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一般ニュース
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/30)
米 Lockheed Martin 社は、F-22A の 100 号機 (S/N 05-0100) を 8/29 にデリバリーした。配備先は 3rd WG/90th FS (Elmendorf AFB, AK)。同隊には 2008 年秋までに 20 機の F-22A が揃う予定になっている。ちなみに、F-22A を 1 機製造するのに 30 ヶ月かかるが、そのうち最終組立工程に要する期間が 12 ヶ月。(Lockheed Martin Aeronautics )
イギリス・North Yorkshire の Dishforth に残っていた Apache AH.1 飛行隊・664th Sqn. が、Suffork の Wattisham Airfield への移駐を完了。そのため、2007/8/31 付で 664th Sqn. は 9th Regiment Army Air Corps (Dishforth) から 4th Regiment Army Air Corps (Wattisham) の麾下に移動した。これで、Wattisham に Apache AH.1 を装備する 3 個大隊が集結した。従来、Wattisham Airfield、Middle Wallop (Hampshire、飛行訓練基地)、Dishforth の 3 ヶ所に分散していたものを、費用対効果を追求してひとつの基地にまとめることにしたもの。同様に、Lynx についても基地の集約を行うことになり、こちらは Wattisham から Dishforth への移駐を実施。(MoD UK)
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/8/29)
Pete Geren 米陸軍長官は、南西アジア戦域における不正契約などの疑惑に関する調査を開始した、と発表した。先日、960 万ドルの賄賂を受け取っていた陸軍少佐 (と、その家族) の問題が露見したのに加えて、過去数年間で合計 70 件を超える、軍人並びに文民の犯罪行為が露見している。今後、米陸軍では 100 万ドルを超える契約すべてについて、(不正がないかどうかの) 評価を実施する計画もある。2003 年以降に締結した 18,000 件・90 億ドルの契約について調査を行い、もしも不正が見つかれば、然るべき措置をとるとしている。
9 月半ばに、米海軍の LCS (Littoral Combat Ship) で使用する最初のミッション・パッケージとして、対機雷戦モジュールがデリバリーされる予定。まだフルセットではないが、AN/AQS-20A 機雷探知ソナー、ALMDS (Airborne Laser Mine Detection System)、Unmanned Surface Sweep system といったものがある。まだ加わっていないのは、RAMICS (Rapid Airborne Mine Clearance System) 30mm 機関砲、OASIS (Organic Air and Surface Influence Sweep)、MQ-8B Fire Scout 用の COBRA (Coastal Battlefield Reconnaissance and Analysis) センサー・システム。OASIS と COBRA は 2010 年、RAMICS は 2011 年の登場予定。まだ、肝心の LCS の方はモジュールを積み込める状況ではないが、LCS 抜きでも他の艦を使って運用してみることはできる。USS Bainbridge など 6 隻の Arleigh Burke 級が搭載可能になっている Remote Multi-Mission Vehicle などについても、事情は同様。もともと、LCS の 1 番艦が 2007 年春にデリバリーの予定で、それに合わせてミッション・モジュールのスケジュールを組んでいた。ところが艦のデリバリーが遅れてしまい、ミッション・モジュールだけ先に登場することになった。LCS ミッション・モジュール担当の Mike Good 大佐によると「これこそが、モジュラー化アプローチの美点だ」とのこと。なお、対機雷戦以外では、対潜戦パッケージが 2008 年初頭、対水上戦パッケージが 2008 年半ばの予定となっている。最終的に、55 隻の LCS に 64 のミッション・パッケージを用意する計画で、そのうち 16 個が対潜戦、対機雷戦と対水上戦が 24 個ずつ。対機雷戦モジュールがもっとも複雑かつ高価で、6,800 万ドル。対潜戦モジュールが 4,300 万ドル、対水上戦モジュールが 1,700 万ドル。
Center for Strategic and Budgetary Assessments のディレクターを務める Center for Strategic and Budgetary Assessments 氏によると、米軍のブラック予算、つまり機密研究開発予算は、FY2008 で 175 億ドルあるとみられる、という話。研究開発費全体で 751 億ドルあるので、そのうち 23% がブラック予算ということになる。この比率は 1988 年以降では最高で、冷戦期の 25% に匹敵する。ちなみに、インフレ率を考慮すると、1988 年の 91 億ドルは現在の 162 億ドルに相当する。このほか、装備調達費にも 144 億ドルのブラック予算があるが、こちらは 1,017 億ドルある総額の 14.4% に相当する。つまり、開発と調達を合わせると 320 億ドルあまりのブラック・プロジェクトがあるということ。その多くが UAV 関連ではないかという指摘もある。高度 10 万フィートを時速 4,000 マイルで飛翔する偵察用 UAV、なんていう噂も。そのほか、ブラック・プロジェクトとしては極超音速機、小型ステルス特殊作戦機、MRAP 関連、IED 対策、爆発物探知などの存在も囁かれている。
米国務省の Christopher Hill 氏は 29 日、北朝鮮が 2007 年中に核兵器開発計画の停止を宣言するのではないか、という予測を明らかにした。
ロシアと領空侵犯問題でモメているグルジアだが、2007 年度の国防予算を対前年度比で 33% アップとなる 7 億 6,900 万ドルにすると表明した。前年度は 5 億 6,600 万ドル。
拘束していた医療要員の釈放と引き替えに、フランス政府から武器売却の約束を取り付けたという話が出ているリビアだが、さらに特殊部隊の訓練もフランスで引き受けるという話が出ている模様。そのリビア、戦闘機、輸送機、国境監視システム、各種軍用車輌、艦艇、防空システムの調達を計画中。
リトアニアの主催で 10 ヶ国が参加して、Kalipeda を拠点として毎年恒例の掃海演習を実施する。名称は "Open Spirit 2007"、期間は 9/10 まで。NATO 諸国からの対機雷戦艦艇 6 隻とロシア海軍の艦船も参加する。この演習では、第一次・第二次大戦中に投下したまま不発になっている爆弾・機雷の除去も行う。is serving as the operHuman Rights Watch (HRW) が、昨年のイスラエルと Hizbullah の紛争で Hizbullah がはたらいた人権侵害に関するレポートをまとめて、さらに Hizbullah 関係者を戦争犯罪のかどで裁くべきだと主張したところ、レバノン政府と Hizbullah は「非難されるべきはイスラエルだ」とカンカン。HRW が問題視しているのは、昨年の紛争の際に Hizbullah がイスラエル国内の民間人居住地区に対して、大量の非誘導ロケット弾を撃ち込んだ件。
アメリカと台湾は 9/9-11 にかけてメリーランド州 Annapolis で、6 回目となる年次会合 ""U.S.-Taiwan Defense Industry Conference" を開催する。軍事面の協力、装備近代化、その他の安全保障問題が議題。その台湾は、P-3C の導入を決めたほか、F-5 の代替機として F-16×66 機の輸出許可を求めているところ。
また、台湾では自国の兵器産業育成を図っている。現時点で台湾軍の装備は国産化率 30% というところだが、2017 年にはこれを 60% まで引き上げたい考え。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/29)
イギリスの政治系 blog「EU Referendum」が、イラクで IED 攻撃に遭った MRAP・Cougar の写真を掲載した。車輌は盛大に破壊されているが、乗員は軽傷を負っただけで全員が無事。同 blog では、イギリス軍が運用している "Snatch" Land Rover や Vector 軽装甲車の危険性を主張。イギリスも MRAP と同種の車輌を昨年に発注しているが、それを早く配備すべきだとしている。(EU Referendum)
ASPI (Australian Strategic Policy Institute) が、"2007 Defence Budget Summary" と称するレポートをまとめた。オーストラリア政府は、2015-2016 年まで毎年 3% の国防予算増額を進める方針を打ち出しており、1995-1996 年には 106 億豪ドルだったものが、2007-2008 年には 220 億豪ドルに、つまり 47% も増えている。それでも予算面ではタイトな状況だが、むしろ人員徴募の方が問題。2001 年から人員徴募強化のために 38 億豪ドルを投入、昨会計年度には 8,924 名の新人をリクルートした。前年より 1,125 名も多く、過去 30 年間でも最高の結果で、一応の改善がみられる。ちなみに、最低だったのは 1992 年の 2,380 名。このほか、若手の経験アップを狙った "ADF Gap Year" 計画もスタートしている。(Australian Security Policy Institute, Australian Minister for Defence)
盗聴博物館… ではない (NavNews 2007/8/28)
Puget Sound Navy Museum で 8/24 に、退役した攻撃型原潜・USS Parche (SSN-683) から下ろして持って来たセイルを展示・公開するセレモニーが開催された。USS Parche は就役期間中に、以下の褒賞を獲得している。
PUC (Presidential Unit Citations)×9
Navy Unit Citations×10
Naval Expeditionary Medal×13
[訳注 : もちろん、この中にはバレンツ海でケーブル盗聴任務をやって獲得したモノも含む。一瞬、艦をそのまま展示するのかと思ってビックリしたけれど、セイルだけだった]
バターンと倒れたりしないよね ? (殴) (NavNews 2007/8/28)
ロシア海軍参謀総長の Vladamir Vasilyevich Masorin 提督が、訪米中に USS Bataan (LHD-5) を訪問、第 2 艦隊司令官の Evan M. Chanik 中将と同艦艦長の Rick Snyder 大佐から、同艦に関する説明を受けた。Rick Snyder 大佐によると、Masorin 提督は艦長や司令官を質問攻めにしたとのこと。格納庫甲板ではダメージ・コントロール関連の機材を展示したが、Masorin 提督によるとロシア海軍でも似た機材を使っている由。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/28)
オーストラリア国防省は、オーストラリアのテレビ局 "Channel Seven" が「オーストラリア軍の兵士は高品質な装備を欠いた状態にある」と報じた件について、これを否定する声明を出した。問題になっているのはイラクやアフガニスタンに展開している兵士の装備で、2005/4-2007/4 の 2 年間にわたって調査した結果だとしている。特に問題だとしているのが、Steyr 製 F88 自動小銃、Mk.19 擲弾発射器などを車載化するウェポン・マウント、狙撃銃、爆発物処理装備といった面々。これについて国防省は、装備品の不具合に関する情報は RODUM (Report on Unsatisfactory or Defective Material) システムによってレポートされており、それを受けて迅速な対応措置をとっている、と説明。(Australian DoD)
8/21 に、A-10 PE (Precision Engagement) こと A-10C Thunderbolt II が IOC (Initial Operational Capability) を獲得、Labgley AFB で IOC 獲得を記念するセレモニーを実施した。配備先は、メリーランド ANG・175th WG/104th FS。A-10C では HOTAS 化を図ったほか、SADL (Situational Awareness Data Link) 導入による状況認識能力改善、MIL-STD-1760 データバスの導入と JDAM・WCMD 運用能力付与、デジタル兵装管制システム導入、といった改良点がある。ターゲティング・ポッドとしては Sniper XR か LITENING AT の搭載が可能で、その映像を地上部隊にデータリンク経由で伝送できる。これまでに 75 機が改修済み。2011 年までに 5 億ドルをかけて 356 機を改修する予定。(USAF)
在イラク米海兵隊では、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の配備が進行中。メーカーから納入された車輌は Al Taqaddum など複数の拠点に持ち込まれて、ここから各部隊に配分している。市街戦向けのカテゴリー I、車両隊の警護や兵員輸送、負傷者後送に使用するカテゴリー II、IED や地雷の処理、工兵隊員の輸送などに使用するカテゴリー III の 3 種類があり、この順番で大型化する。2005 年に導入した Cougar (JERRV : Joint Explosive Ordnance Disposal Rapid Response Vehicle, a.k.a. Hardened Explosive Ordnance Disposal Vehicle) を皮切りにして、各車種の導入が進んでいるところ。室内空間の拡大や燃料搭載量の増大もウケている。(USMC)
GW 復帰 (NavNews 2007/8/27)
Norfolk Naval Shipyard で入渠作業を実施していた USS George Washington (CVN-73) が、8/27 から工事後の洋上公試を開始した。今週中に公試を済ませて整備状況や即応体制を確認した後、第 2 艦隊に復帰して作戦準備作業に入り、来年に予定している USS Kitty Hawk (CV-63) との交代に備える。
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/8/25-27)
キューバ軍は 13 ヶ月前から、"米軍による侵攻に備えて" 弾薬備蓄の増強や装備面の強化を図っているとのこと。EMI (Military Industrial Firm) のトップを務める Pascual Machado 中佐が、報道関係者に対して語ったもの。また、命中精度改善策も講じており、たとえば AKM 自動小銃に VLMA と称するレーザー照準器を追加している。
インド陸軍参謀総長の J.J. Singh 大将によると、以前から話が出ている Aerospace Command を、いよいよ近いうちに創設するとのこと。1999 年にパキスタン軍が Kargil 地区に攻め込んできた際に話が持ち上がったが、予算不足と、空軍との指揮系統調整の問題から話が進んでいなかった。そのほか、同大将は統合化した地域別のコマンド (Theater Command) 創設を図りたいという考えを示している。
アメリカが東欧に MD エレメントの配備を計画しているのに対抗して、ロシアがベラルーシに核兵器を展開するという話が出ている。ただ、ベラルーシ側の関係者によると、同国内にロシア軍の施設はあるが、核兵器についてはまだ具体的な協議はしていないとのこと。ベラルーシは 1986 年の Chernobyl 原発事故で大きな被害を受けているため、核兵器の配備は許容されないのではないか、という反対意見もある。
グルジアとロシアの間の緊張が高まっている中、グルジアの Gela Bezhuashvili 外相が 9 月初頭に、複数の NATO 諸国を訪問することになった。9/6-7 にドイツの Berlin、9/8-11 にアメリカの Washington DC、9/13-14 にリトアニアの Vilnius を訪れる。グルジアは依然として、NATO 加盟を最優先とする方針を崩していない。
ロシア空軍で長距離爆撃機部隊を指揮する Pavel Androsov 氏によると、長距離哨戒任務に出ているロシア空軍の爆撃機は、核兵器は搭載していないとのこと。現行の爆撃機戦力は、Tu-95MS×64、Tu-160×15。
ベネズエラの Hugo Chavez 大統領は 26 日、"アメリカによる侵攻に備えて" ロシアから Dragnov 狙撃銃×5,000 挺を調達すると発表した。ベネズエラは昨年、Sukhoi 製戦闘機×24 機に加えて、Kalashnikov AK-103 自動小銃×10 万挺を調達しているほか、現在は潜水艦の調達について協議中。
アフガニスタンの ISAF (International Security and Assistance Force) に部隊を派出している国の中に、コミットメントの縮小をいいだす国が現れている件について、アメリカが懸念を表明。たとえば Herat 省に 2,500 名を送り込んでいるイタリアの場合、「米軍と ISAF の間の調整不足が原因で民間人に数百名の死者を出している件について、Massimo D’Alema 外相が「道義的に受け容れがたい」と発言。軍人 25 名・警察官 3 名・民間人 4 名の犠牲を出しているドイツ (3,000 名の兵士と Tornado×6 機などを派遣) でも、世論調査で 64% が撤収に賛成しており、今後の派遣継続について票決を行うよう求める結果が出ている。オランダやデンマークも、規模縮小、あるいは撤収の可能性が。8/24 に、Helmand 省の Kajaki Dam で誤爆が発生してイギリス軍兵士 3 名が死亡する事件が起きているが、イギリスは撤退するとはいっていない。カナダも参加継続の方向。2001 年末に発足した ISAF は現在、37 ヶ国・50,000 名の戦力で構成している。
パキスタンが 25 日に、航空機搭載型国産巡航ミサイルの試射を成功裏に実施した。名称は Ra'ad (Hatf-8) で、射程 350km、ステルス設計を取り入れているとしている。核弾頭を含めて各種の弾頭を装備可能、プラットフォームとしてさまざまな航空機を利用可能という説明。命中精度は、以前に試射した射程 700km の巡航ミサイル・Babur に匹敵するとしている。
MRAP 展示 (AFPS 2007/8/24)
メリーランド州の APG (Aberdeen Proving Ground) で、報道関係者向けに MRAP・7 車種のお披露目が行われた。当地の Army Test and Evaluation Command が実施したオリエンテーションの一環。そのうち実際に体験乗車を行ったのはカテゴリー I の Cougar だが、これはお値段 280 万ドル。吊り下げ式の座席によってラフロードでの乗り心地を改善しており、40mph で走れる。
MRAP については、海兵隊がすでに 6,415 両を発注、アリゾナ州の YPG (Yuma Proving Ground) では 2 フェーズに分けて、各モデルについて駆動系統や操縦系統などの抗堪性を検証する作業を進めているところ。
意外と値段が高えー (DefenseNews 2007/8/23, GD via Defense-Aerospace.com 2007/8/24)
米海軍と米 General Dynamics NASSCO (National Steel and Shipbuilding Co.) 社は、T-AKE こと Lewis and Clark 級補給艦の追加建造に関する合意をまとめた。
今回の合意により、これまでオプション契約になっていた分を実現して、今後 4 年間にわたって総額 25 億ドルで 5 隻を追加発注、総勢 14 隻とする。そのうち 11 隻は Combat Logistics Force に配備して、第一線の戦闘艦に対する直接支援に従事、残り 3 隻は MPF(F) (Maritime Prepositioning Force (Future)) の一環とする。
Lewis and Clark 級は 3 番艦までデリバリー済みで、4 番艦の USNS Richard E. Byrd が 11 月にデリバリー予定。なお、9 番艦までは発注済みで、FY2008 予算案で 10 番艦を要求しているが、議会は休会明けにもう 1 隻をねじ込む意向。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/24)
米空軍 30th SW (Space Wing) と米ミサイル防衛局 (MDA) は Vandenberg AFB の North Vandenberg で 8/23 に、Minuteman II 改造のブースター "Chimera" を打ち上げて、ブースト段階の弾道ミサイルに関するデータ収集実験を実施した。
上昇するブースターを NFIRE (Near Field Infrared Experiment) 実験衛星が搭載する赤外線センサーで追跡して、高解像度と低解像度の赤外線映像を捕捉した。ブースターは、軌道上にある衛星から 3.5km しか離れていない場所を通過した由。
得られたデータはコロラド州 Schriever AFB にある MDIOC (Missile Defense Integration & Operations Center) 所在の MDSEC (Missile Defense Space Experimentation Center) にダウンリンクした。
今回の実験は、排気炎の赤外線映像がどのような内容になるかを把握して、弾体と排気炎を識別できるようにするのが目的。得られたデータを利用して、STSS (Space Tracking and Surveillance System) やブースト段階要撃手段などの開発を進める。
NFIRE は 2007/4/24 に NASA の Wallops Island 射場から打ち上げてあった。NFIRE ミッションでシステム・インテグレーターと衛星の設計・製造を担当したのは、米 General Dynamics Advanced Information Systems 社。AFRL (Air Force Research Laboratory) と米 SAIC (Science Applications International Corp.) 社がプライマリ・ペイロードとなる Track Sensor Payload を、米 Orbital Sciences 社がブースター・ロケットを担当した。このほか、セカンダリ・ペイロードとして 衛星間クロスリンクと衛星・地上間リンクがあり、これは独 Tesat-Spacecom 社製の Laser Communication Terminal を活用している。
(USAF, MDA, GD)
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/8/23-24)
アメリカがチェコ中部に配備を計画している MD 用レーダーについて、配備予定地周辺から自治体の首長 31 名が集まり、レーダーの配備に反対する会合を開いた。Mirek Topolanek 首相が率いる中道右派政権は、レーザーの配備を後押しする立場をとっている。
スウェーデン軍国防資材局 (FMV : Forsvarets Materielverk) は 、スウェーデン軍が主導する NBG (Nordic Battle Group) のヘリ分遣隊で使用する通信網と指揮管制機能の担当メーカーとして、Saab Communication 社を選定した。契約額は非公開。Saab 社は NBG 向けに、音声通話とデータ通信に対応する可搬式・携帯式の通信機器を納入する。同社はすでに NBG 向けとして、飛行場に設置する通信・指揮管制システム (コンテナ 23 個を使用) や、装軌車両向けの指揮管制システムなどを受注した実績がある。NBG は、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイルランド、エストニアで構成する多国籍部隊で、司令部はスウェーデンの Enkoping に置いている。2008 年前半に実働可能になる予定で、人員 1,500 名、うち 1,100 名がスウェーデン軍。
Moscow の Zhukovsky 飛行場で開催している MAKS 2007 航空ショーの席で 22 日に、イギリス人 3 名が逮捕されて、FSB に引き渡される事件があった。24 日に Interfax 通信が伝えたもの。逮捕の理由は "for illegal presence in a technology zone" とのこと。これに対してイギリス側は、この 3 人は英語を話す観光客であり、トイレに行こうとした際に待ち行列をショートカット、立入禁止区域に入ってしまったのだと説明している。
フランスの Nicolas Sarkozy 大統領は 23 日、新しい国防白書の策定作業を開始させた。今後の国防予算策定に必要とされる、政策文書を策定するもの。
西半球安全保障問題担当国防次官補を務める Stephen Johnson 氏は、コロンビアの Bogota を訪問した際に「ベネズエラの近隣諸国は、ベネズエラの軍備増強に懸念を抱いているように見受けられる」と発言。
ポーランドの Aleksander Szczyglo 国防相は 23 日、スーダンの Darfur からチャドに流入している難民の保護を目的として EU が部隊派遣を計画している件について、自国軍の派遣を表明。EU は、チャドに 1,500-3,000 名規模の部隊を送り込む構想を進めている。
イラクの Hoshyar Zebari 外相は 22 日、「米軍主導の在イラク多国籍軍が突発的に撤退したら、イラクという国家は分裂・崩壊して、地域紛争の引き金になる」と発言。
ロシアは MAKS 2007 の席で、Skat (アカエイの意) と名付けた無人ステルス爆撃機のモックアップを公表した。重量 10t、兵装搭載量 2t、航続距離 4,000km だと RIA Novosti が報じている。開発担当は MiG。
そのロシアは最近、あちこちに爆撃機を出没させてスクランブルをかけられているが、それについて Sergei Ivanov 第一副首相は「冷戦時代に戻すものではない」と発言している。なお、シベリア東部で訓練飛行中の Su-24 が墜落したため、Su-24 については飛行停止を発動中。
グルジア政府の関係者によると、同国が保有するレーダー網を NATO のシステムとインテグレーションする作業が、最終段階まで来ているとのこと。いわゆる NATO Air Situation Data Exchange。グルジアはロシアの戦闘機による領空侵犯やミサイル攻撃があったと主張しているところで、NATO との協議を活発化させている。最近でも、8/21 にロシア軍機 1 機が 5km ばかり領空侵犯したと主張、これに対してロシア側は「それは想像上のフライトだ」と一蹴。この領空侵犯の件については、近いうちに OSCE (Organization for Security and Co-operation in Europe) 関係者が Moscow を訪問して協議を行うと発表している。
オーストリアの Norbert Darabos 国防相が 23 日、アメリカが中欧に MD エレメントの配備を計画している件について「憤激している。間違いであり、ナンセンス、冷戦型の議論を惹起する」などと発言した件について、アメリカ側は「冷戦時代の思考から抜け出すように」と要請。その MD エレメントのうち、レーダーの配備を予定しているチェコでは、チェコ政府側が、レーダーで得られた情報の共有実現を要請。イギリスと同様の枠組みを求めるもの。
米太平洋軍 (USPACOM) 司令官の Timothy J. Keating 海軍大将は、9 月にインド洋の Bengal 湾で日本・オーストラリア・インド・シンガポールと実施する合同演習について、「中国をターゲットとするものではない」と説明。ただし、先日の中露合同演習に代表されるような中国の軍事力増強については、懸念を表明している。
イギリス軍は、アフガニスタンでタリバンが立てこもる建物や洞窟などを攻撃する手段として、肩撃ち式対戦車兵器 M72A9 を UOR (Urgent Operational Requirement ) として追加調達する。爆風弾頭を装備するモデルで、以前から建物に対する攻撃に重宝しているもの。独 Dynamit Nobel Defence 社に対して、2006 年に 4,000 万ポンド (7,940 万ドル) で発注済み、2009 年末に実働可能となる予定。高温・高圧を発生させるサーモバリック兵器ではないかと報じる向きもあるが、国防省では「サーモバリック兵器とは高温のパルスを発生させるものだが、今回のは爆風を発生させる能力を高めたものだ」と説明している。なお、諾 Nammo 社傘下の Talley Defense 社では、この M72A9 モデルの弾頭については「コメント拒否」。なお、イギリス陸軍の WAH-64D Apache AH.1 はサーモバリック弾頭型の AGM-114 Hellfire を運用している。HE 弾頭型についてはライセンス生産しているが、サーモバリック型については未定。
米 Lockheed Martin 社によると、すでに導入計画を進めているオランダ・日本以外にも、ヨーロッパやアジアで PAC-3 の導入に関心を示している国があるとのことだが、具体的な名前は明らかにしていない。PAC-2 オペレーターのイスラエルが PAC-3 にも関心を示していると Jerusalem Post 紙が報じているが、これはイスラエル国防軍関係者の談話として伝えているもの。また、THAAD (Terminal High Altitude Area Defense) についても関心を示している国があるとされる。
Seize 'em all (NavNews 2007/8/23)
メキシコ・グアテマラ国境付近から沖合 300 マイルほどの太平洋上で、麻薬密輸容疑者 4 名が米沿岸警備隊と米海軍に捕まった。半潜没艇を使って麻薬の密輸を企てたら、本当に沈んでしまったもの。最初に CBP (Customs and Border Protection) の監視用航空機が発見した。その現場に USS DeWert (FFG-45) や沿岸警備隊の巡視船が駆けつけて、コカインの梱包 11 個が漂っていたのを回収した。
この半潜没艇、高さが低くて全長は 50ft ほど。当局に見つかったら、簡単に潜没させて隠すことかできるようになっており、コカイン 0.5t ほどを搭載する。この手の半潜没艇は探知が難しいため、沿岸警備隊の新型巡視船には新世代のセンサーを搭載することにしている。
ちなみに、今会計年度に入ってから東太平洋の中南米沖で押収したコカインは、合計 90t を超える。
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産業・装備・調達
MMRCA 計画が進行中 (DefenseNews 2007/8/28, Defense-Aerosapce.com 2007/8/29)
インド国防省は、MMRCA (Medium Multi-Role Combat Aircraft) 計画に関する 211 ページの RfP をメーカー 6 社 (Lockheed Martin, Boeing, Dassault Aviation, SAAB, Eurofighter, RAC MiG) に対してリリースした。半年以内に、技術面と商取引の面について、それぞれ回答する必要がある。任務面では、防空から対地・対艦攻撃、偵察まで広範な任務に対応できること、としており、空中給油能力も要求している。
確定 126 機を 10 億ドルで調達するほか、さらにオプション 64 機を設定。確定分のうち最初の 18 機は 2012 年までに完成機輸入、残り 108 機は技術移転を受けてインド国内でライセンス生産する。この計画について、最近になってオフセット率の要求値を 30% から 50% に引き上げることになった。つまり、契約額の半分はインドの会社に落とせという意味。
RfP には、調達、技術移転とライセンス生産、導入後のメンテナンス・サポート (40 年間・6,000 飛行時間の運用を予定)、といった項目に関する記述があり、機種選定のための評価作業については DPP (Defence Procurement Procedures) で規定した内容に拠るとしている。まず、機体が要求仕様を満たしているかどうかを検討した上でフィールド・トライアルを実施、最後に具体的な調達に関する提案を行って価格協議、しかる後に契約調印、という手順を踏むことになる。
今回の RfP の特徴はライフサイクルコストを重視する考えを取り入れている点で、稼働率保証や、適切なスペアパーツの供給といった要求が盛り込まれている。機体価格には、機体そのものの費用に加えて兵装、2 年分のワランティ、ライセンス生産・技術移転のためのロイヤリティ、初期段階の訓練費用を含む。(Indian MoD, ddi Indian Government news)
Saab 社はこれを受けて、"能力と費用対効果に優れた機体" として JAS39 Gripen を売り込む。また、Gripen のライフサイクルコストの低さを強調している。(Gripen International)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/30)
オーストラリア国防省は、LCM (Landing Craft Mechanised) 2000×6 隻につい、試験中に船体構造上の問題が発生したため、トライアルを一時中断すると発表した。建造所の豪 ADI (Thales Australia) 社と組んで調査を進める。その間、揚陸艇からの人員・物資揚陸については、既存の LCM8 揚陸艇を使って対応するため、作戦運用面の影響はないとしている。(Australian DoD)
インドの国産戦車・Arjun は、2005-2006 年にかけて実施したトライアルで油気圧サスペンションのピストン・ロッド、砲手用サイト、砲制御システムといったあたりに不具合が見つかったが、ドイツ・ベルギー・フランスからの専門家による助言を得て、対策が実現したとのこと。T-90 戦車の方は HVF (Heavy Vehicles Factory) から 181 両をデリバリー、T-72 の初期型では砲身破裂の問題があったが、T-90 では特に問題は出ていない。(Indian MoD)
芬 Patria 社とエストニア軍兵站センターは 8/28 に、XA-180EST 装甲車 (2004 年末にフィンランドから 60 両を中古で購入) を対象とする LCS (Life Cycle Support) 契約に調印した。対象期間は 2008-2009 年。テクニカル・サポート業務に加えて、スペアパーツや工具のデリバリー、訓練、サポート・サービス業務、技術文書提供も行う。同社は 2005 年 12 月以来、エストニアで事業を展開中。(Patria)
仏国防調達局 (DGA) は 7/12 に、フランス南西部、Biscarosse の Missile Launch Test Center で、GPS/INS/画像赤外線誘導の誘導爆弾、AASM (Armement Air-Sol Modulaire) の試射を実施した。発射母機は Cazaux Flight Test Center 所属の Mirage 2000N。各種の通常爆弾に、誘導セクションと射程延伸用のウィング・キットを取り付けて、精密誘導兵器に変身させる。スタンドオフ射程は 50km。INS/GPS 部分のテストに続いて画像赤外線シーカーのテストを成功させたことで、誘導能力の検証ができた。フランス空軍、それとフランス海軍の Rafale M に対して、2007 年末から配備を開始する。(Sagem Defense Securite)
米 Force Protection 社は、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の 6x6 モデル、Cougar を、予定の量産スケジュールより早くデリバリーしたと発表した。同社は Cougar と Buffalo を 1,900 両以上受注しており、2003 年からイラクで運用中。(Force Protection)
インドの通信衛星、INSAT-4CR の打ち上げが、天候が原因で 9/2 に延期となった。ブースターには GSLV (Geosynchronous Satellite Launch Vehicle) を使用している。INSAT-4CR は重量 2,130kg、前モデルの INSAT-4C とほぼ同型。(ddi Indian Government news)
米 EADS North America 社傘下の American Eurocopter 社は、EC145 を米陸軍の LUH (Light Utility Helicopter) 計画向けに手直しした軍用型、UH-72A Lakota について FAA の形式証明を取得、アメリカ国内で米軍向けの生産とデリバリーを開始する体制を整えた。2007/8/27 にデリバリーした 10 号機から、ミシシッピー州 Columbus の工場で生産した "アメリカ製" となる。10 年間で総数 322 機の調達を予定、サポート業務契約も含めて総額 20 億ドル。ちなみに、オリジナルの EC145 はドイツの Donauworth で製造している。(EADS North America)
QinetiQ 傘下の米 Foster-Miller 社は、NAVEODTECHDIV (Naval Explosive Ordnance Disposal Technology Division。Indian Head, MD) からの Talon EOD (Explosive Ordnance Disposal) ロボットの受注が、累計 2 億 5,700 万ドルに 3,700 万ドルを上乗せして、2 億 9,000 万ドルあまりに増えたと発表した。これまでに 1 億 6,500 万ドルが支払済。NAVEODTECHDIV は、米四軍で EOD 用ロボット調達の窓口になっている部署。(Foster-Miller)
BAE Systems 社は、米陸軍から M1114 HMMWV 装備用の VEE (Vehicle Emergency Escape) キット×1,000 セットと予備の WVEE ウィンドウパネル×2,000 セットを、総額 1,250 万ドルで受注したと発表した。防弾窓ガラスをたった 5 秒で取り外せるようになっており、緊急脱出に有利。M1114 だけでなく、M1151/1152 HMMWV や FMTV (Family of Medium Tactical Vehicles)、海兵隊の MTVR (Medium Tactical Vehicle Replacement) や MRAP (Mine-Resistant Ambush Protected) など、多様な車輌に装備可能。(BAE Systems) [先日の Contracts に載っていたのとは金額が違うけれど、別件 ?]
今日の米軍調達 (Contracts 2007/8/29)
Lockheed Martin Space Systems 社は米空軍から、EELV (Evolved Expendable Launch Vehicle) 計画の下で実施する Atlas V ブースターによる打ち上げ業務を、$119,000,000 で受注した。AEHF-2 (Advanced Extremely High Frequency-2) を打ち上げるもの。(FA8816-06-C-0004/P00003)
SAIC (Science Applications International Corp.) 社と Delta Solutions and Strategies 社は米空軍から、CLASS (Consolidated Logistics Advisory and Assistance Services Support) 契約を、それぞれ $45,880,470 と $10,615,842 で受注した。テクニカル/分析ツール、ポリシー開発/管理のサポートと改善、AFSPC (Air Force Space Command) のシステム・サポート業務改善といった作業を担当して、計画、プログラミング、維持管理、インプリメントといったフェーズをサポートする。対象となる AFSPC のミッションは、スペース・ウェポン・システムの改善で、Air Force Satellite Control Network、Space Lift Range Systems、Global Positioning Systems、DMSP (Defense Meteorological Satellite Program)、Military Satellite Communication、SBIRS (Space Based Infrared System) などが対象。(FA8823-07-D-0003, FA8823-07-D-004)
VoxTec International 社は米海軍から、機械翻訳技術関連の SBIR (Small Business Innovative Research) フェーズ III 契約を、$44,826,250 で受注した。Machine Based Language Translation Device/Technology、低率初期生産分のプロトタイプ、携帯式の片方向音声コミュニケーション・システム、民生品ベースの他言語翻訳ツールを納入する。(N00421-07-D-0018)
Eagan McAllister Associates 社は米海軍から、Space and Naval Warfare Systems Center Charleston の Tactical C2 Engineering Division を対象とする、戦術 C4ISR システムのインテグレーション業務を $40,100,953 (見込額) で受注した。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$459,741,731。(N65236-07-D-6881)
General Dynamics Information Technology 社は米海軍から、Information Technology/Information Management Department Support Services の契約を $35,173,993 で受注した。以下の各分野を対象として製品、あるいはサービスを提供する。(N00421-07-D-0024)
information engineering
business process improvement relative to automation
analytical and technical support for Enterprise Resource Planning (ERP)
consultation
hardware and software evaluation and selection
systems analysis
systems and applications sustainment, including configuration and maintenance of web sites and servers
integration of systems and applications
database administration
production support
information assurance
network support
firewall support
imaging services
Complex Solutions 社は米海軍から、Naval Postgraduate School の Civil Military Relations で実施する教育・訓練プログラムを対象とする、技術面・教育面のサポート業務を $17,684,605 で受注した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年、すべて実現した場合の総額は $92,632,364。(N00244-07-D-0035)
Northrop Grumman Systems 社 Integrated Systems Sector は米海軍から、VTUAV (Vertical Takeoff and Landing Tactical Unmanned Aerial Vehicle) の低率初期生産分をサポートするのに必要な予備品を対象とする修正契約を、$5,842,760 で受注した。(N00019-07-C-0041)
Boeing 社は米陸軍から、CH-74 ヘリコプター (原文ママ。CH-47 の間違いと思われる) を $25,500,000 で受注した。(W58RGZ-04-C-0012)
Alliant Lake City Small Caliber Ammunitions 社は米陸軍から、小火器用弾薬に関する修正契約を $23,080,378 で受注した。(DAAA09-99-D-0016)
Rockford 社は米陸軍から、カリフォルニア州 Beale AFB のジェット燃料タンクを取り替える作業を、$8,890,637 で受注した。(W91238-07-C-0019)
BAE Systems 社 Armament Systems Division は米陸軍から、HMMWV に装備する緊急脱出窓を $6,234,119 で受注した。(W56HZV-07-C-0660)
Stewart & Stevenson Tactical Vehicle Systems 社は米陸軍から、システム・テクニカル・サポート業務に関する $6,087,739 の増額契約を受注した。原契約は $3,367,423,523。(DAAE07-03-C-S023)
AAI 社は米陸軍から、動画端末システムに関する $5,712,224 の増額契約を受注した。原契約は $25,050,329。(W58RGZ-06-C-0190)
Raytheon Space and Airborne Systems 社は米陸軍から、地雷・トンネル探知技術の開発について、$5,711,210 の増額契約を受注した。原契約は $12,764,284。(W909MY-07-C-0018)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/29)
米 Northrop Grumman 社 Space Technology 部門は米陸軍から、車載式の移動型ソリッドステート・レーザー兵器を対象とする、熟成度デモンストレーション計画の第 1 フェーズ分を受注することになった。計画名称は HEL TD (High Energy Laser Technology Demonstrator) Phase I。レーザーによる C-RAM (Counter Rockets, Artillery and Mortars) 能力の実現が目的で、ニューメキシコ州 White Sands Missile Range の HELSTF (High Energy Laser Systems Test Facility) で要撃試験を行う予定。初期契約は 1 年間・800 万ドルで、オプション契約分まで実現すると 3 年間・5,000 万ドルの案件となる。Phase I では、ビーム制御システムの予備設計を実施する。チームを構成する企業の担当は、それぞれ以下の通り。(Northrop Grumman)
Northrop Grumman 社 : システム・インテグレーション、ビーム制御サブシステム、動力サブシステム、サーマル・サブシステム、C3I
BAE Systems 社 : 車輌とプラットフォーム・インテグレーション
Ball Aerospace & Technologies 社 : ビーム・アラインメントと安定化のサブシステム
L-3 Communications Brashears 社 : ビーム・ディレクター
Thales 社と露 Rosoboronexport は、ロシア陸軍向けに熱線映像装置 Catherine FC×100 セットを納入する契約を結んだ。最近になって搭載承認を得たもので、T-90 戦車に搭載する。ロシアにおける、あるいは陸戦兵器の分野における地歩の強化につながるものだという説明。(Thales)
チェコ空軍向け L-159T1 の 3 号機 (S/N 6071) が、2007/8/28 に進空、Vladimir Kvarda と Rostislav Stroin の両テストパイロットにより、56 分間の初飛行を実施した。全部で 4 機をデリバリーする予定で、初号機 (S/N 6069) は 2007//8、2 号機 (S/N 6067) は 2007/8/6 に進空済み。(Aero Vodochody)
米 Northrop Grumman 社は、同社の Guardian C-MANPADS (Counter-Man Portable Air Defense System) が運用 6,000 時間を達成したと発表した。現在、このシステムは米国土防衛省 (DHS) の C-MANPADS 計画の下で、民間の MD-10 貨物機×7 機に合計 12 基を装備して運用試験中。信頼性や兵站支援に関連するデータを集めるのが目的。Guardian は、飛来する赤外線誘導 SAM を自動的に探知・追跡してレーザーを照射、誘導システムを狂わせる。DIRCM (Firectional Infrared Countermeasures) システムの民間向けスピンオフ製品。(Northrop Grumman)
米 Rockwell Collins 社は英国防省から、次世代型 FAC/FOO (Forward Air Controller and Forward Observation Officer) システムを 1,800 万ドルで受注した。ITGA (Improved Targeting Geolocation Accuracy) 計画の下で導入を進めているもので、軽量化と完全な統合化を実現した、デジタル方式のハード/ソフトで構成、その中核となるのが、Rockwell Collins 社の RJF (Rosetta Joint Fires) ソフトウェアが動作するタブレット型 PC。さらに、Rockwell Collins 社の Azimuth Augmentation System や DAGR (Defense Advanced GPS Receiver)、精確な目標位置情報を割り出すレーザー測距儀 (LRF : Laser Range Finder) といったシステムで構成する。また、FAC は上空の航空機との間で、9 行、あるいは 15 行のメッセージを交換できる。Rockwell Collins UK (Reading, England) 社が中核となって作業を進める。(Rockwell Collins)
Saab 社を初めとする、ヨーロッパ 7 ヶ国 (スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、ドイツ、オランダ、イタリア) のメーカー 12 社が共同で、過去 3 年間にわたって UCAC (UUV (Unmanned Underwater Vehicle) Covert Acoustic Communication。UUV-CAC とも) と称する水中通信システムの開発と実験を進めてきている。現在、スウェーデンの Bornholm 沖とノルウェーの Bergen 沖でテスト中。モデムと音響機器を組み合わせて、水中で潜水艦と UUV が通信できるようにするもの。Bornholm で 4 日かけて行った実験では、スウェーデン海軍の潜水艦救難艦・HMS Belos とドイツの研究船が参加、一方の船がトランスポンダーを水中に吊下して、他方の船で受信する形で実験した。(Saab AB)
RRTM (Rolls-Royce Turbomeca) 社は、RTM322 ターボシャフトの最新型、RTM322-01/9 が、EASA (European Aviation Safety Agency) の民間向け形式証明 (Civil Type Certificate) を取得したと発表した。オマーン空軍の NH90×20 機に搭載するためのもので、高温・高標高地域で運用するためにパワーアップしている。Step 0 仕様は離陸時に 30 分間にわたり、2,580SHP の出力を発揮できる。さらに、RTM322-01/9A がオマーンで試験中で、摂氏 48 度の気温でも運用できた。NH90 カスタマー 12 ヶ国のうち、RTM322 を採用しているカスタマーは 10 ヶ国。もちろん FADEC 化している。NH90 に加えて、WAH-64 や EH101 も含めると、累計受注実績は確定・オプション合わせて 1,600 基にのぼる。(Rolls-Royce Turbomeca)
米 Boeing 社は米陸軍から、AH-64 を対象とする Apache Reliability and Safety Recapitalization を 1,990 万ドルで受注した。AH-64D×24 機をオーバーホールして改修キットを組み込み、MTBR (Mean Time Between Removals) を調べて信頼性向上の度合を検証する。対象となるのは、メイン・ローター・ヘッド、トランスミッションとギアボックス、その他の駆動系。今回の修正契約により、累計受注額は 3 億 7,900 万ドルとなった。これ以外にも、Boeing 社は AH-64 を対象として、さまざまな維持管理ソリューションを提供している。最終的な目標は、5 年間の間に整備作業に要するターンアラウンドタイムを半減させること。(Boeing)
米海軍 NRL (Naval Research Laboratory) の Naval Center for Space Technology が、軌道上の衛星に対して自律的に接近・結合して、外部の支援なしにサービス作業を行う技術の試験と、地上でのデモンストレーションを実施した。実運用環境下でターゲットとなる衛星を追跡するアルゴリズムと、外部からの支援なしでドッキングして所要の作業を実施する仕組みについて実証を行ったもの。これは、DARPA との共同プログラム・FREND (Front-end Robotics Enabling Near-term Demonstration) の一環で、軌道上にある衛星を延命するのが目的。さらに改良を進めて、最終的には実際に宇宙空間で作動させるのが目標。(NRL)
Thales Communications 社は、AN/PRC-148 MBITR (Multiband Inter/Intra Team Radio) が累計 10 万台納入を達成したと発表した。AN/PRC-148 MBITR は 2000 年に登場した携帯式のソフトウェア無線機で、全部合わせて 60lb 以上あった複数の無線機の組み合わせを、2lb に満たない小型無線機 1 台で置き換えるもの。周波数帯は 30-512 MHz、OEF (Operations Enduring Freedom) や OIF (Operations Iraqi Freedom) でも使用している。さらに、JTRS (Joint Tactical Radio System) に対応する改良型、AN/PRC-148 JEM (JTRS Enhanced MBITR) も米陸軍・米空軍向けに導入が進んでいる。(Thales Communications)
CIWS の眼 (DID 2007/8/28)
米 DRS Technologies 社は、Mk.15 Phalanx CIWS に取り付ける熱線映像装置を受注したと発表した。確定 2,600 万ドル分、オプション契約が 2,300 万ドル分。発注元は米 Raytheon 社 Missile Systems 部門、DRS Sensors & Targeting Systems 部門が担当する。2008 年 7 月までに完納の予定。
今日の米軍調達 (Contracts 2007/8/28)
Gyrocam Systems 社は米陸軍から、Gyrocam Triple Camera System で使用するスペアパーツと補修用パーツ、$43,400,000 分の delivery order を受領した。原契約も同額。(W909MY-07-D-002)
Baggette Construction 社は米陸軍から、アラバマ州 Anniston に即応センター (readiness center) を建設する作業を、$14,510,000 で受注した。(W912JA-07-C-0005)
BKJ Solutions 社は米陸軍から、ミズーリ州 Ft. Leonard Wood で実施する建物建設工事を $16,198.714 で受注した。(W912DQ-07-C-0034)
Sauer (Sauer Southeast) 社は米陸軍から、ジョージア州 Ft. Gillem に forensics lab を増築する作業を $13,471,850 で受注した。(W912HN-07-C-0048)
Alpine Armoring 社は米陸軍から、民生用の重装甲車輌 (commercial in-stock heavy armor vehicles) を $7,510,400 で受注した。(W56HZV-07-C-0648)
GW Hastings Construction 社は米陸軍から、オクラホマ州 Fort Sill で実施する建物補修工事を、$6,315,285 で受注した。(W912BV-07-C-2010)
Lockheed Martin Information Systems and Global Services 社は米海軍から、USJFCOM (U.S. Joint Forces Command) の情報システムを対象とするサポート・サービス業務を $35,302,686 で受注した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年、すべて実現した場合の総額は $186,021,995。99% をヴァージニア州 Norfolk、残りをその他の場所で実施する。(N00189-07-D-Z046)
Transicoil 社は米空軍から、トルク表示の差分を計測する機器を、$13,783,310 で受注した。C-130 向けで、4,385 セットを納入する。2 種類の電気信号を対象として差分を計測、その結果をパイロットに対して表示するもの。(FA8103-07-D-0094)
CH-53 "が" (Rockwell Collins via Defense-Aerospace.com 2007/8/28, DID 2007/8/30)
米 Rockwell Collins 社は独 Eurocopter Deutschland 社から、ドイツ陸軍の CH-53G "Mittlerer Transporthubschrauber" に装備する GAMS (German Avionics Management System) の開発を受注した。2009 年半ばに、まず試験用機 2 機をデリバリーする予定になっている。ドイツは 1971-1975 年にかけて CH-53G×110 機を調達したが、2002 年に、その CH-53G/GS のうち 80 機を CH-53GA 仕様にアップグレードすると決定。2007/2/14 に BWB が Eurocopter 社に対して、40 機の改修を 5 億 2,000 万ユーロ (6 億 8,500 万ドル) で発注している。2020 年代に European Heavy-Lift がモノになるまで、これでつなぐ。
GAMS は CAAS (Common Avionics Architecture System) をベースにしており、CH-53G のグラスコックピット化とオープン・アーキテクチャ化を実現する。コックピットに加えて、ミッション管理システム (飛行管理システム、航法用センサー、ディスプレイ 5 基、通信機器で構成) も対象。現地法人の Rockwell Collins Deutschland (Heidelberg, Germany) が、主な製造拠点となる。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/28)
露 Rosoboronexport は MAKS2007 の席で、インドネシアから Su-27SKM×3 機と Su-30MK2×3 機を受注したと発表した。2008-2012 年にかけて引き渡す。インドネシアとロシアの間で実現した最大級の兵器取引で、さらに両国間で軍事技術分野の協力も進める。インドネシアはすでに、Su-27SK、Su-30MKI、Mil 製ヘリコプター、小火器やその他の陸戦兵器をロシアから調達している。(Rosoboronexport)
先日、F-35 の CTOL 型と STOVL 型で使用する F135 エンジンに関する 6,000 万ドルの追加契約を受注した米 Pratt & Whitney 社だが、その F135 エンジンが SDD フェーズで地上試験 8,300 時間を達成したと発表した。それに先立ち、概念開発フェーズで 3,600 時間の試験を実施している。(P&W)
EADS 社の新 CEO・Louis Gallois 氏は、「フランスとドイツのマネージャーが同じ船に乗り、国籍の壁を乗り越えなければならない」と表明。従来、EADS 社ではフランスとドイツからそれぞれ CEO と副 CEO を出す双頭体制をとっていたが、今度の新体制では CEO が一人になった。ただし、人選の際に Chancellor Angela Merkel 独首相と Nicolas Sarkozy 仏大統領が、CEO の座をめぐる争いを展開しており、結局、フランスから Louis Gallois 氏が就任した次第。本人は「EADS 社のフランス人 CEO、ではなく EADS 社の CEO である」と説明している。ちなみに役員会の内訳は、ドイツ 6 名、フランス 2 名、スペイン 1 名、イギリス 1 名となっている。また、ドイツは EADS 社に対する発言力を確保するため、「黄金株」の導入を表明している。(Deutsche Welle German Radio)
米 Lockheed Martin 社のチームと米 Boeing 社のチームがそれぞれ、米空軍の GPS ブロック III スペース・セグメントに関する提案を空軍当局に提出した。ブロック III では、精度向上と耐妨害性の強化を図る計画になっている。現在、GPS を構成する衛星群は Lockheed Martin 社製のブロック IIR×21 基、それと改良型のブロック IIR-M×8 基で構成している。Lockheed Martin チームの面々は、Lockheed Martin Space Systems (スペース・セグメントの主契約社)、ITT (航法ペイロード)、General Dynamics Advanced Information Systems (NCE : Network Communications Element。UHF クロスリンク + TT&C (Tracking Telemetry & Command) サブシステムという構成) の各社。まずブロック IIIA×8 基の打ち上げを 2013 年から開始、さらにブロック IIIB×8 基、ブロック IIIC×16 基が続く。(Lockheed Martin, Boeing)
ALH (Advanced Light Helicopter) こと Dhruv の武装型が、Bangalore の印 HAL 社 Helicopter Division で初飛行を実施した。仏 Turbomeca 社と HAL 社が共同開発した Shakti エンジンを装備しているが、これは TM333-2B2 (インド側が 19% の生産を分担) よりも 30% のパワーアップを実現している。Shakti エンジンは来年 1 月に形式証明を獲得できる見込み。ALH は 2002 年の導入後に、陸軍・海軍・空軍・沿岸警備隊といったオペレーターからのフィードバックを受けて、改良を進めている。また、タンデム複座化して高地での運用能力を高めた LCH (Light Combat Helicopter) が、来年 8 月に初飛行の予定。(HAL)
露 JSC RPKB (Ramenskoye Design Company) と仏 Sagem Defense Securite (SAFRAN Group) の両者が 8/22 に、慣性航法装置の開発・製造を行うジョイント・ベンチャーを設立すると発表した。ロシア向けだけでなく、海外カスタマーも視野に入れる。両国政府の承認を待って設立する予定。この両社はすでに、RSK MiG や Sukhoi の戦闘機に搭載している慣性航法装置・SIGMA ファミリーの共同開発を行った仲。(Sagem Defense Securite)
米 Sikorsky Aircraft 社は 9 月に、ポーランドで実施する航空ショーに H-60 シリーズの最新型、UH-60M Blackhawk を送り込んでデモフライトを実施すると発表した。9/1 の Radom Air Show と 9/3-6 の 15th Annual Defence Industry Exhibition MSPO (Kielce, Poland) の 2 ヶ所。なお、ポーランドの PZL Mielec で、近いうちに H-60 の胴体製造が始まることになっている。(Sikorsky Aircraft)
米 Boeing 社は米空軍から、conventional prompt global strike missile demonstration のキー・エレメントに関する研究を 890 万ドルで受注した。Minotaur ロケットを使って、世界各地に迅速に各種通常弾頭を撃ち込む研究を行うもので、2009 年 6 月に完了予定。発射から着弾までの所要時間は 1 時間以内。ブツが手に入りやすいのと価格の問題から、Minotaur を使ってデモンストレーションすることになった。(Boeing)
米 Boeing 社と USJFCOM (U.S. Joint Forces Command) は、CRADA (Cooperative Research and Development Agreement) を締結した。モデリング、シミュレーション、分析といった手法を通じて、現在、あるいは将来の統合戦コンセプトに関する分析作業を進めるもので、USJFCOM で統合戦コンセプトの開拓を担当している Joint Innovation and Experimentation Directorate (Suffolk, VA) が、この件に関する窓口となって参画する。期間は 3 年。(Boeing)
スペインの Seville で、実際に飛行する A400M の初号機 (MSN 001) の組み立てが始まった。まず San Pablo の最終組立ライン (FAL : Final Assembly Line) に中央部胴体と機首を据え付けて、さらに主翼と尾部を組み合わせる。地上試験用機は、7 月に Getafe の地上試験施設で完成している。まず飛行試験用として 5 機を製造するが、量産に入ると年産 30 機までペースアップする。(Airbus Military)
仏 Turbomeca 社のターボシャフト・エンジン、TM333 2M2 (TM333 2B2 の改良型) が、EASA (European Aviation Safety Agency) の形式証明を獲得した。出力 1,100SHP。印 HAL 社の Chetan と Cheetal に装備するもので、2008 年初頭から量産仕様エンジンのデリバリーを開始する。Chetan と Cheetal はそれぞれ、Chetak (HAL 製 SA319 Alouette III、300 機以上を製造) と Cheetah (HAL 製 SA315 Lama) の改良型。ベースモデルの Chetak と Cheetah はいずれも、Turbomeca 社製の Artouste IIIB エンジンを使用している。TM333 2M2 では性能向上と信頼性の改善、燃費向上を図っている。Chetan は主として、高標高地域での負傷者後送用 (MEDEVAC)。(Turbomeca)
BAE Systems 社は米陸軍の Enhanced Night Vision Goggle 計画の下で、デジタル化した暗視ゴーグルの開発を実施する。あらゆる条件下で状況認識能力を高めるのが狙いで、低光量 TV センサーと非冷却式長波長赤外線センサーの映像をデジタル合成で組み合わせて、ヘルメットに装着する暗視ゴーグルの画面に表示するもの。また、他の兵士との画像共有も実現する。デジタル画像融合技術の熟成とデモンストレーションが狙い。(BAE Systems)
ドイツ陸軍の GUZ (Combat Training Centre)、ドイツ国防省の BWB (Federal Office for Defence Technology and Procurement) が独 Rheinmetall Defence 社に対して、ADGUS ファミリーの車載式ターゲット・キット×85 セットを追加発注した。システム構成は、電子機器ユニットと、全周をカバーするためのセンサー 4 基。すでに 400 システム以上の納入実績があるもので、海外作戦に備えた演習で使用する。ADGUS を使うと、トラックや装甲車など、さまざまな車輌のシミュレートが可能。軽装甲車やソフトスキン車輌については 2000 年から、パッシブ式のターゲット・システムを導入している。(Rheinmetall AG)
米 Lockheed Martin 社はカリフォルニア州 Edwards AFB の National Hover Test Facility で、米ミサイル防衛局 (MDA) 向けに開発を進めている MKV (Multiple Kill Vehicle ペイロードのキー・エレメントに関する試験を成功裏に実施、MDA が設定した性能要件を達成したと発表した。BMDS (Ballistic Missile Defense System) やキル・ヴィークル自身の赤外線センサーから得た情報に基づき、キル・ヴィークルの方向や姿勢を制御する機能を提供するもので、担当メーカーは米 Pratt & Whitney Rocketdyne 社。(Lockheed Martin)
ASD (AeroSpace and Defence Industries Association of Europe)、AIA (Aerospace Industries Association of America)、ATA (Air Transport Association of America, Inc.) の三者は、航空宇宙・防衛・民間航空分野における技術文書中のデータについて、協力して統一を図ると発表した。業界ごとに異なる記述を使用することに起因する負担を軽減する目的で策定した、S1000D 仕様の改良と維持管理を行うもの。S1000D は SGML・XML・CGM といった国際共通規格を利用している。(ASD)
米 ITT 社は Dolphin Technology 社との間で、買収に関する合意をまとめた。Dolphin 社はセキュア・ネットワーク技術による情報保全関連ビジネスを手掛けている。この買収により、サイバー・テクノロジー分野を強化するのが ITT 側の狙い。Dolphin Technology 社はニューヨーク州の Rome に本拠を置き、従業員 100 名、2006 年の売上は 1,500 万ドル。(ITT)
米 GE (General Electric) 社はチェコの Walter Engines 社との間で、資産買い取りに関する合意をまとめた。買収金額は公表していない。この後、関連当局による承認と条件整備を経て実現に移る。小型ターボプロップ・エンジン関連分野の事業強化が狙い。また、Walter Engines 社が持つ既存のカスタマーとインストールベースを手中に収める利点も協調している。Walter Engines 社は 1923 年に航空分野に参入、M601 ターボプロップ×1,500 基を初めとして、累計 37,000 基の製造実績がある。また、製造に加えてオーバーホールも手掛けている。従業員 520 名。(GE Aviation)
今日の米軍調達 (Contracts 2007/8/27)
General Electric 社 Aircraft Engines 部門は米空軍から、ADVENT (Adaptive Versatile Engine Technology) 計画に関する契約を $231,215,100 で受注した。広範な飛行領域に対して最適化した能力を発揮できるエンジンを実現するための、空気取入口、エンジン、排気ノズル、熱管理技術を開発する。(FA8650-07-C-2802)
Call Henry 社は米空軍から、カリフォルニア州 Vandenberg AFB で実施する打ち上げ支援業務 (Launch Operations Support Contract) に関する修正契約を、$8,821,848 で受注した。打ち上げ施設、計測施設、発射台、クリーンルームなどの施設を対象として、管理・運用・メンテナンス・補修・アップグレード・打ち上げ作業支援といった業務を担当する。(F04610-04-C-0004/P00031)
Aviation Technologies 社は米空軍から、航空機や支援機材で使用する油圧機器のテストを行う、HCT (Hydraulic Component Test Stand)×75 ユニットを $8,741,992 で受注した。本物の作動油の代わりに窒素ガスを加圧・供給してテストする仕組み。(FA8533-07-C-0001)
Whiting-Turner Contracting 社は米海軍から、MARSOC (Marine Special Operations Center) の Project P1184 関連契約を $11,940,000 で受注した。MCB Camp Lejeune で MARSOC 向けの給養施設を建設するほか、建物 5 棟を取り壊す案件。(N40085-07-C-1902)
Raytheon Integrated Defense Systems 社は米海軍から、AEGIS Transmitter Group と Mk.99 FCS (Fire Control System) を対象とする兵站支援業務を、$8,915,030 で受注した。FMS 案件を含んでおり、配分比率は米海軍 (1%)、日本 (50%)、ノルウェー (25%)、スペイン (24%)。1 年単位のオプション契約が 4 年分あり、すべて実現した場合の総額は $49,081,437。(N00104-07-D-ZD51)
Raytheon Technical Services 社は米海軍から、F/A-18 に搭載する AN/APG-73 レーダーのコンポーネントを $8,615,988 で受注した。(N00383-04-G-011F/#7210)
Raytheon Missile Systems 社は米ミサイル防衛局 (MDA) から、イージス BMD で使用する SM-3 ミサイルの設計・開発・製造・試験・発射試験の支援業務に関する修正契約を、$141,999,451 で受注した。(N00024-03-C-6111)
Alfab 社は米国防兵站局 (DLA) から、DSCP (Defense Supply Center Philadelphia) 向けの施設管理業務とパレット・マットの整備業務を、$8,067,600 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。(SP0500-05-R-0074)
Northrop Grumman 社は米陸軍から、レーザー用パワーアンプ (15 Kilowatt Oscillator Power Amplifier Laser) に関する修正契約を $5,497,436 で受注した。(W9113M-05-C-0216)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/27)
インドの Shri MM Pallam Raju 国防相によると、インド政府は兵器製造分野における民間企業の関与を増やすとのこと。また、Defence Offset Policy の下で民間企業に対する優遇を図るほか、(インドの民間企業と提携する形で) 海外企業に対しても参入の機会を作る。CII (Confederation of Indian Industry) では今後、450 億ドルの兵器調達予算支出を見込んでおり、これは世界的に見ても有数の市場だとする。そして、政府の方針により一定額以上の装備調達案件ではオフセットを義務付けるため、インド企業にとっては有利な話。さらに、"Indian Defence Procurement Opportunities - A Guide" なる冊子をまとめたり、昨年 9 月に国防省が設立した DOFA (Defence Offset Facilitation Agency) と CII が "The Defence Offset Policy : Opportunities for Indian IT and electronics industry" なる 1 日がかりのセミナーを開催したりしている。こうした動きは、DIPP (Department of Industrial Promotion and Policy) の下でインド国内の民間企業に対して軍の装備品製造に関するライセンス発給を促進するものでもある。(Indian MoD)
中東で任務に就いているオーストラリア空軍の AP-3C が、新たに TCDL (Tactical Common Data Link) を導入、任務を従来よりも効率的にこなせるようになった。AP-3C を対象とする CAP (Capability Assurance Program, Project Air 5276) の一環として導入したもので、機上のセンサーが怪しい活動を発見したときに、それを地上の友軍に対してリアルタイムのビデオ・リンクを通じて迅速に伝達できる。2006 年に導入計画の承認を受けた後、DMO (Defence Materiel Organisation) が Tenix Defence 社・Australian Aerospace 社 (a.k.a. P3 Accord) と組んで、大急ぎで導入を図った。AP-3C はもともと対潜哨戒機だが、2003 年からイラクに 2 機・170 名の分遣隊を派遣しており、ペルシア湾での洋上哨戒に加えてイラクでの陸上哨戒も実施している。 派遣元部隊は 92nd Wing 麾下の 10th Sqn. と 11th Sqn. (RAAF Base Edinburgh, Adelaide)。過去 4 年半の間に 1,100 ソーティ・10,500 時間の任務飛行を実施している。(Australian DoD)
Euro-Art コンソーシアム (1989 年発足。ドイツの Munich に拠点を置き、EADS Deutschland GmbH (Munich, Germany)、Thales Air Systems S.A. (Rungis, France)、Thales UK Ltd. (Crawley, UK)、Lockheed Martin Corp. (Moorestown, USA) の 4 社で構成) は、ドイツ・フランス・イギリスから受注している移動式対砲兵レーダー・COBRA (Counter Battery Radar) の最終納入分がロールアウトしたと発表した。ドイツが 12 基、フランスが 10 基、イギリスが 7 基を発注しており、兵站支援業務も含めて総額 5 億ユーロの案件。すでに他国向けのセールスも始まっており、ドイツからトルコに 2 基を引き渡している。COBRA は低 RCS 目標でも探知可能で高い耐クラッター性能を持ち、飛来する脅威の識別・追跡、発射位置の算出、着弾位置の予測、といった機能を提供する。6 門編成の砲兵大隊 40 個を対象として位置評定するのに、2 分とかからないとしている。また、味方が対砲兵射撃を行う際の弾着観測・修正も担当できる。装輪式クロスカントリー車輌 1 両にまとめてあり、3,000 素子のガリウム砒素 (GaAs) 送受信モジュールを使用するレーダー・アンテナを屋根上に、シグナル・プロセッサ、データ・プロセッサ、オペレーター・コンソール、指揮管制システム、インターコムなど一式を NBC 対策・電磁パルス対策を施した車内に、それぞれ設置している。慣性航法装置で自車位置を標定、地形や風・爆風による影響はソフトウェアによって除去する。フランスでは 1 名、ドイツ・イギリスでは 2 名で運用する。開発過程で、ドイツの Meppen とフランスの Canjuers で実射試験を実施したほか、UAE の砂漠でも環境試験を実施している。すでにドイツは NATO Conference of National Armament Director による対テロ戦プログラムの一環として DAMA (Defence Against Mortar Attacks) に、フランスはレバノンに、イギリスはイラクに持ち込んでいる。(Thales)
米 Raytheon 社は、米海軍の新型水上戦闘艦、DDG-1000 Zumwalt 級に装備する水中戦闘システムの設計審査が完了したと発表した。正式名称は "integrated acoustic sensor suite" といい、潜水艦・魚雷・機雷・UUV といった脅威の捜索・探知を行うもの。システム構成要素は、艦首に設置するデュアル周波数アレイ、曳航アレイ、曳航式魚雷対策システム、使い捨て式の自記温度計 (BT : BathyThermograph)、データ・センサー、音響デコイ発射器、水中通信システム、関連ソフトウェアといった面々。モジュラー設計とオープン・アーキテクチャ化を取り入れており、広範なプラットフォームで使用可能だとしている。また、Zumwalt 級では水中戦闘システムの配員を従来より 33% 削減するという目標を掲げている。評価作業では、システムが機能するかどうかだけでなく、設置に必要なスペースや重量も対象になっている。(Raytheon)
米 Northrop Grumman 社は、Scaled Composites 社の買収が完了したと発表した。株式保有比率を約 40% から 100% に引き上げて、完全に支配下に置いたもの。Scaled Composites 社はカリフォルニア州 Mojave に本拠を置き、航空宇宙分野向けの複合材料製品設計・製造に関して深い経験を有している。(Northrop Grumman)
今日の FMS (DSCA 2007/8/24)
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、シンガポール向けに FMS 経由で、以下の物件を輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 2 億ドル。
GBU-10/B Paveway レーザー誘導爆弾×28 発
GBU-12/B Paveway レーザー誘導爆弾×56 発
20mm 機関砲の訓練弾×126,000 発
BDU-33/B 訓練爆弾×14,000 発
Mk.82 爆弾の訓練弾×1,500
Mk.84 爆弾の訓練弾×1,500
F-15SG 輸出計画 "PEACE CARVIN V" に関連する訓練業務、訓練支援機材
ソフトウェアの開発とインテグレーション、文書類、テクニカル・サービス業務、兵站支援業務
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、スペイン向けに FMS 経由で、以下の物件を輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 6,300 万ドル。F-100 フリゲートで使用するもの。
SM-2 ブロック IIIB 艦対空ミサイル×36 発 (弾頭付き)
Mk.13 mod.0 キャニスター×36
セクション・レベルの輸送用コンテナ
スペアパーツ、補修用パーツ、支援機材、訓練、技術支援、その他の兵站支援業務
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、イスラエル向けに FMS 経由で、JP-8 ジェット燃料 9,000 万ガロン、ディーゼル燃料 4,200 万ガロンを輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 3 億 800 万ドル。
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、イスラエル向けに FMS 経由で、AIM-120C-7 AMRAAM 空対空ミサイル×200 発、コンテナ、コンポーネンツ、スペアパーツ、補修用パーツ、文書類、訓練、訓練機材、テクニカル・サービス業務、兵站支援業務、その他のサポート・エレメントを輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 1 億 7,100 万ドル。
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、イスラエル向けに FMS 経由で、RGM-84L Harpoon ブロック II 艦対艦ミサイル×30 発、AIM-9M SIdewinder 空対空ミサイル×500 発、支援機材向けのスペアパーツ・補修用パーツ、文書類、訓練、兵站支援業務、その他のサポート・エレメントを輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 1 億 6,300 万ドル。
米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、エジプト向けに FMS 経由で、以下の物件を輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 8 億 4,700 万ドル8 億 8,900 万ドル。
M1A1 Abrams 戦車×125 両 (CITV : Commander's Independent Thermal Viewer、Firepower Enhancement Package、強化装甲付き)
さらに追加分の MDE (Major Defense Equipment)。内訳は以下の通り。
M256 Armament System×125
12.7mm 機関銃 M2×125 挺
7.62mm 機関銃 M204×250 挺
MDE 以外のスペアパーツ、補修用パーツ、工具類、試験機材、訓練と訓練機材、文書類、エンジニアリング・サービス業務、兵站支援業務、その他のサポート・エレメント
今日の米軍調達 (Contracts 2007/8/1)
United Technologies 社傘下の Pratt & Whitney 社 Military Engines 部門は米海軍から、F-35 搭載用 F135 エンジンの低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) ロット 2 に関するコンポーネンツ・パーツ・資材の先行調達を、$60,000,000 (見込額) で受注した。CTOL 型が 6 基プラス予備 2 基、STOVL 型が 6 基プラス予備 2 基。(N00019-07-C-0098)
AMSEC、Delphinus Engineering、Epsilon Systems Solutions、General Dynamics Information Technology の各社は米海軍から、San Diego を母港とする、あるいは同港を訪問する原潜を対象とする整備・補修・交換作業を $15,000,000 (見込額上限) で受注した。所要の先行調達分も契約に含む。期限は 2012 年 8 月まで。
Pole Zero 社は米海軍から、UHF 衛星通信用フィルター (Co-Site UHF) とインターフェイス・アダプタのオプション契約分を $7,772,187 で受注した。Remote Radio Secure Voice System Program 向け。(N00421-06-D-0036)
Bell Helicopter Textron 社は米海軍から、V-22 用のスペア・コンポーネントを $6,834,580 で受注した。(N00383-03-G-001B/#0241)
Bell Helicopter Textron 社は米海軍から、V-22 用のスペア・コンポーネントを $6,691,472 で受注した。(N00383-03-G-001B/#0242)
Bell Helicopter Textron 社は米海軍から、V-22 用のスペア・コンポーネントを $6,451,438 で受注した。(N00383-03-G-001B/#0240)
Boeing 社 (Boeing guidance Repair Center Electronic Systems and Missile Defense) は米空軍から、E-3 Sentry の機首下面と機種左右両側に設置するアンテナを、$20,604,797 で受注した。マイクロ波シグナルの受信用。(FA8103-06-R-0288, FA8103-06-R-0341)
United Paradyne 社は米空軍から、Aerospace Support Services に関する修正契約を $6,642,874 で受注した。30th SW (Space Wing) を対象とする O&M (Operation and Maintenance) 案件で、以下の 3 分野について兵站支援業務を実施するもの。Aerospace Maintenance Operations Center が統括する形で、30th SW を対象とする兵站支援業務のインターフェイス、コントロール、日程策定、調整、O&M、サポート業務を担当する。(F04694-02-C-0008/P00121)
Unconventional Propellant Support
Precision Measurement Equipment Laboratory Services
Aerospace Ground Equipment Maintenance and Transient Aircraft Maintenance Services
Gulf Sand and Gravel 社は米陸軍から、ミシシッピー州 Harrison で実施する海岸線の復旧工事、$6,118,202 分の delivery order を受領した。原契約は $10,000,000。(W91278-07-D-0108)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/24)
BAE Systems 社と米海軍は、ウェポン・システムの製造と再生補修業務を対象とする BOA (Basic Ordering Agreement) を締結した。5 年間・3 億 6,800 万ドルの案件で、今年末から具体的な発注が始まる見込み。BAE Systems 社は Minneapolis と Louisville の事業所でこの件を担当する。BOA の対象となる兵装は以下の通り。
57mm 艦載砲 Mk.110 の転換生産 (transition of production)
5in 艦載砲 Mk.45 のオーバーホール、製造、アップグレード。Cruiser Modernization program 向け
3in 艦載砲 Mk.75
ミサイル・ハンドリング機構 Mk.42
短魚雷発射管 Mk.32 (SVTT : Surface Vessel Torpedo Tube)
デコイ発射器 Mk.36, MK.53 (DLS : Decoy Launcher System)
砲身製造
TPES (Turbine Pump Ejection System) のオーバーホール
その他、小口径砲の関連業務
(BAE Systems)
今日の米軍調達 (Contracts 2007/8/23)
Computer Sciences Raytheon 社は米空軍から、Cape Canaveral Air Station で 45th SW (Space Wing) が実施する打ち上げミッションに関連する、Eastern Range Technical Services の業務を $816,171,570 で受注した。運用、メンテナンス、システムの維持管理といった内容。LAN/WAN の運用なども担当する。(FA2521-07-C-0011)
Creative Time 社は米空軍から、ユタ州の Hill AFB で建物の整備・補修・建て替えと施設の新規建設を行う作業を、$86,642,888 で受注した。(FA8201-07-D-0010, FA8201-07-D-0011, FA8201-07-D-0012, FA8201-07-D-0013)
Lockheed Martin-Integrated Systems and Solutions 社は米空軍から、N2C2 (NORAD USNORTHCOM Command Center) Upgraded Program を $13,105,246 で受注した。NORAD と米北方軍 (USNORTHCOM) の司令官 (NORAD/USNORTHCOM (N/NC) Commander。訳注 : 両者は同一人物が兼任する) に対して単一の指揮所を用意して、既存の、あるいは新たに付与する任務を実施する際に必要なコラボレーション環境を実現するもの。既存施設の改良と、オーディオ/ビデオ関連を初めとする情報システムの導入を実施するほか、CCIC2S (Combatant Commander's Integrated Command and Control System) への接続も可能にする。(F19628-00-C-0019, P00116)
BAE Systems Advanced Information Electronics 社は米空軍から、B-52H が搭載する AN/AAQ-23 に代わる Forward Looking Infrared Sensor Set Assembly の設計・製造・試験・文書作成・換装作業を、$9,895,670 で受注した。(F09603-03-D0001-0224)
McDonnell Douglas 社は米空軍から、C-17A を対象とする GSP (Globematster III Sustainment Partnership) 契約の続きを $9,139,775 で受注した。(FA8614-04-C-2004-P00199)
L.L.C., Intercontinental Truck Body 社は米空軍から、航空機用牽引車 (4x2 Flight Line Tow Tractor)×148 両を $5,671,321 で受注した。(FA8519-05-D-0003/#0014)
Boeing 社は米空軍から、MUSTANG (Multi Use System Tester-Armament Next Generation) の量産に関する修正契約を $5,650,882.07 で受注した。MUSTANG Tester、MUSTANG Cable Tester (CT)、MUSTANG Operational Cable Sets (OCS)、補修用の各種回路基盤、Depot Cable Set の追加分を製造・納入する。(FA8107-05-C-0007/P00009)
DRS Systems 社は米海軍から、衛星ベースの VoIP (Voice over Internet Protocol) サービスを $50,000,000 で受注した。海外派遣中の兵士を対象として音声通話機能を提供するもので、イラクとバルカン半島、欧州軍 (USEUCOM)・中央軍 (USCENTCOM)・アフリカ軍 (USAFRICOM)・太平洋軍 (USPACOM) の AOR (Area of Responsibility) の非 GIG (Global Information Grid) オペレーション、インド洋上の英国信託統治領 (British Indian Ocean Trust Authority。訳注 : Diego Garcia のこと ?)、Space and Naval Warfare Systems Europe の関連拠点が対象。オプション契約分まですべて実現した場合の総額は、$250,000,000。地域別の比率はイラクが 75%、その他が 25%。(N65236-07-D-5120)
Bell-Boeing Joint Program Office は米海軍から、V-22 Block C Environmental Control System Upgrade の開発作業を $49,253,292 で受注した。(N00019-07-C-0040)
Bell Boeing Joint Program Office は米海軍から、MV-22 の #41-#60 を対象としてブロック B 仕様にアップグレード改修する作業を、$10,455,008 で受注した。ブロック A からブロック B への変更点について、承認済みの ECP (Engineering Change Proposal) をすべて適用する。(N00019-06-C-0296)
Bell-Boeing Joint Program Office は米海軍から、MV-22 Total Life Cycle Logistics Support に関連するエンジニアリング/兵站サービス業務のオプション契約分を、$8,110,070 で受注した。計画・管理、支援性に関する分析、訓練、支援機材、施設管理、コンピュータ・リソース、支援性に関する試験・評価、補給品の梱包・保管・輸送、DD250 以降のエンジニアリング/テクニカル・サポート、オンサイト・サポート、コンフィギュレーション管理、文書作成、NATOPS (Naval Air Training and Operational Procedures Standardization) に関するサポートなどの業務を実施する。(N00019-03-C-3017)
General Dynamics 社は米陸軍から、損傷した M1A1 Abrams 戦車の修理作業、$19,646,005 分の delivery order を受領した。原契約は $37,792,093。(W56HZV-06-G-0006)
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoDNews 2007/8/29)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 25 名の減。現在の動員内訳は、陸軍 77,781 名、海軍 5,551 名、空軍 6,776 名、海兵隊 5,923 名、沿岸警備隊 307 名。
USAF@FY2008 (AFNews 2007/8/22)
米空軍の計画では、FY2008 の人員規模は対前年度比で 5,400 名の削減となる、328,600 名を予定している。人員減は自然減によって実現するため、特に首切りはやらない。
ホグに続いてマドヘンも (AFNews 2007/8/23)
米空軍予備役軍団 (AFRC : Air Force Reserve Command) は 10 月に、F-15E のアソシエート部隊となる分遣隊を発足させる。人員はパイロット教官 8 名、WSO (Weapon Systems Officer) 教官 4 名、管理部門のスペシャリスト 2 名。パートナーは 4th FW (Seymour Johnson AFB, NC)、管理面では 307th FS (Langley AFB, VA) からの支援を受ける。
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戦争・紛争
今日のアフガニスタン (AFPS 2007/8/29)
Kandahar 省・Chenartu 村落の南方で、アフガニスタン軍と聯合軍の合同パトロール隊が多数の武装勢力から攻撃を受ける事件が発生。敵は強化陣地に陣取って小火器や RPG、重機関銃、迫撃砲で攻撃してきた。さらに増援が加わり、小火器などで反撃する政府軍の陣地を突破する構えを見せたため、近接航空支援を要請。丘の上に陣取った敵に対して爆撃を行い、敵陣や補給用トラックを破壊。この交戦で 100 名以上の敵が死亡、アフガニスタン軍が戦死者 1 名、聯合軍とアフガニスタン軍が 3 名ずつの負傷者を出した
Ghazni 省ではアフガニスタン軍と聯合軍が、タリバン関連軍閥の拠点を襲撃して 7 名を拘束。軍閥の聖域になっているという情報があったエリア。
Nangarhar 省の Boti Kot 地区でも、軍閥が IED 製造に使用していた建物に対してアフガニスタン軍と聯合軍が踏み込み、6 名を拘束。
今日のイラク (AFPS 2007/8/29)
聯合軍が Baghdad 南方で、シリアに拠点を置く爆発物専門家をターゲットとする作戦を実施。アルカイダ関連組織の幹部とつながりがあり、外国人テロリストの手引きをしている容疑があった。この作戦の際に発生した交戦で、テロリスト 2 名が死亡。
Tarmiyah では作戦 3 件を実施、アルカイダ関連組織の幹部とその他 6 名を拘束。Tigris River Valley 北方でも地元テロ組織の幹部とその他 14 名を拘束したが、こちらは Bayji・Mosul 界隈のアルカイダ関連組織とつながりがあるとされる。
Tikrit では、イラク軍の偵察隊がアルカイダ関連組織の幹部を狙った作戦を実施して、3 名を拘束。そのうち 1 名は Samarra で活動している組織の幹部。8/26 に Samarra で、聯合軍兵士 2 名と民間人 2 名が死亡する攻撃があったが、これに関与していた容疑。
Multinational Division Baghdad とイラク軍が Baghdad 東部の Karadah 地区で、武器集積所を発見。AK-47 自動小銃 2 挺、スコープ 1 個とアイピース 3 個。別件で、車輌 4 台に分乗していた 15 名のグループを拘束、そのうち 8 名はイラン人。車中からは AK-47 自動小銃と 9mm 拳銃 2 挺を発見。イラク人は、身分証明書は持っていたが武器の所持許可はない。また、イランの通貨を所持。イラン人のうち 2 名はパスポートを所持。ホテルに向かおうとしていたとのことで、そちらを捜索してノート PC、携帯電話、イランやアメリカの現金が入ったブリーフケースを発見。
イラク軍特殊部隊が Baghdad で 27 日、Jaysh al-Mahdi 軍閥の代替指揮官とその他 1 名を拘束。Baghdad の Qhadirah 地区で活動していたとみられ、Hayani・Baghdad・Basrah の過激派組織ともつながりがある。Sadr City で発生した EFP 攻撃にも関与した容疑。
Kirkuk で 26 日、武装勢力が治安部隊を狙って自動車爆弾 2 台を据え付けているという地元住民からの通報を受けて警察が出動。通報通りに 2 台を発見して、爆発物処理班が処分した。
今日のアフガニスタン (AFPS 2007/8/28)
Paktia 省 (原文ママ。Paktika ?) の Patan 地区にある Sultak という村落近くで、Chamkani から出動した警察、それと聯合軍部隊が、タリバンの中堅幹部・Zakir Shah など 6 名、その他 6 名を拘束。Zakir Shah はパキスタンからアフガニスタンに外国人テロリストを送り込む作業を支援していた人物。また、民間人の殺害にも関わっていたとされる。
Kandahar 南西では、アフガニスタン軍と聯合軍がタリバンの拠点となっている建物を襲撃、その際の交戦出てき 2 名が死亡、5 名が拘束された。そのうち 1 名はタリバン関連組織のリーダーで、Kandahar で聯合軍に対して IED 攻撃をはたらいていたとされる。
Kandahar 省北部・Sha Wali Kot 地区の Tughrak という村落近くで、アフガニスタン軍と聯合軍が 20 名ほどの武装勢力による待ち伏せに遭遇。その際の交戦で敵 7 名が死亡。その後の調べにより、武器や装備品を発見した。
Helmand 省の Musa Qalah Wadi 東方では、タリバンによる待ち伏せ事件が発生。Regay という村落の北方をパトロールしていた部隊が小火器・迫撃砲・RPG による攻撃を受けて、小火器と火砲で反撃。敵に増援が加わったのを見て取り近接航空支援を要請、その結果、1 ダースほどの敵兵が死亡。現場で、自動小銃や迫撃砲、バイク、プロパガンダ文書、IED 製造材料を発見。
今日のイラク (AFPS 2007/8/28)
Kirkuk 南東で、聯合軍がテロ組織幹部をターゲットとする作戦を実施。配下の活動家とともに、外国人テロリストの手引きをしている容疑。ターゲットとなった建物に部隊が接近した際に、武装した敵 2 名が戦闘態勢に就こうとしているのを発見。近接航空支援を要請して爆撃、2 名とも死亡した。その後、さらに武装した敵 4 名と交戦して、こちらも全員が死亡。現場からは RPG などの武器類、自爆ベストなどを発見して破壊処分した。
Salah ad Din 省と Tamim 省の境界線近く、Tikrit 北東で、聯合軍が作戦 2 件を実施。この人物、6/23 に死亡したテロリスト・Khalid al Turki や、その他のアルカイダ幹部ともつながりがあったとされる。聯合軍部隊が現場に接近した際に、屋根上に陣取った敵と撃ち合いになり、航空支援を要請。敵 2 名が死亡。現場を確保した後で、負傷した女性 2 名と子供 1 名を発見して手当てを施した後、医療施設に搬送。また、現場で 6 名を拘束。もう 1 件の作戦で、さらに 2 名を拘束。
Baghdad 南方でも、自動車爆弾攻撃を仕掛けていたアルカイダ関連組織のリーダーを狙った作戦を実施、3 名を拘束。現在のリーダーと、5/5 に拘束された元リーダーの両方とつながりがあるとみられる。
Baghdad では払暁に、イラク軍と聯合軍が、イランからイラクに武器を密輸しているとみられる人物をターゲットにした作戦を実施、拘束に成功。そのほか、武器の密輸・分配担当者 2 名も拘束したほか、現金、文書類を発見。
Diyala 省では、イラク軍と聯合軍が "Operation Church" を発動。陸と空の両方から武装勢力に攻撃を仕掛けて、水の供給ルートとなっている Khalis spillway の再開を目指して成功した。その際の交戦で敵 33 名が死亡、3 名が拘束されたほか、武器集積所 3 ヶ所を発見。
Tikrit ではイラク軍が、テロ組織のリーダーを狙った作戦を実施。5/13 に Makmoor で発生したクルド人狙いの自動車爆弾テロ、2005/2/13 に発生したイラク軍への攻撃、2004/6/16 に Heychel で発生した暗殺事件、2004/5/14 に発生した Ninewa 省の知事暗殺事件に関与した容疑。
Baghdad では、イラク軍が Jaysh al-Mahdi 軍閥関連の大隊指揮官と、さらにもう 1 名を拘束。民間人に対する攻撃や、Hayani 地区・Baghdad・Basra での人集めを行っていた容疑。
イラク軍と聯合軍がイラク各地で合計 4 件の作戦を実施して、IED、迫撃砲、擲弾発射器、弾薬、EFP を発見。
イラク軍が 26 日に Ninevah (原文ママ。Ninawa ?) 省で武装勢力と交戦、敵 5 名が死亡、2 名が拘束されたほか、自動車爆弾 5 台を破壊、小火器や RPG を押収。Baghdad の Rusafa 地区では、米陸軍がパトロール中に武装勢力 3 名を拘束。武装勢力 20 名がガソリン泥棒を行った Gailany のガソリンスタンドを監視していたところ、拳銃を隠し持った武装勢力を発見・拘束したもの。
今日のアフガニスタン (AFPS & NavNews 2007/8/27)
アフガニスタンの Khowst では、PRT (Provincial Reconstruction Team) によって学校の建設作業が進められているところ。400 万ドルを投じて 29 ヶ所の学校を建設、現在は仮設のテントや青空学級になっているところが多いが、これを一掃して全部を "屋根付き" にする計画。
Helmand 省の Musa Qalah から南に 23km ほどの地点で、アフガニスタン軍と聯合軍が、ヘロイン関連施設 (heroin laboratory) を防御していたタリバンと交戦、施設を破壊した。その後、現場から北に 12km ほど離れたところの民家に対して、タリバンによる迫撃砲攻撃が発生。一連の交戦で、敵側に複数の死者が出た模様。件の施設には、塩化アンモニウム、液体アンモニア、炭といった、アヘン処理用の道具があった。また、自動小銃 2 挺、散弾銃 2 挺、IED 製造材料もあった。
この交戦から 24 時間と経たないうちに、現場から北方 11km の地点で、米軍とアフガニスタン軍がパトロールしていたところにタリバンの待ち伏せ攻撃が仕掛けられた。さらに Regay という村落に対して 82mm 迫撃砲が撃ち込まれたが、民間人の死傷者はなし。
アフガニスタン軍と聯合軍はアフガニスタン南部・Helmand 省で、"Operation Palk Mesher" の一環としてパトロールを実施している。なお、タリバンは民間人に被害が出ているという宣伝をメディアに対して行っているが、これは政府弱体化を狙った虚偽の宣伝だというのが聯合軍関係者の説明。
同じ Helmand 省の Musa Qalah から南方 16 マイルの Regay で 25 日、アフガニスタン軍と聯合軍のパトロール隊が 15 名の敵により、RPG と小火器を使った待ち伏せ攻撃を受けた。その際の反撃により、敵 12 名が死亡、アフガニスタン軍・聯合軍・民間人に死傷者はなし。Musa Qalah 界隈では現在もタリバンの勢力が強く、それに対してアフガニスタン軍と聯合軍が掃討作戦を実施しているところ。
今日のイラク (AFPS 2007/8/27)
聯合軍が Baghdad で実施した作戦により、合計 36 名を拘束。イランから EFP などの武器を密輸していたほか、イラクからイランに人員を送り込んで訓練を受けさせていた容疑。そのほか、文書類、写真、IED 製造材料らしきものを発見。拘束したうちの 1 名はテロ組織の幹部で、イランとのつながりも取り沙汰されている。
Baghdad ではこの他、アルカイダ関連組織を狙った作戦を実施、敵 8 名が死亡、16 名が拘束された。イラクの中・北部で活動している組織を潰すのが狙い。
Salman Pak 北方の Arab Jabour 地区で、聯合軍がアルカイダ関連組織のリーダー 1 名を殺害。Kirkuk 南方では、外国人テロリストの手引きを行っているとみられるアルカイダ関連組織幹部 1 名と、その他 6 名を拘束。Baajah・Muqdadiyah 界隈では 5 名を拘束したほか、弾薬や機関銃を発見して破壊。
Task Force Marne が Suwayrah で武装勢力のアジトを襲撃、2 名を拘束。"Operation Marne Husky" の一環として実施した "Operation Falcon Fury II" によるもの。Baghdad 南東 25 マイルの Suwayrah は、武装勢力の聖域として知られている場所で、現在、民間人や聯合軍に対する攻撃を阻止するための掃討作戦を実施中。
イラク中・北部で聯合軍が実施した一連の作戦により、テロリスト 11 名が死亡、6 名が拘束された。アルカイダ関連組織と、そのリーダーを狙ったもの。
イラク軍と米軍特殊作戦部隊が Tikrit で、Hussein 政権と関連があるテロ組織のリーダー 1 名を拘束。イラク軍は Baghdad でも、自動車爆弾攻撃を仕掛けていたアルカイダ関連組織のリーダー 1 名を拘束。Baghdad 南方では、聯合軍のヘリコプターが路傍爆弾を設置していた武装勢力を攻撃、敵 4 名が死亡、1 名が負傷した。
25 日に、イラク軍・米海兵隊・米軍特殊作戦部隊が実施した一連の作戦で、敵 3 名が死亡、8 名が拘束された。同日、"Operation Gecko" により、Jurf as Sakhr 近くにあった敵のアジトと陣地に対して米陸軍の OH-58D がミサイルを撃ち込んで破壊。また、1,000lb 爆弾による攻撃で、敵 5 名が死亡。
今日のイラク II (AFPS 2007/8/26)
8/23 にリリースした最新の NIE (National Intelligence Estimate) によると、イラクにおける攻撃発生件数は減少しているものの、全体的には依然として高水準。そのため、聯合軍・イラク軍のさらなる改善と、対反乱戦の推進を図る必要があるとしている。そのほか、聯合軍・イラク軍による対アルカイダ戦に対して、以前と比較するとスンニ派が協力的になってきた、としている。
今日のイラク I (AFPS 2007/8/26)
Khan Ban Sa'ad 近隣で、武装勢力がこしらえた監獄に囚われていたイラク人 7 名が逃走に成功、聯合軍のパトロール基地にたどり着いた。前日、聯合軍の攻撃ヘリがパトロール中に、溝の中で隊列を組んで移動している不審人物 3 名を発見、交戦して 3 名とも死亡した件があったが、これが監禁していた犯人一味。一味の残り 3 名が、囚われていた 7 名の逃走後も現場にいて、そこに聯合軍の地上部隊が乗り込んだ。現場には、逃走を試みて撃ち殺された人の遺体が 8 名分。しかも拷問を受けた形跡もあった。
イラク軍が 24 日に Baghdad と Taji で、Jaysh al-Mahdi 軍閥の関係者 2 名を拘束。Baghdad で捕まった 1 名は、New Baghdad 地区でイラク軍や聯合軍に対する IED・EFP 攻撃を仕掛けていた容疑。Taji でイラク陸軍・第 9 師団偵察チームに捕まった 1 名は軍閥の中隊指揮官。
Baghdad の Za'ab Triangle で 24 日、イラクの軍と治安部隊が、アルカイダ関連組織のリーダー 2 名を拘束。それぞれ、IED 攻撃の容疑と暗殺の容疑。また、Jarnaf Gharbi で航空強襲作戦を実施してアルカイダ関係者 7 名を拘束。
今日のアフガニスタン (AFPS 2007/8/24)
Nangarhar 省で 24 日、聯合軍・アフガニスタン軍と交戦した軍閥関係者 1 名が死亡した。そのほか 11 名が拘束されている。Sherzad 地区に軍閥の拠点があるという情報を得て、聯合軍が掃討のために出動、機関銃、弾薬ベスト、RPG 6 発、手榴弾 2 発、爆薬、迫撃砲弾の信管、地雷 21 発を発見して破壊処分。
Khowst 省の Mando Zayi 地区でも、アフガニスタン軍と聯合軍が軍閥と交戦、敵 2 名を拘束、1 名が死亡。死亡した敵は、聯合軍部隊が踏み込んだ際に武器を取ろうとして射殺されたもの。
Kandahar ではアフガニスタン軍が、軍閥が使用している住宅があるという情報を得て聯合軍の顧問とともに出動、7 名を拘束。そのうち 1 名はタリバンの爆弾製造担当者。
今日のイラク II (AFPS 2007/8/24)
12 日間にわたって Diyala 省の Diyala River Valley で実施していたアルカイダ掃討作戦 "Operation Lightning Hammer" が、22 日に終了。米陸軍・第 1 騎兵師団・第 3 旅団戦闘チームとイラク陸軍・第 5 師団から合計 16,000 名が参加して、村落 50 ヶ所を捜索、アルカイダ関係者 26 名を殺害、37 名を拘束、武器集積所 10 ヶ所を発見。8/13 には大規模な夜間航空強襲作戦も行った。
地元住民からの情報提供に加えて、部族代表など 80 名が集まってテロ対策に関する協議を行ったのが重要である、としている。また、地元住民に対する人道支援活動も実施。Task Force Lightning が発見した 22 個の IED のうち、半数は地元住民からの情報提供によって見つかった由。この作戦は、在イラク多国籍軍がイラク全土で実施している "Operation Phantom Strike" の一環。
"Operation Lightning Hammer" の過程で、Shadia ではアルカイダの指揮所、Qaryat Sunayjiyah ではアルカイダの医療施設を発見した。指揮所には 20 寝床があり、さらに戦闘拠点や、弾薬・補給物資・支持者に関する情報、拘束されたアルカイダ関係者に関する情報、プロパガンダ文書を発見している。
今日のイラク I (AFPS 2007/8/24)
聯合軍が Tarmiyah 東方で、アルカイダ関連組織をターゲットとする作戦を実施、敵 7 名が死亡、12 名が拘束された。まず、武装した敵 2 名と交戦して射殺した後で、さらに部屋の中にバリケードを構築して陣取っていた敵 5 名と交戦、すべての敵が死亡した。
Baghdad で 15 日、聯合軍が実施した作戦で敵 2 名が死亡。そのうち 1 名は Baghdad で活動していた武器担当、もう 1 名もテロ活動容疑者。
Mosul では、聯合軍がアルカイダ関連組織のリーダーを狙った作戦で 2 名を拘束。クルド人に対する攻撃を仕掛けていた容疑。聯合軍と警察では、アルカイダのリクルーターを務めていたとみている。
Taji 近郊では、17 日の作戦で得た情報を基に、アルカイダ関連組織の武器担当者をターゲットとする作戦を実施、4 名を拘束。さらに現場の北方で、Bayji 界隈で組織を作って活動していた容疑者 2 名を拘束。
イラク軍と聯合軍が Kirkuk で、Kirkuk と Tikrit で発生した爆弾事件に関与していたとみられるテロ活動容疑者 9 名を拘束。うち 4 名が所属する自動車爆弾攻撃組織は、7/16 に Kirkuk で 80 名の死者を出したトラック爆弾事件に関与していた容疑がある。また、残り 5 名は Samarra Golden Mosque 爆破事件の首謀者・Haytham Sabah al-Badri とつながりがある。拘束の際に、現金入り・重さ 80lb の鞄を発見。
Mosul では聯合軍が自爆テロ組織を狙った作戦 2 件を実施、自動車爆弾製造担当者と、テロリストのアジト運営担当者を狙ったもの。後者は Ninewa 省や Dahuk 省で活動する自爆テロリストに隠れ家を提供していた。
Tarmiyah で聯合軍が、爆弾テロ組織の幹部活動家 1 名とその他 3 名を拘束。この組織のリーダーは 8/20 の作戦で死亡している。
イラク軍が 22 日に Kubaysah で、2004 年に聯合軍のヘリを撃ち落とした件に関わっていた容疑でアルカイダ関連のテロリスト 1 名と、Hit や Kubaysah でイラク軍・聯合軍や IED や狙撃で攻撃を加えていた 1 名を拘束。現場では多数の ID カードやパスポートを発見した。
22 日にイラク軍が、Bulayj でテロ活動容疑者 3 名を拘束、Mandali 近郊の Khalaf al Hassun で武器集積所を発見。前者はアルカイダの隠れ家になっていた建物 2 棟を狙ったもので、拘束した 3 名のうち 1 名はテロ組織のリーダー。4 月にこの組織が仕掛けた攻撃で 6名が死亡している。後者では 高性能炸薬、銅線、雷管などの IED 製造材料を発見、トラックやバイク、AK-47 自動小銃 2 挺と弾薬、機関銃弾 3 ケースを発見。
今日のイラク (AFPS 2007/8/23)
聯合軍が Baqubah 北方で実施した作戦の際に、アルカイダ関連組織のリーダーとその他 2 名を拘束。武器の手配を担当していたほか、聯合軍の基地を観測して攻撃計画を立案していた模様。なお、この作戦の際に聯合軍部隊の周囲を移動しながら観測、他の攻撃部隊に情報を流しているとみられた不審人物を発見して、射殺。
Bayji で実施した作戦では、ターゲットとなった人物 2 名とその他 2 名を拘束。ターゲットのうち 1 名は、アジトを運営したり、アルカイダ関連組織幹部の会合を手配したりしていた容疑。もう 1 人はアルカイダ関連組織の幹部で、聯合軍に対する攻撃に関与した容疑。
Mosul では、IED の受領・保管・組み立てを行っていたアルカイダ関係者を拘束。もう 1 名、Muqdadiyah で、対空攻撃を行っているアルカイダ関連組織のメンバーを拘束。
イラク陸軍がイラク西部で、武器集積所と武装勢力のアジト掃滅を企図したヘリ強襲作戦を実施、ターゲットとなった建物を掃討した。その際、床の一部に真新しいコンクリートを使っている部分があり、さらにそこにはワイヤーが仕掛けてあったため、直ちに撤収して航空支援を要請、建物ごと爆撃して破壊。その際に二次爆発が発生したことから、爆弾が仕掛けられていたとみられる。この建物、外国人とイラク人のアルカイダ関係者が使用していて、武器の保管場所や、Karmah の警察署に対する迫撃砲攻撃の拠点にもなっていた模様。
Multinational Division Baghdad の兵士が Khadra 西方で、遺棄された建物 2 棟を捜索。化学肥料 60lb、導爆線 200ft、自家製爆薬 50lb、塩酸 3gal といった爆弾製造材料を発見、EOD チームが破壊処分。
イラク陸軍・第 4 師団が 20 日、Bayji でマネーロンダリング担当者 1 名を拘束。アルカイダ関連組織の武器購入に必要な資金を手配していたとされる。米ドルとイラク・ディナールの現金多数に加えて、現金を勘定する機械や 9mm 拳銃、各種弾薬も発見した。同じ 20 日に Mosul では、イラク軍がテロ組織の幹部 1 名を拘束しているが、こちらは誘拐や恐喝などを行っているアルカイダ関連組織の幹部。それ以外にも、もう 1 名を拘束したほか、軍需品を発見している。
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こぼれ話
高温が最大の敵 (AFNews 2007/8/23)
米空軍が南西アジア戦域に持ち込んでいる U-2 "Dragon Lady" と RQ-4 Global Hawk は、極めて重要な ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) プラットフォームと位置付けられているが、現地の高温環境が、これらの機体の足を引っ張っている。
RQ-4 が常用する高度では気温が極めて低いため、同機が搭載している環境制御システムの能力は抑えられており、メイン・コンピュータの耐熱限界温度は華氏 105 度と低め。そのため、南西アジアの高温環境 (訳注 : 摂氏 45 度ぐらいになる) では十分な冷却ができずに耐えられなくなる。380th EAMXS : Expeditionary Aircraft Maintenance Squadron) の David Bates 少尉によると、そんな事情があるため、仕方なく気温が低くなる夜間に離着陸を行っている状況。
先日、日中に飛行中の機体に不具合が発生したときにも、高温が原因で通信機器がトラブってしまい、代替機を発進させることができなかった。トラブルが発生した後、炎天下で何時間かかけてトラブルシュートを行っていた間に機内温度が上がってしまい、対策後に滑走路までタキシングして「さあ発進」となったところで、オーバーヒートが原因で自動停止してしまった次第 (RQ-4 は燃料を使ってセンサーを冷却するシステムを備えているが、その燃料の温度が上がりすぎるとデリケートなセンサーを壊すため、安全装置がついている)。「あと数分持ちこたえてくれれば、離陸・上昇して気温が低い上空まで上がれたのに、最悪のタイミングで止まってしまった」と関係者はボヤくことしきり。
さらに、風向きの関係で機体を滑走路の反対側まで移動する必要が生じて、華氏 145 度という高温の中で、2 マイル先まで機体を移動。その間に、さらに機体が熱気で灼かれて温度が上がってしまう。そこで Kevin Brogan 上級曹長のアイデアにより、消防隊から消防車を借りてきて、燃料を収容している主翼に水をぶっかけて冷やしてみた。さらに Fernando Colon 大尉が洗浄用の圧力放水 (pressure washer) まで持ち出してきたおかげで、エンジン・スタートまで 18 分かかった間も、機内温度は外気温より低い夜間並みの状態を維持、無事に離陸して任務を完遂できたとのこと。
U-2 でも、機体やセンサーの温度が上がりすぎないようにする課題がある。そこで、離陸準備作業を迅速に済ませるため、地上要員 10 名にそれぞれ担当の仕事を割り振り、NASCAR レースのピットストップと同様に、事前に決めたテンプレートに合わせてテキパキと作業を進められるように工夫している。そのおかげで、発進準備作業を 7 分間で済ませることができるようになった (普通なら 25 分かかる)。
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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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