今週の軍事関連ニュース (2007/04/27)
 

警 告

「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

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一般ニュース

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/25)
  • 英国防省は、英海軍・英海兵隊の合計 15 名がイランに拘束された事件について、2 件の査問会を実施している。ひとつは作戦・運用面の問題について調べるためのもので、その結果を受けて、臨検を行う際の手順を見直すことになる。もうひとつは拘束された水兵や海兵隊員に対するメディアからのアクセスに関するもの。(MoD UK)
  • GPS ブロック II 衛星が、4/14 に 18 周年を迎えた。1989-1997 にかけて、合計 28 基のブロック II/IIA 衛星を Delta II ロケットで打ち上げており、任務成功率は 100%。衛星の寿命は 6 年。そのうち半数が今も軌道上にあるが、寿命延伸措置を講じて 12 年以上の運用を予定している。ブロック I からブロック IIA までを通算すると、米 Boeing 社が納入した衛星は合計 40 基にのぼる。さらに Boeing 社では次世代衛星・ブロック IIF×12 基の開発・製造を進めているところ。これは送信出力の増強や寿命延伸といった改良に加えて、民間用新波の L5 を実装する。さらにブロック III の予備設計も進展中。(Boeing)

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/24)
  • 米議会関係者は月曜日に、総額 1,242 億ドルの戦時予算支出について協議、近いうちに可決する見通しとなった。O&M 経費 504 億ドル (ボディ・アーマーや新型ヘルメットなどを調達する分の 16 億ドルを含む)、IED 対策の研究開発費は 24 億ドル、陸軍と海兵隊の増員に関連する人件糧食費 135 億ドル、住宅施設の不足対策に 11 億ドル、装備調達に 256 億ドル (うち耐地雷車輌に 30 億ドル)、その他にヘルスケアや戦傷治療にも予算を配分している。
  • 台湾は、毎年恒例となっている演習、Han Kuang 23 (Han Glory) の第 1 フェーズとなるシミュレーション演習を、4/9-13 にかけて実施した。想定シナリオは、2012 年に中国が台湾侵攻を発動、海軍力による封鎖を行い、それに対して台湾は中国本土・福建省の基地施設をミサイル攻撃したというもの。使用したミサイルについては言及していないが、開発中の雄風 2E とみられる。
  • BAE Systems 社は、アメリカにある子会社・Inertial Products 社を J.F. Lehman に 1 億 4,000 万ドルで売却した。この会社は住友精密工業と設立したジョイント・ベンチャーで、慣性航法装置で使用するセンサーや計測機器を製造している。BAE Systems 社がアメリカで事業を売却したのはこれが初めてだが、同社では「コンポーネントの納入から、システム・インテグレーションに軸足を移すのが目的だ」と説明している。
  • スウェーデン北部で F21 所属の JAS39 Gripen が墜落、スウェーデン・チェコ・ハンガリーの C/D 型全機が飛行停止になった。スウェーデン空軍は現在、C/D 型を 54 機保有している。すでにブラックボックスは回収済み。過去の墜落履歴は以下の通り。
    • 1989/2/2 : プロトタイプ初号機が 6 回目のフライトを実施した後、Linkoping AB に着陸する際に墜落。原因は PIO (Pilot-Induced Oscillation)
    • 1993/8/8 : Stockholm 中心部の島に墜落。これも PIO による。
    • 1999/9/20 : F7 所属の機体が空戦訓練中に Lake Vanern に墜落。別の機体が飛んだ直後の後方乱流に巻き込まれた。パイロットは脱出して無事。
    • 2005/6/1 : F17 Kallinge AB) 所属の機体が故障を起こして墜落。パイロットは脱出して無事。コンピュータが指示を受け付けなくなったとパイロットが主張。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/24)
  • 米海空軍・海兵隊は今年 4 月から、それまでは 17 種類以上もあった空中給油関連のマニュアルを一本化、ATP-56(B) (Allied Tactical Publication-56(B)) の適用を開始した。これは NATO 加盟 24 ヶ国、NATO 外の 3 ヶ国、それと民間企業 1 社も適用している共通マニュアル。このマニュアル共通化は、過去の軍事作戦で必要性が認められていた、米軍と NATO 諸国の相互運用性改善にも寄与すると考えられる。(USAF)
  • これまで KT Corp. (Korean Telecom ?) が運用していた韓国初の軍用衛星・Mugunghwa-5 が、韓国軍統合参謀本部の手に渡った。韓国軍が軍用衛星を自ら運用するのは初めてのこと。衛星は仏 Arcatel 社製で、昨年 8 月の打ち上げ以来、北朝鮮の情報収集などを実施してきていた。(Korea Overseas Information Service)
  • イラク南部・Dhi Qar 省でオーストラリア軍を支援するために運用している ScanEagle UAV が、投入から 5 ヶ月と経たないうちに 172 ソーティ・1,000 飛行時間をマークした。"Operation Catalyst" の下で、Camp Terendak の Ali AB を拠点とする Overwatch Battle Group (West)-2 が運用している。全長 4ft、翼幅 10ft と小型で、15 時間以上のオン・ステーションが可能。電子光学センサーか赤外線センサーを搭載できる。(Boeing)

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/23)
  • EU は、米 General Electric 社による英 Smiths Aerospace 社の買収を承認した。Smiths Aerospace 社は GE 社に対して、エンジン関連のコンポーネントを製造・納入している。
  • Scotstoun と Govan に造船所を擁する英 BAE Systems 社と、Portsmouth に造船所を擁する英 VT Group が、ジョイント・ベンチャーを設立して水上艦建造関連部門の一本化を計画中。新会社では BAE Systems が 50% 以上の議決権を得る。これが実現すると、20 年前には大手だけで 7 社もあったイギリスの水上艦建造所が、1 社にまとまってしまうことになる。
  • ロシアは、Borei 級 (Project 955) SSBN の 1 番艦、Yuri Dolgoruky を 4/15 に、Severodvinsk の Sevmash 工場で進水させた。2008 年の竣工予定。ソ聯崩壊後としては初めてとなる新型原潜で、8 隻の建造を予定している。
  • シンガポール空軍は、Gulfstream 550 ベースの AEW&C 機×4 機を導入して、過去 20 年に渡って運用してきた早期警戒機を代替すると発表した。
  • 中国が、台湾軍の大佐が自宅で使用しているコンピュータにウィルスを仕掛けてサイバー攻撃をやっている、と報じられたため、台湾国内で騒動になっている。中国では "net army" のために若者の徴募を進めているところ。
  • 防衛産業の再編成を進めているロシアだが、すでに実施の指示が出ている再編成が遅れているため、その後の作業がつかえてしまい、3 ヶ月ばかり遅延している状況。この再編成は、これまではバラバラに存在していた防衛産業各社を、国有の持株会社の下に統合して効率化を図るもの。ただ、業界側には「急ぎすぎだ。まずは輸出に関連する部門から統合化すべき」という声もある。ロシア軍は 2007 年に、国内の防衛産業に対して対前年度比 30% 増しとなる 116 億ドルの発注を計画しており、そのうち新規の装備調達は 56 億ドル。2006 年の兵器輸出は 65 億ドルだったから、自国向けよりも輸出の方が多い。すでに統合化が進んでいる事例としては、UAC (United Aircraft Corp.) がある。続いて 3 月にVladimir Putin 大統領が United Shipbuilding Corp. の創設を指示、こちらは、兵器輸出の 27% を占める艦艇について建造所を統合するためのもの。そのほか、Rosoboronexport は世界最大のチタニウム供給元・VSMPO-Avisma 株の 66% を 2006 年に取得、Volgograd 所在の金属製造工場・Krasny Oktyabr (レッド・オクトーバー !) を 2007 年 2 月に、Stupino を 4 月に、それぞれ傘下に収めた。さらに、金属関連企業を統合する持株会社・Russpetsstal と、エンジン・メーカーを統合する持株会社・Saturn も設立した。ヘリコプターについては、Rosoboronexport の子会社・Oboronprom がすでに大半を傘下に統合済み。その他の部門についてもこれから統合を進めて、主要 180 社を 21 の持株会社の下にまとめる計画。こうした動きの発端となったのは、対空兵器を製造している Almaz-Antei が 2002 年に合併した件で、これも大統領の命令による。装備調達面の合理化を図るという考えによるものだが、単に選択肢を減らしただけじゃないかという指摘もある。

さて、どうなる ? (AFISNews 2007/4/23)
Robert M.Gates 国防長官は、米露間でモメている東欧への MD エレメント配備問題について、技術的な詳細や疑問点、ロシア側が抱いている懸念の解決などを目的とする、両国の合同作業部会 (working group) を編成すると発表した。「鍵となるのは協力関係であり、ロシア側にはパートナーとして参加してもらいたい」と長官。
突き詰めると、ロシア側の懸念は「東欧に配備する MD エレメントが、ロシアの戦略的安全保障に対する脅威になるのではないか」という一点に尽きる。それに対して Gates 長官は、アラスカやカリフォルニアに設置している迎撃ミサイル基地への、ロシアやヨーロッパによる査察受け入れも表明した。
同長官はロシアに続いて、ポーランド・チェコ・ドイツも訪問、MD エレメント配備の件について協議する。

でも、紙の海図は故障しない (NavNews 2007/4/20)
USS Oklahoma City (SSN-723) が新型の航法支援ツール、VMS (Voyage Management System) を導入した。この後、USS Norfolk (SSN-714)、USS Florida (SSGN-728)、USS Virginia (SSN-774) と続き、2009 年までにすべての潜水艦に行き渡らせる予定。なお、水上艦では USS Cape St. George (CG-71) が 2005 年 5 月にこのシステムを導入して、海図のペーパーレス化を実現している。
VMS は、CD-ROM に記録したデジタル・チャートに GPS レシーバーによる位置標定、環境センサー、電子式の指揮管制装置を組み合わせて、状況認識の改善や、紙の海図を使用するときに遭遇する種々の面倒の回避を図るためのもの。AN/BPS-15 レーダー、射撃管制システム、AIS (Automatic Identification System) からのデータも活用する。データはダウンロードによって更新する仕組み。
VMS を使うとマンパワーを 40% 削減でき、従来なら 10 分以上かかっていた位置の標定と記入も迅速に行える。乗組員は、このシステムの取り扱いを学ぶために、2 週間にわたって SLC (Submarine Learning Center) でトレーニングを受ける。
[まさか、制式名称が "BC-10" なんていったりしないよね ?]

"Red Storm Rising" にならなくてよかったねえ (NavNews 2007/4/20)
20 日に Norfolk で、USS Saipan (LHA-2) の退役セレモニーがあった。1977/10/15 に就役した同艦は、これで 29 年間に渡る艦歴にピリオドを打った。地中海方面に 8 回の展開を記録したほか、1990 年にはリベリアからの民間人救出作戦 "Operation Sharp Edge" に参加している。
同艦の今後だが、兵装有効性試験に供することになっている。つまり、兵装が船体構造に与える影響などのデータを集めて、新型艦の設計に活用するための犠牲になるというわけ。

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/20)
  • USS San Antonio (LPD-17) は過去 1 年の間に 200 日を超える航海を行い、長期間のトライアルを実施した。その結果、発見された問題点について記したカードは全部で 5,564 点。また、艦の維持管理に関する問題点も指摘された。もっとも、かなり厳しい検査を行ったので、これだけ問題点が出たこと自体は驚くに値しないという意見もある。[まあ、最初から何でも能書き通りに機能するとは限らないし、トラブルを出し尽くすために 1 番艦をいぢめてテストするわけだからねぇ]
  • インドは 2005 年に、7,100 万ドルを超える額の兵器輸入案件について契約額の 30% を超えるオフセットを義務付ける方針を打ち出したが、これを基本的に撤回した。ただし、オフセットと同等の意味合いがある技術移転を求めていく、としている。
  • EU 各国の内務相は、2006 年だけで 31,000 名もの密入国者が押し寄せたスペイン領カナリア諸島に、450 名の国境警備部隊を派遣する決定を下した。31,000 名という数字は、2005 年の 6 倍にあたる。
  • 在イラク米軍は Baghdad の Adhamiya 地区で、長さ 5km の壁を建設する作業を 4/10 から開始している。これは、この地区に居住するスンニ派イスラム教徒と、その周囲 3 地区に居住するシーア派イスラム教徒の間の宗派間対立を物理的に阻止するのが狙い。[おいおい、それは却って刺激することになりゃせんか]
  • イランの原子力部門・Atomic Energy Organisation を率いる Gholamreza Aghazadeh 氏は、イランはまだ十分な核燃料を製造する能力を持たず、あと何年かかかると発言。
  • ロシアは 2007 年に、総額 75 億ドルの兵器輸出実現を目指す。2006 年の輸出額は 65 億ドルで、中国・インドに加えてサウジアラビア、エジプト、イエメン、リビア、モロッコ、クウェート、カタール、ベネズエラ、アルジェリア、ヨルダン、シリアといった国に輸出を行った。
  • 韓国の国防相が訪中する。目的は、ホットラインの開設や合同救難演習の実施について協議すること。
  • その韓国に、中古の Patriot 地対空ミサイルを売却する件について協議するため、ドイツの Franz Josef Jung 国防相が 4/20 に訪韓した。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/20)
  • NATO は加盟諸国の合意を得て、アメリカが計画している東欧への MD エレメント配備を支持する立場をとった。一方、ロシアは相変わらず反発している。(Deutsche Welle German radio)
  • コロンビアの Alvaro Uribe 大統領が、同国内の極右武装組織と関わりを持っているのではないか、というスキャンダルが勃発、最高裁判所が捜査に乗り出している。これを受けてアメリカ議会では、コロンビア向けの軍事援助・5,500 万ドルを凍結した。(VoA)
  • 韓国はアメリカから、知的所有権に絡んで 237 万ドルの支払いを受けることになった。これは、韓国が FMS 経由でアメリカから多連装ロケットを導入した 2002 年に、727 万ドルを投じて通信機器用のソフトウェアを開発、それをアメリカが 2005 年にイギリスに輸出したとして、韓国側が対価の支払を求めていたもの。(Korea Overseas Information Service) [賠償はいいとして謝罪は求めるの ? (マテ) ]
  • F-22A が装備する F119-PW-100 エンジンが、累計飛行時間 40,000 時間を達成した。(P&W)

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/4/19)
  • スウェーデン政府は議会に対し、2007 年度の国防予算を対前年度比 7 億 4,000 万ドル増しの、66 億 5,000 万ドルにしたいと提案。議論はあるだろうが、大きな修正はないだろうと予測。TDS (Total Defense Strategy) の一環として十分な予算を確保する必要があると説明している。この予算案では、JAS39C/D Gripen×100 機に対してアップグレード改修のためのプロビジョンを施すとしているほか、平和維持活動などの海外任務のために 2 億ドルを計上、2009 年にはさらに 1 億ドル上積みする考え。これにより、年間 2,000 名の展開を可能にする。
  • 日本とドイツは 19 日に国防相会談を実施、EU は対中武器禁輸を継続すべきであるという意見で一致した。日本は中国の急激な国防予算増強と国防政策の不透明性に関する懸念があり、ドイツでは中国国内における人権問題がひっかかっている。
  • 米軍関係者が、「イランが迫撃砲や爆発物をアフガニスタンに持ち込んでタリバンに供与している」と発言した件について、イランは「アフガニスタンにイラン製の武器はない。アメリカは、アフガニスタンにおける失敗を取り繕おうとしてそんなことをいっているのだ」として潔白を主張。
  • ロシアの Sergei Ivanov 第一副首相は、アメリカが提案していた MD 分野の協力提案を拒絶。ヨーロッパにおけるミサイル防衛網を対象として、早期警戒情報の共有や相互運用性の実現を持ちかけたのに対して、「協力の可能性について協議する土台は存在しない。東欧で MD が必要とは考えられない」として蹴った。
  • ブルンジ、ルワンダ、コンゴ民主共和国 (DRC)、ウガンダ (いわゆる Great Lakes Nations) は、当地で活動している反政府ゲリラ組織に対処するための、共同軍事戦略 (joint military strategy) をまとめた。ただし DRC は、他国の軍隊が同国内で活動するのはまかりならん、としている。(ブルンジは、国内で活動している 7 つの反政府グループのうち、唯一停戦合意を実現できていない National Liberation Forces との間で停戦合意をまとめようと苦闘しているところ。ルワンダと DRC は、DRC 東部を根城としているルワンダの反政府組織・Democratic Forces for the Liberation of Rwanda (1994 年の大虐殺にも関与) の存在によって受けているダメージをどうにかしようとしているところ。そしてウガンダは、過去 20 年にわたって同国北部で内戦を展開していた LRA (Lords Resistance Army) と協議しているところ。LRA の幹部は過去に DRC 東部の山岳地帯に潜伏していたことがあるが、現在はウガンダの DRC 国境付近に陣取っている。)
  • Mike Mullen 米海軍長官は、同盟国も交えた "1,000 隻海軍" コンセプトを提唱しているが、まだ公式なものにはなっていない。これにインドが興味を示している。インドとアメリカは、すでに海洋安全保障に関する合意をまとめている仲だが、実際にこのコンセプトに加わるには、PSI (Proliferation Security Initiative) や Container Security Initiative Regional Maritime Security といった枠組みに加わる必要がある。
  • NATO は、ISAF に真正面から打撃を与える力がないタリバンが、自爆テロ攻撃を増加させるとみている。イラクでは民間人相手の自爆テロが多発しているが、アフガニスタンでは外国の軍隊 (つまり ISAF) が主なターゲットになる、という予測。
  • 米陸軍は、2007-2008 年にかけて医療施設の業務を民間委託する計画を中止した。例の Walter Reed 陸軍病院の問題が原因。
  • ボスニア・ヘルツェゴビナは 12 年ぶりに、高度 3,000m 以下の空域を対象とする航空監視任務を担当することになった。NATO と入れ替わりに同国に展開した EUFOR が担当していたものについて、権限委譲を受けたもの。3,000-8,000m の範囲については昨年に委譲済み。ボスニア・ヘルツェゴビナの航空管制インフラ (航法・通信・気象関連機材など) は内戦で破壊されてしまったため、自前で担当することができなかった。現在でも、8,000m より上の範囲についてはクロアチアとセルビアに委託している状況。

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産業・装備・調達

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/25)
  • ARL:UT (The Applied Research Laboratories, University of Texas at Austin) は米海軍から、Navy University Affiliated Research Center として実施するエンジニアリング・サポート業務、45,653 人月分に関する修正契約を $928,325,956 で受注した。(N00024-07-D-6200)
  • Raytheon Missile Systems 社は米海軍から、AIM-9M Sidewinder 空対空ミサイルに関する修正契約を $30,141,985 で受注した。ミサイル本体のアップグレードがパキスタン向け×200 ($21,355,000, 70.8%)、マレーシア向け×57 ($6,086,175, 20.2%)、韓国向け×11 ($1,174,525, 3.9%) の合計 268 発分、それとカナダ向けの回路基板 (Circuit Card Assembly)×229 ($1,526,285, 5.1%)。いずれも FMS 案件。(N00019-03-C-0003)
  • Core Tech International 社は米海軍から、Andersen AFB を対象とする FY07 Military Construction Upgrade Northwest Field Infrastructure, Phase I の作業を $9,960,820 で受注した。上下水道・電力関連の施設を更新するもの。(N62742-07-C-1309)
  • Tetra Tech EC 社は米海軍から、アーカンソー、アリゾナ、カリフォルニア、ニューメキシコ、オレゴン、ユタ、ワシントンなどの各州にある米軍施設で実施する環境対策作業のうち Hunters Point Shipyard に関する分を、$7,924,684 で受注した。(N62473-06-D-2201/task order #0006)
  • Boeing Satellite Systems 社は米空軍から、Military Satellite Communications Systems Wing 向けの WGS (Wideband Global Satellite) 4 号機 (Vehicle 4) について、1) Launch Services and 2) Astrotech Launch Site Processing Facilities の作業を対象とする修正契約を $27,042,766 で受注した。(FA8808-06-C-0001/P00009)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/25)
  • Frost & Sullivan の市場予測によると、2006 年に 13 億ドルあった北米の UAS (Unmanned Aerial System) 市場は、2013 年には倍増する見込みとのこと。すでにさまざまなシステムが登場して、海外に展開して任務を遂行する事例も増えているが、予算面のプレッシャーが厳しくなってきているので、ここしばらくは発注が鈍化する可能性が考えられる。そのため、メーカー側は機体や技術面の熟成を図りながら、発注があり次第、直ちに対応できる体制をとることになるだろう、とのこと。(Frost & Sallivan)
  • 仏 Sagem Defense Securite 社の会計報告に、法的な問題が発見された。Safran Group の監査委員会が、2 つの異なる会計監査事務所に対して監査を依頼する事態になっている。(Safran Group)
  • 米海軍は 4/23 に大西洋で、USS Connecticut (SSN-22) を使って Tomahawk 巡航ミサイルのブロック III を魚雷発射管から撃ち出すテストを実施した。発射したミサイルはフロリダ州を横切りながら 602nm を飛翔してメキシコ湾に入り、Eglin AFB の射場に設定したターゲットに着弾した。誘導は GPS のみで実施、弾頭の起爆はシミュレーションのみ。チェイス機は空軍の 406th TW/40th FLTS (Eglin AFB, FL) 所属で、要員は 40th FLTS に加えて海軍の VX-30 (NAWC Point Mugu, CA) と VX-31 (NAWC China Lake, CA) からも参加した。(NAVAIR)
  • 米 L-3 Communications 社は、傘下の L-3 Link Simulation and Training 社が製造した F-16 Aircrew Training System をオマーン空軍 (RAFO : Royal Air Force of Oman) に納入したと発表した。2004 年に受注していたもの。F-16C ブロック 50+ 用の Full Mission Trainer と、教官用のステーション、コンピュータ、オマーン周辺のデータを収録したビジュアル装置で構成する。ビジュアル・ディスプレイは L-3 の SimuSphere で 7 枚構成、視野角は水平方向が 300 度、垂直方向が 130 度。SimuView が画像を生成・表示する。(L-3 Communications)
  • 米 L-3 Communications 社は、傘下の L-3 Link Simulation and Training 社が製造した F/A-18C/D AFT (Aircrew Flight Trainer) を米海兵隊に納入したと発表した。設置場所はカリフォルニアの MCAS Miramar。NASMP (Navy Aviation Simulation Master Plan) 対応仕様で、F/A-18C 用の TOFT (Tactical Operational Flight Trainer)×2 基をネットワーク化して、F/A-18C DMT (Distributed Mission Training) システムを構成する。パイロットと WSO の両方を訓練できる。ビジュアル・ディスプレイは L-3 の SimuSphere で 9 枚構成、視野角は水平方向 360 度、SimuView が画像を生成・表示する。シミュレータに加えて、ブリーフィング/デブリーフィング用の施設もある。(L-3 Communications)
  • AgustaWestland 社と Saab Training Systems 社は、BT46 Mk.II シミュレータを流用し、Cabin/Door Gun Training System を共同開発した。高速で飛行するヘリコプターのドアから機関銃を撃つ、リアルな訓練を行うためのもので、経費がかかる実射訓練の機会を減らす役に立つ。TES (Tactical Engagement Simulation) は陸上ターゲット・海上ターゲットの両方に対応する。(AgustaWestland)
  • EADS 社が開発した FBW 式の空中給油ブーム、ARBS (Air Refueling Boom System) が、累計試験飛行 25 回、累計飛行時間 70 時間を達成した。さまざまな速度や飛行条件下で能力を検証している。現在は A310 ベースのテストベッドを使っているが、本番では UAE 向けの KC-30B に装備する。レシーバーには、EADS CASA C-101 ジェット練習機と CN-235 輸送機を使っている。EADS は ARBS を開発するために、自己資金 1 億ドルを投入した。(EADS)
  • 米 Pratt & Whitney 社は米空軍・エジプト空軍と組んで、Helwan AB のデポに F100 エンジン用のラインを開設した。エジプト空軍の F-16 が搭載する F100-PW-220/220E エンジンが対象。同社が派遣する Field Support Representative の支援を受けて、まず 4 月から低圧タービン (LPT) モジュールを手掛ける。(Pratt & Whitney)
  • 米ミサイル防衛局 (MDA) は、実験衛星 NFIRE (Near Field Infrared Experiment) を Warrop Island から成功裏に打ち上げた。製造元は General Dynamics Advanced Information Systems 社、低軌道周回衛星 (LEO) で、将来のミサイル防衛関連技術開発に必要なデータを収集するのが目的。まず、Track Sensor Payload を使って、Vandenberg AFB から発射するロケットの排気炎 (exhaust plume) を対象とする画像データを収集する。また、独 Tesat-Spacecom 社製のレーザー通信端末も搭載している。(General Dynamics)

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/1)
  • BAE Systems 社 Armament Systems Division は米海軍から、DDG-1000 に搭載する AGS (Advanced Gun System) の設計・開発・インテグレーションを完了するための追加作業に関する修正契約を $108,900,000 で受注した。AGS は 155mm 単装、垂直装填を使う完全自動式。Long Range Land Attack Projectile をプログラムする機能もある。(N00024-05-C-5117)
  • Acepex Management、Blackstone Consulting、E&E Industries の各社は米海軍から、NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Southwest 管内の施設における O&M (Operation and Maintenance) 業務を受注した。基本契約 1 年、オプション契約 9 年分の総計は $90,000,000 以内。最低保証額 $5,000。まず、Acepex Management 社が $5,384,891 (最低保証額含む) で、MCB (Marine Corps Base) Camp Pendleton の建物を対象とする空調施設の補修整備業務を受注した。(N62473-07-D-5007, N62473-07-D-5008, N62473-07-D-5009)
  • Bearing Point 社は米空軍から、AFSO21 (Air Force Smart Operations 21) を対象とする助言・支援 (Advisory and Assistance Services) 業務を $99,000,000 で受注した。AFSO21 は、Lean and Six Sigma ビジネスプロセスに基づく業務改善計画。(FA7014-07-A-0026)
  • Boeing 社 Expendable Launch Systems 部門は米空軍から、Global Positioning System Wing を対象とする CY2007 分の開発支援作業、マン・アワーにして 52,204 時間分を対象とする修正契約を $8,999,969 で受注した。(F04701-96-C-0025/P00478)
  • ATK Launch Systems 社は米空軍から、Minuteman II ICBM が使用する 1 段目と 3 段目のロケット・モーター、それと関連コンポーネンツを対象とする。メンテナンスや老朽化監視に必要なエンジニアリング/テクニカル・サービス業務を $7,600,000 で受注した。(FA8818-06-D0021)
  • VSI (Vision Systems International) 社は米空軍から、JHMCS (Joint Helmet Mounted Cueing System) に関する修正契約を $6,587,106 で受注した。(FA8522-04-D-0040/P00004)
  • Sundt Construction 社は米陸軍から、予備役施設 (armed forces reserve center)、車輌整備施設、保管施設 (organizational unit storage facility) の建設について、$42,385,209 の増額契約を受注した。原契約は $61,774,220。(W912QR-07-C-0020)
  • J.E. McAmis 社は米陸軍から、オレゴン州 Portland の Columbia River で実施する水路改良や浚渫の作業を $9,813,000 で受注した。(W9127N-07-C-0009)
  • McLean Contracting 社は米陸軍から、メリーランド州 Talbot で実施する建設作業を $8,999,035 で受注した。(W912DR-07-C-0011)

競争にならん (Defense-Aerospace.com 2007/4/20-24)
韓国国防省は、2012 年までに 24 億ドルで 20 機の調達を予定している戦闘機調達計画について、米 Boeing 社以外のメーカーによる参入を図りたい考え。ただし、米 Lockheed Martin 社はすでにこの件から距離を置いており、Eurofighter GmbH も関心がないと通告してきている。現時点で提案を行っているのは Boeing 社だけなので、4/23 に改めて、メーカー各社に対して参加を呼びかける通知を行った。それでも、Boeing 社以外の応札がなければ、DAPA (Defense Acquisition Program Administration) としてはコンペティションをやり直す考え。
この件の機種選定結果は、来年初頭に発表する予定。なお、先に 40 機を発注した F-15K については、これまでに 18 機を領収済み。(Korea Overseas Information Service)
[で、その 18 機にはマンホールに片脚突っ込んだやつも含むのか ?]

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/24)
  • F-35 JSF 計画について、低率初期生産 (LRIP) 予算の承認がおりた。まず LRIP ロット 1 として CTOL 型×2 機の製造を開始、次の LRIP ロット 2 は CTOL 型×6 機と STOVL 型×6 機。4/23 の時点で初号機は 14 回の試験飛行を消化、そのうち 13 回で、着陸後にただちに飛行任務に復帰可能な "Code 1" を記録して、信頼性の高さを発揮している。(なぜか Australian DoD)
  • EA-18G Growler が、2 号機 (EA-2) が到着した昨年 11 月から NAS Patuxent River で実施していた、第 1 フェーズの飛行試験を完了した。新しいビルド 2.0 ソフトウェアは、初期段階の試験で発見した問題点の修正に加えて、動作する機能が 36% 増えるほか、Communications Countermeasures や Multi-mission Advanced Tactical Terminal などの新機能にも対応する。(NAVAIR)
  • 諾 Kongsberg Maritime 社は印 Alcock Ashdown 社から、National Hydrographic Office に納入する海洋観測船×6 隻に装備する機材を、総額 3 億 5,000 万クローネで受注した。HUGIN 1000 AUV (Autonomous Underwater Vehicle) などで構成するシステム。(Kongsberg)
  • Thales 社は、2012 年から Rafale に搭載する予定の新型 AESA レーダー・RBE2 の飛行試験を成功裏に実施した。テストベッドとなる Mirage 2000 に RBE2 を搭載して、フランス南西部の Cazaux にある試験施設で行っていたもの。EADS/Theles 傘下の UMS (United Monolithic Semiconductors) と Thales が共同開発した、ガリウム砒素半導体を使った送受信モジュール (T/R module) を使用している。小型目標の長距離探知や SAR モードなどの機能が売り。今年の第二四半期に Rafale への搭載とインテグレーションを行い、2010 年末から量産開始の予定。(Thales)
  • インドは、超音速対艦ミサイル・BrahMos の陸上発射型について、試射を成功裏に実施した。射程 290km。(Indian MoD)
  • 韓国海軍は、KDX-III イージス駆逐艦の 1 番艦、King Sejong を、今年のうちに進水させると発表した。2008 年の就役予定。全長 165.9m、全幅 21.4m、満載排水量 13,500t、SSM×16 発と SAM×128 発を搭載する。長射程巡航ミサイルの搭載も可能。(Korea Overseas Information Service)
  • 米 Armor Holdings 社は米陸軍から、HIMARS (High Mobility Artillery Rocket System) の自走発射器と弾薬補給車を、4,200 万ドルで受注した。FMTV (Family of Medium Tactical Vehicles) 軍用トラックのシャシーを改造してこしらえる。(Armor Holdings)
  • 米 Boeing 社と米 iRobot 社は、次世代 SUGV (Small Unmanned Ground Vehicle)・SUGV Early を共同開発すると発表した。iRobot 社の PackBot をベースとしており、さらに小型化・軽量化を図る。軍民双方のカスタマーを想定しており、軍用なら IED 対策や建物内部の捜索などに利用可能。ビデオカメラ、電子光学センサー、赤外線センサー、マニピュレーター・アームを備える。装軌式で荒れ地にも強い。Boeing 社は、システム・インテグレーション、量産技術、海外マーケティングを担当する。(Boeing)
  • 米 Boeing 社は米軍向けに、CSEL (Combat Survivor Evader Locator) 無線機の第一次全規模量産分、5,053 台を完納した。累計納入数は 11,436 台、累計発注数は第二次全規模量産・3,600 万ドル分を含めて 16,272 台。2005 年 12 月からイラクとアフガニスタンにも投入している。暗号化通信機能があるので、敵が傍受しても内容は分からない。救難部隊との間で双方向リンクを確立できる。
  • 米 Northrop Grumman 社が開発している YAL-1 ABL 搭載用の目標指示レーダー・BILL (Beacon Illuminator Laser) は、昨年 7 月に地上試験を開始、その後に開始した、地上よりも条件的に厳しい飛行試験でも、地上試験と同様の働きを実現している。(Northrop Grumman)

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/23)
  • Force Protection Industries 社は米海軍から、海兵隊向けの MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の低率初期生産分に関する追加の納入指令 (#0003)、$481,414,500 分を受領した。カテゴリー I×300 両とカテゴリー II×700 両、合計 1,000 両を発注することになっている。(M67854-07-D-5031)
  • Raytheon Missile Systems 社は米海軍から、AIM-9X Sidewinder 空対空ミサイルのロット 7 量産分を対象とするオプション契約分を、$59,452,101 で受注した。内訳は、まず実弾が米空軍向け×7、米海軍向け×1、FMS 経由のフィンランド向け×100、シンガポール向け×40、スイス向け (数量非公開)。それとキャプティブ弾 (CATM) が米空軍向け×15、FMS 経由のフィンランド向け×40、シンガポール向け×20、コンテナが米空軍向け×15、FMS 経由のフィンランド向け×39、シンガポール向け×15、スイス向け×18。金額比率は、米空軍が $3,087,475 (5.2%)、米海軍が $172,475 (0.3%)、フィンランドが $25,658,565 (43.2%)、シンガポールが $16,299,060 (27.4%)、スイスが $14,234,526 (23.9%)。(N00019-07-C-0008)
  • Ionatron 社は米海軍から、レーザー関連の研究開発業務を $9,839,094 で受注した。対象となる課題は以下の通り。(N00164-07-C-8901)
    • laser transportable demonstrator vehicle
    • physics modeling and experiments
    • laser guided energy effects
    • advanced ultra short pulsed laser requirements
  • McDonnell Douglas 社は米海軍から、F/1-18 (原文ママ。F/A-18 ?) 用外翼パネル×27 セットの補修作業を対象とする納入指令 (#7020) を、$9,105,605 で受注した。(N00383-07-G-005H)
  • Trimble Navigation Limited 社は米海軍から、シミュレーション訓練に関する GSA 契約 (GS-07F-5588P) を $8,623,970 で受注した。海兵隊向け。 (M67854-05-F-5041)
  • Northrop Grumman Mission Systems 社は米空軍から、Space Based Surveillance 計画に関する修正契約を $20,533,632 で受注した。Space Based Surveillance 計画は見直しが決まっていて、Northrop Grumman Mission Systems 社から Boeing 社に、外部インターフェイス管理、プログラム・プロテクション・サポート、軌道上で実施するサポート (on-orbit suport)、認証・信任 (certification and accreditation) などの作業を移管することになっている。今回の修正契約は、試験のために必要となった追加システムの納入も含む。(FA8819-04-C-0002/P00052)
  • Alutiiq International Solutions 社は米陸軍から、ワシントン州 Fort Lewis に旅団関連施設を建設する作業を $15,578,576 で受注した。(W912DW-07-C-0008)
  • Raytheon 社は米陸軍から、Patriot 地対空ミサイルを対象とする、デポレベルの検査業務に関する修正契約を $11,527,147 で受注した。不具合の検査と対策、補修を実施するもの。(W31P4Q-06-C-0352)
  • General Dynamics Information Technology 社は米陸軍から、ヴァージニア州 Arlington で実施するカスタマー・サポート・サービス業務を $6,163,370 で受注した。(HQ0034-07-C-0121)

今日のFMS (DSCA 2007/4/20)
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、以下の FMS 案件を実施すると通告した。いずれも、支援機材、スペアパーツ、補修用パーツ、訓練、文書類、技術データなどを含む。
  • イスラエル向けに Mk.84・2,000lb 通常爆弾×3,500 発、6,500 万ドル。担当メーカーは General Dynamics。
  • トルコ向けに Mk.54 短魚雷×100 発、1 億 500 万ドル。
  • 韓国向けに AIM-9X×102 発、セクション・レベルの輸送用コンテナ×26、5,500 万ドル。F-15K 搭載用。
  • 韓国向けに SM-2 ブロック IIIB×150 発、SM-2 ブロック IIIA×60 発、Mk.13 mod.0 キャニスター、SM-2 ブロック IIIB のイナート弾×1 発、3 億 7,200 万ドル。
  • トルコ向けに Mk.54 短魚雷の実弾 (AUR)×100 発、コンテナ×50 個、支援機材、訓練機材、整備施設の更新、ソフトウェアの開発とインテグレーションなど。1 億 500 万ドル。現用中の Mk.46 mod.5A(S) に代わるもの。

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/20)
  • DRS Technologies 社傘下の Night Vision Systems 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍・海兵隊向けの暗視装置を $139,304,445.12 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SPM7AX-07-D-7014)
  • Agilent Technologies 社は米陸軍から、AN/PRM-35 無線機試験装置$94,091,286 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W31P4Q-07-D-0008)
  • Colt Defense 社は米陸軍から、M4/M4A1 カービン $50,775,745 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W52H09-04-D-0086)※
  • Raytheon Missile Systems 社は米陸軍から、Excalibur 誘導砲弾ブロック IA-1 を $32,499,999 で受注した。(W15QKN-07-C-0100)※
  • Tug Hill 社は米陸軍から、テキサス州 Fort Bliss における Sergeant Major Boulevard などの建設作業、$19,100,000 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W9126G-06-D-0032)※
  • Crye Precision 社は米陸軍から、首に装着するプロテクター (nape neck protector) を $17,132,251 で受注した。(W91CRB-07-C-0074)※
  • FLIR Systems 社は米陸軍から、AN/AAQ-22 Star SAFIRE センサー・ターレット $14,678,393 分の納入指令を受領した。原契約も同額。(W9113M-07-D-0001)※
  • Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬 $13,446,872 分の納入指令を受領した。原契約は $355,131,420。(DAAA09-99-D-0016)※
  • Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬 $11,225,370 分の納入指令を受領した。原契約は $366,356,790。(DAAA09-99-D-0016)※
  • Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬 $8,819,850 分の納入指令を受領した。原契約は $375,176,640。(DAAA09-99-D-0016)※
  • Best Tool and Manufacturing 社は米陸軍から、機関銃用の銃架・Mk.93 に関する修正契約を $6,755,000 で受注した。(W52H09-05-C-0071)※
  • Northrop Grumman Systems 社は米陸軍から、航空機搭載用の DIRCM (Directional Infrared Countermeasures) を $6,600,000 で受注した。(W911W6-07-C-0026)※
  • Silvus Communication Systems 社は米陸軍から、モバイル・ワイヤレス関連製品を $5,964,633 で受注した。(W31P4Q-07-C-0089)※
  • Lockheed Martin 社は米空軍から、ACCA (Advanced Composite Cargo Aircraft) の概念実証機製造を $49,097,981 で受注した。AFRL (Air Force Research Laboratory) Air Vehicles Directorate が担当で、デモンストレーターの設計・開発・製造を行う。将来型輸送機で大幅な重量軽減を図るための、複合材料を使った機体構造材の製造手法開発と、先進空力技術との整合が課題。(FA8650-07-2-3745)
  • Aurora Flight Sciences 社は米空軍から、ACCA (Advanced Composite Cargo Aircraft) の概念実証機製造を $46,856,095 で受注した。これも上と同じ案件に関するもの。(FA8650-07-C-3700)
  • Lockheed Martin Space Systems 社は米空軍から、SBIRS-High (Space Based Infrared System - High) の EMD フェーズ契約に関する修正契約を $40,115,026 で受注した。SBIRS-High を打ち上げて高楕円軌道 (HEO : High Elliptical Orbit) に載せる作業について、概念をまとめて計画・実行する作業を行うもの。(F04701-95-C-0017/P00418)
  • Advanced Acoustics Concepts 社は米海軍から、LCS (Littoral Combat Ship) に装備する対潜戦関連の技術改良作業に関するオプション契約を、$5,957,750 で受注した。接近する魚雷の探知・識別・位置標定技術とミッション・パッケージ・ソフトウェアが対象。(N00024-05-C-5486)
  • Northrop Grumman Electronic Systems 社は DARPA から、VADER (Vehicle and Dismount Exploitation Radar) 計画のオプション契約を対象とする、$4,500,000 の増額契約を受注した。原契約は $9,999,932。デモンストレーション計画のフェーズ 2 が対象。(HR0011-06-C-0144/P00004)
注 : 陸軍の案件のうち「※」をつけたものは、過去に金額と contract number がまったく同じものが出てきているので、重複掲載の可能性も

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/4/20)
  • 土 SSM (Turkish Undersecretariat for Defense Industries) は、低高度防空用 SAM (Low Altitude Air Defence Missile Systems) を陸軍向けに 45 + 45 システム (訳注 : 確定 45、オプション 45 という意味 ?)、海軍向けに 12 システム、それぞれ導入する計画。これから RfI をリリースして、メーカー側からの情報を集める。計画名称は T-LALADMIS (Turkish Low Altitude Air Defence Missile System)。(SSM) [acronym が長すぎるぞー]
  • その SSM は、Command and Control Aircraft (KKU) に関する RfP をリリースした。要求事項は以下の通りで、機数は 2 機。回答期限は 2007/6/15。(SSM) [間違えやすいけれど、AEW&C ではなくて空中指揮機]
    • VFR/IFR 両対応で、昼夜を問わず飛行可能
    • 最大離陸重量 (MTOW) は 180,000lb 以下
    • 最大離陸滑走距離は 6,500ft (ISA, SL, MTOW) [国際標準大気、海面高度、最大離陸重量 ?]
    • 最大着陸滑走距離は 3,000ft (ISA, SL, MLW) [国際標準大気、海面高度、最大着陸重量 ?]
    • 上昇限度 40,000ft
    • 最高速度マッハ 0.8 以上
    • 速度マッハ 0.8、乗員 12 名 (うち操縦要員 4 名)、NBAA IFR reserves という条件で、レンジが 6,000nm を下回らないこと
    • ターボファン・エンジンを装備
    • VHF/UHF/HF 通信機器を装備
  • また、対戦車ミサイル調達計画 MRAWS (Medium Range Anti-Tank Weapon System) について、RfP への回答期限を 2007/4/30 に延長した。発射器 80 セット、ミサイル 800 発、三脚、輸送用コンテナ、アクセサリー類を調達する計画で、RfP の送付先は Denel (South Africa)、Rafael Armament Development Authority Ltd. (Israel)、Raytheon International Inc. (USA)、Rosoboronexport (Russia) の 4 社。(SSM)
  • 伯 Embraer 社は LAAD (Latin America Aero & Defense) 航空ショーに、開発を検討しているジェット軍用輸送機に関する展示を行う。仮称 Embraer C-390、搭載量は 19t で同社が開発した機体の中では最大、Embraer 190 の開発で得た技術的ノウハウを活用する。空中受油に加えて空中給油も可能、負傷者後送 (MEDEVAC) 任務にも対応する。高翼と通常型尾翼の組み合わせで、もちろん後部ランプ付き、操縦系統は FBW、エンジンは双発。(Embraer)
  • 米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、ノルウェーに FMS 経由で以下の物件を輸出する可能性があると通告した。すべてのオプション契約まで実現した場合の総額は 5 億 2,000 万ドル。アメリカ以外の諸国が実現に向けて合意している、ブロック 6.1 アップグレード仕様として、さらにノルウェー独自の仕様を取り入れるという情報もある (DID 2007/4/24 より)
    • Lockheed Martin C-130J-30×4 (米空軍仕様)
    • Rolls-Royce AE 2100D3 エンジン×16 (さらに予備を 2 基)
    • AN/AAR-47 ミサイル接近警報装置×4 (さらに予備を 1 基)
    • AN/ALR-56M レーダー警報受信機×4 (さらに予備を 1 基)
    • AN/ALE-47 チャフ/フレアー・ディスペンサー×4 (さらに予備を 1 セット)
    • AN/ARC-210 SINCGARS (Single Channel Ground and Airborne Radio System)×2 (予備)
    • AN/AAR-222 SINCGARS×2 セットと暗号鍵生成装置 KV-10×2 セット (予備)
    • Advanced Adaptive Anti-jam Antenna System×10
    • スペアパーツ、補修用パーツ、支援機材、文書類、マニュアル
    • コンフィギュレーション更新
    • Major Defense Equipment Communications Security に該当しない通信機器など
    • インテグレーション研究、テクニカル・サービス
    • 訓練業務、連絡オフィスの維持、担当者 (Field Service Representative) の派遣
  • 伊 Finmeccanica 社が、保有する MBDA 社株を Thales 社株と交換する形で Thales 社に引き渡す、と仏 La Tribune 紙が報じているが、Finmeccanica 社はこれを否定。(Finmeccanica)
  • 米 DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) は RSN (Robust Surface Navigation) という名称で、GPS に頼らない陸上航法技術の開発を推進中。GPS が敵の妨害などで利用できなくなる事態を想定したもので、携帯電話基地局、衛星、テレビ電波塔など、受信可能なあらゆる電波の情報を利用して測位を行おうというもの。課題は受信機の小型化と、カネがかかる地上固定設備を使わずに済ませること。担当しているのは米 Boeing 社が率いる企業チームで、その他のメンツは ROSUM (TV の電波を使った位置標定の技術を持つ)、NAVSYS (GPS 関連製品を手がける)、Shared Spectrum (無線通信技術の専門メーカー) の各社。現在は 15 ヶ月間の契約でフェーズ 1 開発作業を推進中。
  • 米海軍 SPAWAR (Space and Naval Warfare Command) 麾下の SPAWARSYSCEN (Space and Naval Warfare Systems Center) から、C4ISR 関連のエンジニアリング業務を 2 億 800 万ドル (オプション契約分含む) で受注したばかりの米 Serco 社だが、それ以外に米陸軍の LOGCAP コスト分析/兵站支援契約を 2 億 2,500 万ドルで、SPAWAR 向けの港湾セキュリティ・システムを評価/展開する Spectech の契約を 6,400 万ドルで、それぞれ受注していることを明らかにした。(Serco)
  • 米 Force Dynamics 社 (Force Protection 社と General Dynamics Land Systems 社のジョイント・ベンチャー) は、米海兵隊の MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 計画を対象とする兵站支援業務 (ILS : Integrated Logistics Support) 契約を 690 万ドルで受注した。同社は 595 両の MRAP のうち 320 両について契約を締結済み。他社分も含めると、MRAP 全体で 7,700 両・84 億ドルという規模になる。(Force Dynamics)
  • エジプトは Cairo 近くにある射場で、米 Raytheon 社製の Skyguard システム (エジプト側名称は AMOUN) をテストした。Skyguard は飛行場や市街地などの重要施設を対象とする拠点防空 (point defence) システムで、ミサイル 4 発を搭載する発射器 2 基、35mm 機関砲 2 門、射撃管制レーダーで構成する。プラットフォームは瑞 Oerlikon Contraves 社、レーザーとミサイル・キャニスターは Raytheon 社の担当で、ミサイル誘導用としては Ericsson 社が開発した出力 200W の X バンド・CW イルミネーターを備える。2004 年にスタートした Skyguard Electronics Pod Upgrade 計画により、アナログ式だったトラッキング・レシーバーのデジタル化などを実施した。これが 4/8 に、RIM-7M Sparrow III を使って UAV を撃ち落とすことに成功した。(Raytheon)
  • 米 Boeing 社は、重量 2lb ちょっとで 2 組の無線機、4 基のマイクロコントローラ、2 基の Li-Ion バッテリ、展開式アンテナなどを備えた超小型衛星のプロトタイプ、CSTB1 (CubeSat TestBed 1) を 4/17 に、カザフスタンの Baikonur Cosmodrome から ISC Kosmotras Dnepr ロケットで打ち上げた。これはデモンストレーターで、将来は重量 22lb 未満の "nano-satellite" に発展させる。(Boeing)
  • 米司法省 (DoJ) は、全米に無線通信網を展開する IWN (Integrated Wireless Network) 計画の担当メーカーとして、米 General Dynamics C4 Systems 社を選定した。すべてのオプション契約が実現すると、数十億ドル規模・15 年がかりの大計画になる。これは司法省、国土防衛省 (DHS)、財務省の共同プロジェクトで、法執行機関や国土防衛の関係者に対してセキュアで信頼性が高い、音声・データ・マルチメディア通信が可能な無線ネットワークを提供するためのもの。General Dynamics Advanced Information Systems、General Dynamics Information Technology、IBM、M/A-COM、Nortel Government Solutions、Verizon Wirelessの各社が一緒にチームを組む。(General Dynamics C4 Systems)
  • Smiths Aerospace 社は 4/12 に、KC-767 の主翼に装備するドローグホース、WARP (Wing Aerial Refueling Pod) の展開/収納デモンストレーションを成功裏に実施した。2/10 に、胴体装備の Centerline Hose Drum Unit についてデモンストレーションを済ませている。デジタル飛行制御アルゴリズムと最新の機械技術により、ホースにかかる張力を精確にコントロールできるほか、ホースの安定性を高めて、ホースがはね飛ぶ (whip) 可能性を大幅に低減している。動力源はラムエアタービン駆動の油圧。(Smiths Aerospace) [空自向けの機体はフライング・ブームだけで、これはイタリア向けの機体に取り付けるもの]
  • 米 Raytheon 社と米海軍は、SM-2 艦対空ミサイルの機動性向上型 (Maneuverability Upgrade) を開発した。最新の対艦ミサイルを要撃する目的で開発したもの。(Raytheon)

各種トラブルの deep-water (おい) (DID 2007/4/18, DefenseNews 2007/4/19)
米沿岸警備隊は Deepwater 計画の次期ピリオド (2007/6 からスタート、契約額は 25-30 億ドルを見込む) から適用する計画変更について明らかにした。
これまでは担当メーカーの ICGS (Integrated Coast Guard Systems) に任せることになっていたリード・インテグレーター業務や兵站関連のプログラム管理業務をすべて引き上げて、沿岸警備隊が自前のスタッフによって実施することになったもの。すでに FRC (Fast Response Cutter) 計画については企業側から主導権を取り上げて自前で進めることになっていたが、これをプログラム全体に拡大した。
こんな騒ぎになったのは、これまでに ICGS がいろいろとドジを踏んで、結果を出せない状態が続いていたせい。たとえば、123ft 級カッター・Island 級×49 隻のストレッチ改修に際して、最初に改修した 8 隻で船体にクラックが見つかり、延命して使い続けるはずだったものを早期退役させざるを得なくなっている。また、新造する NSC (National Security Cutter) でも船体強度の問題が出ていて、所定の稼働率を確保できるかどうか怪しい状況。こうしたトラブルを上手く解決できていないだけでなく、コスト上昇などの問題もある。
こうした Deepwater 計画をめぐるトラブルについては議会で槍玉に挙がっていたが、さらに司法省まで調査に乗り出す事態になった。
[Deepwater だけじゃなくて、FCS も民間企業側にインテグレーターの仕事を投げているけれど、この方式はこれ以上使わないことになるかもなあ]

推定価格 (DID 2007/4/20)
Defense-Aerospace.com では、米軍の航空機調達計画について、1 機あたりの価格見積もり "Sticker Shock: Estimating the Real Cost of Modern Fighter Aircraft," をまとめた。
以下に示すのはそれぞれの機種ごとの PCU (Program Cost per Unit)、つまりプログラム全体のコストを機数で割ったもので、カッコ内は調達予定機数。プログラムのコストは DoD がまとめた SAR (Selected Acquisition Reports) の最新版による。つまり、製造だけでなく、研究開発費も割り振った数字。そのため、調達数が増えると 1 機あたりの研究開発費負担が増えて、その分だけお値段が上がる。
  • UH-145 Light Utility Helicopter (322) : $5.6M
  • ARH-70 Advanced Reconnaissance Helicopter (512) : $10.5M
  • CH-47F Chinook (512) : $26.6M
  • MH-60S (267) : $29.6M
  • MH-60R (254) : $46.1M
  • MV-22B Osprey (458) : $119.2M
  • CH-53K (156) : $121.1M
  • VH-71 "Marine One" (28) : $219.5M
  • F/A-18 E/F Super Hornet (494) : $93.9M
  • C-130J Super Hercules (82) : $98.4M
  • C-5M RERP (111) : $102.1M
  • EA-18G Growler (80) : $104.6M
  • RQ-4 Global Hawk UAV (54) : $111.1M
  • F-35 JSF (2,458) : $122.0M
  • E-2D Advanced Hawkeye (75) : $233.2M
  • P-8A Poseidon (114) : $286.6M
  • C-17A Globemaster III (190) : $328.8M
  • F-22 Raptor (184) : $354.9M

今日のお買い物 (Contracts 2007/4/19)
  • Odyssey Systems Consulting Group、Samaria Systems、Gemini Industries、BTAS 社 DBA Business Technology & Solutions 部門、Quantech Services、Oasis System、PE Systems、Abacus Technology の各社は米空軍から、Hanscom AFB (ESC : Electronic Systems Center の司令部がある) における調達支援業務を $800,000,000 で受注した。空軍が行う研究開発を対象とする、開発、調達、インテグレーション、試験展開、維持管理といった業務を担当する。(FA8721-07-D-0005/Odyssey Systems Consulting Group LTD, FA8721-07-D-0004/Quantech Services Inc., FA8721-07-D-0006/Sumaria Systems Inc., FA8721-07-D-0007/Oasis Systems Inc., FA8721-07-D-0011/Gemini Industries Inc., FA8721-07-D-0008/PE Systems Inc., FA8721-07-D-0009/BTAS Inc., and FA8721-07-D-0010/Abacus Technology Corp.)
  • Aerojet-General 社は米空軍から、USET (Upper Stage Engine Technology) を対象とする研究作業を継続するための修正契約を、$9,868,213 で受注した。液体燃料ロケットで使用するターボポンプの設計・開発・試験を実施するもので、Integrated High Payoff Rocket Propulsion Technology Cryogenic Upper Stage 計画のフェーズ I について目標達成、さらにフェーズ II にとりかかるためのもの。(FA9300-04-C-0008/P00029)
  • Lockheed Martin Space Systems 社は米空軍から、SBIRS-High (Space Based Infrared System) の EMD フェーズを対象とする修正契約を $7,693,812 で受注した。GEO (Geosynchronous Earth Orbit) 1 と GEO 2 を対象とする、調達/製造、試験、保管までを担当する。(F04701-95-C-0017/P00402)
  • Vision System International (VSI) 社は米空軍から、JHMCS (Joint Helmet Mounted Cueing System) で使用するコンポーネントや補修作業に関連する修正契約を $6,587,106 で受注した。(FA8522-04-D-0040/P00004)
  • Ball Aerospace and Technologies Systems Engineering Solutions 社は米空軍から、FPA (Focal Plane Array) に関するデータ分析作業を $6,407,176 で受注した。宇宙空間で使用する FPA の放射線耐性について明確にするために必要な作業。(FA9453-07-C-0180)
  • Raytheon 社 Electronics Systems 部門は米海軍から、AN/ALR-67(V)3 RWR (Radar Warning Receiver) のロット 9 量産分・97 セットに関するオプション契約を $77,774,646 で受注した。F/A-18E/F 搭載用で、内訳は、米海軍向け $25,069,188 (32.23%)、オーストラリア空軍向け $52,705,458 (67.77%)。(N00019-04-C-0123)
  • Cardinal Health 社は米国防兵站局 (DLA) から、海軍の艦隊や病院船 (USNS Comfort, USNS Mercy) で使用する医薬品を $12,939,007 (上限価格) で受注した。(SPM200-04-D-7020)

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoDNews 2007/4/25)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 612 名の減。現在の動員内訳は、陸軍 63,266 名、海軍 6,249 名、空軍 5,058 名、海兵隊 5,416 名、沿岸警備隊 302 名。

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戦争・紛争

今日のイラク (AFISNews 2007/4/25)
聯合軍は Salman Pak 南方で、アルカイダ関連組織の幹部などを狙った作戦を展開して、3 名を拘束。Karmah 北方でも 2 名、Mosul でも 1 名を拘束している。
Baghdad の Jihad 地区にある al Nur Mosque で 23 日、警察と米軍が武器集積所を発見した。件のモスクから武装勢力が迫撃砲を撃っている、と地元住民が通報してきたために出動したもの。このモスクは過去数ヶ月に渡り、武装勢力が利用していた模様。米陸軍・第 1 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム・第 28 歩兵聯隊・第 1 大隊・B 中隊が周辺を封鎖、警察がモスクに踏み込んで捜索を実施、155mm 砲弾 4 発、C4 爆薬 21 ブロック、C4 爆薬を取り付けたプロパンガスタンク 2 個、IED に改造した 107mm ロケット、ワイヤー 3 巻、ライフルなどを発見した。
20 日に Baghdad 北西で、塩素ガスを使ったテロ攻撃を行っていたアルカイダ関連組織の幹部、Muhammad Abdullah Abbas al-Issawi (a.k.a. Abu Abd al-Sattar) とその他数名が、聯合軍による攻撃で死亡した。Karmah や Ameriyah で活動していた組織の関係者で、Abu Musab al-Zarqawi ともつながりがあったほか、誘拐事件や爆弾事件、武器密輸にも関わっていたとされる。まず聯合軍地上部隊と銃撃戦になってテロリスト 2 名が死亡、1 名を拘束したほか、抗弾ベスト、武器類、自爆ベストを発見・押収した。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/4/25)
アフガニスタン軍と聯合軍は、Khowst 省の Garboz 地区で武装勢力に対する捜索を実施、アジトとして使われている疑いがあったイスラム学校などを捜索して 2 名を拘束した。また、IED 製造材料を発見して破壊処分した。
Paktika 省でも 23 日、アフガニスタン軍と聯合軍の合同作戦があり、Haqqani なる組織の武器密輸拠点となっている建物を捜索、撃ち合いにはならずに済んだ。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/24)
Diyala 省にあるパトロール基地に対して自動車爆弾攻撃が仕掛けられて、Task Force Lightning 所属の兵士 9 名が死亡、20 名の兵士とイラク人 1 名が負傷した。そのうち 12 名は治療の後で任務に復帰したが、残り 8 名とイラク人は病院送りとなり、後で米軍兵士 3 名が任務に復帰した。別件で、Muqudadiyah で IED 攻撃に遭った兵士 1 名が死亡している。
聯合軍は Fallujah 南東で、外国人テロリストの手引きをしていたアルカイダ関係者 10 名を拘束した。Baghdad では、ロケット、迫撃砲、各種のプロパガンダ、IED 製造材料を発見した。
Ramadi では自動車爆弾テロ 2 件が発生、民間人 3 名が死亡、36 名が負傷した。1 件目は Huriyah 警察署にトラック 2 台が突っ込んできたもので、エントランスの近くで爆発、近くの建物を壊して死者 3 名、警察官 5 名を含む負傷者 31 名を出した。その 15 分後に現場から南西 2km の地点で、セダンが爆発して 5 名が負傷した。
Diyala 省の議会施設近くにある警察の検問所でも自動車爆弾攻撃があり、警察官 6 名が死亡、13 名が負傷 (うち 1 名が後に死亡) した。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/23)
聯合軍は Karmah 南方で、外国人テロリストの手引きを行っていたとみられるアルカイダ関係者 6 名を拘束した。また、Anbar 省でアルカイダ関係者 9 名、Taji で自動車爆弾攻撃の容疑者 4 名を拘束した。
Baghdad では、誘拐や外国人テロリストの手引きを行っているアルカイダ関連組織が会合を開いている現場に聯合軍部隊が踏み込み、その際の交戦で敵側に 15 名の死者が出た。また、7 名を拘束。さらに、対空砲を車輌に積み込んでいたテロリスト 3 名と交戦した結果、全員が死亡。それ以外に対空機関砲や武器集積所を発見した。それ以外にも Taji 北西で、誘拐に関与していたアルカイダ関係者 1 名を拘束している。
Fallujah 南東では、聯合軍がテロリストと交戦して敵兵 1 名が死亡、19 名が拘束された。また、化学薬品などの IED 製造材料、自爆ベストなどを発見している。爆発物を積み込んだ車輌も見つかったが、これは航空攻撃で破壊処分した。
Baghdad の Mansour 地区では、イラク陸軍・第 5 師団・第 5 旅団・第 1 大隊と、米陸軍・第 2 歩兵師団・第 3 SBCT が掃討作戦 "Operation Arrowhead Strike 9" を実施、短機関銃、AK-47 自動小銃 5 挺とマガジン 8 個、拳銃 2 挺とマガジン 4 個、IED で使用すると思われる雷管、無線機 2 台、刀を発見した。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/4/23)
Peter Pace 統合参謀本部議長は 21 日、アフガニスタンでイラン製の武器が見つかった件について「どのようにしてアフガニスタンに持ち込まれたのかは分からない。このことをイラン政府が知っていたかどうかも分からない。分かっているのは、それがイラン製だということだ」として、慎重な態度。イラクについては、革命防衛隊がイラクに入り込んでいるとしてアメリカは強気に出ているが、それと比べると対照的。
Laghman 省の Alishang 地区で 20 日、アフガニスタン北東部でタリバンの幹部を務めていた人物が、聯合軍の航空攻撃によって死亡した。この人物は Fateh Gul Haqparast といい、軍閥の幹部・かつ Hekmatyar Gulbuddin やタリバンともつながりがあった。この Haqparast が、Laghman 省や Kapisa 省で発生している暗殺や IED 攻撃、その他の聯合軍・政府軍に対する攻撃、さらに Mehtar Lam PRT (Provincial Reconstruction Team) や Alishang District Center への攻撃、民間人に対する爆弾攻撃などにも関わっているという情報を得て、所在をつかんで航空攻撃を仕掛けたもの。Laghman 省で過去 3 ヶ月の間に、武装勢力の幹部が死亡、あるいは拘束されたのは、これで 6 人目。
Paktika 省では、アフガニスタン軍と聯合軍が実施した作戦で、2 名を拘束。Haqqani なる組織のために働き、密輸してきた武器を隠匿していた容疑。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/22)
Baghdad の Sadr City で、警察が検問所で不審なトヨタ・コースター (トヨタのマイクロバス。原文は Toyota Costa) に停止を命じて捜索を始めたところ、積んであった爆弾が爆発、犯人が死亡したほか、民間人に負傷者が出た。
聯合軍は Baghdad 南東アルカイダ関係者 2 名を拘束、Baghdad 北方の Taji でもテロリスト 11 名を拘束した。
Multinational Division Baghdad は 20 日、Tarmiyah 北方でアルカイダ関連組織のリーダーを拘束した。そのほか、地元住民からの通報により合計 14 名を拘束。
Nineveh 省の Fadiliyah では、イラク軍がアルカイダ関連組織の中堅幹部 1 名、その他の武装勢力 46 名を拘束している。件の幹部は、シリアからイラク北部への外国人テロリスト流入に関与していた容疑がある。
そのほか、爆弾製造材料を発見するとともに 5 名を拘束、第 40 騎兵聯隊・第 1 大隊・A 中隊が Baghdad 南方で迫撃砲用の炸薬や機関銃弾などを発見するとともに 6 名を拘束、警察と米軍が Jisr Diyaka でパトロール中に 155mm 砲弾 10 発、続いて 155mm 砲弾のケーシング 100 発分を発見、といった事件があった。
Baghdad 南西の FOB に間接砲撃があり、Task Force Marne 所属の兵士 1 名が死亡、2 名が負傷した。また、Multinational Division Baghdad 所属の兵士 1 名が戦闘任務外の事故で、別の兵士が Baghdad 東部をパトロール中に小火器で撃たれたときの怪我が原因で、それぞれ死亡した。Baghdad 南西では路傍爆弾攻撃により、Multinational Division Baghdad の兵士 1 名が死亡、3 名が負傷した。別の路傍爆弾攻撃で、Task Force Marne 所属の兵士 1 名も死亡した。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/4/22)
聯合軍とアフガニスタン軍は、Nangahar 省で自爆テロに関わった容疑がある武装勢力と、Helmand 省でも別の武装勢力と交戦、いずれも武装勢力側に 1 名の死者があった。また、Khowst 省では過激派・Haqqani と関連があるとみられる容疑者 3 名を拘束した。
20 日に Nangahar 省の Qaleh Shahi という村落の住民が、武器集積所があると警察に通報。調べてみたら、82mm 迫撃砲弾 15 発、無反動砲の砲弾、各種の RPG が合計 62 発あった。過去 3 週間の間に発見された武器集積所の 75% は Nangahar 省に集中している。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/20)
聯合軍は Mahmudiyah 近郊で、テロ活動容疑者 8 名を拘束した。別の任務では、塩素ガスタンク 7 個を保管した建物を発見、処分した。
アルカイダ関連組織の捜索を行った聯合軍がターゲットの建物に突入した際に交戦、テロリスト 7 名が死亡、そのほか 15 名を拘束した。Baghdad では、聯合軍が自動車爆弾攻撃を行っている組織に対する捜索を実施、ターゲットとなった建物に踏み込んだ際に撃ち合いとなり、武装したテロリスト 1 名が死亡。さらに 6 名を拘束するとともに、自動車爆弾の製造材料を発見した。
Baghdad では別件で、IED 攻撃を行っている組織の関係者 2 名を拘束。Mosul でもアルカイダ関係者 10 名を拘束している。
Baghdad 南西にある Husayniayh al-Bayaa Mosque で、Multinational Division Baghdad 所属の兵士が武装勢力と交戦、武装勢力 2 名が死亡した。このとき、最初に踏み込んだ部隊に第 1 騎兵師団・第 4 旅団戦闘チームからの応援が加わり、さらに攻撃ヘリまで駆けつけて 30mm 機関砲弾 100 発あまりを撃ち込んだ。制圧後に近隣を捜索したところ、爆弾製造材料を発見、容疑者 1 名を拘束。モスクの捜索はイラク陸軍・第 2 師団・第 1 聯隊・第 1 大隊が担当した。
Baghdad の Rusafa 地区で自動車爆弾事件が発生、民間人 5 名が死亡、10 名が負傷した。Karadah Peninsula の戦闘外哨にいた米陸軍・第 2 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チームの兵士が、爆発音を聞きつけて出動した。さらにイラク陸軍や警察も加わり、現場を確保した上で救援活動に従事。Baghdad では 18 日に自動車爆弾事件が 4 件発生して、民間人 150 名が死亡、200 名以上が負傷したばかり。

今日のイラク (AFISNews 2007/4/19)
Nablis で 17 日、イラク軍の戦闘外哨に対して突っ込んできた自動車があったが、そこにいたイラク陸軍・第 2 師団・第 2 旅団の兵士は件の自動車が自動車爆弾攻撃を仕掛けるためのものだと判断、運転していた人物を射殺した。積まれていた爆弾が爆発して、民間人 3 名が死亡、4 名が負傷したが、もともと狙っていたターゲットへの攻撃には失敗した。その後、イラク軍は負傷者に対する救護活動を実施。
Salah Ad Din 省の Mukayshifah で、救急車を狙った爆弾攻撃が発生、民間人 3 名が負傷した。米陸軍・第 82 空挺師団・第 3 旅団が出動して救護活動に従事。
Multinational Division Baghdad が Al Shira にある病院の近くで 17 日、爆発物やプロパンガスタンクを入れたコンテナ 5 個を発見。2 日前にも武装勢力による攻撃があった場所だが、今回は地元住民からの通報を受けて米陸軍・第 5 騎兵聯隊・第 2 大隊が出動、調査を実施した。
Multinational Division Baghdad 所属の兵士 2 名が Baghdad 北方をパトロール中に、IED 攻撃に遭って死亡した。この件ではさらに 2 名が負傷している。また、別の兵士 1 名が Baghdad 南西をパトロール中に、小火器で撃たれて死亡した。そのほか、Task Force Marne 所属の兵士 1 名が Baghdad で、戦闘任務外の事故で死亡した。

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こぼれ話

アメリカン・カルチャーに触れる (NavNews 2007/4/25)
Task Force 76 や佐世保基地に所属する米海軍、それと英語訓練課程に通っている陸上自衛隊員が、4/21 に Koyoryo Children's Home (訳注 : 長崎県大村市にある児童養護施設「向陽寮」のことらしい) を訪問、イースター慰問を実施した。昨年にも、ハロウィン、クリスマス、そしてバレンタインデーに慰問を行っている。

体力・気力の源だから (AFISNews 2007/4/25)
Starbucks Coffee Company の従業員が、イラクやアフガニスタンに展開している陸軍・空軍・海兵隊のためにコーヒーを寄贈した。Peter Pace 統合参謀本部議長が 4/18-22 にかけてアフガニスタンを訪問した際、乗っていた C-17A には議長と一緒に 5,500lb のコーヒーが積まれていた。
これまでにも同社の従業員は、米軍に多量のコーヒーや紅茶を寄贈している。Andrews AFB からは、2005/8 に 5,000lb、2005/12 に 18,000lb、2006/7 に 1,100lb のコーヒーを、C-17A に載せて送り出した。現場の兵士からは、カードや電子メールで感謝の念が伝えられているとのこと。

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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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