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一般ニュース
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/8)
オーストラリア国防省と米海軍は、Western Australia の Geraldton 近郊に合同軍用衛星通信地上局を設置する件に関する MoU を締結した。米海軍の衛星移動体通信網・MUOS (Mobile User Objective System) をサポートするためのもので、海外派遣部隊を含むオーストラリア軍も、このシステムを使用する。2008 年初頭から作業を初めて、2010 年 3 月に実働体制を整える予定。場所は Australian Defence Satellite Communications Station と同じ敷地内だが、運用は別々になる。施設は電子機器・発電機・予備品を収容する建物 3 棟、18m 径の衛星通信用アンテナ 1 基、それより小型の衛星通信用アンテナ 2 基という内容。基本的には無人運用で、必要に応じてメーカーの人間が出張してサポートにあたる。(Australian DoD)
小規模なインド軍の訓練チームがガボンに派遣されて、ガボン軍に対して災害対応や健康管理などの訓練を施すことになった。ガボンの Ali Bongo Ondimba 国防相とインドの Shri AK Antony 国防相が合意をまとめたもの。昨年 5 月にガボンの Mr. El Hadj Omar Bongo Ondimba 大統領がインドを訪問してから両国間の関係緊密化が進んでおり、インドは今年 7 月、ガボンにおける住宅事業のために 1,450 万ドルの借款を提示している。なお、インドの高官はまだガボンを訪問していない。(Indian MoD)
英 BAE Systems 社は政府機関と組んで、警察や沿岸警備の任務に UAV を導入する "South Coast Partnership" プロジェクトに乗り出す。2012 年の実現を目指すもので、パートナーとして Kent Police、Essex Police、Border and Immigration Agency が名を連ねている。過去に遠隔操縦機のトライアルはやったことがあるが、自律航法が可能な UAV を民間部門が導入するのは初めてのこと。同社はこの事例を引き合いに出して、洋上監視・国境監視を初めとして、有人機ではカネがかかりすぎる任務分野における UAV の可能性をアピールしている。(BAE Systems)
米国務省の John Negroponte 副長官は議会で、George Bush 政権は昨今のパキスタン情勢に対して強く反対するものの、その一方で、パキスタンに対する援助を急激に削減するのは反対である、と発言した。対テロ戦争における同盟国としての、パキスタンの立場に配慮したもの。議会では、現在の非常事態宣言を解除して通常の状態に戻るまで、パキスタンへの F-16 引き渡しやその他の軍事援助を凍結すべきだとする声がある。通常なら政権側を支持している議員の中にも、パキスタンへの不支持を表明する者がいる。なお、国防総省では非常事態宣言の発令について「現在進行中の軍事作戦には影響しないだろう」とみている。(VoA)
賢いホグ (AFNews 2007/11/7)
イラクの Al Asad AB に、メリーランド ANG・175th WG/104th EFS 所属の A-10C が展開。この PE (Precision Engagement) 改修機の新装備、たとえば SADL (Situational Awareness Data Link) が現地で好評。「今までなら、周囲の味方機の状況は自分の目で確認して、必要な情報はグリース・ペンシルでキャノピーや紙に書き付けていたが、A-10C ならディスプレイを見るだけでよく、画面に表示した地図に全部載っている。特に夜間には便利だ」と。また、機体ごとの目標指示情報や燃料の状況などを確認できるほか、指揮・統制に関する情報をテキスト・メッセージとして受け取る機能もある。
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/11/6-7)
アメリカのシンクタンク・CSIS (Center for Strategic and International Studies) が 7 日、アメリカは世界各地での問題解決に軍事力・経済力ばかりを多用する傾向があると指摘、同盟国への資金提供や教育といった "smart power" をもっと活用する形で影響力を行使するべきだと提唱した。
英国防省は 7 日、装備調達担当相の Drayson 卿が辞任すると発表した。在任 30 ヶ月あまりになるが、何の予兆もない突発的辞任。これで DIS (Defence Industrial Strategy) に変更が加わる可能性も考えられる。ちなみに Drayson 卿は自動車レースに関わりがあって、チームが Aston Martin DBRS 9 で英国 GT 選手権に優勝したりル・マン 24 時間レースに出たりしており、そちらに専念することになった次第。後任は Baroness Taylor 氏。1947 年生まれで、下院議長や情報・安全保障委員会の長を務めていたことがある。
アメリカの ITAA (Information Technology Association of America) と GEIA (overnment Electronics and Information Technology Association) が、合併を決定した。
サウジアラビアを初めとするペルシア湾岸諸国 (GCC : Gulf Cooperation Council 加盟国) が、協力して地域的な軍事力を強化する件について協議した。湾岸諸国はアメリカとともに、イランの核開発計画に対する懸念やテロリズムの脅威を共有する立場にある。
ロシア議会は 6 日、CFE (Conventional Forces in Europe) の履行停止を 418:0 の全会一致で可決した。
インド軍が万単位でパキスタンとの国境地帯から撤収している、とする報道があったが、パキスタン軍の関係者はこの報道を否定した。
アフガニスタンの ISAF に 500 名を派遣しているノルウェーだが、2008 年 3 月から Kabul 方面に 150 名の特殊作戦部隊を送り込むほか、ヘリコプター 2-3 機と人員 70 名を派遣すると表明した。後者は 2008 年 4 月から Faryab 省北西の Maimana で活動を開始する、ノルウェー主導の PRT (Provincial Reconstruction Team) をサポートするためのもの。その一方で、Mazar-i-Sharif から緊急対応部隊 235 名を撤収するが、代わりに同地には 2008 年後半から 100 名規模の歩兵部隊を展開させる。そんなこんなで、現行の 500 名体制が 600 名体制に変わる。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/7)
ドイツの Handelsblatt 紙が 6 日に報じたところでは、ドイツ空軍が83 機を保有する C-160 Transall 輸送機のうち半分以上が、機体構造の腐食や疲労、損傷が原因で、長距離飛行任務に耐えられない状況だという。そのため、アフガニスタン派遣部隊を支えるための長距離空輸任務は、残された少数の機体だけで対応している。すでに C-160 の機齢は 40 年を超えており、スペアパーツ不足が生じているのが原因。補修のために飛行できなくなっている機体も多いと報じられている。これに対して国防省は、稼働率 70% を確保していると反論。ただし、補修中の機体の数については「知らない」としている。ドイツは A400M×60 機を 86 億ユーロで調達する計画で、これで 2014 年までに C-160 を代替する計画だったが、最近になって納入予定時期の遅延が発覚したばかり。ちなみに、ドイツ以外に Transall を使用しているヨーロッパ諸国というと、トルコのみ。(Deutsche Welle German radio)
米 Boeing 社は、LVC (Live, Virtual and Constructive) のデモンストレーションを実施した。Distributed Mission Operations Network でネットワーク化した本物の F-15E (Live) と F-15E シミュレータ (Virtual) に、コンピュータで生成した架空の脅威 (Constructive) を組み合わせて訓練環境を実現するもの。Distributed Mission Operations Network により、本物の機体に乗っている搭乗員 (編隊長役) とシミュレータ訓練をやっている搭乗員 (ウィングマン役) が一緒に訓練を行えるが、そこに共通の脅威を放り込むことができるというわけ。こうすることで実機による編隊戦闘訓練の回数を減らして、所要の実機を 6 機から 1 機に削減、結果として経費も節減できる。(Boeing)
一方、米 Raytheon 社は米陸軍から、同様に "リアル" と "ヴァーチャル" を組み合わせた訓練環境を構築する FOCUS (Warfighter Field Operations Customer Support) の契約を受注した。同社が率いるコンソーシアム・WTA (Warrior Training Alliance) が手掛けるもので、キー・メンバーは General Dynamics Information Technology 社、さらに 64 社が参画する。米陸軍の PEO (Program Executive Office) Simulation, Training and Instrumentation が担当部門。(Raytheon)
FTM-13 w/こんごう (MDA & Lockheed Martin & Raytheon via Defense-Aerospace.com 2007/11/7)
米ミサイル防衛局 (MDA) は 11/6 にハワイ・Kauai 島の PMRF (Pacific Missile Range Facility) で、イージス BMD による直撃要撃試験 FTM-13 (Flight Test Standard Missile-13) を成功裏に実施した。
要撃担当艦はイージス BMD 3.6 を装備する USS Lake Erie (CG-70)、使用したミサイルは SM-3 ブロック IA×2 発、迎撃点は大気圏外。先日の THAAD の試射と同様、ターゲットの弾道ミサイルは弾頭が分離しないタイプ。
今回の特徴は、同時に 2 発のターゲットを要撃したこと。イージス BMD としては、13 回の試射を実施したうち 12 回目の成功事例、要撃したターゲットの数では 10-11 番目。MDA が 2001 年以降に実施したすべての "hit-to-kill" 要撃試験の成功事例としては、通算で 32-33 番目となる。
なお、今回の試射ではイージス BMD 3.6 改修を終えた海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」が参加して、LRS&T (Long-Range Surveillance and Tracking) の演習を実施した。同艦が要撃を担当する試射は、今年の末に実施する予定。
Lockheed Martin 社によると、LRS&T 対応艦は現時点で 9 隻あるが、さらに 7 隻追加する。短射程弾道ミサイルに対応するイージス BMD 改修を施す予定のイージス艦は、最終的に巡洋艦 3 隻、駆逐艦 15 隻になるとのこと (日本の艦は含んでいない数字)。
パルコール嬬恋みたいだ (謎) (DID 2007/11/6)
欧州委員会 (EC : European Commission) が資金を出す形で、2004 年 1 月からヨーロッパで、大規模な研究開発計画・VIVACE が進められている。このうち、航空宇宙分野を対象とするものは以下の 7 種類。
Design Simulation
Virtual Testing
Design Optimisation
Business and Supply Chain Modelling
Knowledge Management
Decision Support
Collaboration in the Extended and Virtual Enterprise
最新のモデリング/シミュレーション技術を使い、開発作業の改善、開発コストの低減、開発機関の短縮、品質の向上を図るのが狙いとのこと。これが目論見通りにいけば、ヨーロッパの航空宇宙産業が国際競争力をアップできるというわけ。また、複数の企業が共通基盤の下で知識を共有することの利点もあるとされる。Airbus 社はこのプロジェクトについて、10/17-19 にかけて Toulouse で発表会を実施した。
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/11/6)
米空軍は今のところ、F-22A の調達を 183 機止まりとする考えだが、John Murtha 下院議員が「F-22A の追加調達が必要ではないか」と主張。中国の軍事力増強や、F-15 の飛行停止措置を受けた発言。また、FY2009 から 5 年間、海軍の艦艇建造数を年間 10 隻に引き上げるべきだともいっている。
その F-15 だが、アフガニスタンの Bagram AB に展開している F-15E Strike Eagle も "standby" ステータス (地上待機) となり、近接航空支援任務については B-1B Lancer やフランス空軍の Mirage 2000、Mirage F1CR が肩代わりしている状況。このほか、英空軍の Harrier や、USS Enterprise 空母打撃群の艦載機も利用可能。Bagram には A-10 も展開していたが、こちらは 10 月半ばで帰国してしまっている。
Robert Gates 米国防長官は上下両院に送付した書簡で、FY2008 国防予算 (2008 National Defense Authorization Act) の見直しを示唆。2007 年に 3 億ドルあった Global Train and Equip 予算 (対テロ戦争に参加している同盟国に対して、装備や訓練の支援を行うプログラム) を 5 億ドルに増額したいと要請した。
Gates wrote that DoD opposes: -->
ライブカメラ (AFNews 2007/11/6)
米空軍の 49th TES (49th Test and Evaluation Squadron) は、B-52H に搭載した LITENING ターゲティング・ポッドのカメラが捕捉した動画を、ネットワーク経由で配信する実験を実施した。フロリダ州の Tyndall AFB で実施した、"Silver Flag" 演習における一コマ。災害発生時の、被災地における状況把握などの応用も考えられている。
こういうときにアメリカは動きが早い (AFPS 2007/11/5)
Pervez Musharraf 大統領による非常事態宣言など、昨今の緊迫化するパキスタン情勢を受けて、Robert M. Gates 国防長官は「パキスタンに対する、すべての軍事援助計画の見直しを図る」と発言。また、11/6-7 にかけて Eric Edelman 国防政策担当次官が率いる代表団がパキスタンを訪問、両国間で共通する軍事関連の課題についての年次協議を実施することになっていたが、これも先送りになった (中止ではないとしている)。
2001 年から現在までに、アメリカがパキスタンに投じた軍事援助の総額は 96 億ドルほどと見積もられている。これは、年間 3 億ドルの FMF (Foreign Military Financing)、年間 1,000 万ドル超の nonproliferation, antiterrorism, demining and related program 関連支援、国際麻薬対策援助資金 2,550 万ドル (FY2008 には 3,200 万ドルに増額予定)、年間 200 万ドルの IMET (International Military Education and Training) を含んだ数字。
また、当地で活動している聯合軍を支援するための支出が月間 8,000 万ドル、累計 53 億ドルある。この経費は、対アルカイダの共同作戦や国境線沿いの監視哨設置、部族支配地域への人道支援、阻止任務や戦闘空中哨戒といった支作戦の経費として用いられている。
パキスタン向けの兵器輸出としては、議会が昨年に承認したばかりの F-16×36 機と P-3C がある。
契約部門の不備 (DefenseNews 2007/11/1, US Army via Defense-Aerospace.com 2007/11/5-6)
今年初めに米陸軍が発足させた独立監査委員会 (元の陸軍装備調達担当次官、Dr. Jacques Gansler が長を務める) が、「米陸軍は、イラク・アフガニスタンでの戦争に伴って急増した、多数の契約業務に対応できるだけの準備態勢を整えられていなかった」と指摘する内容の報告書、"The Commission on Army Acquisition and Program Management in Expeditionary Operations" をまとめた。
この報告によると、人員不足と訓練不足の両面が問題になっている。また、契約がらみのスキャンダルが発生した責任の所在や、陸軍が 1990 年代に実施した契約業務担当者の削減が問題の原因になった点についても指摘している。これまでに、契約をめぐる不正で制服組と文官が合計 23 名告発されており、それによって影響を受け契約の総額は 60 億ドルにのぼっている。
陸軍は空軍と比較すると、契約担当部門における現役軍人の比率が低く、結果として民間への依存度が高まっている状況にある。米陸軍が取り扱う契約業務は過去 12 年間で 3.5 倍に増えているのに、担当者は半減していたとのこと。また、1990 年代には契約業務担当の将官が 5 人もいたのに、現在はゼロ。陸軍長官はその背景について、冷戦終結後の軍縮があったとする。
対策として、契約業務に関わる人員を増やすほか、契約を担当する組織の再編成、契約業務に関連するキャリアパスの整備、要員に対する訓練の充実について勧告している。具体的な増員規模としては、軍人 400 名と文官 1,000 名を増員、さらに Defense Contract Management Agency に対して陸軍から 583 名を送り込んで人員を充足すべし、としている。
イラク・クウェート方面で締結した契約のうち、承認できる内容のものは全体の 36% のみ。この問題を解決するには一にも二にも人の問題が重要であり、十分な訓練を施すことが必要としている。特に士官については、ショートカットするのではなく、法律で決められた通りの教育が必要だとする。
Pete Geren 陸軍長官は 2007/11/1 に、この勧告を受け入れると発表している。すでに、N. Ross Thompson 中将が長を務める Army Contracting Task Force と、調達・兵站・技術担当国防次官補の Kathryn Condon 氏は、今回の勧告を受けて改善に乗り出した。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/1)
"Australian" 紙が、「2004 年にオーストラリア軍が計画を中止した Project Land 133 を継続していれば、Michael Lyddiard 軍曹は IED 攻撃で重傷を負わずに済んだ」という趣旨の記事を掲載したのに対して、オーストラリア国防省は反論、Land 133 は昔ながらの地雷原啓開を企図したプロジェクトで、IED 対策手段のプロジェクトではなかったから、この報道はオーストラリア軍が進めている IED への対抗策についての誤解を引き起こす、と主張している。Land 133 がキャンセルされた後、地雷や IED といった特定の脅威に依存しないプロジェクトとして、Land 144 がスタートしており、現在は 2nd pass approval まで来ている。まず地雷処理機材を導入するが、今後は IED 対策も導入する計画。また、兵士に対しては IED 対策の訓練を強化する措置をとっている。(Australian DoD)
リトアニア軍は Gaiziunai Military Ground で 5 日、機械化歩兵旅団 (Motorised Infantry Brigade Gelezinis Vilkas) 麾下の防空大隊に配備した、FIM-92 Stinger SAM ベースの防空システムを使った演習を実施した。2002 年 11 月に導入が決まったもので、2007 年半ばまでに発射機 8 基、レーダー 2 基、指揮所 2 基を導入している。8/1-11/5 にかけて、アメリカから派遣されてきた教官が運用・整備要員の訓練を実施した。(Lithuanian MoD)
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/11/5)
人民解放軍が 2 日、河南 Henan 省で "Iron Fist 2007" 演習を実施。参加兵力は済南 Jinan 軍管区から 10,000 名で、指揮・統制、長距離機動、electromagnetic warfare (電子戦・通信妨害・サイバー戦・情報戦などの総称) を演練した。普通なら "electronic warfare" というところだが、それを "electromagnetic warfare" と称している点について不審さを感じるとする指摘もあるが、中国側では「海軍のあらゆる戦域をカバーする、電磁的な戦闘のことだ」と説明している。
米 Northrop Grumman 社はメリーランド州 Baltimore に、1.370 万ドルを投じてフェーズド・アレイ・レーダーの試験施設を開設した。
ブラジルの元大統領で、現在も Luiz Inacio Lula da Silva 大統領の側近を務める Jose Sarney 氏が「ベネズエラの軍拡はブラジルの脅威」と発言した。これに対して、ベネズエラ軍の Alberto Mueller Rojas 将軍はブラジルの Folha de Sao Paulo 紙による取材に応じて「ベネズエラはブラジルと軍拡競争をしているわけではない。Sarney 元大統領の発言はおかしいし、冗談にしかならない。アメリカによる制裁措置や近隣諸国からの脅威に備えているだけだ」と発言。ベネズエラはロシアから Su-30×24 機やヘリコプター 53 機の調達を決める一方、ブラジルも来年の国防予算を対前年度比で 50% 増やして 52 億ドルにすると発表している状況にある。
カリフォルニアの防衛関連企業・ADCS Inc. のトップを務めていた Brent Wilkes (53) なる人物が、共和党の Randall "Duke" Cunningham 下院議員に対して 8 年 4 ヶ月間にわたって総額 70 万ドルの現金や贈答品を贈賄していた件について、11/5 に禁固 20 年の有罪判決を受けた。Cunningham 下院議員は軍事委員会の有力議員で、贈賄と引き替えに 1 億ドル相当の仕事を ADCS 社に流していたとされる。
米海軍短信 (NavNews 2007/11/5)
10/30 に、NAS Oceana から発進した F/A-18C が、ノースカロライナ州 Dare County 上空で BDU-48/B 訓練爆弾を落下させる事故を起こしたのを受けて、米海軍は BDU-48/B の使用を一時中断する措置をとった。BDU-48/B は過去 15 年に渡って運用しており、30,000 回を超える投下を記録している。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/5)
11/2 にミズーリ ANG の F-15C が事故を起こしたのを受けて、米空軍では緊急に必要な任務以外の F-15 のフライトを中止する措置をとった。事故原因についてはまだ調査中だが、機体構造の不備に起因する可能性も考えられるため、安全策をとることにしたもの。(USAF)
CSBA (Center for Strategic and Budgetary Assessments) は、"Arming the Heavens: A Preliminary Assessment of the Potential Cost and Cost-Effectiveness of Space-Based Weapons" と題した報告書をまとめた。この報告書によると、米軍が開発を進めている各種の宇宙配備システムはカネがかかりすぎる割に、レーザー攻撃などに対して脆弱であり、費用対効果の面で疑問があるとしている。ミサイル防衛関連システムについても、宇宙ではなく地上に配備しても同様の効果が得られるはずだとしている。(Center for Strategic and Budgetary Assessments)
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/11/4)
11/4 にカリフォルニアの Nicknamed Boss で開催された DARPA の "Urban Challenge" で、Chevy Tahoe 改造車が外部からの支援を受けず、かつ交通法規を守りながら 6 時間・60 マイルの行程を走破して優勝した。ペンシルバニア州の Carnegie Mellon University が率いるチームのクルマで、この勝利で賞金 200 万ドルを獲得。2005 年に Grand Challenge で優勝した Stanford University のチームが 2 位、Virginia Tech のチームが 3 位。最終選考に残ったのは 11 チームだったが、その中から 6 両だけが出走した。このコンテストの狙いは、2015 年を目標として、市街戦で無人車両による補給作戦を実現できるようにすること。参加した車輌はいずれも、警告用のフラッシュライトとサイレン、障害物検知用のレーザー測距儀とカメラを搭載している。優勝したクルマが記録した競技中の最高速度は 30mph (48km/h)。
インド空軍は、Mi-8×46 機、Mi-17×78 機、Mi-17(IV) (原文ママ。Mi-171-V のことか ?)×48 機の合計 172 機について、3 億 1,000 万ドルを投じてアップグレード改修を実施する。印 HAL (Hindustan Aeronautics Ltd.) 社と露 Rosoboronexport が合意をまとめたもので、機種ごとに最初の 2 機をロシアで改修、残りを HAL 社が年間 36 機ペース (目標値) で改修する。電子光学センサー・ポッド、ロケット弾ポッド、砲熕兵器、レーダー警報受信機、ミサイル接近警報装置といった機器が対象になる模様。印 Bharat Dynamics 社が巡航ミサイル防衛能力を付与するという話もある。それとは別に Mi-17×80 機の追加調達案件もあり、こちらは 2008 年中に完納の予定。両方合わせた総額は 4 億 5,000 万ドル。
そのインド、HAL 社が露 Sukhoi との間で PAK-FA をベースとする第 5 世代戦闘機の共同開発を決めたばかりだが、インド側では設計段階から参画するとしていたのに対して、ロシア側は「すでに設計は確定している」として、見解の食い違いが発生。インドとしては、自国独自の要求を盛り込むためにも設計段階から参画する必要があるという立場。また、金額面でもインド側は 20 億ドルが限度だとしているのに対して、ロシア側からは総計は 100 億ドルの半分にあたる 50 億ドルの負担を求めてきている由。なお、この戦闘機のプロトタイプは 2015 年までに進空する予定となっている。
そのインド、Su-30MKI×40 機を購入、さらに 140 機をライセンス生産する計画が進んでいるが、インド空軍の退役将官・Surya Pal Singh 氏は「これ以上、Sukhoi の機体を買う必要はない」と主張。
伊 Finnmecanica 社がルーマニアに対して、Craiova にある航空機工場を Typhoon 導入実現時のサポート・整備拠点として利用する件に関心を示していると報じられたが、これは Typhoon 売り込みのためのオフセット提案。1972 年創立の Avioane Craiova は、ルーマニア空軍向けに IAR 99 SOIM ジェット練習機を製造したほか、イスラエルの Elbit Systems 社と組んで自国空軍の MiG-21 をアップグレードした実績もある。従業員 700 名。また、ルーマニアは C-27J×7 機の採用を決めている。イタリアは以前から「安価な製造拠点」としてのルーマニアとつながりがあり、Finmeccanica 社はジョイント・ベンチャー Elettra Communications 社を設立、ルーマニアが NATO 仕様の Military Strategic Telecommunications Network を導入する件を担当させている。Alenia 社も Romaereo 社から ATR 旅客機のパーツを調達している。
英国防省は、近いうちに FRES (Future Rapid Effects System) UV (Utility Vehicle) の車種選定を予定しているが、さらに偵察型についても BAE Systems 社 (CV90) と General Dynamics UK (ASCOD) の両社にアセスメント・フェーズ契約を発注した。最終的に 3,000 両・160 億ポンドの規模となる FRES 計画では、汎用車輌 (UV) と指揮車輌を装輪式、偵察車輌、火力支援車輌、機動車輌を装軌式で揃える考え。SOSI (System-of-Systems Integrator) は Thales 社と Boeing 社のチームに決まっている。
米 Boeing 社と米 Northrop Grumman 社が共同開発することになった B-52 用の CCJ (Common Core Jammer) は、2 年前にコスト見積もりが 10 億ドルから 70 億ドルに跳ね上がったせいでボツになった SOJS (Standoff Jammer System) の仕切り直しバージョン (Boeing 社と Northrop Grumman 社が競合した案件。キャンセル後も Boeing 社は AFRL (Air Force Research Laboratory) と組んで、長さ 40ft もあるレーダー・ジャマー・アレイを開発していた由)。CCJ では、早期警戒レーダーや通信機器が使用する低い周波数帯にターゲットを絞り込んで、SOJS の轍を踏まないようにする考えだが、そんなにうまく行くのかと懐疑的な意見も。米空軍は EF-111A Raven の退役により、スタンドオフ・ジャマーとして海軍と協同運用する EA-6B Prowler しかない状況が続いている。
米空軍によると、SBIRS (Space Based Infrared System) 計画で 4 億ドルの費用と 6 ヶ月の期間をかけて、117,000 行あるソースコードを検査、うち 30,000 行分の書き直しが必要になったとのこと。修正に要する経費は 3 億ドル、それとは別にプログラム管理経費 1 億ドルが必要だが、超過分は 10 億ドル以内で収まったとしている (GAO (Government Accountability Office) は 9/12 に、9 億ドルの追加経費が必要と見積もっていた)。このソフトウェアの問題は、コンピュータがスタンバイ・モードに入った後で復帰できなくなり、衛星が軌道上で "死んだ" 状態になってしまうというもの。これが原因で、打ち上げ予定時期は 2008 年から 2009 年にずれ込んだ。当初は 5 基の衛星を揃える計画だったが、まず 2 基を打ち上げてみて、その実績を受けて 3 基目をどうするかどうか決める、という内容に縮小している。
カナダの内閣で、「カナダ軍が進めている装備調達プロジェクトのうち 12 件について、平均 9% のコスト超過や平均 2.2 年のスケジュール遅延が発生するリスクがある」として、装備調達体制の見直しを求める声。
イスラエル海軍は近く、2006 年 1 月に 4 隻を発注した Super Dvora Mk.III 級 (IAI 社 Ramta Division 製) と Israel Shipyards 社に 3 隻を発注した Shaldag (Kingfisher) 級哨戒艇の受領を開始する。総経費 3,500 万ドルのうち、54% にあたる 1,900 万ドルが自腹、残りがアメリカからの資金援助によるもの。主機は FMS で入手した MTU Detroit Diesel 社製のディーゼル、推進システムはウォータージェット。イスラエル海軍は 2002 年 1 月に、Super Dvora Mk.III×6 隻と Shaldag II×2 隻を発注、すでに就役済みだが、今回の 7 隻が 2009 年までに出揃うことで、戦力倍増となる。ただし、先に発注した 8 隻のうちウォータージェットを備えるのは Shaldag II のみ。Super Dvora Mk.III は全長 25m、全幅 5.65m、排水量 72t (Sahldag はもっと小型で 56t)、乗員 10 名。両クラスとも、巡航速度 32kt、最高速度 50kt、航続距離 700nm の性能を持つ。
イスラエルの Elbit Systems 社は、 Bar Ilan University の computer science department と Multidisciplinary Brain Research Center の AI (Artificial Intelligence ) 技術を使って、敵対環境をシミュレートする "Smart Entity" なるシステムを開発した。本物のテロリストに関する情報を取り込んで動き、実戦的な対テロ市街戦訓練を行える。
トルコは今月末に、2 年前にボツになった TARP (Turkish Aerial Reconnaissance Program) を再興する。9,000 万〜1 億 2,000 万ドルのプロジェクトで、長距離用電子光学センサー、合成開口レーダー (SAR)、地上管制ステーションを組み合わせて、F-16 に搭載する偵察システムを実現しようというもの。数百 km 離れたところにいる車輌を探知できるシステムにする考えで、実現できれば自国の領空内から敵地を偵察できる。以前、F-4E に Elbit Systems 社製の LOROP (Long Range Oblique Photography) ポッドを搭載する計画があったが、解像度が要求水準に満たないという理由で 2005 年末にボツになった経緯がある。その余波で、ダウンリンク・システムを開発していた Rafael 社が Elbit 社に対して、5,500 万ドルの損失が出たと申し立てる騒ぎも発生。今回の件では、土 Aselsan 社が主契約社兼インテグレーターとなり、その下に海外企業がサプライヤーとしてはいる形をとる。Elbit Systems に加えて、EL/M-2060P SAR ポッドを提案する IAI、DB-110 偵察ポッドを提案する Goodrich、Areos-Reco NG ポッドを提案する Thales といった企業が RfP に対して回答した。
米国防総省は議会に対して、FY2008 戦時補正予算で 14 億ドルを投じて狙撃探知用音響センサーを調達、MRAP×3,000 両に装備したいと要請している。提案されている製品のひとつに、QinetiQ North America (McLean, VA) の Ears 100 がある。2005 年に 100 万ドルの概念実証契約を得て開発したもので、6in・5lb の車載型に加えて、1lb の個人携帯用、5lb の地上設置型といった派生型も。さらに 2.2lb の PDA 型も開発中。すでに米陸軍と英陸軍が、イラクやアフガニスタンでテスト中。これ以外にも、UAV にセンサーを搭載する構想もある。2,000 万ドルを投じて一部の UAV に装備した Radiance Technologies 社製 WeaponWatch のことで、飛来するロケットや RPG、小火器による射撃の探知が可能。サイズは 1 立方フィート未満、重量は 27lb、赤外線センサーを使用する。
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/11/2)
Multi National Division-Baghdad が、MRAP の運用を開始した。最初にデリバリーが始まったのは Baghdad 南西の Camp Liberty。第 1 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チームが HMMWV に代えて MRAP でパトロールを始めているほか、第 2 歩兵師団・第 2 旅団も操縦訓練中。
パキスタンの Waziristan で 11/2 に、低空を飛来した UAV から発射されたミサイルが着弾、5 名が死亡、6 名が負傷する事件が発生した。現地はアルカイダの勢力が強く、Osama bin Laden のマブダチでムジャヒディンの指揮官も務めていた Jalaluddin Haqqani もいることから「アメリカの仕業ではないか」という説が持ち上がったが、当の米国防総省は「米軍は関与していない」と否定。アメリカはアフガニスタンで UAV を使った攻撃を仕掛けているが、パキスタン領内で過去にそれをやったことはないし、パキスタンは自国領土内での外国軍の活動を認めていない。一方、パキスタンは攻撃能力のある UAV を保有していない。["米軍はやっていない" だから、実は CIA の機体でやった… ってオチは考えられるか ?]
米 Lockheed Martin 社は 2 日、インド空軍の MMRCA 計画について、設定期限通りの 2008/3/3 までに提案を実施すると表明。巷間いわれている「提出期限延期の必要性」を否定した。AFP によると、Boeing (F/A-18E/F) と RAC MiG (MiG-29, MiG-35) は、期限の延長を求めているとのこと。現時点では、この両社の機体と Lockheed Martin 社の F-16 が有力な選択肢と目されている。2012 年までに 18 機を完成機輸入、108 機をライセンス生産、さらに 64 機のオプションという内容。
この週末にカリフォルニアの元空軍基地を使って、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) の "Urban Challenge" が開催された。有人車両 50 両あまりがウロウロしている市街地を、無人車両が自律走行で 58 マイル走るという条件。Stanford University、Cornell University、MIT (Massachusetts Institute of Technology) などのチームが最終選考に残っている。このうち Stanford University は Volkswagen Passat の改造車で挑戦する由。GPS による測位と、ステアリング・スロットル・ブレーキのコンピュータ制御化によって無人化している。米軍では市街戦における路傍爆弾の脅威に直面している状況から、UGV (Unmanned Ground Vehicle) の導入を進めているが、それに関連する動きの一環。まず 2004 年に Grand Challenge として無人車両で砂漠を 137 マイル走る競争をやったが、前者が脱落。翌年、最終選考に残った 4 チームが 130 マイルの競争にチャレンジして、Stanford University が 4x4 Volkswagen Touareg 改造車で優勝。
Robert Gates 米国防長官は、「イランの政権幹部は、自国がイラクのシーア派過激派武装勢力に EFP (Explosively Formed Penetrator) に関するノウハウなどを供給していることを承知している一方で、表向きはイラク政府に対して武器の流入阻止に努力すると表明している、と非難した。Mike Mullen 統合参謀本部議長は「(イランの関与に関する) 明確な証拠はないが、関与していないとする証拠もない」といっている。アメリカは以前から、EFP に関するパーツやノウハウが、イランからイラクに流入していると主張している。
サウジアラビアの Prince Saud al-Faisal 外相は Middle East Economic Digest 誌の取材に対して、「ヘルシア湾岸諸国 (クウェート、オマーン、カタール、バーレーン、UAE、サウジアラビア) で、ウラン濃縮を手掛けるコンソーシアムを編成する容易がある」と発言。イランが自らウラン濃縮を手掛けて西側諸国と対立する原因になっていることから、サウジアラビアが濃縮ウランの供給構想を持ち出したもの。濃縮プラントはスイスのような第三国に設置するという内容で、イランもこの提案を検討しているとする。これに対して、ロシアで核エネルギー開発を統括している責任者の Sergei Kiriyenko 氏は、ウラン濃縮技術の拡散に反対する立場を表明。"核強国" 以外がウラン濃縮に関与することになる、今回のような提案に反対する立場を示した。ロシアも 2005 年末に、イランに対してウラン濃縮のための合同施設設置を提案しているが、イランがあくまで自力での濃縮にこだわったことから話が壊れた。ロシアとしては、イランは制裁を受ければ断固として抵抗するだろうとしつつも、イランに核能力を渡すつもりはないということ。
騒がしくなるぞ (NavNews 2007/11/2)
NAS Whidbey Island (NASWI) で EA-18G Growler の受け入れに備えて、10/31 に Growler Support Center の起工式が行われた。Boeing 社、Raytheon 社、Northop Grumman 社、General Electric 社からの人員 24 名がここに陣取り、海軍の整備要員に対して適切な助言を行うことになっている。
今日の小ネタ (DefenseNews 2007/11/1)
以前から出ている話だが、アメリカが計画している東欧での MD エレメント配備について、議会による 8,500 万ドルの予算削減が実現しそうな状況。全部で 35 億ドルかかる見込みで、FY2008 で 3 億 1,000 万ドルを支出する予定になっている。しかし、まだチェコ・ポーランドのいずれとも話が確定するには至っていない。
MNF-I のナンバーツー・Ray Odierno 米陸軍中将によると、米軍増派とイラク軍の能力向上、さらに地元住民のアルカイダ拒否傾向増加により、イラクにおける民間人の死傷者は 4 ヶ月連続で減少している由。たとえば Anbar 省の場合、2006 年 10 月最終週だけで 303 件の攻撃が発生していたが、2007 年 10 月最終週には 30 件を下回った。Baghdad の場合、同じ対象期間に 143 件から 100 件未満まで減少している。ちなみに、在イラク聯合軍が過去 15 日間で押収した武器・弾薬は、爆薬 37,000lb、塩素ガス 1,000gal、砲弾 2,000 発、ロケット 500 発以上、自動小銃・擲弾・対戦車兵器・自爆ベストなど数百点、EFP 136 発、EFP の材料になる銅製ディスク 359 個など。10 月に、集積所の外 (訳注 : 設置済みという意味 ?) で発見した EFP は 53 発、うち 23 発は起爆前に処分できた。
インドは、HAL (Hindustan Aeronautics Ltd.) 社が開発している軽攻撃ヘリ・LCH (Light Combat Helicopter) について、2008 年中に初飛行させたい考え。プロトタイプ製造を加速するため、昨年に 3,000 万ドルの資金投入を決めている。LCH の実戦配備時期は 2012 年を予定している。国産ヘリの ALH (Advanced Light Helicopter) と同じトランスミッションやローター・システムを使ってはいるが、ALH の派生型ではないとしている。LCH は 5.5t 級、航続時間 3 時間、上昇限度 6,000m、双発。探知距離 4km の熱線映像装置とレーザー目標指示機を備える。
米 Honeywell International 社は、兵士の脳波や心拍数を計測して、まずいことになっている兵士がいると指揮官に警報を発して交代させられるようにするシステムを開発している。1,000 万ドルの契約を得て作業を進めているもの。
ロシアと中国が過去数ヶ月にわたって抵抗しているものの、アメリカでは、イランに対する国連の厳しい制裁措置を、数週間以内に実現できるとみている。当のイランはというと「経済制裁なんて心配しておらん」と強気。
レバノン軍によると、イスラエル空軍機がレバノン南部の Marjayoun で領空侵犯したため、レバノン軍が発砲したとのこと。侵犯が事実なら国連安保理決議 1701 号違反となる。
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産業・装備・調達
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/8)
米 Lockheed Martin 社はアメリカ政府から、FMS 経由でノルウェーに輸出する C-130J×4 機に関する UCA (Undefinitized Contract Action) を受領した。受注額は 3 億 400 万ドルで、初期分のスペアパーツと訓練業務を含む。まずプログラム総経費の半分にあたる額を支出して、機体製造に必要な資材の先行調達を実施する。その後で確定契約 (fully definitized contract) を締結することになるが、そちらは来年初頭になる見込み。ノルウェー向けの C-130J は長胴型で、すでに米空軍にデリバリーが始まっている機体と同内容。ノルウェー向けのデリバリーは、2008 年と 2009 年に 1 機ずつ、2010 年に 2 機を予定している。最初の 2 機はすでに製造工程が始まっているが、これは米空軍向けの機体をノルウェーに振り向けることになったため。その理由は、ノルウェー空軍が現用中の C-130 がすでに機齢 40 年に近付いており、緊急に代替を必要としているため。3-4 号機は、当初からノルウェー向けとして製造する機体になる。なお、今回の件とは別件で、Lockheed Martin 社とノルウェー政府は 8 月に、機体をノルウェー軍の要求に合わせた仕様に仕立てるための協力計画合意に調印済み。(Lockheed Martin Aeronautics)
西 Indra 社はラトビアから、同国海軍向けの洋上監視システムを 22 ヶ月・1,820 万ユーロで受注した。ラトビアの領海や水路を対象として、あらゆる種類の脅威に対して警戒・監視を行う。海洋監視レーダー、光学センサー、赤外線センサー、暗視カメラを備えた監視哨を各地に設置して、指揮統制通信網でネットワーク化するもの。麻薬密輸、密航、密輸などの脅威を探知すると、直ちに警報を発する。すでに同社はスペイン向けに同種システムを納入・運用しているほか、リトアニア、ルーマニア、ブルガリアといった国からの受注も期待しているところ。同社は、東欧諸国でこの手の監視システムの需要が多いと見込んでいる。(Indra)
ペンシルバニア州の Tobyhanna Army Depot は、2007/10/12 付で 50,000 セット目の BFT (Blue Force Tracking) 導入キットを送り出した。ここでは 2001 年から BFT 導入キットの設計を担当しており、2002 年から製造を開始、陸軍向けと海兵隊向けの両方を取り扱っている。味方部隊の位置データを受け取ってマップ・ディスプレイに表示することで、状況認識の改善と同士撃ちの回避を図るシステム。指揮官はその表示を見ながら、それぞれの部隊と無線や電子メールで通信できる。BFT は、FBCB2 (Force XXI Battle Command Brigade-and-Below) 用のソフトウェア、ディスプレイ、PLGR (Position Location Ground Radio)、衛星通信アンテナといった機材で構成する。これを取り付けるための導入キットは、コンピュータなどのコンポーネント同士を接続する配電箱、ケーブル、ブラケット、マウントなどのハードウェアで構成する。搭載する対象がいろいろあるので、導入キットも 16 種類のバリエーションがあるとのこと。(US Army)
英陸軍は、Warrior 歩兵戦闘車の砲手を対象とするアップグレード版シミュレータ機材×36 セットの受領を開始した。650 万ポンドで発注していたもので、計画名称は WRGTT (Warrior Gunnery Turret Trainer)。まず Gunnery School (Lulworth, Dorset)、続いてイギリス本土とドイツの実戦部隊に配備する。これを使って、砲手はリアルな訓練環境の下で腕を磨くことができる。担当メーカーは CAE 社。ECATS (Enhanced Capability Armoured Training System) 計画の一環となるもの。(MoD UK)
独 EADS Defence & Security (DS) 社は独 BWB (Federal Office of Defence Technology and Procurement) から、特殊作戦部隊向けの自己誘導式貨物投下用パラシュート (self-guidance ram-air cargo parachute system)・ParaLander×5 セットを受注した。年内にデリバリーして ISAF 派遣部隊で運用する。壊れやすいミッション機材や人道支援任務用の物資を精確に空中投下するために使用するもので、高度 10,000m、目標地点から 50km 手前、つまり敵の防空圏外から投下できる。しかも全天候下で運用可能。投下には C-160 Transall や A400M を使用する。任務計画立案に使用する機材は、すでにドイツ軍の特殊部隊が使用している同社製のパラシュート降下任務計画装置・ParaFinder と同様のもの。(EADS Defence & Security)
米 Raytheon IDS (Integrated Defense Systems) 社は米海軍から、LPD-17 San Antonio 級ドック型揚陸輸送艦を対象とする、ライフサイクルをカバーするエンジニアリング/システム・インテグレーション業務契約を 2,700 万ドルで受注した。同社製の艦載電子機器などが対象で、それらがしかるべく機能するように維持管理やアップグレードを施す。2005 年に原契約を締結したもので、今回の分はオプション契約 3 件のうち 2 件目にあたる。同社はこうした案件をテコにして、米海軍の軍艦各種でシステムやテクノロジーを共通化する作業を進めている。(Raytheon)
カナダ政府は加 CAE 社に対して、SOIQ (Statement of Interest and Qualification) に対する回答を送付した。カナダが先に調達を決めた、C-130J と CH-47 の訓練用シミュレータを対象とする OTSP (Operational Training Systems Provider) に関連するもの。今回の措置により、CAE 社は唯一、カナダ政府のお墨付きを得て OTSP 計画に応じられることになった。それを受けて、PWGSC (Public Works and Government Services Canada) が CAE 社に対して、今後 20 年分の訓練業務発注に関する RfP を送付することになる。同社は以下の企業とチームを組んで、この案件に対応する。
MDA Ltd.(Richmond, British Columbia)
NGRAIN (Vancouver, British Columbia)
Atlantis Systems International (Brampton, Ontario)
Bombardier (St-Laurent, Quebec)
Simgraph Inc. (Laval, Quebec)
xwave (St-Johns, Newfoundland)
CAE 社はすでに軍用訓練システムの分野で実績があり、C-130J や CH-47 用の訓練機材も手掛けた経験がある。最近だと、米陸軍の特殊作戦部隊、英空軍、シンガポール空軍に CH-47 用のシミュレータを納品した。(CAE)
米 General Dynamics Ordnance and Tactical Systems 社とミズーリ大学 (UM-Rolla : University of Missouri, Rolla, MO) は、米海軍 NEODTD (NAVSEA (Navy Sea Systems Command) Explosive Ordnance Disposal Technology Division, Indian Head, MD) から、IED 対策を対象とする 3 年間の研究開発契約を受注した。資金は ONR (Office of Naval Research) の負担で、初年度に 150 万ドル、残り 2 年に総額 600 万ドルとなる見込み。GD とミズーリ大学の Rolla Electromagnetic Compatibility Laboratory が共同で、電子的手段で遠隔起爆する IED の探知・無力化技術を開発する。実際にプロトタイプを作って、各種 IED を対象にして能力を試す予定。(General Dynamics Ordnance and Tactical Systems)
Elbit Systems 社は、同社の米国子会社・Kollsman 社が企業秘密に関する不正をはたらいたかどで有罪の評決を受けたと発表した。対象となった製品は主として、民間機向けのエア・データ・コンピュータ 2 機種。同社は今後、評決の内容を検討して対応措置を決定するとしている。(Elbit Systems)
その Elbit Systems 社は、同社役員会が Tadiran Communications 社との合併を承認したと発表した。すでに Tadiran 社は Elbit 社の完全子会社になっているが、これを吸収合併するもの。合併により、法的な実態としての Tadiran Communications 社は営業を終了、Elbit Systems 子会社の Elbit Systems Land and C4I - Tadiran Ltd. として仕切り直す。この後、合併案を Israeli Companies Registrar に提出して、承認が得られれば 2008 年初頭に合併を実現する予定。(Elbit Systems)
インドで Northrop Grumman 社のマネージング・ディレクターを務める Commodore Gyanendra Sharma 氏とインド・南アジア担当副社長の Joe Parsley 氏は、インドにおける同社のプレゼンス強化を発表した。インドの政府や軍部との関係強化に加えて、産業界とのパートナーシップ育成、新しい事業所の開設といった手を打つ。同社がインドで売り出している製品の分野は、航空監視、AEW&C、戦闘機、UAV、水上艦や潜水艦関連システム、IT 関連、ネットワーク中心戦関連製品など多岐にわたる。(Northrop Grumman)
EADS 社は、以前から手掛けている製品については優れた業績を記録したものの、A400M のスケジュール遅延問題や A350XWB のローンチに伴う資金負担、ユーロの対ドル相場変動 (ユーロ高) が原因で、収益の悪化が発生したと発表した。2007 年の第一〜第三四半期を対象とする発表によるもので、前年同期は黒字だったが、今年は赤字に転落した。もっとも、受注残の金額は増えている。(EADS)
SM シリーズの関連経費 (DID 2007/11/7)
Standard 艦対空ミサイル・ファミリーの発注/発注計画状況。通常、年間 75 発ずつを調達。調達経費は以下の通り。[なんか、以前の記事と数字が違う部分があるんだけど]
FY2005 : 2 億 5,930 万ドル
FY2006 : 2 億 9,220 万ドル (製造費用 1 億 4,370 万ドル、RDT&E 費用 1 億 4,850 万ドル)
FY2007 : 3 億 1,560 万ドル (製造費用 1 億 3,910 万ドル、RDT&E 費用 1 億 7,650 万ドル)
FY2008 : 3 億 9,150 万ドル (製造費用 1 億 5,970 万ドル、RDT&E 費用 2 億 3,180 万ドル)
イージス BMD 関連予算の推移は以下の通り。
FY2006 : 8 億 9,400 万ドル (SM-3×14 発)
FY2007 : 11 億 2,270 万ドル (SM-3×21 発)
FY2008 : 10 億 5,910 万ドル (SM-3×40 発)
結局、遅れるのか ? (DID 2007/11/7)
以前から、艦内配線の引き直しが予想を大幅に上回った等の事情から工程遅延と改修経費の上昇が取り沙汰されていた Admiral Gorshkov 改め INS Vikramaditya だが、いよいよスケジュールを守れなくなってきた様相。India Defence と IDRW が相次いで、工程遅延とコスト上昇問題について報じている。それによると、インド海軍の幹部が Moscow を訪問して、コストとスケジュールの問題について協議することになったとのこと。
これは 2004/1/20 に改修を契約したもので、砲熕兵器、対艦ミサイル、対空ミサイルを撤去、全通飛行甲板としてスキージャンプを追加、ボイラーを軽油対応型に変更、後部エレベーターの拡張などの改修を施すことになっていた。2008 年 8 月にデリバリー、2009 年に就役という予定で、その時点で INS Viraat (ex-HMS Hermes) を代替する考えだった。
今年の初めに遅延の話が出た時点では、インド国防省筋は工程遅延について否定しており、Sureesh Mehta 海軍参謀総長は「予定通りに進捗中」と説明していた。ところが、2007/5/1 になって「予定より 3-4 ヶ月ほど遅れており、2008 年末か 2009 年初頭のデリバリーになる」とトーンダウン、そして現在に至る。遅延が現実のものとなった場合、INS Viraat をこれ以上延命するのは現実的ではないため、INS Vikramaditya が就役するまで「空母ギャップ」が発生する可能性が現実味を帯びてきた。これもインド国防省の懸念事項となっている。
今日の米軍調達 (Contracts 2007/11/7)
Orbital Sciences Corp. (Sterling, VA) は米空軍から、AFRL (Air Force Research Laboratory) Space Vehicles Directorate (Kirtland AFB, NM) 向けのテクノロジー・ソリューション案件を $29,481,249 で受注した。宇宙空間の状況認識 (Space Situational Awareness) や、宇宙空間で発生している現象の識別を担当する超小型静止衛星 (nanosatellite) の開発に関連するもので、FY2010 に飛行試験を予定している。当初の運用寿命は 1 年だが、3 年間に延伸するのが目標。AFSCN 互換の秘話通信機能で地上とリンクする。AFRL, Detachment 8, Kirtland AFB, NM (FA9453-08-C-0173)
LDV Inc. (Cleveland, OH) は米陸軍から、オハイオ州 Whitehall に Armed Forces Reserve Center を建設する作業を、$26,495,000 で受注した。U.S. Army Corps of Engineers, Louisville, KY (W912QR-08-C-0002)
Raytheon Co. (McKinney, TX) は米陸軍から、UH-70A ARH (Armed Reconnaissance Helicopter) や ER/MP (Extended Range/Multi Purpose) UAV に装備するセンサー、$11,000,000 分の delivery order を受領した。原契約は $800,000,000。CECOM (U.S. Army Communications-Electronics Command), Fort Monmouth, NJ (W15P7T-08-D-S602)
CSI Armoring (Miami, FL) は米陸軍から、装甲付き SUV (armored sport utility vehicle)、$7,595,002 分の delivery order を受領した。原契約も同額。MNSTC-I (Multi-National Security Transition Command - Iraq), Baghdad, Iraq (W91GY0-08-F-0001)
Vertigo Inc. (Lake Elsinore, CA) は米陸軍から、Force Provider Base Camp で使用する人員用テント (Air-Supported Tent, Extendable, Modular, Personnel)、$5,071,246 分の delivery order を受領した。原契約も同額。U.S. Army Research, Development, and Engineering Command, Natick, MA (W58P05-08-D-0001)
The IJ Co. (Valdosta, GA) は米国防兵站局 (DLA) から、海軍・州兵・その他民間部局向けの生活支援 (subsistence support) 業務を $23,750,000.00 で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia PA (SPM300-07-D-3096)
Essex PB&R Corp. (Saint Louis, MO) は米国防兵站局 (DLA) から、空軍向けの EPOS (Emergency Passenger Oxygen System) を $8,501,760.00 (上限価格) で受注した。基本契約 1 年、オプション契約4 年。Defense Supply Center Richmond, Richmond, VA (SPM4A7-08-D-0035)
Pyramid Services, Inc. (Asheboro, NC) は米海軍から、NAF El Centro のベース・オペレーション・サポート業務を $7,839,301 で受注した。オプション契約分まですべて実現した場合の総額は $91,808,028。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, Public Works, El Centro, CA (N62473-08-D-2301)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/7)
BAE Systems 社は先日、米海兵隊向けの MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) Category II の 6x6 型 RG-33×511 両を総額 2 億 7,840 万ドルで受注したが、別件で Category I の 4x4 型 RG-33×89 両も特殊作戦軍団向けとして 4,430 万ドルで受注している。これで合計 600 両、金額にして 3 億 2,200 万ドル。Category I は 2008 年 3 月、Category II は 2008 年 4 月に完納の予定。RG-33 シリーズの累計受注は、Category I が 292 両、Category II が 843 両、総額 6 億 2,750 万ドル。その他の、同社が手掛けるすべての MRAP 派生型を合計すると、Category I が 1,462 両、Category II が 1,176 両となる。(BAE Systems)
フィンランド国防省は、2008-2011 年にかけて数千万ユーロを投じて、数百両の軍用車輌を調達する計画とのこと。"Helsingin Sanomat" 紙が報じたもの。オンロード/オフロード、装甲/非装甲と、内容はさまざまだという。(STT Finnish Government news)
米 GenCorp 社傘下の Aerojet 社は、米国防総省が進めている PGS (Prompt Global Strike) 構想の下で 米海軍が開発している SLIRBM (Submarine Launched Intermediate Range Ballistic Missile) 向けの、低コスト型・大型ブースター・ロケットの燃焼試験を実施、所定の性能を実現したことを確認した。直径は 12 フィート 32 インチ、推力は 50,000 lbf。高効率の固体燃料ロケット、低コスト化を実現する最先端の製造技術、ノズルや推力偏向装置で使用する炭素繊維複合材料を製造する際に使用する「環境に優しい樹脂」など、さまざまな最先端技術を投入している由。また、設計・製造・試験に際して実施するモデリングや分析にも、最新のツールを投入している。SLIRBM の試験結果は、SLGSM (Submarine Launched Global Strike Missile) の動力源にも活用することになる模様。(Aerojet)
Vector Strategy がまとめた "Material Requirements and Supply Chain Analysis of Armor Procurement for US Military Ground Vehicles" なる報告書によると、米軍の装備調達に伴って発生する資材 (鋼、アルミ、チタン、セラミック、複合材など) の需要は、2007-2013 年の合計で 80 億ドルにのぼるとのこと。特に、これから MRAP の調達が本格化することが大きく影響して、2008 年に需要が急増するとみられる。2008 年の需要のうち重量ベースでの内訳は、鋼材 66%、非金属材 17%、その他 16% と予測。また、装甲板については軽戦術車輌向け 38%、MRAP 向け 31%、その他の戦闘車両向け 20% と予測。その後、2010-2011 年にかけて需要がいったん落ち込んだ後、HMMWV 後継車の JLTV が量産に入ることで 2013 年に持ち直すとみている。(Vector Strategy)
マーケット・リサーチ会社の NSR は、今後 13 年間の衛星サービス需要について調べた "Government and Military Demand on Commercial Satellites, 4th Edition." なるレポートをまとめた。それによると、もしもイラクやアフガニスタンから米軍が撤退することになっても、民間の衛星に対する通信などのサービス需要は衰えないという。地上軍のプレゼンスが減れば通信需要も減るように見えるが、実はそれを補うために衛星経由の ISR 需要が増えるから、というのが判断根拠。特に UAV は「帯域喰い」だという。また、イラク国内の状況とは別に、イランの核疑惑やトルコとクルド人の紛争など、米軍が恒久的プレゼンスを維持しなくても何らかの需要を発生させる材料があることも、理由になっている。そんなこんなで、2003 年に 10 億ドルあった民間衛星通信関連の市場規模は、2015 年には 72 億ドルまで増えると予測。13 年間の総額は 458 億ドルと予測している。主要な顧客は米軍だが、その他の政府機関やアメリカ以外の国もカスタマーとなるはずで、それについても検討した由。(NSR)
米 Sikorsky Aircraft 社は、CH-53K で使用する燃料システムの担当メーカーとして Eaton 社を選定した。すでに油圧系統の動力源と配管システムを担当することになっており、それに続く受注獲得。2014 年まで続く開発フェーズで、まず 5 機分、それに加えて試験で使用するものも納入する。量産に入れば、最終的に 156 機分・9,600 万ドルの商談になる。12 年間のライフ全体を通じると、1 億 6,000 万ドルの商談。(Eaton)
今日の米軍調達 (Contracts 2007/11/6)
General Dynamics Electric Boat Corp. (Groton, CT) は米海軍から、Consolidated Design Agent, Planning Yard として実施する、原潜向けのエンジニアリング/テクニカル・サポート業務に関する修正契約を $65,541,892 で受注した。艦の仕様に関する図表やデータの作成、稼働中の潜水艦を対象とするオーバーホールや改修作業のスケジュール作成などの業務を担当する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-04-C-2100)
Centurum, Inc. (Marlton, NJ) は米海軍から、SSC San Diego (Space and Naval Warfare Systems Center San Diego) が実施する通信機器 (SHF, EHF, UHF) ・衛星通信関連の ISEA (In-Service Engineering Agent) 業務を $16,651,639 で受注した。艦載システムを対象として、管理、エンジニアリング、テクニカル、兵站、製造、導入といった業務を担当する。1 年分のオプション契約があり、実現した場合の総額は $84,265,585。SSC San Diego (N66001-08-D-0031)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/6)
Tognum 社傘下の MTU Friedrichshafen 社は、スペイン軍の Pizarro II 装甲兵員輸送車でエンジン換装に使用する Series 199 ディーゼル・エンジン (530kW/2,300rpm)×200 基近くと、それと組み合わせて使用する冷却システムを、西 General Dynamics Santa Barbara Systemas 社から総額 1,700 万ユーロで受注した。Pizarro II は戦闘時重量 28t の APC で、最高速度 70km/h、オーストリアとスペインの共同開発。まず、墺 Steyr-Daimler-Puch 社の Ulan と同内容の Pizarro I を 1996 年に 100 両以上調達したが、これも MTU 製のエンジンを使用している。その成績が良かったとのことで、今回の受注につながった。(Tognum)
イスラエルの Rafael Advanced Defense Systems 社は米陸軍から、ドア突破用ライフル・グレネード、Simon (a.k.a. GREM) を 5,200 万ドルで受注した。離れた場所から鉄製、あるいは木製のドアをぶち破る際に使用するもので、衝撃波によってドアを破壊するドーム型の弾頭は、付随的被害を最低限にとどめるように設計されている。2005 年には、米陸軍の Award of Excellence に選定された。Rafael 社は、市街戦でドアや壁、バンカーなどを破壊するための弾薬をいろいろ製造しており、Simon もそのひとつ。これ以外にも、肩撃ち式の Matador 製品群が以下のようにいろいろある。いずれも、屋内からでも発射可能。(Rafael Advanced Defense Systems)
Matador WB (PZF-90/Mauler WB) : 壁をぶち破る際に使用する
Matador MP : バンカーや軽装甲車を攻撃する際に使用する
Matador AS (PZF-90/Mauler AS) : 構造物の中に陣取った敵を攻撃する際に使用する
瑞 RUAG 社は仏 Snecma 社から、A400M の TP400 エンジンで使用するタービン・ケースを受注したと発表した。RUAG Aerospace 社の Geneva 工場で担当する。材質は Inconel で、燃焼ガスによる高熱にも耐えられるつくり。(RUAG)
米 Lockheed Martin 社はニューメキシコ州の WSMR (White Sands Missile Range) で、単弾頭型 GMLRS (Guided Multiple Launch Rocket System) を対象とする Phase II Product Qualification Test を成功裏に実施した。これは別名 "GPS2 jamming" と呼ばれる試験で、GMLRS が誘導に使用している GPS シグナルが妨害を受けた場面で撃発信管 (Point Detonating fuze) が正常に機能するかどうかを検証したもの。発射器には HIMARS を使用した。また、高温環境下での発射や、ターゲットに対して垂直に近い軌道で突入する "vertical trajectory shaping" ソフトウェアも試して、問題なく機能した。(Lockheed Martin)
Eurocopter 社は、2007/11/1 付で英 McAlpine Helicopters Limited 社株をすべて買い取り、完全子会社化したと発表した。以前から株式を 10% 保有していたが、残りについても買い増しをして、全株を手に入れたもの。McAlpine 社は過去 30 年間にわたり、Eurocopter 社製品の販売とサポートを手掛けてきており、200 機あまりの販売実績がある。現在、イギリス・アイルランドの法執行機関における Eurocopter 社のシェアは 73% に達している。(Eurocopter)
"The Hindu" は、印 HAL (Hindustan Aeronautics Ltd.) 社が自主開発した ALH (Advanced Light Helicopter) こと Dhruv ヘリコプターが、インド海軍の対潜戦ヘリコプター調達に関する Naval Staff Qualitative Requirements を達成できず、受注獲得に失敗したと報じている。インド海軍は 8 機の Dhruv を保有しており、さらに 60 機まで増勢する考えだったが、HAL 社が受注できなかったため、インド海軍は Bell、Boeing、Eurocopter の各社に RfI を送付する羽目になった。Godavari 級フリゲートに搭載して、Sea King、Chetak、Dhruv を代替する予定で、ロシア製の Ka-25 も代替対象になる可能性がある。(The Hindu)
米 General Dynamics Information Technology 社は、米空軍の Simulations, Training and Experimentation Program を受注した。すべてのオプション契約が実現すれば、5 年間・1 億 4,600 万ドルの案件になる。GD から空軍に人員を派遣して、戦略コンセプト開発、作戦面・地域面の軍事・政治的分析と能力面の評価、戦争や動員の計画立案といった作業を支援するもの。2001 年 10 月から、同社はこの手の業務を担当してきている。また、2007 年 5 月に同社と米空軍のコンビは、2007 Department of Defense Modeling and Simulation Common and Cross-Cutting Award を、Defense Modeling and Simulation Conference の席で受賞した。General Dynamics Information Technology 社は過去 50 年以上に渡り、IT 分野のシステム・インテグレーターを務めている。(General Dynamics Information Technology)
伯 Embraer 社はタイ陸軍とタイ海軍から、ERJ 135 LR (Long-Range)×2 機を受注した。兵站支援業務パッケージもコミ。人員輸送や負傷者後送に使用することになっている。ERJ 135 は ERJ 145 ファミリーの一員で、累計納入実績 1,000 機以上、累計飛行時間 1,200 万時間の実績がある。軍用機としては、ブラジル、ベルギー、ギリシア、インド、ナイジェリアで採用実績がある。(Embraer)
BAE Systems 社は Raytheon 社から、DDG-1000 Zumwalt 級に装備する Mk.57 VLS の第一陣を 800 万ドルで受注した。VLS の設計・インテグレーション・性能検証と最初のシップセット×2 を含む。将来的には、6,400 万ドルの案件に発展する見込み。Mk.57 VLS は、BAE Systems 社と Raytheon Integrated Defense Systems 社が共同で開発したもので、4 セルで構成するモジュール 20 個が 1 隻分。(BAE Systems)
米 Lockheed Martin 社は米空軍から、C-130 用 ATS (Aircrew Training System) のカリキュラムと訓練機材の改定、それと期間延長に関する契約を 4,590 万ドルで受注した。同社は米空軍の現役・予備役・州兵に加えて米海軍、米海兵隊、米沿岸警備隊に対しても、C-130 搭乗員の訓練機能を提供している。空軍向けの ATS は 1999 年に受注を獲得、基本契約 1 年、オプション契約 9 年となっている。今回のものはそのうち 8 度目の更新。Little Rock AFB (AR)、Dobbins ARB (GA)、Dyess AFB (TX)、Pope AFB (NC)、McChord AFB (WA)、Minneapolis ANGB (MN) で訓練を実施しているほか、Yokota AB (Japan)、Elmendorf AFB (AK)、Ramstein AB (Germany) にも遠隔訓練用の施設がある。(Lockheed Martin)
BAE Systems 社は先に DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から、30 ヶ月・1,850 万ドルで ARGUS-IS (Autonomous Real-Time Ground Ubiquitous Surveillance Imaging System) の開発・インテグレーション・デモンストレーションを受注している。これは、現在の米軍で課題になっている、広範囲を常駐監視できる先進的な ISR システムの実現を目指すプロジェクトで、有人機や無人機への搭載を企図しているとのこと。マルチ・ギガピクセル級の高解像度センサー、広範囲をカバーできる光学系、超広帯域・リアルタイムの機上データ処理、ターゲットの識別・追跡を担当する地上ステーションといった要素で構成する。数十平方マイルの地域を対象として、大小取り混ぜて数千のターゲットを同時に処理する能力が求められている。(BAE Systems)
Metal Storm 社と iRobot 社は、Global Defense and Security セクターにおける協業についての MoU をまとめた。iRobot 社のロボット技術と Metal Storm 社の兵装を組み合わせて、強力な武装ロボットを実現する等の相乗効果を発揮させるのが狙い。Metal Storm は、多数の小弾薬を発射して電子的に起爆させることができ、コンパクト・低コストで、かつ強力な火力を実現できる。(Metal Storm)
米 Boeing 社は 11/11-15 にかけて開催する Dubai Air Show で、F-15E Strike Eagle と F/A-18E/F Super Hornet の飛行展示に加えて、B.737 AEW&C、E-3 AWACS、B-1B Lancer、C-17 Globemaster III、そして UAE 陸軍の AH-64A Apache を地上展示すると発表した。(Boeing)
一方、Saab 社は Dubai Air Show で、ERIEYE レーダーを装備した AEW&C (Airborne Early Warning & Control) 機に加えて ULCAS (Ultra Lightweight Camouflage Screen)、SKELDAR などの展示を行うと発表した。(Saab)
トランシェ 2 試験開始 (Eurofighter GmbH via Defense-Aerospace.com 2007/11/5, BAE Systems via Defense-Aerospace.com 2007/11/6)
トランシェ 2 用のアビオニクスを搭載した最初の Eurofighter Typhoon が、BAE Systems 社の Warton 工場で進空した。機体そのものは、以前から開発用に用いられている IPA6 (Instrumented Production Aircraft Six, S/N BS031)。BAE Systems 社では先日、英空軍向けトランシェ 1 の最終号機 (S/N BS036) を送り出したばかり。これから同機を使った飛行試験を開始して、2008 年 4 月に予定しているブロック 8 の Type Acceptance を目指す。
IPA6 はもともとトランシェ 1 として製造した 6 機のうちの 1 機で、トランシェ 2 用のミッション・コンピュータとアビオニクスをフル装備した。見た目はトランシェ 1 と同じだが、中身は大幅に改められた。また、IPA7 (S/N GS029) は機体そのものをトランシェ 2 仕様として製造する最初の機体となり、ドイツの EADS 社 Manching 工場で 2007 年末に初飛行の予定。エンジンの方はすでに、トランシェ 2 仕様の EJ200 を搭載した IPA2 が 2007/9/14 にイタリアで進空済み。Alenia 社が運用する機体で、新バージョンの評価試験を進めているところ。
トランシェ 2 は新型ミッション・コンピュータの導入で処理能力とメモリ容量を増強しており、Meteor、Storm Shadow、Taurus といった新型兵装のインテグレーションに対応できる基盤となる。生産技術や陳腐化への対策を講じた点も、トランシェ 1 用のコンピュータとの違い。
2004/12/14 に発注したトランシェ 2 は 2008 年夏からデリバリー開始の予定で、251 機の製造を予定している。内訳は、イギリスが 91 機、ドイツが 79 機、イタリアが 47 機、スペインが 34 機。ドイツ向けのうち 15 機は、もともとオーストリア向けとして契約したもの (訳注 : オーストリアの機体は、ドイツ空軍向けのトランシェ 1 を振り向けることになっていたはず)。すでに 18 機が生産ラインに乗っており、2013 年まで製造が続く予定。また、サウジアラビア向けの 72 機もトランシェ 2 仕様となる。
今日の米軍調達 (Contracts 2007/11/5)
Canadian Commercial Corp. (General Dynamics Land Systems Canada 社傘下、Ottawa, Ontario, Canada) は米海軍から、アメリカ国外 (OCONUS) を対象とする MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) のフィールド・サービス担当者 (field service representative 派遣に関する修正契約を、$60,204,705 で受注した。訓練、兵站支援、エンジニアリング業務、Red River Army Depot における各種レベル兵站支援業務のデモンストレーション、補修関連の分析業務、PLL/ASL (Prescribed Load List/Authorized Stock Level) 維持管理用パーツの供給といった業務を担当する。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5028)
Tetra Tech EC, Inc. (Poulsbo, WA) は米海軍から、Hunters Point Shipyard で実施する環境対策工事に関する修正契約を、$7,213,483 で受注した。Parcel D - Sewer Removal Surveys と Parcel B - Phase V、その他の調査を実施する。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Northwest, Silverdale, WA (N44255-01-D-2000/Modification 02/#0070)
RTKL/KLING (Joint Venture, Baltimore, MD) は米陸軍から、NGA (National Geospatial-Intelligence Agency) East Campus (Fort Belvoir, VA) 向けの最終設計パッケージに関する修正契約を、$52,129,284 で受注した。U.S. Army Corps of Engineers, Baltimore, MD (W912DR-06-C-0011)
General Dynamics Land Systems Inc. (Sterling Heights, MI) は米陸軍から、M1 Abrams 戦車を対象とするシステム/テクニカル・サポート業務に関する修正契約を $11,246,788 で受注した。TACOM (U.S. Army Tank-Automotive and Armaments Command), Warren, MI (W56HZV-07-C-0046)
Intelligent Automation Corp. (Poway, CA) は米陸軍から、AH-64 Apache 攻撃ヘリの近代化改修で使用するハードウェア、$5,628,429 分の delivery order を受領した。原契約は $66,317,838。AMCOM (U.S. Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-D-0039)
FN Herstal (Herstal, Belgium) は米特殊作戦軍団 (USSOCOM) から、SCAR (Special Combat Assault Rifle) の開発と量産を行う 10 年契約を 2004 年 11 月に受注しているが、これまでに受領した delivery order は 11 件、IOT&E (Initial Operational Test and Evaluation) と LRIP (Low Rate Initial Production) も含めた総額は $11,134,096 となっている。2008 年 3 月から量産開始の予定。(H92222-05-D-0001)
Treen Box and Pallet (Bensalem, PA) は米国防兵站局 (DLA) から、Defense Distribution Command Depot 向けの木製パレットを $5,125,000.00 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM530-06-D-0004)
打撃鷲の眼 (DID 2007/11/4, Boeing & Raytheon via Defense-Aerospace.com 2007/11/5)
米空軍の F-15E Strike Eagle を対象とするレーダー近代化改修計画 (RMP : Radar Modernization Program) で、主契約社の米 Boeing 社は米 Northrop Grumman 社の AN/APG-77 案を退けて、米 Raytheon Space and Airborne Systems 社の AESA (Active Electronically Scanned Array) レーダー、AN/APG-63(V)3 の採用が決定した。2008 年に SDD (System Design and Development) フェーズ契約を締結、まずインテグレーション用の試験機を Raytheon 社が Boeing 社に納入する。最終的には、米空軍が保有する F-15E・224 機すべてのレーダーを AN/APG-70 から AN/APG-63(V)3 に換装する。
これにより、性能強化と状況認識能力の改善、信頼性・整備性の改善とサポート経費の節減を図る。能力面では特に、小型目標の探知能力が向上するほか、対空・対地の同時捜索が可能になる利点がある。
すでに F-15C については現役部隊と州兵航空隊の両方について AN/APG-63(V)3 への換装計画が始まっているが、F-15E も換装が決まった次第。
スペインも MRAP に走るらしい (Spanish MoD via Defense-Aerospace.com & DID 2007/11/5)
スペインの閣議は、Jose Antonio Alonso 国防相がまとめた Armed Forces Equipment Renewal Program の第一陣として、耐地雷装甲車 40 両・1,440 万ユーロ分の緊急調達を決定した。2007 年末から 2008 年第一四半期の間に製造・デリバリーの予定。
Armed Forces Equipment Renewal Program は全体で 3 億 2,100 万ユーロ、各種車輌 575 両を調達して、1980 年代から使用している現行車輌を代替するという内容になっている。
手始めに、2007-2009 年にかけて 1 億 4,300 万ユーロを投じて 220 両 (後で変更の可能性あり) の装甲車を調達して、6x6 装輪 APC の BMR、VAMTAC、Anibal (Land Rover の派生型) を代替する。内訳は、4-5 名編成の歩兵分隊を搭載できる車輌を 120 両と、8-10 名編成の歩兵小隊を搭載できる車輌を 100 両。続いて 2009-2010 年にかけて 1 億 7,800 万ユーロを投じて、355 両を追加調達する。こちらは分隊用が 275 両、小隊用が 80 両という内訳で、2010 年初頭からデリバリー開始の予定。
これらのうち分隊用は米軍の MRAP Category I に対応するもので、候補としては MLV (伊 Iveco)、Dingo w (独 KMW)、Eagle IV (瑞 MOWAG) といった車輌の名前があがっている。小隊用は同じく Category II に対応する存在で、候補としては RG-31 (BAE Systems/GD)、Golan (Rafael) といった車輌の名前があがっている。
最後に新世代の 8x8 装輪 AFV を調達するが、その際には海外にパートナー企業を募り、最新技術を盛り込んだ車輌を開発した上で、自国内でライセンス生産する。最新の戦闘シナリオ、とりわけ連絡・輸送任務に適応できるようにする。
いずれも、ポイントは自衛能力の向上。また、ミッション・モジュールを交換式にして、人員輸送、貨物輸送、負傷者後送など、さまざまな任務様態に対応できるようにする考え。
A400M がらみ (EADS via Defense-Aerospace.com & DID 2007/11/5)
EADS 社は 2007 年の第三四半期決算で実施した評価作業により、A400M のデリバリー遅延に伴って発生した追加負担の金額を、12-14 億ユーロ (うち 10 億ユーロが Airbus がらみ) と見積もった。最終確定額ではなくて、この程度になるだろうという見積もりで、2007/10/17 に発表した「6 ヶ月遅延、さらに 6 ヶ月遅延の可能性があり」をベースにして算定したもの。今後に、飛行試験、エンジン開発、軍用システム関連で発生する可能性がある経費は含んでいない。そのため、今後もサプライヤー各社と密接なコンタクトを維持する。
その A400M の、最新のカスタマー一覧は以下の通り。
Germany (60)
France (50)
Spain (27)
UK (25)
Turkey (10)
South Africa (8)
Belgium (7)
Malaysia (4)
Luxembourg (1)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/11/5)
米空軍の C-130 を対象とする AMP (Avionics Modernization Program) の主契約社となっている米 Boeing 社は、Code 2 改良を取り入れた機体を 2007/10/20 に進空させた。アナログ・シグナルをデジタル・シグナルに変更したほか、HUD (Head Up Display) の機能を強化したモデルで、当初の予定より 12 日先行している。テキサス州 San Antonio で改修した機体をカリフォルニア州の Edwards AFB にある AFFTC (U.S. Air Force Flight Test Center) に送り込んで飛ばしている。また、Code Complete 1 ソフトウェアを組み込んだ AMP 改修 2 号機も 2007/9/25 に AFFTC で進空した。こちらは完全に機能する FMS (Flight Management System) を備えており、これによって航法士は不要となった。FMS は、速度・高度・ウェイポイントへの到着予定時刻と残燃料といった具合に多様な情報を扱うが、さらに軍用の FMS ということで、空中投下や離着陸関連データも扱うようになっている。この Core Complete 1 ソフトウェアは、C-130 AMP で計画している 3 段階のソフトウェアビルドのうち、二番目にあたるもの。来年初頭には Core Complete 2.2 をリリースする予定で、これは 11 月から改修を予定しているウェストヴァージニア ANG の C-130H-3 に導入する。(Boeing)
ドイツ軍が導入を進めている合成開口レーダー偵察衛星・SAR-Lupe の 3 号機が、ロシアの Plesetsk から Cosmos-3M ブースターを使って成功裏に打ち上げられた。衛星の製造元は Thales Alenia Space 社で、解像度 1m 未満の X バンド・合成開口レーダー (SAR : Synthetic Aperture Radar) 機能を実現する Sensor Electronic unit を備える。衛星は重量 720kg と小型で、高度 500km の 準天頂軌道 (quasi polar orbital)×3 ヶ所に合計 5 基を配備する。予定寿命は 10 年間。OHB-System AG 率いるヨーロッパ企業 13 社が 2001 年に打ち上げ業務を受注、1 号機は 2006/12/19、2 号機は 2007/7/3 に打ち上げられた。この後も 4-6 ヶ月ごとに打ち上げを行い、2008 年に全機を揃える。地上管制ステーションは SAR-Lupe とフランスの Helios II に対応しており、両国は互いに衛星画像のやりとりが可能。(Thales Alenia Space)
オランダは、同国の技術部門・TNO が開発した RPG 対策ネットを、アフガニスタンの Uruzgan 省に展開している同国陸軍部隊に配備する。別名を "grenade strangler" といい、大使館のような施設や、軍用車輌の防護用とする予定。普通、成形炸薬弾は弾頭が炸裂すると液化した銅の噴流を装甲板にぶつけるようになっており、50cm の装甲板を貫通できるが、このネットは突破しようとする成形炸薬弾頭の尖端部にダメージを与えて、正常な動作を妨げる働きをする。オランダでは「イギリス・アメリカ・イスラエルでも同種製品を開発しているが、まだモノにしていない」と自慢している。TNO はこのネットで特許を申請済み。ただし、成形炸薬が機能しなくても炸薬の爆発に伴う被害は考えられるので、然るべき防護措置は必要とのこと。(Netherlands Info Services)
米 Bell Helicopter 社は、同社が開発中の米陸軍向け ARH (Armed Reconnaissance Helicopter) が試験飛行で累計 1,000 飛行時間を達成したと発表した。飛行試験開始から 15 ヶ月と経たないうちの出来事。同機は現在、アリゾナ州の Yuma Proving Ground で実施する LUT (Limited Users Test) に備えた準備を進めているところで、飛行試験ごとに飛行領域を拡大して、試験項目を消化している。陸軍側では、LUT を担当する搭乗員と地上要員の養成を済ませており、11 月から LUT を開始する予定。LUT では、ARH のセンサーとなる FLIR Systems International 社製の TASS (Target Acquisition Sensor System)、Rockwell Collins 社製の CAAS (Common Avionics Architecture System)、Honeywell 社製の HTS-900-2 エンジンなどをテストする。OH-58D の代替機として 512 機の調達を計画中。(Bell Helicopter)
BAE Systems 社と米陸軍の RRAD (Red River Army Depot) は 10/9 に、AUSA 年次総会の席で MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の量産サポートに関する MoI (Memorandum of Intent) に調印した。MRAP の量産とその後のサポート業務を、両者がパートナーシップを構成して PPP (Public Private Partnership) の枠組みに則って進めるという内容。BAE Systems 社は、MRAP Categoty I×1,462 両、Category II×1,176 両を受注している。(BAE Systems)
デンマーク海軍の哨戒艦、FSS (Flexible Support Ship) こと HDMS Absalon に装備した Thales Nederland 社製の SMART-S Mk.2 対空監視レーダーが、8/21-8/30 にかけて Kattegat や Bornholm 近隣で SAT (Sea Acceptance Test) を実施して、要求通りの性能を実証した。指揮管制システムには、他社製品の CFlex Command and Control System を使用している。水上目標の探知能力テストには Landing Craft Personnel や高速哨戒艇、対空目標の探知能力テストには Lear Jet 機、高速対空目標の探知能力テストには高 G 飛行を行う F-16、ヘリコプターの探知能力検証にはイギリス軍とデンマーク軍の Lynx を使用した。F-16 は高度 100ft を飛行しながら低空・高速目標の探知試験標的も務めている。そのほか、最小探知距離の試験に三菱 MU-2 を使用した。自発的に試験に参加した面々として、ポーランド海軍の潜水艦、ドイツ空軍の Tornado 戦闘機、デンマーク軍の UAV、ノルウェー海軍の FAC (Fast Attack Craft) がいる。試験した動作モードは、長距離と短距離の対空監視モード、高更新頻度モード、自衛モードなど。なお、今回の試験に使用したのは 1 号基で。2 号基は Hengelo で整備訓練に供しており、2007 年末にデリバリーして HDMS Esbern Snare に搭載、2008 年 1 月に SAT を実施する予定となっている。SMART-S Mk.2 は E/F バンドの対空 3 次元レーダーで、中・長距離をカバーする VSR (Volume Search Radar) に分類される。また、沿岸戦での利用に最適化した設計となっており、小型艇から大型艦まで探知可能。ESSM (Evolved SeaSparrow Missile) を使った対空戦や対水上戦にも適合する。レンジは 250km。対水上監視やヘリコプターの誘導にも利用可能。累計受注実績は 9 基。(Thales Nederland)
米 Boeing 社が米海軍・米海兵隊に納入している F/A-18 Hornet のアップグレード改修機が、累計納入 500 機を達成した。Northrop Grumman 社が 1999 年 9 月以来、新型アビオニクスやその他の新技術導入、機体構造の強化、クラックや腐食の検査と修復を行っているもの。作業場所は、元の NAS Cecil Field。この改修により、機体の寿命は 6,000 飛行時間から 10,000 飛行時間に伸びる。また、ディスプレイの性能強化、GPS レシーバーの搭載、JHMCS (Joint Helmet Mounted Cueing System) の搭載、新型無線機の搭載も実施する。2008 年 1 月からは、1986 年の機種転換からずっと F/A-18A/B を使い続けている Blue Angels にデリバリーする F/A-18C/D の改修も予定している。(Boeing)
蘭 Stork Aerospace 社傘下の Fokker Elmo 社と土 ESBAS (Aegean Free Zone Development & Operating Company) は、トルコの Izmir にある Aegean Free Zone に、航空機やエンジンの配線システムを製造する工場を開設する件で合意した。Fokker Elmo 社のカスタマーである、Boeing 社、EADS/Airbus 社、Lockheed Martin 社などに納入する製品を担当する。2008 年の第三四半期にフル稼働となる予定。(Stork Aerospace)
今日の米軍調達 (Contracts 2007/11/2)
Generam Dynamics Electric Boat Corp. (Groton, CT) は米海軍から、Virginia 級 SSN に関するエンジニアリング業務のオプション契約分を、$148,030,232 で受注した。主導造船所として、同級の維持管理やアップグレードに関連する設計業務、建造中、あるいは PSA (Post Shakedown Availability) 段階で実施する新技術導入などを担当する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-05-C-2103)
General Dynamics Advanced Information Systems (Fairfax, VA) と DRS C3 Systems, LLC (Gaithersburg, MD) は米海軍から、CEDS (Common Enterprise Display System) ディスプレイ・コンソールの開発・承認試験・製造・サポートを行うフェーズ II 契約を、それぞれ $83,000,000 と $62,627,233 (いずれも上限価格) で受注した。CEDS は、DDG-1000 Zumwalt 級とイージス艦のアップグレードで使用する汎用ディスプレイ・コンソール。その他の水上戦闘艦や潜水艦、航空機にも導入して、Platform Open Architecture Computing Environment の下で統一したマン・マシン・インターフェイスを実現する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-07-D-5222, N00024-07-D-5223) [AN/UYQ-70 の後継機 ?]
Stewart & Stevenson Tactical Vehicle (Armor Holdings 社傘下, Sealy, TX) は米海軍から、アメリカ国外 (OCONUS) における Field Service Representative の派遣・38 件に関する修正契約を $14,250,000 で受注した。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5030)
Sikorsky Aircraft Corp. (Stratford, CT) は米陸軍から、UH-60L Blackhawk 関連の訓練、スペアパーツ、マニュアル・文書類、兵站支援、納入支援、保証業務に関する修正契約を $91,119,231 で受注した。AMCOM (U.S. Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (DAAH23-02-C-0006)
Odebrecht Construction Inc. (New Orleans, LA) は米陸軍から、ルイジアナ州 New Orleans で実施するハリケーン対策工事を $41,823,140 で受注した。U.S. Army Corps of Engineers, New Orleans, LA (W912P8-08-C-0007)
Northrop Grumman Systems Corp. (Sierra Vista, AZ) は米陸軍から、RQ-5 Hunter UAV の展開・運用に必要な同機固有の機材を対象とする CLS (Contractor Logistics Support) 業務について、$14,672,162 の増額契約を受注した。原契約は $50,193,040。AMCOM (U.S. Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0025)
Sprung Inc. (West Jordan, UT) は米陸軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 計画のサポートに必要な構造物 (sprung structure) を $8,571,569 で受注した。イラクで使用する。Joint Contracting Command-Iraq/Afghanistan, Baghdad, Iraq (W91GDW-08-M-0003)
Hensel Phelps Construction Co. (Chantilly, VA) は米陸軍から、ヴァージニア州の Fort Lee に訓練施設を建設する作業、$6,340,350 分の delivery order を受領した。原契約は $46,807,000。装備品の整備訓練に使用する、教室、管理部門、オペレーション施設、研究施設、倉庫、準備室などを建設する。U.S. Army Engineer District, Norfolk, VA (W91236-08-D-0012)
Lockheed Martin Corp. (New Orleans, LA) は米空軍から、FAST (Fully Reusable Access to Space Technology) ORS (Operationally Responsive Space) で使用するエアフレームと SHM Ground Experiment を、$14,103,419 で受注した。ORS とは迅速な衛星打ち上げを可能にするシステムで、再利用可能なブースターを使用してコスト低減を図る。現在は静止衛星の重量 1lb あたり $10,000 かかっているが、もっと安くする。実現に際して、既存の TPS (Thermal Protection System)、AG&C (Adaptive Guidance and Control)、動作状況管理などのサブシステム、地上試験で得られている成果物、X-flight 計画の概念設計で得られた成果物を活用する。AFRL/PKDB, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-7802/Task order 0001)
McDonnell Douglas Corp. (Long Beach, CA) は米空軍から、オーストラリア空軍 (RAAF : Royal Australian Air Force) の C-17A を対象とする GSP (Globemaster III Sustainment Partnership) に関する修正契約を $12,325,000 で受注した。FMS 案件で FY2008 分。MSW/C17SG/PKS, Wright-Patterson AFB, OH (FA8614-04-C-2004/P00211)
二度あることは三度… ? (DoD 2007/11/1)
Donald C. Winter 海軍長官と Gary Roughead 海軍作戦総長は、General Dynamics 社に発注していた LCS-4 の建造中止を発表した。LCS-3 の場合と同様、米海軍と GD 社は LCS-4 についても固定価格契約への変更について協議してきたが、折り合いがつかなかったため。ただし、LCS 計画そのものを反故にするわけではなくて、コミットメントは継続するとしている。
今日の米軍調達 (Contracts 2007/11/1)
Force Protection Industries, Inc. (Ladson, SC) は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) Vehicles University、訓練用新機材、兵站支援業務、米国外 (OCONUS : Outside of the CONtinental United States) でのフィールド・サービス担当者派遣に関する修正契約を、$91,795,295 で受注した。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5031)
ITT Corp. (Fort Wayne, IN) は米陸軍から、イラク陸軍向けの戦術無線機を $79,535,831 で受注した。CECOM (U.S. Army Communications-Electronics Command,) Fort Monmouth, NJ (W15P7T-08-C-D201)
AAI Corp. (Hunt Valley, MD) は米陸軍から、RQ-7 Shadow UAV の全規模量産分 (FRP : Full-Rate Production) を $75,160,218 で受注した。AMCOM (U.S. Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0023)
AAI Corp. (Hunt Valley, MD) は米陸軍から、RQ-7 Shadow UAV の Special Unit Training を $25,903,138 で受注した。OIF/OEF (Operations Iraqi Freedom/Operation Enduring Freedom) 向け。AMCOM (U.S. Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0016)
Talbert Manufacturing (Rensselaer, IN) は米陸軍から、M872A4 セミトレーラーと支援車輌キット、$26,501,004 分の delivery order を受領した。原契約は $106,537,692。TACOM (U.S. Army Tank-Automotive and Armaments Command), Warren, MI (DAAE07-03-D-S067)
Northeast Maryland Waste Disposal Authority (Baltimore, MD) は米陸軍から、Harford Waste-to-Energy 施設から APG (Aberdeen Proving Ground) への蒸気供給業務に関する、$5,733,857 の増額契約を受注した。原契約は $106,921,191。U.S. Army Contracting Agency, Aberdeen Proving Ground, MD (DAAD05-85-C-9060)
Walton Construction Company LLC (Kansas City, MO) は米陸軍から、カンザス州 Fort Riley で兵舎をレイアウトするための、設計、人員、機材、資材、施設について、$5,524,378 分の delivery order を受領した。原契約は $13,196,431。U.S. Army Corps of Engineers, Kansas City, MO (W912DQ-07-D-0026)
Boeing Company (Seal Beach, CA) は米空軍から、GPS (Global Positioning Satellite) ブロック III フェーズ A のサブシステムリスク低減業務契約に関する修正契約を $24,500,000 で受注した。Space and Missile Systems/GPSW, Los Angeles AFB, CA (FA8807-04-C-0002/P00034)
Lockheed Martin Integrated Systems and Solutions (King of Prussia, PA) は米空軍から、GPS (Global Positioning Satellite) ブロック III フェーズ A のサブシステムリスク低減業務契約に関する修正契約を $21,000,000 で受注した。Space and Missile Systems/GPSW, Los Angeles AFB, CA (FA8807-04-C-0001/P00039)
McDonnell Douglas Corp.(St. Louis MO) は米空軍から、T-38C Taron を対象とする AUP (Avionics Upgrade Program) の FY2008 分に関する CLS (Contractor Logistics Support) 業務契約を、$12,753,000 で受注した。Columbus AFB、Edwards AFB、Laughlin AFB、Randolph AFB、Sheppard AFB、Vance AFB、Patuxent Air Force Base, Naval Station (訳注 : NAS Patuxent River ?) で実施する。663 AESS/PK, Wright-Patterson AFB, OH (F41608-96-D-0700/Delivery Order 0100)
Integral Systems, Incorporated (Lanham, MD) は米空軍から、Fixed GLS (Geolocation System) のインテグレーションに関する修正契約を $7,821,841 で受注した。RAIDRS (Rapid Attack Identification, Detection, and Reporting System) ブロック 10 システム計画の 2 年目分。USAF HQ Space and Missile Systems Center/SYSW/PK, Los Angeles AFB, CA (FA8819-05-C-0018; P00044)
Pepco Energy Services, Inc. (Arlington, VA) は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍向けの電力供給業務を $19,739,821.12 (上限価格) で受注した。Fort Monmouth、Picatinny Arsenal、McGuire AFB、Pittsburgh ARB (Air Reserve Base) が対象。DESC (Defense Energy Supply Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-05-G-8029)
Lockheed Martin Aeronautics Global Sustainment (Greenville, SC) は米国防兵站局 (DLA) から、380 NSN (訳注 : National Stock Number ?) のサポートを $7,413,442.73 (上限価格) で受注した。陸海空軍向け。Defense Supply Center Richmond, Richmond, VA (SPM400-02-D-9411)
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoD 2007/11/7)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 636 名の減。現在の動員内訳は、陸軍 72,642 名、海軍 5,895 名、空軍 7,113 名、海兵隊 7,265 名、沿岸警備隊 347 名。
"525th" の復活 (AFNews 2007/11/1)
アラスカ・Elmendorf AFB の 3rd WG 麾下に、10/29 に 2 個目の F-22A 飛行隊・525th FS が発足した。飛行隊長は Chuck Corcoran 中佐。まずパイロット 5 名と支援要員 4 名でスタートする。
もともと 309th BS (Light) として 1942 年に発足した飛行隊で、1943 年 8 月に 525th FBS に改称、525th FS (1944-1950)、525th FBS (1950-1954)、525th FIS (1954-1969)、525th TFS (1969-1992) と変遷、ドイツ・Bitburg AB でいったん解隊となっていたもの。
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戦争・紛争
今日のイラク (AFPS 2007/11/7)
MNF-I (Multinational Force Iraq) の広報担当官、Gregory J. Smith 海軍少将によると、4 月の米軍増派以降、IED・迫撃砲・ロケットによる攻撃の件数は半減したとのこと。一方で、武器集積所の発見件数は大幅に増えている。たとえば Anbar 省の場合、発見した武器集積所の数は 2,525 件、これは昨年と比較すると 2 倍以上にあたる数字。これが Diyala 省になると、昨年の 165 件から 529 件に増えている。その一因として「地元住民との信頼関係醸成」「イラク軍の能力向上」が挙げられている。
ただし最近になって、通常の IED よりも強力な EFP を発見する事例が増えているとのこと。先日に Sada という村落で発見した武器集積所には、完成品の EFP 120 発、材料となる銅のディスク 150 枚、C4 爆薬 600lb、迫撃砲弾 100 発、107mm ロケット 30 発があったとのこと。先週に Husseiniyah で、地元住民からの通報によって発見した武器集積所では、完成品の EFP 10 発があり、その中には過去最大となる 12in サイズのものもあった。また、銅板 90 枚、C4 爆薬 200lb、TNT 火薬なども発見している。
聯合軍が Baghdad の Abu Ghraib 西方で、外国人テロリストに関する情報を持っているとみられる人物をターゲットとする作戦を実施。Kirkuk にいるテロ組織の首領とつながりがある人物とのこと。ターゲットに加えて、指示に従おうとしないで戦闘の構えを見せた武装テロリスト 2 名を拘束。
Mosul では、聯合軍がアルカイダの活動家 1 名を拘束。Baghdad で自動車爆弾攻撃を加えていた組織の首領とみられる。このほか、Tigris River Valley 界隈でも 6 名を拘束しているが、こちらは外国人テロリストの手引き・武器の密輸・メディア対応を行っている幹部とのつながりがあるとみられる。MNF-I の説明では、イラクで行われている自爆テロの 90% が外国人テロリストによるものとのこと。
Samarra 南方では 11/3-5 にかけて実施した作戦で、逃走しようとして車輌ごと航空攻撃を受けた等の理由により敵 3 名が死亡、小規模な武器集積所や監禁施設を発見。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 騎兵師団・第 2 旅団・第 2 ストライカー騎兵聯隊・第 4 大隊と米陸軍・第 18 憲兵旅団の兵士が、Baghdad にある警察本部近くのサッカー場で武器集積所を発見。120mm 迫撃砲弾 10 発、60mm 迫撃砲弾 13 発、手榴弾、7.62mm×39 弾 600 発、C4 爆薬 45 個、RPG、銃弾 4,000 発、82mm 迫撃砲弾 10 発、狙撃銃 2 挺といった内訳。
イラク陸軍・第 6 師団が Mansour で 4 日、アルカイダ関連組織の過激派 7 名を拘束。当地で誘拐・殺人・自動車爆弾攻撃などをはたらいている組織の首領をターゲットとする作戦を実施したもので、民間人の 3 人家族や建設作業員 8 名の殺害を命じたとされる。また、市議会議長の殺害や検問所への自動車爆弾攻撃にも関与した模様。これ以外にも、もう 8 名を拘束。
今日のイラク (AFPS 2007/11/6)
聯合軍が Kirkuk 南方の Tuz で、IED 攻撃を行っているテロ組織をターゲットとする作戦を実施。7 月に 70 名以上の死者と 130 名以上の負傷者を出した、Kirkuk の爆弾事件にも関与していた容疑がある。現場に到着したところ、敵 3 名が南方に逃走しようとしていたので追跡。さらに 4 人目が出てきて交戦体制をとったために射殺。件の 3 名はトンネルに逃げ込んだため、航空攻撃を養成、トンネルごと破壊した。この後で、ターゲットとなった建物にいる敵に対して、手に持っている不審なものを降ろすよう指示したが応じず、結果として射殺。もう一人、女装した敵がいたが、これは拘束された。
Samarra では、以前に実施した作戦で得られた情報に基づき、メディア対応を行っているアルカイダ関係者をターゲットとする作戦を実施。現場で敵 4 名に対して降伏を呼びかけたところ、そのうち武装している 3 名が指示を聞かずに近くの椰子林に逃げ込もうとしたため、敵対活動とみなして交戦、射殺。現場にいた 2 名 (元イラク軍) は、件の 3 名が近隣でテロ行為をはたらいていたのを認めた。現場周辺の捜索で武器・弾薬を発見したほか、2 名を拘束。
Mosul では、外国人テロ組織の関係者とされるお尋ね者 1 名を拘束。外国人テロ組織に関する情報も持っている模様。このほか、さらに 2 名を拘束。Ramadi でも同様の容疑で 1 名を拘束。機関銃 1 挺と複数の ID カードを現場で発見。このほかに 2 名を拘束。
Multinational Division Baghdad 麾下、迫撃砲攻撃が発生したのを受けて出動した米陸軍・第 28 歩兵聯隊・第 1 大隊・B 中隊の兵士が Baghdad の Rashid 地区西部で、120mm 迫撃砲弾 5 発を発見、現場周辺の捜索で 1 名を拘束。
イラク陸軍・第 1 師団と米陸軍・第 3 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チームが 4 日、"Operation Fahwat al Asad II" を発動。Thar Thar 地区で陸と空から武装勢力の捜索を行い、アルカイダ関連組織の活動を潰すのが目的。作戦の初期段階で、自動車爆弾製造施設 2 ヶ所と多数の武器集積所を発見、30 名ほどを拘束。
Baghdad 南部で 3 日、武器集積所 3 ヶ所を発見。うち 2 ヶ所は地元住民による発見。Hawr Rajab では地元住民が 57mm 対空砲弾 4 発を発見して、米陸軍に届けた。同じ Hawr Rajab の別の場所では、米陸軍・第 40 騎兵聯隊・第 1 大隊の兵士が 82mm 迫撃砲弾 6 発を発見。Arab Jabour では、米陸軍・第 3 歩兵師団の兵士が 155mm 砲弾、擲弾、RPG 用の発射薬を発見。
今日のアフガニスタン (DoD & AFPS 2007/11/5)
アフガニスタン軍と聯合軍は 4 日、Ghazni 省で外国人テロ離組織やタリバンの人員募集組織をターゲットとする作戦を実施、6 名を拘束。その際の交戦で敵 2 名が死亡。まず、最初にターゲットとなった建物の捜索で 3 名を拘束。別の現場に移動して捜索を実施した際に、建物のひとつから撃ってきた敵がいて、反撃した際に 2 名が死亡。さらに 2 名を拘束。また、負傷した敵 1 名を発見して拘束するとともに、治療を施した。
今日のイラク (DoD & AFPS 2007/11/5)
米国防総省は、第 10 山岳師団 (Fort Drum, NY) 司令部と人員 1,000 名が 2008 年春から、OIF (Operation Iraqi Freedom) への派遣を開始すると発表した。指揮・統制・ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) 関連任務を担当する。同師団は今年の 2-3 月にかけてイラクから帰国した後、新人を受け入れて訓練を進めてきていた。現在、師団司令部としては第 1 機甲師団、第 3 歩兵師団 (2007/4〜)、第 1 騎兵師団 (2006/11〜) が展開しており、12 月から第 4 歩兵師団司令部が展開する予定。
イラク軍と聯合軍はイラク北部で、"Operation Iron Hammer" を発動。米陸軍の 3 個旅団戦闘チームとイラク陸軍の 3 個師団が参加、イラク北部においてアルカイダに過去の成功を繰り返させないことを狙う。初期段階の作戦で敵 30 名を拘束、5 名が死亡。
4 日に Baqouba 北西でアルカイダ関連組織の掃討作戦を実施、敵 2 名を拘束、3 名が死亡。うち 1 名は自爆ベストを身につけていた。現場では擲弾、小火器、弾薬多数を発見。Tarmiyah や Kirkuk でもアルカイダ関連組織の掃討作戦を行い、前者では敵 2 名が死亡、後者ではアルカイダ関係者 1 名を拘束。Tikrit でもアルカイダ関係者 2 名とその他 6 名を拘束。
Mosul では聯合軍が 10 名を拘束。Tarmiyah 西方ではアルカイダ関係者 2 名を拘束。Ramadi では警察と聯合軍が、爆弾攻撃を行っていた過激派 1 名とその他 2 名を拘束。
3 日、イラク軍が Kubaysah や Taji 近郊で合計 22 名の過激派を拘束。Baghdad 東方の Zafaraniya では 6 名を拘束、武器集積所 2 ヶ所を発見。後者の内訳は、狙撃銃と銃弾 200 発、RPG 発射器と RPG 2 発、手榴弾 19 発、AK-47、100 発分の弾帯 3 本、ID カード 7 枚、携帯無線機 2 台と充電器、イラク陸軍の軍服。Kirkuk の Rashad 地区でも、イラク軍が 3 名を拘束、武器集積所 1 ヶ所を発見。後者の内容は AK-47 自動小銃、拳銃、IED 製造材料。
2 日、Baghdad の Arab Jabour 界隈で米軍が武器集積所 2 ヶ所を発見。1 ヶ所目には 82mm 迫撃砲弾 50 発、4lb の自家製爆薬、対空砲弾 400 発。2 ヶ所目には対人地雷 10 発、爆薬 8lb、RPG 発射器 3 基。Suwayrah では、イラク軍が 81 名を拘束、武器集積所を発見。後者の内訳は、152mm 砲弾 10 発、対戦車砲弾 10 発、炸薬 15kg、RPG 25 発、無反動の砲弾 61 発。イラク軍に負傷者 3 名。
Samarra 西方では、アルカイダ関連組織や外国人テロ離組織の掃討を行っていた聯合軍部隊が、テロリストの監禁施設と武器集積所を発見。
後者の内容は、対空砲、AK-47 自動小銃 12 挺、迫撃砲 18 門と迫撃砲弾 37 発、RPG 4 発、RPG 用の 信管 96 個と発射器 8 基、プロパンガスタンクなど。
今日のイラク (AFPS 2007/11/4)
Multinational Force Iraq's Air Component Coordination Element を指揮する David M. Edgington 米空軍少将によると、空軍は毎日平均 3,500 名 (10 月には 5,500 名) の人員、貨物の輸送を行っているほか、負傷者後送、UAV による ISR ミッションなどを実施しており、イラクとアフガニスタンを合わせると毎日 350 万ガロンの燃料を使っているとのこと。現地からの要請を受けて、Predator UAV の戦力を増強している。
Baghdad の Adhamiyah にある Abu Hanifa Mosque で、イラク陸軍・第 11 師団が立入調査を実施して、テロリスト 12 名を拘束。モスクを拠点にしてテロ行為をはたらいていた容疑。IED 攻撃、民間人に対する誘拐・殺人、イラク軍・聯合軍に対する攻撃を実施していたとされる。また、アルカイダ関連組織とのつながりもあった模様。地元住民からの通報を受けて出動したイラク軍が、許可を得てモスクに踏み込んだ次第。その際に建物内部から撃ってきたが、反撃して制圧、敵 1 名が負傷。この際、米陸軍・第 82 空挺師団・第 7 騎兵聯隊・第 3 大隊が周辺封鎖を担当したが、こちらも小火器や擲弾による攻撃を受けた。死傷者は出ていない。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 歩兵師団・第 77 機甲聯隊・第 1 大隊・A 中隊の兵士が、Baghdad の Rashid 地区で活動している過激派のナンバーツーなど 5 名を拘束。まず民家 2 棟を捜索して、隠れていたテロリスト 2 名を拘束。武器密輸、聯合軍や聯合軍で働いている通訳への攻撃をはたらいていた容疑。さらに同師団の第 4 旅団戦闘チーム・第 12 歩兵聯隊・第 2 大隊・C 中隊の兵士が、IED 攻撃の容疑で 1 名を拘束、さらに小火器・IED 攻撃の容疑で 1 名、Doura 地区にある民家でも IED 攻撃容疑で 1 名を拘束。
今日のアフガニスタン (AFPS 2007/11/2)
Zabul 省でアフガニスタン陸軍・第 205 兵団・第 2 旅団が、聯合軍の顧問から助言を受けながらタリバンを掃討した。舞台となったのは、Kabul と Kandahar を結ぶ幹線道路・ハイウェイ 1 号線。敵が中隊規模の部隊で待ち伏せ攻撃を仕掛けてきたのに対して、アフガニスタン軍と聯合軍が反撃、敵は IED の設置や民間人への攻撃を仕掛けてきて、さらに聯合軍の FOB (Forward Operating Base) Baylough (Deh Chopan 地区) への攻撃も計画していたとされる。
それに対してアフガニスタン軍は一週間がかりの戦闘を展開。FOB に接近してきた敵 100 名ほどを複雑な地形の場所に追い込んで退路を塞いだところで米軍の UAV が敵の所在を確認して F-15E による爆撃を要請、2 機が飛来して攻撃した。また、米軍とルーマニア軍、警察、特殊作戦部隊、民事・医療チームがこの作戦を支援した。Zabul 省でこの手の掃討作戦が行われたのは、ここ数ヶ月で二度目。
このほか、アフガニスタン軍では武装勢力や武器の存在がないかどうかを調べるため、村落の捜索任務を実施している。
今日のイラク (AFPS 2007/11/2)
在イラク聯合軍・Multinational Force West の担任区域がイラク側の担当に移管されて、交代のセレモニーが Ramadi の Camp Blue Diamond で開かれた。イラク陸軍・第 7 師団が任務を引き継ぎ、Euphrates River Valley 西方に 3 個旅団・9,000 名を展開する。
Baghdad 南東・Salman Pak で、聯合軍は Arab Jabour 一帯で活動しているアルカイダ関連組織の幹部をターゲットとする作戦を実施。外国人テロリストの手引きをしている容疑で、その際に武装した敵との撃ち合いが発生、交戦するとともに航空支援を要請したところ、攻撃を受けた建物のひとつで二次爆発が発生。爆発物を保管していた模様。その後の撃ち合いで複数の敵が死亡、制圧後の捜索で 10 名の遺体を発見。うち 2 名は自爆ベストを身につけていた。また、自爆ベスト 7 着、重機関銃、対空砲を発見。建物は破壊した。
Shaqat 近くでは、聯合軍がお尋ね者 1 名とその他 1 名を拘束。前者は、アルカイダ関連組織幹部・Abu Ayyub al Masri からの連絡を担当している、細胞組織の首領とみられる。
Kirkuk では、アルカイダ関連の自爆テロ組織に対する作戦を実施して、容疑者 1 名を拘束。ターゲットとなった人物は、民間人をターゲットとする自動車爆弾攻撃の計画・実行を指揮していたとされるほか、外国人テロリストの手引きにも関わっていたとみられる。
Baghdad 南方では、米陸軍・第 3 歩兵師団・第 3 戦闘航空旅団・第 3 航空聯隊・第 1 大隊所属の AH-64 Apache 攻撃ヘリが、武装勢力 2 名が対空砲を隠蔽した現場から歩いてくるのを発見、対空砲を AGM-114 Hellfire ミサイルで潰した。
今日のアフガニスタン (AFPS 2007/11/1)
米陸軍の ER/MP (Extended Range/Multi Purpose) こと Sky Warrior UAV が、OEF (Operation Enduing Freedom) の戦列に加わった。第 82 戦闘航空旅団が運用する。すでにイラクでは運用実績があり、3 年と経たないうちに戦闘任務での飛行時間累計が 10,000 時間に達している。
10/28 に Khowst 省・パキスタンとの国境近く、Spira 地区の検問所近くで敵 12 名が待ち伏せ攻撃を仕掛けてきて戦闘になった際の交戦で死亡した敵の身元が、幹部要員の Malawi Abdul Manan と判明した。Manan は多数の武装勢力を配下に置いていたほか、武装勢力や武器をパキスタン側から流入させる行為に関与していた。もともと Kandahar 省で活動していたが、後で Paktika 省の Haqqani における幹部となった。5 月に聯合軍との交戦で死亡した タリバン幹部、Mullah Dadullah Lang 並みの権限や影響力があったとされる。
Nangarhar 省の Bati Kot 地区、Amber Khaneh で、アフガニスタン軍と聯合軍が敵の拠点を襲撃、その際の交戦で敵 1 名が死亡した。降伏するよう呼びかけたが相手が応じず、バリケードに陣取って撃ち合いになったもの。制圧後の捜索で 3 名を拘束、さらにアフガニスタン軍兵士の家族が囚われていたのが判明。現場では子供 2 名の遺体を発見、女性 1 名と子供 1 名が負傷した状態で発見された。現場は IED 攻撃や自爆攻撃の拠点になっていた模様。
Oruzgan 省の Tarin Kowt 地区で、アフガニスタン軍と聯合軍がタリバンと交戦。検問所を防備するための偵察パトロールを行っていた際に、タリバンが迫撃砲を据え付けている現場を発見して交戦、複数の敵が死亡したが、生き残りは逃走した。
今日のイラク (AFPS 2007/11/1)
Baghdad の Mansour 地区・Ameriya で、米陸軍・第 1 騎兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 5 騎兵聯隊 (1-5 Cav)、イラク陸軍・第 6 師団・第 1 旅団、それと地元の希望者で編成したチーム・FAR (Forsan Al Rafadeen/knights of the river) によるサッカー試合が開催された。1-5 Cav は、イラク陸軍チームに 2-1、FAR に 5-1 で負けて、FAR はイラク陸軍チームに 2-0 で勝った。
Mosul で聯合軍の監視チームが、お尋ね者を発見して部隊を誘導、妻ともども拘束に成功した。アルカイダと関係がある人物で、イラク国外にいる幹部やイラク国内にいるテロ組織首領と連携して、外国人テロリストの手引きを行っていたとされる。手引きしたテロリストのうち 1 名が、10/26 に Bayji で捕まっている。Ramadi でも同様に、外国人テロリストの手引きをしていた容疑で 1 名を、さらにその他 5 名を拘束している。
Tikrit では、アルカイダ関連組織の首領をターゲットとする作戦を実施。これも外国人テロリストの手引きをしていた容疑で、最近になってイラクに入り込んだ他の関係者と連携していたとされる。それ以外に、もう 2 名を拘束。
29 日に Iskandariyah で警察が墓地を捜索した際に、イラン製迫撃砲弾 26 発などを発見。翌日に、North Babil にいる米陸軍・第 25 歩兵師団に引き渡した。EFP、照明弾、銅線、その他の IED 製造材料も見つかった由。
Maderiyah で 30 日、イラク軍と聯合軍が武装勢力の掃討を実施して 3 名を拘束。同日、Arab Jabour では米陸軍・第 3 歩兵師団の兵士が武器集積所を発見。内容は手榴弾 125 発、ライフル・グレネード 100 発など。Hawr Rajab でも地元住民からの通報により武器集積所を発見しているが、こちらの内容は 122mm 砲弾 2 発、自家製爆薬を入れた 122mm 砲弾、82mm 迫撃砲弾、RPG。
29 日、Balad Ruz 南方の Turki という村落で武器集積所を発見。RPG 20 発と発射機 5 基、60mm 迫撃砲弾 10 発、迫撃砲の床板、対人地雷 2 発、手榴弾 3 発、雷管 20 個、IED 製造材料各種。現場は、以前にも武器が見つかった場所だった。
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こぼれ話
機体更新 (AFMCNews 2007/11/1)
2008-2009 年から米空軍の Thunderbird Aerial Demonstration Team が使用する、F-16C/D-52 のデリバリーが始まった。Falcon STAR (Structural Augmentation Roadmap) 改修を施して、さらにスモーク発生装置を追加した機体を 11 機揃える。
ゾウも運ぶんだゾウ (AFNews 2007/11/1-2)
アラスカの動物園からカリフォルニアの動物園に移動することになったアフリカ象の Maggie (25 歳) を、空軍の C-17A が 11/1 に Elmendorf AFB から Travis AFB まで空輸した。作戦名称は "Operation Maggie Migration"。
Alaska Zoo と、引き取り手の PAWS (Performing Animal Welfare Society) が、民間機では適切な輸送手段がないという理由で空軍に空輸を要請したもの。かかった費用は $215,000 〜 $300,000 程度とみられる。

(Photo by US Air Force)
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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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