今週の軍事関連ニュース (2008/03/11)
 

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一般ニュース

今日の小ネタ
  • 米北方軍 (USNORTHCOM) によると、Fort Sam Houston (San Antonio, TX) の詳細な画像が Google Earth に載ったのを受けて、掲載取り止め要請を打ち出したとのこと。問題になったのは、Google Earth の Street View を使うと Fort Sam Houston の司令部やその他の施設、さらにコントロール ポイントやバリアといったフォース・プロテクション関連施設まで丸見えになってしまうこと。これでは保安上のリスクが大きすぎるとして、画像の掲載中止を求めた次第。(AFPS 2008/3/7)
  • サウスカロライナ州 Chrleston AFB から空輸で送り出した MRAP の累計が、2,000 両を突破した。(AFNews 2008/3/7)
  • 米 Northrop Grumman 社と米 Oshkosh 社は、AUSA 冬季例会の席で JLTV (Joint Light Tactical Vehicle) のプロトタイプ 2 号車を公表した。Category B と称し、Allison 製 CAT-C7 エンジンを使用、ボルトオン装甲キットを装備。詳細については明らかにしていないが、コンペティションに向けてドラフト版の提案書をまとめているところで、すでにこの計画のために 1,500 万ドルを投資した由。プロトタイプごとにセンサーなどの構成が変わっており、装甲は薄めで重量は 7t 級、軽量版の APS (Active Protection System) を装備する。(DefenseNews 2008/3/7)
  • ブルガリアの Beta 社に務めていた元社員 2 名が、2001 年 11 月にスーダンにコンテナ 71 個分の弾薬を不正輸出しようとして捕まった件で、12 年間のブタ箱入りを命じられた。さらに、輸出しようとした弾薬の価格に相当する 572,000 ユーロ (88 万ドル) の支払と、1 人あたり 77,000 ユーロの罰金支払いも命じられた。Beta 社については、2003 年に兵器輸出許可を取り消されている。EU は 1994 年から対スーダン武器禁輸を発動しているが、2001 年の時点でブルガリアは EU に加盟していなかった。国連も 2004 年 7 月に武器禁輸の制裁を発動、2005 年 3 月にこれを延長している。(AFP via DefenseNews 2008/3/7)
  • 米 DEA (Drug Enforcement Agency) は、コロンビアの反政府組織・FARC (Fuerzas Armadas Revolucionarias de Colombia) に SAM やロケット発射器などの武器を売却した容疑で、ロシア人の武器商人 Victor Bout (41) を 6 日に、タイ当局が Bangkok で拘束したと発表した。元ソ聯空軍士官で、ソ聯崩壊後に旧ソ聯軍の武器を横流しして他国に販売していた人物。旧ソ聯製の輸送機を使って国連の武器禁輸をかいくぐり、アフガニスタンのタリバン、リベリアの Charles Taylor、ザイールの Mobutu Sese Seko、リビアの Moammar Gadhafi といった顧客に兵器を販売していたとされる。その Bout の担当弁護士は、身柄をロシアに移送して、ロシアの司法当局によって裁くべきだと主張。(DefenseNews 2008/3/7)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/3/7)
  • シンガポール国防軍 (SAF : Singapore Armed Forces) は、世界でも最新となる地下弾薬庫 (UAF : Underground Ammunition Facility) を公表した。過去 10 年以上にわたって計画を進めてきたもので、都市化が進んだ土地で建設する大規模な地下弾薬庫としては初の事例。安全性や作戦上の要求に加えて、土地やスペースの効率的利用に配慮して設計した由。面積 300ha、フットボール場×400 面に匹敵するスペースがある。従来の弾薬庫では弾薬をパレットに載せて人力で固定してから運び出していたが、ここではコンテナを機械で動かすため、積み出し作業が楽になっている。さらに IT 化によってスピード化と省人化も実現した。(Singapore MoD)
  • フィンランド国防省が、装備品の整備業務を Patria 社傘下の Millog 社にアウトソースすると発表した件について、労働組合 (Pardia : Federation of Salaried Employees) が抗議している。(STT Finnish Government News)

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/3/6)
  • Robert Gates 米国防長官は、Readiness Response Corps の創設を求める発言を行った。民間人の専門家で構成して、紛争国の再建・安定化を担当する "ソフト パワー" 担当組織という位置付け。同長官は以前から、ソフト パワーの必要性を主張している。
  • ADSB (Abu Dhabi Ship Building Co.) は UAE 沿岸警備隊から、Al-Saber 級巡視船×12 隻を受注した。全長 34m の複合材料製・モジュラー構造、主機はディーゼル 2 基。これが母船となり、小型・高速の哨戒艇を送り出して迅速な要撃を可能にする構想。受注額は 2 億ドル程度とみられる。ADSB は Musaffah の造船所に複合材料加工施設を整備しており、それを活用する。
  • フィンランドはロシアに対して、バルト海で合同危機対処演習を実施するよう呼びかけており、この件で Jyri Hakamies 国防相が 4 月に訪露する由。洋上における通商航路・エネルギー関連インフラの安全確保、という共通の関心事に対処する狙いだと説明。
  • スウェーデンの STS (Saab Training Systems) 社と独 KMW (Krauss Maffei Wegman) 社の企業聯合が、スウェーデン軍国防資材局 (FMV) から Rb57 対戦車ミサイルの訓練機材、Skjututbildningssystem RB57 (Gunnery Training System) を 1,650 万ドルで受注した。6 ヶ所に合計 10 基を配備、年間 800 名の訓練を可能にする。KMW が開発したバーチャル シミュレータに STS が所要の機能を盛り込む。RB57 は別名 NLAW (Next-Generation Light Anti-Armor Weapon)。

今日の小ネタ (DefenseNews & JDW 2008/3/5)
アメリカはインドネシアに対して、F-5E/F×12 機の代替として F-16C/D-50/52×6 機の輸出と、既存の F-16A/B×6 機・C-130B/H×20 機のアップグレード改修を提案。Robert Gates 国防長官が同国を訪問した際に、Susilo Bambang Yudhoyono 大統領に提案したもので、インドネシア側もこれを受けて検討中とのこと。
両国関係は東ティモール情勢を巡って悪化、2005 年に制裁措置を部分的に解除したものの、インドネシアはまず Su-27SK×2 機と Su-30MK×2 機を 2003 年に、さらに 2007 年に Su-27SK×3 機と Su-30MK×3 機を 3 億ドルで追加発注するなど、ロシア寄りの戦闘機調達を進めている状況。その他の機体としては、F-16A/B-15OCU×10 機、F-5E/F×12 機、Hawk Mk.209×27 機、Hawk Mk.109×11 機、Hawk Mk.53×18 機がある。
ロシアはロシアでインドネシアに対して、Su-30×20 機、Yak-130、Mi-17×10 機、Il-76×12 機、Be-103×8 機、Project 636×4 隻、Project 677 Amur-1650 (a.k.a. Lada 型)×2 隻の売却を提案中という未確認情報も。さらに中国もインドネシアへの接近を図っている。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/3/6)
  • 米海軍は、TRAWINGFIVE (Training Wing 5, NAS Whiting Field, FL) で運用している TH-57 Sea Ranger×108 機について、安全上の理由により 3/3 から飛行を一時中断すると発表した。エンジンのコンポーネント (パワー タービン ガバナーで使用しているベアリング) に、安全に関わる問題が見つかったためという説明。問題のパーツは、過去 8 ヶ月間だけで 3 回のエンジン・トラブルを起こしている由。ただし、3 機とも無事に着陸しており、死傷者は出していない。問題のパーツを交換するため、NAVAIR (Naval Air Systems Command) は CNATRA (Chief of Naval Air Training) や整備担当の L-3 Communications 社と組んで作業を進めているところ。(US Navy)
  • フィンランド国防省は、同国陸軍の装備を対象とするメンテナンス業務を 2009 年から、Patria 社傘下の Millog 社にアウトソースすると発表した。3 月に LoI (Letter of Intent) に調印、契約発注は 2008 年夏となる。8 年契約で、年間契約額は 5,400-6,300 万ユーロ。陸軍が現時点でメンテナンスにかけている経費は年間 1 億ユーロなので、それより安いという説明。車輌、兵装、その他の装備について、メンテナンス、アップグレード、導入を行い、平時だけでなく戦時にも、即応体制の引きあげや補給の強化といった対応を行う内容。作業の実施に際して、Materiel Command のデポ施設 (Electronics and Vehicle Depots, Kuopio・Lievestuore・Tervola のデポ) と人員 660 名を、2009 年から Millog 社に移管する。(Patria)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/3/7)
  • Sikrosky Aircraft Corp. (Stratford, CT) は米陸軍から、UH-60M×6 機と HH-60M×20 機、それと APU (Auxiliary Power Unit) ユニットに対する DD250 Installation を、総額 $368,385,849 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-003) [このうち HH-60M は空軍向けの救難ヘリで、HH-60G と同様の救難ヘリ]
  • Thales-Raytheon Systems Co. LLC (Fullerton, CA) は米陸軍から、AN/TPQ-46 用のアンテナ/トランシーバー グループ×16 セットと AN/TPQ-36 用の予備アンテナ アレイ アセンブリ×15 セットを、$39,725,937 で受注した。Firefinder レーダー プロぐむによるもの。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ ((W15P7T-06-D-T001)
  • General Dynamics Information Technology, Inc. (Needham, MA) は米陸軍から、HF (High Frequency) 無線機と関連サービス業務を $18,319,778 で受注した。既存施設×8 ヶ所のアップグレードと新規導入×5 ヶ所が対象。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-08-C-D202)
  • SAIC (Science Applications International Corp., San Diego, CA) は米空軍から、A-E (Architect-Engineer) サービス業務の Title I、Title II などを対象とするフォローオン業務を、$60,000,000 で受注した。オクラホマ州 Tinker AFB の土木部門 (Civil Engineer) に関連する、環境対策工事が対象。内訳は以下の通り。
    • Title I : all aspects of real property facilities, infrastructure, and environmental design and activities to support those designs including value engineering and Leadership in Energy and Environmental Design analysis.
    • Title II: all aspects of construction quality assurance and oversight of environmental, facility, and infrastructure construction projects.
    • Other A-E Services : support for base environmental restoration, conservation and planning, and environmental quality programs including compliance and pollution prevention.
    CH2M Hill Inc.、URS Group Inc.、Cherokee CRC との共同受注案件。72nd Contracting Squadron, Tinker AFB, OK (CH2M Hill, Inc. : FA8101-080D-0002, Cherokee CRC : FA8101-08-D-0003, SAIC : FA8101-08-D-0004, URS Group, Inc. : FA8101-08-D-0005)
  • Integral Systems, Inc. (Lanham, MD) は米空軍から、RAIDRS (Rapid Attack Identification, Detection, and Reporting System) Block 10 を対象とする、干渉検出用センサーとアンテナの追加分に関する修正契約を、$21,168,253 で受注した。製品の納入とインテグレーションを行う。USAF HQ Space and Missile Systems Center/SYSW/PK El Segundo CA (FA8819-08-C-0018; P000053)
  • AGVIQ/CH2M HILL Constructors, Inc. (Anchorage, AK) は米海軍から、全米各地にある海軍・海兵隊の施設で実施する環境対策作業を、$20,000,000 (maximum) で受注した。基本契約分の最低保証額は $100,000。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年、すべて実現した場合の総額は $100,000,000 (not-to-exceed)。州別の予算配分は以下の通り。
    • FL, LA, SC, TN, TX, WA, カリブ海・中米方面 (各 10%)
    • AL, AK, AR, GA, ID, IL, IN, IA, KS, KY, MI, MN, MS, MO, MT, NE, ND, OH, OK, OR, SD, WI, WY (各 1%)
    • その他 (7%)
    NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Atlantic, Norfolk, VA (N62470-08-D-1006)
  • General Dynamics C4 Systems (Scottsdale, AZ) は米海軍から、COC (Combat Operations Center) に関連するオプション契約分を $15,658,359 で受注した。共用モジュール (common module)×12、COC Capability Set III×24 という内訳。COC とは、シェルター・動力源・配線・処理システム・トレーラーで構成する移動指揮所のこと。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-02-C-2052/P00122)
  • Pacific Ship Repair & Fabrication (San Diego, CA) は米海軍から、USNS Richard E. Byrd (T-AKE-4) を対象とする PSA (Post Shipyard Availability) 工事を $10,979,089 で受注した。オプション契約分まで実現した場合の総額は $12,736,666。General Dynamics NASSCO (San Diego, CA) で、建造後に必要となった改修や交換を行うもので、厨房設備、貨物倉、バウ スラスターの配管が対象。改修を終えた後、今夏から補給任務への展開を開始する予定。Military Sealift Fleet Support Command, a field activity of Military Sealift Command (N40442-08-C-3004)
  • BAE Systems, Norfolk Ship Repair (Norfolk, VA) は米海軍から、USNS Supply (T-AOE-6) の定期オーバーホール工事を $8,023,532 で受注した。オプション契約分まで実現した場合の総額は $9,211,228。MSC (Military Sealift Command) 所属の高速戦闘支援艦で、乾ドックに入れて水線下の塗装作業、各部の検査、配管や冷凍庫用圧縮機の消磁、といった作業を行う。Military Sealift Fleet Support Command, a field activity of Military Sealift Command (N40442-08-C-2002)
  • Interstate Storage & Pipeline Corp. (Nashua, NH) は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍向けの燃料凍結防止剤を受領・保管・納入する業務を $13,477,500 (minimum) で受注した。DESC (Defense Energy Supply Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-C-5804)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/3/7)
  • 米 Boeing 社は、米空軍の F2AST (Future Flexible Acquisition and Sustainment Tool) 計画に対する提案を実施したと発表した。10 年間・総額 54 億ドルの案件で、特殊作戦部隊向けを含む空軍の各種プラットフォームやウェポン システムに対して、開発・改修・デポ整備・スペアパーツ供給・補修といったサポート業務を提供するもの。Boeing 社の 10 部門・サプライヤー 28 社を参画させるとしている。なお、RfP で規定した内容に合わせて、契約額の 13% を小規模企業 (Small Business) に配分する構想。既存の FAST (Flexible Acquisition and Sustainment Tool) や IWSSP (Integrated Weapons System Support Program) も、この F2AST に取り込む。54 億ドルのうち 34 億ドルが FAST から引き継ぐ案件で、残り 20 億ドルが特殊作戦部隊の C-130 などを対象とするもの。10 社を超える企業が受注を競うことになる。(Boeing)
  • Forecast International は、"The Market for Military Fixed-Wing Trainer Aircraft 2008-2017" なるレポートをまとめた。今後 10 年間で軍用練習機の市場は 1,550 機・171 億ドルと予測しており、そのうち 784 機がターボプロップ機、748 機がジェット機、ピストン エンジン機の需要は 18 機と予測している。年間需要のピークは 2009 年の 212 機、その後は減少して 2017 年には年間 105 機を見込む。減少に転じる理由は、市場の中でも大きな比率を占めている、米海軍の T-45 や米海空軍の JPATS (Joint Primary Aircraft Training System) が計画の終盤を迎えているため。また、空軍戦力の規模縮小でパイロットの需要が減っているせいでもある。(Forecast International)
  • 米海軍海洋システム軍団 (NAVSEA : Naval Sea Systems Command) は米 General Dynamics Advanced Information Systems 社に対して、潜水艦用 TCS (Tactical Control System) を対象とするエンジニアリング・サービス業務の期間延長分を、6,620 万ドルで発注した。期限は 2009 年 12 月。Submarine Combat System Modernization の下で、COTS (Commercial-off-the-Shelf) 化・オープン アーキテクチャ化した新型システムを各クラスに導入する案件。機器の標準仕様化により、相互運用性やスケーラビリティの向上を図る。当初契約は 2002 年 12 月に受注、今回の修正契約により総額 1 億 2,950 万ドルの案件となった。(GD)
  • 米 Lockheed Martin 社は米陸軍 RDECOM (U.S. Army Research and Development Command)・AMRDEC (Missiles and Aviation Research and Development Center) から、C-RAM (Counter Rockets, Artillery and Mortar) のデモンストレーションを行う科学技術研究契約 (Science and Technology contract) を 860 万ドルで受注した。2008 年 11 月に完了予定で、既存のC-RAM と陸軍が構想している広域防空ビジョンの間のギャップを埋めるための施策のひとつ。EAPS (Extended Area Protection and Survivability) 計画として、ロケット・火砲・迫撃砲 (RAM) に対処するための、機動性を備えたエリア防空手段の開発を進める。これに対して Lockheed Martin 社は、過去の "hit-to-kill" 型ミサイルに関する経験を活用する考え。垂直発射器、迎撃用のミサイル、射撃管制用のセンサー、指揮管制装置で構成、戦場監視システムとも連携させる。プロトタイプのハードウェアを製造する基本契約とオプション契約 4 件からなり、フェーズごとの内容は以下の通り。
    • Phase 1 : PDR (Preliminary Design Review)
    • Phase 2 : Hardware-in-the-Loop、CDR (Critical Design Review)
    • Phase 3 : 個別の RAM ターゲットを対象とする迎撃実験の実施
    • Phase 4 : 同時に複数の RAM ターゲットを対象とする迎撃実験の実施
    • Phase 5 : SDD (System Development and Demonstration) に向けたリスク低減
    担当する企業チームの面々は、Lockheed Martin Missiles and Fire Control、Lockheed Martin MS&S (Maritime Systems & Sensors)、Lockheed Martin Space Systems の各社。(Lockheed Martin)
  • 米 Oshkosh 社は米陸軍から、FHTV (Family of Heavy Tactical Vehicle) 契約の一環として HEMTT (Heavy Expanded Mobility Tactical Truck) の A4 仕様×1,084 両を追加受注した。累計 1,745 両・3 億 2,100 万ドルの案件。HEMTT A2 の段階ですでにエアコン追加や増加装甲設置のための設計変更を取り入れているが、さらに 7 月までかけて改良版の A4 仕様を設計、7 月から量産にかかる。1985 年に登場した HEMTT は米陸軍のバックボーンとなる軍用トラックで、搭載量 13t、貨物補給に加えて燃料補給や LHS (Load Handling System) などの派生型もある。(Oshkosh)
  • イタリア空軍の飛行試験担当部門・RSV (Reparto Sperimentale Volo) は 2/26 から、さまざまな空中戦のシナリオを想定した IRIS-T 空対空ミサイルの評価試験を開始した。4th Stormo (Grosseto AB) の Typhoon と 37th Stormo (Trapani) の F-16 を使って、IRCM 環境下での赤外線シーカーの有効性、つまり IRCCM (Infra-Red Counter Countermeasures) 性能を検証するのが目的。Typhoon には DBD 社が開発した CTR-R (Missile Captive Training Round-Recorder) なる計測機材を搭載、シーカーから得られるあらゆるデータを記録する。F-16 は仮想敵役。両方の機体が FRP-14 AACMI (Air-to-Air Combat Manoeuvring Instrumentation) ポッドを装備する。この試験と、RSV の電子戦部門 (Reparto Supporto Tecnico Guerra Elettronica) から得たデータを使って、実戦用の戦術に磨きをかける。(Italian Air Force)
  • 豪 ASC 社は 1 億豪ドルを投じて、Osborne 造船所の施設改善に乗り出す。AWD (Air Warfare Destroyer) の建造に備えるのが目的。古い施設を取り壊して最新の設備を導入するもので、1987 年に Collins 級潜水艦を建造するために同社を設立して以来、最大規模の改善作業となる。豪 Hansen Yuncken 社が担当で、さらに多数の副契約社が関与する。2009 年の第四四半期に完工の予定。(ASC)
  • CT7-8 エンジンを装備した NH90 の初号機が、イタリア陸軍に引き渡された。このエンジンは伊 Avio 社と米 General Electric 社が共同開発したもので、両社の分担比率は 60%:40%。NH90 に搭載する際の名称は T6E1、出力は 2,500HP。2017 年までに、イタリア陸海軍向けに合計 232 基を納入する予定で、うち 50 基は完成して NH90 を手掛ける AgustaWestland 社に納入済み。Avio 社では Rivalta、Pomigliano d'Arco、Brindisi and AvioPolska の工場で製造を担当している。この CT7-8 を 3,100HP にパワーアップした特別バージョンを、米海兵隊の VH-71 に搭載することになっている。(Avio Sp.A)
  • 英 Cobham 社 Defence Electronic Systems Division は米 Northrop Grumman 社から、米陸軍向けのデジタル車載式インターコム・AN/VIC-3 "ROVIS" を 5,400 万ドルで受注した。MRAP や、その他の各種 AFV に搭載するもので、2008 年中に完納の予定。このインターコム、すでに 18 ヶ国の陸軍で 115,000 基の納入実績がある。(Cobham)
  • 丁 Terma 社は米 Lockheed Martin Aeronautics Company (Fort Worth, TX) に対して、F-35 Lightning II に装備する計測ポッド (Flight Test Instrumentation Pod)・DART (Data Acquisition, Recording and Telemetry)×7 基の納入を開始した。飛行試験の際に機内兵器倉に積み込んで、機体構造などのデータを計測・収集するもので、SDD フェーズ用として 2006 年 6 月に、750 万ドルで 7 基を受注している。納入の前に、F-35 の要求仕様に合わせて振動や衝撃、その他の負荷に関する試験を実施した。同社はこれ以外にも、試験機材や機首に取り付ける計測ブームを手掛けている。(Terma)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/3/6)
  • General Dynamics, Electric Boat Corp. (Groton, CT) は米海軍から、原潜の入渠工事とエンジニアリング/テクニカル サポート業務に関する修正契約を、$49,835,387 で受注した。設計変更/仕様変更を実現するためのもの。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-04-C-2100)
  • Northrop Grumman Systems Corp., Integrated Systems (Melbourne, FL) は米海軍から、ALMDS (Airborne Laser Mine Detection System) の低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 第二陣に関する修正契約を $24,912,910 で受注した。ALMDS は Light Detection and Ranging Airborne Mine Countermeasures の上層部分 (high area) を担当するもので、浮遊機雷、あるいは海面に近い部分の海中にいる機雷の探知・識別を行うもの。MH-60S に搭載して使用する。NSWC (Naval Surface Warfare Center) Panama City Division, Panama City, FL (N61331-05-C-0049)
  • Alutiiq International Solutions, LLC (Anchorage, AK) は米海軍から、NAS (Naval Air Station) Whidbey Island の施設改善工事を $21,222,535 で受注した。EA-18G の受け入れに備えて、既存施設の更新や限定的な新規建設工事を行うもの。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Northwest, Silverdale, WA (N44255-08-C-6009)
  • Rogers-Quinn Construction, Inc. (Bonsall, CA) は米海軍から、MCB (Marine Corps Base) Camp Pendleton の Area 20 に、暫定的な宿泊施設 (temporary lodging facility) を建設する工事を $14,793,600 で受注した。ゲストルーム×48、スイート×21、パティオ/バルコニー、エントランス、パントリー付きの食事/ラウンジ/業務エリアなどの施設を備える。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N62473-08-C-3502)
  • Healy Tibbitts Builders, Inc. (Aiea, HI) は米海軍から、Pearl Harbor Naval Shipyard の Dry Dock #2 にある浮き扉 (intermediate caisson) のオーバーホールとその他全般の補修工事を、$10,913,995 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Hawaii, Pearl Harbor, HI (N62742-04-D-1300/#0020)
  • Lockheed Martin Missile and Fire Control (Chelmsford, MA) は米海軍から、EA-6B が装備する AN/ALQ-99 ジャミング・ポッドで使用する、dual lo generator と low phase noise oscillator の補修作業を $8,934,755 (ceiling amount) で受注した。いずれも AN/ALQ-99 の SRA (Shop Replaceable Assemblies)。ALQ-99 Tactical Jamming System Universal Exciter Upgrade 計画の一環となるもの。NSWC (Naval Surface Warfare CenterC Crane Division, Crane, IN (N000164-08-D-WS14)
  • THR Enterprises, Inc. (Norfolk, VA) は米海軍から、ノースカロライナ州の MCB (Marine Corps Base) Camp Lejeune で実施する連隊本部の増築工事を、$7,654,000 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-06-D-6009/#0004)
  • GM GDLS Defense Group, LLC (Sterling Heights, MI) は米陸軍から、Stryker MGS (Mobile Gun System) と同 NBC 偵察車の EMD (Engineering and Manufacturing Development) 契約を $32,665,000 で受注した。TACOM, Stryker Contracting Team, Warren. MI (DAAE07-00-D-MO51)
  • Cottrell Contracting Corp. (Chesapeake, VA) は米陸軍から、ノースカロライナ州 Carteret County の Manteo (Shallowbag) Bay 地域、Atlantic Intracoastal Waterway、Morehead City Harbor、Beaufort Harbor で実施する浚渫作業を、$7,548,432 で受注した。Army Corps of Engineers, Wilmington Office, Wilmington, NC (W912HN-08-C-0017)
  • Western Marine Construction, Inc. (Seattle, WA) は米陸軍から、アラスカ州 Chiguik の Chignik Harbor で実施する浚渫作業を $5,889,100 で受注した。Army Engineer District, Ala., Elmendorf, AFB, AK (W911KB-08-C-003)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/3/6)
  • ポーランドは EDA (European Defence Agency) を通じて、陸上発射型対艦ミサイルの調達に関する情報を告知した。同国海軍向けで、指揮車輌、移動式の位置標定無線施設と通信施設、対艦ミサイル 12 発×6 セットといった内容。さらに文書類、スペアパーツ、工具類、試験機材など。この件に関心がある企業に対して、2008/3/26 までに回答を提出するよう求めている。選定に際しては、経済的側面に加えて環境対策やオフセット、品質保証、情報保全などを条件とする。(EDA)
  • インドは 6 日、海軍型 Brahmos ミサイルを Andamans 方面で試射したと発表した。INS Rajput から発射、Andaman and Nicobar 諸島の陸上に設置したターゲットを直撃した由。Brahmos の試射を成功裏に実施したのは、これで 15 回目となる。試射に際しては、インド海軍の Andaman & Nicobar Command が艦艇 10 隻、航空機 3 機、ヘリコプター 3 機を出して支援した。(Indian MoD)
  • オランダは既報のように、2011 年からスタートする F-35 の多国籍 IOT&E (Initial Operational Test & Evaluation) フェーズに参加を決めた。オランダ政府の説明によると、これに関して試験用の機体×2 機を購入、これらは予定通りなら 2008 年末に発注することになり、その際に機体価格の 10% に相当するデポジットを支払う。また、2 億 600 万ユーロの経費を追加負担することになり、支出額の合計は 54 億 6,100 万ユーロから 56 億 6,700 万ユーロに上昇することになる。目的は、F-35 がオランダ軍の要求に適合しているかどうかを検証することにあり、オランダが単独でテストするよりは多国籍のテストに相乗りする方が効率的と判断した、という説明。(Dutch Government)
  • 印 DRDO (Defence Research and Development Organisation) は、以下の兵器輸出案件を受注したと発表した。
    • Radar Computer-I と Radar Computer-II : マレーシア向け、Su-30 搭載用
    • ディスプレイ・プロセッサのアップグレード : アルジェリア向け、Su-30MK(A) 搭載用
    • 航空機搭載用アンテナの開発×6 : ポーランド向け
    • Battlefield Surveillance Radar-S2×2 : インドネシア向け
    DRDO が売り込みのために出展したトレードショーには、DEFEXPO India、Aeroindia、India International Trade Fair、Asean Aerospace & Defence Exhibition、Defence Service Asia、Africa Aerospace & Defence Exhibition、Indian Science Congress、Latin America Aero Defence、Defence Systems and Equipment International といったものがある由。(Indian MoD)
  • EPI (Europrop International) 社は、A400M の初号機に装備する TP400-D6 エンジン×4 基のうち最後のものを先週、スペイン・Seville にある A400M の組み立てラインに送り出した。プロペラやナセルの組付けを行い、今夏に予定している初飛行に備える。平行して、英 Marshall Aerospace 社 (Cambridge, UK) では C-130 を改造したテストベッド (TP400 Flying Test Bed) を使って、地上での振動試験を実施中。地上試験についても、累計運転時間 1,000 時間を突破した由。(Rolls-Royce)
  • 米 Bell Helicopter 社は UH-1Y×1 機を 2/26 に米海兵隊に納入した。2/13 に UH-1Y、2/8 に AH-1Z を納入しているので、2 月の累計納入は 3 機。組み立ては同社の Military Aircraft Assembly Center (Amarillo, TX) で実施している。UH-1Y/AH-1Z は 2/13 から、OPEVAL (Operational Evaluation) のフェーズ II に入っており、年末に全規模量産の意志決定を控えている。実現すれば UH-1Y×100 機と AH-1Z×180 機を調達する予定。このほか、同社は 2 月に V-22×2 機も納入した。(Bell Helicopter)
  • 米 Raytheon 社は、米陸軍から Patriot 地対空ミサイルのエンジニアリング・サービス業務に関する修正契約を 1 億 1,500 万ドルで受注したと発表した。米陸軍向けに加えて、ドイツ、オランダ、サウジアラビア、日本、イスラエル、クウェート、スペイン、台湾、ギリシア向けの FMS 案件を含む。担当部門は、Raytheon Integrated Defense Systems 社の Integrated Air Defense Center (Andover, MA)、Warfighter Protection Center (Huntsville, AL)、Mission Capability and Verification Center (White Sands, NM)。(Raytheon)
  • 米沿岸警備隊 (USCG : US Coast Guard) は、HC-130J のアップグレード改修初号機を 2/29 に、サウスカロライナ州 Greenville で受領した。機首に FLIR/EO (Forward Looking Infra-Red/Electro-Optical) センサーを追加したほか、胴体下面には全周をカバーできる MMR (Multi-Mode Radar) を増設、さらにミッション オペレーター用のステーションや通信機材を更新。使用するソフトウェアは HC-144A 用に開発したものから派生させた、同系列のもの。試験飛行では AIS (Automatic Identification System) を使って 22 マイル先のターゲットを捕捉、EO/IR センサーでロックオンした上で接近して、識別に成功した由。担当メーカーは米 Lockheed Martin 社の Maritime Systems & Sensors 部門と Aeronautics 部門で、現在の契約では 3 機の改修を受注している。近いうちに、4 機目の追加と 5-6 機目の改修をオプション契約とする契約修正が実現する見通し。すべて実現すれば、沿岸警備隊が保有する 6 機すべてを改修することになる。(USCG, Lockheed Martin)
  • 伊 Finmeccanica Group 傘下・Alenia Aeronautica 社の北米現地法人、Alenia North America 社の役員会は、Alenia Defense Company の設立案を承認した。Alenia North America Inc. の 100% 子会社で、米国防総省の機密情報を扱うための SSA (Special Security Agreement) を締結、GMAS (Global Military Aircraft Systems。C-27J を売り込むために、L-3 Integrated Systems 社と共同設立した。ミシシッピー州 Madison に事業所を新設することになっている) などが行っている、米軍関連の業務を新会社に集約する。ちなみに、JCA (Joint Cargo Aircraft) として GMAS が受注を決めた C-27J の生産ラインについては、Boeing Integrated Defense Systems 社とのパートナーシップの下で、Cecil Field (Jacksonville, FL) に新設することになっている。(Alenia North America)
  • 米 Boeing 社は、初号機から 2 週間の間をおいて、KC-767 の 2 号機を航空自衛隊に引き渡した。1 号機と同様、カンザス州 Wichita から航空自衛隊岐阜基地まで 13 時間のノンストップ飛行で自力空輸している。残る 2 機については、2009 年と 2010 年に引き渡す予定になっている。(Boeing)
  • ポーランド空軍は、F-16C/D-52 の整備要員訓練機材として、米 Rockwell Collins 社製の F-16C MSAMT (Modular Simulated Aircraft Maintenance Trainer) を採用、2008 年 4 月のデリバリーを予定。同社は 2005 年に米空軍に対して、F-16 用の MSAMT×24 セットを納入しており、そこから派生した製品をポーランド空軍に納入する。2007 年 9 月にエジプト空軍からの受注を得ており、海外カスタマーはポーランドが二番目。米空軍については多年度の CLS (Contractor Logistics Support) 契約も受注している。(Rockwell Collins)
  • BAE Systems 社は、傘下の Flight Systems 部門 (Mojave, CA) を Calspan 社に 6,250 万ドルで売却すると発表した。航空機の改修・飛行試験・運用・FSAT (Full-Scale Aerial Target) の製造などを担当している部門で、フロリダ州とドイツに事業所を持ち、従業員 170 名。BAE Systems では開発・インテグレーションの分野に事業を絞り込み、サブシステムの納入を行っている部門を切り離す方針で、その一環として実施することになったもの。(BAE Systems)

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人事・組織

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戦争・紛争

今日のUSAFCENT (AFNews 2008/3/7)
6 日、アフガニスタンの Lwara に米空軍の A-10 が出動。Nangalam では米空軍の F-15E が GBU-38/B で敵陣を爆撃。この日の近接航空支援ミッションは 42 件、ISR ミッションは 9 件。
イラクでは、英空軍の Tornado GR.4 が Basrah に出動。この日の近接航空支援ミッションは 67 件、ISR ミッションは 23 件。

今日のイラク (AFPS 2008/3/7)
聯合軍がイラク各地で実施した作戦で、敵 10 名が死亡、16 名が拘束された。Samarra 北東・Kanan 村での交戦では敵 8 名が死亡、7 名が拘束。Samarra では別件で 3 名を拘束、うち 1 名はアルカイダ関連組織の首領。Tarmiyah 北方ではアルカイダ関係者など 3 名を拘束。Baghdad では Karkh で活動している自動車爆弾組織の関係者 1 名、別件でイラン系 "special groups" の関係者 1 名が死亡、1 名が拘束された。Tal Afar でも敵 1 名が死亡、1 名が拘束された。Mosul 北東では、2/27 に死亡したサウジアラビア人のアルカイダ関連組織幹部・Abu Yasir al-Saudi (a.k.a. Jar Allah) の後任者とその他 3 名を拘束。Tikrit でも武器密輸や誘拐の容疑で 3 名を拘束。
Baghdad の West Rashid 地区で 5 日、犯罪組織の首領で資金調達も担当していた Hajji Muhammad Shibl を聯合軍が拘束。別件で、イラク軍と "Sons of Iraq" のメンバーもテロリスト 4 名を拘束。同日、Zambraniyah 北方でも "Sons of Iraq" による聯合軍の誘導でアルカイダ関連組織の拷問部屋兼私設監獄を、Arab Jabour では武器集積所 2 ヶ所を発見、後者の内訳は、120mm 迫撃砲弾 6 発、対空砲団 20 発、重機関銃弾 300 発。
Arab Jabour では別件で、57mm 砲弾 111 発、60mm 迫撃砲弾 22 発も見つかっている。いずれも自家製爆薬と導爆線を取り付けてあった。また、前日の 4 日にも 120mm 迫撃砲弾 5 発、自家製爆薬、感圧板、プロパンガスタンク 3 個、60mm 迫撃砲、57mm 砲弾 4 発が見つかっている。
Iskandariyah で 4 日、警察が C4 爆薬の 1lb ブロック×165 個、RPG 19 発と発射器 5 基、60mm 迫撃砲、107mm ロケット 25 発と信管 23 個、120mm 迫撃砲弾 10 発、60mm 迫撃砲弾 84 発と 81mm 迫撃砲弾 60 発、信管 6 個を発見。Hawr Rajab では硝酸 5gal 入りの樽 5 個、Zambraniyah では IED 用の感圧板 3 個、57mm 砲弾 3 発、起爆装置 3 個を発見。
Hawr Rajab では別件で、RPG の弾頭 5 個と発射器 2 基、迫撃砲、AK-47 の弾倉 4 個、60mm 迫撃砲、携帯電話 2 箱、7.62mm 弾のドラム弾倉 70 個、各種電子部品を発見。Tal Afar では自家製爆薬 700lb、120mm 迫撃砲弾 11 発、AK-47 自動小銃 2 挺、中国製の 82mm 迫撃砲弾 10 発、迫撃砲の装薬 100lb、ベルギー製の対人地雷 2 発を発見。
3 日に Adwaniyah で、3 名を拘束、擲弾 5 発、TNT 火薬 1/4lb、プラスチック爆薬 5lb、RPG の装薬チューブ 2 個、迫撃砲の装薬 28 個、装薬 33 個、正体不明の爆薬 5lb、散弾 5 発、AK-47 自動小銃 2 挺、PKC 機関銃 2 挺、雷管 2 個、タイマー 4 個、アセトン過酸化物、炸薬を発見。

今日のUSAFCENT (AFNews 2008/3/6)
5 日、アフガニスタンの Kajaki Dam で米空軍の MQ-1 が AGM-114 で敵陣を攻撃。Now Zad では、米空軍の B-1B がバンカーに立てこもった敵を GBU-38/B で爆撃。Gardez には米空軍の F-15E、Lwara には米空軍の A-10 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 36 件、ISR ミッションは 4 件。
イラクでは、敵兵が陣取る建物を米空軍の F-16 が GBU-38/B で爆撃。この日の近接航空支援ミッションは 68 件、ISR ミッションは 26 件。

今日のイラク (AFPS & AFMCNews 2008/3/6)
3/3 に墜落したイラク軍の Mi-17 に乗っていて死亡したのは、米空軍・377th ABW (Air Base Wing) 所属の Christopher Frost 3 等軍曹、MNSTC-I (Multi-National Security Transition Command-Iraq) で広報の仕事をしていた。
聯合軍がイラク中・北部で過去 2 日間に実施した作戦で、敵 4 名が死亡、26 名が拘束された。Baghdad と Abu Ghraib ではアルカイダ関連組織幹部など 4 名を拘束、Taji では Bizayz al Qaeda 組織の幹部を狙った作戦 2 件で組織の幹部とその他 12 名を拘束して ID カード偽造現場を発見、Samarra 北方ではターゲットとなった建物から聯合軍部隊に向かってきて停止の指示を無視した不審人物 1 名を射殺 (自爆ベストを身につけていた可能性) した他に 4 名を拘束、Mosul 北東ではイラク軍・聯合軍への攻撃や自動車爆弾事件に関与しているアルカイダ関連組織の首領を拘束、Beiji ではアルカイダ関連組織の首領など 2 名を拘束。
5 日、Samarra 東方でアルカイダ関連組織の爆弾製造犯をターゲットとする作戦を実施、逃走しようとした車輌を止めさせて調べたところ、運転手は拳銃を所持。乗っていたもう 2 名は逃走しようとした際に射殺された。プロパガンダ文書や偽造文書も所持。別件でアルカイダ関連組織の会合場所に乗り込んだ際に、降伏してきた 3 名を拘束、拳銃を所持して自爆ベストを起爆させようとした 1 名が射殺された。現場では武器や IED 製造材料を発見。
Taji で 3 日、米陸軍・第 25 歩兵師団が砲弾 20 発・AK-47 自動小銃 4 挺・信管 90 個・ロケット 6 発・対戦車地雷 3 発・手榴弾 6 発・7.62mm 弾 1,000 発・RPG・対空砲団 20 発・対戦車ロケット 5 発などを発見、破壊処分。"Operation Phantom Phoenix" の一環。
Adwaniyah で 3 日、米陸軍・第 3 歩兵師団が 3 名を拘束、武器集積所を発見。導爆線 100ft・擲弾 5 発・TNT 火薬 1/4lb・プラスチック爆薬 5lb・RPG のロケット・チューブ 2 個・迫撃砲の装薬 28 個・火薬 33 袋・正体不明の爆発物 5lb・散弾 5 個・AK-47 自動小銃 2 挺と弾倉 2 個・機関銃 2 挺・雷管 2 個・タイマー 4 個・アセトン過酸化物・爆薬を発見。翌日にも 120mm 迫撃砲弾 5 発と洗濯機用のタイマーを発見。
米陸軍・第 10 山岳師団・第 1 旅団がイラク軍とともに、Kirkuk 省北部の Rashad Valley で "Operation Chaos Thunder Strike II" を実施。"Operation Phantom Phoenix" の支作戦で、テロリストの捜索や情報収集を実施。

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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