今週の軍事関連ニュース (2008/02/05)
 

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一般ニュース

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/2/3-4)
  • 北朝鮮のミサイルに関する International Crisis Group の専門家・Daniel Pinkston 氏は、北朝鮮が製造した弾道ミサイルで使用しているパーツのうち誘導システムなどが、制裁をかいくぐって国外から入手したものである、とするレポートをまとめた。また、中国や、旧ソ聯諸国からの支援も得ている、としている。ただし、弾道ミサイルに核弾頭を搭載する技術は開発できていないとした。(Reuters)
  • 仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) で ミサイル・標的機を担当している Roland Codde 氏は、フランスが Tiger HAD (Helicoptere d'Appui Destruction) 攻撃ヘリ搭載用の対戦車ミサイルとして、米陸軍向けと同等の価格で AGM-114 Hellfire を入手する、と発言。すでに Hellfire の採用が決まっており、Lockheed Martin 社と MBDA 社が組んで、2011 年から 230 発をデリバリー、2012 年に就役させる予定になっている。そのために価格協議を進めている最中で、6 月には話がまとまる見込み。なお、Lockheed Martin 社は 1/7 に、Hellfire の Buy 13 契約としてミサイル 439 発・2,900 万ドルのオプション契約を受注したと発表 (累計で 3 億 590 万ドル・4,622 発) しているが、これは米陸海空軍・イギリス向け。これと同等の価格でフランス向けのミサイルを輸出するという話。なお、米陸軍はさらに Buy 14-16 として合計 18,000 発の追加発注を計画している。
  • そのフランスでは、陸軍の歩兵部隊に装備する対戦車ミサイルのコンペティションも進んでおり、昨年 12 月に Javelin・MILAN・Spike の評価試験を実施。報告書は今夏までにまとめられる予定で、それを受けて秋に機種選定を実施、2009 年から始まる新しい多年度調達期間に盛り込む予定。
  • インドでは 1980 年代末、Rajiv Gandhi 政権時代に発生した Bofors 社のキックバック事件以来、兵器調達に際してエージェントを介在する方式を禁止していたが、これを数週間以内に解除する模様。アメリカとインドが 1/14-17 にかけて実施した DPG (Defence Procurement Group) の会合でも、この件が議題に取り上げられている。装備調達のスピードアップも狙いとのこと。2001 年にいったん緩和したものの、現政権は 2006 年からエージェント禁止規定を厳格に適用している。なお、件の DPG ではこの件以外に、民間分野の核開発に関する協力問題や、DPPG (Defence Production and Procurement Group) における兵器輸出関連の話題、MMRCA (Multirole Medium Range Combat Aircraft) 計画におけるオフセット設定の問題、といった議題も取り上げられた。
  • 米陸軍は、サイズ 10ft の小型ロボット・MULE (Multifunction Utility Logistics Equipment) の予備設計審査 (PDR : Preliminary Design Review) を完了、詳細設計に駒を進めた。2009 年に最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) を実施、2010 年 12 月にプロトタイプ・16 両の領収を開始する。また、MULE の運用に際して必要となる技術面・戦術面の課題解決も始めている。MULE は物資補給・爆弾捜索・偵察といった用途に使用する 6 輪の無人車両で、M240 機関銃や Javelin 対戦車ミサイルを搭載する武装型・Armed Robotic Vehicle Assault-Light もある。自律的に敵を発見・交戦することもできるが、通常は "man-in-the-loop" としてオペレーターを意志決定に介在させる考え。
  • カナダ国防軍は 2 億ドルを投じて、特殊作戦部隊向けの訓練施設を整備する考え。対象となるのは、対テロ部隊の JTF2 (Joint Task Force Two)、NBC 対策部隊の Canadian Joint Incident Response Unit など総勢 800 名、さらに文民・支援要員。最新技術を投入して屋内・屋外での戦闘を訓練できる施設を整えるほか、整備・保管・管理・居住・給養といった部門の施設、水泳用プールや射撃場、保安設備なども整備する。特殊作戦部隊からは、任務リハーサル用のシミュレーション設備を整える提案もなされている。設置場所は公表されていないが、Ontario 州東部だという説に加えて、CANSOFCOM (Canadian Special Operations Force Command) や統合参謀本部が Toronto 近郊の Canadian Forces Base Trenton に設置するよう提案しているという情報もある。JTF2 と Canadian Joint Incident Response Unit は現在、Ottawa の Dwyer Hill Training Centre に 200 エーカーほどの基地を構えているが、手狭になっている上に、民家が近くにあるので訓練に制約がある。海外展開を考えると、ヘリコプターや航空機でアクセスしやすい方が良い、という事情も移転問題の背景にある。具体的な移転時期としては、CANSOFCOM から「2010 年冬季五輪の後」という提案が。なお、CANSOFCOM は JTF2、Canadian Special Operations Regiment、427 Special Operations Aviation Squadron、Joint Nuclear, Biological and Chemical Defence Company といった部隊をまとめて、2006 年 2 月に発足した。
  • 米陸軍と米海兵隊は今夏から、同士撃ち防止のための戦術情報共有に乗り出す。陸軍が使用している FBCB2 (Force XXI Battle Command Brigade and Below) と海兵隊の Command and Control Personal Computer を Northrop Grumman 社製の JBC-P (Joint Battle Command-Platform) ソフトウェアで連接するもので、2003 年に JROC (Joint Requirements Oversight Council) が一本化を勧告、翌年に Army-Marine Corps Board を編成して作業を進めてきた。今後 5 年間で 17 億ドルを投じて、装備の改良を進める予定で、陸軍では手持ちの FBCB2 端末×40,000 台があるが 最終的には JBC-P 対応機器 12 万台を新規調達、あるいは改修によって配備する。海兵隊の方も、20,000 両の車輌に行き渡るだけの機器を揃える。ちなみに単価は車輌 1 両分につき 20,000 ドルとのこと。過去にイラクで、「隣の友軍が何をしているのか分からなかった」「味方部隊の追跡システムが不備だったせいで、友軍の補給隊を撃ってしまった」といったトラブルを経験しており、そうした問題を解決するのが狙い。なお、JBC-P は FCS (Future Combat System) と組み合わせて使うこともできる。

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/2/1)
  • 仏陸軍参謀総長の Bruno Cuche 大将は、12 月に Jean-Louis Georgelin 参謀総長に送付した書簡の中で、過去 2 年間にわたる装備調達費の削減傾向に懸念を示した。2006 年に 40%、2007 年に 46% の削減が発生 (金額にして合計 9 億ユーロ/13 億ドル)、2008 年にも 15% の削減が見込まれている事情によるもの。この削減が、海外作戦で不可欠な車輌の防御対策に影響しているという主張。
  • それとは別に、Herve Morin 国防相が掲げる 10-15 億ユーロの経費節減を実現するため、今後 5 年以上かけて、制服組と文官を合わせて 10,000-12,000 名を削減することになる模様。La Tribune 紙が報じたもので、Nicolas Sarkozy 大統領が掲げる政府全体の歳出削減に関連するもの。また、陸軍は全国に 180 ヶ所あまりある施設のうち 1/5 を閉鎖する。
  • 英国防省 (DE&S (Defence Equipment & Support) の資材担当、Dick Applegate 氏) の関係者は議会の公聴会で、FRES (Future Rapid Effects System) 計画のうち UV (Utility Vehicle) のメーカー選定を、近いうちに実現するという見通しを示した。業界筋では、2010 年に予定している Main Gate approval の前に 18 ヶ月程度のリスク低減フェーズを設定するのではないかとみている。一部メディアでは、General Dynamics 社が提案している Piranha V が有力だと報じている。その他のコンテンダーは、仏 Nexter 社の VBCI と、オランダ・ドイツが共同開発 (過去にイギリスも参画していたが撤退) している ARTEC コンソーシアムの Boxer。昨年に辞任した装備調達担当相の Drayson 卿は Nexter を、陸軍は Piranha V を推していたとされる。ここのところ、イギリスとフランスが装備調達面の協力を深めている点からすると、VBCI が有利ともいえる。
  • 米韓両国は 3/2-7 にかけて、合同演習 "KR (Key Resolve。公式名称は RSOI (Reception, Staging, Onward Movement and Integration))" を実施する。CFC (Combined Forces Command) の関係者が 2/1 に明らかにしたもの。在韓米軍 12,000 名とその他の地域からの 6,000 名を含む米軍 27,000 名が参加する予定。これは指揮所演習で、朝鮮半島有事の際に域外からの増援を受け入れるシナリオを演習するもの。それとは別に、同じ期間に "FE (Foal Eagle (FE)" 演習も実施するが、こちらは野戦演習。後方地域の治安維持・安定化、特殊作戦、地上軍の機動、両用戦、航空作戦といったシナリオ。USS Nimitz (CVN-68) を基幹とする空母打撃群が参加するという話。いずれの演習も、米韓両国が 2002 年から実施しているもの。そして、演習を行う度に北朝鮮が非難声明を出すのがお約束。その他、昨夏には合同作戦の対応能力向上を企図した演習として、"UFL (Ulchi Focus Lens)" 改め "UFG (Ulchi Freedom Guardian)" を実施している。
  • シンガポールの Monarch Aviation Pte Ltd. でディレクターを務めるアメリカ人、Laura Wang-Woodford 氏が、CH-47 Chinook ヘリのコンポーネンツをイランに不正輸出したとして逮捕された。アメリカからシンガポールに輸出したものを、民間航空機の部品と偽ってイランに転売した容疑で、International Emergency Powers Act 違反に問われている。内容は、ベーン・アセンブリやベベルギア。さらに民間機の部品をイランに輸出していたほか、昨年 12 月に SFO (San Francisco International Airport) に到着した際には、中国の兵器メーカー・CPMIEC (China National Precision Machinery Import and Export Corp.) の SAM とロケット発射器のカタログを所持していた。ちなみに、同容疑者のダンナはイギリス人の Brian Woodford 氏で、こちらも軍用品をイランに輸出した容疑で 16 年前から指名手配中。
  • ブルガリアの Veselin Bliznakov 国防相は 1 日、現時点で 39,000 名の陸軍戦力を 9,000 名削減するとともに、訓練内容を平和維持活動にフォーカスさせると発表した。1 週間以内に計画をまとめて、2 月半ばまでに政府の承認を得る予定。人員削減によって捻出した経費を、装備の改善や人員徴募・訓練面の改善に回すのが狙い。手持ち戦力のうち 750 名 (アフガニスタンに 420 名、イラクに 155 名など) を海外に派遣しているが、資金や能力が不足している問題がある。ブルガリアは 2004 年に NATO に加盟、2007 年いっぱいで志願制への移行を済ませている。ただし、兵士の俸給は月額 180 ユーロ ($270) と安い。主な装備調達計画としては、Eurocopter の Cougar と Panther を 18 機、それと C-27J Spartan 輸送機×5 機、Daimler-Chrysler 社製の装甲車、ベルギーから購入する中古フリゲート×2 隻と掃海艇×1 隻がある。仏 Armaris コンソーシアムからコルベット×4 隻を調達する話は先送りになった。(AFP)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/1)
  • パキスタンは同国内某所で、核弾頭搭載可能で射程 1,300km の Ghauri (a.k.a. Hatf-V) IRBM の試射を成功裏に実施した。Inter-Services Public Relations の説明によると、パキスタン陸軍・AFSC (Army Strategic Force Command) 麾下の Strategic Missile Group が実施している年次野戦演習 (FTX : field training exercise) によるもの。パキスタンでは一週間前に、射程 700km の弾道ミサイル・Shaheen-I の試射も実施しているが、こちらも訓練目的。(ddi Indian government news)
  • 1/21 にインドの PSLV (Polar Satellite Launch Vehicle) で打ち上げられたばかりの、IAI (Israel Aerospace Industries) 社の合成開口レーダー偵察衛星・TecSAR が、30 日に最初の画像を送ってきた。嵐の夜に撮影したものだが、システムは完璧に機能して高品質な画像を得られたとのこと。(IAI)

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/1/31)
  • アメリカはフランスに対して、アフガニスタン南部への戦闘部隊派遣を求めている由。Herve Morin 国防相が明らかにした。ただ、米国務省の Sean McCormack 報道官は、Condoleezza Rice 国務長官が同国防相と会談した際に、具体的に何を要請したのかについては明らかにしていない。
  • 米海軍作戦総長の Gary Roughead 大将と、ONR (Office of Naval Research) を率いる William Landay 海軍中将が発表したところによると、米海軍 NSWC (Naval Surface Warfare Center, Dahlgren, VA) で実施しているレールガン (EMRG : Electromagnetic Rail Gun) のテストで 31 日、10.68MJ のエネルギーを発生させてアルミ製の弾体を発射する試験を成功裏に実施したとのこと (1J とは 1 秒間に 1W のエネルギーを発生させるという意味)。4 分間のチャージに続いて発射した弾体は 2,500m/sec (マッハ 7) の速度で飛翔、ターゲットに命中した由。過去に、テキサス大学 (University of Texas) の Center for Electromagnetic Materials and Devices で 9MJ の記録を作っているが、それを上回る新記録。BAE Systems 社は昨年 11 月に、Dahlgrem に 32MJ のレールガンを納入済み、海軍では最終的に 64MJ のレールガン (射程 200nm) を実現したい考えで、FY2011 に 100 発の試射を計画している。レールガンの装備を計画しているのは、2020-2025 年に就役する予定の CG(X)。レールガンで発射した弾はいったん大気圏外まで打ち上げられた後、GPS 誘導で着弾、その際の速度はマッハ 5 だとしている。砲身ひとつで 3,000 発の発射を可能として、使用後の砲身は艦上で換装可能とする構想。装薬やマガジンを必要としない分だけ艦側のインフラを少なくでき、火災対策の負担も軽減できるという触れ込み。とはいえ、まだ課題も多く、開発は初期段階。
  • 先に LCT (Longbow Crew Trainer) を 2,000 万ドルで米 Boeing 社に発注したエジプト空軍だが、手持ちの AH-64×36 機についても大半をアップグレード改修済みとのこと。
  • フランス・UAE・カタールは 2/23-3/5 にかけて、UAE の領海内と Hormuz 海峡に近い公海上で、合同演習 "Gulf Shield 01" を実施する。参加兵力は、フランス 1,500 名、UAE 2,500 名、カタール 1,300 名、艦艇 6 隻、航空機 40 機、AFV が数ダース。
  • 訪米中の、ポーランドの Radoslaw Sikorski 外相は 31 日、AEI (American Enterprise Institute) における講演で「(MD エレメントの配備について) 反対している近隣諸国もある」「我々はアメリカや NATO の安全に寄与したいが、自国についてももっと安全にしたい」と発言。1 月初頭に訪米した Bogdan Klich 国防相は、MD エレメント配備の一環として、アメリカの手でポーランドの防空システムをアップグレードする可能性について協議したとされる。(Reuters)

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/1/29-30)
  • インドネシア海軍は 1/30 に、オランダに 4 隻を発注している Sigma 型コルベットの 2 番艦、KRI Hasanuddin-366 (1,600t) を受領した。1/29 に Tanjung Priok に到着、西部方面艦隊に配属。2004 年 1 月に蘭 Schelde 社に発注していたもの。1 番艦は 2007 年 8 月に到着、3 番艦は 2008 年末、4 番艦は 2009 年半ばに到着の予定。(AFP)
  • イギリスの John Sawers 国連大使は、二次にわたって国連が実施した対イラン経済制裁により、(石油・天然ガスによる収入はあるにしても) イラン経済に大きなダメージが生じている、という見方を示した。国連はイランに対してウラン濃縮の停止を求めており、常任理事国 5 ヶ国に加えてドイツが、資産凍結などを含む第三弾の経済制裁案をまとめて提出したところ。(Reuters)
  • CSBA (Center for Strategic and Budgetary Assessments) の予測によると、Bush 政権は FY2009 予算教書で、国防予算について 40 億ドルの上積みを求めるのではないか、とのこと。つまり総額 5,150 億ドルという予測。理由として挙げているのは、燃料・医療関連のコスト上昇と装備調達費の上昇。
  • 米陸軍資材軍団 (Army Materiel Command) では、3-D 走査機能を備えたロボットを路傍爆弾の捜索に投入する件を検討中、とのこと。iRobot (Burlington, MA) 社と Advanced Scientific Concepts (Santa Barbara, CA) が共同開発しているもので、振動・粉塵といった理由で機械式のスキャナーを利用できない場面でも、LADAR なら対応できるのではないか、というわけ。また、迅速かつ精確な走査が可能で、堅牢性が高く、煙や砂嵐を透過できる利点もある。年内にプロトタイプを製造、2009 年から量産に移る構想で、最初は洞窟の掃討に使用してみる考え。
  • 露 Interfax 通信が報じたところによると、ロシア軍は 1/31 に北極海で、爆撃機 8 機を投入した演習を実施したとのこと。これは、航空機や艦船からの攻撃に対処するためのもの、としている。内訳は Tu-95MS×2 機、Tu-22M3×6 機。その他の航空機が 40 機ほど、支援のために参加したとのこと。具体的な実施場所は明らかにしていないが、境界線を侵犯するような真似はしていないとのこと。
  • Eurocopter 社からヘリコプター 197 機を 6 億ドルで調達する話を反故にしたばかりのインドだが、改めて空軍向けの 115 機を追加して、312 機・10 億ドルに規模を拡大、Kamov、Bell、AgustaWestland、Eurocopter の各社に接触したとのこと。さらに HAL 社も受注獲得競争に参入する模様。これにより、1960 年代に調達したフランス製・ロシア製のヘリコプターを代替する。(AFP)
  • フィリピン軍参謀総長の Hermogenes Esperon 大将によると、2/18 から 2 週間にわたって実施する米比合同演習 "Balikatan" のために、米軍は 6,000 名をフィリピンに送り込むとのこと。フィリピン軍の方は 2,000 名ほど。主に Mindanao 島で実施することになっているが、ここでは Moro Islamic Liberation Front の活動が続いている。演習に加えて米軍は民間向けの医療支援も予定しており、これをフィリピン軍も支援する。(AFP)

初参加 (AFMCNews & Lockheed Martin 2008/1/31)
NAS Fort Worth で行われている F-35 初号機 (AA-1) の試験飛行 (通算 26 回目) に、初めて軍のパイロットが参加した。米空軍・461st FTS (Flight Test Squadron, Edwards AFB, CA) 所属の James "Flipper" Kromberg 中佐。操縦性やスロットル操作の反応を検証したほか、F-16 との異機種編隊飛行も実施。具体的には、高度 6,000ft まで上昇して迎角 (AoA) 15 度での操縦性を検証、10,000-12,000ft まで上昇しながら操縦性を検証、エンジン性能の検証や編隊飛行時の操縦性検証といった具合。
Kromberg 中佐は飛行時間 3,200 時間の経験があり、F-15、F-16、T-38、AV-8B を飛ばしたことがある。1987-2003 年にかけて海兵隊でパイロット勤務を行った後、2003 年に空軍入りした。海兵隊の weapons school と空軍の TPS (Test Pilot School) に所属した経験もある。

最終報告が出た (VoA via Defense-Aerospace.com & DefenseNews/AFP 2008/1/31)
イスラエル政府が任命、Eliyahu Winograd 元判事が率いる委員会 (Winograd Commission) が、2006 年夏のレバノン紛争 (2nd Lebanon War) における失敗についての最終報告をまとめた。先に暫定版の報告書を公表した時点で、すでにイスラエル国防軍の参謀総長は辞任を余儀なくされている。また、労働党の党首だった Amir Peretz 元国防相も、その地位を Ehud Barak 現国防相 (元首相) に譲る羽目になった。
ただし、今回の最終報告書でも、Ehud Olmert 首相に対する直接の非難は避けた内容になっている。これについては、連立政権を構成する 4 党とも早期の総選挙を望んでおらず、政治的紛糾を避けたのでは、という指摘が。それに対して、戦死者の家族の間には、責任をとって首相が辞任するよう求める声もある。
なお、この 630 ページの報告書ではクラスター爆弾の使用に制限を加えるべきだと勧告しているが、それと同時に、国際的に完全禁止には至っておらず、保有を続けている国もあると附記している。国連では、レバノン紛争でイスラエルが使用した子爆弾 100 万発あまりのうち、40% が不発だったとしている。
この紛争でイスラエル国防軍は 159 名の戦死者を出しているが、その大半は終盤の地上における攻勢の際に生じたもの。また、レバノン人 1,200 名ほど、Hizbullah のメンバー数百名が死亡したとみられる。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/1/31)
  • 2000 年にスタートした米陸軍の ACS (Aerial Common Sensor) 計画は、2003 年にエンジニアリング関連の設計作業を完了、EP-3E Aries II の代替機を必要とする海軍も相乗りして、2009 年から前量産型によるフィールド試験、その後に量産に移行して 2017 年に完納、というスケジュールで動き始めたが、2005 年になって詳細設計段階で頓挫。プラットフォームに選定した ERJ-145 が任務と比べて過小という理由による。その後、ACS 用の予算を既存機のアップグレードに振り向ける一方、ACS については計画を仕切り直した上で、2017 年に現用の機体を代替するための作業を進めているところ。2006 年に OSD (Office of Secretary of Defense) が JISR (Joint Intelligence, Surveillance and Reconnaissance Study) の実施を指示、陸軍の ISR プラットフォームに関する検討を進めた。その結果、無人機よりも有人機の方が良いという話になり、昨夏にメーカーに対して提案を要求、それを検討した上で 2009 年からプログラムをスタートさせることになった。まず 2016 年に Increment One モデルを実現する。これは ACS の中核機能にフォーカスしたもので、課題としてはコンピュータと通信網のインテグレーションや、センサー・ペイロードの熟成度合がある。これを配備した後で、センサー・ペイロードを新型化するとともに技術面の熟成を図り、その後の改良型 (Increment Two/Three/Four) につなげる構想。最終モデルは 2020 年以降に登場する。なお、海軍はパートナーを解消して独自に計画を進める。これは、 陸軍の方がより高い能力を持たせたいと希望しているためで、その分だけリスクも大きくなっている。現在はペイロードの開発に注力しているところ。(US Army)
  • 2008/1/28 に、JAS39 Gripen の累計飛行時間が 10 万時間を突破した。10 万時間目をマークしたのは南アフリカ空軍向けの 2 号機 (SA02) で、機種は複座の JAS39D、Saab 社のテストパイロット・Mats Thorbiornson 氏と南アフリカ空軍の Mike Edwards 大佐が搭乗してスウェーデンの Linkoping から発進したもの。1.5 時間のフライトの後で着陸してエンジンをかけたまま給油を実施 (hot re-fuelling)、再度離陸したところで 10 万時間目となった。なお、Mike Edwards 大佐は Gripen を飛ばした 1,000 人目のパイロット (1,000th member of the Gripen Order of pilots) でもある。(Gripen International)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/2/1)
  • Lockheed Martin Corp. (Marietta, GA) は米空軍から、C-130J 関連システムを対象とする兵站支援、プログラム管理支援、エンジニアリング・サービス、補修、スペアパーツと技術データの供給、といった業務のオプション 1 契約を、$103,084,511 で受注した。3-5 年目をカバーするもの。330 ACSG/GFKA, Robins AFB, GA (FA8504-06-D-0001/P00006)
  • Boeing-Lasers and Electro-Optical Systems Technical Services (Albuquerque, NM) は米空軍から、AFRL (Air Force Research Laboratory) を対象とするサポート業務を $49,000,000 で受注した。AFRL の Directed Energy Directorate, Laser Division を対象として、レーザー関連の開発、レーザーによる脆弱性に関する試験、レーザー関連施設の運用・メンテナンスを行うもの。また、レーザー・デバイスの予備設計・限定生産・導入・改修・管理・運用・メンテナンス・文書作成、試験の計画・実施・データ分析も実施する。Det 8, AFRL/PKDB, Kirtland AFB, NM (FA9451-08-D-0179)
  • Honeywell International (Teteboro, NJ) は米空軍から、YECU (Yaw Electronic Control Unit) と PECU (Pitch Electronic Control Unit) を 66 セットずつ、総額 $16,785,199 で受注した。B-52 装備用。848 Combat Sustainment Wing, 848 CBSG/PKF, Tinker AFB, OK (FA8103-08-C-0015)
  • Stanley Associates, Inc. (Arlington, VA) は米海軍から、海軍・海兵隊の C5ISR システムを対象とする製造・インテグレーション業務を 6 ヶ月間延長する修正契約を、$49,149,139 で受注した。以下のシステムが対象。
    • Common Submarine Radio Room
    • Global Command Control System - Maritime
    • MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) に装備する Tactical Operations Center Intercommunications System (SECDEF DX Rated Program)
    • Video Information Systems
    • HMMWV (High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle) に装備する各種通信システム
    オプション契約分まで実現した場合の総額は、$266,094,714。Space and Naval Warfare Systems Charleston, SC (N65236-03-D-7845)
  • BAE Systems Applied Technologies, Inc. (Rockville, MD) は米海軍から、P-3 Orion 哨戒機の構造疲労対策に関連する修正契約を $12,645,000 で受注した。Emergency Rate Initial Production として、Zone Five エリアのコンポーネンツを提供するほか、エンジニアリング・分析業務を担当するもの。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division), Patuxent River, MD (N00421-06-D-0038)
  • Raytheon Co. Space and Airborne Systems (El Segundo, CA) は米海軍から、F?A-18 に装備する ATFLIR (Advanced Targeting Forward Looking Infrared) ターゲティング・ポッドを対象とする兵站支援業務のオブション契約分を、$10,260,000 で受注した。CY2008 分。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-06-C-0084)
  • Boeing Co. (Ridley Park, PA) は米陸軍から、CH-47F×10 機を受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-04-C-0012)
  • BAE Systems (Anniston, AL) は米陸軍から、M113 FOV (Family of Vehicle)×1,074 両を対象とする RESET 作業を受注した。TACOM Life Cycle Management Command, Warren, MI (W56HZV-05-G-0005)
  • Alliant Ammunition and Powder Co. LLC (Radford, VA) は米陸軍から、Radford Army Ammunition Plant (Radford, VA) の近代化作業を $29,192,403 で受注した。Army Headquarters, Army Sustainment Command, Rock Island, IL (DAAA09-03-E-0001)
  • Raytheon-Integrated Defense Systems (Andover, MA) は米陸軍から、PATRIOT Missile Support Center (Andover, MA) で実施するサポート・サービス業務を $11,404,098 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-08-C-0025)
  • Boeing Co. McDonnell Douglas Helicopter Co. (Mesa, AZ) は米陸軍から、機体構造材のパーツ (Structure Parts) を対象とするサポート業務を $6,391,359 で受注した。Corpus Christi Army Depot (Corpus Christi, TX) で実施する。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-04-C-0203)

JHSV 計画が動き出した (Austal via Defense-Aerospace.com & DefenseNews 2008/2/1, General Dynamics via Defense-Aerospace.com 2008/2/4)
豪 Austal 社は、米陸海軍向け高速輸送艦・JHSV (Joint High Speed Vessel) の予備設計契約を受注したと発表した。沖縄の第 III 海兵遠征軍 (III Marine Expeditionary Force) が運用している WestPac Express と同様の要求・運用コンセプトに基づく艦になる。今後、詳細設計案と建造契約案をまとめて提出、FY2009-FY2012 にかけて 1 番艦と 2-8 番艦 (オプション契約扱い) を受注・建造することになる。
この件では、Austal USA 社に加えて General Dynamics Bath Iron Works (Rolls-Royce 社と合同チームを編成)・Bollinger Shipyards の両社も 300 万ドルずつの契約を受注、JHSV (Joint High Speed Vessel) の開発を進めることになっている。このうち GD BIW チームはモノハル型の鋼製 RoRo 船を提案しており、さらに貨物搭載スペースとヘリ発着甲板を備える計画。
8 隻の JHSV を建造して、陸軍に 5 隻、海軍に 3 隻を配分する計画で、1 番艦の建造費用は FY2008 予算に計上済み。計画のマネージメントは海軍の担当。この JHSV により、海軍の HSV (High Speed Vessel) と陸軍の TSV (Theater Support Vessel) を代替する。いずれもリースしているフネなので、代替後は返却の予定。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/1)
  • イタリア国防省は OCCAR (European Organisation for Joint Armament Cooperation) との間で、FREMM フリゲートの第二バッチ・4 隻を対象とする発注契約に調印した。主契約社は、仏 Armaris コンソーシアム (Thales + DCNS)・伊 Orizzonte Sistemi Navali S.p.A. (Fincantieri + Finmeccanica) のジョイント・ベンチャー。契約額は公表されていない。なお、4 隻のうち 2 隻分の予算は経済開発省 (Ministry for Economic Development) の特別枠、残り 2 隻が国防省の予算で、どちらも FY2007 で計上済み。2006 年に発注した第 1 バッチの 2 隻に続くもので、これで合計 6 隻。建造を担当するのは、Riva Trigoso と Muggiano の海軍工廠。さらに副契約社として Oto Melara、Selex、Elsag などが関与する。Fincantieri 社では、2/8 から 2 隻分の鋼材切り出しを開始する予定 (1 隻で 2 年分の作業量を確保できるとのこと)。最初の 2 隻は 2011 年と 2012 年にデリバリー、2016 年に完納の予定。(defense-aerospace.com)
  • 独 TKMS (ThyssenKrupp Marine Systems) 社は 1/30 に、南アフリカ海軍から受注していた 209/1400mod 型潜水艦の 3 番艦 (最終番艦)・SAS Queen Modjadji を引き渡した。建造所は TKMS 傘下の独 HDW (Howaldtswerke-Deutsche Werft) GmbH。4/2 に南アフリカに向けて出航、5/22 に現地到着の予定。その後で公式の就役セレモニーを実施する。母港は Simon's Town。なお、1 番艦の SAS Manthatisi は 2005 年 9 月、2 番艦の SAS Charlotte Maxeke は 2006 年 11 月に就役済み。全長 62m、船殼直径 6.2m、排水量 1,450t、乗員 35 名。(TKMS)
  • 米 Northrop Grumman 社は、フィンランド空軍 (FiAF) の F/A-18C/D を対象とする MLU2 (Mid-life Update 2) 改修で使用する、LITENING AT ターゲティング・ポッド×10 基を 3,000 万ドルで受注した。FMS 案件で、2008 年末から 2009 年にかけてデリバリーの予定。同社 Defensive Systems Division が担当する。LITENING ポッドは米空軍、米海兵隊、オーストラリア空軍、オランダ空軍、イスラエル空軍、イタリア海軍、スペイン海軍といったカスタマーがあり、累計受注 500 基ほど、そのうち 440 基ほどをデリバリー済み。搭載機は AV-8B、A-10、B-52、F-15E、F-16、F/A-18 など。飛行時間累計は 78 万時間、うち 38 万時間は作戦展開、あるいは戦闘任務で記録したもの。センサーは 640×512 ピクセルの FLIR、1,024×1,024 ピクセルの CCD TV カメラ、2 波長赤外線レーザー目標指示器、アイセーフ型レーザー測距儀、LST (Laser Spot Tracker)、赤外線レーザー・マーカー、さらにオプションで空対地動画データリンクとデジタル・ビデオ・レコーダーを追加可能。(Northrop Grumman)
  • 米 GDEB (General Dynamics Electric Boat) 社は米海軍から、現行および将来の潜水艦で使用する先進技術の開発契約に加えて、NEMMI (New England Maintenance Manpower Initiative) の継続分についても 750 万ドルの契約を受注した。合計 1,370 万ドル。このうち NEMMI は原潜・浮ドック・支援船などを対象としてオードーホール、補修、近代化改修を行うもので、コネティカット州 Groton の Naval Submarine Base で 270 名の社員を投入して作業にあたる。2006 年 10 月に最初の契約を受注した 5 年間の案件で、最終的に 2 億 180 万ドルの案件に発展する見込み。そのほか、同社では生産性・保守性・生存性・流体力学・音響・素材といった分野のスタディを行う CONFORM (Concept Formulation) も実施する。こちらは 2006 年 11 月に最初の契約を受注しており、今回の最終オプション契約行使で累計 7,800 万ドルの案件となった。(GD) [NEMMI と CONFORM については、Contracts (2008/1/30) で既報]
  • BAE Systems 社は米戦略軍 (USSTRATCOM) から、Air Vehicle Planning System の開発・維持契約を 4,250 万ドルで受注した。航空打撃戦の任務計画立案を行うためのシステムで、2012 年 7 月までの予定でシステム設計・開発・メンテナンス・試験の作業を進める。オンサイト・サポートも実施するが、場所はネブラスカ州の Offutt AFB。爆撃機・巡航ミサイル・有人偵察機・無人偵察機・給油機を対象として、迅速かつ自動的に任務計画を作成する機能を提供する。現行のシステムを基にして、近代化・リエンジニアリング・新技術の追加を図る形で実現する構想。BAE Systems 社 (Bellevue, NE & San Diego, CA) の下に、McCallie Associates、Vet Defense、All Native Systems、Intelligent Software Solutions の各社が入ってチームを編成する。(BAE Systems)
  • 芬 Patria 社はフィンランド海軍から、移動展開が可能な水中監視システムの開発を 430 万ユーロで受注した。プロトタイプを納入して試験に供した後で、量産に移る予定。使用するのは Patria 社の SURA (Rapidly Deployable Underwater Surveillance System) で、港湾警備から広域監視まで、さまざまな用途に使用可能だとしている。(Patria)
  • 中国の AVIC II (China Aviation Industry Corporation II) は、傘下の Changhe Aircraft Industries Corporation と Shanghai Xinsheng Aviation Industry Investment and Development Company を通じて、Shanghai Sikorsky に株主として参画することになったと発表した。Shanghai Sikorsky は、米 Sikorsky Aircraft 社と Shanghai Little Eagle が設立した、民間向けヘリコプターの製造・販売・サポートを行うためのジョイント・ベンチャーで、2003 年に発足している。もともと Sikorsky 社と AVIC II は S-92 の開発・製造で 10 年以上の協力関係にあり、2006 年 6 月に民間向けヘリコプターの共同開発・製造に関する MoU に調印している。また、2006 年 10 月に Schweizer との間で S-300 の製造下請、2007 年 7 月に Sikorsky との間で S-76 の機体製造に関する協力を、それぞれ決めている。(Sikorsky Aircraft)
  • 米 ATK (Alliant Techsystems) 社は、加 MDA (MacDonald Dettwiler and Associates) 社の Information Systems and Geospatial Businesses 部門を買収する件について、ICA (Investment Canada Act) Registration への書類提出を行うと発表した。当局による審査と株主による承認を経て、今年の第一四半期中に買収を実現したい考え。MDA 社の宇宙部門関連資産は ATK Space Systems と一本化するが、カナダ国内にある事業所と従業員はそのままカナダに維持する、としている。(ATK)
  • 米 Raytheon 社は、FY2007 に 213 億ドルの売上をマーク、前年の 197 億ドルより 8% 増加したと発表した。利益の方は 17 億ドル、1 株あたりで $3.80 となり、前年の 12 億ドル・$2.63 より増加している。RAC (Raytheon Aircraft Company) と FO (Flight Options LLC) の売却で 8 億 8,500 万ドル (1 株あたり $1.99) のインカムが発生、さらに IDS (Integrated Defense Systems)・IIS (Intelligence and Information Systems)。MS (Missile Systems)・NCS (Network Centric Systems) といった部門が売上に貢献したとしている。(Raytheon)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/1/31)
  • General Dynamics, National Steel and Shipbuilding Co. (San Diego, CA) は米海軍から、T-AKE-10 の建造に関連するオプション契約分 (テクニカル・マニュアル、特別研究、分析・評価、エンジニアリング/インダストリアル・サービス、データ類)、それと T-AKE-11 の建造に関連する先行調達に関する修正契約を、$459,780,045 で受注した。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-02-C-2300)
  • General Electric Aviation (Lynn, MA) は米海軍から、F/A-18E/F と EA-18G が装備する F414 エンジンの PBL (Performance Based Logistics) 業務を、$193,000,000 で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-08-D-002M)
  • Rolls-Royce Corp. (Indianapolis, IN) は米海軍から、AE1107C エンジンに関する修正契約を $127,728,256 で受注した。MV-22 用×53 基、CV-22 用×13 基。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-07-C-0060)
  • Bell Boeing Tiltrotor Team (Amarillo, TX) は米海軍から、V-22 関連アイテムの補修作業を $38,623,787 で受注した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 2 年、すべて実現した場合の総額は $116,243,680。Naval Inventory Control Point (N00383-08-D-001N)
  • The Bell-Boeing Joint Program Office (Amarillo, TX) は米海軍から、MV-22 Total Life Cycle Logistics Support に関連して管理・兵站支援業務を追加する修正契約を $36,367,391 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-03-C-3017)
  • MacGREGOR USA Inc. (Cedar Knolls, NJ) は米海軍から、TAVTS (Test Article Vehicle Transfer System) の詳細設計・製造・導入・文書作成を $19,560,381 で受注した。TAVTS とは、MPF(F) (Maritime Prepositioning Force Future) の MLP (Mobile Landing Platform) と LMSR (Large Medium-Speed Roll-on/Roll-off) の間で車輌を移送させる際に使用するもの。MLP 側に設置する自己展開式ランプ (self-deploying ramp) と、LMSR 側に設置する自己展開式サイドポート・プラットフォームで構成する。装備対象となる LMSR は Bob Hope 級と Watson 級。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washingdon DC (N00024-08-C-2222)
  • Northrop Grumman Newport News (Newport News, VA) は米海軍から、CVN-79 の Integrated Product and Process Development (調達コストと保有にかかるコストの低減、重量・重心の維持といった分野の研究開発を行う業務と、システム開発、エンジニアリング・サービス、新技術導入のフィージビリティ・スタディ) に関するオプション契約分を $16,338,114 で受注した。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washigton DC (N00024-07-C-2116)
  • Multinational Logistic Services Limited (Valletta, VLT 10, Malta) は米海軍から、C3MS (Canada, the Caribbean, Central America, Mexico and South America) に寄港する、米海軍やその他のアメリカ政府の船舶を対象とするサポート業務 (husbanding services to support) を $8,970,162 で受注した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年分、すべて実現した場合の総額は $44,850,811。Fleet and Industrial Supply Center, Norfolk, VA (N00189-08-D-0020)
  • Chesapeake Sciences Corp. (Millersville, MD) は米海軍から、次世代曳航ソナー TB-34 の航走体 (TB-34 Next Generation Fat Line Towed Bodies)、インターフェイス用のハードウェア、関連サービス業務に関する修正契約を、$6,214,805 で受注した。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-07-C-6223)
  • McDonnell Douglas Corp. (dba Boeing Aerospace Operations, Inc., San Antonio, TX) は米空軍から、KC-10 を対象とする兵站支援業務のオプション IX 契約と KDC-10 を対象とする兵站支援業務のオプション J 契約を、$307,500,000 で受注した。727 ACSG/PKA, Tinker AFB, OK (F34601-98-C-0125/P00258)
  • Lockheed Martin Space Systems Corp. (King of Prussia, PA) は米空軍から、F04701-89-C-0073 契約の下で発注した衛星を対象とする、打ち上げ支援、軌道上での運用、衛星の保管・保安対策といった業務に関する修正契約を $39,489,058 で受注した。SMC/GPSW/PK, Los Angeles AFB, CA (F04701-89-C-0073)
  • ATK Tactical Systems (Rocket Center, WV) は米空軍から、DSU-33D/B センサーのオプション 2 契約分・11,492 セットを $11,674,806.44 で受注した。爆弾の尖端部に取り付けてパルスを発振することで、着弾前に起爆させるための情報を信管に送り込む機能を提供する。M117、Mk.80 シリーズ、JDAM (Joint Direct Attack Munition) と組み合わせて使用しており、通常の起爆高度 (HOB : Height-of-Burst) は高度 20ft。対応している信管は、FMU-139/B、FMU-139A/B、FMU-139B/B、FMU-152/B、FMU-152 A/B。また、内蔵するバッテリを使って、DSU-33D/B 本体だけでなく FZU-48/B、FZU-55/B、FZU-55A/B (空軍仕様) や海軍の Fuze Control Set を作動させることもできる。搭載機は AV-8B、F/A-18、A-10、F-15、F-16、F-22、B-52、B-1、B-2。679 ARSS, Eglin AFB, FL (FA8681-06-C009/P00017).
  • 以下の各社は米国防兵站局 (DLA) から、米陸軍向けの戦闘服 (Army Combat Uniform Coat) を受注した。
    • Propper International, Inc. (Mayaguez, Puerto Rico) : $73,378,860.00 (maximum) (SPM100-05-D-0408)
    • American Apparel Inc. (Selma, AL) : $61,621,800.00 (maximum) (SPM100-05-D-0406)
    • D.J. Manufacturing Corp. (Caguas, Puerto Rico) : $57,834,840.00 (maximum) (SPM100-05-D-0407)
    • Woolrich, Inc. (Woolrich, PA) : $23,183,040.00 (maximum) (SPM100-05-D-0410)
    • Golden Manufacturing Co. Inc. (Golden, MS) : $19,396,080.00 (maximum) (SPM100-05-D-0409)
    • Propper International (Mayaguez, Puerto Rico) : $19,276,428.00 (maximum) : (SPM1C1-07-D-0008)
    DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA
  • American Apparel (Selma, AL) は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍向けの戦闘服 (Battle Uniform) を $13,730,220.00 で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-07-D-0009)
  • BJK Solutions, Inc. (Perkins, OK) は米陸軍から、訓練用リソース調停パネル (Training Resource Arbitration Panel) を受注した。作業場所はオクラホマ州 Fort Sill。Army Corps of Engineers, Tulsa District, Tulsa, OK (W912BV-08-C-2000)
  • Smith's Detection, Edgewood, Inc. (Edgewood, MD) は米陸軍から、化学兵器探知装置 (joint chemical agent detector)×5,400 セットを $23,835,708 で受注した。Army Research and Development Command, Acquisition Center, Aberdeen Proving Ground, MD (W911SR-07-C-0054)
  • Utility Contractors, Inc. (Wichita, KS) は米陸軍から、Sand Creek Channel の開削工事 (excavation and grading) を $10,371,766 で受注した。Army Corps of Engineers, Tulsa District, Tulsa, OK (W912BV-08-C-1003)
  • BCP International Limited, (Alexandria, VA) は米陸軍から、Army Security Cooperation Program 向けのテクニカル/分析サポート業務を $6,637,459 で受注した。Army Contracting Center of Excellence, Washington, DC (W74V8H-05-D-007)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/1/31)
  • 米 Lockheed Martin 社は、HIMARS (High Mobility Artillery Rocket System) と GMLRS (Guided Multiple Launch Rocket System) を総額 5 億 1,200 万ドルで受注した。米陸軍・米海兵隊向けで、アーカンソー州 Camden とテキサス州 Grand Prairie の工場で製造、2010 年中に完納の予定。数量については非公開。なお、HIMARS は GMLRS に加えて ATACMS (Army Tactical Missile System) の発射も可能。GMLRS は 70km の射程と GPS 誘導システムを持つ "狙撃銃" で、敵の火砲、防空網、トラック、軽装甲車、兵員輸送車、支援要員、支援施設といったものの破壊に用いる。HIMARS は発射後の迅速な移動が可能で、これにより敵の対砲兵射撃から逃れられるとしている。また、C-130 で空輸できるので迅速な展開が可能。GMLRS のうち最新型は単弾頭モデル (Guided Unitary MLRS) で、2005 年 1 月に米陸軍が Urgent Need Statement をリリースして生産加速を要請、これを受けて同年 6 月に 72 発を納入。2005-2006 年の累計納入実績は 900 発を超える。(Lockheed Martin)
  • 米 GDLS (General Dynamics Land Systems) 社は米陸軍 TACOM Lifecycle Management Command から、エジプト陸軍向け M1A1 Abrams 戦車組み立て用キット×125 両分を 3 億 4,900 万ドルで受注した。2009 年 4 月から 2011 年 7 月にかけてデリバリーの予定。通算 10 回目の追加発注で、エジプト向け M1A1 の累計発注は 1,005 両となった。GDLS は 1992 年から、エジプト・Cairo 近郊にある工場にキットをデリバリーして M1A1 の現地組み立てをサポートしている。この件に関わっている事業所は、アラバマ州 Anniston、フロリダ州 Tallahassee、ミシガン州 Sterling Heights、オハイオ州 Lima、ペンシルバニア州 Scranton。(GD)
  • 独 TKMS (ThyssenKrupp Marine Systems, Hamburg, Germany) 社は、ドイツ海軍から受注している K130 コルベット×5 隻の 1 番艦、FGS Braunschweig を 2008/1/29 に、BWB (German Office for Defence Technology and Procurement) に引き渡した。その際、母港となる Warnemuende の海軍基地で小規模なセレモニーを開催。K130 は ARGE K130 コンソーシアムが建造を担当しており、Blohm + Voss 社が主導造船所、さらに Nordseewerke (この 2 社はいずれも TKMS 傘下) と Fr. Lurssen Werft が参画している。K130 の主な任務は、対水上の監視・交戦。優れた機動性と戦闘時出力、長大な航続性能により、遠方に進出して作戦行動を取れる。また、レーダー/IR のシグネチャ低減策も盛り込んでいる。建造に際しては、3 社がそれぞれ同じパートを 5 隻分製造するようにして、さらに艤装まで行ってから接合することで効率化を図っている。1・4 番艦は Blohm + Voss 社が、2・5 番艦は Fr. Lurssen Werft 社が、3 番艦は Nordseewerke 社が完成させて引き渡すことになっている。主要諸元は以下の通り。
    • 全長 : 89.12m (水線長 82.80m)
    • 全幅13.28m (水線幅 12.44m)
    • 吃水 : 3.4m
    • 連続行動日数 : 無補給で 7 日間、補給付きで 21 日間
    • 航続性能 : 4,000nm/15kt
    • 満載排水量 : 1,840t
    • 最高速度 : 26kt
    (TKMS)
  • ポルトガル国防省は 31 日、8x8 装輪 AFV・Pandur II の第一陣・9 両を領収した。ポルトガルでは VBR という名称で使用する。陸・海軍に対する装備近代化の一環として 2003 年 8 月に導入を決めたもので、陸軍の阻止旅団と海軍の海兵大隊について、機動部隊、戦闘支援部隊、戦務支援部隊に配備する。(Portuguese MoD)
  • 米 Boeing 社は、先に米空軍から JDAM (Joint Direct Attack Munition) テールキットのロット 12 量産分を 1 億 1,600 万ドルで受注しているが、さらにオプション契約としてロット 13-17 の設定があり、実現すると総額 5 億 9,000 万ドルの案件となるとのこと。その場合、2015 年までデリバリーが続く予定。1998 年以降に Boeing 社は、累計 19 万基の JDAM テールキットを製造している。(Boeing)
  • Eurofighter GmbH と NETMA (NATO Eurofighter and Tornado Management Agency) は 2007/12/13 に、Typhoon 用の ASTA (Aircrew Synthetic Training Aids) Supplement 5 に関する合意文書に調印しているが、これを 1/30 から実行に移した。ILS (Integrated Logistics Support) フレームワークの Procurement Contract 7・Supplement 5 により、パートナー各国に合計 15 セットの ASTA を納入、トランシェ 2 要員の訓練に供することになっている。Supplement 5 シミュレータは FMS (Full Mission Simulator)×9、CT/IPS-E (Enhanced Cockpit Trainers/Interactive Pilot Stations)×6 で構成、最新の高解像度ビジュアル装置やオート・キャリブレーションなどの新型サブシステムにより、より真に迫ったシミュレーションを行うだけでなく、メンテナンス経費を削減したとしている。これを、既存の MOB (Main Operating Bases) や、その他の基地施設に据え付ける。既存の基地施設は以下の通り。
    • RAF Coningsby, UK : Cockpit Trainer×1
    • Grosseto, Italy : Full Mission Simulator×2
    • Moron or Albacete, Spain : Full Mission Simulator×1, Cockpit Trainer×1
    新設する基地施設は以下の通り。
    • RAF Leuchars, UK : Full Mission Simulator×2、Cockpit Trainer×1
    • Neuburg, Germany : Full Mission Simulator×1、Cockpit Trainer×1
    • Noervenich, Germany : Full Mission Simulator×1、Cockpit Trainer×1
    • Wittmund, Germany : Full Mission Simulator×1、Cockpit Trainer×1
    • Gioia del Colle, Italy : Full Mission Simulator×1
    この中には、Supplement 1 ASTA Production Contract の下、EADS Military Air Systems 社の Manching 工場で製造して、ASTA JIF (Joint Integration Facility) で Industry for Design, Development and Demonstration に用いていた 4 基を含む。今回の Supplement 5 では、これらの既存システムを補修した上で最終的な配備先に移設する作業も行う。このうち、Neuburg に移設する Full Mission Simulator は完成間近。ASTA の開発作業と平行して、Training Sustainability package に関する作業も進めているところ。今後、WAN (Wide Area Network) の導入やレーザー目標指示ポッド・HMD (Helmet Mounted Display) のインテグレーションといった構想もあり、各国間で協議中。(Eurofighter)
  • オランダ国防省は、ポルトガル・チリ・ベルギーの各国との間で、オランダ海軍からそれぞれ 2 隻ずつを譲渡した M 型フリゲートの運用に関する MoU に調印する。訓練、メンテナンス、スペアパーツ、近代化改修の 4 分野が対象で、詳細についてはこれから決める。各国で知識や施設を共有することで、運用の効率化を図るのが狙い。また、新装備やパーツの調達に際して、共同で対応することで発言力を高める狙いもある。なお、それぞれの国に引き渡した艦は以下の通り。
    • チリ : HMNLS Abraham van Hulst (2005 年)、HMNLS Tjerk Hiddes (2007 年)
    • ベルギー : HMNLS Karel Doorman (2007 年)、HMNLS Willem van der Zaan (2008 年にデリバリー予定)
    • ポルトガル : HMNLS Van Nes (2008 年にデリバリー予定)、HMNLS Van Galen (2009 年にデリバリー予定)
    なお、HMNLS Van Speijk (F828) と HMNLS Van Amstel (F831) の 2 隻はオランダ海軍で運用を継続する。(Netherlands MoD)
  • アメリカの VSE Corp. (Arlington, VA) と Westar Aerospace & Defense Group, Inc. (QinetiQ North America 傘下) の合同チームは米陸軍の U.S. Army Security Assistance Management Organization から、3 年間・6,200 万ドルの Rapid Response Task Order を受注した。CECOM (Communications Electronic Command) 向けのタスク・オーダーで、Coalition Air Force Transition Team によるイラク空軍の飛行訓練校開設をサポートする案件。VSE が主契約社、Westar が副契約社で、イラク空軍の訓練生に対して固定翼機と回転翼機の操縦訓練を実施する。訓練チームを率いるのは、Westar Flight Commander の Guy Rogers 氏 (退役米陸軍大佐)、同氏は航空関連の管理・訓練について 30 年を超える経験がある。固定翼機の方は座学とシミュレータ訓練、それと Cessna 製軽飛行機による未修パイロット訓練。回転翼機の方は座学とシミュレータ訓練、それと Jet Ranger・Huey II・Mi-17 による実機訓練。最終目標は、固定翼機と回転翼機でそれぞれ年間 50 名ずつを養成すること。(VSE)
  • BAE Systems 社は米空軍から、C-130J の新造機に装備する AN/ALR-56M RWR (Radar Warning Receiver)×28 セットを 2,810 万ドルで受注した。AN/ALR-56M は 1988 年以来、アメリカ国内外で合計 1,250 セットの納入実績がある。搭載機としては F-16、C-130 (イタリア・カナダ・ノルウェー・イギリス)、イギリスの Replacement Maritime Patrol Aircraft などがある。(BAE Systems)
  • BAE Systems 社はスロバキア国防省に、移動式通信システム・MOKYS のプロトタイプを納入した。単体でのテストを済ませた後で、スロバキア製の TATRAPAN、BAE Systems 製の RG-32M といった装甲車に装備して、7 セットを納入したもの。これにより、スロバキア軍が戦闘任務・非戦闘任務の両方で NATO の作戦を遂行する際の助けになるとしている。MOKYS は音声、テキスト・メッセージ、動画の秘話通信が可能で、戦術指揮レベルで運用する。この後、スロバキア軍では 3 月にトライアルを実施する予定で、さらに初期量産分の発注も見込む。(BAE Systems)
  • 米 Boeing 社は、2007 年に 41 億ドル (1 株あたり $5.28) の利益を計上したと発表した。前年にはそれぞれ 22 億ドル・$2.85 だったので、大幅なアップ。理由は、民間機のデリバリーが好調だったことと、防衛関連の受注の伸び、さらに生産性の向上もあるとしている。売上の方は 8% アップの 664 億ドル。2008 年については、1 株あたり利益 $5.70〜$5.85 を見込む。(Boeing)

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人事・組織

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戦争・紛争

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/2/3)
聯合軍は 31 日に Oruzgan 省の Deh Rahwood で、タリバン向け武器供給網をターゲットとする作戦を実施。聯合軍を攻撃している組織に武器を供給しているとみられる武装勢力を狙ったもので、外国人テロリストを手引きしていた容疑も。捜索の際に発生した交戦で、複数の敵が死亡した。その後の捜索により、現場からは小火器や RPG、IED を発見、破壊処分。

今日のイラク (AFPS 2008/2/3)
聯合軍が、Baghdad 界隈で活動している犯罪組織の資金担当者をターゲットとする作戦を実施、2 名を拘束。対象となった組織は、Suwayrah、Numaniyah、Azisiyah、Kut で活動していたとされる。資金供給に加えて、他の組織の幹部とのつながりもある模様。
1 日には、イラク中部で実施した一連の作戦で、合計 13 名を拘束。Mahmudiyah 西方では、国外から武器を持ち込んでいたアルカイダ関連組織のメンバー 1 名ともう 1 名、Beiji ではテロ組織のメディア担当者 (Abu Musab al-Zarqawi をフィーチャーした宣伝文書も所持していた由) を、Tarmiyah 北方で 7 名を、といった具合。
さらに、Samarra 郊外でも 1 名を拘束、車輌 1 両を破壊しているが、当地に存在するテロ組織の会合場所に関係がある容疑者だとされている。Samarra 郊外では、テロリストが陣取るバンカーを発見して航空攻撃を要請、破壊する事件もあった。その際に二次爆発が発生したことから、現場に爆発物があったとみられる。この件で敵 1 名が死亡、2 名が拘束された。
Baghdad 北方では、イラク陸軍・第 11 師団が武器集積所を発見。60mm 迫撃砲の砲身、迫撃砲 28 門、81mm 迫撃砲 103 門、120mm 迫撃砲 29 門、C4 爆薬 7 個、IED、信管 100 個、12.7mm 弾 30 発。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/2/1)
26 日に Oruzgan 省 Deh Rawood 地区で、アフガニスタン軍と聯合軍が複数の地下武器集積所を発見した。Tarak と Kakrak で Helmand 川・Tiri 川の周辺をパトロール中に、複数の敵陣から小火器・機関銃・RPG による攻撃を受けて交戦に発展、反撃するとともに近接航空支援を呼んで制圧。その後の捜索で、武器集積所を発見したもの。参加したのはアフガニスタン陸軍・第 201 兵団 (Kandak)、警察、Kandahar Auxiliary Unit、それと聯合軍部隊。RPG 12 発と 7.62mm 弾の箱が複数、深さ 15ft の穴に隠してあったり、あるいは対空砲・自動火器・RPG が隠してあったりした。最大のものは医療施設を兼ねていて、さらに RPG や医薬品を発見。

今日のイラク (AFPS 2008/2/1)
Baghdad の市場で、自爆テロ 2 件が発生、数ダースの死傷者が出た。Multinational Division Baghdad 麾下の部隊が出動して、政府機関とともに救援活動を実施。
Mosul 西方では、以前から指名手配されていた 3 名の兄弟を含むアルカイダ関係者 7 名を拘束。組織の元幹部とつながりがある人物も含む。テロ組織が違法法廷を設置していて、それをターゲットとする作戦を実施したもの。

今日のイラク & CENTAF (AFPS & AFNews 2008/1/31)
聯合軍は Abu Ghraib 近郊で、イラク国外から武器を買い付けていたアルカイダ関係者 1 名を拘束。IED 製造や民家へのブービートラップ設置にも関わっていた容疑。このほかに 2 名を拘束、爆弾製造材料多数を発見。Mosul では、自爆テロを仕掛けているアルカイダ関連組織をターゲットとする作戦を実施、組織の首領などを拘束。別件でもう 2 名を拘束。これらの作戦で合計 11 名を拘束。
28 日、Baghdad の Rashid 地区北西で Multinational Division Baghdad の兵士が過激派 8 名を拘束。うち 2 名はイラク内務省が発行した証明書を所持。5 名は過去の犯罪行為で名前が挙がっていたお尋ね者。
アフガニスタンの Now Zad で、米空軍の F-15E が敵の迫撃砲陣地に GBU-38/B を投下。Bermal には A-10 が出動。近接航空支援ミッション 42 件・ISR ミッション 8 件を実施。
イラクでは、Baqubah で F-16 が GBU-38/B を投下して武器集積所を破壊。英空軍の Tornado GR.4 が Enhanced Paveway II を投下して、墜落した UAV の残骸 (ブービートラップとみられた) を破壊。F-16 は Baghdad や Tikrit にも出動。近接航空支援ミッション 48 件、ISR ミッション 23 件を実施。

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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