今週の軍事関連ニュース (2008/07/04)
 

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一般ニュース

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/7/2)
  • インドは、国営企業に加えて民間企業の参画も得て、Akash 地対空ミサイルの量産を開始する。
  • 2007 年 4 月から米国防総省の監察官を務めている Claude Kicklighter 氏が辞職することになったと、Associated Press が報じている。George Mason University に転職して教鞭を執るとのこと。
  • Washington Times 紙が、「パキスタンは数年前にアメリカに対して、事前通告なしでパキスタン国内において Osama bin Laden を攻撃してもよいと通告していた」と報じている。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/2)
  • EU (European Commission) と ESA (European Space Agency) は、Galileo 計画の調達フェーズをスタートさせたと発表した。全部で 30 基の衛星を軌道に上げるとともに、監視・制御に使用する地上側のインフラも整備する。地上側のインフラは世界各地に展開するが、中核となる管制センターはヨーロッパに置く計画。計画全体の完成目標時期は 2013 年、対象となる主要サービス分野として、以下の 5 種類を挙げている。
    • Open Service
    • Safety of Life Service
    • Commercial Service
    • Public Regulated Service
    • Search and Rescue Service
    2007-2013 年にかけて支出する計画総経費は 34 億ユーロ、EU の公的資金によって賄うことになっている。企業側にはパッケージ形態での発注を行うが、その内訳は以下の通り。
    • system support
    • ground mission segment
    • ground control segment
    • space segment (satellites)
    • launch services
    • operations
    まず、Galileo 関連で受注を得たいと希望する企業は、ESA に Request to Participate を提出する。その中から、ESA は事前に設定した条件に基づく絞り込みを行い、発注先を決める構図。(EC, ESA)
  • 米空軍の F-16 パイロット・Paul Carlton 少佐が、英空軍との交換制度によってイギリスに渡り、Typhoon F.2 を飛ばしている。まず RAF Valley で Hawk 練習機を使って 20 時間のフライトを実施、イギリスの空域や運用手順に慣れた後、RAF Coningsby の No.29(R) Sqn. に加わった。「馬力も速度も、上昇性能も旋回性能もいい。この機体を飛ばすのは楽しい。確かに Typhoon が英空軍を変革しているんだな」とは同少佐の弁。ただ、米空軍と英空軍では、飛行隊の規模もカルチャーも違うとのこと。同少佐も含めて合計 4 名の米空軍パイロットが、RAF Coningsby で Typhoon を飛ばしている。この人員交換制度は 1971 年にスタートした。(USAF)
  • アメリカとイラクは、国連安保理決議の期限が切れる 2008/12/31 以降の米軍駐留に向けた協議を進めているが、それについてイラクの Hoshyar Zebari 外相が、民間警備業者の社員を対象とするイラクの法律適用免除を撤廃する件について、アメリカ側が合意したと発表した。従来、CPA の布告によって民間警備業者はイラクの法律を適用されない治外法権状態が認められていて、これが問題になっていた。その後、米軍が契約した民間業者については米軍の軍法会議で裁けることになったが、国務省が契約している民間業者の法的取り扱いについては、まだ曖昧なままになっている。(VoA)
  • ASPI (Australian Strategic Policy Institute) 主催の Global Forces Conference に出席した、国防技術・人材担当相の Hon. Warren Snowdon 氏は、「安全と有効が保たれた地域の実現は、オーストラリアの繁栄のために必要」「気候・人口の変化、テロの増加、大量破壊兵器の拡散といった脅威に対しては、地域全体で包括的な取り組みと、多国間の共同アプローチが必要」「不透明な将来の戦略環境に対応するには、アメリカとの同盟や、国連において役割を果たすことが重要」「将来の脅威に対抗するには個別の政府機関だけでは駄目で、軍だけでなく政府機関全体が対応しなければならない」「軍は柔軟性と適応性を身につける必要がある。また、統合作戦に向けた相互運用性の強化や、他の政府機関、海外のパートナー国との連携も必要」といった趣旨のスピーチを行った。(Australian DoD)
  • シンガポールの Teo Chee Hean 国防相はメディアの取材に対して、シンガポール軍が注力すべき課題として「装備の近代化推進」「作戦機構・コンセプト・訓練教義の洗練」「人材開発」を挙げた。近年の技術の進歩によって軍事作戦の態様が大きく変わり、部隊の規模が小さくなる一方で、その指揮官が持つ火力は増大していると指摘。ネットワークを通じて、その場にいる兵士が持ち歩ける装備以上の火力を行使できるとした。それはたとえば、通信網を通じて F-16、AH-64、火砲、艦艇といったプラットフォームによる支援を要請すること。その分だけ、戦闘は統合化・複雑化していると指摘。一方、平和維持活動においては、個々の軍人がイニシアチブやリーダーシップを発揮することが重要であり、それができる軍人を養成したいとしている。そして、軍人の学歴レベルが上がっていることで、軍人としての質も高まっているという認識を示した。さらに、士官に対して大学院で学ぶ機会を提供するプログラムも始めている。装備面では、中古品を再生補修した Leopard 戦車、あるいは F-15SG の配備が始まり、新型フリゲートも戦力化を進めている。訓練面では、オーストラリアとの合同演習を計画中。組織面では、陸軍の指揮・統制システムを新しくているほか、空軍では機種別から任務別への部隊再編成を進めている。(Singapore MoD)

今日の小ネタ (DefenseNews 2008/7/1)
  • 28 日にアフガニスタンの川で米軍の MRAP が転倒、乗っていた陸軍特殊部隊員が死亡した。これを受けて、IED 攻撃で MRAP が転倒した際の安全性に関する懸念が持ち上がっている。
  • George Bush 米大統領は 1 日、情報機関や軍で働く人を対象とするセキュリティ クリアランスの作業を一本化するよう指示を出した。
  • 空挺部隊の一般公開で実施したデモンストレーション中に、誤って実弾を発射して 17 名の負傷者を出す事故を起こしたのを受けて、仏陸軍参謀総長の Bruno Cuche 大将が辞任した。Elrick Irastorza 参謀次長が暫定的に職務を引き継ぐ。
  • 韓国がインドネシアに対して、1,300t 級のディーゼル潜水艦とインドネシア製洋上哨戒機の物々交換を持ちかけている。
  • イスラエル、ドイツ、その他の欧州諸国が、沖縄でジャングル戦訓練を実施する検討を進めていることが判明。

今日の泥仕合と報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/1)
  • Northrop Grumman は、アラバマ州選出の下院議員・Jo Bonner 氏が KC-X について、Boeing に契約を持って行こうとする動きに対して批判的である点や、同議員が「現時点で新型給油機をデリバリーする準備ができているのは Northrop Grumman である」と発言した件を紹介するプレスリリースを出した。その中で、同議員の発言として、以下のようなものを取り上げている。
    • 「Boeing の戦略は明快だ。新たに、自分しか勝てないような競争を行わせようというものである」
    • 「過去に給油機の件で不正をはたらいたのは Boeing だ」
    • 「GAO は機体の能力について言及したわけではなく、手続き上の誤りを見つけただけだ」
    • 「Boeing の KC-767 は搭載できる燃料が少なく、効率も悪い二番手のチョイスである」
    • 「15 年前の、恐竜とでも呼ぶべき機体の生産を維持するために、Boeing は KC-767 の契約を必要としている。しかしそれとは対照的に、A330 は民間航空界でベストセラーになっている」
    • 「自動車のセールスマンが、古いモデルを買ってくださいといえば、お客は他の販売店に行くだろう」
    • 「日本向けの機体は 1 年遅れ、イタリア向けの機体はまだデリバリーできていないではないか。それに対して KC-30 は 4 ヶ国で採用されている」
    • 「しかも米空軍向けの機体は日本・イタリア向けの機体と同じではなく、さまざまなモデルからコンポーネントを寄せ集めている。つまり、まだ実績のない機体である」
    • 「Boeing と同社の支持者が空軍に突きつけた最後通牒は、非良心的なものである」
    (Northrop Grumman) [しかし、アラバマ選出の議員ってのがなあ…]
  • さらに Northrop Grumman は、KC-30 に装備する FBW (Fly-By-Wire) 式の空中給油ブーム・ARBS (Advanced Refueling Boom System) が 6 月に 100 回目の飛行試験を済ませた件を引き合いに出して、同機の熟成が進んでいるとアピールした。 飛行時間の累計は 300 時間、F-16 を使った "wet and dry" コンタクトの合計は 60 回、飛行領域の拡張や、FBW の熟成度合を検証する試験が完了しており、5 機種 (F-16, F-1, F/A-18, C101, A330-based MRTT (Multi-role Tanker Transport) の豪州仕様) との間でプレコンタクト、あるいはコンタクト試験を実施済み、としている。そして、「まだ製図板の上に載っているライバル機とは違う」として、現時点で空軍に給油機を納入する体制が整っていることをアピールした。その ARBS はこれから第 2 フェーズの飛行試験に入り、最終的に完成してデリバリーするのは 2009 年の予定。給油能力は 1,200gal/min。(Northrop Grumman) [機種の一覧については原文ママ。まさか三菱 F-1 でテストしたわけでもあるまいに…]
  • L-3 Communications は、2006 年に OSI が同社に対して、不正があったとして 1 億 2,600 万ドルの支払いを求めた件について、控訴裁 (U.S. Court of Appeals for the Second Circuit) が下級裁への差し戻しを命じる判決を下したと発表した。(L-3 Communications)
  • オーストラリア国防省は、Defence and Industry ePortal (http://www.DplusI.defence.gov.au/) が稼働を開始したと発表した。これは、軍関連のニュースやテンプレートなどの公開情報を検索・アクセスするためのポータル サイト。オーストラリア国内の防衛関連企業、特に SME (Small to Medium Enterprise) が最新の情報にアクセスして、それを基に能力を発揮するのに役立ててもらいたい、としている。現時点で 400 社が登録しており、将来的には 2,500 社の登録を見込んでいるとのこと。ちなみに、サブドメイン名の "DplusI" とは、Defence Industry plays を意味している。(Australian DoD)
  • 英国防省は、最近のマスコミ報道に対するコメントを発表した。
    • "The Daily Mirror" 紙は「軍の幹部は、食事・ホテル・タクシーなどで 7 億 3,000 万ポンドの国費を使っており、これは兵士のための車両に投じる経費の 2 倍にあたる」と報じた件 : 実際には厳しいガイドラインの下で支出について評価しており、"Hotels, Restaurants and Transportation" カテゴリの支出は、報じられた 7 億 3,000 万ポンドではなく、4 億 7,100 万ポンドである、というのが国防省の説明。7 億 3,000 万ポンドとは、AFV やその他の装備を揃える経費、あるいは兵士を戦地に輸送するための経費である、としている。また、"Motor Vehicles and Parts" の支出は 3 億 3,000 万ポンド、これは "Weapons and Ammunition" に分類されている戦車などの AFV を除いた、その他の車両が対象。"Weapons and Ammunition" の支出は 10 億 3,000 万ポンドに達している。また、過去 3 年間で装備調達に投じた費用は 100 億ポンド、2006/2007 年だけで 45 億ポンドであると説明。
    • "The Financial Times" が、英陸軍が戦車と火砲の削減を検討中と報じた件 : これについては「国家安全保障戦略に基づいて、常に要件を再検討している」と説明。
    • "The Sunday Telegraph" が、「アフガニスタンで 4 名の兵士が戦死した後で、陸軍の参謀本部が Snatch Land Rover について緊急評価を実施した、と報じた件 : すでに英陸軍では Mastiff と Ridgback の導入計画を進めており、これによって Snatch Land Rover によるパトロールを減らす方向である、と説明。さらに、新手の装甲車両として Viking、Land Rover WMIK、Jackal MWMIK の導入を進めており、さらに Snatch の必要性を減らすとしている。Des Browne 国防相の説明では、「とりわけ地雷の爆発に対する高い防御力を備えており、かつ、地元住民に対して威圧的にならないような車両を求めている。むやみに装甲した車両で入り込んで反感を買えば、そちらの方がよほど危険である」と説明している。こうした必要性に関する検討の過程で、Snatch に対する必要性が継続する可能性はある、というのが国防省の説明。
    • "The Daily Express" が、Red Arrows のフル ディスプレイに 20,000 ポンドの経費がかかると報じている件 : 訓練・手当・保険で実際にかかる経費は 9,350 ポンド、これは前年よりもインフレによって 3% 増えた額である、ただし燃料費の上昇は含んでいない、と説明。今年は 1 ヶ月にわたる北米ツアーがあるので、ディスプレイの数は前年より少ないとのこと。燃料費の上昇によってディスプレイの数を減らしたわけではない、としている。
    (MoD UK)

今日の小ネタ
  • Donald C.Winter 米海軍長官は、新型揚陸艦・LHA(R) の 1 番艦、LHA-6 について、艦名を USS America にすると発表した。この艦名を使用する艦としては 4 代目。(DoD 2008/6/30)
  • 先に議会が承認した 1,620 億ドルの補正予算について、George Bush 大統領が署名・発効した。対テロ戦関連以外では、メキシコやその他の中南米諸国に対して対麻薬戦のための支援を行う資金・4 億 6,500 万ドル、災害対策費用 27 億ドルを計上している。(AFPS 2008/6/30)
  • トルコ政府は 30 日、(トルコの EU 加盟に反対している) フランスの、NATO 軍事機構復帰には反対しないと表明。(DefenseNews 2008/6/30)
  • 米陸軍は 29 日、イラク戦争について、戦後処理に関する計画とビジョンが欠落していた、とする報告をまとめた。(DefenseNews 2008/6/30)

上空哨戒任務の定期交代 (Lithuania MoD via Defense-Aerospace.com 2008/6/30)
リトアニア・Siauliai の空軍基地 (Lithuanian Air Force Aviation Base) でバルト海上空の哨戒任務を担当していたポーランド空軍の MiG-29 が、6/30 付で任務期間を終了、ドイツ空軍の F-4F に任務を引き継いだ。ドイツ空軍は 2005 年の 6-9 月にもこの任務を担当したことがあり、今回で二度目。F-4F Phantom II×4 機と人員 120 名がリトアニアに展開する。

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/2)
  • Ball Aerospace and Technologies Corp. (Boulder, CO) と CACI Technologies (Chantilly, VA) は米空軍から、SICER (Systems of Systems Integrated Capability Effectiveness Research) プログラムを $15,900,00 (Ball Aerospace, maximum) と $9,000,000 (CACI, maximum) で受注した。IDAL (Integrated Demonstrations and Applications Laboratory) の多スペクトラル戦場シミュレーション技術と統合多層センサー技術を使って、緊急対応行動の有効性を質・量の両面から評価するもの。AFRL/PKDA, Bldg. 167, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-7827, FA8650-08-D-7834)
  • MacAulay-Brown, Inc. (Dayton, OH) と Defense Research Associates (Beavercreek, OH) は米空軍から、電子光学 (EO : Eletro-Optical) センサーを使った脅威探知 (状況認識・情報収集) に関する研究を、$17,450,000 (MacAulay Brown, maximum) と $7,450,000 (Defense Research Associates, maximum) で受注した。AFRL (Air Force Research Laboratory) の案件で、レーザー センサー技術、ミサイル警報技術、スペース プロテクション センサー技術といった分野が対象。AFRL/PKDA, Bldg. 167, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-7826, FA8650-08-D-7833)
  • Raytheon Systems Co. (El Segundo, CA) は米空軍から、MP-RTIP (Multi Platform-Radar Technology Insertion Program) を対象とする、対タンパー防禦技術に関する修正契約を 1,400 万ドル (not-to-exceed) で受注した。ESC (Electronic Systems Center), Directorate of Contracting, Multi-Sensor Command and Control Aircraft Program Office, Hanscom AFB, MA (F19628-00-C-0100 P00143)
  • Lockheed Martin Space Systems Corp. (Sunnyvale, CA) は米空軍から、DMSP (Defense Meteorological Satellite Program) のフライト 19 とフライト 20 を対象とする、SLEP II (Service Life Extension Program II) に関する修正契約を 940 万ドル (not-to-exceed) で受注した。内容は以下の通り。
    • 信頼性向上のための強化改修
    • フライト 19 に対する、TRADS (Telemetry Real-Time Analysis and Display System) のアップグレード
    • VTE (Vertical Transport Enclosure) と ST (Star Tracker) 地上支援機材の調達、衛星のサーマル モデル更新
    • フライト 19 に対する Swamp OLS (Operational Line Scan) フライト 19 とフライト 20 に対する新しい OLS ケーブルの導入
    • フライト 19 向けの、GSSBs (Glare Suppression Subsystem-B) Sun Shade certification test plan の実行
    • フライト 19 とフライト 20 に対するコネクタ バックシェルの導入
    • SLEP に必要なデータと、パーツの老朽化やその影響に関するデータを揃えるためのシステム エンジニアリング分析
    SMC (Space and Missiles Systems Center) / Defense Meteorological Satellite Program, El Segundo, CA (F04701-02-C-0003/P00116)
  • General Dynamics Network Systems, Inc. (Needham, MA) は米空軍から、IT 関連の維持・サポートを行う ICE2 (Intelligence Information, Command and Control, Equipment and Enhancements) に関する修正契約を、$3,100,000,000 (maximum) で受注した。$850,000,000 の増額。コンピュータ関連のハードウェアを対象とするメンテナンスや、資産管理を行うもの。Warner-Robins ALC (Air Logistics Center), 330 Aircraft Sustainment Wing, 560 Aircraft Sustainment Group, Contracting Division, Robins AFB, GA (F09603-03-D-0095-P00008)
  • LB&B Associates, Inc. (Columbia, MD) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、テキサス州で海軍向けに実施する燃料供給業務を $10,003,632.00 (minimum) で受注した。政府保有の施設で企業が運用を担当する。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-C-5816)
  • CAM International USA, Inc. (Flowery Branch, GA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、コロンビアやその他の南米にある米軍の拠点で使用する燃料油を、$14,455,378 (minimum, 価格修正条項付き) で受注した。陸軍・空軍向け。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-1255)
  • S&H Air Land Fuels Co., Inc. (Bogota, Colombia) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、コロンビアやその他の南米にある米軍の拠点で使用する燃料油を、$13,035,020 (minimum, 価格修正条項付き) で受注した。陸軍・空軍向け。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-R-0022)
  • Theodor Wille Intertrade (Bischofisheim, Germany) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、ジョージア州・ニュージャージー州で陸海空軍や医療施設・用事施設向けに実施する食料品などの納入業務を、$39,553,245 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM300-08-D-2985)
  • Ebrex Food Services Sarl (Geneve, Switzerland) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、ニュージャージー州とヨーロッパ南部で陸海空軍やその他の米軍関連カスタマー向けに実施する食料品などの納入業務を、$33,431,184 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM300-08-D-3059)
  • ArmorWorks Enterprises (Chandler, AZ) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、強化型抗弾インサート (enhanced side ballistic insert) を $13,226,250 (maximum) で受注した。陸海空軍・海兵隊向け。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-08-D-1083)
  • Belleville Shoe Mfg., Co. (Belleville, IL) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けの熱帯用コンバット ブーツを $23,885,722 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。オプション 1 契約の行使分。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-07-D-1518)
  • Altama Footwear (Atlanta, GA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けの熱帯用コンバット ブーツを $19,011,724 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。オプション 1 契約の行使分。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-07-D-1519)
  • Wellco Enterprises, Inc. (Waynesville, NC) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けの熱帯用コンバット ブーツを $14,251,934 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。オプション 1 契約の行使分。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-07-D-1522)
  • Rocky Shoes & Boots, Inc. (Nelsonville, OH) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けの熱帯用コンバット ブーツを $6,005,001 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。オプション 1 契約の行使分。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-07-D-1523)
  • Donovan Commercial Industries, Inc (Nortonville, KY) は米海軍から、Low Hazard Flexible Linear Shaped Charge を $8,881,800 で受注した。破片を撒き散らさずに切断を行う際に使用する、V 型断面に成形した炸薬で、複数の長さがある。障害物の破壊などに使用する。NSWC (Naval Surface Warfare Center) Crane Division, Crane, IN (N00164-08-D-JM11)
  • Raytheon/Lockheed Martin Javelin Joint Venture (Tucson, AZ) は米陸軍から、FMS (Foreign Military Sales) 経由で輸出するミサイル本体、CLU (Command Launch Unit)、ベーシック スキル トレーナー、バッテリ冷却ユニット、スペアパーツ一式 (C-size authorized stockage list spare) を、$101,434,463 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-04-C-0136)
  • Textron Systems Corp. (Wilmington, MA) と Alliant Techsystems (Plymouth, MN) は米陸軍から、SPIDER XM-7 networked munition で使用する知能化弾薬と再装填装置を $38,500,031 で受注した。Joint Munitions & Lethality, Picatinny Arsenal, NJ (W15QKN-06-C-0154)
  • Hensel Phelps Construction Co., Inc. は米陸軍から、コロラド州の Fort Carson に工兵中隊や憲兵中隊のオペレーション施設などを建設する工事を $30,078,815 で受注した。Army Corps of Engineers, Omaha, NE (W912DQ-08-D-0056)
  • McDonnell Douglas Helicopter Co., IDS Support Systems (Mesa, AZ) は米陸軍から、AH-64D Apache Longbow のクルー トレーナーで使用するイメージ ジェネレータを、$16,757,229 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-05-G-0005)
  • Fite Building Co., Inc. (Decatur, AL) は米陸軍から、Systems Software Engineering Annex 建設の第 2 フェーズ分を $17,538,449 で受注した。場所はアラバマ州の Redstone Arsenal。Army Corps of Engineers, Mobile, AL (W91278-08-C-0039)
  • Sikorsky Aircraft Corp. (Stratford, CT) は米陸軍から、UH-60M の低率初期生産分 (LRIP : Low Rate Initial Production) に関する修正契約を $14,493,233 で受注した。維持管理用のスペアパーツを納入するもの。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (DAAH23-02-C-0006)
  • First Choice Armor & Equipment, Inc. (Braintree, MA) は米陸軍から、ボディ アーマーを $12,319,065 で受注した。MNSTC-I (Multi-National Security Transition Command-Iraq) / Joint Contracting Command, Baghdad, Iraq (GS-07F-9495G)
  • Pease Construction, Inc. (Lakewood, WA) は米陸軍から、ワシントン州の Fort Lewis で鉄道施設と機関車整備施設のアップグレードを行う工事を、$11,844,343 で受注した。Army Corps of Engineers, Seattle, WA (W912DW-08-C-0010)
  • Raytheon Co. (McKinney, TX) は米陸軍から、熱線サイトと各種 LRU (Line Replaceable Unit) の予備品を $7,028,805 で受注した。TACOM, Warren, MI (DAAE07-02-C-M001)
  • VT Griffin Services, Inc. (Alpharetta, GA) は米陸軍から、ウィスコンシン州の Fort McCoy で実施する、建物などのメンテナンスと補修、車両やその他機材のメンテナンスと補修、補給支援、施設関連業務、輸送業務、ゴミ処理、エネルギー管理、環境対策などの業務を $5,590,300 で受注した。Army Contracting Command, Fort McCoy, WI (DAKF61-02-C-0016)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/2)
  • Northrop Grumman は、Lockheed Martin から JTRS (Joint Tactical Radio System)・AMF (Airborne and Maritime/Fixed Station) 関連の契約を受注したと発表した。56 ヶ月・総額 2 億 4,000 万ドルの案件で、第一陣として JTRS AMF 用のソフトウェア無線機を開発する 1 億 8,670 万ドルの契約を受注。Lockheed Martin と Northrop Grumman は JTR (Joint Tactical Radio) 統合プロダクト チームを編成、JTR-SA (JTR Small Airborne) 用のハードウェアとソフトウェアを開発することになっている。その他の構成要素と組み合わせて JTRS を構成、次世代の戦術通信網を構成する計画。Northrop Grumman は JTR のうち 2 種類のフォームファクタと広帯域パワーアンプ用のソフトウェアを開発するほか、Advanced Communications Test Center (San Diego, CA) で JTR-SA を対象とするインテグレーションと試験の作業を行う。(Northrop Grumman)
  • フランスの Sabena Technics Group は、仏国防省から Simmad (Structure Integree de Maintien en condition operationnelle des Materiels Aeronautiques de la Defense) の契約を受注した。これはフランス軍が運用する DHC 6 Twin Otter と Mystere XX を対象とする MOC (Maintenance in Operational Condition)、それと Embraer 121 Xingu を対象とする NTI 3 メンテナンス/コンポーネント補修業務で構成するもの。機種ごとの作業内容は以下の通り。
    • DHC-6 Twin Otter×5 機 : エンジニアリング、テクニカル/兵站支援、重整備、エンジン・プロペラ・コンポーネンツのメンテナンス。期間は 4 年
    • Mystere XX×9 機 : 技術支援、コンポーネンツのメンテナンスとプール アクセス、重整備。期間は 5 年半
    • Embraer 121 Xingu×41 機 : 機体とコンポーネントのメンテナンス。期間は 4 年
    Dinard にある同社の事業所で担当するが、DHC-6 のテクニカル/兵站支援についてはフランス国内外で実施する。(Sabena Technics)
  • Sagem Defense Securite は、仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) が 6/12 に Biscarrosse のミサイル試験施設で、誘導爆弾キット・AASM (Armement Air-Sol Modulaire) の赤外線シーカーを対象とする二度目の試験 (qualification firing) を実施したと発表した。基本型 AASM (decametric) は GPS/INS 誘導だが、さらに終末誘導用として自動目標捕捉機能を持つ画像赤外線シーカーを追加したもの (このモデルを metric と称する)。今回の試験では、GPS が使えなくなった場面を想定して GPS 誘導装置を無効化、INS による誘導と赤外線シーカーによる終末段階の補正だけで目的を達成できることを実証したとしている。その際の射程は 25km。2008/4/23 に試射を実施したときの射程は 50km だった。基本型 AASM はすでに、アフガニスタンで Rafale に搭載して実戦投入済み。(Sagem Defense Securite)
  • オーストラリア国防省の DMO (Defence Materiel Organisation) は 8 月に、HATS (Helicopter Aircrew Training System) で使用する AS350BA Squirrel ヘリを対象として、マネージメント、エンジニアリング、メンテナンス、消耗品補給、その他の一般サービスを担当する企業を募る RfT (Request for Tender) をリリースする。いわゆるパフォーマンス ベースの契約で、基本契約 4 年、オプション契約 4 年。(DMO)
  • 英国防省は、英空軍・No.XI Sqn. の Typhoon が 2008/7/1 付で、空対地攻撃能力を獲得したと宣言した。いわゆる MR OED (Multi-Role Operational Employment Date)。これで、同機は公式に "マルチロール戦闘機" となった。また、・イラク・アフガニスタンを初めとする海外への展開も可能になる。もちろん、"swing-role fighter" なので、空対地攻撃任務で発進した後で空対空戦闘任務を引き受けることもできる。
    これは、5/23-6/6 にかけてアメリカ・ネバダ州の Nellis AFB で、同飛行隊に所属する 7 機の Typhoon が Green Flag 演習に参加して、各種兵装による空対地攻撃を実施したのを受けたもの。
    ターゲティング ポッドには LITENING III を使用、利用可能な精密誘導兵器としては Paveway II と Enhanced Paveway II がある (その他に 1,000lb 爆弾も搭載可能)。さらに、ROVER III を使ってターゲティング ポッドの画像を地上に転送することもできる。Green Flag 演習に先立ち、アリゾナ州の Davis Monthan AFB で 2 週間にわたって実施した事前訓練では、No.XI Sqn. と No.17(Reserve) Sqn. の Typhoon が、合計 67 発 (Paveway II×43、Enhanced Paveway II×8、1,000lb 爆弾×16) を投下している。
    空対空戦闘任務については、昨年から Lincolnshire の RAF Coningsby で Tornado F.3 に代わって QRA (Quick Reaction Alert) 任務を開始、同基地で担当しているイギリス南部については、今年初めからすべて Typhoon に置き換わっている。この時点で ADX OED (Air Defence Operational Employment Date) 達成を宣言。北部を担当する RAF Leuchars については、まだ Tornado F.3 のままで、Typhoon に置き換わるのは数年後の予定。Falklands Islands での哨戒任務は来年から開始する。(MoD UK)
  • Northrop Grumman Shipbuilding で建造中のドック型揚陸艦、USS Green Bay (LPD-20) が、建造所で実施する洋上公試を完了した。試験項目は、主機、通信システム、操舵系統、航法システム、レーダー、揚投錨、航空機の運用、ウェルドックの注排水、揚陸艇の発進・揚収など。7 月末から、海軍の検査チーム (Board of Inspection and Survey) による領収試験が始まる予定。(Northrop Grumman)
  • P-8A Poseidon の初号機が 6/21 に Boeing 社 Renton 工場で、CFM56-7B エンジン (推力 27,300lb)×2 基の搭載を完了した。胴体と主翼の結合完了に続く重要なマイルストーンで、この後でエンジンの試運転を開始する。海軍へのデリバリーは 2009 年の予定。(Boeing)
  • ICx Technologies は米陸軍の Asymmetric Warfare Office から、BETSS-C (Base Expeditionary Targeting and Surveillance Sensors-Combined) を受注したと発表した。総額は数十億ドルに達する案件で、まず今回は 1,400 万ドル分を受注。いわゆる Mobile Surveillance Tower で、名称は Cerberus。同じソフトウェア プラットフォームの上で動作するレーダーと赤外線センサーを使って、国土防衛やフォース プロテクションなどの分野で侵入探知の用に供するもの。ICx は米陸軍の RDECOM, CERDEC Night Vision, Electronic Sensors Directorate、CBP (Customs and Border Patrol) と組んで開発した。まずイラク・アフガニスタンに合計 22 システムを配備する。(ICx Technologies)
  • Navistar Defense は、米陸軍 TACOM LCMC (Tank Automotive and Armaments Command Life Cycle Management Command) から、イラク陸軍向けの severe service vehicle・International 7000 シリーズを追加受注したと発表した。2007/9/28 に受注した契約に続くもので、総額 3,700 万ドル・291 両とパーツ類。給水車や燃料補給車など、さまざまなバリエーションがある。2008 年 5 月には別件で、Medium Tactical Vehicle を 13 億ドルで受注している。(Navistar Defense)
  • アメリカの企業や学術界などから、ロボット関連技術を手掛ける 70 ほどの組織が集まって、業界団体 RTC (Robotics Technology Consortium, Inc.) を発足させた。NCMS (National Center for Manufacturing Sciences, Ann Arbor, MI) のサポート組織、という位置付けで、RTC の管理部門は NCMS が担当する。RTC は、OSD/JGRE (Office of the Secretary of Defense Joint Ground Robotics Enterprise) がまとめたロボティック システム関連の要望に産業界の側から対応して、ロボット兵器の迅速な配備を実現する目的で発足した。(RTC)
  • Raytheon は、AN/APG-70 AESA (Active Electronically Scanned Array) レーダーが累計納入 100 基を達成したと発表した。F/A-18E/F Super Hornet ブロック II と EA-18G Growler に搭載する。米海軍向けだけで 437 機の受注が決まっている。(Raytheon)
  • CPI Aerostructures は、Boeing IDS (Integrated Defense Systems) から A-10 の主翼で使用する各種アセンブリーを受注することになったと発表した。Boeing IDS は米空軍から、A-10×242 機を対象とする主翼の換装を 20 億ドルで受注しているが、その際に使用する交換用主翼のアセンブリーを副契約社として受注するもの。受注額は 7,000 万ドル。第一陣を 2011/9/30 までに完納、その後の分についてはオプション契約扱いで、実現すれば 2016/9/30 まで納入が続く。同社はこの件以外にも、C-5A、T-38、E-3、UH-60、S-92、MH-60S、Gulfstream G-650 といった機体にもサプライヤーとして関わっている。(CPI Aerostructures)
  • Lockheed Martin は米空軍から、アーカンソー州 Little Rock AFB の FTU (Formal Training Unit) で使用している、C-130 の搭乗員訓練システムをアップグレードする作業を 2,330 万ドルで受注した。座学とシミュレーション訓練の両方が対象。空軍では RFIQ (Reduced Flight Initial Qualification) 計画として、パイロット・航法士・航空機関士・ロードマスターの訓練に際し、実機による飛行訓練を減らしてシミュレータの使用を増やすことで、燃料費を節減する作業を推進中。使用する訓練機材には以下のものがある。
    • Instrument Approach Trainer (RFIQ で新規に導入)
    • Station Keeping Emulator (RFIQ で新規に導入)
    • Loadmaster Crew Resource Management Trainer (RFIQ で新規に導入)
    • WST (Weapons System Trainer)
    また、Flight Mission Planning Room を教育施設内に開設、FTU で実施する WST のシラバスを 22 から 33 に拡張する。教育施設で使用する LAN や、イントラネット上で動作するコースウェアも更新する。(Lockheed Martin)
  • GPS (Global Positioning System) ブロック IIF 衛星×12 基を受注している Boeing は、ブロック IIF の初号機を使った環境試験が完了したと発表した。これは衛星の機械的整合性を検証するための試験。すでに、打ち上げ・軌道投入時に発生するのと同じ騒音を発生させて、衛星が耐えられるかどうかを検証する音響試験や、太陽電池アレイの展開試験も済ませている。初号機は年内に空軍にデリバリーする予定。このほか、地上側の管制用ソフトウェアも更新した。(Boeing)
  • ILS (International Launch Services)は、8/14 (GMT では 8/13) に Proton Breeze M ブースターを使って Inmarsat-4 F3 衛星を打ち上げると発表した。場所はカザフスタンの Baikonur Cosmodrome。Inmarsat-4 F3 のバスは EADS Astrium の Eurostar 3000 を使っており、重量は 6t。(ILS)
  • Elbit Systems は、Tadiran Communications の買収に必要なすべての承認を得られたと発表した。Elbit Systems では、Land Systems 部門と C4I 部門を垂直統合する計画を進めており、Tadiran の買収もその一環。Tadiran が持つ資産や義務など一切合切は Elbit に吸収されることになり、今後は Elbit Systems Land and C4I - Tadiran Ltd. として事業を継続する。(Elbit Systems)
  • BAE Systems はカリフォルニア州の Point Loma に、海洋関連の C4I (Command, Control, Communications, Computers, and Intelligence) システムについて開発・試験・インテグレーションを担当する拠点・Liberty Station を開設した。米海軍の SPAWAR (Space and Naval Warfare Systems Command) や、Joint Program Executive Office, Joint Tactical Radio System を対象とする。ここはもともと海軍の訓練施設 (Naval Training Center) があった場所で、現在は Corky McMillin Companies が保有、それを 10 年間リースすることにした。同社はここ以外にも、カリフォルニア州だけで Rancho Bernardo、National City、Vista、Temecula、San Diego のダウンタウンに事業所を持つ。(BAE Systems)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/1)
  • Kiewit Building Group, Inc. (Omaha, NE) は米陸軍から、コロラド州の Fort Carson に医科・歯科施設を建設する工事を $60,836,828 で受注した。Army Corps of Engineers, Omaha, NE (W9128F-08-C-0012)
  • Great Lakes Dredge & Dock Co, LLC (Oak Brook, IL) は米陸軍から、ニューヨーク州とニュージャージー州にまたがる Kill Van Kull などで実施する航法改良工事を、$52,438,000 で受注した。Army Corps of Engineers, New York, New York, NY (W912DS-08-C-0016)
  • Sikorsky Aircraft Corp. (Stratford, CT) は米陸軍から、UH-60M×4 機、資材検査、APU (Auxiliary Power Unit) キットの導入作業を、$46,310,832 で受注した。AMCOM (Army Aviation & Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0003)
  • General Atomics Aeronautical Systems Inc. (San Diego, CA) は米陸軍から、I-GNAT、Warrior Alpha、Sky Warrior といった UAV を対象とする兵站支援業務を $33,619,359 で受注した。AMCOM (Army Aviation & Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0082)
  • Roebbelen Contracting, Inc. (El Dorado Hills, CA) は米陸軍から、カリフォルニア州の Monterey County に教育施設庁舎 (multi-story general instruction building) を建設する工事を、$27,031,600 で受注した。Army Engineer District, Sacramento, CA (W91238-08-C-0010) [DLI か ?]
  • Comstock Construction, Inc. (Wahpeton, ND) は米陸軍から、ノースダコタ州の Minot AFB に寄宿施設を建設する工事を $16,672,700 で受注した。Army Corps of Engineers, Omaha, NE (W9128F-08-C-0011)
  • Bristol Design Build Services, LLC (Anchorage, AK) は米陸軍から、ワシントン州の Fort Lewis に装備メンテナンスショップ・Army Growth Complex 2 を建設する工事を、$12,677,928 で受注した。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-08-D-0027)
  • Peregrine Pharmaceuticals, Inc. (Tustin, CA) は米陸軍から、神経伝達物質・phosphatidylserine の機能を妨げる抗体に関する研究を $22,336,307 で受注した。DTRA (Defense Threat Reduction Agency), Fort Belvoir, VA (HDTRA1-08-C-0003)
  • Dawson Environet JV LLC (Honolulu, HI) は米陸軍から、Waikoloa area (Waimea, Big Island, HI) で実施する環境復元と、弾薬・爆発物除去の作業を $9,467,466 で受注した。Army Engineer District, Fort Shafter, HI (W9128A-08-C-0012)
  • Lockheed Martin Systems Integration (Owego, NY) は米陸軍から、LAV (Light Armored Vehicle) と指揮・統制関連のアップグレードに関する再設計作業を、$6,569,712 で受注した。Army TACOM, Warren, MI (WHZV-05-C-0383)
  • Better Built Construction Services, Inc. (Middletown, OH) は米陸軍から、メリーランド州 Aberdeen で実施するゲート 22 とゲート 24 のインフラ更新工事を、$6,103,006 で受注した。Army Engineer District, Philadelphia, PA (W912BU-08-C-0026)
  • Force Protection Industries, Inc. (Ladson, SC) は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) を対象とする ILS (Integrated Logistic Support) 用のパーツ・訓練機材・訓練教材・工具セット、それとアメリカ国外への教官・FSR (Field Service Representative) 派遣業務に関する修正契約を、$43,028,803 で受注した。イラク・アフガニスタンも派遣対象に含む。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-07-D-5031/0006)
  • General Electric Aviation (Lynn, MA) は米海軍から、F/A-18A/B/C/D が装備する F404 エンジンの補修とコンポーネント交換、プログラム サポートに関する発注済みの契約について、期間を 3 ヶ月延長する契約を $30,750,000 で受注した。スペイン・カナダ・オーストラリア・クウェート・スイス向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件を、各々 1% ずつ含む。Naval Inventory Control Point (N00383-03-D-011M)
  • Bath Iron Works Corp. (Bath, ME) は米海軍から、Arleigh Burke 級イージス駆逐艦の Lead Yard Class Services に関するオプション契約分、233,426 マン・アワー分を $20,753,902 で受注した。同型艦を建造する他の造船所に対して、技術面の支援や詳細設計に関する情報を提供する仕事。また、兵站・設計関連などのサービス業務も担当する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-06-C-2307)
  • The W. F. Magann Corp. (Portsmouth, VA) は米海軍から、Norfolk Naval Shipyard の Berth 20 を補修する工事を、$12,760,000 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-08-C-9683)
  • The Kollmorgen Corp. (Northampton, MA) は米海軍から、以下の機材に関する修正契約を $8,883,526 で受注した。
    • Mk.20 EOSS (Electro-Optical Sensor System)×4 : Ticonderoga 級イージス巡洋艦の近代化改修 (CMP : Cruiser Modernization Program) 向け
    • Mk.20 EOSS×2 : 沿岸警備隊の WMSL 750 級カッター向け
    • Mk.20 EOSS×1 : Surface Warfare Engineering Facility (NSWC Port Hueneme, CA) 向け
    Mk.20 EOSS は、Mk.34 Gun Weapon System の一環となるセンサーで、Mk.160 mod.11 Gun Computer System と組んで、Gun Weapon System 用の Q-70 Control & Display Console (訳注 : AN/UYQ-70 のことか) による射撃管制を実施する際に、ターゲットの識別と追跡データの取得に使用する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-05-C-4310)
  • Northrop Grumman Sperry Marine (Charlottesville, VA) は米海軍から、Arleigh Burke 級イージス駆逐艦の近代化改修で使用する IBN (Integrated Bridge and Navigation)×3 セットを $6,998,383 で受注した。HM&E (Hull, Mechanical and Electrical) アップグレードで使用するもので、自動化による省力化を目的とする。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$34,539,279。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-08-C-4215)
  • Terex Corp. (Stafford, VA) は米海軍から、大型メンテナンス クレーン×20 セットと RCM (Reliability Centered Maintenance) 分析の業務などに関するオプション契約分を、$6,503,949 で受注した。AV-8B、C-130、CH-53、V-22、E-6、P-3、H-46 といった機体に関連する案件。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division), Lakehurst, NJ (N68335-06-C-0459)
  • TEC, Inc. (Charlottesville, VA) は米海軍から、NEPA (National Environmental Policy Act) とExecutive Order (EO) 12114 に基づく環境関連の計画・エンジニアリング業務を $6,449,487 で受注した。オプション契約分まで実現した場合の総額は、$10,000,000 (not-to-exceed)。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Mid-Atlantic 管内で実施するもので、州別の配分は NC (45%); ME (15%); VA (10%); NH (5%); CT (5%); NY (5%); NJ (5%); MA (2%); PA (2%); RI (2); DE (2%); VT (2%)。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-08-D-1403)
  • Burns & Roe Services Corp. (Virginia Beach, VA) は米海軍から、キューバの Naval Base, Guantanamo Bay で実施する電力・上下水道関連 (utility) とメンテナンス サービス業務のオプション 2 契約分を、$5,571,729 で受注した。累計受注額は $28,407,003。1 年単位のオプション契約 7 年分を設定しており、すべて実現した場合の総額は $66,915,462。Naval Facilities Engineering and Acquisition Division, Guantanamo Bay, Cuba (N62470-06-D-4614)
  • Raytheon Co., Missile Systems (Tucson, AZ) は米空軍から、ギリシア向けの AIM-120C-7 AMRAAM (Advanced Medium Range Air-to-Air Missile)×130 発と、ドイツ向けの NDI-AIUs (Non-Developmental Item Airborne Instrumentation Units)×6 セットに関する修正契約を、$87,604,532 で受注した。FMS (Foreign Military Sales) 案件で、ロット 21 量産分の修正契約となる。695 ARSS, Eglin AFB, FL (FA8675-07-C-0055 P00011)
  • Signal Engineering Inc. (San Diego, CA) は米空軍から、個人用の位置標定ビーコン (personnel locator beacon) を $17,596,323 (estimated) で受注した。Configuration A×36 セット、Configuration B×18 セット。さらにケース・バイ・ケースでオプション分の発注も。77 AESG/PSK, Brooks City-Base, TX (FA8902-08-C-1003)
  • Raytheon Co. (Tucson, AZ) は米空軍から、Processort Replacement Program のフェーズ I に関する修正契約を $13,186,604 で受注した。AIM-120 AMRAAM と SM-6 の誘導システムで使用している ASIC (Application Specific Integrated Circute)×2 種、すなわち ADP (AMRAAM Data Processor) と I/O (Input-Output) について、すでに該当製品の生産が終了していることから代替製品に換装するとともに、ミサイルのハードウェア/ソフトウェアについてアーキテクチャの修正を行う案件。ギリシア・台湾向けの FMS (Roreign Military Sales) も関連する。695 ARSS, Eglin AFB, FL (FA8675-07-C-0055/P00012)
  • Lockheed Martin Systems Integration (Owego, NY) は米空軍から、AN/ALQ-161A 電子戦装置を対象とする Preprocessor Avionics Control Unit Replacement Computer Production System についての修正契約を、$8,806,875 で受注した。542 CBSG/PKS, Robins AFB, GA (FA8523-07-C-0007-P00001)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/1)
  • 英国防省は、NSL (Northwestern Shiprepairers and Shipbuilders) と A&P Group の 2 社に対して、RFA (Royal Fleet Auxiliary) に所属する給油艦・給糧艦・揚陸艦、合計 16 隻を対象とするメンテナンス業務契約を発注したと発表した。NSL は 4 クラスタ・11 隻を 1 億 8,000 万ポンドで受注、Birkenhead の施設で作業を行う。A&P は 2 クラスタ・5 隻を 5,300 万ポンドで受注、Falmouth と Tyne の施設で作業を分担する。Baroness Taylor 装備調達担当相の説明では、この方式は従来の枠組みと比べて、3 億 3,000 万ポンドの経費節減になるとのこと。第一陣として、RFA Gold Rover が NSL で作業を開始することになっている。(MoD UK)
  • スペインの閣議は、RCWS (Remotely Controlled Weapon Station) を備える中型装甲車×100 両を、兵站支援業務も含めた総額 7,500 万ユーロで発注する件を承認した。2007 年 10 月に国防省が、手持ちの AFV を近代化改修する計画を提出していたうちの一環。高い機動性に加えて、戦地に展開した兵士の生命を守るために、耐弾性能・対地雷性能を備えるよう求めている。納入スケジュールについてはまだ協議中だが、年内に 40 両ほど、残りを 2009 年にデリバリーすることになる模様。その後に、以下のような 3 フェーズの計画が控えている。
    • フェーズ 1 : 2007-2009 年に 220 両を 1 億 4,300 万ユーロで調達
    • フェーズ 2 : 2009-2010 年に 355 両を、1 億 7,800 万ユーロで調達
    • フェーズ 3 : 8x8 装輪 AFV を調達。車種は未定で、テクノロジー リーダーとなる企業から技術移転を受けて、自国内で製造する計画
    (Spanish Council of Ministers)
  • ポーランド保健省 (Ministry of Health) は Eurocopter に対して、Mi-2 に代わる EMS (Emergency Medical Services) 用のヘリコプターとして、EC135×23 機を発注した。2009-2010 年にかけてデリバリーの予定。European JAR OPS-3 対応。ポーランド全土に分散配備して、LPR (Lotnicze Pogotowie Ratunkowe) が運用、サポートは Heli Invest が担当する。(Eurocopter)
  • トルコの TAI (Turkish Aerospace Industries) によると、トルコが調達を予定している A400M×10 機のうち同社が作業を担当する部分の比率は、機体構造部分で 7.15%、システム パッケージで 1.26% とのこと。同社以外に計画立ち上げ時点で関わっているのは、Airbus (仏独西英)、EADS CASA (西)、FLABEL (白) の各社。(TAI)
  • Lockheed Martin は米輸送軍 (USTRANSCOM) と米国防兵站局 (DLA) から、物資配送ネットワークの能力向上を目指す案件を受注した。DLA の IDE (Integrated Data Environment) と USTRANSCOM の GTN (Global Transportation Network) を一本化した IGC (IDE/GTN Convergence) を実現するもので、受注額は 8,900 万ドル。これに対して Lockheed Martin は、SAIC、Data Networks Corporation、PRTM、BearingPoint、Rainbow Data Systems、Innolog、Business Objects、Teradata、Oakland の各社と合同チームを編成して対応する。多年度契約で、次年度以降に追加のタスク オーダー発注が見込まれる。IGC により、エンド-エンドで補給業務の可視化・即応性・意志決定・サービス・兵站支援プロセスといった分野の改善を図るとしている。Lockheed Martin はもともと GTN の開発とメンテナンスを手掛けており、SOA (Services Oriented Architecture) の手法を持ち込んで、GTN を他のシステムと組み合わせる形。(Lockheed Martin)
  • Lockheed Martin は、AEHF (Advanced Extremely High Frequency) の初号機がカリフォルニア州 Sunnyvale にある DELTA (Dual Entry Large Thermal Altitude) チェンバーで、サーマル バキューム試験を実施中だと発表した。これは、宇宙空間と同様の温度変化を生じる環境下で、14 年鑑の想定寿命を通じて機能と性能を維持できるかどうか、検証するための試験。これが 7 月末に終わると、環境試験のデータ分析やインテグレーションの残作業に移り、2009 年初頭に衛星を空軍に引き渡す。そして、Atlas V ブースターで打ち上げとなる運び。AEHF の担当メーカーは、主契約社の Lockheed Martin Space Systems (Sunnyvale, CA) と副契約社の Northrop Grumman Space Technology (Redondo Beach, CA)。現時点で衛星 3 基と MCS (Mission Control Segment) を受注済み。MCS は SMC (Space and Missile Systems Center, Los Angeles AFB, CA) に据え付ける。(Lockheed Martin)

また買収か ! (DID 2008/6/30)
Elbit Systems Ltd. 傘下の El-Op が、Technion Research & Development Foundation Ltd. と Bynet Electronics Ltd. から EORD (Electro Optic Research and Development Company Ltd.) の全株を取得した。EORD は、音響・振動センサーを軍事・保安用途向けに手掛けているイスラエルの企業。

合弁確定 (BAE Systems & DID 2008/6/30)
BAE Systems と VT Group の艦艇建造部門を一本化するジョイント ベンチャー、BVT (BVT Surface Fleet) の設立が、VT Group の株主総会において承認を得た。これで、新会社は 2008/7/1 付で稼働を開始することになる。一本化の対象となるのは、BAE Systems Surface Fleet Solutions (Glasgow, Filton, Portsmouth) と VT (Portsmouth) の事業所、それと両社が対等出資して設立していた FSL (Fleet Support Limited) の事業。

今日の米軍調達 (Contracts 2008/6/30)
  • General Dynamics Network Systems, Inc. (Needham, MA) は米空軍から、ICE2 (Intelligence Information, Command and Control, Equipment and Enhancements) に関する増額契約を受注した。オプション契約分の公使により $850,000,000 を増額して、総額は $3,100,000,000 (maximum) となる。世界各地で IT 関連の機器メンテナンス・資産管理・サポート業務などを担当する案件。Warner-Robins ALC (Air Logistics Center), 330 Aircraft Sustainment Wing, 560 Aircraft Sustainment Group, Contracting Division, Robins AFB, GA (F09603-03-D-0095-P00008)
  • Lockheed Martin Corp., Missiles and Fire Control (Orlando, FL) は米空軍から、AC-130 に装備する Gunship Multi-Spectral System 2×12 ユニット、スペア パッケージ キット×3 セット、デポ用のスペアパーツ、T/O (Technical Order)、関連データを、総額 $80,000,000 で受注した。667th AESS/PK, Wright Patterson AFB, OH (FA8629-08-C-2402)
  • Northrop Grumman Systems Corp., Electronic Systems (Linthicum Heights, MD) は米空軍から、スタンドオフ電子戦 (EA : Electronic Attack) を実現するために必須の技術を開発・熟成する作業を、$20,842,119 で受注した。ローバンド・高出力送信用のフェーズド アレイ、ミッドバンド・高出力送信用のフェーズド アレイ、新型エキサイターといった内容。AFRL/PKSE, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-C-1397) [Boeing がプレスリリースを出していた、B-52H CCJ 発展型の関連か]
  • Vangent, Inc. (Arlington, VA) は米空軍から、サウジアラビア空軍 (RSAF : Royal Saudi Air Force) 向けの WBES (Web Based E-Learning System) の近代化プログラムを $13,590,654 で受注した。C3 (Command, Control, and Communication) 分野の E-ラーニング用ソフトウェアについて、調達・導入・コンフィギュレーション・試験・デリバリーを行う案件。CBT モジュール×1,405 セットと関連機材に加えて、教室の近代化改修も実施する。350th Electronic Systems Group, Hanscom AFB, MA (FA8706-08-C-0009)
  • BMC Software Distribution, Inc. (Houston, TX) は米空軍から、同社製のソフトウェア製品、サポート、メンテナンス、展開サービス、訓練を $9,681,350 で受注した。Combat Information Transport System Program Office 向け。667th Electronic Systems Center, 653d Electronic Systems Wing, 753d Electronic Systems Group, Contracting Division, Hanscom AFB, MA (FA8731-08-F-8053)
  • Boeing Co., Integrated Defense Systems, (Wichita, KS) は米空軍から、Evolutionary Data Link のフェーズ III 契約を $7,793,273 (maximum) で受注した。内訳は以下の通り。
    • Production Kit (Group A)×56
    • Production Kit (Group B)×30
    • Upgrade Kit (すでに EDLP II と MIL-STD-1553 データバスのインターフェイスを備えている機体をアップグレードするもの。)×20
    • Data-NSP
    • Program Support
    • Extended Monthly Operations-0 Lot
    • 1553 PCMICA Card×30
    • 1553 Bus S/V Module×90
    EDLPIII を導入して、老朽化したラップトップやリモート ディスプレイ モニタを新型と換装する。327th Aircraft Sustainment Group Contracting Division, Tinker AFB, OK (FA8107-08-D-0002 (First Order: FA8107-08-D-0002-0001 contains funds of obligation))
  • Eaton Aerospace LLC (Jackson, MS) は米空軍から、B-1B で使用する軸ピストンポンプ (axial piston pump)×83 セットを $7,801,000 (maximum) で受注した。DSCR-ZBAD, Tinker AFB, OK (SPRTA1-08-D-0001)
  • McDonnell Douglas Corp. (Long Beach, CA) は米空軍から、オーストラリア空軍 (RAAF : Royal Australian Air Force) の C-17A を対象とする GSP (Globemaster III Sustainment Partnership) の修正契約を、$6,125,000 (not-to-exceed) で受注した。FMS (Foreign Military Sales) 案件で、FY2008 第四四半期を対象とするオプション契約の行使分。AFMC/516 AESW/516 AESG/SYK, Area B, Bldg 558, Wright-Patterson AFB, OH (FA8614094-C-2004 P00254)
  • SNCT (dba SNC Manufacturing, Orocovis, Puerto Rico) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、迷彩トラウザーズとカバーオールを $51,155,550 (maximum) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM1C1-08-D-1087)
  • Maytag Aircraft Corp. (Colorado Springs, CO) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、ニュージャージー、デラウェア、ヴァージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージアの各州で実施する燃料施設の O&M (Operation and Maintenance) 業務を、$14,706,100.00 (maximum) で受注した。5 年契約。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SPO600-08-C-5827)
  • FLIR Systems Inc. (North Billerica, MA) は米海軍から、各種車両に装備する短距離用の監視・識別・限定的追跡機材・SR-GMVAS (Short Range - Ground Mobility Visual Augmentation System) を、$49,767,994 (maximum) で受注した。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Crane IN (N00164-08-D-JQ03)
  • Sensor and Antenna Systems, Lansdale, Inc. (Lansdale, PA) は米海軍から、以下の機材を $39,988,000 (not-to-exceed) で受注した。
    • Low Band Transmitter×24
    • V-Pol Antenna×22
    • H-Pol Antenna×24
    • Band 2 Adapter interface Assembly×16
    • スペアパーツ、補修用パーツ
    いずれも AN/ALQ-99 電子戦装置の Low Band Transmitter Antenna Group で使用するもの。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-C-0046)
  • Boeing Co. (St. Louis, MO) は米海軍から、F/A-18F 用の PSE (Peculiar Support Equipment)×449 点を $22,000,000 で受注した。オーストラリア空軍 (RAAF : Royal Australian Air Force) 向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division), Lakehurst, NJ (N68335-06-G-0024)
  • Lockheed Martin Corp. (Marietta, GA) は米海軍から、KC-130J/F/R/T と各種 C-130J 派生モデルを対象とする、CLS (Contractor Logistics Support) とテクニカル/エンジニアリング サポート サービス業務に関する修正契約を、$7,891,675 で受注した。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-04-D-0001)
  • BE&K Government Group, LLC (Birmingham, AL) は米海軍から、Naval Station Norfolk の NEX (Navy Exchange)・Building CD13 を対象とする拡張・補修工事を $16,755,000 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-08-C-9604)
  • Bay Electric Co., Inc. (Newport News, VA) は米海軍から、MCB (Marine Corps Base) Camp Lejeune (Jacksonville, NC) に Marine Special Operations Complex 向けの消防施設を建設する工事を、$5,858,305 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-06-D-6006/#0002)
  • T.B. Penick & Sons, Inc. (San Diego, CA) は米海軍から、Chollas Heights (San Diego, CA) に child development center を建設する工事を、$6,589,000 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N62473-08-D-8612/#0002)
  • Harry Pepper & Associates, Inc. (Jacksonville, FL) は米海軍から、NSA (Naval Support Activity), Panama City の Dock 146 を補修・近代化する工事を、$13,985,658 で受注した。3 件・総額 $970,000 のオプション契約があり、120 日以内に行使の予定。実現すると総額 $13,985,658 となる。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southeast, Jacksonville, FL (N69450-08-C-0759)
  • Butt Construction Co., Inc. (Dayton, OH) は米海軍から、Wright Patterson AFB (Dayton, OH) にある MCRC (Marine Corps Reserve Center) に隣接して管理棟と車両整備施設を建設する工事を、$9,411,000 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Midwest, Great Lakes, IL (N40083-08-C-0054)
  • Korte Construction Co. (dba the Korte Co., Highland, IL) は米海軍から、NSA (Naval Support Activity, Crane, IN) に special weapons assessment facility を建設する工事を、$7,943,536 で受注した。既存施設の取り壊しも実施する。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Midwest, Public Works Department, Crane, IN (N40083-06-D-4021/#0002)
  • Luhr Bros., Inc. (Columbia, IL) は米陸軍から、ミシシッピー川の堤防建設工事を $7,033,445.00 で受注した。783.0 マイル地点から 650.0 マイル地点まで (Westover Bendway Weirs No.1-No.5, Plum Point Dikes, Norfolk Star Dikes)。Army Engineer District Memphis, Memphis, TN (W912EQ-08-C-0021)
  • Caddell Construction Co. (Montgomery, AL) は米陸軍から、ジョージア州 Fort Benning で実施する Reception Station Processing Center 関連の建設工事を、$44,417,850.00 で受注した。倉庫、照明付きの運動場、上下水道・天然ガス供給・地下配電設備などの支援施設、舗装工事や歩道の整備など。それと、既存の建物 (Building 3020 と同 3021) を Training Support Center に改修する作業 (テロ対策としての、POV (Privately Owned Vehicle) 用駐車場の移転など) も実施する。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-07-D-0056)
  • Great Lakes Dredge & Dock Co., LLC (Oak Brook, IL) は米陸軍から、Northwest Tenn. Harbor で実施するミシシッピー川や港湾施設の浚渫作業を、$5,376,200.00 で受注した。Army Engineer District Memphis, Memphis, TN (W912EQ-08-D-0005)
  • Hutchinson Industries (Trenton, NJ) は米陸軍から、ホイール/タイヤ×56,520 セットを $55,734,937.20 で受注した。TACOM (Tank & Automotive Command), Warren, MI (W56HZV-08-C-0482)
  • AM General LLC (South Bend, IN) は米陸軍から、アップ・アーマード HMMWV (High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle) の頭上防御強化に使用する frag seven kit を、$128,504,465 で受注した。TACOM (Tank & Automotive Command), Warren, MI (DAAE07-01-C-S001).
  • JLG Industries, Inc. (McConnellsburg, PA) は米陸軍から、荒れ地向けのフォークリフト・All Terrain Lifter Army System を $14,539,042 で受注した。TACOM (Tank & Automotive Command), Warren, MI (W56HZV-05-C-0229)
  • General Dynamics Ordnance & Tactical Systems (Scranton, PA) は米陸軍から、砲弾用の金属パーツとケーシングを $13,865,374 で受注した。Headquarters, Army Sustainment Command, Rock Island, IL (W52P1J-08-D-0061)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/6/30)
  • 米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、パキスタン向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で AN/ALQ-211(V)9 電子戦ポッドなどを輸出すると通告した。F-16 に装備するもので、内訳は以下の通り。
    • AN/ALQ-211(V)9 AIDEWS (Advanced Integrated Defensive Electronic Warfare Suite) 電子戦ポッド×21
    • ソフトウェア サポート、補修・返却業務、補修用パーツ、スペアパーツ、支援機材、技術支援、文書類、兵站支援要員の派遣、その他の兵站支援業務
    すべてのオプション契約分まで実現したときの総額は、7,500 万ドル。担当メーカーは ITT Corp. (Clifton, NJ)、オフセットの設定はなし。なお、パキスタンは 2004 年 6 月から、Major Non-North Atlantic Treaty Organization Ally の指定を受けている。(DSCA)
  • オーストリアは 7/1 から、Joint Armed Forces Command (Graz 所在) と Air Surveillance Command (Wals 所在) の指揮下で、Eurofighter Typhoon を使った対領空侵犯措置任務を開始する。発注している 15 機の Typhoon のうち、初号機は 2007/7/12 に到着、2009 年までに全機が出揃う予定。配備先は Air Surveillance Sqn. (Zeltweg, Steiermark)。なお、すでにサッカーの Euro2008 選手権に際して、Typhoon を使った上空警戒飛行を実施している。「初号機の領収から 11 ヶ月で実働を開始したのは、世界的に見ても早い部類に属する」「それを支えたのが、広範な任務に低い運用コストで対応できる、Typhoon の柔軟性である」とは、Eurofighter GmbH の CEO・Aloysius Rauen 氏の弁。その他の国の状況は以下の通り。
    • ドイツ : 2008 年 6 月から、JG74 (Neuburg/Donau) が Typhoon による QRA (Quick Reaction Alert) 任務を開始。
    • イタリア : 2005 年から Typhoon による QRA を開始
    • イギリス : 2007 年から Typhoon による QRA を開始
    • スペイン : 準備中
    このほか、英空軍 No.IX Sqn. 所属の Typhoon が、LITENING III ターゲティング ポッドのインテグレーションを終えて、5-6 月にアメリカ・ネバダ州の Nellis AFB で開催された "Red Flag" 演習に参加、1 日あたり 2 ソーティを実施して、Enhanced Paveway II を 1 機あたり 6 発ずつ投下した。現時点でデリバリー済みの機数は 147 機、昨年に 72 機を発注したサウジアラビアについては、2009 年からデリバリーを開始する予定。累計受注は 707 機。(Eurofighter)
  • これにより、オーストラリアがスイスからリースして対領空侵犯措置に使用していた F-5E Tiger II は御用済みとなり、リースしていた 12 機のうち 4 機が、6/30 にスイスの Payerne に戻る。残りの機体と支援機材についても、リース契約の期限が切れる 2008/10/31 までにスイスに返却する予定。その後、12 機のうち 10 機については機体の寿命を迎えるまで、またスイス空軍で運用を継続する。このリース案件は、Saab J35 Draken の退役と、後継となる Eurofighter Typhoon の実働開始までのギャップフィラーとして 2004 年 4 月に合意が成立、2004/7/9 から実働を開始したもの。4 年間で合計 5,000 時間の飛行時間を記録している。オーストリアへのリースに際して、機体のマーキングだけでなく、航法・通信機材を変更していた。(Swiss Dept. of Defence, Civil Protection and Sport)
  • さらに EUROJET Turbo GmbH は、Typhoon トランシェ 2 に装備する EJ200 エンジンが、累計納入 100 基を達成したと発表した。100 基目となったのは、Eurojet コンソーシアムに参画しているイギリスのパートナー・Rolls-Royce が、イギリス・Bristol の工場で組み立てを担当しているうちの 1 基。このほか、イタリアの Avio、スペインの ITP、ドイツの MTU Aero Engines が、それぞれ自国向けにエンジンの組み立てを担当している。707 機の発注が決まっている Typhoon 向けに、Eurojet では合計 1,500 基あまりの EJ200 を製造する予定。さしあたり、トランシェ 2 については 2012 年まで製造が続く。(EUROJET Turbo GmbH)
  • Boeing は米空軍 AFRL (Air Force Research Laboratory) から、B-52 を使って長距離 EA (Electronic Attack) ミッションを行うための関連技術を熟成する作業を、1,490 万ドルで受注した。B-52H にポッド式の電子戦機材を搭載して電子戦を仕掛ける件について、エンジニアリング スタディを行うもの。以前に話が出ていた CCJ (Core Component Jammer) 用の技術を発展させる形で実現する。なぜ B-52H かといえば、即応性、航続性能、ロイター時間、機体規模、パワー (訳注 : 電力供給能力 ?) といった条件を満たせる唯一のプラットフォームが B-52H だから、という説明。なお、電子戦機器の部分については Northrop Grumman Integrated Systems (Bethpage, NY) と組んで作業を進める。3 年間のスタディに続いて、2011-2012 年頃にデモンストレーションを実施する計画。(Boeing)
  • ILS (International Launch Services) は 27 日、Baikonur Cosmodrome から Proton K/Block DM ブースターを使って、ロシアの軍用衛星・Cosmos 2440 を打ち上げたと発表した。(ILS)
  • ニュージーランド空軍 (RNZAF : Royal New Zealand Air Force) は、B.757 のアップグレード改修初号機 (S/N NZ7571) がアメリカ・アラバマ州の Mobile Aerospace Engineering で試験飛行を成功裏に実施したと発表した。全部で 6 回の領収・評価試験飛行 (Acceptance, Test and Evaluation) を計画している。老朽化した B.727 に代わるものとして、2003 年 5 月に機体の購入と改修を 2 億 2,100 万 NZ ドルで発注したもの。現在、2 機の B.757 を対象として、Mobile Aerospace Engineering (Mobile, AL) と Boeing Integrated Defence Systems (Wichita, KS) の手で、機体構造の強化やエンジンのパワーアップ、通信/航法用アビオニクスの近代化、といった改修を進めているところ。通常は人員輸送仕様になっているが、人員/貨物混載のコンビ仕様にも短時間で転換できるほか、燃料輸送、負傷者後送 (AME : Aero Medical Evacuation)、VIP 輸送といった任務にも対応可能。年末には 2 号機も改修を終えてニュージーランドに戻り、2009 年初頭から実働可能になる予定。「史上、もっとも大がかりな改修を受けた B.757 だ」と称している。(New Zealand Defence Force)
  • EADS Defence & Security (DS, Friedrichshafen-Immenstaad) が 2003 年から量産を開始したターゲット ドローンが、累計納入 500 機を達成した。500 機目となったのは Do-DT25-55 で、6/26 に工場を出て行った。この DT-25-55 は、キャリア ドローン (DT25) の下にターゲット ドローン (DT-55) を懸吊する構成で、対レーダー ミサイルによる脅威をシミュレートして防空部隊の訓練に供する。カタパルトで撃ち出して射場に侵入したところで DT-25 が DT-55 を切り離して、脅威シミュレートを開始する仕組み。最近、発展型の DT-45 も登場したが、こちらは DT-25-55 よりも高速化を図っているほか、低高度飛行能力を強化して、シースキマー型対艦ミサイルをシミュレート可能にした。飛行経路は、発射前に、あるいは発射後の飛行中にウェイポイントを指定・入力する方式。EADS DS では、取り扱いが容易で信頼性が高く、陸上・艦上のいずれからでも発進可能で値段も安い、と称している。MAS (Military Air Systems) 部門では、このドローンに加えてスコア記録システムや光学/赤外線/レーザー/レーダーといった機能強化も含めて、パッケージ化した訓練ソリューションを提供するとしている。地上側のインフラも提供可能で、その一例としてギリシア・Crete 島で 1998 年から運用している NAMFI (NATO Missile Firing Installation) を挙げている。これは地上管制/監視ステーション、油圧カタパルト、試験/運用機材といった内容。(EADS Military Air Systems)
  • Raytheon は英国防省に対して、米軍が使用している指揮・統制用の情報システム・DCGS (Distributed Common Ground System) のデモンストレーションを実施していたことを明らかにした。目的は、イギリス軍に DCGS を導入したときのポテンシャルを実証すること。このシステムは、敵情や敵の動静について各種の情報源から集めたデータを処理して、精確かつタイムリーな情報を指揮官や現場の兵士に提示する。それを、6/2-20 にかけて Portsmouth で実施した CWID (Coalition Warrior Interoperability Demonstration) 2008 演習に持ち込んで、DCGS と DIB (DCGS Integration Backbone) を既存のアプリケーションやデータベース、共用サービスと接続して運用した次第。DIB を使うと、軍以外の情報源、つまり金融や運輸などといった分野からの情報を、オープンな業界標準規格に基づくインターフェイスを介して受け取ることができる。DIB の次期バージョン・DIB 1.3 については、すでに Raytheon が米軍から契約を得て開発中。(Raytheon)
  • Metal Storm Inc. は米海兵隊システム軍団 (MARCORSYSCOM : Marine Corps Systems Command) から、MPM-NLWS (Mission Payload Module - Non-Lethal Weapons System) のデモンストレーションを $103,751 で受注したと発表した。民間企業が開発した有用なテクノロジーに対して政府が支援を実施する MRD (Market Research Demonstration) の下で、デモンストレーション モデルを製造・納入する。MRD に続く段階として、SDD (System Development and Demonstration) フェーズ、そして量産に向けた提案要求フェーズがある。MPM-NLWS は群衆鎮圧や交戦区域への非戦闘員進入阻止を目的とする非殺傷性装備で、Metal Storm が BAE Systems Products Group 傘下の Defense Technology と組んで取り組んでいる。さしあたっては HMMWV (High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle) に搭載するが、将来的には他の車両や無人プラットフォーム、水上艦への搭載も実現する。(Metal Storm)

今日の報道発表 (MoD UK via Defense-Aerospace.com 2008/6/27-30)
英国防省は DVD (Defence Vehicle Dynamics) の席で、新型 AFV・Ridgback と Panther のお披露目を実施した。Ridgback は米 Force Protection 製 Cougar 4x4 のイギリス版で、1 億 5,000 万ポンドで 150 両の調達を予定。すでに導入している Mastiff の兄弟車で、これから装甲・兵装・通信システム・電子戦機材の搭載を実施する。Panther はいわゆる FCLV (Future Command and Livison Vehicle) で 401 両の調達を予定。このほか、浮上航走が可能な装軌式輸送車・Viking×14 両を BAE Systems に 1,400 万ポンドで、Jackal×72 両を Babcock Marine に追加発注済み。いずれも、他の AFV とともにイラクやアフガニスタンに送る。
AFV だけでなく、新型戦闘糧食・Multi Climate Ration Packs や、軍服・赤外線センサーなどの個人用戦闘装備、輸血機器など、多様な装備品を展示した。新型戦闘糧食には 20 種類のメニューがあるが、その中にはシーク教徒用、ヒンズー教徒用、なんてものまである。長期にわたって提供できるように、戦地から戻ってきた軍人の協力を得ながら、メニューにバラエティを持たせようと工夫している、とのこと。新型戦闘糧食は、今夏からアフガニスタンで支給を開始する予定。
DVD の会場は広いので、参加した関係者を輸送するためにシャトルバスが走り回ったとのこと。

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人事・組織

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戦争・紛争

次期イラク派遣部隊 (DoD 2008/6/30)
米国防総省は以下の部隊について、2009 年初頭から OIF (Operation Iraqi Freedom) への派遣を開始すると発表した。展開期間は 1 年間。
  • 米海兵隊・第 8 聯隊戦闘団 (Regimental Combat Team 8, Camp Lejeune, NC)
  • 米海兵隊・第 6 聯隊戦闘団 (Regimental Combat Team 6, Camp Lejeune, NC)
  • 米陸軍・第 1 騎兵師団・第 1 旅団戦闘団 (Fort Hood, TX)
  • 米陸軍・第 1 騎兵師団・第 2 旅団戦闘団 (Fort Hood, TX)
  • 米陸軍・第 10 山岳師団・第 3 旅団戦闘団 (Fort Drum, NY)
  • ペンシルバニア州兵・第 28 歩兵師団・第 56 SBCT (Stryker Brigade Combat Team)

今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/2)
1 日、アフガニスタンの Bari Kowt で、米空軍の F-15E と A-10 が敵を 500lb 爆弾と GBU-31/B で爆撃。Kandahar では米空軍の MQ-1 が、敵を AGM-114 で攻撃。Gereshk では米空軍の B-1B が、敵のロケット発射陣地を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。Hawzeh では米空軍の A-10 が、敵の指揮所とロケット発射陣地を GBU-12/B と 500lb 爆弾で爆撃。Bagram、Gardez、Golestan に米空軍の F-15E が、Sangin と Tarin Kowt に仏空軍の Mirage 2000 が、Sharona に米空軍の A-10 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 59 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 23 件、ISR ミッション 24 件、戦術偵察ミッションは 6 件を実施。

今日のイラク (AFPS 2008/7/2)
聯合軍は Baghdad の Adhamiyah 地区で、イランの支援を受けている "special groups" のメンバー 2 名を拘束。うち 1 名は武器密輸と訓練の担当。現場では、各種の武器・弾薬を発見。
Baghdad 南部の Rashid 地区では、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団・第 64 機甲聯隊が 2 日がかりの掃討作戦を実施、自家製爆弾、自動小銃、拳銃、弾薬を発見。別件で、聯合軍とイラク軍はイラク国内各地で 4 ヶ所の武器集積所を発見、内容は自動小銃、弾薬、擲弾、路傍爆弾など。
30 日、Baghdad の Rashid 地区で聯合軍が 3 名を拘束、うち 2 名は Zubaida 地区の Saha で武器を運んでいるところを取り押さえられた。別件で、お尋ね者 2 名を拘束、うち 1 名は "special groups" のメンバー。さらに武器集積所も発見。さらに別の場所では、イラク軍と聯合軍が自家製爆弾、迫撃砲、擲弾、擲弾発射機、爆弾製造材料などを発見。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/1)
30 日、アフガニスタンの Worzhanah Kalay で、米空軍の F-15E が敵のロケット発射陣地を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。Bari Kowt では、米空軍の A-10 が敵をロケット弾で攻撃したほか、さらに F-15E が敵陣を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。Uruzgan では仏空軍の Mirage 2000 が、敵陣を GBU-12/B で爆撃。別件で英空軍の Harrier GR.7/9 が、敵を Enhanced Pavewway II で爆撃。
Khas Konar では米空軍の F-15E が GBU-38/B で、Bagram では米空軍の A-10 が GBU-12/B で、それぞれ敵陣を爆撃。Nagalam では米空軍の F-15E が、敵陣を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。Deh Chopan では英空軍の Harrier GR.7/9 が、敵をロケット弾と 540lb 爆弾で攻撃。Khowst では米空軍の B-1B が敵を GBU-38/B で爆撃。Qarah Bagh、Khas Konar、Bari Kowt に米空軍の A-10 が、Konduz に米空軍の F-15E が、Tarin Kowt と Molla Ashraf に仏空軍の Mirage 2000 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 54 件、ISR ミッションは 13 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 48 件、ISR ミッション 26 件、戦術偵察ミッション 8 件を実施。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/7/1)
Khowst 省南部で、聯合軍の偵察機が重機関銃と RPG で武装した敵を発見、攻撃ヘリと爆撃機が交戦して敵の全員・33 名が死亡。Nimruz 省では、タリバン掃討作戦を実施した際の交戦で敵 1 名が死亡、4 名が拘束された。Khash Rod 地区で、武器密輸や路傍爆弾攻撃などに関与しているタリバン関連組織の首領を捜索した際の出来事。警察の制服 12 着、アヘン 50lb も発見。
27 日、Oruzgan 省の Khas Oruzgan 地区で、聯合軍とアフガニスタン軍が合同パトロールを実施した際に小火器で撃たれる事件が発生、反撃するとともに航空支援を要請して、複数の敵が死亡。現場で少女の遺体を発見したが、これは交戦前に死亡していたものとみられる。

今日のイラク (AFPS 2008/7/1)
Baghdad で聯合軍が、複数の武器集積所を発見。Adhamiyah 地区で発煙手榴弾と手榴弾、Baghdad 北部で 122mm 砲弾を改造した IED、Rusafa 地区で EFP (Explosively-Formed Projectile)、West Rashid 地区で 60mm 迫撃砲・RPG・機関銃といった具合。
28 日、イラク軍がアルカイダ関係者 5 名を Mosul で拘束。大規模な密輸組織に関わっていたとみられる。現場ではタバコ 1,400 カートンと現金 5 万ドルを発見。タバコを売って犯罪組織の活動資金にしていた模様。イラク軍は 27 日に Balad でも、アルカイダ関連組織の首領とその他 1 名を拘束している。
26 日に Samarra で米軍特殊作戦部隊が、硝酸カリウム (potassium nitrate) 100lb 入りの鞄を発見。25 日にはイラクの SWAT (Special Weapons And Tactics) チームが Tikrit で、アルカイダ関連組織が使用しているとみられる給油ポイントと休養ポイントを発見。
23 日に Beiji でイラクの治安部隊が、アルカイダ関係者など 2 名を拘束、対戦車地雷・RPG・擲弾・AK-47・ロケット・弾薬 5,000lb を発見。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/6/30)
29 日、アフガニスタンの Lowkhi で米空軍の F-15E が、GBU-12/B で敵を爆撃。Worzhanah Kalay では米空軍の A-10 が、30mm 機関砲、ロケット弾、500lb 爆弾で敵を爆撃したほか、F-15E も 20mm 機関砲、GBU-31/B、GBU-38/B で敵のロケット発射チームを攻撃。別件で、米空軍の B-1B が GBU-31/B と GBU-38/B で敵が陣取る建物を爆撃。Nagalam では米空軍の B-1B が、GBU-31/B で敵を爆撃。Lwara では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵陣を爆撃。Bari Kowt に米空軍の F-15E が、Gereshk に仏空軍の Mirage 2000 が、Ghanzi に米空軍の F-15E と A-10 が、Musa Qal'eh に英空軍の Harrier GR.9 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 48 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、Al Amarah に米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 60 件、ISR ミッションは 24 件、戦術偵察ミッションは 6 件。

今日のイラク (AFPS 2008/6/30)
聯合軍は 5/21 の作戦で得た情報を基に、Tigris River Valley で活動しているアルカイダ関連組織の掃討作戦を実施。Balad では車両に乗って移動中のテロ活動容疑者 2 名を発見、停止の指示や警告射撃を無視したために発砲して、2 名とも死亡。車中からは武器や軍用仕様のベストを発見。別のテロ活動容疑者 4 名が、やはり車両に乗って移動しているのを発見、こちらも警告を無視したために発砲したところ、車両に積まれていた爆発物が爆発・炎上、全員が死亡。Beiji では、29 日に 9 名、30 日に 3 名を拘束。うち 1 名は外国人テロリストに隠れ家を提供した容疑。
30 日、聯合軍が Baghdad と Mosul でアルカイダ関係者 1 名ずつを拘束、Mosul ではさらに 2 名を拘束したほか、プロパガンダ素材や文書偽造のツールを発見、爆弾攻撃や暗殺に関与した容疑者 1 名とその他 4 名を拘束。Baghdad 周辺ではさらに、同市南部で自爆テロを仕掛けていた容疑者 1 名を拘束。
29 日、Baghdad の警察が地元住民の誘導により、自家製爆弾・迫撃砲・信管・装薬・拳銃を発見。Amarah 地区でも地元住民の誘導により、イラク軍が RPG・爆弾・SAM・爆弾製造材料を発見。New Baghdad の Mashtal では警察がライフル・機関銃・拳銃など武器 150 点を発見。Adhamiya では "Sons of Iraq" メンバーの通報により、聯合軍部隊が手榴弾や各種弾薬を発見。
Baghdad の New Baghdad 地区では、米陸軍・第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘団と警察が、テロリストが使用していたとみられるライフル、ライセンス プレート、起爆装置、RPG の推進薬、砲弾、ID カード、爆弾製造材料を発見。Baghdad の West Rashid 地区では、"Sons of Iraq" メンバーの通報により、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団がロケット、RPG、RPG の推進薬、迫撃砲を発見。
6/27 にイラクの警察は、Ford F-550 貨物トラック×82 両を受領。

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こぼれ話

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JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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