今週の軍事関連ニュース (2007/12/21)
 

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一般ニュース

試射成功 (MDA & Raytheon 2007/12/17, DID 2007/12/18, Lockheed Martin via Defense-Aerospace.com 2007/12/18)
防衛相・海上幕僚監部の河野克俊防衛部長と米ミサイル防衛局 (MDA) 長官の Henry "Trey" Obering III 世空軍中将は、海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」による弾道弾迎撃試験、JFTM-1 (Japan Flight Test Mission 1) の成功について発表した。
Kauai 島の PMRF (Pacific Missile Range Facility, Barking Sands, Kauai, HI) から 17 日の 12:05 (現地時間) に標的ミサイルを発射、その 3 分後に AWS (Aegis Weapon System) が SM-3 ブロック 1A を発射して、さらに 3 分後、太平洋上・高度 100 マイルの宇宙空間で要撃に成功、という内容。その際に、衛星からの追跡データ受信を実施した。
このとき、要撃プロセスの一部始終を米海軍のイージス巡洋艦、USS Lake Erie (CG-70) がイージス・システムでモニターしたほか、さらに PMRF に陣取った THAAD (Terminal High Altitude Area Defense) ミサイルの試験部隊とデータ交換を実施した由。
アメリカ以外のイージス艦として、あるいは日本の護衛艦として、弾道ミサイルの要撃に成功したのは初めての事例 (訳注 : ただし 11 月の要撃試験で、「こんごう」は LRS&T 担当として参加している)。イージス BMD の試射としては通算 14 回目、成功事例としては 12 回目。試験にかかった経費は、5,000 万ドルと報じられている。
Lockheed Martin 社によると、LRS &T (Long Range Search and Track) と要撃の両方に対応しているイージス BMD 対応艦は、現時点で米海軍に 10 隻、海上自衛隊に 1 隻、合計 11 隻あるとのこと (いずれは、米海軍はイージス駆逐艦×15 隻とイージス巡洋艦×3 隻まで増勢する。さらに海自が 4 隻)。さらに、LRS &T のみに対応した艦が米海軍に 7 隻ある。

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/12/19)
  • 米 Boeing 社は、イギリスに現地法人 Boeing Defence UK を設立、2008/1/1 から稼働を開始する。トップは Boeing Integrated Defense Systems Advanced Systems で事業開発担当副社長を務めていた、Mike Kurth 氏。これまでは個別案件ごとにバラバラに活動していたが、今後はすべて新会社を通じて担当する体制に一本化する。
  • BAE Systems 社は、コンポーネント・サプライヤーからシステム・インテグレーターへの転換を進めており、その一環としてアメリカにある監視・攻撃システム部門 (Surveillance and Attack Business) を、英 Cobham 社に 2 億 4,000 万ドルで売却する。2008 年の第一四半期に実現予定。新社名は Sensor and Antenna Systems, Lansdale Inc. (Lansdale, PA)、Cobham Defence Electronic Systems 社 microwave business 部門の下に入る。従業員 400 名、航空機搭載用の電子戦機器を手掛けており、年間売上 9,100 万ドル、年間利益 1,400 万ドル。Cobham 社は Meggitt 社から S-TEC 社を 11 月に買収しているほか、8 月には Patriot Antenna Systems 社を買収しているので、これで 3 件目。2005 年には REMEC Defense and Space 社を 2 億 5,000 万ドルで売却しているが、アメリカで実施したものとしてはそれに次ぐ、二番手の大型買収。
  • 仏 DCNS 社は 12/19 に、フランス海軍向けの新型 SSN・Barracuda の 1 番艦で使用する鋼材の切り出しを開始した。また、詳細設計も進めているところ。Barracuda は現用中の Rubis 級・Amethyste 級を代替する。
  • インドは Orissa 州 Chandipur-on-Sea の試験場で 12/19 に、Akash 短射程地対空ミサイルの試射を二度にわたって実施した。重量 1,540lb、射程 27km、弾頭重量 55kg。ミサイルの設計を細かく煮詰めるため、さらに試射を継続実施する模様。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/12/19)
  • George Bush 米大統領は、核兵器の削減案を承認した。2007 年末に発効する。Robert Gates 国防長官と Samuel Bodman エネルギー省長官の勧告を受けた措置で、統合参謀本部 (JCS : Joint Chiefs of Staff) や戦略軍 (USSTRATCOM) 司令官も支持している。アメリカが核兵器の削減に乗り出すのは 2004 年以来。今回の削減が実現すると、冷戦期と比較したときの弾頭数は 1/4 以下にまで減ることになる。もちろん、核兵器は抑止力として欠くべからざる存在だが、21 世紀における必要性に見合った水準にまで数を減らすものだと説明している。そして、核兵器に対する依存度を引き下げるとともに、核関連インフラの合理化・近代化を推進するとしている。(White House Press Office)
  • 2007/9/26 にアフガニスタンの Upper Gereshk Valley で、ISAF に参加しているデンマーク軍兵士 2 名 (Mikkel Keil Sorensen と Thorbjorn Ole Reese) が死亡、下士官 1 名が負傷する事件があったが、これは同士撃ちが原因であることが明らかにされた。一緒に戦闘に参加していたイギリス軍のミスで、デンマーク軍の兵士が陣取っているところを攻撃してしまったのだと、デンマーク側は発表している。その上で、さらなる調査はイギリス軍側の責任でなされるとしている。これに対してイギリス側は、兵士の死亡を悼むとともに、実際に何が起きたかを明らかにするための調査を行うと表明。(Danish Defence Forces, MoD UK)
  • 12/7 に、イラクに展開している米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲) "Rakkasans"・第 3 旅団戦闘チームが、HMMWV の代わりとして MRAP (Mine-Resistant Ambush-Protected)×18 両を受領した。第 187 歩兵聯隊・第 1 大隊や第 3 特殊大隊 (3rd Special Troops Battalion) の工兵中隊と司令部中隊、第 626 旅団支援大隊の整備中隊にも配備する。整備要員は 5 日間・40 日間の訓練課程を受講して、MRAP の整備、MRAP の能力やその限界について学ぶ。また、操縦手や車長もオンロード/オフロードの操縦訓練や障害物突破訓練などを実施する。(US Army)

FT 燃料は大陸を渡る (AFNews 2007/12/18)
米空軍が、B-52H に続いて FT (Fischer-Tropsch) 合成燃料の導入を進めている C-17A が、12/17 に通算 104 回目となる FT 燃料の試験飛行を実施した。今回のフライトは初めての大陸横断飛行で、McChord AFB (WA) から McGuire AFB (NJ) まで。従来と同様、FT 燃料と JP-8 燃料を 1:1 で混載している。
空軍では 2008 年 8 月に、C-17A についても FT 燃料の使用を承認する計画で、そのための試験を進めているところ。

今日の小ネタ (DefenseNews 2007/12/18)
  • ノルウェー国防省は独 Siemens 社に対して、今後の新規契約を停止する措置をとった。既存の契約についてはそのまま。理由は、経済関連犯罪を調べる Dalseide Commission and Okokrim からの報告で、Siemens Norway 社と SBS (Siemens Business Services) の両社が 1990 年代に不法な、あるいは怪しい手段を用いて軍の契約を獲得した、としたため。また、2000-2006 年にかけて総額 1,000 万ドルの過剰請求を行ったとして、160 万ドルの罰金を科したほか、軍の幹部士官に対して家族の旅行費用負担や贈与が Siemens 社からあったとして、AFC (Armed Forces Command) に対して捜査するよう指示。
  • Saab 社が売却を検討している Saab Space AB について、売却先として EADS 社が浮上。EADS 社の関係者が「Saab Space AB の買収に関心がある」と発言したため。
  • 過去にはトラブル続きでもめていた JTRS (Joint Tactical Radio System) だが、最近では問題を解決、8 億 5,360 万ドルの予算要求は満額が認められたほか、派生型のひとつである AMF (Airborne Maritime Fixed) は満額の予算を得て SDD フェーズに乗り出した。AMF は 2009-2010 年にコンペティションを実施、2010 年に EDM (Engineering Design Model) を送り出して、2012 年の製造開始を目指す。JTRS は現行の SINCGARS (Single Channel Ground-Air Radio System) や EPLRS (Enhanced Position Locating Reporting System) と互換性があり、かつ、高速なデータ通信を可能にする新規格の SRW (Soldier Radio Waveform) や WNW (Wideband Networking Waveform) にも対応するソフトウェア無線機。12/14 には、MIDS-JTRS (Multifunctional Information Distribution System - JTRS) と SINCGARS を相互接続して音声・データのやりとりをテストしている。
  • 仏下院財務委員会は 18 日、EADS 社株の取引に関する不正があったかどうかについて、追加の調査を行う件を否決した。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/12/18)
  • Forecast International はラテンアメリカ諸国の兵器調達に関する調査を行い、安定基調、かつ今後の成長を見込めるとした。2010 年の時点での国防支出を 379 億ドル、装備調達費に回るのはそのうち 20% の 76 億ドルと予測している。ただし、必要とあらば追加するだろうともいっている。ベネズエラは、石油価格の上昇による資金力とアメリカからの制裁により、当初の目論見以上にロシアから兵器を買いまくっている状況。とはいえ、Hugo Chavez 大統領が掲げる野心的な目標は実現不可能ではないか、とみる。そのベネズエラに対抗して、国防予算を五割増にしようとしているのがブラジル。特にブラジルは Amazon 川周辺における治安確保という課題を抱えており、そのための装備調達がある。また、アルゼンチンも経済状況の好転を受けて、戦力立て直しに取りかかったところ。必然的に装備調達も増える。そのアルゼンチンはロシアとの結びつきが強まっている状況。ボリビア、チリ、ペルーは、軍の装備近代化よりも再編成を優先している状況だが、それでも複数の装備調達案件がある。コロンビアは自国内で反政府組織との戦闘が続いている上に、隣国のベネズエラが軍備増強中だが、近年の装備調達でどこまで所要を満たせるかは不明。(Forecast International)
  • 米海軍航空システム軍団 (NAVAIR : Naval Air Systems Command) は、米海軍が保有する P-3C Orion×161 機のうち 39 機について、機体構造部の疲労問題が懸念されるとして飛行を停止するよう指示する、Air Frame Bulletin をリリースした。P-3C の疲労問題に関する解析・検証作業を行った末の結論。問題の場所は主翼の下部セクションで、分析と対策にかかる時間は 18-24 ヶ月と見込んでいる。(NAVAIR)
  • インドの A.K. Antony 国防相が 12/16-18 にかけてベトナムを訪問、両国間の軍事的関係強化について協議した。まず具体化した案件として、ベトナム海軍の Petya 型フリゲートを実働可能な体制に戻すための、スペアパーツ×5,000 点の供給がある。そのほか、ベトナムはインドに対して、造船所の要員 50 名を印 Mazagon Docks に送り込んで最新の建艦技術について学ばせたいと希望しているほか、平和維持活動に関する訓練の実施、軍事面の協力に関する MoU を実現するための合同作業部会設置、といった課題も取り上げられた。(Indian MoD)

今日の小ネタ
  • ロシアはイランに対して、Bushehr の原子炉で使用するための核燃料の供給を開始した。
  • インドが Eurocopter 社製ヘリコプター×197 機の商談を反故にして仕切り直しを決めた件について、親会社の EADS 社がインド政府に対して異議申立を実施。インド側はキャンセルの理由について明言していないが、Eurocopter 社が印 Global Vectra Helicorp を仲介役に使った件が、インド側の規制に反していた (介在者の存在を禁止している) 件が響いたとみられている。また、テスト用の機体としてベースモデルの民間型を持ち込んだ件を問題視する向きも。
  • 米陸軍の担当者が 17 日に語ったところでは、M4 カービンに対して強化型の銃身と改良型の弾倉を組み合わせる検討を進めている、とのこと。その理由は、Army Test and Evaluation Command (Aberdeen Proving Ground, MD) が "extreme dust test" と称して、11 月に Heckler & Koch の XM8と HK416、FN Herstal USA の SCAR (Special Operations Forces Combat Assault Rifle)、そして Colt Defense LLC の M4 を粉塵環境でテストした。それぞれ 10 挺ずつを用意して、潤滑油を多めに塗ったライフルをダスト・チェンバーに入れて 30 分間放置してから 120 発の射撃を実施、その後でクリーニングして同じサイクルを繰り返す。こうして 1 挺あたり 600 発、機種ごとの合計 6,000 発の実射を行ってみたら、XM8 が一等賞 (弾詰まり 127 件)、SCAR が二等賞 (同 226 件)、HK416 が三等賞 (同 233 件)、M4 がビリッケツ (同 882 件) になったから。それでも採点は 89 点で、性能的には満足している、しかしさらなる改良を進めなければならないというわけ。特に弾倉については、882 件の弾詰まりのうち 239 件がマガジンに起因していることから、改良が必要だと認識している。対策として、バネを強化した新型マガジンにすることになる模様で、2008 年春には実働可能にする考え。なお、M4 は M16 と同様にガス圧直接駆動方式だが、比較した他の 3 機種はいずれもピストン駆動方式。デルタ・フォースは 2004 年から M4 に代えて HK416 を導入しており、弾詰まりを激減させた実績がある。また、USSOCOM は M4 に代えて SCAR の導入を進めているところ。なお、M4 は以前に、潤滑油の塗り方に工夫する等の改良を行った上で粉塵試験を行い、弾詰まりを大幅に減らしたことがある。(以上、DefenseNews 2007/12/18)
  • DMSP (Defense Meteorological Satellite Program) Flight-18 衛星が、メーカーの Lockheed Martin Space Systems 社 (Sunnyvale, CA) から打ち上げ拠点の Vandenberg AFB に搬出された。輸送を担当したのは 60th AMW/21st AS (Travis AFB, CA) の C-17A で、Moffett Field から空輸した。(AFSPC 2007/12/17)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2007/12/19)
  • Marinette Marine Corp. (Marinette, WI) は米海軍から、Improved Navy Lighterage System のオプション契約分・3 セットを $65,340,717 で受注した。すでに Continuing Resolution Authority の下で、移動型徒橋 (causeway ferries)×2 隻を調達済みだが、さらに移動型徒橋×8 隻、曳船 (warping tugboat)×4 隻、RoRo 荷下ろし施設 (Roll-On/Roll-Off Discharge facility)×1、船艇×35 隻を追加調達する。オプション契約実現後の総額は $333,568,250。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Headquarters, Washington DC (N00025-03-C-0002)
  • Northrop Grumman Integrated Systems Corp. (Bethpage, NY) は米海軍から、E-2D Advanced Hawkeye の SDD (System Development and Demonstration) フェーズで必要となる、CEC (Cooperative Engagement Capability) の研究開発に関する修正契約を $22,429,683 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-03-C-0057)
  • Will-Burt Co. (Orrville, OH) は米海軍から、陸海空軍、海兵隊、特殊作戦部隊が使用する各種マストを $15,000,000 (ceiling) で受注した。民生品をそのまま、あるいは手直しして利用するもので、種類は油圧伸縮式、手動伸縮式、電動伸縮式など。ロック機能の有無によっても種類が分かれる。NSWC (Naval Surface Warfare Center) Crane Division, Crane, IN (N00164-08-D-6613)
  • BAE Systems Land & Armaments, LP. Ground Systems Division (York, PA) は米海軍から、ILS (Integrated Logistic Support) 業務に関する修正契約を $10,308,253 で受注した。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5025)
  • Dresser-Rand Co. (Wellsville, NY) は米海軍から、PLC (Programmable Logic Controller) を $9,082,611 で受注した。これは同社製の 5 ステージ HPAC (High Pressure Air Compressor) で使用するもの。HPAC 制御システムは、電気式コントローラー、機械式圧力スイッチ、電子式温度監視装置、除湿監視装置 (condensate drain monitor) で構成するが、これらを交換するための案件。対象となる艦は、FFG-27、DD-962、CG-47、DDG-51、LSD-41、LHD-1 の各クラス。NSWC (Naval Surface Warfare Center) Carderock Division, Philadelphia, PA (N65540-08-D-0006)
  • Cascade General Portland Shipyard (Portland, OR) は米海軍から、Military Sealift Fleet Support Command 所属の USNS Alan Shepard を対象とする 70 日間の PSA (Post Shipyard Availability) 作業を $9,052,654 で受注した。建造契約ではカバーしていない改修を実施するもの。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$10,792,644。MSC (Military Sealift Command)/Military Sealift Fleet Support Command, Washington DC (N40442-08-C-3003).
  • Rolls-Royce Naval Marine Inc. (Walpole, MA) は米海軍から、推進システムの腐食を防止するためのニッケル-ボロン (NiB) コーティングを研究開発する作業を、$7,030,097 で受注した。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-08-C-4200)
  • C. Lloyd Johnson Co. (Norfolk, VA) は米海軍から、トイレタリー、キャンディー、スナック、ドリンクといった各種補給品を、$5,968,243 (価格修正条項付き) で受注した。Ships Store Program に基づくもので、アメリカ本土各地で実施する。4 年分のオプション契約があり、すべて実現した場合の総額は $29,841,216。Fleet and Industrial Supply Center Norfolk Contracting Department, Norfolk, VA (N00189-08-D-0010)
  • Northrop Grumman Systems Corp., Integrated Systems Air Combat Systems (San Diego, CA) は米空軍から、RQ-4 Global Hawk ブロック 20 で使用する予備品と支援機材を、$76,000,000 で受注した。Headquarters Aeronautical Systems Center, Wright-Patterson AFB, OH (F33657-03-G-4306-0046)
  • Raytheon Missile Systems (Tucson, AZ) は米空軍から、MALD (Miniature Air Launch Decoy)×12 発、Range Safety System×12 セット、エンジニアリング業務を $16,519,061 で受注した。MALD の IOT&E (Initial Operational Test and Evaluation) 用。Headquarters 308th Armament System Wing (AFMC), Eglin AFB, FL (F08635-03-C-0002/P00063)
  • Hamilton Sundstrand Corp. (Windsor Locks, CT) は米空軍から、Hamilton Sundstrand SSI (Strategic Sourcing Initiative) のオプション 1 契約を $262,495,000 で受注した。航空機の二次動力系 (secondary power system)、発電機、定速駆動装置 (CSD : Constant Speed Drive) など、空軍や国防兵站局 (DLA) が必要とする消耗品・交換用部品、約 5,400 アイテムを納入する案件で、対象となる機種は A-10、B-1、B-52、C-130、C-141、C-5、E-3、F-15、F-16、KC-135、T-38 など。また、エンジニアリング/テクニカル・サービス業務も実施する。Headquarters Ogden ALC (Air Logistics Center), Hill AFB, UT (FA8208-05-D-0004/P00014)
  • Dynetics, Inc. (Huntsville, AL) と Georgia Tech Applied Research Corp. (Atlanta, GA) は米空軍から、Synergistic Electronics Warfare Program (Multi-Yield RFCM Investing and Development) を、それぞれ $24,000,000 ずつで受注した。敵の新型統合防空システム (Integrated Air Defense System) や非対称性の RF 関連脅威に対抗するための、電子戦関連のテクニックやテクノロジーを開発するもの。EA (Electronic Attack)、Electronic Sensing、EP (Electronic Protection) センサーといった分野について、ラボ試験、無響室試験 (anechoic chamber tests)、地上試験、飛行試験を通じて、効率、威力、熟成度を評価する。Task order 0001 では 既存の AMBER 脅威レーダー・モデルに EP 関連機能を盛り込んで、EA 手法の評価を実施する。FRL (Air Force Research Laboratory), Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-1303-001, FA8650-08-D-1302-0002)
  • Wyle Laboratories, Inc. (Huntsville, AL) は米空軍から、E-2/C-2 Training System について信頼性改良が可能な分野を洗い出す作業を、$6,460,810 で受注した。Reliability Information Analysis Center 向けの案件。以下の各分野に関する改善勧告の適用を図る際に実施するもの。
    • Acceptance Test Certification
    • Specifications/Training Plan for Modification, Maintenance Training Task Report
    • Operator Media Selection Report
    • Training System Function Description
    • Training System Requirements Analysis
    • New Device Performance Specification Report
    • Technical Area Task Report
    Headquarters 55th Wing, Offutt AFB, NE (HC1047-050D-4005-0059)
  • Pratt & Whitney (East Hartford, CT) は米空軍から、TF33 エンジンのスペアパーツを $6,539,083.80 で受注した。Headquarters Oklahoma City A+C (Air Logistics Center), Tinker AFB, OK (FA8104-05-G-0009-0642)
  • Lockheed Martin Corp., Missiles and Fire Control (Grand Prairie, TX) は米陸軍から、PAC-3 (Patriot Advanced Capability-3) の FY2008 分 (Production Buy for pure Fleet requirements) を $71,422,631 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-06-C-0180)
  • General Dynamics Ordnance and Tactical Systems, Inc., Scranton Division, (Scranton PA) は米陸軍から、The Office of the Project Manager Combat Ammunition Systems (Scranton, PA) 向けの業務を $9,000,597.76 で受注した。Army Joint Munitions and Lethality Life Cycle Management Command, Picatinny Arsenal, NJ (W15QKN-08-C-0056)
  • General Dynamics Land Systems Division (Sterling Heights, MI) は米陸軍から、M1A2 SEP (System Enhanced Package) 戦車の RESET 作業に必要な資材・人員を $257,810,072 で受注した。TACOM LCMC, Warren, MI (W56HZV-06-G-0006)
  • Cummins Inc. (Columbus, IN) は米陸軍から、Series V903 ディーゼル・エンジンの再生産作業を $7,759,749.04 で受注した。TACOM LCMC, Warren, MI (W56HZV-04-D-0145)
  • Cycle Construction (Kenner, LA) は米陸軍から、ルイジアナ州 Jefferson Parish で実施する建設工事 (construction and automation of five safe rooms) を $17,164,000.00 で受注した。Army Corps or Engineers, New Orleans District, New Orleans, LA (W912P8-06-D-0087)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/12/19)
  • 米 Lockheed Martin 社は、STOVL (Short Take-Off/Vertical Landing) 型の F-35B Lightning II を、カスタマーとなる米海兵隊・英海軍・英空軍・イタリア空軍・イタリア海軍の関係者に対して Fort Worth 工場でお披露目した。初号機に加えてさらに 6 機を製造中。既報のように、2008 年 5 月に初飛行を予定しており、2011 年から米海兵隊が飛行試験を始める計画。F-35B は、ジェット戦闘機用としては過去最強のエンジンを搭載しており、これが垂直離着陸用シャフト駆動ファンの動力源も兼ねる。すでに Pratt & Whitney 社と Rolls-Royce 社は、F135 の STOVL 推進システムについてトータル 4,300 時間、うち STOVL 関連で 1,700 時間の試験を実施済み。他のモデルも含めた SDD フェーズ全体では累計 8,500 時間の試験を実施した。(Lockheed Martin, P&W)
  • カナダ国防省 (Department of National Defence) は、CP-140 Aurora に対する近代化改修と機体構造の補修作業を再開する決定を下した。これにより、同機は 2020 年まで現役にとどまることになる。国防省が実施していた長期プロジェクトの再評価に伴い、CP-140 の改修作業は中断していたが、今回の決定により旧に復すことになり、次期フェーズとしてレーダーやコンピュータなどの更新、それと機体構造の補修を実施する。対象となる機体は 10 機。すでにフェーズ 2 分として 3 機をデリバリー済み、3 機については通信/航法システムのアップグレードを実施中。プロトタイプ機はフェーズ 3 に向けて 2 年がかりの改修・試験ピリオドのまっただ中。2009 年に飛行を再開する予定となっている。(Canadian DND)
  • 英国防省は米 Boeing 社に対して、既存の CH-47 Chinook HC.3 を対象とする改修作業を 6,200 万ポンドで発注した。Boeing 社が改修内容を設計して、QinetiQ が Boscombe Down (Wiltshire, Hampshire) で改修作業を実施する。これ以外の分も含めた計画総経費は 9,010 万ポンド。これ以外に、英空軍は 40 機の Chinook を保有しており、RAF Odiham (Hampshire) に配備している。(MoD UK)
  • 米 iRobot 社は、米陸軍から xBot の契約を 2 億 8,600 万ドルで受注したと発表した。ロボット 3,000 台、スペアパーツ、訓練、補修業務といった内容で、期間は 5 年間。陸軍の担当窓口は PEO STRI (Program Executive Office for Simulation, Training, and Instrumentation) で、これは Robotic Systems Joint Project Office (Redstone Arsenal, AL) の代理。納入するロボットは EOD 用。 xBot は、すでに 1,200 台の納入実績がある PackBot をベースとする発展型で、軍に納入する際の名称は "iRobot PackBot 510 with FasTac Kit" となる。iRobot PackBot 510 より小型・軽量で、低光量下でも使用できる観測用センサー・マストを備える。(iRobot)
  • 蘭 Thales Netherlands 社と Royal De Schelde 海軍工廠、オランダ国防省の三者は 12/20 に、オランダ海軍向けの沿岸用哨戒艦×4 隻を対象とする建造契約に調印する (注 : 時制は記事発表時点)。1 番艦は 2010 年末にデリバリーの予定。全長 108m、全幅 16m、乗員 50 名 (さらに便乗者 40 名)、NH90 ヘリコプターと RHIB (Rigid Hull Inflatable Boat)×2 隻の搭載が可能。医療要員、または兵員を搭載でき、人員救出任務では 100 人の収容が可能。センサーは SMILE レーダーと SEASTAR 対水上レーダー。(Dutch MoD)
  • 芬 Patria 社は、予定より半年早く、スロベニア向け AMV (8x8 モデル) の 1 号車をデリバリーした。今回はフィンランドで製造しているが、製造に際してパートナーとなるスロベニア国内企業の養成を進めているところ。デリバリーしたのは APC 型で、ユーザー試験を実施した後で Gorenje INDOP (Sostanj) で追加の改修作業を行う。Gorenje INDOP では 2007 年 11 月から、AMV に関して部分的な製造作業が始まっている由。Rotis 社と Patria 社の合意により、合計 135 両を納入する予定で、Patria 社の 120mm 迫撃砲、Nemo も納入する。次回のデリバリーは、APC 型が 2008 年春、Nemo は 2009 年夏を予定している。(Patria)
  • スペイン内務省は西 EADS-CASA 社に対して、CN-235 の洋上哨戒型×2 機を発注した。Servicio Aereo de la Guardia Civil の手で運用する。これまではヘリコプターしか使用していなかったので、固定翼哨戒機を手に入れるのは初めて。2008 年半ばと 2009 年春に 1 機ずつデリバリー、Canary Islands と Spanish Peninsula に 1 機ずつを配備して、麻薬密輸阻止、密入国対策、国境警備、SAR といった任務に使用する計画。装備としては、FLIR (Forward Look Infrared)、FITS (Fully Integrated Tactical System, EADS-CASA 社製) がある。(EADS-CASA)
  • 米 Lockheed Martin 社はラトビアから、可搬式長距離対空監視レーダー AN/TPS-77×2 基を 4,400 万ドルで受注した。長期テクニカル・サポート業務がオプション契約としてついている。また、同型のレーダー×4 基もオプション契約として設定しているが、これはエストニアとリトアニアに配備する分。すでに 2003 年に、BALTNET をパワーアップするために AN/TPS-77×1 基ずつをエストニアとラトビアに納入、バルト三国を対象とする合同対空監視網を構築している。ラトビア軍司令官の Juris Maklakovs 准将によると、すでに運用しているレーダーの性能には満足しているとのこと。AN/TPS-77 は 250nm のレンジを持つ対空 3D レーダーで、同じ Lockheed Martin 社製の AN/FPS-117 と多くのコンポーネントを共用している。(Lockheed Martin)
  • EADS Defence & Security (DS) 社はドイツ国防省から、独仏西の共同プロジェクトとして Agile UAV-NCE (Agile UAV within Network-Centric Environments) の開発を受注しているが、同様の要求を持っていたフィンランドが相乗りして、FinUVS (Finnish Unmanned Vehicle Systems) プロジェクトと "UAV Data Link" テクノロジー・プログラムを通じてドイツと協力することになった。担当メーカーは Patria 社。すでに RUAG Aerospace 社を通じて参画することになっているスイス以外にも、他のヨーロッパ諸国からの参画も歓迎するとしている。Agile UAV-NCE 計画では 2013 年までかけて、飛行試験とシミュレーション試験により、リスク低減、キー・テクノロジーの評価、運用コンセプト策定といった作業を進める予定。(EADS Defence & Security)
  • フランス陸軍の第 5 戦闘ヘリコプター聯隊 (5th RHC : 5th Combat Helicopter Regiment) は 2007 年 10 月に、Eurocopter EC665 Tiger HAP のステップ 2 仕様を対象とする運用試験を実施した。ステップ 2 は EC665 Tiger の最新仕様で、陸軍向けの偵察、空対地戦闘、近接航空支援を担当する。エンジンは MTU・Rolls-Royce・Turbomeca 社が共同設立した MTR の製品 (MTR390-2C, 1,300HP) で、さらに STRIX ターゲティング・システム (TV、8-12μm の波長に対応する赤外線センサー、レーザー測距儀、レーザー目標指示器、画像処理装置、自動追尾装置で構成) のように Sagem Defense Securite の製品も加わっている。兵装としては Mistral 空対空ミサイルがある。実施した試験は、EXTA (tactical deployment exercise。昼夜両方にフランス南西部の Landes にある Captieux 演習場で実射を行ったほか、5th RHC は今夏に TOEV (technical and operational evaluation) を GAMSTAT (Airmobile Group of the French Army Engineering Branch, Valence (Drome region)) と共同で実施。天候は思わしくなかったが、性能や信頼性の検証はできたとしている。これにより、Tiger HAP は 2008 年末の就役に向けて前進した。同年秋には 4 機編成のモジュールを海外派遣できるようにする。5th RHC は 2010 年までに 8 機装備の飛行隊 2 個を揃える予定で、さらに Gazelle の 1 個飛行隊と Puma の 3 個飛行隊がこれを支援する。(Safran)
  • 加 CAE 社はオーストラリア国防省から、MRH90 のパイロット訓練用シミュレータ(Full Flight and Mission Simulator)×2 基を受注したと発表した。Thales と組む案件で、陸軍と海軍のパイロットを養成するもの。総額 1 億 8,000 万豪ドルで、2012 年にデリバリーして Army Aviation Training Centre (Oakey, Queensland) と 5th Aviation Regiment (Townsville) に据え付ける。(Australian DoD)
  • 米海軍、米 Lockheed Martin 社、米 ATK (Alliant Techsystems) 社は NAWC (Naval Air Weapons Center) China Lake で、SLBM で使用する新型ロケットの地上試験を実施した。いわゆる TSAP-3 (Third-Stage Application Program-3) モーターで、Trident II (D5) SLBM の 3 段目として使用する。狙いはコスト削減で、Strategic Missile Technologies 契約として U.S. Navy Strategic Systems Programs 部門が Lockheed Martin Space Systems 社に対して 2004 年に発注、そのうちロケット・モーター本体を ATK 社が担当する構図。コンポーネントと素材の改良、低コストで高性能な Class 1.1 固体燃料 (RDX-NEPE) の導入を図っており、コスト削減、セラミック製排気ノズル (Lockheed Martin 社が自己資金で開発した) の浸食低減、モーター・ケースの軽量化 (それに伴う射程延伸) といった効果を見込む。開発中のコンポーネントや素材は、3 段目だけでなく 1-2 段目にも応用可能で、Prompt Global Strike に基づく通常弾頭型弾道ミサイルも実現可能。(ATK)
  • 米 Northrop Grumman 社は米国防総省から、CAMPS (Consolidated Air Mobility Planning System) の改良作業を受注した。Mosaic, Inc. (Oak Hill, VA) と共同で作業を担当する。これは米空軍航空機動軍団 (AMC : Air Mobility Command) 向けの指揮管制システムで、利用可能な輸送機と給油機の情報に基づいて、空輸任務の計画立案とスケジュール作成、さらに分析・割り当て・任務支援の機能を提供するもの。平時、戦時、人道支援任務、危機対応といった状況も加味する。15 年前に、Combined Mating and Range Planning System に代わるものとして導入。CAMPS は OEF (Operation Enduring Freedom)/OIF (Operation Iraqi Freedom) でもおおいに活躍している。発注元は Defense Information Technology Contracting Organization、General Service Administration の ANSWER (Applications 'N Support for Widely-diverse End-user Requirements) を利用しており、400 万ドルの基本契約が 1 年分、1 年単位のオプション契約 2 件、すべて実現した場合の総額は 1,200 万ドル。(Northrop Grumman)
  • オーストラリア空軍は 2008 年 2 月初頭に、米 Boeing 社から C-17A Globemaster III の 3 号機を領収すると発表した。2007/12/18 に Boeing 社の Long Beach 工場で、Air Lift Group 指揮官の Jack Plenty 准将が出席して引き渡しのセレモニーがあったが、自衛機材を装備するため、実際のデリバリーは越年する。4 号機は 1 月半ばに引き渡しを受けて、同様に改修した後の 3 月初頭に実際のデリバリーとなる。配備先は 1-2 号機と同様、No.36 Sqn. (RAAFB Amberley, Ipswich)。(Australian DoD)
  • 米 EDO 社の株主は、同社と米 ITT 社の合併案件を承認した。これにより、2007/12/20 付で両社は合併。EDO 社の株主は 1 株あたり $56 を現金で受け取ることになる。承認には 66.7% を超える支持が必要だが、支持率は 77% だった由。(EDO)

これまでの MRAP 調達 (DoD 2007/12/18, AFPS 2007/12/19)
以下にあるように、米国防総省は 18 日、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected)×3,126 両を追加発注、これで累計 11,900 両・26 億 6,000 万ドルの発注になったと発表した。今回の発注分は 2008 年 7 月までにデリバリーの予定。
その翌日に米国防総省の Geoff Morrell 報道官が語ったところによると、年内に 1,500 両の MRAP を送り出す目標は、近いうちに達成できる見込み、とのこと。12/17 の時点で、すでに戦域に送り込んだ数は 1,300 両。さらに 180 両を MSC (Military Sealift Command) の LMSR (Large, Medium-Speed, Roll-on/roll-off ship)、USNS Pililaau で海上輸送中。

今日の米軍調達 (Contracts 2007/12/18)
  • IMG (International Military and Government LLC) (Warrenville, IL) は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) CAT I (Category I) の低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 分・1,500 両を $1,183,141,218 で追加受注した。維持管理に必要な物品、ECP (Engineering Change Proposal) の適用による改良作業も含む。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5032/#0006)
  • BAE Systems Land & Armaments, LP. Ground Systems Division, (York, PA) は米海軍から、MRAP CAT II (Categoty II)×600 両を $645,445,800 で追加受注した。ILS (Integrated Logistics Support) や ECP 適用も含む。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5025/#0006)
  • Stewart & Stevenson Tactical Vehicle, Division of Armor Holdings (Sealy, TX) は米海軍から、MRAP CAT II×668 両を $458,128,283 で追加受注した。CAT II だが座席は CAT I 仕様。維持管理用のパーツや ECP の適用も含む。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5030/#0003)
  • FPII (Force Protection Industries, Inc.) (Ladson, SC) は米海軍から、MRAP CAT I×178 両と MRAP CAT II×180 両を $377,775,613 で追加受注した。ILS や ECP の適用も含む。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5031/#0007)
  • Raytheon Co. (Tucson, AZ) は米海軍から、AGM-154C JSOW-C (Joint Stand-Off Weapon) のオプション契約分・350 発を $80,528,448 で受注した。単弾頭型で、全規模量産の第四弾 (FRP-4)。ST/STE (Special Tooling and Special Test Equipment)、技術データ、財務データ、Performance Characterization Test Vehicle、領収試験実施も含む。NAVAIR (Naval Air Systems Command) (N00019-07-C-0093)
  • Raytheon Missile Systems Co., (dba Raytheon Systems Co.) (Tucson, AZ) は米海軍から、BGM-109 Tomahawk の実弾 (AUR : All-Up-Round) を $32,925,205 で受注した。米海軍向け×166 発 ($31,835,605; 97%)、FMS 経由のイギリス向け ($1,089,600; 3%)×6 発。Systems Engineering Integration Agent としてのサポート業務、Mk.14 AUR ミサイルのキャニスターからの出し入れ (Encanisterization/Decanisterization) サポート業務も含む。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-07-D-0001)
  • Bell-Boeing Joint Program Office (Patuxent River, MD) は米海軍から、MV-22 Osprey の Follow-on Flight Test and Evaluation Program を、$31,765,091 で受注した。飛行試験と地上試験の両方を実施する。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-04-G-0007)
  • DynCorp International LLC (Fort Worth, TX) は米海軍から、クウェート空軍の F/A-18C/D を対象とするメンテナンス/サポート業務のオプション契約分を、$14,126,296 で受注した。FMS 案件。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-06-C-0308)
  • Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp. (Stafford, VA) は米海軍から、PM/ES (PM Engineer Systems) 向けのエンジニアリング、分析、兵站、保障作業を $12,928,699 で受注した。対象分野は、Mobility and Countermobility、Construction and Material Handling Equipment、Engineer Support Equipment、ライフサイクル・サポート。FY2008 分として特に、海兵隊が ACAT III として進めている JAB (Joint Assault Bridge) と ABV (Assault Breacher Vehicle) のプログラムに重点を置く。いずれもシステム・エンジニアリング、兵站支援、試験管理といった業務を行うが、後者の ABV については FOT&E (Follow on Test and Evaluation) を以下の分野について実施する。
    • Integrated Vision System
    • Electrical Magnetic Interference testing
    • FRP (Full Rate Production)
    • Fielding Decision
    JAB については、PPQT (Pre-Production Qualification Testing)、MS/C LRIP (Low Rate Initial Production) の意志決定、2 号車と 3 号車の製造、PQT (Production Qualification Testing) の開始、Family of Metal Detector プログラムの立ち上げといった内容。そのほか、PM/ES FY08 分の追加要求事項は以下の通り。
    • 調達/兵站/分析面のサポート
    • GERS (Ground Expeditionary Refueling System)
    • BEB (Bridge Erection Boats)
    • FTB (Family of Tactical Bridging)
    • RTCH (Rough Terrain Cargo Handler)
    • ATC (All Terrain Crane)
    • MCT (Medium Crawler Tractor)
    • 130 G Road Grader Replacement
    • 621B Scraper Replacement
    • TRAM (Tractor Rubber Tired Articulated Multi Purpose)
    • EET (Engineer Equipment Trailer)
    • Engineer Equipment Armor
    • Family of Tactical Fuel Systems (TFS)
    • Family of Water Supply Support Equipment (WSSE)
    • TWPS (Tactical Water Purification System)
    • Family of Engineer Construction Tool Kits (FECTK)
    • Dust Abatement
    • ADR (Airfield Damage Repair)
    • Family of Explosive Ordnance Disposal (FEOD)
    • CIED (Counter Improvised Explosive Device)
    • Light Weight Rollers
    • ACE (Armored Combat Excavator) の近代化
    Marine Corps System Command, Quantico, VA (M67854-02-A-9016/#0088)
  • Northrop Grumman Corp., Integrated Systems Western Region (San Diego, CA) は米海軍から、GHMD (Global Hawk Maritime Demonstration) 関連の運用/メンテナンス・サポート業務、兵站支援、デモンストレーションに必要なエンジニアリング業務に関する修正契約を $12,115,659 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-05-C-0057)
  • General Dynamics, Electric Boat Corp. (Groton, CT) は米海軍から、Nuclear Regional Maintenance Department に派遣する人員と施設の運用に関する修正契約を、$11,415,477 で受注した。プロジェクト管理、エンジニアリング/計画立案、訓練、検査、サービス業務を通じて、潜水艦のメンテナンス・近代化改修・補修を実現する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-06-C-4003)
  • Rockwell Collins Government Systems, Inc. (Cedar Rapids, IA) は米海軍から、A-10 BLOS (Beyond-Line-of-Sight) の A-Kit×356 セットと B-Kit×392 セットを、$6,487,008 で受注した。空軍の A-10 Thunderbolt II 向けで、戦地に出ている A-10 に対して BLOS 能力を付与するためのもの。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-05-G-0024)
  • Scientific Research Corp. (Atlanta, GA) は米海軍から、Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston 向けの統合システム・エンジニアリング・サポート・サービス業務に関する修正契約を、$5,922,645 で受注した。システム・エンジニアリング、ソフトウェアのインテグレーション、コンフィギュレーション管理、試験、導入、改良、品質管理、ライフサイクル管理といった業務を C4ISR 関連分野で実施する。2008 年 3 月までの案件だが 1 年分のオプション契約があり、実現した場合の総額は $33,479,476。Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston, SC (N65236-05-D-6854)
  • Ideal Innovations, Inc. (Arlington, VA) は米海軍から、MRAP II の試験用車輌を $18,100,000 で受注した。Aberdeen Test Center で実施する、生存性・機動性の試験に供するためのもの。オプション契約として、採用決定後の量産を設定している。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-08-D-5000/#0001)
  • BAE Systems Land & Armaments L.P. Ground Systems (Santa Clara, CA) は米海軍から、MRAP II MRAP II の試験用車輌を $5,800,000 で受注した。Aberdeen Test Center で実施する、生存性・機動性の試験に供するためのもの。オプション契約として、採用決定後の量産を設定している。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-08-D-5001/#0001)
  • Complete Parachute Solutions (Deland, FL) は米海軍から、Multi Mission 14 パラシュート・システム×250 セット、Tandem System×53 セット、スペアパーツ×50 セット、訓練用ハーネス×100 セットを $5,032,657 で受注した。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Panama City Division, Panama City, FL (N61331-08-C-0014)
  • Lockheed Martin Corporation, Missile and Fires Control (Dallas, TX) は米陸軍から、ATACMS (Army Tactical Missile System) Block、Anti-Personnel/Anti-Material Guided Missile Launching Assembly、サポート業務を、$193,800,000 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-07-C-0302)
  • Lockheed Martin Corp, Missiles and Fire Control (Grand Prairie, TX) は米陸軍から、PAC (Patriot Advanced Capability) を $485,050,245 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-06-C-0180)
  • Archer Western Contractors LTD. (Atlanta, GA) は米陸軍から、アラバマ州の Redstone Arsenal で実施する、米ミサイル防衛局 (MDA : Missile Defense Agency) と陸軍の Army Space and missile Defense Command 向けの建物建設作業を $63,101,229 で受注した。Army Corps of Engineers Mobile District, Mobile, AL (W91278-08-C-0011)
  • iRobot Corp. (Burlington, MA) は米陸軍から、ロボット、パーツ類、訓練業務を $8,931,055 で受注した。Army Program Executive Office for Simulation, Training and Instrumentation, Orlando, FL (W900KK-080D-0033)
  • Coakley & Williams Construction Inc. (Gaithersburg, MD) は米陸軍から、メリーランド州 Fort Meade で管理・運用センターの建物を建設する作業を $30,997,000 で受注した。Army Corps of Engineers, Baltimore District, Baltimore, MD (W912DR-08-C-0005)
  • BAE Systems Division, Armament Systems Division (Minneapolis, MN) は米陸軍から、M1114 アップ・アーマード HMMWV 向けの緊急脱出窓 (Vehicle Emergency Escape Window) を $5,874,631 で受注した。TACOM, Detroit Arsenal, Warren, MI (W56HZV-07-C-0660)
  • Northrop Grumman Systems Corp. (Rolling Meadows, IL) は米陸軍から、OH-58D Kiowa の MMS (Mast Mounted Sight) で使用する Laser Television Sensor Assembly を $24,652,870 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0062)
  • Glenn Oil Company, LLC (Lawton, OK) は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍・その他民間部局向けの燃料油を $8,875,043.04 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Supply Center), Fort Belvoir, VA (SPO600-04-D-4514)
  • Farstad Oil, Inc. (Minot, ND) は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍・その他民間部局向けの燃料油を $7,969,504.68 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Supply Center), Fort Belvoir, VA (SPO600-04-D-4510)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/12/18)
  • 米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、イギリス向けに FMS 経由で MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) Category II×170 両を輸出すると通告した。すべてのオプション契約まで実現した場合の総額は、1 億 4,700 万ドル。車輌以外に、工具類、試験機材、メンテナンス・サポート、メーカーによる技術/兵站サービス業務、支援機材、スペアパーツ、補修用パーツ、その他の兵站支援関連エレメントを含む。サポートのために必要な FSR (Field Service Representative) は 7 名で、すでに既存の Mastiff のメンテナンスを担当している。(DSCA)
  • オーストラリアが Project Air 9000 として導入を進めている MRH90 (Multi Role helicopter 90) のうち、最初の 2 機が就役した。セレモニーは、Brisbane にある Australian Aerospace 社の工場で実施。全部で 46 機を導入、海軍の Sea King と陸軍の S-70 Black Hawk を代替する。そのうち 42 機はオーストラリアで組み立てる計画で、雇用創出効果は 150 名を超えるとされる。なお、今回の 2 機は 11 月にフランスから AN-124 で空輸してきたもの。MRH90 (NH90) は世界初の完全 FBW (Fly-By-Wire) ヘリで、機体は複合材料製、FLIR (Forward Looking Infra Red) や HMS (Helmet Mounted Sight)、Tiger ARH (Armed Reconnaissance Helicopter) と同様のディスプレイ・システムを装備する。兵員輸送に使用する場合、20 名を搭載して 300km/h で 900km の飛行が可能。これから試験・評価作業に入り、海軍で 2010 年、陸軍で 2011 年の IOC (Initial Operational Capability) 獲得を目指す。(Australian DoD, Eurocopter)
  • Saab 社は、スウェーデン軍の防空システム・StriC と、それのシミュレータ・システム Strics について、開発とメンテナンスの継続分を 1 億 1,800 万クローネで受注した。(Saab)
  • Airbus 社が、為替変動対策などの理由でドイツ国内の 3 ヶ所にある工場を米 Spirit AeroSystems 社に売却すると報じられている件は、当事者によると「進展しているが、まだ調印には至っていない」とのこと。この件について、労働組合は反対中。(Deutsche Welle German radio)
  • 西 Navantia 社は 12/13 に、S-80 型潜水艦の 2 番艦・S-82 の鋼材切り出し開始と、1 番艦・S-81 の起工を祝うセレモニーを開催した。スペイン海軍で艦船建造の責任者 (Director of Naval Constructions) を務める Sanjurjo Jul 大将や、Navantia 社の CEO・Juan Pedro Gomez Jaen 氏が出席した由。2005 年に受注した 4 隻の一部で、Cartagena 造船所で建造を行い、2013-2015 年にかけてデリバリーして全艦が出揃う予定。AIP 装備。主要諸元は以下の通り。
    • 全長 : 71.05m
    • 船殼長さ : 51.76m
    • 船殼直径 : 7.30m
    • 潜航時排水量 : 2,426t
    • 浮上時排水量 : 2,198t
    • Floatability : 9.5%
    • 出力 (MEP): 3,500kW
    • バッテリ搭載数 : 360
    • 発電能力 : 3,600kW
    • 乗員 : 32 (+8) 名
    • 速力 : 20kt
    • 連続行動可能日数 : 50 日
    (Navantia)
  • United Industrial Corp. 傘下の米 AAI 社は、米陸軍から RQ-7 Shadow 200 TUAS (Tactical Unmanned Aircraft System)×14 システムを 1 億 5,340 万ドルで追加受注した。Shadow はこれまでに、世界各地で合計 61,000 ミッションを実施、飛行時間の合計は 259,000 時間、うち 90% が米軍向け。OIF (Operation Iraqi Freedom) や OEF (Operation Enduring Freedom) にも参加している。米陸軍が Shadow を採用したのは 1999 年 12 月のこと。これまでに累計 88 システムを受注、61 システムをデリバリーしており、2010 年 3 月までバックログがあるとのこと。ひとつのシステムは UAV×4 機、One-System 地上管制ステーション/地上データ端末×2、One-System 遠隔ビデオ端末×4、One-System 可搬式地上管制ステーション×1、関連コンポーネンツと支援機材で構成する。この One System 地上管制ステーションは、Shadow 200 以外に Shadow、Pioneer、Hunter、Sky Warrior、Fire Scout、Eagle Eye、Aerosonde といった機体と共用でき、訓練の負担や維持費を抑えている。(United Industrial Corporation)
  • BAE Systems 社は英国防省から、英海軍の将来戦闘艦に 155mm 砲を搭載して火力を強化する件の研究契約を受注した。既存の艦に 155mm 砲を装備する件も検討する。BAE Systems 社のコンサルティング部門・CORDA、BAE Systems Land Systems 部門、QinetiQ、Surface Fleet Solutions、Integrated System Technologies といった企業が参画する。BAE Systems 社の Armament Systems 部門はアメリカで、Bofors 社はスウェーデンで火砲を手掛けており、こうした経験も活用する。まず 150 万ポンドでスタディ・フェーズを実施、既存の 4.5in 砲架 Mk.8 od.1 に、AS90 自走榴弾砲の 155mm 砲を装備できるかどうか研究する。次のフェーズで、70 万ポンドかけて技術的リスクや実現に向けた方策を詳細に検討、これらの研究が 2008 年にまとまったところで、陸上で実射試験を実施する運び。この件は、3 年かけて実施する 8 件の MSE (Maritime Surface Effects) 研究プログラムのひとつ。MSE では水上戦における攻撃や防御、沿岸制圧、火力支援、UAV の活用といったテーマを取り上げている。(BAE Systems)
  • 米 Northrop Grumman 社は米 L-3 Communications 社と組んで、米海軍の EP-3 後継機・EPX に応札すると発表した。EPX は EP-3E の後継機で、陸軍と共通化するはずだった ACS (Aerial Common Sensor) がポシャったために海軍単独のプログラムとしてスタート、11 月に BAA (Broad Agency Announcement) をリリースしていたもの。陸上基地から発進する有人機で ISR&T (Intelligence, Surveillance, Reconnaissance and Targeting) 任務を実施させる。Northrop Grumman 社では、両社の戦闘管制や 航空 ISR&T、特殊任務機に関する経験が活かせる、と説明している。具体的な製品としては、E-2 Hawkeye、EA-6B Prowler、EP-3E、RC-135、EC-130 がある。また、L-3 の海外カスタマーとしてはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、韓国がある。(Northrop Grumman)
  • 米 Raytheon 社が米海軍の Zumwalt 級駆逐艦向けに開発している電子光学 (EO/IR : Electro-Optical/Infrared) システムについて、設計評価作業が完了してすべての要求仕様を満たしていることをを確認、生産フェーズへの移行が決まった。24 時間フルタイムで全周をカバーでき、機雷やその他の物体を探知するほか、自衛任務にあたる銃手への目標指示も担当する。Lockheed Martin 社製のハードウェアと組み込みソフトウェア、Raytheon 社製の TSCE (Total Ship Computing Environment) とソフトウェアを組み合わせて動作する。センサーは用途別に 5 種類。(Raytheon)
  • 米 L-3 Communications 社は、米陸軍から AVCATT (Army Aviation Combined Arms Tactical Trainer)×3 セットを追加受注したと発表した。AVCATT とは、陸軍の現役部隊だけでなく予備役や州兵でも使用している、複雑な諸兵科聯合戦闘の訓練を行える航空要員向けのシミュレーション訓練システム。1999 年から同社が主契約社兼システム・インテグレーターとして取り組んでいる案件で、すでに 15 セットをデリバリー済み、今回の受注は累計 21-23 セット目にあたる。配備先は Hammond (LA)、Fort Bliss (TX)、Fort Campbell (KY) で、2009 年の 1 月、3 月、5 月に 1 基ずつ導入する。1 システムはシミュレータ×6 基と管制室、任務後の評価施設で構成しており、それらをネットワーク化している。攻撃、偵察、雑用、貨物輸送などの任務に対応しており、シミュレータは構成の変更が可能。しかも 53ft のトレーラー 2 両で一式を移動できる。Close Combat Tactical Trainer など、他用途のシミュレータともネットワーク化できる。対応機種は AH-64A/D、OH-58D、UH-60A/L、CH-47D。シミュレートした訓練の様子は記録しておいて、事後の評価作業で利用する。(L-3 Communications)
  • 米 GDLS (General Dynamics Land Systems) 社の General Dynamics Robotic Systems 部門は、米陸軍の FCS (Future Combat System) 向けに開発している RCX(Robotic Convoy Experiment) のフェーズ I 作業を成功裏に完了した。White Sands Missile Range で、無人化した Stryker (Infantry Carrier Vehicle) と LMTV (Light Medium Tactical Vehicle) を 55km/h で走らせながら実験したもの。GD が FCS 向けに開発している Autonomous Navigation System を使って、基本的な車両隊の運用を無人化する実験や、障害物の探知・回避実験を実施した。この後、2008 年 7 月からフェーズ II の作業に入るが、その際に有利な立場になると GD 関係者。 フェーズ 2 では Stryker と LMTV に加えて、MTV (Medium Tactical Vehicle) も使用する。(GD)
  • 米 Raytheon 社の CHAIN (Compartmented High Assurance Information Network) と Multi-Level Secure Voice Conference テクノロジーが、USJFCOM の CWIS (Coalition Warrior Interoperability Demonstrations) における "most promising technology" に選定された。CWID 2007 で、セキュリティレベルが異なる複数のネットワークを組み合わせた情報共有のデモンストレーションをやって見せたのが評価された次第。このシステムは、統合作戦の指揮官が同盟国や文民、NGO なども交えた複雑な任務を担当する際に、指揮・統制・調整を行う手助けをするもの。文書共有、インスタントメッセージ、電話会議、ビデオ会議、その他のコラボーレーション機能を、秘匿性を維持しつつ実現する COTS (Commercial off-the-Shelf) 活用品。Raytheon 社の Defense Red Switch Network テクノロジーにより、音声・動画・データの統合通信網を通じてコミュニケートする。 (Raytheon)

どこの業界も同じだね (DID 2007/12/13)
MBDA 社は、Apriso 社製の 2007 年 7 月版 FlexNet 9.4 MES (Manufacturing Execution System) アップデートを導入、製品の製造過程で発生したデータを Siemens 社の Teamcenter PLM (Product Life-cycle Management) パッケージに送り込めるようにした。サプライチェーンの管理を容易にするのが目的で、紙ベースで作業するよりも効率がよい。この後、今度は SAP 社の ERP パッケージと連携させて、資材の受発注を効率化する計画が控えているとのこと。
こうしたシステムの構築により、品質管理や、製造した製品の追跡が容易になる利点が得られる。

UAV の起源を主張したりは… しないよね (DID 2007/12/17, Elbit Systems via Defense-Aerospace.com 2007/12/18)
Elbit Systems 社は、同社の Skylark II UAV が韓国軍の UAV 調達計画で "優先選択肢" に選定されたと発表した。まず 1 システムを導入、さらに追加導入することになる。Skylark I の改良型で、データ収集、目標捕捉、観測といった任務を、最大 60km のレンジで実施できる設計。電気駆動式なので静粛性が高い。
ペイロードは標準的な仕様で、El-Op 社製の電子光学センサー・ターレット、Micro-COMPASS を搭載する。これは昼光用カメラ、赤外線センサー、レーザー照射装置、レーザー・トラッカーを内蔵している。また、Tadiran Spectralink 社 (Elbit Systems 社の傘下に入ったばかり) 製のデジタル通信システムも装備する。
地上側の機材は管制ステーション (Ground Control Station) や発進/回収用機材からなり、HMMWV で輸送可能。

今日の米軍調達 (Contracts 2007/12/17)
  • Hesco Bastion Ltd. (Great Britain) は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けの Concertainer Defense Wall を $195,000,000.00 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM500-04-D-0239)
  • Seven Seas Shipchandlers (Dubai, UAE) は米国防兵站局 (DLA) から、ジブチで実施する陸海空軍・海兵隊向けの給養業務を $55,253,925.00 (上限価格) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM300-07-D-3129)
  • Roby's Country Gardens (Bardstown, KY) は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊と USDA School 向けの果物・野菜類を $7,950.000.00 (上限価格、価格修正条項付き) で受注した。 DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA
  • General Electric Aviation (Lynn, MA) は米海軍から、F/A-18A/B/C/D に装備する F404 エンジンの補修・換装・プログラムサポート業務に関する期間延長分の契約を、$69,391,391 で受注した。スイス・クウェート・フィンランド向けの FMS 分を、それぞれ 1% ずつ含む。Naval Inventory Control Point (N00383-03-D-011M)
  • General Dynamics Advanced Information Systems (Bloomington, MN) は米海軍から、F/A-18E/F と EA-18G に装備する Type 3 AMCs (Advanced Mission Computers) の全規模量産分×182 基に関する修正契約を、$43,003,764 で受注した。米海軍向け 158 基 ($37,054,980; 86%)、オーストラリア空軍向けの FMS 分が 24 基 ($5,948,784; 14%)。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-07-C-0030)
  • Northrop Grumman Corp. (Rolling Meadows, IL) は米海軍から、AN/AAQ-28 Litening AT ブロック 2 ターゲティング・ポッド×10 基と、運用・維持に必要な関連ハードウェアやサポート業務を $23,415,693 で受注した。フィンランド空軍の F/A-18 搭載用となる FMS 案件。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-C-0007).
  • L-3 Communications, Electron Devises Division (San Carlos, CA) は米海軍から、EA-6B 用の AN/ALQ-99 TJS (Tactical Jamming System) で使用するバンド 5/6 用 OTWT (Output Traveling Wave Tube) を、$10,091,420 で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-07-G-075B/#5001)
  • L-3 Communications, Electron Devises Division (San Carlos, CA) は米海軍から、EA-6B 用の AN/ALQ-99 TJS (Tactical Jamming System) で使用するバンド 4 用 DTWT (Driver Traveling Wave Tube) を、$8,428,173 (未満) で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-07-G-075B/#5000)
  • Sikorsky Aircraft (Stratford, CT) は米海軍から、CH-53D 用のテイル・ローター・ブレードを $29,902,042 で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-06-D-006F/#3871)
  • McDonnell Douglas Corp. (St. Louis, MO) は米海軍から、F/A-18E/F と EA-18G で使用するミッション機材に関する修正契約を $6,069,473 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-04-C-0014)
  • L-3 Communication Corp. (Arlington, TX) は米空軍から、 E-3 Sentry AWACS の搭乗員訓練業務を $17,375,052.48 で受注した。Headquarters Ogden ALV (Air Logistics Center), Hill AFB, UT (FA42630-00-C-0024/P00093)

H-60 は永遠に不滅です !? (Sikorsky Aircraft via Defense-Aerospace.com 2007/12/13, DefenseNews 2007/12/14, DID 2007/12/16)
米 Sikorsky Aircraft 社 (Stratford, CT) は米陸軍、米陸海軍が保有する H-60 シリーズ×537 機を対象とする、2007-2012 年の合計 5 年間に渡って実施する長期契約を受注した。MH-60R/S と陸軍の UH-60M は、FY2007-2011 をカバーする多年度調達契約を結んでおり、MH-60R は全規模量産の最初の契約を実現、すでに全規模量産に入っている MH-60S は追加契約の段階。このうち MH-60R/S は、米海軍が SH-60B/F、HH-60H、HH-1N、UH-3H、CH-46D の代替機として導入を進めているもの。
これはいわゆる "Multi-Year VII" で、米陸軍の UH-60M Black Hawk と HH-60M Medevac を合計 290 機、米海軍の MH-60R/S Seahawk を 240 機など。総額は 74 億ドルに達すると見込まれるほか、さらに 263 機分とスペア、キット類を対象とするオプション契約がある。これらも実現した場合の総額は 116 億ドル。通常のサポート業務に加えて、技術文書の作成・更新、技術的な指針の提示、陸海軍の整備要員に対するオンサイト・トレーニングも担当する。
米陸軍がまとめた最新の UH-60M 調達計画は以下の通り。今年初めの時点では「2012 年までに 90 機」となっていたが、大幅に拡張した格好。FY2008 予算では、7 億 500 万ドルの要求に対して議会が上積みして、9 億 5,500 万ドルを割り当てた。
  • FY2007 : 54
  • FY2008 : 52
  • FY2009 : 64
  • FY2010 : 73
  • FY2011 : 47
SH-60B/F を代替する MH-60R "Romeo" (a.k.a. Strikehawk) は ASW/ASuW を主用途としており、S-3 Viking の後継として制海任務を行う。また、二次的用途として水上艦向けの射撃指揮、SAR、VERTREP、兵站支援、人員輸送、負傷者後送、連絡、データ中継を担当する。主要なセンサーや機能は以下の通り。
  • AN/AAS-52 MTS 電子光学センサー・ターレット
  • AN/APS-147 レーダー (大洋と沿岸の両方に対応、昼夜を問わずに全天候下で小型のターゲットを探知でき、ISAR (Inverse Synthetic Aperture Radar) モードに対応、統合 IFF (Identification Friend or Foe) インテロゲーターを装備
  • AN/AQS-22 ALFS (Airborne Low-Frequency Sonar, Raytheon/Thales, SH-60B/F で別々になっていたソナー機能を一体化して吊下ソナーも装備。HSM-71 隊長の Michael K. Nortier 中佐によると、打撃群における覆域は 5-10 倍に増えている由)
  • MH-60S と共用するグラスコックピット、NVG 対応の 8in×10in アクティブマトリックスカラー LCD×4 (2001 年 9 月に Instrument Flight Conditions の認証を獲得、NAVAIR IMC 認証を受けた、初のグラスコックピット)
  • データ入力用の統合プログラマブルキーセット×2
  • 飛行管理コンピュータ×2 (ブロック 2A+ 以降は 1 台をミッションコンピュータに換装、飛行管理とミッション管理を統合化)
  • 通信/センサー用のオーディオ機能を担当する、オーディオ管理コンピュータ
  • EGI (Embedded GPS (Global Positioning Sysem)/ Inertial) 航法システム×2
  • Link 16 データリンク
  • 兵装は、短魚雷、対艦ミサイル、Hellfire、70mm ロケット弾、機関銃
もともと既存の機体を改修してキャビンを一新、尾部の延命改修などを行う予定だったが、2001 年に新造へと方針転換。当初の 7 機だけが改修機となった。
MH-60R は、20 個飛行隊 (現役×15、試験×2、予備役×1、訓練×2) に合計 254 機を配備する予定で、うち 144 機を現行の多年度調達契約でカバー。2007 年 9 月の時点で 15 機を、システム・インテグレーション担当の Lockheed Martin Systems Integration (Owego, NY) にデリバリー済み。うち、海軍にデリバリーした機体は 12 機。現時点までの発注内訳は以下の通り。
  • FY2008 request : 10 億 7,500 万ドル (RDT&E : 7,820 万ドル、量産×27 機 : 9 億 9,750 万ドル)
  • FY 2007 : 9 億 3,250 万ドル (RDT&E : 1,920 万ドル、量産×25 機 : 9 億 1,330 万ドル)
  • FY 2006 : 6 億 1,510 万ドル (RDT&E : 5,780 万ドル、量産×12 機 : 5 億 5,750 万ドル)
  • FY 2005 : 4 億 3,920 万ドル (RDT&E : 8,010 万ドル、量産×6 機 : 3 億 5,910 万ドル)
現時点での配備先は、訓練担当の HSM-41 (NAS North Island, CA) と HSM-71 "Raptors" (NAS North Island, CA)。2009 年に初のデプロイメントを予定。
2002 年に就役した MH-60S "Sierra" (a.k.a Knighthawk) は主として、貨物輸送などに使用している CH-46D の代替機。対機雷戦、人員/貨物輸送、SAR を担当するが、SAR・特殊作戦・兵站支援用としては HV-22×48 機の調達計画もあるため、2 機種体制となる。
MH-60S は、23 個飛行隊 (現役×16、試験×3、予備役×2、訓練×2) に合計 271 機を配備する予定で、2007 年 9 月の時点で、米海軍に 111 機をデリバリー済み。訓練部隊に配備するのは 40 機、さらに全米 5 ヶ所に SAR 用として 2-3 機ずつ配備する。現時点までの発注内訳は以下の通り。
  • FY 2008 request : 5 億 4,750 万ドル (RDT&E : 4,400 万ドル、量産×18 機 : 5 億 350 万ドル)
  • FY 2007 : 6 億 2,970 万ドル (RDT&E : 8,340 万ドル、量産×18 機 : 5 億 4,630 万ドル)
  • FY 2006 : 6 億 1,330 万ドル (RDT&E : 7,880 万ドル、量産×26 機 : 5 億 3,450 万ドル)
  • FY 2005 : 4 億 7,130 万ドル (RDT&E : 7,860 万ドル、量産×26 機 : 5 億 8,170 万ドル)
  • これらとは別に、タイから 6 機を受注
内訳は、ブロック 1×50、ブロック 2A×39 (後にブロック 2B に改修予定)、ブロック 3A×30、ブロック 3B×152 機。ブロック 1 はグラスコックピットとデータバスを備えるものの、基本的には補給・汎用機で、ミッション機材は限定的、Link 16 は搭載しない。
機体構造を延伸したブロック 2A/2B では、以下の機能が加わる。ブロック 2A は 2008 年 3 月に IOC 獲得の見込み。
  • common console
  • 増設燃料タンク
  • AMCM (Airborne Mine Counter-Measures, 66 セットを調達する予定で、曳航掃海、OASIS 音響/磁気掃海、AMNS 遠隔対機雷魚雷の発射、30mm 対機雷機関砲・RAMCIS の組み合わせ。)
  • Link 16 (後日装備予定)
  • 飛行管理コンピュータ×2 (ブロック 2A+ 以降は 1 台をミッションコンピュータに換装、飛行管理とミッション管理を統合化)
ブロック 3A では、以下の機能が加わる。
  • AN/AAS-44C 電子光学センサー・ターレット (実は MH-60R の方が高性能のターレットを持つ)
  • AGM-114 Hellfire×8 発、または DAGR レーザー誘導ロケット×32 発
  • 12.7mm 機関銃 GAU-21/M3M、7.62mm 機関銃 M240B
  • デジタル・マップ
  • 床面装甲用のニーパッド
  • Link 16 (後日装備予定)
ブロック 3B では、以下の機能が加わる。
  • Link 16
  • SAASM EGI
  • Mode 5/Mode S IFF

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoD 2007/12/19)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 2,333 名の増。現在の動員内訳は、陸軍 74,321 名、海軍 5,170 名、空軍 6,260 名、海兵隊 8,379 名、沿岸警備隊 357 名。

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戦争・紛争

今日のアフガニスタン (AFPS 2007/12/18)
Oruzgan 省、Tarin Kowt 地区の Deh Rawod という村落で、アフガニスタン軍・聯合軍とタリバンが一日がかりの戦闘を展開、敵 21 名が死亡した。パトロール中のアフガニスタン軍部隊が RPG や小火器による攻撃を受けて反撃、それに対して敵 16 名が近くの構造物に陣取って攻撃してきたため、小火器や迫撃砲で対抗するとともに、航空支援を要請してケリをつけた。
Helmand 省では、聯合軍がタリバンの指揮・統制施設に対して精密誘導兵器による攻撃を実施、複数の敵が死亡。現場にいた敵は、外国人テロリストの移動や自爆テロに関与していたものとみられる。
同じ Helmand 省の Kajaki 地区では、アフガニスタン軍と聯合軍がタリバンの施設を捜索、その際に発生した銃撃戦で複数の敵が死亡した。敵はバリケードを築いた建物から撃ってきたが、それに対して手榴弾などで反撃。制圧後の捜索で、武器や爆発物を発見。
Kandahar 省の Shah Wali Kot 地区にある Pada という村落では、一群の武装勢力が IED を設置しようとしている現場をアフガニスタン軍と聯合軍が発見、現場を航空機で攻撃したところ、二次爆発が発生して敵が死傷した。現場は、Lwar Byal、Hotak、Alekozi といった村落を結ぶ道路。掃討後にパトロールを継続したところ、さらに路傍爆弾 4 発を発見。

今日のイラク (AFPS 2007/12/18)
Baghdad 南東の Aziziyah 地区で、聯合軍が "special group" の首領 1 名とその他 11 名を拘束。件の首領は、犯罪組織のメンバーに対して武器の取扱に関する訓練を施していた容疑がある。また、聯合軍を攻撃している組織とのつながりもある模様。
Bayji では、外国人テロリストの手引きを行っている組織の関係者 1 名と、その他 2 名を拘束。Mosul でも同様の容疑で 1 名を拘束。いずれも、アルカイダ関連などのテロ組織幹部とつながりがある模様。Samarra 東方では、Salah ad Din 省で活動しているアルカイダ関連組織のメンバーを拘束した。
Muqdadiyah 北方で 17 日、聯合軍とテロリストの交戦があり、敵 5 名が死亡。アルカイダ関連組織の首領を狙って Shirween で実施した作戦による。武装した敵が撃ってきたために戦闘になった次第。
Mosul では、過去に Fallujah のテロ組織で首領を勤めていたお尋ね者 1 名を拘束。Karmah のテロ組織ともつながりがある模様。それ以外にもう 1 名を拘束。Samarra 南方と Hawaji 南西では、Baghdad 北方や Hawija で活動しているテロ組織の関係者 5 名を拘束。
16 日に Balad 南方で、Baghdad 北方で活動しているアルカイダ関連組織の首領 1 名と、その他 2 名を拘束。この組織は自動車爆弾攻撃や IED 攻撃、恐喝、武器密輸、外国人テロリストの移動といった犯罪に手を染めていた。 Iskandariyah 北西では、アルカイダが使用していた地下トンネルを、米陸軍・第 3 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム・第 7 歩兵聯隊・第 3 大隊の兵士が発見。武器の保管、人員の隠れ家、攻撃の拠点を結ぶ連絡路といった用途。現場からは IED の部品も見つかっており、これについては調査中。トンネルは航空攻撃によって破壊した。このエリアでは、米軍とイラク軍が "Operation Marne Roundup" を実施中。
米陸軍・第 3 戦闘航空旅団の偵察チームが Arab Jabour 近くで、迫撃砲を輸送している不審な車輌を発見、破壊した。また、地元住民からの通報により、米陸軍・第 30 歩兵聯隊・第 1 大隊・D 中隊の兵士が武器集積所を発見。RPG 10 発、ダイナマイト 10lb、擲弾、雷管 90 個という内容。
Bawi でも、地元住民からの通報を受けた米陸軍・第 3 歩兵師団・第 3 重旅団戦闘チーム・第 15 歩兵聯隊・第 1 大隊・A 中隊の兵士が、大規模な武器集積所を発見した。内容は、地雷 100 発、105mm 砲弾 2 発、120mm 迫撃砲弾 2 発、120mm 砲弾 2 発 (訳注 : 122mm ?)、152mm 砲弾 2 発、装薬 100lb、7.62mm 弾、EFP のケーシングといったもの。A 中隊は当地で、幹線道路の確保任務を担当している。

今日のアフガニスタン (AFPS 2007/12/17)
Nangarhar 省で 14 日、アフガニスタンの警察がタリバン関係者 2 名を拘束。自爆テロの支援や IED 輸送に関与していた容疑。
同じ 14 日に Ragham の Rodat 地区で、地元住民が武器集積所を見つけたため、聯合軍が武器の一掃を企図した作戦を実施して 85mm 無反動砲弾 70 発を発見。Desarak の Achin 地区でも、RPG、82mm 迫撃砲、85mm 無反動砲を発見した。地元住民の協力を得て武器の回収を推進する、"Small Rewards Program" によるもの。
Oruzgan 省の Tarin Kowt 地区では 13 日、地元住民が乗ったバスをターゲットとする IED 攻撃が発生、死者 6 名、負傷者 7 名が出る事件が発生。これに対して警察が出動して現場を確保、負傷者に対する救護活動を行ったほか、この件に関連して 2 名を拘束。アフガニスタン軍と聯合軍も出動した。

今日のイラク (AFPS 2007/12/17)
Muqdadiyah 北方で自爆テロが発生、その際の聯合軍との交戦で敵 4 名が死亡。まず、自爆テロを企てた敵 2 名が死亡した後、さらに残る敵が立てこもった建物に対して聯合軍の航空機が攻撃を実施、2 名が死亡。
Mosul では、アルカイダ関連組織の首領をターゲットとする掃討作戦を実施、敵 1 名が死亡、4 名が拘束された。ターゲットとなった人物は、武器や IED 製造材料の調達に関わっていたとされる。この人物がどうなったかについては不明。
Samarra 南東で、聯合軍が 15 名を拘束。Samarra と Salahuddin で活動しているアルカイダ関係者をターゲットとする作戦によるもの。
Mahmudiyah 近郊で聯合軍が、アルカイダ関係者と交戦して敵 1 名が死亡。Baghdad 界隈で活動している組織と関連があるとされる。敵が指示を無視して戦闘態勢をとろうとしたために射殺したもの。このほか、1 名を拘束。
15 日、イラク軍と聯合軍は Babil 省北部、Iskandariyah 界隈で "Operation Marne Roundup" を発動。Multinational Division Center による一連の作戦のうち最新のもので、第 3 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム指揮官の Thomas James 大佐によると、アルカイダ関連組織や武器密輸組織の掃討と聖域潰しを企図しているとのこと。作戦の初期段階でミサイル 12 発を使用、敵が IED の製造・保管拠点にしていた建物 2 棟を破壊した。初日午後の進撃では、抵抗に遭遇していないとのこと。目標地域の制圧後に、Patrol Base Khidr を設営して、警察が地元住民と協力してIskandariyah に通じる幹線道路の安全を確保することになる。
Baghdad では 15 日、聯合軍がアルカイダ関連組織の首領 1 名を拘束。自動車爆弾攻撃、IED 攻撃、恐喝、武器密輸、外国人テロリストの手引きといった行為に関与した容疑。それ以外に 2 名を拘束したほか、IED 製造材料を発見。
14 日に Arab Jabour と Buaytha で、聯合軍がアルカイダ関係者 2 名を拘束、武器集積所 4 ヶ所を破壊。前者は地元住民が捕まえて、Patrol Base Murray の米陸軍・第 30 歩兵聯隊・第 1 大隊に突き出したもの。さらに、対戦車地雷、各種の迫撃砲、自家製爆薬、銅線、弾薬を発見。
14 日、Multinational Division Baghdad 麾下の兵士が 2 名を拘束。過激派の資金調達担当者と、Rashid 地区の Doura で聯合軍の兵士を殺害した容疑。その Rashid の西部では 13 日、Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 1 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム・第 28 歩兵聯隊・第1 大隊・B 中隊 "Black Lions" の兵士が、過激派組織の首領を拘束。IED や EFP で攻撃を仕掛けていた容疑。
米空軍の MQ-1 Predator が Muqdadiyah 近郊で墜落、これを受けて航空作戦を一時中断して原因調査中。

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こぼれ話

Thunderbirds 2008 schedule (AFNews 2007/12/17)
  • 2008/3/15 : San Angelo, TX
  • 2008/3/29 : Tyndall AFB, FL
  • 2008/4/5-6 : Punta Gorda, FL
  • 2008/4/12-13 : Lakeland, FL
  • 2008/4/19-20 : Wilmington, NC
  • 2008/4/26 : Charleston AFB, SC
  • 2008/5/3-4 : March ARB, CA
  • 2008/5/10-11 : Langley AFB, VA
  • 2008/5/17-18 : Fort Smith, AR
  • 2008/5/24 : Tinker AFB, OK
  • 2008/5/28 : U.S. Air Force Academy, CO (Invitation Only)
  • 2008/5/31 : McGuire AFB, NJ
  • 2008/6/1 : McGuire AFB, NJ
  • 2008/6/7-8 : Rockford, IL
  • 2008/6/14-15 : Quebec City, Canada
  • 2008/6/21 : Klamath Falls, OR
  • 2008/6/24 : Eielson AFB, AL
  • 2008/6/28-29 : Elmendorf AFB, AL
  • 2008/7/4-6 : Battle Creek, MI
  • 2008/7/12-13 : Milwaukee, WI
  • 2008/7/19-20 : McChord AFB, WA
  • 2008/7/23 : Cheyenne, WY
  • 2008/7/26-27 : Rochester, NY
  • 2008/8/8-10 : Abbotsford, Canada
  • 2008/8/16-17 : Offutt AFB, NE
  • 2008/8/20 : Atlantic City, NJ
  • 2008/8/23-24 : Kansas City, MO
  • 2008/8/30-31 : Travis AFB, CA
  • 2008/9/6-7 : Westover ARB, MA
  • 2008/9/12-13 : Reno, NV
  • 2008/9/14 : Mountain Home, ID
  • 2008/9/20-21 : Scott AFB, IL
  • 2008/9/27-28 : Salinas, CA
  • 2008/10/4 : Vance AFB, Okla.
  • 2008/10/11-12 : Ft. Worth, TX
  • 2008/10/18-19 : Dobbins AFB, GA
  • 2008/10/25-26 : Houston, TX
  • 2008/11/1-2 : Lafayette, LA
  • 2008/11/8-9 : Nellis AFB, NV

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AFIS : American Forces Information Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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