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一般ニュース
下馬評はどこへ行った
KC-767 を担ぐ Boeing 陣営と KC-30 を担ぐ Northrop Grumman/EADS 陣営が舌戦を展開している KC-X/KC-45A 計画について、米空軍の Michael Moseley 参謀総長は「痛みを伴う結果は避けたい。選に漏れた側が (GAO に) 異議申立を行えば、老朽化した給油機の代替がその分だけ遅れて、税金を余分に使わなければならなくなる」と発言。この件では Boeing が有利だという観測があり、それを受けて早々と同社の株価が上がっているが、Northrop Grumman/EADS 陣営には攻撃的な価格設定で対抗する余地が残されている、という観測も。(DefenseNews 2008/2/28)
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Michael W. Wynne 米空軍長官と、米空軍参謀次長・Duncan J. McNabb 大将は、KC-135 代替機となる KC-X こと KC-45 として、米 Northrop Grumman 社が EADS 社と組んで提案していた KC-30 (A330 MRTT) の採用を決定したと発表。350 億ドル・179 機の案件となる。まず、SDD (System Design and Development) フェーズ契約として 15 億ドルの契約を発注、これには第一陣の 4 機を含む。さらにオプション契約として 10 億 6,000 万ドル・64 機を設定。(AFNews 2008/2/29)
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米空軍が KC-X の件で Northrop Grumman/EADS の採用を決めた件について、さっそく噛みついた議員が出現。カンザス州選出の共和党議員・Todd Tiahrt 氏。一方、KC-30 の工場設置が決まっているアラバマ州の議員は、当然ながらこの選定結果を歓迎している。(DefenseNews 2008/3/2)
今日の小ネタ (DefenseNews 2008/2/29)
多数の大口装備調達案件を抱えるインドは、来年度の国防予算を今年度の 240 億ドルから 10% アップして、264 億ドルとする計画。2012 年には 300 億ドルまで引きあげる。もっとも、そのうち 5% ほどはインフレで相殺されてしまうし、既存の人員・装備の維持に全体の 40% を使ってしまうのも事実。
米海軍が USS Cole (DDG-67) をレバノン沖に分派した件について、Hizbullah が「軍事干渉である」と非難声明。
2/29 に成立した両国間の合意に基づき、米中間のホットラインが 1 ヶ月以内に実現する見込み。
チェコ政府は墺 Steyr Daimler Puch 社に、Pandur 装甲車×199 両を 11 億 8,000 万ドルで発注したものの、昨年 12 月にいったんキャンセル。改めて仕切り直した "second chance" として協議を進めているところだが、その Pandur の調達数を 199 両から 107 両に削減するという報道が出ている。
米陸軍と米特殊作戦軍団は、70 年前からある 12.7mm 機関銃・M2 の代替として、もっと軽量で反動が少ない機関銃、LW50 (Light Weight .50-caliber) の調達を検討中。製造担当の候補としては GD ATP (General Dynamics Armament and Technical Products) 社の名前が挙がっている。M2 は単体で 85lb、三脚を取り付けると 140lb あるが、LW50 ではそれぞれ 35lb と 55lb に軽量化する考え。発射速度は 2,500rds/min、射程は 2,000m。M2 は頼りになる武器だが、運ぶのに人手とエネルギーを使いすぎる。屋根上や山岳地帯でも使いやすい機関銃が要る、というわけ。
米陸軍では、M2 Bradley 歩兵戦闘車に対して FCS (Future Combat System) 用に開発したセンサーやコンピュータなどを組み込んで "デジタル化"、2050 年までの運用を可能にする考え。2010 年に A3B1、2012 年に A3B2 を送り出して、FCS BCT (Brigade Combat Team) を補完する存在にしようというわけ。RQ-11 Raven のような UAV から動画データを受信する機能も取り入れる。
米 Textron Marine and Land Systems 社は、M1117 ASV (Armored Security Vehicle) に対して V 型断面車体や車高の引きあげ (↑24in)、軽量セラミック装甲などを取り入れた改良型を開発、AUSA 年次例会で公開した。車高の引き上げでは、サスペンションの変更に加えて HEMTT (Heavy Expanded Mobility Tactical Truck) と同じタイヤ/ホイールを導入。機動性を損ねずに MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 並みの防禦力を持たせる構想。兵装には 12.7mm 機関銃や Mk.19 擲弾発射器を搭載可能。米陸軍向けに月間 48 両のペースで納入しており、すでに 1,000 両以上を運用中。
スロバキア空軍はロシアから、航法機材やアビオニクスを更新、"西側仕様" とした MiG-29×12 機を 2/29 に受領した。このうち 9 機をスタンバイ体制につける。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/29)
EU (European Union) は ESA (European Space Agency) と組んで、地表観測衛星 GMES (Global Monitoring for Environment and Security) の性能強化に乗り出すと発表した。まず Segment 1 として 4 億 1,900 万ユーロを支出、さらに 2008 年 11 月の ESA 閣僚会議 (Ministerial Council) に Segment 2 の提案を行う予定。環境問題や民間防衛・緊急事態対処といった用途を念頭に置いたもの。(European Union)
イラク国防省の security assistance program manager を務めている Keith Muschalek 米空軍中佐は、アメリカの FMS (Foreign Military Sales) がイラクの発展に役立っている、と説明。イラク国防省は協議や契約業務を行う必要がなく、アメリカ政府がそれらを代行する形になるので、不正が入り込みにくいというのが同中佐の説明。最近のイラクにおける FMS 事例としては M16 自動小銃などがある。調達の緊急性によっては申し入れから 2 週間〜8 ヶ月でブツが届くが、平均すると 1 年ほどかかるとのこと。ただ、イラク側の当局者に FMS の仕組みを理解してもらう課題はまだ残っているとした。また、FMS の仕組みそのものを支持しない人もいるとのこと。また、米陸軍で調達・兵站・技術分野を担当する Dean G. Popps 国防次官補は、イラクの再建事業に関連してこれまでに 4,400 系のプロジェクトを実施、総額 180 億ドルを投じており、イラクの経済にも貢献していると説明している。(DoD, US Army)
Nicolas Sarkozy 仏大統領は訪問先の南アフリカで、「アフリカとの政治・経済・軍事的関係は新たな章に入った」として、すべてのアフリカ諸国との間で、既存の軍事的合意の見直しを図ると発言。アフリカ情勢を無視して世界情勢のコントロールはできないという考えの下、アプローチを変えようという動き。フランスは現在、ジブチ・セネガル・ガボンなどに数千名の軍を駐留させているほか、コートジボワール・チャド・中央アフリカに平和維持部隊を送り込んでいる。これら派兵の枠組みについても変化する可能性があるが、現時点ではどうなるかは不明。また、G8 を拡大してアフリカ諸国の代表を入れる構想も披瀝。ちなみに、南アフリカにはフランス企業のトップ 40 名を引き連れて訪問しており、火力発電所建設などの契約を結んでいる。(VoA)
イギリスの装備調達担当相・ Baroness Ann Taylor 氏が、アフガニスタン派遣イギリス軍部隊を訪問、現地で使用している Viking を視察して、現場の Royal Logistic Corps、REME (Royal Electrical and Mechanical Engineers)、Royal Medical Corps、AAC (Army Air Corps)、第 40 コマンドーといった部隊に所属する兵士から話を聞いた。アフガニスタンでは粉塵や泥濘といった環境が車輌の運用を困難にしているが、Viking は荒れた土地でもお構いなしに走れる。もともと海兵隊が水陸両用作戦のために導入した車輌だが、後に負傷者後送などの派生型も追加、現在はトライアル中。荒れた地勢に強く、防御力も優れているとされる。これがあれば、ヘリが安全に降りられる場所まで負傷者を運べるというわけ。(MoD UK)
今日の小ネタ (DefenseNews 2008/2/28)
米陸軍は、ARH-70 (Armed Reconnaissance Helicopter) に GDATP (General Dynamics Armament and Technical Products) 社製のガトリング機関砲、GAU-19/A を搭載すると決定。重量 185lb、3 銃身の 12.7mm 機関砲で、毎分 1,300 発の発射速度。490 挺を調達する方向で、メーカーと価格協議中。1980 年代に開発した製品で、トルコに加えて、コロンビアでも対麻薬作戦用の UH-60 ヘリに装備している実績がある。
また、米陸軍は現行の 40mm 擲弾発射器 M203 に代えて、Heckler & Koch 製の XM320 を導入する。XM320 は M16 や M4 に取り付けて使うもので、射程 300m、側面装填方式を採用、暗視照準器やレーザー測距儀も備える。M203 より安全性が高いとされている由。3-4 月に APG (Aberdeen Proving Ground, MD) とノースカロライナ州 Fort Bragg で評価試験を行い、9 月から全規模量産に入る予定。お値段は $3,500。
対空機関砲として ZU-23-2B と L-70 を 800 挺ほど保有しているインド陸軍は、これらの代替計画を進めているところ。それに対して国有企業の OFB (Ordnance Factory Board) が、独 Rheinmetall Defense の子会社・瑞 Oerlikon Contraves 社製の 35mm 機関砲・Skyshield で応札することになった。対抗するのは BAE Systems、Bumar、Rosoboronexport、Singapore Technologies の各社。12 月に総額 4 億ドルで、機関砲 180 挺と弾薬 88,200 発を発注する予定。以下のように段階を追って順次調達する。
機関砲×60 挺、弾薬のうち 60%
弾薬のうち 20% と半完成品のキット
機関砲×15 挺、弾薬のうち 20%
機関砲×105 挺の国内生産
米陸軍の Rapid Equipping Force は昨年 12 月に、アフガニスタンに BAE Systems 社製の SPRATS (Specialized Reconnaissance Assault Transport System) を持ち込んで、試験を実施した後で運用を始めている。山岳地帯で人員・貨物を迅速に輸送するのが狙いで、重量は 3-4t 級、1t の貨物を搭載して 100mph の速度で走れる。負傷者後送にも利用可能。今後は武装型も登場する予定。HMMWV はリジッドなサスペンションとフレキシブルなキャブを持つが、SPRATS は反対にフレキシブルなサスペンションとリジッドなキャブを持ち、HMMWV よりも軽量だという説明。ただし、速度と機動性を重視しているために、装甲は HMMWV より軽装備。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/28)
米海兵隊は米国防総省の監察部門 (IG : Inspector General) に対して、2005 年に発注した MRAP (mine-resistant ambush-protected) の納入遅延問題に関する監査を要請。プログラム管理を担当している文官の仕事に問題があり、重要な車輌のデリバリーが遅れている、というのが海兵隊の主張。これに先立つ 2/15 には、海兵隊司令部で計画・政策・作戦担当部門に勤務している Franz Gayl 氏の報告書がリークされて、Associated Press によって報じられている。それによると、海兵隊の現場から寄せられた緊急要請 (Urgent Universal Needs Statement) が無視されており、その理由は調達担当部門の "お役所仕事" が原因である、としている。そして、納入遅延がなければ数百名の海兵隊員の死傷を防止できたはずだ、と主張した。(DoD)
韓国国防省は、2020 年の配備を目指している新型ヘルメットの構想について発表した。小型カメラやコンピュータを備えており、まず 2016 年までにヘッドセットとビデオ送信機能を備えたモデルを送り出す。さらに GPS や長距離通信機器を追加したモデルを 2020 年までに送り出す。材質は高密度ポリエチレンで軽く、米軍のものが 1,400-1,600g あるのに対して 1,100g となる。また、1-2m 先から撃たれても耐弾力があるという説明。戦闘服の方も、ポリエステル 77%・レーヨン 23% を組み合わせて、敵の赤外線センサーで探知できないようにする新型を導入する。膝と肘には保護用のパッドを取り付ける。これ以外にも、耐地雷能力を高めた戦闘靴や寒冷地用戦闘服、抗弾ベストといった更新計画があり、いずれも BC 兵器の侵入阻止が可能。(Korea Overseas Information Service)
インドは、1983 年にスタートした国産ミサイル開発計画 (IGMDP : Integrated Guided Missile Development Programme) について、計画を中止したわけではないとして、それぞれの進捗状況について説明。
Agni : 再突入技術のテクノロジー・デモンストレーター。これまでの支出額は 74.34Cr (デモンストレーターとしての分のみ)
Prithvi : 地対空ミサイル、射程 150/250/350km (陸・海・空軍向け)。これまでの支出額は 298.95Cr [え、地対地ミサイルじゃなくて ?]
Akash : 地対空ミサイル、射程 25km、マルチターゲット・ハンドリング・システム。これまでの支出額は 516.86Cr
Nag : 第 3 世代の、撃ち放しとトップアタックが可能な対戦車ミサイル。これまでの支出額は 212.27Cr
Trishul : テクノロジー・デモンストレーターとしての開発が完了したところ。これまでの支出額は 282.68Cr
また、諸外国からミサイルの共同開発に関するオファーが来ているとして、一例としてイスラエルの IAI Israeli Aerospace Industries) 社と共同で進めている LR-SAM (Long Range - Surface-to-Air Missile) 計画を挙げた。(Indian MoD)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/27)
市場調査会社の Forecast International は、トルコの兵器市場に関するレポート "Turkey Military Market Overview" をまとめた。トルコはもともと NATO の一員としてソ聯に対抗するポジションにあったが、近年では民族的・文化的な背景もあり、中東や、中央アジアの旧ソ聯諸国に軸足を移しているとする。そのトルコの外交政策に大きく影響したのが、ソ聯の崩壊とアメリカのイラク侵攻。前者はトルコにとって、北方からの "重し" を外す効果があった。後者は、緊密な関係を続けてきた対米関係に緊張を引き起こす結果になった。もちろん、これにはクルド問題も関わっており、クルド労働者党 (PKK) の掃討が最大の課題になっている状況。また、西方のライバル・ギリシアについては、最近では緊張緩和の方向にある。そのトルコは、石油の供給源をロシアに依存する状況から抜けるために多角化を模索しており、アゼルバイジャンやトルクメニスタンといった選択肢、さらにイランも選択肢に加わっている。とはいえ、トルコがイランの核開発に対する警戒を解いていないのは事実で、T-LORAMDS (Turkish Long-Range Air and Missile Defense Systems) なる SAM 開発計画を持ち、4-5 個高射隊の配備を計画中。経済面では、2002 年から 5% を超える成長が続いており、2008 年の国防予算は GDP の 2.21% にあたる 113 億 9,000 万ドル。今後 10-15 年をかけて F-35×100 機を調達するなど、装備近代化に多額の資金を投じている。また、SSM (Turkish Defense Industries Undersecretariat) は装備国産化率を 50% まで向上させる目標を掲げており、その手段として装備調達の際にオフセットや技術移転といった条件を設定している。輸入についても、アメリカだけに依存するやり方から多様化に舵を切っており、韓国との間で初等練習機や戦車の調達といった話が出たのはその一例。とはいえ、近隣にさまざまな不安定要因を抱えるトルコが、兵器輸入に関して "大物" であることに変わりはないとした。(Forecast International)
不安定な世界情勢の中で国民と国家を護るためとして、カナダ政府は 2006 年度に "Canada First" なる 5 年間・総額 53 億カナダドルの計画を策定した。そこで盛り込まれた主要プロジェクトは、すでに実行段階に移っている。また、これを基にした長期的な "Canada First Defence Strategy" の策定も進めている。装備近代化や規模の拡張により、強力で柔軟性を持ち、かつハイテク化したカナダ国防軍を実現するのが目的。それと同時に、技術面・産業面の基盤強化も目論んでいる。長期的な投資計画を実現できれば、産業界はそれを受けて先を見越した投資ができ、自国のみならず輸出市場での競争力も増すだろう、という考え。こうした背景を受けて、カナダ政府は現時点で 1.5% となっている国防予算の伸び率を 2011 年から 2% に引きあげて、今後 20 年間で総額 120 億カナダドルの予算を上積みすると表明。(Government of Canada)
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産業・装備・調達
今日の米軍調達 (Contracts 2008/2/29)
CBZG Design Builders, LLC, (Clark, Blinderman, M+W Zander, and Graef, Anhalt, Schloemer) (Chicago, IL) は米海軍から、Recruit Training Command (Naval Station Great Lakes, IL) の Camp Porter Barracks and Infrastructure プログラムのうち、次期フェーズで使用する Line Item #0003 に関する修正契約を $24,493,447 で受注した。小銃手の訓練施設 (simulated arms marksmanship trainer) を設計・建設するほか、ビジターセンター、Gate 8 の警備施設も建設する。また、関連する施設取り壊し作業や、音声・データ・電話・電力・TV・蒸気配管・上下水道・天然ガス配管などのインフラ建設も実施する。これで累計受注額は $152,900,913。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Midwest, Great Lakes, IL (N40083-06-C-4017)
DME Corp. (Orlando, FL) は米海軍から、VIPER/T TETS (Third Echelon Test Set) を $21,507,615 で受注した。TETS とは可搬式のウェポン・システム診断機材で、RF (Radio Frequency)・EO (Electro-Optical)・RF/EO の 3 種類がある。今回の受注は RF×30、EO×5、SAIF (Stand Alone Instrument Fixtures)×35、calibration interface device×33。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-05-D-3011/#0007)
DynCorp International LLC (Fort Worth, TX) は米海軍から、Joint Special Operations Task Force - Philippines を対象とするオペレーション・サポート業務 (Philippines Operations Support) を $16,337,846 で受注した。フィリピン国内で実施するもので、所要の人員・監督・管理・ツール類・資材・装備品・施設・輸送手段一式を用意して実施する。12 ヶ月間のオプション契約 4 件があり、実現した場合の総額は $164,234,414。以下のように段階的に実施する。
フェーズイン/動員期間 : 2008/3/7-2008/6/5
基本契約のフル稼働期間 : 2008/6/6-2008/9/30
オプション契約分 : 2008/10/1-2009/9/30
NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Pacific, HI (N62742-08-C-1115)
Platinum One Contracting, Inc. (Landover, MD) は米海軍から、Washington DC とその周辺にある施設を対象とする屋根補修・交換工事を、$10,000,000 (maximum, 最低保証額 $25,000) で受注した。オプション契約 4 年分があり、すべて実現した場合の総額は $50,000,000。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Washington 管内にある海軍・海兵隊施設が対象で、Washington D.C が 50%、メリーランド州とヴァージニア州が 25% ずつ。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Washington, Washington DC (N40080-08-D-0304)
General Dynamics, Advanced Information Systems Division (Fairfax, VA) は米海軍から、SEWIP (Surface Electronic Warfare Improvement Program) ブロック 1B のシステム・インテグレーター業務に関する修正契約を $8,898,556 で受注した。AN/SLQ-32(V) 電子戦装置を対象とする SEWIP ブロック 1B アップグレードを実施するための、システム・エンジニアリング、インテグレーション、試験といった業務を行う。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washignton DC (N00024-03-C-5439)
L-3 Communications, Randtron Antenna Systems (Menlo Park, CA) は米海軍から、E-2C TRAC-A ロートドーム・アンテナ・アセンブリの補修作業を $6,900,000 (not to exceed ceiling priced order) で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-06-G-072/#7003B)
CTSI-CES Facility Services, LLC (Washington DC) は米海軍から、Naval Support Activity Mid-South と NSWC (Naval Surface Warfare Center) Carderock Division を対象とする、ベース・オペレーション業務とサポート業務を $6,544,363 で受注した。オプション契約分まで実現した場合には 2017 年まで続く案件となり、総額は $91,466,346 (not to exceed)。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Midwest, Great Lakes, IL (N40083-08-D-0066)
Boeing Co. (St Louis, MO) は米空軍から、F-15E 搭載用の JHMCS (Joint Helmet Mounted Cueing Systems) 全規模量産分ロット 4 (FRP4 : Full Rate Production 4) を、$23,947,100 で受注した。641 AESS/PK, Wright-Patterson AFB, OH (F33657-01-D-0026/006604)
Engineered Fabrics Corp. (Rockmart, GA) は米空軍から、KC-135 用の燃料セル (Fuel Cell, 飛行中に燃料を保管するために使用する) を $20,623,385 で受注した。848 CBSG/PKB, Tinker AFB, OK (FA8103-08-D-0036)
Boeing Launch Services (Huntington Beach, CA) は米空軍から、Assured Access to Space Program のミッション・エンジニアリングと重要コンポーネントを対象とする、事前/事後作業に関する修正契約を $20,000,000 で受注した。Delta IV EELV (Evolved Expendable Launch Vehicle) の打ち上げ失敗につながるリスクを局限するための、サプライチェーン管理や技術的な改善を実施するもの。SMC, Launch and Range Systems Wing, Los Angeles AFB, CA (FA8816-06-C-0001/P00020)
Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp. (San Diego, CA) は米空軍から、Virtual Combat Environment for Electronic Conflict プログラムに関連する以下の案件を、$18,600,000 で受注した。
design and development of advanced electronic warfare (EW), cyberspace and information operations technologies
evaluation and demonstration of new sensor technologies
development and demonstration of layered sensing and battle management techniques
identification of "game changing" disruptive technologies
空軍やその他の軍種が直面する可能性がある、さまざまな種類の脅威に対処するため、センサー・テクノロジーの評価を行い、"game-changers" となりそうなテクノロジーを洗い出す。電波妨害への対処、防空システムを狙った攻撃への対処、電子戦関連のソフトウェア開発、多層構成のセンサー・テクノロジーに関する手法やコンセプトの策定、ネットワーク中心技術の実証、将来の電子戦・サイバースペース・情報戦 (IO : Information Warfare) への応用、といった内容。AFRL/PKSE, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-1301)
Raytheon Co. (Tucson, AZ) は米空軍から、HTS (HARM (High-Speed Anti Radiation Missile) Targeting System) のロット 7 量産分とスペアパーツを $9,700,900 で受注した。693rd Armament Systems Squadron Contracting, Eglin AFB, FL (FA8675-08-C-0048)
TW and Co. (Lanham, MD) は米空軍から、経営・車輌検査・来訪者のコントロールといった業務を、$8,809,640 で受注した。アメリカ本土の空軍基地 14 ヶ所が対象。AETC CONS/LGCK, Randolph AFB, TX (FA3002-07-D-0023)
Lockheed Martin Corp., Lockheed Martin Aeronautics (Fort Worth, TX) は米空軍から、トルコ向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で輸出する F-16C/D×30 機に関する修正契約を $6,248,000 で受注した。LOA (Letter of Offer and Acceptance) amendment 1 に関連するもの。312AESG/PKA, Wright-Patterson AFB, OH (FA8615-07-C-6043/P00003)
Alliant Lake City Small Caliber Ammunition Co., LLC (Independence, MO) は米陸軍から、小火器用弾薬の契約を 2 件受注した。1 件は $20,995,228.84 で 47,855,400 発、もう 1 件は $13,485,088.27 で 27,779,760 発。Army Sustainment Command, Rock Island, IL (いずれも DAAA09-99-D-0016)
Caesar Rodney School District (Camden, DE) は米陸軍から、包括的教育プログラム (comprehensive education program services) を $8,140,207.00 で受注した。DDESS, Peachtree City, GA (HE1254-07-C-0008)
Valero Marketing & Supply Co. (San Antonio, TX) は米国防兵站局 (DLA) から、ディーゼル燃料と無鉛ガソリンを $30,268,650.00 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Supply Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-0454)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/29)
米 Lockheed Martin 社は、2.75in/70mm ロケット弾に取り付けるセミアクティブ・レーザー・シーカー、DAGR の試験を 3 回、成功裏に実施したと発表した。そのうちフロリダ州 Eglin AFB で 1 月に誘導飛行試験を 2 回、多用途スレッドを使用した試験が 1 回。これにより、DAGR の精密攻撃能力・off-axis 能力・遅発信管の機能を実証できたとしている。2006 年 2 月以降に control vehicle と guided test vehicle を使用して実施した 6 回の試験は、すべて成功している。DAGR は Hydra 70 や CRV-7 といった爆風破片弾頭付きロケット弾に取り付けて、AGM-114 Hellfire 対戦車ミサイルと類似の精密誘導兵器に変身させるもの。発射器は M299 か M310 を使用する。1 月にフロリダ州 Eglin AFB で実施した 2 度の誘導飛行試験では発射器に M299 を使い、1 回目は射程 4.2km・オフボアサイト角 6 度、2 回目は射程 5.1km、どちらもレーザー照射した場所から数インチ以内に着弾しており、ターゲットを直撃。スレッド試験の方は 2007 年 12 月にアラバマ州の Redstone Arsenal で実施、車輌の装甲を貫通した後で起爆するための、遅発信管の動作を検証した。建物についてはすでに試験済みだが、今回は車輌がターゲット。また、off-axis 機能によってエンベロープを拡大しているため、突入可能な角度範囲を広く取れるほか、移動目標の攻撃や同時複数目標の攻撃も可能にしている。LOAL (Lock-On-After-Launch) と LOBL (Lock-On-Before-Launch) の両方に対応。市街戦で付随的被害を局限しつつ、遭遇する各種の脅威に対処できるとしている。その他の機能として、ターゲット・ハンドオフ、組み込み自己診断機能、コックピットからレーザー・コードをセットする機能もある。DAGR が使用する 4 発入り発射器は AGM-114 を搭載できる機種なら対応可能で、具体的には AH-1、AH-64、SH/MH-60、OH-58、Tiger といった機体の名前を挙げている。しかも AGM-114 との互換性があるため、開発・訓練の手間も軽減できる。(Lockheed Martin)
米 ATK (Alliant Techsystems) 社と米陸軍はアリゾナ州の YPG (Yuma Proving Ground) で 2/13-14 にかけて、誘導迫撃砲弾 PGMM (Precision Guided Mortar Munition) の GTH (Guide-To-Hit) 試験を 3 回、成功裏に実施したと発表した。強風の中で 5.3km 先のターゲットに PGMM を撃ち込み、目標点から 1m 以内に着弾したことで飛翔中の機動性や精密攻撃能力を実証した、という説明。ATK では、この成果によって陸軍が PGMM を IBCT (Infantry Brigade Combat Team) に配備するよう検討することになるだろう、と楽観視している。市街戦で PGMM を利用すると、付随的被害を局限できるとしている。ATK は 2004 年から、2008/4/30 までの予定で PGMM の SDD (System Design and Development) フェーズを進めているところで、すでに最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) と GTH 試験をすべて完了した。(ATK)
BAE Systems 社は、米陸軍の FCS (Future Combat Systems) 向けに開発している NLOS-C (Non-Line-of-Sight Cannon) が試験場で MEVT (Mission Equipment Vibration Table) を実施して 10,000 マイルを走破、作戦環境下における信頼性を実証したと発表。射撃時の衝撃、振動、高温、湿度、粉塵といった状況に耐えられるかどうかを確認するのが目的で、実戦で遭遇する可能性があるすべての地勢 (壕、溝、バリケードなど) の突破、あるいはさまざまな気候条件を想定している。MEVT で得られた課題は製造中のプロトタイプに反映させるため、現場の兵士が同じ問題に直面することはないとしている。NLOS-C の信頼性は現行 AFV の 10 倍ある、というのが同社の説明。NLOS-C は、FCS で 8 種類開発することになっている MGV (Manned Ground Vehicle) のひとつ。(BAE Systems)
米 Boeing 社は、GBU-38/B SDB (Small Diameter Bomb) の累計納入が 1,000 発、SDB を搭載する際に使用する BRU-61/A ボムラック (Bomb Rack Unit Carriage System) の累計納入が 200 基に達したほか、FLM (Focused Lethality Munition) の第一陣・50 発 (JCTD (Joint Capability Technology Demonstration) として 2,700 万ドルで受注している) も納入したと発表した。SDB の量産開始は 2006 年 5 月、同年 12 月から全規模量産に入っている。現行計画では SDB×24,000 発と BRU-61/A×2,000 基を調達する予定。予算総額は 12 億ドル、2015 年以降まで量産が続く。なお、Boeing 社と米空軍の SDB Program Office は昨年、Precision Strike Association の "2007 William J. Perry Award" を受賞している。GBU-38/B は全長 71in、射程 60nm、重量 250lb。FLM は付随的被害の低減を企図した、弾片を飛散させないケーシングを使用したモデル。通常の鋼製ではなく CFRP 製のケーシングと、マルチフェーズ爆風弾頭の組み合わせ。(Boeing)
英国防省は、IBS (Integrated Broadcast Service) 計画の主契約社として米 L-3 Communications 社の採用を決定した。リアルタイムの情報配信を実現するシステムで、プログラム管理、システム設計、プラットフォームへのインテグレーション、開発・試験・評価のためのシステム・エンジニアリング、ライフサイクル全体での維持管理業務を行う初期の契約額は、4,600 万ポンド。計画全体では 15 年間・7,000 万ポンドの案件になる。パートナー企業は BAE Systems Integrated System Technologies、Babcock Marine、Qi3、Healy Solicitors、Raytheon Systems Limited、さらに L-3 Advanced System Architectures Ltd. も加わり、契約額全体の 75% はイギリス国内の作業になるという説明。(L-3 Communications)
AgustaWestland 社の Yeovil 工場で、VH-71A の 3 号機 (TV-3 : Test Vehicle 3) が完成、2/27 に初飛行を実施した。3/17 に NAS Patuxent River の Presidential Helicopter Support Facility に到着する予定で、その後で Lockheed Martin Systems Integration (Owego, NY) に送られてミッション機材の組み込みを行い、4 番目の機体としてテスト・フリートに加わる。テスト・フリートにはすでに TV-1、TV-2、TV-5 がいて、累計 650 飛行時間を記録しているが、ミッション機材をフル装備するのは TV-3 が初めて。この TV-3 を使って、これまでは Presidential Helicopter Support Facility の SIL (Systems Integration Lab) で検証してきた飛行データを、実機で検証できるようになる。さらにテスト・フリートをもう 1 機追加して、その次の機体から量産型になる予定。SIL は開発中のサブシステムをテストするためのもの。LM 社にはもっと大規模な SIL があり、コックピットとキャビンのフルスケール・モックアップを設置して、アビオニクスやミッション・システムのテストを行っている。すでに燃料系統の試験は終わっており、衛星通信や高出力 FM 無線機のテスト、テイル・ローターのテストなどを実施しているところ。(NAVAIR)
2/19 に Moscow 近郊の Kubinka 飛行場で、練習機型 Su-25 の近代化改修型・Su-25UBM のプロトタイプ初号機が、エンジン・ランナップ試験を実施した。2007 年 7 月に製造に取りかかり、Su-25SM に合わせて性能強化型の R-195 エンジンを搭載したほか、新型アビオニクスの導入に合わせて電力供給能力も高めた。これにより、Su-25SM の搭乗員を訓練するために必要なことはすべてこなせる。エンジン・ランナップ試験に続いて、近いうちに飛行試験に入る予定で、2008 年末に第一陣を完了、2009 年には第二陣の試験も完了となる予定。その後で Ulan-Ude Aviation Plant がロシア軍、あるいは他国向けに改修機を送り出せるようになる。また、2008 年の第二四半期中にプロトタイプ 2 号機が加わる予定。ちなみに、Ulan-Ude Aviation Plant では Mi-171/171A/171Sh や Su-39 といった機体も手掛けている。(Ulan Ude Aviation Plant)
米 Lockheed Martin 社は、AEHF (Advanced Extremely High Frequency) 通信衛星の初号機を対象とする音響試験が完了した、と発表した。打ち上げて軌道に投入する過程で加わる、音響や振動による影響に耐えられるかどうかを、組み上がった衛星を対象にして検証するもので、主契約社を務める Lockheed Martin Space Systems (Sunnyvale, CA) で実施した。この後は軌道上での温度環境に耐えられるかどうかを検証する、サーマル・バキューム試験を予定している。その上で、2008 年末に Atlas V ロケットで打ち上げる予定。なお、ペイロード部分は Northrop Grumman Space Technology (Redondo Beach, CA) が担当している。AEHF 衛星が 1 基あれば、既存の MILSTAR 衛星全部を合計したよりも高い通信能力がある由で、動画や地図情報、目標データなど、さまざまな情報を迅速に伝送できるようになる。また、NCA (National Command Authority) との間で信頼性の高い通信手段を確保することにもなる、という説明。(Lockheed Martin)
米陸軍の VIS-X (Vehicle Intercommunications System-Extended) 計画に対して、米 Telephonics 社と米 Rockwell Collins 社が "Team NetCom" なる合同チームを編成して応札することになった。VIS-X は VIC-3 システムに代わるインターコムや関連コンポーネンツのファミリーにつけられた名称で、陸軍が RfP をリリースしたばかり。最終的に 35 億ドル規模の案件に発展するとみられており、これから新造する車輌に加えて、OEF (Operation Enduring Freedom)/OIF (Operation Iraqi Freedom) がらみで RESET 作業を実施するすべての車輌に対しても、VIS-X を導入する構想。過去の実績に基づいて低リスクなソリューションを提案できるとした上で、IED 対策機材や DAGR (Defense Advanced GPS Receiver)×125,000 台を、両社が共同で迅速に納入した実績もアピールしている。(Rockwell Collins)
Thales 社は 2007 年に、オーストラリア軍から総額 7 億 5,750 万豪ドルの契約を受注、オーストラリアの防衛産業界における最大手の座に座った。Bushmaster 装甲車×399 両の追加発注、Tiger 攻撃ヘリ (Project Air 87) 用のシミュレータ、HMAS Sydney の近代化改修で導入した ESSM (Evolved Sea Sparrow Missile) などの案件が貢献している。同社では、さらに機敏さを増すとともに効率を高めて、オーストラリア国内の中小企業とも協力関係を推進するとしている。(Thales Australia)
芬 Patria 社は 2007 年に、5 億 4,120 万ユーロの売上を達成、前年の 4 億 4,780 万ユーロを上回った。軍民比率は 86% : 14% (前年は 85% : 15%)、輸出比率は 49% (前年は 42%)。新規受注は 5 億 6,800 万ユーロ (前年は 5 億 5,440 万ユーロ)、バックログは 9 億 710 万ユーロ (前年は 8 億 7,370 万ユーロ)。営業利益は 3,730 万ユーロ (前年は 2,690 万ユーロ)。Land Solutions Business Segment は売上を 21% 伸ばして 3 億 9,800 万ユーロとした (前年は 3 億 980 万ユーロ)。Systems and Services Business Segment は 1 億 260 万ユーロ (前年は 1 億 450 万ユーロ)、その他が 5,860 万ユーロ (前年が 4,780 万ユーロ) といった内訳。組織面の変化は以下の通り。
Nammo が 3 月末に Talley Defence Systems Inc. の買収を完了
Patria Aviation Oy が 5/1 に Tekla Oyj から Tekla Defence を買収完了
Patria Vehicles Oy は車体製造部門を SKS Toijala Works Oy に、電気サブアセンブリー部門を Milectria Oy に、それぞれ売却
Patria Systems Oy と Patria Aviation Oy が合併
Patria Vammas Oy はモーターグレーダー部門を Finnish Veekmas Oy に売却
Patria Aerostructures Oy は圧力隔壁部門を Patricomp Oy に売却
Patria Heli-Support AB と Patria Svenska AB が合併
買収に投じた資金は 4,240 万ユーロ、その他の投資額は 1,490 万ユーロ、研究開発費は 5,060 万ユーロ。大物の受注案件としては、アメリカからの F/A-18 用降着装置、南アフリカからの AMV 装甲車×264 両、クロアチアからの AMV 装甲車×84 両、フィンランド軍からの UAV、フィンランド海軍からの Nemo 迫撃砲艦載化研究、NH90 と EH101 のエンジンを対象とするサポート業務などがある。(Patria)
昨日のパートナーは明日のライバル (DID 2008/2/28)
すでに Scorpene 型潜水艦×6 隻の調達を決めているインドだが、そのインド海軍がリリースした潜水艦追加調達の RfP (30 億ユーロ/45 億ドルで 6 隻の調達を計画) に対して、西 Navantia 社が S-80 型を提案している由。S-80 は現在、スペイン海軍向けに建造計画が進んでいるところ。この件では仏 DCNS 社が Scorpene AIM-2000 または開発中の Marlin 型を、露 Rubin が Kilo 型の発展型を、独 HDW 社が 214 型 (?) を、それぞれ売り込んでいる。
今日の米軍調達 (Contracts 2008/2/28)
BJWSA (Beaufort-Jasper Water & Sewer Authority, Okatie, SC) は米海軍から、サウスカロライナ州 Beaufort 一帯にある海軍・海兵隊の施設を対象とする、上下水道施設の運用・保守業務を $251,486,063 (estimated) で受注した。システムを業界標準使用に適合するように改良した上で、運用・メンテナンス・補修、コンポーネントの更新・交換も行う。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Southeast, Jacksonville, FL (N69450-08-C-0070)
Nan, Inc., (dba Ocean House Builders, Honolulu, HI)、Niking Corp. (Wahiawa, HI)、Pioneer Contracting Co., Ltd. (Wahiawa, HI)、Triton Marine Construction Corp. (Bremerton, WA)、Watts Constructors LLC (Honolulu, HI) の各社は米海軍から、ハワイ州内各地にある軍の施設で実施する建設・補修・建て替え・取り壊し工事を受注した。基本契約 1 年とオプション契約 4 年分の総額は $100,000,000 以内、最低保証額は契約 1 件につき $10,000。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Hawaii, Pearl Harbor, HI (N62478-08-D-4009, N62478-08-D-4010, N62478-08-D-4011, N62478-08-D-4012, N62478-08-D-4013)
General Electric Co., Aircraft Engines Business Group (Lynn, MA) は米海軍から、F414-GE-400 エンジンの FY2007 全規模量産分×8 基と F/A-18E/F 用デバイス・キット×8 セットに関する修正契約を $30,114,736 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-06-C-0088)
Raytheon Space and Airborne Systems (El Segundo, CA) は米海軍から、F/A-18 に搭載する ATFLIR (Advanced Targeting Forward Looking Infra-Red) ポッドのシステム・コンポーネントを構成する各種ライン・アイテムを、$22,000,000 で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-04-G-200H/#0005)
The Haskell Co. (Jacksonville, FL) は米海軍から、2 階建ての Damage Control School Trainer Facility (NSA (Naval Support Activity), Norfolk, VA) を建設する作業を、$12,030,960 で受注した。艦艇乗組員を対象にして浸水対策を訓練するための施設で、内訳は以下の通り。
浸水対策訓練施設 (damage control wet trainer, a.k.a. Buttercup)
教官室 (trainer room)
教室 (classrooms)
サポート・スペース
関連して、Building #N30 (プール、訓練機材なども含む) の取り壊しも実施する。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N62472-01-D-0075/#0004)
Great Eastern Group, Inc. (Fort Lauderdale, FL) は米海軍から、Sea Fighter (FSF-1) の乗組員を対象とするサポートと、運用・メンテナンスの作業に関する修正契約を $10,843,223 で受注した。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Panama City, FL (N61331-07-C-0011)
General Dynamics, Electric Boat Corp. (Groton, CT) は米海軍から、USS North Caro (SSN-777) を対象とする PSA (Post Shakedown Availability) 作業を $9,000,000 で受注した。計画、先行調達、資材確保、メンテナンス、補修、交換、試験などを実施する。Supervisor of Shipbuilding Conversion and Repair, Groton, CT (N00024-96-C-2100)
Virtexco Corp. (Norfolk, VA) は米海軍から、海兵隊の野戦医療学校 (Field Medical Services School, MCB (Marine Corps Base) Camp Lejeune, NC) を建設する作業を、$7,498,902 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-06-D-4010/#0003)
Harry Pepper & Associates, Inc. (Jacksonville, FL) は米海軍から、Blount Island Marine Corps Command のゲート構造物 (Gate Structures) を対象とする改良工事を、$6,943,722 で受注した。既存の構造物を、ケーブル強化型フェンスや自動スライディング・ゲートを使用した新型に改築する。また、駐車場と Pass and ID Office も建設して、出入りを監視するための施設を整える。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southeast, Jacksonville, FL (N69272-03-D-0031/#0004)
Northrop Grumman Mission Systems (Bellevue, NE) は米空軍から、Air Force Weather Systems を対象とするシステム・エンジニアリング、管理、維持管理業務を $239,000,000 で受注した。55th Contracting Squadron, Offutt AFB, NE (FA4600-08-D-0002)
General Atomics Aeronautical Systems Inc. (San Diego, CA) は米空軍から、MQ-1 Predator と MQ-9 Reaper の GCS (Ground Control Station) で使用する、Advanced Cockpit Increment Two の開発を $17,202,335 で受注した。658 AESS/PK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-05-G-3028 0030)
Taitech, Inc. (Beavercreek, OH) と Innovative Scientific Solutions, Inc. (Dayton, OH)は 米空軍から、高速推進システム (high-speed propulsion systems) で使用する診断機能 (diagnostic) とコンポーネントの開発を、それぞれ $5,700,000 と $8,400,000 で受注した。超音速で連続燃焼を行う際に発生する問題点に対処するための、空気取入口 (inlet)、隔壁 (isolator)、噴射装置 (injector)、燃焼室 (combustor)、排気系統 (exhaust) を設計するのが目的。TA1 (Technology Area 1) と TA2 (Technology Area 2) の 2 分野に分けて、シミュレーションによって検証しながら作業を進める。AFRL/PKPC, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-2844, FA8650-08-D-2845)
Strategic Energy, LLC (Pittsburgh, PA) は米国防兵站局 (DLA) から、民間部局向けの電力供給業務 (electrical support) を $33,511,680.00 (maximum) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-8011)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/2/28)
米 Boeing 社は米陸軍から、CH-47F Chinook の新造機×11 機を 2 億 8,050 万ドルで受注した。これで新造機の累計は 59 機となる。2011 年からデリバリーを開始する予定。製造拠点はペンシルバニア州の Ridley Township、2006 年 6 月に初号機を公開しており、その後でケンタッキー州 Fort Campbell で実施したすべての評価試験 (耐空性検証、機能試験、運用試験) を完了。飛行時間の合計は 1,000 時間を突破。これには JRTC (Joint Readiness Training Center) における訓練飛行や、暗視ゴーグルを使用した強襲・再補給・輸送といった任務の演習も含む。機体構造を設計し直したほか、Rockwell Collins 社製の CAAS (Common Avionics Architecture System) や BAE Systems 社製の DAFCS (Digital Advanced Flight Control System) といった最新アビオニクスを備える。前者は状況認識の改善、後者は飛行制御の改善を実現するもの。エンジンは Honeywell 社製ターボシャフト (4,868HP) の双発、最高速度は 175mph、搭載量は 21,000lb、Robertson Aviation 社製の Extended Range Fuel System によって行動半径 400nm を実現。(Boeing)
Eurocopter 社は、先に発表した中国との共同開発機・EC175 が、Heli-Expo (Helicopter Exhibition) を開催した 3 日間の間に 13 のカスタマーから合計 111 機を受注したと発表した。オプション契約分も含めると、アメリカのカスタマーから 90 機、カナダのカスタマーから 28 機という内訳になっている。用途で分類すると、人員救出・法執行機関向けが 43 機、VIP 輸送などが 21 機、旅行者の輸送など汎用機が 49 機、石油・ガス産業が 7 機となっている。(Eurocopter)
米海軍 SPAWAR (US Navy Space and Naval Warfare Systems Command) は、潜航中の潜水艦や UUV、海中のセンサーを対象とする双方向通信システムについて発表した。GIG (Global Information Grid) へのアクセスも可能で、水上艦、航空機、陸上、他の潜水艦などとの通信が可能になる。計画名称は CSD (Communications at Speed and Depth)、担当部門は PEO C4I (Program Executive Office for Command, Control, Communications, Computers, and Intelligence) の Submarine Integration Program Office。浮力を備えたケーブル・アンテナを展張して送受信を行うもので、その際に速度を落とさなくても良い上に、潜望鏡深度まで浮上する必要もないのがポイント。これがあれば、空母打撃群の司令官は随伴する潜水艦との間でコミュニケーションでき、最新の情報を迅速にやりとりできるようになるため、潜水艦の能力を発揮するのに大きなアドバンテージになるとしている。また、特殊作戦部隊との隠密交信や、敵の潜水艦を発見した際の友軍への通報といった応用も可能。2007 年 12 月には USS Harry S. Truman (CVN-75) 空母打撃群 (CSG : Carrier Strike Group) を構成する水上艦×8 隻と潜水艦×1 隻を使い、HFIP (High Frequency Internet Protocol) による、潜航中の潜水艦との双方向データ通信の実験を成功裏に実施している。HFIP は Maritime Domain Awareness をサポートするソフトウェア・ベースのプログラムで、見通し線以遠までカバーするネットワークを構成できる。今後、これを潜水艦に導入していくことになるが、SSBN については限定的な内容にとどまる。(SPAWAR)
米 Lockheed Martin 社は、フロリダ州 Ft. Lauderdale で開催した米陸軍協会 (AUSA : Association of the United States Army) の冬季例会で、JLTV (Joint Light Tactical Vehicle) のプロトタイプを公表した。すでにオンロードとオフロードを合わせて 5,000 マイルほど走り込んでいる由。実用型のプロトタイプ・デモンストレーターとしては 2 両目、担当部門は Lockheed Martin Systems Integration - Owego の Ground Vehicle Systems 部門。最初のプロトタイプ (CTV : Combat Tactical Vehicle) Payload Category B は人員輸送用だったが、今回は UVL (Utility Vehicle Light) Payload Category C で、ペイロードにフォーカスした内容、人員・貨物・弾薬の搭載が可能になっている。また、S250 シェルターの搭載も可能。シェルターを外せば汎用プライム・ムーバーとして使える。また、同社が手掛ける他の JLTV 派生型とはキャブ・シャシー・駆動系を共用しており、コストダウンに加えて信頼性・柔軟性の向上を狙う。Lockheed Martin 社は企業チームを率いてプログラム管理やインテグレーションを担当、BAE Systems Mobility & Protection Systems (ex-Armor Holdings) が装甲防禦と量産を、Alcoa Defense supplies がアルミ製コンポーネンツを、JWF Industries が最新の機械加工技術と生産技術を、それぞれ担当する。(Lockheed Martin)
同じ AUSA 冬季例会で、BAE Systems 社 Ground Systems 部門と Navistar International 社も、2007 年 10 月から共同で手掛けている JLTV プロトタイプを公表した。「ユーザー中心のアプローチ」を掲げており、ペイロード・防御力・性能という "iron triangle" に最適化した設計。重量は 16,000lb 級で、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 計画で得られた経験を活用、軽量な装甲防禦と V 型断面車体によって防禦力を実現している、とする。また、モジュラー設計によって各種派生型同士の高い共通性を確保したと謳う。BAE Systems は戦闘車両の設計経験が豊富で、Navistar International はサプライチェーン管理や兵站、量産能力に優れるという説明。(BAE Systems)
米 The Lockheed Martin 社は、FCS (Future Combat System) 向けに開発している MULE (Multifunction Utility/Logistics and Equipment) が、システム予備設計審査 (System PDR : Preliminary Design Review) にパスしたと発表した。これを受けて、概念熟成から詳細設計に駒を進めることになる。PDR を担当したのは、陸軍の TRADOC (Army Training and Doctrine Command) と、FCS の LSI (Lead Systems Integrator) を務める Boeing・SAIC の両社。2008 年秋には Interim Design Review を予定しており、これをパスすると、詳細設計から最終的な詳細図面に作業が進む。最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) は 2009 年秋の予定で、これにパスするとプロトタイプの製造が始まる。デリバリー開始は 2011 年夏の予定。FCS の LSI を務める 2 社は、2003 年に MULE の SDD フェーズ契約を 2 億 9,000 万ドルで発注、派生型としては Transport、ARV-A(L) (Armed Robotic Vehicle - Assault Light)、Countermine の 3 種類がある。重量 3.5t 級の 6x6 無人車輌で、兵士が行くところならどこにでもついて行ける機動性をもち、現在は兵士が担当している単調な仕事・汚れ仕事・危険な仕事を引き受けることで、兵士を任務達成に専念させるという触れ込み。駆動にはインホイールモーターを使用する。兵装は機関銃と対戦車兵器の組み合わせ。輸送型は 2 個分隊分の補給品を搭載できる能力を持たせる。耐地雷型は地中に埋設した地雷の探知と破壊、あるいはマーキングを担当する。(Lockheed Martin)
米 Northrop Grumman 社と、米 Loral Space & Communications 社傘下の Space Systems/Loral (SS/L) 社は、アメリカ政府に対して価格競争力のある衛星を供給するため、共同戦線を張ると発表した。Northrop Grumman 社がカリフォルニア州 Redondo Beach に持つ衛星試験施設などを SS/L が活用して、増加する衛星需要に対応できるだけの生産力を確保する。また、Northrop Grumman 社の Space Technology セクターが、SS/L の実績あるプラットフォーム・SS/L 1300 などのコンポーネンツを利用できる体制を作る。このほか、Northrop Grumman の Space Technology セクターが製造するペイロードと SS/L のプラットフォームを組み合わせる、Northrop Grumman 社の Astro Aerospace 部門 (Carpinteria, CA) が製造する AstroMesh リフレクターを SS/L の新型衛星に搭載する、といった話も。(Northrop Grumman, Loral Space & Communications)
米 Lockheed Martin 主は米陸軍の CERDEC (Communications-Electronics Research Development and Engineering Center)・I2WD (Intelligence and Information Warfare Directorate) との間で、戦術 ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) 分野のツールや技術を開発する、共同研究合意 (CRADA : Cooperative Research and Development Agreement) に調印した。意志決定の迅速化に貢献する、対テロ戦における米陸軍の任務の中で重要な能力になるものだという説明。(Lockheed Martin)
イタリア国防省が進めている、NATO 規格の STANAG (Standard Agreement) 4406 に対応する新型メッセージング・システム、IT-JMMHS (Italian Joint Military Message Handling System) 導入の案件について、EADS Defence & Security (DS) 社が契約を受注した。オプション契約分も含めて 900 万ユーロ、第一弾としてテストベッドとなるハードウェアとソフトウェアを納入、次に軍の複数の施設にメッセージング・インフラを導入する。IT-SEC (Information Technology Security Evaluation Criteria) に対応できていることを確認したら実戦用の配備を開始して、2011 年までに配備を完了する計画。EADS DS はこの件を、DSC 事業部 (Business Unit EADS Defence and Communications Systems) を通じて担当、テストベッドと参謀本部向けノードに関するエンジニアリング・製造・導入を担当する。その際に、伊 Engineering Ingegneria Informatica SP.A と協力して、セキュリティ関連の認証を受ける構図。イタリア国内での導入・サポート・訓練業務も同社が担当する。EADS DS は、NATO の NMS、ドイツの NUKOM、フランスの MUSE といった同種システムも手掛けており、これらは相互運用性がある。(EADS)
仏 Nexter Group の 2007 年の受注額は 4 億 9,500 万ユーロで、前年の 7 億 8,000 万ユーロから大幅ダウン。中東方面から CAESAR 自走砲×76 両を受注した 2006 年と違い、大口の輸出案件を獲得できなかったため。ただし、自国向けの受注は前年を上回っている。こうした状況により、売上の方も 7 億 1,500 万ユーロから 5 億 8,700 万ユーロにダウン。Leclerc 戦車の納入が終盤にかかり、フランス陸軍向けのデリバリーが 2006 年の 47 両から 14 両に減ったほか、VBCI や CAESAR といった新製品のデリバリーは 2008 年後半まで実現しないため、落ち込みが発生した。ただし、営業利益の方は 4,200 万ユーロから 4,400 万ユーロにアップ、利益率も 5.8% から 7.4% にアップ。(Nexter Group)
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人事・組織
今日から USAFCENT (AFNews 2008/2/29)
米中央軍 (USCENTCOM) の空軍コンポーネントが、3/1 付で U.S. Central Command Air Forces (CENTAF) から U.S. Air Forces Central (USAFCENT) に改称した。このほか、以下の部隊の解隊・改称・再編も実施した。
609th Air Intelligence Group (解隊)
609th Air Intelligence Squadron (解隊)
609th Combat Operations Squadron (解隊)
609th Combat Plans Squadron (解隊)
609th Air Support Squadron (解隊)
609th Information Operations Flight (解隊)
609th Air Operations Group → 609th Air Operations Center
(CASOC (Combined Air and Space Operations Center) の中核部隊として 609th Air Operations Center, Det.1 を配備。Det.5, U.S. Air Forces Central を再編して、指揮を担当させる)
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戦争・紛争
今日の USAFCENT (AFNews 2008/3/2)
1 日、アフガニスタンの Sangin に米空軍の B-1B が出動して、敵が陣取る塹壕やその他の施設を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。B-1B は Nangalam でも GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃を実施。Garmsir では、英空軍の Harrier GR.7 がロケット弾と Enhanced Paveway II で敵陣を、フランス空軍の Mirage 2000 が GBU-12/B で敵のバンカーを、それぞれ攻撃。Mirage 2000 は Lwara にも出動している。Nangalam と Lwara では米空軍の A-10 と F-15E が、Gereshk では英空軍の Harrier GR.7 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 41 件、ISR ミッションは 8 件。
イラクでは、Mosul に米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 45 件、ISR ミッションは 25 件。
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/3/2)
Helmand 省の Gasmsir 地区で 29 日、聯合軍がタリバン首脳をターゲットとする掃討作戦を実施。その際の交戦で複数の敵が死亡、14 名が拘束された。外くん人テロリストの手引きや武器の密輸を行っていた容疑。現場では武器や弾薬ベスト、手榴弾も見つかり、破壊処分した。
Zabul 省の Qalat 地区では、高速 1 号線で発生した攻撃に関与した容疑で 4 名を拘束。タリバン幹部との繋がりもある模様。同じ Zabul 省の Deh Chopan 地区では、アフガニスタン軍と聯合軍の合同作戦で武装勢力 6 名を拘束。これもタリバンとの繋がりが疑われている。
今日のイラク (AFPS 2008/3/2)
聯合軍が、Baghdad 界隈の武装勢力に爆発物を供給していた容疑で 1 名を拘束。Bizayz なるテロ組織との繋がりもある模様。同じ作戦でこのほかに 9 名を拘束。そのほか、Baghdad 西部でアルカイダ関連組織の首領 1 名、Sharqat で当地のアルカイダ関係者 2 名のうち 1 名 (Beiji で活動している組織の首領) とその他 5 名、Baghdad 南方の Numaniyah で例の "special groups" の首領とその他 3 名を、それぞれ拘束。
1 日、27 日に交戦で死亡したテロリスト 2 名の身元が判明。Mosul as Jar Allah (a.k.a. Abu Yasir al-Saudi) と Hamdan. Abu Yasir al-Saudi なるサウジアラビア人で、Mosul 南東で活動しているアルカイダ関連組織のメンバー、外国人テロ組織を指揮して、1/28 の IED 攻撃など、イラク軍・聯合軍への攻撃を行っていた。外国人テロリストの手引きや対空攻撃にも関与。なお、この 2 名と繋がりがある人物 3 名を Mosul 東方で拘束。
Baghdad でイラク軍や聯合軍を攻撃していた "special groups" の関係者 1 名とその他 3 名を拘束、自動小銃 2 挺を発見。Tarmiyah 北方では武器業者 1 名を拘束、爆弾攻撃・拷問・恐喝・武器密輸・外国人テロリストの手引きを仕掛けているアルカイダ関連組織との繋がりも。それと一緒にもう 3 名を拘束。Samarra 西方と Sharqat で合計 3 名を資金・武器供給容疑で、イラク北部で合計 3 名、Shammar Jarbah 西方で外国人テロリストを手引きした容疑で 1 名を、それぞれ拘束。
29 日、Multinational Division North 所属の AH-64 Apache が路傍爆弾設置犯人 6 名と交戦した際に、10 代の少年 1 名が死亡する事件が発生。事件の情況について調査中。Mosul 南東では聯合軍が武器密輸容疑で 2 名、別件でイラクの SWAT チームが爆弾攻撃組織の首領 1 名とその他 2 名を拘束。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 25 歩兵師団・第 2 SBCT・第 14 歩兵聯隊・第 1 大隊が Baghdad 北西で、武器集積所を発見。自家製爆薬を仕掛けた各種口径の砲弾やコンテナ、導爆線、信管、迫撃砲弾 7 発、ミサイルやロケットの弾頭、硝酸入りの器といった内容。同聯隊は別件で、Baghdad 北西でも武器集積所 2 ヶ所を発見している。迫撃砲弾、ミサイルの弾頭、ロシア製 Kopye ロケット、RPG、TNT 火薬など。
Samarra 東方でアルカイダ関連組織の掃討作戦を実施した聯合軍部隊が不審な車輌を発見、停止の指示に従わなかったために発砲して、車輌 4 台を破壊、6 名が死亡。1 名が拘束されたほか、複数の武器が見つかった。イラク陸軍・第 6 師団・第 3 大隊も、Baghdad 西方の民家で自家製爆薬、塩化水素、対戦車地雷などを発見。
今日のCENTAF (AFNews 2008/2/28)
アフガニスタンでは、米空軍の A-10 が Lwara と Bermel に出動したほか、Gereshk、Qalat、Sangin には F-15E が出動して敵の制圧を実施。Qalat と Kandahar には英空軍の Harrier GR.7 が、Nangalam には米空軍の B-1B が出動して GBU-31/B と GBU-38/B で敵陣を爆撃、Bermel にも B-1B が出動。Gereshk、Now Zad、Kandahar には仏空軍の Mirage 2000 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 47 件、ISR ミッションは 8 件。
イラクでは、Kirkuk に米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 65 件、ISR ミッションは 26 件。
今日のイラク (AFPS 2008/2/29)
聯合軍とイラク軍が過去 3日間にイラク各地で実施した作戦により、敵 5 名が死亡、23 名が拘束された。29 日には、Khan Bani Sad 東方でテロリスト 9 名を IED 攻撃・自爆テロ攻撃の容疑で拘束したほか、その際の交戦で敵 5 名が死亡。巻き添えにあった子供 1 名が負傷。そのほか、Baghdad のモスクでイラク軍が 2 名を拘束、爆弾製造材料らしきものを発見 (聯合軍部隊はモスクに立ち入らない)、Mosul 南東の Salamiyah 近くで 4 名と Biaj で 2 名を拘束、Samarra 南東で 2 名を拘束、Samarra 北方で 1 名を IED 攻撃の容疑で拘束。これらの中にはアルカイダ関連組織の幹部、あるいはその関係者を含む。
Baghdad では 27 日、Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 82 空挺師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 325 空挺聯隊・第 2 大隊が、例の "special groups" の幹部を拘束。武器密輸・誘拐・拷問・殺人の容疑。Baghdad 北西では、米陸軍・第 25 歩兵師団・第 2 旅団戦闘チーム・第 14 騎兵聯隊・第 2 大隊がパトロール中に、迫撃砲弾やフランス製のロケット、迫撃砲を発見。
イラク陸軍・第 9 師団・第 3 旅団・第 2 大隊と米陸軍・第 2 SBCT の合同パトロール隊が、82mm 迫撃砲弾 3 発、155mm 砲弾 3 発、迫撃砲 4 門を発見。別件で地元住民からの通報により、RPG と IED、別の場所でも弾薬類を発見。
今日のイラク (AFPS 2008/2/28)
イラク内務省の警察部隊が 35 万人から 41 万人に規模を拡大したが、育成を担当する Multinational Security Transition Command Iraq 麾下の Civilian Police Assistance Training Team では、従来の「人集め」から「質の向上」に重点を移す方針を表明。
聯合軍がイラク中・北部で実施しているアルカイダ関連組織掃討作戦により、ここ 2 日間出てき 2 名が死亡、15 名が拘束された。Mosul では自爆テロ・武器密輸容疑で 3 名を拘束、Baghdad では Karkh・Mansour で誘拐・暗殺をはたらいている組織の首領 1 名とその他 3 名を拘束、Mahmudiyah 南西では自動車爆弾攻撃の容疑で 1 名を拘束、Taji 西方と Samarra では武器密輸やプロパガンダ活動の容疑で 4 名を拘束、Samarra 東方では武器密輸などの容疑で 3 名を拘束、といった内容。
27 日には、Mosul でお尋ね者テロリスト 2 名が聯合軍との交戦により死亡。聯合軍・イラク軍に攻撃を仕掛けていた容疑。また、第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 3 旅団戦闘チーム・第 187 歩兵聯隊・第 3 大隊・A 中隊が、地元住民からの通報により迫撃砲弾など多数を発見。
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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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