警 告
「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。
|
| 一般ニュース
| 産業・装備・調達
| 人事・組織
| 戦争・紛争
| こぼれ話
|
一般ニュース
核施設被害に注目が集まってるけど (JDW 2008/5/28)
中国の CISTIND (Commission of Science Technology and Industry for National Defence) が、四川省で発生した地震によって、現地の航空宇宙・防衛産業に打撃があったと認めた。AVIC I/II (Aviation Industries of China I/II) や、その下請け、ハイテク兵器の開発に携わっていた組織などが影響を受けているとのこと。J-10 や JF-17 の生産拠点も地震の影響を受けている。
そのため、COSTIND は 5/19 に、救済のための緊急支出を決定。航空宇宙・防衛産業に対する財務的インパクトについては、まだ不明。一方、人民解放軍の方は「軍の施設について確認したが、すべて安全である」と発表。
今日の小ネタ
米統合参謀本部議長の Mike Mullen 海軍大将は、インドネシア・シンガポール・フィリピン・韓国への歴訪に出発した。最初の目的地はインドネシアで、30 時間かけて C-17A で現地に向かっている。インドネシアの後はシンガポールに移動して、Robert M.Gates 国防長官ともども Shangri-La Dialogue (Asia Security Summit) に出席。フィリピンでは対テロ演習を視察、韓国では在韓米軍司令官の交代式典 (Burwell B. Bell 陸軍大将から Walter "Skip" Sharp 陸軍大将に交代) に出席する。(AFPS 2008/5/28)
戦時補正予算の通過が遅れている議会に対して米国防総省は、陸軍の人件糧食費などから 57 億ドル、O&M (Operation and Maintenance) 費・特殊作戦部隊の予算などから 40 億ドルを、それぞれ一時転用する Reprogramming Action を提出した。(DoD 2008/5/28)
クウェートの Agility Logistics 社 (旧社名 Public Warehouses Company) は 5/28 に、米国防兵站局 (DLA : Defence Logistics Agency) からイラク・クウェートに展開する米陸軍を対象とするサポート業務契約を 28 億ドルで受注したと発表した。1 年契約で、6/3 から糧食などの供給を開始する。同社は OIF 開始以来米軍向けの物資供給を担当しており、累計受注額は数十億ドルに達する。(DefenseNews 2008/5/28)
イラン国営の IRNA news agency が、イランとシリアが新しい軍事協力合意に調印したと報じている。その席でシリアの Hassan Turkmani 国防相は「地域の不安定化要因になっている、外国の軍隊と侵略者は立ち去れ」と発言。そのシリア、イスラエルと和平協議を行っていたが、イスラエルが「イランとの同盟解除」「レバノン・パレスチナの武装勢力に対する支援の中止」を求めたのに対して拒否。イランはイランで、Mahmoud Ahmadinejad 大統領が「イスラエルを地図上から消し去れ」と発言している。(DefenseNews 2008/5/28)
アイルランドの Dublin で開催されているクラスター爆弾規制に関する会合で、条約の草案がまとまった。「クラスター爆弾の使用禁止」「クラスター爆弾の開発・製造・調達・保有・譲渡の禁止」「この条約に違反する行為に対する支援の禁止」といった点がポイント。(DefenseNews 2008/5/28)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/5/28)
イラク・アフガニスタンへの派遣から戻った兵士のうち、外傷後のストレス (post-traumatic stress disorder) に見舞われている兵士の比率が急増、2007 年に五割増となり、5 年間の累計は 40,000 人に達しているとのこと。特に陸軍・海兵隊での影響が大きい。昨年には陸軍で 10,000 名、海兵隊で 2,100 名の増加となっている。派遣任務を何回も繰り返している兵士ほど、この兆候が強まっているとのこと。(VoA)
今日の小ネタ
5/5-16 にかけて、カナダの Cold Lake で "Maple Flag 41" 演習を実施、7 ヶ国・3,000 名の参加があった。米空軍からは、アグレッサー飛行隊 64th AS・65th AS に所属する F-16C/D などが参加している。このほか、米軍からの参加は F-15C/D (33rd FW, Eglin AFB, FL)、E-3 Sentry (965th AACS (Airborne Air Control Squadron), Tinker AFB, OK)、EA-6B Prowler (VAQ-137, NAS (Naval Air Station) Whidbey Island, WA)。(AFNews 2008/5/27)
AFRICOM 副司令官の Robert Moeller 海軍中将によると、AFRICOM が必要としているのは人員・物資の輸送に必要な空輸能力の確保とのこと。すでに、この問題を解決するための協議が始まっている。その他の課題として、文官ポストを担当する人員の確保を挙げた。Brookings Institution (Washington DC) におけるプレゼンテーションでの発言。(DefenseNews 2008/5/27)
米沿岸警備隊によると、NSC (National Security Cutter) の 1 番船・Bertholf で過去に発覚した問題については解決が進んでおり、運用開始に向けて進展中とのこと。問題があった 8 システムのうち 5 システムについては解決済み、残りも 6 月半ばにはカタがつくと見込んでいる。そのほか、細かい問題点 (trial cards) が 2,816 ヶ所。(DefenseNews 2008/5/27)
EDA (Satellite Communication) 関係者によると、現在は欧州各国がバラバラに運用、あるいは利用している衛星通信 (SATCOM : Satellite Communication) についてのプール化構想が持ち上がっており、2010 年までに稼働を開始させたい考え。フランス、ルクセンブルク、オランダ、ポーランド、イギリスが主導する形で話を進めている。(DefenseNews 2008/5/27)
5/30-6/1 にかけてシンガポールの Shangri-la Hotel で、第 7 回目となる Shangri-la Hotel を開催する。イギリスの IISS (International Institute of Strategic Studies) が後援する、アジア諸国による防衛・安全保障関連の討議。今年はオーストラリア、バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、カナダ、中国、東ティモール、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー (ビルマ)、NATO、ニュージーランド、パキスタン、フィリピン、ロシア、シンガポール、韓国、スリランカ、韓国、タイ、イギリス、アメリカ、ベトナムが参加する。(DefenseNews 2008/5/27)
財政事情が原因で自前の攻撃ヘリ開発計画を諦めた韓国に対して、アメリカが米陸軍中古の AH-64×36 機を売却すると提案、韓国もこれを検討中。ちなみに、在韓米軍 28,000 名の中には AH-64 を装備する 2 個大隊を含む。(DefenseNews 2008/5/27)
フランスは EU の軍事力強化を求めるキャンペーンを張っているが、イギリス、ドイツ、アメリカが抵抗要因になっている状況。ただ、Nicolas Sarkozy 政権が発足してフランスが NATO に復帰する動きを見せるようになってから、アメリカの態度は以前よりも軟化してきているという話も。(DefenseNews 2008/5/27)
なぜか数字が合わない (DefenseNews 2008/5/26, EDA via Defense-Aerospace.com 2008/5/27)
EDA (European Defence Agency) 加盟国のうち 10 ヶ国 (キプロス、フランス、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、イタリア、ポーランド、スロバキア、スロベニア、スペイン) がベルギーの Brussels で開いた会合の席で、R&T (Research & Technology) 分野に対して、今後 2 年間で 1,550 万ユーロの支出を行う件について合意した。先進技術研究開発のために共同で資金を負担するもので JIP (Joint Investment Programme ) と称しており、対象分野は以下の通り。
Cluster A : GPS のバックアップとなる航法システム
Cluster B : ナノテクノロジーを活用した個人用戦闘装備。サイズ・重量の削減がテーマ
Cluster C : IED など、隠蔽されたアイテムの探知技術
[EDA のリリースでは 11 ヶ国といっているけれど、具体的な国名が出ていないので検証不可能。DefenseNews では 10 ヶ国と書いている。なんなんだ]
結果は出るんだろうか (DefenseNews 2008/5/26, EDA via Defense-Aerospace.com 2008/5/27)
EDA (European Defence Agency) は 2006/7/1 以来、軍の装備調達に際して (自国内に限定しない) 国境を越えた競争の枠組み (Regime on Defence Procurement。調達条件に関する透明性を実現する Code of Conduct と、副契約社に対して同様の公平性を確保する Code of Best Practice in the Supply Chain で構成する) の導入を進めているが、これに EU 非加盟国のノルウェーが参画することになった。EDA 加盟各国の国防相が承認したことで実現が決まったもの。EDA 加盟国では、デンマーク以外のすべてが参画済み。ノルウェーは EDA に加盟していないものの、ESDP (European Security and Defence Policy) にはさまざまな分野で関わっており、NBG (Nordic Battle Group) の編成もその一環。
この枠組みでは装備調達に透明性を持たせて、自国・他国を問わず、どこの企業も公平な条件の下で土俵に立てるようにすることになっている。調達情報の告知には、EDA が 2007 年 3 月から設置・運用している、EBB (Electronic Bulletin Board) を使用する。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/5/26)
市民団体 Taxpayers for Common Sense は、米議会が承認した対テロ戦関連の作戦経費をカバーする補正予算について、「支出を削ろうとしている一方では、対テロ戦と関係のない装備調達案件を幾つも盛り込んでいるのが怪しからん」とする声明を出した。イリノイ州で実施している石炭エネルギー開発プロジェクト・FutureGen の 18 億ドルを削減していると指摘する一方で、槍玉に挙げた装備調達案件は以下のもの。
C-17A×15 機 (36 億ドル) : イラクでの戦争には関連が薄い機体であり、Boeing 社の Long Beach 工場を 2010 年夏まで稼働させて、輸出商談を獲得するための時間を稼ぐのが目的だと非難。
C-130J×18 機 (18 億ドル) : 国防総省は最近、イラクで 1 機を減耗するまで C-130J 計画を中止したがっていたのに、一転して「機体にかかっている負荷が高いために老朽化が早く進んでいる」として調達計画を進めることにした、として姿勢の転換を非難。
CV-22 (5 億ドル) : イラクで使用している比率は低いと非難。海兵隊が 141 機、空軍特殊作戦軍団が 26 機の調達を計画しており、2008-2013 年まで年間 33 基ずつを調達する計画になっているが、そのための資金として戦時補正予算を使っていると非難。
つまり、通常の国防予算に盛り込めなかった装備調達計画を実現するために、戦時作戦経費であるはずの補正予算を使い回している、と非難している。(Taxpayers for Common Sense)
仏海軍の Rafale M が、5/21 にフランス海軍のパイロット・Patrick Zimmermann 大佐の手で、USS Harry S. Truman (CVN-75) に着艦した。CQ (Carrier Qualifications) の一環として実施したもの。同大佐は、原子力空母・FS Charles de Gaulle (R 91) に乗艦する航空群の指揮官。2002 年には USS John C. Stennis (CVN-74) との間で E-2C を使ったクロスデッキを実施、2007 年 7 月には USS Enterprise (CVN-65) に Rafale を着艦させている。今回は、Rafale×2 機と E-2C×1 機がそれぞれ 2 回ずつ、合計 6 回のトラップを実施して、さらに 3 機目の Rafale が 13 回のタッチ & ゴーを実施した。米海軍の LSO (Landing Signal Operator) にとっても、普段と異なる機体を降ろすのは貴重な経験になる。なお、de Gaulle 戦闘群は 7 月に、USS Theodore Roosevelt (CVN-71) を基幹とする CSG-8 (Carrier Strike Group 8) との合同演習を計画中とのこと。(US Navy)
飛べるか飛べないか、それが問題だ (DefenseNews 2008/5/23, MoD UK & UK Conservative Party via Defense-Aerospace.com 2008/5/26)
2006/9/2 にアフガニスタンで英空軍の Nimrod MR.2 が墜落した件について、査問会に出席した検死官の Andrew Walker 氏が、証言の最後で同機の飛行停止を主張。イラク・アフガニスタンに派遣されているイギリス軍のその他の装備についても、欠陥があると主張した。同機は 1969 年の就役以来、耐空性を欠いた状態が続いていたにもかかわらず、搭乗員はそのことを知らされていなかった、というのが同検死官の言い分。
これに対して英空軍の技術部門を担当する Sir Barry Thornton 中将は、安全のために Nimrod での空中給油を中止、高温空気の利用も行わないようにしたと説明。また、安全に飛行できるように整備・検査手順も改めたと反論している。そして、耐空性の確保は空軍の最優先課題だとした。 Bob Ainsworth 国防相も、検死官の発言については注意深く検討するとしつつも、Nimrod が戦域で飛行することで多くの (地上軍兵士の) 生命が救われており、Nimrod の飛行を停止すればそれが危うくなると反論。
また、保守党の「陰の国防相」Liam Fox 博士は、Nimrod が果たしてきた任務の重要性については認めつつも、代替機の導入に時間がかかりすぎていると指摘した。
英空軍は現在、Scotland の RAF Kinloss と England の RAF Waddington で、Nimrod MR.2×16 機を運用している。墜落事故の原因は、空中給油のために増設した燃料配管が、高温の空気が通る配管の近くを通っていたこと。そのために、漏出した燃料が発火した。
今日の試し撃ち
米空軍は 5/22 に、Vandenberg AFB から Guam 島南西 230nm の洋上に向けて、Minuteman III ICBM の試射 "Glory Trip 197" を実施した。信頼性と精度を検証するために NNSA (National Nuclear Security Administration) と共同で実施した試射で、ミサイルには実弾頭を装備しない状態の再突入体をひとつ取り付けて発射した。飛翔距離は 5,250 マイル。従来、この手の試験は Marshall Islands に向けて発射していたが、今回はそれよりも飛翔距離を 1,000 マイルほど延ばしている点が特徴。目標海域には米海軍が、計測機器を取り付けた筏を 16 隻配備してグリッド パターンを展開、命中精度の計測を実施した。さらに、測量艦に搭載した Mobile Instrumentation System も使用している。なお、この試射を利用して米ミサイル防衛局 (MDA : Missile Defense Agency) は、BMDS (Ballistic Missile Defense System) のテストを実施。具体的には、SBX (Sea Based X-Band Radar)、改良型早期警戒レーダー (Upgraded Early Warning Radar)、BMD 対応のイージス巡洋艦、移動式レーダー AN/TPY-2 が、太平洋上に向けて飛翔するミサイルの追跡試験を実施。得られたデータは BMDS の C2BMC (Command, Control, Battle Management and Communications) システムに送り込んで、任務後の分析に供した。このほか、External Sensors Laboratory などの技術開発計画、F-16 に搭載したブースト段階追跡用赤外線センサーのテストも実施している。(AFNews 2008/5/22, MDA 2008/5/23)
| 先頭に戻る |
産業・装備・調達
ロボット追加 (Contracts 2008/5/28, QinetiQ North America via Defense-Aerospace.com 2008/5/29)
Foster-Miller, Inc. (Waltham, MA) は米陸軍から、同社製のロボティック システム、アップグレード改修キット、スペアパーツ、訓練/エンジニアリング サービス業務を、$400,000,000 で受注した。Program Executive Office for Simulation, Training and Instrumentation, Orlando, FL (W900KK-08-D-0037)
これは、Talon ロボットの追加調達とスペアパーツを対象とする案件。2007 年春に 1 億 5,000 万ドルの契約を受注しており、今回の追加受注で当初の予定が満額となった。すでに、Talon はイラク・アフガニスタンを初めとする世界各地で合計 2,000 台あまりを運用中。主な任務は IED 処理で、これまでに 80,000 回以上の IED 処理任務を行っている。
今日の米軍調達 (Contracts 2008/5/28)
BAE Systems, Ground Systems Division (York, PA) は米陸軍から、M2A3 Bradley 歩兵戦闘車と M2A3 FIST (Fire Support Team) の再生補修作業 (remanufacturing) を $525,298,032 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-05-G-0005)
Harris Corp. (Rochester, NY) は米陸軍から、MRAP (Mine Resistant Armor Protected) 用の車載化キット×150 セットを $41,956,600 で受注した。TACOM LCMC (Life Cycle Management Command), Warren, MI (W56HZV-08-C-0441)
BAE Systems, Ground Systems Division (York, PA) は米陸軍から、スペアパーツ類を $13,508,509 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-05-G-0005)
L-3 Communications (Alpharetta, GA) は米空軍から、C-130 用の Remote Display Unit を $6,785,212 (Maximum) で受注した。5 年契約で、最低 51 セット、最大 101 セットを納入する。Robins AFB, GA (FA8504-08-D-0001/0001)
Raytheon Co. (Tucson, AZ) は米空軍から、AIM-120 AMRAAM (Advanced Medium Range Air-to-Air Missile) 関連の以下の物件を $412,207,351 で受注した。
AIM-120D AUR (All-Up-Round)×98
AIM-120D AAVI (Air Vehicles Instrumented)×11
AIM-120D ITV (Integrated Test Vehicle)×8
AIM-120D CATM (Captive Air Training Missile)×78
AIM-120C-7 AUR×213 (FMS (Foreign Military Sales) 向け)
AIM-120C AAVI×5 (FMS 向け)
AIM-120D AUR×68 発分のワランティ (米空軍向け)
AIM-120D AAVI×11 発分のワランティ (米空軍向け)
AIM-120D CATM×78 発分のワランティ (米空軍向け)
Non-Developmental Item-Airborne Instrumentation Units, Spares×269
試験機材、交換用レドーム、Quad Target Detection Device の交換用パーツ、Common Air Launched Navigation System (セカンド ソース)
695ARSS, Eglin AFB, FL (FA8675-08-C-0049)
Champion Energy Services, LLC (Houston, TX) は米空軍から、テキサス州の Goodfellow AFB、Laughlin AFB、Sheppard AFB を対象とする電力供給業務を、$400,000,000 で受注した。これは 20 年分の累計見積額で、実際の支払は電力仕様状況に応じて変動する。AETC CONS/LGCD, Randolph AFB, TX (FA3002-08-D--0026)
L-3 Communications (Alpharetta, GA) は米空軍から、C-130 用の Electronics Flight Indicator と Remote Display Unit を $16,068,051 (maximum) で受注した。448SCMG/PKHE, Robins AFB, GA (FA8538-08-D-0009)
Alliant Techsystems (ATK) Tactical Systems Co., LLC (Rocket Center, WV) は米海軍から、エネルギー素材、固体燃料ロケット モーター、大気吸入型の推進システム、弾頭、信管、点火装置、複合材料構造、金属材料構造といった製品のプロセス開発、施設・装備設計、調達に関連する業務を $9,982,292 で受注した。ATK Propulsion and Controls と米海軍が推進する、海軍向けの研究開発・調達案件に関わるもの。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Indian Head Division, Indian Head, MD (N00174-08-D-0009)
Northrop Grumman Corp., Electronic Systems, Defensive Systems Division (Rolling Meadows, IL) は米海軍から、CH-53E に装備する Large Aircraft Infrared Countermeasures Ultra Violet を対象とする ECP (Engineering Change Proposal) がらみの、Group-A と Group-B の試験サポートを $5,923,723 で受注した。Safety of Flight Clearance プロセスに基づく開発・検証作業を実施した上で、Flight Instrumentation のパッケージを導入する。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-G-0012)
Lockheed Martin Systems Integration - Owego (Owego, NY) は米海軍から、MH-60R ブロック I アップグレードで使用する Ku バンドの CDL (Common Data Link)・Ku-Band Hawklink に関する修正契約を $5,838,710 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-05-C-0076)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/5/28)
EADS Astrium 社 (Friedrichshafen, Germany) は ESA (European Space Agency) から、地表観測衛星 EarthCARE (Earth Clouds, Aerosols and Radiation Explorer) の開発・製造を 2 億 6,300 万ユーロで受注した。パッシブ式とアクティブ式のセンサーを 2 基ずつ装備する。アクティブ レーザー式センサー ATLID (active laser instrument)、MSI (Multi-Spectral Imager)、BBR (Broadband Radiometer)、CPR (Cloud Profiling Radar) の 4 種類。この衛星は、Earth Explorer ミッションで 6 基目にあたる。(EADS Astrium)
1 ヶ月前にロールアウトした Gripen Demo が、5/27 にスウェーデンの Linkoping で 30 分間の初飛行を実施した。高度は 6,400m まで、速度は 320kt まで出したとのこと。搭乗したテストパイロットは、Mikael Seidl・Magnus Ljungdahl の両名。(Saab, Gripen International)
フランスの Dassault Aviation 社と Thales 社、スペインの Indra 社は、フランス・スペインの両国に提案する MALE UAV (Medium-Altitude Long-Endurance Unmanned Aerial Vehicle) を対象とする協力合意文書に調印した。戦域監視用の MALE UAV を開発して、2012 年の就役を目指すもの。イスラエルの IAI (Israel Aerospace Industries) 社が開発した HERON TP をベースとする。(Dassault Aviation)
EADS 社の CEO・Louis Gallois 氏が株主総会の席で明らかにしたところでは、2020 年までに Airbus の売上を倍増して 800 億ユーロ (1,250 億ドル) を目指すとのこと。A380 のデリバリー遅延については、これ以上は遅れないと説明。これまでに累計 18 ヶ月の遅延が生じており、カスタマーに 38 億 7,000 万ユーロの違約金を支払う事態になっている。2008 年のデリバリーは予定の 13 機が 12 機に、2009 年のデリバリーは予定の 25 機が 21 機に減る。一方、これまたスケジュール遅延に見舞われている A400M については、今夏に初飛行を行うと言明。このほか、インサイダー疑惑問題や、Airbus 社のリストラに関してドイツ・フランス両国間で緊張が高まっている問題について言及。(Deutsche Welle German radio)
加 Pratt & Whitney Canada 社と独 MTU Aero Engines 社は、ヨーロッパにおける UAV 用エンジン市場に共同で参入するという内容の了解覚書 (MoU : Memorandum of Understanding) に調印した。期間は 5 年間としている。ヨーロッパでは UAV のマーケットが成長しており、既製品の民生向けエンジンに対する需要が多いと見込んで、そこに P&W Canada のエンジン製品と MTU のサポート網を組み合わせて挑む考え。MTU は過去 23 年間で累計 4,000 ものエンジン モジュールを、P&W Canada に納入してきたほか、ヨーロッパでは P&WC CSC (Customer Service Centre) Europe を共同設立している関係でもある。(Pratt & Whitney Canada)
独 KMW (Krauss-Maffei Wegmann) 社は ILA (International Aerospace Exhibition Berlin) の席で、Fennek 装甲車の発展型、Future FENNEK Technology (GP-F2T) について発表した。ドイツとオランダから受注を獲得、アフガニスタンでも運用している装輪式偵察車輌・Fennek をベースとして、特殊用途向けにモジュラー化してスケーラビリティを持たせた車輌。国内外のカスタマーに向けて、機動性・モジュラー性・防禦力を兼ね備えた AFV として売り込む。最初のプロトタイプはツイン エンジンのモデルで、6 月の EUROSATORY で公表するとのこと。駆動系を前後で独立させることで冗長性を持たせるだけでなく、前後の車軸を結ぶ駆動系を不要にすることでキャビン スペースを稼いでいる。そしてキャビンをモジュラー化して、任務様態に合わせた装備を組み込むという考え方。ゆくゆくは、同じコンポーネンツやサブシステムを共用する 2 種類の基本モデルを用意するとしている。防禦面では、銃弾・地雷・IED だけでなく、NBC 対策も施す。さらに対戦車兵器対策として増加装甲を用意する。このほか、車高の低さ、赤外線/レーダー シグネチャの少なさを特徴としている由。出力重量比は 20kW/t、航続距離は 1,000km、地面の傾斜は前面なら 60%、側面なら 30% まで対応、5 日間の独立行動が可能としている。(KMW)
米 Lockheed Martin 社は、開発中の対砲兵レーダー・Enhanced AN/TPQ-36 (EQ-36) について、2007 年 10 月の予備設計審査 (PDR : Preliminary Design Review) に続いて、最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) を予定通りの日程で完了したと発表した。現在、2007 年 1 月に米陸軍の PEO Program Executive Office - Intelligence, Electronic Warfare and Sensors から 1 億 2,000 万ドルで受注した契約に基づいて開発を進めているところで、SRC (Syracuse Research Corp.) と組んで作業を進めている。この後は初期量産分として 5 基を製造する。契約から 36 ヶ月以内に5 基を揃える契約になっており、2009 年夏に最初の 2 基を、同年秋に次の 2 基を、2010 年初頭に最後の 1 基を納入する予定。火砲・ロケット・迫撃砲などによる攻撃を受けたときに発射位置を探知するもので、カバー範囲は 90 度のモードと 360 度のモードがある。後者についてはアリゾナ州の Yuma Proving Grounds で、昨年 11-12 月にかけてデモンストレーションを実施済み。ロケットも迫撃砲も精確に探知でき、7 日間のデモンストレーションで誤警報はゼロだった由。なお、EQ-36 による代替の対象となる AN/TPQ-36 と AN/TPQ-37 は、いずれも 90 度しかカバーできない。(Lockheed Martin)
ロシア空軍向けの新型練習機・Yak-130 の 2 号機が、4 月からテスト フリートに加わった。戦技訓練も兼用する高等練習機で、Yak-152 (Yak-52M) 初等練習機、シミュレータ、コンピュータ化した座学システムと組み合わせて訓練システム一式を構成する。また、必要とあらば軽攻撃機としても使える。Yakovlev では Irkut・Rosoboronexport と組んで海外向けの売り込みも進めており、ポテンシャル カスタマーとしては、インド、マレーシア、アルジェリアなどの名前が挙がっている。これも Irkut が関わっている Su-30MK と組み合わせて、世界最高の戦闘機 & 訓練システムのフルセットとして売り込んでいるところ。(Yakovlev design Bureau)
英 Marshall SV (Specialist Vehicles) 社は、MBDA 社と共同で Team LM を構成して開発を進めているロイター式対地攻撃兵器・Fire Shadow が、最初の試験飛行を成功裏に実施したと発表した。目標地域の上空を巡回しながら監視して、ターゲットを発見すると突入する。Marshall SV はプロトタイピング、機体の製造、地上管制ステーションの製造・フィッティングを担当している。イギリス軍からの UOR (Urgent Operational Requirements) を受けて開発に乗り出したもので、10 時間のロイター時間を要求している IFPA (Indirect Fire Precision Attack) にも適合すると説明している。軍の要求に合わせて "man in the loop" 構成をとっており、攻撃するかどうかの決定にはオペレーターが介入する仕組み。(Marshall SV)
米 Lockheed Martin 社は、米海軍 NAWC-WD (Naval Air Warfare Center Weapons Division) の China Lake 射場で実施した SCALPEL の試射が成功したと発表した。VX-31 所属の AV-8B Harrier II×2 機から、高度やターゲットまでの距離を変えつつ SCALPEL のイナート弾×3 発を投下、誘導システムの命中精度を検証した。SCALPEL は海軍・海兵隊と共同で進めているプログラムで、市街戦における付随的被害の局限を目指して、小型の精密誘導兵器として開発している。既存のレーザー誘導兵器訓練弾 (Enhanced Laser Guided Training Round) を流用することで、機体へのインテグレーションにかかる手間やコストを抑えており、技術面・スケジュール面のリスクも少なくしている。搭載機は F-16、F/A-18、AV-8B、中・大型の UAV など。Lockheed Martin 社の Northeastern Pennsylvania 工場では、この SCALPEL に加えて Paveway II レーザー誘導爆弾の訓練弾 (Laser Guided Training Round)、誘導キット (Laser Guided Bomb kit)、デュアルモード誘導キット (Dual Mode Laser Guided Bomb kit) も手掛けている。(Lockheed Martin)
米 AeroVironment 社は、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から NAV (Nano Air Vehicle) 計画のフェーズ II 契約を 6 ヶ月・636,000 ドルで受注したと発表した (2008 年 3 月スタート)。170 万ドルで受注したフェーズ I 契約の最後に予備設計審査 (PDR) を済ませており、フェーズ II では 3in の原始的な羽ばたき翼 (rudimentary, three-inch flapping-wing を持つプロトタイプを使ってデモンストレーションを実施する。デモンストレーションがうまくいけば、オプション契約となっている 18 ヶ月間の期間延長契約が実現する。NAV は屋内外で偵察用に使用する小型 UAV を開発するプログラムで、ペイロードは 2g。AeroVironment 社の NAV チームでは、DARPA 向けに Black Widow や Wasp MAV といった機体も手掛けている。同社製の Raven や Wasp III は、すでに基地の周辺警戒・前路偵察・任務計画・戦闘損害評価 (BDA : Battle Damage Assessment)・フォース プロテクションといった任務で使用中。Raven は 2007 年だけで合計 15 万時間のフライトを行っている。
(AeroVironment)
米 Raytheon 社は DRS Technical Services 社から、OIF (Operation Iraqi Freedom) 向けのインフラ関連契約を受注した。第一陣が 3,620 万ドル、オプション契約となっている 2009 年分が 3,340 万ドル。米陸軍 CECOM (Army Communications and Electronics Command) 向けの Rapid Response 案件で、指揮・統制・通信・コンピュータ関連施設を設計・設置・維持するという内容。既存施設の運用とメンテナンスに加えて、エンジニアリング、新サービスの導入、ネットワークの情報保全、兵站支援業務も担当する。OIF 開始当初からこの手の業務を請け負ってきており、Baghdad 市内各所にある聯合軍の指揮施設も同社が手掛けた。(Raytheon)
加 MDA (MacDonald, Dettwiler and Associates) 社は、カナダ軍の CP-140 Aurora が装備するレーダー システムを対象とする、エンジニアリング サービス、補修、スペアパーツ供給を 470 万カナダドルで受注した。1980 年に就役を開始した CP-140 に対してはアップグレード改修が進行中で、これが完了すると静止目標だけでなく、陸上・洋上の移動目標も探知可能になる。(MacDonald, Dettwiler and Associates)
米 Lockheed Martin 社は、SBIRS (Space Based Infrared System) GEO (geosynchronous orbit) 用の飛行制御ソフトウェアを納入したと発表した。SBIRS の主契約社、Lockheed Martin Space Systems (Sunnyvale, CA) が手掛けているもので、衛星への指令、データ ハンドリング、故障対応などの機能を提供する。最初のブロックは 25,000 行のソースコードからなり、GEO-1 衛星を対象とする指令・テレメトリー関連の試験に使用する。また、SBIRS GEO Simulation の機能があり、衛星と地上間のインターフェイスを対象とするチェックアウトにも使用する。もうひとつのブロックは 8 月にデリバリーする予定で、ソースコードは 35,000 行、衛星の電力・温度・姿勢・航法関連の制御と異常時対応の機能を担当する。(Lockheed Martin)
Aviation Week 誌では、米 Northrop Grumman 社が米空軍のブラック プロジェクトとして、次世代爆撃機 (NGB : Next Generatoin Bomber) の開発を進めていると報じている。DTI (Defense Technology International) のレポートによると、Northrop Grumman 社の財務報告書に 20 億ドルの "restricted programs" に関するバックログが記載されていたとのこと。米空軍の予算案では 2008-2010 年にかけて NGB 関連の予算を計上していないが、Northrop Grumman 社で航空関連プログラムを担当している Integrated Systems 部門が関わっているブラック プログラムについて、同社 CEO の Ron Sugar 氏が言及したことがある。昨年の Scaled Composites 社の買収も、NGB に関係あるのではないかというわけ。プロトタイプ機は、技術的には米海軍向けの X-47B Unmanned Combat Air System Demonstrator をベースとしている、というのが DTI の見方。このほか、2010 年にコンペティションを実施、2011 年から SDD (System Development and Demonstraton) フェーズ開始、という予定でメーカーと空軍が協議中、とも報じている。ちなみに、記事を書いたのは 2007 年に Jane's Information Group から DTI に移った Bill Sweetman 氏。(Aviation Week) [関連記事]
豪 Thales Australia 社と豪 EuroTorp 社 (Eurotorp GEIE の現地法人)、それと仏 DCNS 社は、オーストラリア向けの MU90 短魚雷について、フランス側からの技術移転を受けた Thales Underwater Systems (Rydalmere, NSW) が、DCNS が設計したバッテリ セクションの製造を担当するという内容の合意に調印した。Rydalmere ではこのほか、ホーミング ヘッドの組み立ても担当する。ここでは以前、ヨーロッパ向け MU90 で使用するホーミング ヘッドの電子機器と音響機器を製造していたことがある。なお、CNC マシニング専門企業の Production Parts 社もこの件に関与する。EuroTorp が開発した MU90 は、現時点でフランス・イタリア・ドイツが運用しており、Joint Project 2070 (JP2070) フェーズ 3 で MU90 の採用を決めたオーストラリアについても、第一陣をデリバリー済み。Mk.46 に代わって、Adelaide 級ミサイル フリゲートと ANZAC フリゲートに搭載する。オーストラリア向けの MU90 は Djimindi Alliance (DMO (Defence Materiel Organisation)、Thales Australia、EuroTorp で構成) 経由の納入で、ここが HMAS STIRLING (Rockingham, WA) に MU90 の整備・インテグレーション施設を開設することになっている。オリジナルの EuroTorp コンソーシアムに参画しているのは、フランスの DCNS とイタリアの Whitehead Alenia Sistemi Subacquei。(Thales Australia)
米 Boeing 社は米空軍から、次世代レンジ計測システム・CRIIS (Common Range Integrated Instrumentation System) を受注した。まず、フェーズ 1 として 2 年がかりで技術実証・リスク低減作業を実施する。その後のコンペティションで担当メーカーを 1 社に絞り込み、2010 年春からフェーズ 2 に移行する計画。テスト レンジの新標準となるシステムで、精度・秘匿性・データリンク性能の向上を図る。1980 年代に導入した Advanced Range Data System を置き換えて、さまざまなサイズ・仕様の航空機・艦艇・車輌・個人を対象とする計測を行う。オープン アーキテクチャ化により柔軟性や将来に向けた発展性を確保、インテグレーションがらみのリスク低減を図るという説明。Boeing 社はこの件で、L-3 Communications Interstate Electronics、L-3 Communications Nova、L-3 Communications Telemetry West and Geodetics の各社とチームを編成している。(Boeing)
米 Lockheed Martin 社は、ノルウェーから 4 機を受注しているストレッチ型 C-130J のうち、初号機が製造工程と塗装工程を完了したと発表した。FMS (Foreign Military Sales) 案件なので米空軍からの受注となっており、ジョージア州 Marietta 工場で製造している。初号機は 2008 年、2 号機は 2009 年、3-4 号機は 2010 年にデリバリーの予定で、ノルウェー空軍が運用している旧型 C-130 を代替する。(Lockheed Martin)
今日の米軍調達 (Contracts 2008/5/27)
Tetra Tech NUS, Inc. (Norfolk, VA) は米海軍から、海軍・海兵隊施設における環境対策を $125,000,000 で受注した。アーキテクト/エンジニアリング サービス業務の提供が主。州別の比率は以下の通り。
ME, RI (各 15%)
MA (14%)
IN (9%)
NJ (8%)
FL, TX, SC (各 6%)
PA (5%)
NY (4%)
IL (3%)
Puerto Rico and Guantanamo Bay (1.2%)
CT, GA, LA, MN, MS, WA (各 1%)
AL, AK, DE, ID, MT, NH, OR, VT, OH (各 0.1%)
TN (0.5%)
期間は 2009 年 5 月まで、ただしオプション契約分まで実現した場合は 2013 年 5 月まで。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Atlantic, Norfolk, VA (N62470-08-D-1001)
CH2M Hill, Inc. (Virginia Beach, VA) は米海軍から、海軍・海兵隊施設における環境対策を $125,000,000 で受注した。アーキテクト/エンジニアリング サービス業務の提供が主。州別の比率は以下の通り。
VA (30%)
NC (25%)
MD (10%)
WV (5%)
Washington DC (5%)
その他、アフリカ・ヨーロッパ・南西アジアなど (25%)
期間は 2009 年 5 月まで、ただしオプション契約分まで実現した場合は 2013 年 5 月まで。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Atlantic, Norfolk, VA (N62470-08-D-1000)
BAE Systems Technology Solutions & Services, Inc. (Rockville, MD) は米海軍から、陸海空軍・特殊作戦部隊・その他政府機関で使用する通信機器と、関連するシステム・サブシステムを対象とするメンテナンス・兵站支援・ライフサイクル サービス業務のオプション契約分を、$21,716,356 で受注した。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division)・Special Communications Requirements Division 向けの案件。所在地別の比率は以下の通り。
Chesapeake, VA (32%)
Fayetteville, NC (28%)
California, MD (22%)
San Diego, CA (6%)
Fort Bliss, TX (4%)
Ft. Walton Beach, FL (2%)
Panzer Kaserne, Germany (2%)
Homestead, FL (2%)
Tampa, FL (1%)
Washington DC (1%)
NAWC-AD, St. Inigoes, MD (N00421-06-C-0085)
Raytheon Co. (Tucson, AZ) は米海軍から、Mk.15 Phalanx CIWS (Close-In Weapon System) を対象とするエンジニアリング/テクニカル サービス業務に関する増額修正契約を $14,299,000 で受注した。現在、Phalanx CIWS を装備する米海軍の艦艇は 187 隻、さらに 20 ヶ国で運用中。これまでの累計受注額は $57,580,977。金額配分は、米陸軍が 45%、米海軍が 42%、パキスタン向け FMS (Foreign Military Sales) が 13%。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-07-C-5437)
Progeny Systems Corp. (Manassas, VA) は米海軍から、Virginia 級 SSN を初めとする潜水艦・水上艦などで自動化・省人化推進のために使用する COTS (Commercial Off-The-Shelf) 製品の、ハードウェア/ソフトウェア開発、システム エンジニアリング、調達業務を $13,119,809 で受注した。SBIR (Small Business Innovative Research) 案件の Topic No. N03-049, "Automation and Work Flow Advances Using Technology Infusions for Manning Reduction." に基づくもの。SBIR (Small Business Innovative Research) フェーズ I/II として、NTDPS (Non-Tactical Data Processing Sub-System) Information Automation and Reduced Manning System、あるいは EDM (Engineering Development Model) を対象として、プロトタイプ製品を使ってデモンストレーションを実施、プロセスやメソッドを開発する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-08-C-6278).
SAIC (Science Applications International Corp., Fairfield, NJ) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、ハワイで陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けに実施する MRO (Maintenance, Repair, and Operation) 業務を $50,000,000 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM500-04-D-BP06)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/5/27)
インド軍が、数百機のヘリコプターや輸送機に導入する予定のミサイル警戒システム (MWS : Missile Warning System) について、EADS Defence & Security (DS) 社とインドの DARE (Defence Avionics Research Establishment) が開発に成功、これから "インド国産品" として量産に移行することになった。両者は 2006 年に戦略協力合意に調印、それを受けて MWS の開発を進めてきている。導入するのは EADS DS が開発した AN/AAR-60 MILDS (Missile Launch Detection System) なる製品で、パッシブ画像センサーでミサイルの排気炎に含まれる紫外線を探知する。インド空軍の試験用機・AVRO 748 に装備して、Alpha Technologies (Bangalore, India) と EADS DS のサポートを受けて飛行試験を実施した。センサーは機体の 6 ヶ所に装備して全周をカバー、信頼性は高く誤警報は少ないとしている。量産は、EADS DS の協力を得て Alpha Technologies が実施する。なお、すでにインド以外では AN/AAR-60 はセンサー 5,600 個分の販売実績があり、Typhoon、A400M、NH90、Tiger などの機体に装備している。(EADS Defence & Security)
5/20 に、エジプトの Administration of Armament of Ministry of Defend を率いる Mahfuz 氏率いる代表団が、Antonov ASTC の工場を訪問した。この使節団にはエジプトの航空産業界関係者が参加しており、Antonov ASTC の現況把握を目的としている。また、Antonov ASTC を率いる Dmytro Kiva 氏と会談、科学技術分野などを対象とする両国の協力関係強化について話し合った。すでにエジプトは An-74T-200A を運用しており、その実績には満足しているとされる。そして、An-74 の追加調達も俎上にのぼった。このほか、エジプトでは An-32P を運用しており、火災発生時の救援任務や、その他の災害派遣、救援物資・負傷者・救援機材の輸送に役立っている。(Antonov ASTC)
Airbus 社は ILA (International Berlin Airshow) の席で、燃料電池を搭載した A320 ベースのデモンストレーター (A320 Fuel Cell Demonstrator) を使ったデモンストレーションを実施した。燃料電池から供給する電力を使って、油圧系統と接続したポンプを駆動、それによって補助翼や方向舵などの操縦翼面を動かして見せた、という内容。現行方式より 20kW も多いピーク時出力を持ち、低温環境でも運用可能。燃費・排ガス低減の効果を狙っている。(Airbus)
スウェーデンの Halmstad で、第 6 防空聯隊 (Air Defence Regiment Lv 6) に対する Fire Unit 23 (a.k.a. BAMSE) の納入セレモニーが開催された。Saab Bofors Dynamics 社の製品で、名称は監視レーダー UndE 23 に由来する。これと RBS 23 地対空ミサイルなど、5 種類の構成要素からなるシステムで、20 年がかりで開発を進めてきた。ミサイルは高い機動性を持ち、固定翼機、回転翼機、誘導爆弾に対応可能。射程は 1-15km、射高は最大 15,000m。発射から 1 秒で 3,000km/h まで加速できる。ただし、現時点ではまだ RBS 23 はデモンストレーターの段階で、今年から始まる訓練もデモンストレーター部隊のみが対象。実戦部隊への配備については提案中の段階。スウェーデン軍国防資材局 (FMV : Forsvarets Materielverk) の Pontus Nordberg 氏によると、Malmo の第 2 防空聯隊が駐屯地の閉鎖になって以来、防空システムの整備が重大関心事だったとのこと。(Swedish Armed Forces)
独 Rheinmetall Defence 社は、Jenoptik 社傘下の LDT Laser Display Technology GmbH (Jena, Germany) について、株式の 51% を取得したと発表した。搭乗員訓練用フライト シミュレータで使用する構成の亜ビジュアル装置の分野における、地歩の強化が狙い。今後は LDT Laser Display Technology GmbH という社名で事業を継続する。過去に Rheinmetall Defence 社は Jenoptik 社と組んで、フライト シミュレータ向けのレーザー プロジェクション システム、AVIOR を開発、ドイツ軍の Tornado 搭乗員訓練用に採用された等の実績がある。2007 年には、AVIOR は Joint Aviation Authorities の Level D 承認も獲得、民間向けフライト シミュレータとしてはもっとも厳しい基準である、JAR STD 1 A, Amendment 3 にフル対応となった。映像の鮮明さ、コントラスト、利用可能な色数といった分野で世界最高だと称している。(Rheinmetall Defence)
また提携 (DefenseNews 2008/5/26, Boeing via Defense-Aerospace.com 2008/5/27)
米 Boeing 社と伊 Alenia Aermacchi 社は、後者の M-346 高等練習機 (LIFT : Lead-in-Fighter Trainer も兼ねる) と M-311 初等練習機について、共同で販売・訓練・サポートを進めていくという内容の合意をまとめた。訓練と兵站支援について、Boeing Integrated Defense Systems 社の Support Systems 部門が担当することになる。Boeing 社の維持・訓練体制に Alenia Aermacchi 社の機体を組み合わせることで、任務を効率的に実現でき、しかも TCO (Total Cost of Ownership) が低く、将来に向けた発展性を備える体制を作れると説明している。
Alenia Aermacchi 社はラテンアメリカ方面について、チリの ENAER 社と協力しており、こちらも M-346 と M-311 が対象。また、訓練・サポートも含めたパッケージ提案を求めているシンガポールの次期練習機調達計画では、M-346 の売り込みに際して Boeing 社が協力していると報じられている。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/5/26)
NRC Handelsblad が 23 日に報じたところでは、オランダの航空宇宙産業が政府に対して、F-35 JSF 関連の契約再開を要請したとのこと。この件に関わっているオランダ企業は 80 社ほどある。オランダ政府は、既存の機体を買うよりも良いとして F-35 計画に対して 8 億 5,800 万ドルの支出を決めている。産業界はこの件で多額の受注を期待しており、不足分については補償を行うという条件で合意していたのだが、すでに 1 億 9,100 万ユーロ (実際にはもっと多いという説も) の損失が発生しており、それに対して産業界から政府に抗議の声があがっているもの。(Dutch News)
伯 Embraer 社が、アメリカのフロリダ州にエグゼクティブ ジェット機の製造工場を開設することになった。現時点で景気減速傾向にあるものの、同社ではアメリカの経済や航空機需要が将来的に伸びると見込んでの進出。工場建設のために 5,000 万ドルを投じるとのこと。2011 年の時点で 200 名程度の雇用創出効果を見込んでいる。(VoA)
米 Lockheed Martin 社は、Eagle Group International, LLC (Atlanta, GA) の買収が完了したと発表した。1995 年創立で現在の従業員は 1,350 名ほど、米軍向けに兵站支援業務、ヘルスケア業務、訓練業務、IT 関連業務をアウトソースする案件で実績を挙げている会社。主な顧客は米陸軍。(Lockheed Martin)
| 先頭に戻る |
人事・組織
予備役の動員状況 (DoD 2008/5/28)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 410 名の増。現在の動員内訳は、陸軍 77,007 名、海軍 4,543 名、空軍 8,135 名、海兵隊 9,704 名、沿岸警備隊 341 名。
| 先頭に戻る |
戦争・紛争
今日の USAFCENT (AFNews 2008/5/28)
27 日、アフガニスタンの Nagalam で友軍と交戦中の敵を、米空軍の F-15E が GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。Shinkay では、米空軍の A-10 が敵を GBU-12/B と 500lb 通常爆弾で爆撃。Qal-E-Naw では、米空軍の B-1B が敵を GBU-38/B で爆撃。Kandahar では米空軍の MQ-9 が敵を GBU-12/B で爆撃。Bagram、Bermel、Gardez、Sharona に米空軍の F-15E が出動。この日の近接航空支援ミッションは 47 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察は 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 55 件、ISR ミッション 22 件、戦術偵察 4 件を実施。
今日のイラク (AFPS 2008/5/28)
先週、イラク国内における "security incidents" の発生件数は 2004 年 3 月以来の最低水準を記録した。
Baghdad の Aamel 地区と Rashid 地区で、警察が EFP 11 発、各種迫撃砲弾、爆薬、RPG 発射器、狙撃銃、機関銃、擲弾、ロケット橇、迫撃砲の床板などを発見。
27 日、Mosul で 4/21 に実施した作戦で得た情報に基づき、聯合軍がアルカイダ関連組織の幹部 4 名を拘束。Salahuddin 省では、警察と "Sons of Iraq" の協力で 41 名を拘束、銃弾 700 発を押収。イラク軍は武器集積所 4 ヶ所で RPG、起爆装置、各種迫撃砲弾と銃弾、爆弾製造材料などを発見。イラク軍特殊部隊は Baghdad 周辺で活動している "special groups" のメンバー 3 名を拘束。2 名は民間人に対する誘拐・拷問・殺人、1 名はイラク軍・聯合軍に対する攻撃の容疑。
Baghdad の Sadr City で、"Operation Peace" に参加中のイラク軍が爆弾 27 発と迫撃砲を押収。別件で、自動小銃と弾薬、狙撃銃、RPG 発射器 2 基、迫撃砲弾と各種弾薬、ボディ アーマー、無線機、雷管、弾薬ポーチ、双眼鏡を発見。Baghdad 南方の Duar でも、地下に隠蔽した武器を発見。自家製爆薬 900lb、各種砲弾や軍装品など。
26 日、2005 年から指名手配されていたお尋ね者が聯合軍に捕まった。Anbar 省の Donkey Island 近くで聯合軍を攻撃した容疑。この他に 7 名を拘束。Baghdad 北西の Tarmiyah では、Multinational Division Baghdad の兵士が、イラク軍・聯合軍を攻撃するための人集めを担当していたテロ活動容疑者 1 名を拘束。イラク軍兵士 4 名が死亡した検問所爆破事件に関与した容疑も。
Mosul 東方で、イラク軍特殊部隊がアルカイダ関係者 1 名とその他 3 名を拘束。イラク軍・聯合軍に爆弾攻撃を仕掛けた容疑。Baghdad 南西 22km の Patrol Base Shanghai 近くでは、Multinational Division Center の兵士が自家製爆薬 900lb を発見、別件で自家製爆薬 50lb 入りの包み 18 個も発見。Baghdad の Adhamiyah 地区ではイラク軍と聯合軍が RPG や機関銃を発見、さらに別件で 82mm 迫撃砲弾、ロケット、自家製爆弾 2 発、火薬 12 包み、手榴弾 2 発を Karkh 地区で発見。Rashid 地区の Furat では RPG 発射器と RPG 2 発を発見。
Tamim 省でイラク軍が、RPG 発射器とロケット、対空砲弾数百発、各種装薬、機関銃、通信機器数百台、導爆線 2,500m を発見。Baghdad では、イラク軍、"Sons of Iraq"、そして Multinational Division Baghdad の兵士が武器集積所 3 ヶ所を発見、自家製爆薬、迫撃砲弾、各種ロケットと信管、自動小銃、手榴弾といった内容。Mosul でもイラク軍が、自家製爆薬、硝酸塩、酸素タンク、火薬、ボールベアリングを発見。イラク軍が 5 月から実施している "Operations Lion's Roar" などにより、Mosul と Ninevah 省ではこれまでに、武器集積所 40 ヶ所を発見している。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/5/27)
26 日、アフガニスタンの Zormat で米空軍の A-10 が、敵が陣取る建物を GBU-12/B で爆撃。このほか、Nangalam、Orgune、Zormat にも米空軍の A-10 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 49 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察は 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 54 件、ISR ミッション 23 件、戦術偵察 4 件を実施。
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/5/27)
聯合軍が Paktia 省 Zurmat 地区で、反政府活動に対する捜索・掃討作戦を実施、その際の交戦で複数の敵が死亡、9 名が拘束された。敵の攻撃に対して小火器と航空攻撃で反撃したもの。また、RPG や自動小銃などを発見・押収。
Helmand 省の Garmsir 地区では、武器密輸などに関与しているとみられるタリバン関係者の捜索を実施、その際の交戦で複数の敵が死亡。麻薬の集積を発見して破壊処分した。
今日のイラク (AFPS 2008/5/27)
イラクの SWAT (Special Weapons And Tactics) チームや特殊部隊は過去半年ほどかけて、Combined Joint Special Operations Task Force Arabian Peninsula 所属の Joseph Peterson 少佐から、対テロ戦におけるカメラの使い方について学んできた。まず、さまざまな任務様態ごとにカメラの使い方について講義を行う。たとえば、警察が行っているような、犯罪現場の撮影・記録も課程のうち。また、任務を行う様子を撮影してメディアに提供する、といった課程もある。軍事作戦関連では、作戦の機密保持や機密情報の取り扱いについて学ぶ。最初、イラクの兵士はカメラやコンピュータの使い方が分からないので自信がなかったが、課程の終盤には自信がついてきたとのこと。すでに 3 月から Basrah で、こうした写真関連の訓練を受けたイラク人が活躍を始めているとのこと。
Diyala 省に展開している第 2 歩兵師団・第 4 SBCT を指揮する Jon Lehr 大佐によると、同省における流血事件の発生件数は、昨年の間に 70% 減少したとのこと。武装勢力の首脳部をターゲットとする大規模作戦 10 件を実施するなど、掃討作戦を進めてきた成果だと説明。幹部だけで 220 名、その他 1,700 名を拘束、さらに 500 名ほどが死亡したほか、隠れ家をつぶして、補給を絶ったとしている。武器集積所 550 ヶ所を発見、道路は総延長 25,00 マイルをクリアにして、路傍爆弾 2,100 発を処分。"Sons of Iraq" プログラムにより、アルカイダ関連組織の聖域をなくし、治安維持任務に振り向けられる部隊を増やし、プログラムの立ち上げによって地元経済に貢献したと説明。警察は 17,000 名規模となり、12 ヶ所の地域司令部と 64 の警察署を設置したとのこと。
Baghdad と Mosul で聯合軍が、警察官 4 名を死亡させた自動車爆弾攻撃に関与したお尋ね者 1 名と、その他 20 名を拘束。Baghdad 南東の Suwayrah では、"special groups" 関係者を拘束。爆薬の専門家で、Wasit 省における聯合軍への攻撃に関与していた容疑。Baghdad 周辺では 25-26 日にかけて、迫撃砲弾、自家製爆弾、爆薬製造材料、RPG、自動小銃などを発見。
25 日、Mosul で外国人テロリストの手引きに関わっていたお尋ね者 1 名とその他 6 名を拘束。Mosul 北方の Sharqat でも 4 名を拘束。別件で、Mosul で警察が 5 名を拘束、武器集積所を発見。72 時間の間に 8 ヶ所の集積所が見つかっている。Baghdad では爆弾攻撃に関与した容疑で 7 名を拘束、武器集積所を発見。
Baghdad の Shuala 地区で、イラク軍特殊部隊が "special groups" の中堅幹部を拘束。300 名ほどの部下がいて、誘拐・殺人をはたらいていた模様。Tikrit では、アルカイダ関連組織の首領とつながりがあるお尋ね者 1 名を拘束。このほか、爆弾攻撃に関与した容疑者 1 名を拘束。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/5/26)
25 日、アフガニスタンの Farah と Sangin に仏空軍の Mirage 2000 が、Ghanzi と Orgune に米空軍の F-15E が、Farah に米空軍の B-1B が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 45 件、ISR ミッションは 14 件、戦術偵察は 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 24 件、ISR ミッション 25 件、戦術偵察 4 件を実施。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/5/25)
24 日、アフガニスタンの Khowst と Gardez に米空軍の A-10 が、Deh Chopan と Musah Qal'eh に米空軍の F-15E が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 40 件、ISR ミッションは 13 件、英空軍による戦術偵察は 2 件。
イラクでは、Baghdad に英空軍の Tornado GR.4 が、Al Kut に米空軍の F-16 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 59 件、ISR ミッションは 25 件、米英空軍による戦術偵察は 4 件。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/5/24)
23 日、アフガニスタンの Musa Qala and Sharona に米空軍の F-15E が、Orgune に米空軍の A-10 が、それぞれ出動。Garmser では米空軍の F-15E が、Kabul では米空軍の B-1B が、いずれも GBU-38/B で敵を爆撃。この日の近接航空支援ミッションは 47 件、ISR ミッションは 12 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 48 件、ISR ミッション 25 件、米英空軍による戦術偵察 4 件を実施。
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/5/25)
Helmand 省 Garmser 地区で 23 日に聯合軍が実施した掃討作戦の際に、複数の敵が死亡した。過激派に対して資金・武器・外国人活動家を供給している組織をターゲットとして捜索を実施した際に敵の抵抗があり、小火器や航空機を投入して反撃した際の出来事。
今日のイラク (AFPS 2008/5/25)
25 日、Baghdad の New Baghdad 地区で警察が、RPG 4 発、AK-47 自動小銃 80 挺以上、SKS ライフル 3 挺、9mm 拳銃 3 挺、無線機、バッテリ、導爆線などを発見。さらにその後になって EFP (Explosively Formed Penetrator) や RPG 発射器、無線機 4 台なども発見。別件で、これまた EFP を 2 発、自動車のトランクから発見。米陸軍・第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘チームは地元住民からの通報により、RPG 11 発と信管 9 個を発見。
24 日、Mosul で警察がアルカイダ関係者 5 名を拘束、作りかけの路傍爆弾 80 発と完成品 60 発以上、TNT 火薬 250lb、ダイナマイト 40 本、砲弾 10 発を発見。Baghdad の Sadr City では、"Operation Peace" に参加しているイラク軍が、155mm 砲弾、RPG 10 発、AK-47、Smirnov 狙撃銃、対空砲弾 18 発、7.62mm 弾倉 9 個、EFP など 5 発を発見。
別件で警察が、自家製爆薬、RPK 機関銃、SKS ライフル、AK-47 自動小銃 37 挺と弾倉 50 個、7.62mm 弾 82 発、銃剣、キャリングケース 2 個、ボディ アーマー、ワイヤー 2 巻、フロント サイトを発見。イラク軍は別件で、AK-47 自動小銃 3 挺と弾倉 27 個、手榴弾 7 発、PKC 機関銃の弾 500 発、携帯電話 5 台と充電器 2 台、負革 5 セット、タクティカル ベスト 2 着、ワイヤー 2 巻、ライフルと弾薬 120 発、RPG 発射器 3 基、ロシア製暗視ゴーグル、Smirnov ライフル、路傍爆弾 6 発、TNT 火薬、7.62mm 弾 200 発を発見。別件で自家製爆薬 200lb を発見。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チームが Baghdad 界隈で 2 名を拘束、60mm 迫撃砲弾 3 発を発見。第 25 歩兵師団・第 2 SBCT は迫撃砲弾、機関銃 2 挺、対戦車地雷などを発見。Adhamiyah では、"Sons of Iraq" のメンバーと第 4 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チームのサポートに当たっている第 7 騎兵聯隊・第 3 大隊が、1 名を拘束。New Baghdad では第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘チームが武器を密輸していた犯人を拘束。Baghdad では 5/5 の作戦で得た情報を基に、爆弾攻撃を行っている組織の関係者 2 名とその他 2 名を拘束。米兵 5 名が死亡した Balad 近くの自爆テロに関与した容疑。
Beiji と Tikrit で聯合軍が 8 名を拘束。武装した敵が逃走しようとして射殺された。車輌からは機関銃や爆弾製造材料が見つかっている。Mosul では、2 ヶ所から小火器で撃たれた聯合軍部隊が反撃、警察が敵の拠点のうち 1 ヶ所を発見した後に制圧。この交戦の巻き添えで男性 1 名が死亡。Baghdad の Rashid 地区・Risala では聯合軍が迫撃砲弾 180 発、105mm 砲弾、イラン製 107mm ロケット、散弾、信管、擲弾 2 発を発見。
23 日、聯合軍が Baghdad で、自動車爆弾攻撃や爆発物密輸に関与した容疑で 2 名、その他 1 名を拘束。第 1 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チーム・第 22 歩兵聯隊・第 1 大隊・A 中隊は 107mm ロケット、プラスチック爆薬、信管を、Baghdad・Rashid 地区・Bayaa の遺棄された民家で発見。別件で同中隊は、RPG、7.62mm 弾 600 発、AK-47、爆弾製造材料、導爆線を発見。同じ Bayaa 地区でイラク軍は、EFP 4 発、クレイモア地雷 4 発、RPG 10 発、AK-47 と銃弾 600 発、自家製爆薬 50lb、ユーゴスラビア製の 152mm 砲弾、導爆線などを発見。Baghdad 南部の Risalah では、警察が RPG、手榴弾、AK-47、PKC 機関銃を発見。
Baghdad 北西では、聯合軍が地元住民からの通報を受けて 81mm 迫撃砲弾 4 発と 120mm 迫撃砲弾を発見。Baghdad・New Baghdad 地区 Shawra では Multinational Division Baghdad の兵士が迫撃砲で攻撃される事件が発生、AWT (Aerial Weapons Team) が駆けつけて AGM-114 で攻撃、敵 4 名が死亡。後で同じ部隊が、JSS (Joint Security Station) に接近してきた武装した敵を射殺。
Baghdad の Kadamiyah 地区にあるモスクでイラク軍が、RPG、AK-47、機関銃、PKC 機関銃の弾薬キャニスター、抗弾ベスト、迫撃砲、狙撃用スコープを発見。Baghdad 北部では、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チームがイラン製 60mm 迫撃砲弾 30 発 (2007 年製)、60mm 迫撃砲 1 ダース、82mm 照明弾、爆弾製造材料などを発見。Sadr City では、学校の校舎に隠してあった路傍爆弾、155mm 砲弾 6 発、対戦車地雷、手榴弾 4 発、PKC 機関銃 2 挺と銃弾 450 発、ロケット発射器、塩素ガス、無線機 8 台と充電器 5 台をイラク軍が発見。
Mosul でイラク軍特殊部隊が、アルカイダ関連組織の中堅幹部を拘束。自動車爆弾攻撃や路傍爆弾攻撃に関与した容疑。
| 先頭に戻る |
こぼれ話
| 先頭に戻る |
AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
| |