今週の軍事関連ニュース (2008/04/18)
 

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「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

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一般ニュース

今日の小ネタ
  • 南北戦争 (Civil War) で、北軍が放棄、後に南軍が手に入れて改装した USF Merrimack (CSS Virginia) に取り付けていた鐘が、National Museum of the United States Navy (Washington DC) の展示品に加わった。収集家の Adrian Pearsal 氏が海軍に寄贈したことで、展示が実現した次第。USF Merrimack は、1862/3/8-9 にかけて Hampton Roads で、北軍の装甲艦 Monitor と海戦を展開したことで有名。(NavNews 2008/4/16)
  • 米 Lockheed Martin 社の広報担当者・Diana Massing 氏によると、USS Freedom (LCS-1) の作業は予定通りに進んでおり、5 月に公試を開始して、8 月にデリバリーするとのこと。ブロガー Tim Colton 氏が「同艦はトラブル続きで、デリバリーが 2009 年春までずれ込むのではないか」と書いた件に対する反論。ちなみに、Rolls-Royce 製の MT30 ガスタービンを搭載するのは、米海軍では同艦が初めて。進捗率は、LCS-1 が 82%、LCS-2 が 68% とのこと。(DefenseNews 2008/4/16)
  • カリフォルニア州選出の共和党下院議員・Duncan Hunter 氏が、「ドル安によって、米国企業は海外から見るとお買い得な "スイスチーズ状態" になっている。このため、防衛関連企業が海外企業によって買収されて、機密情報が漏出する事態が懸念される」と主張。同氏は、保護主義的見地ではなく、国家安全保障の見地からの発言であると念を押している。(DefenseNews 2008/4/16)
  • ノルウェー国防省は、延期していた次期戦闘機の提案締め切りを 4/28 に控えているが、F-35 と JAS39 Gripen に加えて、再度、Eurofighter にも声を掛けている。同社は昨年 12 月にこの件から手を引くと決めたが、ノルウェー側は「再度参入してくれるのなら歓迎する」と。(DefenseNews 2008/4/16) [人はそれを当て馬と呼ぶ。なんちゃって]
  • MBDA 社の CEO・Antoine Bouvier 氏は、パキスタン空軍向けに Spada 2000 防空システム×10 個中隊分を、総額 4 億 1,500 万ユーロ (6 億 5,656 億ドル) で輸出する話の存在を認めた。8 月末に契約に調印して、来年 2 月から 5 年がかりでデリバリーする由。Spada 2000 は、60km のレンジを持つレーダー×1 基と 2 個の firing section (それぞれが Aspide 2000 ミサイル×6 発を装備する発射器×2 基で構成) からなる。ミサイルの射程は 20km+。Raytheon、Diehl BGT、Saab の各社を退けての受注獲得。(DefenseNews 2008/4/16)
  • 印 L&T (Larsen & Toubro) 社がインド南部の Tamil Nadu 州 Thiruvallur 地区の Kaatupalli に、7 億 5,000 万ドルを投じて事業所を新設、潜水艦・水上艦・商船などの建造にあてる。同社はインドの国産原潜計画・ATV (Advanced Technology Vehicle) で船殼製造を担当することになっている。(DefenseNews 2008/4/16)
  • Goa 沖合のインド洋上で、インド海軍の Sea Harrier がイスラエル製の BVR (Beyond-Visual-Range) 空対空ミサイル・Derby の試射を実施した。2005 年に Rafael 社に対して、2,500 万ドルで 20 発を発注している。実弾の試射は今回が初めてで、20km 先のターゲットに命中、その際の速度はマッハ 1.2 とのこと。Sea Harrier×15 機に対しては、HAL (Hindustan Aeronautics Ltd.) 社の手で、1 億 1,500 万ドルの契約で近代化改修を進めているところ。その一環として Derby を装備する。(DefenseNews 2008/4/16)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/16)
  • アメリカの業界団体・AIA (Aerospace Industries Association) は、O&M コストの上昇と兵士の待遇改善のために嵩む経費が、結果として米軍の即応体制を悪化させている、とする声明を出した。国防予算の伸びと比べて装備近代化に充てる経費の伸びが少ないと指摘、その上で年間 1,200-1,500 億ドル程度の装備調達費を確保すること、国防予算の対 GDP (Gross Domestic Product) 比を最低 4% 以上に維持すること、装備調達と研究開発に安定的な資金投下を行うことを求めている。(AIA)
  • 米 Boeing 社は KC-X について、再びプレスリリースを出して「KC-767 でも KC-30 でも、179 機を揃えるためにかかる調達費用は 1,080 億ドル程度で大差はない。しかし、飛ばすのにかかる燃料、機体の整備、インフラ関連でかかる経費のことを考慮すると、ライフサイクルコストでは KC-767 の方が数十億ドルほど安上がりである」と主張した。いわく。
    • 1 バレルあたり $100-$125 として計算すると、KC-30 の方が燃料代を 30 年間で 400 億ドル余分に使う
    • メンテナンス経費は、KC-767 の方が KC-30 より 22% 安い
    • KC-767 は KC-135 用の既存インフラ (格納庫、駐機場、アクセス道路など) をそのまま使えるが、KC-30 は大型になるので施設改修が必要になり、20 億ドル余分にかかる。さらに、給油機の多くを配備する予備役や州兵の基地施設では、さらに施設更新のための経費がかかる
    (Boeing) [前にも似たようなことをいっていた記憶があるけれど、再掲]
  • イラクの Basra で発生した軍閥と政府軍の戦闘に際して、英空軍麾下の RAF Regiment が、地上軍や IRT (Immediate Response Team) をサポートするため、Merlin や Lynx といったヘリコプターに狙撃手を乗り込ませて上空からの支援を実施した。負傷者後送、火力支援、車両隊の前路啓開、軍閥による爆弾設置といった事態に対応しているとのこと。敵の所在に関する情報を受け取ると、直ちに上空から狙撃・排除して地上軍の危険を減らすのが目的。上空からの方が監視の眼が行き届くので迅速な対応が可能で、さらに発見した情報を地上の指揮官に伝えることもできる。基地の周辺をパトロールする際にも、地上を移動すると数時間かかるが、ヘリで上空から監視すれば数分で済む。狙撃手はこの任務のために、熱線映像装置、レーザー測距儀、レーザー目標指示器、地上部隊と交信するための VHF 無線機といった装備を使用している。こうした任務をこなすためには、Honington で 9 週間の訓練課程に入校して、狙撃や監視などのスキルを磨かなければならない。(MoD UK)
  • NATO は 4/30-5/2 にかけて、トルコの Antalya で NNEC (NATO Network Enabled Capabilities) カンファレンスを開催する。NATO 各国の軍関係者や加盟国の代表、専門家、業界関係者など、300 名以上が参加する見込み。会合の目的は、"network-centric operations" の分野における進捗について討議すること。ネットワーク化により、情報・状況認識・指揮統制といった分野での優越を実現するのが狙いで、すでにアフガニスタンでは威力を発揮し始めているとされる。また、UAV などから得られる監視情報の共有にも役立つ。先の NATO 首脳会議でも、こうした情報面の優越を、さらに推進する方針が確認された。(NATO)

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/4/15)
  • コロラド州 Colorado Springs で開催された National Space Symposium の席で Lexington Institute (Arlington, VA) の Loren Thompson 氏は、米空軍の次世代 NAVSTAR・GPS ブロック III について、米 Boeing 社は米 Lockheed Martin 社に負ける可能性が高いという見通しを示した。その理由は、Lockheed Martin 社のブロック IIR 衛星が、Boeing 社のブロック IIF 衛星よりも優れた性能を発揮しており、さらにブロック IIF はコスト超過とスケジュール遅延に見舞われているため、とのこと。ブロック III のコンペティションは、4/17 に勝者を発表する予定になっている。
  • Mike Mullen 米統合参謀本部議長は、今後 5 年の間に直面する脅威としてもっとも可能性が高い国としてイランを挙げているが、その一方で、対話のチャネルも実現するべきであるとした。
  • 米下院は今夏にも、Contractors and Federal Spending Accountability Act. の採決をとる予定。すでに 3 月に、House Oversight and Government Reform Committee では可決している。これは、過去に悪事を働いたことがある企業のデータベース (つまりブラックリスト) を GSA (General Services Administration) の手で作成、それに載っている企業が政府からの契約を獲得できないようにするもの。しかし、この構想に対して NDIA (National Defense Industrial Association) は、不公正であるとして反発中。
  • カナダ国防軍参謀総長の Rick Hillier 大将が、アフガニスタンへのカナダ軍派遣をめぐる Stephen Harper 首相との対立が原因で、7 月に退任すると報じられている。首相サイドはこの報道について否定。
  • 4/15 に、イスラエルの Rafael 社が開発した弾道ミサイル模擬標的・Blue Sparrow ミサイルの試射を成功裏に実施した。航空機から発射して弾道ミサイルと同じ弾道を飛翔するもので、Arrow ミサイルの要撃試験に使用する。
  • 仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) は 15 日、フランス陸軍が 2004 年に 314 両を発注した小型装甲車・PVP (Petits Vehicule Protege) の第一陣・30 両を 2 月末にデリバリーしたことを明らかにした。P4 Jeep の代替用で、伊 Iveco 社製の 2.8L ディーゼルで走る 4x4 車両、セラミックなどを使用した装甲を備える。メーカーは Panhard General Defense 社で、最終的に 1 億 5,000 万ユーロ (2 億 3,700 万ドル) で 933 両を揃える。
  • その DGA について Herve Morin 国防相は、国防省に近い地位に引っ張り上げるとともに、兵器輸出を担当させる考えを示した。DGA トップの肩書を delegue general から directeur general に改めて、副大臣に近い立場とする。このほか、装備ごとにライフサイクル全体を通じて面倒をみるための、統合チームを編成する組織改編も実施する。ただ、DGA がサプライヤーで軍がカスタマー、という構図から、その DGA をカスタマーに近い立場に移すことについては異論もある様子。
  • EADS 社の CEO を務める Louis Gallois 氏は、アメリカにおける EADS 社を「国防総省にモノを売る企業」から「アメリカでモノを作って売る企業」に作り替えたいと表明。2020 年に軍民の売上比率を 50:50 にするほか、(世界の防衛支出のうち半分を占めている) アメリカにおける事業を拡大したいと考えている事情が背景にある。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/15)
  • スウェーデン政府はスウェーデン軍に対して、資材費 (装備調達費など) の中から 1 億 7,050 万クローネを、作戦経費に転用する指示を出した。この指示を受けて、軍では転用を実施した場合に何が起きるかを確認するほか、財政的なパラメーターを確定する作業を行う。このほか、2,000 名の新規徴兵を対象とする訓練期間短縮の可能性もあるが、これはおそらく実現しない見通し。(Swedish Armed Forces)
  • ノーベル賞を受賞したアメリカのエコノミスト、Joseph Stiglitz 氏は、アメリカがイラクにおける戦争の経費としてすでに 1 兆ドルを費やしており、将来的にはこの額が 3 兆ドルまで増えると予測している。同氏は直接的な戦闘関連の経費だけでなく、戦傷を負った兵士が必要とする医療費、そしてその後の生活のために必要とする支援費用なども考慮に入れている。人によってこうした見積額には違いがあり、CBO (Congressional Budget Office) が主張する額はもっと少ないが、それでも将来的に 1 兆ドルに達するであろうという予測はしている。こうした金額は開戦前の予測からすると大ハズレだが、その理由は戦争がここまで長期化するとは予想していなかった点にある。こうした Stiglitz 氏の主張に対してホワイトハウスは、最終的なコストは予想できないとしたほか、Stiglitz 氏が医療費のような間接的な費用まで盛り込んで、数字を大きくしている、と反論中。(VoA)

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/4/14)
  • 米陸軍は 3/21 に議会に提出した、"Reprogramming Action - Future Combat Systems" なる文書の中で、手持ちの RDT&E (Research, Development, Test and Evaluation) 予算などから 2 億 5,180 万ドルを、FCS (Future Combat System) 計画に転用したいと要請。RDT&E 予算から捻出するのは 2 億 4,580 万ドルで、Stryker 装甲車の関連予算から 3,300 万ドル、Weapons and Tracked Combat Vehicles プログラムから 600 万ドルなど。昨年、議会は FCS 関連予算 2 億 3,000 万ドルを予算審議の過程で削っているが、その一方で陸軍は FCS の配備加速を目論んでいるところで、一部のセンサーや UAV について、予定より 1-2 年早く配備したいと表明している。
  • イスラエルとアメリカは、弾道ミサイル早期警戒システムを連結することで合意した。イランなどからの弾道ミサイル攻撃に備えるのが目的で、イスラエルがアメリカに接続を申し入れていたもの。これにより、イスラエルは米軍が世界各地に展開している弾道ミサイル早期警戒網からの情報を活用できる。
  • インド空軍は、イスラエル製の Phalcon AWACS (Airborne Warning and Control System) を追加調達したい考え。2004 年に 3 億 7,000 万ドルで発注、Il-76 に Phalcon レーダーを載せた AWACS 機を導入することになっていて、9 月に 3 機が到着する予定。それをさらに増勢したいというもの。追加調達分の価格については、まだ協議中だとしている。数量も不明。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/14)
  • 陸軍調達・兵站・技術担当国防次官補 (Assistant Secretary of the Army for Acquisition, Logistics And Technology) の軍側代理 (military deputy) を務める N. Ross Thompson III 米陸軍中将は 10 日、統合参謀本部の G-8 を務める Stephen M. Speakes,中将とともに、米議会・下院軍事委員会 (HASC : House Armed Services Committee) の空軍・陸軍分科会に出席。その席で陸軍が使用しているボディ アーマーについて、厳格なテストを経た製品であると証言した。議員の中に、ちゃんとテストしていない製品を配備しているのではないかという見方があるのに対する反論で、Federal Acquisition Regulation の誤解釈だと説明している。議員の側からは、「現役・予備役・州兵に対して同レベルのボディ アーマーを配備しているか」という質問が出たが、これに対しては「予備役兵の重要性はよく認識しており、装備についても真剣に取り組んでいる」と説明。現役部隊のお下がりではなく、最初から新品の装備を予備役部隊に回すように努力しているとした。今年 1 月からは、予備役・州兵に対して 518,000 アイテムの装備を支給する計画をスタートさせているが、これは陸軍が支給する装備全体の 46% にあたるとしている。こうした装備面の近代化は 2013 年に完結する予定で、さらに 2011 年からは FCS (Future Combat System)・Spin Out 1 として、NLOS (Non-Line of Sight Launch System)、Urban Unattended Ground Sensor、Tactical Unattended Ground Sensors、FCS Network Integration Kit (M1 戦車・M2 歩兵戦闘車・HMMWV 向け) の配備も開始する予定。(US Army)
  • Euro-NATO Joint Jet Pilot Training Program を担当している、米空軍・80th FTW (Flying Training Wing) で、T-37 Tweet と入れ替わりに T-6A Texan II を配備する作業が進行中。現在は 1956-1966 年にかけて配備した T-37×74 機を運用しているが、これを今後 18 ヶ月かけて T-6A×69 に代替する。4/11 には、Hawker Beechcraft (Wichita, KS) 社で政府向け事業担当副社長を務める、James Maslowski 退役海軍少将が 80th FTW 団司令の David Petersen 大佐に、1-2 機目の "鍵" を手渡すセレモニーがあった。その際に、1 号機では Petersen 大佐が前席、Euro-NATO Joint Jet Pilot Steering Committee の議長を務める Peter Berlijn 蘭空軍准将が後席に搭乗、2 号機では 89th FTS (Flying Training Squadron) の教官パイロット・Brian Wood 大尉が前席、次期議長の Franco Marsiglia 伊空軍准将が後席に搭乗して、AT-6 Texan 練習機のもとにタキシングするイベントも実施。50 年前の装備を備える T-37 から最新の T-6 に機種更新することで、T-38C Talon への移行が容易に進むと期待される。また、最新のシミュレータにより、現実的な環境での訓練が可能になる。(USAF)
  • 米 Boeing 社は、フロリダ州 Orlando で開催した ARSAG (Aerial Refueling Systems Advisory Group) カンファレンスにおける Ronald Fogleman 退役米空軍大将 (元空軍参謀総長) の「給油機の生存性の高さは、作戦上の有用性を高めるものだ」「空軍による評価では、KC-767 は KC-30 よりも生存性に優れているのは明白」といった発言を引き合いに出して、KC-767 の優位を主張した。Fogleman 氏は同じ席で「給油機は、脅威を識別・打破できる装備、脅威を回避するための状況認識装備、乗員を攻撃から守るための装備を持たなければならない」とも発言。その点で KC-767 は優れていたとする。Boeing 社が具体的に掲げている、KC-767 が備える生存性向上のための装備としては、以下のものがある。
    • 強力な対 SAM (Surface-to-Air Missile) 自衛システム
    • 脅威の状況を乗員に示すための、コックピットに装備するディスプレイ
    • KC-30 よりも優れた EMP (Electro-Magnetic Pulse) 対策
    • 自動化したルートの計画/変更とステアリング キューによる、脅威回避機能
    • 搭乗員と重要システムに対する装甲防禦
    • より優れた燃料タンク防爆システム
    (Boeing)
  • 民主党の Hillary Clinton 議員は Indianapolis におけるスピーチで、防衛産業などの分野におけるアメリカの競争力維持を目的とする施策について言明した。近年、防衛産業界からの人材流出が増加しており、それにともなって国家安全保障の面で欠くべからざるテクノロジーやノウハウも失われることになるため、そうした事態に対処するものだという説明。人材流出の原因は、Bush 政権によるアウトソース化促進政策にあるとして、"Made in America" をスローガンではなく戦略にする、と宣言。その上で打ち出した施策は、以下の 5 点。
    1. 最初の 100 日間で、防衛産業基盤に関する包括的な評価を実施。15 年前に国防総省が実施した BUR (Bottom-Up Review) 以後に、テクノロジー面の大きな変化、産業状況の変化、兵器市場の変化、中国のような新手のプレーヤーの出現、といった変化があったため。この評価によって弱点を洗い出した上で、防衛関連の基礎研究・応用研究に対する投資額を倍増する。また、防衛分野の先端技術研究を志す学生に対する資金給付の拡大、高リスク分野における製造面の改革を図る MARPA (Manufacturing Advanced Research Projects Agency) といった構想も。
    2. 連邦政府が行う契約に関する、Critical Capabilities Impact Analysis の実施。国家安全保障や技術的能力の維持といった観点から、連邦政府の調達契約がもたらす影響について評価する。
    3. 重要産業分野 (Critical National Security Industries and Technologies) に対する海外からの投資について、CFIUS (Committee on Foreign Investment in the United States) による定期的な評価作業を実施する。安全保障に欠かせない企業が、海外の投資家の手に渡る事態を防止するのが狙い。
    4. 航空機・艦艇・その他の兵器などの製造に使用する金属材料の、自国内調達の徹底。自国の安全を守るために使用する素材を、国際的な取引ルールを曲げたり破ったりする、中国のような国から調達しないこと。
    5. 産業スパイ (Combat Industrial Espionage) に対処するための、省庁間にまたがるタスク フォースの編成。FBI、司法省、商務省、入国管理局、国防総省によって編成する。他国の政府機関や産業界がアメリカの防衛産業基盤を損なっているとして、2007 年に中国からの産業スパイが "単一のものとしては最大の脅威" とされた件を引き合いに出している。その中国のようなライバル国家が、自ら投資を行わずにアメリカのテクノロジーやノウハウを盗む事態を阻止しようというもの。
    ちなみにこの日、Hillary 氏は Indianapolis の Allison Transmission 社と Mishawaka の AM General 社を訪問しているが、後者は中国へのアウトソース化によって 225 名の雇用を喪失したとされる。(Hillary Clinton Campaign)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/4/16)
  • AAI Corp. (Hunt Valley, MD) は米陸軍から、RQ-7 Shadow UAV の全規模量産 (FRP : Full Rate Production) 分×14 システムと関連支援機材を、$127,595,750 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command) (W58RGZ-08-C-0023)
  • Thales-Raytheon Systems Co., LLC (Fullerton, CA) は米陸軍から、信頼性・保守性改良のための改修キット×11 セットを受注した。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-06-D-T001)
  • General Dynamics Land Systems (Sterling Heights, MI) は米陸軍から、M1 Abrams 戦車向けの TUSK (Tank Urban Survivability Kit) で使用する、装填手用の防盾(loaders' armor gun shields II)×2,832 セットを $44,773,920 で受注した。TACOM LCMC, Warren, MI (W56HZV-06-G-0006)
  • General Atomics Aeronautical System Inc. (San Diego, CA) は米陸軍から、ER/MP (Extended Range Multi-Purpose) quick reaction capability unmanned aircraft vehicle×8 機と関連支援機材を、$38,465,000 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-05-C-0069)
  • BioEngineering/ARCADIS LLC (Metairie, LA) は米陸軍から、ルイジアナ州 St. Bernard Parish の港内水路で実施するハリケーン対策工事のサポートを $20,251,574 で受注した。Army Corps of Engineers, New Orleans, LA (W912P8-07-D-0021)
  • L-3 Communications Titan Corp. (Reston, VA) は米陸軍から、統合参謀本部向けに実施するシステム インテグレーション業務のオプション 3 契約分を $12,511,901 で受注した。Contracting Center of Excellence, Washington DC (W74V8H-05-D-0004)
  • Benham Constructors (Oklahoma, OK) は米陸軍から、ジョージア州 Robins AFB に航空機コンポーネント整備用ハンガーを建設する作業を、$11,744,344 で受注した。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-08-C-0018)
  • Oshkosh Corp. (Oshkosh, WI) は米海軍から、MTVR (Medium Tactical Vehicle Replacement)×284 両を $69,335,504 で受注した。内訳は貨物輸送車×254、ダンプカー×20、レッカー車×10。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-04-D-5016/#0048)
  • BAE Systems Norfolk Ship Repair (Norfolk, VA) は米海軍から、USS Wasp (LHD-1) を対象とする FY2008 の入渠整備について、オプション契約分を $33,765,946 で受注した。補修・交換・導入・清掃などに関する 80 件のアイテム追加を実施するもので、内訳は以下の通り。
    • LHD1-6 SCD 3263 - fuel oil compensation stability improvement modifications (requires drydock)
    • LHD1-0248K - install additional A/C plant
    • LHD1-0270K - install nitrogen generator
    • LHD1-0274K - accomplish MV-22 service and shop modifications
    • LHD1-0283K - accomplish MV-22 topside modifications
    • S/A 71265K - low light flight deck surveillance system
    2008 年 11 月に完了予定。Mid-Atlantic Regional Maintenance Center, Norfolk, VA (N00024-05-C-4403)
  • SAIC (Science Applications International Corp., San Diego, CA) は米海軍から、PEO C4I, PMW 160.1 (Program Executive Office for Command and Control, Communications, Computers and Intelligence) 向けの、戦術情報システムと戦闘支援システムを対象とするネットワーク インフラのサポート業務を $20,385,443 で受注した。現行のレガシー ネットワークについて、24 ヶ月間の移行期間を経て新しいネットワークに切り替える。Space and Naval Warfare Systems Center San Diego, San Diego, CA (N66001-08-D-0003)
  • Phoenix Air Group (Cartersville, GA) は米海軍から、TMD (Theatre Missile Defense) や艦隊の訓練で実施するミサイルの試射に関連する、射場清掃業務を $10,313,147 で受注した。PMRF (Pacific Missile Range Facility, Kekaha, HI) や NAS Point Mugu で実施する、RDT&E (Research, Development, Test and Evaluation) 用のミサイル試射に関連する案件。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00421-08-D-0011)
  • American Society for Engineering Education (Washington DC) は米海軍から、海軍や国防総省の機関を対象とする技術者・科学者の派遣業務を、$10,101,544 で受注した。対象となる部門は以下の通り。
    • SPAWAR (Space and Naval Warfare Systems Centers)
    • NUWC (Naval Undersea Warfare Center)
    • NAVSEA (Naval Sea Systems Command)
    • NSWC (Naval Surface Warfare Center)
    NSWC (Naval Surface Warfare Center), Indian Head Division, Indian Head, MD (N00174-08-C-0025)
  • IMG (International Military and Government LLC, Warrenville, IL) は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の低率初期生産分を対象とする ECP (Engineering Change Proposals) 適用改修に関する修正契約を、$261,373,172 で受注した。既納入分の MRAP Category I に対して、装甲防禦や救急医療キットを増強するもの。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5032)
  • Sea Box, Inc. (East Riverton, NJ) は米海軍から、ショップ機材や、工具などの保管に使用する Common 10 と Common 12 を、$8,314,746 で受注した。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$28,311,438。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-08-D-3000)
  • Microelectronics Advanced Research Corp. (Durham, NC) は DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から、Focus Center Research Program のフェーズ 4 に関する修正契約を $7,500,000 で受注した。DARPA, Arlington, VA (HR0011-07-3-0002, P00003)
  • Honeywell International Inc. (Clearwater, FL) は米空軍から、BAA (Broad Agency Announcement) VS-07-03 "Advanced Inertial Measurement Unit" の下で実施する研究開発に関連する修正契約を、$7,327,481 で受注した。弾道ミサイルに関連する先進技術開発案件。Kirtland AFB, NM (FA9453-08-C-0612, Option 1)
  • International Resources, Inc. (Glendale Springs, NC) は米国防兵站局 (DLA) から、瀝青炭 (bituminous coal) を $6,545,200 (maximum) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-0651)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/16)
  • 米 ATK (Alliant Techsystems) 社は米 Northrop Grumman 社から、Minuteman III ICBM の 1・2・3 段目で使用する固体燃料ロケットのオプション契約分×50 セットを、1 億 3,400 万ドルで受注した。2009 年 8 月に完納予定。Minuteman III を対象として、Northrop Grumman 社が主契約社となって進めている ICBM PRP (Propulsion Replacement Program) で使用するもので、全規模量産 (FRP : Full Rate Production) の第 7 次オプション契約分となる。当初は ATK 社と Pratt & Whitney 社がジョイント ベンチャーを設立して 1998 年に受注したが、2003-2004 年以降はすべて ATK が担当することになった。(ATK)
  • 米 Orbital Sciences 社は米空軍 SMC (Space and Missiles Systems Center, Los Angeles AFB, CA) から、ORS (Operationally Responsive Space) 向けの Minotaur ブースター (SLV : Space Launch Vehicle) を追加受注した。Minotaur IV×2 基と Minotaur I×1 基で総額 4,000 万ドル。ニューメキシコ州 Kirtland AFB の SDTW (Space Development and Test Wing)/LTS (Launch Test Squadron) で使用するもので、2010-2011 年にデリバリー予定。2007 年 5 月に ORS のプログラム オフィスが立ち上がって以来、完全に実働可能な Minotaur を調達するのはこれが初めて。これまでの累計受注は 24 基、そのうち 14 基 (Minotaur I と Minotaur II を 7 基ずつ) を、2000 年 1 月から現在までに打ち上げ済み。今年の末には、Peacekeeper をベースとする最新型の Minotaur IV が、最初の打ち上げを予定している。特に ORS の打ち上げ能力を如実に示すものとされているのが、2006 年 12 月に Minotaur I で打ち上げた TacSat-2。2006 年 5 月の契約から 7 ヶ月と経たないうちに打ち上げを実現して、ORS の Tier 3 即応要件 (responsiveness criteria) を達成した。2007 年 8 月には Minotaur II が、打ち上げのほんの 90 分前にインプットしたデータを使って飛翔している。(Orbital Science) [こうした高い即応性が、ORS のキーポイントというわけ。なお、ORS の責任者が、5/1 付で Peter Wegner 氏に交代。現任の Kevin McLaughlin 大佐は AWC (Air Warfare Center, Nellis AFB, NV) に転勤 by DefenseNews 2008/4/16]
  • BAE Systems 社は米陸軍から、貨物輸送車両 LTAS (Long Term Armor Strategy)×730 両分を 4,360 万ドルで受注した。これは、戦術車両に対してしかるべき装甲防禦を施す構想で、キャブそのものを装甲キャブと取り替える "A-Kit" と、装甲板を後付けする "B-Kit" があるが、今回の受注分は FMTV (Family of Medium Tactical Vehicles) に装備する "A-Kit" で、2008 年の 8-11 月にかけて製造・納入する。さらに "A-Kit"×103 両分を追加して 833 両分とするほか、"B-Kit" についても 4 月末に追加発注となる見込み。ちなみに、世界各地で使われている FMTV トラックは合計 39,000 両、米陸軍だけでも FMTV トラックとトレーラーを合計 45,000 両使用している。さまざまなバリエーションがあるが、エンジン・変速機・駆動系・タイヤ・キャブは、どの FMTV 派生型も共通。(BAE Systems)
  • スウェーデン軍では、IP ベースでアドホック ネットワークの構成機能を持つソフトウェア無線機の導入計画を推進中。スウェーデン軍国防資材局 (FMV : Swedish Defence Materiel Administration) ではアメリカ製のソフトウェア無線機×70 基を発注して 20 基を受領済み、半分を SLB プロジェクト用として大隊レベルの指揮・統制用に、残り半分を試験用としている。Enkoping の研究所でベンチテストを実施しており、年末からフィールド試験も始める予定。ハードウェアを変えずにさまざまな種類の通信に対応でき、新しい機能を持たせる場合でもソフトウェアの変更だけで済む利点がある。ただし、現時点ではまだ開発中で、これからトラブルをつぶして、使いやすいものにしていく必要がある。(FMV)
  • 伊 Alenia Aeronautica 社は Turin-Caselle 空港の Alenia Ground Test Centre に、ヨーロッパでも最大級の規模となる電波無響室 (anechoic shielded chamber) を完成させた。面積 900 平米、高さ 20m、内部容積 18,000 立方メートル、亜鉛メッキを施した鋼材で作られており、内部には電波を吸収するための突起が 11,000 個、取り付けてある。また、内外からの電波による干渉を防ぐ仕掛けもある。25t の能力を持つホイストを設置してあり、高さ 16m の飛行機まで収容可能。ここで Eurofighter Typhoon の DA7 を使い、電磁的な面での互換性や、電波発振に関する計測を実施する。電波だけでなく、可視光線や赤外線の計測も可能。(Alenia Aeronautica)
  • 米 Lockheed Martin 社は、英海軍の Trident II D5 FBM (Fleet Ballistic Missile) を対象とするプログラム管理/エンジニアリング サービス業務を 1 年間延長するオプション契約分を、1,550 万ドルで受注した。ミサイル本体や再突入体、支援機材を対象として、インテグレーションや運用に必要な技術的なサポートを提供するもの。Vanguard 級 SSBN に搭載している Trident II は Lockheed Martin Space Systems 社製なので、こうした作業が必要になる。(Lockheed Martin)
  • 米海軍 SPAWAR (Space and Naval Warfare Systems Command) によると、艦載データリンク・TDL (Tactical Data Link) のアップグレードに必要な 2 つのキー コンポーネントが成功裏に試験を実施したと、PEO C4I (Program Executive Office for Command, Control, Communications, Computers and Intelligence) が明らかにした由。ひとつは NGC2P (Next Generation Command and Control System)/CDLMS (Common Data Link Management System)、もうひとつは MOS (MIDS (Multifunctional Information Distribution System) on Ship)。全規模量産に移行するかどうかの決定は今夏に行う予定で、ゴーサインが出れば NGC2P は 2012 年までに米海軍の全艦が、MOS は今後の新造艦が、それぞれ導入する。Operational Test and Evaluation Force が実施したテストでは、海軍・海兵隊・空軍・NATO のエレメントが参加。USS Tarawa (LHA-1) は MOS を搭載して 19 日・430 時間のテストを港内、あるいは外洋で実施。USS Port Royal (CG-73) と USS Hopper (DDG-70) は NGC2P/CDLMS を搭載して 5 日間・100 時間のテストを実施。実任務に適合でき、有用性もあるという判断が下された。現在は TDL として JTIDS (Joint Tactical Information Distribution System)/TDL J、すなわち Link 16 を使用しているが、これは 1975 年に開発が始まったシステム。米空軍の AWACS や米・英・NATO の陸上指揮施設が JTIDS ターミナルを、小型化した MIDS-LVT (Low Volume Terminal) を F/A-18 を初めとする戦闘機などが搭載している。MOS は艦載 JTIDS ターミナルを代替する新型で、MIDS-LVT をベースにしてソフトウェアを追加、艦の戦闘指揮装置と接続できるようにした。NGC2P/CDLMS は飛来する脅威に対する認識能力を高める目的で、Link 16 よりも接続性・スループット・通信可能距離を強化している。1982 年に、3 種類のデータリンクをひとつのシステム インターフェイスに統合する C2P 計画がスタート、すでに多くの空母・巡洋艦・駆逐艦・フリゲート・揚陸艦に装備している。その後継となるのが、衛星通信リンクを追加した NGC2P。さらに、通信可能距離の延伸と統合作戦能力強化を実現する JREAP-C (Joint Range Extension Application Protocol C) の導入により、イージス BMD の通信リンクとしても機能する。(SPAWAR)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/4/15)
  • AM General LLC (South Bend, IN) は米陸軍から、HMMWV (High Mobility Multi-purpose Wheeled Vehicle)×4,526 両を $650,079,405 で受注した。TACOM, Warren, MI (DAAE07-01-C-S0001)
  • Lincoln Public Schools (Lincoln, MA) は米陸軍から、グレード pre-K〜8th までを対象とする教育業務を、$10,357,772 で受注した。実施場所は Hanscom AFB (Lincoln, MA)。Department of Defense Education Activity, Peachtree City, GA (HE1254-07-C-0005)
  • General Atomics Aeronautical System (San Diego, CA) は米陸軍から、GCS (Ground Control Station)×2、GDT (Ground Data Terminal)×2、スペアパーツを、$8,959,146 で受注した。UAV の即応展開をサポートするための案件。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (DAAH01-03-C-0124)
  • SUMMA Technology, Inc. (Huntsville, AL) は米陸軍から、コンテナ Ro/Ro (Roll-in/Roll-out) プラットフォームを $6,200,944 で受注した。作業場所はアラバマ州 Cullman。TACOM, Warren, MI (W56HZV-06-D-0269)
  • Phillips Contracting, Inc. (Columbus, MS) は米陸軍から、Tennessee Tombigbee Waterway Mooring Facility の建設作業を $5,548,283 で受注した。Army Corps of Engineers, Mobile, AL (W91278-08-C-0026)
  • Bristol Environmental & Engineering Services Corp. (Anchorage, AK) は米陸軍から、アラスカ州 Elmendorf AFB に F-22 用のインフラを整備する作業のフェーズ II 分を、$5,016,463 で受注した。誘導路とアーミング用の施設を設計・建設するもの。Army Engineer District, Alaska (W911KB-08-C-0007)
  • Raytheon Integrated Defense Systems (Woburn, MA) は米ミサイル防衛局 (MDA) から、ヨーロッパに設置するミッドコース探知用レーダーの設計・開発作業を $400,000,000 (maximum) で受注した。分野別に設定する複数のタスク オーダーからなり、第一陣として $5,283,817 で、現地調査・研究・分析・計画・設計を実施する。これは FY2008 研究開発予算からの支出。その後は陸軍工兵他隊から追加の発注を行い、2013 年 2 月に完成予定。MDA (Missile Defense Agency), Huntsville, AL (HQ0147-08-D-0001)
  • Propper International, Inc. (Mayaguez, PR) は米国防兵站局 (DLA) から、海兵隊向けの戦闘服に関する修正契約を $13,416,479 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SP0100-06-D-0332)
  • American Apparel, Inc. (Selma, AL) は米国防兵站局 (DLA) から、海兵隊向けの戦闘服に関する修正契約を $19,963,861 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SP0100-06-D-0331)
  • East Coast Fruit Co. (Jacksonville, FL) は米国防兵站局 (DLA) から、ジョージア州の陸海空軍・海兵隊施設に納入する野菜・果物類を $6,207,134 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM300-08-D-P040)
  • Schafer Corp. (Chelmsford, MA) は米空軍から、空軍宇宙軍団 (AFSPC : Air Force Space Command) 司令部を対象とする、A&AS (Advisory and Assistance Services) や、その他のサポート業務を $7,583,381 で受注した。スペース コントロール任務に関連する、組織・訓練・装備に関わる案件。21st Contracting Squadron, Colorado Springs, CO (FA2517-08-C-8000)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/15)
  • Thales Alenia Space 社は ESA (European Space Agency) から、地球観測衛星 Sentinel-3 を 3 億 500 万ユーロで受注した。GMES (Global Monitoring for Environment and Security) 計画の下、海洋や陸地の植生を観測するほか、セキュリティ モニタリングにも使用する衛星。重量 1,200kg、OLCI (Ocean and Land Color Instrument)、SLSTR (Sea and Land Surface Temperature Radiometer)、SARL (SAR Radar Altimeter)、MWR (Microwave Radiometer) といったペイロードを搭載する。2007 年 6 月には、Sentinel-1 も受注している。(ESA, Thales Alenia Space)
  • 米陸軍と米海軍の共同計画・JAGM (Joint Air to Ground Missile) に、米 Boeing 社と米 Raytheon 社が合同チームを編成して応札することになった。BGM-71 TOW、AGM-65 Maverick、AGM-114 Hellfire をまとめて代替する新型ミサイルで、2016 年の就役を予定している。搭載機は F/A-18E/F、AH-64D、MH-60R、AH-1Z、ER/MP (Extended-Range Multi-Purpose) UAV、ARH-70A (Armed Reconnaissance Helicopter)、Warrior UAV など。(Raytheon) [ちなみに、プライムは Raytheon で、プラットフォームへのインテグレーションでは Boeing の経験を活かすという構図]
  • 米 Northrop Grumman 社は、米海軍向けの揚陸侵攻艦、USS Makin Island (LHD-8) の工程遅延と、それに関連する財務面への影響について明らかにした。最近実施した洋上公試と、それに伴う包括評価により、要求されている品質基準を満たしていない部分があり、電気配線などを中心として追加作業が必要と判明。これが原因で工程が遅延して、納入も 2009 年の第二四半期まで遅れることになった。この工程遅延に伴って必要となるリソースは、メキシコ湾岸 (Gulf Coast) の同社造船所で手がけている他の艦にも影響するため、そちらについても影響度合の評価を行う。問題の LHD-8 は Wasp 級揚陸侵攻艦の 8 番艦で 2004 年 2 月に起工したものだが、1-7 番艦と違って主機を蒸気タービンからガスタービンに改めたほか、電気系統などにも大幅な設計変更を行っている。建造途中で Hurricane Katrina の被災があり、それも工程に影響した。(Northrop Grumman) [ちなみに DID (2008/4/16) によると、設計図の 67% が引き直し、試験工程の 75% が内容変更、さらにハリケーン被災で人手不足になったとのこと]
  • 米 Raytheon 社は先日、米海軍から AN/ALR-67(V)3 RWR (Radar Warning Receiver) のオプション契約として全規模量産ロット 10 を受注したが、これにはカナダ・スイス・オーストラリア向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件を含んでいる。これは 2007 年 7 月にスタートした契約の一部で、納入時期は 2010 年 4 月〜2011 年 7 月。これで、この契約の累計受注額は 8,550 万ドルとなった。最新の契約では、米海軍の F/A-18E/F に搭載する RWR×27 セットとスペアパーツに加えて、カナダ向けの RWR×38 セットと受信機 (quadrant receiver)×22 基、スイス向けの RWR×1 基を含む。オーストラリア向けは、既発注分の AN/ALR-67(V)3 を対象とするエンジニアリング サポート業務と 10 年分の PBL (Performance Based Logistics) 業務。なお、AN/ALR-67(V)3 の累計受注は 506 基に達している。この製品を担当している Raytheon 社の事業所は、Space and Airborne Systems business (Tactical Airborne Systems facility, Goleta, CA)、サポート担当の事業所は El Segundo (CA)・Forest (MS)・McKinney (TX)。サプライヤーはアメリカとオーストラリアに散在する。(Raytheon)
  • ギリシア海軍では、6 隻の新型フリゲートを調達する計画。これに対して FREMM フリゲートの発展型を提案している仏 DCNS 社は、希 Greek Elefsis Shipyards 社との間で 2006 年に協力合意を結んでいるが、さらに長期的プレゼンスの証として Athns に現地事務所を開設した。同社が提案しているのは、対潜戦を主として、さらに海洋交通護衛のために対空・対水上線能力を付加したモデル。Elefsis Shipyards に対しては技術移転を行い、開発・建造を共同で進めるとしている。(DCNS)
  • 米 Aurora Flight Sciences 社は DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から、5 年間にわたって連続滞空できる革新的航空機を開発する、Vulture 計画の契約を受注した。用途としては、ISR (Intelligence, Surveillance, Reconnaissance) と通信中継を想定しており、飛行中の任務変更も可能にする。つまり衛星と同じ仕事を飛行機にやらせようというわけ。課題は、長期間のフライトに欠かせない、エネルギー源と信頼性の確保。これに対して Aurora 社は、Odysseus と称する太陽電池航空機で対応する。パートナーとして協力するのは以下の面々。
    • BAE Systems : ペイロード、センサー、運用コンセプト策定
    • C.S. Draper Laboratories : 超高信頼性の、電子機器と制御機器の開発
    • Sierra Nevada Corp. : 自律給油システム
    Aurora 社では先に挙げた用途以外にも、地球環境の変動監視、気象観測、リージョナル電気通信といった用途に利用できると考えている。(Aurora Flight Sciences)
  • 墺 Schiebel Elektronische Geraete 社は、アラビア海の Karachi 沖合でパキスタン海軍の 21 型フリゲートを使って実施した、同社製 VTOL 型 UAV・CAMCOPTER S-100 の飛行試験が成功裏に完了したと発表した。EO/IR (Electro-Optical/Infrared) センサーを搭載した状態で、手動、あるいは自動発進した後、GPS を利用して測位しながらウェイポイントを飛行して艦まで戻り、高度 50ft・後方 100ft のところから自動着艦した。西南西の風が 15kt で吹いている状況下で、艦は 10kt 以下に減速せず、最大 13kt の速度を出して航行しながら発着艦を実施。システム チェックのフライトに加えて、昼間に発艦して夜間に着艦する 4 時間のフライトや完全夜間フライトなど、累計 6 時間のフライトを実施、その過程で高度 6,000ft まで上昇したほか、陸上、あるいは海上の物標を探知する偵察任務を行い、データを送信した。機体はカーボンファイバー製、ペイロードは 55lb、航続時間は 6 時間。(Schiebel Elektronische Geraete GmbH)
  • チェコ・イギリス・デンマーク・スロバキアが 4/14 から開始した合同演習 "Flying Rhino" に、L-159 軽攻撃機 (ALCA : Advanced Light Combat Aircraft) が参加した。航法・通信機器と多用途レーダーを備えた単座の対地攻撃型で、各種のスマート兵器を搭載可能。精確な兵装投下によって "first-pass - first-kill" を実現できるとしている。これによって敵の対空砲火に曝される時間を局限でき、さらに機体が小型なので探知されにくいという説明。L-159 以外にも、JAS 39 Gripen、L-39 Albatros、Mi-24、Mi-17、Tornado、Hawk といった機体が参加している。(Aero Vodochody)
  • 米陸軍・米海兵隊の JLTV (Joint Light Tactical Vehicle) 計画への応札を表明している、米 Textron 社・米 Boeing 社の合同チームは、さらに SAIC (Science Applications International Corp.) をチーム メンバーに加えたほか、副契約社として Ford Motor Company を加えたと発表した。このほか、Millen Works 社がオフロード車の製造経験や迅速なプロトタイプ製造を、Carlson Technology がメンテナンス負荷軽減のための "pit-stop" 型整備を、それぞれ担当することになっている。Fort Motor はエンジン・駆動系の、SAIC はシステム エンジニアリングとハイブリッド電気駆動系の担当。JLTV 計画は現在、27 ヶ月間の TD (Technology Development) フェーズ契約を巡って各社が受注を競っているところ。(Boeing)
  • その JLTV 計画の TD フェーズ契約で競合する米 Lockheed Martin 社は同日に、米陸軍向けに提案書を提出したと発表している。同社は汎用車両として、3 軸目を追加した 6 輪車両の提案も行っているが、これにより 5,000lb の搭載量を倍増できるとのこと。同社は、BAE Systems Mobility & Protection Systems (装甲防禦と量産技術)、Alcoa Defense (重量軽減のためのアルミ素材技術)、JWF Defense Systems (機械加工と製造技術) の各社と合同チームを編成している。Lockheed Martin 社自身は、システム エンジニアリングやインテグレーション、プログラム管理などを担当する。(Lockheed Martin)
  • 米 ULA (United Launch Alliance) は、ICO Global Communications 社の北米向け静止衛星・ICO-G1 を、Atlas V ブースターで打ち上げた。Atlas で打ち上げた衛星としては過去最大で、重量 6,634kg ある。ミッション名は AV-014、ブースターは Atlas V 421 仕様で、RD-180 エンジンを使った Common Core Booster に Aerojet 社製固体燃料ロケット×2 基を追加、さらに Pratt & Whitney 製の RL10 エンジンを使った Cenraur ステージ、衛星を収容するフェアリングという構成。RD-180 としては 210 回目、Atlas V としては 14 回目の打ち上げ。過去 13 回の内訳は、NASA×2、NRO (National Reconnaissance Office)×3、米空軍×2、民間×6。(ULA)
  • 米 General Dynamics NASSCO 社 (San Diego, CA) は、米海軍向けの新型補給艦・USNS Wally Schirra (T-AKE-8) のキールを据えた。2009 年の第三四半期にデリバリーの予定。4/21 には USNS Lewis and Clark (T-AKE-9) の建造も始まるが、こちらは 2010 年の第一四半期にデリバリーの予定。同級のうち 1-4 番艦はデリバリー済みで、USNS Robert E. Peary (T-AKE-5) は今年 6 月にデリバリーの予定、USNS Amelia Earhart (T-AKE-6) は 4/6 に進水して艤装中、USNS Carl Brashear (T-AKE-7) は建造中。(General Dynamics NASSCO)
  • 米 Northrop Grumman 社は、在欧米陸軍・第 5 通信コマンド (5th Signal Command, Mannheim, Germany) の IT インフラを整理統合・集中管理する業務を受注した。E-TNOSC (Theater Network Operations Security Center) なる案件で、ネットワークの一貫性と安全性を高めるとともに、コストダウンを図るのが狙い。同社が過去にヨーロッパで、米陸軍・米空軍向けの IT インフラを手がけてきた経験が評価された、という説明。5 年間・3,000 万ドルの案件で、ARTEL (Reston, VA)、General Dynamics Information Technology (Fairfax, VA)、Strategic Business Systems (Herndon, VA) の各社と組んで業務にあたる。(Northrop Grumman)
  • 瑞 Pilatus Aircraft 社は 2007 年に、売上を対前年比で 8,400 万スイスフラン (15%) 増やして、6 億 5,600 万スイスフランとした。納入機数は 13% 増の 115 機 (PC-12×92 機、PC-21×17 機、PC-6 Porter×6 機)。北米・南米での売上が 40.3% を占め、ヨーロッパが 31.2%、アジアは前年の 9.2% から 19.2% に急増。オーストラリアが 5%、アフリカが 4.3%。PC-21 についてはスイスとシンガポールから受注を得て量産に入ったほか、PC-12 も次世代モデルを発表している。(Pilatus Aircraft)
  • 西 ITP Group は、ヘリコプターのエンジン整備を手がけている Aeromaritime 社を買収すると発表した。これにより、Aeromaritime Mediterraneo (Malta)、Aeromaritime America (Mesa, AZ)、Component Repairs & Overhaul (Portsmouth,UK) の 3 事業所を傘下に加えることになる。Aeromaritime 社の従業員は 83 名、2007 年の売上は 1,500 万ユーロ。民間ヘリコプター分野におけるプレゼンス拡大を図る。また、Albacete では 1,500 万ユーロを投じて整備施設を開設、2008 年から稼働を開始する。(ITP Group)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/4/14)
  • AM General, LLC (South Bend, IN) は米陸軍から、Group B engineering change の適用による信頼性向上改修を、$28,580,470 で受注した。TACOM, Warren, MI (DAAE07-01-C-S001)
  • Weeks Marine, Inc. (Covington, LA) は米陸軍から、プエルトリコの Ponce で実施する護岸工事を $14,115,500 で受注した。Army Corps of Engineers, Jacksonville, FL (W912EP-08-C-0012)
  • Chugach Government Services, Inc. (Anchorage, AK) は米陸軍から、Elmendorf AFB に F-22 用の検査・整備施設を建設する工事を $14,085,673 で受注した。2009/9/28 に完了予定。Army Engineer District, Alaska (W911KB-08-C-0009)
  • L-3 Combat Propulsion Systems (Muskegon, MI) は米陸軍から、M2 Bradley 歩兵戦闘車のトランスミッションを対象とする、38,500 時間分のシステム テクニカル サポート業務を $6,483,484 で受注した。TACOM LCMC, Warren, MI (W56HZV-08-C-2050)
  • Stanley Associates, Inc. (Arlington, VA) は米海軍から、RCP&I (Rack/Component Procurement and Integration) をサポートするためのサービス業務を、$25,483,854 で受注した。システム エンジニアリング、インテグレーション、試験、小規模生産、NDI 調達、暫定デポ整備、レガシー システムによる訓練実施、といった内容。1 年単位のオプション契約 4 年分があり、すべて実現した場合の総額は $249,882,601。Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston (N65236-08-D-2835)
  • Lockheed Martin Corp. (Manassas, VA) は米海軍から、音響受信機 (acoustic receiver) のテクニカル リフレッシュに使用するアップグレード改修キット×13 セットとレトロフィット キット×21 セットに関する修正契約を、$24,108,479 で受注した。P-3 Orion に装備するもの。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-05-D-0018)
  • The Grunley Walsh US, LLC (Rockville, MD) は米海軍から、NSA (Naval Support Activity) South Potomac (Dahlgren, VA) の下水処理施設改修工事を、$6,639,525 で受注した。Headworks Building の新築と関連機材の設置、一次浄化槽 (primary clarifier)×2、好気性菌消化装置 (aerobic digester)、均質化貯留槽 (equalization basin) などの設置、既存施設の改修を実施する。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Washington, Washington DC (N62477-04-D-0174/#0004)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/4/14)
  • 米 Northrop Grumman 社は米陸軍に、IBCS (Integrated Air and Missile Defense Battle Command System) に関する提案を実施したと発表した。契約発注は 8 月の予定。IBCS とは、センサー、兵装、指揮管制装置 (BMC3I : Battle Management, Command, Control, Communications and Intelligence) システムをネットワーク化して、統合化した対空・対ミサイル防衛システムを実現するもの。Northrop Grumman 社では、カスタマーのニーズに合った、オープン アーキテクチャを基盤とするシステムを実現するとしている。同社は BMC3I の担当で、同社とともにチームを編成している企業は以下の面々。
    • Boeing Company
    • Lockheed Martin Corp.
    • Harris Corp.
    • Schafer Corp.
    • Torch Systems LLC
    • Numerica Corp.
    • Applied Data Trends
    • COLSA Corp.
    • Space and Missile Defense Technologies LLC
    • CohesionForce Inc.
    • Millennium Engineering and Integration Company
    • RhinoCorps, Ltd. Co.
    • Tobyhanna Army Depot
    陸軍における IBCS の担当部門は、PEO (Program Executive Office) for Missiles and Space 麾下の、Integrated Air and Missile Defense Program Office (Huntsville, AL)。なお、Northrop Grumman 社はイラク・アフガニスタンで米軍が使用中の意志決定システム、AMDWS (Air and Missile Defense Workstation) の開発・配備も担当している。これは旅団・師団・軍団のレベルで 3 次元の対空戦状況認識機能を実現、防空戦と航空戦を統合指揮する機能を提供するもの。また、今年 2 月には Extended Area Protection and Survivability Integrated Demonstration の担当企業 2 社のうちの 1 社として、C-RAM (Counter-Rocket, Artillery and Mortar) システムを受注している。ミサイル防衛関連製品では、Missile Defense Integration and Operations Center、KEI (Kinetic Energy Interceptor)、STSS (Space Tracking and Surveillance System) も手がけている。(Northrop Grumman)
  • 仏 Microturbo 社は、小型ターボジェットエンジン TR-3 の投入により、小型ジェットエンジンの製品ラインを推力 30daN〜600daN の範囲に広げた。推力 30daN の TR-3 は遠心式コンプレッサー・ストレート フロー型燃焼室、単段軸流タービンという構成で、他の同社製小型エンジンとの間で、100,000rpm の高速回転、火薬式カートリッジ スターター、革新的なシャフト ベアリングなど、テクノロジーの多くを共用している。全長 330mm、重量 4kg、高度 30,000ft・速力 M0.8 まで運用可能、UAV・無人標的機・ミサイルといった用途を想定している。(Microturbo)
  • 米 ATK (Alliant Techsystems) 社は、DSU-33/B 近接信管の米空軍向け累積納入が 10 万個に達したと発表した。担当窓口は Ogden ALC (Air Logistics Center, Hill AFB, UT)。米空軍に加えて、米海軍や米海兵隊でも使用している。DSU-33/B は Mk.80 シリーズや M117 といった通常爆弾、そして JDAM (Joint Direct Attack Munition) と組み合わせる信管。これまでに、DSU-33B/B×51,741 個、DSU-33C/B×48,565 個を納入、最近になって最新型・DSU-33D/B のデリバリーを開始した。バッテリ駆動のアクティブ RF 方式を用いており、もっとも破壊力を発揮できる最適高度で起爆させることができる。後から登場した改良型では電子機器の改良で起爆高度の精度を高めているほか、コストダウンを図り、組み立て・試験を容易にして、爆弾との機械的インターフェイスも改善している。同社は 2005 年に Allegany Ballistics Laboratory と、ウェストヴァージニア州にある Rocket Center の manufacturing center of excellence を一本化しているが、その後としては初めての主要マイルストーンだとしている。(ATK)

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoD 2008/4/16)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 231 名の増。現在の動員内訳は、陸軍 78,346 名、海軍 5,385 名、空軍 9,436 名、海兵隊 8,575 名、沿岸警備隊 345 名。

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戦争・紛争

今日の USAFCENT (AFNews 2008/4/16)
15 日、アフガニスタンの Gardez と Orgune に米空軍の A-10 が、Kandahar に仏空軍の Mirage 2000 が、さらに某所には英空軍の Harrier GR.7 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 39 件、ISR ミッションは 10 件、英空軍による戦術偵察は 2 件。
イラクでは、Baghdad と Baqubah に米空軍の F-16 が出動、Basrah では RPG を装備した敵に対して米空軍の MQ-1 が AGM-114 で攻撃、さらに英空軍の Tornado GR.4 も出動。この日の近接航空支援ミッションは 57 件、ISR ミッションは 27 件、米英空軍による戦術偵察は 4 件。

今日のイラク II (AFPS 2008/4/16)
Baghdad 北西 30 マイルの地点で聯合軍と交戦して死亡したテロリストが、Diyala 省の Abu Safyan なる人物から、イラクのアルカイダ関連組織を率いる Abu Ayyub al-Masri に宛てた手紙を所持していた。この手紙は聯合軍の手に落ちたが、その手紙には「テロリストがとるべき戦術」についての記述があったとのこと。具体的には、
  • 治安部隊の検問所に対して、消音装置をつけた銃で銃撃を仕掛ける
  • 拘束される危険性を減らすために、物資の密輸は少しずつ、漸進的に行う
  • 水道水に硝酸を混入する
といった具合。また、過激派を「狙撃担当」「暗殺の専門家」「殉教者」の 3 グループに分けて、それぞれに指揮を担当する emir をつけて奇襲攻撃を仕掛ける、といった内容も。継続的に攻撃を仕掛けて政府に揺さぶりをかけるほか、タンカーやパイプラインを初めとする経済基盤、インフラへの攻撃も行うべきだとしている。水道への毒物混入に代表される化学薬品による攻撃は、心理的効果の観点から薦めているもの。このほか、スンニ派イスラム教徒への扇動に関する言及も。
なお、全 11 ページのうち 2 ページについては、内容の公開が差し止められている。

今日のイラク I (AFPS 2008/4/16)
聯合軍が Tigris River Valley とイラク北西部で実施したアルカイダ関連組織掃討作戦で、合計 13 名を拘束。Samarra 西方で 2 名、それに続いてもう 2 名、Taji 南西で 1 名、Tal Afar 北西では外国人テロリストの移動などに関与した容疑で 6 名、Beiji では 2 名。
Hayyaniyah では、イラク軍のパトロール隊に対して敵 5 名が RPG で攻撃を仕掛ける事件が発生、その際に上空にいた米空軍の MQ-1 Predator が AGM-114 を発射して、敵 4 名が死亡、1 名が負傷。車両に武器・弾薬を積んでいるとみられたため、そちらについては AGM-114 をもう 1 発撃ち込んで破壊。
Mosul では、アルカイダ幹部をターゲットとする作戦を実施、その際の交戦で敵 1 名が死亡、5 名が拘束された。銃撃戦の後で建物から出てくるように指示したが相手が従わず、敵対行為をとった 1 名を射殺、残りを拘束したもの。
14 日、West Rashid 地区の FOB (Forward Operating Base) Falcon 近くで、地元住民の通報により、米陸軍・第 3 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム・第 64 機甲聯隊・第 4 大隊とイラク陸軍・第 6 師団・第 25 旅団・第 5 大隊の兵士が武器集積所を発見。107mm ロケット 18 発、ロケット発射台 20 基。Rashid 地区でも Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チームがイラン製の 107mm ロケット 1 ダースを発見。さらに散弾 100 発と RPG を発見、West Rashid 地区で 1 名を拘束。
Basrah では、IED 攻撃を仕掛けていた組織の首領とその他 3 名をイラク軍が、さらに Hillah の SWAT チームが別の組織の首領とその他 7 名を拘束。Seddah でもイラクの治安部隊が 13-14 日にかけて、合計 2 名を拘束。警察や聯合軍に対する攻撃、武器密輸などに関与した容疑。その Seddah では、米陸軍・第 3 歩兵師団・第 4 旅団戦闘チーム・第 7 歩兵聯隊・第 3 大隊・C 中隊・第 2 小隊と警察が共同作戦を実施、30 名を拘束。14 日には、犯罪組織を拒絶するとともにイラク軍を支持する、地元住民による 200 名規模のデモがあった。
12-14 日にかけて、Tigris River の島をパトロールして回った聯合軍部隊が、"Sons of Iraq" のメンバーがアルカイダを追い出してしまったのを発見。2 ヶ月前には Samarra 近隣で強力な存在感を持っていたアルカイダだが、地元住民に追い出されたという話。
14 日に聯合軍とイラク軍の合同パトロール隊が、アルカイダ関連組織の活動や武器密輸に関与していたとみられる 1 名を拘束。また、パトロール隊に対して警告を無視して接近を続けたイラク人 1 名が警告射撃で負傷。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/4/15)
14 日、アフガニスタンの Bermel、Gardez、Lwara、Orgune に米空軍の F-15E が、Kandahar と Musa Qala に仏空軍の Mirage 2000 が出動。Asadabad では、友軍と交戦中の敵を米空軍の F-15E が GBU-31/B で爆撃、さらに A-10 も加勢した。この日の近接航空支援ミッションは 41 件、ISR ミッションは 9 件、英空軍による戦術偵察は 2 件。
イラクでは、米空軍の MQ-1 が敵の迫撃砲陣地と車両を AGM-114 で攻撃したほか、英空軍の Tornado GR.4 も制圧に出動。Baghdad では米空軍の F-16 と米海軍の F/A-18 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 75 件、ISR ミッションは 25 件、米海空軍と英空軍による戦術偵察は 8 件。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/4/15)
Helmand 省 Sanguin 地区で 12 日、アフガニスタン軍の医療チームが武装勢力の攻撃を受ける事件が発生。地元住民に対する医療活動を行っているところを RPG や小火器で攻撃してきたものだが、幸いにも死傷者の報告はない。このほか、Oruzgan 省の Shamshad で 110 名、Helmand 省の Gereshk 地区で 130 名を対象とする医療活動を実施したが、こちらは攻撃を受けずに済んだ。
同じ 12 日に Helmand 省の Garm Seer 地区で、当地のタリバン指揮官と武器密輸担当者をターゲットとする作戦を実施、12 名を拘束、小火器や RPG を発見。Zabul 省では、バイクで移動中の武装勢力が聯合軍と交戦、複数名が死亡。Oruzgan 省の Khas Oruzgan では、アフガニスタン軍と聯合軍が爆弾製造材料を発見、人払いした後で航空機を呼んで、爆撃・破壊した。
10 日、Zabul 省の Aminah Kalay 近くをパトロールしていたアフガニスタン軍と聯合軍が、待ち伏せ攻撃を仕掛けてきた武装勢力と交戦、複数の敵が死亡。

今日のイラク (AFPS 2008/4/15)
Multinational Division Center は、"capabity building"、すなわち統治の拡大と経済/インフラの整備を進める多段階の作戦に乗り出し、これを受けて Baghdad 南方では米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 3 旅団戦闘チームが "Operation Marne Piledriver" を発動した。イラク軍と共同で、まだ残っている武装勢力の拠点を潰しにかかる。また、ラジオ局や上水道施設の設置、農業分野などへの資金投入も進める。
2 月に Basra で、米 CBS 放送のカメラマン・Richard Butler 氏が武装勢力に拉致される事件があったが、イラク軍が地元住民からの通報を基にして救出に成功、その際に容疑者 1 名を拘束した。
聯合軍が Mosul で、違法法廷を設置していたアルカイダ関連組織の首領などを拘束。爆弾攻撃にも関与していた容疑。別件で、誘拐・暗殺・自爆テロリストの移動支援を行っていたテロリスト 1 名とその他 3 名も拘束している。
イラク国境警備隊 (Iraqi Department of Border Enforcement) は、イランとの国境近くで対戦車地雷 160 発あまりが集積してある現場を発見。
13-14 日にかけて、聯合軍が Tigris River Valley とイラク北部で実施した作戦で、合計 18 名を拘束。13 日に Baghdad 南部で、警察が武器集積所を発見。対戦車地雷 541 発、ロケット用の信管 100 個、120mm 迫撃砲弾 29 発、107mm ロケット 7 発、RPG 5 発。前日には Baghdad 南部の Rashid 地区でも、聯合軍が武器集積所を発見している。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/4/14)
13 日、アフガニスタンでは Bermel、Lwara、Orgune に米空軍の A-10 が、Asadabad、Ghazni、Kandahar、Orgune に米空軍の F-15E が、Deh Rawod と Now Zad に仏空軍の Mirage 2000 が、それぞれ出動。Kandahar では、樹木線に陣取った敵を米空軍の F-15E が GBU-12/B で爆撃。Bermel では敵のロケット陣地を、Nangalam では敵兵を、米空軍の A-10 が GBU-12/B で爆撃。この日の近接航空支援ミッションは 40 件、ISR ミッションは 9 件、英空軍による戦術偵察が 2 件。
イラクでは、米海軍の F/A-18 が Basra に出動。この日の近接航空支援ミッションは 66 件、ISR ミッションは 23 件、米海空軍と英空軍による戦術偵察が 8 件。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/4/14)
アフガニスタン軍と聯合軍が 12 日に Khowst 省 Gurbuz 地区で実施した合同作戦で、軍閥組織の首領を拘束。当地で爆弾攻撃を仕掛けていたもので、タリバン幹部・Jalaluddin Haqqani が率いている。爆弾攻撃に加えて、資金やその他の物資の手配も担当していた。これ以外に、同じ組織の関係者を 3 名拘束。また、モスクの捜索を実施したアフガニスタン軍が、弾薬ベストや擲弾を発見した。聯合軍も別の場所で、機関銃、擲弾、AK-47 自動小銃、拳銃、散弾銃、弾薬ベスト、弾薬を発見している。発見した武器は破壊処分。
聯合軍が 3/12 に Khowst 省 Tani 地区で実施した作戦で、拘束した過激派 6 名の身元が明らかにされた。
  • Mohammad Ghanam (33) : この作戦でターゲットにした 2 名のうちのひとり。Haqqani ネットワークで自動車爆弾攻撃に関与、さらにアフガニスタン各地で聯合軍への攻撃を実施。さらに国境越しの兵器搬入や国境監視哨へのロケット攻撃、Tani 地区にある Avran Beesseem 電話塔への攻撃に関与。
  • Khan Gul (70) : もうひとりのターゲット。Haqqani ネットワークにおける爆弾の専門家で、爆発物の密輸や資金調達を担当、Khowst 省で IED 攻撃を仕掛けている組織にも関わりが。
  • Nik Mohammad (25) : 軍閥の活動家で、資金や自家製爆弾の材料調達を担当。国境監視哨へのロケット攻撃や、爆弾の保管に関わっていたとみられる。
  • Sheikh Soup (42) : 聯合軍などへの攻撃に関与した容疑。Khowst 省における爆弾の運び屋として知られ、聯合軍を攻撃する軍閥の間では知られた存在。
  • Ahmad Jan (60) : 爆弾攻撃に関与していて、聯合軍を攻撃する軍閥の間では知られた存在のタリバン関係者。
  • Mohammad Wali (23) : 別名 Moud Wali。Khowst 省における複数の爆弾攻撃に関与した容疑。

今日のイラク II (AFPS 2008/4/14)
14 日、聯合軍はアルカイダ関係者 9 名を拘束。Beiji で爆弾攻撃に関与していた容疑者 1 名、その南方で Tikrit で活動していた容疑者 2 名、Taji 北方でテロ組織幹部に近い人物 1 名を拘束。Tal Afar 南西で組織の資金担当者 1 名、Mosul で 4 名を拘束、その際にドアをぶち破ったときのトバッチリで女性 2 名が負傷。さらに、Samarra 西方では外国人テロリストを手引きした容疑で 2 名を拘束。
13 日、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チームが Baghdad 東方を戦車でパトロールしていた際に、RPG による攻撃を受けた。ヘリコプターを呼んで反撃、敵 1 名が死亡。さらに、戦車の乗員が近くの建物の屋根上に RPG を構えた敵を発見、交戦して敵 5 名が死亡。
Baghdad 東部の Ummal 市場付近でも、Multinational Division Baghdad のパトロール隊が自家製爆弾で攻撃され、イラクの緊急対応部隊が反撃。車両の回収に成功、死傷者はなし。Baghdad 東部では別件で、アルカイダ関連のプロパガンダ組織に対する作戦を実施、踏み込んだ際に武器を構えていた敵を射殺、さらに 1 名を拘束。捜索で得た情報に基づいて第二のターゲットに向かい、もう 1 名を拘束。
Salahuddin 省では、イラク軍が 57mm 砲弾の集積所を発見。聯合軍の EOD チームが破壊処分。Baghdad 南東では地元住民からの通報により、警察が武器集積所を発見。対戦車地雷、ロケット用信管、120mm 迫撃砲弾、RPG、107mm ロケットといった内容。尋問のために 5 名を拘束。Muqdadiyah 南方では、Multinational Division North の兵士が 20-30 名の遺体を発見。いずれもバラバラにされており、殺害から 8 ヶ月ほどが経過していたとみられる。近くの墓地に運んで埋葬。
12 日、車両隊が路傍爆弾攻撃に遭った際に、掩護にあたっていたヘリが起爆担当とみられる 2 名を発見して攻撃。うち 1 名が死亡、もう 1 名が負傷して捕まった。Baghdad 南方では、地元住民からの通報を受けて米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チームが出動して家宅捜索を実施、Rashid 地区でイラク軍や聯合軍を攻撃していた組織の首領と、その他 8 名を拘束。
Kirkuk では、イラク軍が武器集積所を発見。砲弾、迫撃砲弾、ロケット、擲弾といった内容。周辺の小規模な集積所に分配する拠点になっていたものとみられる。過去 10 日間に当地で武器集積所が見つかったのは、これで 4 件目。

今日のイラク I (AFPS 2008/4/14)
聯合軍が 13 日にイラク北部で実施した作戦で、敵 1 名が死亡、10 名が拘束された。Beiji 南方で、Tikrit から Anbar 省にかけての一帯で爆弾攻撃を行っている組織をターゲットとする作戦を実施、その際に 1 名が死亡、2 名が拘束された。また、Mosul では外国人テロリストの手引きに関わった容疑で 1 名、イラク軍・聯合軍への攻撃に関わった容疑で 1 名、その他 1 名を拘束。Tal Afar 北西の Rabiyah では 4 名を拘束。
12 日、Salahuddin 西部の砂漠で警察と聯合軍が、アルカイダ関連組織の訓練キャンプを襲撃、その際の交戦で敵 5 名が死亡、2 名を拘束。その際に敵 1 名が自爆ベストを使用。そのほか、手榴弾、迫撃砲弾、導爆線、装薬、60mm ロケット、雷管、自爆ベストを発見。
Mosul で、検問所を狙った自動車爆弾攻撃があり、子供 1 名が死亡、負傷者 8 名。犯人も負傷。Baghdad の New Baghdad では、IED を設置している現場を聯合軍のヘリが発見して攻撃、AGM-114 で攻撃して IED を破壊・犯人 2 名が死亡。残る犯人 2 名は逃走。Sharqat では、停止を命じたのに無視した車に対して発砲して運転手が負傷、同乗者 1 名も拘束。Baghdad 北東では、イランの支援を受けている "special groups" のメンバー 1 名を拘束。Mosul と Sharqat では、テロ行為を支援していたお尋ね者 3 名とその他 13 名を拘束。Baghdad では自動車爆弾に関与した容疑で 3 名、Kirkuk 南方では 2 名を拘束。
11 日、Baghdad 東部で聯合軍の車両隊に対して、複数の路傍爆弾と銃撃による攻撃が加えられ、反撃して複数の敵が死亡。狙撃手 2 名、RPG を持っていた敵が 2 名、さらに 9 名が死亡した模様。Hyanniyah 地区では聯合軍の UAV が、イラク軍に迫撃砲を撃ち込んでいた現場を攻撃、敵 6 名が死亡、1 名が負傷。
イラク北西部で、外国人テロリストの手引きをしていた容疑で 1 名、その他 3 名を拘束。Baghdad 南東の Madain Qada では、IED 攻撃・宗派間対立・武器密輸といった容疑で 8 名を拘束、その際に家屋 35 棟を掃討、武器・弾薬を発見。Diyala 省東部の砂漠では、イラク国境警備隊 (Iraqi Department of Border Enforcement) が対人地雷 100 発、対戦車地雷、155mm 砲弾を発見。Jisr Diyala では聯合軍が、IED 攻撃・砲撃・武器密輸に関わっていた犯罪組織の首領を拘束。Baghdad 東部の Nine Nissan では、"Sons of Iraq" のメンバーが武器集積所を発見。ロケット 18 発、迫撃砲 14 門、105mm 砲弾 10 発、103mm 砲弾 10 発、対戦車地雷 2 発。

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こぼれ話

最優秀電池はどれだ (DoD 2008/4/16)
米国防総省は、秋にカリフォルニア州で実施する "Wearable Power Prize" の予備選考に勝ち残ったチームの一覧を発表した。Office of the DDR&E (Director of Defense Research and Engineering) がまとめたもの。いずれも米国市民がチーム リーダーを務めており、米国内 36 州と、外国から 4 ヶ国のメンバーが参加している。
このコンペは、安全で軽量な電力供給源を実現するのが目的で、重量 4kg 未満の電源機材で 96 時間にわたって出力 20W の電力供給能力を発揮するよう求めている。優勝チームには 100 万ドル、2 位に 50 万ドル、3 位に 25 万ドル、総額 175 万ドルの賞金を設定。
2007/11/30 までに参加表明、2008/3/3 までに詳細設計を提出する日程で、当初に参入した 169 チームのうち、現時点で勝ち残ったのは 107 チーム。この後、6/3 までにプロトタイプを製造して提出するとともに、仕様書や配線図、安全装置の詳細についてもデータを出す必要がある。その後、7/15 までに安全性に関する審査を行い、継続参加を認めるかどうかを決める。
最後に、9/29 にカリフォルニア州の Twentynine Palms にある Marine Corps Air Ground Combat Center で 92 時間にわたるベンチテストを実施、10/4 に決着がつく。

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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