今週の軍事関連ニュース (2008/02/22)
 

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一般ニュース

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/20)
  • スペインの Jose Antonio Alonso 国防相は、スペイン陸軍の PCMASACOM センターで UAV と耐地雷装甲車のお披露目を行った。Searcher Mk.II-J UAV×4 機は IAI 社が Indra・EADS の両社と共同開発したもので、250-350km のレンジと 15 時間の航続性能を発揮、昼夜を問わずに運用可能で離着陸は完全自動。要員の訓練はイスラエルで実施しており、機体や地上管制ステーションのソフトウェアをアップグレードして運用承認を受けたところで、機体を 4 機と人員 36 名を今春からアフガニスタンに派遣する。RQ-11 Raven UAV×9 システム (27 機) は西 Aerlyper 社経由で、300 万ユーロで調達したもの。より小型・短距離向けの機体で、車両隊の警備や視程外の偵察に使用する。こちらも昼夜を問わずに運用可能。装甲車は伊 Iveco 社製の Lince×40 両。供給・整備・訓練体系に組み込んで運用可能になり次第、戦域に派遣する。(Spanish MoD)
  • 米空軍航空戦闘軍団 (ACC : Air Combat Command) 司令官の John D.W. Corley 大将は、飛行停止になっていた F-15 のうち 149 機が、2/15 付で飛行を再開したと発表した。Warner Robins ALC (Air Logistics Center) による、問題の縦通材に対する検査が完了したため。飛行再開に際しては、メーカーや AFRL (Air Force Research Laboratories) が技術面の支援を実施、TO (Technical Order) に基づく通常の検査に加えて、問題となった部位を対象とする、ETAR (Engineering Technical Assistance Request) に基づく追加検査を行った。これで、飛行可能な F-15A/B/C/D の総数は 429 機まで戻ったが、依然として 9 機については飛行停止のまま。(USAF)
  • 米陸軍・第 4 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チームは、装備する M1A2 Abrams 戦車に対する TUSK (Tank Urban Survival Kit) の導入を推進中。同旅団の担任区域である Baghdad 北部で作戦する際の、安全性と威力の向上が目的。(US Army)

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/2/18-19)
  • ロシアの 2007 年の兵器輸出が、前年の 61 億ドルを超えて 70 億ドルに達したとのこと。ソ聯崩壊後の数字としては最高額。Rosoboronexport を通じた輸出は 62 億ドルで、残りは他の兵器メーカーがパーツやサービス業務を販売したもの。また、Rosoboronexport が抱えている受注は総額 250 億ドルに達している (他の企業の分も上乗せすると 320 億ドル)。輸出額の 61% を航空機・ヘリコプターが占めており、主なものとしてはアルジェリアやベネズエラから受注した Su-30MK×64 機がある。そのほか、陸戦兵器が 21%、防空システムが 10%、海軍関連が 8% という内訳。最大手の顧客はインドで、Su-30MKI×40 機 (16 億ドル)、T-90C 戦車×347 両と Smerch 多連装ロケット×14 両 (15 億ドル)。その他の大口顧客としては、中国、インドネシア、ベネズエラ、アルジェリアがある。変わったところでは、NATO 加盟国のギリシアもあり、BMP-3 歩兵戦闘車を 12 億ユーロで調達する計画がある。
  • そのアルジェリア、2006-2007 年にデリバリーを受けた MiG-29×15 機をロシアに送り返す計画があると、Kommersant 紙が 2/18 に報じた。理由は品質不良とされる。UAC (United Aerospace Corporation) 関係者によると、ロシアはこれらの機体を買い戻す代わりに、MiG-29M2 か MiG-35 をもっと高値で輸出する提案をしている由。すでに合意がまとまったとする情報も。アルジェリアはロシアから、戦闘機を 35 億ドル分など、総額 63 億ドルの兵器購入を決めている。(AFP)
  • Eurocopter 社は印 Mach Aero 社との間で、Ecureuil/Fennec、NH90、Tiger といった機体の部品を生産する合意をまとめた由。Eurocopter 自身が製造するのと同品質のコンポーネントを製造できるように支援する、としている。これにより、インド市場に食い込むためのアドバンテージを得る目論見。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/19)
  • スウェーデン軍は政府に対して、厳しい予算状況の中で作戦経費を捻出するために求められている予算再配分について、実施した場合としなかった場合に関する報告をまとめて提出した。装備調達費や研究開発費を削って 8 億 5,000 万クローネを捻出、作戦経費に回そうというもの。ただし、これを実行した場合、短期的な問題解決にはなるが、長期的なバランスを崩すとしている。再配分を行わない場合の影響については以前よりも詳細な検討を実施。すでに作戦行動の削減や航空機の飛行時間削減、艦艇の行動削減といった措置をとっているが、こうした動きが人員募集や作戦遂行能力にどう影響するか、について調査したとのこと。結果は秘密扱いだが、重大な影響が生じると判断した由。(Swedish Armed Forces)
  • HRW (Human Rights Watch) は、レバノンにおけるイスラエル軍のクラスター爆弾仕様を槍玉に挙げて、"Flooding South Lebanon: Israel’s Use of Cluster Munitions in Lebanon in July and August 2006" なる 131 ページの報告書をリリース。そして、クラスター爆弾の使用を禁止する国際条約を緊急に実現するべきである、とする声明を発表。ニュージーランドの Wellington で開催している、クラスター爆弾規制に関する国際会議でのこと。HRW によると、イスラエル軍がレバノン南部に 962 回の攻撃で散布したサブミュニッションは全部で 460 万発、この数字は MLRS (Multiple Launch Rocket System) の発射データに基づいている。そのうちの不発弾の数については、国連は数十万発から 100 万発程度と見積もっている。戦後の民間人の被害者は 200 名ほど。(Human Rights Watch)
  • 米アフリカ軍 (AFRICOM) 司令官の William Ward 大将によると、依然として AFRICOM の司令部をどこに設置するかという問題は解決していないとのこと。現時点で公式に AFRICOM 司令部の受け入れを表明しているのはリベリアだけで、多くの国はアメリカが AFRICOM を設置した意図について、一種の「トロイの木馬」ではないかと疑っている状況。SADC (Southern African Development Community) のように、加盟国すべてが AFRICOM 司令部の受け入れを拒んでいる例もある。(VoA)
  • 英下院軍事委員会 (House of Commons Defence Committee) は、イギリス軍の戦傷者に対する治療のレベルは "world-class" であると評価しつつも、軍人の家族や退役軍人についてはさらになすべきことがあり、特にメンタルヘルスの分野においてそうだ、とする報告をまとめた。国防省はこの報告について、("world-class" との評価について) 歓迎するとともに、精神面についても真剣に対処しており、医療施設に専門家を送り込む措置をとっていると説明している。(UK House of Commons Defence Committee, MoD UK)

今日の報道発表 (インド特集) (Defense-Aerospace.com 2008/2/18)
  • 米 Sikorsky Aircraft 社は、印 Tata Advanced Systems 社との間で S-92 ヘリのキャビン製造に関する MoU に調印したと発表した。Tata Advanced Systems は Tata Industries グループの一員で、防衛・航空宇宙関連製品を手掛けている。(Sikorsky Aircraft)
  • イスラエルの IAI (Israel Aerospace Industries) 社と印 Tata 社は、ジョイント・ベンチャーの設立に関する MoU に調印した。Tata Advanced Systems 社と IAI 社が共同設立するもので、ミサイル、UAV、レーダー、電子戦システム、HLS (Homeland Security) システムなど、広範な製品を手掛けることになっている。イスラエルからインドに対して兵器を輸出する際の、オフセットの受け皿という意味合いもある。(IAI)
  • インドの軍や警察向けに、高い機動性と防弾装備を備えた車輌を納入している (Rakshak や装甲強化型 Scorpio を 500 両以上) 印 MDS (Mahindra Defence Systems) 社は、伊 Finmeccanica Group 傘下で水中戦システムを手掛けている WASS (Whitehead Alenia Sistemi Subacquei) 社との間で、戦略的同盟を結ぶための協議を始めていることを明らかにした。ジョイント・ベンチャーを設立して製品ラインを拡大する、という内容。Finmeccanica Group 配膳から、インド軍の短魚雷や潜水艦用のデコイなどを納入しており、インド企業に対して多くの技術移転を実施している。一方の MDS 社は Land Systems 部門に加えて Underwater Systems 部門を擁しており、DRDO とインド海軍が設計した機雷の製造を手掛けている。Land Systems の製品としては、Mahindra Axe FAV (Fast Attack Vehicle)、Marksman 装甲カプセル、Mahindra Striker 汎用軽車両、Mine Protected Vehicle、Cash in Transit Van といったものがある。(Mahindra & Mahindra)
  • インドの OFB (Ordnance Factories Board) 議長・Shri Sudipta Ghosh 氏は、インド国内に 40 ヶ所ある弾薬製造工場が ISO9002 の認証を受けたと発表した。製品の品質に関する懸念を払拭するのが狙い。OFB では、DRDO が開発した Pinaka ロケットの改良型を納入開始したところで、今年に 300 発、来年に 1,000 発をデリバリーする予定。また、対物ライフルの納入も始まっているほか、外国企業とのジョイント・ベンチャー設立構想も立ち上がった由。砲熕兵器や AFV のアップグレードに備えて研究開発投資も増額、技術者 20 名を海外留学させる。すでに取りかかっている製品としては、155mm ERFB-BB 弾、130mm カーゴ弾、Kavach Launcher Mark-2、Mine Protected Vehicle、5.56 mm Excalibur 自動小銃、対物ライフル、100-120kg 級爆弾、CRN-91 艦載砲、T-90 戦車、AK630 艦載機関砲、84 mm Rocket Launcher Mark-3、Pinaka ロケット、装甲救急車、装甲工兵・偵察車輌、NBC 偵察車、フリーフォール用パラシュートがある。新製品としては、155mm 砲のアップグレード、105mm 砲、130mm 砲の 155mm へのアップグレード、T-72 戦車の機動性改善、T-72/T-90 ベースの装甲回収車、40mm 機関砲 L70 のアップグレード、35mm 対空機関砲 Skyshield、5.56mm カービン銃、RCWS (Remote Controlled Weapon Station)、5.56x30mm protective carbine、5.56x45mm "Kalantak" Micro Assault Rifle、105 mm HE BB Extended Range 弾、155mm カーゴ弾、Light Specialist Vehicle、Armoured Amphibious Dozer、Namica がある。(Indian MoD)
  • DefExpo India-2008 展示会の席でインドの Shri Antony 国防相は、DRDO と HAL 社が共同開発している LCA (Light Combat Aircraft) 計画について、最近になって主要なブレークスルーを達成、数年以内に進展があると発言。また、インド空軍では LCA 計画について、デリバリーが当初の予定より遅れているとはいえ、2 個飛行隊の装備も決定したともいっている。ただし、国産の Kaveri エンジンについては問題を抱えていて、適当なパートナー企業を探しているところ。それでも中止するつもりはないとしている。この展示会には地元の Tata Motors が、LSV (Light Specialist Vehicle。ペイロード 1.2t で偵察・対反乱戦・負傷者後送などに利用可能) を初めとして、いかのように多様な軍用車輌を出展している。
    • Light multipurpose reconnaissance vehicle
    • Armed reconnaissance vehicle
    • LSV with protection for counter insurgency operations
    • Observation post party vehicle
    • Field artillery tractor for para-field artillery regiments
    • Reconnaissance vehicle for gun position officer for artillery regiments
    • Reconnaissance, surveillance and Ghatak platoon vehicle for infantry
    • Engineering reconnaissance vehicle
    • Common utility communication vehicle
    • Ambulance vehicle
    • Field repair team vehicle
    • Para (SF) and BC / OC parties of para-field regiment
    • Low-level lightweight radar for air defence artillery
    • IGLA carrier for air defence artillery
    • Coverer vehicle for air defence artillery
    • LSV-based light radio vehicle / communication rover for signals
    • LSV for tactical satellite terminals for signals
    • Shelter for unit entity vehicle for signals
    • Cable utility vehicle for corps of signals
    • Shelter for unit field wireless system for corps of signals
    • LATC (Light Armoured Troop Carrier) w/RCWS (Remote Controlled Weapon Station)
    • Armoured safari
    • Tata 8x8 platform
    ちなみに、この展示会に中国とパキスタンは出展していない。(Indian MoD, Tata Motors, VoA)
  • 仏 Sagem Defense Securite 社は DefExpo India-2008 展示会に、PADS (positioning and azimuth determination system) の新型・ULISS 30 XP を出展。これは軽車両に搭載して砲兵隊が位置標定に使用するもので、SIGMA 30 デジタル・レーザー・ジャイロ航法システムによる経緯測定、マッピング・ディスプレイへのタッチスクリーン機能導入、高出力 NiMH バッテリといった特徴がある。各種の火砲に対応しており、既存の火砲に対するレトロフィットも可能。Sagem Defense Securite 社は観測システムや光学センサー、航法・位置標定システム、射撃管制システム、コンピュータ、デジタル・マップ、そしてシステム・インテグレーションを手掛けている。(Sagem Defense Securite)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/18)
  • オーストラリアの Hon Joel Fitzgibbon 国防相は、新政権が公約に掲げた空軍戦力の再評価を開始すると発表した。2008/4/30 までに結果をまとめる予定。最初に、2010-2015 年を対象とする所要戦力要求、2010 年以降も F-111 を現役にとどめる可能性、F-111 の退役に伴って必要となるギャップフィラー、F/A-18E/F 調達計画の状況を検討する。次に、2045 年までのスパンでアジア太平洋地域の航空戦力について分析、リスク要因を洗い出すほか、戦闘機調達に関する予算的側面、F-35 や F-22 といった新世代戦闘機の能力、航空戦力の育成に関連する産業界の側面、UAV も含めた航空戦力のありようなどについても検討する。(Australian DoD)
  • CAAT (Campaign Against Arms Trade) と The Corner House は、BAE Systems 社が SFO (Serious Fraud Office) の捜査を中止するよう求めていたことを示す文書が高等裁判所で明らかにされた、と発表。例の、Al Yamamah 計画を巡る対サウジ贈賄疑惑の件。BAE Systems 社の "Memorandum for Attorney General" なる文書で、SFO が捜査を続けても公共の関心を集めないと考える理由や、捜査を続けることによる両国関係への影響について述べたものである、という説明。2004 年 11 月の捜査開始から 1 年後に作成した書簡だとされる。(CAAT)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/2/20)
  • River City Construction, LLC (East Peoria, IL) は米陸軍から、米輸送軍 (USTRANSCOM) とその麾下の Joint Intelligence Operations Center を対象とする建設作業を、$74,210,000 で受注した。現場はイリノイ州 Scott AFB。Army Corps of Engineers, Louisville, KY (W912QR-08-C-0007)
  • Arviso Construction Co. Inc. (Fort Wingate, NM) は米陸軍から、Wingate High School と寄宿舎 (Dormitory) の建て替え工事を $66,475,280 で受注した。現場はニューメキシコ州 Fort Wingate。Army Corps of Engineers, Albuquerque, NM (W912PP-08-C-0002)
  • Oshkosh Truck Corp. (Oshkosh, WI) は米陸軍から、大型軍用トラック (Heavy Tactical Vehicle) ファミリーに関する修正契約を $48,906,410 で受注した。TACOM (Tank Automotive and Armaments Command), Warren, MI (W56HZV-07-C-0248)
  • Combat Support Associates (Orange, CA) は米陸軍から、郵便業務のサポートを拡張する修正契約を $30,926,621 で受注した。現場はクウェートの Camp Arifjan。Army Sustainment Command, Rock Island, IL (DASA02-99-C-1234)
  • General Dynamics Ordnance and Tactical Systems, Inc. (St. Petersburg, FL) は米陸軍から、小火器用弾薬を $20,552,074 で受注した。Army Field Support Command, Rock Island, IL (W52P1J-05-G-0002)
  • Alliant Techsystems, Inc. (Mesa, AZ) は米陸軍から、30mm 機関砲弾を $6,972,000 で受注した。Army Sustainment Command, Rock Island, IL (W52P1J-07-C-0035)
  • Woodward Governor Co. (Rockford, IL) は米陸軍から、UH-60 Black Hawk 用の燃料管制装置、$6,427,580 分の delivery order を受領した。原契約は $28,879,222。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-07-D-0174)
  • Purcell Construction (Watertown, NY) は米陸軍から、624 名収容型兵舎の建設工事、$66,100,000 分の delivery order を受領した。原契約は $150,532,382。現場はヴァージニア州 Fort Lee。Army Corps of Engineers, Norfolk, VA (W91236-08-D-0014)
  • L-3 Services Inc., Global Security and Engineering Solutions (Chantilly, VA) は米海軍から、海兵隊向けの TVCS (Tactical Video Capture System) を設計・製造・導入・試験する業務を $326,318,075 (ceiling) で受注した。海兵隊の MAGTFTC (Marine Air Ground Task Force Training Command) が世界各地の拠点に導入して、演習終了後の AAR (After Action Review) における RTV (Real-Time Visualization) と SA (Situational Awareness) のために使用する機材。インテグレーション、エンジニアリング、訓練も契約に含む。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-8000)
  • BAE Systems, Land and Armaments Group, Ground Systems (Santa Clara, CA) は米海軍から、エンジニアリング・サポート・サービス業務を $33,938,132 で受注した。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$109,497,949。作業場所は以下の通り。
    • Santa Clara, CA (24%)
    • Brea, CA (23%)
    • Plymouth, MN (18%)
    • Aberdeen, SD (14%)
    • Minneapolis, MN (10%)
    • Nashua, NH (9%)
    • Austin, TX (2%)
    Strategic Systems Programs, Arlington, VA (N00030-08-C-0025)
  • Allied Pacific Builders, Inc. (Honolulu, HI) と David's Custom Roofing & Painting, Inc. (Pearl City, HI) は米海軍から、ハワイ・Oahu 島にある海軍・海兵隊・その他民間部局の建物を対象とする、屋根の補修・メンテナンス工事を受注した。基本契約とオプション契約 4 年分が実現した場合の総額は $20,000,000 (not to exceed)。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Hawaii, Pearl Harbor, HI (N62478-08-D-4014, N62478-08-D-4015)
  • Lockheed Martin Corp., Lockheed Martin Aeronautics (Fort Worth, TX) は米空軍から、CY2008-2009 分の F-22A 維持業務に関する修正契約を $182,615,911 で受注した。ASC/YFK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8611-08-C-2897)
  • Pratt & Whitney (East Hartford, CT) は米空軍から、CY2008 分の F119 エンジン維持業務に関する修正契約を $101,168,373 で受注した。ASC/YFK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8611-08-C-2896)
  • TAC Industries (Springfield, OH) は米空軍から、カーゴ・タイダウン・ネット×68,750 枚 (上面用)、同じく側面用×137,600 枚を、$34,450,420.50 で受注した。642nd CBSSS/GBZO-PKAC, Robins AFB, GA (FA8533-05-D-0001-0010)
  • General Atomics (San Diego, CA) は米空軍から、整備マニュアル (Maintenance Level Technical Order) の修正・拡大作業を $6,094,533 で受注した。MQ-9 Reaper の SDD (System Development and Demonstration) に関連するもの。658th AESS/PK, Wright-Patterson AFB, OH (F33657-02-G-4035/002316)
  • Seagoing Uniforms (Marshville, NC) は米国防兵站局 (DLA) から、海軍向けの作業服を $7,536,579.00 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SP0100-04-D-0457)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/20)
  • Forecast International がまとめたレポート "The Market for Electronic Warfare Systems" によると、今後 10 年間で電子戦関連の市場規模は 230 億ドル。ECM (Electronic Countermeasures)、RWR (Radar Warning Receiver)、ESM (Electronic Support Measures) など、35,814 ユニットの需要を見込む。マーケット・リーダーとして挙げられた企業は、Northrop Grumman、BAE Systems、Raytheon、ITT、Lockheed Martin、Thales、 Elta Systems。IED 対策の必要性増大に伴う需要増や、民間航空機を対象とする携帯式 SAM 対策といった需要を見込んでいる。後者の分野では、Saab、EADS、Rafael といった企業が強く、さらに BAE Systems と Northrop Grumman が続く。そのほか、EA-6B や EA-18G に代表されるような AEA (Airborne Electronic Attack) 分野も。(Forecast International)
  • 米陸軍は、RQ-7 Shadow UAV から AH-64 Apache 攻撃ヘリに、VUIT-2 (Video from UAS for Interoperability Teaming Level II) を使った動画のストリーミング伝送を実施するデモンストレーションを行った。AH-64 の担当者と UAV の担当者が、OSRVT (One System Remote Video Terminal) を使ってこの仕組みを実現した。RQ-7 以外にも、海軍や空軍の戦闘機 (F-15, F-16, F-18) が装備する Sniper や Lightning といったターゲティング・ポッドから動画を受け取れる。これが実用化すれば、現在やっているように無線通信で状況を聞く代わりに生の実況映像を見られるので、状況認識能力向上による生存性向上を図れるとしている。また、"sensor to shooter" の情報伝達時間やリアクションタイムを短縮できる。自機の M-TADS (Modernized-Target Acquisition Designator System) のレンジに入る前に、事前に UAV からの映像で現場の状況を確認できるほか、得られた動画を地上の兵士に転送する使い方も可能。今夏から配備を開始、FY2008-2009 にかけて AH-64D 装備の 9 個大隊で運用を開始する。構想開始から 1 年と経たないうちの快挙。(US Army)
  • BAE Systems 社はインド空軍に対して、Hawk Mk.132 AJT (Advanced Jet Trainer) を 2/5 に追加デリバリー、受注している 66 機のうち 6 機が Bidar AB に出揃った。現在、イギリスで製造することになっている 24 機のうち 22 機までが完成、22 号機が今月初頭に Brough で初飛行したところ。これらは 2-3 月にかけてデリバリーの予定。残り 42 機は印 HAL (Hindustan Aeronautics Ltd) 社が Bangalore 工場でライセンス生産する。そのほか、コンピュータ制御の訓練機材×4、CPT (Cockpit Procedures Trainer)×2、FTD (Flight Training Device)、avionics part task trainer を Bidar AB に設置するが、これらの開発・製造・導入も BAE Systems 社の担当。これらの訓練機材全部と Computer Aided Learning System を使って、所要の訓練を実施する。また、RAF Valley ではインド空軍の教官パイロット 75 名を、英空軍の Hawk を使って育成中。(BAE Systems)
  • 2007 年 9 月に MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 用の軽量装甲パネルを 20,000 セット、760 万ドルで受注している BAE Systems 社は、生産拠点となるアラバマ州 Anniston の工場を拡張、人員も 25 名増員する。生産ラインのスペースを 21,875 平方フィート増やすとのこと。受注した装甲パネルのうち、第一陣の 2,000 セットは 1/22 にデリバリーしたところ。BAE Systems 社は、装甲パネル以外に Caiman、RG-33、RG-31 と、車両本体の製造も担当しており、MRAP 全体の 35% を占める。アラバマ州には Anniston 以外に Geneva と Huntsville に事業所があり、社員は 1,000 名を超えている由。Geneva では OTV (Outer Tactical Vest) を含むボディ・アーマーのコンポーネンツを月産 60,000 セット、Huntsville では防空・ミサイル防衛・統合相互運用性 (joint interoperability)・プログラム管理・品質管理・試験/評価・コスト分析・BPR (Business Process Reengineering) といった業務を担当している。さらに 3/7 には Cordova の事業所が稼働を開始するが、ここでは米海軍向けの AGS (Advanced Gun System) と Mk.57 VLS (Vertical Launch System) を担当する。(BAE Systems)
  • BAE Systems 社は、2/27-29 にかけてフロリダ州 Ft. Lauderdale で開催する AUSA (Association of the U.S. Army) 冬季例会に、RG-33 MRAP から発展する形で開発した MRRMV (Mine Resistant Recovery and Maintenance Vehicle) を出展する。MRRMV は重量 40t、戦闘で損傷して動けなくなった車輌を戦場から回収して、補修するための装備を備えた車輌。ウインチなどの牽引機材に加えてスペアパーツ類を搭載、メンテナンスや損害状況の評価、切断・溶接などによる補修を行う能力がある。また、回収した車輌の乗員を収容するスペースもある。この手の回収車は、回収対象となる車輌と同等の生存性を備えるのが基本。MRRMV は MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) や MMPV (Medium Mine Protected Vehicle)、Stryker 装甲車など、M1 戦車以外のあらゆる車輌に対応できる (M1 には M88 装甲回収車がある)。(BAE Systems)
  • 米 Boeing 社は、航空自衛隊向け KC-767 の 1-2 号機を引き渡した。空自関係者による機体の検査を終えた後で、カンザス州 Wichita から航空自衛隊岐阜基地まで、12 時間のノンストップ飛行を実施。これを担当商社の伊藤忠が防衛省に納入する形。例の RARO (Remote Aerial Refueling Operator) を装備しており、空自は 4 機を発注している。一方、イタリア向けの 4 機については、まず 2008 年に最初の 2 機をデリバリーする予定。(Boeing)
  • BAE Systems 社は、F-35 の STOVL 型初号機 (BF-1) の燃料試験を、予定より 5 日早く完了したと発表した。Lockheed Martin 社 Fort Worth 工場 (Fort Worth, TX) で、13 日間にわたって 24 時間フルタイムで実施していたもので、燃料ゲージの較正を実施。これで同機の燃料システムがちゃんと機能することを確認できた、としている。この試験を行うために、BAE Systems 社は F-35 の後部胴体に加えて燃料系統・脱出装置・救装機器・電子戦装置などを担当しているため、この件では担当チームを Warton 工場から Fort Worth に派遣した。この燃料系統試験に続いて、機体構造の接合や振動に関する試験を実施、ドアや降着装置の油圧系統もテストする。(BAE Systems)
  • BAE Systems 社は、1 億 2,400 万ポンドの契約で開発を進めている UCAV (Unmanned Combat Air Vehicle)・Taranis の主要コンポーネント組み立てを開始したと発表した。専用の組み立てハンガーに特製の治具を設置して組み立てを実施、2008 年の第四四半期から機体そのものの組み立てに入り、2009 年に Warton 工場で地上試験を実施、2010 年の初飛行を目指す。2007 年 9 月から金属材料の切り出しを始めており、現在はエンジン空気取入口を初めとする主要コンポーネンツの部品を製造しているところ。製造には Samlesbury の BAE Systems 社工場に設置した SECF (Special Engineering Composite Facility) を利用している。エンジン担当の Rolls-Royce 社は別途、エンジンのベンチ・テストによって性能の検証を進める。この両社以外に、QinetiQ と GE Aviation (formerly Smiths Aerospace) が 英国防省の Taranis Technology Demonstration プログラムに参画している。(BAE Systems)
  • 米 Northrop Grumman 社は Singapore Air Show に、過去の経験を活かして自己資金で開発した AESA (Active Electronically Scanned Array) レーダー、SABR (Scalable Agile Beam Radar) を出展した。既存の F-16 にレトロフィットする目的で開発したものだが、他の機体や任務領域にも応用可能としている。F-16 に SABR を装備する際に、機体側の電気的・機械的インターフェイスをいじる必要はなく、既存の電源・冷却機能で対応できるとのこと。AESA 化により、状況認識能力の改善、高解像度 SAR (Synthetic Aperture Radar) の実現、インターリーブによる対空・対地捜索の実現といった利点が得られるとしている。2008 年の末に、Northrop Grumman 社が保有する Sabreliner を使ったデモンストレーションも予定している由。この機体には F-16 用のアビオニクスを一式搭載してあり、過去に F-16 用レーダーの試験に使っていた。(Northrop Grumman)
  • 米 Raytheon 社は 2007 年から、米海軍の Weapon System User プログラムに AIM-9X Sidewinder 空対空ミサイルを持ち込んだ。戦術面における最新の兵装の応用や、熟成度の実証を目的とするプログラム。AIM-9X は過去 8 年の間に、米海空軍が開発試験・運用試験によって合計 137 回の試射を実施している。今回の試験では米海軍の F/A-18C 飛行隊、VFA-83 "Rampagers" が QF-4 に対して AIM-9X を実施、所定の目標を達成している。(Raytheon)
  • Nimrod MRA.4 の開発用機 (PA01) が、4-6 週間にわたって実施する氷結試験のため、Azores と Bermuda を経由して、アメリカ・テネシー州 Nashville に飛んだ (飛行距離 4,500nm)。機体とエンジン空気取入口に設置した防氷装置、さらに風防とエアデータ計測用プローブに設置したヒーターやの動作を検証するのが目的。また、海外展開に備えた熟成度デモンストレーションという意味合いもある。この後、翼下パイロンに氷結条件計測用プローブを設置した上で、本番の試験に入る。(BAE Systems)
  • 豪 ATI (Australian Technology Information Pty Ltd) 社が、OAIV (Office of Australian Industry Capability, Seattle, WA) を通じて、米 Boeing 社から Link 16 のような戦術データリンクに関する技術開発契約を受注することになった。OAIC は DMO (Defence Materiel Organisation) と組んで、オーストラリアの企業が Boeing 社のサプライチェーンに食い込むための支援を行っており、その成果。(Austrailan DoD)
  • ITP (Industria de Turbo Propulsores, S.A.) が、Albacete Aeronautics Park にヘリコプター用エンジンのメンテナンス・組み立て施設を設置することになった。土地買収・工場建設にかかる費用は 1,500 万ユーロ。人員 80 名で運用する。施設の面積は 5,000 平米だが、7,000 平米まで拡張可能。スペイン軍の NH90 が装備する General Electric 社製の CT7-8F5 や、スペイン内務省の EC135 が装備する PW206 を手掛ける。(Industria de Turbo Propulsores)
  • 英 BAE Systems 社は 2008 Singapore Air Show に、2007 年からイギリス軍がアフガニスタンに投入している UAV・Herti や、飛行場・港湾施設・産業インフラなどを対象とする警備システムなどを出展。(BAE Systems)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/2/19)
  • SAIC (Science Applications International Corp., San Diego, CA) は米陸軍から、構造物のセンシングを行う VisiBuilding 技術の開発・試験を $5,270,000.00 で受注した。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-08-C-P010)
  • DRS Sensors & Targeting Systems, Optronics Division (Palm Bay, FL) は米陸軍から、DVE (Driver's Vision Enhancer) B-kit×7,991 セットを $46,892,636.00 で受注した。センサー・アセンブリ、ディスプレイ・コントロール・モジュール、配線、関連スペアパーツで構成する。MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 装備用。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-04-C-J202)
  • BAE Systems Land and Armaments, Inc. (Jacksonville, FL) は米陸軍から、M2 Bradley 用の Urban Survivability Kit と Hotbox Restraint Kit×952 セットを $8,423,780.00 で受注した。、TACOM LCMC, Warren, MI (W56HZV-05-G-0005)
  • SAUER, INC. (dbe SAUER SOUTHEAST) は米陸軍から、フロリダ州 Patrick AFB で実施する平屋建物建設工事を $8,645,500.00 で受注した。床は強化コンクリート製、壁は石造り (masonry wall)、鉄骨造りの傾斜式屋根を備える。また、舗装、駐車場、フェンス、バリア、テロ対策、フォース・プロテクション関連設備、通信機器なども備える。Army Corps of Engineers Mobile District, Mobile, AL (W91278-07-D-0030)
  • McDonnell Douglas Helicopter Co. (Mesa, AZ) は米陸軍から、AH-64D の全規模量産分 12 機 (新造 1 機、改修 11 機) を $133,386,899.00 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-07-C-0135)
  • International Enterprises Inc. (Talladega, AL) は米陸軍から、AH-64 用 IHADSS (Integrated Helmet and Display Sighting System) 付きヘルメットのメンテナンスとオーバーホールを、$11,000,000.00 で受注した。5 年契約。TACOM-Rock Island, AMSTA-LC-WSK-C, Rock Island, IL (DAAE20-03-D-0142)
  • Orbital Sciences Corp. (Dulles, VA) は米陸軍から、DARPA (Defense Advanced Research Project Agency) の System F6 (Future, Fast, Flexible, Fractionated, Free-Flying Spacecraft united by Information exchange) 計画に関する研究・開発・設計・試験業務を $7,418,126.00 で受注した。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency), Arlington, VA (HR0011-08-C-0031)
  • General Dynamics OTS (Garland) LP, (Garland, TX) は米陸軍から、Mk.80 シリーズ爆弾の弾体を $38,883,037.50 で受注した。Army Sustainment Command, Rock Island, IL (W52P1J-06-D-0006)
  • Walbridge Aldinger (Detroit, MI) は米陸軍から、ジョージア州 Fort Benning の聯隊司令部ビル拡張工事を $5,143,000.00 で受注した。13,000 平方フィート分を既存の建物に増築するもの。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-07-D-0054)
  • Mississippi Limestone Corp. (Friars Point, MS) は米陸軍から、テネシー州 Richardson Landing 向けのプラント・資材 (官給品を除く)・装備・補給品・人員・輸送 (燃料・水・コンクリート製構造物の建設に必要なものすべて) の補給業務を、$7,215,423.20 で受注した。Army Engineer District Memphis, Memphis, TN (W912EQ-08-C-0005)
  • Alliant Techsystems Inc. (Plymouth, MN) は米陸軍から、120mm APFSDS 弾 M829A3×7,560 発を $43,762,495.28 で受注した。Army Joint Munitions & Lethality Life Cycle Management Command, Picatinny, NJ (W15QKN-07-C-0085)
  • Raytheon Company, Integrated Defense Co. (Bedford, MA) は米陸軍から、Patriot 地対空ミサイルを対象とする FY2008 分のエンジニアリング・サービス業務を $28,699,315.00 で受注した。155,457 マン・アワー分。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-04-C-0020)
  • BAE Systems, Ground Systems Division (York, PA) は米陸軍から、M882 Hercules 装甲回収車×94 両 (陸軍向け×90、海兵隊向け×4) と ASL スペア×7 セットを、$185,983,972.00 で受注した。Army TACOM LCMC, Warren, MI (DAAE07-01-C-N030)
  • DRS Tactical Systems, Inc. (Melbourne, FL) は米陸軍から、JV-5 FBCB2 コンピュータを $48,161,095.01 で受注した。PM FBCB2 (Force XXI Battle Command Brigade and Below) 向けの案件。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-06-J405)
  • L-3 Communications Aerospace LLC (Madison, WI) は米陸軍から、Corpus Christi Army Depot (Corpus Christi, TX) の航空機関連作業員・塗装担当者を対象とする兵站支援業務を、$5,990,905.92 で受注した。Corpus Christi Army Depot, Corpus Christi, TX (GS-10F-0328N)
  • CVG, Inc. (Chantilly, VA)、RSI Maryland, Inc. (Duluth, GA)、Globecomm Systems, Inc. (GSI, Hauppauge, NY)、L-3 Communications Corp. Communications Systems West (Salt Lake City, UT)、L-3 Communications Corp. Narda Microwave-East (Hauppauge NY)、ND Satcom, Inc. (Richardson, TX)、Swe-Dish Satellite Systems, Inc. (Reston, VA) の各社は米海軍から、ポータブル衛星通信端末機を $76,766,268 (estimated) で受注した。各社ごとに最低保障ロットを設定、基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年分。すべて実現した場合の 7 社の総額は $491,200,000。Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston, SC (N65236-08-D-2101/2102/2103/2104/2105/2106/2107)
  • Thermo Eberline, LLC (Santa Fe, NM) は米海軍から、軽量のアイソトープ識別装置・identiFINDERS のオプション契約分を $21,370,489 で受注した。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Indian Head Division, Indian Head, MD (N00174-07-D-0006)
  • Sun Microsystems Inc. (San Diego, CA) はDARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から、のプロトタイプに関連する $8,100,000 の増額契約を受注した。原契約は $44,290,000。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency), Arlington, VA (HR0011-08-9-0001)
  • Wellco Enterprises, Inc. (Waynesville, NC) と Belleville Shoe Mfg., Co. (Belleville, IL) は米国防兵站局 (DLA) から、寒冷地用ブーツ (cold wet boots) をそれぞれ $8,802,000.00 (maximum) と $6,064,800.00 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-08-D-1042, SPM1C1-08-D-1043)
  • Outdoor Research (Seattle, WA) は米特殊作戦軍団 (USSOCOM) から、Modular Glove System を受注した。初期受注分が $577,000、最終的に 5,500 万ドルの案件に発展する見込み。U.S. Special Operations Command Headquarters Procurement Division (H92222-08-D-0025)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/19)
  • 米 Northrop Grumman 社は、米空軍の IFARA (Integrated Fleet Air Refueling Assessment) 評価モデルにおいて、KC-30 は KC-767AT より 20% も優れた能力があると判断された、と発表した。空軍が付け加えた 5 つの条件に基づいて、将来の任務シナリオにおける両機の給油機としての能力を評価したものだという説明。検討した項目は多く、一例を挙げると舗装への負担、駐機に必要なスペース、燃料供給能力、離陸性能、燃費などがある。シナリオについては滑走路長や受油機の顔ぶれ、給油を行う場所などをいろいろ変えて検討した。その結果、KC-135 を 1.0 としたとき、KC-767AT は 1.35、KC-30 は 1.62 だったというわけ。このほか、Northrop Grumman 社は車内開発した TAT (Tanker Analysis Tool) により、実際に給油任務に近い状況下での能力評価を実施したとしている。(Northrop Grumman)
  • 米陸軍 INSCOM (Intelligence and Security Command) は、OIF (Operation Iraqi Freedom) に関連する翻訳・通訳業務を、GLS (Global Linguist Solutions LLC) に対して 5 年間・46 億ドルで発注した。GLS は DynCorp International と McNeil Technologies の両社が設立したジョイント・ベンチャー。もともとこの件では GLS の採用が決まって 2006 年 12 月にいったん契約したものの、選に漏れた企業が GAO (General Accountability Office) に異議申立を行ったために振り出しに戻っていたもの。改めて INSCOM が RfP をリリースして、2007 年 12 月に GLS との契約が決まった次第。その際、コスト提案の評価基準見直しや、過去の実績に対する評価といった変更を加えた。ところがまた異議申立が発生、2008/2/15 付で三度目の正直となる契約にこぎ着けた次第。この契約では、現地で 6,000 名を雇用、さらにアメリカから 1,000 名を送り込んで、在イラク米軍向けの翻訳・通訳業務を実施する。(DynCorp International)
  • 米海軍航空システム軍団 (NAVAIR : Naval Aviation Systems Command) は、CH-53K ヘリに装備する RWR () として、米 Northrop Grumman 社の AN/APR-39 を採用した。RWR インテグレーション計画のフェーズ 2 として採用を決めたもの。1,700 万ドルの契約で、既存モデルに対してメモリ容量拡大などの改良を施した、AN/APR-39A(V)2 と AN/APR-39B(V)2、コントローラー、インテグレーション用のインターフェイスを納入、CH-53K に装備する。AN/APR-39 RWR に加えて、同じ Northrop Grumman 社製の DIRCM (Directional Infrared Countermeasures) も装備する。AN/APR-39A(V)X プログラムはすでに完了、AN/APR-39 B(V)X アップグレード・プログラムは 2009 年末か 2010 年初頭に完了の予定。ベースモデルの AN/APR-39 は、米海軍や米海兵隊で SISCM (Suite of Integrated Sensors and Countermeasures) の主流となっている。多様な固定翼機・回転翼機への装備が可能。(Northrop Grumman)
  • 伊 MBDA Italia 社は、MEADS (Medium Extended Air Defense System) で使用する航法システムの担当として、米 Northrop Grumman 社を選定した。Northrop Grumman 社がイタリアに置いている子会社・Northrop Grumman Italia を通じて、MEADS のレーダーや SAM 発射器をサポートするための航法・位置標定システム (Navigation Systems Division の製品) を納入する。Northrop Grumman Italia 社によると、同社はイタリアやその他の欧州諸国に対して、50 年以上にわたって航法システムを納入してきた実績があるとのこと。(Northrop Grumman) [Navigation Systems Division って、元の Litton Industries 社か ?]
  • 米 Raytheon 社 IDS (Integrated Defense Systems) 部門は、傘下に Seapower Capability Systems 部門を新設した。以前からあった海軍関連部門 2 ヶ所を統合して発足させたもので、国内外の海軍をカスタマーとして、より効率的に最善の製品を供給するための組織改編だとしている。所在地は IDS の Maritime Mission Center (Portsmouth, RI)、トップは Charles "Tom" Bush 氏。2005 年に海軍を退役して Raytheon 入り、IDS で Joint Warfighting 担当のエグゼクティブ・ディレクターを務めていた。次席は Robert Martin 氏で、Zumwalt National Team (Software) トップからの転任。(Raytheon)
  • 米 Goodrich 社は、Electronic Systems 部門 (Chelmsford, MA) の下に ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) Systems 部門を新設すると発表した。以前からある電子光学製品担当部門・Optical & Space Systems 部門を包含する形となり、長距離偵察用センサー、宇宙向けの電子光学製品、レーザー警報システム、短波長赤外線関連製品などを手掛ける。部門のトップは Tom Bergeron 氏で、事業所はコネティカット州 Danbury、ニュージャージー州 Princeton、ニューメキシコ州 Albuquerque、ニューヨーク州 Ithaca、イギリスの Malvern に置く。(Goodrich)
  • 米 Rockwell Collins 社は、インドの Hyderabad にエンジニアリング・センターを開設したと発表した。ハードウェアやソフトウェア開発を担当する部門で、当初は FMS (Flight Management System) に注力する方針。同社は今後 5 年間で技術者 500 名を増員する計画を立てており、それにも寄与するものと見込んでいる。もちろん、インド市場におけるプレゼンスの拡大も考えてのこと。以前から同社は、印 HCL Technologies 社を通じてインド市場に進出しており、HCL 社の技術者 300 名あまりが、Rockwell Collins 社に対して設計・開発・試験関連の業務を提供している。(Rockwell Collins)
  • 独 Rheinmetall Group は、インドに現地駐在事務所 (Regional Representative Office) を開設する決定を下した、と発表した。ちなみに同社、開催中の DefExpo 展示会にも初出展している。売上の 60% を輸出で稼いでいる同社による、インド市場の今後の成長を見込んだ動き。(Rheinmetall Defence)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/18)
  • スペインの Jose Antonio Alonso 国防相は、閣議が装甲車×80 両を 2,500 万ユーロで追加発注する件を承認したと発表した。Armed Forces Equipment Renewal Program の一環として発注するもので、平和維持任務で海外派遣する部隊に配備、そのために高い防弾・耐地雷能力を持たせるとしている。昨年 11/2 に承認を得た第一陣の 40 両は Iveco Espana 社に発注済みで、うち 10 両がデリバリー済み、残り 30 両も 4 月までにデリバリーの予定。追加発注する 80 両は年内にデリバリーの予定。Armed Forces Equipment Renewal Program では、3 億 2,100 万ユーロを投じて 2010 年までに 575 両を発注、現行の装甲車を代替する計画になっている。高い輸送能力・防御力を必要とする現状に対応するのが目的。2007-2009 年の第 1 フェーズで 220 両を揃えて BMR、VAMTAC、ANIBAL を代替 (1 億 4,300 万ユーロ)。うち 120 両は 4-5 人乗りの分隊車輌で 2007-2008 年にデリバリー、残り 100 両は 8-10 人乗りの中隊車輌で 2009 年中にデリバリー予定。次に 2009-2010 年の第 2 フェーズで 1 億 7,800 万ユーロを投じて 355 両を揃えるが、275 両が分隊車輌、80 両が中隊車輌。2010 年にデリバリー予定。最後に第 3 フェーズとして新世代の 8x8 装甲車を導入するが、これは開発・インテグレーション能力を持つ外国の企業から技術移転を受けて国産化する。モジュラー構成で交換式密使四・モジュールを装備、任務様態に応じた仕様変更を可能にする。(Spanish MoD)
  • AgustaWestland 社は、南アフリカ海軍が 2003 年に発注していた Super Lynx 300 Mk.64×4 機を公式に納入したと発表した。セレモニーは Simon's Town Naval Base で、H.E. Mr M.G Lekota 南ア国防相、南アフリカ空軍参謀総長の C.Gagiano 中将、南アフリカ海軍参謀総長の Magalefa 中将、Armscor の CEO・Mr H.S Thomo 氏、AgustaWestland 社副社長の John Ponsonby 氏らが出席して開催された。機体そのものは 2007 年 7 月にデリバリー済みで、パイロットや地上要員の訓練も 2007 年 5 月に AgustaWestland 社の Customer Training Centre (Yeovil, UK) で完了している。これらの機体は南アフリカ海軍の Valour 級フリゲートに搭載して、対潜戦・洋上哨戒・SAR などの任務に使用する。搭載するセンサーは以下の通り。
    • Telephonics 社製 APS-143B 捜索レーダー (全周をカバー)
    • Denel Optronics 社製 FLIR
    • Sysdel CC 社製 ESM (Electronics Support Measures)
    • 南アフリカ製の HF/VHF/UHF 無線機、データリンク
    コンポーネントや搭載機材の製造には、Aerosud、Denel、SAAB Aerostructures といった南ア企業も参画している。そのほか、オフセットとして 20 件以上のプロジェクトを実施、2,000 名近い雇用を創出したとしている。Super Lynx 300 のオペレーターは、マレーシア、タイ、オマーンに続いて、南アフリカが 4 番目。エンジンは LHTEC CTS800-4N (1,015 kW/1361SHP) の双発。コックピットは 6 面カラー LCD 装備のグラスコックピット。なお、ベースモデルの Lynx は 17 ヶ国・420 機の実績がある。(AgustaWestland)
  • Meltem III 計画の下でトルコ海軍が導入を進めている洋上哨戒型 ATR72-500 の初号機が、14 日に TAI (Turkish Aerospace Industries, Inc.) の工場に到着した。2005/12/21 に TAI と伊 Alenia Aeronautica 社が受注した契約により、全部で 10 機を対潜哨戒機仕様に改修することになっている。Alenia が主契約社、TAI が副契約社で、システムの導入と機体の改修、改修キット、工具類、物資やサポート機材の調達、サポート業務や兵站支援 (Ground Flight Support and Integrated Logistics Support) が TAI 社の持ち分。TAI はこのほか、C-130 や T-38 のアビオニクス近代化を主契約社として担当しているほか、UH-60 の特殊作戦改修、F-16 の機体構造改修や電子戦装備の搭載、ヨルダン空軍の AS532 Cougar に対する近代化改修と S-70 のグラスコックピット改修、トルコ海軍と沿岸警備隊向けの CN-235 洋上哨戒型への改修、B737-700 の AEW&C 化改修を担当している。(TAI)
  • 米陸軍の Developmental Test Command (Yuma Proving Ground, AZ) では、GPS 誘導の物資投下用パラシュート・JPADS (Joint Precision Airdrop Systems) のテストを 2 年前から実施している。ここで得られた成果により、イラクやアフガニスタンに Screamer、Firefly、AGAS (Affordable Guided Airdrop System) といった装備の限定配備を実現。JPADS はさまざまな重量レンジに対応する製品のファミリーで、それぞれ以下のような特徴がある。
    • Screamer 2K : GPS 誘導で高速落下した後、別のパラシュートを展張してソフトランディングする
    • Firefly : 2,000lb 級で、ラムエア・パラシュートか内蔵式の翼 (parafoil) を使用、これによって速度と方位を制御する。
    • AGAS : パラシュート・ライザーの長さを調整する電機式アクチュエータを持ち、これによってパラシュートの傘体を操作する。陸軍の標準型貨物投下用パラシュートと A-22 コンテナを使い、2,200lb の貨物を投下可能。5 年前にテストを開始
    このほか、Low Cost Low Altitude Airdrop Systems についても、9 月に 2 週間かけて 16 ソーティ・90 個以上の投下試験を実施。パラシュートの仕様は 5 種類試して、安全性について検証。その他のテスト案件としては、OH-58 Kiowa Warrior 用の更新版ソフトウェア (Aviation Technical Test Center (Redstone Arsenal, AL) と組んで 6 ヶ月にわたって実施)、C-RAM (Counter-Rocket, Artillery, Mortar)、XM982 Excalibur 誘導砲弾、各社の MRAP、SPARK (Self Protection Adaptive Roller Kit、地雷処分用ローラー)、Stryker MGS (Mobile Gun System)、Stryker Full Spectrum Effects Platform (a.k.a. Sheriff)、M2 Bradley 歩兵戦闘車用のソフトウェアといったものがある。National Counter-Terrorism/Counter-Insurgency Integrated Test and Evaluation Center では、IED 対策・テロ対策装備のテストを 190 回以上も実施。(US Army)
  • イスラエルの Elbit Systems 社は、Hermes 450 UAV に装備する新型エンジン・R902 (W) を Singapore Air Show (2008/2/18-22) の席で公表した。W は "wide" および "Wankel" の意で、馬力の割に小型・軽量にできる点が UAV 向きだとしている。Wankel Engine Block の拡大で燃焼室を大型化して 70BHP にパワーアップ、エンジンの重量は 40kg。UAV 向けのレシプロ・エンジンやロータリー・エンジンの中では、最良の出力重量比だと主張。ジェット・エンジンならもっと出力重量比は高められるが、R902 の方が燃費が良く、20 時間の滞空が可能だとしている。(Elbit Systems)
  • その Singapore Air Show に、伊 Alenia Aermacchi 社は M-346 練習機を送り込んだ。M-346 は、シンガポール空軍の FWC (Fighter Wings Course) で使用する、TA-4SU Skyhawk を代替する新型練習機のコンペティションに参戦中。さらに C-27J や ATR ファミリーも送り込んだ。(Alenia Aeronautica)
  • 一方、シンガポール空軍がすでに採用を決めている Pilatus PC-21 の方は、2008/1/21 にスイスの Stans で最初の飛行試験を完了。2008 年 4 月に、オーストラリアの Pearce にあるシンガポール空軍の FTS (Flying Training School)・No.130 Sqn. に最初の 6 機をデリバリー、6 月から訓練任務を開始する予定。過去 24 年間にわたって運用していた Aermacchi S-211 の代替機。PPP (Public-Private Partnership) の枠組みを使い、米 LMSTS (Lockheed Martin Simulation, Training and Support) 社が主契約社となって BWC (Basic Wings Course) の訓練パッケージを提供、機体の維持管理や地上側の訓練システムも担当する。(Singapore MoD) [DSTA (Defence Science and Technology Agency) が 2006 年 11 月に発注した案件で、契約期間は 20 年]
  • 米 Spartan Motors 社傘下の Spartan Chassis 社は、BAE Systems 社から MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) Category I/II・RG-33 用のシャシーを 1 億 3,380 万ドルで受注したと発表した。2008 年第三四半期までに完納の予定。(Spartan Chassis)
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    人事・組織

    予備役の動員状況 (DoD 2008/2/20)
    予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 256 名の増。現在の動員内訳は、陸軍 73,808 名、海軍 5,225 名、空軍 7,128 名、海兵隊 8,724 名、沿岸警備隊 343 名。

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    戦争・紛争

    今日のアフガニスタン (AFPS 2008/2/20)
    アフガニスタン陸軍・第 201 兵団と聯合軍が 20 日に Helmand 省で、11 名を拘束、ヘロイン 1,000lb を発見、武器集積所を破壊。武装勢力の掃討と聖域潰しを企図した作戦で、資金源となるヘロインの製造工場までつくられていたとのこと。また、路傍爆弾を設置して射撃陣地をしつらえていた上に、航空機を接近させて偵察したら撃ってきた。
    Zabul 省 Dey Chopan 地区では、アフガニスタン軍と聯合軍がタリバン幹部の組織潰しを企図した作戦を実施、11 名を拘束聯合軍に攻撃を仕掛けていた組織の首領を拘束したほか、AK-47 自動小銃を発見。

    今日のイラク (AFPS 2008/2/20)
    17 日に Baghdad で聯合軍との交戦により、Diyala 省で活動していたアルカイダ関連組織の情報担当、Abu Karrar (a.k.a. Arkan Khalaf Khudayyir) が死亡したことが判明した。女性自爆テロリストの仕掛け人でもある。また、別の組織の首領・Abu Sayf を 16 日に Baghdad の East Mansour 地区で拘束。こちらは Karrada で 2/11 に発生した爆弾テロ事件の仕掛け人。
    このように組織の幹部が拘束される、あるいは死亡する事態が続いており、Baghdad における民間人の死者も 2007 年 2 月の 1,087 名から 2008 年 1 月には 178 名まで減少しているものの、依然としてアルカイダの脅威は残るというのが MNF-I の説明。

    今日のアフガニスタン (AFPS & AFNews 2008/2/19)
    アフガニスタン軍と聯合軍が 17 日、Zabul 省 Qalat 地区でタリバンの支援網をターゲットとする作戦を実施、7 名を拘束。武器などの密輸容疑で捜索を実施。主要ターゲットとなった人物が、捜索の際の撃ち合いで負傷。
    Farah で米空軍の B-1B が、敵の待ち伏せ拠点・迫撃砲陣地・観測拠点を GBU-38/B で爆撃。Ghanzi と Nangalam では敵制圧のために米空軍の A-10 が出動。Now Zad にはフランス空軍の Mirage 2000 が出動。このほか、米空軍の F-15E も出動。この日の近接航空支援ミッションは 42 件、ISR ミッションは 8 件。

    今日のイラク (AFPS & AFNews 2008/2/19)
    Multinational Division Center は、Salman Pak 界隈に残っている武装勢力の掃討を企図して、2/15 に "Operation Marne Grand Slam" を発動。最終的には Baghdad 南東方面のアルカイダ関連組織一掃を目指す。
    まず、Salman Pak 南方、Tigris River に延びる半島部から作戦を開始、テロ組織の人員だけでなく、アジト・武器集積所・射撃陣地といったインフラも対象とする。前政権時代には共和国防衛隊が陣取っていた Combat Outpost Carver (19 歳で戦死した、オクラホマ出身の米兵の名前をとって現名称に改称) に向けて、米陸軍・第 3 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チーム・第 15 歩兵聯隊・第 1 大隊が移動中。これをグルジア軍がサポートしている。
    Hit と Asad を結ぶ Uranium Road なる道路の建設が、60% まで進捗。米陸軍工兵隊がイラクで手掛けている道路建設としては最大規模の案件で、距離 51km、2,960 万ドルを投じる。海兵隊の第 5 聯隊戦闘団が治安の確保を担当、これによって工事の進捗が早まった由。
    イラク軍と聯合軍が実施したテロリストの聖域・訓練場所つぶし作戦で、敵 9 名が死亡、56 名が拘束された。
    19 日には、Samarra 南東と Mosul でそれぞれ 2 名ずつ、Baghdad で 1 名を拘束。テロ組織の幹部や自爆テロ・自動車爆弾テロの仕掛け人。
    18 日、Mosul で爆弾組織の幹部 1 名 (聯合軍の兵士 5 名が死亡した 1/28 の爆弾攻撃に関与) を拘束、1 名が死亡。
    Baghdad の Victory Base Complex と West Rashid 地区に武装勢力がロケットを撃ち込む事件が発生、民間人 5 名が死亡、14 名が負傷、米兵 2 名が負傷。発射場所で 6 名を拘束。その Baghdad で、例の "special groups" の首領とその他 1 名を拘束。EFP などの供給担当容疑。Mosul ではアルカイダ関係者 2 名を拘束。Beiji の組織にいた人物だが、Mosul の組織が聯合軍の攻勢で壊滅したために移ってきた由。
    17 日、Khan Bani Sad 近くで聯合軍がアルカイダ関係者をターゲットとする作戦を実施、主要ターゲットが死亡、1 名を拘束。Adhamiyah では "Sons of Iraq" に参加している民間人が自家製爆薬や IED を輸送していたアルカイダ関係者と交戦、敵 2 名が死亡。ミニバンで検問所に突っ込んできたために発砲したもの。聯合軍が Sharqat で実施した武装勢力掃討作戦では敵 1 名が死亡、2 名が拘束された。Baghdad 南方でテロ組織の資金担当者と交戦、敵が死亡。多額の現金を発見。Baqouba と Samarra 南西では自爆テロ組織の関係者 7 名と Jazirah のアルカイダ関連組織首領を拘束。
    Kirkuk でテロ組織関係者 1 名とその他 4 名、Mosul で外国人テロリストと武器の手配を担当した容疑で 5 名、Baghdad 西部で武器密輸や IED・自動車爆弾の輸送担当容疑で 3 名を拘束。このほか、Baghdad と Tikrit 北方で活動していた自動車爆弾密輸組織の幹部など 2 名、イランから資金と訓練を受けて Baghdad 北方で活動していた Arkan Hasnawi の幹部 1 名、Abu Ghraib では Arab Jabour で活動していたアルカイダ関連組織の関係者を拘束。イラク軍と米軍の特殊部隊は Mosul で、IED 攻撃やプロパガンダ稼働の容疑でテロ組織幹部 1 名を拘束。Baqouba 北方ではアルカイダ関連組織が待ち伏せ攻撃や訓練に使用していた施設 17 ヶ所を破壊。
    16 日、Samarra 北東・Hamrin Mountains で逃走しようとしていた不審人物 2 名を聯合軍部隊が発見して停止を命じたが無視、発砲して 2 名とも死亡。Mosul では外国人テロリストを支援していたアルカイダ関係者など 9 名を拘束、IED を発見。別件で、アルカイダ関連組織の首領を違法法廷設置などの容疑で、さらにもう 1 名を拘束。
    Mosul、Hawijah、Baghdad に米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 40 件、ISR ミッションは 19 件。

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