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一般ニュース
今日の小ネタ (DefenseNews 2008/1/20)
韓国が、短・中射程ミサイルに対する下層迎撃手段として SM-6 の導入を検討中で、アメリカもそれに対して前向きな回答をした、という報道がある。すでに SM-2 ブロック III A/B については KDX (訳注 : KDX-III ?) 搭載用として 170 発の調達希望を表明済み。これは射程 170km だが、SM-6 は射程 320-400km なので、さらに遠方での要撃が可能。その韓国は KAMD (Korea Air and Missile Defense) なる防空システム構築構想を進めており、その一環である SAM-X 計画としてドイツから中古 PAC-2発射器×48、レーダー、ミサイル (GEM+ : Guidance Enhanced Missile Plus 仕様) を導入する話が決まっている。財政上の理由や反米感情の存在、近隣諸国への配慮から、アメリカの MD 構想には参加していない。
シンガポールの Teo Chee Hean 国防相が 15 日、CSIS (Center for Strategic and International Studies, Washington DC) における講演で「中国やインドは、自国の経済発展を受けて軍事力を強化しており、自国の関心事を実現するための影響力を強めている」と発言。また、紛争が発生する可能性がある "flash point" としては、台湾海峡、朝鮮半島、パキスタンを挙げた。そのほか、アジア太平洋地域において「地域のすべての国家、さらにその外部の国をも取り込んで、オープンで包括的、かづ秩序ある安全保障の枠組みを構築する必要がある」と発言。
レバノン軍 (LAF : Lebanese Armed Forces) が、自国内で直面している非対称型脅威に対応するため、特殊作戦部隊の編成に乗り出した。空挺旅団、コマンドー聯隊、海洋コマンドー聯隊、対諜報・対破壊工作聯隊といった内容で、当初の人員規模は 2 個旅団相当の 5,000 名ほど。数年後に 3 個旅団相当の規模にまで拡大したいとしている。背景には、パレスチナ人難民キャンプで武装軍閥や過激派組織の浸透が進んでいる状況がある。
そのレバノンに対しては、さまざまな国から援助が寄せられている。
ポーランド : T-54/55 戦車、130mm 砲、120mm 迫撃砲、多連装ロケット発射器などで使用する各種弾薬を 1,200 万ドル分
ベルギー : Leopard 1 戦車×40 両、YPR 装甲車×32 両を近いうちに提供
アメリカ : 2007/12/22 に 2.5t トラック×100 両が現地に到着。さらに、1 月中に貨物トラック 200 両を増強、年内にもっと増やす。また、弾薬 350 万ドル分を提供。これまでに提供した支援の総額は 2 億 7,100 万ドル分。レバノン軍では、2008 年にも 2 億ドルの援助があるといっているが、アメリカ側は具体的な金額に言及していない
インド国防省は 8 日、MMRCA (Medium Multirole Combat Aircraft) 計画に関して Saab 社と EADS 社が要請したオフセット提案期限 (2008/6/9) の延長を却下。MMRCA 計画では、単にオフセットを設定するだけでなく、技術移転をオフセットに入れないとする条件を設定しているため、メーカー各社はオフセット提案の見直しを余儀なくされている。
インドは中型輸送ヘリ/VIP 輸送ヘリの調達計画を進めているが、候補に挙げられている AW101 (AgustaWestland) と S-92 (Sikorsky Aircraft) の飛行試験を 1/14-19 にかけて実施したところ。輸送ヘリは 3,000 万ドルで 4 機、VIP 輸送ヘリは 2,500 万ドルで 8 機の調達を予定している。17,000ft の高度まで運用できる機体を求めており、3 発機を優先するとしているため、AW101 が有力視されている状況。夜間・悪天候下でも運用でき、最新型のオープン・アーキテクチャ型機器を装備、低い振動・騒音レベル、最新のセンサーとジャマーを装備、ミサイルや NBC 兵器への対策も施すこと、といった要求がある。2 ヶ月かけて機種選定を行い、3 月に決定の予定。これによって Palam に配備している Mi-8 を代替する。
台湾空軍の Air Defense Missile Command は 15 日、台湾北西部、淡水 Tamshui 近くの三芝 Sanchih にある、天剣地対空ミサイルの基地を報道関係者に公開した。ここには第 951 旅団麾下の第 611 大隊が駐留しており、今回の公開では天剣 2 ミサイルを収容した地下サイロや天剣 1 ミサイルの移動式発射器を披露。天剣 1 の発射器は、1 台で 4 発のミサイルを搭載する。エントランスから望見できた地下バンカーは 3 ヶ所、うち 1 ヶ所を公開しており、ひとつのバンカーにサイロを 4 基、それぞれのサイロに天剣 2 ミサイルを 4 発ずつ収容する。全体規模は明らかにしていないが、サイロ 16 基、ミサイル 64 発と推定されている。そのほか、280-300km のレンジを持ち、同時に 104 機を追跡できるフェーズド・アレイ・レーダーや、指揮管制施設もある。天剣 1 ミサイルは射程 100km、射高 23,000m、速力 M3.7。天剣 2 ミサイルは射程 200km、射高 25,000m、速力 M4.2。ミッドコース誘導に加えて、終末誘導として SARH (天剣 1) または ARH (天剣 2) を使用する。天剣ミサイルの基地は全国に 5 ヶ所 - 三芝、馬粗島 Matsu Island、高雄 Kaohsiung 省の林園 Linyuan と大肚山 Tatushan、台中省に 1 ヶ所がある。
英空軍は今年、ASTOR (Airborne Stand-Off Radar) こと Sentinel R.1 と組んで使用する地上管制ステーションを、アフガニスタン南部に試験投入する。この計画は 1999 年 12 月に契約を実施した総額 10 億ポンド強のプロジェクトで、Bombardier 社の Global Express にデュアルモード合成開口レーダーを装備した機体を 5 機、師団・旅団レベルで使用する戦術地上管制ステーション×6、司令部レベルで使用する地上管制ステーション×2 を調達済み。この地上管制ステーションは、Predator UAV など、他のシステムからのデータ受信も可能とのこと。なお、Sentinel R.1 を送り込んで飛行試験を実施する計画はない。ASTOR システムの就役期日 (ISD : In-Service Date) は、当初の予定より遅れて 2008 年末となっている。
米空軍の KC-X に関する契約は、1 月中には実現しない見通し。2/13 に国防調達会議 (DAB : Defense Acquisition Board) の会合を予定しており、一般的には DAB の会合から 10 日後に契約に至る場合が多い。
インド陸軍は、防空システムと組み合わせて使用する車載式移動指揮所 (MCP : Mobile Command Post)×72 基を 2 億ドルで調達する計画。無給油で 12時間/150km の移動が可能、航空・鉄道輸送が可能、全天候下で運用可能、監視/戦術管制レーダーからのデータを即時処理できる、他の指揮所や兵装にデータを転送できる、300m のレンジを持つ暗視装置の装備、NBC 防護システムの装備、水 350L などの補給品搭載スペース設置、要員 6 名分のシェルターを設置、といった要求がある。RfP の送付先は、Thales、EADS、Bumar、Indra、Rafia (チェコ)、Agat Scientific Production (ロシア)、Bharat Electronics、Electronic Corporation of India、Larsen & Toubro、Spec Systems、Tata Advanced Material の各社。
オーストラリアの Kevin Rudd 首相は、Nicolas Sarkozy 仏大統領や Romano Prodi 伊首相とともに、アフガニスタンへの軍のプレゼンスを長期的に継続する方針を表明。ただし、現在のやり方には問題があるとして、タリバン掃討のために他の NATO 諸国との政治的・軍事的協調と方針の転換が必要である、という見解を示した。現状では一貫性・有用性を欠き、国によって異なる交戦規則を用いているなど、問題点がいろいろあるとしている。
今日の小ネタ (DefenseNews 2008/1/18)
米海軍の関係者によると、DDG-1000 Zumwalt 級駆逐艦の建造契約は 1 月中に造船所 2 社 (General Dynamics, Northrop Grumman) に対してそれぞれ 33 億ドルずつで発注できる見通しとのこと。現時点で協議のポイントになっているのは、コスト、生産にかかる時間、量産に伴う学習曲線の問題。現時点で 7 隻の建造を計画している。
フランス政府が、保有する DCNS 社株のうち 2.7% を売りに出すのに伴い、同社の従業員が自社株を購入できるようになる。2007 年 3 月には 25% 分を Thales 社に売却済み。
Herve Morin 仏国防相は、フランス軍が 35,000 名の人員削減を計画しているとする報道について、否定した。
そのフランス軍が保有している Cougar×27 機について、Eurocopter 社がアップグレード改修する模様 ?
米空軍の小ネタ (AFNews 2008/1/18)
在欧米空軍 (USAFE) 司令官に、Roger A. Brady 大将が就任した。前職は空軍の人事担当参謀次長、USAFE の計画責任者を務めていたこともあり、8 年前にその職を離れて以来の USAFE 復帰となる。
韓国・群山 AB の 8th FW/80th FS (F-16C/D-30 装備) と、アラスカ・Eielson AFB の 354th FW/18th AGRS (F-16C/D-40 CCIP (Common Configuration Implementation Program) 装備) が、機体の交換を実施した。これに合わせて、パイロットも群山から Eielson に転勤する。
DCGS (Distributed Common Ground System) や、その他の情報関連システムを取り扱っている 480th IW (Intelligence Wing, Langley AFB, VA) が、2008/3/1 付で AFISRA (Air Force Intelligence, Surveillance and Reconnaissance Agency, Lackland AFB, TX) 麾下に移転することになった。ISR 分野の組織再編成によるもの。480th IW 麾下には以下の組織を配することになっている。
693rd IG (Intelligence Group, Ramstein AB, Germany)
692nd IG (Hickam AFB, HI)
548th IG (Beale AFB, CA)
497th IG (Langley AFB, VA。ここに ISR 中核グループを新編)
(新編予定) (Osan AB, Korea)
米空軍博物館 (National Museum of the U.S. Air Force) の展示機に、F-22A が加わった。展示することになったのは S/N 91-4003、1999 年に製造した 9 機の EMD (Engineering, Manufacture and Development) 試験機のうちの 1 機で、AIM-120 の超音速発射を行ったこともある機体。
今日の小ネタ (DefenseNews 2008/1/17)
Herve Morin 仏国防相は、Hotel de Brienne にある 18 世紀からの建物に入っている国防省を、Paris 市内の Balard に新設する建物に移転して "French Pentagon" とする計画に加えて、統合参謀本部、装備調達部門の DGA (Delegation Generale pour l'Armement)、管理部門の Secretaire Generale pour l'Administration、シンクタンクの Delegue aux Affaires Strategiques で構成する委員会 (executive committee) を創設した。このほか、装備品やインフラ関連の資金投下を担当する委員会を創設する、統合参謀本部の任務を計画・予算・プログラム分野に拡大する、といった再編成を予定している。装備調達プロジェクトでは統合チーム制を取り入れるため、作業手順にも違いが出てくる。
米国防総省の装備調達責任者を務める Gordon England 氏は現時点で、F-22A の調達数は 183 機で十分という立場だが、FY2009 補正予算で 4 機分の予算を要求する話が浮上してきている。England 氏が Phil Gingrey 議員 (R-GA) に対して 14 日に送付した書簡の中で、「戦時消耗を補充するために FY2009 補正予算で航空機の調達費を要求するが、それを使って Lockheed Martin 社の生産ラインを維持するつもり」と記したのが発端。ちなみに F-35 でも似たような手を試みたことがあり、FY2007 の補正予算で 2 機分・3 億 8,900 万ドルを要求したが、議会は「F-35 は F-16 の戦時消耗代替にあらず」として却下。なんにしても、空軍は依然として F-22A について「381 機の調達が適正」だとしている。
仏 DCNS 社は、ドイツ製潜水艦×5 隻を保有、6 隻目の発注を検討しているブラジルに対して Scorpene 型を売り込む考え。すでに Scorpene 型はスペイン・チリ・マレーシア・インドから受注を獲得している。
イスラエルのラジオ局が、"unconventional payload" を搭載したミサイル (Jericho III ?) を試射したと報じている。また、短・中射程のミサイルやロケットを迎撃するためのテストも実施している、と報じている。そのイスラエル、イランが 2010 年までに核兵器を獲得するとみており、イランの核兵器は自国にとっての脅威なので、然るべき対抗手段を講じるという立場。(ORI LEWIS, REUTERS)
チェコの Mirek Topolanek 首相は 17 日、アメリカが同国に配備を計画している MD エレメントは「NATO によるミサイル防衛システムの一環だと確信している」と発言。(REUTERS)
インドネシアと中国の国防相が、両国間の軍事的関係強化に向けて作業を進めている、という報道がある。具体的な内容としては、兵器メーカー PT Pindad や造船所 PT PAL への中国からの支援、という話が出ている。(AFP)
米アフリカ軍 (AFRICOM) 副司令官の Mary Carlin Yates 氏は、アメリカはアフリカに恒久的な基地を設置するつもりはないと発言。アルジェリアが「(米軍の恒久駐留は) 我が国の主権侵害だ」と発言したのに対応するもの。(AFP)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/1/17)
カタールの Camp As Sayliyah にある Stryker Battle Damage Repair Facility で 1/12 に、累計 100 両目の補修作業が完了したのを祝うセレモニーが開催された。最初の車輌を送り出したのは 2005 年 9 月。修理した中には、いったんは全損・修理不能と判断されたものも含む。当初は 1 両の修理に 200 日かかっていたが、現在は 60 日で済むところまで能力が向上している。現在、月間 12 両ずつを修理して戦地に送り返しているとのこと。(US Army)
Human Rights First (New York, NY) がまとめたレポートによると、イラク・アフガニスタンで活動している PSC (Private Security Contractors) は戦力の使用に関する説明責任が欠如しており、「まず撃って、後から誰何する (または何もしない)」状況にあるという。Human Rights First では、イラク・アフガニスタンで軍事作戦が始まって以来、地元住民に対する暴力行為で訴追された業者は 1 社だけだと指摘している。いわば仮想的な無法地帯で、イラクやアフガニスタンで民間人の脅威になっている、というのが同組織の主張。一方、米軍については犯罪行為の調査をちゃんとやっているとして称揚している。実際、60 名あまりの米軍人が民間人に対する犯罪行為のかどで軍法会議にかけられており、調査対象になっている人数はもっと多い。もっとも、専門家の中には、大半の PSC 要員は身体を張って誠実に仕事をしている、問題がある人物は雇用を行わずに送り返している、と指摘する向きもある。ただ、それが完全に行われているかどうかが問題というところ。こうした指摘に対して司法省の広報担当は、「かかる主張には同意できない」と反論中。また、PSC に対する軍からの統制強化や、治外法権状態にしないでアメリカ国内法によって裁く、といった措置が講じられ始めているところでもある。(VoA)
Los Angeles Times 紙が 16 日に Robert Gates 米国防長官の発言として、「アフガニスタン軍の訓練が不十分であることに懸念を覚える」など、アフガニスタンにおける NATO 諸国の関与について不満を漏らしているといった趣旨の報道を行ったが、これに対して米軍やアメリカ政府当局は、打ち消しに回るとともに、NATO 諸国に対して「貢献に感謝する」と表明する等の行動を取っているところ。たとえばオランダでは、アメリカの大使が国防相のもとを訪れて、同趣旨の発言をしている。もっとも、アメリカは以前に NATO 諸国に対して、アフガニスタン問題へのコミットメントが不十分では、と不満を漏らしたことがある。(VoA, Netherlands Information Service)
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産業・装備・調達
今日の米軍調達 (Contracts 2008/1/18)
Radant Technologies, Inc. (Stow, MA) は米海軍から、潜水艦用の通信アンテナ・レドームと、それに関連するエンジニアリング・サービス業務 (試験、検査、損害評価、研究、アップグレード、技術改良、補修作業) を $14,114,142 で受注した。5 年間にわたり年間 20 セットのレドーム、さらに所要の工具類も納入する。Naval Undersea Warfare Center Division, Newport, RI (N66604-08-D-0660)
L-3 Communications, Communication Systems - West (Salt Lake City, UT) は米海軍から、Deployable Multi-Channel Satellite Communications System を対象とする維持管理業務を $13,847,222 で受注した。衛星通信端末、IP 対応アップグレードと IP ベースバンド・モジュール、Ka バンド対応アップグレード、スペアパーツ、交換用コンポーネンツといった内容。オプション契約分まで実現した場合の総額は $65,758,336。Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston, SC (N65236-08-D-5137)
General Dynamics Land Systems 社傘下の General Dynamics Amphibious Systems (Woodbridge, VA) は米海軍から、EFV (Expeditionary Fighting Vehicle) の SDD (Systems Development and Demonstration) 2 フェーズに関連する先行調達を対象とする修正契約を、$11,960,776 で受注した。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-05-C-0072)
Chemical Specialists and Development, Inc. (Conroe, TX) は米国防兵站局 (DLA) から、燃料凍結防止剤 (fuel system icing inhibitor) を $11,619,400 (minimum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-0752)
Falcon Fuels Inc. (Paramount, CA) は米国防兵站局 (DLA) から、民間部局向けの無鉛レギュラーガソリンを $2,080,350.00 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-05-D-4526)
ITT Industries, Systems Division (Cape Canaveral, FL) は米空軍から、Space Lift Range Systems で使用するミッション機材の、予備品・消耗品に関する修正契約を $6,792,630 で受注した。SMC SLG/PK, Peterson AFB, CO (F04701-01-C-0001/P00465)
IBM (International Business Machines) Corp. (NY) は米空軍から、熱イオンスイッチング (on-thermionic switching) 技術を利用した超低出力送信機関連の開発作業に関するオプション契約分を、$6,375,674 で受注した。Det 1 AFRL/PKDA, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-C-7806).
Kidde Technologies, Inc. (Goleta, CA) は米陸軍から、Stryker 装甲車で使用する消火キットを $5,715,150 で受注した。TACOM (Tank Automotive and Armaments Command) (W56HZV-08-C-B001)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/1/18)
スイスの DDPS (Department of Defense, Civil Protection and Sport) は航空機メーカー 4 社 (Boeing, Dassault, EADS and Gripen International) に対して、現用中の F-5E Tiger II を代替する新戦闘機の調達に関する RfP をリリースした。同機は近い運に運用寿命を迎えて退役することになるが、その後に残るF/A-18C/D×33 機だけで 24 時間フルタイムの上空哨戒を行おうとすると、同時に 4 機しか上げることができない。そこで代替戦闘機が必要だとしている。2008 年半ばまでに初期提案を受け付けて、今年の後半に飛行試験を含む評価作業を実施する予定。そのための経費 800 万スイスフランについては、昨年冬の議会で支出を承認済み。その後、1 機種に絞り込むための検討を行い、Armaments Program 2010 に代替機の調達計画を盛り込む。調達経費は 22 億スイスフランを予定しているが、これは PC-21 に代わる練習機の調達計画と同額。(Swiss Dept. of Defense, Civil Protection and Sport)
Gripen International はこれを受けてさっそく、応札の意思を表明。スイスの関心を得られるだけの魅力的な提案を行える、と宣言した。費用対効果の高さやライフサイクルコストの低さをアピールしている。Gripen は現在、スウェーデン、チェコ、ハンガリーで運用中、南アフリカで導入中、さらに英空軍の ETPS (Empire Test Pilot School) でも運用している。また、デンマークとインドに対して売り込み中、タイからは採用を勝ち取ったところ。(Gripen International)
さらにノルウェー国防省がスウェーデン軍国防資材局 (FMV) に対して、2015 年に寿命となる F-16A/B の代替機として JAS39 Gripen を提案するよう要請 (RBI : Request for Binding Information)。回答期限は 2008/4/28、その後は 2009 年春に調達プロセス開始の承認を行うことになっている。この件では、Gripen 以外に 2 機種が競合する。これに対して Gripen International の販売担当責任者を務める Hans Rosen 氏は、ノルウェーの関心を得られるだけの魅力的な提案を行える、と宣言した。さらに、(Gripen を採用すれば) 両国の産業界が "win-win" の関係を作れる、と付言している。(Gripen International)
伊 Alenia Aeronautica 社はリビア内務省から、洋上哨戒型 ATR-42MP×1 機を 3,100 万ユーロで受注した。パイロットとシステム・オペレーターの訓練、兵站支援業務、スペアパーツを含む。2009 年中にデリバリーして Libyan General Security agency が領海の監視や捜索・救難、環境保護といった任務に使用する。機体の内容はイタリア沿岸警備隊のものと同仕様。捜索レーダーに加えて、電子光学センサーや、救難装備の空中投下機材を持つ。機体そのものはリージョナル旅客機であり、運用コストの低さが売り。これで ATR-42MP の受注は累計 9 機となった。内訳は イタリア税関局 (Customs Police)×4 (うち 1 機は発注中)、イタリア沿岸警備隊×2、ナイジェリア空軍×2、そして今回の 1 機。なお、同じ Finmeccanica 社がらみで、リビアは 2006 年 1 月に AgustaWestland 社に対して、A109 Power×10 機を 8,000 万ユーロで発注している。(Alenia Aeronautica)
オーストラリアの装備調達担当相 (Parliamentary Secretary for Defence Procurement) を務める Greg Combet 氏は、オーストラリア空軍が C-17A の最終号機 (4 機目) を翌日に領収すると発表した (注 : 記事発表時点)。カリフォルニア州 Long Beach の Boeing 社工場で納入セレモニーを実施。この後、アメリカ国内で自衛機材の装備を行って、3 月初頭にデリバリーの予定。発注決定から 2 年後の出来事で、費用は 22 億豪ドルの予算内で納まった。この予算には、運用する No.36 Sqn. のための施設建設、配備先となる RAAF Base Amberley での支援体制作り、RAAF Bases Darwin、Townsville、Edinburgh、Pearce における空輸施設整備にかかる経費も含む。(Australian DoD)
BAE Systems 社は、F-35 の低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) に関する第一陣契約を 2,500 万ポンドで受注した。CTOL 型×2 機分の後部胴体、垂直尾翼と水平尾翼、ミッション/ヴィークル・システムといった内容。2008 年から製造開始、2010 年にデリバリーの予定。BAE Systems 社では、SDD (System Development and Demonstration) フェーズから量産フェーズに作業が進んだのは重要な一歩だとしている。F-35 は 2015 年までに全規模量産 (FRP : Full Rate Production) に移行する予定で、その後は日産 1 機のペースで製造する。ちなみに、BAE Systems 社の現在の体制は月産 1 機分。機体の製造以外にも、自動化した兵站システムや合同試験隊 (Integrated Test Force) が同社の担当分野に含まれる。(BAE Systems)
豪 Tenix 社は、防衛関連事業一式を BAE Systems Australia 社に売却すると発表した。この後、関係機関による承認を得て 2008 年前半に実現する予定。BAE Systems からすると、これによってオーストラリアにおける研究開発・製品納入のための体制を強化できることになる。なお、Tenix 社ではインフラ関連事業の売却作業も進めているところ。(Tenix)
VX-31 (Air Test and Evaluation Squadron 31, NAWCWD China Lake, CA) に所属する海兵隊のパイロット 2 名が最近、イラクにいる VMFA(AW)-225 に新型の暗視装置を備えた機材を持ち込んだ。2008 年 3 月まで運用を続ける予定。これは "QuadEye" NVCD (Night Vision Cueing and Display) といい、JHMCS (Joint Helmet Mounted Cueing System) の機能に加えて夜間の状況認識に求められる暗視装置の機能を組み合わせたもの。JHMCS は過去 10 年の間に海軍・空軍・海兵隊が合計 2,000 セットを領収しており、F/A-18E/F は対応済み、F/A-18D も今年末から対応作業を始める。その JHMCS に対するフォローオン計画が NVCD で、海軍・空軍の共同計画。The Crew Systems Program Office (PMA-202, NAVAIR HQ) が 3 年前から、複数のプロトタイプを開発してきた。速度、高度、方位、センサー映像を投影する仕組み。また、併設したカメラに映像を記録する機能もある。もっと小型の Mini-QuadEye と入れ替えることもできるが、こちらはまだ VX-31 と VX-9 でしか運用承認が降りておらず、F/A-18 Program Office (PMA-265, NAVAIR HQ) は暫定的に、VMFA(AW)-225 に対して Universal Urgent Need Statement に基づく運用承認を出すことにした。それが今回イラクに持ち込んだもの。大型の QuadEye については、まだ艦隊での運用許可が出ていないが、NAWC-WD 麾下の Supersonic Naval Ordnance Research Track が、近いうちに射出時の安全性を検証することになっている。何にしても、開発試験 (DT : Development Testing) や運用試験 (OT : Operational Testing) が完了しないうちに実戦部隊にブツを持ち込むのは異例。現場の評価は良好で、現行の NVG と比較すると、特に市街地上空で使用したときの違いが大きいとのこと。この小型の "two-tube" 版でも 80% の用は足りる。大型の "four-tube" 版はさらにパイロットのワークロードを軽減できるが、それは状況確認のための頭部移動量を減らせるため。(NAVAIR)
米陸軍の FCS(Future Combat System) で LSI (Lead Systems Integrator) を務める米 Boeing・米 SAIC (Science Applications International Corp.) の両社は、FCS で使用する無人システム 2 種についての、試験スケジュール繰り上げについて正式に発表した。現在の開発状況と、初期バージョンをイラク・アフガニスタンに持ち込んだときの現場の評価が良かったのを受けた措置。2008 年 1 月から、AETF (Army Evaluation Task Force, Fort Bliss, TX) に iRobot 社製 SUGV (Small Unmanned Ground Vehicle)×25 両と Honeywell 社製 Class I UAV×11 機を配備、1-6 月にかけてデリバリーと要員の訓練を行い、今夏から 9 月にかけて評価試験を実施する。SUGV は重量 30lb、市街地・トンネル・排水路・洞窟といった危険な環境で使用する無人車両。Class I UAV は中隊レベルで使用する小型 UAV で、偵察・監視・目標捕捉に使用する。市街地やジャングルでも運用でき、垂直離着陸やホバリングが可能。これと平行して、FCS 用に開発した Tactical and Urban Unattended Ground Sensors などの状況認識システムや、Joint Tactical Radio System Ground Mobile Radio を初めとする通信機材を既存の M1 戦車や M2 歩兵戦闘車、HMMWV に搭載する、"Spin Out 1" の計画も進んでいる。(Boeing) [以前に DefenseNews に載ったのとは、少し内容が違うような…]
加 Bombardier Aerospace 社は、ドイツ国防省から VIP 輸送/負傷者後送用として Global 5000×6 機を受注したと発表した。2011 年のデリバリーを予定している。機体の製造は Bombardier 社の Global aircraft completion centre (Montreal, Canada) で、就役後のサポートは Lufthansa Bombardier Aviation Services (Berlin, Germany) で、それぞれ担当する。また、German Operating Aircraft Leasing GmbH & CO.KG (GOAL。Deutsche Lufthansa AG と KG Allgemeine Leasing のジョイント・ベンチャー) が Lufthansa Technik AG の下に副契約社として入り、4 機分の調達を担当する。ドイツ国防省では Special Mission Wing の近代化を進めており、Lufthansa Technik AG (Hamburg, Germany) が主契約社となって、Airbus A319 Corporate Jetliner×2 機や今回の契約を実施、これによって Challenger 601 を代替する。Global 5000 は VIP 輸送なら 12 席を設置でき、機内を改装して負傷者後送にも使用可能。航続距離 4,800nm。(Bombardier Aerospace)
Beretta 社は米陸軍から、M9 拳銃 25,403 挺を受注したと発表した。2008 年 6 月からデリバリー開始、2010 年 2 月に完納予定。さらに追加発注する権利も設定してあり。製造はすべて、Beretta U.S.A. (Accokeek, MD) が担当する。同社は 2005 年に米陸軍・米海兵隊向けとして 13 件の契約を受注、米陸軍向けについては多年度契約となっており、累計 3,100 万ドルに達している。さらに、Picatinny rail 組み込みなどの改良を施した M9A1 も開発していて、海兵隊向けに 4,000 挺を納入。同社では、M9 は米軍でもっともよくテストされた、信頼のおける拳銃だと称しており、20,500 発に 1 回の故障しか発生しないとしている。ちなみに、標準型マガジンは 15 発入り、20 発入りの拡張マガジンにも対応する。(Beretta)
昔の重爆撃機みたいだ (DID 2008/1/17)
BAE Systems 社は、米特殊作戦軍団から RGS (Remote Guardian System) を $491,000 で受注したと発表した。オプション契約分をすべて実現した場合の総額は 1,630 万ドル。CV-22 Osprey の機体下面に取り付けて全周をカバーするガン・ターレットで、3 銃身のガトリング式 7.62mm 機関銃 GAU-17/A を装備する。なお、これは米空軍特殊作戦軍団 (AFSOC) の CV-22 に装備するもので、米海兵隊の MV-22 は対象外。
今日の米軍調達 (Contracts 2008/1/17)
Gentex Corp. (Simpson, PA) は米空軍から、MACH (Modular Aircrew Common Helmet) を $95,481,268 で受注した。固定翼機と回転翼機の搭乗員が使用する新型ヘルメットで、現在はヘルメットの機種と仕様の違いによって 27 種類もあるものを、1 種類に統合して兵站支援の負担を軽減する。本体の SDD (System Development and Demonstration) フェーズに加えて、オプション契約としてモジュール・インターフェイスの SDD、初期段階の試験・評価、reprocurement data package、低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) を最大 2,250 セット、全規模量産 2 年分 (本体×24,000、AH-64 用モジュール・インターフェイス×500、 JHMCS モジュール・インターフェイス×600、シールド (maxillofacial shield)×4,000) を含む。77 AESG/PSK, Brooks City-Base, TX (FA8902-08-D-1000/0001)
BAE Systems Integrated Defense Solutions (Austin, TX) は米空軍から、QF-4 FSAT (Full-Scale Aerial Targets) のオプション契約分を $23,222,307 で受注した。ロット 17 にあたり、米空軍向け×12 機、米海軍向け×5 機。さらにロット 14 がらみのテクニカル・サポート業務も含む。5 年分設定したオプション契約のうち 4 年目。691 Armament Systems Squadron, Eglin AFB, FL (FA8675-04-C-0214/P00032)
Raytheon Network Centric Systems (St. Petersburg, FL) は米海軍から、CEC (Cooperative Engagement Capability) の設計 (design agent) とエンジニアリング・サービス業務を $62,579,000 (not-to-exceed ceiling) で受注した。Raytheon 社のラボ、海軍の施設や艦隊などにある既存 CEC ベースライン、支援機材、コンピュータ・プログラムが対象。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-08-C-5202)
Burns & McDonnell Engineering Co. Inc. (Kansas City, MO) は米海軍から、NAS Kingsville と NAS Meridian にエンジンのテストセルを建設する作業を、$26,449,728 で受注した。試験施設の建物本体とプライマリ/セカンダリ空気取入口、排気設備を設置する。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Atlantic, Norfolk, VA (N62470-08-C-8003)
Applied Research Associates, Inc. (Albuquerque, NM) は米海軍から、科学技術研究開発の契約を $24,700,000 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00421-07-D-0005)
General Dynamics Land Systems 社傘下の GDAMS (General Dynamics Amphibious Systems) は米海軍から、EFV (Expeditionary Fighting Vehicle) の SDD (Systems Development and Demonstration) フェーズで使用する予備資材に関する修正契約を、$19,490,208 で受注した。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-01-C-0001)
M.A. Mortenson Co. (Minneapolis, MN) は米海軍から、NAS Jacksonville に格納庫と駐機場を建設する作業を $18,000,000 で受注した。メイン州の NAS Brunswick から移転してくる機材を受け入れるためのもの。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Southeast, Jacksonville, FL (N62472-01-D-0077, Task Order JM01, Modification 08 (fourth increment))
Walton Construction Co. LLC, (Harahan, LA) は米海軍から、Fort Worth 所在の第 8 海兵管区 (8th Marine Corps District) 向けに、指揮・作戦・書記 (clerical)・訓練施設を備えた管理部門の建物を建設する作業を、$6,393,000 で受注した。既存の建物 (NSA New Orleans, LA 所在) は Hurricane Katrina で被災しており、いったん基地外部に建物を借りて移転する。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Southeast, Jacksonville, FL (N62467-05-D-0184/#0007)
Presidential Airways, Inc., an Aviation Worldwide Services Co., (Moyock, NC) は米海軍から、アフガニスタン、キルギスタン、パキスタン、ウズベキスタンで実施する、STOL (Short Take-Off and Landing) 機による空輸業務を $50,857,863 で受注した。大型固定翼輸送機、人員、機材、工具、資材を用意して実施するもので、メンテナンスも自前で実施。2011 年 6 月まで。USTRANSCOM Directorate of Acquisition, Scott AFB, IL (HTC711-08-D-0014)
Longbow LLC (Orlando FL) は米陸軍から、AH-64D Apache Longbow ブロック III で使用するレーダー・エレクトロニクス・ユニットと、UAV 用の戦術データリンク (unmanned aerial vehicle tactical common data link) アセンブリーを $15,445,000 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-05-C-0239)
McTech Corp (Cleveland, OH) は米陸軍から、カンザス州 Fort Riley でオペレーション施設 (unit operations facility) を建設する作業を $10,845,888 で受注した。Kansas City District Corps of Engineers, Kansas City, MO (W912DQ-08-D-0030)
新しい翼 (DID 2008/1/17)
アフガニスタン陸軍航空隊 (Afghan National Army Air Corps) 向けの An-32 輸送機が、2008/1/10 に Kabul AB に到着した。AI-20 ターボプロップ (5,100HP) の双発で、これは An-26 の 2 倍。これにより、搭載量も五割増の 14,750lb となっている。また、高温・高標高地帯での運用能力もアップした。
今回の機体はウクライナの中古機で、7 機を保有する中から 4 機を提供、再生補修工事を行ってから引き渡した次第。なお、An-26 も 2 機を運用する。
もう 100 機目 (AFMCNews 2008/1/17)
A-10C の改修 100 号機 (S/N 80-0172) が送り出された。309th AMG (Aircraft Maintenance Group)/571st AMS (Aircraft Maintenance Squadron) が 2006 年 7 月から PE (Precision Engagement) 計画に基づいて改修を進めているもので、改修に要する日数は 3 ヶ月を切っている。改修機は今後さらに 20 年間の運用を予定している。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/1/17)
カナダ政府が C-130E/H の代替用として、米 Lockheed Martin 社に 14 億ドルで発注した C-130J×17 機を対象とする 20 年間のサポート業務契約は、2009 年に契約するとのこと。既報のように、サポート業務関連を中心としてカナダ向けのベネフィットを提供するが、当初の政府間協議で設定した 60% よりも比率を高めて、直接・間接の合計を 75% に設定している。なお、Lockheed Martin 社によると、カナダに納入する C-130J は現行の米空軍向けと同じ長胴型になるとのこと。(Public Works and Government Services Canada, Lockheed Martin Aeronautics)
スウェーデン軍国防資材局 (FMV) とオランダ国防省は独 Rheinmetall 社に対して、Leopard 2 戦車の車体を使った武装工兵 (突破) 車輌・Kodiak (a.k.a. Geniepanzer) を発注した。両国合わせて 1 億ユーロの案件で、スウェーデン向け (ingenjorbandvagn 120) が 6 両、オランダ向けが 10 両、2011-2012 年にデリバリーの予定。今回、2 ヶ国で共同発注 (ただし契約そのものは別々) を行ったのはコスト低減のため。車輌の仕様を揃えて共同調達するだけでなく、兵站支援も対象とする。両国とも Leopard 2 戦車や Bergepanzer 3 装甲回収車を使用しており、もともと装備面での共通性がある。Kodiak は Rheinmetall 社と瑞 RUAG 社が組んで製造・販売を行っており、地雷除去を初めとする軍事作戦用途だけでなく、災害派遣任務での利用も可能。バケットやドーザー・ブレードを初めとする工作機材に加えて、ダブル構成のウインチ (9t まで対応)、自衛用の RCWS (Remote Control Weapon Station) や発煙弾発射機を備える。耐地雷防禦は Leopard 2 戦車と同レベル。オランダ向けについてはさらに乗員コンパートメントの装甲防禦を強化した。(Rheinmetall, RUAG)
Eurofighter Typhoon トランシェ 2 の初号機 (IPA7 : Instrumented Production Aircraft 7) が、ドイツ・Manching の EADS Military Air Systems 社工場で初飛行した。この機体はドイツ空軍向けの単座型で、トランシェ 2 のフル仕様。2008 年 4 月にブロック 8 の Type Acceptance を達成予定。平行して英 BAE Systems 社 Warton 工場では、トランシェ 1 仕様の機体にトランシェ 2 仕様のミッション・コンピュータやアビオニクス一式を搭載した機体 (IPA6, S/N BS031) を運用している。昨年 11 月にはイタリアで IP2 を使って、トランシェ 2 仕様の EJ200 エンジンも進空した。トランシェ 2 では処理性能と記憶容量を強化した新型ミッション・コンピュータの搭載により、Meteor、Storm Shadow、Taurus といった新型兵装の運用が可能になっている。また、トランシェ 1 で導入した後に陳腐化した部分も新型化した。製造予定は 251 機で、内訳はイギリス×93、ドイツ×75、イタリア×48、スペイン×35。2008 年夏から 2013 年にかけてデリバリーする予定で、すでに 32 機が生産ラインに載っている。他のトランシェも含めると 707 機を製造する予定。(Eurofighter)
NATO の MEADS (Medium Extended Air Defense System) Management Agency は米 Lockheed Martin 社に対して、MEADS のベースライン・インターセプターとして PAC-3 MSE (Missile Segment Enhancement) を 6,600 万ドルで発注した。Lockheed Martin Missiles and Fire Control 社が開発を進めている PAC-3 MSE は、現行 MSE の能力強化型。交戦エンベロープの拡大と、それによる防禦エリアの拡大を実現、制御翼面のレスポンスを向上させて、ロケット・モーターをパワーアップしている。これにより、より手強い脅威に対応できるようになるとしている。MEADS 計画を担当する MEADS International (Orlando, FL。伊 MBDA、独 LFK、米 Lockheed Martin のジョイント・ベンチャー) は現在、2005 年 5 月に 14 億ユーロで受注した設計・開発フェーズを進めているところ。資金分担はアメリカ 58%、ドイツ 25%、イタリア 17% となっている。(Lockheed Martin)
米海軍は車載用・降車歩兵用の IED ジャマー、CREW (Counter RCIED (Radio-Controlled Improvised Explosive Device) Electronic Warfare) の設計・開発・製造を担当するメーカーとして、米 Northrop Grumman 社を選定した。Northrop Grumman 社は NAVSEA (Naval Sea Systems Command, Washington Navy Yard, Washington, DC) から 1 年間・1,600 万ドルの契約を受注、システムの開発と、車載用・降車歩兵用をそれぞれ 7 セットずつ製造する作業を進めることになる。また、エンジニアリング・サポート・サービス、訓練、メンテナンス、補修業務も契約に含む。CREW は Joint Counter RCIED Electronic Warfare プログラムを構成する 2 つのエレメントのうちのひとつで、IED の遠隔起爆を妨害・起爆を阻止するためのもの。Northrop Grumman 社のソフトウェア無線機技術を活用して妨害する。(Northrop Grumman)
BAE Systems 社は、ミサイルの弾頭設計要員を MBDA 社に転籍させた。配置転換先は Lancashire にある MBDA 社 Lostock 工場で、今後も BAE Systems 社が持つ知的所有権 (IPR) やテクノロジーへのアクセスが可能。DIS (Defence Industrial Strategy) や DTS (Defence Technology Strategy) を受けた業界再編・統合のひとつで、弾頭技術も DIS/DTS でいうところの "key sovereign capability" に属する。ただし、弾頭製造については BAE Systems 社に残っており、MBDA 社に転籍したエンジニアのサポートを受けて生産に従事することになる。MBDA 社にとっては、Complex Weapons のサプライチェーンにおけるポジションを確保した格好。ちなみに、MBDA 社株の 37.5% を BAE Systems 社が保有している (その他は EADS 社が 37.5%、Finmeccanica 社が 25%)。(MBDA)
JAS39 Gripen が 2007/11/8 にスウェーデンの Vidsel 射場で、赤外線誘導の WVR (Within Visual Range) 空対空ミサイル・IRIS-T の試射を実施した。弾頭抜きのミサイルを使った高 G 発射試験で、ちゃんと機能するシーカーを装備・作動させたのは今回が初めて。スウェーデン空軍では、このミサイルを Cobra HMD (Helmet Mounted Display) システムと組んで導入する計画。IRIS-T はスウェーデン、ドイツ、ギリシア、イタリア、ノルウェー、スペインの共同計画で、独 Diehl BGT Defence 社とスウェーデンの Saab Bofors Dynamics 社が関与している。搭載機は Gripen、Typhoon、F-16、F-18、Tornado。将来的には AIM-9 Sidewinder の代替ミサイルとして売り込む。Gripen を使った IRIS-T のインテグレーション試験は 2008 年を通して続ける予定で、さまざまな兵装ステーションからの発射を試すことになっている。(Gripen International)
BAE Systems 社は米陸軍に、RQ-7 Shadow UAV で使用する目標探知システム・AURORA Generation IV×5 セットを納入した。軽量コンパクトで広範囲の監視が可能なリモートセンシング・システムで、高解像度のハイパースペクトラル/電子光学センサーによる脅威の探知・識別を行う。撮影した映像は機上で処理してから地上に送信するので、その分だけ通信回線の負荷を軽減できる。ペイロード 35lb の能力があれば、このシステムを搭載可能とのこと。(BAE Systems)
仏 Safran Group は、ブロードバンド関連製品などを手掛ける傘下企業・Sagem Communications 社を、Gores Group に 3 億 8,300 万ドルで売却すると発表した。フランス政府と EU の関係機関による承認が得られたために実現したもので、2008/1/25 付で発効する。今後、Gores Group が主要株主となり、20% を従業員や経営陣が、10% を Safran Group が保有する体制になる。Sagem Communications 社は従業員 6,500 名、2007 年の売上は 12 億ユーロ。(Safran Group)
固体燃料ロケット・モーターやノズルなどの製品を手掛ける仏 Snecma Propulsion Solide 社は、航空機分野における複合材料の使用を拡大する決定を下した。そこで 2008/1/1 付で Aeronautics and Composites division を新設、Olivier Le Merrer 氏をトップに据えた。同氏の report to は同社 CEO。Snecma Propulsion Solide 社は過去 40 年間にわたって複合材料製品を手掛けた経験があり、ミサイルやミサイル発射器などの利用例がある。自前の研究開発・量産設備に加えて、学術界の研究機関とも協力している。(Snecma Moteurs)
米 Harris 社が公表した、Falcon シリーズ無線機の受注状況。いずれも米軍向けで、受注額の累計は 1 億 5,800 万ドル。
Falcon II HF 無線機 (1 億 1,800 万ドル)。米陸軍 (州兵・予備役を含む) 向けで、HMMWV などの車輌に搭載する遠距離通信用。
携帯式無線機 AN/PRC-152 Falcon III (2,600 万ドル)。米空軍向けで JTRS 互換承認を獲得済み。SINCGARS との相互運用が可能、UHF による見通し線圏内の地対地・空対地通信にも対応、プログラマブル暗号化機能付き。
AN/VRC-110 Falcon III (1,400 万ドル)。米海兵隊向けで、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) などの車輌に搭載する。これらの車輌は AN/PRC-152 も装備する。総額 2 億 1,200 万ドルの、THHR (Tactical Handheld Radio) 計画の一環を構成するもの。
このうち最初の 2 件は、総額 27 億ドルの CISCHR (Consolidated Interim Single Channel Handheld Radio) の一部をなすもの。担当部門は Joint Program Executive Office for the Joint Tactical Radio System。(Harris)
Frost & Sullivan の Aerospace & Defence Group は、"2008 Quarterly Analyst Briefing Presentation" をまとめた。ヨーロッパにおける、砲搭装備型兵装の市場に関する調査を行ったもの。イラク・アフガニスタンにおける戦訓を受けて、多くの国で需要が増加しているという内容になっている。また、より軽量で高性能、要員の防禦能力と機動性に優れた砲搭へのシフトが進んでいるとした。(Frost & Sullivan)
米 ITT 社は米陸軍から、AN/PVS-14 単眼式暗視装置を 1 億 7,470 万ドルで受注したと発表した。2005 年 9 月にスタートした Omnibus VII に基づく最新の受注。AN/PVS-14 はゲイン・コントロール機能があり、市街地と田舎の両方に対応可能。携帯式で、頭部やヘルメットに装着するほか、カメラに取り付ける使い方もある。このほか、AN/PVS-7 と AN/PVS-14 で使用するイメージ・チューブも納入する。Omnibus VII は最終的に 13 億 9,000 万ドルの案件に発展する見込み。2007 年末の時点で、ITT 社は AN/PVS-14×250,000 セット以上、AN/PVS-7×3,000、予備のイメージ・チューブ×100,000 の累計受注を記録している。(ITT)
米 Lockheed Martin 社率いる企業チームはカナダ海軍などの関係者に対して Montreal の Naval Integration Lab で、カナダ海軍の Halifax 級フリゲート×12 隻を対象とするアップグレード改修で使用する、CanACCS-9LV (Canadian Advanced Command and Control System) の、さまざまなシナリオに基づくデモンストレーションを実施した。この件に協力しているのは、IBM Canada、xwave、L-3 Electronic Systems、CAE Professional Services、Saab の各社。この改修では指揮管制装置の更新に加えて、RIM-162 ESSM (Enhanced Sea Sparrow Missile) の運用能力付加を図る。Montreal にある Lockheed Martin Canada 社の施設は、カナダ海軍向けの Combat Systems Integration Centre of Excellence も兼ねており、もともと Halifax 級が使用している現行の指揮管制装置を納入した際に設立したもの。(Lockheed Martin)
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人事・組織
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戦争・紛争
今日のイラク (AFPS 2008/1/18)
聯合軍が Hawijah 南西で 18 日の朝、Kirkuk で活動しているアルカイダ関連組織の幹部をターゲットとする作戦を実施。テロ活動に必要な資金の供給に加えて、IED 攻撃にも関与していた容疑。当地で活動していたテロ組織幹部・Abu Harith (2007/11/21 に死亡) ともつながりがあるとみられる。敵が小火器と RPG で撃ってきたために反撃、さらに航空支援を要請。航空攻撃の間は一時交代して、完了後に現場を調べたところ、敵 9 名の死亡を確認。
Muqdadiyah 西方では、Diyala River Valley 北東で活動するアルカイダ関連組織をターゲットとする作戦を実施。こちらでも航空攻撃を実施して建物 2 胸を破壊、敵 4 名が死亡。Muqdadiyah では、アルカイダ関係者に対する航空攻撃に加えて、対空砲を搭載しているとみられた車輌も攻撃。その際の敵 1 名が死亡。Samarra では 17-18 日にかけて作戦 3 件を実施、外国人テロリストの手引きや聯合軍に対する攻撃などの容疑で 3 名を拘束。
以前に Hamrin Lake 北東で実施した作戦で得られた情報により、Jajula 北方で作戦を実施。Diyala River Valley における成功で追われた敵が、当地に隠れ家を造っていると判断したため。その際に、「出てくるように」という指示に従わないで屋根上や中庭で応戦した敵と交戦、さらに航空攻撃も加えて、敵 3 名が死亡。そのほか、女性 2 名が死亡、2 名が負傷しているのを発見、負傷者に対して治療を実施。別件で、聯合軍が先に作戦した建物に戻ってきて、中にいる人に出てくるようにと呼びかけた際に応じず、さらに警告射撃も無視した人がいて、射殺された。
Mosul 南東で爆弾事件が発生、学校の建物が部分的に壊された。Multinational Division North では、当地の過激派によるものとみている。建物内部の北西側と南西側に仕掛けた爆弾が炸裂したもので、死傷者は報告されていない。
16 日に Arab Jabour で、アルカイダ関連組織の訓練拠点に対して米空軍の B-1B が GBU-31/B JDAM×19 発を投下。地上では第 3 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チームが (Fort Stewart, GA) が交戦。敵の聖域潰しを企図した "Operation Thunderbolt" による。
Zambraniyah 南方では、米陸軍・第 3 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム・第 8 騎兵聯隊・第 6 大隊の兵士が徒歩パトロール中に、ブービートラップを仕掛けた民家 2 棟を発見。米海軍の F/A-18 が 500lb 爆弾を投下して破壊した。
今日のイラク (2) (AFPS 2008/1/17)
Robert M.Gates 国防長官は、昨年の増派によってイラクに送り込んだ 5 個旅団について、今年 7 月末までに任務を終了して帰国させるべし、と表明。すでに最初の旅団は帰国の途についているが、すべての旅団を帰国させるための具体的な日程は確定していない。
アメリカはイラクに対して、2008 年末までに合計 4,244 両の HMMWV を供与すると発表。第一陣の 627 両はすでに準備中で、車輌の整備に加えて塗装作業も実施しているところ。供与した車輌は警察と陸軍の両方で使用する。
聯合軍は Mosul 西方で、アルカイダ関連組織の首領をターゲットとする作戦を実施。この人物、Abu Ayyub al-Masri を含む複数のテロ組織首領とつながりがあり、前任者の死亡に伴い、最近になって組織のトップに就任した。作戦実施の際に逃走を企てた敵がいて、停止をメロ維持他が従わなかったため、射殺されている。その後の掃討の際にも小火器による撃ち合いが発生。敵 3 名を拘束。Mosul ではこれ以外にも、アルカイダ関連組織の幹部を狙った作戦 2 件を実施、5 名を拘束。違法法廷の設置、武器隠匿、テロ攻撃、誘拐、処刑といった容疑がある。
Samarra 北東でもアルカイダ関連組織を狙った作戦を実施。以前に実施した作戦で、当地でアルカイダが活動しているという情報を得たためで、8 名を拘束。Baghdad では、犯罪組織の関係者を拘束。聯合軍やイラク軍を攻撃するための要員を訓練していた容疑で、他の犯罪組織幹部ともつながりがあった。
Samarra 北東では、前日に実施した作戦で拘束した犯人とつながりがある容疑者 1 名を拘束。Taji 北西ではあるカイダ幹部とつながりがある人物を拘束しているが、兄弟で外国人テロリストの手引きや武器密輸、聯合軍への攻撃を行っていた容疑による。この件ではさらに 2 名を拘束、爆発物の痕跡がある車輌を発見・破壊。Qayyarah 西方で実施したアルカイダ掃討作戦では 2 名を拘束。外国人テロリストを手引きしていた容疑。
Diyala River Valley 北東部では、聯合軍がアルカイダ関連組織の会合を襲撃。その際に、屋根上に武装した敵がいて撃ち合いになり、射殺した。その後、建物内部を掃討した際にも撃ち合いが発生して敵を射殺。2 名を拘束。さらに、機関銃と弾倉、擲弾、迫撃砲、アサルトベストを発見。このために建物そのものを危険と判断して、作戦終了後に破壊。
Baghdad で、Karkh で活動している爆弾テロ組織のメンバーを拘束。2007/12/20 に 2 名が死亡した事件に関与した容疑。Mosul 東方ではアルカイダ関連組織の幹部要員を拘束。その幹部要員の関係者には、Masri 直属の部下もいる由。
Adwaniyah をパトロールしていた、Multinational Division Center 麾下、米陸軍・第 3 歩兵師団の兵士が、道端に設置された圧力感知式 IED を発見。80mm 迫撃砲弾 2 発と爆発物入りの 3L ボトル 3 個で構成。調べたところ、さらに爆発物 2 個を発見したが、こちらは 57mm 砲弾 4 発で構成。すべて爆破処分。
15 日に Samarra で、外国人テロリストの手引きや聯合軍への攻撃を行った容疑でアルカイダ関連組織の首領を拘束。その際に敵 3 名が死亡。同日、Mosul でイラク軍を攻撃した敵 7 名が死亡。イラク軍のサポートにあたっていた Multinational Division North の兵士が、武器を車輌に積み込んでいる敵を発見して撃ち合いになったもの。制圧後に実施した建物の捜索でも撃ち合いが発生。
Tarmiya で 14 日、聯合軍とイラク軍が武器集積所を発見。自動車爆弾、TNT 火薬 44 個、122mm 砲弾 4 発、自家製爆薬 7 個。6 日にも、対人地雷 100 発、対戦車地雷 20 発、155mm 砲弾 12 発を発見している。
16 日に Khan Bani Saad で女性による自爆テロが発生、民間人 7 名が死亡、15 名が負傷した。米陸軍・第 2 歩兵師団・第 4 SBCT が救援活動を実施、負傷者を Joint Combat Outpost Key West の医療施設に搬送、重傷者は Balad の施設に空輸した。
今日のイラク (1) (AFPS 2008/1/17)
師団・旅団レベルのアルカイダ掃討作戦 "Operation Phantom Phoenix" を実施中の Multinational Division Center は、14 日に Baghdad 南方 25 マイルの地点で航空強襲作戦を実施して、大物幹部 1 名を含む 15 名を拘束。件の幹部は、イラク軍・聯合軍に対する攻撃の立案や宗派間対立の騒擾に関与していたとされる。第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 502 歩兵聯隊・第 2 大隊・C 中隊が地元住民からの通報を受けて実施したもの。
Arab Jabour では、掃討作戦 "Operation Marne Thunderbolt" を継続中。10 日に米軍が実施した航空攻撃では、40 名を超える敵がターゲットになった。また、武器集積所や IED 設置場所も攻撃対象に。第一波攻撃 10 分間で 40,000lb の爆装を投下。地元住民からの通報により、数ヶ月にわたる情報収集を経て攻撃を実施したもので、爆発物によって聯合軍・イラク軍の進入を拒む防衛戦を構築していたところに突破口を開いたとしている。地上では、第 3 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チームが作戦を継続中。敵 30 名以上が死亡、武器集積所 15 ヶ所を発見。
"Operation Phantom Phoenix" の支作戦としてイラク北部で実施している "Operation Iron Harvest" も相変わらず継続中で、Salah ad Din 省では自動車爆弾製造拠点、テロリストの司令部細胞、武器集積所を発見している。Salah ad Din や Samarra 周辺では治安改善プロジェクトを推進中で、交通統制によってアルカイダやその他の過激派組織の自由な往来を阻止しようとしているところ。
Nineveh では、第 3 機甲騎兵聯隊がアルカイダ関連組織の爆弾製造担当者を拘束。組織の首領でもあり、Mosul 近辺、Tamooz で活動する組織を構成している。別件で、聯合軍と警察の合同作戦で Aitha ではロケット 20 発以上を発見。
Mosul では、米軍とイラク軍が地元の長老 (Sheik) と会談して、治安・インフラ・経済の改善策について協議。また、Tal Afar 近くの Timara という村落では、米軍とイラク軍のエンジニアが排水路の設置工事を実施。Sinjar Domeez では医療支援活動を実施。
Hawija でも別の地元部族との間で "Isnad" (政府に対する支持を意味するアラビア語) に関する会談を実施。情報提供や検問といった活動に関わっている。
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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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