taji 近くで 28 日、銃撃事件 (drive-by shooting) の容疑者をイラク陸軍・第 9 師団 (機械化)・第 2 旅団が拘束した。パトロールを行っていた同隊の T-72 戦車に向けて、走行中の自動車から撃ってきたもの。AK-47 を所持していた。
Multinational Force West 所属の海兵隊員 1 名が、Anbar 省で戦闘任務中に敵対行動に遭って死亡した。
今日のイラク (AFISNews 2007/1/29)
米陸軍・第 82 空挺師団・第 505 パラシュート聯隊・第 2 大隊・D 中隊とイラク軍が 27 日、Samarra 北西にある武装勢力の訓練キャンプを発見、破壊した。現場では RPG 発射器 20 基、82mm 迫撃砲、60mm 迫撃砲 4 門、バッテリ、機関銃弾 7,000 発を発見、爆破処分した。
そのほか、27-28 日にかけてイラクで発生した戦闘 :
Karmah で聯合軍が、アルカイダ関係者を含む 11 名を拘束。
米陸軍・第 5 騎兵聯隊・第 2 大隊とイラク軍が Baghdad 近郊で 7 名を拘束。各種のテロ活動に関与した容疑。
聯合軍が Bayji で、外国人テロリストの流入に関与した容疑で 4 名を拘束。
聯合軍が Baghdad で、イラク・アルカイダ組織の幹部とつながりがあると見られる容疑者 3 名を拘束。
聯合軍が Ramadi で、IED 攻撃を仕掛けていた組織の幹部など 3 名を拘束。
米陸軍・第 25 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム (空挺)・第 501 パラシュート聯隊・第 1 大隊とイラク警察が、武器集積所 2 ヶ所を発見。57mm 砲弾 669 発など。また、同大隊の A 中隊が Iskandariyah 西方で IED を発見、A 中隊と C 中隊が Baghdad 南方で IED 設置犯人 5 名を拘束している。
New Baghdad 地区で自動車爆弾事件 2 件が発生、民間人 15 名が死亡。
Baghdad 南西にあるスンニ派モスクの近隣で、武装勢力と近隣住民の間で戦闘が発生、モスクが壊された。
MNF-West (Multinational Force West) を指揮する Richard Zilmer 海兵隊中将は、Anbar 省の治安改善について楽観的な見通しを示した。騒擾が止んでいない Anbar 省を担当している MNF-West には第 I 海兵遠征軍を主体とする 30,000 名の聯合軍、それとイラク陸軍・第 1 師団と第 7 師団の 14,000 名が配備されており、さらに米軍の増派が計画されている。都市部での宗派間対立やアルカイダ関連勢力の活動が問題になっており、これまでに民間人 8,000 名の死者が出たとされている。ただ、地元の部族長は選挙や新政権に対する妨害を行っておらず、地元の政府機関に対して協力的。今後も、地元と協力して生活環境の改善を図る考えで、そのためにイラク軍と共同で武装勢力を掃討して治安の確保を進めるとしている。また、インフラの再建も推進する。
今日のイラク (AFISNews 2007/1/28)
IED 攻撃や外国人テロリストの手引きをやっていたアルカイダ関連組織のメンバー 21 名、Baghdad では別のアルカイダ関連組織のメンバー 3 名が、Karmah でもアルカイダ関連組織の幹部を含むテロ活動容疑者 11 名が、聯合軍によって拘束された。また、Ramadi では IED 攻撃の容疑で 3 名を、Bayji では外国人テロリストの手引きを行った容疑で 4 名が、それぞれ拘束された。
Baqubah では、外国人テロリストのアジトを聯合軍が襲撃して交戦になり、航空攻撃などによって敵兵 14 名が死亡、2 名が拘束された。当地でイラク軍や聯合軍に対する攻撃を仕掛けていた容疑で、手入れを実施したもの。
米陸軍・第 759 憲兵大隊と Nahrawan 警察署から出動した警官が 26 日に Baghdad をパトロールしていたところ、武器集積所を発券。80mm 迫撃砲 55 門、60mm 迫撃砲 50 門、120mm 迫撃砲 15 門 (原文では "○○mm nortars" とあったのでこう書いたが、ひょっとすると迫撃砲弾のことかも。しかしそれなら "mortar rounds" と書くはず)、PKC 機関銃の銃弾 60,000 発、AK-47 用の 7.62mm 弾 50,000 発、TNT 火薬 30 個、爆薬 10lb、装薬、信管、散弾、手榴弾 10 発、14.5mm 機関銃と銃弾 400 発、RPG 発射器 3 基、PKC の予備銃身 4 個、迫撃砲の照準器、抗弾ベスト、軍服を発見、現場に居合わせた 2 名を拘束。
Baghdad 西方の Hit 近郊で 26 日、イラク軍が爆弾製造工場を発見。別のところでも IED 製造工場らしきものを発見、現場には 155mm 砲弾 2 発、完成した IED が 2 個、ロケット、爆薬、IED 製造材料があった。建物ごと破壊処分。
イラク陸軍・第 2 師団が Mosul で 26 日、イラク軍や聯合軍に対して迫撃砲・IED・小火器による攻撃を仕掛けていた容疑で、テロ組織のリーダーを拘束。Babil 省の Haswak 近郊でも、警察がアルカイダ関連とみられるテロ組織のリーダーを拘束した。同様に、IED 攻撃などを仕掛けた容疑。さらにイラク軍も 8 名を拘束している。
Baghdad では Haifa Street 界隈を掃討する "Operation Tomahawk Strike 11" により、イラク陸軍・第 6 師団と聯合軍が 24-25 日にかけて合計 21 名を拘束。
Baghdad の al-Doura 地区で、武装勢力が聯合軍に銃撃を仕掛けた際に、トバッチリで 5 歳の少女が負傷した。米陸軍・第 1 騎兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 12 歩兵聯隊・第 2 大隊と、第 5 騎兵聯隊・第 1 大隊がパトロールを行っていたときの出来事。件の少女は兵士による手当てを受けた後で、International Zone に搬送された。
イラク軍が 25 日に Taji で、6 人家族をアルカイダ関連組織の手から救出した。このとき、容疑者 1 名を拘束。前日には Arab Jabour で、50 日ほど前に誘拐され、地下壕に連れ込まれて暴行を受けていたイラク人 8 名を聯合軍が救出、手当てを施した後で家族の元に送り届けた。現場には、IED 製造材料や散弾、機関銃などもあった。
Fallujah 南東で 22-23 日にかけて、武装勢力が暴行に使用していた拠点を聯合軍兵士が発見、全部で 21 名を拘束。そのうち 15 名を留置場に送った。15 名のうち 7 名はアルカイダとのつながりがあると見られている。現場からは、暴行の被害者も発見された。
Multinational Division Baghdad 所属のヘリが Najaf 北方に墜落、2 名が死亡した。武装勢力の攻撃を受けたイラク軍を支援していたときの出来事。機種や墜落原因については未公表。死亡した搭乗員の遺体は回収した。[状況と 2 名という数からして、AH-64D ではないか ?]
第 89 憲兵旅団所属の兵士 1 名がイラク北部で、Baghdad でも別の兵士 1 名が、第 1 騎兵師団・第 3 旅団戦闘チーム所属の兵士 1 名が Diyala 省で、いずれも IED 攻撃を受けて死亡した。また、第 15 MEU 所属の海兵隊員 1 名が Anbar 省での戦闘任務で負った怪我が原因で、別の兵士 1 名が Diyala 省でパトロール中に IED 攻撃を受けたときの怪我が原因で、それぞれ死亡した。Baghdad 東部では 25 日に、パトロール中の聯合軍兵士を狙った IED 攻撃があり、Multinational Division Baghdad 所属の兵士 2 名が死亡、2 名が負傷した。
今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/1/28, AFNews 2007/1/30)
Khost 近郊で聯合軍とアフガニスタン軍が、テロ組織の副指揮官や武器密輸担当者、合計 5 名を拘束した。そのうち 1 名は、現場に踏み込んだ際に逃走を試みたが失敗、拘束されている。撃ち合いには発展しなかった。
そのアフガニスタンでは 1/25 に、Kabul の ISAF 司令部で JIOC (Joint Intelligence Operations Center) の開設セレモニーが開催された。アフガニスタン・パキスタン・ISAF の軍首脳が情報を共有して、共同で作戦を実施できるようにするのが目的。情報面に加えて IED 対策などの技術面でも、アフガニスタン軍とパキスタン軍が机を並べて仕事をしている。
ブラックホーク・ダウン (AFISNews 2007/1/26)
20 日に Diyala 省で米陸軍の UH-60 Black Hawk が墜落、12 名が死亡する事件があった。通常の任務飛行を実施するために 2 機編隊で飛行していたうち、2 番機が Baghdad 北東の田舎で、無線で急を告げてから 20 秒後に墜落したもの。
1 番機は墜落現場の周辺を回りながら状況を確認、安全を確認してから着陸して現場を確保した。墜落した 2 番機は炎上しており、生存者はいないと判断された。その後で現場に QRF (Quick Reaction Force) が到着した次第。1 番機のクルー (第 131 航空聯隊・第 1 大隊・C 中隊所属) がこのときにとった行動について、MNF-I の声明でも「難しい状況の中で、よくやった」と称揚されている。一部マスコミ報道では、応援が来る前に 1 番機が現場を離れたといわられているが、MNF-I はこれを否定。
ありそうな話ではある (AFISNews 2007/1/26)
Karbala の PJCC (Provincial Joint Coordination Center) に攻撃を仕掛けてきた武装勢力は、米軍式の装備と服装によって検問所を突破・逃走したことが、MNF-I によって明らかにされた。SUV で乗り込んできた 12 名の武装勢力が銃撃や手榴弾による攻撃を仕掛けてきて、米軍兵士 1 名が死亡、さらに負傷者が出たり HMMWV が壊されたりしたが、逃走する際に米軍兵士 4 名を拉致した。拉致された兵士のうち 3 名は、後に遺体で発見されている。残る 1 名は重傷を負った状態で発見されたが、こちらも後に死亡した。ターゲットとなる建物に真っ直ぐ向かってきたところからして、十分に予行演習を行っていたものとみられる。
[米軍兵士から分捕った装備を使って、警察の検問を突破したということか ?]
今日のイラク (AFISNews 2007/1/26)
23 日に、AK-47 自動小銃を持った武装勢力 6 名が Ramadi 中心部のガソリンスタンド近くにある建物に入っていくのが、米陸軍兵士によって目撃された。それに対して攻撃を仕掛けた米軍と武装勢力の間で撃ち合いになり、武装勢力 3 名が死亡、残り 3 名が負傷した。その後に同じ建物で、武装勢力が手榴弾の分配を行っている様子が目撃された後に連合軍の監視哨に対する攻撃が仕掛けられて再度の交戦となり、武装勢力側がさらに 6 名の死者を出した。
Fallujah では、イラク警察と米海兵隊・第 I 海兵遠征軍・第 6 聯隊戦闘団が "Operation Three Swords" を発動、イラク軍や聯合軍に対する攻撃を企てた容疑で 21 名を拘束。また、暴行を受けていた民間人 3 名を解放して手当てを施したほか、14.5mm 対空機関銃×2、迫撃砲照準器、RPG、狙撃銃、自動小銃 4 挺を発見。
その第 6 聯隊戦闘団に所属する海兵隊員 1 名が、Anbar 省での戦闘任務中に負った怪我が原因で死亡している。
Fuhaylat 近郊では、警察が武装勢力 6 名を拘束。イラク軍や聯合軍に対する IED 攻撃を実施した容疑。アルカイダとの関連も取り沙汰されている。
Baghdad では、以下の事件があった。
米陸軍・第 1 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 18 歩兵聯隊・第 1 大隊が 24 日、Jihad 地区近隣で武器集積所 3 ヶ所を発見。RPG 発射器 7 基、迫撃砲 2 門、迫撃砲弾 80 発以上、30mm ロケット 2 発、重機関銃 2 挺、路傍爆弾 2 発、プラスチック爆薬ひとかたまり、小火器用弾薬 2,000 発あまり。
24 日に、Baghdad 西部をパトロール中の警察官を標的にした自動車爆弾攻撃が発生、警官 4 名と民間人 1 名が死亡。市の中心部でもバイクを改造した IED が爆発する事件があり、民間人 13 名が死亡、車輌 2 両が壊された。
えらい自信だな (AFISNews 2007/1/26)
アフガニスタンの CJTF76 (Combined Joint Task Force 76) を指揮する Benjamin C. Freakley 米陸軍少将は、「タリバンは昨年、自らの目標を達成し損なった」「アフガニスタンの成人に対する雇用促進と、学校に通う子供の増加」「タリバンの抵抗にもかかわらず、安定化や治安改善の面で聯合国側は前進中」と、状況の進展に自信を示している。
今日のイラク (AFISNews 2007/1/25)
Karmah で聯合軍が、テロ活動の容疑者 12 名を拘束。アルカイダから兵站面の支援を受けて IED の製造を行っていたとみられる。現場からは AK-47 自動小銃や弾薬が発見された。
Mosul で聯合軍が、外国人テロリストの手引きを行っていたアルカイダ幹部を拘束。
Baghdad 南方の Kawam で警察が、違法武装組織のメンバー 5 名とその他 7 名を拘束。Babil 省でイラクの軍や警察、聯合軍に対して IED 攻撃を仕掛けた容疑。
Baghdad 西方・Ghazaliyah の検問所で、地元民からの通報を受けて出動したイラク陸軍・第 6 師団・第 1 旅団・第 4 大隊・C 中隊が、違法に設置された検問所を発見、AK-47 や拳銃で撃ってきて戦闘になり、反撃。ただし犯人は取り逃がした。
Baghdad の Al-Doura 地区では、イラク陸軍・第 6 師団・第 4 旅団・第 3 大隊と米陸軍・第 10 山岳師団が "Operation Wolverine Feast" なる掃討作戦を実施、車のトランクに迫撃砲を積み込んでいる不審人物を発見したために包囲してから相手を拘束、以前から指名手配されていたお尋ね者だった。また、82mm 迫撃砲、AK-47 自動小銃 2 挺、9mm 拳銃、手榴弾 2 発も発見。さらに周辺を掃討して 6 名を拘束、120mm 迫撃砲弾 10 発や 60mm 迫撃砲、RPG などを発見。
Mahmudiyah では 23 日、米陸軍・第 10 山岳師団・第 15 野戦砲兵聯隊・第 2 大隊とイラク陸軍・第 6 師団・第 4 旅団・第 2 大隊が 3 名を拘束。"Operation Black Eagle II" と称する武装勢力の聖域潰し作戦による。現場からは AK-47 自動小銃 2 挺とロケット 2 発を発見。
Baghdad で 23 日、米陸軍・第 25 歩兵師団・第 40 騎兵聯隊・第 1 大隊とイラク陸軍がテロリストのアジトを襲撃、4 名を拘束。武装勢力メンバーを匿い、武器を隠匿していた容疑。
Lutifiyah で 23 日、米陸軍・第 10 山岳師団・第 15 野戦砲兵聯隊・第 2 大隊とイラク陸軍・第 6 師団・第 4 旅団・第 1 大隊が 8 名を拘束。パトロール中に運河の方から小火器で撃たれて反撃、航空支援を呼んで制圧したもの。この攻撃で敵兵 1 名が死亡。さらに 4 名が逃走を試みたがイラク軍に射殺された。その後の周辺捜索で 9 名が隠れていたのを発見、そのうち 8 名を拘束。いずれもテロ活動で指名手配されていた人物。また、中口径の機関銃、AK-47 自動小銃 2 挺、散弾銃、スコープ付きの狙撃銃を発見。
Fallujah で 22 日、米陸軍・第 136 歩兵聯隊・第 2 大隊・B 中隊の兵士が、建物の壁に血痕が付いているのを発見。調べたところ、その建物の内部にイラク人 3 名が拘束されていたので救出した。そのうち 1 名は酷い暴行を受けて腕を折られていたため、治療を受けた。さらに近隣の建物から、迫撃砲用の照準器、狙撃銃、対空砲を載せたトラック、自動車爆弾を発見。件の「拷問家屋」は救出が終わった後で爆撃・破壊した。
Multinational Division Baghdad 所属の兵士 1 名が、Baghdad 北西をパトロール中に IED 攻撃に遭って死亡、この攻撃でさらに 3 名が負傷した。
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こぼれ話
使えるものは徹底活用 (AFNews 2007/1/29)
ドイツ・Ramstein AB の 435th Munitions Squadron では、旧い AIM-120A ミサイルからロケット・モーターなどの老朽化したコンポーネントを取り外して換装、AIM-120B/C にアップグレードする作業を実施している。使えるものは使い回すことで経費節減を図っており、63 発分で合計 3,100 万ドルを節約した。
メーカーの Raytheon 社からも人員が派遣されて、作業を支援した。といっても現場の兵士はこの手の作業に慣れていないため、当初は組み上げたミサイルの試験や再プログラムを行うのに 1 日 2 発がやっとだったが、慣れてからは 1 日 6 発の作業が可能になった由。
ネットカフェというか漫画喫茶というか (NavNews 2007/1/25)
USS John C.Stennis (CVN-74) の艦内図書館に、"Internet Cafe" が開設された。同艦艦長の Brad Johanson 大佐が指示して実現したもので、昨年 11 月に JTEX (Joint Task Force Exercise) を実施して Bremerton に戻った後で導入を実現。LMRC (Learning Material Resource Center) 内に PC×18 台を設置して Web や電子メールの利用に供したほか、税金の電子申告専用にもう 3 台を設置してある。そのほか、私物の DVD やゲーム機を楽しむために、壁面に 40in の大画面 TV を 2 台新設した。
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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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