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一般ニュース
今日の小ネタ
ミズーリ ANG (Air National Guard)・131st BW/110th BS が、6/18 に Whiteman AFB で、初めて ANG 要員だけによる B-2A のフライトを実施した。以前、この部隊は 131st FW/110th FS という名称で F-15C/D を飛ばしていたが、2005 年の BRAC (Base Realignment and Closure) により、B-2A を装備する 509th BW のアソシエート部隊に転換したもの。509th BW との混成編成は以前から行っていたが、131st BW の搭乗員だけで飛ばしたのは今回が初めて。現在、ミズーリ ANG にいる B-2A の有資格パイロットは 7 名、さらに 4 名が訓練中。(AFNews 2008/6/25)
アメリカの Mike Mullen 統合参謀本部議長が、今週中にイスラエルを訪問する模様。イランの核問題がテーマ。イスラエルでは、イランの核施設を攻撃する件に関してアメリカから、暗黙の了解を取り付けたい考え。(DefenseNews 2008/6/25)
ベルギーの Pieter De Crem 国防相は、軍の規模を縮小する一方で、海外での安全保障関連任務を増やす考えを示した。(DefenseNews 2008/6/25)
NATO の Jaap de Hoop Scheffer 事務総長が 26 日にイタリアを訪問、今後の ISAF 派遣部隊の用法について協議する。(DefenseNews 2008/6/25)
ロシアは、Project 20380 コルベットについて Severnaya Verf 造船所を独占供給元に指定する。これで 30 億ドル超の売上が見込まれる。(DefenseNews 2008/6/25)
インドは、準軍事部隊で使用する中型輸送機 (MTA : Medium Transport Aircraft)×2 機の調達に関する RfP をリリースした。(DefenseNews 2008/6/24)
ポルトガルとウクライナが、軍事協力合意に調印した。(DefenseNews 2008/6/24)アフガニスタンは、4 月に発生した Hamid Karzai 大統領の暗殺未遂事件について、外国の諜報機関が背後にいると主張。(DefenseNews 2008/6/24) [そのアフガニスタンでは、Karzai 大統領が「パキスタンからこちらに越境攻撃を仕掛けてきているのだから、こちらからパキスタンに越境攻撃を仕掛ける権利だってある」と発言している由]
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/25)
米 GAO (Government Accountability Office) は、アメリカが対テロ戦のパートナーと位置付けているパキスタン向けに提供した軍事援助、CSF (Coalition Support Funds) について、投じたコストの妥当性を検証できるだけの資料が出てきていない、と指摘する報告をまとめた。CSF は、アメリカの軍事作戦をサポートしている 27 ヶ国向けに提供しているが、そのうち 81%・55 億 6,000 万ドルがパキスタン向けとなっている。GAO は、CSF が段階的な支払になっていない、実際の活動内容に基づく支払になっていない、重複支払の可能性がある、といった指摘を行っており、もっと監督を強化するべきだと勧告した。(GAO)
オーストラリアの Hon. Joel Fitzgibbon 国防相は、総額 11 億豪ドルにのぼる施設関連支出について、議会からの承認が得られたと発表した。内訳は以下の通り。
Hardened and Networked Army 施設 (Edinburgh, South Australia) : 6 億 2,328 万豪ドル。居住施設、訓練施設、操縦訓練場、車両洗浄施設、陸軍と空軍が共有する健康管理・給養・フィットネス・コミュニティ施設などを整備する。2008 年末に作業開始、2011 年に完成予定。ここに、South Australia 州の Darwin から 7RAR (7th Battalion Royal Australian Regiment) が移駐してくることになっている。
Robertson Barracks Redevelopment : 7,210 万豪ドル。. M1A1 Abrams 戦車の導入に伴うもので、施設の新設、あるいは補修を実施する。2009 年半ばに作業開始、2011 年に完成予定。
Enoggera Redevelopment Stage One : 8,020 万豪ドル。第 7 旅団本部向けに、給養施設や事務棟を建設するほか、既存の工兵関連施設を更新する。2008 年末に作業開始、2011 年に完成予定。
Airborne Early Warning and Control Facilities (RAAF Base Tindal) : 6,420 万豪ドル。誘導路、駐機場、シェルター、給油施設などを新設する。2009 年初頭に作業開始、2010 年末に完成予定。
RAAF Base Tindal Redevelopment Stage Five : 5,870 万豪ドル。整備施設、倉庫、燃料タンク、酸素供給施設、給養施設を更新、あるいは新設する。2009 年半ばに作業開始、2011 年半ばに完成予定。
RAAF Base Darwin Redevelopment : 4,980 万豪ドル。兵站本部、事務棟、燃料施設、機械整備施設、車両洗浄施設を新設するほか、重複する旧い施設を取り壊す。2009 年半ばに作業開始、2011 年半ばに完成予定。
Multi-Role Helicopter Facility : 1 億 6,870 万豪ドル。運用、整備、訓練といった施設を整備するほか、第 16 航空旅団本部と DMO (Defence Material Organisation) の庁舎建設も実施する。場所は Brisbane の Gallipoli Barracks。2008 年末に作業開始、2010 年末に完成予定。
なお、最後の MRH90 関連施設については、HMAS Albatross (Nowra, NSW)、RAAF Base Townsville (QLD)、Army Aviation Centre (Oakey, QLD) も別途、整備対象に挙げられている。MRH90 の方は、3 機目となる MRH04 をオーストラリア空軍の C-17A で空輸搬入したところ。(Australian Department of Defence)
ドイツの Franz Josef Jung 国防相は、年内に 1,000 名をアフガニスタンに増派する計画だと発表した。これにより、ドイツ軍の ISAF (International Security Assistance Force) 派遣部隊は 4,500 名に増加する。派遣期限は 2009 年 12 月に設定しているが、これは 2009 年秋に予定している選挙に影響しないように、ということで決められたもの。それとは別に、アフガニスタン北部を担当している QRF (Quick Reaction Force) について、7/1 からドイツ軍が引き継ぐことになっている。(Deutsche Welle German radio)
アメリカ・フロリダ州の会社、AEY Inc. が、米陸軍からアフガニスタン向けの弾薬を 3 億ドルで受注した際に、中国製の粗悪な弾薬を現地に送り出した問題が発生しているが、これについて議会は、当時の駐アルバニア大使・John Withers 氏が、2007 年末に件の中国製弾薬を送り出す許可を出しており、しかも中国製であることを示す証拠を取り除くことに同意していた、という結論をまとめて、Condoleezza Rice 国務長官に書簡を送付した。AEY については、この違法弾薬取引に関する捜査を受けている最中で、米司法省 (DoJ : Department of Justice) では 71 件の違反をリストアップしている。また、国防総省は 3 月に、同社に対して今後の新規契約を禁じる措置を発動済み。(VoA)
英空軍 No.101 Sqn. 所属の VC-10 が、中東に展開して空中給油任務を実施中。主に英空軍の Tornado GR.4 に給油しているが、米海軍機も給油対象に入っている。3 種類の派生型があり、C.1K は、もともと人員/貨物輸送機として調達した機体に、1990 年代になってから空中給油機材を追加装備したもの。燃料搭載量 70t。K.3 は後部胴体と主翼にドローグホースを備えており、同時に 3 機に給油可能。燃料搭載量 82t。K.4 は C.1K と同じ機体だが、K.3 と同様に 3 機に給油可能としたもの。ただ、VC-10 は 1960 年代に導入したロートルであり、しかも現地は高温で粉塵が多い環境。そのため、電子機器の冷却が問題になるとのこと。また、気温が高くなるとその分だけ最大離陸重量が抑えられる、性能面の問題もある。それは結果として、給油できる燃料の分量にも影響してくる。(MoD UK)
No.14 Sqn. と交代にペルシア湾岸に展開した英空軍 No.12 Sqn. (RAF Lossiemouth) は、7 機の Tornado と RAPTOR (Reconnaissance Airborne POD Tornado) 偵察ポッドを装備している。長距離の斜め偵察が可能で、得られたデータは地上管制ステーションにリアルタイムで伝送してくる仕組み。遠距離から偵察できるため、対空砲火にさらされる時間を局限できる利点があるとのこと。こちらでもまた、現地の気温の高さや粉塵といった環境の中で、機体の稼働率を維持するという課題を抱えている。イラク南部の Basra などが偵察の対象になっているが、飛行隊の関係者は、Basra の情勢が改善されているとして、前途については楽観的なコメントをしている。(MoD UK)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/24)
デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ラトビア、リトアニア、オランダ、ポーランド、ロシア、スウェーデン、イギリス、アメリカが参加して行われた多国籍合同演習 "Exercise Baltops 08" において、英海軍の揚陸艦 HMS Bulwark がロシア海軍歩兵 100 名ほどを乗艦させて合同部隊を編成した。危機発生を受けて民間人を救出する、という想定シナリオに基づく演習で、ロシア海軍歩兵・第 336 旅団長の Yurig Boishenko 大佐が英露合同部隊を指揮、救出される民間人に扮したデンマークの民間人 65 名を、数時間ほどかけて想定紛争地帯から収容した。その後は、英海兵隊の 4 ASRM (Assault Squadron Royal Marines) が運用する Fleet Amphibious Flagship まで輸送して終了。また、RFS Neustrashimy と HMS Bulwark は 5 日間にわたって共同行動をとり、陣形運動、兵装の運用、ヘリの相互訪問、人員交換といったプログラムをこなした。ちなみに、この Baltops 演習は毎年 6 月に実施している。安定化作戦を担当する能力の維持を目的としており、今回のような民間人救出シナリオについても、2006 年にレバノンの Beirut で民間人の救出を行ったときのように、訓練の成果が実地に試される場面が発生している。(MoD UK)
米ミサイル防衛局 (MDA : Missile Defense Agency) は、BMDS (Ballistic Missile Defense System) がさまざまな種類の弾道ミサイルに対応する際に使用するハードウェアやソフトウェア、通信インターフェイスの評価を行う、GTI-03 (Integrated Ground Test 03) を、6/2-20 にかけて成功裏に実施したと発表した。今回で 3 回目となるもので、段階的に負荷を増やしたり対応すべき戦域を増やしたりしながら、機能や相互運用性を検証している。MDA Combined Test Force Ground Test Center (Missile Defense Integration and Operations Center, Colorado Springs, CO) が担当、Missile Defense System Exerciser を使って、全米各地に配備している BMDS Hardware-in-the-Loop Laboratories を接続、動作検証を実施するという内容。この試験に参加した部門は以下の面々。
NMCC (National Military Command Center)
BMDS Operational Test Agency
USNORTHCOM (US Northern Command)
100th Missile Defense Brigade
94th Army Air Missile Defense Command
49th Missile Defense Battalion
Cheyenne Mountain Directorate
Hardware-in-the-Loop Laboratories は以下の面々で、それぞれ担当する機能が異なる。
C2BMC (Command, Control, Battle Management and Communications) : Colorado Springs, CO
Aegis Ballistic Missile Defense : Dahlgren, VA; Moorestown, NJ; Point Loma, CA
Ground-Based Midcourse Defense, THAAD (Terminal High Altitude Area Defense),Patriot : Huntsville, AL
SBIRS (Space-Based Infrared System), JTAGS (Joint Tactical Ground Station) : Azusa, CA
AN/TPY-2 Radar : Woburn, MA
Tactical Emulation Communication Systems
こうした試験を通じて、ハード/ソフトに求められる機能を定めて新技術の開発につなげていく。今年の末には、GTI-03 で使用したテストケースのサブセットを用いて、配備済みの資産と実戦用の通信システムを用いた GTD-03 (Distributed Ground Test 03) を予定している。(MDA)
米海軍とシンガポール海軍は 6/23-7/3 まで、シンガポールの Changi Naval Base を拠点として、今年で 14 回目となる CARAT (Cooperation Afloat Readiness and Training) 演習を実施する。あらゆる種類の危機に対応して、海洋安全保障を実現できる能力を実現するという説明。対空戦・対水上戦・対潜戦・航空戦・MSO (Maritime Security Operations) といった内容。シンガポール海軍の揚陸艦・RSS Endeavour から、標的機に向けて Mistral 艦対空ミサイルの実射も予定している。参加兵力は艦艇 14 隻、人員 1,400 名、固定翼機と回転翼機を合計 5 機、潜水艦 1 隻。ちなみに、1995 年に最初の CARAT 演習を実施したときには、参加艦艇は 3 隻で、航空機はごくわずか、演習の内容も限られたものだった。(Ministry of Defence Singapore)
今日の小ネタ
Robert M.Gates 国防長官は、Ann E. Dunwoody 陸軍中将の大将昇進と Army Materiel Command 司令官への指名を発表した。実現には上院の承認が必要だが、実現すれば、女性の四つ星将官は史上初。現在は陸軍資材軍団 (Army Materiel Command) で、副司令官と参謀長を兼任している。(AFPS 2008/6/23)
事実上の更迭となった Michael Wynne 氏に代わって、Michael B. Donley 空軍長官が就任した。(AFNews 2008/6/23)
先に、ヨーロッパにある米軍の核兵器保管施設の安全性に問題あり、とする報告が出たのを受けて、ドイツの政界で、米軍がドイツ国内に保管している核兵器の撤去を求める動き。(DefenseNews 2008/6/23)
米海軍は、艦艇建造業界の首脳を集めて CG(X) に関する技術カンファレンスを開催したが、出席者に対しては、詳細な情報をおおっぴらにしないように釘を刺したとのこと。(DefenseNews 2008/6/23)
フロリダ州とカリフォルニア州で、アメリカ製軍用機のパーツを不正にイランに輸出したとして、合計 2 名が訴追された。(DefenseNews 2008/6/23)
独立を宣言したコソボで、一部の権限が国連から新政権に委譲されたが、NATO の Jaap de Hoop Scheffer 事務総長は、今後も KFOR の駐留は継続すると表明。(DefenseNews 2008/6/23)
スリランカで続いている政府軍と LTTE の内戦について、インドが平和的解決を求めて仲裁に乗り出している。(DefenseNews 2008/6/23)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/23)
米空軍では、電子戦分野の改善を図る目的で、Electronic Warfare Life Cycle Management Group を発足させた。電子戦で使用するハードウェア、ソフトウェア、テクニック、能力について、研究・開発・評価を行うのが目的。傘下には、以下の 4 部門を設置する。
Senior Advisory Group (将官級の意志決定機関)
Technical Advisory Group (大佐クラスと民間の技術者で構成する、技術面の助言機関)
Electronic Warfare Product Group Manager
System and Technique Evaluation Development teams
F-35、F-22A、B-1B といった具合に、優れた電子戦装備を持つプラットフォームは存在しているが、電子戦能力を欠いた他のプラットフォームとの間で、電子戦能力を融通する能力を欠いているという認識がある。その理由としてハードウェアやデータに関する標準仕様の欠如を挙げており、そうした問題を解決するために、人手と資金を投入して研究作業を進めたいという説明。(USAF)
ニュージーランド陸軍は Waiouru の演習場で、2 ヶ所のバトルラボから来た人員、兵員 70 名、メーカー側の関係者を交えて、各所に配備したセンサーをネットワーク経由で接続、データ融合を行う実験・AEON (Army Exercise on Nemesis) を実施した。指揮官に対して、正確かつタイムリーな戦闘状況データを提供するのが目的。さまざまな種類のセンサーから得られたデータを融合することで、敵の動きや意図をより正確に理解できるようにする、それによって状況認識を改善して、よりよい意志決定をより迅速に実現できるようにする、という説明。ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) バトルラボからは、小型 UAV・Kahu を持ち込んだ。(New Zealand Defence Force)
イギリスの航空宇宙・造船関連労働者で構成する組合・CSEU (Confederation of Engineering & Shipbuilding Unions) は、野党・保守党の陰の国防相、Liam Fox 氏が出した「イギリス国内の防衛関連産業基盤を潰して、代わりにアメリカから装備品を輸入すべし」とする声明について、「数十億ポンドの輸出と、数万人の熟練労働者を失わせるものだ。イギリス国内の労働者に対する裏切りである」とする非難声明を出した。(CSEU)
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産業・装備・調達
今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/25)
Pepco Energy Services (Arlington, VA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、4,194,116 デカサーム分の天然ガス供給を $92,532,366 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。アメリカ本土の北東部と中央部にある、陸海空軍やその他政府機関の施設が対象。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-7502)
Carter Industries, Inc. (Olive Hill, KY) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍向けのカバーオールを $24,026,000 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-08-C-0027)
Sanofi Pasteur Inc. (Swiftwater, PA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けのインフルエンザ ワクチンを $11,782,359 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM2DP-08-D-0003)
Bell Boeing Tiltrotor Team (Amarillo, TX) は米海軍から、CV-22 用のスペア コンポーネンツを $28,473,442 で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-03-G-001B/#0274)
Progeny Systems Corp. (Manassas, VA) は米海軍から、COTS (Commercial-Off-The-Shelf) ベースの電子機器サブシステムを対象とする、ハード/ソフトの分析・設計・製造・インテグレーションに関する修正契約を、$16,264,000 で受注した。潜水艦、水上艦、航空機などの C3I 用途。SBIR (Small Business Innovative Research)・Topic No.N96-278 "Technology Infusion Methodology" のフェーズ III。シンプルなシングル プロセッサ構成のシステムから、複雑なマルチプロセッサ構成のシステムまで対象とする。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-06-C-6256)
Northrop Grumman Systems Corp. (Bethpage, NY) は米海軍から、E-2D Advanced Hawkeye の前量産型・1 ロット分を対象とする、サブシステムとコンポーネントの製造に関連するエンジニアリング業務について、修正契約を $9,398,794 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-03-C-0057)
General Dynamics Advanced Information Systems, Inc. (Fairfax, VA) は米海軍から、CNI (Common Network Interface) を対象とするシステム エンジニアリングのサポート業務を $9,234,251 で受注した。SBIR (Small Business Innovative Research) 案件。CNI は、遠征打撃群 (ESG : Expeditionary Strike Group) の司令官に対して、さまざまな既存戦闘管制システムからの情報を融合して、単一の "picture" を提示するためのシステム。エンジニアリング、設計 (design agent services)、兵站支援 (ILS : Integrated Logistic Services) を担当する。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$28,876,834。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-08-C-5205)
SUMMA Technology, Inc. (Huntsville, AL) は米陸軍から、コンテナのロールイン/ロールアウト プラットフォームを $26,092,635 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-06-D-0269)
Talbert Manufacturing (Rensselaer, IN) は米陸軍から、セミトレーラーと支援車両向けシステム サイド キット、収納リスト キット (stockage list kit) と carwell rust protection を、$19,853,925 で受注した。TACOM, Warren, MI (DAAE07-03-D-S067)
Boeing Co. (Seal Beach, CA) は米空軍から、SBSS (Space Based Surveillance System) Block 10 関連の ground operations と readiness start-up activities 向けに、関連するシステム エンジニアリング、プログラム管理、契約関連業務を 3,530 万ドルで受注した。SBSS 衛星の打ち上げから 61 日間にわたって維持を行うために必要な案件で、Space Vehicle Development の契約と平行実施する。USAF HQ Space and Missile Systems Center/SYSW/PK, Los Angeles AFB, El Segundo, CA (FA8819-08-C-0001)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/25)
トルコ陸軍向けの攻撃ヘリ (ATAK : Attack and Reconnaissance Helicopter) 調達計画が、公式にスタートした。2007/3/30 に、AgustaWestland が提案していた A129 案 (T129) の採用が決定、4 月から、SSM (Undersecretariat for Defense Industries)、TAI (Turkish Aerospace Industries, Inc.)、Aselsan、AgustaWestland の四者で協議を進めてきていたもの。主契約社は TAI で、副契約社として Aselsan と AgustaWestland が入る構図で、これらの契約に関する合意は 2007/9/7 に調印済み。こうして決められた枠組みに基づいて、契約が正式に発効して計画スタートとなったもの。確定 50 機、オプション 41 機の調達を予定している。なお、ミッション コンピュータ、目標指示、航法、通信、電子戦といったシステムについては Aselsan が担当する。計画全体は 114 ヶ月で完了、初号機のデリバリーは 60 ヶ月目 (2013 年 6 月) の予定。(AgustaWestland)
VT Group の Support Services Division は、イギリスの三軍向けに初等飛行訓練を実施するプログラムの優先交渉権者に選定されたと発表した。EFT (Elementary Flying Training)、UAS (University Air Squadron)、AEF (Air Experience Flights) が対象。EFT は最低 5 年間、UAS と AEF は最低 10 年間の案件となる。VT Group はすでに LAFT (Light Aircraft Flying Task) を担当しており、対象を拡大した格好。LAFT の受注額は 1 億ポンドだが、今回の EFT/UAS/AEF は 1 億 5,000 万ポンド。年内に契約調印、2009 年 4 月から稼働開始となる予定。年間の飛行時間は 60,000 時間ほどとなる。(VT Group)
SENTEL Corp. (Alexandria, VA) は、米陸軍から Sensor Technology Engineering Support の契約を受注したと発表した。5 年契約で、総額 4 億 8,700 万ドル。NVESD (Night Visions and Electronic Sensors Directorate) 向けに、エンジニアリング サポート、技術支援、試験・評価といった業務を提供する。SENTEL は、エンジニアリング/テクニカル分野のサービス業務を担当している企業。(SENTEL)
スウェーデン軍国防資材局 (FMV : Forsvarets Materielverk) は、ハンガリー空軍の PUMA Squadron (Kecskemet Air Base) に所属する JAS39 Gripen×6 機がスウェーデン北部の Vidsel 射場で、AIM-9 Sidewinder 空対空ミサイルの実射を行ったと発表した。機動中の曳航標的に対して、2 機の Gripen がミサイルを撃ち込むという内容で、合計 6 発を発射した。なお、現在はリースになっているが、2003 年 2 月の追加合意により、2006-2016 年のリース期間が満了した後、機体はハンガリーが買い取ることになっている。(FMV)
FLIR Systems は米沿岸警備隊から、ESS (Electro-Optical Sensor System) として同社の安定化機能付きセンサー システム、TALON を 2,310 万ドルで受注した。HH-60 と HH-65 に装備して、阻止・捜索・救難任務のパフォーマンスを改善する。(FLIR Systems)
米海軍はニューメキシコ州の WSMR (White Sands Missile Range) に設置した Desert Ship を使って、SM-6 艦対空ミサイルの試射を成功裏に実施した。BQM-74 標的機に対して発射した SM-6 は、内蔵するアクティブ レーダー シーカーを使ってターゲットを捕捉、直撃に成功した。SM-6 は 2011 年の配備開始を目指している新型の艦対空ミサイルで、固定翼機、回転翼機、UAV といったターゲットを対象としており、交戦範囲は水平線以遠まで拡張している。また、弾道ミサイル防衛で終末要撃に使用することも可能。弾体は SM-2 ブロック IVA と同じで、そこに新型のアクティブ レーダー シーカーを組み込んだ。(Raytheon)
Raytheon は、STSS (Space Tracking and Surveillance System) 計画の主契約社・Northrop Grumman と組んで実施していた、ペイロード関連のトレード スタディが完了したと発表した。STTS は、飛来する弾道ミサイルのミッドコース区間を対象として追跡を担当するもの。追跡用のセンサーと、データ処理用のサブシステムでペイロード一式を構成する。(Raytheon)
Rockwell Collins は、英陸軍・ACTT (Aviation Command and Tactics Trainer) の MCT (Mission Command Trainer) を対象とする、アップグレード計画のフェーズ 6 分を 550 万ドルで受注した。MCT は戦術シミュレータで、訓練に加えて任務の計画やリハーサルにも使用可能。今回のフェーズ 6 では、EPX-50 Image Generator (60 チャネル)、Integrated Helmet and Display Sighting System×12、IHADSS (Integrated Helmet and Display Sight System) などのアビオニクス、兵装の導入と、任務後のデブリーフィング機材更新を実施する。現在、第一線の搭乗員が訓練に使用している TTP (Tactics, Techniques and Procedures) の経験を反映させており、ACTT で派遣任務前の訓練を実施できるように能力を強化する。(Rockwell Collins)
Rockwell Collins は米空軍から、CRIIS (Common Range Integrated Instrumentation System) のフェーズ 1 契約を 4,190 万ドルで受注した。Cubic Defense Applications、Honeywell、NavCom Technology、Argon ST の各社と組んで作業にあたる。CRIIS は、米陸海空軍が現用中の Advanced Range Data System に代わる、射場用の計測システム。時間、空間、位置情報の精度、秘話性、データリンク機能といった分野で改善を図っている。また、モジュラー化、オープン システム化、業界標準インターフェイスの使用、といった特徴もある。フェーズ 1 で 2 チームが試験・評価の作業を行い、その中から 1 チームに絞り込んで SDD (System Design and Development) フェーズに移行する。(Rockwell Collins)
Safran Group は、以下の組織変更を発表した。
Hispano-Suiza 傘下に、、パワー エレクトロニクスを担当する部門として SAFRAN Power を新設
Safran 本体では、エレクトロニクスの専門家 1,500 名を集めて、Sagem Defense Securite の傘下に SAFRAN Electronics を新設
Snecma は、傘下の Snecma Services を吸収して、エンジンとサービス パッケージのサポート体制を一本化
この組織改編は、航空機における電動化の拡大や、さまざまなサービスの統合化が進んでいる状況に適応するため、と説明されている。(Safran)
MBDA は Farnborough 2008 航空ショーで、傘下の CSS (Customer Support & Services) 部門が、広範な分野を対象とするサポート サービス業務のソリューションについて出展を実施する、と発表した。(MBDA)
Saab が南アフリカに持つ子会社・Saab Grintek Defence (Pty) Ltd. について、Imbani Amandaba (Pty) Ltd. が株式の 25% プラス 1 株を保有することになった。取得額は 9,500 万ラント。南アフリカ政府が掲げる、Black Economic Empowerment 政策を受けて実現が決まったもの。(Saab)
今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/24)
SHAW Environmental & Infrastructure, Inc. (Alexandria, VA) は米陸軍から、アラバマ州 Fort Rucker の公共事業部門 (directorate of public works) と兵站支援部門で実施する、ベース オペレーション/サポート サービス業務を $53,029,251 で受注した。Southern Regional Contracting Center, Installation Contracting Center, Fort McPherson, GA (W911SE-08-C-0021)
Head, Inc. (Columbus, OH) は米陸軍から、フロリダ州の Tyndall AFB で実施する取り壊し・建て替え工事を $12,695,353 で受注した。Army Corps of Engineers, Mobile, AL (W91278-08-C-0036)
Archer Western Contractors, LTD (Phoenix, AZ) は米陸軍から、Tres Rios (Tolleson, Maricopa County, AZ) で実施する環境復元工事を $9,000,000 で受注した。湿地の水路を整える工事を行う案件。Army Corps of Engineers, Los Angeles, CA (W912PL-08-C-0011)
Bell Aerospace Services, Inc. (Ozark, AL) は米陸軍から、フィリピン向けに輸出する UH-1 の再生補修作業を、$7,781,781 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0139)
Telford Aviation Inc. (Bangor, ME) は米陸軍から、De Havilland Dash-7 を Multi-Sensor Airborne Reconnaissance Surveillance Systems 向けに改修する件に関する修正契約を、$7,395,486 で受注した。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-07-C-W009)
McDonnell Douglas Corp. (St. Louis, MO) は米海軍から、EA-18G で使用するスペアパーツの初期分を対象とする修正契約を $45,700,000 (not-to-exceed) で受注した。NAVICP (Naval Inventory Control Point), Philadelphia, PA (N00383-06-D-001J, order number 0004, #0012)
DRS EW & Network Systems, Inc. (Buffalo, NY) は米海軍から、DDG-53 に装備する GEDMS (Gigabit Ethernet Data Multiplex System) と導入・チェックアウト・補修作業、陸上に設置する GEDMS 訓練機材、EDMS ハードウェアを、$6,909,165 で受注した。GEDMS は Arleigh Burke 級イージス駆逐艦が装備する艦内ネットワークで、主機・操舵・航法・戦闘・警報・表示・ダメージ コントロールといったシステムのデータ伝送に使用する。従来は個別に機器同士を結ぶ配線を行い、シグナル コンバータやジャンクション ボックス、スイッチボードを使用していたが、これを単一のネットワークに置き換えて合理化するもの。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$7,009,165。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Dahlgren Division, Dahlgren, VA (N00178-08-C-2001)
Raytheon Systems Co. (McKinney, TX) は米海軍から、MTS (Multi-spectral Targets System) を $6,055,004 で受注した。MTS は、FLIR、昼光用 TV カメラ、レーザー目標指示器を組み合わせたセンサー ターレット。NSWC (Naval Surface Warfare Center) Crane, Crane, IN (N00164-06-G-8555, Job Order 0042)
L-3 Communications EO/ERs, Inc. (Santa Rosa, CA) は米空軍から、AFRL (Air Force Research Laboratory)・Directed Energy Directorate 向けに画像センサー ターレットとスペアパーツ一式を納入する件を、$34,000,000 (maximum) で受注した。航空機搭載用で、直径 20in と 15in の 2 種類。数は前者が 3 セット、後者が 5 セット。メンテナンスもメーカー側の担当。PTDS (Persistent Threat Detection System) や PM AR-L (Airborne Reconnaissance Low) との互換性を備える。Det 8 Air Force Research laboratory/PKDB, Directed Energy Contracts Division, Directorate of Contracting, Kirtland AFB, NM (FA9451-08-D-0242)
International Business Machines Corp. (Yorktown Heights, NY) は米空軍から、軍用 RF システム向けに使用する高性能カーボン エレクトロニクスに関する研究開発を行う、Wafer-Scale Graphene RF Nanoelectronics の案件を $2,390,799 で受注した。AFRL/PKDA, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-C-7838)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/24)
スイス空軍の F-5E/F Tiger II 代替機を選定する TTE (Partial Tiger Replacement) 計画で、拠点となる Emmen に加えて、Meiringen、Sion、Payerne の各空軍基地で、候補機 (JAS39 Gripen, Rafale, Typhoon) の地上試験と飛行試験を実施することになった。最初に試験を開始するのは Gripen (2008/7/28-2008/8/22)。その後に Rafale (2008/10/13-2008/11/7)、Typhoon (2008/11/10-2008/12/5) という順番で続く予定。機種ごとに 30 回程度の飛行試験を予定しており、メーカーが提供した複座型を使用する。評価に際しては、機体の調達単価だけでなく、メンテナンス、既存インフラとの適合性、騒音など、さまざまな条件を設定している。もちろん、機体が持つ能力・威力、運用面の適合性も評価条件に含まれる。今回の評価試験で得られたデータを検討した上でメーカー側から第二次提案を提出してもらい、2009 年 5 月に評価レポートをまとめて、2009 年 7 月に候補機種を決定する。(armasuisse Swiss Defence Procurement Agency)
米 DSCA (US Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、FMS (Foreign Military Sales) 経由で韓国に対して、以下の兵装を輸出すると通告した。
AIM-120C-7 AMRAAM (Advanced Medium Range Air-to-Air Missile)×125
AIM-120C CATM (Captive Air Training Missile)×14
AIM-120C Dummy Air Training Missile×2
AGM-65G Maverick×35
TGM-65G Maverick 訓練弾×6
JDAM (Joint Direct Attack Munition) テールキット×280
JDAM Load Build Trainer×2
GBU-24/B Paveway III LGB (Laser Guided Bomb)×2
GBU-12/B Paveway II LGB×32
GBU-10/B Paveway II LGB×2
RR-170 Radar Jamming Chaff×12,700
コンテナ、爆弾のコンポーネンツ、スペアパーツ、補修用パーツ、文書類
訓練業務、訓練機材、兵站支援業務
すべてのオプション契約まで実現した場合の総額は 2 億ドル。担当メーカーは Raytheon Corporation (Tucson, AZ)、オフセットの設定はなし。米空軍のパイロット 4 名と 整備専門家 (Extended Training Service Specialist) 5 名を韓国に派遣する。(DSCA)
オーストラリアの Hon Joel Fitzgibbon 国防相は、F/A-18A/B のアップグレード改修について説明した。ほんの 18 ヶ月前に調達を決めたばかりの新型レーダー警報受信機 (RWR : Radar Warning Receiver)・Raytheon 製 ALR-67(V)3 を装備した機体が RAAF Williamtown で進空、さらにレーダー妨害機材も導入する。また、JDAM (Joint Direct Attack Munition) の運用能力も付与して、全天候下での精確な対地攻撃を可能にする。(Australian DoD)
フィンランド政府は、Helsinki 級ミサイル艇×2 隻 (FNS Kotka, FNS Oulu) をクロアチアに輸出する件を承認した。フィンランド海軍が 1980 年代半ばに導入した艇で、2007 年に退役したもの。これを Patria 社経由で売却する。売却価格は、ミサイル艇×2 隻とスペアパーツ・サポート業務が、それぞれ 800 万ユーロずつとのこと。(STT Finnish Government news)
Raytheon は米海軍から、Raytheon Space and Airborne Systems 製の ATFLIR (Advanced Targeting Forward Looking Infrared) ターゲティング ポッドを 6,200 万ドルで受注したと発表した。オーストラリアとスイスに FMS 経由で輸出するもの。オーストラリア向けは 18 基で、別途発注済みの F/A-18F Super Hornet Block II+ に装備する。スイス向けは 1 基で、既存の F/A-18C に装備する。スイスについては、2009 年にもう 14 基を追加調達の予定。本体に加えて、スペアパーツも供給する。(Raytheon)
EADS Innovation Works は EDA (European Defence Agency) から、狙撃探知システム・SNIPOD (SNIper POsitioning and Detection) の研究開発を受注したと発表した。最近の戦闘経験で市街地における狙撃の脅威がクローズアップされているが、市街地は人が多い上にクラッターが多く、狙撃に向いた場所が多いという厄介な状況。そうした環境下で狙撃元を精確に探知することが求められる。SNIPOD は音響センサーに加えてレーダー、レーザー、赤外線といった技術を組み合わせており、シグネチャ データベースを構築して探知精度を上げる考え。この SNIPOD は、EDA が 2007 年にスタートさせた R&T (Research and Technology) JIP (Joint Investment Programme)のひとつ。担当するのは以下の面々。
EADS Innovation Works (仏)
CILAS (仏)
EADS Defence & Security, EADS Defence Electronics (独)
SNIPOS (諾)
Military University of Technology im. Jaroslawa Dabrowskiego (ポーランド)Swedish Defence Research Agency)
ちなみに、EADS Innovation Works の麾下には以下の技術センター (Technical Capability Centre) がある。
Composites Technologies
Metallic Technologies & Surface Engineering
Structures Engineering, Production & Mechatronics
Sensors, Electronics and Systems Integration
Simulation, Information Technologies & Systems Engineering
Innovative Concepts & Scenarios
(EADS)
Raytheon は、OEF/OIF (Operation Enduring Freedom / Operation Iraqi Freedom) 向けに配備する気球設置型早期警戒センサー、RAID (Rapid Aerostat Initial Deployment) の維持・サポート業務を、7,600 万ドルで受注したと発表した。気球に装備する赤外線センサーを使って、脅威の早期探知を行うシステム。Integrated Defense Systems 部門が、エンジニアリング サービス業務、スペアパーツの調達、派遣要員 (FSR : Field Service Representative) の訓練、兵站支援業務を担当する。(Raytheon)
DynCorp International は、米国務省から CIVPOL (International Civilian Police) の下で実施するイラクの警察官訓練プログラム・ICAS (Iraq Civilian Advisor Support) の契約を受注したと発表した。2004 年に同社が受注した案件の継続分について、コンペティションを経て契約を獲得したもので、受注額は 5 億 4,570 万ドル、期間は 22 ヶ月。800 名以上の顧問を雇用して MNSTC-I (Multinational Security Transition Command - Iraq) 麾下の CPATT (Civilian Police Advisory Training Team) に配属、MNC-I (Multi-National Corps-Iraq) の憲兵隊に指揮を受けながら、警察官、内務省、国境警備部門の人員を養成する。訓練業務以外に、ライフ サポート、ミッション サポート、セキュリティ サービス、IT/通信サービス業務も契約に含む。(DynCorp International)
Rheinmetall Defence (Dusseldorf, Germany) は、オランダ軍から 81mm 迫撃砲弾を受注した。3 年契約で 5,100 万ユーロを受注するフレームワークがすでにあり、これには 1 年単位のオプション契約 2 件を含む。すでに第一陣については 1,650 万ユーロで受注済み。(Rheinmetall Defence)
SSC (Shared Spectrum Company) は、DSA (Dynamic Spectrum Access) テクノロジーのデモンストレーションをアリゾナ州の Yuma Proving Ground で、成功裏に実施したと発表した。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) が進めている XG (NeXt Generation) 無線機計画の一環。SSC が開発した DSA ソフトウェアを、 Thales Communications 製や Harris 製の無線機に組み込んで動作を検証したほか、マルチバンド無線機 DSA-2100 のプロトタイプを使って、225MHz〜3GHz の範囲で周波数変換機能などをデモンストレーションした。さまざまな無線機器との間で周波数帯を安全に共用するための仕組みで、さまざまな無線通信方式が入り乱れた環境下で陸軍や海兵隊の指揮官が、よりよいコミュニケーション手段を確保するのが目的。周波数変換機能により、他の通信と干渉しないように空いている帯域に移動しながら通信を継続する。(SSC)
Lockheed Martin は米海軍から、AN/SQQ-89(V)15 対潜戦戦闘指揮装置 (Antisubmarine Warfare Combat System) と組み合わせてミサイル駆逐艦やミサイル巡洋艦で使用する曳航ソナー アレイ・MFTA (Multi-Function Towed Array) を、1,000 万ドルで受注した。ニューヨーク州 Syracuse の事業所が担当する。直径 3in の曳航アレイで、アクティブ/パッシブ兼用、従来の AN/SQR-19 TACTASS (Tactical Towed Array Sonar System) と比較すると、覆域を拡大したほか、探知・位置標定能力や信頼性を向上させている。将来的には DDG-1000 Zumwalt 級や LCS (Littoral Combat Ship) でも使用する予定。(Lockheed Martin)
Northrop Grumman は、COMINT (communications intelligence) センサー パッケージのデモンストレーションを、2/11 にニュージャージー州 Lakehurst の試験施設で成功裏に実施していたと発表した。RC-12 Guardrail が装備する ASIP (Airborne Signals Intelligence Payload) から派生したもので、陸軍と同社が CRADA (Cooperative Research and Development Agreement) の下で開発を進めているもの。性能については要求されていた条件を満たし、安定性と性能についても見込み通りだったとしている。もともと ASIP は U-2 や RQ-4 に装備する目的で開発したものだが、陸軍の RC-12 近代化が必要になり、その ASIP を転用した次第。そして RC-12 で要求通りの性能が出るかどうかを検証するために、CRADA RC-12 を実施している。ASIP に加えて GPS/INS (Global Positioning System / Inertial Navigation System) 航法システムを追加、アンテナ群は既存のものを流用する。この Guardrail Modernization プログラムにより、RC-12 は 2020 年以降まで運用を継続する。(Northrop Grumman)
Alion Science and Technology は米海兵隊システム軍団 (MARSYSCOM : Marine Corps Systems Command) から、EFV (Expeditionary Fighting Vehicle ) で使用するバウ フラップの概念開発を 15 ヶ月・200 万ドルで受注したと発表した。現行の設計と、NSWC (Naval Surface Warfare Center) Carderock Division が開発した新設計の両方について分析を行い、構造・信頼性・性能改善のために何が必要なのかを調べる。その過程で新しいバウ フラップのプロトタイプを製造するほか、プログラム管理、システム エンジニアリング、流体分析、機械部分の設計なども担当する。(Alion Science and Technology)
今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/23)
Helix Electric, Inc. (San Diego, CA) は米海軍から、MCON P-494, Harden Electrical System の FY2008 分を $52,687,000 で受注した。導入場所は Guam 島の Main Base Agana。重要施設を対象として、給電設備の設計・建設を実施、台風による被災を抑える。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Pacific, Pearl Harbor, HI (N62742-08-C-1305)
Boeing Aerospace Operations (Oklahoma City, OK) は米海軍から、E-6B Mercury×1 機を対象として IPBE (Internet Protocol and Bandwidth Expansion) を導入する件と、関連するエンジニアリング業務・試験業務を $28,873,959 で受注した。IPBE フェーズ 1 の案件で、商用通信衛星用の端末機器と見通し線交信用の無線機器を搭載、CNS/ATM (Communications/Navigation, Surveillance and Air Traffic Management) の改善を図るもの。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-C-0053)
REDCOM Laboratories, Inc. (Victor, NY) は米海軍から、HDX-C Switching のアップグレード機材と予備品を、$16,758,760 で受注した。Space and Naval Warfare Systems Center, Charleston, SC (N65236-08-D-3064)
U.S. Foodservice Lexington (Lexington, SC) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、サウスカロライナ州内の陸海空軍・海兵隊施設で実施する給養業務を $37,500,000.00 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM300-08-D-3057)
General Dynamics Armament and Technical Products (Burlington, VT) は米陸軍から、M2 Bradley 歩兵戦闘車に装備するリアクティブ アーマー サイド スカート×387 セットを $37,330,000 で受注した。Army Joint Munitions & Lethality, Picatinny Arsenal, NJ (W15QKN-06-C-0143)
Harper Construction Company, Inc. (San Diego, CA) は米陸軍から、オクラホマ州 Fort Sill に、第 31 防空旅団向けの旅団本部庁舎と大隊本部庁舎を建設する工事を $12,497,265 で受注した。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-08-D-0028)
FFEB JV (Metaire, LA) は米陸軍から、GeoTechnical Investigation and Report を $9,565,416 で受注した。ハリケーン対策の土木工事を行うために、ボーリング業務や試験業務を担当する案件。Army Corps of Engineers, New Orleans, LA (W912P8-07-D-0022)
International Business Machines Corp. (Yorktown Heights, NY) は米陸軍から、翻訳などの分野で使用する言語処理技術の研究を、$9,445,000 で受注した。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency), Arlington, VA (HR0011-08-C-0110)
Lockheed Martin Corp., Lockheed Martin Aeronautics (Fort Worth, TX) は米空軍から、Peace Onyx III に関する更新分の契約を $1,800 万ドル (not-to-exceed) で受注した。トルコ空軍の F-16C/D-30/40/50 を対象とする、近代化回収に絡んだ案件で、FMS (Foreign Military Sales)。Aeronautical Systems Center, 312 AESG/PKA, Wright-Patterson AFB, OH (FA8615-05-C-6002/P00021)
Boeing Co. (Wichita, KS) は米空軍から、航空機搭載用のスタンドオフ ジャマーを開発するために必要な、機体へのインテグレーションに関連するシステム エンジニアリング スタディを $14,983,252 で受注した。低周波数帯 (low-band) と中周波数帯 (mid-band) の高出力送信用フェーズド アレイの開発や、新型エキサイターの開発など。AFRL/PKSE, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-C-1304)
私はキリン (Saab via Defense-Aerospace.com 2008/6/23, Saab & Sensis via Defense-Aerospace.com 2008/6/24)
Saab Microwave Systems と Sensis の両社は、Saab の Giraffe と Giraffe AMB (Agile Multi-Beam) の両レーダーをアメリカに売り込む件について、協力合意をまとめた。アメリカの市場にこれらのレーダーを売り込むための突破口、という説明。米陸海軍、沿岸警備隊、国土防衛省 (DHS : Department of Homeland Security) に加えて、FMS (Foreign Military Sales) 経由の対外輸出も視野に入れている。
Sensis Corp. は、レーダー、レーダー電波探知機材、その他のセンサーに関するリーディング プロバイダーであり、Giraffe AMB などのハード/ソフトを米軍の要求に合わせて手直しするエンジニアリング業務も担当できるというわけ。また、就役後のサポート業務も Sensis が担当することになる。
Giraffe レーダーのファミリー製品としては、陸上設置型の Giraffe AMB と艦載型の Sea Giraffe AMB があり、いずれもマルチミッションの 3-D レーダー。対空・対水上監視、航空管制、ロケット・砲弾・迫撃砲弾に対する全周監視が可能としている。
対潜短魚雷導入中 (Australian DoD via Defense-Aerospace.com 2008/6/23, Thales Australia via Defense-Aerospace.com 2008/6/25)
オーストラリアの Hon. Joel Fitzgibbon 国防相によると、DMO (Defence Materiel Organisation) は、JP2070 (Joint Project 2070。a.k.a. Project Djimindi - Replacement Lightweight ASW Torpedo) として導入計画を進めている、MU90 短魚雷 (Eurotorp MU90/Impact) の試射を、成功裏に実施したとのこと。使用したのは訓練弾で、実弾頭の代わりに記録装置を搭載している点以外は、すべて実弾と同様に機能するもの。
すでにヨーロッパでもテストしているが、今回実施したのはオーストラリア側での領収試験 (Acceptance Test and Evaluation) で、プラットフォームにもオーストラリアの艦 (HMAS Toowoomba) を使用した。場所は Western Australia 州、Mandurah の 30km 沖合にある Western Australian Exercise Area。
なお、2008/7/31 付で Western Australia 州の HMAS Stirling に、TMIF (Torpedo Maintenance and Integration Facility) を解説することになっている。これは、DMO (Defence Materiel Organisation)、Thales Australia、EuroTorp が共同で開設するもので、オーストラリア国内における魚雷のインテグレーションやメンテナンスを担当する施設。
MU90 は 1999 年に採用を決めて 6 億 1,600 万豪ドル (2008 年 1 月時点の貨幣価値) で発注しており、Adelaide 級ミサイルフリゲートや ANZAC フリゲートといった水上戦闘艦に搭載する。全長 3m、重量 300kg、射程 10km。ちなみに、MU90 の既存カスタマーはフランス、イタリア、ドイツ、デンマーク、ポーランド。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/23)
ロシアとの間で BrahMos 対艦ミサイルの共同開発を成功させたインドは、今度はフランスとの間でジョイント ベンチャーを設立、地対空ミサイルの共同開発に乗り出すことになった。インド側からは、DRDO (Defence Research and Development Organisation) と、インドで唯一のミサイル メーカー、Bharat Dynamics Ltd. (Hyderabad, India) が、フランス側からは MBDA が参画する。名称は "Maitri" といい、インドの三軍で採用、合計数千発を調達する見込みとなっている。インド軍が使用している SAM の多くは 1960-1970 年代に旧ソ聯で製造したもので、代替が焦眉の急になっている。さしあたり、フランス側からはインド陸軍向けとして、20 億ユーロで 1,000 発を調達するという提案が出てきている。既存のテクノロジーを活用する考えで、フランス側からは、Mistral や VL-MICA を件のジョイント ベンチャーで手掛ける提案をしている。これらのミサイルは、フランスでは Arabel レーダーと組み合わせているが、インドで DRDO が開発した 2-D レーダーや 3-D レーダーと組んでも同様の威力がある、というのが MBDA の説明。このインド軍の SAM 調達案件については、同じフランスの Thales、さらにロシアやイスラエルも参入を狙っているが、それに対して MBDA では、ジョイント ベンチャーの設立をテコにして受注を勝ち取りたい考え。なお、この件は MTCR (Missile Control Technology Regime) に抵触しない、と MBDA は説明している由。(ddi Indian Government news)
そのインドでは、DRDO がインド陸軍向けに国産 UAV・Nishant を開発中で、Karnataka の Kolar 近隣で飛行試験を実施している。開発担当は、Bangalore 所在の Aeronautical Development Establishment、Pune 所在の Electronics Application Laboratory, Dehradun, Research and Development (Engineers)、Agra 所在の Aerial Delivery Research & Development Establishment。カタパルト発進・パラシュート回収式なので、滑走路は必要としない由 (ただし、通常の CTOL 運用も可能)。すでに開発フェーズとユーザー トライアルは完了、就役に向けた検証試験を進めている段階。(Indian MoD)
Boeing は、B.787 Dreamliner の初号機が、6 月初頭から進めてきていた "Power On" シーケンスを完了したと発表した。年末に予定している初飛行に向けたマイルストーンのひとつで、各種の電気系統に対して実際に通電して動作を確認したり、機内の配線が正確に行われているかどうかを確認したりするもの。B.787 は、従来の機体では油圧や空気圧を用いていたものを大幅に電動化した "電気ジェット機"。一方、地上で疲労試験に用いる機体の方はワシントン州 Everett の工場における工程を終えて、次の製造工程に移動している。(Boeing)
Aviation Week 誌のアナリストは、Boeing と Airbus がすでに受注しているバックログのうち 25-30% が、燃料費高騰に伴うエアラインの経営状況悪化によってリスクにさらされている、とする報告をまとめた。
(Aviation Week)
ULA (United Launch Alliance) は 20 日、NASA (National Aeronautics and Space Administration) の OSTM (Ocean Surface Topography Mission) こと Jason-2 を Delta II ブースターで、カリフォルニア州 Vandenberg AFB の SLC-2 (Space Launch Complex 2) から打ち上げたと発表した。OSTM は、NOAA (National Oceanic and Atmospheric Administration)、NASA フランスの CNES (Centre National d'Etudes Spatiales)、EUMETSAT (European Meteological Satellite Organisation) が参画している、レーダー装備の LEO (Low-Earth Orbiting) 衛星による海面観測プロジェクト。打ち上げに使用したブースターは Delta II 7320-10 で、1 段目は Pratt & Whitney Rocketdyne RS-27A と ATK (Alliant Techsystems) 製の固体燃料ロケット×3 基の構成、2 段目は Aerojet AJ10-118K、ペイロード フェアリングは 10ft 径。なお、ULA は去る 6/11 に、NASA の GLAST 衛星をフロリダ州 Cape Canaveral AFS から Delta II Heavy ブースターで打ち上げたばかり。次回は 8/22 に GeoEye 衛星を、同じ SLC-2 から打ち上げる予定。(ULA)
米空軍と Lockheed Martin は、SBIRS (Space Based Infrared System) の HEO-2 (Highly Elliptical Orbit) ペイロードが、軌道上チェックアウト作業 (on-orbit checkout) を完了したと発表した。先に軌道に上がっている 1 号機は、昨年末から運用を開始している。長射程の弾道ミサイルだけでなく、戦域レベルで使用する短射程の弾道ミサイルも警戒対象。一方、GEO (geosynchronous) の初号機は 2009 年末の打ち上げ予定に向けて作業中。空軍側で SBIRS を担当しているのは SMC (Space and Missile Systems Center, Los Angeles AFB, CA) 麾下の Space Based Infrared Systems Wing、主契約社は Lockheed Martin Space Systems Company (Sunnyvale, CA)、ペイロード担当は Northrop Grumman Electronic Systems (Azusa, CA)、2001 年から稼働を開始した地上側設備の担当は Lockheed Martin Integrated Systems & Solutions、運用は米空軍宇宙軍団 (AFSPC : Air Force Space Command) が担当する。現時点で HEO×2 基と GEO×2 基、地上側機材を契約済み。(Lockheed Martin)
Sagem Defense Securite は Rockwell Collins と組んで、砲兵隊向けの PNU (Position and Navigation Unit) を売り出し中。レーザー ジャイロを使った慣性航法装置・Sagem Defense Securite 製 SIGMA 30 と、Rockwell Collins 製の SAASM (Selective Availability Anti-Spoofing Module) 対応 GPS レシーバー・ERGR (Explosion Resistant GPS Receiver) の組み合わせ。GPS 誘導兵器の運用を意識した内容で、発射地点の割り出しだけでなく、兵装の誘導に使う GPS レシーバーを初期化する機能も備える。フランス・ドイツ・イタリアの MLRS も、このシステムを使うことになっている。(Sagem Defense Securite)
英海軍 RFA (Royal Fleet Auxiliary) に所属する補給艦・RFA Fort George が、Birkenhead にある NSL (Northwestern Shiprepairers and Shipbuilders Limited) の造船所で大規模修繕工事に入った。国防省から 1,800 万ポンドの契約で受注したもの。これまで、同艦は長期の洋上行動を繰り返してきたため、今回の入渠に合わせて通信システムの更新や主機・電気系統の更新、定期的に実施しなければならない整備・検査、ドライ・カーゴ用倉庫の塗装作業などを実施する。同じ NSL では、RFA Fort Rosalie も入渠中。ちなみに、1994 年に就役した RFA Fort George は民間人の手で運用している補給艦で、燃料・弾薬・その他の補給品を搭載、同時に 2 隻に対して補給可能。全長 204m、全幅 30.3m、吃水 9.8m、34,000t、速力 21kt。(MoD UK)
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoD 2008/6/25)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 318 名の減。内訳は以下の通り。
軍種 : 非志願動員 / 志願動員 / 合計
ARNG : 53,289 (+1230) / 6,104 (-50) / 59,393 (+1180)
USAR : 19,633 (-270) / 8,765 (-232) / 28,398 (-502)
USMCR : 6,355 (-429) / 2,101 (-109) / 8,456 (-538)
USNR : 4,306 (-87) / 1,295 (+212) / 5,601 (+125)
USAFR : 1,080 (+51) / 4,270 (-503) / 5,350 (-452)
ANG : 1,935 (+52) / 4,146 (-186) / 6,081 (-134)
USCGR : 527 (+3) / 260 (+0) / 787 (+3)
TOTAL : 87,125 (+550) / 26,941 (-868) / 114,066 (-318)
ARNG : 陸軍州兵, USAR : 陸軍予備役, USMCR : 海兵隊予備役, USNR : 海軍予備役, USAFR : 空軍予備役, ANG : 州兵航空隊, USCGR : 沿岸警備隊予備役
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戦争・紛争
今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/25)
24 日、アフガニスタンの Nagalam で、米空軍の F-15E と A-10 が敵の出撃拠点や補給路に対して、500lb 爆弾、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B による爆撃を実施。Shkin では米空軍の A-10 が、500lb 爆弾で敵を爆撃。Bari Kowt では米空軍の F-15E が、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で敵を爆撃。Asadabad では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵のロケット発射陣地を爆撃。Orgun-E と Tarin Kowt に英空軍の Harrier GR.7 が、Nangalam に米空軍の F-15E が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 56 件、ISR ミッションは 12 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 69 件、ISR ミッション 28 件、戦術偵察ミッション 6 件を実施。
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/6/25)
Paktika 省の Sarobi 地区で、警察が小火器と RPG による攻撃を受ける事件が発生。反撃するとともに航空支援を要請。Gomal 地区でも武装勢力による攻撃があり、こちらにも聯合軍の航空支援を実施。さらに Paktia 省の Waze Zadran でも武装勢力が小火器と RPG、さらに迫撃砲で攻撃してきて、警察が聯合軍の支援を受けながら反撃。一連の戦闘で、敵 22 名が死亡。
24 日、Helmand 省で聯合軍が、武装勢力の資金供給や麻薬密輸に関与している組織の首領をターゲットとする作戦を実施、その際の交戦で複数の敵が死亡、12 名が拘束されたほか、AK-47。RPG、弾薬と弾薬ベスト、麻薬を発見。Ghazni 省 Jaghatu 地区では、聯合軍が実施したタリバン掃討作戦で 5 名が拘束されたほか、AK-47、弾薬と弾薬ベスト、散弾銃、擲弾、砲弾を発見。外国人テロリストの手引きをしているとみられる、組織の首領をターゲットとした作戦による。
今日のイラク (AFPS 2008/6/25)
Baghdad International Airport 近くで、聯合軍の車両隊が小火器で武装した敵に攻撃される事件が発生。米陸軍・第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘団が反撃、敵 3 姪が車両に乗って逃走しようとして壁に衝突・爆発、全員が死亡。
Qayyarah では、聯合軍部隊の降伏指示に従わないで敵対行動をとった敵が射殺された。また、イラク中・北部ではアルカイダ関係者 5 名を拘束。Taji では、当地で爆弾攻撃を実施していた組織の首領 1 名を拘束。もう 1 名を拘束したが、こちらは後で死亡。Mosul では、聯合軍がアルカイダ掃討作戦を実施して 3 名を拘束。Baghdad の New Baghdad 地区では、警察と聯合軍が武器集積所 2 ヶ所を発見、内容は迫撃砲弾、対戦車地雷、装甲貫通用の路傍爆弾、RPG、推進剤、銃器、爆弾製造材料。
24 日、アルカイダ関連組織で爆弾攻撃や資金調達を担当していた容疑者 2 名の捜索を実施。車両に乗っていた相手は停止の指示も警告射撃も無視したため、聯合軍兵士が車両を撃ったところ、車内に積まれていた弾薬が爆発、2 名とも死亡。Baghdad 北西では、アルカイダ関連組織の資金調達を担当していたお尋ね者 1 名を含む 7 名を、Baghdad ではプロパガンダ組織に関係していた 5 名を、それぞれ拘束。
New Baghdad 地区にある Multinational Division Baghdad の FOB (Forward Operating Base) にロケット攻撃を仕掛けた敵 2 名が、重傷を負った姿で発見された。3 発目のロケットを発射しようとした際に、それが爆発したせいで負傷した模様。別件で、聯合軍の兵士がロケット 11 発を積んだトラックを発見、処分した。
23 日、Hadar 地区で犯罪容疑者 1 名を拘束、戦闘外哨に連行。Armel 地区では、"Sons of Iraq" のメンバーが RPG 発射器と 7.62mm 弾を発見して聯合軍の戦闘外哨に供出。Jihad 地区では聯合軍のパトロール隊が 14 名を拘束。
今日の報道発表 (USAFCENT : US Air Force Central Command via Defense-Aerospace.com 2008/6/24)
イラクの Kirkuk にある飛行場では、イラク空軍の No.3 Sqn. が ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) プラットフォームとして Cessna 208 Caravan を飛ばしている。以前は民間契約業者が機体のメンテナンスを担当していたが、発進・回収・飛行前点検・整備点検をイラク軍の担当者が受け持つようになった。ただ、英語が分からない上に西側仕様の機体に馴染んでいないことから、これだけでも簡単な仕事ではなかったとのこと。機体は基本的な内容にとどまっているが、監視用の機器は最先端のもの。GPS も、イラク空軍の整備担当者にとっては初体験。それを、前政権時代に使用していた旧ソ聯製機の経験しか持たない設備と要員が整備することになる。そのため、膨大な量のマニュアル (TO : Technical Order) と格闘しながら整備について学習、次はその機体を使って Kirkuk と Basra を結ぶ石油パイプラインの監視飛行をフルタイムで実施することになる。部品が壊れて飛べなくなった機体が出たときには、イラク軍の整備要員は思案の末、他の機体から同じ部品を持ってきて飛べる状態に戻した後、代わりの部品を註文して解決した。このように学習を進めながら、イラク空軍の "西側化" を進めているというわけ。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/24)
23 日、アフガニスタンの Asadabad と Bermel で、米空軍の F-15E が GBU-31/B と GBU-38/B で敵を爆撃。Bar Kowt、Khowst、Shkin に米空軍の F-15E が、Orgun-E に仏空軍の Mirage 2000 が、Mita に米空軍の A-10 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 48 件、ISR ミッションは 12 件。
イラクでは、米空軍の F-16 が As Sadiyah と Baqubah に出動。この日の近接航空支援ミッションは 54 件、ISR ミッションは 27 件、戦術偵察ミッションは 4 件。
今日のイラク (AFPS 2008/6/24)
Mosul で聯合軍が、アルカイダ関連組織のメンバーと交戦、"emir" とその他 3 名が死亡した。うち 2 名は自爆ベストを作動させようとして射殺された。また、Mosul 南西ではテロ活動容疑で 2 名、Tikrit でも 2 名、Baghdad で 5 名を拘束。Baghdad の Karadah 地区では、"special groups" の首領など、関係者 4 名を拘束。
23 日、警察と米軍が New Baghdad 地区で AK-47、RPG 発射器、120mm 迫撃砲弾、104mm 砲弾、155mm 砲弾、82mm 迫撃砲弾、弾薬 500 発を発見。Mosul では、テロ組織の違法法廷でアドバイザーを務めていた人物を聯合軍が拘束。Baghdad の Karadah 地区では、聯合軍が爆弾攻撃の容疑者を拘束。Baghdad では別件で、誘拐などの計画立案を担当していた容疑者など 2 名も拘束した。Tarmiyah でも 1 名を拘束。
22 日、Balad でお尋ね者など 2 名を拘束、さらに敵 1 名が交戦で死亡。民間人の殺害や路傍爆弾設置に関わっていた組織の関係者。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/23)
22 日、アフガニスタンの Bari Kowt で米空軍の F-15E と A-10 が、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B、500lb 爆弾で敵を爆撃。Sangin では、友軍と交戦中の敵を米空軍の MQ-9 が GBU-12/B で爆撃。De Maymand では、敵のロケット発射陣地を米空軍の B-1B が GBU-31/B で爆撃。Bari Kowt、Sar Hawzeh、Shinkay、Tarin Kowt に米空軍の F-15E が、Sar Hawzeh に米空軍の A-10 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 56 件、ISR ミッションは 12 件。
イラクでは、Al Amarah に米空軍の F-16、米海軍の F/A-18C、英空軍の Tornado GR.4 が出動。Baqubah では米空軍の F-16 が、IED を GBU-12/B で爆撃・破壊。この日の近接航空支援ミッションは 72 件、ISR ミッションは 25 件、戦術偵察ミッションは 8 件。
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/6/23)
Helmand 省の Reeq 地区で、聯合軍が軍閥の首領を捜索する作戦を実施。件の首領は、外国人テロりストの手引きや武器の密輸に関わっていたとされる。捜索中に、武装した敵が戦闘態勢をとるのを発見して攻撃、複数の敵が死亡したほか、拘束された者も。また、AK-47 自動小銃、弾薬、弾薬ベストを発見。Sangin 地区では、アフガニスタン軍のパトロール隊が、村落の近くに迫撃砲を据え付けている敵を発見、その敵がパトロール隊に対して小火器と RPG で攻撃を仕掛けてきた。そこで婦女子を避難させた後で航空攻撃を実施、複数の敵が死亡、敵陣 2 ヶ所を破壊。
Ghazni 省 Andar 地区では、複数の作戦を実施して 2 名を拘束。Paktika 省の Zerok 地区では 20 日、聯合軍のパトロール隊が、待ち伏せ攻撃を仕掛けてきた一群の敵と交戦。陸と空からの攻撃により敵 55 名が死亡、25 名が負傷、3 名が拘束された。現場は Zerok と Orgun を結ぶ主要幹線道路沿い。死亡した敵の中には、軍閥組織の首領 3 名を含む。
今日のイラク (AFPS 2008/6/23)
MNC-I (Multinational Corps Iraq) 司令官の Lloyd J. Austin III 米陸軍中将によると、イラクで 1 週間の間に発生する攻撃事件の数は 2007 年 6 月の 1,200 件から 200 件に減り、路傍爆弾攻撃の数は 70% 減、聯合軍部隊が発見した武器集積所の数は 85% 減とのこと (訳注 : イラク軍や警察が発見した分はどうなんだ ?) とのこと。ただ、こうした治安状況の改善は "壊れやすい" として、楽観論には釘を刺している。
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こぼれ話
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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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