今週の軍事関連ニュース (2008/07/01)
 

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一般ニュース

KC-X の続き
  • 米 GAO (Government Accountability Office) は KC-X の機種選定過程について、67 ページの公式報告をリリースした。その報告書の中で、Northrop Grumman が提案していた KC-30 の採用を決める過程で不公正につながる複数のエラー (a number of prejudicial errors) があった、と指摘、「Northrop Grumman の提案は技術的に受容可能であった」「Northrop Grumman の提案の方が優れていた」「KC-X のコンペティションはオープン、かつ透明性を備えたものだ」とする空軍の説明に対して疑義を呈した。また、コスト計算についてもエラーがあり、それによって Northrop Grumman が Boeing を押し出す結果になったとしている。
    ただし、GAO が認めたのはこうした機種選定過程におけるエラーの存在であり、それ以外の点について Boeing が申し立てていた件、つまり KC-30 に対する KC-767 の優位性に関する主張については却下している。それでも GAO は、Boeing に対して相応の "受注獲得のチャンス" があったと考える、とまとめた。(GAO & Washington Post via Defense-Aerospace.com 2008/6/26)
  • この報告を受けて Boeing では、「異議申立を行ったことの正当性が認められた。不備がある機種選定によって KC-30 の採用を決めたということであり、KC-767 の優位が認められたものだ。機種選定の不備がなければ KC-767 が採用されていた」とする声明を出した。一方、Northrop Grumman はというと、「空軍の決定に対する支持を継続する。そして、KC-X 計画を次のステップに進めてくれるものと期待する。GAO の報告書は、機体の能力についての問題を反映していたわけではない。複数の分野について、空軍の選定に対して異議を申し立てる余地がなかったと GAO も認めている」「新型給油機は今すぐ必要とされており、弊社はそれを提供できる」という声明を出した。(Boeing & Northrop Grumman via Defense-Aerospace.com 2008/6/26)
  • さらに Northrop Grumman は翌日、各方面の報道で GAO の報告書が「機種選定過程におけるエラーの存在」と「Boeing にもチャンスがあると考える」とした部分を取り上げているのに対して、反論するプレスリリースを出した。主なポイントは以下の通り。
    • 件の報告書で言及している「個別の機体の利点について評価したものではない」とする点を強調して、GAO の報告書は KC-30 の優位を認めたものだと主張
    • Boeing が異議申立で取り上げた 118 点のうち、GAO が認めたのは 8 点のみであると主張
    • 機体の能力面や過去の実績に対する空軍の評価については、GAO も正しいと認めていると主張
    • 戦闘任務における給油機の運用についてシミュレートした空軍の IFARA (Integrated Fleet Aerial Refueling Assessment) についても、GAO は内容の妥当性を認めていると主張
    • 費用面、特にライフサイクルコストについて、GAO は接戦であるとしているが、それでも Boeing のリスクを高く見積もった空軍の判断に異議を唱えたものではないと主張
    (Northrop Grumman via Defense-Aerospace.com 2008/6/27)
  • Robert M.Gates 国防長官は、国防総省と空軍の KC-X 担当者を招集、25 日に今後の対応について協議する会合を開いた。一方、議会では Boeing を支持する議員が国防長官に対して、"機種選定の誤り" が生じた理由について説明するよう求めている。(DefenseNews 2008/6/25-26)

THAAD 要撃成功 (MDA & Lockheed Martin via Defense-Aerospace.com 2008/6/26, Raytheon via Defense-Aerospace.com 2008/6/27)
米ミサイル防衛局 (MDA : Missile Defense Agency) は PMRF (Pacific Missile Range Facility, Kauai, HI) で、弾頭分離型のミサイルを標的とする THAAD (Terminal High Altitude Area Defense) ミサイルの試射を成功裏に実施したと発表した。要撃高度は成層圏内。標的は C-17A から空中投下した後でエンジンに点火・発進して、その 6 分後に移動式発射器から THAAD を発射、要撃に成功した。2001 年以降に実施した 43 回のミサイル要撃試験のうち、35 回目の成功。THAAD に限定すると 6 回のうち 5 回目の成功となる。ちなみに、過去の記録は以下の通り。
  • 2005/11 : ミサイル単体の飛行試験を成功裏に実施
  • 2006/5 : THAAD Weapon System (FCS (Fire Control System), レーダー, 発射器, 迎撃ミサイル) のインテグレーション完了
  • 2006/7 : 成層圏上層で、弾頭一体化標的の要撃に成功
  • 2006/9 : WSMR (White Sands Missile Range) で実施した試射は、標的ミサイルの不具合により、THAAD の発射前に中止決定。これは失敗にカウントしているが、THAAD の地上システムによるターゲットの挙動捕捉は問題なかったとされる
  • 2007/1 : 成層圏上層で、Scud を想定した弾頭一体化標的の要撃に成功。PMRF で実施した最初の試射
  • 2007/4 : 成層圏中層で、Scud を想定した弾頭一体化標的の要撃に成功。PMRF で実施した最初の試射
  • 2007/6 : 成層圏低層で、ミサイル単体の飛行試験を成功裏に実施
  • 2007/10 : 成層圏外で、Scud を想定した弾頭一体化標的の要撃に成功
  • 2008/6 : 成層圏上層で、弾頭分離型標的の要撃に成功 (今回のもの)
今回の試射で設定した目標は、「より現実的な環境での要撃実施」「THAAD が搭載するソフトウェアによる、目標捕捉・追跡・要撃地点計算の実証」「弾頭分離型ターゲットの要撃」の 3 点。従来の試射では弾頭とミサイル本体が一体化した標的を使用しており、分離型は今回が初めて。検証項目は以下の通り。
  • 隣接するキャニスターからミサイルを発射したときの影響
  • 発射器・射撃管制システム・レーダーを運用する要員の能力
  • その AN/TPY-2 レーダーによる目標捕捉・弾頭の識別・追跡・射撃管制システムへのデータ提供
  • システムとミサイルの間の通信
運用手法については、陸軍の防空学校 (US Army Air Defense School) で教育している内容に合わせており、THAAD のオペレーターは標的の発射時刻を知らされずに要撃を実施。システムは半自動モードに設定して、要員が自ら操作する形で要撃を実施した。これも、試射の現実味を増すための設定。使用したソフトウェアは、Raytheon と Lockheed Martin の共同開発。
なお、THAAD 以外に USS Lake Erie (CG-70) も試験に参加、THAAD システムからトラッキング キューを受け取り、自ら AN/SPY-1 レーダーで標的を追跡して SM-3 の模擬発射を実施した。
MDA では 2008 年中にもう一度、PMRF で THAAD の試射を計画している。すでに最初の実戦部隊はテキサス州の FOrt Bliss で編成済み、実戦部隊に配備する量産型 THAAD システムについては 2006 年末に 2 個高射隊分を発注済み。第一陣のデリバリーは FY2009 中に実現する予定。

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/6/27)
  • 米上院は、総額 1,650 億ドルにのぼる戦時補正予算をまとめて、大統領に送付。MRAP の調達に 17 億ドルを割り当てたほか、C-17 や V-22、C-130 の調達も盛り込む。また、すでに 10 年間で 300 億ドルを支出することになっているイスラエル向けの軍事援助 (訳注 : FMF) について、議会は 1 億 7,000 万ドルの上積みを承認。
  • 台湾は、当初の予定通りに光華 24 演習の第 1 フェーズ (コンピュータ シミュレーション演習) を実施する。ただし、実射演習については 9/22-26 まで先送りした。
  • アメリカがイギリス国内に配備していた、核兵器の撤去が完了した。
  • Mike Turner 氏に代わる BAE Systems の新 CEO に、現 COO の Ian King 氏が就任することになった。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/27)
  • 米陸軍は、FCS (Future Combat System) の Spin Out 1 について、IBCT (Infantry Brigade Combat Team) に優先配備することを明らかにした。以前の予定では、当初の配備先は HBCT (Heavy Brigade Combat Team) となっており、IBCT 向けは 2011 年から配備する予定だったので、3 年間の繰り上げとなる。これは、実戦経験により歩兵部隊に対する必要性の方が高いと認識したためで、Total Force の考え方に基づき、現役・予備役の両方が配備対象になる。過去 5 年間にわたる IBCT の戦闘経験によって判明した能力ギャップを埋めるために、FCS の Spin Out を使って能力向上と生存性向上を図る、という説明。「現場の兵士や指揮官から聞き取り調査を行い、彼等が必要とするものを提供する」とは参謀総長・George W. Casey, Jr. 大将の弁。
    導入する具体的な装備としては、UGS (Unattended Ground Sensor, Tactical と Urban の両方)、NLOS-LS (Non Line of Sight-Launch System(、HMMWV 用のネットワーク機器、Class I Block 0 UAV (Unmanned Air Vehicle)、SUGV (Small Unmanned Ground Vehicle) を挙げている。すでにイラクやアフガニスタンで SUGV のテスト版を実戦投入しており、その他のロボット兵器と合わせて、バンカー、洞窟、建物、地雷原、IED などの掃討に活用中。さらに Class I UAV こと MAV (Micro Air Vehicle) も、下級部隊向けの ISR (Intelligence, Surveillance, and Reconnaissance) 資産として実戦投入が始まっている。
    7 月からテキサス州の Fort Bliss で IBCT による P-LUT (Preliminary - Limited User Test) が始まる予定。もともと HBCT による LUT を予定していたが、これを IBCT 向けに切り替えた。これによって、教義・組織・訓練・装備の開拓作業をサポートする。(US Army)
  • 米統合参謀本部議長の Mike Mullen 海軍大将は訪問先のドイツで、「来年の政権交代に備えて、統合参謀本部ではスムーズな移行を実現するための準備を始めている」と説明した。ただ、あくまで軍は政治的中立性を保つべきである、とも念を押しており、誰が次の最高指揮官になっても、最善の助言をするのが自分の仕事である、とした。(DoD)
  • 台湾の馬英九総統は、William Perry 氏 (元米国防長官) 率いる 11 名の訪台団 (National Committee on United States-China Relations による) と会談、今後も堅固な軍事力を維持するために、必要な装備を調達するための予算割り当てを継続すると表明した。アメリカでは、「台湾がアメリカに対して、中国との直接対話を控えているので兵器調達の先送りを要請した」「米国務省は、中国との直接対話を控えている台湾向けの兵器輸出案件を差し止めた」(後者は DefenseNews.com による) といった報道が出ているが、馬総統は「安全保障面における最重要の同盟国であり、貿易面のパートナーでもあるアメリカとの関係を強化する」と発言している。(Taiwan Headlines)
  • 英 NAO (National Audit Office) は英空軍の C-130 フリートについて、規模の縮小や、整備・アップグレードの必要性が増している一方で、イラク・アフガニスタンで人員や貨物を輸送するために同機を必要としている状況があり、過負荷になっているとする報告をまとめた。要点は以下の通り。
    • 不整地離着陸、空中投下任務、長距離空輸から短距離空輸への変化、といった負荷要因により、整備コストの上昇、機体の疲労、主翼の寿命短縮、といった問題につながっている
    • 手持ちの機体の中から 2006 年に 4 機、2008 年にも 5 機の C-130K が退役する予定で、後者は 2010 年の当初予定より 2 年も早い退役
    • もっと新しい C-130J についても、主翼の疲労が進んでいる。イラクやアフガニスタンに展開している C-130J は、スペアパーツ不足によって年間平均 24 日間も飛べない日があり、さらに技術要員も不足している
    • こうした前線での負荷が、後方での訓練飛行を不十分に行えない問題につながっており、イラク・アフガニスタンでは月間 60 時間飛んでいるのに、本国の訓練部隊では月間 13 時間しか飛んでいない
    • シミュレータは実機の改修やアップグレードを完全に反映できていないので、実機のフライトを 100% 再現するのは不可能
    • 結果として、搭乗員のスキル不足という問題を引き起こしている。
    • A400M の配備を受けて C-130K を退役させて、さらに C-130J の主翼が予定より早く疲労を進行させているため、将来的に固定翼輸送機の戦力不足が見込まれる
    この報告に対して Baroness Ann Taylor 装備調達担当相は、「C-130 は 1 日に 40 回程度のフライトをこなして重要な輸送任務に従事している」「C-130 の稼働状況は見込み通りである」「スペアパーツの供給速度については改善した。2006 年 5 月に BAE Systems との間で、オプテンポに合わせた供給を行えるように契約を締結済み」「C-17A×2 機を追加して空輸戦力を強化した。これにより、C-130 は長距離飛行任務から解放されて短距離飛行任務に回されている」「通信システムや自衛装備については、産業界と協力して、作戦への影響を最低限にとどめながら導入する作業を進めている」と説明している。(National Audit Office, MoD UK)
  • 6/23-24 にかけて韓国の群山 AB で、米軍の第 8 工兵大隊 (8th Civil Engineer Squadron) と韓国陸軍が合同で、基地の作戦能力を維持する目的の NBC 対策訓練を実施。その際に韓国陸軍が、NBC 偵察用として、生物兵器探知機材を積み込んだ回転翼 UAV×2 機を持ち込んだ。(USAF)
  • 国防総省からリソース捻出を求められた米空軍資材軍団 (AFMC : Air Force Materiel Command) は、手持ちの T&E (Test and Evaluation) リソースについて整理統合を図ることで、年間 4 億ドルの経費節減が可能、とする提案を出していたが、これについて RAND Corp. が研究結果をまとめた。AFMC の提案では、フロリダ州の Eglin AFB で実施している試験・評価作業を限定的なものにとどめて、同地の 46th TW (Test Wing) をカリフォルニア州の Edwards AFB に移駐、412th TW に統合すべし、としていたが、これについては 46th TW と 53rd WG が整備面のリソースを共用している実情を指摘、移駐させればこのメリットを放棄することになるとした。また、AFMC が保有する資産の中には代わりがないものもあるので、そうした施設を閉鎖するのは非現実的である、ともいっている。このほか、Edwards AFB への移駐によって西海岸方面での試験飛行が増えることによる、NAS Point Mugu と NAWC China Lake といった海軍の試験施設に対する影響や、弾薬やセキュリティ システムの試験に使用している Eglin AFB の施設を維持する必要性、といった点についても指摘。AFMC の提案を実行に移せば、装備開発計画に必要な試験のスケジュール遅延やコスト上昇といった問題がある、とまとめた。これを受けて空軍では、装備近代化に影響しない形でコスト削減を図る方向。(RAND Corp.)
  • ニュージーランドの会計監査当局は、軍の装備調達計画に関する報告をまとめた。コスト、スケジュール、要求仕様の変更といった点に関する監査を実施しようと企図していたが、国防省から十分な情報が得られず、監視・報告すべき調達プロセスに関する合意もまとまらなかった等の事情により、監査が不十分な結果に終わったとしている。そして、国防省は装備調達計画をうまく切り回していると主張しているが、それであれば、それに関する報告をちゃんとできなければならない、それが閣僚や議会に対する説明責任というものである、と指摘した。これに対して国防省は、最善の手法を実現するために会計監査当局とともに作業を進めていく、とする声明を出している。ただし、見積もりを改良する機会を特定できたとしつつも、その一方で、当初の見積もりと最終結果の間に食い違いが生じるのは避けられない、ともいっている。その理由としては、何が利用可能なのかによって要求仕様を見直している、プロジェクトの初期段階では能力面の定義が確定していない、変動の影響を受けやすい外貨建ての調達、などの点を挙げている。(Auditor-General New Zealand, New Zealand Defence Forces)

今日の小ネタ
  • アメリカの最高裁判所は、下級裁が米海軍に対して、カリフォルニア州南部沖合における中周波アクティブ ソナーの使用について制限を課する内容の判決を下していた件について、改めて審理を実施する件に合意した。これについて米海軍は「歓迎する」としている。(AFPS 2008/6/26)
  • Mike Mullen 統合参謀本部議長が、AFRICOM の立ち上げ進展状況について検討するために、ドイツの Kelley Barracks を訪問した。2007/10/1 に発足した AFRICOM は現在、EUCOM のサブコマンド扱いで、2008/10/1 に予定している FOC (Full Operational Capability) 達成に向けて準備作業を進めているところ。(AFPS 2008/6/26)
  • ロシアはトルクメニスタンに対して、Smerch 多連装ロケット×6 システムを輸出することになった。(DefenseNews 2008/6/26)

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産業・装備・調達

汎地球鷹 (AFNews 2008/6/27)
RQ-4 GLobal Hawk のブロック 20 が、6/30 に Bealse AFB に到着する。ブロック 20 は翼幅を 15ft 延長して 131ft としたほか、ペイロード増加 (2,000-3,000lb) とロイター時間の延長、発電能力の強化 (1.5 倍) などを図った機体。
前モデルのブロック 10 は現在、7 機を配備済み。センサーとしては、EO/IR (Electro-Optical/Infrared)、合成開口レーダー (SAR : Synthetic Aperture Radar)、限定的 SIGINT 能力を備える。ブロック 20 では EO/IR/SAR の性能向上に加えて、SIGINT についても探知可能距離を延伸しているほか、"plug and play" 方式で新型のセンサーや通信機器を増設可能。この後にはブロック 30 とブロック 40 が控えているが、登場は 2011 年以降になる。
RQ-4 も、MQ-1 や MQ-9 と同様にアメリカ本国から遠隔管制が可能で、Beale AFB から指揮する。2007 年にカリフォルニア南部で山火事が発生したときには、Beale AFB から発進した RQ-4 が火災発生地点の特定に活躍した。

今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/27)
  • Lockheed Martin Space Systems Co. (Littleton, CO) は米空軍から、ELC (Evolved Expendable Launch Capability) に関する修正契約を $1,383,886,398 で受注した。FY2008 のうち最後の 2 ヶ月分について、サポート契約期間を延長するもの。オプション契約として、FY2010 分を設定。標準仕様、あるいはミッションごとに異なる、インテグレーション、開発、システム エンジニアリング、プログラム管理、輸送、打ち上げ・射場運用を担当する案件で、場所は Cape Canaveral AFS (Air Force Station) と Vandenberg AFB。SMC (Space and Missile Systems Center), Space Launch and Range Systems Material Wing (LR), El Segundo, CA (FA8816-06-C-0002/P00076) [訳注 : 2009/9/30 終了とあるので、FY2009 の間違いくさい]
  • American Government Services (McLean, VA) は米空軍から、軍用の実験的センサーを民間の衛星に搭載して打ち上げに供し、有用性を検証・評価する業務を、$6,500 万ドルで受注した。2010 年の打ち上げ予定。SMC/XRC, El Segundo, CA (FA8814-08-C-0001)
  • Softchoice Corp. (Reston, VA) は米空軍から、Military Health System で使用する Microsoft 製ソフトウェアの SA (Software Assurance) 契約と追加ライセンス契約を、$29,831,446 で受注した。EA (Enterprise Agreement) の対象となるのは、Navy Medical Services、DoDMERB (DoD Medical Evaluation Requirements Board)、FHP (Force Health Protection)、JMIS (Joint Medical Information Systems)、TMA (TRICARE Management Activity)。HQ 754th ELSG/ESS, Maxwell AFB - Gunter Annex, Gunter, AL (FA8771-08-F-8105)
  • Raytheon Co. (McKinney, TX) は米空軍から、アメリカ国内外で実施する MTS-A (Multi-Sensor System - A) と MTS-B のサポート業務を、$11,471,959 (not-to-exceed) で受注した。スペアパーツや補修用パーツの供給、コンフィギュレーション管理、マニュアル用のデータ提供、ソフトウェアのメンテナンス、FSR (Field Services Representative) 派遣などを実施する。658th Aeronautical Systems Squadron, Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-06-G-4041/DO 0007)
  • Lear Siegler Services Inc. (Gaithersburg, MD) は米空軍から、州兵航空隊 (ANG : Air National Guard) の海外展開をサポートする業務の期間延長分に関する修正契約を、$11,450,000 で受注した。3 ヶ月の延長。Oklahoma City ALC (Air Logistics Center), 727 ACSG/PKC, Tinker AFB, OK (FA8106-07-C-0004-P00028)
  • TW and Company (Lanham, MD) は米空軍から、アメリカ本土にある空軍の施設 17 ヶ所で実施する警衛業務 (入退出管理、車両検査、訪問者対応) を $5,905,235.16 で受注した。AETC CONS/LGCD, Randolph AFB, TX (FA3002-07-D-0024-0002-02)
  • Northrop Grumman Systems Corp. (Bethpage, NY) は米海軍から、E-2C グループ II×1 機を HE2000 (Hawkeye 2000) 仕様にアップグレードする作業を $37,988,612 で受注した。エジプト向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00421-05-G-0001)
  • Northrop Grumman Systems Corp. (Bethpage, NY) は米海軍から、T-56-A-427A エンジンとスペアパーツに関する修正契約を、$36,330,140 で受注した。E-2D Advanced Hawkeye の前量産型 (Pilot Production Aircraft)×3 機で使用するもの。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-03-C-0057)
  • General Electric Aircraft Engines (Lynn, MA) は米海軍から、F/A-18E/F に装備する F414-GE-400 エンジンを対象とする、Component Improvement Program 関連のエンジニアリング サービス業務と ILS (Integrated Logistics Service) について、修正契約を $21,948,825 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-06-C-0088)
  • McDonnell Douglas Corp. (St. Louis, MO) は米海軍から、T-45 Goshawk の機体とシミュレータを対象とする、ECP (Engineering Change Proposal) 242R1 と ECP-242R2 RAMP (Required Avionics Modernization Program) の適用に関する修正契約を $19,220,000 で受注した。シミュレータ用のレトロフィット キット×2、レトロフィット キットのスペア×23 セット、ILS、梱包・保管・輸送、支援機材、関連データ、マニュアルなどで構成。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-05-C-0025)
  • Dynamic Flowform (Billerica, MA) は米海軍から、Mk.6 Polar Cat Rocket Motor Program で使用するロケット モーターのケーシングを、$10,544,156 で受注した。これは LC-130 で使用する JATO のこと。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Indian Head, MD (N00174-08-D-0012)
  • Aeroflex Powell Inc. (dba Aeroflex Cupertino, Cupertino, CA) は米海軍から、Expeditionary Electronic Warfare System で使用する電子機器試験機材・AWG (Arbitrary Waveform Generator) を $9,995,000 で受注した。機材の試験や故障箇所の探索を行うため、反復して、あるいは単発で電磁波を発生させる機材。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Crane Division, Crane, IN (N00164-08-D-WQ07)
  • ITT Avionics と Northrop Grumman Corp. のジョイント ベンチャー、ITT Electronic Systems, Electronic Warfare Systems (Clifton, NJ) は米海軍から、AN/ALQ-165(V) 電子戦装置の WRA (Weapons Replaceable Assemblies) と SRA (Shop Replaceable Assemblies) を RFI (Ready-For-Issue) 状態に維持するための、補修・サポート・較正・再パッケージ業務を $9,932,792 で受注した。また、システムの機能に関する照会対応、運用・改修・ソフトウェア サービス・メンテナンス・訓練に関する技術的支援も実施する。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-06-G-0011)
  • Caterpiller, Inc. (Mossville, IN) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、海兵隊向けのローダー (multi-terrain loader) と関連ツールを $15,836,939.00 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM500-01-D-0059-0177)
  • Total France (Paris La Defense Cedex, France) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、カタールの Al Udeid で実施する米空軍向け航空燃料油の供給業務を、$5,314,814.50 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-1016)
  • MBH Ventures (San Antonio, TX) は米陸軍から、テキサス州の Fort Bliss (El Paso, TX) に BCT (Brigade Combat Team) 向けの施設 2 棟を建設する作業を $9,400,777.00 で受注した。整地・舗装・路面マーキング・排水施設・照明なども担当する。Army Engineer District Galveston, TX (W912HY-07-D-0004)
  • Acc Construction (Augusta, GA) は米陸軍から、ケンタッキー州の Fort Campbell に機材整備施設を建設する作業を、$45,242,184.00 で受注した。Army Corps of Engineers, Louisville District, Louisville, KY (W912HN-07-D-0042)
  • Lakeshore Engineering Services, Inc. (Detroit, MI) は米陸軍から、ニューメキシコ州の WSMR (White Sands Missile Range) に工兵大隊用のオペレーション施設関連インフラを整備する作業を、$21,480,778.00 で受注した。整地・舗装・排水施設・上下水道・天然ガス供給設備・電力/通信用管路などが対象。Army Corps of Engineers District, Fort Worth, TX (W9126G-06-D-0055/Task Order 0003)
  • Chrysler International Corp. (Auburn Hills, MI) は米陸軍から、民間仕様の Wrangler, TJ-L Jeep とスペアパーツ一式を $6,149,750.00 で受注した。エジプト陸軍向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件。TACOM (Tank & Automotive Command), Warren, MI (W56HZV-08-C-0438)
  • Raytheon Co., Integrated Defense Co. (Andover, MA) は米陸軍から、Patriot 地対空ミサイルのレーダー×6 セットをコンフィギュレーション 3 仕様にアップグレード改修する案件を、$76,463,030.98 で受注した。クウェート向け。AMCOM (Aviation & Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-07-C-0151)
  • Caelum Research Corp. (Rockville, MD) は米陸軍から、データベース管理、ネットワーク サポート、コンピュータのプログラミングといった IT 関連サポート業務を、$13,237,185.39 で受注した。オプション契約になっていた 6 ヶ月分で、実施場所はニューメキシコ州の WSMR (White Sands Missile Range)。Army Contracting Agency, White Sands Missile Range, NM (DABK39-03-C-0053)
  • Navistar Defence, LLC (Warrenville, IL) は米陸軍から、MRAP (Mine Resistance Ambush Protected) 向けのコンポーネントを $15,124,743 で受注した。内訳は以下の通り。
    • 空調用コンプレッサー×1,426 (NSN 4120-01-555-5459, $556.11)
    • 空調用凝縮器×1500 (NSN 4130-01-562-3925, $1,653)
    • 空調用ブロアー (NSN 6105-01-562-3922, $4,378)
    TACOM (Tank & Automotive Command) LCMC (Life Cycle Management Command), Warren, MI (W56HZV-08-C-0483)
  • Navistar Defence, LLC (Warrenville, IL) は米陸軍から、MRAP (Mine Resistance Ambush Protected) 向けのコンポーネントを $6,777,410.96 で受注した。内訳は以下の通り。
    • ホイール×2,000, タイヤ×2,000 (NSN 2530-01-555-5456, PN 2596798C91L)
    • スターター×18 (NSN 2920-01-555-5458, PN 3610516C92)
    • 発電機×16 (NSN 6115-01-555-5460, PN 3819829C91)
    TACOM (Tank & Automotive Command) LCMC (Life Cycle Management Command) (W56HZV-08-C-0500)
  • Hamilton Sundstrand (Windsor Locks, CT) は米陸軍から、CP-1446/A 飛行制御用コンピュータ×187 セットを $7,925.644.00 で受注した。最終的に 950 セットを調達する予定。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-08-D-B411)
  • Express Scripts, Inc. (St. Louis, MO) は TRICARE Management Activity から、TPharm (TRICARE Pharmacy Program Services) の契約を受注した。既存の TMOP (TRICARE Mail Order Pharmacy) と TRRx (TRICARE Retail Pharmacy) を一本化した契約。初年度に処方する医薬品は総額 7,800 万ドルにのぼる見込み。2008/6/27-2009/8/31 までの基本契約に加えて、1 年単位のオプション契約 5 年分を設定。受注額は、基本契約分が $10,600,000、オプション契約分がすべて実現すると $2,789,723,926 (医薬品自体のコストを除く)。Department of Defense, TRICARE Management Activity (H94002-08-C-0003)
  • SRATS, Inc. (Mapleton, UT) は米特殊作戦軍団 (USSOCOM) から、オフロード用兵站支援車両 (enhanced logistics support off-road vehicle)×18 両、スペアパーツ、サポート要員派遣業務を、$5,950,000 (not-to-exceed) で受注した。U.S. Special Operations Command Procurement Division (H92222-08-C-0028)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/27)
  • Airbus Military は 26 日、最終組み立てラインがあるスペインの Seville で Juan Carlos I 国王を迎えて、A400M 初号機のロールアウト式典を開催した。既報のように、2003 年に Airbus Military と OCCAR (Organisation Conjointe de Coordination en matiere d'Armement) が契約を締結した時点でのローンチ カスタマーは、ベルギー、フランス、ルクセンブルク、ドイツ、スペイン、トルコ、イギリスの 7 ヶ国・合計 180 機。後にマレーシアと南アフリカが加わり、合計 192 機の受注に増えた。EADS の CEO・Louis Gallois 氏は「この機体で輸送機の新しい標準を作る」とスピーチ、さらに追加の受注獲得にも期待感を示した。イギリスの Baroness Taylor 装備調達担当相も、「A400M の導入によって、軍を世界各地に迅速に展開できるようになる」とスピーチ。ペイロード 37t、空挺部隊なら 116 名を搭載可能、最大航続距離 4,700nm。パワープラントの TP400 ターボプロップは、IPT (Industria de Turbo Propulsores)、MTU Aero Engines、Rolls-Royce、Snecma で構成する Europrop International が手掛けている。(EADS, MoD UK, Snecma)
  • Boeing が米空軍から 11 億ドルで受注した KC-135 のデポ整備案件について、先に GAO (Government Accountability Office) から異議申立を却下された AAII (Alabama Aircraft Industries, Inc.) は、連邦請求裁判所 (United States Court of Federal Claims) に提訴すると発表した。この件については、AAII が異議申立を行った後で GAO が同社の主張を部分的に認めており、Boeing が説明なく提示価格を変更した点を問題視したものの、最終的には Boeing の受注を正当として AAII の異議申立を却下している。これについて同社は、GAO が AAII の主張を認めた際に、空軍が何も是正措置をとらなかったのは問題だと主張している。また、KC-135 のデポ整備案件については、バイアスの存在、利害の抵触、調達における整合性の欠如といった問題点があると主張した。(AAII)
  • Kongsberg Defence & Aerospace はノルウェー軍の兵站部門から、ノルウェー海軍の対機雷戦艦艇に導入する新型の指揮統制 (Command & Control) システムと Dynamic Position システムに関する 2 件の契約を、総額 1 億 5,000 万クローネで受注したと発表した。期間は 4 年。(Kongsberg Defence & Aerospace)
  • エクアドル空軍が、インドの HAL (Hindustan Aeronautics Ltd.) が開発した国産ヘリ・ALH (Advanced Light Helicopter) こと Dhruv×7 機を 5,070 万ドルで発注することになった。競合したのは、イスラエルの Elbit、仏独の Eurocopter、ロシアの Kazan。二番手の Elbit より ALH の方が 32% も安い価格を提示していた由。数週間以内に契約に調印して、デリバリーは 6 ヶ月後に開始する予定。その HAL はインド軍向けにも 76 機のヘリを納入、さらに陸軍・空軍向けに 159 機を納入する予定になっている。(Press Information Bureau India)
  • Thales Australia は、オランダ国防省から 4x4 装甲車・Bushmaster×13 両を 1,500 万ドル (920 万ユーロ) で受注したと発表した (さらに、オプション契約分として 4 両の追加を設定)。2008/10/1 からデリバリー開始の予定。既発注分と合わせた累計受注は 49 両となっている。第一陣は 2006 年から納入してアフガニスタンでも使用しているが、その実績が評価されたのだ、というのが Thales Australia の説明。(Thales Australia)
  • オランダ海軍の機雷掃討艇・HNLMS Urk がスウェーデンの Karlskrona を訪問した。スウェーデン海軍も Koster 級に導入している、新型ソナーのデモンストレーションを行うのが目的。その際に、Kockums が開発した対機雷戦用 ROV (Remotely Operated Vehicle)・SAM 3 のトライアルを、両国が合同で実施した。このトライアルでは、スウェーデン、フィンランド、オランダの関係者に対して、最新型 SAM の情報や仕様に関する説明を実施した由。(Kockums)
  • FLIR Systems はコロンビア国防省から、STAR SAFIRE HD マルチセンサー ターレットを 670 万ドルで受注した。1 年以内に完納の予定。固定翼機に搭載して、対麻薬戦・対反乱戦に使用する。同社は 2001 年以来、合計 70 セットを超えるセンサー システムをコロンビア国防省に納入してきている。コロンビアの Bogota に設置した開発・整備拠点は、他国向けの熱線映像機材についても対象に加えるようになった。(FLIR Systems)
  • Northrop Grumman が米海兵隊向けに開発を進めている G/ATOR (Ground/Air Task Oriented Radar) が、同社 Electronic Systems Sector で実施していた予備設計審査 (PDR : Preliminary Design Review) を成功裏に終了した。G/ATOR は海兵遠征部隊が使用する移動式マルチミッション レーダーで、敵の航空機、巡航ミサイル、UAV、ロケット攻撃、迫撃砲攻撃、砲撃といった脅威に対して、探知・追跡・目標捕捉情報の提供を行う。また、航空管制の機能も担当する。PDR では、ハード/ソフトの両方について設計内容を検討したほか、コストやスケジュールといったプログラム管理面についても検討した。(Northrop Grumman)
  • Boeing は、T-45A Goshawk 訓練システムで使用する VMTS (Virtual Mission Training System) について、Elbit Systems に発注すると発表した。VMTS は、練習機で訓練を受けている搭乗員が空母搭載の戦闘攻撃機や電子戦機に転換するために必要となる、兵装・戦術面の訓練を実施するための機材。データリンク経由で地上から必要な情報を受け取り、レーダーによる対空/対地モード、兵装の運用、電子戦といった状況をシミュレートする。また、訓練に参加している他の航空機や地上の教官席ともネットワーク化する。これにより、仮想の敵に対してレーダーや兵装を使用する状況を訓練する仕組み。2012 年までに、試験用機×2 機と、さらに既存の練習機×18 機に対して VMTS を導入する。(Boeing)
  • BAE Systems は、オーストラリアの Tenix Defence を買収する作業が完了したと発表した。2008/1/18 に、7 億 7,500 万豪ドルで現金買収すると発表していたもの。BAE Systems ではオーストラリアを、6 ヶ所あるホーム マーケットのひとつと位置付けて重視している。買収完了後は、Adelaide に拠点を置く BAE Systems Australia の傘下で事業を継続する。この買収により、オーストラリアにおける BAE Systems の事業規模は従業員 5,500 名、年間売上 12 億豪ドルとなった。(BAE Systems)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/26)
  • Lockheed Martin Systems Integration - Owego (Owego, NY) は米海軍から、MH-60R に装備する Advanced Radar Periscope Detection and Discrimination System のSDD (System Design and Development) フェーズに関する修正契約を、$144,041,340 で受注した。設計・開発・インテグレーション・試験をカバーする。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-C-0005)
  • BAE Systems (Rockville, MD) は米海軍から、海兵隊が実施する OT&E (Operational Test and Evaluation Activity) に関する管理面・技術面のサポート業務を $94,000,000 で受注した。1 年単位のオプション契約 4 年分を設定、年間に最低 $1,000,000 の支払を実施する。ヴァージニア州 Quantico を初めとするアメリカ国内外の、陸上・洋上で実施する試験業務が対象で、個別にタスク オーダーを出す。Marine Corps System Command, Quantico, VA (M67854-08-D-6040)
  • BAE Systems, Electronics and Integrated Solutions (Nashua, NH) は米海軍から、AN/ALE-55(V) IDECM (Integrated Defensive Electronic Countermeasures) サブシステムの低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) ロット IV 分を、$31,923,195 で受注した。F/A-18E/F 搭載用で、EFC (Electronic Frequency Converter)×54 セットと FOTD (Fiber Optic Towed Decoy)×150 セットで構成する。さらに生産支援、試験結果の分析、物理コンフィギュレーション監査といった作業も実施する。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-C-0044)
  • Northrop Grumman Systems Corp. (Bethpage, NY) は米海軍から、E-2D Advanced Hawkeye の前量産型で使用する、スペアパーツに関する修正契約を $20,472,101 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-03-C-0057)
  • Base-X (Fairfield, VA) は米海軍から、砂漠用と森林用のカムフラージュ ネット (ULCANS : Ultra Light Camouflage Net System) を $7,998,375 で受注した。Federal Supply Schedule Contract GS-07F-0173J に基づく案件。見かけだけでなく、電子工学・赤外線・レーダーといったシグネチャも低減する。レーダー波散乱に使用する Type VI システムに分類される。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-08-F-3024)
  • Advanced Acoustic Concepts, Inc. (Hauppauge, NY) は米海軍から、SPVA (Sparsely Populated Volumetric Array) と TDCL (Torpedo Detection, Classification, and Localization System) の開発・製造に関連するエンジニアリング/テクニカル サービス業務を、$6,522,462 で受注した。SBIR (Small Business Innovative Research) フェーズ III 案件で、SPVA 用のセンサーと導入キット、TDCL のプロトタイプを製造・納入する。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$28,841,385。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-08-C-6252)
  • Benham Constructors, LLC (Oklahoma, OK) は米陸軍から、各種装甲板・金属素材仕上げ施設 (advanced metal finishing facility building) の建設と、地上支援機材整備施設などの移転作業を $55,117,614 で受注した。場所はジョージア州 Robins AFB。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-08-C-0031)
  • O'Brien & Gere Crowder (Charlotte, NC) は米陸軍から、日量 60 万ガロンの処理能力を持つ産業用排水処理施設の建設を、$23,552,000 で受注した。場所はアラバマ州の Anniston Army Depot。Army Corps of Engineers, Mobile, AL (W91278-08-C-0037)
  • M.A. Mortenson Co. (Minneapolis, MN) は米陸軍から、コロラド州 Fort Carson に師団司令部、装備品整備施設、工兵大隊施設を建設する作業を、$20,091,453 で受注した。Army Corps of Engineers, Omaha, NE (W912DQ-07-D-0053)
  • Raytheon Co. (Andover, MA) は米陸軍から、Patriot 地対空ミサイル用の追加アイテム (PATRIOT pure fleet 12-lot add-on items) を、$16,856,000 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-07-C-0151)
  • Red Sled, Inc. (Ft. Lauderdale, FL) は米陸軍から、スリング アセンブリを $6,480,640 で受注した。Army Joint Munitions & Lethality, Picatinny Arsenal, NJ (W15QKN-08-D-0448)
  • Interconn Resources, Inc. (Birmingham, AL) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・その他民間部局向けの天然ガス供給業務を $31,012,233 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-7506)
  • MxEnergy, Inc. (Stanford, CT) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・その他民間部局向けの天然ガス供給業務を $28,319,548 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-7516)
  • Bethel Industries, Inc. (Jersey City, NJ) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、空軍向けの戦闘服 (airmen battle uniform coats and trousers) を $13,730,220 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-07-D-1502)
  • McDonnell Douglas Corp. (Long Beach, CA) は米空軍から、C-17A を対象とする GSP (Globemaster III Sustainment Partnership) のオプション契約分を、$273,320,007 で受注した。FY2008・第四四半期を対象とするもの。機体に加えて、AMC (Air Material Command) と ANG (Air National Guard) 向けに palletized seat system を対象とするサポート業務も担当する。516 AESG/SYK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8614-04-C-2004/P00250)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/26)
  • Lockheed Martin は米空軍から、AGM-158 JASSM (Joint Air-to-Surface Standoff Missile) のロット 7 量産分・111 発、システム エンジニアリング業務、飛行試験のサポート業務を、総額 1 億 700 万ドルで受注した。1999 年の受注開始以来、これで累計受注は 1,053 発。そのうちロット 5 量産分については 2008 年中に完納の予定。最近、B-52H と B-1B を使って強化型地下バンカーや防空システムなどをターゲットとする JASSM のテストを実施、信頼性と能力を実証できたと説明している。弾頭には、貫通機能と爆風破片機能を兼ねるデュアルモード弾頭を使用、昼夜を問わず、全天候下で運用可能。誘導は GPS と赤外線シーカーの組み合わせ。プラットフォームは B-1B、B-52H、B-2A、F-16。F-15 への搭載も計画中。(Lockheed Martin)
  • Lockheed Martin は、Presidential Helicopter Integration Facility (Owego, NY) で、VH-71A の 2 号機に対するミッション システムのインテグレーションが進行中と発表した。過去 8 ヶ月の間に試験用機を合計 4 機、AgustaWestland の Yeovil 工場からメリーランド州の NAS Patuxent River に、C-17A で空輸搬入済み。そのうち 2 機は飛行試験中で、残り 2 機についてはミッション システムの導入を進めているところ。VH-71 は、大統領が登場する空中指揮機としての機能を持つため、所要のミッション システムを装備する必要がある。2 機のうち TV-4 は通信システムを搭載済みで、これから飛行試験を実施、ラボ試験で見込んだ通りの性能が出るかどうかを検証する。もう 1 機の TV-3 はインテグレーション作業中。今年中に、初期フェーズ (Increment One) で計画している 5 機が出揃う予定になっている。その Increment One で使用するミッション システム用のソフトウェアについては、コーディングが 98% まで進展。ニューヨーク州とメリーランド州にあるインテグレーション ラボで作業中。(Lockheed Martin) [コードを書いた後が大変なんじゃないのかなあ ?]
  • 市場調査会社の Frost & Sullivan は、ヨーロッパにおける車載型 ISTAR (Intelligence, Surveillance, Target Acquisition and Reconnaissance) 関連電子機器の市場予測に関する報告をまとめた。軍の装備近代化を受けて伸びが続くと見込んでいるが、その伸びをドライブする要因としては NCW (Network-Centric Warfare)、European Union Battle Group、NRF (NATO Response Force)、無人システムの勢力増大といったものを挙げている。売上予測は、2008-2017 年の総額が 54 億ドル。製品としては、電子光学センサー、赤外線センサー、航法システム、インターコムなどを挙げている。主要マーケットとしては、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダを挙げた。直面するであろう課題としては、厳しい予算状況や兵員数の削減を挙げているが、大きな影響はないとみている。 (Frost & Sullivan)
  • その Frost & Sullivan はもうひとつ、アジア太平洋地域における航空機搭載型 ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) レーダーに関する市場予測もまとめている。もっとも優先度が高い分野は AEW (Airborne Early Warning) 用のレーダー、次が MPA (Maritime Patrol Aircraft) 用のレーダー。2007 年に 3 億 8,100 万ドルの市場規模だったものが、2014 年には 4 億 3,200 万ドルに伸びると予測。軍の装備近代化を受けて、従来の PESA (Passive Electronically Scanned Array) より優れた能力を持つ AESA (Active Electronically Scanned Array) 型レーダーの導入が進むとみている。また、こちらでも NCW に向けて舵を切っていることが市場拡大要因になるという見方。NCW 化によって、より探知能力に優れたレーダーが必要になり、状況認識能力を高めるためにネットワーク環境の強化が必要になるというわけ。ただ、こうしたシステムはお値段も高いため、導入できる国は限られるとしている。また、この種のシステムは研究開発費も高くつくため、自主開発よりも他国からの輸入に依存する国が多いとした。(Frost & Sullivan)
  • ITT はスウェーデン軍国防資材局 (FMV : Forsvarets Materielverk) から、スウェーデン軍の沿岸監視用レーダー PS-870 (a.k.a. LCR2020) を対象とするアップグレード改修計画、REMO (Reliability and Modification) を 4,490 万ドルで受注した。処理装置、トランスミッター、アンテナ、ディスプレイをアップグレードするもので、COTS (Commercial Off-The-Shelf) 化を図り、信頼性と自律運用性を改善する。この REMO は、スウェーデンが進めている防空システム近代化プログラムの一環。以前に、アップグレード版のレーダーを設計するシステム エンジニアリング業務を対象として初期段階分の契約を 200 万ドルで受注しているほか、この後の追加契約も合わせると、総額 5,800 万ドルの案件になる。担当部門は、 ITT Electronic Systems, Radar Systems (Van Nuys, CA)。対象になる PS-870 は LCR (Land-based Coastal Radar) ともいい、1980 年代に導入、対水上・対空両用。(ITT)
  • General Dynamics Ordnance and Tactical Systems は米陸軍 JM&L LCMC (Joint Munitions & Lethality Life Cycle Management Command) から、155mm 砲弾 M795 で使用するメタル パーツを 2,380 万ドルで受注した。総額 1 億 5,180 万ドルの多年度契約のうち、第一陣にあたるもの。ペンシルバニア州 Scranton Operations の事業所で担当する。M795 High Explosive/High Fragmentation 弾は、M109A6 Paradin 自走榴弾砲、M198 牽引砲、M777 牽引砲で使用する。同社はこれ以外にも、大・中・商の各種口径に対応する砲弾・迫撃砲弾・銃弾、弾体、推進薬などを製造している。(General Dynamics Ordnance and Tactical Systems)
  • GE (General Electric) は、LM6000 ガスタービンの新バージョン、LM6000-PG (単一のアニュラー型燃焼室を装備) と LM6000-PH (低エミッション型) を発表した。LM6000-PG は 2010 年前半、LM6000-PH は 2011 年前半に登場する予定。いずれも、従来型と比較すると 25% のパワーアップ (55MW を発揮) と、コージェネレーションに使用する排気ガスエネルギーの 18% アップを実現、その一方で効率を 52-55% 高めており、その分だけ排ガスや燃料消費を抑制できるとしている。具体的な数字としては、年間に 33,000 バレル分の石油消費と 6,500t の CO2 排出を削減できるという説明。こうした性能向上は、CF6-80E や GE90 といった航空機用エンジン、LMS100 ガスタービンで実証済みの技術によるとした。この件に MTU Aero Engines はリスク/売上分担パートナーとして参画しており、13% のシェアを持っている。スペアパーツ販売も含めて、LM6000 関連で 12 億ドルの売上を見込んでいる由。なお、従来型の LM6000 シリーズはこれまでに 735 セットが稼働、累計運転時間は 1,600 万時間に達する。(MTU Aero Engines)
  • アメリカの DuPont とドイツの SFC Smart Fuel Cell AG は、DuPont が持つメタノール技術と SFC が持つ燃料電池技術を組み合わせた、可搬式燃料電池・M-25 が、米陸軍で限定導入されることになったと発表した。M-25 は通常型のパワーソースより 80% も軽く、しかもデジタル通信機や航法システムなど、広範な機器に対して 72 時間にわたり、電力を供給できるという説明。音を立てずに連続稼働が可能なので、遠隔地でバッテリを充電したり電力を供給したり、といった用途にも向くとしている。この M-25 の導入は、国防長官官房 (OSD : Defense Acquisition Challenge Program) が実施している DACP (Defense Acquisition Challenge Program) によって実現したもの。DACP とは、革新的でコストダウンを実現したテクノロジー、製品、プロセスについて、国防総省の調達プログラムに参入する機会を作るためのプログラム。2005 年 11 月に DuPont と SFC の採用が決まっていた。(DuPont)
  • Braintech, Inc. は、BAE Systems、PaR Systems、Carnegie Mellon University と組んで、ONR (Office of Naval Research) の AWA (Automated Weapons Assembly) 計画を担当することになったと発表した。これは、荒れた洋上にいる艦の上で保管コンテナから兵装のコンポーネントを取り出して、安全に組み立てを行うことを目指すプロジェクト。まずフェーズ I として 8 ヶ月間をかけて、分析・モデリング・シミュレーションを通じて、AWA のシステム コンセプトに関する実現可能性を実証する作業や、艦側に与える影響とリスクについて評価する作業を行う。現在は、艦上に 500-1,000 平方フィートのスペースを確保して、人手と時間をかけて、人間工学的リスクがある組み立て作業を人力で実施している状況。これを自動化してマンパワーを 25% 削減するとともに、利用可能な保管スペースの最大化や脆弱性の低減を図るのが AWA の狙い。そこで、Braintech がすでに民間の産業界で実績を挙げている、Vision Guided Robotics なる分野の経験を活用しようというわけ。なお、同社以外にも Foster-Miller と General Dynamics Robotic Systems が同様にフェーズ I 契約を受注しており、その中から勝者を選定して次のフェーズ II に進む。(Braintech)
  • BAE Systems は英国防省から、CLV (Command and Liaison Vehicle) こと Panther を対象とするサポート業務契約を、2,800 万ポンドで受注した。Panther SSA (System Support Arrangement) なる案件で、スルーライフ コストを抑えつつ稼働率を高めるのが目的。BAE Systems Land Systems は、自社が持つサプライチェーンを活用して Panther の稼働率を 90% に維持する責任を負い、それに対して国防省が報酬を支払う構図。イギリス本土だけでなく、ドイツや、カナダの訓練場に配備した車両も対象。Abbeywood に、DE&S (Defence Equipment & Support) と BAE Systems が合同事務所を開設して業務の拠点とする。
    最初に 21 ヶ月かけて、世界各地で訓練や実戦に使用する車両を対象としてコストと信頼性に関するデータを集めた上で、実際にサポート サービスを提供するフェーズ 2 に移る。5 年間のフェーズ 2 が満了した後は、車両の運用終了まで期限を延長することになる。性能や運用状況に関するデータ収集には、個々の車両が持つ HUMS (Health & Usage Monitoring System) を使う。
    英陸軍の各種車両のうち、こういった枠組みを導入するのは Panther が初めて。BAE Systems Land Systems では、今後はこうしたやり方が普通になるといっている。その Panther は 401 両を発注しており、そのうち 217 両がデリバリー済み、2009 年の夏に完納の予定。今回の契約でサポート体制ができたので、Panther の ISD (In Service Date) 実現を宣言できることになった。この Panther が、Land Rover、Saxon、一部の装軌式偵察車を代替する。(BAE Systems)
  • Lockheed Martin は米海軍 ONR (Office of Naval Research) から、艦艇・ヘリコプター・UAV を協調させながら浅海面で掃海を行うための、ミッション管制システムのデモンストレーションを行う作業を 300 万ドルで受注した。これは、TEAM (Team-based Execution of Autonomous Missions) といい、LCS (Littoral Combat Ship) を使って対機雷戦を実施する際の手法を開拓するための案件。現在は複数のオペレーターを艦上に配して RMMV (Remote Multi Mission Vehicle) を運用、これが装備するセンサーを使って機雷の探知・位置標定を行っているが、この作業を自動化するとともに複数のヴィークルをチームとして運用して、より少ないオペレーターで同じ仕事をできるようにするのが狙い。さらに、対機雷戦装備を持つ MH-60S ヘリとのやりとりについても負荷軽減を図るとしている。
    まず、今回の契約で 18 ヶ月をかけて、1 隻の LCS で対機雷戦の指揮・統制を実現、続く 110 万ドルの契約を FY2009 に実施して、LCS 隊における共同作業や、飛行甲板や配員機能とのインテグレーションを図る。中核となるのは、Lockheed Martin が開発した KineForce システムで、オペレーターは任務を計画した上で実行、その後の状況の変化を監視しながら、必要に応じて任務割り当ての変更などを実施、脅威の探知・対処を行う。Lockheed Martin からは、チームを率いる Lockheed Martin Systems Integration - Owego に加えて、Lockheed Martin ATL (Advanced Technology Laboratories) と Lockheed Martin MS&S (Maritime Sensors and Systems) が参画する。なお、これに先立ち 4 月には、ATL が ONR から 240 万ドルで、このシステムで使用するディスプレイ システム、SUMMIT (Supervision of Unmanned vehicles Mission Management by Interactive Teams) を受注している。(Lockheed Martin)
  • Embraer は、6/25-29 にかけてコロンビアの Rionegro にある Jose Maria Cordova International Airport で開催する International Air Show, F-Air Colombia 2008 に、コロンビア空軍も採用している Super Tucano や、C-390 輸送機、EMB 110 Bandeirante などを出展すると発表した。EMB110 と Super Tucano についてはデモフライトも行う。このイベントは、コロンビア政府とコロンビア空軍が開催している。(Embraer)

JUMP とは別件 (QinetiQ 2008/6/23)
QinetiQ は英国防省の Harrier IPT (Integrated Project Team) から、Harrier を対象とするサポート業務契約を 2,400 万ポンドで受注した。2018 年に予定している Harrier の OSD (Out-of-Service Date) まで、所要の能力と稼働率を維持するのが目的。Boscombe Down で実施する開発作業を対象とする、サポート業務も担当する。
それに対して QinetiQ は、Independent Technical Services と、その他に複数のサポート プログラムを提供する。主な分野は、Independent T&E and Flight Test Services、Capability Assurance、Technical Capability Support の三分野。第一線における状況の変化に対して、柔軟に対応できるタスキング メソッドを取り入れているという説明。

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人事・組織

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戦争・紛争

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/29)
28 日、アフガニスタンの Sar Hawzeh で米空軍の A-10 が、30mm 機関砲とロケットで敵を攻撃。さらに敵が加勢してきたので、GBU-12/B と 500lb 通常爆弾で爆撃。Asadabad では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵陣を爆撃。Qarah Bagh、Now Zad、Sar Hawzen に米空軍の A-10 が、Sangin、Bari Kowt に米空軍の F-15E が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 38 件、ISR ミッションは 12 件。
イラクでは、Al Amarah に米空軍の F-16 と米海軍の F/A-18 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 57 件、ISR ミッションは 23 件、戦術偵察ミッションは 6 件。。

今日のイラク (AFPS 2008/6/29)
Baqubah の Emergency Response Force が、Baghdad 北方の Udaim でアルカイダ関係者 1 名を拘束。迫撃砲やロケットで治安部隊・民間人を攻撃していた容疑。Udaim River Valley で発生している、民間人を狙ったテロ活動の制圧を企図した作戦による。建物 2 棟について、爆弾が仕掛けられている可能性があったため、人払いした上で建物ごと破壊した。
28 日、聯合軍が Mosul でアルカイダ関係者 1 名とその他 1 名を拘束。Sharqat 南方では、爆弾攻撃に関与した容疑で 1 名を拘束。Sharqat では別件で、聯合軍の警告射撃を無視した 2 名が射殺された。うち 1 名はお尋ね者のテロリストで、爆弾攻撃に関与していたと判明。その他に 8 名を拘束。
Baghdad では、前日の作戦で得られた情報に基づいて複数の作戦を実施、5 名を拘束。このほか、アルカイダ関連のプロパガンダ組織を捜索した際に武器を手に取ろうとした敵がいたので射殺したほか、6 名を拘束。別件で、アルカイダと関係があるお尋ね者 1 名を拘束。Baghdad の Rashid 地区では、警察がプラスチック爆薬・自家製爆弾・AK-47 と 7.62mm 弾・120mm 迫撃砲弾・RPG・PKC 機関銃・狙撃銃を発見。
Mosul 南方の Bulayj で聯合軍が、アルカイダ関連とみられる組織の首領を拘束。Kirkuk ではイラク軍と聯合軍が、武装した敵が屋根上に陣取っているのを発見。武器を引き寄せて攻撃態勢を取ろうとしたため、射殺。
27 日、聯合軍が Mosul で、違法法廷を設置していた組織の首領を拘束。過去 3 週間の間に、この手の容疑で捕まったのは 3 人目。また、自爆テロ組織に資金や移動手段を提供していた容疑も。この他に 2 名を拘束。
Baghdad の Sadr City ではイラク陸軍・第 9 師団・第 34 旅団が、RPG、ロケット発射筒、AK-47 の弾倉を発見。別件でイラク陸軍・第 1 師団・第 3 旅団が、RPG の推進薬、照明弾発射器、拳銃とホルスター、ボディ アーマー、雷管、導爆線、ビデオカメラ、AK-47 の弾倉・照準器・フラッシュ サプレッサー、短機関銃を発見。別件で、路傍爆弾、AK-47 と弾倉、機関銃、暗視ゴーグル、擲弾、ボディ アーマー、導爆線を発見。さらに 2 時間後、120mm 迫撃砲弾、60mm 迫撃砲弾、82mm 迫撃砲弾、対戦車ミサイル、対戦車砲弾、ロケット発射器、迫撃砲弾の信管、AK-47 などのライフルを発見。
Baghdad の West Rashid 地区では、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団が、狙撃銃、PKC 機関銃と弾薬、ボルトアクション式ライフル、拳銃と銃弾を発見。Baghdad の Rashid 地区・Aamel では同じ部隊が、狙撃銃、PKC 機関銃と弾薬、ボルトアクション式ライフル、拳銃と銃弾を発見。さらに別件で、擲弾、発煙手榴弾、RPG 用のブースター、AK-47 と弾倉、12.7mm と 7.62mm の弾薬を発見。
Baghdad の Saydiyah 地区では、イラク陸軍・第 6 師団・第 24 旅団が、60mm 迫撃砲弾を発見。同旅団は別件で、West Rashid 地区でも 60mm 迫撃砲弾を発見。別件で米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘チームに配属されている第 64 機甲聯隊が、遠隔起爆可能にした RPG を発見、3 名を拘束。
Sadr City では、イラク陸軍・第 1 師団・第 3 旅団が AK-47 と弾倉、MP5 短機関銃、暗視ゴーグル、擲弾、ボディ アーマーなどを発見。Baghdad 西部では、米陸軍・第 25 歩兵師団・第 2 SBCT が、120mm・80mm・60mm の迫撃砲弾を発見。New Baghdad 地区では、米陸軍・第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘団が、AK-47 とボルトアクション式ライフルなどを発見。Mansour 地区では米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 2 旅団戦闘団が自家製爆薬を発見。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/28)
27 日、アフガニスタンの Uruzgan で米空軍の B-1B が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵のロケット発射陣地を爆撃。Orgun-E では米空軍の A-10 が、GBU-12/B と 500lb 通常爆弾で敵兵と敵のロケット発射陣地を爆撃。Nagalam では米空軍の F-15E が、GBU-38/B で敵を爆撃。Bari Kowt と Sheykhabad に米空軍の F-15E が、Garmser と Lashkar Gah に仏空軍の Mirage 2000 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 47 件、ISR ミッションは 11 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、米空軍の F-16 が Al Amarah と Samarra に出動。この日の近接航空支援ミッションは 70 件、ISR ミッションは 26 件、戦術偵察ミッションは 8 件。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/27)
26 日、アフガニスタンの Shindand で、聯合軍部隊に待ち伏せを仕掛けた敵と敵の車両を、米空軍の B-1B と F-15E が、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で爆撃。Sheykhabad では、敵が陣取る建物に対して米空軍の MQ-1 が AGM-114 で、F-15E が GBU-38/B で攻撃を実施。Asadabad では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵を爆撃。そのほか、パキスタン方面に米空軍の A-10 が、Tarin Kowt に仏空軍の Mirage 2000 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 56 件、ISR ミッションは 11 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、Baqubah で米空軍の F-16 が、GBU-31/B で敵が陣取るバンカーを爆撃。この日の近接航空支援ミッションは 70 件、ISR ミッションは 25 件、戦術偵察ミッションは 8 件。
Baghdad International Airport 北東の荒れ地に、米空軍の C-130 が不時着、第 2 SBCT (Stryker Brigade Combat Team) が QRF (Quick Reaction Force) として出動、現場の安全確保に従事した。搭乗員と乗客は、Sather AB に搬送されて手当を受けている。機体の損傷情況については調査中。

今日のイラク (AFPS 2008/6/27)
6/24 に聯合軍が Mosul で実施した作戦で死亡した、敵の身元が判明。当地のアルカイダ関連組織の首領・Abu Khalaf。自爆ベストを身につけて、拳銃を持って接近してきたために射殺されたもの。2006 年 6 月に死亡した Abu Musab al-Zarqawi の下で、Mosul で武装組織の幹部を務めていた人物。Abu Musab al-Zarqawi の死後、昇格して組織を引き継いだ。
6/14 の作戦で得た情報を基に、聯合軍は Taji でアルカイダの活動家 3 名を拘束。さらに Biaj で 1 名を拘束、Anbar 省でも爆弾攻撃を行っている組織の関係者 1 名を拘束。
26 日、Mosul 南方 60 マイルの Sharqat で聯合軍が交戦、敵 1 名が死亡、3 名が拘束されたほか、ライフル、機関銃、首領弾、拳銃、起爆装置を発見。Baghdad の Rashid 地区では、米陸軍・第 4 歩兵師団が "special groups" の首領など 3 名を拘束。聯合軍やイラク軍に攻撃を仕掛けていた容疑。Baghdad の Sadr City では、イラク陸軍・第 1 師団が武器集積所を発見。内容は AK-47、RPG、路傍爆弾、狙撃銃、爆弾製造材料。
Baghdad の New Baghdad でハネ米軍とイラク軍が複数の武器集積所を発見。ライフル、機関銃、迫撃砲弾、対戦車地雷、RPG、SAM、爆弾製造材料といった内容。Diyala 省では、イラク軍が爆薬 1,000lb、対戦車地雷、ロケット、自家製爆弾、各種爆弾製造材料を発見。Baghdad の Ameriyah 地区では、地元住民からの通報により、米陸軍・第 101 空挺師団 (航空強襲)・第 2 旅団戦闘団・第 10 騎兵聯隊が、122mm 砲弾、RPG、ロケット、狙撃銃、機関銃、TNT 火薬、迫撃砲、各種爆弾製造材料を発見。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/26)
25 日、アフガニスタンの Moshak で、米空軍の F-15E が、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で敵を爆撃。さらに英空軍の Harrier GR.7 が出動。Nangalam では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵を爆撃。Bagram では米空軍の A-10 が、GBU-12/B で敵を爆撃。Serwa では米空軍の B-1B が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵を爆撃。そのほか、Ghazni、Lashkar Gah、Nagalam に米空軍の F-15E が、Gereshk と Sangin に仏空軍の Mirage 2000 が、Gardez に米空軍の A-10 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 57 件、ISR ミッションは 13 件。
イラクでは、Subakhu に米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 71 件、ISR ミッションは 25 件、戦術偵察ミッションは 8 件。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/6/26)
Kandahar 省の Maywand 地区で、アフガニスタン軍と聯合軍のパトロール隊が武装勢力と交戦、複数の敵が死亡。小火器・RPG に加えて砲撃を仕掛けてきたのに対して反撃、さらに航空攻撃を要請したもの。
別件で、Paktika 省 Sar Hawza 地区で実施したタリバン掃討作戦の際に 4 名を拘束。うち 1 名は、当地における Haqqani ネットワークの首領で資金担当者。

今日のイラク (AFPS 2008/6/26)
Mosul 南方 55 マイルの Sharqat で聯合軍が交戦、アルカイダ関連組織の首領など 2 名が死亡。敵対行動をとったための措置で、後で調べてみたら銃と擲弾を所持していた由。この他に 3 名を拘束。Sinjar でも、アルカイダ関係者 1 名とその他 4 名を拘束。5/11 に実施した作戦で得られた情報に基づく作戦。Baghdad の Abu Ghraib では、自爆テロに関わっていたとみられるエジプト人 2 名を拘束、それとは別件で武器や自爆ベストの供給担当者 1 名を拘束。
Mosul 南西 80 マイルの Biaj で、外国人テロ組織の関係者 2 名を拘束。Mosul でも、アルカイダ関連組織の中堅幹部 1 名を拘束、爆弾攻撃などに関与した容疑。さらに、プロパガンダ組織を狙った作戦で、もう 1 名を拘束。Baghdad の Sadr City では、イラク軍が迫撃砲弾、地雷、RPG などを発見。
24 日、聯合軍が Tikrit で、地上部隊からの要請を受けて航空攻撃を実施、アルカイダ関係者 1 名が死亡。近くの建物にいた女性 4 名がトバッチリで軽傷。Baghdad 南方 70 マイルの Ash Shumali では、聯合軍が "special group" の幹部とその他 3 名を拘束、自動小銃や拳銃、爆発物の反応が出た車両を発見。
Baghdad の Rashid 地区・FOB (Forward Operating Base) Falcon 近くで、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団に配属されている第 4 歩兵聯隊が、路傍爆弾攻撃を仕掛けていた組織の首領を拘束。Baghdad の Kadamiyah 地区では、地元住民の通報を受けて出動した聯合軍部隊が、自家製ロケットを発見。

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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