今週の軍事関連ニュース (2007/04/20)
 

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「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

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一般ニュース

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/18)
  • 米上院で NNSA (National Nuclear Security Administration) に対して、RRW (Reliable Replacement Warhead) 計画に対する疑問の声。また、イラクで米軍の武器が行方不明になった挙げ句に武装勢力の手に渡り、米軍に対する攻撃に使われているのではないかという指摘があり、これに対して陸軍側は「昨年から RFID やバーコードを使った武器の管理・追跡システム Property Book Unit Supply を導入して改善を進めている」と釈明。全体の 80% にあたる 2,300 億ドル分については適用したが、残り 20% についてはまだ改善の必要があると。プロジェクトを完了するために、あと 10 億ドルほどかかる見込み。

新 SSN 登場 (DoDNews 2007/4/18)
Virginia 級 SSN の 4 番艦、SSN-777 の艦名が North Carolina に決定した。なお、この艦名を冠する艦としても 4 隻目。同艦は 4/21 に、Northrop Grumman Newport News Shipyard (Newport News, VA) で進水する。[よくよく考えると、州名をつけるということは、32 隻 (50 州から Ohio 級 18 隻を引いた残り) でネタ切れになるわなあ…]

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/18)
  • 米陸軍は、4 月半ばからパーツ類やその他の消耗品の発注ペースを落としていることを明らかにした。これは、補正予算の実現が遅れている議会に対して、早期実現を訴えるため。そのほか、装備の維持管理や補修整備、訓練の実施などにも差し支えるし、政府支給のクレジットカードにも利用制限を課さざるを得ない、と訴えている。(US Army)
  • USS John C. Stennis (CVN-74) とフランス海軍の原子力空母 Charles de Gaulle (R91) が、1 ヶ月間にわたってアラビア海北部で行っていた合同任務を終了した。両艦は OEF/ISAF の支援任務に従事したほか、合同演習や人員・航空機の往来を実施、米海軍の F/A-18 とフランス海軍の Rafale M や E-2C が、互いに相手の空母でタッチ & ゴーを行ったりもした。(US Navy)
  • NATO の E-3 AWACS 機が運用 25 周年を迎えたのを記念して、#443 に伊 Alenia Aeronavali 社が特別塗装を施した。E-3A の共同運用に参加している 15 ヶ国の国旗や、NATO 加盟 26 ヶ国を意味する 26 個の星をあしらった塗装。なお、NATO が運用している E-3 の機数も 26 機。(Alenia Aeronautica)

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/17)
  • チャドとスーダンが、国境紛争を終結させる目的で合同軍事委員会を発足させた。リビアの Muammar Gaddafi 大佐が仲介して両国が協議した結果、実現が決まったもの。チャドは以前から、自国の反政府勢力に支援を提供したり、Darfur に拠点を置く Janjaweed 派の民兵を使った攻撃を仕掛けたりしている、としてスーダンを非難していた。
  • フィンランドとスウェーデンが、NRRF (NATO Rapid Reaction Force) に加わることになった。2007 年末か 2008 年前半に実現する見込み。
  • イラン海軍は、近いうちに国産の駆逐艦を進水させると言明した。「世界的に見ても最新型で、装備・能力・テクノロジーは世界を驚かせるに足るものである」といっているが、詳細については「まだ明らかにできない」とのこと。

DIB ってなあに ? (AFMCNews 2007/4/17)
ドイツの Ramstein AB で、DIB (DCGS (Distributed Common Ground System) Integrated Backbone) のアップグレードが行われた。今回のアップグレードは、空軍が進めている Distributed Common Ground System ブロック 10.2 計画によるもの。
DIB とは、インターネットのサーチ・エンジンと同様にして情報データベースを検索するシステムで、さまざまなセンサーから集めたデータをメタデータ化して集積してある。新しく画像データをデータベースに追加する際に、分類してタグを付けておき、特定の場所、あるいはターゲットに関する情報が欲しいときに、そうした情報を使って検索できるようにしている。また、事前に設定した条件に合致するデータがあるとユーザーに知らせる、アラート機能も利用できる。
この DIB は全世界の 5 ヶ所に導入しているが、内訳は Langley AFB、Beale AFB、Hickam AFB、Osan AB、それと Ramstein AB。

予備役も大事に (AFISNews 2007/4/17)
米国防総省では退役軍人協会 (VA : Veteran's Association) からの要請を受けて、Montgomery G.I. Bill の適用に関するルールを見直した。
従来、予備役兵は選抜予備役 (Selected Reserve) に志願した場合に限り、現役復帰したのと同等の期間について Montgomery G.I. Bill の適用を受けることができた。それが今回の見直しにより、現役復帰した期間プラス 4 ヶ月分の適用を受けることができるようになった。
州兵の方は 2005 National Defense Authorization Act に盛り込まれた REAP (Reserve Education Assistance Program) により、「911」以降に 90 日間の現役復帰を務めて国内の災害派遣や海外での戦闘任務に従事することで、Montgomery G.I. Bill の適格 (eligible) となる。
また、予備役と州兵のいずれも、2 年間連続して現役復帰した場合には、Montgomery G.I. Bill と REAP の両方について適格となる。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/17)
  • EADS 社の前 CEO・Noel Forgeard 氏が、退職に際して 850 万ユーロ (1,150 万ドル) の退職金を得たことに対して、ドイツ最大の労組、IG Metall が「失敗を犯した経営者に多額の退職金を支払うとは怪しからん」と噛みついた。(Deutsche Welle German radio)
  • HMS Cornwall から臨検に行った英海軍と英海兵隊のメンバーがイランに拘束された件について、査問会が進行中。それと同時に英国防省では、同様の事件を再発させないための対策に乗り出している。具体的には、リスクと脅威の評価、計画や意志決定、交戦規則、訓練、装備、リソースといった分野を対象とする見直しを図ることにしている。(MoD UK) [威嚇のために、機関銃で武装した Lynx ヘリが上空を哨戒する、なんて案まで出ているそうで]

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/16)
  • 米 Boeing 社は米海軍に対して、F/A-18E/F Super Hornet×100 機あまりの追加納入を提案。F-35 Lightning II の量産遅延を見越したもの。現行の契約では、2009 年まで年間 42 機ずつを発注することになっており、2012 年に最後の 21 機を発注、2008-2013 年にかけて合計 108 機を調達することになっている。ただ、F-35 の量産移行遅延と F/A-18A/B/C/D の寿命を考慮すると、今後 15 年間で 230 機の機体不足が見込まれることから、Boeing 社は「4 年にわたって年間 42 機以上の発注を確保できれば、現行の単価 5,380 万ドルを 5,000 万ドルに引き下げる」とオファーした。
  • 米空軍は、Microsat Systems 社製の戦術用偵察衛星・TacSat-2 に搭載した SIGINT ペイロードを使って、情報収集を開始した。ただし、衛星に対する任務割り当ての権限については、軍と情報機関の間でもめている。さらに TacSat-1 と TacSat-3 が控えているが、前者は今夏に打ち上げとなる模様。
  • 米空軍参謀総長の Michael "Buzz" Moseley 空軍大将は部下に対して、陸軍と海兵隊が計画している合計 92,000 名の増員が実現したときの空輸能力強化の必要性について、調査するよう指示を出した。MCS (Mobility Capability Study) では 300 機の輸送機を装備するよう求めており、これを C-5A/B×111 機と C-17A×190 機あまりで構成する。今回の指示は、300 機という総数は変えずに、C-17A を追加発注して旧い C-5 を代替することで、より信頼性の高い空輸能力を実現する必要があるかどうかを見極めるために必要なもの。選択肢のひとつに、C-5 のうち 30 機はエンジンとアビオニクスの更新を行わず、C-17A で代替するというものがあるが、実際にどうなるかは未確定。
  • 3 月にイラクとクウェートを訪問した Barry McCaffrey 退役米陸軍大将は、イラクの状況が危機的だと発言した。イラクでは軍の契約民間業者 13 万人が働いているが、これまでに死者 600 名、負傷者 4,000 名を出しているともいっている。

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/13)
  • 米陸軍によると、AFV に対する ERA やスラット・アーマーの装着が進んだことで RPG 攻撃に起因する死傷者は減少しており、APS (Active Protection System) 導入の必要性は減ってきているとのこと。2003 年の OIF 開始以降に RPG 攻撃で死亡した兵士は 148 名、うち AFV の車内で死亡した者が 10 名。2003/3-2004/12 の間に RPG で死亡した兵士が 122 名で、それ以降に 84 名が死亡しているが、米陸軍が M1 戦車や M2 歩兵戦闘車、Stryker 装甲車に ERA の装備を決定したのが 2004 年末のこと。M2 については 1,450 セットの ERA を 5 億ドルで発注して、すでに 1,000 両あまりが装着済み。M1 の方は 500 セットを 5,900 万ドルで発注して、まず 100 セットを領収、これからイラクに持ち込んで取り付けるところ。Stryker についても ERA の第一陣を領収した。また、1 発目で ERA を作動させてできた空白に 2 発目の RPG を撃ち込む事態を回避するために、降車歩兵の小銃や車載機関銃で反撃する戦術を取り入れて成果を挙げているが、敵もタンデム HEAT 弾頭付きの RPG-29 を導入しているので、完全な制圧は難しい状況。
  • The New York Times 紙が、エチオピアが国連安保理決議 1718 号に違反して北朝鮮から武器を輸入、これをアメリカ政府も黙認したと報じているが、エチオピア政府はこの報道内容を否定。ただし、輸入した武器がアジア製であることは認めている。

オスプレイ発進 (AFISNews 2007/4/13)
米海兵隊司令官・James Conway 大将は、MV-22 Osprey が今年 9 月からイラクに展開すると発表した。展開する部隊は VMM-263 (MCASH New River, NC)、展開機数は 10 機、人員は 171 名、展開先は Al Asad AB。最高速度 300mph という高速性能と上昇限度の引き上げにより、代替対象となる CH-46E と比較すると生存性は 6-7 倍に向上するとしている。また、無給油で 900 マイルの飛行が可能。現在の機体は、2000 年に墜落事故を起こす原因になった急速な降下が発生した際に警報を発する機構を取り入れている。
MV-22 要員の訓練は 3 フェーズ・18 ヶ月にわたって行い、まず "qualifications training flights," と "maturation training." を 6 ヶ月ずつ、その後で実戦任務に出る前の最終訓練を行う。現在、搭乗員は砂漠地帯での運用に慣熟するために、MCAS Yuma で "Operation Desert Talon" なる演習を実施しているところ。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/13)
  • ドイツの Franz-Josef Jung 国防相は、アメリカがチェコとポーランドに配備を計画している MD 関連エレメントについて、「アメリカとヨーロッパ諸国は、ロシアが抱いている懸念を軽減するための努力をすべきだ」と表明した。(Deutsche Welle German radio)
  • カナダ政府は沿岸警備隊の装備近代化を図るために、3 億 2,400 万カナダドルを投じて新型巡視船 6 隻を建造すると発表した。これで、2006 年 2 月以降に支出を決めた金額は総額 7 億 5,000 万カナダドル、大型巡視船 (offshore vessel)×4 隻と中型巡視船 (mid shore vessel)×12 隻の整備を進めることになる。このうち 5 隻が純増、11 隻が老朽化した巡視船の代替用。中型巡視船のうち 8 隻は Quebec 州と太平洋方面で漁業保護用に、残り 4 隻は St. Lawrence Seaway-Great Lakes 方面の警備任務に使用する。さらに Quebec 方面で捜索・救難に使用するための、エアクッション艇を導入する構想もある。(Government of Canada)

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/12)
  • 2009 年の第一四半期に、IP 通信を中継する通信衛星・IRIS (Internet Routing In Space) のうち最初の衛星が軌道に載る。Cisco Systems 社が率いる企業チームが担当しているもので、総経費は 8,000 万ドル、投資ファンド Concerto Advisors などが資金を出しており、国防総省も一部を負担する。IRIS は Loral Space Systems 社が製造する民間向けの衛星で、トランスポンダーは 3 基 (C バンド×1、Ku バンド×2)、利用可能な帯域の一部を国防総省が借り受ける形。いわば宇宙空間に配置するルータで、現在のように複数の地上局と衛星の間をトラフィックが行ったり来たりする手間を省いて効率化する。
  • タイは、ロケット兵器やミサイルの自主開発に乗り出す。すでに 160mm の多連装ロケット (射程 40km) の開発作業を始めており、さらに射程 48 マイルのロケットを開発する由。[MTCR (Missile Technology Control Regime) の関連で最大射程に制約が課せられるはずで、どうなるかが興味深いところ]
  • トルコ陸軍の参謀総長が、イラク北部でクルド人勢力の掃討作戦を行うよう主張している。4,000 名のクルド労働者党 (PKK) が、イラク北部を聖域として、そこからトルコに対する攻撃を仕掛けている、という理由による。
  • ウクライナの Viktor Yushchenko 大統領が、MD エレメントの自国内配備には関心がないと表明。

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産業・装備・調達

ウサギの耳 (DID 2007/4/19)
米 Lockheed Martin 社は、カナダ海軍の艦載ヘリ・CH-148 Cyclone (Sikorsky H-92 Superhawk のカナダ向けモデル)×28 機に搭載する AN/ALQ-210 RWR/ESM 装置を、米海軍から 5,940 万ドルで受注した。FMS 案件。米海軍の MH-60R も同じ機材を搭載しているが、カナダ向けの分についてはカナダ軍の要求による新機能の追加を行う。

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/18)
  • Foster-Caviness 社は米国防兵站局 (DLA) から、ノースカロライナ州の USDA School Lunch で使用する野菜・果物類を $37,600,000 (上限価格) で受注した。(SPM300-07-D-3217)
  • Produce Source Partners 社は米国防兵站局 (DLA) から、ヴァージニア州の陸軍・海軍・海兵隊向けに納入する野菜・果物類を $27,600,000 (上限価格) で受注した。(SPM300-07-D-3216)
  • East Coast Fruit 社は米国防兵站局 (DLA) から、サウスカロライナ州の USDA School Lunch で使用する野菜・果物類を $25,600,000 (上限価格) で受注した。(SPM300-07-D-3218)
  • Ashland Sales & Service 社は米国防兵站局 (DLA) から、海軍・空軍向けのフライトジャケットを $10,822,500 (上限価格) で受注した。(SP0100-05-D-4010)
  • Signature Flight Support 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海区軍・その他民間部局向けのジェット燃料を $5,757,238 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SP0600-07-D-0013)
  • AAR Mobility Systems 社は米空軍から、463L パレット×32,929 個の補修作業を $28,069,431 で受注した。(FA8519-05-D-0007-0016)
  • Securimetrics 社は米陸軍から、携帯式の身分識別用機材 (handheld interagency identity detection equipment)、$19,227,000 分の納入指令を受領した。原契約は $71,083,500。(W9132V-07-D-0003)
  • Stewart & Stevenson Tactical Vehicle Systems 社は米陸軍から、FMTV (Family of Medium Tactical Vehicle) 軍用トラックに関する修正契約を $19,058,782 で受注した。(DAAE07-03-C-S023)
  • Watterson Construction 社は米陸軍から、アラスカ州 Elmendorf AFB に寄宿施設 (dormitory) を建設する作業を $18,773,000 で受注した。(W911KB-07-C-0017)
  • MWH Constructors 社は米陸軍から、コロラド州 Schriever AFB で使用する試験・評価施設 (space test and evaluation facility) を $18,508,135 で受注した。(W9128F-07-C-0006)
  • B.L. Harbert International 社は米陸軍から、ケンタッキー州 Fort Knox に食堂施設を建設する作業を $13,747,000 で受注した。(W912QR-07-C-0017)
  • GM GDLS Defense Group は米陸軍から、遠隔操作式ウェポン・ステーション (RCWS) を対象とする兵站支援業務、$13,047,085 分の納入指令を受領した。原契約は $189,204,672。イラクとアフガニスタンで実施する。(W56HZV-07-D-M112) [他社製品とあるので、Stryker に装備する Protector のことか ?]
  • L-3 Communication Titan 社は米陸軍から、Joint Staff Systems Integration Services を対象とするサポート業務、$12,860,130 分の納入指令を受領した。原契約は $63,042,846。(W74V8H-05-D-0004)
  • Speegle Construction 社は米陸軍から、フロリダ州 Eglin AFB で実施するビル建設作業を $12,422,000 で受注した。(W91278-07-C-0018)
  • Lockheed Martin 社は米陸軍から、戦術偵察用レーダーの研究開発作業を $10,158,808 で受注した。(W15P7T-07-C-P030)
  • GM GDLS Defense Group は米陸軍から、Stryker の車内外に装備する driver enhancement kit、$9,119,000 分の納入指令を受領した。原契約は $5,157,921,700。(DAAE07-00-D-M051) [視界の改善を図る機材か何か ?]
  • General Dynamics Land Systems 社は米陸軍から、戦闘で損傷した M1A2 SEP (System Enhancement Package) 戦車に対する RESET 作業を実施するための先行調達、$9,107,590 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W56HZV-06-G-0006)
  • Engineered Electric 社は米陸軍から、Caterpillar 社向けのターボディーゼル・エンジンを $6,830,933 で受注した。(W15P7T-07-C-D407)
  • Paul Akins 社は米陸軍から、ジョージア州 Savannah で作戦・訓練本部施設を建設する作業を $6,389,389 で受注した。(W912JM-07-C-0005)
  • PAR Government Systems 社は米海軍から、Rapid Robust Sensor の開発・展開を $9,932,780 で受注した。UAV や無人監視システムで使用するセンサーの開発・試験・展開・サポートを行うもの。(N68335-07-C-0239)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/18)
  • InfoBase Publishers がまとめたレポート "Defense Mergers & Acquisitions" によると、2006 年に防衛産業界で行われた M&A は 370 件、金額にして400 億ドルに達した由。1999 年以降では最高の規模で、歴史的に見ても高水準。そのうちトップ 5 件の買収額合計だけで、全体の 32% を占める。ちなみに 1999 年の場合、総額 650 億ドル、トップ 5 件で全体の 77% を占めた。2007 年については、すでに 173 件・250 億ドルあまりが発表済みだが、今世紀に入ってからのスタートの中ではスローペース。(InfoBase Publishers)
  • 米沿岸警備隊と米 Lockheed Martin 社は、Deepwater 計画のうち航空・IT 関連分野における進展について発表した。すでに 200 機近いヘリコプターと固定翼機について、代替、あるいは近代化改修計画が進展中、さらに新型の指揮管制システムを導入して、史上初めてすべての航空機・巡視船・陸上施設をリンクした。HH-65×75 機はエンジン換装などの近代化改修を実施。HC-144A×2 機が納入済みで、さらに 6 機が契約、あるいは製造段階にあるほか、同機に搭載するミッション・システムの開発・試験・評価も進行中。HC-130J×6 機が、センサーとミッション・システムの導入を完了。MH-68A×8 機が阻止部隊で活動中。そのほか、HH-65、HH-60、HC-130H について、センサー・通信機器・指揮管制装置のアップグレード提案を評価中。IT 関連では、中型・大型カッター 39 隻すべての指揮管制装置を更新済み、麻薬取り締まり作戦で成果を挙げている。フロリダ州 Miami の指揮所では、作戦計画や情報交換の機能を提供する Deepwater CG-C2 (Coast Guard Command & Control) システムが稼働を開始した。(Locheed Martin)
  • 米 L-3 Communications 社傘下の L-3 GSI (Government Services, Inc.) 社は、米海軍 SPAWAR (Space and Naval Warfare Command)・JWSD (Joint Warfare Support Division) を対象とする、インテグレーション・量産・試験・評価・配備・訓練・資格承認・メンテナンス・維持管理の業務を受注した。オプション契約分をすべて行使すると 5 年間・9,460 万ドルの案件となる。JWSD は第一線の任務を支援するための情報通信網と心理戦機材などで構成され、作業場所はフロリダ州 Tampa・ノースカロライナ州 Fayetteville・サウスカロライナ州 Charleston の SPAWAR Center Charleston Field Activity となる。(L-3 Communications)
  • ドイツの Stade で製造していた A400M 初号機の垂直尾翼 (VTP : Vertical Tail Plane) が、最終組立のためにスペインに搬入された。他の Airbus 製航空機と同様に複合材料製 (CFRP) だが、A400M は T 尾翼を使用している分だけ、旅客機のものよりも込み入った設計になる。2007/3/27 に搬入した後部胴体が組み上がった後で、垂直尾翼の取り付けにかかる。(Airbus)
  • 米空軍の KC-X 計画に KC-767 で応札した米 Boeing 社のチーム (Global Tanker Team) に、Delta TechOps 社が加わった。同社は Delta Air Lines の関連会社で、パーツ関連のサポート業務を担当する。(Boeing)

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/17)
  • Agilent Technologies 社は米陸軍から、無線機の試験機材・AN/PRM-35、$94,091,286 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W31P4Q-07-D-0008)
  • Colt Defense 社は米陸軍から、M4/M4A1 カービン・$50,775,745 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W52H09-04-D-0086)
  • Raytheon Missile Systems 社は米陸軍から、Excalibur 誘導砲弾のブロック IA-1 を $32,499,999 で受注した。(W15QKN-07-C-0100)
  • Tug Hill 社は米陸軍から、テキサス州 Fort Bliss で Sergeant Major Boulevard や、その他の施設を建設する作業、$19,100,000 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W9126G-06-D-0032)
  • Crye Precision 社は米陸軍から、首に装着するプロテクターを $17,132,251 で受注した。(W91CRB-07-C-0074)
  • FLIR Systems 社は米陸軍から、AN/AAQ-22 Star SAFIRE 赤外線センサー、$14,678,393 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W9113M-07-D-0001)
  • Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬・$13,446,872 分の納入指令を受領した。原契約は $355,131,420。(DAAA09-99-D-0016)
  • Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬・$11,225,370 分の納入指令を受領した。原契約は $366,356,790。(DAAA09-99-D-0016)
  • Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬・$8,819,850 分の納入指令を受領した。原契約は $375,176,640。(DAAA09-99-D-0016)
  • Best Tool and Manufacturing 社は米陸軍から、機関銃用の銃架・Mk.93 に関する修正契約を $6,755,000 で受注した。(W52H09-05-C-0071)
  • Northrop Grumman Systems 社は米陸軍から、航空機搭載用の DIRCM (Directional Infrared Countermeasures) を $6,600,000 で受注した。(W911W6-07-C-0026)
  • Silvus Communication Systems 社は米陸軍から、モバイル・ワイヤレス関連製品を $5,964,633 で受注した。(W31P4Q-07-C-0089)
  • Colonna's Shipyard 社は米海軍から、小型船艇類を対象とするアップグレード・改修・延命・補修といった作業に必要な、設備管理、資材関連のサポート業務、人員、消耗品、各種機材を $47,600,000 と $19,800,000 (いずれも上限価格) で受注した。(N40025-07-D-7019, N40025-07-D-7018)
  • Watts Constructors 社は米海軍から、台風で損傷した Guam 島の施設 (North Tipalao, Commander, Naval Marianas, Marianas Islands, Guam) を補修する作業のオプション 1 契約分 (フェーズ II) を、$42,680,000 で受注した。台風で壊された住宅 108 棟を取り壊して、新たに 3 ベッドルーム仕様の住宅 103 棟と 4 ベッドルーム仕様の住宅 5 棟を建設するもの。(N62742-06-C-1308)
  • General Dynamics Electric Boat 社は米海軍から、Virginia 級 SSN の建造に関連する先行調達契約を受注した。ひとつは主機とタービン発電機に関するもので、$24,482,554 (N00024-04-C-2100)。もうひとつは循環予備品 (rotatable pool spares) に関するもので、$7,500,000 (N00024-04-C-2100)。
  • Sound & Sea Technology 社は米海軍から、NFESC (Naval Facilities Engineering Service Center)・Ocean Facilities Department (Port Hueneme, CA) を対象とするエンジニアリング/テクニカル・サービス業務のオプション契約 2 年目分を、$5,711,751 で受注した。海底ケーブルの敷設と陸揚げに関連する、洋上作業用のプラットフォームに関わる作業や、海底で工事を行うための機材開発、保安措置などが対象。(N62473-06-D-3005)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/17)
  • 土 SSM (Turkish Undersecretariat for Defence Industry) は、初等練習機の調達に関する RfP をリリースした。陸軍向けの機体を 46 機調達する計画で、要求条件は以下の通りで、回答期限は 2007/6/15。(SSM)
    • VFR/IFR の両対応で、昼間でも夜間でも飛行可能
    • レシプロ単発、恒速プロペラつき、出力 160HP
    • 搭載量は 800lb を下回らないこと。乗員は正副操縦士とパッセンジャー 2 名の、合計 4 名
    • 最大離陸重量 (MTOW) で上昇可能な高度が 12,000ft を下回らないこと。また、航続時間が 4 時間を下回らないこと
    • 正副いずれの操縦席からでも、あらゆる操縦操作が可能なこと
  • メーカー 2 社の提案が出揃ったのを受けて、米空軍は 4/12 に KC-X の評価作業を開始したと発表。この中から 1 社を選定して、2007 年末までに契約を締結する予定。(Boeing) [しかし、どっちに転んでも負けた方が GAO に異議申し立てすることになって、さらに遅延するのではないかという懸念の声]
  • AgustaWestland 社は警察庁から、AW109 Power×5 機を受注した。2003-2005 年にかけて受注した 3 機、2006 年に受注した 4 機に続くもので、各地の警察が装備するヘリコプターの更新にあてられる。(AgustaWestland)
  • ノルウェー海軍のイージス・フリゲート、Roald Amundsen (F-311) が、洋上公試を完了した。スペイン海軍のフリゲート・Mendez Nunez (F-104。2005 年に就役したイージス艦) が随伴して、戦闘システムの動作、駆動系、操舵系、通信機器などの動作確認や、全力航行試験などを実施した。1 番艦の Fridtjof Nansen (F-310) と Mendez Nunez は 5 月に、カリフォルニアの San Diego に行ってイージス・システムの評価試験を行うことになっている。(Navantia)
  • 米空軍は、GPS ブロック II/III を対象とする指揮管制・ミッションサポート機能を実現する新システム、OCX (Global Positioning System Control Segment) の開発・導入を計画しているが、先に参入を表明した米 Raytheon 社に続いて、米 Northrop Grumman 社も空軍への提案を実施した。同社が主契約社となり、さらに Harris Corporation、Integral Systems、General Dynamics Advanced Information Systems、Infinity Systems Engineering、Applied Minds の各社がチーム・メンバーに加わる。(Northrop Grumman)
  • 米 Lockheed Martin 社は、英海軍の Trident II (D5) SLBM を対象とするエンジニアリング・サービス業務を 1,420 万ドルで受注した。今年分の 1 年契約。行う業務は、プログラム管理、計画サポート、イギリス使用の再突入体に関するインテグレーションやオペレーションがらみのテクニカル・サポートなど。(Lockheed Martin)
  • Tadiran Communications 社株の買い付けを進めている Elbit Systems 社は、買い付け価格を 1 株あたり 186 シェケルから 210 シェケル ($51.60) に引き上げた。(Elbit Systems)
  • 米 Lockheed Martin 社は、豪 RLM Systems 社の買収を発表した。RLM 社はシステム・エンジニアリング、ソフトウェア開発、インテグレーション、プログラム管理といった業務を行っている、RLM Holdings と Tenix Group のジョイント・ベンチャー。このうち RLM Holding から株式を買い取ったもの。買収後は、豪 Lockheed Martin Australia 社の Information Systems & Global Services (IS&GS) 部門となる。(Lockheed Martin)

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/16)
  • Allied Container Systems 社は米海軍から、CAMOUT (Combined Arms Military Operations in Urban Terrain) の製造・試験・導入を $461,635,454 で受注した。CAMOUT とは、Marine Air Ground Task Force Training Command 麾下の Marine Corps Air Ground Combat Center (29 Palms, CA) で使用する、海兵遠征大隊向けの市街戦訓練機材。(M67854-07-D-8000)
  • Spacesaver Storage Systems 社は米海軍から、海兵隊向けの武器保管庫 (weapons cabinet) と関連アクセサリー類を $129,354,698 (上限価格) で受注した。オプション契約分まで行使した場合の総額は $244,324,208。(M67854-07-D-1092)
  • SERCO 社は米海軍から、Sea Enterprise C4ISR を対象とする、資材調達、導入、システム/装備改修、試験/チェックアウト、訓練、文書作成といったサポート・サービス業務を $39,309,017 で受注した。1 年分のオプション契約があり、これを行使した場合の総額は $208,093,258。(N65236-07-D-8852)
  • Raytheon 社は米海軍から、ナノコンポジット酸化物の製造を $7,458,104 で受注した。赤外線透過能力を持ち、高速で運用可能なドームを製造するための技術開発を進めるためのもの。オプション契約分まで行使したときの総額は $14,389,0720。(N00014-07-C-00037) [RATTLRS の関連か何かか ?]
  • Raytheon Missile Systems 社は米空軍から、AIM-120D AMRAAM (Air Vehicles Instrumented)×5 発、AIM-120D AMRAAM (Air Vehicles)×96 発、米空軍向けのキャプティブ弾 25 発分のワランティ、Non-Developments Item-Airborne Instrumentation Units×105 セットを $180,335,364 で受注した。(FA8675-07-C-0055)
  • BAE Systems Information Technology 社は米空軍から、米軍の情報システムや世界各地の情報機関を対象とするソフトウェア開発作業を $49,900,000 で受注した。(FA8750-07-D-0053)
  • Boeing 社は米空軍から、CALCM/ALCM で使用する試験用計測キット (Test Instrumentation Kids : 原文ママ。どう見ても Kits の間違いです。本当に (ry)×14 セットを $46,197,759 で受注した。(FA8107-05-C-000C/P00015)
  • Associated Aerospace Activities 社は米空軍から、B-1B に装備する F101 エンジンのダイバージェント・フラップを $14,641,822 で受注した。(FA8104-07-D-0006)
  • Lynden Air Cargo 社は米輸送軍 (USTRANSCOM) から、最大 40,000lb の貨物をアラスカ各地で輸送する業務について、現行契約では 2007/9/30 までとなっていたものを、オプション契約分を行使して 2008/9/30 までに延長する修正契約を受注、総額を $8,807,382 に引き上げた。(F11626-03-D-0047/P00006)

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/13)
  • Impact Science & Technology (IST) 社は米海軍から、車載式の CREW (Counter RCIED (Radio-Controlled Improvised Explosive Device) Electronic Warfare)×1,100 セットを $56,900,893 で受注した。Joint CREW プログラムのスパイラル 2.1 で開発したもので、無線を使って遠隔起爆する IED を妨害する。OEF/OIF で使用する。(N00024-07-C-6319)
  • Rockwell Collins 社は米海軍から、E-6B のブロック I 改修計画で使用する指揮・管制・通信システムに関する、設計・開発・導入・試験の追加分に関する修正契約を $44,977,846 で受注した。(N00019-04-C-0101)
  • ERAPSCO 社は米海軍から、AN/SSQ-101 ソノブイと関連データを $11,661,506 で受注した。(N00164-07-C-6788)
  • Rockwell Collins 社 Government Systems 部門は米海軍から、CH-53E と MH-53E の CNS/ATM (Communication, Navigation, and Surveillance/Air Traffic Management) を対象とする、エンジニアリング・サービス業務、兵站支援業務、関連ハードウェアを $11,109,382 で受注した。(N00019-06-G-0006)
  • 3Phoenix 社は米海軍から、COTS 製品を対象とするソフトウェア開発のためのエンジニアリング・サービス業務と、Virginia 級 SSN などの潜水艦、ならびに水上艦で使用する U.S. Navy Open Architecture and Network Centric Operations, and Warfare 関連システムのハード/ソフトをインテグレーションする作業を対象とする SBIR (Small Business Innovative Research) フェーズ III 契約を $8,076,766 で受注した。(N00024-07-C-6274)
  • Delex Systems 社は米海軍から、パキスタン海軍に FMS 経由で輸出する Harpoon Tactical Training Program の開発、文書作成、試験、納入を $7,490,436 で受注した。(N00019-03-G-0015)
  • Newport News Shipbuilding 社は米海軍から、USS Ronald Reagan (CVN-76) を対象とする、FY2007 分の PIA (Planned Incremental Availability) に関する修正契約を $6,985,181 で受注した。同艦が装備するシステムやコンポーネントについて、必要に応じて検査や補修の作業を実施する。(N00024-02-C-4004)
  • ExxonMobil Fuels Marketing 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの中間グレード無鉛ガソリン (mid-grade, unleaded gasoline) を $21,030,048 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SP0600-06-D-1256)
  • American Apparel 社は米国防兵站局 (DLA) から、海兵隊向けの作業服 (Marine Corps Combat Utility Uniform) を $19,396,880 (上限価格) で受注した。(SP0100-06-D-0331)
  • Norcross Safety Products 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・海軍・海兵隊向けの黒色塩化ビニール製オーバーシューズを $15,357,834 (上限価格) で受注した。(SPM1C1-07-D-1513)
  • Propper International 社は米国防兵站局 (DLA) から、海兵隊向けの作業服 (Marine Corps Combat Utility Uniform) を $13,204,725.80 (上限価格) で受注した。(SP0100-06-D-0332)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/13)
  • カナダ国防省は、昨年秋から ISAF に派遣している Leopard C1 戦車の代替として、オランダから中古 Leopard 2 戦車×100 両を購入する件と、Leopard 2A6 戦車×20 両を借り受ける計画を最優先で推進すると表明。前者については夏までに政府間で話をまとめて、直ちに調達に移るとしている。後者はドイツから借りるもので、今夏に予定している次期 ISAF 派遣部隊のローテーションに間に合わせる。いずれも、ISAF 派遣部隊に優れた装甲防禦を備えた車輌を配備するのが目的。(Canadian DND)
  • 一方、英陸軍は GMLRS (Guided Multiple Rocket Launch System) のトライアルを成功裏に完了して実戦投入可能と判断したため、今年の夏の終わりに GMLRS をアフガニスタンに送り込むと発表した。GMLRS は GPS 誘導機構付きのロケットを使い、射程は 60km ある。弾頭は 200lb の HE。2 億 5,000 万ポンドをかけて、2010 年までに GMLRS ロケット数千発を導入することになっている。(MoD UK)
  • オーストラリア政府は、New South Wales 州の Mulwana にある装薬製造工場に対して、3 億豪ドルを投じて再開発 (施設の改善か ?) を行うと決定、豪 Thales Australia 社はこれを歓迎する声明を出した。ここでは銃弾や砲弾で使用する装薬を製造しており、Thales Australia 社が DSTO (Defence Science and Technology Organisation) や CSIRO (Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation) と協力して作業にあたっている。(Thales Australia)
  • Eurofighter コンソーシアム (Alenia Aeronautica, BAE Systems, EADS-Germany, EADS-CASA の 5 社で構成) と NETMA は、パートナー各国で就役・運用する Typhoon トランシェ 1 を対象とする、2007 年 1 月から 2008 年 12 月までの 2 年間・3 億 4,300 万ユーロの兵站支援業務契約に調印した。このうち伊 Alenia Aeronautica 社の取り分は 5,800 万ユーロ。その後も、2008 年半ばからトランシェ 2 が登場するため、契約の延長が見込まれる。(Finmeccanica)
  • 米 Raytheon 社は、米陸軍・米海兵隊・カナダ・オランダから、同社製 AN/TSC-154 SMART-T (Secure Mobile Anti-jam Reliable Tactical Terminal) 衛星通信端末のアップグレード・キットを、総額 8,460 万ドルで受注したと発表した。既存の SMART-T 端末を AEHF (Advanced Extremely High Frequency) に対応させて、XDR (eXtended Data Rate) 導入でデータ転送能力を 4 倍に増やす。なお、カナダ向けとオランダ向けは AEHF 専用バージョンとなる。ちなみに、SMART-T の累計納入実績は 300 基を超える。(Raytheon) [その、オランダ製レーダーみたいなネーミングはいかがなものか]
  • BAE Systems 社は、米陸軍の FCS (Future Combat System) 向けに開発している自走迫撃砲、NLOS-Mortar (Non-Line-of-Sight Mortar) の初の試射を、成功裏に実施した。120mm の単装式迫撃砲を車載化するものだが、今回は迫撃砲を組み込んだ砲搭を試験台に載せて、M931 訓練弾を撃つ形で実施した。NLOS-Mortar は砲尾から砲弾を装填する独自のメカを使っており、これがちゃんと動作するかどうかを検証するのが目的。また、発射速度の引き上げや射界の拡大も図っている。今後、MRSI (Multiple Round Simultaneous Impact) など、さまざまなシナリオで試射を実施していく。プロトタイプの納入予定は 2011 年。(BAE Systems)
  • BAE Systems 社は、米陸軍から受注している PGK (Precision Guidance Kit) の TDP (Technical Development Program) で、GPS 誘導機構を組み込んだ 155mm 砲弾×20 発の試射を、アリゾナ州の Yuma Proving Ground で成功裏に実施した。前回の試射から 2 ヶ月と経過していない今回の試射では、M540 RAP (Rocket Assisted Projectile) を 20.5km ほどの射程で、さまざまな条件の下で撃ってみた。要求されている CEP は 50m で、この範囲内に着弾することを立証した。PGK 計画は今後、コンペティションの勝者を決定して PGK Increment 1 の契約を発注、2009 年の配備を目指す。(BAE Systems)
  • 米 Boeing 社は 4/5 にワシントン州 Seattle の Boeing Field で、E-3 Sentry AWACS (Airborne Warning and Control System) ブロック 40/45 改修機による、初のミッション・システム試験飛行を実施した。航法・通信・レーダー・ミッションコンピュータ (ハードとソフトの両方) といった新型機材の動作を検証するもので、これから実施する一連の飛行試験で、ブロック 40/45 で強化した性能を実地に試す。(Boeing)
  • 米空軍 SMC (Space and Missile Systems Center) は AIRSS (Alternative Infrared Satellite System) 計画の PRDA (Program Research and Development Announcement) 担当メーカーとして米 Northrop Grumman 社 Electronic Systems 部門を選定、2,190 万ドルの契約を発注した。デモンストレーション用と本番用のシステムを納入する場面に備えて、要求仕様をまとめて設計作業を行い、リスク低減を図る。今回の Nortrhop Grumman 社の仕事は、AIRSS 用地上機材で使用するデータ処理システムのソフトウェア開発。さらにオプション契約として、システム設計と、地上側で使用するシステム・ソフトウェアのアーキテクチャ定義がある。AIRSS については 1 月に 2,480 万ドルで、宇宙側・地上側・打ち上げ用装備・主要サブシステムに関する要求仕様の取り纏めを発注している。(Northrop Grumman)
  • BAE Systems 社は米空軍から、F-4 Phantom×20 機を QF-4 ターゲット・ドローン (FSAT : Full-Scale Aerial Target) に改造する作業を 2,650 万ドルで受注した。1992-2003 年までをカバーする契約で 5 件のオプション契約を設定したうちの三番目にあたり、空軍向け 16 機、海軍向け 4 機をカリフォルニア州 Mojave で改造する。同社がこれまでに改修した QF-4 は累計 217 機。(BAE Systems)
  • 米 Northrop Grumman 社は、米陸軍の IBCS (Integrated Air and Missile Defense Battle Command System) 計画受注を目指す同社チームに、米 Lockheed Martin 社が加わったと発表した。MD 用 C2BMC システムを開発した経験の活用を見込んでいる。(Northrop Grumman)

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/12)
  • Shaw-Dick Pacific 社は米海軍から、Naval Computer and Telecommunications Area Master Station Pacific に Regional Security Operations Center を建設する作業の第一陣 (first increment) を $175,983,523 で受注した。FY2008 Military Construction Appropriation Bill で総額 $320,000,000 の予算を計上しており、今回の契約に続いて $144,016,477 の上乗せを予定している。(N62742-07-C-1329)
  • Lockheed Martin Space Systems 社は米海軍から、イギリスが使用している Trident II (D5) SLBM を対象とするテクニカル・サービス業務を $14,196,774 で受注した。(N00030-07-C-0028)
  • L-3 Communication Titan Group は米海軍から、海兵隊の Communications and Networking Systems Supplemental Support に関連する調達・兵站支援・管理面のサポート業務を $11,036,716 で受注した。戦術通信網、無線技術、従来型無線機を担当する計画担当者 (Program Manager) をサポートするもので、EPLRS (Enhanced Position Location Reporting System)、Defense Advanced Global Positioning System Receiver、Tactical Elevated Antenna Mast System、AN/PRC-150・AN/VRC-104・AN/VRC-90・AN/VRC-103 といった衛星通信機 (Satellite Communications On-the-Move)、Combined Enterprise Regional Information Exchange、Tactical Data Network - Data Distribution System、Transition Switch Moduleなどの戦術通信関連機材が対象。(M67854-02-A-9010-0028/task order #0042)
  • Rogers-Quinn Construction 社は米海軍から、Marine Corps Air Ground Combat Center (29 Palms, CA) に Reserve Training Center を建設する作業を、$9,820,000 で受注した。(N68711-02-D-8062/Task Order 0009)
  • Special Applications Group は米特殊作戦軍団 (USSOCOM) から、USSOCOM の航空訓練中隊 (United States Special Operations Command Special Operations Aviation Training company) を対象とするテクニカル/エンジニアリング/兵站/プログラム管理業務を 1 億 5,000 万ドル (上限価格) で受注した。ケンタッキー州 Fort Campbell で実施する。(H92241-070C-0008)
  • Boeing 社は米空軍から、Architecture Evolution Plan Positional Training Emulator の設計・開発・製造・納入に関連する作業を対象とする修正契約を $12,800,000 で受注した。(F04701-96-C-0025/P00468)
  • River Trading 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍向けの瀝青炭 (bituminous coal) を $6,624,560 (上限価格) で受注した。(SP0600-07-D-0651)
  • Delta Coals 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍向けの瀝青炭 (bituminous coal) を$11,543,045 (上限価格) で受注した。(SP0600-07-D-0654)

今日のお買い物 (DID 2007/4/13)
  • Special T Hosiery Mills 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍・海兵隊向けの微生物対策ソックスを 710 万ドル (上限価格) で受注した。(SP0100-05-D-0386) [NBC 防護部隊か何かで使うのか ?]
  • Freightliner 社は米陸軍から、M915A3 セミトレーラー、M916A3 トランスポーター (Light Equipment Transporter)、M915 平床トラック (Flatbed Truck) を対象とする、1,240 万ドル分の納入指令を受領した。原契約は 5 億 5,130 万ドル。過去に複数回の受注を得ており、今回の分が最終回。(DAAE07-00-D-S022)

デスマーチ (DoDNews, Lockheed Martin 2007/4/12)
Donald C.Winter 米海軍長官は、1 月に建造作業の一時中断 (90 日間) を指令していた LCS-3 について、建造中止と契約のキャンセルを発表した。作業中断を指令したのは先行する LCS-1 のコスト超過問題が原因で、解決策の提示を Lockheed Martin 社に対して求めていたもの。3 月になって、4 月半ばまでに固定価格契約とする方向で話がまとまれば建造再開、という話が出たが、条件の折り合いがつかなかった。
なお、すでに建造している LCS-1 と、GD が担当している LCS-2、LCS-4 については、状況を見守りながら建造を継続する。そして、両者のコストや能力について評価した上で、どちらを採用するかを決定する。
この発表を受けた Lockheed Martin 社は「海軍の決定に失望した。過去 3 年にわたって実施してきた作業と投資、1 番艦の建造で得られた経験を 3 番艦に反映させる機会がパーになった」と表明。
[これで俄然 GD 有利、てことになっても不思議はなさそう。LM 案の方が低リスクだと思われていただろうに]

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoDNews 2007/4/18)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 85 名の減。現在の動員内訳は、陸軍 63,602 名、海軍 6,338 名、空軍 5,172 名、海兵隊 5,489 名、沿岸警備隊 302 名。

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戦争・紛争

今日のイラク (AFISNews 2007/4/18)
CENTCOM 司令官の William J. Fallon 海軍大将は、アルカイダやスンニ派過激派が展開する自爆テロが、イラクの治安維持における最大の脅威であると証言。下院軍事委員会にて。宗派間対立に起因する、民間人に対する殺人などは減少の兆候。
イラクにある 18 省のうち 4 番手として、Maysan 省の治安維持権限が MNF-I からイラク側に委譲された。Muthanna (2006/7)、Dhi Qar (2006/9)、Najaf (2006/12) に続くもの。イラク側では、Basra 省についても委譲可能な状況にあるとしている。
Fallujah 北東の Karmah で、聯合軍とテロリストの交戦が発生。テロ組織が使用している建物に対して聯合軍が捜索のために踏み込み、爆弾製造材料などを発見、銃撃で敵側に死者 5 名、負傷者 4 名が出たほか、ヘリコプターによる攻撃を実施したところ、建物内部の爆発物による二次爆発が発生。さらに 26 名を拘束。
聯合軍は Taji で、塩素ガスを使った自動車爆弾攻撃を行っている組織に対する手入れを実施、その際に武装したテロリスト 1 名が死亡、アルカイダ関係者 8 名を拘束した。外国人テロリストの手引きも行っていた模様。Mosul でも、アルカイダ関係者 3 名を拘束している。
Baghdad 東部の al Kamalaya でイラク軍特殊部隊が、聯合軍で通訳として働いていたイラク人に対する誘拐・殺人の容疑者の捜索を実施、Sadr City でも武装組織に対する捜索を実施して 4 名を拘束。
Baghdad 南方の Shaka 地区では、聯合軍とイラク軍が合計 33 名を拘束、武器集積所 6 ヶ所を発見。参加したのは米陸軍・第 10 山岳師団 (軽歩兵)・第 2 旅団戦闘チーム・第 15 野戦砲兵聯隊・第 2 大隊と、イラク陸軍・第 6 師団・第 4 旅団。作戦名称は "Operation Eagle Lightning" といい、この地域における武装勢力の聖域潰しが目的。武器集積所では、14.5mm 対空機関銃と銃弾 250 発、狙撃銃、砲弾、自家製爆薬入りのキャニスター、IED 5 発、RPG 発射器 8 基、ライフル弾 200 発、AK-47 自動小銃と弾倉 12 個、抗弾ベスト、手榴弾、プロパガンダ用のビデオテープなど。
Baqubah 近くの Buhriz では、イラク軍と聯合軍がテロ組織の掃討作戦を実施中。殺人・誘拐・IED 攻撃を仕掛けている犯人とされ、警察に加えてイラク陸軍・第 5 師団、米陸軍・第 1 騎兵師団・第 3 旅団戦闘チーム・第 20 歩兵聯隊・第 5 大隊が参加、武器集積所 5 ヶ所を発見、7 名を拘束、1 名を殺害。手榴弾、小火器用弾薬、砲弾、IED 製造材料を発見した。
自動車爆弾事件 4 件が相次いで発生、全部で 131 名が死亡、164 名が負傷した。まず Karadah Peninsula で死者 5 名、負傷者 9 名。続いて Sadr City の JSS (Joint Security Station) 近くで 10 名が死亡、15 名が負傷、車輌 11 両が破損。Baghdad 中心部の al-Sadriyah 市場で発生した 3 件目で 115 名が死亡、137 名が負傷、車輌 40 両が破損。最後に Baghdad 西部・Rashid 地区の Kaizaran にある警察の検問所を狙った爆弾事件で犯人に加えて警察官 1 名が死亡、警察官 1 名と民間人 2 名が負傷。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/17)
国王や国防相と会談するためにヨルダンを訪問している Robert M. Gates 国防長官は、Muqtada al-Sadr が関係者 6 名を内閣から引き上げた件について、首相が、もっとイラクの民意を代表できるような人物を後任に据えることができれば、これは良い進展になるという見方を示した。
聯合軍は、Baghdad で自動車爆弾の製造材料を提供・輸送していた容疑により 2 名、Fallujah 北東の Karmah でアルカイダ関係者 6 名を、それぞれ拘束した。
Baghdad の Sadr City でイラク軍特殊部隊が、Baghdad 北東地域で犯罪行為を働いていた組織のリーダーを拘束した。その後、次の目標に向けて移動しているところに小火器で撃ってきた者がいたために反撃、さらに 2 名を拘束。狙いをつけていたのは "Abu Dura" なる犯罪組織のリーダーで、この組織は誘拐事件やイラク軍・聯合軍への攻撃、民間人に対するロケット攻撃を行っていた。
Mushada で聯合軍のパトロール隊が、指向性炸薬 8 個、砲弾 2 発、塩素ガス入りのコンテナ 6 個を積んでいたダンプカーを発見した。拘束されたドライバーは、Joint Security Station を攻撃するよう指示されていたと自白。
Multinational Force West 所属の海兵隊員 3 名が、Anbar 省で戦闘任務中に死亡した。また、Baghdad で陸軍の兵士 3 名が銃撃や IED 攻撃により、Fallujah では陸軍の兵士 2 名が M1114 で移動中に IED 攻撃に遭い、それぞれ死亡した。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/4/17)
Nangarhar 省の Pachir Wa Agam 地区 (Jalalbad 近く) で、警察と聯合軍が武器集積所を発見した。Pachir という村落の住民による通報を受けて捜索した際の出来事。砲弾 2 発、RPG 37 発、RPG のブースター 2 発、子爆弾 54 個、12.7mm 弾 300 発、爆薬一袋。同じ Nangarhar 省の Sherzad 地区でも、地元住民からの通報で武器集積所を発見。RPG 14 発、82mm 迫撃砲弾 5 発、手榴弾、各種の装薬や信管、導爆線 500ft。これら以外にも、Bati Kot、Shinwar、Achin、Khogyani、Sherad の各地区で武器集積所が見つかっている。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/16-17)
聯合軍は Ramadi 北方で、アルカイダ関連組織に対する手入れを実施、2 棟の建物から小火器で撃ってきた際に反撃して、3 名を射殺、7 名を拘束した。後になって、死亡したのはイラクの警察官と判明した。その後の調査により、死亡した 3 名と負傷したうちの 1 名が警察関係者と判明した。事前の調整では、この作戦に警察は参加することになっておらず、作戦実施の直前になって警察が現場に現れた模様。その理由については調査中。
Baghdad では、聯合軍が武装した男性 1 名を射殺、4 名を拘束。後者はアルカイダ関係者で、外国人テロリストの手引きを行っていた容疑。前者については、現場に居合わせた人が「エアポート・ハイウェイの保安担当者だ」と主張しているが、真偽のほどについては調査中。
Mosul では、武装勢力が自動車爆弾攻撃を仕掛ける事件が発生、イラク軍が出動して負傷者の救護と現場の確保を実施。さらに戦闘外哨に対して武装勢力が攻撃を仕掛けてきたため、Multinational Division North から米軍の OH-58D×2 機が出動して加勢。しかし、そのうちの 1 機は敵の砲火で損傷して機械的トラブルを起こし、不時着した。パイロットは無事。機体も後で回収した。一連の戦闘で、武装勢力側には自動車爆弾を運転していた 2 名などの死者が出たが、正確な数は不明。イラク軍は死者と負傷者を 4 名ずつ出した。
Baghdad 南西の Aeros Market でも、自動車爆弾事件が 2 件発生。警察と聯合軍部隊が出動して、負傷者の救護にあたるとともに周辺を封鎖して検問所を設置。
Baqubah を出発した燃料輸送担当の車列に対して武装勢力が攻撃を仕掛けてきた際に、イラク陸軍・第 5 師団・第 1 大隊・第 1 中隊が IED 2 発を発見して除去、負傷したドライバー 2 名の救護にあたった。7 両のトレーラーで構成する車両隊が小火器による攻撃を受けたもので、ドライバー 5 名とその他の乗員 1 名が死亡している。
Multinational Division Baghdad 所属の兵士 1 名が Baghdad 南方をパトロール中に小火器で撃たれて死亡した。また、13th Sustainment Command 所属の兵士 1 名がカタールで戦闘任務外の事故により、海兵隊員 1 名が Baghdad 南方をパトロール中に IED 攻撃により、Multinational Force West 所属の海兵隊員 1 名が Anbar 省で戦闘任務中に負った怪我により、いずれも死亡した。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/4/16)
Paktika 省の Barmal 地区で、聯合軍とアフガニスタン軍が武装勢力 4 名を拘束。アジトを設営して、政府軍や聯合軍に対する攻撃の拠点にしていた。Helmand 省の Nahr Surkh 地区でも別件で 4 名を拘束しているが、こちらはタリバン幹部とつながりがある人物とみられる。
Nangarhar 省の Sherzad 地区では、地元民からの通報を受けて出動した国境警備担当の警察官が、Tutu という村落で武器集積所を発見した。中身は RPG 14 発、82mm 迫撃砲弾 5 発、手榴弾、爆弾製造材料。最近、Sherzad 地区と Khogyani 地区で発生した爆弾攻撃にも関係がある模様。Nangahar 省ではこれ以外にも、過去 2 週間の間に Bati Kot、Shinwar、Achin、Khogyani、Sherad の各地区で、複数の武器集積所が見つかっている。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/14)
イラク軍と聯合軍が Basrah で、小火器で撃ってきたテロリストと交戦、5 名を射殺した。また、路傍爆弾から遠隔起爆用の電線を延ばしていた犯人 3 名を発見、接近したところ逃走を試みたため、拘束。
聯合軍が、Taji 北西でアルカイダ関係者を含むテロ活動容疑者 17 名、Mosul でもアルカイダ関係者 2 名を拘束した。前者には、Rusafa で自動車爆弾攻撃を行っている組織のリーダーを含む。Baghdad と Amiriyah でも、それぞれ 3 名と 4 名のアルカイダ関係者を拘束している。
Taji で聯合軍のヘリコプター (注 : イギリス軍の機体らしい) が衝突、2 名が死亡、5 名が負傷した。原因については調査中だが、当初の報告では空中衝突で、敵対行動によるものではないとのこと。
Multinational Division Baghdad 所属の兵士 1 名が、車輌でパトロール中に爆弾攻撃に遭って死亡した。別の兵士 2 名が、Baghdad 南方のパトロール基地に対する攻撃で死亡、このときにイラク人通訳 2 名も死亡した。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/4/14)
聯合軍が Paktika 省で、爆弾製造材料を集積した使節を発見した。自然の地形を活用して複数のアジトを設置していたもので、パキスタン側からやってきた武装勢力の拠点にもなっていた場所。
Helmand 省ではアフガニスタン軍と聯合軍が、タリバンが設置していた監視哨に対する攻撃を実施、最後は航空攻撃によって破壊した。この戦闘でタリバン側に死者 6 名。
米軍の特殊部隊がアドバイザーとしてついたアフガニスタンの警察が、Ghazni 省の Oaleh-e Ghafur で機械的トラブルに見舞われて不時着したヘリコプターに乗っていた民間契約業者の社員・5 名を救出した。不時着直後にタリバンが小火器で襲撃してきたが、聯合軍の航空機が駆けつけて敵兵を追跡、この交戦で敵兵 3 名が死亡した。
Helmand 省の Kaj Gerd という村落で、アフガニスタン陸軍・第 209 兵団・第 1 大隊 (1st Kandak, 209th Afghan National Army Corps) と聯合軍部隊が、タリバンを発見して追跡、5 時間にわたる戦闘で敵兵 35 名が死亡した。

今日のイラク II (AFISNews 2007/4/13)
11 日の早朝に Anbar 省の Kubaysah なる村落で、警察が武装勢力 2 名を拘束。塩素ガスを仕込んだ IED の製造と、それを使った攻撃を計画していた容疑。
Fallujah 郊外で 11 日、イラク軍が航空強襲作戦を実施して武装勢力 2 名を拘束。この主要ターゲット 2 名に加えて、さらに 5 名を拘束。そのうち 1 名は、Fallujah で IED 攻撃を仕掛けていたテロ組織・Islamic Army のメンバーとして、以前から名前が挙がっていた。それ以外は、IED 攻撃に関与した組織のメンバー。
Baghdad では、増強を計画している米軍 5 個旅団のうち 3 個が到着、イラク軍も旅団司令部 3 個と大隊 11 個を増強した。設置済みの JSS (Joint Security Station) は 21 ヶ所、戦闘外哨 (combat outpost) は 21 ヶ所を超えた。Baghdad における宗派間対立の騒擾は減少に転じている。なお、イランがイラクに浸透して、武器や訓練、隠れ家を提供していると、MNF-I 関係者は主張している。

今日のイラク I (MNF-I 2007/4/13)
聯合軍は Karmah で、最近発生した自動車爆弾事件の容疑者 6 名を拘束した。Mosul でも同様の容疑で 5 名を拘束している。そのほか、Amiriyah 東方ではアルカイダ幹部の移動を手助けした容疑で 1 名、Baghdad では外国人テロリストの手引きをした容疑で 2 名を拘束した。
Baghdad 南方の街・Haswah で 12 日、民間人を狙った迫撃砲攻撃が発生して 7 名が負傷した。警察が出動して、負傷者を Iskandariyah Hospital に搬送。犯人については治安部隊が調査中。
Multi-National Division Baghdad 所属の兵士 1 名が、Baghdad 北部をパトロール中に小火器で撃たれて死亡した。Baghdad では現在も、治安の改善を企図した作戦 "Operation Fardh Al-Qanoon" が進行中。また、別の兵士 1 名が戦闘任務外の事故で死亡したが、こちらについては調査中。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/12)
聯合軍が Haditha 南方で、アルカイダ関連組織に対する手入れを実施。ターゲットとなった建物に突入した際に武装したテロリスト 2 名と交戦、2 名とも死亡した。また、4 名を拘束している。
Karmah 北西で、聯合軍がテロ活動容疑者 4 名を拘束。自動車爆弾攻撃に関与した容疑。また、Baghdad では夜を徹して行った作戦でアルカイダ関係者 9 名を拘束。
Nouri al Maliki 首相は最近、犯罪行為、あるいはその他の違法行為に使われている建物について、なんであれ立ち入って捜索を行うよう指令を発している。そして、実際に犯罪行為に関わっていた場合には、国際法に基づく保護は受けられないと宣言した。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/4/12)
Zabul 省 Qalat 北東 30 マイルの地点で、アフガニスタン軍・第 205 兵団 (205th Afghan National Army Corps)・第 2 大隊 (Kandak) と聯合軍がタリバンと交戦。拠点となる洞窟がある山の尾根にタリバンが多数陣取っているのを発見して、航空支援を要請、航空攻撃で敵兵 16 名が死亡した。何人かはバイクで逃走を試みたが、アフガニスタン軍と聯合軍が地上から追跡、別の洞窟に逃げ込んだところを爆撃・破壊した。全部で敵兵 24 名が死亡、バイク 14 台と洞窟陣地 2 ヶ所を破壊した。
Paktika 省の Gomal 地区では、アフガニスタン軍と聯合軍がテロ組織に対する作戦を実施して、2 名を拘束。Khowst 省やその近隣の省で、アフガニスタン軍や聯合軍に対する攻撃を仕掛けていた容疑。
Helmand 省の Sangin 地区では、聯合軍の基地に対してタリバンが迫撃砲と RPG で攻撃を仕掛けてきたため、こちらも迫撃砲で反撃、さらに敵兵を発見した場所に地上軍を差し向けた。航空支援の要請を行い、駆けつけた航空機が爆撃して敵のバンカーや車輌を破壊、13 名が死亡。
同じ 10 日に Nangahar 省の Jalalabad で、聯合軍と警察が、反政府組織の指導者 1 名を拘束。Khogiani で攻撃を仕掛けた容疑。この組織は Kunar 省で IED 攻撃を訓練するキャンプを設営していた。
Paktika 省の Chamkani で、Patan 村の検問所に攻撃を仕掛けてきたタリバンに対して迫撃砲と小火器による反撃を実施。

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こぼれ話

みんな見て見てー (Defense-Aerospace.com 2007/4/17)
Eurofighter Typhoon の Web サイトがリニューアルした。コンテンツの開発は英 Open Platform が担当している。(Eurofighter GmbH)

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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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