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一般ニュース
後継機登場 (AFNews 2008/6/4)
2 日、ニューメキシコ州 Holloman AFB に F-22A Raptor の第一陣・2 機が到着した。レターは以前と同様の "HO"、49th FW 団指令の Jeff Harrigian 大佐と、49th FW/7th FS 飛行隊長の Jeff Harrigian 中佐が搭乗した。これからさらに機体の配備と要員の訓練を進めて、2009/11/1 に実働体制を整える予定。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/4)
英 NAO (National Audit Office) は、イギリス軍の Chinook HC.3 を装備化するのにかかる経費が 4 億 2,200 万ポンド (8 億 2,900 万ドル) に達していると指摘した。2001 年に特殊作戦用として領収したものの、アビオニクスで使用しているソフトウェアがイギリスの規定に合わなかったせいで運用できず、お蔵入りの状態が続いていたもの (一緒に 1995 年に発注した Chinook HC.2a×6 機の方は、問題なく運用中)。 最近になって、イラク・アフガニスタンでのヘリ不足に対処するため、改修して実働可能にする話が決まった。ただ、2004 年に 2 億 1,500 万ポンドを投じて問題を解決するとしたものの、Boeing 社との間で話がまとまるまでに 30 ヶ月もかかり、就役時期は 2011-2012 年にずれ込む見通しとなったため、この "Fix to Field" 計画は棚上げ。代わりに Mk.2a 仕様に改修する "Chinook Mk3 Reversion" 計画を発動して、2 年の期間と 9,000 万ポンドの経費を節減することにしたもの (ただし、アフガニスタンでの運用に必要な機材を追加するため、2,250 万ポンドの追加経費がかかる)。 これに対して NAO は、もっと早く Mk.3 の問題を解決するように手を打っていれば、余分な経費を使わずに済んだはずだと指摘。さらに、今回の計画を実施しても夜間飛行に必要な装備 (NVG、ムービング マップ ディスプレイ、熱線映像装置など) を欠いているため、安全性に問題があると指摘している。(NAO, MoD UK)
米 GAO (Government Accountability Office) は、米軍の装備調達計画 72 件におけるコスト超過は総額 2,950 億ドル (当初の予定調達額の 26% にあたる) に達しており、前線の兵士に必要な装備を調達・配備する機能が崩壊していると発言。国防総省では、今後 5 年間で 9,000 億ドルを投じる計画だが、GAO は「1997-2007 年の 10 年間でコストが 2 倍になっているのに、予算は 57% しか増えていない。スケジュール遅延は平均 21 ヶ月に達している」と指摘。さらに、老朽化した装備を維持するために余分な経費を必要としているとも指摘した。問題は、計画を進める際に楽観的な見通しに寄りかかってしまい、結果としてコスト上昇とスケジュール遅延を招いている点にあるとしている。かかる事態に対して議会は最近、重要な意志決定を行う時点で一定の評価基準を満たすよう求める法律を定めた。これも含めて議会が進めている構想が実現すれば、状況は改善するかも知れないとしている。(GAO)
POGO (Project On Government Oversight) は、米 DCMA (Defense Contract Management Agency) が昨年にまとめた報告書を引き合いに出して、米 Lockheed Martin 社は複雑のウェポン システムを開発するに足る計画とコントロールの能力を欠いている、と主張している。問題は、EVMS (Earned Value Management System) と呼ばれるコストの追跡・管理システムを運用する際に、企業側が準拠するよう求められるガイドラインを満たせていない点。この問題を解決できなければ、同社は政府からの契約を勝ち取り、満額の支払いを受ける能力を欠くことになるとしている。F-35 計画における、試験用機の削減や試験飛行の削減も、こうした問題に起因しているというのが POGO の主張。このほか、DCMA の調査によって発覚した 2 億 6,700 万ドルの過請求についても言及している (すでに返納済み)。Lockheed Martin 以外でも、Bell Helicopter や、General Dynamics Land Systems の EFV (Expeditionary Fighting Vehicle) 計画が槍玉に挙がっている。(POGO)
ベルギーの Brussels で開催した Security and Defence Agenda Conference に出席した米 Lockheed Martin 社の社長兼 CEO・Bob Stevens 氏は、「保護主義が競争の代わりになり得たことは一度もない。企業を弱体化させて、死に向けた保護に至らしめるだけである」として、安全保障上の課題に直面している世界情勢の下で、国際的な協力関係を推進する必要性について訴えた。そして、欧米の企業は互いに技術を持ち寄って協力を進めることが重要だと主張、オープンで競争状態を保った市場と適切な水準の投資により、業界のバイタリティは維持できるとした。そうした見地から、ヨーロッパ企業とアメリカ企業が共同で取り組んでいる KC-30、あるいは F-35 といったプログラムを称揚している。ただしその一方では、アメリカと NATO 諸国の間に存在する、国防支出がらみのギャップについて懸念を表明した。要求されている任務と比べて、そのために必要なリソースが不足しているという指摘。そうした不一致は、欧米間の協力の足を引っ張るものだとしている。(Lockheed Martin)
今日の小ネタ
米欧州軍 (USEUCOM : U.S. European Command) は、6/2 に Navy Support Element を発足させた。所在地はドイツの Stuttgart。USEUCOM の AOR (Area of Responsibility) で海軍の人員が急速に増えているのに対応して、庶務・福祉・財務などの支援を行う組織を強化したもの。(NavNews 2008/6/3)
清水港に入港した USS Blue Ridge (LCC-19) の乗組員が、地元住民との文化交流を実施した。(NavNews 2008/6/3)
Donald C. Winter 海軍長官が 5/29 に、Northrop Grumman Shipbuilding 社で建造中の新型揚陸艦・PCU (Pre-Commissioning Unit) Makin Island (LHD-8) を視察した。(NavNews 2008/6/3)
Robert M.Gates 国防長官は、韓国に駐留している AH-64 装備の攻撃ヘリ 2 個大隊のうち 1 個をイラク、あるいはアフガニスタンに移動させるという話について「そうした計画はない。何も決めていない」と否定。2004 年の両国合意により、在韓米軍の戦力は 37,000 名から 25,000 名に縮小することになっていたが、今年 4 月の両国首脳合意により、削減は中断中。韓国としては、アメリカが「柔軟戦略」の下で在韓米軍戦力を他の地域に転用できるようにすると、北朝鮮に対する抑止力の低下、あるいは台湾海峡危機への在韓米軍介入で韓国が敵視される事態になる、といった懸念を抱いている。(DefenseNews 2008/6/3)
エジプト向けの兵器輸出に絡む Patria 社の汚職疑惑で、フィンランドの司法当局 (NBI : National Bureau of Investigation) は 3 日、Patria 社で働いていた関係者 4 名を逮捕したと発表した。5 月半ばにも 2 名を逮捕している。Patria 社は「捜査に協力する」と表明。(DefenseNews 2008/6/3)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/3)
インド空軍は、Kashmir の Ladakh にある Daulatbeg Oldi 空軍基地について再開を決定、5/31 に An-32 輸送機が現地に着陸した。インドと中国の国境紛争が発生した 1962 年に前線飛行場として開設、標高 4,937m の地点にあり、中国側の支配地域 (Aksai Chin) とも近い。また、パキスタンと中国を結ぶ Karokaram Highway から 8km しか離れていない。ここは、飛行場としては世界でもっとも高いところにあると思われる。1966 年に地震の被害を受けて運用不可能になって以来、放置状態になっていた。インド空軍ではさらに、Ladakh の東部にある空軍基地 2 ヶ所 (Chushul, Fukche) の再開を決めている。インドではこの地域を戦略的に重要なエリアとみなしており、陸・空の両方で偵察能力を高める考え。インドは中国との正面対決を避けてきたが、最近のチベット情勢について懸念を表明しており、対応措置をとることになったもの。また、インドとパキスタンが Kargil で紛争に至った際には、中国が Dalulatbeg を支配下に置こうと試みたことがあった事情も背景にある。(VoA) [ちなみに、飛行場の再開に加えて道路網の建設を進める動きも。さらに、インド西部にも Su-30MKI の配備が始まるところ]
アメリカ政府は、FY2007 における民間企業との契約状況についての報告をまとめた。国防総省関連の上位 10 社は以下の面々。
| 社名 | FY2007 | FY2006 |
| Lockheed Martin Corp. | $27,891,718,304 | $27,013,626,319 |
| The Boeing Company | $22,536,997,020 | $19,857,505,499 |
| Northrop Grumman Corp. | $14,663,179,789 | $13,434,409,385 |
| General Dynamics Corp. | $14,639,558,151 | $12,122,434,747 |
| Raytheon Company | $11,240,892,822 | $9,791,049,164 |
| BAE SYSTEMS plc | $9,150,590,404 | $6,071,778,205 |
| L-3 Communications Holdings, Inc. | $6,013,781,034 | $4,995,885,942 |
| United Technologies Corp. | $5,304,866,786 | $4,599,657,452 |
| KBR, Inc. | $4,782,853,538 | $5,978,946,789 |
| SAIC, Inc. | $3,552,799,729 | $3,151,665,027 |
国防総省関連の契約額合計は $312,085,576,015、契約社の総数は 78,918、取引の総数は 1,338,871。(USASpending.gov)
スウェーデンは昨年 8 月に、ノルウェーとの軍事的協力緊密化に関するレポートをまとめているが、6/2 にはスウェーデンとフィンランドの国防相が同様の議題について協議した。ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの三ヶ国協力に関するレポートを 6/13 にまとめる予定。訓練から開発計画まで広範な分野の協力を通じて、長期的な戦力の維持・向上を図るのが目的。また、国際共同作戦への適応性を高める狙いもある。対象となる分野は 40 ほどになる見込みで、スウェーデン政府は 2009 年に予算計画を他の 2 ヶ国に提出する予定。第一弾として 5/12 に承認を求めたのが、PfP (Partnership for Peace) 加盟国の間で空域状況を交換する、ASDE (Air Situation Data Exchange) への参画。これを導入することで、各国が RAP (Recognised Air Picture) を共有できるようになる。航空管制だけでなく、射場や演習場の共用、テロ対策といった応用もできるという説明。(Swedish Armed Forces)
今日の小ネタ
米空軍 ACC (Air Combat Command) 麾下の 432nd WG (Creech AFB, NV) が EWG (Expeditionary Wing) に改編、第 9 航空軍と AFCENT (U.S. Air Forces Central, いずれも Shaw AFB, SC) に加えて第 12 航空軍と AFSOUTH (U.S. Air Forces Southern, いずれも Davis-Monthan AFB, AZ) をレポーティングの対象に加えた。12th AF の下では、以前から担当している MQ-1/MQ-9 要員の訓練を継続する。その一方、2004 年から 15th RS (後に 15th ERS : Expeditionary Reconnaissance Squadron) が担当している対テロ戦関連の実戦任務についても、9th AF の下で、現役飛行隊×3、州兵飛行隊×4、特殊作戦部隊、イギリス軍と共同で継続する。(AFNews 2008/6/2)
米海軍作戦総長の Gary Roughead 大将は、議会に対して DDG-1000 Zumwalt 級の建造予算 30 億ドルを盛り込むよう議会に要請。これは今冬から数えて 5 回目。しかし議会は「同級の必要性に関する明確なビジョンが示されていない」として首を縦に振っておらず、建造費が 30 億ドルどころか 50 億ドルまで高騰するのでは、とみるアナリストもいる状況下で、DDG-1000 が 2 隻だけで終わる可能性も。議会では Arleigh Burke 級をもっと建造して、同級の初期型を置き換えるよう求める声があるが、海軍はこれに対して抵抗中。(DefenseNews 2008/6/2)
アメリカはカンボジアに対して、中古の GMC 貨物トラック×31 両を供与。最終的に 60 両を揃える。アメリカがカンボジアに軍用装備を引き渡すのは、過去数十年では初めてのこと。ここ数年ほど、米中両国がカンボジアに対する関心を強めている状況。(DefenseNews 2008/6/2)
6/1 に、Rome 北方の Lake Bracciano でデモフライトを実施していたイタリア陸軍の NH90 が墜落、搭乗員 3 名のうち 1 名 (Filippo Fornassi 大尉、飛行時間 4,000 時間) が、医療施設に搬送された後で死亡した。NH90 は昨年 11 月に形式証明を取得、12 月からデリバリーが始まったばかりで、2009 年末までに最初の飛行隊が編成完結の予定。最終的に 60 機を揃える。(DefenseNews 2008/6/2)
イラク国防省の Mohammed Al-Askari 大将は、イラクがフランス製の装備品を調達する検討を進めており、フランスに代表団を送って、数週間かけて協議すると発言。イラクの Al-Bayan 紙は、Gazelle×50 機を調達すると報じている。(DefenseNews 2008/6/2)
国連安保理は、決議 1816 号を満場一致で可決。海賊などに対処するため、外国の軍艦がソマリア領海に入ることを認める内容。(DefenseNews 2008/6/2)
インドが 6 億 6,000 万ドルで 16 機を発注している MiG-29K のデリバリーが今月から始まるが、まだ搭載する空母がない状況。今後の ADS (Air Defence Ship) 建造に向けて、Goa の INS Hansa に Naval Aviation Centre を開設、陸上に模擬滑走路を建設して訓練運用を進めていく。機体と一緒にシミュレータなどの訓練機材も発注している。MiG-29 の完納予定は 2009 年。(DefenseNews 2008/6/2)
英 Thales UK 社は、中国やロシアが強い低価格ミサイルの市場に食い込む目的で開発した LMM (Lightweight Multi-role Missile) を公表。Air Systems Division (Belfast, Northern Ireland) が自己資金 200 万ポンド (390 万ドル) を投じて開発したもので、戦車以外の AFV・固定翼機・回転翼機・UAV・地上目標に対処可能、2011 年の就役を目指す。Starstreak や Starburst といった短射程 SAM のコンポーネンツを活用しており、全長 1.3m、射程 8km。性能よりも低価格を重視しており、たとえば Roxel 社製の 2 段式固体燃料ロケット モーターは Starstreak のそれと比べて 1/3-1/2 程度の価格。全体でも Starstreak と比べて 50-60% 程度の価格に納めるとしている。誘導方式はレーザー ビームライドだが、セミアクティブ レーザーに変更する計画も進行中。さらに GPS/INS 誘導についても検討中。弾頭は 3kg の爆風破片。英海軍が 2014 年から就役させる Future Lynx に装備する計画の FASGW (Future Anti-Surface Guided Weapon) についても、この LMM を売り込む考え。陸戦兵器向けにはノルウェーの Kongsberg、艦載化については MSI-Defence Systems が協力する。また、UAV についてはすでに、Scheibel の S-100 Camcopter を発射試験に利用している。(DefenseNews 2008/6/2)
今日の報道発表 (Australian DoD via Defense-Aerospace.com & DefenseNews 2008/6/1)
オーストラリアの Joel Fitzgibbon 国防相は、イラクに派遣しているオーストラリア軍部隊が 5 月いっぱいで任務を終了、撤収を開始したと発表した。Kevin Rudd 首相の選挙公約で、イラク派遣部隊は撤収することになっていた。具体的な撤収日程は不明だが、選挙公約では今年半ばに撤収を完了することになっている。
派遣部隊を構成するのは、OBG(W) (Overwatch Battle Group) と AATT-I (Australian Army Training Team) で、イラクの Talil に駐留して治安維持任務とイラク軍の訓練任務に従事してきた。OBG(W) の任務成功について国防相は、AMTG (al-Muthanna Task Group) からの支援なしには成り立たなかったとしたほか、イラクに派遣された自衛隊に対する護衛任務も重要な任務だったと発言。
オーストラリア軍が訓練したイラク軍兵士は、全部で 33,000 名にのぼるとのこと。また、兵站や戦務支援、対反乱戦といった分野の専門家養成も実施した。イラク派遣オーストラリア軍の置き土産となるのが、イラク陸軍の対反乱戦学校 (Counter Insurgency Academy)。なお、Al-Muthanna と Dhi Qar の両省は、イラク側への治安維持権限委譲も早かった。MNF-I 司令官の David Petraeus 米陸軍大将も、オーストラリア軍の働きぶりを称揚している。
今日の報道発表 (European Cmmission via Defense-Aerospace.com 2008/6/1)
欧州委員会 (European Commission) は、Dublin で開催していた会合の席で 5/28 にまとめられたクラスター爆弾規制条約について、「紛争における死傷者を減らすための重要な一歩であり、歓迎する」とする声明を出した。
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産業・装備・調達
今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/4)
Constellation NewEnergy, Inc. (Chicago, IL) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、イリノイ州内の民間部局を対象とする電力供給業務を、$36,069,448 (maximum) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-0409)
Supreme Foodservice AG (Ziegelbruecke, Switzerland) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸軍・空軍・海兵隊向けの糧食などを $2,801,334,120 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SP0300-05-D-3130)
Specialty Defense (Jessup, PA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、OTV (Outer Tactical Vest) のコンポーネンツを $15,919,690 (maximum) で受注した。陸海空軍・海兵隊向け。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SP0100-06-D-4106)
Rheinmetall Waffe Munition, GmbH (dba NICO, Trittau, Germany) は米海軍から、Mk.19 自動擲弾発射器で使用する Mk.281 mod.0×480 万発と同 mod.1 訓練弾×480 万発に関する修正契約を、$259,116,625 で受注した。それとは別件で、Mk.281 mod.0 訓練弾を $61,064,102 で受注した。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (いずれも M67854-06-D-1027)
Lockheed Martin Aeronautics Global Sustainment (Greenville, SC) は米海軍から、P-3C Sustainment, Modification and Installation Program のオプション契約分を $142,480,504 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-05-D-0013)
Northrop Grumman Systems Corp. (Bethpage, NY) は米海軍から、E-2D Advanced Hawkeye の前量産型 (Pilot Production Aircraft)×3 機で使用する、Electro Magnetic Interference Reduction System Process Hardware に関する修正契約を $9,055,934 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-03-C-0057)
Lockheed Martin Corp., Simulation Training and Support (Orlando, FL) は米空軍から、アーカンソー州 Little Rock AFB で実施している FTU カリキュラムのアップデートに関する修正契約を、$23,412,922 で受注した。実機を使った訓練から訓練システムを使った訓練に移行するとともに、訓練能力を強化するもの。Ogden ALc (Air Logistics Center), 558 ACSG/PK, Hill AFB, UT (F62430-99-C-0195/P00222)
L-3 Communications (Alpharetta, GA) は米空軍から、C-130 用の Remote Display Unit を $6,785,212 (maximum) で受注した。5 年契約、最小 51 セット、最大 101 セット。まず order 0001 として 51 セットを $2,547,399 で発注。330 ACSG/GFKA, Robins AFB, GA (FA8504-08-D-000
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/4)
南アフリカは、JAS39 Gripen に装備する格闘戦用空対空ミサイルとして、IRIS-T の採用を決定した。自国で開発を進めている A-Darter がモノになるまでのつなぎとして、導入を決めたもの。すでに 2008 年 5 月後半に、南アフリカ軍の装備調達部門・Armscor が発注契約に調印、2009 年に実働可能になる予定。IRIS-T の海外カスタマーは、これで二番目。一番手のオーストリアは 2005 年末に採用を決定、2007 年に完納済み。主契約社は独 Diehl BGT Defence 社、ドイツ・ギリシア・イタリア・ノルウェー・スペイン・スウェーデンで導入を決めており、累計受注は 4,000 発、スウェーデン空軍ではすでに JAS39 Gripen に装備済み。その他のプラットフォームとしては、Typhoon、F-16、F/A-18、Tornado がある。(Diehl BGT Defence)
市場調査会社の Frost & Sullivan は、各種無人システム (UAS : Unmanned Aerial System, UGS : Unmanned Ground System, UMS : Unmanned Maritime System) の市場予測に関するレポートをまとめた。2007 年の市場規模は 29 億ドル、これが 2016 年には 35 億ドルに伸びると予想している。この市場の特徴として、大手だけでなく中小企業も競争に参入している点が挙げられる。 調達・研究開発の両方が伸びると見込んでいるが、過去 5 年間の急速な伸びと比較すると、今後はゆっくりした伸びになるという見方。今後の成長は、長期的な統合計画の実現に依存する。この市場におけるブレークスルーを企図した企業は、最近では重点を EO/IR (Electro-Optical/Infrared)、小型 SAR (Synthetic Aperture Radar)、衝突回避システム、戦術データリンク (TDL : Tactical Data Link)、地上管制ステーションといった分野に移してきている。 無人システムの用途は主に ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) と TA (Target Acquisition)、それと場合によっては攻撃ミッション。危険な任務を無人化することで、手が空いた兵士を別の重要な任務に転用できる利点もある。国防総省が無人システムに対して高い優先度を設定して、継続的な予算支出を行うと表明済み。実戦で記録した実績により、軍以外の政府機関、あるいは民間分野でも無人システムは有用性があるとされる。(Frost & Sullivan)
仏 Renault Trucks Defense 社は、NATO から ISAF (International Security Assistance Force) 派遣部隊の移動通信機材搭載用として、Sherpa 3 トラックを受注したと発表した。(Renault Trucks Defense)
それとは別件で、仏陸軍の VAB 装甲車や軍用トラック (TRM, GBC, VTL, 合計 7,535 両) を対象とするメンテナンスを行うため、仏陸軍との間でパートナーシップ合意をまとめている。Versailles Satory に新設する Versailles Satory で作業を行うもので、運用状況に合わせたメンテナンス (MCO : Maintenance in Operational Conditions) を実施する。VAB については 8 年契約、契約額は最小で 8,200 万ユーロ、最大で 2 億 7,800 万ユーロ。トラックの方は 10 年間・4 億 8,400 万ユーロの案件となる。(Renault Trucks Defense)
SOFC (Solid Oxide Fuel Cells) メーカーの Versa Power Systems 社は、米 Boeing 社 IDS (Integrated Defense Systems) 部門が米軍向けに開発する、超長距離用 UAV の計画に参画することになったと発表した。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) が進めている Vulture 計画のことで、実際に飛行可能なサブスケール機とフルスケール機を製造する。1,000lb のペイロードを搭載して 5 年間のオン ステーションが可能な機体を開発するのが最終目標。運用時間が長いため、長い寿命と卓越した信頼性が求められる。そこでパワーソースとして燃料電池を使うと、可動部分が少ない分だけ信頼性を向上させられるというわけ。(Versa Power Systems)
米 SpaceX (Space Exploration Technologies Corp.) 社は、テキサス州 McGregor にある試験施設で 5/29 に、中・大型打ち上げロケット・Falcon 9 で使用する Merlin 1C ロケットの噴射試験を実施した。5 基のロケットを束ねて推力 50 万ポンド (almost half a million pounds) を発揮、燃料と液体酸素を毎秒 1,750lb 消費する。今回は Saturn V ロケットと同様に 5 基をクロス パターンで組み合わせたが、今夏にはさらに数を増やして 9 基での噴射試験を予定している。9 基を合わせた推力は 100 万ポンドに達し、これは B.747 旅客機が発揮する最大推力の 4 倍にあたる数字。Falcon 9 の初号機は、2008 年末に Cape Canaveral に搬入する。それに先立ち、6 月末か 7 月初頭に、もっと小型の Falcon 1 が次の打ち上げを予定している。(SpaceX)
今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/3)
Oshkosh Truck Corp. (Oshkosh, WI) は米陸軍から、FHTV (Family of Heavy Tactical Vehicle)、LHS (Load Handling System)、牽引車、合計 233 両に関する修正契約を $121,242,434 で受注した。TACOM (Army Tank Automotive and Armament Command), Warren, MI (W56HZV-07-C-0248)
BAE Systems, Tactical Vehicle Systems Limited Partnership (Sealy, TX) は米陸軍から、LTAS (Long-Term Armor Strategy) に基づく、FMTV (Family of Medium Tactical Vehicle) 用 B-Kit に関する修正契約を $34,050,460 で受注した。TACOM, Warren, MI (DAAE07-03-C-S023)
AM General, LLC (South Bend, IN) は米陸軍から、HMMWV (High Mobility Multi-purpose Wheeled Vehicle)×255 両を $24,941,728 で受注した。TACOM, Warren, MI (DAAE07-01-C-S001)
General Dynamics Land Systems Division (Sterling Heights, MI) は米陸軍から、第 3 機甲騎兵聯隊が装備する M1A2 SEP (System Enhancement Package) 戦車を対象とする、サポート メンテナンス業務に関わる先行調達を $19,816,124 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-06-G-0006)
McTech Corp. (Olathe, KS) は米陸軍から、カンザス州の Fort Riley に 10th Air Support Operation Squadron 向けの施設を建設する作業を、$11,068,000 で受注した。Army Engineer District, Kansas City, MO (W912DA-08-D-0030)
Lockheed Martin Aspenmed Services, Inc. (Vienna, VA) は米陸軍から、Walter Reed Army Medical Center (Washington DC) に看護婦・専門職・その他の支援要員を派遣する業務を $9,556,915 で受注した。Army Medical Command, North Atlantic Regional Contracting Office, Washington DC (W91YTZ-08-P-0127)
Raytheon Co. (Tucson, AZ) は米海軍から、RIM-162 ESSM (Evolved Sea Sparrow Missile) の量産サポート業務に関する修正契約を、$16,500,000 で受注した。要求仕様と設計の整合性をとる作業、信頼性の維持、パーツの老朽化状況監視、データ パッケージのメンテナンス、システム セーフティ監視、品質管理、試験機材、コンフィギュレーション管理、性能検証試験、生産時の検査、兵站関連など。アメリカなど 10 ヶ国で構成する、NATO Sea Sparrow Consortium 向けの案件。作業配分は、Tucson, AZ (55%)、Camden, AZ (2%)、オーストラリア (11%)、カナダ (7%)、デンマーク (1%)、ギリシア (1%)、ドイツ (8%)、オランダ (6%)、ノルウェー (5%)、スペイン (3%)、トルコ (1%)。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-07-C-5432)
BBN Technologies Corp. (Cambridge, MA) は米海軍から、艦上、あるいは陸上で使用するヴァーチャル学習環境を $13,573,481 で受注した。ゲームをベースとする訓練用の学習ツールと、パフォーマンス分析ツールで構成するもので、これを使って有用性を検証する。ONR (Office of Naval Research) の BAA (Broad Agency Announcement) 05-023。Office of Naval Research, Arlington, VA (N00014-08-C-0030)
Video Masters, Inc. (Kansas City, MO) は米特殊作戦軍団 (USSOCOM : US Special Operations Command) から、Joint Special Operations Medical Training Center 向けの医療教育/サポート業務を $22,846,216, で受注した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年分。ノースカロライナ州の Fort Bragg で実施する。U.S. Army Special Forces Command and the Acquisitions and Contracting Office, ARSOC (Army Special Operations Command) (H92239-08-C-0005)
Jacob's Technology, Inc. は米特殊作戦軍団 (USSOCOM : US Special Operations Command) から、USSOCOM 向けの AlMBOS (Acquisition, Logistics, Management and Business Operations Support) 業務に関する増額修正契約を受注した。Senior Military Planners、Plans Analysts、Intel Managers、Senior Psychological Operations Process Analysts、Technology Experts といった職種に対するサポートを行うもので、USSOCOM 司令部、コンポーネンツ、各戦域・各軍種の特殊作戦部隊が対象。最大で 3-4 億ドルの増額となる。(USZA22-02-D-0014)
CFM International (Cincinnati, OH) は米空軍から、F108 エンジンで使用するタービン ローター×44 セットを $22,627,440 で受注した。Department of the Air Force, 448 CBSG/PKB, Tinker AFB, OK (FA8104-08-G-0002-9020)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/3)
米 Honeywell 社は米陸軍から、M1 Abrams 戦車が装備している同社製 AGT1500 ガスタービン エンジンを対象とする、性能改善と延命に関する第 3 次のオプション契約を 3 億 1,100 万ドルで受注した。これで累計受注額は 10 億ドル。いわゆる TIGER (Total InteGrated Engine Revitalization) 計画で、戦場で頼りになり、かつ丈夫なエンジンを目指している。すでに、デポ送りを免れて ANAD (Anniston Army Depot) と Honeywell 社の技術者による野戦レベルのショップ整備で済んだエンジンが 475 基にのぼるという成果が上がっている。また、デポ送りになった分でもオーバーホール後の試運転成績は 40% 以上もアップした。さらに、エンジンを強化するために 21 ヶ所の設計変更を開発、試験、あるいは適用中。状況ベースの整備方式を取り入れることでオーバーホールの件数を減らして、整備コストの削減も実現している。(Honeywell)
先にオーストラリアは米軍の新型通信衛星・WGS (Wideband Global Satellite) 計画への参画を決めたが、これが運用試験を済ませて実働を開始した。WGS は今後も段階的な能力向上を図り、2013 年に 6 基の衛星を揃えてフル稼働を開始する予定になっている (そのうち衛星 1 基と関連地上機材について、オーストラリアが資金を負担)。WGS を使うと、ブロードキャスト、ハブ-スポーク型、メッシュ型、あるいは P-P (Point to Point) といった、多様な通信形態を実現可能。端末機は、携帯式、移動式、固定式がある。これにより、世界最高レベルの衛星通信能力を手に入れた、というのがオーストラリアの装備調達担当相・Greg Combet 氏の説明。これから導入する、AWD (Air Warfare Destroyer)、新型ドック型揚陸艦、UAV、各種陸戦兵器に対しても、NCE (Network Centric Environment) を実現できるとしている。(Australian DoD)
西 Indra Sistemas 社は、スペイン海軍 (Armada Espanola) から西 Navantia 社経由で、F-100 イージス フリゲートの 5 番艦 (F-105。2007 年に建造開始して 2012 年に就役予定。艦名は未定だが、Roger de Lauria になるとみられる) に装備する電子機器 (IFF、電子戦機器、通信機器など) を 4,000 万ユーロで受注した。同社はこのほか、ドック型揚陸輸送艦 Juan Carlos I や補給艦 Cantabria などに装備する、Aries レーダーや IFF も手掛けている。IFF は NATO 最新の mode 5 規格に対応。Aries レーダーと組み合わせる監視システムは LPI (Low-Probability of Interception) 対応の対水上捜索用で、解像度は cm 単位。F-100 フリゲートについては、自衛用電子戦システム、DIANA F-100 航法データ分配システム、MIDS ON 艦載通信システム、航法・識別システム、ハルソナーも手掛けている。さらに別件で、ミサイル フリゲート Santa Maria (F-81) の近代化改修についても Navantia 社経由で 600 万ユーロで受注している。こちらは RESM 電子戦システム、SHF 衛星通信システムのアップグレード、同社製射撃管制システムの導入といった案件。(Indra Sistemas)
米 SAIC (Science Applications International Corp.) は米海軍 SSCC (Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston) から、C5ISR (Command, Control, Communications, Computers, Cryptology, Intelligence, Surveillance, and Reconnaissance) 関連のエンジニアリング、インテグレーション、製品改良、試験・評価、メンテナンス サポートといった業務を受注したと発表した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年分、すべて実現した場合の総額は 2 億 2,100 万ドル。子会社の EMA (Eagan, McAllister Associates, Inc.) を通じて業務を提供する。(SAIC)
米 Lockheed Martin 社は米陸軍から、MLRS 発射器 (M270A1 と HIMARS) の射撃統制システムで使用するコンポーネンツと HIMARS の発射器モジュール (launcher-loader module) を対象とする、サポート業務契約を受注した。補給・整備・兵站支援業務なども含む。LCCS (Life Cycle Contractor Support) システムによって、2010 年までの期間に合計 300 両を対象として実施するもので、受注額は 9,000 万ドル。LCCS では、サポート担当者が個々の発射器の運用状況・仕様・アップグレード改修・過去の整備記録に関するデータを持ち、それをネットワーク化したデータベースで共有する。これにより、現場の部隊に随伴する修理担当者は効率的に仕事を行えるという触れ込み。デポ整備については、Lockheed Martin 社と LEAD (Letterkenny Army Depot) が協力して実施している。(Lockheed Martin)
Antonov ASTC のゼネラル デザイナーを務める Dmytro Kiva 氏は、ドイツの Federal Ministry of Economy and Technology が主催して開催した、First European Air Transport Congress に関するレポートをまとめた。それによると、世界の航空貨物輸送は年率 6% の伸びを示しており、特にロシアでは 14% も伸びている。こうした伸びにより、An-124-100M-150、試験飛行が完了したばかりの An-70、C-17A、A400M といった機体で合計 900 機分の需要が見込めるとしている。An-124-100 については SALIS (Strategic Airlift Interim Solution) プログラムの下で、Antonov Airlines と Volga Dnepr が共同で空輸サービスを提供しているところ。(Antonov ASTC)
伯 Embraer 社はブラジル政府から、ブラジル空軍 (FAB : Forca Aerea Brasileira) の GTE (Grupo de Transporte Especial, 特別輸送航空隊) が運用する高官輸送機として Embraer 190×2 機を受注したと発表した。最高のセキュリティ レベルを実現するために専用の通信機材を搭載するほか、大統領を初めとする VIP の移動に合わせて会議室などの内装を施す。Brasilia を起点として南米全域をカバー可能で、40 名を乗せることができる。ブラジル空軍はすでに、以下の Embraer 社製品を飛ばしている。
ERJ 145
Legacy 600
EMB 120 Brasilia
AMX
Tucano
Super Tucano
SIVAM (Sistema de Vigilancia da Amazonia / Amazon Surveillance System) 用の ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) プラットフォーム
(Embraer)
米 GE Aviation 社は、米海兵隊の新型攻撃ヘリ・AH-1Z に対する T700-GE-401C エンジンがらみのエンジニアリング業務契約を受注した、と発表した。3 次に分けて支出するうちの第一弾で、Bell Helicopter 社の下に入る副契約社として、T700-GE-401C エンジン×3 基を飛行試験用に納入する。現行の AH-1W は T700-GE-400 の双発だが、180 機の AH-1W を AH-1Z に改修する予定で、4 翅ローターへの変更などに加えてエンジンも、-401 より 10% パワーアップした T700-GE-401C の双発に変更する。ギアボックスと電子機器も新品に変わる。(GE Aviation)
豪 Saab Barracuda 社は、オーストラリア陸軍の M1A1 Abrams 戦車と M88A2 Hercules 戦車回収車向けに、新型カムフラージュ システムのプロトタイプを納入したと発表した。2007 年 12 月に 420 万豪ドルで受注したもので、Multispectral Camouflage System と称する。多スペクトラム (可視光線、近赤外線、赤外線、レーダー) のシグネチャ低減を企図したもの。Saab 社の Heat Transfer Reduction システムにより、オーストラリア北部の高温環境下でも車内の温度が上がりすぎないようにする。現在、DSTO (Defence Science and Technology Organisation) によるテストが進行中。(Saab Barracuda)
仏 Safran Group は、SaM146 エンジンの飛行試験 (第一段階) を成功裏に終了したと発表した。2007/12/6 から 29 回・累計 52 時間のフライトをロシアの LII Gromov (Zhukovsky 飛行場所在) で実施。今秋からはフランスの Istres に場所を移して、形式証明獲得に向けた第二段階の飛行試験に入る。(Safran)
米 Pratt & Whitney が開発を進めている GTE (Geared Turbofan Engine) 計画と PW810 エンジン (推力 10,000lb) の計画に、独 MTU Aero Engines 社が参画することになった。リスク共有パートナーとして、P&W Canada の PW810 については低圧タービンと、高圧圧縮機のうち最初の 4 段分の製造を担当する。GTE の方は、高圧タービンの開発・製造・組み立てと、高圧圧縮機のうち最初の 4 段分の開発・製造を担当する。金額分担比率は 15%。どちらのエンジンも 2013 年の就役を目指して開発中で、GTE は今夏から P&W の B.747 テストベッドを用いた飛行試験に入る。Airbus も今年の第四四半期に、A340 に GTE を搭載してテストすると発表している。三菱 MRJ は 15,000-17,000lb 級 GTE を、加 Bombardier の CSeries は 24,000lb 級の GTE を装備する。(MTU Aerospace)
訓練請負会社 (DefenseNews 2008/6/2, MoD UK & VT Group & Lockheed Martin via Defense-Aerospace.com 2008/6/3)
英国防省の MFTS (Military Flying Training System。UKMFTS とも) 計画について、米 Lockheed Martin 社と英 VT Group が対等出資して設立したジョイント ベンチャー・Ascent が受注を獲得。PFI (Private Finance Initiative) の枠組みを利用して、TSP (Training System Partner) として三軍向けのパイロット訓練を行うもの。
最終的に 25 年間・60 億ポンド (119 億ドル) の案件となる見込みだが、5/30 に契約した初期契約分は 6 億 3,500 万ポンド。カバーするのは FJ (Fast Jet) の課程で、RAF Valley (North Wales) で実施する。
FMS (Full Mission Simulator)、FTD (Flight Training Device)、DTT Desktop Trainer)、MPS (Mission Planning System)、ブリーフィング ルーム (VBR : Virtual Briefing Room) といった GBTE (Ground Based Training Environment)、教室や格納庫などといった地上施設を用意して訓練を実施する。使用する機材は BAE Systems の Hawk Mk.128 練習機 (AJT : Advanced Jet Trainer) で、14 億ポンドで 28 機を発注済み。こちらは 6 月末からデリバリーを開始、年内にまず 10 機を揃える。
その後は段階的に対象を拡大していく計画で、最終的には以下の訓練課程をカバーする。
EFT (Elementary Flying Training)
BFT (Basic Flying Training)
FJ (Fast Jet Training)
RW (Rotary Wing Training)
ME (Multi-Engine Training)
Rear Crew Training
PFI なので、企業側は Training Management Information System を初めとする訓練システム全体の体系をまとめた上で、所要の資産・施設・インフラ、それと一部の人員を保有して訓練業務を提供する。国防省はそれに対して、訓練課程に対するアウトプットや標準化の要求をまとめるほか、飛行場、燃料、教官を提供する。
なお、施設建設に際してのプロジェクト管理は VT Support Services 社、ICT インフラは VT Communications 社が担当する。
今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/2)
BAE Systems, Tactical Vehicle Systems Limited Partnership (Sealy, TX) は米陸軍から、MTV (Medium Tactical Vehicle)×10,000 両とプログラム サポート業務、兵站支援業務などを $1,656,794,781 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-08-C-0460)
Raytheon Missile Systems (Tucson, AZ) は米陸軍から、155mm 誘導砲弾 Excalibur のブロック 1A-1 とブロック 1A-2 を $85,278,599 で受注した。Joint Munitions and Lethality Life Cycle Management Command, Picatinny Arsenal, NJ (W15QKN-07-C-0100)
Oshkosh Corp. (Oshkosh, WI) は米陸軍から、HEMTT (Heavy Equipment Mobility Tactical Truck) に装備する増加装甲の B-Kit を、$36,070,769 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-08-C-0373)
Tug Hill Construction (Watertown, NY) は米陸軍から、ジョージア州の Fort Steward にデジタル多用途射場施設 (digital multipurpose range complex) を設計・建設する作業を $35,828,640 で受注した。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-07-C-0015)
Sikorsky Aircraft Corp. (Stratford, CT) は米陸軍から、UH-60M×3 機と、APU (Auxiliary Power Unit)×250 セットの導入に関するポスト DD フォームを、$34,091,385 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0003)
Lockheed Martin Information Systems and Global Solutions (Tinton Falls, NJ) は米陸軍から、以下のシステムを対象とするソフトウェア サポート業務の期間延長分を $18,115,495 で受注した。
Maneuver Control System
Joint Tactical Common Operational Picture 用ワークステーション
GCCS-Army (Global Command and Control System-Army)
CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-06-C-N401)
Joseph J. Henderson and Son, Inc. (Gurnee, IL) は米陸軍から、モンタナ州の Malmstrom AFB に家族用住宅を建設する工事を、$16,126,900 で受注した。Army Corps of Engineers, Seattle, WA (W912DW-08-C-0006)
L-3 Communications Corp. (Lancaster, PA) は米陸軍から、M67 破片手榴弾を $13,485,460 で受注した。Headquarters, Army Sustainment Command, Rock Island Arsenal (W52P1J-06-D-0022)
Raytheon Co., Integrated Defense Co. (Bedford, MA) は米陸軍から、MIM-104 Patriot 地対空ミサイルを対象とするエンジニアリング サービス業務を $12,056,853 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-04-C-0020)
Wintara, Inc. (Fort Washington, MD) は米陸軍から、イラクの FOB (Forward Operating Base) Speicher で使用する代替用施設を、$5,812,353 で受注した。Army Corps of Engineers, Transatlantic Programs Center, Winchester, VA (W912ER-08-C-0025)
BAE Systems National Security solutions (Burlington, MA) は米陸軍から、DARPA (Defense Advanced Research Project Agency) の Deep Green Program を $5,199,915 で受注した。戦場での意志決定を支援するシステムを開発する案件。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-08-C-M002)
Hardigg Industries Inc. (South Deerfield, MA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けのトランク ロッカーを $14,490,00 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-08-D-1072)
Naughton Energy Corp. (Pocono Pines, PA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・その他民間部局向けの燃料油を $8,142,126 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-06-D-8504)
Dennis K. Burke, Inc. (Chelsea, MA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、海軍・空軍・その他民間部局向けの燃料油を $6,896,812 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-06-D-8500)
Mansfield Oil Co. (Gainesville, GA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・その他民間部局向けの燃料油を $5,675,671 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-06-D-8508)
Boeing Co. (St. Louis, MO) は米海軍から、UAV (Unmanned Aerial Vehicle) による ISR (Intelligence, Surveillance, Reconnaissance) 業務を $65,000,000 (estimated) で受注した。GWOT (Global War on Terror) 向けの案件で、OIF (Operation Iraqi Freedom) や OEF (Operation Enduring Freedom) に陸上配備・洋上配備の分遣隊を派遣して対応する。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-D-0013)
American Security Programs, Inc. (Dulles, VA) は米海軍から、武装、あるいは非武装の警衛業務に関する第 1 次オプション契約分を $15,161,782 で受注した。これで累計受注額は $30,273,194。対象となる施設は以下の通り。
NSA (Naval Support Activity) Orlando (FL)
Construction Battalion Center Gulfport (MS)
NAS (Naval Air Station) Meridian (MS)
Naval Weapons Station Charleston (SC)
Athens (GA)
NAS Atlanta (GA)
NSA Panama City (FL)
NAS Whiting Field (FL)
NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Southeast, Jacksonville, FL (N69450-07-D-1261)
Harris Corp., RF Communications Division (Rochester, NY) は米海軍から、RT-1694-MP022 無線機 (Man Pack Radio)×321 セットと 7 年間の延長保証を、$11,207,458 で受注した。TACP (Tactical Air Control Party) 向けで、地上にいる TACP が上空の近接航空支援用航空機と通信する際に使用する。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Crane Division, Crane, IN (N00164-08-C-JS09)
Blackwater Lodge (Moyock, NC) は米海軍から、ヴァージニア州の Center for Security Forces Little Creek で実施する対テロ/フォース プロテクション訓練のうち、教官向けの訓練支援業務に関する修正契約を $9,600,000 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Naval Air Warfare Center Training Systems Division, Orlando, FL (N61339-02-D-0015)
Management Services Group Inc. (Virginia Beach, VA) は米海軍から、Hybrid Test Set/Automated Test Set 向けのライン アイテム補修業務を $6,359,383 で受注した。3 年契約。Naval Inventory Control Point (N00383-08-D-001P)
UES, Inc. (Dayton, OH) は米空軍から、AFRL (Air Force Research Laboratory) の研究案件を $19,936,000 (maximum) で受注した。Materials and Manufacturing Directorate 麾下の、Materials Characterization Facility で行う、Materials Characterization Research が対象。また、最新の素材特徴付け (characterization) 手法を開発する Materials Characterization Research and Development も対象。AFRL (Air Force Research Laboratory), Det.1 AFRL/PK, AFRL/PKMM, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-5200)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/1)
Airbus 社は Laupheim の事業所売却について、独 Diehl 社と仏 Thales 社の聯合を優先交渉権者に指名した。詳細に関する協議とデュー ディリジェンスの作業を行い、最終合意に持って行く。この事業所では A320、A330、A340、A380 で使用するキャビン内装や空調ダクトなどの生産に関わっており、今後は A350XWB にも関わることになる。従業員は 1,100 名。なお、Diehl and Thales の両社はもともとジョイント ベンチャーとして Diehl Aerospace を設立している仲で、出資比率は Diehl が 51%、Thales が 49%。(Airbus, Thales)
その A350XWB で使用する炭素繊維素材について、米 Hexcel 社が機体の主要構造用、さらに内装などの二次構造材用としても受注を獲得したと発表している。2025 年までカバーする案件で、最終的に総額 40-50 億ドルの売上を見込む。(Hexcel)
Financial Times 紙が、仏 FT (France Telecom) 社が TeliaSonera 社の買収に向けて動いていると報じている。同社はフィンランドやスウェーデンなどをテリトリーとする通信事業者。これに対してスウェーデン軍が懸念を表明しているが、FT では TeliaSonera の買収に伴って予想される影響についてのレポートをまとめて、6/13 にスウェーデン軍に提出する、と Financial Times では報じている。(NewRoom Finland)
諾 Kongsberg Defence & Aerospace 社は米陸軍から、Protector RWS (Remote Weapon Station) を 1 億 1,700 万ドルで受注した。2007 年 8 月に総額 14 億ドルで受注している、CROWS II (Common Remotely Operated Weapon Station II) の一環。今回の受注分は FY2009 の第三四半期からデリバリーを開始する。(Kongsberg Defence & Aerospace)
独 Rheinmetall Defence 社とイスラエルの IAI (Israel Aerospace Industries ) 社は、IAI の UAV・Heron TP を対象とする協力合意をまとめた。ドイツ軍の SAATEG (System fuer die abbildende Aufklaerung in der Tiefe des Einsatzgebietes / imaging surveillance system for the depth of the deployment theatre) 計画に対する売り込みが目的。ドイツ軍が要求しているのは、海外派遣任務に同伴してあらゆる環境条件下でフルタイムの運用可能な、監視・状況認識・目標捕捉・損害評価用の MALE (Medium Altitude Long Endurance) UAV。2010 年の IOC (Initial Operating Capability) 獲得を目指している。Heron TP は IAI が、過去 30 年間・35 ヶ国のカスタマー・40 万時間の累計飛行時間という経験を活かして開発した UAV。最新の ISTAR (Intelligence, Surveillance, Target Acquisition and Reconnaissance) 機材を装備する、マルチ ペイロード・マルチ ミッションの機体だと称している。すでに Rheinmetall Defence と IAI は、WABEP (weapon system for standoff-capable engagement of single and pin point targets) や B.747 の貨物機改造で協力関係にある。(Rheinmetall Defence)
仏 Nexter Systems 社は、フランス陸軍のトランスフォーメーションを推進する "Operation Scorpion" について、EADS Defence & Security (DS) 社と協力合意を結んだと発表した。EADS Defence & Security の Business Unit Defence and Communications Systems と Nexter Systems がジョイント ベンチャーを設立して、SoS (System of Systems) の主契約社を目指すとしている。"Operation Scorpion" とは、2008-2025 年にかけてフランス陸軍の装備を近代化するとともに、陸戦兵器の能力向上を企図した、将来的に予想される広範な戦闘シナリオに適応するためのプロジェクト。統合・多国籍作戦におけるさまざまな任務様態を念頭に置いており、装備・プラットフォーム・ウェポン システムなどに対してグローバル アプローチの実現を求めている。
(Nexter Systems)
ギリシア陸軍の第 25 機械化旅団で、Leopard 2A6 HEL 戦車の配備が始まった。独 KMW (Krauss-Maffei Wegmann) 社製。戦車 170 両に加えて、装甲回収車 (ARV : Armoured Recovery Vehicle)、戦車橋 (AVLB : Armoured Vehicle Launched Bridge)、操縦シミュレータ、射撃シミュレータ、シミュレーション訓練施設など一式を、17 億ユーロで受注している。オフセットの設定あり。(KMW)
Arianespace 社は、打ち上げ前の検査でソフトウェアに問題が見つかったとして、カウントダウンを中止、Skynet 5C と Turksat 3A の打ち上げを延期した。(Arianespace)
米陸軍の FCS (Future Combat System) を構成する各種システムのうち、初めて登場する有人車両、NLOS-C (Non Line of Sight-Cannon) のプロトタイプ 1 号車が、6/11 に Washington DC の National Mall でお披露目を行う。2009 年までにプロトタイプ 8 両をアリゾナ州の Yuma Proving Ground に揃える予定で、最初の 5 両はウェポン システムとシャシーが初期段階仕様で 2008 年中に、残り 3 両は SDD (System Development and Demonstration) 仕様で 2009 年初頭のデリバリーを予定している。後者が量産型のベースになる予定。8 両を揃えた後は ATEC (Army Test and Evaluation Command) から来た要員の手でテストを行い、要求通りの性能が出ているかどうかを検証する。NLOS-C は BAE Systems 社製、主兵装は 155m/38 榴弾砲で、全自動化によって 2 名で運用可能。広範な環境条件下で運用でき、生存性にも配慮したとしている。ちなみに、NLOS-C 以外の MGV (Manned Ground Vehicle) は以下の面々。
XM1204 NLOS-Mortar (Non Line of Sight-Mortar)
XM1202 MCS (Mounted Combat System)
XM1208 Medical Vehicle-Treatment
XM1207 Medical Vehicle-Evacuation
XM1205 Recovery and Maintenance Vehicle
XM1201 Reconnaissance and Surveillance Vehicle
XM1206 Infantry Carrier Vehicle
XM1209 Command and Control Vehicle
いずれもシャシーは共通で、車輌全体でも 80% の互換性があるとしている。ハイブリッド電気推進システムとトラクション駆動サブシステム、油気圧サスペンションを持ち、発電機の出力は 440kW。その電力をバッテリに充電して、電気モーターで履帯を駆動して走る。このシャシーと、155mm/38 砲のようなミッション モジュールとの関連もテスト項目のひとつ。155mm の方は 2006 年 10 月以降に合計 2,000 発の試射を行っており、目標となる閾値の 90% を達成するところまで来ているが、シャシーの方は初めて登場する新種なので、まだこれから。MGV ファミリーの最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) は 2010 年に予定している。その 2010 年には、テキサス州の Fort Bliss に NLOS-C の "special interest program platform"×6 両を搬入する計画。AETF (Army Evaluation Task Force) がそれを使って、試験作業に加えて戦術やドクトリンの開発を始める。AETF では 2010-2012 年にかけて 6 両ずつ、全部で 18 両の NLOS-C を揃える予定で、FOC (Full Operational Capability) 達成は 2014 年の予定。その他の MGV プロトタイプは 2011 年以降の登場となる。(US Army)
その Fort Bliss では、FCS Spin Out 1 の評価試験も AETF の手で実施中。5 月初頭には Capital Hill におけるデモンストレーションも実施した。夏からは 1,000 名ほどの兵士を使った実戦テストも始まる。Spin Out 1 を構成するのは、戦術用と市街戦用の無人センサー (unattended ground sensor) や音響センサー、NLOS-LS (Non Lne-of-Sight Launch System, a.k.a. rockets in a box)、小隊レベルで運用する小型 UAV、JTRS GMR (Joint Tactical Radio System Ground Mobile Radio) の B-Kit。JTRS GMR の B-Kit は M2 Bradley、M1 Abrams、HMMWV に装備して、ネットワーク構築と状況認識の手段となる。無人センサーはホッケーのパックほどの大きさで、ホーム セキュリティ システムと同様に、人の動きや出入りを検知する機能を持つ。これら Spin Out 1 の実戦配備は 2011 年を予定している。(US Army)
ちなみに、米 Northrop Grumman 社と米 Oshkosh Truck 社が共同開発している JLTV (Joint Light Tactical Vehicle) プロトタイプも同様のディーゼル電気駆動で、パーツ点数低減による故障の可能性引き下げや兵站支援の負荷軽減、ライフサイクルコストの削減、外部向けの電源供給といった利点により、新時代の扉を開くと喧伝している。この手の駆動方式は軍用車輌では実績がないが、鉄道車輌などでは長い実績があると説明。また、変速機と推進軸を不要にできるので、シャフトを通すための空間が不要になり、車内空間拡大と防禦力強化に役立つと説明している。さらに、前後に分かれた駆動系は戦闘で損傷しても簡単に交換できるとのこと。(Northrop Grumman)
5/27 に Saab 社の Gripen Demonstrator がスウェーデンの Linkoping で初飛行を実施したが、同機が装備する F414G エンジンを Gripen に適合させるために、Volvo Aero 社が GE をサポートしたとのこと。この後、飛行試験とデモンストレーションは 2010 年以降まで続く予定。22,000lb の推力を発揮する F414G の装備によって、従来より 20% 以上のパワーアップになったとしている。また、信頼性・保守性・運用性も優れているという説明。F/A-18E/F と EA-18G が装備する F414-GE-400 は累計納入台数 800 基を突破、飛行時間の合計は 90 万時間を超えている。(GE Aviation)
米 Force Protection 社は先日、米海兵隊から合計 4,300 万ドル分の MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 向けサポート業務契約を受注したが、これで同社が今年になってから受注した MRAP 関連契約は、総額 1 億 8,000 万ドルに達した由。これについて同社は、Cougar に対する信頼を実証できたものだと考える、としている。(Force Protection)
米 Bell Helicopter 社の販売担当副社長・Bob Fitzpatrick 氏は、製品ラインを 206L4、407、412、429 に絞り込んだ後で受注が伸びているとして、今後も市場の要求に応える努力を続けていくと表明。機種を絞り込む一方で、個別の要求にはカスタマイズによって対応するのが同社の考え。(Bell Helicopter)
軍民向けにモーション システムを手掛けているイスラエルの Bental Industries 社は、同社の小型 UAV 向けペイロード安定化システム・MicroBAT 275 が、伊 OTO Melara 社と伊 Celin Avio 社が開発している VTOL 型 UAV・Ibis に採用されたと発表した。これは小型の無人ヘリコプターで、EUROSATORY 展示会で公開予定。MicroBAT は、UAV を初めとするさまざまな陸・海・空のプラットフォームに装備可能で、監視・偵察・観測用のペイロードを安定化させる機能を提供する。プラットフォームのサイズに合わせてさまざまなサイズがある。(Bental Industries)
オランダ軍の DMO (Defence Materiel Organization) は、米 AeroVironment (AV) 社製の偵察用 UAV・RQ-11B Raven の採用を決定、770 万ドルで発注した。機体に加えて、訓練業務、兵站支援業務、耐空証明獲得の作業もワンセット。1 システムは UAV×3 機、地上管制ステーション、動画端末 (remote video terminal)、システム スペアなどで構成する。機体の重量は 4.2kg、手で投げて発進させた後は "over the hill" あるいは "around the corner" といった近距離で、動画による監視・偵察や目標捕捉を行う。米軍ではこの機体を基地の警備や前路警戒、任務計画、フォース プロテクションといった用途に使用している。AV では Raven 以外にも、手投げ発進式の小型 UAV として Wasp や Puma といった製品を持つ。(AeroVironment)
SES ASTRA 社は、同社子会社の ND Satcom 社が米海軍 SPAWAR (Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston, SC) から、携帯式衛星通信端末機 (multiple portable Satellite Communication Terminal) を受注することになったと発表した。初年度で 5,100 万ドル、オプション契約分も含めると 5 年間で 2 億 8,900 万ドルの商談に発展する見込み。この件では同社も含めて 7 社の採用が決まっており、現在、要求仕様と納入スケジュールを詰めているところ。ND Satcom にとって、米軍からの受注獲得は今回が初めて。SES グループは欧州担当の SES ASTRA、北米担当の SES AMERICOM、グローバル カバレージ/コネクティビティ担当の SES NEW SKIES に加えて、SES SIRIUS 株の 90% を保有、パートナー企業として加 Ciel と墨 Quetzsat を擁する衛星通信関連企業。衛星 38 基、地上局 25 ヶ所を運用している。(SES ASTRA)
英 MAN Truck & Bus UK 社は、イギリス軍向けに回収車 (Foden の代替用) とトレーラーのデリバリーを開始した。回収車×288 両と回収用トレーラー×69 両を揃える。総額 13 億ポンドで各種トラック 7,285 両を揃える、SV (Support Vehicle) 計画の一環。エンジンは出力 440HP の 10.5L・6 気筒ターボディーゼルで、燃料添加剤なしで EURO 4 排ガス規制対応、さらに航空燃料の使用も可能になっている。総重量 32t、15t の吊り上げ能力と 2.3m のカバー範囲を持つクレーンやウインチ (ECA 社製) を持ち、搭載量は 13t、44t のトレーラーを牽引可能。自動自己診断機能や自動レベリング機能もある。このほか、UOR (Urgent Operational Requirement) として装甲強化を施した軍用トラックを調達する計画も進んでいる。SV 計画で導入する車輌は全部で 42 種類あるが、基本的には Light (6t)、Medium (9t)、Heavy (15t) と 3 種類の貨物車輌がベース。さらに、今回の回収車や回収用トレーラー、7000 リッターの搭載が可能な給油車 (Unit Support Tanker) がある。これらが、現行の軍用トラック (4t, 8t, 14t) や回収車を代替する。Bowman 通信システムの装備も可能。シャシーは Atlas Terex 社で製造している。(MoD UK)
ドイツの Berlin にある Schoenefeld 飛行場で開催していた ILA 2008 航空ショーについて、主催者は「成功だった」と発言。37 ヶ国から 1,100 の出展社を集めて、6 日間で 50 億ユーロ (78 億ドル) の商談がまとまった由。訪問者は 50,000 名。(Deutsche Welle German radio)
Rolls-Royce 社は、GKN Aerospace と 51:49 の出資比率でジョイント ベンチャーを設立、航空機エンジンに対する複合材料の適用について研究を進めると発表した。効率と環境性能の向上が目的で、研究開発費として 1,100 万ポンドを投じる。エンジン技術に関する RR 社の経験と複合材に関する GKN 社の経験を持ち寄るのが狙いで、EU が進めている VITAL 計画向けに複合材料製ファン ブレードを開発する。ちなみに、RR 社が支出している研究開発費は年間 8 億ポンド。(Rolls-Royce)
米 Harris 社は、同社が事業の売却や合併を考えているのではないかと報じられている件について、「そうした計画はない」と否定。(Harris)
仏 Thales 社の航空宇宙部門担当副社長・Francois Quentin 氏は、2008/6/1 付で Aerospace division の組織改編を実施した。
Emmanuel Grave 上級副社長 (航空機担当) : コックピットや客室で使用する電子機器 (In-Flight Entertainment, connectivity) を担当。また、航空機メーカーやエアラインとの窓口も担当
Pierre-Yves Chaltiel 上級副社長 (政府機関担当) : 航空機搭載用のレーダーや電子戦装置、SIGINT や海洋監視といったミッション システム、UAV、ISTAR といった官需担当で、主としてイギリスとフランスを相手とする。また、戦闘システムのインテグレーターやプラットフォームのメーカー、各国国防省との窓口も担当
Pierre-Eric Pommellet 副社長 (サービス・事業改革担当) : カスタマー向けのサービス・サポートを軍民両方について担当。さらに、長期的な発展のために必要な、戦略事業計画の立案と実行も担当する。
Alain Paul : オペレーション担当ディレクターで、サプライチェーンや購買部門、プログラム管理、品質管理などを担当。
(Thales)
今日の報道発表 (Lockheed Martin via Defense-Aerospace.com 2008/5/30, Pratt & Whitney via Defense-Aerospace.com 2008/6/1)
米 Lockheed Martin 社は、F-35 Lightning II の STOVL 型・F-35B が 5/25 に、シャフト駆動リフトファン の地上試運転を実施したと発表した。新設した地上試験用ピットを使い、水平飛行から垂直着陸への遷移を二度にわたってテストしたもの。F135-PW-600 エンジンを中核とする推進システム、飛行制御系統、機体側のシステムがコンピュータ制御で統合動作するが、それに対する信頼度を実証するのが試験の目的。
同機のリフトファンは最大で 40,000lb の推力を発揮できる。推進システムは見込み通りの推力を発揮しており、遷移についてもスムーズに進行したとのこと。STOVL モードの飛行試験は 2009 年初頭から開始する予定になっている。CTOL 型 F-35 (AA-1) による飛行試験は、これまでに 41 回、飛行時間の累計は 49 時間。
これまでに実施した地上試験は累計 1,900 時間 (F135 の SDD フェーズ全体では 9,700 時間)、2001 年にプロトタイプ機の X-35B は短距離離陸 14 回、垂直離陸 17 回、垂直着陸 27 回を実施している。また、2001/7/20 には短距離離陸 → 超音速飛行 → 垂直着陸のコンボを世界で初めて達成した。
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoD 2008/6/4)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 571 名の減。現在の動員内訳は、陸軍 76,438 名、海軍 4,463 名、空軍 8,455 名、海兵隊 9,344 名、沿岸警備隊 459 名。
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戦争・紛争
今日の指揮官交代
ISAF (International Security Assistance Force) の司令官が、米陸軍の Dan K. McNeill 大将から David D. McKiernan 大将に交代した。交代式典には、アフガニスタンの Hamid Karzai 大統領、NATO 欧州聯合軍最高司令官の Bantz J. Craddock 米陸軍大将、NATO の Allied Joint Force Command Brunssum (アフガニスタンで、ISAF に次ぐ上位組織) を指揮する Egon Ramms ドイツ陸軍大将などが出席。(AFPS 2008/6/3)
一方、海の上では CTF (Combined Task Force) 150 の司令官が、2 月からこの任務を担当してきたフランス海軍の Jean-Louis Kerignard 少将から、カナダ海軍の Bob Davidson 代将に交代した。指揮官交代の式典は、6/3 に FS Marne (A 630) の艦上で実施。CTF150 はアデン湾、オマーン湾、アラビア海、紅海、インド洋で MSO (Maritime Security Operations) を担当している。カナダ海軍はフリゲート HMCS Calgary (FFH 335)、補給艦 HMCS Protecteur (AOR 509)、ミサイル駆逐艦 HMCS Iroquois (DDH 280) を新指揮官とともに CTF150 に派遣、交代にフランス海軍の FS Marne が Toulon に帰港。フリゲート FS Surcouf (F 711) と FS Jacoubet (F 794) は CTF150 で任務を継続する。(NavNews 2008/6/3)
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/6/4)
Helmand 省の Putay で、人道支援任務のために移動していた聯合軍の車両隊が路傍爆弾攻撃に遭遇。損傷した車輌の復旧を行っていたところに、今度は銃撃が加えられた。さらに別の車輌も地雷を踏む騒ぎに。敵は民家を占拠して射撃陣地にしていたため、聯合軍は地元住民を人払いできたことを確認してから航空攻撃を要請。
Ghazni 省 Andar 地区では、タリバン掃討作戦中に 2 名を拘束、バイクを押収。Helmand 省 Nahri Sarraj 地区では、タリバン中堅幹部を狙った作戦で 6 名を拘束したほか、RPG、爆弾製造材料、AK-47 自動小銃、弾薬ベスト、弾薬、麻薬 400lb を発見。
今日のイラク (AFPS 2008/6/4)
聯合軍は、Baghdad 界隈で爆弾攻撃を仕掛けていたアルカイダ関連組織の関係者など 4 名を拘束。うち 1 名は武器の分配と自動車爆弾攻撃に関与。もう 1 名は情報収集担当。Tikrit でも、自爆テロの容疑などで 5 名を拘束。その際に得られた自供で Mosul 西方に外国人テロリストの隠れ家があると判明、現地に赴いて 2 件のアジトを破壊した。
3 日、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チームに配属された第 4 歩兵聯隊・第 2 大隊本部中隊の兵士が、Baghdad の Doura で 2 名を拘束。Baghdad 南部の Abu Tshir では、同じ旅団の第 22 歩兵聯隊・第 1 大隊が 1 名を拘束。Baghdad 南東の Karb de Gla では、第 10 騎兵聯隊・第 7 大隊・A 中隊が迫撃砲 30 門、60mm 迫撃砲弾、手榴弾、AK-47、自家製爆薬、各種弾薬、雷管を発見、5 名を拘束。
Mosul と Tikrit では、自爆テロや外国人テロリストの手引きに関わったお尋ね者 1 名とその他 4 名を、聯合軍が拘束。Baghdad の Sadr City では、イラク陸軍・第 1 師団・第 3 旅団・第 1 大隊が、PKC 機関銃と銃弾、AK-47 用の装弾済みマガジン、対戦車ロケット、対人ロケット、ミサイル、擲弾、新刊、RPG-7、対人弾頭 5 発を発見。同じ Sadr City でイラク軍が、RPG、82mm と 60mm の迫撃砲弾、122mm ロケット 5 発、消火器 5 個、抗弾ベスト、AK-47、RPK 機関銃、擲弾、120mm 砲弾、ワイヤー、狙撃銃を発見。さらに別件で、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チームが 60mm の HE 弾、82mm 迫撃砲弾、RPG、迫撃砲弾のテイルブーム、擲弾を発見。
Rusafa 地区でもイラク軍が自家製爆弾を発見。Adhamiya 地区では警察が機関銃と狙撃用スコープを発見。Kadhamiya では武装勢力 1 名を警察が拘束。Karkh 地区では米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 2 旅団戦闘チームが 37mm 機関砲弾数百発を発見。別件でイラク軍もロケットの部品、RPG、MP5 短機関銃の弾倉、抗弾ベストを発見。New Baghdad の Baladiat 地区では、イラク軍が自家製爆弾、ロケットの弾頭とモーター、RPG と RPG 発射器、7.62mm 弾など各種弾薬、PKC 機関銃、AK-47、無線機、雷管、抗弾ベスト、爆薬を発見。
Adhamiyah では地元住民からの通報により、第 4 歩兵師団・第 3 旅団戦闘チームが対人地雷と 57mm ロケットを発見。同師団の第 1 旅団戦闘チームは Rashid 地区で、60mm の迫撃砲と迫撃砲弾、自家製爆薬、擲弾、AK-47、120mm 迫撃砲、自家製ロケットとロケット発射筒、雷管を発見。Kadhamiyah の Shulla 地区では、第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 2 旅団戦闘チームが 82mm 迫撃砲弾を発見。同旅団は別件で、Kadhamiyah の Khadra 地区でイラク軍とともに 155mm 砲弾、100mm 砲弾、60mm 迫撃砲弾、自家製爆薬、擲弾、導爆線などを発見。
2 日、イラク軍特殊部隊が Mosul 東方で、爆弾攻撃を仕掛けていたアルカイダ関係者を拘束。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/3)
2 日、アフガニスタンの Bahramchan で米空軍の A-10 と F-15E が、500lb 通常爆弾、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で敵を爆撃。Kandahar では米空軍の MQ-9 が AGM-114 で敵を攻撃。Nangalam では、米空軍の A-10 がロケットと機関砲で、米空軍の F-15E が GBU-31/B と GBU-38/B で、敵陣を攻撃。F-15E は Zormat でも GBU-12/B と GBU-38/B で敵を爆撃している。Orgune に米空軍の F-15E、Uruzgan に英空軍の Harrier GR.9 が、Farah に仏空軍の Mirage 2000 が、Orgune に米空軍の A-10 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 52 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 67 件、ISR ミッション 27 件、戦術偵察ミッション 4 件を実施。また、2 日に Balad AB から 2km 離れた地点で MQ-1 Predator が墜落した。原因については調査中。
今日のイラク (AFPS 2008/6/3)
聯合軍が Mosul で、アルカイダ関連組織の幹部 1 名とその他 4 名を拘束。警察に対する爆弾攻撃に関与した容疑。Tikrit でも、自爆テロに関わったとみられるアルカイダ関係者 1 名と、その他 1 名を拘束。Kut では、"special group" の首領とその他 5 名を拘束。イラク人の殺害や聯合軍への攻撃の容疑。
Baghdad では、イラク軍と聯合軍が軍閥と交戦、敵 4 名が死亡。さらに多数の武器を押収。Samarra 西方の Jazeera Desert では、地元住民からの通報により、数千ポンド分にのぼる武器・弾薬を発見。Baghdad の Adhamiya と Sadr City でも、イラク軍と聯合軍が武器集積所を発見。迫撃砲、ロケット、自家製爆薬、自動小銃など。
1 日、Salahuddin 省で作戦中の米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 1 旅団戦闘チームが、8 名を拘束、武器集積所を発見。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/2)
1 日、アフガニスタンの Qalenaw に米空軍の B-1B と F-15E が、Gardez、Kabul、Orgune に米空軍の A-10 が、Jalalabad に米空軍の F-15E が、それぞれ出動。Nangalam では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵陣を爆撃。F-15E は Qalenaw でも GBU-38/B で敵を爆撃。この日の近接航空支援ミッションは 52 件、ISR ミッションは 13 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、Mosul に米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 69 件、ISR ミッションは 27 件、戦術偵察ミッションは 8 件。
今日のイラク (AFPS 2008/6/2)
聯合軍は 5/15 に実施した作戦で得たデータを基に、イラク中・北部で活動しているアルカイダ関連組織の首領を狙った作戦を実施、その際の銃撃戦で敵 2 名が死亡。また、爆弾製造材料や自爆ベストの部品、武器を積んだクルマも発見。武器を破壊するとともに 8 名を拘束。
Mosul で、テロ組織の資金担当者など 17 名を拘束。Taji と Salman Pak では、爆弾攻撃に関与していた容疑で 2 名を拘束、うち 1 名は自動車爆弾の専門家。Baghdad ではこれ以外にもう 2 名を拘束。
1 日、Baghdad の Rashid 地区・Risalah で警察が、遺棄された建物で迫撃砲・砲弾・信管・ロケットを発見。Hit では、イラク軍が 49 名を拘束。5/30 に政府の施設を狙った自爆テロが発生しているが、それとも関連がある模様。この事件では警官 4 名と民間人 5 名が死亡、警官 4 名と民間人 15 名が負傷している。
31 日、Basra の Abu Al Khasib 地区でイラク軍と警察が掃討作戦を実施、1 名を拘束したほか、自動小銃と短機関銃を発見。当地では 5/25 から、運河の掃討や警察分署の補修、道路の補修といった作業を進めている。Multinational Division Baghdad の兵士は、Tarmiyah で活動している爆弾製造組織の No.2 を拘束。
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こぼれ話
艦名ゆかりのお客様 (NavNews 2008/6/4)
"ミス ヴァージニア" の Hannah Kiefer 嬢が、6/3 に USS Virginia (SSN-774) を訪問した。もちろん、本人にとって潜水艦を訪れるのは初めて。ミス ヴァージニアが潜水艦を訪れるのも初めて。
Green Field (AFNews 2008/6/4)
ジョージア州 Moody AFB の 23rd FW/23rd EMS (Equipment Maintenance Squadron) では、"空軍グリーン化" の一環として電気自動車の試験運用を開始した。パーツ輸送用のカートと弾薬搭載車が 1 両ずつで、電気自動車を使用する際の利害得失を見極めるのが目的。Moody AFB は AFMC (Air Force Materiel Command) によって "グリーン化" の実験場所の指定を受けており、今回の試験運用結果も AFMC にフィードバックする。
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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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