今週の軍事関連ニュース (2008/04/11)
 

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一般ニュース

今日の小ネタ
  • 4/5 に、米中央軍 (USCENTCOM) の AOR (Area of Responsiblity) に送られた MRAP (Mine-Resistant, Ambush-Protected) の総数が 5,000 両を突破した。9 日には 5,200 両に達している。これまでは緊急性を重視して空輸していたが、米輸送軍 (USTRANSCOM) では海上輸送の比率を増やしており、3 月には海上輸送した数が空輸を上回った。将来的には全面的に海上輸送とする。なお、完成した車両に対して Space and Naval Warfare Systems Command (Charleston, SC) で官給品の組み込みを行ってから、現地に送り出しているとのこと。(USTRANSCOM 2008/4/9)
  • アメリカが主催、スペイン、トルコ、ギリシア、ポルトガル、イタリア、フランス、マルタ、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、モーリタニア、リビアが参加して、4/8-22 まで地中海で PE08 (Phoenix Express 08) 合同演習を実施中。海洋安全保障確保のための、相互運用性実現や協力関係拡大が目的。そのため、通信、MIO (Maritime Interdiction Operations)、SAR (Search and Rescue)、医療訓練、任務調整などが主な内容。米海軍からは USS Nassau (LHA-4)、USS Nashville (LPD-13)、USS John L. Hall (FFG-32)、USNS Patuxent (T-AO-201) の 4 隻が参加している。(NavNews 2008/4/9)

今日の小ネタ
  • アメリカとチリは、軍事関連の科学技術情報を共有する Master Information Exchange Agreement に調印した。6 月には双方の軍の研究所を対象とする人員交換合意に調印する予定で、夏から実際に人員の往来を始める。(AFPS 2008/4/8)
  • ミシシッピー州 Columbus AFB で特別未修パイロット訓練 (SUPT : Specialized Undergraduate Pilot Training) に使用していた T-37 Tweet が運用を終了、退役セレモニーでは 37th FTS (Flying Training Squadron) が 4 機編隊飛行を披露した。39 年間にわたり、合計 10,000 名以上のパイロット訓練生を育ててきた機体。その中でも 1969/9/25 に Columbus AFB に到着した 68-8068 は、到着の時点で累計 9.1 時間の飛行を記録していたのが、2008/3/31 には 10,351 ソーティ・16,637.6 時間の飛行を記録していた由。なお、オクラホマ州 Vance AFB とテキサス州 Laughlin AFB では、すでに 2007 年に T-37 の運用を終了しているが、テキサス州 Sheppard AFB で Euro-NATO Joint Jet Pilot Training プログラムに使用している T-37 については、今後も運用を継続する。(AFNews 2008/4/8)
  • Lockheed Martin Missiles and Fire Control 社の John Morris 氏によると、3/29 にフロリダ州 Eglin AFB で DAGR (Direct Attack Guided Rocket) の試射を実施、2.5-3km 先のターゲットに向けて発射して、ターゲットから 1m 以内の範囲に着弾した由。2.75in ロケット弾にセミアクティブ レーザー誘導のシーカーを追加したもので、米陸軍 TRADOC (Army Training and Doctrine Command) の Mark Hayes 大佐によると「技術的にはおおむね熟成できているが、完成させるまでには、まだ仕事がたくさん残っている」とのこと。(DefenseNews 2008/4/8)
  • デンマーク国防省は 8 日、アフガニスタンの ISAF に兵員とヘリコプターを増派すると発表した。現時点では 550 名をアフガニスタン南部の Helmand 省に派遣しており、3/31 に戦死した 1 名を含めて累計 14 名の犠牲者を出している。(DefenseNews 2008/4/8)
  • コロラド州 Colorado Springs で開催した 24 回目の National Space Symposium で、Wayne Allard 上院議員 (R-Colo.) は「あらゆる種類の脅威に備えて、予定外の場所からミサイル攻撃を受けても対処できるように、次世代の弾道ミサイル迎撃用ミサイルは宇宙空間に配備するべきである」と発言。(DefenseNews 2008/4/8)
  • 米空軍では、GBS (Global Broadcast Service) を ESC (Electronic Systems Command) 麾下の施設に集約、GIG (Global Information Grid) とのインテグレーションに備える計画だが、この案件に対して米 Raytheon 社が、米 Harris 社・米 HP 社と合同チームを編成して応札することになった。(DefenseNews 2008/4/8)
  • 2006 年に Indo-German Defence Cooperation Agreement に調印したインドとドイツが、4/7-8 にかけて、初めての両国海軍による合同演習をインド近海で実施した。ドイツ海軍からは FGS Hamburg、FGS Koln、FGS Berlin の 3 隻 (人員 700 名) が Michael Budde 大佐の指揮下で参加、インド海軍からは INS Tir と INS Krishna の 2 隻、それとヘリコプターなど (人員 300 名) が参加。そのドイツ、インド海軍が 40 億ドルで潜水艦 6 隻の調達を計画している件に対して、技術移転や共同開発を提案しながら売り込みをかけているところ。(DefenseNews 2008/4/8)
  • 米陸軍は、BAE Systems 社に対して CMWS (Common Missile Warning System) を 14 億ドルで発注、1,710 セットを取得してイラク・アフガニスタンに派遣しているヘリコプターに装備している。これは 4 基の紫外線センサーを使ってミサイルの排気炎を探知するものだが、さらに UH-60 と AH-64 に対して 5 基目のセンサーを追加する話を進めているところ。これも BAE Systems 社 (Nashua, NH) 製で、重量 5lb。(DefenseNews 2008/4/8)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/8)
  • EU (European Union) 加盟各国の運輸相は、Galileo Implementation Regulation に対する支持を表明した。これは、Galileo 衛星航法システムを実現するために必要となる予算やプロジェクト管理体制を実現する際の、法的基盤となるもの。この衛星航法システム (European GNSS) 計画に対しては、2007-2013 年にかけて合計 34 億ユーロの支出を予定している。正確には、地上局と衛星のトランスポンダーの組み合わせから発信するシグナルを管理する EGNOS と、軌道上に打ち上げる衛星本体と地上局のネットワークで構成する Galileo の組み合わせ。(Slovenian Presidency of the European Union)
  • ラトビアが、関係 15 ヶ国による CoM MoU (Cabinet of Ministers (CoM) Regulation On Memorandum of Understanding on Strategic Airlift Capabilities) への調印により、SAC (Strategic Airlift Capabilities) にフル メンバーとして加わることになった。このため、FY2008 の国防予算で 372 万ラトの予算を計上してあるが、実際には 656,962 ラトを上積みして、4,377,506 ラトまで増額する。(Latvian MoD)
今日の小ネタ
  • Condoleezza Rice 米国務長官は、チェコとの間で MD 用レーダーの配備に関する合意について、5 月に調印できるだろうという見通しを示した。(AFP/DefenseNews 2008/4/7)
  • イスラエル国防軍は 6 日、5 日間にわたる演習 "Turning Point" を開始した。人口密集地帯へのミサイル攻撃や、非通常兵器による攻撃を想定した内容。7 日には、シリア・レバノン・Gaza Strip からの同時攻撃を想定して、国家首脳による意志決定と対処に関する演練を実施。学校では、BC 兵器による攻撃を想定した避難訓練を実施。(AFP/DefenseNews 2008/4/7)
  • 台湾は、昨年に要請したが頓挫している F-16C/D×66 機の調達案件について、アメリカが 5 月にも輸出を承認するだろう、という見通しを示した。実現すれば総額 33 億ドル、2001 年以降では最大規模の商談になる。台湾では「台湾」名での国連加盟の是非を問う国民投票を 3 月に実施、これに対しては「中国を刺激する」としてアメリカがオカンムリだったが、投票の結果、これは否決されている。(DefenseNews 2008/4/7)
  • USS George Washington (CVN-73) が、4/7 にヴァージニア州 Norfolk を出航、横須賀に向かった。艦長は Dave Dykhoff 大佐、乗組員 3,200 名。CVW-17 が乗艦しているほか、USS Kauffman (FFG-59) と USS Farragut (DDG-99) が随伴している。まず 2 ヶ月にわたって米南方軍 (USSOUTHCOM (U.S. Southern Command) の AOF (Area of Focus) で Partnership of the Americas に参加した後、2 隻の随伴艦は現地にとどまって Partnership of the Americas を継続する 6 ヶ月間のデプロイメントを実施、CVW-17 はアメリカ本土に戻る。そして空母は日本に向かい、8 月に横須賀到着の予定。(NavNews 2008/4/7)
  • 4/3 に、USS Hopper (DDG-70)、USS Port Royal (CG-73)、USS Ingraham (FFG-61) の 3 隻が、「乗組員の休養目的で」タイの Phuket Island に寄港した。(NavNews 2008/4/7)
  • 4/4 に南西アジア某所の飛行場で、着陸した米空軍の B-1B Lancer 爆撃機から火災が発生、乗員は脱出した。火災の原因については調査中。(AFNews 2008/4/4)
  • 米空軍は 4/1 に、NNSA (National Nuclear Security Administration) 向けの Developmental Joint Test Assembly を備える Mk.21 再突入体を装備した Minuteman III ICBM を、カリフォルニア州の Vandenberg AFB から発射。ミサイルは 4,200 マイルを飛翔して、Marshall Islands の Reagan Test Site に着弾した。もちろん本物の核弾頭は装備しておらず、信頼性・精度・性能を検証するのが目的。(AFNews 2008/4/4)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/4/9)
  • Boeing Co. (Anaheim, CA) は米空軍から、FAB-T (Family of Advanced Beyond-Line-of-Sight Terminal) Increment 1 の Strategic Networks を対象とする、ECP (Engineering Change Proposal) 0035 の適用に関する修正契約を $24,960,000 で受注した。Hanscom AFB, MA (F19628-02-C-0048/P00141)
  • Northrop Grumman Systems Corp., Integrated System Sector (El Segundo, CA) は米空軍から、T-38 用のウィング アセンブリー×33 セットとギアボックス×15 セットに関する修正契約を、$22,300,005 で受注した。Hill AFB, UT (FA8218-07-C-0009/P00003)
  • General Electric Co., Aircraft Engines (Cincinnati, OH) は米空軍から、米空軍向けのノズル フラップ×3,212 ユニットと FMS (Foreign Military Sales) 経由で輸出するノズル フラップ×250 ユニットに関する修正契約を、$7,751,279 で受注した。F-16 に搭載する F110 エンジン用。Tinker AFB, OK (FA8104-05-G-0003-0158)
  • Honeywell International Inc. (Clearwater, FL) は米空軍から、Advanced Ballistic Missile Technologies Program の SRBA (Strategic Resonating Beam Accelero-meter) Stage 3 を対象とする、第 5 次オプション契約の行使分を $7,598,610 で受注した。BAA (Broad Agency Announcement) VS-05-01 による。Kirtland AFB, NM (FA9453-05-C-0241 P00019)
  • Bertucci Industrial Services, LLC (Kenner, LA) は米陸軍から、ルイジアナ州の Grand Isle/Jefferson Parish で実施するハリケーン対策と、Hurricane Katrina の被災復旧工事を、$12,497,052 で受注した。Army Corps of Engineers, New Orleans, LA (W912P8-08-C-0045)
  • Raytheon, Netcentric Systems (Fort Wayne, IN) は米陸軍から、AFATDS (Advanced Field Artillery Tactical Data System) の Ver.3 と Ver.3+ を開発する作業を、$12,160,993 で受注した。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (DAAB07-99-C-E003)
  • MaxFour-Weitz JV (Englewood, CO) は米陸軍から、ミズーリ州 Fort Leonard Wood に child development center を建設する工事を、$6,586,176 で受注した。Army Corps of Engineers, Kansas City, MO (W912DQ-07-D-0031)
  • BAE Systems (York, PA) は米陸軍から、消火装置改修キットを $6,300,000 で受注した。Army TACOM, Warren, MI (W56HZV-05-G-0005)
  • Outdoor Venture Corp. (Stearns, KY) は米国防兵站局 (DLA) から、陸海空軍・海兵隊向けのテント機材を $35,816,675.00 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-08-D-1061)
  • Shamrock Foods Co. (Commerce City, CO) は米国防兵站局 (DLA) から、陸軍・空軍・海兵隊向けの給養業務を $7,660,000 (maximum) で受注した。実施場所はニューメキシコ州 Albuquerque。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM300-08-D-3220)
  • Solpac Construction, (dba Soltek Pacific Inc., San Diego, CA) は米海軍から、MCB (Marine Corps Base) Camp Pendleton のエリア 33 に、フィットネス センターを建設する工事を $6,126,200 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N62473-08-D-8609/#0002)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/9)
  • 米 Lockheed Martin Aeronautics 社は、先日に米国防総省がまとめた最新版の SAR (Selected Acquisition Reports) が F-35 計画について、30 年分の調達経費予測額を 2,998 億ドルから 2,988 億ドルに、10 億ドル (正確には 9 億 8,100 万ドル、0.3% にあたる) 引き下げたのを受けてプレスリリースを発行。これは原材料費の低減に加えて、同社と副契約社によるサポート経費の見直しによるものだと説明した。「F-35 計画では取得性 (affordability) を重視しているので、政府とメーカーはこの目標を達成するために、日々、コスト管理の努力を図っている」というのが同社の言い分。現在、CTOL 型初号機の飛行試験回数は 40 回に達しており、試験用機×19 機が製造中か完成済み、さらに CTOL 型の量産機×2 機の製造に着手したところ。(Lockheed Martin Aeronautics)
  • 米 Lockheed Martin Aeronautics 社は三菱重工から、F-2 支援戦闘機×8 機分のコンポーネントを総額 2 億 5,000 万ドルで受注したと発表した。Lockheed Martin Aeronautics が手がけているのは、後部胴体、主翼前縁フラップ、左舷側主翼ウィング ボックスのうち 80% ほど、兵装管制システムやその他のアビオニクスとアビオニクス支援機材。累計受注は 94 機分で、そのうち 83 機分を納入済み。10 年目の受注分までは完納しており、2007 年 12 月から 11 年目の受注分を製造しているところ。今回は 12 年目の発注で、これが最後となる。F-2 自体は FY2008 初頭の時点で 76 機を航空自衛隊にデリバリー済み。同社は三菱重工とともに、F-2 の生産が完了した後のメーカー側の関与について規定する作業を進めているところ。(Lockheed Martin Aeronautics)
  • EADS 社は、同社幹部のインサイダー疑惑に関連して証券取引監視当局 (AMF : Autorite des Marches Financiers) がまとめた調査報告書がリークされて報道関連の Web サイトに載った件について、「まだ我が社が受け取っていないものが公になった」として抗議声明を出した。(EADS)
  • ベルギーの Antwerp で 8 日、オランダ海軍の M 型フリゲート・HMNLS Willem van der Zaan をベルギー海軍に引き渡すセレモニーが開催された。オランダからは Jack de Vries 国務大臣が、ベルギーからは Paola 王妃が出席して、新艦名 "Louise Marie" を命名する際のスポンサーを務めた。1 年ほど前に同型艦でネームシップの HNLMS Karel Doorman を引き渡しているので、今回が 2 隻目。なお、M 型フリゲートはこれ以外にチリとポルトガルに 2 隻ずつ引き渡しており、オランダ海軍に残るのは 2 隻のみとなった。もともと対潜・防空任務のフリゲートとして 8 隻を整備したが、オランダ海軍は冷戦終結後に沿岸戦にフォーカスすることになり、新たに導入する小型のコルベットと入れ替わりに同級の売却を決定したもの。(Dutch MoD)
  • アメリカの業界団体・AIA (Aerospace Industries Association) は、先日に米 GAO (Government Accountability Office) が国防総省の装備調達についてまとめた報告書の中で「システム開発開始後に要求仕様を変更したプログラムが全体の 63%、それらのコスト上昇率は 72% で、仕様変更がなかったプログラムの上昇率・11% を大幅に上回る」とした点についての抗議声明を出した。AIA は、厳しい競争にさらされているためにコスト見積もりを抑える傾向があるのが上昇の原因であると主張。さらに、予見しやすい技術的な複雑さだけでなく、開発期間が長期にわたり、その間に仕様変更が発生するのだとした。そして、アメリカの兵器は世界でも最良だし、国防総省はさまざまなコスト上昇抑制施策をとっている、メーカー側もそれに協力している、と主張。(AIA)
  • アフガニスタンの Helmand 省に展開している英陸軍部隊が、新型の 4x4 パトロール車両・Jackal の運用を開始した。まず 100 両、最終的には後方での訓練用も含めて 200 両を調達する。現在は Land Rover をベースとする WMIK (Weapons Mounted Installation Kit) を使用しているが、それと比べると大幅な能力向上を図れるとしている。Jackal は 5.9 リッターのエンジンを持ち、最高速度はオフロードで 80km/h、オンロードで 130km/h、航続性能を高めたほか、走破可能な地形の範囲も拡大した。空気バネを採用しているので、荒れた土地での乗り心地を改善でき、さらに射撃の際に安定性を増しているという説明。大きく・重くなったので障害物の排除が容易になり、乗員の視界も拡大したとのこと。兵装は、12.7mm 機関銃、Heckler & Koch 製の 40mm 擲弾発射機、7.62mm 機関銃 GPMG (General Purpose Machine Gun) の組み合わせ。Bowman 通信システムの搭載準備も実施済み。ただし、装甲防禦をそれなりに施してはいるものの、基本的には速度と機動性に頼って身を護ることになっている。主要諸元は以下の通り。
    • 乗員 : 2+1
    • 全長 : 5.39m
    • 全幅 : 2.00m
    • 全高 : 1.97m (兵装抜き)
    • 重量 : 6,650kg
    • エンジン : Cummins ISBe Euro3 (5.9L)
    (MoD UK)
  • 米 Boeing 社は 7 日、英空軍向け C-17A Globemaster III の 5 号機 (S/N ZZ175) を Oxfordshire の RAF Brize Norton に向けて送り出した。2 月にカリフォルニア州 Long Beach の同社工場で完成した後、テキサス州 San Antonio の同社工場で追加の改修作業を行っていたもの。配備先は他の機体と同じ No.99 Sqn.。ただし 1-4 号機はリースから購入に切り替えたものなので、最初から「英空軍のもの」となったのは今回の 5 号機が最初。既存の 4 機のうち 3 機が常に出払っているほど多忙なので、5 号機が加わったのは朗報。さらに今年半ばに 6 号機が加わることで、既存機の負担軽減が見込まれる。RAF Brize Norton には C-17A に加えて A330 MRTT や A400M も配備するが、C-130J については Wiltshire の RAF Lyneham に移駐することになっている。(MoD UK)
  • 米 General Dynamics C4 Systems 社傘下の General Dynamics SATCOM Technologies 社は、米陸軍 CECOM (Army Communications-Electronics Command, Fort Monmouth, NJ) から、WIN-T (Warfighter Information Network-Tactical) Increment 1 に対応する衛星通信地上局機材・STT (Satellite Transportable Terminal)×299 セット、UHST (Unit Hub SATCOM Truck)×2 セット、Ka バンド対応のアップグレード改修キット、スペアパーツ類を、総額 1 億 900 万ドルで受注した。次世代型 STT は Ku/Ka バンド対応、次世代型 UHST は Ka バンドか Ku バンドに対応するほか、モデム機能を強化している。いずれも既存の機材とは相互運用性がある。これらの端末機器は、CSTP (Commercial Satellite Terminal Program) の下、WWSS (World-Wide Satellite Systems) 契約として発注している。(GD)
  • AgustaWestland 社は、日本に地域事業本部 (regional HQ) を開設した。セレモニーには以下の面々が出席している (敬称略)。
    • Giorgio Zappa (Finmeccanica 社 COO)
    • Giuseppe Orsi (AgustaWestland 社 CEO)
    • Mario Bova (駐日イタリア大使)
    • Sir Graham Fry (駐日イギリス大使)
    これは、日本において同社製品の受注が増加している状況を受けたもの。パートナー企業としては、川崎重工、三井物産エアロスペース、丸紅、海外アビオテック、兼松がいる。海上自衛隊向けの MCH-101×11 機と CH-101×3 機については川重がライセンス生産中。さらに警視庁から AW101、海上保安庁から AW139、警察庁から A109 Power の受注を得ている。(AgustaWestland)
  • 米 Boeing 社と同社のパートナー企業は、TSAT (Transformational Satellite Communications System) で使用する電子機器のデモンストーションを成功裏に実施した。 ASIC (Application Specific Integrated Circuit) については Texas A&M 大学で、機能・処理速度・衛星搭載のための適合性を検証する作業を 2007 年末に完了している。TSAT 用の ASIC は IBM 社の第 4 世代製品で、Boeing 社の衛星移動体通信システムで 2001 年に初お目見えしたもの。2007/7/30 に TSAT に関する提案を空軍向けに実施した "TEAM TSAT" のメンバーは、Cisco Systems、Hughes、IBM、Harris、Ball Aerospace & Technologies、LGS Innovations、Raytheon、General Dynamics C4 Systems、L-3 Communications、BBN Technologies、EMS Technologies、SAIC、Innovative Communications Engineering の各社。TSAT 計画の勝者発表は今年の末に予定されている。(Boeing)
  • Thales UK 社は SOFEX 2008 展示会で、Seabird Aviation 社と共同開発した小型・軽量の合成開口レーダー (SAR : Synthetic Aperture Radar)、I-Master を出展した。Seabird 社の SB7L-360 Seeker に搭載して、航空監視関連の市場に売り出すつもりのもの。SB7L を使った飛行試験は 2007 年 8 月から 2008 年 2 月にかけて実施、3 月からはプラットフォームを Cessna 406 に変更して続きを行っている。I-Master には SAR に加えて GMTI (Ground Moving Target Indicator) の機能があり、地上の建物や車両に関する高解像度のレーダー画像を得られる。I-Master は単体で機能させることも、他のレーダーやシステムと組み合わせて機能させることもできる。重量は 30kg 未満で、UAV やヘリコプター、小型の固定翼機、ティルトローター機など、さまざまなプラットフォームに搭載可能。UAV に搭載する際には、既存の電子工学 (EO : Electro-Optic) ペイロードと入れ替えられるようにマウント共通化などの配慮を取り入れた設計で、交換は数分間で可能。(Thales)
  • 米 Spartan Motors 社傘下の Spartan Chassis 社は、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) のシャシーを 4,500 万ドルで追加受注した。内訳は、Force Protection 社向けが 184 両分、General Dynamics Land Systems 社向けが 180 両分。(Spartan Chassis)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/4/8)
  • Kinder Morgan Liquids Terminals LLC. (Orange, CA) は米国防兵站局 (DLA) から、海軍向けのタービン燃料油と航空燃料油を $32,000,000 (maximum) で受注した。調達・保存・供給まで担当する。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-C-5808)
  • British Aerospace Systems & Armaments, L.P., Armament Systems Division (Minneapolis, MN) は米海軍から、FY2008 分の Mk.14 mod.2 キャニスターに関する修正契約を $31,610,052 で受注した。梱包、ハンドリング、保管、輸送、Reconfigurable Coding Plug Assembly を含む。Mk.41 VLS (Vertical Launching System) で使用するミサイル格納用キャニスターで、Arleigh Burke 級イージス駆逐艦と Ticonderoga 級イージス巡洋艦で使用する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington DC (N00024-04-C-5464)
  • Angel Staffing, Inc. (San Antonio, TX) は米空軍から、テキサス州 Lackland AFB の Willford Hall Medical Center を対象とする看護婦 (RNs, LVNs, CNA's) の派遣業務を $13,274,805 で受注した。派遣人数は 247 名を見込む。Lackland AFB, TX (FA3047-08-D0012)
  • Terma North America Inc. (Warner Robins, GA) は米空軍から、AN/ALG-213 用のコンポーネンツを $8,369,746 で受注した。米空軍向けと FMS (Foreign Military Sales) 向けで構成する。Combat Sustainment Group, Robins AFB, GA (FA8540-08-D-0003)
  • Raytheon Co., Integrated Defense Co. (Bedford, MA) は米陸軍から、Patriot 地対空ミサイルを対象とする FY2008 分のエンジニアリング サービス業務 134,472 時間分を、$17,503,997 で受注した。作業場所は、Tewksbury, MA (72.65%)、Andover, MA. (12.73%)、Huntsville, AL. (7.87%)、Burlington, MA. (4.49%)、El Paso, TX. (2.06%)、Norfolk, VA (0.20%)。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-04-C-0020)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/8)
  • カナダは米 Boeing 社に対して、CH-47 Chinook MHLH (Medium-to-Heavy Lift Helicopter)×16 機の調達に関する RfP をリリースした。機体に加えて、20 年分のサポート業務 (ISS : In-Service Support)、さらにそれを延長するオプション契約を設定する。カナダ国防軍はアフガニスタン派遣部隊向けに輸送用のヘリコプターを必要としているが、今回の CH-47 の調達はそれとは別件として、長期的な視野に立ってカナダ軍の装備見直しを図る一環として調達するもの、という位置付け。まず 2006 年 7 月にカナダ政府の電子公告システム・ACAN (Advance Contract Award Notice) で輸送ヘリの調達について告示しているが、要求仕様に合致する機体は CH-47 しか存在しないとしている。そのため、RfP の送付先は Boeing 社のみ。戦時に中隊規模の部隊を敵地に投入できるほか、本国で災害派遣などに利用する用途も想定している。2008 年秋に契約して、それから 36 ヶ月でカナダ仕様の機体を進空、試験・評価を経て 60 ヶ月以内にデリバリー開始、というスケジュール。なお、オフセット率 100% を要求している。(Canadian Ministry of Public Works and Government Services)
  • ポルトガルの Nuno Severiano Teixeira 国防相とウルグアイの Jose Bayardi 国防相は、4/8 にポルトガルの Lisbon Naval Base でポルトガル海軍の Joao Belo 級フリゲート×2 隻をウルグアイに売却する件について、引渡文書に調印。いずれもフランスで建造された Commandant Riviere 級で、艦名は Comandante Joao Belo と Comandante Sacadura Cabral。1 ヶ月後に現地に向かい、艦名については ROU01 "Uruguay" と ROU02 "Comandante Pedro Campbel" に改める。両艦は過去 40 年間にわたってポルトガル海軍で運用しており、NATO の大西洋即応部隊 (STANAVFORLANT) に参加したり、自国、あるいは多国籍の作戦に参加したり、士官候補生の遠洋航海に参加したりした。(Portuguese MoD)
  • 米 ATK (Alliant TechSystems) 社は米陸軍の Army Sustainment Command (Rock Island, IL) から、小火器用弾薬と Lake City Army Ammunition plant の近代化を、合計 4 億 1,560 万ドルで受注しているが、同社が FY2008 にデリバリーする弾薬は 14 億発、FY2009 にも同程度のデリバリーを見込んでいるとのこと。同社は陸軍の Lake City Army Ammunition plant で、5.56mm、7.62mm、12.7mm、20mm の銃弾を製造している。もともと第二次世界大戦の頃からある工場で、設備改良によって年産 16 億発の体制に強化する。(ATK)
  • 米 SAIC (Science Applications International Corp.) は、米国防情報局 (DIA : Defense Intelligence Agency) から 2007 年 12 月に、SIA (Solutions for Intelligence Analysis) のサポート契約を受注していたことを明らかにした。すべてのタスク オーダーが実現すると、5 年間・10 億ドルの案件となる。SAIC が担当するのは、DIA が分析作業を行うために必要とされる情報の提供で、文化、麻薬、伝染病など、さまざまな分野を対象とする。(SAIC)
  • 米 Harries 社は米海兵隊から、携帯式/車載式無線機・AN/PRC-152 Falcon III を 9,670 万ドルで受注した。海兵隊は以前に、総額 27 億ドルで CISCHR (Consolidated Interim Single Channel Handheld Radio) を調達する件 (THR : Tactical Handheld Radio) について発表しており、その一環。担当部門は JPO (Joint Program Executive Office) for the JTRS (Joint Tactical Radio System)。AN/PRC-152 Falcon III は 35,000 台あまりの実績があるマルチバンド・マルチミッション無線機で、JTRS・SINCGARS・UHF 見通し線内通信・CAS (Close Air Support)・戦術衛星通信・プログラマブル暗号化といった機能を備える。なお、車載型は AN/VRC-110。(Harris)
  • 米 Boeing 社は、米軍特殊作戦部隊が 4 月末に RfP をリリースする予定の SOFSA (Special Operations Forces Support Activity) 案件に対して、米 CSC (Computer Sciences Corp.) と組んで応札すると発表した。総額で数十億ドル規模の案件となる見込み。SOFSA とは、ケンタッキー州 Lexington を拠点として、全世界に展開する米特殊作戦軍団 (USSOCOM : U.S. Special Operations Command) を対象とする兵站支援業務を実施する案件。Boeing 社は過去に似たような案件として、以下のものを手がけている。
    • Flexible Acquisition and Sustainment Tool
    • Integrated Weapon System Support
    • FCS (Future Combat System)
    • GSP (C-17 Globemaster III Sustainment Partnership)
    一方、CSC が過去に手がけてきた案件には以下のものがある。
    • Logistics Modernization Program
    • Expeditionary Combat Support System
    • Land Warrior Consortium のマネージメント
    (Boeing)
  • 米 Northrop Grumman 社は、F-35 Lightning II の機体部品製造を手がけるセカンドソース サプライヤーに対して、必要となる複合材料製品製造技術のトレーニングを実施中。対象となっているのはデンマークの Terma 社とトルコの TAI (Turkish Aerospace Industries) 社。Advanced Composites Center (El Segundo, CA) に両社から合計 2 ダースほどの人員が、4-5 月にかけて滞在する。3,000 機超の製造を予定している F-35 のうち 25% は同盟国による調達であり、その見返りとして製造の分担を実施することになっている。TAI はすでに、2007 年 12 月に複合材料製アクセス ドアなどの製造を受注済み。低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 機が対象で、Northrop Grumman が担当している中央部胴体を中心として、TAI が製造したパーツを組み込むことになっている。(Northrop Grumman )
  • 米陸軍・第 4 歩兵師団・第 4 戦闘航空旅団・第 2 支援航空大隊・B 中隊 (Bravo Company, 2nd General Support Aviation Battalion, 4th Combat Aviation Brigade, 4th Infantry Division, Fort Hood, TX) に、CH-47F の配備が始まった。CH-47F は 2007 年 7 月に戦闘任務参加の承認を得ており、今回が 2 個目の部隊配備。戦闘任務参加承認から現在までに 1,000 時間のフライトを記録しており、NVG (Night Vision Goggle) を装備した夜間の航空強襲、戦闘補給、輸送などの任務を訓練しているところ。CH-47F の製造拠点は Boeing 社 Rotorcraft Systems 部門 (Ridley Township, PA)、Rockwell Collins 製の CAAS (Common Avionics Architecture System)、BAE Systems 製の DAFCS (Digital Advanced Flight Control System)、デジタル マップ ディスプレイ、DTS (Data Transfer System)、生存性改善のための CMWS (Common Missile Warning System) と Improved Countermeasure Dispenser System を装備、エンジンは Honeywell 社製で出力 4,733HP、最高速度 175mph、搭載量 21,000lb。Robertson Aviation Extended Range Fuel System により行動半径 400nm を実現。(Boeing)
  • 米 Bell Helicopter 社はリスク共有パートナーの Honeywell International・Goodrich Corp. とともに、米陸軍 AATD (Aviation Applied Technology Directorate) 向けに CBM (Condition Based Maintenance) テクノロジーの導入を推進中。これは、機体の自己診断 (diagnostic)・予兆 (prognostic)・システム状況評価 (system health assessment) により、CBM ベースの整備手法と OSST (Operations Support and Sustainment Technology) で設定した目標の実現を図るもの。機体に取り付けたセンサーから得た情報に基づいて状況を判断して、それによって整備作業を行い、整備業務の効率化と稼働率の改善を図るのが狙い。そのために、腐食検知や電子機器の動作に関する予兆把握といった技術を開発している。このプログラムは 2010 年に完了予定。(Bell Helicopter)
  • 米 GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems, Inc.) は、米陸軍向けの UAS (Unmanned Air System)・I-GNAT ER/Sky Warrior Alpha が、累計 10,000 時間のフライトを記録したと発表した。契約受注から 6 ヶ月後の 2004 年 3 月にベースモデルの I-Gnat ER がイラク・アフガニスタンへの展開を開始、これまでに 15 機まで増勢して累計飛行時間 52,000 時間を記録。さらに 2006 年、衛星通信による見通し線圏外の通信機能と AGM-114 の運用能力を追加した Sky Warrior Alpha が加わり、累計 10,000 飛行時間を記録した。(General Atomics Aeronautical Systems, Inc.)
  • 仏 Safran Group は中国の航空産業界におけるプレゼンスを強化するため、CFM56-5B/-7B を手がける Snecma Suzhou Co. Ltd. と、降着装置を手がける Messier-Dowty Suzhou Co. Ltd. の 2 社を新設。いずれも所在は上海から 80km ほど離れた Suzhou industrial park。続いて 4/10 には、Snecma と AVIC I (Guizhou Xinyi Machinery Factory) が共同設立する鋳造品メーカー、Snecma Xinyi Airfoil Castings Co. Ltd. が発足する。こちらは CFM56-2/-3/-5A/-5C/-7B のタービン部で使用するパーツを製造する。(Safran)
  • 米 Rockwell Collins 社は、UAV 向けに航法・飛行制御機材を製造している Athena Technologies, Inc. の買収を完了した。今後は同社 Government Systems 部門の下で事業を継続する。(Rockwell Collins)
  • EADS Astrium 社は、University of Surrey からスピンアウトして小型衛星を手がけている SSTL (Surrey Satellite Technology Limited) との間で、買収合意がまとまったと発表した。University of Surrey が株式の 80% を保有しているため、それを買い取って傘下に収める。ただし、今後も SSTL は独立した企業体として事業を継続する (EADS Astrium の一部門にはならない、という意味)。(Surrey Satellite Technology)
  • デンマーク軍の指揮管制システム・DSCCIS (Command and Control System) に関する契約を FMT (Danish Defence Acquisition and Logistics Organization) が打ち切ったため、この件を担当していた Saab Denmark A/S は、Copenhagen の事業所にいる従業員との間で、人員削減に関する協議を始めた。3 週間以内に決着する見込みで、60 名の削減になる。(Saab)
  • 加 CAE 社は、FY2008 (2007/4/1-2008/3/31) の業績をまとめた。防衛分野の累計受注額は 7 億 3,000 万カナダドル、そのうち新規受注が 8,000 万カナダドル。3 月にアメリカの海軍・陸軍・沿岸警備隊などから受注があった。米海軍からは MH-60S 用の OFT (Operational Flight Trainer) と WTT (Weapons Tactics Trainer) を、米沿岸警備隊からは CAE の C-130 Tampa Training Center で搭乗員と整備要員の訓練を受注した。韓国の KAI 社からは、韓国海軍の P-3C 訓練システムを開発するための支援契約を受注した。NATO Airborne Early Warning and Control Force からは、ドイツにある E-3A Sentry AWACS シミュレータのアップグレードを受注している。(CAE)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/4/7)
  • Shaw Environmental & Infrastructure, Inc. (Metairie, LA) は米陸軍から、ルイジアナ州 New Orleans の港内水路 (inner harbor navigation canal) で実施するハリケーン対策工事を、$695,489,766 で受注した。Army Corps of Engineers, New Orleans, LA (W912P8-08-C-0038)
  • J.E. Dunn Construction (Kansas City, MO) は米陸軍から、カンザス州 Fort Leavenworth に矯正施設 (regional correctional facility) を建設する工事を、$84,410,547 で受注した。Army Corps of Engineers, Kansas City, MO (W912DQ-06-C-0049)
  • Caterpillar, Inc. (Peoria, IL) は米陸軍から、同社製建設機材を対象とする SLEP (Service Life Extension Program) を $20,000,000 で受注した。国内外の同社ディーラーによって実施する。TACOM, Warren, MI (DAAE07-01-D-T030)
  • BAE Systems Land & Armaments, Inc. (Butler, PA) は米陸軍から、車両用の緊急脱出装置 (vehicle emergency egress item)×3 セットを $12,569,100 で受注した。TACOM LCMC, Warren, MI (W56HZV-08-C-0353)
  • Kinsley Construction, Inc. (York, PA) は米陸軍から、ペンシルバニア州 New Cumberland で Defense Distribution Supply Center のメンテナンス施設に建物を増築する工事を、$7,719,000 で受注した。Army Corps of Engineers, Baltimore District, Baltimore, MD (W912DR-08-C-0008)
  • Stewart & Stevenson Tactical Vehicle Systems Limited Partnership (Sealy, TX) は米陸軍から、5t 級貨物トラック・MTV (Medium Tactical Vehicle)×38 両を $6,096,214 で受注した。Army TACOM-Warren, MI (DAAE07-03-C-S023)
  • TREMCO, Inc. (Beechwood, OH) は米陸軍から、Rock Island Arsenal (Rock Island, IL) にある Building 299 を対象とする屋根交換工事を、$5,987,103 で受注した。Army TACOM LCMC, Rock Island, IL (GS-07F-8798D)
  • Raytheon Co. (Tucson, AZ) は米海軍から、UAE (United Arab Emirates) 向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で輸出する ESSM (Evolved Sea Sparrow Missile) 一式を $245,482,302 で受注した。内訳は、ESSM×307 発、輸送用コンテナ×163、スペアパーツ。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-07-C-5431)
  • Boeing Co. (Jacksonville, FL) は米海軍から、CNRFC (Commander, Naval Reserve Forces Command, New Orleans, LA) 向けに実施する F/A-18 関連のサポート業務を $14,940,700 で受注した。デポ整備を含む全レベルのメンテナンス作業、緊急補修、機体の改修、エンジニアリング、兵站支援、プログラム管理支援、テクニカル アドバイザー業務、関連する資材・サービスの提供、といった内容。1 年単位のオプション契約 2 件を設定。Fleet Industrial Supply Center, Norfolk, Philadelphia Office (N00189-08-D-Z028)
  • Sound & Sea Technology, Inc. (Lynnwood, WA) は米海軍から、NFESC (Naval Facilities Engineering Service Center)・Ocean Facilities Department (Port Hueneme, CA) を対象として実施する、エンジニアリング/テクニカル サービス業務のオプション契約分を $5,849,090 で受注した。オプション契約行使後の累計受注額は、$28,571,647。NFESC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, Specialty Center Contracts Core, Port Hueneme, CA (N62473-06-D-3005)
  • Husky Marketing and Supply Co. (Lima, OH) は米国防兵站局 (DLA) から、航空燃料油を $64,361,472 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SPO600-08-D-0469)
  • Composite Engineering, Inc. (Sacramento, CA) は米空軍から、AFSAT (Air Force Subscale Aerial Target) のロット 5 を対象とするオプション契約を $5,692,990 で受注した。Air Force Budget Appropriation 3010 による支出。Eglin AFB, FL (FA8675-07-C-0280/P00013)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/7)
  • 米 Pratt & Whitney 社は、テネシー州 Arnold AFB の AEDC (Arnold Engineering Development Center) で実施していた STOVL 型 F135 エンジンの試運転について、飛行承認を得るために必要とされる、すべての高度域を対象とする試運転を完了したと発表した。SDD (System Development and Demonstration) プログラムの下で累計 130 時間にわたり、さまざまな高度域の条件を再現して性能・運用性・アフターバーナーの能力・エンジンの操作性を試すことで、問題がないかどうかを検証したもの。また、海面高度での性能試験や信頼性・耐久性に関する試験も済ませた。搭載機となる STOVL 型 F-35 Lightning II の方は、5 月に "up-and-away" モードでの初飛行を予定している。CTOL 型 F-35 の方はこれまでに 40 回・48 時間の飛行試験をこなしている。F135 プログラムの SDD フェーズ全体では、これまでに 9,500 時間の試運転を実施した。(P&W)
  • 米 Boeing 社はスウェーデン空軍とともに、C-130 を対象とする AMP (Avionics Modernization Program) の作業を進めているところ。最近、スウェーデン側でプロジェクト マネージャを務めている Fredrik Edh 氏が率いるチームが、テキサス州 San Antonio とカリフォルニア州 Long Beach の Boeing 社を訪問、作業の進捗を視察した。2006 年 8 月に 1,980 万ドルで EMD (engineering manufacturing development) を受注しているもので、今年 9 月に試改修機が San Antonio に到着する予定。現時点の契約はこれだけで、量産改修 6 機分については、まだ計画段階となっている。スウェーデン空軍が C-130 を導入したのは 1965 年、AMP 改修に乗り出した海外カスタマーとしては初めての事例となる。(Boeing)
  • ドイツ軍の調達部門・BWB (Federal Office for Defence Technology and Procurement) は、アフガニスタン派遣に備えた Immediate Operational Requirement として、6x6 装輪 AFV・Fuchs TPz×21 両を対象とする装甲強化改修を進めているところ。IED (Improvised Explosive Device) 対策が目的。担当メーカーは Kassel の独 Rheinmetall 社で、3/20 に改修 1 号車が完成、6 月までに残り 20 両も出揃う予定。1970 年代に開発した Fuchs は、もともと兵員輸送用として開発した装甲車で、後に NBC 偵察・電子戦・通信/指揮・救急といった派生型が登場している。累計調達数は 1,000 両以上。以前にも Fuchs TPz×124 両に対して、装甲防御・人間工学・ペイロードといった分野の改良を実施している。今後の改良計画として、IED ジャマーや遠隔操作式ウェポン ステーションの追加装備があり、開発作業を進めているところ。(BWB)
  • Frost & Sullivan は、砲塔形式のウェポン システムに関する市場予測レポート "European Turret Mounted Weapons Market in the Next Ten Years (2007-2016)" をまとめた。2007-2016 年の 10 年間で、市場規模は 153 億ドルを見込む。イラクやアフガニスタンにおける戦訓により、特に不正規戦の分野で生存性と機動性の改善を両立できる新技術が求められており、それに対する回答として、軽量で優れた威力を持つウェポン ステーションの需要が増すという予測。破壊力・展開能力・生存性といったファクターに加えて、射手を敵弾に曝さずに射撃できるようにする遠隔操作機能なども求められる。需要の足を引っ張る要因としては、ヨーロッパ諸国における厳しい財政状況を挙げている。(Frost & Sullivan)
  • AgustaWestland 社は、英 MCA (Maritime and Coastguard Agency) の SAR (Search and Rescue) ヘリコプターとして同社製 AW139×3 機が稼働を開始する、と発表した。CHC Helicopter Corporation が MCA から、2012 年までの契約で運用を受託するもので、配備先は Lee-on-the-Solent と Portland。最新の機材と高い巡航速度により、従来の機体よりも効率よく任務を遂行できるという説明。すでにスペインの Sasemar、日本の海上保安庁、韓国とイタリアの沿岸警備隊、ノルウェーの司法省、エストニアの国境警備隊、UAE 空軍などが、AW139 を SAR ヘリとして導入済み。AW139 全体では、30 ヶ国・90 あまりのカスタマーから合計 330 機超を受注している。(AgustaWestland)
  • 伊 Finmeccanica 社傘下の各社 (Alenia Aermacchi、Alenia Aeronautica、Agustawestland、Elsag Datamat、Selex Communications、Selex Sistemi Integrati、Telespazio) が、チリで開催された航空ショー "FIDAE 2008" に出展。チリの INAER と訓でラテンアメリカ向けの売り込み体制を構築した M-346 練習機も出展した。そこにチリの Michelle Bachelet 大統領が視察に訪れて、M-346 のコックピット モックアップに乗り込むなどした由。応接には Finmeccanica 社の Remo Pertica 氏と Alenia Aermacchi 社の Ferracini 氏があたった。さらに、リビアとナイジェリアから受注が決まったばかりの ATR42 Surveyor は大型模型を展示。Agustawestland 社はすでに、チリでヘリコプターの受注実績がある。(Finmeccanica)
  • 露 U-UAP (Ulan-Ude Aviation Plant) は、Mi-171 ヘリ×2 機をパキスタン側の関係者に引き渡した。これからパキスタンに輸送して、4 月から麻薬対策部門に配備することになっている。パキスタンは 2001 年に陸軍航空隊と空軍向けとして Mi-171 の第一陣を発注して以来のカスタマーで、すでに納入した機体の実績について、パキスタン側は満足しているとのこと。累計納入実績は 30 機ほどに達している。(Ulan-Ude Aviation Plant)
  • スウェーデンは先日、オランダと共同で AEV 3 Kodiak 工兵車両を調達すると発表しているが、それについての詳細情報をスウェーデン軍国防資材局 (FMV) が明らかにした。これは 1999 年からスウェーデン陸軍工兵隊が導入を求めていたもので、中古の Leopard 2 戦車を改造する。スウェーデン・オランダ・スイスの各国に加えて、担当メーカーとして独 RLS (Rheinmetall Landsysteme GmbH) と瑞 RUAG Land Systems が関わっている。用途は地雷除去、防禦陣地の構築、穴掘り、障害物の築造。Kodiak は外部視察用に 6 基のカメラを備えており、操縦手は安全な車内から作業や機材の交換を行える。マインプラウ装備状態での重量は 62.5t。高温試験はスペインの Zaragossa で、寒冷地試験はスウェーデンの Boden で実施するとのこと。スウェーデン向けの車両は Skovde で機材架装を実施することになっており、装備面ではオランダ向け Kodiak と 95% の共通性がある。相違があるのは、仕上げ、マーキング、発煙弾発射機の配置、一部の工具類とのこと。両国それぞれに固有の部分以外に関する作業は、両国が 50:50 の比率で分担することになっている。スウェーデンは 6 両、オランダは 10 両を発注しており、3 年後にデリバリーの予定。スウェーデンでは当初、Leopard 1 ベースの工兵車両を導入する検討をしていたが、Leopard 2 ベースの方が任務に適していると判断した由。2001 年 12 月にスウェーデン側の予算難が原因でいったん話がポシャり、2002 年に仕切り直して、2003 年に RLS がプロトタイプを製造した。この時点でデンマークが加わったが後に撤退して、入れ替わりにオランダが加わって現在に至る。2008/1/16 に発注契約を調印したところ。(FMV)

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoD 2008/4/9)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 3,172 名の増。現在の動員内訳は、陸軍 77,928 名、海軍 5,519 名、空軍 9,488 名、海兵隊 8,576 名、沿岸警備隊 345 名。

予備役では初めて (AFNews 2008/4/7)
AFRC (Air Force Reserve Command) 麾下に、初めての宇宙関連ウィング・310th SW (Space Wing) が発足した。本拠地はコロラド州 Peterson AFB。3/7 付で「群」(Group) から格上げになったもの。上部組織は第 10 航空軍。

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戦争・紛争

今日の USAFCENT (AFNews 2008/4/9)
8 日、アフガニスタンの Nangalam で、米空軍の A-10 が敵陣を 30mm 機関砲と 500lb 通常爆弾で攻撃。Kabul には米空軍の F-15E と A-10 が、Baghlan には米空軍の B-1B が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 44 件、iSR ミッションは 4 件、英空軍による戦術偵察が 2 件。
イラクでは、Baghdad 近郊で米空軍の MQ-1 が、敵陣を AGM-114 で攻撃 (←これと同じ件かどうかは不明だが、MQ-1 と AGM-114 による攻撃で敵 2 名が死亡したという話)。Baqubah では米海軍の F/A-18E/F が、敵が陣取る建物を GBU-38/B で爆撃。Basrah には英空軍の Tornado GR.4 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 61 件、iSR ミッションは 30 件、米海空軍と英空軍による戦術偵察が 8 件。

今日のイラク (AFPS & AFNews 2008/4/9)
Baqouba に拠点を置くイラクの SWAT (Special Weapons And Tactics) チームが、Shilbah という村落でアルカイダ関係者の掃討作戦を実施。現場は爆弾や小火器を使った攻撃の拠点になっているほか、私設監獄や会合場所にもなっていたとされる。この作戦で 6 名を拘束。
Basra では先週、イラク軍特殊部隊が実施した作戦により、イランの支援を受けている "special group" のメンバー 14 名が死亡、12 名が拘束された。建物 30 棟以上を掃討、爆弾 9 発を処分したとのこと。
Diyala 省で、聯合軍部隊が自家製爆弾製造施設を発見、米空軍の F-16 が 500lb 爆弾を投下して破壊。Rushdi Mullah では 7 日、イラク軍が 60mm と 120mm の迫撃砲弾 400 発、RPG 3 発、IED 2 発、信管を発見。
Jazeera Desert では先週、米軍特殊作戦部隊がアルカイダ関連組織の訓練キャンプと武器集積所を発見・破壊。以前にレーダー基地として使われていた場所に、弾薬 20,000 発、SAM、機関銃、ロケット、ダイナマイト、自爆ベスト用の爆薬、手榴弾、迫撃砲と迫撃砲弾、RPG、自家製爆薬製造材料を保管してあった。航空機を呼んで、爆撃して破壊。
現地時間の 9 日、米空軍の MQ-1 Predator が Balad 北西で墜落した。Ali の基地から発進して任務に就いていたもの。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/4/8)
7 日、米空軍の F-15E がアフガニスタンの Nangalam で敵陣を GBU-31/B で爆撃。仏空軍の Mirage 2000 が Sangin に、米空軍の A-10 が Sangin と Kajaki Dam に、米空軍の F-15E が Khowst に出動。この日の近接航空支援ミッションは 43 件、ISR ミッションは 9 件、英空軍による戦術偵察は 2 件。
イラクでは、米空軍の F-16 が Baghdad で GBU-38/B を使って敵の火砲を爆撃。F-16 は Basrah にも出動。この日の近接航空支援ミッションは 44 件、ISR ミッションは 28 件、米英空軍による戦術偵察は 4 件。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/4/8)
Uruzgan 省の Tirin Kot 地区で、聯合軍がタリバンの爆弾製造拠点を捜索、3 名を拘束。当地で発生した爆弾事件に関連があるとみられる。Khowst 省の Nadir Shah Kot 地区では警察と聯合軍が、外国人テロリストや武器の持ち込みに関与しているとみられるテロ組織幹部の捜索を実施、件の幹部ともう 1 名を拘束。
Helmand 省の Garmsir 地区では先週、聯合軍部隊が爆弾製造材料を発見。タリバンが武器・弾薬を持ち込んでいるということで捜索を実施したもので、小火器・ロケット・RPG・砲弾などもあった。

今日のイラク (AFPS 2008/4/8)
在イラク聯合軍司令官の David H. Petraeus 陸軍大将は上院軍事委員会で、昨年に増派した旅団の撤収が 7 月に完了した後、さらに撤退を進めるかどうかを判断するまで 45 日間の様子見期間を置く必要がある、と発言した。イラクの治安・経済・政治情勢は昨年から改善の方向に向かっているが、まだ壊れやすい部分があり、米軍が撤退するとなれば状況がひっくり返る可能性が考えられるため。
Baghdad の New Baghdad 地区で、JSS (Joint Security Station) から迫撃砲攻撃を受けたという報告があった。82mm 迫撃砲弾 2 発が着弾したところで、発射地点 2 ヶ所を特定、米陸軍の AH-64 と米空軍の F-16 が駆けつけて、AGM-114 と爆弾で発射地点を攻撃。
7 日には、ロケット攻撃を行った武装勢力が発射レールを片付けている現場を発見、AH-64 が AGM-114 で破壊した。
Baghdad 東部で、聯合軍が武器集積所を発見。小火器や EFP (Explosively Formed Penetrator) といった内容で、破壊処分した。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/4/7)
6 日、アフガニスタンの Deh Rawod に米空軍の MQ-9A と B-1B、英空軍の Harrier GR.7 が出動して、GBU-38/B・GBU-31/B・GBU-12/B・AGM-114 を使って敵兵や監視哨、バンカー、その他の施設を攻撃。Nangalam では、敵の建物を米空軍の F-15E が GBU-12/B・GBU-31/B・GBU-38/B で爆撃。Orgune には米空軍の A-10 が、Farah と Sangin には仏空軍の Mirage 2000 が、Sangin には英空軍の Harrier GR.7 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 39 件、ISR ミッションは 8 件、英空軍による戦術偵察が 2 件。
イラクでは、米空軍の F-16 が Basrah に出動。この日の近接航空支援ミッションは 59 件、ISR ミッションは 29 件、米空軍と英空軍による戦術偵察が 6 件。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/4/7)
アフガニスタン軍と聯合軍が、Nuristan 省の Kendal 村と Shok 村で武装勢力の掃討作戦を実施。その際に小火器などによる抵抗があり、さらに敵が増強したために近接航空支援を投入して制圧。多数の敵を拘束したほか、武器・弾薬を発見。現場の調査を行った後で撤収。両村とも長いこと、武装勢力の拠点になっていた場所で、テロ組織 Hizb-E-Islami Gulbuddin が活動していた。今回の作戦は、こうした組織を弱体化させるのが狙い。
Khowst 省 Sabari 地区では、警察と聯合軍による対反乱戦で軍閥関係者 2 名を拘束。路傍爆弾攻撃を仕掛けていた軍閥のナンバーツーや、軍閥の拠点を捜索したもの。ただし、路傍爆弾製造材料の発見はできなかった。

今日のイラク (AFPS 2008/4/7)
6 日に Baghdad の International Zone を狙ったロケット攻撃があり、2 名が死亡、17 名が負傷。数時間後、Baghdad 東部にある聯合軍の FOB (Forward Operating Base) に迫撃砲弾が着弾、1 名が死亡、9 名が負傷。さらに、New Baghdad 地区にある FOB めがけて白いヴァンから 107mm ロケット 4 発が撃ち込まれたが、死傷者の状況は不明。このヴァンは聯合軍による追跡を受けて AGM-114 で破壊され、その際に敵 1 名が死亡。このように迫撃砲やロケットによる攻撃が相次いでいるため、在イラク聯合軍は迫撃砲・ロケットの制圧に重点を置くようになっている。
聯合軍がイラク各地で実施した対反乱戦に際して、敵 5 名が死亡、8 名が拘束された。Baghdad では "special groups" のメンバー 4 名を拘束、1 名が死亡。イラン革命防衛隊 (IRGC : Islamic Revolutionary Guard Corps) とつながりがあり、武器や爆薬を持ち込んでいた容疑。Taji 近郊では、"Sons of Iraq" のメンバーを路傍爆弾で攻撃したアルカイダ関係者をターゲットとする作戦を実施、その際の銃撃戦で、ターゲットとなった人物が死亡。さらに 1 名を拘束。トバッチリで女性 2 名が負傷。Balad ではアルカイダ関連組織のアジトをターゲットとする作戦を実施、敵 2 名と交戦していずれも死亡。Baghdad で自動車爆弾攻撃を仕掛けていた組織の関連。Beiji では、テロリストや物資の輸送、路傍爆弾攻撃に関与した容疑者など 3 名を拘束。
6 日、Baghdad で聯合軍の航空機が AGM-114 で敵を攻撃、9 名が死亡。Mosul ではアルカイダ関係者 3 名を拘束。
4 日、拘束した容疑者の自供に基づき、警察が Jabr al Ansari で武器集積所を発見。ロケット、機関銃、迫撃砲、RPG 発射機といった内容。Qasim では 2 日、イラク軍が EFP を大量に発見。ガレージに入れた 6t トラックに積んであったもの。また、爆弾製造用の部品 1,000 点以上、爆薬 3,000lb 以上、107mm ロケット 45 発、起爆装置、機関銃弾 250 発、60mm 迫撃砲弾 10 発と砲架。ロケットはイラン製とみられる。

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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