今週の軍事関連ニュース (2007/07/13)
 

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一般ニュース

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/12)
  • 英空軍の Eurofighter Typhoon F.2 が、2007/6/29 からイギリス本土の防空任務に就いた。RAF Coningsby (Lincolnshire) の 3rd (Fighter) Sqn. に配備した機体が、英国南部の防空を担当する QRA (Quick Reaction Alert) 任務に就いたもの。今後 9 ヶ月かけて段階的に、Tornado F.3 との交代を進める。同じ RAF Coningsby に、部隊建設を進めている実戦飛行隊の XI Sqn.、OCU (Operational Conversion Unit) の 29th Sqn.、OEU (Operational Evaluation Unit) の 17th Sqn. も駐留しており、Typhoon のホームベースとなっている。6 月末の時点で配備機数は 43 機。また、来年の対地攻撃能力実現に向けた作業も進んでいる。なお、イギリス北部の QRA を担当する基地は RAF Leuchars (St Andrews, Fife, Scotland) になる。(MoD UK, RAF)
  • 2006 年 3 月に Memorandum of Understanding on Defence Cooperation に調印しているオーストラリアとインドは、軍事関連の協力関係を強化、Information Sharing Arrangement に調印した。両国で機密情報の共有を図るためのもの。特に、海上保安分野を重視している。(Australian DoD)
  • 米 RAND Corporation は、OIF (Operation Iraqi Freedom) でイラク軍が急速に瓦解した理由について、イラク側関係者に対する聞き取り調査を実施、報告書をまとめた。
    • まず、Saddam Hussein 大統領は「アメリカは戦争を避けるに違いない」と思い込んでいたほか、地上軍による侵攻よりも国家中枢への航空攻撃を中心にすると予測していた。
    • また、国内における反政府活動の存在が防衛行動を邪魔したほか、意志決定の質を下げたり、軍種間での調整を阻害したりもした。
    • そして、イラクにおける軍事戦略の立案・実行がいい加減で、敵に最大限の損失を与えるための選択肢が十分でなかった。
    • イラク軍の士気や忠誠心が低かった。
    • 聯合軍の攻撃力、あるいは攻撃精度の優越。夜間に遠距離からの攻撃を精確に行い、さらに地上軍の機動も素早かったため、イラク軍が対応しきれなかった。
    こうした条件があったことから、単に「ハイテク兵器による優越があれば、少ない戦力で敵軍を粉砕できる」とは限らず、将来の紛争で OIF を再現できるとは限らない、と釘を刺している。また、イラク軍が消滅したことで有力な人材が武装勢力側に回って聯合軍に対抗する立場となった点についても指摘している。最後に、OIF の帰趨が "将来の敵" に影響するであろうとして、核兵器だけでなく、市街戦やゲリラ戦への対処能力も必要だと指摘している。(RAND Corp.)
  • 英空軍・14th Sqn. (RAF Lossiemouth) から Tornado GR.4×6 機と人員 120 名が、今年 6 月からケニアとトルコに展開中。演習 "ANATOLIAN EAGLE" に参加するためで、トルコ・ヨルダン・パキスタン・アメリカも参加している。これは、異なる国の空軍機が合同作戦を円滑に進められるようにするための演習で、敵の戦闘機や SAM による抵抗を想定している。米空軍は RAF Lakenheath から F-15C、パキスタンとトルコは F-16 を送り込んだ。また、トルコは輸送機と給油機、さらに NATO の E-3 Sentry も加わっている。できるだけ多くの人が経験を積めるように、任務ごとに指揮官は各国持ち回り。(RAF)

州兵は忙しい (AFISNews 2007/7/11)
2,000 マイルに及ぶ米墨国境の警備強化を図るため、"Operation Jump Start" として 2006 年 6 月から CBP (Customs and Border Protection Agency) に協力している州兵の戦力を、当初の 6,000 名から見直して 3,000 名に減員する計画が明らかにされた。もともと、恒久的に州兵を張り付けるのではなく、国境警備が強化されるまでの暫定的な助っ人という位置付けだったため。
その州兵、ユタ・サウスダコタ・カリフォルニアの各州で、山火事対策に出動している。ユタ州では第 115 工兵大隊と第 300 軍事情報旅団から 52 名、カリフォルニアでは 20 名と CH-47 Chinook・UH-60 Black Hawk・S-70 Firehawk・HEMTT (Heavy Expanded-Mobility Tactical Truck)、サウスダコタでは 19 名と UH-60 Black Hawk×4 機・HEMTT 給油車が出動した。

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/7/10-11)
  • グルジアで、航空管制・人道支援・負傷者後送に関する演習 "Cooperative Archer 2007" がスタート。7/20 まで。ドイツ、ハンガリー、トルコ、アメリカに加えて、アルバニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、クロアチア、マケドニア、グルジア、モルドバ、ウクライナからも参加。合計 500 名ほど。
  • フランスの Herve Morin 国防相は 11 日、2 隻目の空母建造を進めるかどうかの意志決定を、2008 年初頭に実施すると表明。25 億ユーロと見込まれる建造費用は、イギリスとの協力によって数億ユーロほど節減できるとしているほか、建造しなかった場合に関する懸念も表明。
  • トルコ大使がアメリカ政府に対して、「イラク国内のクルド人が、トルコ国内のクルド人分離主義者に武器や爆薬を供給しており、それがトルコ軍に対して使われている」と主張。アメリカがイラク国内のクルド人に引き渡した武器も渡っている、としている。
  • ブラジルの Luiz Inacio Lula da Silva 大統領は 10 日、今後 8 年間で総額 5 億ドルを投じて原潜開発計画を再興すると表明。建造に際してはフランスかドイツから技術を導入、原子炉にブラジル製のものを使う構想。ブラジルは軍事政権時代の 1964-1985 年にかけてウラン濃縮技術を開発していたが、文民政権に移行した後で取り止めた。
  • 台湾陸軍が、AH-64 Apache 攻撃ヘリ×30 機を 26 億ドルで調達することになる模様。もちろん中国軍の侵攻に備えるためのもの。以前から台湾と関係が深い Bell Helicopter 社は AH-1Z×30 機を提案していたが、ボツになった。アメリカ政府はこの件を 5 年ばかり前に承認していたが国内事情で話が遅れていて、立法院で予算承認がおりるのは 2008-2009 年になる模様。現在、台湾陸軍は Shinsu と Lungtan の 2 個ヘリコプター群に、AH-1W×62 機、UH-1H×80 機、OH-58D×9 機を配備している。
  • その中国については、台湾に対して 1,000 発あまりの弾道ミサイルを指向しているとされるほか、加 Kanwa Asian Defence の月次報告書で「空母を建造中で、2-4 年以内に艦隊に加わる見込み」と書かれている。
  • 米海兵隊の MV-22B が 7/10 に、初めて外国の軍艦に着艦した。お相手は英海軍の軽空母、HMS Illustrious。これから数週間かけて米英両国が実施する、Joint Task Force Exercise でのひとこま。両国の相互運用性強化に向けたものだと説明されている。
  • 米陸軍は、今後 5 年間で 1,500 両の重装甲地雷処分車輌・MMPV (Medium Mine Protected Vehicle) を調達、現役・予備役・州兵の 12 個中隊に配備する構想。14-23t 級で、地雷や路傍爆弾の処分に使う。現用中の 4x4 Cougar や 6x6 JERRV (Joint EOD Rapid Response Vehicle)、4x4 RG-31 に代わるもの。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/10-11)
  • カナダは北部の氷海で哨戒を行うために、新型の砕氷艦 (Polar Class 5 A/OPS : Arctic/Offshore Patrol Ships)×6-8 隻を建造する計画を明らかにした。東岸と西岸は哨戒できるが、北極側については哨戒能力を欠いていたための措置。建造費用は 31 億カナダドル、想定寿命・25 年分の運用・サポート経費を含めると 43 億カナダドルの支出を見込んでいる。このほか、2050 年を目標にして、北極経由の民間航路を開設する構想も。(Government of Canada, DefenseNews 2007/7/10)
  • 英議会で、国防省が議会の承認を得ずに戦時作戦経費を支出しているとして不満の声が上がっている。問題になっているのはイラク・アフガニスタンでの作戦経費で、以前に見積もっていた額が実際より大幅に少なかった、として問題視しているもの。議会としては、戦時作戦経費の支出についても、それが後から変更されることについても反対はしないが、ちゃんと議会を通すように。議会の知らないところでカネを使わないように。という立場。(House of Commons Defence Committee)
  • イギリスの Imperial War Museum に、BAE Systems 社が 2,500 万ポンドの資金を出して、"AirSpace exhibition" が加わった。そのオープニング・セレモニーの席で BAE Systems Military Air Solutions のグループ・マネージング・ディレクターを務める Nigel Whitehead 氏は、イギリス航空宇宙産業の衰退について警鐘を鳴らすスピーチを行った。十分な数の技術者を確保できないことから、過去の "遺産" に触発されて多くの若者がこの業界を目指して欲しい、というわけ。RAE (Royal Academy of Engineering) でも、予算の増加を求めているが、それと同時に開発作業にあたる技術者が必要と訴えている。で、問題の AirSpace exhibition はというと、AVRO、English Electric、De Havilland、Bristol、Hawker Siddeley、Scottish Aviation といった英国航空機メーカーを取り上げて、30 機を超える実機を展示している。具体的には、Spitfire、Lancaster、Swordfish といった大戦機から、Vulcan、Lightning、Harrier、Tornado、Concorde といった戦後のジェット機までカバーしている。(BAE Systems)
  • イラクの Al Asad AB では空軍の施設担当 (557th Expeditionary RED HORSE Squadron) が、近く展開を開始する海兵隊の MV-22B を受け入れるための施設建設を進めている。2007/5/17 に作業を開始、誘導路や駐機場としても使うランプエリアを 1/3 ほど拡張、機体の収容に使うシェルター 2 基を設置、といった具合。この建設作業で、270ft×430ft×10in 厚のコンクリート・パッドをこしらえた。最大の課題は、所要の品質を備えたコンクリートを十分に、かつ期間内に確保することだったとのこと。(USMC)

何か背景がありそう (AFISNews 2007/7/9)
Robert M.Gates 国防長官は、予定していた中南米 4 ヶ国への訪問を「イラク問題に取り組むために時間を使わなければならないため」としてキャンセルした。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/9)
  • 英空軍の Eurofighter Typhoon が、初めて NATO 以外の国の戦闘機と DACT を実施した。お相手はインド空軍の Su-30MKI で、イギリスの Waddington で実施した "Exercise Indradhanush-2007" 演習の一環。ただ、これは勝ち負けを完全に決めるのが目的ではなく、評価や訓練を目的とするものである、と説明されている。英空軍が経験を積んだベテランや機体評価の担当者を送り込んだ一方、インド空軍は "Rhino" 飛行隊から若手・中堅を送り込んだとしている。Typhoon 以外にも、英空軍は Tornado F.3 や Hawk を参加させて、Su-30MKI に立ち向かわせた。シナリオは、1:1 だけでなく 2:1、2:2、あるいはさらに多い機数の組み合わせも実施している。(Indian MoD)
  • 2007/7/5 に Portsmouth Naval Base で、英海軍の新型哨戒艦・HMS Clyde の就役式典が開催された。Falkland 諸島で哨戒任務に従事する新型の River 級で、全長 80m。1 年前に VT Group の造船所で竣工した後、公試と訓練を実施してきていたもの。これから数週間かけて航空関連の訓練を実施した後で任地に向かい、8 月半ばから HMS Dumbarton Castle に代わって哨戒を開始する。HMS Dumbarton Castle は過去 5 年にわたり、同地で哨戒を行っていた。HMS Clyde はヘリコプターの運用が可能で、さらに 30mm 機関砲を備える。フネは VT Group の所有で、それを国防省が 5 年契約でチャーターする枠組み。契約満了後は、チャーター期間の延長、買い取り、あるいは返却のいずれかとなる。(MoD UK)

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/7/9-10)
  • DigitalGlobe 社の衛星が撮影した画像によると、イランの核施設がある Natanz 近くの山岳地帯に、新たにトンネル施設の建設が進められているとのこと。入口そのものは見えないが、トンネルにアプローチする道路は写っている。
  • モルドバの Valery Pasat 元国防相が、1997 年に MiG-29×21 機をアメリカに輸出した件に関して、国家に 5,300 万ドルの損失を与えたとして 2005 年 3 月に逮捕、2006 年 1 月に禁固 10 年の判決を受けて収監されたが、7/9 に釈放された。韓国企業が 9,300 万ドルのオファーを行っていたのに、実際の売却価格が 4,000 万ドルにとどまった件が問題視されたもの。
  • 米海兵隊は従来、兵卒から 3 等軍曹までは M16A4 ライフル、2 等軍曹より上の階級では M9 拳銃を持たせていたが、M9 拳銃の代わりに M4 カービンを配備することにした。下級兵士についても M4 への代替を進める。Gary Wilson 退役大佐によると、イラクで M4、散弾銃、AK-47、MP5 と 50 発入り弾倉 2 個、といった武装で駐屯地の外に出ていた由。これは、敵の AK-47 に対応するのに M9 拳銃では威力が足りないため。すでに海兵隊は 23,000 挺の M4 を領収済みで、今後 12 ヶ月でさらに 40,000 挺を領収する。伸縮式銃床と切り詰めた銃身を持つ M4 は、ボディ・アーマーを身につけたとき、あるいは市街戦やジャングル、洞窟といった場面で具合がよいとのこと。
  • 米海兵隊は、EA-6B だけではカバーできない電子攻撃需要に対応するため、電子戦ペイロードを積み込んだ UAV を導入する模様。その海兵隊、航空機と地上を結ぶネットワーク・CORPORAL (Collaborative On-line Reconnaissance Provider/ Operationally Responsive Attack Link) の開発を進めており、2008 年にデモンストレーションを実施する。CORPORAL は、今後 3-4 年の間に少数を実戦配備する予定。
  • 米海兵隊は、米 Force Protection 社製の 4x4 軽装甲車・Cheetah を、数百両ほど導入する模様。お約束の V 型断面車体と爆風対策、複合材料製の装甲を備えており、重量は 8t 級。7/9 には、James Conway 海兵隊司令官がこれに試乗している。米海兵隊以外に、イギリス、イタリア、トルコも Cheetah に関心を示している由。
  • LCS の 1 番艦、USS Freedom (LCS-1) が火災に遭った結果の損失は、金額にして 350 万ドル、スケジュールは 2 週間の遅延とのこと。火災発生の時点で、工程進捗率は 80%。

新型ミサイルに御注意 (AFISNews 2007/7/6, DefenseNews 2007/7/7, VoA 2007/7/6)
5 年間に渡ってアジア太平洋地域担当の国防副長官補佐を務めて、2007/6/30 付で退任した Richard Lawless 氏は、北朝鮮が開発して先日に試射、近いうちに実戦化するとみられる新型短射程弾道ミサイルについて、「朝鮮半島の安定を崩す」という懸念を示した。
同氏によると、この新型ミサイルは移動式発射器に載せた固体燃料ロケット式で、従来の Scud ミサイルよりも生存性が高いとしている。また、この種の兵器を北朝鮮が実用化して大量に実戦配備するのは初めてとしている。また、自国向けの件以上に、新型ミサイルを他国に輸出する可能性があることも、懸念の原因になっている。
在韓米軍司令官の Burwell B. Bell 陸軍大将も、この新型ミサイルや核開発計画に対する懸念を表明している。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/6)
  • 米海兵隊の新型 VIP 輸送ヘリ・VH-71A の初号機、"TV-2" (Test Vehicle #2) が、イギリス・Yeovil にある AgustaWestland 社工場で 7/3 に初飛行した。次世代の "Marine One" となる機体で、現行の機体と比べると、安全性と信頼性の向上が見込まれる。飛行時間は 40 分間、速度は 135kt まで試して、操縦性や、さまざまな速度域での飛行特性を確認した。VH-71A は 2009 年末に IOC 獲得の予定となっている。まず Increment 1 仕様の機体をデリバリーした後、性能面・技術面・指揮統制能力面の強化を図った Increment 2 に発展させる。機体の組み立ては Bell Helicopter 社、システム・インテグレーションは Lockheed Martin Systems Integration - Owego 社 (主契約社) が担当する。(AgustaWestland)
  • 米 General Dynamics Land Systems 社は米 Force Protection 社から、海兵隊向けの MRAP (Mine Resistant Ambush Protected)×235 両を 1 億 1,150 万ドルで受注した。Force Protection と General Dynamics の両社はジョイント・ベンチャーを設立して、米海兵隊から MRAP を共同受注している仲。Force Protection 社が先に 2 億 2,100 万ドルで 455 両を受注しており、その一部が GDLS に回った形。(GD)
  • 欧州議会は 6/28 に、アメリカが計画しているチェコとポーランドへの MD エレメント配備に関する公聴会を開いた。両国は EU と NATO の加盟国であり、両国の動向は EU や NATO にも影響する、という理由による。賛成意見も反対意見も出た。(European Parliament)
  • 英海軍・RFA (Royal Fleet Auxiliary) の新型揚陸艦、LSD(A) こと RFA Lyme Bay (Bay 級の 4 番艦) が建造所側の公試を終えて、予定のスケジュールより 2 ヶ月早く英国防省に引き渡された。公式な納入セレモニーは 2007/8/2 に Portland で開催する。同艦はもともと英 Swan Hunter が Tyneside で建造・進水させたが、それを BAE Systems 社が引き取り、2006 年から Clyde の造船所に回航して完工させた。これで LSD(A) は全艦が出揃うことになる。(BAE Systems)
  • イスラエルの Elbit Systems 社は、同社傘下の Tadiran Communications 社が、ヨーロッパの某国から最新型の戦術通信機と関連サービス業務を 8,500 万ドルで受注した、と発表した。今後 5 年かけて納入する。(Elbit Systems)
  • 米 General Dynamics Ordnance and Tactical Systems 社は、小口径弾薬・4,400 万ドル分の delivery order を米陸軍から受領した。総額 5 億ドルの包括契約を結んでおり、それに対する第三次の納入指示。5.56mm、7.62mm、12.7mm の弾薬を納入するもので、訓練と実戦の両方で使用する。GD はシステム・インテグレーターであるとともにサプライチェーン管理も兼ねており、軍の需要に合わせて弾を納入する責務を負っている。(GD)
  • 米 Lockheed Martin 社は、ATACMS (Army Tactical Missile System) で使用する新型誘導システムのテストを成功裏に実施した。誘導システムのハード/ソフトに加えて信管の改良を施したもので、単弾頭型 ATACMS ブロック IA で使用する。新型の誘導システムは、信頼性、命中精度、破壊力を高めている。試験に際して設定した目標は、すべて達成できた由。米陸軍によると、単弾頭型 ATACMS は開けた場所と市街戦の両方で、緊急目標の攻撃に有用だとのこと。(Lockheed Martin)

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/7/5-6)
  • 米国防総省の Joint Requirements Oversight Council は、2008 年までに総額 83 億ドルを投じて、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の導入を可能な限り迅速に進める方針を承認した。すでに承認を得ている 7,774 両 (海兵隊 : 3,700、陸軍 : 2,500、空軍 : 697、海軍 : 544、特殊作戦部隊 : 333) もこの中に含まれているが、さらに規模を拡大した計画になる。国防総省の計画では、14t 級と 21t 級を合計 23,200 両揃えることになっているが、そのうち 17,700 両を 2010 年までに揃える。(2010 年までに 22,000 両という話も)
  • 米国防総省は、負傷者後送ヘリの最新型、HH-60M の全規模量産開始を承認した。現在はプロトタイプと LRIP 型が 8 機ずつある。量産型はまず、ケンタッキー州 Fort Campbell の 第 101 空挺師団 (航空強襲) に配備する計画。2012 年までに 90 機を量産して、1970 年代に製造した HH-60A を代替する。また、UH-60A/L についても M 型への代替を進める計画で、こちらは 2025 年までかかる。M 型はコックピットのデジタル化、GPS レシーバー、ムービング・マップ・ディスプレイ、FLIR、飛行制御用コンピュータとオートパイロットの装備、ローターブレードのワイドコード化による速度性能と機動性の向上・ペイロード増大 (470lb)、改良型の T700-GE-701D エンジン、乱気流に対処するアクティブ振動システム、新型のマルチバンド無線機、といった改良点がある。
  • カナダは 2010-2017 年にかけて、Halifax 級フリゲート×12 隻に対して 31 億カナダドル (29 億ドル) を投じて近代化改修を実施、指揮統制能力を強化して "洋上指揮所" としての能力を持たせるほか、戦闘能力の強化も図る。
  • オーストリアが、Eurofighter Typhoon の調達数削減と、(運用経費節減のために) トランシェ 2 ではなくトランシェ 1 の導入を決めた件について、野党や連立与党が反発、野党は不信任案を出す騒ぎになっている。連立与党の保守党は保守党で、最新型の機体を入れるべきだとして今回の決定に反発。調達数削減についても、数が減った分だけ酷使することになるので、経費節減にはならないとする反対意見が。
  • ポーランドの Witold Waszczykowski 外務副大臣によると、米議会の承認があればポーランドとチェコへの MD 関連施設の建設は可能であり、Boeing 社は 4-6 億ドル程度の契約を受注することになる、とのこと。施設の維持費は年間 3,000 万ドル程度と見積もっている。同氏は、MD エレメントの配備についてアメリカ側と協議しているポーランド側の窓口。
  • 一方、その MD エレメントの配備に反対しているロシアでは、Sergei Ivanov 第一副首相が、バルト海に面したロシアの飛び地・Kalingrad にミサイルを配備するぞと発言。それを聞いたアメリカ側は不快感を表明。配備現場に近いリトアニアも懸念を表明。

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産業・装備・調達

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/12)
  • オーストリア空軍向け Eurofighter Typhoon の初号機 (AS001、通算 125 号機) が納入された。配備先は Zeltweg。今後 2 年間で、当初の予定よりも縮小した 15 機の納入を済ませる。2 号機 (AS002) は 2007/7/9 に Manching の EADS Military Air Systems 社工場で初飛行を済ませており、3-6 号機が同所で最終組立中。なお、英独伊西では Retrofit R2 計画に基づくブロック 5 仕様へのアップグレードが始まっており、現在、16 機が作業中。(Eurofighter GmbH)
  • 米ミサイル防衛局 (Missile Defense Agency) は米 Raytheon 社に対して、AN/TPY-2 レーダーの改良計画を 3 億 400 万ドルで発注した。BMDS (Ballistic Missile Defense System) がターゲットの追跡・識別に使用する X バンド・レーダーで、Raytheon 社はソフトウェアの開発と試験、メンテナンス、サポート、インフラ更新、展開ミッションの計画作業を担当する。現在、AN/TPY-2 は計画している 5 基のうち 2 基を納入済み。2004 年 11 月に納入した 1 号機は日本に据え付けたが、これは MDA の作戦資産が海外展開した最初の事例。2 号機は Vandenberg AFB で領収試験を済ませたところ。(Raytheon)
  • Eurocopter 社は英空軍から、Puma 輸送ヘリを延命改修して Puma HC.2 仕様にアップグレードする件のアセスメント・フェーズを受注した。35 機を対象として、エンジンを Turbomeca 社製 Makila に換装するほか、グラスコックピット化、通信・航法・自衛機器の更新を実施する。(RAF)
  • BAE Systems 社は米 Lockheed Martin 社から、THAAD (Terminal High Altitude Area Defense) 用の赤外線シーカーを 6,230 万ドルで受注した。THAAD ミサイルは、2009 年の配備開始、2010 年の世界展開即応を目指している。(BAE Systems)
  • 米 Allied Defense Group の AWE (Ammunition and Weapon Effects) 部門は、ヨーロッパや北米のカスタマーから、3 年分・合計 1 億 7,000 万ドルの弾薬受注を獲得した。このうち 9,000 万ドル分を 2007-2008 年にかけて納入する。弾種はさまざまで、25mm 機関砲弾、無反動砲弾、105mm 榴弾、90mm 迫撃砲弾 Mk.8、120mm 迫撃砲弾など。また、新規カスタマーから 115mm 戦車砲弾の開発も受注した。(The Allied Defense Group)
  • カナダ国防省は、Halifax 級フリゲート×12 隻のアップグレードに関する詳細を明らかにした。もともと、冷戦期に建造した同級は対潜戦 (ASW)・対水上戦 (ASUW) に特化した内容になっているが、脅威の速度性能・ステルス性・機動性が高まっているほか、活動の舞台が大洋から沿岸に移っている状況を受けて、それに対応できるような内容に手直しする。計画名称は HCM/FELEX、内容は以下の通り。(Canadian DND)
      HCM/FELEX :
    • 新型指揮管制システムの導入
    • 新型レーダーの導入 ※AN/SPS-49(V)5、AN/SPS-503、STIR 1.8×2
    • IFF (Interrogator Friend or Foe) Mode S/5 の導入
    • 通信システムの更新
    • Harpoon 対艦ミサイルの更新 ※ブロック II
    • 電子戦システムの更新 ※CANEWS 製 AN/SLQ-501 ESM の代替など Other HCM Projects:
    • 長距離 IRST (InfraRed Search and Track) として SIRIUS を導入
    • ESSM (Evolved Sea Sparrow Missile) を導入 整備・維持管理関連 :
    • 予防整備を含む整備作業
    • Bofors 57mm Naval Gun の改修
    • Shield II Missile Decoy Countermeasures System の交換
    • Integrated Machinery Control System の交換
    • 航海用レーダーの交換
  • 米 Raytheon 社はノースダコタ州兵の訓練施設・Camp Grafton South で、Cobra UAS (Unmanned Aircraft System) の公式初飛行を 2007/6/25 に実施した。ノースダコタで UAV が飛ぶのも初めてなら、Cobra が本拠地のアリゾナ州 Tucson を離れて飛ぶのも初めて。3 日間で 9 フライトを実施、自力で離着陸や飛行中の航法をこなし、事前にプログラムした経路を飛行した。Raytheon 社と University of North Dakota, John D. Odegard School of Aerospace Sciences、University of North Dakota School of Engineering and Mines、North Dakota National Guard が協力して実現したもの。University of North Dakota Unmanned Aircraft Engineering チームが開発したデジタル画像ペイロード・PrecisionAg を搭載して飛行したが、これは農作物の状況を上空から監視する等の任務に使用するもの。(Raytheon)
  • 米 ATK (Alliant Techsystems) 社は、Bushmaster Chain Gun ファミリーの最新版、Lightweight 25mm (LW25) の試射をアリゾナ州 Mesa で実施した。12.7mm 機関銃や 40mm 擲弾発射器で対応している任務での利用を想定しており、XM307 弾に加えて、塹壕に立て籠もった敵などに対して有効な、ATK 社のプログラマブル空中炸裂弾・PABM (Programmable Air Bursting Munition) も発射可能。車輌だけでなく、回転翼機、船艇、CROWS (Common Remotely Operated Weapon Station) への搭載を想定してサイズ・重量を決めてある。また、デュアルフィードなので 2 種類の弾を使い分けるのも容易としている。MRBS (Mean Rounds Between Stoppage) は 35,000 発、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) などでの利用を想定した遠隔操作も可能。12.7mm 版 Bushmaster (こちらは NATO が使用するすべての 12.7mm 弾と M903 SLAP (Saboted Light Armor Penetrator) 弾に対応) との互換性もある。(ATK)
  • 米 Lockheed Martin 社は、デンマーク空軍 (RDAF : Royal Danish Air Force) から受注していた C-130J×4 機を完納した。2004 年 3 月にデリバリーを始めたもので、配備先は 721st Sqn. (Aalborg, Denmark)。すでに配備された機体は、飛行時間 5,000 時間をマークしており、クウェートに展開した機体は 6 ヶ月間で 250 ミッションを実施、人員 1,600 名と貨物 50 万ポンドを輸送した。また、南西アジアでの津波救援やアフリカでの国連の任務、グリーンランドでの任務にも出動している。デンマーク以外の海外カスタマーは、英空軍、オーストラリア空軍、イタリア空軍。アメリカでは空軍の AMC・AETC・AFRC、ANG、海兵隊 (KC-130J)、沿岸警備隊 (HC-130J) で使用している。(Lockheed Martin Aeronautics)
  • 加 MDA (MacDonald, Dettwiler and Associates) 社は、米空軍の RADARSAT-2 計画を対象とするサポート業務契約を 9 ヶ月・950 万ドルで受注した。(MDA Ltd.)
  • 米 Boeing 社は米空軍に、C-40C の 2 号機を納入した。AFRC (Air Force Reserve Command)・AMC (Air Mobility Command) 向けの輸送機として 3 機を受注している。B.737-700 BBJ (Boeing Business Jet) の派生型で、932nd AW と 375th AW に配備の予定。遠隔地への要人輸送などの任務に使用する。民間仕様と比べると、コックピットの変更、衛星通信装置の搭載、ビジネスクラス仕様 40 席 (改変可能) の内装、会議テーブルの設置、燃料タンク増設といった違いがあり、航続距離は 4,400nm。(Boeing)
  • 加 CAE 社は、印 Macmet Technologies Limited を 500 万カナダドルで現金買収すると発表した。同社はインドにおける、シミュレーション分野のリーディング・カンパニーで、陸・海・空のすべてで経験がある。製品例としては、Cheetah ヘリ、MiG-27 、海軍のコマンド・チームなどを対象とする、シミュレータやトレーナーがある。(CAE)

今日のお買い物 (Contracts 2007/7/11)
  • Centurum 社と Scientific Research 社は米海軍から、network centric service に関連する契約を受注した。1 社あたりの最低保証額 $100,000、契約全体を通じた総額 $420,000,000。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年分。通信機器の開発・試験評価・ライフサイクルサポートを対象とする、エンジニアリング/テクニカル・サポート・サービス業務を実施する。(N65236-07-D-5883, N65236-07-D-5882)
  • Kellogg Brown & Root Services 社は米海軍から、イラクの Al Bas Basra Oil Terminal と Khawr Al Amaya Oil Terminal Oil Platforms を対象とする、居住施設の改善作業に関するタスク・オーダーを $8,460,515 で受注した。今回の修正契約により、一連のタスク・オーダーの総額は $13,510,515 となった。基本契約 1 年とオプション契約 4 年分を合計した契約上限額は $500,000,000 以内。(N62470-04-D-4017/Modification 02 to Task Order #0025)
  • MKI Systems 社は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) Vehicle JPMO (Joint Program Management Office) GTES (Ground Transportation and Engineer Systems) を対象とするサポート業務のタスク・オーダーを $7,140,425 で受注した。MRAP カテゴリー I/II/III リーダー、官給品の担当 (Government Furnished Equipment (GFE) Manager)、スパイラル開発担当のプログラム・マネージャ、FMS 担当者、調達・兵站・エンジニアリング・試験評価・安全担当者のサポートに従事する。(M67854-02-A-9008/#0053)
  • Raytheon 社 Electronics Systems 部門は米海軍から、AN/ALR-67(V)3 RWR のロット 10 量産分・24 セットを対象とするオプション契約分を、$24,367,656 で受注した。オーストラリア向けの FMS 案件。(N00019-04-C-0123)
  • CACI Systems 社は米海軍から、NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division) の Special Communications Requirements Division を対象とするテクニカル/エンジニアリング・サービス業務のオプション契約分を、$19,076,158 で受注した。陸海空軍向けの C4ISR 関連電子機器を対象とする。(N00421-06-C-0074)
  • ITT 社 Aerospace Communications Division は米海軍から、SRW (Soldier Radio Waveform) に関する修正契約を $10,240,888 で受注した。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$79,840,835。SRW は、JTRS (Joint Tactical Radio System) で使用する音声・データ・動画通信用のソフトウェア・アプリケーション。(N65236-07-C-5876)
  • McDonnell Douglas 社は米海軍から、F/A-18E/F に搭載する AN/APG-79 レーダーがらみのスペアパーツを、$7,556,569 で受注した。(N00383-06-D-001J/#0002)

涼風式 (DefenseNews 2007/7/6, Thales via Defense-Aerospace.com 2007/7/11)
仏 Thales 社は、トルコの洋上哨戒機導入計画・Meltem II の受注を 2003 年に獲得している。既存の CN-235×9 機に加えて、ATR72×10 機を新規に導入、所要のミッション機器 (Amascos : airborne maritime situation and control system) を搭載して哨戒機に仕立てる、総額 4 億ドルの案件。ATR72 は CN-235 よりも航続性能に優れる利点がある。
Meltem II で新規に導入する機体の初号機 (MSA #1 : Maritime Surveillance Aircraft #1) は、2007/6/18 に初飛行を済ませた。ただし、これは機体の性能と空力特性を試験するためのもので、ミッション機材の搭載はまだ。
Thales 社製の洋上監視機器・Amascos (Airborne Maritime Situation and Control System) は、指揮管制装置とレーダー・ESM・音響機器といったセンサーで構成しており、インドネシア、マレーシア、日本で採用実績がある。インドネシアの場合、CN-235×2 機に Amascos 200 を搭載したほか、NC212×5-10 機に Amascos 100 を搭載する件についても商談中。日本向けは Gulfstream 5、マレーシア向けは Beech 200 を使っており、後者はさらに Beechcraft 350 の増勢も計画中。
パートナー企業としては、機体の改修を担当する土 TAI (Turkish Aerospace Industry) 社とインドネシアの IAe (Indonesian Aerospace)、自衛装置・航法機器・FLIR・ディスプレイ・無線機などを担当する土 Aselsan 社、指揮管制装置のソフトウェアを担当する土 Havelsan 社がある。
ちなみに、地元のフランス海軍には Falcon 50×4 機と Nord 262、アップグレードを予定している ATL2 (訳注 : Atlantic 2 か) がある。
仏 Dassault Aviation 社も Falcon 900 ベースの機体でこの分野に参入すると表明しているが、このように関心を示す企業が増えている背景として、潜水艦の導入を図る国が増えている事情がある。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/11)
  • 土 TAI (Turkish Aerospace Industries) 社、米 Lockheed Martin Aeronautics 社、トルコ空軍は、トルコ空軍が装備する F-16 のアップグレード改修計画・Peace Onyx (PO) III の準備作業を完了、7/4 に最初の 4 機を TAI 社の工場に入れて回収を始めた。アビオニクスやウェポン・システムの更新を実施する。(TAI)
  • オランダの Cees van der Knaap 国防省は米国防総省に対して、F-35 JSF の試験フェーズに際して、対等なパートナーとして参加したいと申し入れた。これは、必要とする情報すべてにアクセスできるようにしてもらいたい、という意味。なお、試験フェーズに参加するからといって、自動的に F-16 代替機として F-35 を調達すると決めたわけではない、と釘を刺している。(Radui Netherlands)
  • 仏 DCNS 社は、労働組合 (CCE : Comite Central d’Entreprise) との会合の席で、懸案となっている FREMM フリゲートのアウトソース問題について説明した。組合が、アウトソース化によって仕事が減るのではないかと懸念を表明していたのに対応するもの。DCNS は Brest と Cherbourg に造船所を構えているが、自社の社員に対して最適な作業条件を確保 (maintaining optimum working conditions for its employees) しつつ、最小限のアウトソース化により生産性向上を図る方針を決めた、としている。健康管理、安全管理、福利厚生、社員向けの施設、教育訓練についても議題とした。FREMM は今年 3 月に Lorient で鋼材切り出しを始めており、1 番艦は 2011 年、それから 13 ヶ月後に 2 番艦、その後は 7 ヶ月ごとに送り出して、2016 年までに全艦を建造する計画。建造ペースは年間平均 1.7 隻を企図。(DCNS)
  • 米 Raytheon 社は米 General Dynamics Ordnance and Tactical Systems 社と組んで、XM1111 MRM (Mid-Range Munition) 計画の SDD フェーズに応札すると発表した。MRM は米陸軍の精密誘導 120mm 砲弾で、FCS の Mounted Combat System に装備、デュアルモード・シーカーにより、見通し線以遠の間接攻撃能力を実現する。Raytheon 社は精密誘導兵器 130 万発以上の納入実績が、General Dynamics Ordnance and Tactical Systems 社は 120mm 戦車砲弾 300 万発以上の納入実績がある。すでに Raytheon 社は今年 3 月に、MRM 用のデュアルモード・シーカー (SALH/IIR) のデモンストレーションを実施済み。このときには、T-72 をターゲットとして 5.2km の距離で試用した。なお、MRM の RfP は 2007/5/11 にリリース済み (W15QKN-07-R-0605)。(Raytheon)
  • ドイツ南部の Ramstein AB に米軍が備蓄していた核兵器が、すべて撤去された。FAS (Federation of American Scientists) が調査を行い、130 発の核兵器すべてを撤収したと確認したもの。これにより、米軍がヨーロッパに配備している核兵器は 350 発に減少した。FAS の調査は、USAFE (US Air Forces in Europe) の公表資料を調べてリストを作り、そこを専門家が訪問する方法で実現している。そのリストに Ramstein AB が含まれなくなった次第。もっとも、米独両国政府の当事者は、この件について公式には反応していない。ただ、これでドイツから米軍の核兵器が全部消えたわけではなくて、Buchel の地下弾薬庫に 20 発が保管されている。(Deutsche Welle German radio)
  • 米 Sikorsky Aircraft 社の S-92 ヘリが、累計飛行時間 50,000 時間を達成した。初号機納入から 33 ヶ月目。現在、38 機が就役しており、輸送やオイルリグ紹介などの用途に使われている。さらに 1 ダースほどが製造中。(Sikorsky Aircraft)
  • 南アフリカを訪問中の、イタリアの副首相兼外相、Massimo D'Alema 氏が 10 日、Denel Saab Aerostructures 社工場を訪問した。南アフリカ空軍は 30 機の Agusta A109 LUH (Light Utility Helicopter) を発注しており、機体製造に関わっている同社で 12 号機を見学したもの。2004/9/9 の初号機納入以来、これまでに 19 機が納入済みで、20 号機が 7 月中にデリバリーの予定。(Denel)
  • 米 Northrop Grumman 社 Laser Systems 部門は、携帯式レーザー測距儀・Mark VII について、今年 5 月に累計納入 5,000 台を達成した。(Northrop Grumman)
  • デンマーク海軍が 2 隻の調達を計画している FSS (Flexible Support Ship) の 1 番艦、HDMS Absalon に、Thales Nederland 社製の対空捜索レーダー、SMART-S Mk.2 が据え付けられた。1 月に Factory Acceptance Test を始めた後、据え付けそのものは 6 月に済んでおり、7 月に実働可能になっている。この後、Harbour Acceptance Test と洋上公試を実施した後で、指揮管制装置とのインテグレーションを完了させる。2 号機の方は年内に Factory Acceptance Test と据え付けを済ませる予定。SMART-S Mk.2 は E/F バンドを使う 3 次元の VSR (Volume Search Radar) で、沿岸戦に最適化した設計。レンジは 250km、仰角 70 度まで対応、Fast Attack Craft でも搭載可能。(Thales Nederland)
  • 独 Rheinmetall Group は、瑞 Zaugg Elektronik AG 社を完全買収した。同社はヨーロッパや北米のカスタマー向けに、中・大口径砲弾向けの信管を製造している。陸戦兵器の分野における、Rheinmetall 社の地歩強化に向けた動きのひとつ。Rheinmetall Defence 社のスイス子会社は、Oerlikon Contraves AG、Nitrochemie Wimmis AG、RWM Schweiz AG の各社を傘下に収めている。(Rheinmetall Group)

今日のお買い物 (Contracts 2007/7/10)
  • AM General 社は米陸軍から、HMMWV に関する修正契約を $378,341,704 で受注した。(DAAE07-01-C-S001)
  • The Wexford Group International 社は米陸軍から、U.S. Army Space and Missile Defense Command (Huntsville, AL) 麾下、Asymmetric Warfare Group を対象とするオペレーション・サポート業務、$63,059,962 分の delivery order を受領した。原契約も同額。(W9113M-06-D-0005)
  • 米陸軍は、WIN-T (Warfighter Information Network-Tactical) のアーキテクチャを対象とする SDD フェーズについて、$22,500,000 の増額契約を発注した。原契約は $1,069,909,287。(DAAB07-02-C-F404) [原文に書いていないものの、おそらく General Dynamics C4 Systems 社]
  • Head 社は米陸軍から、ウェストヴァージニア ANG・167th AW (Martinsburg, WV) が C-130 から C-5 に転換するのに伴う、滑走路と誘導路のアップグレード工事を $18,560,650 で受注した。(W912L8-07-C-0008)
  • Alliant Lake City Small Caliber Ammunition 社は米陸軍から、小火器用弾薬・$10,123,910 分の delivery order を受領した。原契約は $400,467,194。(DAAA09-99-D-0016)
  • Alpine Diversified 社は米陸軍から、アリゾナ州 Flagstaff で実施する治水工事 (Rio De Flag Flood Control Project) を $5,129,224 で受注した。(W912PL-07-C-0018)
  • Alaska Structures 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けのシェルター、関連コンポーネント、トレーラーを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM100-05-D-6064)
  • Anchor Industries 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの各種シェルターを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM1C1-06-D-6005)
  • Base-X Expedition Shelters 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けのシェルター、関連コンポーネント、トレーラーを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM100-05-D-6063).
  • Celina Tent 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの人道支援用シェルターを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM1C1-06-D-6001)
  • DHS Systems 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けのシェルター、関連コンポーネント、トレーラーを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM100-05-D-6060)
  • Johnson Outdoors 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けのシェルター、関連コンポーネント、トレーラーを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM100-05-D-6059)
  • Schutt Industries 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けのシェルターとトレーラーを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM1C1-06-D-6002)
  • MMI - Federal Marketing Service 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの各種シェルターを、$96,000,000 (上限価格) で受注した。オプション契約の第二次分。(SPM1C1-06-D-6007)
  • Metals USA i-Solutions 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの金属材料や加工製品を、$9,900,000.00 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。基本契約 2 年に続いて設定していた 1 年単位のオプション契約 3 年分のうち、1 年目。(SPM500-06-D-BP17)
  • Belleville Shoe Mfg. 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの高温地帯用コンバット・ブーツを $25,173,000.00 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SPM1C1-07-D-1518)
  • Altama Footwear 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの高温地帯用コンバット・ブーツを $20,411,033.72 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SPM1C1-07-D-1519)
  • Wellco Enterprises 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの高温地帯用コンバット・ブーツを $15,113,428.50 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SPM1C1-07-D-1522).
  • Rocky Shoes & Boots 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの高温地帯用コンバット・ブーツを $6,448,040.47 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SPM1C1-07-D-1523)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/10)
  • SELEX Sensors and Airborne Systems (S&AS) 社は、新開発した戦術 UAV・Damselfy の開発構想を、7/11-12 にかけて開催したイベントの席で公表した。発進/回収に使用できる場所が限られていても運用できるように VTOL 機としており、艦上、あるいは市街地での運用に有利。独立して駆動する 4 個の推力偏向ノズルによって、巡航飛行と離着陸のモード切替を行う仕組み。最高速度 150kt。 まず、スパン 1m の電動式サブスケール実験機を作り、4 月にホバリング飛行を成功させた。遷移飛行試験は 11 月に ParcAberporth のレンジで実施する予定。その後、通常型のエンジンに換装して試験を進める。軍民双方の利用を考えている。(SELEX S&AS)
  • 米ミサイル防衛局 (MDA) は、ABL (Airborne Laser) が射撃管制ループに関する基本段階の試験を完了した、と発表した。赤外線センサーとビーム・コントロール・センサーでターゲット (訳注 : "Big Crow" とあるので NKC-135 ?) を検知・追跡、機首に備えた SHEL (Surrogate High Energy Laser) によるレーザー照射を実施した。SHEL は、本番で使用する COIL (Chemical Iodine Oxygen Laser) をシミュレートする低出力レーザー。今月末には、tracking illuminator laser・atmospheric compensation laser・SHEL を組み合わせて作動させる試験も予定している。(MDA)
  • 米 Raytheon 社は米陸軍から、RAID (Rapid Aerostat Initial Deployment)×41 基と地上管制ステーションを 2,200 万ドルで受注した。イラク派遣海兵隊向けのフォース・プロテクション装備で、Persistent Surveillance System 構想に基づくもの。2007 年 9 月からデリバリーを開始する。高所に配置した赤外線センサーにより、接近する敵を早期に探知、警報を発して即応体制を取れるようにするためのもの。(Raytheon) [さらにその後、2007/9/10 にオプション契約分の RAID Mobile Eagle Eye×9 セットを 500 万ドルで受注。2008 年 2 月からデリバリー開始の予定 by DID 2007/9/11]
  • EADS North America 社は、A310 テストベッドに装備した ARBS (Air Refueling Boom System) を使って、飛行中の燃料移送試験を実施したと発表した。先に地上での検証試験を実施したのに続くもの。次の段階では、空中でレシーバーとコンタクトして、実際に給油を行う。ARBS は、米空軍に提案中の Northrop Grumman KC-30 Tanker でキー・コンポーネントとなる FBW 式の給油ブーム。オーストラリア向けの KC-30B×5 機と UAE 向けの KC-30×3 機にも装備する。給油能力は毎分 1,200gal、自動負荷軽減機構 (automatic load alleviation system) を備える。(EADS North America)
  • 米 Lockheed Martin 社の MULE (Multifunction Utility/Logistics and Equipment) 担当 EEU (Engineering Evaluation Unit) は、段差やギャップがある複雑な地勢で MULE を自律走行させるデモンストレーションを実施した。段差は 30in、ギャップは 70in あり、オペレーターの介入なしに、MULE はこれを自力で突破。HMMWV 並みの機動性があることを実証してみせた。この MULE、2013 年の配備を目指して開発中。MULE/ARV-Assault Light として、FCS 向けに 3.5t 級の無人車両として実現する。足回りは 6x6 の装輪式で、ハブに内蔵したモーターで走る。兵装は機関銃と対戦車ミサイル。また、2 個分隊の兵士に物資を輸送できる補給型も作るが、こちらは荷物を固定するためのタイダウン・ポイントや落下防止用の折り畳み式側面レールを備える。必要とあらば負傷者後送も可能。(Lockheed Martin)
  • 米 ITT 社 CenTauri Solutions 社と組んで、COTS 製品を活用した常設監視システムを開発したと発表した。6,600 万画素 (66 megapixel) のカメラと画像処理技術を組み合わせて、捕捉した画像を解析・7 秒以内にデータを処理・表示する。ITT が既製品のカメラと独自の JPEG2000 圧縮用ハードウェアを、CenTauri Solutions 社が ISR 関連の経験を活かした画像処理の機能を、それぞれ担当した。狭帯域の通信リンクを介して、秒間 2 フレームのライブ画像を同時に複数の拠点に配信することもできる。その際、ITT の MSC (Mosaic Screener Client) が、画像の安定化や補正などの処理を担当する。センサー部分は航空機に搭載するようになっていて、これは Geospatial Systems, Inc (GSI) 社の航空機用カメラ 6 台を組み合わせた。そのほか、Vinten 社製のジンバル、Leica Geosystems 社製の IPAS (Inertial Position and Attitude System) といった COTS コンポーネンツがある。まず 2006 年に社有機の Cessna Caravan で予備試験を行ってから本番の開発に移行、ITT 社の Space Systems Division が、Harris 社製の無線機や Atair Aerospace 社の動力付きパラグライダーと組み合わせてインテグレーションを開始した。これまでに、飛行試験 15 回を成功裏に実施している。(ITT)
  • オーストラリアは、今回で三度目となる Joint Strike Fighter (JSF) Advanced Technology and Innovation Conference を、Melbourne で開催した。F-35 の開発・製造に携わっている企業や研究機関のメンバー、それと 米国防総省、JSF Program Office、Lockheed Martin、BAE Systems、Northrop Grumman、Pratt and Whitney、Rolls-Royce、General Electric の各社から参加している。(Australian DoD)
  • 伊 Fincantieri 社の Muggiano 造船所 (La Spezia) で、印 NIOT (National Institute of Ocean Technology) 向けの新型海洋観測船、Sagar Nidhi ("Pearl of the Oceans" の意) が進水した。全長 104m、全幅 18m、後部船殼は Riva Trigoso 造船所 (Genova) で製造した。ROV (Remotely Operated Vehicles) や AUV (Autonomous Underwater Vehicles) の運用も可能。(Fincantieri)
  • ハンガリー国防省と諾 Kongsberg 社は、軍用無線機の発注契約に向けた協議に入った。11 月までに最終合意をまとめる予定。当初は 9,312 セットの調達を計画していたが 4,050 セットに削減、単価は変わらず、総額は 360 億フォリントから 150 億フォリントに減った。2013 年までに完納の予定。ハンガリーはすでに、Kongsberg 社製の無線機 794 セットを導入しており、年内にもう 343 セットを追加受領の予定。(Hungarian MoD)

今日のお買い物 (Contracts 2007/7/9)
  • Northrop Grumman Systems 社は米海軍から、E-2D Advanced Hawkeye の前量産型×3 機に関する修正契約を、$407,992,320 で受注した。(N00019-03-C-0057)
  • W. G. Yates and Sons Construction 社は米海軍から、Naval Construction Battalion Center (Gulfport, MS) に、以下の施設を建設する作業を $92,753,000 で受注した。(N69450-07-C-0754)
    • P737K Fitness Center
    • P8790 Bachelor Enlisted Quarters
    • P812K Navy Exchange (NEX) Complex and NEX Cold Storage Facility
    • P814K Consolidated Security Complex
    • P821K Storm Drainage Improvements
    • P824K 22nd Naval Construction Regiment Command and Control Facility
    • P825K Training Hall
    オプション契約 11 件がある。ただし、オプション契約のうち 2 件は基本契約と一緒に発注。1 年以内にオプション契約をすべて実現した場合の総額は、$108,966,766.00。
  • Rockwell Collins Government Systems 社は米海軍から、米空軍向け AN/ARC-210(V) Electronic Protection Radio System のオプション契約分を、$24,849,545 で受注した。RT-1851 ARC-210 Receiver-Transmitter Radio×329、C-12561 Radio Control Set×323、MT-4935 Mounting Base×294 という内訳で、A-10 に搭載する。(N00019-05-C-0050)
  • Booz Allen Hamilton 社は米海軍から、CEAT (Communications-Electronics Advanced Technologies) に関するテクニカル/エンジニアリング・サービス業務のオプション契約分を $14,746,284 で受注した。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division, Patuxent River, MD) の Special Communications Requirements Division 向け。(N00421-04-C-0058)
  • Alliant Integrated Defense 社は米海軍から、AN/AAR-47(V)2 ミサイル接近警報装置に関連するオプション契約を $14,637,139 で受注した。Integrated Optical Sensor Converter (w/レーザー警報装置)×564 の配分は、米海軍×400、米空軍×116、カナダ×20、オーストラリア×16、オランダ×8、イギリス×4。また、Computer Processor アップグレード・キット×127 の配分は、米海軍×85、米空軍×30、カナダ×5、オーストラリア×4、オランダ×2、イギリス×1。Control Indicator×47 の配分は、米海軍×10、米空軍×5、イギリス×21、カナダ×5、オーストラリア×4、オランダ×2。金額の配分は、米海軍 ($9,854,375; 67%)、米空軍 ($3,245,036; 22%)、カナダ ($567,095; 4%)、オーストラリア ($453,676; 3%)、イギリス ($290,119; 2%)、オランダ ($226,838; 2%)。米軍以外は FMS。(N00019-06-C-0107)
  • Lockheed Martin Systems Integration - Owego 社は米海軍から、VH-71 Systems Integration Laboratory の開設に関する修正契約を $12,347,346 で受注した。(N00019-05-C-0030)
  • Northrop Grumman Space & Mission Systems 社は米海軍から、Multiple Link Simulation Test と訓練ツール (Integrated Warfare System Lab での試験、相互運用性確認、承認、訓練実施に使用する) を、$9,999,950 (上限価格) で受注した。(N00178-07-D-2007)
  • National Steel and Shipping Company (NASSCO) 社は米海軍から、USS Dubuque (LPD-8) の定期修理作業を $8,164,259 で受注した。入渠はしない。艦内設備の修理・更新や、主機の配管交換、関連機材のオーバーホールなどを実施する。(N00024-06-C-4402)
  • Sikorsky Aircraft 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊が使用する各種航空機向けのスペアパーツを $235,657,972.57 (上限価格) で受注した。(SPM400-05-D-9413)
  • Raytheon/Lockheed Martin Javelin (Joint Venture) は米陸軍から、Javelin 対戦車ミサイルで使用する CLU (Command Launch Unit) の FY2007 分に関する修正契約を、$172,206,845 で受注した。量産と再生補修の両方に関するオプション契約の行使分。(W31P4Q-04-C-0136)
  • Holston Defense 社は米陸軍から、退役軍人向けの恩典業務 (post-retirement benefits) に関する修正契約を $89,932,084 で受注した。(DAAA09-92-Z-0008)
  • Boeing 社は米陸軍から、CH-47F Chinook の新造分に関する修正契約を $76,500,000 で受注した。(W58RGZ-04-C-0012)
  • GDLS (General Dynamics Land Systems) 社は米陸軍から、M1 Abrams 戦車に関連するシステム/テクニカル・サポート業務の修正契約を $53,972,933 で受注した。(W56HZV-07-C-0046)
  • Sundt Construction 社は米陸軍から、常設の車両用バリア、アクセス道路、堀割などをアリゾナ州とメキシコの国境に建設する作業、$42,143,000 分の delivery order を受領した。原契約も同額。(DACW63-03-D-0003)
  • AM General 社は米陸軍から、HMMWV に関する修正契約を $32,446,850 で受注した。(DAAE07-01-C-S001)
  • Ceridian 社は米陸軍から、軍人と家族を対象とする無料コールセンターの運営を、$31,969,638 で受注した。(W81XWH-07-C-0090)
  • Mabey Bridge 社は米陸軍から、桟橋・ランプ付きの浮橋 (Logistics Support Bridge with Float Bridge with Piers and Ramps) を $28,118,844 で受注した。70% はイギリス向け、15% はスウェーデン向け。(W56HZV-07-C-0469)
  • BAE Systems 社は米陸軍から、M2 Bradley に装備する対 IED 増加装甲 (Bradley Improvised Explosive Device Mine Armor Kits)、$27,057,622 分の delivery order を受領した。原契約は $70,780,744。(W56HZV-05-G-0005)
  • MW Builders of Texas 社は米陸軍から、カンザス州 Fort Riley に Medium Battle Command Training Building、Access Control Point、Tactical Operations Center を建設する作業を $22,917,000 で受注した。(W912DQ-07-C-0026)
  • K&S Associates 社は米陸軍から、イリノイ州 Granite City に Armed Forces Reserve Center を建設する作業を、$14,455,640 で受注した。(W912QR-07-C-0036)
  • Harkins Builders 社は米陸軍から、メリーランド州 Fort Detrick に Armed Forces Reserve Center を建設する作業を、$14,356,900 で受注した。(W912QR-07-C-0044)
  • Freightliner 社は米陸軍から、M916A3 軽装備トランスポーター (Light Equipment Transporter) に関する $13,283,309 分の delivery order を受領した。原契約は $740,319,612。(DAAE07-00-D-S022)
  • Bordeaux Construction 社は米陸軍から、ノースカロライナ州 Raleigh に Armed Forces Reserve Center、整備施設、倉庫を建設する作業を $13,014,561 で受注した。(W912QR-07-C-0037)
  • Clark Construction Enterprises 社は米陸軍から、ルイジアナ州 St. Charles Parish にハリケーン対策の堤防を建設する作業、$12,933,495 分の delivery order を受領した。原契約は $12,933,495。(W912P8-06-D-0086)
  • Greenleaf-ECI (Joint Venture) は米陸軍から、カンザス州 Fort Riley で大隊司令部設置予定場所に 6 個中隊分の作戦施設と駐車場を建設する作業、$12,746,215 分の delivery order を受領した。原契約も同額。(W912DQ-07-D-0045)
  • World Wide Technology 社は米陸軍から、Teleport Generation 2 Phase II Project で使用する機材やサービス業務を、$9,525,143 で受注した。(W15P7T-07-F-0024)
  • BAE Systems 社は米陸軍から、Cooler/Dewar Group OR-336/A (Common Module) Unit を $8,575,000 で受注した。(W15P7T-07-C-W004)
  • Textron Marine & Land Systems 社は米陸軍から、USCENTCOM の担当戦域で使用している M1117 ASV (Armored Security Vehicle) を対象とするフィールド・サービス要員の派遣業務に関する修正契約を、$5,944,692 で受注した。(W56HZV-05-C-0470)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/7/9)
  • F-35 のコストなどに関して懐疑的な内容の報道が出た件について、オーストラリア国防省は、パートナー 9 ヶ国が PSFD (Production Sustainment and Follow-on Development) フェーズの MoU に調印して、計画は良好な進展を示している、とする声明を出した。その声明によると、フライアウェイコストの見積もりは 8,000 万豪ドルとのこと。ただし実際には、関連施設、スペアパーツ、訓練、サポート・システム、兵装といった分野の費用もかかるため、トータルコストを調達機数で割ると、1 機あたり 1 億 2,000 万豪ドルと見積もっている。オーストラリアでは 100 機の調達を予定しており、総額 120 億豪ドルとなる。2007 DCP (Defence Capability Plan) では 115-155 億豪ドルを見込んでいるため、その枠内に収まるというのが国防省の説明。(Australian Minister for Defence)
  • 仏 EADS Socata 社が、A400M 用コンポーネントの納入を開始した。同社は 2003 年に EADS CASA 社からスポンソンと主脚フェアリングの Component Design & Build Team に選定され、さらに 2005 年に Airbus Military・EADS CASA・Airbus France の各社から首脚収容部扉の設計・製造の一切を請け負った。主脚フェアリングは長さ 14m で、金属材と複合材を組み合わせている。当初は金属製にするはずだったが、タイヤのバーストに対処するために材質を変更した。スポンソンは重量 900kg。首脚収容部扉はカーボン複合材。(EADS Socata)
  • ヨーロッパの業界団体・ASD (The AeroSpace and Defence Industries Association of Europe) に、ブルガリアの BDIA (Bulgarian Defence Industry Association) が加盟することになった。BDIA は 2004 年に発足、12 社が参加しており、社員の合計は 6,000 名ほどになる。(ASD)
  • 過去 36 年に渡って航空機やヘリコプターの MRO を手がけている米 Texas Aviation Services 社が、Blackhawk Retrofit Center を開設した。10 機ほどの H-60 を収容できるハンガーがあり、主契約社の CSC 社、Inter-Connect Wiring 社と組んで、州兵の UH-60 を対象とする配線引き直し作業を担当する。老朽化に伴って必要になった作業で、ハーネス交換、塗装、その他のコックピット改修作業も併せて実施する。1 機あたり、6,000 マン・アワーの労働力が必要。現行の契約では 21 機を更新することになっているが、後日、大幅な機数増を見込む。(Texas Aviation Services)

今日のお買い物 (Contracts 2007/7/6)
  • USS Product Carriers 社は米海軍から、米国籍タンカー 2 隻のチャーター契約を $51,309,850 で受注した。National Steel and Shipbuilding 社 (San Diego, CA) で建造したものを海軍が借り上げて、2010 年に寿命を迎える既存 T-5 型タンカーの代替用とする。代わりとなるタンカーは 2010-2011 年にデリバリーの予定。オプション契約分まで実現した場合の総額は $219,842,124。(N00033-07-C-5416)
  • Bell Helicopter Textron 社は米海軍から、UH-1Y と AH-1Z の CMT (Composite Maintenance Trainer) を 2 セットずつ、$12,546,210 で発注する修正契約に調印した。CMT 導入計画のうちフェーズ 2 とフェーズ 3 にあたるもので、機体の整備補修要員を訓練するために使用する。(N00019-06-C-0086)
  • Lockheed Martin Space Systems 社は米空軍から、SBIRS-High (Space Based Infrared System High) のコンポーネント EMD フェーズに関する修正契約を、$7,633,602 で受注した。適用対象は、Effectivity 3〜Effectivity 11、OUE (Operational Utility Evaluation) 向けの Operations Test、Mission Control Station Backup の能力向上。(F04701-95-C-0017/P00415)

今日のお買い物 (Contracts 2007/7/5)
  • Labatt Food Service 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの給養業務を $25,129,796.00(SPM300-07-D-3143)
  • Adams Brothers Produce 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・海軍・海兵隊向けの果物や野菜を、$10,800,000.00 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SPM300-07-D-P005)
  • Barrels Boxes & More 社は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの輸送・保管用ドラム缶 (shipping and storage drums) を、$5,600,000.00 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。2 年契約。(SPM8ED-07-D-0002)
  • Lockheed Martin Simulation, Training and Support 社は米空軍から、ミッションの訓練やリハーサルに使用する ATARS II (Aircrew Training and Rehearsal Support II) システムの維持・サポート業務を、$1,070,000,000 で受注した。ハードウェア、ソフトウェア、教官向けのコースウェアが対象で、SOF (Special Operations Forces) や CSAR (Combat Search and Rescue) の訓練に使用するもの。PFT (Program Flying Training と Mission Rehearsal and Exercises をサポートするもので、対象となる部隊は 19th SOS、58th TRS、193rd SOW、もその他の米国内外の拠点 (CONUS/OCONUS sites)、Joint Synthetic Battle Space。(FA8223-07-D-0001) [対象機種は、MC-130E/H/P、AC-130H、MH-53、MH-60、CV-22。by DID 2007/7/20)
  • McDonnell Douglas 社は米海軍から、AN/APG-79 AESA レーダーに関する修正契約を $90,242,460 で受注した。追加能力付与のための作業を行う。(N00019-04-C-0014) [ちなみにこのレーダー、全規模量産が決まったところ]
  • EDO Reconnaissance and Surveillance Systems (RSS) 社は米海軍から、AN/ALR-95(V)X の開発・導入・アップグレード・試験を、$6,985,100 で受注した。P-3 Orion の Block Mod Upgrade Plus で使用するもの。(N68335-06-G-0016)
  • Primatech Construction 社は米海軍から、NS Pearl Harbor に EPMU (Environmental and Preventive Medicine Unit) 6 Replacement Facility を建設する作業を、$6,763,000 で受注した。(N62742-07-C-1308)
  • BAE Systems 社は米陸軍から、M88A2 Hercules 装甲回収車の量産とスペアパーツに関する修正契約を $54,641,130 で受注した。(DAAE07-01-C-N030)
  • Boeing 社は米陸軍から、H-47 ヘリを MH-47G 仕様に改修する作業、$52,699,408 分の delivery order を受領した。原契約は $147,271,800。(W58RGZ-04-G-0023)
  • Boeing 社は米陸軍から、H-47 ヘリを MH-47G 仕様に改修する作業、$6,500,000 分の delivery order を受領した。原契約は $112,469,971。(W58RGZ-04-G-0023)
  • Allison 社 Transmission Division は米陸軍から、System Enhancement Package Retrofit Program に基づいて X1100-3B トランスミッションをアップグレードする作業に関する修正契約を、$32,333,088 で受注した。(DAAE07-01-C-N040)
  • Lockheed Martin 社は米陸軍から、単弾頭型 GMLRS (Unitary Guided Multiple Launch Rocket System) の全規模量産分に関する修正契約を $20,107,747 で受注した。(W31P4Q-07-C-0001)
  • Straub Construction 社は米陸軍から、アリゾナ州 Luke AFB に寄宿施設 (permanent party dormitory) を建設する作業を $17,251,000 で受注した。(W912PL-07-C-0017)
  • General Atomics Aeronautical Systems 社は米陸軍から、ER/MP (Extended Range/Multi-Purpose) UAV の SDD フェーズに関する増額契約を $14,665,000 で受注した。原契約は $215,373,106。(W58RGZ-05-C-0069)
  • Sundt Construction 社は米陸軍から、カリフォルニア州 Calexico に常設フェンスを建設する作業、$14,661,870 分の delivery order を受領した。原契約は $205,588,293。(DACW63-03-D-0003) [メキシコとの国境に接した街のことみたいなので、例の密入国対策か ?]
  • Allison 社 Transmission Division は米陸軍から、X200-4 トランスミッションを X200-4A 仕様にアップグレード改修する作業と、再生補修を施したコンテナに関する修正契約を $12,646,211 で受注した。(W56HZV-04-C-0422)
  • Bay Electric 社は米陸軍から、ヴァージニア州 Langley AFB に Logistics Support Center を建設する作業、$10,795,441 分の delivery order を受領した。原契約も同額。(W91236-07-D-0032)
  • Fort Sill Apache Industries 社は米陸軍から、ヴァージニア州 Fort Lee にある Training Area 5 の 障害除去作業 (clearing and grading) を、$10,641,000 で受注した。(W91236-07-C-0034)
  • Docupak 社は米陸軍から、Guard Recruiting Assistance Program のサポート業務、$10,000,000 分の delivery order を受領した。原契約は $472,500,000。(W9133L-07-D-0007)
  • AM General 社は米陸軍から、M1151A1 HMMWV の B キット付きに装備する装甲 (C Pillar Armor Field Kits) に関する修正契約を $8,164,000 で受注した。(DAAE07-01-C-S001)
  • General Dynamics Land Systems 社は米陸軍から、M1 Abrams 戦車を対象とするシステム/テクニカル・サポート業務に関する修正契約を $7,765,777 で受注した。(W56HZV-07-C-0046)
  • Freightliner 社は米陸軍から、M915A4R2 Tan、M915A4R3 Camouflage Glider Kit、M915A4R3 Glider Installation に関する説明図のコピー、総額 $5,603,563 分の delivery order を受領した。原契約も同額。(W56HZV-05-D-0233)
  • Snap-On Industrial 社は米陸軍から、Common 24 Shop Sets・$5,119,600 分の delivery order を受領した。原契約も同額。(DAAE20-03-D-0087)

周波数じゃないんだから… (DID 2007/6/28)
英国防省傘下の調達部門・DE&S (Defence Equipment & Support) は 2007 年 9 月に複数のオフィスサプライ納入契約が期限切れを迎えるのに伴い、「オークション方式」を取り入れる。4 日間に分けて、まず初日に 1 億 1,000 万ポンド分、全部合わせて 1 億 3,200 万ポンド分となり、4 年間に国防省だけで 5,000 万ポンド、他の省庁も合わせると 1 億ポンドの経費節減を見込む。

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoDNews 2007/7/11)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 1,023 名の減。現在の動員内訳は、陸軍 76,321 名、海軍 5,007 名、空軍 5,530 名、海兵隊 5,901 名、沿岸警備隊 301 名。

基地閉鎖情報 (DoDNews 2007/7/11)
米国防総省は、海外基地 51 ヶ所を閉鎖する一環として、ドイツにある基地施設の閉鎖を発表した。Turley Barracks (Mannheim) は、FY2007 中に閉鎖・返還となる。Buedingen と Gelnhausen の陸軍施設は FY2008 に、Darmstadt と Hanau は FY2009 の第一四半期に、それぞれ返還の予定。これにより、軍人 41 名、民間人 319 名、地元従業員 149 名が影響を受ける。なお、これらの施設の年間維持費は 1 億 7,600 万ドル。

まさにブラウンウォーター・ネイビー (NavNews 2007/7/10)
NECC (Navy Expeditionary Combat Command) は、3 個目の河川戦闘部隊・RIVRON 3 (Riverine Squadron 3) を、7/6 に Naval Weapons Station Yorktown で発足させた。人員 230 名で、安定化作戦、海上保安、同盟国軍隊の訓練が主な任務。NECC は 3 個の RIVRON を設置する計画だったので、これで編成が完結したことになる。発足前に部隊の要員は、小艇の取り扱い、航法、戦闘などの訓練を済ませている。

初代司令官人事 (AFISNews 2007/7/10)
Robert M.Gates 国防長官は、AFRICOM (US African Command) の初代司令官として、2006 年 5 月から USEUCOM 副司令官を務めている William E. "Kip" Ward 陸軍中将を指名した。就任に際しては大将に昇進させる。AFRICOM は 2007/10/1 に IOC 実現の予定。
ちなみに、現職の前は USAREUR と第 7 軍の、の参謀長兼副司令官。過去には、第 10 山岳師団・第 2 旅団戦闘チームの司令官としてソマリアで "Operation Restore Hop" に参加したほか、第 6 歩兵師団・第 5 大隊長、第 9 歩兵師団・第 2 旅団長、同師団の兵站参謀も務めた経験がある。メリーランド州の Morgan State University と Pennsylvania State University で、政治学の学士・博士号を持つ。

最近、変わった人事が多くない ? (NavNews 2007/7/9)
Bryan D. Brown 陸軍大将の後任として、SEALs 出身の Eric T. Olson 海軍大将が米特殊作戦軍団 (USSOCOM) 司令官に就任した。SEALs 出身者が USSOCOM のトップに座るのは、これが初めて。

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戦争・紛争

今日のイラク (AFISNews 2007/7/11)
Mosul と Baghdad で聯合軍がテロリストと交戦、それぞれ敵 1 名ずつが死亡。Mosul では 5 名、Baghdad では 1 名を拘束。また、Baghdad では誘拐・暗殺・迫撃砲攻撃など関わっていた容疑で 6 名を拘束。現場は Baghdad 西方で、アルカイダの補給拠点とみられていた場所。
Samarra では、外国人テロリストの手引きをしているとみられるアルカイダ関連組織のリーダーを狙った作戦で 4 名を拘束。Taji でもアルカイダ関連組織のリーダーなど 3 名を拘束。Baghdad 南西では、Jaysh al Mahdi 軍閥と関わりがあるとみられる容疑者 1 名を拘束。
Sherween 近隣でアルカイダ関連組織を狙って前日から発動した "Operation Saber Guardian" では、20 名を拘束、敵 20 名が死亡。また、テロリストがモスクにストックしていた迫撃砲、小火器用弾薬、狙撃銃、機関銃などを押収。別の場所でも小火器用弾薬や爆弾製造材料を発見。
Multinational Division Baghdad 所属の兵士が Rashid 地区西方で、14 名を拘束、60mm 迫撃砲 10 門と 120mm 迫撃砲 5 門、RPG 発射器 2 基、RPG などを発見。
Baghdad 南方で 9 日、米陸軍・第 10 山岳師団 (軽歩兵)・第 2 旅団戦闘チーム・第 89 騎兵聯隊・第 1 大隊・C 中隊が、大物ターゲットの拘束に成功。2006 年 4 月に発生した、AH-64 の撃墜と乗員の誘拐に関与した容疑。同隊は Baghdad の Dhour で、武器集積所を発見、6 名を拘束。
Baghdad 東方で 9 日、第 82 空挺師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 3 歩兵聯隊・第 2 大隊が交戦して、武装勢力 8 名が死亡。路傍爆弾攻撃や砲撃に関与した容疑。
Baghdad の Rashid 地区で、Multinational Division Baghdad の兵士が武器集積所を発見。107mm ロケット 3 発、もっとでかいロケット 2 発、130mm ロケット、RPG 発射器 2 基と RPG 2 発、60mm 迫撃砲、120mm 迫撃砲 5 門、アメリカ製 12.7mm 弾 3 ケース。
イラク軍が 9 日、聯合軍に対する攻撃を計画していた容疑で 4 名を拘束。Rawah では警察が、地元民から金を強請り取ってアルカイダの活動資金にしていた容疑で 4 名を拘束。Hit では警察が、聯合軍に対して小火器や IED で攻撃を仕掛けた容疑で 2 名を拘束。Samarra では警察が、迫撃砲攻撃や狙撃の容疑で 1 名を拘束、狙撃銃などの武器と IED 製造材料を発見。
イラク陸軍・第 2 師団・第 4 旅団は Sinaa の近くで、硝酸アンモニウム 400lb、爆弾に詰め込む破片、バッテリなどの IED 製造材料を発見。

今日のイラク (AFISNews 2007/7/10)
Baghdad の Dhour で、地元住民からの通報が 2 件あった。1 件目で米陸軍・第 10 山岳師団・第 89 騎兵聯隊が出動して、通報から 5 分後に武器集積所を発見。2 件目では、(同師団の ?) 第 2 旅団戦闘チームが出動、武器集積所を発見したほか、武装勢力の会合場所を発見して 3 名を拘束。また、近くに不審なピックアップトラックがいたので停止を命じたところ、乗っていた 4 名との間で撃ち合いになり、4 名とも拘束。拘束した中には "大物" が含まれている。この人物、2006 年 4 月に米陸軍の AH-64 が撃墜され、乗員 2 名が誘拐された件や、その 2 ヶ月後に聯合軍のパトロール拠点が攻撃を受けた件に関わっていたとされる。
Baghdad ではイラク軍特殊部隊が、Jaysh al-Mahdi 派のメンバー 12 名を拘束。まず、Hay al Aamel では EFP 攻撃の容疑で 11 名、別件でもう 1 名。また、武器や携帯電話を押収した。

今日のイラク (AFISNews 2007/7/9)
イラク陸軍・第 8 師団・第 1 大隊、Hillah の SWAT チーム、それと聯合軍は 7 日に Diwaniyah 近郊で、軍閥組織と交戦。航空攻撃によって敵 9 名が死亡、地上部隊によって 4 名が拘束された。また、この交戦で車輌 2 台と建物 2 棟が壊された。この武装勢力は、7/2 にロケット 50 発以上を撃ち込んできて、聯合軍兵士 1 名が負傷した件に関わったとみられる。今回の交戦でもロケットや迫撃砲で抵抗した。
7 日にイラク軍特殊部隊が武装勢力に対する手入れを実施、7 名を拘束。自動小銃と弾薬、拳銃、携帯電話、ID カード、コンピュータを発見。
Baghdad の Rashid 地区では、Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム・第 28 歩兵聯隊 "Black Lions"・第 1 大隊・D 中隊が、EFP を設置している武装勢力がいるという通報を受けて出動、仕掛けられた EFP を発見するとともに、起爆用のワイヤーをたどって犯人を発見、3 名を拘束。起爆装置に加えて無線機、ビデオカメラ、イラン製の 85 式狙撃銃、拳銃、ワイヤー、EFP 用のチューブやプレッシャー・プレートを発見した。
Rashid 東部の Doura 界隈では、パトロール中だった第 12 歩兵聯隊 "Warriors"・第 2 大隊のパトロール隊 2 個が武装勢力による攻撃を受けた。反撃して敵 3 名が死亡、4 人目は負傷して拘束された。
Diyala 省の Baqubah 界隈では、イラク軍と、聯合軍の Task Force Lightning が "Operation Arrowhead Ripper" なる攻勢作戦を継続中。イラク陸軍・第 5 師団・第 1 旅団・第 3 大隊と、米陸軍・第 20 歩兵聯隊・第 5 大隊が、自動車爆弾に改造した車輌 5 台とパイプ爆弾、狙撃銃、その他の爆弾製造材料を発見して処分。米陸軍・第 12 騎兵聯隊・第 1 大隊とイラク軍は、IED を 3 発と小火器、さらに医薬品をストックしたアルカイダのアジトを発見した。Baqubah の Buhriz 近隣では、第 14 騎兵聯隊・第 1 大隊とイラク軍がテロリストと交戦、近くの椰子林から迫撃砲を撃とうとした敵 5 名が死亡した。また、第 12 騎兵聯隊・第 1 大隊は別件で 34 名を拘束。"Operation Arrowhead Ripper" の発動以来、これまでにアルカイダの活動家 60 名ほどが死亡、215 名が拘束、武器集積所 55 ヶ所と IED 124 発、ブービートラップを仕掛けた建物 24 棟を発見している。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/7/9)
Task Force Rock 麾下、米陸軍・第 173 空挺旅団戦闘チーム・第 503 歩兵聯隊 (空挺)・第 2 大隊が、18 ヶ月間の展開期間を満了してアフガニスタンから引き揚げた。同大隊はアフガニスタン南部で任務に就いていた。代わりに展開したのは、第 32 歩兵聯隊・第 1 大隊。Pech や Korengal の渓谷地帯 "Valley of Fire" でのパトロール任務を始めている。また、洪水で道路が壊されたときに、聯合軍部隊が出動して道路の補修を実施した。
Paktya 省の Aram なる村落の近くで、聯合軍の顧問団がついたアフガニスタン軍がタリバンと交戦、現場指揮官を含む 3 名を拘束。この組織は IED 攻撃を行っていて、指揮官については "Commander Saleem" という名前だけが判明している。攻撃を仕切っていたほか、組織内部での連絡や文書配布も担当していたとのこと。現場では、警察が IED 製造材料などを発見した。
Ghazni 省の Qarabagh 地区では、聯合軍が 2 名を拘束、AK-47 自動小銃や弾倉を発見。武器は破壊処分した。

今日のイラク (AFISNews 2007/7/8)
聯合軍が Baghdad 西方で、アルカイダ関連組織の幹部をターゲットにした作戦を実施した。外国人テロリストの手引きや自爆テロ、さらに偽造文書の作成を行っていた容疑。この作戦で 7 名を拘束。Baghdad 南方でも、自動車爆弾攻撃を行っているテロ組織に対する作戦を実施、組織のリーダーを含む 3 名を拘束。
Baghdad 東部で自動車爆弾攻撃が発生、イラク軍兵士 12 名と地元住民 11 名が負傷、死亡したのは犯人のみ。また、爆風でイラク軍の車輌が壊された。米陸軍の第 504 空挺聯隊・第 1 大隊・B 中隊が出動して、現場の確保や負傷者の搬送を実施。
聯合軍が Khan Bani Saad 近郊で、外国人テロリストの手引きを行っているアルカイダ関係者をターゲットにした作戦を実施。ターゲットとなった建物に接近したところ、軍用のベストを身につけた敵が撃ってきたために反撃、この敵は死亡。現場を立ち去った聯合軍部隊に対して重機関銃による攻撃があり、航空支援を要請。航空攻撃で敵 3 名が死亡、重機関銃 2 挺を破壊。
Hit では、アルカイダ関連組織の幹部を聯合軍が拘束。それ以外にもう 1 名を拘束。Mosul では、アルカイダ関係者 7 名を拘束したほか、別件でイラク陸軍・第 2 師団と警察が IED 製造工場を発見。硝酸アンモニウム 10,000lb などの爆弾製造材料があったほか、複数の建物を結ぶトンネルも。
その Mosul の近郊で、米陸軍・第 7 騎兵聯隊・第 2 大隊が武器集積所を発見。自家加勢爆薬や迫撃砲弾といった内容で、近くには隠れ家となるバンカーもあった。このバンカー、軍用レベルに近い作りになっていた由。すべて、航空攻撃で破壊した。
米海兵隊・第 13 MEU・第 1 開閉聯隊・第 3 大隊の武器中隊が、7/4-6 にかけて、Thar Thar Dam 北東や Karmah で、複数の武器集積所を発見。こんな内訳で、F/A-18 の爆撃と EOD チームの戦闘兵站大隊による作業で処分した。
  • 自家製爆薬 6t、硝酸アンモニウム 8t、爆発物の混合・輸送機材
  • 硝酸アンモニウム 10t、硝酸 30kg、塩素ガス 250kg、化学肥料 3.5t
  • 自家製爆薬 4.5kg、155mm 砲弾 12 発、120mm 迫撃砲弾 8 発、14.5mm 弾 4,700 発
Baghdad 南方で、米陸軍・第 10 山岳師団 (軽歩兵)・第 2 旅団戦闘チーム・第 31 歩兵聯隊・第 4 大隊が、武器集積所 6 ヶ所を発見。RPG などの武器、砲弾、爆薬、雷管、ロケットなど。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/7/8)
アフガニスタン軍と聯合軍が Nangahar 相の Chaparhar 地区で、自爆テロを行っていた犯人の掃討を実施して容疑者 6 名を拘束。
Farah 相の Danjabad では 6 日、アフガニスタン軍と警察の合同パトロール隊に対して、タリバンが待ち伏せ攻撃を仕掛ける事件が発生。重機関銃、小火器、RPG による攻撃に対して反撃、さらに航空支援も加勢した。アフガニスタン軍は負傷者 5 名、敵は 30 名を超える死者を出した。

今日のイラク (AFISNews 2007/7/6)
聯合軍は Fallujah 西方で、アルカイダの活動家を対象として物資補給の計画を立てたり、テロ攻撃の立案を担当したり、メディア向けの宣伝を担当したりしていた指揮官 1 名を拘束した。武装勢力による攻撃の模様を撮影したビデオを公開していた、とのこと。聯合軍部隊がターゲットとなった建物に突入したところ、AK-47 で武装した敵 1 名と拳銃で武装した敵 2 名に遭遇、撃ち合いになり、3 名とも射殺された。この作戦で、件の指揮官以外に 2 名を拘束。
Ramadi 北東では、外国人テロリストの支援を行っていた容疑者 1 名を拘束、それ以外に 6 名を拘束。

今日のアフガニスタン (AFISNews 2007/7/6)
聯合軍は Ghazni 省の Andar 地区で、2 ヶ所を家宅捜索して 5 名を拘束。AK-47 自動小銃、戦闘用ベスト、手榴弾も発見、破壊処分した。
Uruzgan 省の Cahar Cineh 近くにある検問所では、タリバンとアフガニスタン軍・連合軍との撃ち合いが発生。まず警察の車輌 2 第二隊仕手的が小火器・機関銃・RPG で撃ってきてそれに対して地上部隊と聯合軍の航空機が反撃、多数の敵が死亡した。

今日のイラク (AFISNews 2007/7/5)
聯合軍は Baghdad 西方で、IED 製造組織を支援していた容疑でアルカイダ関係者をターゲットとする捜索を実施、現場に踏み込んだ際に武装した敵 2 名と遭遇して撃ち合いになり、最初に遭遇した 1 名については死亡、もう 1 名は負傷して拘束された。さらに 3 名を拘束。
別件で、Tarmiyah 界隈で活動しているアルカイダ関係者をターゲットにした作戦を実施したほか、Baghdad でも、前日に発生した交戦に関わったとみられるアルカイダ関係者を拘束している。後者は、現場の活動家を対象として、資金やその他の補給品の面倒をみていた容疑。この人物以外にも 3 名を拘束。
Multinational Division Baghdad は Baghdad 北西で、地元の協力を得ながら、"Operation Iron Blitz" を過去 30 日に渡って実施、武装勢力 25 名を拘束した。路傍爆弾攻撃、宗派間対立、砲撃などに関与した容疑。作戦を担当しているのは第 1 騎兵師団・第 1 旅団戦闘チーム "Ironhorse"。MNF-I では、Abu Ghraib、Taji、Saab al Bor で、部族長がアルカイダの活動を拒絶して、宗派間対立に終止符を打つために政府に協力している、と説明している。

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こぼれ話

人命救助記念 (NavNews 2007/7/10)
米海軍横須賀基地 (正式には FAY : Fleet Activities Yokosuka) で 9 日、USS Oneida のメモリアルを起工した。USS Oneida とは 1870/1/24 に横浜に入港した帆装・機走兼用スループのこと。同艦は、英艦 City of Bombay と日本の漁船が衝突して遭難者が出たときに、61 名を救出した (が、115 名の犠牲者が出た)。
メモリアルの設置費用は $54,000。FAY の CPO Mess が資金集めを担当した。

慰問活動 (NavNews 2007/7/5-6)
Arleigh Burke 級イージス駆逐艦 USS Lassen (DDG-82) の乗組員が、大分にある Sayuri Children's Home (訳注 : 児童養護施設・小百合ホームのことだと思われる) を訪問した。
新潟に入港した USS John S. McCain (DDG-56) の乗組員も同様に、養護施設を訪問して施設の清掃を手伝う等の活動を実施している。

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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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