今週の軍事関連ニュース (2008/06/24)
 

警 告

「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

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一般ニュース

KC-X 騒動の続き
GAO が KC-X に関して仕切り直しを勧告した件について、各方面の反応。
  • POGO (Project On Government Oversight) では、「空軍には給油機に関して経験豊富なチームがいるが、彼等は好き好んで火事場に飛び込もうとはしないだろう」「空軍は、今回の勧告に対して何もしないでいることもできるが、そうすれば議会からさらに袋叩きに遭うだろう」「下院軍事委員会では、次の国防歳出法に『装備品の選定に際しては産業基盤に配慮すること』という条項を盛り込んでいるが、これも KC-X のことを意識したものである」と指摘、Boeing を採用させようとする方向に圧力がかかっている以上、空軍は何もせずにいることはできないという見方を示した。結局のところ、空軍は機種選定をやり直して、問題になった判断手法を見直すことになるだろうが、提案書の変更を局限させようとするのではないか、というのが POGO の見方。また、結果をひっくり返したい Boeing としては、どういう提案をすれば空軍が喜ぶかが分かったわけだから、KC-767 より大型の、B.777 ベース、あるいは B.747 ベースの機体を出し直してこないという保証はない、とみている。(POGO via Defense-Aerospace.com 2008/6/20)
  • Business Week 紙では、アラスカ州選出の Ted Steven 議員が Boeing と Northrop Grumman の分業案を推していると報じたほか、空軍が混乱を推して単一機種だけを採用する代わりに迅速な解決策に向けて動くのではないか、と報じている。そうすることで、KC-30 を採用することに起因する雇用問題の議論が、来る大統領選で政治的争点になる事態も緩和できるのではないか、とみている。(Business Week via Defense-Aerospace.com 2008/6/20)
  • ↑の記事について Defense-Aerospace.com では、米空軍は以前から機種統一による総倒れを防ぐために複数の機種を採用するのではないか、という見方がある件を引き合いに出しており、それが将来の話になるのか、それともこのタイミングで実現するのか、という問題だとコメントしている。(Defense-Aerospace.com 2008/6/20)
  • Leeham Companies でも、双方の陣営で仕事を分け合うべきだと主張している。同社の主張では、ライフサイクルコストの計算ミスによって Boeing 案の方が 9,180 万ドル安くなったといっても、年間にすれば 230 万ドル、総額 350 億ドルのプログラムからすれば誤差みたいな数字であり、決定的な差ではないという見方を示した。(Leeham Companies, LLC via Defense-Aerospace.com 2008/6/20)
  • GAO (Government Accountability Office) が仕切り直しを勧告した米空軍の KC-X について、Northrop Grumman は「迅速な解決を求める」とする声明を出した。「GAO の勧告は尊重するし、それに対して空軍が適切な対応をとると信じているが、なんにしても GAO の報告によって事実を変えることはできない。新しい給油機は今すぐ必要だし、我が社は今すぐ対応する用意ができている。すでに契約も結んでいるし、世界で最新鋭の給油機を送り出せる。これ以上の遅れを引き起こせば、また空軍の男女が古めかしい給油機に乗り込まなければならない」と主張。なお、アラバマ州選出の Jeff Sessions 上院議員は「政治によって、最善の機体を選定するプロセスに影響を及ぼしてはならない。Northrop Grumman の機体こそが唯一の存在であり、すでに多くの機体との間で整合性をテスト済みではないか」と発言している。(Northrop Grumman via Defense-Aerospace.com 2008/6/23)
[よその国の話だけれども、Thales と BAE Systems がガチンコ勝負して、結局は国防省ともども三軒長屋入りした CVF のような例があるから、KC-767 と KC-30 の併用に落ち着く可能性、決して否定はできないかも]

ここ数日の小ネタ
  • 前統合参謀本部議長の Peter Pace 海兵隊大将 (退役) が、民間人としては最高ランクの勲章である Presidential Medal of Freedom を受章した。第 16 代の統合参謀本部議長だが、海兵隊出身者がこのポストに就いたのは初めてのこと。(AFPS 2008/6/19)
  • 8 月に San Diego で、USS Kitty Hawk (CV-63) と USS George Washington (CVN-73) の交代式典を実施する。もともと 6 月初頭に真珠湾で実施する予定になっていたが、GW が火災事故を起こしたために修理が必要になり、予定変更。Kitty Hawk はこの後、ワシントン州 Bremerton に移動して解役工事に入るが、いつ退役になるかは確定していない。また、GW が火災の被害を修理して日本に到着する日程も確定していない。(NavNews 2008/6/19)
  • Boeing は、すでに商談を進めているインド以外に P-8A Poseidon の売り込み先になっている国として、14 ヶ国を挙げた。内訳は、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、チリ、ギリシア、インド、イタリア、ニュージーランド、ノルウェー、パキスタン、ポルトガル、韓国、スペイン、タイ。(flightglobal 2008/6/18)
  • 韓国海軍は、北朝鮮の機雷戦に対処する目的で、2012 年までに掃海ヘリ×4 機を導入する計画を明らかにした。(DefenseNews 2008/6/21)
  • 米下院は、総額 1,620 億ドルにのぼる戦時補正予算を可決。C-17A の追加調達を盛り込んでおり、実現すれば生産ラインの延命ということになる。(DefenseNews 2008/6/20) [で、上院の動きは ?]
  • ドイツ海軍中古の哨戒艇・Bergen が、レバノン海軍に引き渡された。(DefenseNews 2008/6/20)
  • 韓国がパキスタンに、退役した T-37 練習機と、同機で使用するエンジンやスペアパーツを売却することになった。(DefenseNews 2008/6/20)
  • アメリカとロシアは、アフガニスタン陸軍向けにロシア製兵器を供給する件についての合意をまとめた。(DefenseNews 2008/6/20)
  • 台湾の MIB (Military Intelligence Mureau) に勤務していたアナリストが、中国のためにスパイ行為をはたらいたとして逮捕された。(DefenseNews 2008/6/20)
  • ギリシア空軍・Central Command は、地中海の Crete 島界隈で、イスラエル軍と合同演習を行うことを明らかにした。(DefenseNews 2008/6/20)
  • 四川省の地震に際して災害救援に苦労した人民解放軍が、被災地に物資をパラシュート投下する演習を開始したと報じられている。(DefenseNews 2008/6/20)
  • 核兵器関連の機密アイテム 1,000 点あまりについて、空軍の追跡体制に問題があったことが判明した。(DefenseNews 2008/6/19)
  • イスラエルの Ehud Barak 国防相は、アメリカの後援抜きで年内にシリアと和平協議を始めることはない、と発言。(DefenseNews 2008/6/19)
  • 6/20-22 に開催を予定している Langley AFB のオープンハウスに合わせて、英空軍のアクロバットチーム・Red Arrows が飛来。6/18 にプラクティスを実施した際に、F-22A デモチームの Paul Moga 少佐が操縦する F-22A が、Red Arrows の Hawk 練習機と編隊飛行を実施した。(AFNews 2008/6/20)

今日の報道発表 (FAS via Defense-Aerospace.com 2008/6/20)
FAS (Federation of American Scientists) は、ヨーロッパにある米軍の核兵器保管施設の大半は、所要の保安基準を満たせていない、とする報告をまとめた。例の、「B-52 が核弾頭付きの AGM-129 を積んで飛行してしまった事件」をきっかけとして、BRR (Blue Ribbon Review) が調査を実施した結果として判明したものである、という説明。これを受けて米軍では、一部の核兵器保管施設を閉鎖して整理統合する方向である、とのこと。

イラクの砲兵生活 (MoD UK via Defense-Aerospace.com 2008/6/19)
英国防省は、イラクに展開している AS90 自走砲の活動に関するプレスリリースを出した。引き合いに出したのは、Basra の COB (Contingency Operating Base) から Tallil 北方に展開した、王室騎馬砲兵聯隊 (Royal Horse Artillery)・第 3 聯隊・D 中隊。聯合軍部隊が武装勢力の砲撃を受けたため、火力支援として NATO HL15 砲弾 (重量 96lb/43.5kg) を 25km 先のターゲットに撃ち込んで対砲兵射撃を実施、味方の部隊 (米軍、オーストラリア軍、ルーマニア軍) を助けたもの。後で友軍の兵士が、(自分達を支援してくれた) AS90 を見学に訪れてきて、イギリス軍の砲兵隊員はそれを案内したとのこと。
英陸軍砲兵隊の兵士は、フルタイムで射撃支援を行える体制を維持するため、8 時間ごとに勤務と休憩を繰り返すシフトを組み、気温 44 度の環境下でボディ アーマーを身につけて勤務に就いている。兵士が砲から離れられないので、食事は砲兵隊の列線まで届けてきており、シャワーや給水施設はなし。
D 中隊は 6 ヶ月間で数百発の砲弾を発射したとのことで、その中には Basra に押し入ろうとする武装勢力を撃退する目的で実施した砲撃も含む。また、夜間に照明弾を発射したり、味方部隊の行動を隠蔽するために発煙弾を発射したりもしている。対砲兵射撃を実施する際には、MAMBA (Mobile Artillery and Monitoring Battlefield) レーダーで、敵の火砲やロケットの発射地点を調べる。こうした火力支援は、味方の士気を高めるのに有用とのこと。

今日の小ネタ
  • リトアニアは、「アメリカから要請があれば、MD エレメントの配備受け入れについて検討する」と表明。(DefenseNews 2008/6/18)
  • スケジュール遅延に見舞われている A400M 輸送機だが、EADS は 9 月に同機の初飛行を実施することを明らかにした。(DefenseNews 2008/6/18)
  • ISAF 派遣部隊で IED による被害が増えている事態を受けて、カナダ国防軍では訓練の強化や、監視機材を初めとする IED 対策機材の導入といった対策に乗り出した。(DefenseNews 2008/6/18)
  • インド陸軍は Rajasthan 砂漠で、イスラエルの Rafael が開発した対戦車ミサイル・Spike の評価試験を開始した。(DefenseNews 2008/6/18)
  • パキスタンの運送会社が運んでいたヘリコプター用のエンジン×4 基、1,300 万ドル相当が行方不明になっていることが明らかになった。(DefenseNews 2008/6/18)
  • Nicolas Sarcozy 仏大統領は、某国と Rafale×100 機の輸出について協議中であることを明らかにした。(DefenseNews 2008/6/18)
  • インドの国産戦闘機・LCA (Light Combat Aircraft) こと Tejas の LSP (Limited Series Production) 型が、試験飛行を開始した。ただ、同機については F404-GE-IN20 エンジンの推力不足問題があり、搭載可能な兵装や機動性に制約が残っている状況。代替エンジンを模索する動きもあるが、どうなるかは未確定。(DefenseNews 2008/6/17, JDW 2008/6/18)

Typhoon の QRA 二題 (EADS via Defense-Aerospace.com 2008/6/17, JDW 2008/6/18)
ドイツ空軍 (Luftwaffe) は 6/3 から、Eurofighter Typhoon による QRA (Quick Reaction Alert) を開始した。担当しているのは Neuburg AB の JG74。6/12 からは F-4F Phantom II と完全に交代しており、それに合わせて記念のセレモニーを実施している。最初の Typhoon が JG74 に到着したのは 2006/7/24 なので、ほぼ 2 年ほどかかって機種転換と戦力化を実施した格好。
QRA では兵装を搭載した戦闘機を 2 機、常時待機させており、アラートがかかると直ちに緊急発進する。空対空装備なら 300m の滑走で離陸でき、39,000ft まで 90 秒で上昇できる Typhoon は、こうした対領空侵犯措置に向いた機体だというのが EADS の説明。また、データリンクを通じて空域に関する情報を受け取り、コックピットに表示できるので、パイロットは状況を把握しやすい。
イタリアは 2005 年末、イギリスは 2007 年夏から Typhoon による QRA を始めており、ドイツとオーストリアも QRA を開始したので、残るはスペインのみ。こちらは現時点で準備中で、近いうちに Typhoon による対領空侵犯措置任務を開始する予定。
一方、オーストリアは 15 機を発注した Typhoon のうち 9 機が出揃ったのを受けて、QRA 任務の担当を、スイスから借りていた F-5E から Typhoon に切り替える。ところが、自衛用電子戦機器や AIM-120 AMRAAM の調達が経費節減のために削られてしまったため、装備面の制約から自国上空における警戒飛行しかできない状況。また、パイロット不足という問題も抱えている。なお、残りの 6 機についてはドイツ空軍の機体をブロック 5 仕様にアップグレードした上で受領する方向で、協議を進めているところ。

今年の CWID 演習 (Thales UK via Defense-Aerospace.com 2008/6/16, New Zealand Defence Force via Defense-Aerospace.com 2008/6/17)
イギリスの国防省と産業界が実施したヴァーチャル演習・CWID (Coalition Warrior Interoperability Demonstration) において、Thales UK が主導的な役割を果たしたと発表。数週間がかりで実施した演習で、DSTL (Defence Science and Technology Laboratory) の Portsdown 施設 (Portsmouth, UK) に加えて、世界各地の合計 20 ヶ国以上をネットワークで結んで実施した。
目的は、現在のイギリス軍が抱える能力ギャップを解決するための技術的ソリューションを、現実的な軍事作戦シナリオの下で、最新 C4ISTAR (Command, Control, Communications, Computers, Intelligence, Surveillance, Target Acquisition and Reconnaissance) システムの利用を通じてデモンストレーションすること。
今年の CWID (CWID 08) は、2011 年のアフガニスタンを想定したシナリオを設定して、すでにアフガニスタンにおける軍事作戦で経験した内容に基づく要求について検討、それをどのようにして解決するか、という内容になっている。Thales UK は 2002 年から CWID に関わっているが、今年は 32 件のトライアルを実施したうち 5 件を担当 (単一の企業としてはもっとも多い)。
なお、この演習にはニュージーランド軍も参画しており、他の演習参加国とともに新システムの評価を実施した。今年の CWID にニュージーランド軍が持ち込んだシステムは以下の通りで、指揮・統制分野と情報インフラに重点を置いたとのこと。
  • Commercial Joint Mapping Toolkit Geospatial Appliance
  • Global Command and Control System / Internet Common Operational Picture
  • Coalition Joint Operations Picture
  • Trusted Enterprise Services Bus

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/18)
英議会・下院軍事委員会 (HCDC : House of Commons Defence Committee) が 2008/3/27 にまとめた装備調達状況のレポート (Tenth Report: Defence Equipment 2008) に対する、国防省からの回答がまとめられた。2007-2008 年の時点で、主要装備調達プログラムが抱えているスケジュール遅延の合計は 6.5 年にのぼる。
  • A400M : Main Gate approval (2000/5) の時点で、ISD (In Service Date) は 2009 年 12 月を予定していたが、2003 年 5 月の契約修正で 2011 年 3 月に延期。計画参加各国の財政事情が原因で、さらに遅れた。国際共同プロジェクトでは、参加各国の意思統一を図るのに手間取り、時間がかかるという一例。そして Airbus Military は、開発・製造に関する問題による 6-12 ヶ月の追加遅延を明らかにしており、イギリス軍における ISD は 2011 年 12 月にずれ込んでいる。
  • Nimrod MRA4 : 1996 年に BAE Systems に対して固定価格契約で発注したが、複雑さ故に技術的トラブルと遅延、コスト上昇のオンパレード。2003 年 2 月には、熟成が進んで量産コストの見込みを立てられる状況になるまで、製造工程を凍結するという合意に至る始末。2006 年 7 月になって、この条件が満たされて製造工程を再開。しかし、飛行試験で判明した要改修点を反映させるために、2007-2008 年にかけて 3 ヶ月の ISD 遅延が発生。リスク低減作業を進めるとともに、メーカーに対しては早期納入へのインセンティブを設定。現時点で ISD は 2010 年。
  • Soothsayer : Odette と Ince に代わる車載式電子戦 (EW : Land Electronic Warfare) 機材。技術的支障による ISD 遅延が発生したが、中止はせず、遅延を抱えたまま続行を決めている。ただ、性能不足の問題が残っており、所定の日程でこの問題を解決するべく、作業中。
  • Watchkeeper : IOC (Initial Operational Capability) 達成予定時期に変化はなく、2011 年 2 月の間々。2010 年 6 月に設定した "50 per cent confidence date" に遅延が生じているが、遅れを取り戻すべく作業中。
  • Terrier : Combat Engineer Tractor に代わる新型工兵車両。プロトタイプの信頼性不足と、プロトタイプが装備する操向装置の稼働率が低い品質問題がある。BAE Systems の、下請け企業に対する品質管理体制に問題あり。リスクの再評価を進めて、より現実的な内容になるよう、作業体制などの見直しを図る。
  • NLAW (Next Generation Light Anti-Tank Weapon) : パートナーの Saab Bofors Dynamics 側で、サブシステムやシステム クオリフィケーションがらみの信頼性問題が発生して、ISD が遅延。防水、弾頭アーミング機構 (安全装置/Safe Arming Device など) の信頼性不足等の問題があり、要求仕様とのトレードオフを余儀なくされている状況。2007 年 11 月に契約の見直しを実施。さしあたり、現行の作戦で使用するために暫定版を導入するとともに、性能不足の問題を片付けるために計画を延長する。
  • Paveway IV (PWIV) : 90% まで進捗したところで ISD 遅延が発覚。OPEVAL (Operational Evaluation) の段になって、信管の信頼性問題が発生したため。Raytheon Systems Ltd. は信管担当の TME (Thales Missile Electronics) に対して、信頼性を高めた信管の納入を要求するとともに、平行して代替となる信管を探しているところ。Full System Acceptance (50%) は 2009 年 3 月を予定。最近の試験結果は良好で、2008 年 6 月に OPEVAL のスケジュールを仕切り直す。このトバッチリで、Operation Herrick 向けの UOR (Urgent Operational Requirements) として Enhanced Paveway II+ を導入することになる。
(House of Commons Defence Committee)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/20)
  • IMG (International Military and Government LLC, Warrenville, IL) は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) Category I の低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 分について、戦域に展開した車両を対象とする、維持管理用の補給品や ECP (Engineering Change Proposals) 適用のために使用するアイテムを対象とする、以下の修正契約を受注した。
    • $234,281,872 (M67854-07-D-5032/#0007)
    • $211,624,202 (M67854-07-D-5032/#0006)
    • $146,770,400 (M67854-07-D-5032/#0005)
    • $84,832,901 (M67854-07-D-5032/#0004)
    • $29,508,041 (M67854-07-D-5032/#0002)
    Marine Corps Systems Command, Quantico, VA
  • General Dynamics Electronic Boat Corporation (Groton, CT) は米海軍から、SSI (Strategic Systems Programs Shipboard Integration) Increment 1 に関連する以下の作業を、$13,733,105 で受注した。
    • NAVSEA (Naval Sea Systems Command) SHIPALT (Ship Alteration) キット
    • Mk.98 mod.6/7 FCS (Fire Control System)
    • Trident I/II SLBM に関連する問題の調査・解決
    • AWS (Attack Weapon System) Trainers
    • Advanced Weapons Systems Development requirements
    • SWS (Strategic Weapons Systems) を対象とするテクニカル/エンジニアリング サポート業務
    Strategic Systems Programs, Arlington, VA (N00030-08-C-0031)
  • R.A. Burch Construction Company Inc. (Ramona, CA) は米海軍から、Antisubmarine Warfare Point Loma (San Diego, CA) にある Building 1 と Building 11 の補修工事を、$12,347,785 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N62473-08-D-8607/#0002)
  • ECC, Inc. (Burlingame, CA) は米陸軍から、アフガニスタンの Mazar-e-Sharif で警察向けの国境警備ゾーン (Afghan National Police Border Police Zone) 関連施設を設計・建設する作業を $13,175,071 で受注した。Army Engineer District, Afghanistan (W917PM-07-D-0015)
  • Elkins Constructors, Inc. (Jacksonville, FL) は米陸軍から、ジョージア ANG・165th AW (Airlift Wing, Savannah IAP, GA) 向けの兵舎建設作業を $6,724,000 で受注した。National Guard Bureau United States Property & Fiscal Office, Atlanta, GA (W912JM-08-C-0010)
  • Bauer, Inc. (Bristol, CT) は米陸軍から、試験台 (test stand) と関連するハードウェア/ソフトウェアの導入・訓練を、$5,633,900 で受注した。Corpus Christi Army Depot, Corpus Christi, TX (W912NW-08-C-0015)
  • Columbia Sewing Co., Inc. (Hope AR) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、海兵隊向けの戦闘服 (combat utility uniform) を $8,512,204.90 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SP0100-06-D-0362)
  • Raytheon Company (Tucson, AZ) は米空軍から、GPS (Global Positioning System) で使用する回路基板アセンブリーを $6,965,867 (maximum) で受注した。SAASM (Selective Availability Ant-Spoofing Module) の導入に使用するもので、オーストリア・バーレーン・インド・ヨルダン・クウェート・マレーシア・オマーン・パキスタン・カタール・サウジアラビア・シンガポール・台湾・タイ・UAE (United Arab Emirates) 向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件。Integrated Air Defense Center, Andover, MA (FA8807-08-D-0002)

また遅延 ? (Australian DoD via Defense-Aerospace.com 2008/6/20, JDW 2008/6/18)
オーストラリアの Hon. Joel Fitzgibbon 国防相は 20 日、Edinburgh にある BAE Systems Australia のインテグレーション施設を視察した。オーストラリアの将来航空戦において重要な役割を占めるとされる、B.737-700 ベースの AEW&C (Airborne Early Warning and Control) 機・Wedgetail が目的。オーストラリアはこの機体のキックオフ カスタマーであるが故のリスクを背負い込んでいる、と同国防相。
その Wedgetail で BAE Systems Australia は、以下の機材を担当している。
  • ESM (Electronic Support Measures)
  • Electronic Warfare Self Protection サブシステム Operational Mission Simulator
  • Missions Support System
  • AEW&C ソフトウェア サポート施設
同社が手掛けているサブシステムや、Northrop Grumman が担当している MESA (Multi-role Electronically Scanned Array) レーダーなどで熟成不足・安定性不足・性能不足といった問題が出ている。
そのため、2009 年 7 月に受領する予定の最初の 2 機は、電子戦システムなどが不完全な状態のままとなり、2010 年 1 月までにフル仕様にアップグレードする話になっている。残り 4 機は、その後 6 ヶ月の間にデリバリーの予定。つまり、これまでの遅れに加えて、フル仕様の機体ができあがるまでにもう 10 ヶ月の遅れということになり、トータルの遅延は 38 ヶ月に達する (1997 年に発注した時点では、2006 年 11 月に 2 機、2008 年に残り 4 機をデリバリーするはずだった)。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/20)
  • Bob Ainsworth 英国防相は、45 型ミサイル駆逐艦の調達数を、これまで予定していた 8 隻から、既契約分の 6 隻に縮小することを明らかにした。(数は減ることになるが) 当初の予想以上に高性能であり、先進技術を駆使した装備によって HVU (High Value Unit) を護衛する際の重要な戦力になれると説明している。すでにイギリス国内の新聞でもこの件が報じられている。一方で同国防相は、今後 10-15 年間で 140 億ポンドの艦艇建造費を支出して、22 型フリゲートや 23 型フリゲートの代艦、新型空母 CVF の建造を進めていくので、イギリス国内の艦艇建造業界は安定した仕事量を確保できる、と説明している。(MoD UK)
  • フィンランド・Patria Group 傘下の Millog Oy は、フィンランド陸軍から資材整備業務の契約を受注した。現在は陸軍が自ら担当していて、年間 1 億ユーロの経費がかかっている業務を、戦略的パートナー合意の下で 2009 年初頭から Millog Oy に移管、8 年間・4 億 8,400 万ユーロの契約で外注化するもの。Materiel Command (Electronics Centre、Vehicle Depot、Depot などを含む) 麾下の施設が移管対象。所在地は Kuopio、Lievestuore、Tervola。この件は過去数年がかりで検討を進めてきたもので、Millog と陸軍の双方が本来業務に専念するための措置である、と説明されている。装甲・非装甲の各種車両、電子機器、ミサイル、その他のウェポン システムについて、整備・改修・導入を実施する。また、装備調達の分野に加えて、倉庫の運用や整備作業に関わる情報システムの運用も担当する。この移管に伴い、陸軍から人員 520 名が Millog Oy の下に移動するほか、Millog Oy の監督下でさらに 100 名の人員が勤務することになる。Millog Oy は、装備品に対するサポート業務などで年間 7,000 万ユーロの売上を記録している会社。Patria Group 以外のオーナーとして、Insta Group Oy、Raskone Oy、Oy Sisu Auto Ab、Oricopa Oy がある。(Patria)
  • BAE Systems は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、MOLLE (Modular Lightweight Load Carrying Equipment) システムを 1 億 2,860 万ドルで受注した。1 年単位のオプション契約 2 件があり、すべて実現した場合の総額は 3 億 7,400 万ドル。MOLLE は陸軍が使用している、兵士が個人用装備を身につけるためのシステムで、ベスト、ポケット、バックパック、ハイドレーション システムなど、37 のコンポーネントで構成する。(BAE Systems)
  • Rheinmetall Defence は EUROSATORY に、短射程 SAM を使った防空システム・ASRAD-R (Advanced Short Range Air Defence) を出展した。2 年前からフィンランド軍が ITO 05 防空システムとして導入を始めているもの。ターゲットの探知・追跡に使用する、対空 3-D 捜索・捕捉用レーダーと IFF (Identification Friend of Foe) の組み合わせ、それと FLIR (Forward Looking Infra-Red) と TV カメラで構成する電子光学センサー、レーザー測距儀、レーザー誘導の RBS70 地対空ミサイルと 4 連装発射器、といった内容。フィンランド向けのシステムは 10ft コンテナに組み込んで、Mercedes Unimog 5000 に積んで運ぶ構成になっている。固定翼機や攻撃ヘリから、巡航ミサイルや UCAV まで、広範な種類の目標に対処可能という触れ込み。敵の車両に襲われたときには、RBS70 用のレーザー ビームライド誘導機材と、成形炸薬弾頭を装備する BOLIDE ミサイルによって対処する。CMAD (Container-Mounted Air Defence) 要員は 2 名、BMC4I (Battle Management Command, Control, Communication, Computer amd Intelligence) システムとは、音声/データ対応の無線通信リンク、あるいは民間の電話網や有線通信網で結ぶ。Tactical Military Internet により、携帯式 SAM など他の防空システムとの連携が可能で、自らのレーダー放射を局限できるという説明。自動化と遠隔操作機能により、長時間のフルタイム運用が可能だとしている。(Rheinmetall Defence)
  • Rheinmetall Defence は EUROSATORY に、AMAP-ADS (Active Defence System) なる指向性エネルギー兵器を出展した。車両に装備して、飛来する砲弾などを要撃するシステム。HE 弾に代わって使用するハードキル装備で、リアクション タイムは 600ms、小型・軽量 (150-500kg)、現在は前量産段階で、2009 年から本格量産に入る。詳細な内容は秘密扱いだが、飛来する敵弾は爆発しないままに無力化されるので、周辺にトバッチリが及ばない、しかも連続して複数の敵弾を要撃できると説明している。その他の AMAP ファミリー製品として、金属素材・複合材・セラミックを組み合わせたパッシブ増加装甲があり、抗弾用の AMAP-B、対地雷用の AMAP-M、対 IED 用の AMAP-I、車内に取り付ける防弾ライナー AMAP-L、抗弾セラミック プレートの AMAP-T がある。(Rheinmetall Defence)
  • Rheinmetall Defence は、ドイツ空軍の戦術指揮管制部門 (Tactical Air Command and Control Service) 向けに開発する長距離レーダーのプロジェクト・Ared 計画に向けて、BAE Systems との間で協力合意をまとめて MoU に調印したと、EUROSATORY の席で発表した。Rheinmetall Defence は主契約社として、インフラ全般、導入とインテグレーション、導入後のサポート業務を担当する。BAE Systems は Commander SL レーダー (Commander Sensor のソリッドステート版)、固定式、あるいは移動式の対空 3D レーダー (すでに英空軍が固定運用しているもの) を担当、全部で 6 種類のサブシステム一式を構成する。ドイツでは、1960-1970 年代にかけて導入した NADGE (NATO Air Defence Ground Environment) 用のレーダーが老朽化・陳腐化して現在の戦闘シナリオに対応できなくなっているため、代替計画を進めているところ。その一環として、ドイツ空軍では MPR (Medium Power Radar) も導入する。(Rheinmetall Defence)
  • KMW (Krauss Maffei Wegmann) と Iveco は EUROSATORY の席で、18-25t 級の新型軍用車両ファミリーを共同開発する合意に調印した、と発表した。ドイツ・イタリア向けの需要を見込んで、高い防禦力を備えた 4x4 (two-axle) と 6x6 (three-axle) の車両を開発しようというもの。標準化・モジュラー化の思想を取り入れた設計により、それぞれの国の要求に適合する車両を産み出すとしている。国際的なネットワークの拡大だけでなく、ヨーロッパにおける国際協力という点でも重要な合意だという説明。まず、ドイツ陸軍の GFF4 (Geschutzte Fuhrungs und Funktionsfahrzeuge / Armoured Command-Control and Operations Vehicle Class 4) に 6x6 モデル、イタリア陸軍の VTM-x に 4x4 モデルを売り込む。すでに 6x6 モデルのプロトタイプは完成してテストに入っており、4x4 モデルも年内にプロトタイプを完成させてテストに入る予定。2009 年から第一陣の量産を開始できるとしている。(KMW)
  • イタリアの Avio ApA は、仏伊共同で建造を進めている FREMM フリゲートの主機・GE/Avio LM2500+G4 ガスタービンを納入開始した。Avio では、電子式の制御システムや補機も手掛けている。DCNS と Fincantieri が合計 27 隻 (フランス海軍向け 17 隻、イタリア海軍向け 10 隻) を建造することになっており、主機については国際競争入札を経て 2006 年に発注を済ませている。今回の納入は DCNS 向けで、7 月には Fincantieri 向けの納入も控えている。1 隻に 1 基ずつで、合計 27 セットを Brindisi の工場で製造・納入する予定。Avio では以前から仏伊両国向けに LM2500 を手掛けているが、今回の LM2500+G4 はその中の最新モデル。(Avio) [なお、フランスは最新の国防白書で FREMM フリゲートの調達数を 11 隻に減らす意向を示している。現時点で 8 隻が発注済み]
  • Thales と NC3A (NATO Consultation, Command & Control Agency) は、アフガニスタンの ISAF (International Security Assistance Force) 向けに衛星通信や情報通信のサービスを提供する案件の、期間延長分契約に調印した。2006 年 12 月にスタートしたもので、ISAF 向けの音声/データ通信網を運用する案件。ISAF の司令部、地域センター、PRT (Provincial Reconstruction Team) をカバーするため、アフガニスタン全土に合計 64 ヶ所の POP (Points of Presence) を展開する。当初と比べるとユーザー数が五割増になっており、それに合わせて機材の設置スペースを拡張、そのための土木工事も必要になる。また、全土に展開した POP を支えるための兵站支援業務も Thales の担当で、所要の機材をフランスの Cholet で準備して、現地に送り出す。これまでに送り出した機材は、20ft の ISO コンテナで 350 個分、重量にして 2,000t にのぼる。UAE の Dubai に兵站支援拠点を置き、最新技術を駆使してコンテナの追跡を行っている由。(Thales)
  • Bell Helicopter では、まだ世界各地で合計数百機が運用中の UH-1 Huey を対象として、アップグレード改修キットを売り込んでいく考え。テイルブームやローターを新型化するほか、エンジンも改修してパワーアップするもの。改修キットは 900 種類・9,000 点ほどのパーツで構成する。 (Bell Helicopter)
  • Devonport の英海軍基地 (HM Naval Base Devonport) では、普段は艦艇の主機を整備している水兵が、アフガニスタンなどに送り出す四輪駆動車・Jackal の整備作業に従事している。「民間の技術者と一緒になって仕事をするのは、新たなモノの見方ができて、いい経験になる」とのこと。Jackal は Babcock Marine Engineering (Plymouth, UK) が 2007 年 9 月に 130 両を受注した車両で、複数の兵装用マウントと、頑丈なエンジン・懸架装置を備える。その Babcock の関係者とともに海軍側の人員 8 名が、Jackal の最終仕上げを実施して戦地に送り出す作業を担当しているもの。(MoD UK) [その Jackal については、72 両の追加調達が決まったところ]
  • Thales と Saab は、フランス北部・Sissone にあるフランス陸軍の市街戦訓練施設、CENZUB (Centre d’entrainement aux actions en zone urbaine) で使用する訓練施設、GTIA (Groupement Tactique Inter-Armes) について、各々のノウハウや経験を持ち寄って設計・建設を行う、という内容の合意をまとめた。2004 年に両社はそれぞれ、仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) から CENZUB の定義フェーズ契約を受注していたが、今後のフェーズについては合流して作業にあたることになったもの。Thales は、野戦環境の訓練で使用する計測システム・CENTAURE の経験があり、CENZUB における要求仕様や所要のソリューションについても承知している。一方、Saab は市街戦訓練に関する経験が豊富で、さらに実射訓練機材も手掛けている。つまり、両社は互いに弱点を補い合える関係にあるというわけ。(Thales)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/19)
  • Kern Steel Fabrication, Inc (Bakersfield, CA) は米空軍から、C-5 用の ISO (Isochronal) メンテナンス スタンドを $13,626,906 で受注した。確定しているのは設計と 1 基分の製造で、オプション契約を行使すると 3 基を製造することになる。Kern Steel Fabrication Inc., Bakersfield, CA (FA8533-08-C-0004)
  • Information Innovators, Inc. (Springfield, VA) は米空軍から、IT サービス業務を $48,648,843 で受注した。Hill AFB, UT (FA8201-08-F-A069)
  • J.F. Taylor, Inc. (Lexington Park, MD) は米海軍から、ウェポン システムや訓練システムを対象とする、エンジニアリング、分析、設計・開発・製造、導入、インテグレーション、試験、改修、再生補修、訓練、文書作成、プログラム管理といった業務を $49,943,302 で受注した。AH-1Z、UH-1Y、MH-60、CH-47F、C-12、C-2/E-2、E-6 といった機体を対象とする、Weapons Systems Trainer、Tactical Operational Flight Trainer、APT (Aircrew Procedures Trainer)、インターフェイス サブシステム、シミュレート コックピット、シグナル スティミュレータ、その他のハード/ソフトが対象。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Indian Head Division, Indian Head, MD (N00174-08-D-0015)
  • Bell-Boeing JPO (Joint Project Office, Amarillo, TX) は米海軍から、MV-22 の兵站支援業務に関連する計画・管理業務、支援性に関する試験・評価・分析、訓練支援機材、施設管理、コンピュータ リソース、補給品の梱包・輸送、エンジニアリング/テクニカル サポート業務、サポート担当者派遣、コンフィギュレーション管理、技術文書作成、NATOPS (Naval Air Training and Operational Procedures Standardization) のサポートといった、各種兵站支援業務 (Total Life Cycle Logistics Support) のオプション契約分を $18,177,991 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-03-C-3017)
  • United Technologies Corp., Pratt & Whitney, Military Engines (East Hartford, CT) は米海軍から、(F135 エンジンの) CTOL (Conventional Take-off and Landing) 型で使用するスペアパーツ、低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 分の追加、プログラム管理/エンジニアリング支援業務に関する修正契約を、$15,375,983 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-06-C-0294)
  • Interimage, Inc. (Arlington, VA) は米海軍から、犯罪捜査用の情報システム (Department of the Navy Criminal Justice Information System) を開発・導入する作業に関する修正契約を $9,790,041 で受注した。システムの稼働時間増加に伴う修正で、これで総額 $21,876,312 の案件になった。Fleet Industrial Supply Center Norfolk Contracting Department Philadelphia Office, Philadelphia, PA (N00140-05-D-0058/P00007)
  • SAIC (Science Applications International Corp, San Diego, CA) は米海軍から、真空中で使用する電子デバイスを対象とする理論分析、アルゴリズム開発、物理モデルの開発を、$8,756,327 で受注した。NRL (Naval Research Laboratory), Washington DC (N000173-08-C-2077)
  • DOSS Aviation, Inc. (Colorado Springs, CO) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、航空機向けの給油業務を $13,554,384.32 (maximum) で受注した。実施場所は、テキサス州 Corpus Christi にある海軍の飛行場。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir VA (SP0600-08-C-5814)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/19)
  • 米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対して、カナダ向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で 155mm 軽量榴弾砲・M777 を輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 1 億 1,400 万ドル、内訳は以下の通り。
    • M777 155mm Light-Weight Towed Howitzer×37 門
    • スペアパーツ、補修用パーツ
    • 支援機材、試験機材、文書類、メンテナンス業務
    • 人員の訓練と訓練機材
    • アメリカ政府とメーカーの担当者による技術支援、エンジニアリング サポート業務、兵站支援業務など
    M777 の調達は、対テロ戦争 (GWOT : Global War on Terror) に参加しているカナダ軍部隊に対して、より持続的なサポートを提供するものだと説明している。この件に関わるメーカーは、BAE Land Systems (Hattiesburg, MS)、Howmet Castings, Alcoa Business (Whitehall, MI) の両社。オフセットの設定はなし。(DSCA)
  • Rosoboronexport の Jakarta 事務所を率いる Nikolai Kireyev 氏によると、インドネシア軍は近く、ロシア製攻撃ヘリ・Mi-35 Hind×6 機を受領するとのこと。納入時期は 7 月になるとしているが、正確な期日については明らかにしていない。パイロットと整備要員 15 名については、Volga 地区の Kazan ヘリコプター工場で今年 3 月から訓練を開始している。インドネシアは 2003 年 9 月にも Mi-35×2 機を受領しているので、これで合計 8 機となる。昨年には Vladimir Putin 大統領 (当時) がインドネシアに対して、ヘリコプター×22 機、戦車×20 両、潜水艦×2 隻を調達するための、総額 10 億ドルの借款を設定している。それとは別に、Su-30×6 機を 3 億 3,500 万ドルで発注済み。(RIA Novosti)
  • EADS は、保有する露 Irkut 株の 10% について、露 UAC (United Aircraft Corp.) に買い取ってもらいたいと表明。財務面のアレンジが済み次第、すでに EADS が市場で売りに出している分と同数の Irkut 株を UAC に取得してもらいたい、という内容。(EADS)
  • Diehl BGT Defence は、IRIS-T 空対空ミサイルの納入が累計 1,000 発を達成したと発表した。1,000 発目を領収したのはドイツ軍の装備調達部門・BWB (Bundesamt fur Wehrtechnik und Beschaffung / Federal Office of Defence Technology and Procurement) だが、この BWB は IRIS-T 計画に参画しているドイツ・ギリシア・イタリア・ノルウェー・スウェーデン・スペインの各国を代表して、調達の窓口となっている (今後さらに、オーストリアと南アフリカが加わることになっている)。IRIS-T の搭載機は、F-16、F/A-18、JAS39 Gripen、Typhoon、Tornado の 5 機種。主契約社は Diehl BGT Defence で、12 社のパートナー企業とともに開発・製造に従事している。量産型のデリバリーは 2005 年末から開始、最初にドイツ空軍が引き渡しを受けた。さらに 3,000 発を、2011 年までにデリバリーする計画になっている。機体側のインテグレーションはほとんど完了、これまでに 60 回の試射を成功させている。今後、陸上発射の中射程防空型や短射程防空型、潜水艦発射型といった派生型の登場が見込まれる。(Diehl BGT Defence)
  • Sagem Defense Securite は、砲兵隊用の位置標定システム・SIGMA 30 が、累計納入 1,000 セットを達成したと発表した。120mm 迫撃砲 2R2M 用として Thales から受注しているもので、慣性航法装置を利用している。GPS なしでも、短時間で高い精度の位置情報を得られるという触れ込み。2R2M 以外にも、Nexter Systems の CAESAR (CAmion Equipe dun Syste'me dARtillerie) や、BAE Systems の Archer、ヨーロッパでアップグレードを実施した MLRS が、SIGMA 30 を使用している。Sagem Defense Securite では砲兵分野でこれ以外にも、光学センサー、射撃統制システム、コンピュータ、デジタル地図 (cartography)、航法・位置標定システム、観測システムといった製品、そしてシステム インテグレーション業務を手掛けている。(Sagem Defense Securite)
  • 米空軍 AFRL (Air Force Research Laboratory) では、I-500 なる新しい爆弾の設計に関するテストを進めている。強化目標に対する貫通能力を高めた爆弾を開発するのが目的。目標に命中して貫徹する前に弾体が破壊されてしまったのでは意味がないため、I-500 が登場した。弾体は軽量の複合材料内部に貫徹体を収容する構造で、外形や爆弾架とのインターフェイスは既存の 500lb 汎用爆弾・Mk.82 と揃えている。こうすることで、新しい外形の兵装が登場したときに必要となる、飛行試験にかかる手間を減らしている。アーミング用のケーブル アタッチメントは貫徹体の側面に設置したが、当初の分析では貫徹の際にケーシングが破壊される可能性があると判明、ケーシングを再設計して局所的に厚みを増やす変更や穴のサイズを小さくする変更を行った。今夏には、ロケット橇を使ったテストを予定しているが、すでにコンピュータ シミュレーションでは貫徹能力について確認済みとのこと。(USAF)
  • Boeing のオーストラリア現地法人・Boeing Australia Ltd. は、1996 年に同社がオーストラリア当局から形式証明を取得した双発ターボプロップ機・Nomad の販売権を、オーストラリア国内のジェネラル エヴィエーション関連企業、Gippsland Aeronautics に売却すると発表した。技術面のサポートやスペアパーツの販売権、Nomad に関連する知的所有権も売却の対象。Gippsland は GA8 Airvan なる製品も擁しているが、それを補完する機体として Nomad、あるいは Nomad の発展型を売り出していくことになるが、今後 10 年間で 400 機ほどの販売を見込んでいるとのこと。なお、売却額については明らかにされていない。ちなみに Nomad は、Australian Government Aircraft Factory (後に ASTA : Aerospace Technologies of Australia Ltd.) が 1965 年に開発開始、1971 年に初号機が進空、1984 年に量産を開始している。現在、全世界で合計 54 機が稼働中。(Boeing)

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人事・組織

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戦争・紛争

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/22)
21 日、アフガニスタンの Asadabad で、敵と、その敵が陣取る建物に対して、米空軍の B-1B が GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃を実施。Nangalam では米空軍の A-10 が、30mm 機関砲、ロケット弾、500lb 爆弾で敵を攻撃。Kajaki Dam では英空軍の Harrier GR.9 が、ロケット弾と Enhanced Paveway II で敵陣を攻撃、さらに英空軍の Harrier GR.7 も出動。
Bari Kowt では、米空軍の A-10 がロケット弾と 30mm 機関砲で敵を攻撃。別件で、Bari Kowt には米空軍の F-15E も出動。さらに別件で米空軍の A-10 が、30mm 機関砲、ロケット弾、GBU-12/B、500lb 爆弾で敵陣を攻撃。F-15E は Lwara で、敵のロケット発射チームを GBU-31/B で爆撃している。Qaryan Ba では米空軍の B-1B と F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵、それと敵の車両を爆撃。Delaram と Maydan Kalay には仏空軍の Mirage 2000 が、Tarin Kowt、Asadabad、Gizab には米空軍の F-15E と A-10 が、それぞれ出動。
この日の近接航空支援ミッションは 50 件、ISR ミッションは 11 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、Al Amarah と Wardiyah に、米空軍の F-16 と米海軍の F/A-18C が出動。この日の近接航空支援ミッションは 72 件、ISR ミッションは 25 件、戦術偵察ミッションは 8 件。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/6/22)
21 日、聯合軍は Khowst 省 Spera 地区で、IED 攻撃や外国人テロリストの手引き、武器密輸に関与したタリバン関連組織の首領をターゲットとする作戦を実施。山岳地帯を移動している敵を発見、さらに組織の首領がいるという情報を得て作戦を発動したもの。
20 日、Kapisa 省 Tagab 地区で聯合軍と武装勢力の交戦があり、敵側に複数の死者。現場の捜索で、AK-47、ベスト、弾薬を発見。
19 日、Helmand 省 Nahr Surkh 地区でアフガニスタン軍と聯合軍が、武装勢力と交戦。路傍爆弾を設置している現場を発見して戦闘になったもので、敵側に死者。
Kandahar 省の Shah Wali Kot 地区では、アフガニスタン軍と聯合軍のパトロール隊に対して待ち伏せ攻撃を仕掛けてきた敵がいて、その際の交戦で敵側に複数の死者。

今日のイラク (AFPS 2008/6/22)
Baghdad の New Baghdad 地区で警察が、EFP (Explosively Formed Projectile) と機関銃弾を発見。別件で、迫撃砲弾、ロケット、砲弾、機関銃弾、迫撃砲の床板、伸縮式サイト、爆薬、暗視装置、ロケット橇を発見。その後、今度はイラク軍が Sadr City で、AK-47 自動小銃、弾倉、擲弾を発見。
Camp Victory では、22 日から Alaa "Alex" Mohammad Ali 被告の審理が始まった。2/23 に Hit 近くの外哨で、他の契約業者を刺した容疑。米軍の軍法 (Uniform Code of Military Justice) に基づいて民間契約業者を裁判にかけるのは、これが初めての事例。2006 年の改正によって実現可能になったもので、National Defense Authorization Act of Fiscal Year 2007 の Section 552 に立脚している。
21 日、Adhamiyah で警察が EFP 2 発を発見。その後で今度は "Sons of Iraq" の Jihad 地区リーダーが、RPG と RPG 用のブースター、機関銃弾を発見。Baghdad 南部では、米軍が "Special Groups" の関係者 1 名を Rashid 地区で拘束。米軍とイラク軍が武器集積所を発見、内容は迫撃砲、迫撃砲弾、砲弾、AK-47、狙撃銃、軽機関銃。別件で、Rashid 地区で迫撃砲弾、RPG、迫撃砲の砲身、無線機、自動小銃などを発見、1 名を拘束。
20 日、イラク軍と聯合軍が Amarah で武器集積所 3 ヶ所を発見。内容は、携帯電話、ワイヤー、RPG、爆弾製造材料など。Amarah ではイラク軍が 5 名を拘束、うち 2 名は女装していた。その Amarah では、イラク軍が武器集積所 19 ヶ所を発見、内容は RPG、迫撃砲弾、対戦車地雷、弾薬など。
Baghdad 東部では、IED を仕掛けていた "Special Groups" を発見した米軍が交戦、敵 6 名が死亡、さらに負傷者も。別件で、警察と米軍が複数の武器集積所を発見、内容は EFP、砲弾、ライフル、迫撃砲弾、機関銃、拳銃など。Rashid 地区でも米軍が武器集積所を発見、2 名を拘束。Tikrit では、前路掃討中の米軍兵士が爆弾設置容疑で 4 名を拘束。検査したところ、爆発物の反応が出た。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/21)
20 日、アフガニスタンの Orgun-E で、米空軍の B-1B と A-10 が、500lb 爆弾、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で敵の待ち伏せチームとロケット発射陣地を爆撃。さらに、A-10 が敵の制圧を実施。Khowst でも、米空軍の B-1B と A-10 が、500lb 爆弾、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で敵を爆撃。このほか、米空軍の B-1B は GBU-31/B で、Nagalam では敵陣を、Bagram では敵のロケット発射陣地を、それぞれ爆撃。Kandahar では米空軍の MQ-9A が、GBU-12/B で敵を攻撃。Bari Kowt には米空軍の F-15E が出動。この日の近接航空支援ミッションは 50 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、Baqubah で米空軍の F-16 が、GBU-38/B で敵が陣取る建物を爆撃。Al Amarah、Baghdad、Kirkuk に米海軍の F/A-18 と米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 68 件、ISR ミッションは 26 件、戦術偵察ミッションは 8 件。

今日のイラク (AFPS 2008/6/20)
聯合軍が Baghdad でアルカイダ関連組織の掃討作戦を実施、その際の交戦で敵 4 名が死亡、18 名が拘束された。このうち死者 4 名は、爆弾攻撃を行っている組織の資金担当者をターゲットとした作戦を Balad 近くで実施して、その際に小火器で撃ってきたために反撃したもの。このほか、メディア担当者など 2 名を拘束。
Mosul では、犯罪組織を仕切っていたお尋ね者 2 名など、合計 12 名を拘束。Mosul 南西 130km の地点ではテロリストの隠れ家を発見・破壊、Biaj では外国人テロリスト向けとみられる武器集積所を発見。
19 日、イラク軍特殊部隊が Islamic State of Iraq の関係者 4 名を Mosul 東方で拘束。爆弾攻撃や迫撃砲攻撃を仕掛けていた。Baghdad の Rashid 地区では聯合軍が、聯合軍やイラク軍に攻撃を仕掛けた容疑で 1 名を拘束、爆弾製造材料、擲弾、砲弾、信管を発見。Amarah では、聯合軍の顧問がついたイラク軍部隊が掃討作戦を実施、その際に軍閥の指揮所や、地雷・迫撃砲弾・RPG・自家製ロケット発射器を発見。Baghdad の Sadr City でも武器集積所 8 ヶ所を発見。
18 日、Baghdad の Aamel で聯合軍が徹甲路傍爆弾、信管、対戦車地雷、RPG、60mm 迫撃砲、無線機を所持していた 2 名を拘束。Zubaida 地区では地元住民からの通報により、路傍爆弾の起爆担当者 2 名を拘束。Hadar では、路傍爆弾攻撃・武器密輸・民間人殺害の容疑で 1 馬手を拘束、RPG 発射器、手榴弾、7.62mm 弾 650 発を Bayaa で発見。
New Baghdad では、子供の泣き声を聞きつけた警察官が、誘拐されていた子供を発見・救出、容疑者 2 名を拘束。現場からは路傍爆弾、RPG 発射器、対戦車地雷、各種ライフル、拳銃、各種銃弾、C4 爆薬、TNT 火薬、雷管を発見。West Rashid 地区では、警察が雷管と RPK 機関銃の弾薬ベルトを、別の場所ではイラク軍がロケット、迫撃砲、路傍爆弾、AK-47、RPG、爆弾製造材料、対戦車地雷、無線機などを発見。このほか、Baghdad 各地でイラク軍と聯合軍が武器集積所を発見。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/19)
18 日、アフガニスタンの Tarin Kowt と Musa Qal'eh に英空軍の Harrier GR.9 が、Ghazni、Bari Kowt、Orgun-E に米空軍の F-15E が、Orgun-E に米空軍の B-1B が、Bagram に米空軍の A-10 が、それぞれ出動。Orgun-E では米空軍の F-15E が、敵陣を GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で爆撃。別件で、米空軍の A-10 がロケット弾と機関砲で、F-15E が GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で敵陣を攻撃。Bari Kowt、Nangalam、Bagram では米空軍の A-10 が 30mm 機関砲で敵を攻撃。Kandahar では米空軍の MQ-1 が、AGM-114 で敵を攻撃。この日の近接航空支援ミッションは 56 件、ISR ミッションは 10 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、Al Amarah に米海軍の F/A-18C が出動。この日の近接航空支援ミッションは 62 件、ISR ミッションは 27 件、戦術偵察ミッションは 4 件。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/6/19)
アフガニスタン軍と聯合軍が Ghazni 省で、外国人テロリストの手引きをしている敵と交戦、2 名を拘束。Paktia 省では 17 日、アフガニスタン軍と聯合軍が外国人テロ組織の掃討作戦を実施、3 名を拘束。また、多額の現金とバイクを発見した。

今日のイラク (AFPS 2008/6/19)
イラク向けの増派部隊として、2007 年 3 月から Baghdad 南方の Arab Jabour に展開していた米陸軍・第 3 歩兵師団・第 2 旅団戦闘団が、13 ヶ月間の展開を終えて 7 月に帰国する。これで、昨年に増派した 5 個旅団すべてが帰国することになる。
イラク軍と米軍が、Tarmiyah で 8 名 (爆弾攻撃・殺人・乗っ取りや、テロリストの移動に関与した容疑)、Mosul で 6 名 (うち 1 名はアルカイダ関連組織の首領、外国人テロリストの手引きを行った容疑)、Balad で 2 名 (自動車爆弾攻撃の容疑)、Biaj で 2 名を拘束。
18 日、イラク陸軍・第 2 師団が Mosul で 3 名を拘束。テロ組織・Islamic State of Iraq の中堅幹部とみられる。自家製爆弾の製造・分配により、多数の爆弾攻撃に関与した容疑。Baghdad の New Baghdad 地区では、地元住民からの通報を受けて、米陸軍・第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘団が 6 名を拘束。うち 3 名は、金属加工工場で見つかった武器集積所のからみ。残り 3 名は、5/15 に現場近くで見つかった路傍爆弾の一件に関連しているとみられる。
Mosul 南東 60 マイルの Kedraniyah で、イラク内務省の緊急対応チームが、Islamic State of Iraq の関係者 3 名を拘束、爆薬 100lb、地雷、自家製サイレンサー付きの狙撃銃、ロケット、手榴弾、小火器用弾薬を発見。

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こぼれ話

環境保護空母 (NavNews 2008/6/13)
建造中の新型空母・PCU George H.W. Bush (CVN-77) は、新型の排水処理システム・VC/MSD を導入する。通常の CHT (Collection Holding and Transfer) システムに代わるもので、油脂分を含まない排水 (トイレ、食器洗い場、シャワーなど) の排水を集めた上で、固形物をバクテリアで処理した後に紫外線で殺菌して排出する仕組み。
すでに商船では広く用いられているテクノロジーだが、海軍でも環境保護対策として導入することになった。また、コスト削減や、排水処理のためにバージを呼ぶことに起因する保安上のリスクを低減できる効果もある。CHT では、接岸中は汚水排出のために陸上の処理施設とパイプをつなぐ必要があるが、VC/MSD ならその必要もない。メンテナンス作業としては、紫外線灯や真空ポンプの清掃・整備が必要になる程度。

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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