警 告
「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。
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一般ニュース
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/14)
SIPRI が、武器取引情報のデータベースを公開した。期間や対象国を指定できるほか、Excel ファイルを生成する方法と画面上に表を表示する方法を選択できる。(SIPRI)
スイス当局は、台湾がフランスからフリゲートを購入した際に発生した贈賄疑惑に関連して 5 億 2,000 万ドルの資金差し押さえを行っていたが、そのうち 3,400 万ドルを変換した。ただし、残りはまだ差し押さえたまま。(Swiss Information Service)
韓国で、214 型潜水艦の 2 番艦が進水した。独 HDW (Howaldtswerke-Deutsche Werft) 社の設計に基づいて韓国国内で建造しているもので、艦名は Jeongji。(Korea Overseas Information Service)
なんだってまた (AFNews 2007/6/13)
米空軍は、MQ-1 Predator×21 機を 5 月末に、米特殊作戦軍団 (USSOCOM) の指揮下に移した。さらに、デポ整備中の機体×7 機についても同様の措置をとるため、移管するのは全部で 28 機となる。3 月に T. Michael Moseley 空軍参謀総長が表明していたもので、対テロ戦支援のためだとしている。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/13)
NATO IC (NATO Infrastructural Committee) が、6/10-17 にかけてハンガリーを訪問している。これは、NSIP (NATO Security Investment Program) の枠組みの下で、ハンガリーに 3 ヶ所目のレーダー基地を設置するためのもの。すでに Kecskement と Papa の空軍基地に 3 次元レーダーを据え付けているが、さらに増強を図る。(Hungarian MoD)
ニュージーランド海軍の多用途艦・HMNZS Canterbury が、公式に就役した。同国海軍で最新かつ最大の軍艦。主機ディーゼル・エレクトリック、最高速度 19kt、人員・車輌・物資の輸送能力があり、揚陸はシーステート 3 まで可能、59t の LCM×2 隻を搭載している。(New Zealand Defence Force)
各種の技術情報、意志決定ツール、関連サービスといった製品を手がけている IHS 社が、Woodbridge 社から Jane's Information Group の株式を買収して傘下に収めた。(IHS)
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/6/12-13)
米陸軍は、MDARS (Mobile Detection Assessment Response System) なる警衛用ロボットを導入する。INS/GPS 誘導で 20mph で移動可能、サイズは 9ft、重量 3,500lb、担当メーカーは General Dynamics Robotics Systems。300m 先までの範囲を秒間 2 回のペースでスキャンできる。まず 7,000 万ドルで 24-30 台を導入することになる模様。
米陸軍は HMMWV 後継車・JLTV (Joint Light Tactical Vehicle) の要求仕様を変更、ペイロード増加、フラット・タイヤ 2 個の装備、自己診断機能や発電機 (30kW) の搭載、トレーラー牽引機能の追加、弾薬搭載量の増加といった内容。ペイロード増加は、汎用型が 5,500lb (+200)、指揮車型が 5,100lb (+880)、機動型 (ground maneuver vehicle) が 6,700lb (+400) といった内訳。海兵隊向けは、戦闘用が 4,326lb、指揮車型が 4,000lb となっている。
EU は ESDP (European Security and Defense Policy) に基づいて RRF (Rapid Reaction Force) 構想を進めているが、この構想からトルコが手を引くことになった。EU 加盟をめぐるゴタゴタが原因。
北朝鮮は、韓国海軍の軍艦 10 隻が黄海で領海侵犯したと主張。
Nicholas Burns 米国務副長官は、イランがアフガニスタンのタリバンに武器を供給していると主張。Robert Gates 国防長官も、今月初めに同様の主張を行っている。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/12)
世界各国の国防支出合計は 5,290 億ドル (3,960 億ユーロ) で、前年の 5,050 億ドルより増えた。SIPRI (Stockholm International Peace Research Institute) のまとめによる。そのうち 46% がアメリカでダントツの第一位、続いてイギリス、フランス、中国、日本という順番。それぞれだいたい 4-5% ずつ。一方、兵器の輸出入について見ると、輸出のトップはアメリカ ($79bn)、次がロシア ($67bn)、以下ドイツ ($39bn)、フランス ($16bn)、オランダ ($15bn)、イギリス ($11bn)。輸入の方は中国、インド、イスラエル、サウジアラビア、UAE という順番。(Deutsche Welle German radio)
ちなみに、韓国の国防支出は 219 億ドルで、11 位にランクされている。世界全体の 2% を占める。(Korea Overseas Information Service)
大した兵器産業基盤を持たないはずのベラルーシが、兵器輸出の面で上位に出てくるのはなぜか、というのは以前からの謎。米議会調査部 (CRS : Congressional Research Service) のまとめによると、1998-2005 年にかけて 11 位にランクされているベラルーシは兵器輸出額 11 億ドルに達しているが、その仕向地は紛争地帯にある国が多い。具体的には、イエメン、スーダン、中国、イラン、パキスタン、シエラレオネ、象牙海岸、コンゴ、アルジェリア、前政権時代のイラク、紛争が続いていた時期のバルカン半島諸国、といった具合。ただ、ベラルーシ自身の産業基盤は、手持ちの旧ソ聯製兵器をメンテナンスしたりアップグレードしたりする程度の規模しかなく (工場 30 ヶ所、研究施設 15 ヶ所など)、旧ソ聯時代の在庫も払底または陳腐化しているはずで、どうやってこれだけの需要に対応しているかという疑問が出てくる。考えられる仮説のひとつは、ロシアがベラルーシをトンネルに使ってヤバそうな国への兵器輸出を行い、その際にベラルーシの Lukashenko 大統領が利益を得ているというもの。実際、ベラルーシの野党は「大統領の、兵器輸出に伴う蓄財」を指摘している。(Forecast International)
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/6/11)
米 Lockheed Martin 社の Skunk Works が、マッハ 6 級の偵察機を開発しているという話。高度 10 万フィートを 4,000mph の速力で飛行できる機体の極秘開発計画を発注している、という内容で、2020 年のデビューを目指している由。名称は SR-72、無人機で、偵察用の機材と兵装を交換できる模様。
英陸軍参謀総長の Sir Richard Dannatt 大将が、FRES 計画の進展の遅さに対して不満を表明、「これ以上の遅れは認められない」と。
LCS (Littoral Combat Ship) の建造スケジュールが遅れているため、同艦に搭載するミッション・モジュールの方も開発・生産ペースが鈍化している。対機雷戦、対潜戦、対水上戦と 3 種類のモジュールを開発する計画で、合計 43 種類のシステムを開発・試験する。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/11)
イスラエルは、偵察衛星 Ofeq 7 (英語表記では Ofek 7) を、2007/6/11 に Shavit ブースターで打ち上げた。この後、任務遂行能力や性能を検証した後で実任務に就く。乾燥重量 300 Kg、高さ 2.3m、直径 1.2m、太陽電池を展開したときの幅 3.6m、運用寿命は 4 年以上。(Israeli MoD, IAI)
フィリピン空軍 (PAF) は、米軍中古の UH-1H×10 機を受領、Gloria Arroyo 大統領がセレモニーに出席してシャンパンを割った。20 機を 2,200 万ドルで、FMS 経由で購入する分の第一陣で、再生補修作業を行った後で引き渡したもの。フィリピン軍が使っている、もっと古い UH-1 ヘリコプターの代わりにする。UH-1 以外には、OV-10 と MG-520 ヘリ×16 機がある。このほか、アメリカは 2006 年 4 月に C-130×1 機も引き渡している。(U.S. Embassy in the Philippines, DefenseNews 2007/6/10)
米海軍はギニア湾諸国を対象とした訓練プログラムに乗り出す。ギニア湾に軍艦を送り込んで洋上の司令部兼訓練拠点 (GFS : Global Fleet Station) とした上で、各国に訪問するなどして、今後 5-6 ヶ月に渡って訓練を施してまわる。また、港湾施設などのインフラ改善、洋上監視や阻止作戦の能力向上も図る。対象となるのは、セネガル、リベリア、ガーナ、サントメ・プリンシペ、カメルーン、ガボン、アンゴラ。ナイジェリアも関心を示しているが、とりあえず選挙の結果待ち。(DoD)
ドイツは、国連安保理決議 1701 号 (2006/8/11 付) の履行に協力する一環として、同国海軍の中古哨戒艇×2 隻をレバノン海軍に供与した。所要の資金 120 万ユーロはドイツ側の負担。(German Foreign Ministry)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/8)
イタリアの軍民共用レーダー偵察衛星・COSMO-SkyMed が、アメリカ・カリフォルニア州の Vandenberg AFB から打ち上げられた。Thales Alenia Space 社と Telespazio 社が開発に参画している。2009 年までに 3 基を打ち上げる予定。(Thales Alenia Space)
ロシアの Plesetsk Cosmodrome で 6/7 に、Soyuz ロケットを使った 1,722 回目の打ち上げが実施された。Arianespace が露 Starsem と組んで、ロシア政府機関向けの衛星を打ち上げたもの。今年に入ってから 5 度目の打ち上げ成功で、前回は Globalstar 社向けの通信衛星 4 基を 2007/5/30 に低高度の周回軌道 (LEO) に投入している。(Starsem)
ロシア議会は韓国に対する Technology Safeguard Agreement の緩和を承認。これにより、衛星打ち上げロケット・KSLV-1 (Korea Space Launch Vehicle-1) で使用する第 1 段ロケットを、ロシアから韓国に輸出できることになった。第 2 段ロケットについては、ロシアからの技術支援を受けて韓国で製造する。Technology Safeguard Agreement は、センシティブな技術が他国に漏洩しないように規定しているもの。(Korea Overseas Information Service)
米海軍と米海兵隊の Airworthiness Office は、Web ベースの Flight Clearance System を導入、待ち時間を 45 日から 2 日 (場合によっては最短で 2 時間) に激減させた。このシステムは、利用可能な機体と兵装の組み合わせについてまとめたもので、新しい兵装を航空機に搭載する際にかかる作業の手間を軽減したもの。たとえば、海兵隊が CH-46E×2 機を喪失した後で、それまで兵装がなかった後部ランプに機関銃を追加設置しようと決めた際に、必要な作業を迅速に片付けるのに役立った。もともと CH-46 は後部ランプに兵装を搭載するようにできていないので、そこに機関銃を載せると、重量や発射時の反動、うっかりして機体を撃ってしまう可能性など、いろいろ問題が出てくる。そうした突発的な問題の解決を支援するのが、このシステムのお仕事。(NAVAIR)
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/6/7-8)
新華社通信によると、中国は過去 9 年間で 50 万発の地雷を処分したが、保有しているとみられる 1 億 1,000 万発のうち 0.5% でしかない。1998 年から 8 ヶ所の施設で、古くなった地雷を処分しているもの。International Campaign to Ban Landmines は、中国は 1990 年代末から 2005 年までに対人地雷 220 万発を処分したとしている。
米財務省はイラン関連企業 4 社を対象とする制裁を発動、アメリカ企業との取引禁止や在米資産の凍結を実施した。Bank Sepah、Bank Saderat、Pars Tarash、Farayand Technique で、後 2 社は AEOI (Atomic Energy Organization of Iran) の代理として取引を行っていたとしている。
インド軍は、兵士の自殺や兵士同士の暴行を防止するための、心理面のケアに乗り出した。
ロシアの Vladimir Putin 大統領は、「アメリカは MD 用の迎撃ミサイルをトルコ、ないしはイラクに配備すべきだ」と発言。
チェコの Mirek Topolanek 首相は、ロシアの Vladimir Putin 大統領による「米露共同ミサイル防衛基地」構想を歓迎。これは、アゼルバイジャンにあるレーダー基地を共同使用してはどうか、というもの。
グルジア議会は、Mikheil Saakashvili 大統領が提示していたイラク派遣部隊の倍増計画を承認。これにより、派遣部隊は現行の 859 名から 2,000 名規模となる。
米海兵隊の EFV (Expeditionary Fighting Vehicle) 計画は、以前に予定していた総予算 127 億ドルが 27% アップ、159 億ドルに増えている状況で、さらにスケジュール遅延や信頼性の問題にも見舞われている。昨年 8 月の時点で、2007 年から量産開始して 2010 年に配備実現、単価は 1,230 万ドルという話になっていた。ところが、昨年 12 月に信頼性の問題が露見、さらに議会の要求により、調達数量を 1,013 両から 573 両に減らす話が今年 2 月に決定済み。3 月になって、IOC が 2015 年、FOC が 2025 年という話に加えて単価も 2,230 万ドルに上昇という話が出てきた。それでも、「安全保障の見地から必要」「代わりがいない」「上昇後の単価もリーズナブルである」「問題再発防止を図る」ということで、国防総省と海兵隊は計画の続行を決定。単価 2,160 万ドルで総額 124 億ドルとする。2011 年のマイルストーン C まで SDD フェーズを実施する予定。
米海兵隊の要求を実現しようとすると、月産 1,200 両の MRAP が必要だが、メーカー側の生産能力は 900 両しかないとして、装備品の国内調達を義務付けている DPA (Defense Production Act) を手直しして一時的に規制を緩和する特別措置法 (Emergency Industry Law) を制定してはどうか、という声が議会で出ている。
海賊船長、ではない (DoDNews 2007/6/6)
USS Kidd (DDG-100) の就役式が、6/9 にテキサス州 Galveston で開催された。艦名は、真珠湾攻撃のときに USS Arizona (BB-39) の艦橋で戦闘を指揮、戦死して議会名誉勲章 (MoH) を遺贈された、Isaac Campbell Kidd Sr. 海軍少将にちなんだもの。スポンサーは Kidd 少将の孫、Regina Kidd Wolbarsht と Mary Corrinne Kidd Plumer の両氏。
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産業・装備・調達
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/14)
F-35 JSF 計画に参加しているヨーロッパ諸国の関係者が 6/13 にイタリアの Rome に集まり、今後の計画推進や就役後の整備・兵站支援業務などについて協議した。まだ F-35 計画への参加を正式に確定していないノルウェーも、参加の可能性に備えて会議に顔を出している。(Dutch MoD)
米 GDLS (General Dynamics Land Systems) 社は米陸軍から、M1 Abrams 戦車を対象とする STS (System Technical Support) 業務を 730 万ドルで受注した。要改善点や老朽化したパーツを見つけ出して改良を施し、高い即応水準を維持するもの。それとは別に、Stryker 装甲車を対象とする兵站支援業務も 1,050 万ドルで受注している。(GDLS)
Northrop Grumman・L-3 Communications・Lockheed Martin の 3 社は、AESA レーダーを使って飛行中に通信リンクを確立する実験を成功裏に実施した。いわゆる R-CDL (Radar Common Data Link) で、Northrop Grumman 社が用意した BAC 1-11 と L-3 Communications 社が用意した地上ステーションの間でストリーミング動画再生を実施、データ伝送能力は 274Mbps の全二重。(Northrop Grumman)
米 Boeing 社は、オーストラリアから受注している AEW&C 機・Wedgetail のミッション・システムを対象とする飛行試験を開始した。システムを実際に機体に積んで動作させてみて、まず、電源系統や環境制御システムなどに及ぼす影響を調べた。年末には 2 号機も加わり、システム・レベルの開発試験に入る。(Boeing)
米 Boeing 社は、開発中の SDB II (Small Diameter Bomb Increment II) で使用するデータリンク機器の担当メーカーとして、米 Harris 社を選定した。現在、2006 年 4 月にスタートしたリスク低減フェーズの最中で。SDB II ではデータリンクに加えて終末誘導用のマルチモード・シーカーを備えており、移動目標の攻撃が可能。(Boeing)
スウェーデンの Musko 海軍工廠で実施している整備作業と人員・施設を、Kockmus 社が買い取って運用することになった。基本契約 3 年、オプション契約 2 年。(Kockums AB)
JCA 決定 ! (Contracts 2007/6/13, DefenseNews 2007/6/13, Finmeccanica via Defense-Aerospace.com 2007/6/14)
L-3 Communications Integrated Systems 社は米陸軍から、C-23 Sherpa、C-12、C-26 を代替する JCA (Joint Cargo Aircraft) として、C-27J Spartan×78 機を受注した。受注額は 20 億 4,000 万ドルとなる見通し。機体に加えて、ロードマスターの訓練と、陸軍・空軍向けの兵站支援業務を含む。12 ヶ月単位の低率初期生産 (LRIP)×3 ピリオド、12 ヶ月単位の全規模量産 (FRP)×2 ピリオドで構成され、後者はオプション契約扱い。(W58RGZ-07-0099)
この第一陣の内訳は、陸軍向け 54 機、空軍向け 24 機。そのうち LRIP の第一陣は 13 機とのこと。最終的には今後 10 年間で総数 204 機・60 億ドル規模に発展する可能性がある。
この C-27J を受注した GMAS (Global Military Aircrafts Systems) なるジョイント・ベンチャーは、L-3 Communications Integrated Systems (L-3 IS) と Alenia Aeronautica (Alenia North America 経由) が設立したもの。さらに Boeing 社も参画している。C-27J はすでに、イタリア (12)、ギリシア (12+3)、ブルガリア (5)、リトアニア (3) の受注を獲得している。
今日のお買い物 (Contracts 2007/6/13)
Lockheed Martin 社 Maritime System and Sensors - Marine Systems 部門は米海軍から、Ticonderoga 級イージス巡洋艦の近代化改修に関する修正契約を、$23,163,694 で受注した。ORDALT キット、Mk.683、スペア類で構成する改修キットを納入して、CG53〜58 の Mk.41 を更新する。(N00024-98-C-5363)
Raytheon 社は米海軍から、AN/ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting Forward Looking Infrared) ポッドの全規模量産分ロット 4・ロット 5 に関する修正契約を $18,548,481 で受注した。赤外線マーカーのアップグレードを実施するもの。(N00019-06-C-0310) [これまでの納入実績は 190 基、現在はロット 3 を量産中。2007/12 からロット 4 にとりかかる予定 by Defense-Aerospace.com 2007/7/13]
General Dynamics Armament and Technical Products 社は米海軍から、イージス・システム用の Mk.82 mod.0 Guided Missile Director (2 軸モーション機構付きのアンテナ・マウント・アセンブリー)、Mk.200 mod.0 Director Controller、その他の AWS (AEGIS Weapon System) 主要コンポーネンツを 8 セット、$8,012,177 で受注した。オーストラリアとスペインに FMS 経由で輸出するもので、6 セットがオーストラリア向け、2 セットがスペイン向け。(N00024-07-C-5103)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/13)
仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l’Armement) は、参加各国 (イタリア、スウェーデン、スペイン、ギリシア、スイス、フランス) の装備調達部門で構成する Neuron Strategic Board に対して、1 億 3,000 万ユーロを投じる計画策定フェーズの開始を通知した。これから 19 ヶ月かけて、デモンストレーター機の外形や設計を固めて、コンポーネントやインターフェイスの詳細設計を実施する。その後、開発作業とデモンストレーターの製造に移り、2011 年の初飛行を目指す。まずフランスとスウェーデンで飛行試験を実施した後、イタリアに場を移す予定。参加企業は、Alenia Aeronautica、SAAB、EADS CASA、HAI、RUAG Aerospace、Thales、Dassault Aviation。(French MoD)
Forecast International は、サウジアラビアをしのぐ経済急成長をバックに、UAE が中東で最大の兵器市場になるという見通しを示した。これまでに、AH-64A×30 機、Mirage 2000-9×30 機、F-16E/F Desert Falcon×80 機といった大口案件が続いてきていたが、これらのプラットフォームを有効に機能させるためのシステム作りに重点が移る、と予測している。(Forecast International)
イラク空軍の King Air 350ER に搭載するセンサーとして、米 General Atomics Aeronautical Systems 社が、移動目標識別機能を持つ合成開口レーダー (SAR/GMTI)、Lynx IIE を受注した。5,300 万ドルで 5 機を発注しており、このレーダーに加えて L-3 Wescam 社製の MX-15i EO/IR センサー・ターレット、Exclusive Charter Services 社製の CLAW センサー・コントロールと分析用ソフトウェア、それと高速データリンク機器を装備することになっている。この件で General Atomics 社は、L-3 Communications West、L-3 EO/IR、Exclusive Charter Services の各社とチームを組んでいる。(General Atomics)
オーストラリア空軍向けの A330 MRTT (Multi Role Tanker Transport) が、スペイン・Madrid 近くの Getafe にある EADS CASA 社工場をロールアウトした。(EADS)
米ミサイル防衛局 (MDA) は、アラスカの Adak 島に設置した SBX (Sea Based X-Band Radar) を、定期整備とアップグレードのためにハワイの Pearl Harbour に移動すると発表した。6 月末に移動を完了した後、数ヶ月かけて所要の作業を実施する。(MDA)
Thales 社が Astute 級 SSN 向けに開発している Type 2076 Stage 5 ソナーが、CDR (Critical Design Review) の承認を獲得した。2008 年に IOC、2009 年に FOC を獲得する予定。コンピュータの処理能力は最新のノート PC×400 台分。COTS 化を図ったおかげで、Stage 4 より Stage 5 の方が 25% もコンパクトになり、コストも下がっている。(Thales Nederland)
米 Northrop Grumman 社は米海軍から、BQM-74E 標的機×80 機を 2,500 万ドルで受注した。兵装の開発や訓練用として、BQM-74E は年間 250 フライトをこなしている由。(Northrop Grumman)
Atlas-QED コンソーシアム (Atlas Elektronik UK, EDO, QinetiQ) は英国防省から、対機雷戦 (MCM : Mine Counter Measures) 向けの FAST (Flexible Agile Sweeping Technology) TRD (Technology Readiness Demonstrator) を受注した。ゆくゆくは CIS (Combined Influence Sweep) の実現を企図しているもので、まず USV を使って試験・評価を実施するもの。キー・テクノロジーのリスク低減と熟成、現実的なシナリオにおける USV 掃海のデモンストレーション、USV の発進/回収のデモンストレーション、そして国防省が得た USV MCM に関するノウハウの民間企業への伝承、といった作業を実施する。
米 GDLS (General Dynamics Land Systems) 社は、260 万ドルを投じてアラバマ州の Anniston と Oxford に製造拠点を増強、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の増産に対応する。同社は米 Force Protection 社と組んで Force Dynamics なるジョイント・ベンチャーを設立、MRAP カテゴリー I と同カテゴリー II に対応する車輌を製造・納入している。(GDLS)
米 Pratt & Whitney 社と英 Rolls-Royce 社は、F-35 Lightning II の STOVL 型で使用する F135 エンジンの認証試験 (system qualification test) を完了したと発表した。リフトファンを取り付けた状態で、所要の推力を実現した由。また、このリフトファンとエンジン本体の間に入るギアボックスについても、3 段階に分けて実施していた試験を完了した。(Pratt & Whitney)
米 Boeing 社はコネティカット州の関係者に対して、米空軍の KC-X で KC-767 が採用されれば、コネティカット州に対して年間 4,000 名規模の雇用創出と 1 億 8,500 万ドルの経済効果がある、と説明した。機体の組み立てはワシントン州 Everett で実施するが、コネティカット州にはエンジン担当の P&W 社がある。(Boeing)
米 Northrop Grumman 社と米 SAIC (Science Applications International Corp.) 社は、ジョイント・ベンチャー AMSEC 社の再編成を発表した。AMSEC は海軍の艦船や航空機を対象としてエンジニアリング・兵站・技術面のサポートを提供している会社だが、航空・戦闘システム・strike force integration を切り離して SAIC の傘下に移し、残る艦艇関連部門は Northrop Grumman 社 Newport News 部門の下に移す。(Northrop Grumman, SAIC)
今日のお買い物 (Contracts 2007/6/12)
Vanguard Contractors、Mortenson, Minneapolis、American Bridge、、Hourigan Construction、Coakley Williams Construction の各社は米海軍から、格納庫を対象とする建設・補修・建て替え・補修の作業を受注した。NAVFAC Mid-Atlantic (Naval Facilities Engineering Command Mid-Atlantic) の管轄地域が対象。基本契約 1 年とオプション契約 4 年で、全社の合計は最高で $150,000,000。最低保証額は $25,000。まず、Vanguard Contractorsis 社が NS Norfolk に 2 モジュールの Type I メンテナンス・ハンガーを建設する作業を $18,994,495 で受注した。(N40085-07-D-7019, N40085-07-D-7020, N40085-07-D-7021, N40085-07-D-7022, N40085-07-D-7023)
BAE Systems Technology Solutions & Services 社は米海軍から、艦載通信システムの開発・調達・インテグレーション・試験・導入・承認、陸上施設用通信システムの開発とインテグレーション、水上艦部隊への通信システムの展開、移動式/航空機搭載用の C4I インターフェイス用通信システムの開発・試験・インテグレーション、といった作業を対象とするテクニカル/エンジニアリング・サポート業務のオプション契約分を、$7,595,003 で受注した。(N00421-01-C-0077)
Pacific Consolidated Industries 社は米空軍から、AFRL (Air Force Research Laboratory) の ROSA 部門 (Directorate Real-time Optical Surveillance Applications) を対象とするサポート業務を $10,000,000 で受注した。(FA9451-07-D-0203/0001)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/12)
韓国は今月から、新型歩兵戦闘車・NIFV (Next Infantry Fighting Vehicle) の量産を開始する。水陸両用で、旋回砲搭に安定化機構付きの 40mm 機関砲と、7.63mm 機関銃 (注 : この数字は原文ママ)、対戦車ミサイルを備える。重量 26t、最高速度 70km/h。固有乗員 3 名、乗車歩兵 9 名。(Korea Overseas Information Service)
米 Northrop Grumman 社は米空軍から、B-2A に搭載する新型 EHF 衛星通信端末機の開発を 62 ヶ月・1 億 7,100 万ドルで受注した。3 段階 (increment) に分けて開発を進める方針で、そのうちの第一陣にあたり、2 月の Milestone B 決定を受けて推進が決まった。現行の UHF 衛星通信機と比較すると、100 倍のデータ伝送能力を実現する。Increment I では、現行の飛行制御コンピュータを Lockheed Martin Systems Integration 社製の統合コンピュータに換装、機内に光ファイバー網を張り巡らして Honeywell Defense and Space 製のディスクドライブを積み込み、高速の EHF 通信機に耐えられる能力を持たせる。次の Increment II で EHF 通信機を搭載、Increment III でそれを制御系やディスプレイと完全に統合化する。これ以外にも、80 発の爆弾にそれぞれ異なるターゲットを指示できるスマート・ボムラックの装備、整備の手間を軽減する表面コーティング、目標指示や脅威に関する情報の入手を助ける見通し線戦術データリンク、AESA レーダーの導入、といった改良計画が実現、あるいは進行中。(Northrop Grumman)
米 Boeing 社 (傘下の McDonnell Douglas 社) は先日、JDAM 用のレーザー誘導キットを受注したが、F-15E や F-16 を使ったデモンストレーションでは、この 500lb 級レーザー JDAM (LJDAM) を高度 24,000ft から 12 発投下して、高速で移動中のターゲットに命中させることに成功している由。目標指示には機体側のレーザー目標指示器を使った。(Boeing)
芬 Patria 社はフィンランド軍から、対人地雷の廃止後に使用する代替手段としての監視用小型 UAV を受注した。MASS (Modular Airborne Sensor System) UAV×2 機、地上管制ステーション×1 基、デジタル・データリンク、スペアという内訳で、UAV に搭載した画像センサーで昼夜を問わない監視やターゲットの識別を行い、データを地上に送ってくる。(Patria)
芬 Patria 社はフィンランド海軍から、同社製の 120mm 単装迫撃砲塔 Nemo と、Marine Alutech 社製の小型艇 Watercat M12 Jurmo を組み合わせた「迫撃砲艇」の、概念研究契約を受注した。その後の試験や量産まで視野に入れたもので、海側から陸上の沿岸防備部隊に火力支援を行う用途を想定している。(Patria)
Kongsberg Defence & Aerospace 社は米陸軍から、納入済みの Protector ウェポン・ステーションをアップグレードする作業を 1 億 800 万クローネ、加 General Dynamics Land Systems - Canada 社から Protector ウェポン・ステーションのスペアパーツを 5,460 万クローネで、それぞれ受注した。(Kongsberg Defence & Aerospace)
米 Northrop Grumman 社は米空軍から、AIRSS (Alternate Infrared Satellite System) に関するオプション契約分を 800 万ドルで受注した。2006 年 12 月に受注が決まった 2,480 万ドルの契約の一環で、熟成を図って SDR (System Design Review) をパスした後のエンジニアリング/分析作業が対象。一連の作業を通じて、AIRSS 用ペイロードの地上試験実施に向けたリスク低減を図る。(Northrop Grumman)
JAS39 Gripen のオプションに、Link 16 データリンク (a.k.a. TADIL-J) が加わった。MIDS/JTIDS アーキテクチャの下で敵情、電子戦データ、任務情報、兵装割り当てなどのデータをやりとりするための、NATO 標準データリンク。スウェーデンでは Saab 35 Draken の時代からネットワーク機能を持たせていたが、選択肢が増えた形になる。(Saab AB)
イギリス軍では、古くなった軍用トラックを代替するため、MAN ERF 社製軍用トラックの導入を推進中。4x4、6x6、8x8、さらにさまざまな派生型があり、全部で 7,000 両あまりの導入を予定している。(MoD UK) [いわゆる SV 計画ですな]
米 Lockheed Martin 社は F-35 Lightning II に装備する EOTS (Electro Optical Targeting System) のデモンストレーションを成功裏に実施、対空・対地の両方で多機能光学センサーとして機能し得ることを実証した。Phoenix の Goodyear Airport を拠点にして Sabreliner に EOTS を搭載して実施したもので、IRST (Infrared Search and Track) に関するデータ収集、FLIR (Forward Looking Infrared) による目標追跡、さらにレーザーについてもテストを行った。EOTS の開発には、LANTIRN や Sniper といった過去の製品の経験が活かされている。この後、これをアビオニクス試験機・CATB (Cooperative Avionics Test Bed) に組み込んで、2008 年の第二四半期には完全なセンサー・アビオニクス一式を揃える。(Lockheed Martin)
米 Raytheon Space and Airborne Systems 社が 15 ヶ月・1,500 万ドルの契約で開発していた衛星搭載用センサー、ARTEMIS (Advanced Responsive Tactically Effective Military Imaging Spectrometer) が完成して、米空軍に引き渡された。12 月に打ち上げ予定の TacSat-3 に搭載する。この手の開発プログラムは、普通なら 4-5 年かかるところだと担当者。ARTEMIS は、既製品のコンポーネントを活用して、急いでパッと組み立てて軌道に投入できる即応性の高さが特徴。野戦指揮官からの要請があってから、3-7 日で投入できるとしている。軌道高度は 200 マイル。(Raytheon)
今日のお買い物 (Contracts 2007/6/11)
BAE Systems 社 Armament Systems Division は米海軍から、DDG-1000 に搭載する AGS (Advanced Gun System) の設計・開発・製造に関する修正契約を、$276,000,000 で受注した。(N00024-05-C-5117)
McDonnell Douglas 社は米海軍から、FY2007 分として T-45 Goshawk のエアフレーム×10 機、兵站支援分析、マニュアル、支援機材を対象とするテクニカル・サポート、試験業務を支援するインテグレーション、飛行試験計測、補修業務に関する修正契約を、$265,215,349 で受注した。(N00019-06-C-0309)
Bath Iron Works 社は米海軍から、DDG-1000 級の詳細設計・建造に関連して、先行調達と建造前の計画作業に関する修正契約を $197,071,953 で受注した。(N00024-06-C-2303)
Raytheon Integrated Defense Systems 社は米海軍から、MCB Camp Pendleton でハードウェア・ソフトウェア・文書類の修正、新しいビルドのソフトウェア納入、兵站・訓練面の支援業務、Protected Distribution System Refresh/Combat Operations Center Integration の作業を実施する、Common Aviation Command & Control System Support 2007 に関する修正契約を、$13,308,617 で受注した。(M67854-01-C-2089)
Northrop Grumman Ship Systems (NGSS) 社は米海軍から、DDG-1000 の研究・開発・試験・テクニカルサービス業務に関連する修正契約を、$9,986,434 で受注した。(N00024-06-C-2304)
SURVICE Engineering 社は米空軍から、兵装の有効性に関する分析業務を $25,000,000 で受注した。(FA9200-07-C-0056)
Lockheed Martin Space Systems 社は米空軍から、CPC (Central Power Conditioner)×50 セットに関する修正契約を $7,640,000 で受注した。LGM-118 Peacekeeper ICBM で使用していた Mk.21 再突入体 (RV : Re-entry Vehicle) に組み込んで、Minuteman ICBM に転用するために使用するもの。(FA8204-04-C-0011/P00006)
Computer Sciences Parson 社は米空軍から、オクラホマ州 Tinker AFB で実施する土木作業 (Civil Engineering Services) を $5,713,181 で受注した。(F34650-99-C-0082) [社名をみると、どうも土木作業っぽくないんだけど…]
Alliance Aviation Service 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの燃料油を $15,962,390.03 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SP0600-07-D-0115)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/11)
英海軍の新型 SSN・HMS Astute が、8 日に Barrow-in-Furness の BAE Systems 社造船所で進水した。英国防省では「スペースシャトルよりも複雑なプログラムだ」と称している。乗組員は Trafalgar 級より 17 名減って 98 名。Rolls-Royce 社が製造した核動力主機は、25 年間の就役期間全体に渡って炉芯交換の必要がない。多機能アンテナ 2 基で構成する ESM・UAP4、2076 ソナー、非貫通式潜望鏡は Thales 社製。配線の総延長は 100km、配管は 23,000 本・総延長 10km、ソフトウェアのソースコードは 500 万行。建造に関わっているサプライヤーは 30 社。(MoD UK, BAE Systems)
EU 加盟 27 ヶ国の運輸担当大臣は、Galileo 計画に対して数十億ユーロの公的資金を投入する件を承認した。当初、民間企業に委ねて 2010 年までに衛星 30 基を揃えるはずだったが資金調達に困難をきたし、公的資金の投入を余儀なくされたもの。まず 24 億ユーロ (32 億ドル)、最終的には総額 40 億ユーロを投入する。また、衛星が全部揃ってフル稼働する時期も 2012 年にずれ込んだ。
EADS 社は、マーケティング・戦略・国際事業開拓 (Global Development) 担当 COO の Jean-Paul Gut 氏が退任すると発表した。後任は、現 MBDA 社 CEO の Marwan Lahoud 氏。MBDA 社の CEO は、現 Astrium Satellites 社 CEO の Antoine Bouvier 氏が、Astrium Satellites 社の CEO は現 EADS Astrium Space Transportation 社長の Evert Dudok 氏が、EADS Astrium Space Transportation の社長は Alain Charmeau 氏が引き継ぐ。(EADS)
ノルウェー軍のトップを務める Sverre Diesen 氏とスウェーデン軍のトップを務める Hakon Syren 氏は、両国で野砲戦力の共通化を図るために協力していく、という内容の合意に調印した。砲の種類だけでなく、概念開発・教育訓練・兵站、そしてひょっとすると海外作戦の分野まで共通化を図る。スウェーデンの Bofors 社が製造する Archer をノルウェーで、ノルウェーの Kongsberg 社が製造する Protector ウェポン・ステーションをスウェーデンで、それぞれ運用する話も決まった。(Norwegian Armed Forces)
米 Armor Holdings 社は米陸軍から、米陸軍制式の抗弾ベスト・IOTV (Improved Outer Tactical Vest) を 1 億 1,200 万ドルで受注した。DHB Industries 社傘下の Point Blank Body Armor 社も、75,000 着の IOTV を 5,272 万 5,000 ドルで受注している。(Armor Holdings, DHB Industries)
英海軍が 4 隻の建造を進めている LSD(A) こと Bay 級の 4 番艦、RFA Lyme Bay が、洋上公試の最終段階となる検査工程に入った。当初は Tyneside の Swan Hunter 社が建造していたものを途中から BAE Systems 社が引き取って Clyde に回航、残りの作業を行ったもの。問題がなければ Falmouth、次いで Portland に向かい、2007/8/2 に引き渡しの予定。(BAE Systems)
米 ATK (Alliant Techsystems) 社は、Swales Aerospace 社の買収が完了したと発表した。同社は NASA や米軍向けに、衛星用のコンポーネンツやサブシステムを製造・納入している。今後は ATK 社の Mission Systems Group 麾下・Space Division として活動を続ける。(ATK)
装薬請負人 (Defense-Aerospace.com 2007/6/8 & 2007/6/11)
オーストラリア国防省は、New South Wales 州の Mulwala にある装薬工場に対して、2 億 6,400 万豪ドルを投じた施設近代化を実施する。2008 年半ばから建設作業を開始、2012 年に稼働開始とする。
この件では、主契約社の豪 Bovis Lend Lease 社とパートナーを組む米 ATK (Alliant Techsystems) 社が 5,400 万ドルの契約で人員を送り込み、鍵となる技術や機材の面倒をみることになっている。所要の建設作業は 2008 年の第二四半期にスタート、2011 年半ばに竣工の予定。ATK Launch Systems Group と ATK Ammunition Systems Group が、所要のテクノロジーを提供する。(Australian Minister for Defence, ATK)
今日のお買い物 (日本向け) (DSCA 2007/6/8)
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、日本向けに SM-3 ブロック IA と関連機材などを、総額 4 億 7,500 万ドルで輸出すると通告した。オフセットの設定はなし。内訳は、SM-3 ブロック IA (w/Mk.21 mod.9 キャニスター)×9、イージス・システムの BMD 対応アップグレード改修、Mk.41 VLS の改修 (AEGIS BMD Vertical Launch System ORDALTs)、輸送用コンテナ、スペアパーツ、補修用パーツ、文書類、技術支援、兵站支援。
今日のお買い物 (Contracts 2007/6/8)
Tompkins Builders 社は米陸軍から、ヴァージニア州 Fort Lee に Sustainment Center of Excellence 司令部を建設する作業を、$49,600,000 で受注した。(W91236-07-C-0026)
Cubic Applications 社は米陸軍から、ルイジアナ州 Fort Polk の JRTC (Joint Readiness Training Center) で実施するミッション・サポート・サービス業務について、$11,044,181 の増額契約を受注した。原契約は $468,552,672。(W911S0-07-C-0001)
SOC-SMG 社は米陸軍から、イラクで実施するセキュリティ・サービス業務について、$9,500,000 の増額契約を受注した。原契約は $14,611,783。(W91GDW-07-C-4005)
Granite Construction 社は米陸軍から、Tucson Arroyo/Arroyo Chico Watershed で実施する治水関連工事 (flood control and ecosystem restoration) に関する修正契約を、$8,000,000 で受注した。(W912PL-07-C-0014)
General Dynamics Land Systems 社は米陸軍から、M1 Abrams 戦車を対象とするテクニカル・サポート業務に関する修正契約を、$7,263,600 で受注した。(W56HZV-07-C-0046)
AM General 社は米陸軍から、HMMWV で使用する窓の部品を $6,541,191 で受注した。(W56HZV-07-C-0315) ["windows for HMMWV" って書いてあるから、HMMWV に Windows をインストールするのかとおもた (うそ)]
Whitesell-Green 社は米陸軍から、フロリダ州 Hurlburt Field 飛行場に消防施設、ユーティリティ、駐車場を建設する作業を $5,956,000 で受注した。(W91278-07-C-0028)
Xilinx 社は米空軍から、再プログラム可能な FPGA (Field-Programmable Gate Array) を対象とする放射線対策 (radiation hardened) を実施する、SIRF (Single-event effects Immune Reconfigurable FPGA) の研究開発業務を、$23,424,000 で受注した。同社が 65nm プロセスルールで製造する FPGA・Virtex-5 ファミリーを対象とするもの。(FA9453-07-C-0178)
Northrop Grumman Space and Mission Systems 社 Mission Systems, Missile Defense Division は米空軍から、2 件のスタディ契約を $8,676,462 で受注した。内訳は、1)delivery vehicle parametric design study、2)mission/program planning study。通常弾頭搭載の弾道ミサイルを使って、世界のどこでも緊急目標を 1 時間以内に攻撃できるようにする構想に関連するもので、Minotaur ロケットに BLU-108B/B SFW (Sensor Fused Weapon) を複数搭載する。(FA8814-07-C-0005)
Alliance Aviation Service 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・その他民間部局向けの燃料油を $15,962,390.03 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SP0600-07-D-0115)
Lockheed Martin 社 MS2 Division of Syracuse は米海軍から、対潜戦指揮管制装置 AN/SQQ-89A(V)15 を対象とするエンジニアリング・サポート業務を $10,569,098 で受注した。(N00024-07-C-5202)
Lockheed Martin 社 MS2 Division of Syracuse は米海軍から、対潜戦指揮管制装置 AN/SQQ-89A(V)15 を対象とするインテグレーション・エンジニアリング業務を $10,114,764 で受注した。(N00024-07-C-5201)
General Dynamics Land Systems 社 General Dynamics Amphibious Systems 部門は米海軍から、EFV (Expeditionary Fighting Vehicle) の再設計に関する契約の修正契約を $5,649,807 で受注した。Spraycool Technology の代替技術を導入するためのもの。(M67854-01-C-0001)
極超音速偵察機、ではない (DID 2007/6/8)
米 Aurora Flight Science 社は West Virginia High Technology Consortium と NASA から、セラミック製エンジン・コンポーネンツの製造技術開発を受注した。近年、エンジンなどの高温環境下で使用する部材に、CMC (Ceramic Matrix Composite) を使用する考えが出てきており、それを受けたもの。
たとえば、F136 エンジンでシリコン・カーバイド CMC を使用している。この素材を、レーザーを援用して加工する技術 (Laser Assisted Machining of Silicon Carbide Ceramic Matrix Composites) を開発しようというわけ。宇宙ロケットだけでなく、タービン・エンジンへの応用も考えられる。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/6/8)
英国防省は、FRES (Future Rapid Effects System) 計画で兵員輸送車などとして使用する車輌・UV (Utility Vehicle) の候補を、6 車種のうち 3 車種に絞り込んだ。この後、さらにトライアルを実施して、その結果は 11 月末に発表の予定。そこで勝者を選定した上で、詳細な設計作業と評価作業に入る。メーカーが提出した PQQ (Pre-Qualification Questionnaires) の内容を検討した結果として、候補に漏れた 3 車種と残った 3 車種は以下の面々。(MoD UK)
SEP (Spitterskyddad Enhets Platform) のディーゼル版 (BAE Systems) : ×
AMV (Armoured Modular Vehicle) (Patria) : ×
Centauro (Iveco Defence) : ×
Boxer (ARTEC) : ○
Piranha (General Dynamics) : ○
VBCI (Vehicule Blinde de Combat d'Infantrie) (Nexter) : ○
米 ATK (Alliant Techsystems) 社は、米海軍 NAWC-WD (Naval Air Warfare Center Weapons Division。China Lake, CA)・イタリア空軍と共同開発している次世代対レーダー・ミサイル、AARGM (Advanced Anti-Radiation Guided Missile) の初の DT (Developmental Test) を、2007/5/25 に NAWC China Lake で実施した。F/A-18 から発射した AARGM は、問題なく機体から分離して予定通りに飛翔、ターゲットを直撃した。AARGM は AGM-88 HARM に代わるもので、DEAD (Destruction of Enemy Air Defenses) の中核装備。Quick Bolt ACTD (Advanced Concept Technology Demonstration) と AARGM の ATD (Advanced Technology Demonstration) が、AARGM の SDD フェーズとともに進行中。FY2008 から低率初期生産 (LRIP) 開始、FY2009 から配備開始を予定している。アメリカでは F/A-18C/D/E/F と EA-18G、イタリアでは Tornado ECR に搭載する (EA-6B や F-16 への搭載も可能)。AARGM では射程の延伸に加えて、広範な種類のターゲットに対する精確な打撃力実現を目指している。新機能としては、GPS/INS 誘導、mm 波シーカー、データリンクによるリアルタイムの WIA (Weapon Impact Assessment)、ATK 製の CMBRE (Common Munitions Built-in-test/Reprogramming Equipment)、JMPS (Joint Mission Planning System)、AWM-103 がある。その一方で、F/A-18C/D の 21X Software Configuration Set と互換性を維持している。(ATK)
英 Thales UK 社は英国防省から、現在進行中の作戦で運用している ISTAR 用途の UAV を対象とする兵站支援業務に加えて、Watchkeeper 計画の下で導入する Hermes 450 についても導入準備や人員の訓練を行う業務を受注した。(Thales UK) [既出の話 ?]
豪 Boeing Australia 社はオーストラリア国防省から、アフガニスタンで作戦行動中のオーストラリア陸軍向けに ScanEagle UAV を運用する業務を 2,000 万豪ドルで受注した。現在は、陸軍の Overwatch Battle Group が高いオプテンポで情報収集任務に従事している。(Boeing)
セラミック製品などを手がけている米 Ceradyne 社は、傘下の Ceradyne Vehicle Armor Systems 社と Ideal Innovations 社が組んで、高脅威環境で使用する "BULL" なる車輌を、民生品をベースにする形で開発したと発表した。IED や EFP の脅威が予想される市街地での利用を想定しており、すでにアメリカ政府機関による限定的な試験も実施済み。人員の輸送に加えて、貨物や燃料の輸送にも応用可能としている。(Ceradyne)
米 Raytheon 社は米空軍から、AN/ALE-50 曳航デコイを 2,900 万ドルで受注した。1996 年 12 月の量産開始以来、通算でロット 11 にあたり、米空軍向け 934 基と米海軍向け 335 基を納入する。先日、23,000 基目が完成したところで、今回の受注で累計 24,634 基の受注となった。F-16、B-1B、F/A-18 に搭載する。(Raytheon)
英 BAE Systems 社は、今年で二度目となる CWID (Coalition Warrior Interoperability Demonstration) 2007 で、20 社あまりの ISTAR 関連システムをリンクするインテグレーター業務を担当すると発表した。DSTL (Defence Science and Technology Laboratory) の Joint Command and Battle Management Laboratory が担当して 6/4-22 にかけて実施するイベントで、さまざまな新技術をリアルな環境で試す。(BAE Systems)
チェコ政府がまとめた報告によると、JAS39 Gripen の導入を受けて 2004/6/14 に締結した 10 年間に渡るオフセット合意は、3 年目にあたる 2006 年の時点で総額の 34% にあたる 87 億コルナに到達した由。(Gripen International)
仏 Thales 社は仏国防調達局 (DGA) から、新型の軍用レーザーに関する先進研究を 5 年間・1,100 万ユーロで受注した。低出力レーザーを開発して、光学機器を妨害するバンド I、陸戦用のバンド III、航空機搭載用の目標指示/測距、航空機搭載用のアクティブ・イメージング、目標指示/測距/アクティブ・イメージングを組み合わせた多機能レーザー、ミサイル・シーカー用のアクティブ・イメージング・レーザーといった用途について研究する。(Thales)
EADS 社が開発している空中給油用ブーム、ARBS (Air Refueling Boom System) が、35 回の試験飛行で累計飛行時間 100 時間を達成した。あらゆる飛行条件下での作動をテストしているもので、テストベッドには A310 を使っている。EADS 社はこれを A330 MRTT 搭載用として、自社資金 1 億ユーロを投じて開発している。給油能力は毎分 1,200gal。(EADS North America)
今日のお買い物 (Contracts 2007/6/7)
AECOM Government Services 社は米陸軍から、イラク陸軍を対象とするメンテナンス・サポート・サービス業務、$47,444,298 分の delivery order を受領した。原契約は $253,446,296。(W52P1J-05-D-0004)
Hensel Phelps Construction 社は米陸軍から、コロラド州 Fort Carson に兵舎と中隊オペレーション施設を建設する作業を、$34,200,000 で受注した。(W9128F-07-C-0011)
Lockheed Martin 社は米陸軍から、低コスト・射程短縮型の訓練用ロケット・ポッド (Practice Rocket Pod) を納入する件の修正契約を、$18,401,870 で受注した。(W31P4Q-04-C-0110)
Lockheed Martin 社は米陸軍から、GMLRS (Guided Multiple Launch Rocket System) の全規模量産に関する修正契約を $14,918,651 で受注した。(W31P4Q-07-C-0001)
GM GDLS Defense Group 社は米陸軍から、SBCT (Stryker Brigade Combat Team) を対象とするサポート業務、$10,527,330 分の delivery order を受領した。原契約は $270,176,141。(W56HZV-07-D-M112)
Harris 社 RF Communications 部門は米陸軍から、対テロ作戦で使用する無線機 (出力 150W のベース・ステーション)、$7,182,058 分の delivery order を受領した。原契約は $800,000,000。(DAAB07-01-D-M001)
Hensel Phelps Construction 社は米陸軍から、テキサス州 Fort Bliss で実施する兵舎建設作業、$6,750,944 分の delivery order を受領した。原契約は $82,107,376。(W9126G-06-D-0039)
Caddell 社は米陸軍から、テキサス州 Fort Bliss に旅団/大隊指揮所施設を建設する作業、$6,145,650 分の delivery order を受領した。原契約は $20,485,500。(W91238-06-D-0032)
Lockheed Martin 社は米陸軍から、Spectrally Innovative Laser Component の開発と vapor plume のシミュレーションについて、$5,424,000 の増額契約を受注した。原契約は $12,737,523。(HR0011-07-C-0070) [DARPA の案件みたい]
The Korte 社は米海軍から、NAS Whidbey Island のハンガー 5 を補修して、安全・環境面の基準に適応させる作業を、$24,250,000 (first increment) で受注した。耐震補強やフォース・プロテクション分野の改善も実施する。今後 FY2009 にかけて、さらに $25,300,000 を増額する予定。(N44255-07-C-0011)
Microelectronics Advanced Research Corp. (MARCO) 社は DARPA から、Focus Center Research Program を $17,163,000 で受注した。(HR0011-07-3-0002)
L3 Communications 社 Communications Systems West 部門は米空軍から、CDL (Common Data Link) 関連機材を $9,995,898 で受注した。ルータ内蔵の機上機材×4 セットと地上用の端末×2 セットを製造・納入して、さらにテストを行うというもの。Angel Fire 計画の下で、548 Mbit/sec の伝送速度実現を目指す。(FA8650-07-C-4509)
McDonnell Douglas 社は米空軍から、不活性ガス発生装置 (Inert Gas Generator) 用の LRU (Line Replacement Unit) に関する修正契約を、$9,477,468 で受注した。(FA8614-04-C-2004/P00185)
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoDNews 2007/6/13)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 5,545 名の増。現在の動員内訳は、陸軍 74,155 名、海軍 5,102 名、空軍 6,169 名、海兵隊 6,200 名、沿岸警備隊 358 名。
世界覇王式 (AFNews 2007/6/12)
3rd WG/517th AS (Elmendorf AFB, AK) に、最初の C-17A "Spirit of Denali" が到着した。C-130H からの転換で、11 月には 8 機が揃うことになっている。PACAF の麾下では 2 番目の C-17A 部隊。
さよならホグ (AFNews 2007/6/8)
354th FW/355th FS と 354th FW/18th FS (Eielson AFB, AK) が解隊することになり、両飛行隊所属の A-10×2 機と F-16×2 機が 168th ARW 所属の KC-135R と組んでラストフライトを実施した。[18th FS の方は、アグレッサー飛行隊・18th AGRS に改編する予定]
縦滑り人事 (AFISNews 2007/6/8)
Robert M. Gates 国防長官は George Bush 大統領に対して、2007/9/30 で任期が切れる Peter Pace 海兵隊大将の後任となる次期統合参謀本部議長として、現海軍作戦総長の Michael G. Mullen 海軍大将を、次期統合参謀本部副議長として現戦略軍 (USSTRATCOM) 司令官の James E. Cartwright 海兵隊大将を、それぞれ推薦することになる模様。理由は "To avoid a contentious reconfirmation process" のこと。
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戦争・紛争
今日のイラク (AFISNews 2007/6/13)
2006 年 2 月にここで発生した爆弾事件がきっかけで宗派間対立が激化した、Samarra の Golden Mosque で、ほぼ同時に 2 件の爆弾事件が発生。爆発は施設の内部で発生したが、犯人の姿は目撃されていない。警察が現場を調査中。Nouri al-Maliki 首相は国民に対して平静を保つように呼びかけるとともに、今後の対策に関して、MNF-I 司令官の David H. Petraeus 大将、それと Ryan C. Crocker アメリカ大使と協議した。
Baghdad で、自動車爆弾攻撃に関与しているとみられるアルカイダ関連組織に対する手入れを実施して、その際にテロリスト 3 名が死亡、3 名が拘束されたほか、武器集積所が見つかった。IED を設置していたテロリスト 2 名を発見して追跡、入っていった建物に接近して降伏を呼びかけたが応じず、射殺するに至ったもの。現場では完成品の IED も見つかっている。
Fallujah でもアルカイダ関連組織に対する手入れを実施して、8 名を拘束。Tarmiyah と Mosul でも 1 名ずつを拘束。Mosul では別件で、テロ組織の幹部・Kamal Jalil Bakr 'Uthman (a.k.a. Sa'id Hamza) が聯合軍との交戦で死亡した。自爆テロを取り仕切っていたほか、100 名以上の外国人テロリストを手引きして匿い、イラク軍や聯合軍に対する攻撃を行わせていたとされる。ターゲットとなった建物に兵士が突入したところ、'Uthman は別室に逃げ込んでマットレスの下に隠れようとした。これが敵対行動につながるものとみなされ、射殺した次第。後で調べたところ、マットレスの下に自爆ベストが隠してあった。この人物、昨年 8 月に捕まったことがあり、その後、4 月に釈放されたばかりだった。
Baqouba では新たに Diyala Operations Command を編成、イラク軍に加えて、米陸軍・第 20 歩兵聯隊・第 5 大隊が指揮下に入っている。この部隊がテロ組織との交戦で、8 名を殺害、15 名を拘束したほか、武器集積所 2 ヶ所と、RPG を積み込んだ自動車爆弾を発見。Baqouba の Mufrek では、武装勢力の狙撃手 1 名が聯合軍との交戦で射殺された。
第 1 騎兵師団の 6-9 機甲偵察大隊が 11 日、パトロール中に不審な車輌を発見。逃げだそうとしたところを停止させて調べたところ、AK-47 自動小銃 2 挺、拳銃 1 挺と弾倉 2 個を不法に所持しているのを発見。
Diyala 省の Khan Bani Sa'ad にある戦闘外哨でイラク軍が、自動車爆弾攻撃の阻止に成功。通報を受けて待ち構えていたところにそれらしい車輌が突っ込んできたために射撃したところ、突入を果たす前に爆発した。現場にいた聯合軍の兵士 2 名が負傷。
Mosul では、イラク軍が地元住民からの通報を受けて出動、ターゲットとなった建物でテロリスト 15 名を拘束。AK-47 自動小銃 3 挺、9mm 拳銃、携帯電話 13 台、塩化水素 20 ケースも発見。
Jisr Diyala では、米陸軍・第 3 歩兵師団・第 3 重旅団戦闘チーム・第 1 騎兵聯隊・第 3 大隊とイラク警察が、4 名を拘束するとともに爆弾製造材料を押収。このとき手に入れた情報により、Combat Outpost Assassin と Forward Operating Base Rustamiyah への攻撃を阻止できた。Sadr al Yusufiyah 近くの Patrol Base Warrior Keep でも、トラック爆弾攻撃の阻止に成功。
Diyala 省の Baqouba で 11 日、自動車爆弾事件が発生。2 車線の橋のうち、東行車線が破壊され、西行車線は残ったものの通行不可。
Baghdad の Sadr City で、JSS (Joint Security Station) に対して 120mm 迫撃砲による攻撃が発生、しかし狙いが外れて近くの建物を壊した。死傷者はなく、着弾した建物の屋根などが壊されただけ。
Fallujah ではイラク軍が、米軍兵士などに死者を生じさせていた犯人を拘束。武装勢力のプロパガンダ文書や、偽造 ID カードも所持していた。アルカイダ関連組織のメンバーで、Fallujah 界隈で狙撃を行っていたもの。
Iskandariyah 近くの Zukaytun と Baghdad 南方の Musayyib で、米陸軍・第 25 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム (空挺) が 27 名を拘束、武器集積所を発見。見つかったのは、AK-47 自動小銃 3 挺と弾倉 15 個、9mm 短機関銃 2 挺と弾薬 500 発、$2,000 相当のイラク・ディナール、ボディ・アーマー 4 セット、偽造 ID カード (警察とイラク軍のもの)、Hillah SWAT 仕様の迷彩服、携帯電話 6 台、コンピュータ 2 台など。
Multinational Force West 所属の海兵隊員 1 名が Anbar 省での戦闘任務中に、Multinational Division Baghdad 所属の兵士 1 名が Baghdad 南方で路傍爆弾攻撃に遭って、それぞれ死亡した。また、Multinational Division Baghdad 所属の兵士 1 名が、Baghdad 東部で路傍爆弾攻撃に遭って死亡した。
今日のイラク (AFISNews 2007/6/12)
イラクの電力供給網復旧が進んでいる。国全体の平均で所要量の 56%、Baghdad 地区に限定すると 50% を超えるところまで、発電能力が回復した。現在の発電量は 5,000MW ほどだが、これを 6,000MW に引き上げるのが次の目標。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 23 歩兵聯隊・第 2 大隊・A 中隊と第 38 歩兵聯隊・第 1 大隊・A 中隊が Baghdad の Rashid 地区で、爆弾製造拠点を発見した。椰子の木陰に小さな建物をいくつか並べて拠点としていたもので、爆薬を積み込んで配線を施した車輌 1 両、82mm 迫撃砲弾 54 発、155mm 砲弾 27 発、500lb 爆弾、対戦車地雷 64 発、200lb 爆弾 2 発、100lb 爆弾 3 発、130mm 砲弾 30 発、手榴弾 30 発、装薬 200 個、40mm 擲弾 10 発、硝酸が 5gal 入った缶が 300 個、対人地雷 1,500 発を発見。これで 300 個以上の IED を作れるだけの分量。また、現場近くの別の建物で、硝酸入りの 5gal 缶が 125 個、爆弾に改造した自動車 3 両が見つかった。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 32 野戦砲閉聯隊・第 2 大隊が、アルカイダ関係者 1 名を拘束、トイレ用洗剤 500 箱とサーキット・ブレーカーのカバー 20 箱を発見した。いずれも IED 製造に使っていたとみられる。
Tikrit で 10 日、ハイウェイパトロールの本部を狙った自動車爆弾事件が発生、自爆した犯人と、警察官 14 名が死亡した。
Old Baquba の Al Hussiniyah mosque で 9 日、イラク軍と聯合軍が武装勢力と交戦、攻撃ヘリも投入した。
今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/6/12)
Kandahar 省の Shah Wali Kot 地区にある Khenjakak という村落で、アフガニスタン軍と聯合軍が RPG と機関銃による攻撃を受けて反撃、戦闘開始から 5 時間後に敵兵 30 人が加わってきて RPG や機関銃で攻撃してきた。交戦は全部で 8 時間に及び、敵兵 2 ダース以上が死亡、アフガニスタン軍も 1 名が負傷した。
Khowst 省の Mandozai 地区では、アフガニスタン軍と聯合軍がタリバン相手の作戦を実施、2 名を拘束。Paktya 省の Chamkani 地区では 10 日に武器集積所を発見。後者の内容は、RPG、82mm 迫撃砲弾、地雷、擲弾、雷管、機関銃弾、導爆線、信管、装薬、IED 用の電源と受信機、爆薬といったもの。
今日のイラク (AFISNews 2007/6/11)
聯合軍は Fallujah 南東で、アルカイダ関連組織のリーダー 1 名を拘束した。IED 設置に関わった容疑。これ以外にも 6 名を拘束。Tarmiyah や Baghdad でもアルカイダ関係者をターゲットとする作戦を実施して 5 名を拘束、さらに武器集積所を発見・破壊した。
Sadr Al-Yusufiyah 近くの Patrol Base Warrior Keep で 10 日、自動車爆弾攻撃の阻止に成功した。第 10 山岳師団 (軽歩兵)・第 2 旅団戦闘チーム・第 14 歩兵聯隊・第 2 大隊の兵士が、自家製爆薬を積み込んだダンプカーを突っ込ませようとしたのを基地入り口のバリヤーで阻止、停止するまで撃ち続けたもの。運転していた人物自ら、自爆ベストを身につけていた。
Baquba の検問所で 9 日、自爆ベストを身につけた武装勢力 3 名が警察に射殺された。警告を無視して突っ込んできたために射殺され、ベストに仕掛けた爆薬が炸裂。警察官 1 名が負傷、後に死亡。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 騎兵師団・第 1 航空騎兵旅団・第 227 航空聯隊・第 1 大隊所属の攻撃ヘリが 9 日に Baghdad 南方で、自家製爆薬を置いてあった建物を攻撃・破壊した。
Khanan 南方では、米軍の攻撃ヘリが武装勢力の待ち伏せ拠点を攻撃した。武装勢力が連合軍地上部隊に対する攻撃を仕掛けたため、近くにいたヘリを呼び寄せたもの。敵は RPG 発射器と重機関銃を据え付けていたが、ヘリによる攻撃で 8 名が死亡、拠点を破壊された。
Baghdad 東部の Kamaliyah 地区で Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 2 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 16 歩兵聯隊・第 2 大隊・B 中隊の兵士が、武器集積所を発見するとともに容疑者 4 名を拘束。内容は、120mm ロケット 23 発、107mm ロケット 21 発、装薬 20lb、地雷 3 発、155mm 砲弾 2 発、弾薬 150 発。
Baghdad 南方の検問所で発生した自爆テロにより、米陸軍の兵士 3 名が死亡、6 名が負傷した。また、イラク人通訳 1 名が、Mahmoudiya にある道路の立体交差が爆破された際にトバッチリで負傷した。
今日のイラク (AFISNews 2007/6/10)
5/27 の作戦で得られた情報を基に、聯合軍は Fallujah でアルカイダの人集め担当者をターゲットとする作戦を発動。"我々の仲間に加わるか、さもなくば死か」というスローガンを掲げて人集めを行っていて、仲間に加わらないと相手を殺してしまうとされる。このリーダーと関わりがあるとみられる容疑者 1 名を拘束。別件で、Fallujah 南東で 2 名を拘束しているが、こちらはテロ攻撃や IED 攻撃に関わっていたアルカイダ関連組織幹部。
Mosul では、アルカイダ関係者 3 名をターゲットとする作戦を実施。そのうち 1 名は人集めを担当していた導師、もう 1 名は外国人テロリストの手引きをしている人物。
Baghdad では、テロ組織相手の作戦を実施。ターゲットとなった建物に接近したところ、屋根上にテロリスト 2 名が陣取って、武器を構えて撃ってきたために反撃、2 名とも負傷。うち 1 名 (後に、テロ組織の中堅幹部と判明) は後に死亡。さらに 2 名を拘束。いずれも、検査したところ、爆発物の反応があった。
Baghdad の Adhamiyah 地区で、警察のパトロール隊がいる近くで自動車爆弾事件が発生、警察官 2 名が死亡、1 名が負傷。その後の撃ち合いで、さらに警察官 1 名が死亡。
Tikrit 近くで 8 日、イラク軍が武装勢力のリーダー 4 名を拘束。IED 攻撃、狙撃、誘拐などを仕掛けていた容疑。
Kirkuk 南方の Daquq にある Shiia Turkomen mosque の前で昼の礼拝の時間に、爆薬 400lb を積み込んだ自動車爆弾が爆発、17 名が死亡、20 名が負傷した。さらにそこから 3 ブロック離れた場所の病院では、別件の自爆テロが発生。犯人を含めて 2 名が死亡。米陸軍・第 25 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チーム・第 35 歩兵聯隊・第 2 大隊・D 中隊のパトロール隊が現場に駆けつけた。モスクは爆弾で大破、エントランスとドームは崩壊した。病院の方も大破した。
Baghdad の Rashid 地区でもスンニ派の Al Fattah Pasha mosque を狙った攻撃があり、警察が出動。こちらも爆弾によるものだが、死傷者はなかった。聯合軍と警察が出動して、現場の調査と証拠品集めを実施。
586th AEG (Air Expeditionary Group) 所属の空軍兵士 1 名が、イラク南部で IED 攻撃に遭って死亡した。また、Multi-National Division Baghdad 所属の兵士 1 名が Baghdad 南部で戦闘任務中に、Task Force Lightning 所属の兵士 1 名が Diyala 省での任務中に小火器で撃たれたときの負傷が原因で、いずれも死亡した。
今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/6/10)
Paktya 省の Chamkani で、地元住民が警察に「IED 製造に関わっている奴がいる」と通報、それを受けて警察と聯合軍が出動、Chamkani 南東 15km の地点で武器集積所を発見した。IED 30 個以上、警察の制服 25 着、RPG 18 発、RPG 発射器 4 基といった内訳。ただし、肝心の IED 製造犯人は見つからず。
Zabul 省の Nawa 地区と Shahjoy 地区では、聯合軍とアフガニスタン軍がアルカイダやタリバンと交戦。アルカイダやタリバンの拠点に関する情報を得て出動、現場に接近したところ、小火器、機関銃、RPG で撃ってきたために戦闘開始、2 時間に渡る交戦の後、敵 5 名を拘束して現場を確保。さらに周辺を捜索して、武器・弾薬の類を発見したために破壊処分した。
Zabul 省の Deh Chopan 地区の Baylogh という村落で、アフガニスタン軍と聯合軍のパトロール隊が、数ダースの武装勢力がライフルや迫撃砲を運んでいる現場を発見。敵が逃走を企てたため、航空機を呼んで攻撃、若干名が死亡。
Balkh の Marmol 地区では、アフガニスタン軍・第 209 兵団と聯合軍が地元住民の支援を得て、武器集積所を発見。機関銃弾 52 ケース、対空砲弾 35 ケース、107mm ロケット 92 発、82mm 迫撃砲弾 51 発という内訳。洞窟に隠してあった中から使えそうなものだけ回収して、残りは破壊処分。アフガニスタンでは、武器が武装勢力の手に渡らないように回収を促進する目的で、SRP (Small Rewards Program) を実施している。
今日のイラク (AFISNews 2007/6/8)
聯合軍は Anbar 省でアルカイダ関連組織に対する手入れを実施、その際の交戦で敵兵 1 名が死亡、12 名を拘束した。5/27 に実施した作戦で得られた情報を基に、Fallujah 北東にある複数の建物を捜索したもの。現場に通訳を伴って聯合軍部隊が現れたところ、男が 1 人、手榴弾を投げつけてきたために射殺した。
Baghdad の Sadr City では、検問所から 200m 離れたところで自動車爆弾が爆発、民間人 4 名が死亡、8 名が負傷した。列を組んで順番待ちをしているときに爆発したもの。これ以外に Abu Ghraib 近隣で 2 件の自動車爆弾テロが発生。1 件目はトラクター・トレーラーが爆発したもので、後で調べたところ、800-1,000lb 程度の爆薬を積んでいた模様。イラク軍兵士 2 名と民間人 1 名が死亡、イラク軍兵士 4 名と民間人 8 名が負傷、近くのモスク 2 棟 (シーア派とスンニ派が 1 棟ずつ)、さらに学校や店舗も壊された。さらに、最初の現場から 4 ブロック離れたところで次の爆弾事件が発生、イラク軍兵士 1 名が死亡、1 名が負傷した。
その Baghdad では、米陸軍・第 1 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 7 野戦砲へい聯隊・第 1 大隊と第 136 聯合旅団 (136th Combined Arms Brigade)・第 2 大隊が、イラク陸軍・第 6 師団・第 3 大隊と組んで連の家宅捜索を実施、誘拐事件の計画や実行を担当していた容疑者を拘束した。さらに、その容疑者の兄弟も発見、こちらは 3 日前に IED 攻撃でイラク人通訳を殺害した容疑。現場の民家に証拠物件があったために拘束した。
イラク陸軍はイラク北部で、アルカイダ関連とみられる武装勢力組織のリーダー 2 名と、その他 5 名を拘束。暗殺や IED 攻撃に関わった容疑。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 28 歩兵聯隊・第 1 大隊・C 中隊は配属先の第 18 歩兵聯隊 "Vanguards"・第 1 大隊とともに、Baghdad 南方をパトロール中に自動車爆弾を発見した。自家製爆薬を入れた 55gal のドラム缶 14 個があり、周辺を封鎖した後で爆破処分。
Baqouba 近くの Kabat という村落では、イラク陸軍・第 5 師団・第 2 旅団・第 1 大隊と、米陸軍・第 1 騎兵師団・第 3 旅団戦闘チーム・第 12 騎兵聯隊・第 1 大隊・D 中隊が武装勢力と交戦、敵兵 19 名が死亡、1 名が負傷した。敵が建物 3 棟に陣取って小火器と RPG で撃ってきたために反撃、さらに航空機の支援も得て、敵の拠点を潰したもの。この交戦でイラク軍兵士 2 名が死亡、米軍兵士 1 名と民間人 1 名が負傷した。
今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/6/8)
アフガニスタン陸軍・第 205 兵団が 6 日、Kandahar 省の Shah Wali Kot 地区・Petaw という村落の近くで、パトロール中に多数の敵軍による襲撃を受けて反撃、2 時間に渡る交戦で複数の敵兵が死亡した。Zabul 省の Deh Chopan 地区でも、聯合軍の火力支援基地に対して夜間に 107mm ロケットによる攻撃があり、アフガニスタン軍と聯合軍が迫撃砲で反撃、さらに逃走した敵兵を追跡。小火器による撃ち合いで敵兵数名が死亡した。
Paktya 省の Ali Khail (Jaji) と Laja Ahmad Khail では 4 日、当地に武装勢力が陣取っているのに我慢できなくなった住民が警察に通報、さらに数百名の住民が自分達で武器を持ち出して、武装勢力を襲撃する事態になった。Chamkani でも、パキスタンから流入する武器や人員を地元住民が阻止。ここでは 2 週間前に警察を狙った自爆テロが 2 件発生していたが、その際にも地元住民からの通報により、テロは不首尾に終わっている。また、負傷した国境警備隊員を地元住民が手当てするとともに、武装勢力を追い払った由。
Paktika 省の Shkin では、武装勢力が市場に銃弾を撃ち込んだり地元住民を殺害したりする事件が発生、それに対して地元住民が武装勢力を追い立てた。Khowst 省でも地元住民が政府に協力して武装勢力を追い立てている。
今日のイラク (AFNews & AFISNews 2007/6/7)
AEF7/8 の一環として三沢の 35th WG からイラクに派遣されていた 14th FS が、5/29-30 にかけて現地に到着した、シスタースコードロンの 13th FS と交代した。
聯合軍はイラク中部で、合計 16 名のテロ活動容疑者を拘束。内訳は、Fallujah で作戦 3 件を実施して 11 名 (うち 2 名は人集め担当とみられる)、Hit で 4 名 (うち 1 名はテロ組織のリーダー。逃走した別のリーダーの後を襲ったもの)、Baghdad で 1 名 (自動車爆弾組織の関係者)。
それとは別に、Baghdad の Sadr City で 16 名を拘束。これはテロ組織掃討作戦によるもので、EFP を初めとする各種の武器を、イランからイラクに持ち込んでいた容疑。また、イラクからイランに人を送り込んで訓練させていた容疑も。拘束したうちの 4 名からは、爆発物の反応が出た。また、そのうちの 1 名はイランの情報機関と関係がある、テロ組織のリーダーとみられる。
Baghdad で 6 日、聯合軍とテロ組織の交戦があり、敵側に死者 2 名、さらに 10 名を拘束。死亡した 2 名は、建物の中に駆け込んで武器を取ろうとしたために射殺されたもの。武器・人員の輸送に使用していたとみられる車輌 3 両もあり、破壊処分した。
これ以外にも Baghdad では合計 5 件の作戦を実施しして 6 名を拘束。自動車爆弾攻撃を行っている組織の関係者で、さらに武器・人員の輸送に使用していたとみられる車輌 2 両を破壊処分した。Tarmiyah 南方でも、テロ組織関係者 3 名を拘束している。
イラク軍は Saqlimiyah で、アルカイダ関連の活動家 4 名を拘束。Baghdad 界隈で発生した殺人などの事件を仕切っていた容疑。その際に撃ち合いが発生したが、死傷者はなかった。
今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/6/7)
nangahar 省の Khogyani 地区で、アフガニスタン軍と聯合軍が、アルカイダのエージェントと交戦。ターゲットとなったアジトに接近したところ、撃ってきたために応戦して殺害、さらに 3 名を拘束。件の建物は、テロリストに対する武器や爆薬の分配拠点になっていたとみられる。現場を捜索したところ、各種の武器や、タイマー、手榴弾などの IED 製造材料が見つかっている。
Zabul 省の Shajoy 地区では、タリバンのアジトを襲撃して 3 名を拘束。現場は、外国人テロリスト流入の拠点になっていた模様。各種の武器が現場から見つかり、破壊処分となった。
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こぼれ話
韓国のトロフィー、ではない (AFNews 2007/6/11)
NAA (National Aeronautic Association) は、今年の Robert J. Collier Trophy を米 Lockheed Martin 社 (と、Boeing、Pratt & Whitney、Northrop Grumman、Raytheon、BAE Systems、さらに 42 州・1,000 社あまりの関連サプライヤー) に授与した。F-22A Raptor の開発が対象。
これは、F-22A が昨年の "Northern Edge" 演習において付与された任務飛行の 97% をこなした点、空戦訓練で 80:1 のキルレシオをマークしている点、先進のアビオニクスによる優れた状況認識能力実現、そして GBU-32 JDAM の投下で命中率 100% をマークしている点が評価されたもの。
このトロフィーは 1991 年にスタートしており、毎年、アメリカの航空界でもっとも優れた業績を挙げた ("for the greatest achievement in aeronautics or astronautics in America... during the preceding year.") 企業や個人に授与されている。
素朴な質問 (AFISNews 2007/6/6)
Peter Pace 統合参謀本部議長が、シンガポールとマレーシアを訪問した帰りにハワイに立ち寄り、Town Hall Meeting に出席した。その席で「軍人が、できるだけ子供達と一緒に過ごす時間を多く取れるように検討したい」と議長。
いろいろ質疑応答があった後に、8 歳の Katherina Daul が発言を求めて挙手。母親、それと 13 歳の兄・Carol 君と一緒に来ていたもの。父親の Kevin Daul 大尉は派遣期間の延長を適用されず、11 ヶ月間のイラク派遣任務を終えて 7 月に戻ってくる予定になっている。「父と 12 ヶ月も離れ離れになっているのは辛いですし、父の身の安全も心配です」と Carol 君。
その Katherina に対して議長が発言を促したところ、「どうして、兵士達はこんなに長期間にわたる派遣任務をしなければならないのですか ?」と発言した。
それに対して議長、「兵士達は、彼等の娘達を愛すればこそ、ときどき長期間にわたる派遣任務を行わなければならない。君のお父さんは、我が子を抱擁することを大切にしている。それと同様に、自分が生まれ育った合衆国で、君にも育ってもらいたいと思っている。ところが、世界にはそれをぶち壊しにしようとしている悪い奴等がいる。だから君のお父さんは、そうさせないようにしようとしているんだよ」と答えた。
[現在進行中の対テロ戦争が、実際問題としてどうよ、という話はともかく。子供の問いかけに対しても真面目に答える議長は、立派なもんだと思った]
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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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