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一般ニュース
今日の小ネタ (DefenseNews 2008/7/4)
仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) は Thales に、Damocles 偵察ポッド×10 セットを発注した。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/4)
米陸軍は 2 日、初のサイバー戦部隊として「ネットワーク戦大隊 (臨時編成)」(Army Network Warfare Battalion (Provisional)) を発足させた。本拠地はメリーランド州の Fort George G.Meade。陸軍と国防総省の両方をサポートする部隊で、任務範囲は幅広く、イラクにおける BCT (Brigade Combat Team) のサポートから、他の軍種、統合軍指揮官、国防総省以外の官庁もカバーする。米陸軍 INSCOM (Army Intelligence and Security Command) 司令官の David Lacquement 少将によると、この大隊は「陸軍のネットワーク戦闘能力向上を牽引する、INSCOM の拳骨」とのこと。コンピュータ ネットワークへの依存度が高まっていることから、それを護る手段が必要という認識が、発足の背景にある。(US Army)
米空軍・航空機動軍団 (AMC : Air Mobility Command) では、燃料消費低減策を模索中。2006 年にまとめたデータによると、米軍が消費する航空燃料の 82% は空軍が消費しており、そのうち AMC が消費しているのは 27%。2006 年に AMC が消費した燃料は 6 億 7,500 万ガロン、金額にして 15 億ドル。これはジェット燃料の価格を $2.27/gal として計算した数字だが、現在では $4/gal まで値上がりしているので、燃料消費削減策は必須。まず、民間航空界でも行っているように、任務に必要な分の燃料だけを搭載する方式を取り入れた (従来は任務の内容に関係なく、標準規定分量、あるいはワンセット分の燃料を搭載していた)。これで年間 1,800-4,000 万ドルの燃料費節減が可能とされる。また、訓練ミッションに使用している KC-135 から余分な機材を取り除いて 1,200lb ほど軽量化することで、160 万ドルの燃料費を節減する計画もある。(USAF)
米 GAO (Government Accountability Office) は、米国防総省の予算執行に対する報告をまとめた。以前にまとめた報告のフォローオンとなるもの。GAO の指摘によると、国防総省では主要なウェポン システムの開発に際して当初に設定した予算内で収めることができず、FYDP (Future Years Defense Program) で規定した水準を超過した分については無計画で非効率的な調整、つまり異なるプログラム同士での資金融通、スケジュールの延期、あるいは調達数量の削減といった手段に頼っていると指摘。そして、その原因として開発経費の過少見積もりや、一部の要件・重要な要素技術に対する理解不足と楽観的に過ぎる想定があるとしている。(GAO)
今日の小ネタ
米軍向けの MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) の納入が、累計 10,000 両に達した。2 月に 5,000 両を達成したばかり。Robert M.Gates 国防長官が、MRAP を最優先課題に指定したことで、製造・納入が加速している。最終的に 15,000 両ほどを揃える予定。(AFPS 2008/7/3)
NNMC (National Naval Medical Center, Bethesda, MD) で、WRNMMC (Walter Reed National Military Medical Center) の新施設建設が始まった。BRAC (Base Realignment and Closure Commission) 2005 により、WENMMC は Washington DC から Bethesda への移転が決まっており、それを受けたもの。9 億 7,000 万ドルを投じて、施設の増築・更新を行うほか、ヴァージニア州の Fort Belvoir にも同州北部を担当する医療施設を新設する。(DoD 2008/7/3)
コロンビア軍が実施した急襲により、アメリカ政府の契約業者 3 名 (Marc Gonsalves、Thomas Howes、Keith Stansell の三氏、いずれも Northrop Grumman の社員) を含む 15 名が救出された。いずれも 2003 年から反政府ゲリラに拘束されていたもの。件の 3 名は米空軍の C-17A でアメリカに運ばれて、Brooke Army Medical Center (San Antonio, TX) で治療を受けている。2003 年 2 月に、麻薬監視飛行を行っていた飛行機に乗っていた際に機が墜落、その際に捕まったきりになっていた。(AFPS 2008/7/3)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/3)
6/30 に、米空軍航空戦闘軍団 (ACC : Air Combat Command) 司令官の John D.W. Corley 空軍大将、米陸軍 TRADOC (Army Training and Doctrine Command) 司令官の William S. Wallace 陸軍大将、Army Capabilities and Integration Center のディレクターを務める Michael Vane 陸軍中将が会談、共同で UAV の運用コンセプト (CONOPS : Concept of Operations) を策定する件について協議した。大規模な紛争から低烈度の安定化作戦まで、あらゆる軍事作戦の態様に対応して、統合作戦における UAV の運用について統合化や協力体制を改善するものだという説明。すでに数ヶ月前から陸軍と空軍の合同チームが、将来の UAV に対する要求仕様をとりまとめる作業を進めてきているほか、1 月には陸軍と空軍の参謀総長以下が、相互運用性実現に向けた協議を実施していた。すでに対テロ戦におけるものについての枠組みができているので、それを発展させる形で教義・組織・訓練・リーダー育成・資材・人員・施設といった分野の問題を解決していく。また、情報の共有や指揮・統制の分野も課題のひとつ。(USAF)
Michael B. Donley 空軍長官 (代理) は、遅延している Global Wing Organizational Structure の適用先送りを指示した。これは以前に発表してある、戦闘機・爆撃機・救難機の航空団を対象とする組織改編で、MG (Maintenance Group) を Materiel Group に改称、麾下に AMU (Aircraft Maintenance Unit) への移管対象にならない整備部門、つまり Logistics Readiness Squadron、Aerial Port Squadron、Maintenance Squadron などを置くもの。5 月に T. Michael Moseley 参謀総長 (当時) が、これを 2008/7/1-2008/11/30 の間に実現するようにと指示していたが、空軍幹部の間でこの件について協議して結論が出るまで、適用は待てということになった次第。(USAF)
Arianespace は、7/2 に ProtoStar I - BADR-6 ミッションを実施する予定だったが、Ariane 5 ブースターと発射台の間の電気的インターフェイスに問題が見つかったため、7/7 に延期すると発表した。(Arianespace)
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産業・装備・調達
今日の報道発表 (Press Information Bureau India via Defense-Aerospace.com 2008/7/4, Embraer via Defense-Aerospace.com 2008/7/7)
インド空軍向けの AEW&C (Airborne Early Warning and Control) 機について、ブラジルの Embraer とインドの DRDO (Defence Research and Development Organisation) 麾下・CABS (Centre for Airborne Systems) が共同開発することになった。Embraer の受注額は 2 億 1,000 万ドル。
初号機は 3 年後の 2011 年にデリバリーの予定。その後、2012 年からインド空軍と DRDO の手で、飛行試験とミッション システムの試験を実施する。センサーは DRDO が開発する AAAU (Active Array Antenna Unit) を使い、これを胴体上部に搭載するため、Embraer が EMB-145 の改設計を行う。また、通信機器などのサブシステムも DRDO が開発・搭載する。そのため、機体の艤装やミッション システムの搭載作業はインドで実施する。
すでに EMB-145 ベースの AEW&C 機を使っているカスタマーは 3 ヶ国、累計受注実績は 10 機。内訳は、ブラジル空軍 (FAB : Forca Aerea Brasileira) が SIVAM (Sistema de Vigilancia da Amazonia) 用として 5 機、メキシコ (SEDENA : Secretaria de la Defensa Nacional) が 1 機。さらにギリシア空軍 (HAF : Hellenic Air Force) が 4 機を発注中。また、インドは以前に Embraer 製のジェット機を購入したことがあり、VIP 輸送用に 4 機、国境警備隊 (BSF : Border Security Force) 用に 1 機を使用している。
なお、インドはこれ以外に Il-76 に IAI 製の Phalcon レーダーを搭載する AEW&C 機の計画を持っており、2004 年に 11 億ドルで 3 機を発注しているが、予定より 1 年ほど進捗が遅れている状況。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/4)
その Embraer は、航空機用の降着装置や油圧関連機材などを手掛けている ELEB (Embraer Liebherr Equipamentos do Brasil) の株式・40% 分について、Liebherr Aerospace S.A.S. からの買い取りが完了したと発表した。2007/12/21 に発表していたもので、ジョイント ベンチャーだったものを完全に傘下に入れた格好。今後、ELEB は ELEB Equipamentos S.A. と改称して事業を継続する。(Embraer)
EADS Defence & Security (DS) 傘下の DE (Defence Electronics) 部門は、ドイツの軍用飛行場に設置するレーダーと管制システムを、BWB (Bundesamt fur Wehrtechnik und Beschaffung / Federal Office of Defence Technology and Procurement) から 2 億 5,000 万ユーロで受注した。最新の航空管制規格に対応したタイプ ASR-S 管制レーダー×22 基と識別システムを、2015 年までに納入する。過去 30 年にわたって使用してきた航空管制レーダーを代替するもので、軍用飛行場のアプローチ コントロールだけでなく、周囲の空域を対象とする管制もカバーする。「ヨーロッパの空は大変混み合っているので、最新のレーダーと自動識別システムで構成する管制システムが必要」という説明。ASR-S は、最新の半導体送信機とシグナル処理技術を用いる 1 次レーダーと、モード S に対応した 2 次レーダー (MSSR) の組み合わせで構成する。後者は 2009 年までに中欧で導入するもので、地上から機体に問い合わせ信号を発して、それに対する応答を受けて個々の機体を識別する。すでに EADS DS 製の 2 次レーダーは、ドイツ、フランス、ノルウェー、フィンランドの海軍でも使用しているほか、航空管制用途ではポルトガル、ブルガリア、フィリピンで導入実績がある。(EADS)
英空軍向け C-17A の最終号機 (6 号機。S/N ZZ176) が 7/2 に、配備先となる RAF Brize Norton に到着した。6/11 にカリフォルニア州 Long Beach の Boeing 社工場で引き渡しを受けた後、要員の訓練を実施してからイギリスに飛来した次第。到着から 18 時間後には実働体制を整えて、コソボで第 2 ライフル聯隊が実施している "Operation Valero" をサポートするための任務に飛び立っていった。所属は他の 5 機と同様、No.99 Sqn.。(MoD UK)
Astrium は、過去 2 ヶ月にわたって実施していた、Galileo 計画で使用する技術実証衛星 2 号機・Giove-B を対象とする軌道上試験 (IOT : In-Orbit Test) を完了したと発表、オランダの Noordwijk にある European Space Research and Technology Centre で結果を報告した。これは、Giove-B が搭載するシグナル発生装置や S-PHM (Space Passive Hydrogen Maser) 原子時計などのシステムが、正常に機能しているかどうかを検証するもの。シグナル発生装置の場合、さまざまなシナリオの下で 1 次系から 2 次系への切り替えを行う等のテストを実施、地上でシグナルを正常に受信できるかどうかを検証した。この後は IOV (In-Orbit Validation) の作業に移る。このフェーズでは、これから 2010 年までに、合計 4 基の衛星を軌道に上げることになっている。(Astrium)
CACI International は米陸軍 PD SW (Project Director, Signals Warfare) から、S3 (Strategic Services Sourcing) サポート業務契約を受注した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 2 年分、総額 2,300 万ドルの案件。陸軍が使用する SIGINT システムや電子戦システムを対象とするサポート業務を担当するほか、IED ジャマーの製造・納入も行う。(CACI International)
PGC (Philadelphia Gear Corp.) は、GE (General Electric) が傘下に有している海洋関連部門 (Lynn, MA) について、その大半を買収することになったと発表した。製品ラインだけでなく、知的所有権や機材も対象になる。売却対象になる製品の具体的な例としては、Arleigh Burke 級イージス駆逐艦や LCS (Littoral Combat Ship) 、その他の国の海軍向けに納入している減速ギアがある。なお、新型原子力空母・CVN-78 関連の事業については、今回の買収の対象外。(PGC)
ウクライナの Antonov は、ロシアと共同開発しているリージョナル旅客機・An-148 が、6/27 に Voronezh Aircraft Building Company の工場で完成したと発表した。(Antonov ASTC)
Pratt & Whitney の GTF (Geared Turbo Fan) エンジンがフェーズ II 地上試験を完了、飛行試験に向けた準備作業を完了した。(Pratt & Whitney)
フィンランドの Patria は、フィンランド空軍が保有・運用している Fokker F-27 と EADS CASA CN-295 のメンテナンス業務を開始した。Fokker については 3 月に合意をまとめて、暫定的な形で作業を始めていたが、CN-295 についても準備ができた次第。(Patria)
オーストラリア・Queensland 州の Amberley と Eagle Farm にある Boeing Australia の整備工場が、アメリカ国外では初めて FAA (Federal Aviation Administration) の認証を獲得した。FAA Type 145 repair certificate と呼ばれるもの。件の工場では、NG737 の民間型、あるいはその軍用派生型を対象として、機体とエンジンのメンテナンスや補修を実施する。今回の認証獲得により、他国のエアラインを対象として NG737 の重整備を請け負うことができるようになった。審査の過程では、Project Wedgetail の下で進めている、B.737 ベースの AEW&C 機を対象とする改修作業の状況も、評価項目に含まれた由。(Boeing)
またモメないだろうな… (Contracts & Point Blank Solutions 2008/7/3)
Point Blank Body Armor, Inc. (Pompano Beach, FL) は米陸軍から、改良型の OTV (IOTV : Improved Outer Tactical Vest) を $86,184,060 で受注した。ARDEC (Army Research, Development and Engineering Command), Aberdeen Proving Ground, MD (W91CRB-07-C-0085)
月産 25,000 セットのペースで生産・納入して、6 ヶ月で 150,000 セットを完納する予定。IOTV の導入は 2007 年 5 月に決まり、第一陣として 230,000 セットを発注して、これは現在、生産中。別口で 736,000 セットの調達に関するコンペティションを実施、これで 2007 年 11 月に策定した調達目標の、966,000 セットを充足する。コンペティションでは Point Blank を含む 2 社が競合したが、「我が社が最善の提案をしたので採用された」というのが Point Blank の説明。
今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/3)
Global Fleet Sales, Inc. (Charlottesville, VA) は米陸軍から、メンテナンス車両 (mobile maintenance vehicle) を $10,390,250 で受注した。TACOM, Warren, MI (WHZV-06-D-G002)
Sikorsky Aircraft Corp. (Stratford, CT) は米陸軍から、UH-60M アップグレードに関連する先行調達を $9,800,000 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-08-C-0003)
McTech Corp. (North Kansas City, MO) は米陸軍から、カンザス州の Fort Riley に child development center を建設する工事を、$7,950,730 で受注した。Army Corps of Engineers, Kansas City, MO (W912DQ-08-D-0030)
Valero Marketing & Supply Co. (San Antonio, TX) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、イスラエル向けの燃料油を $45,978,408.00 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-0495)
Isobunkers, LLC. (Norfolk, VA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの燃料油を $20,620,737.57 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-0358)
Midstream Fuel Service LLC. (Houston, TX) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向けの燃料油を $5,787,527.11 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-0362)
United Technologies Corp., Pratt & Whitney Aircraft Group (East Hartford, CT) は米海軍から、EA-6B Prowler で使用する J52 エンジンのライン アイテム 11 種類を対象とする補修業務について、15 ヶ月間の期間延長を行う修正契約を $19,739,625 で受注した。Fleet Readiness Center Southeast に対する、製造/エンジニアリング/テクニカル分野のサポートも行う。作業場所はフロリダ州 Jacksonville。Naval Inventory Control Point, Philadelphia, PA (N00383-07-G-003M/#0002)
Bell-Boeing Tiltrotor Team (Amarillo, TX) は米海軍から、CV-22 で使用する補修可能なスペア コンポーネンツを $14,288,800 で受注した。ブレード アセンブリや振子アセンブリ (pendulum assembly。振動ダンパー ?) など。Naval Inventory Control Point, Philadelphia, PA (N00383-03-G-001B/#0275)
Textron Defense Systems (Wilmington, MA) は DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から、High Energy Liquid Laser Area Defense System 計画のフェーズ II に関する増額契約を、$3,170,000 で受注した。原契約は $21,303,000。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency), Arlington, VA (HR0011-08-9-0006)
CVF 建造契約締結 (MoD UK & VT Group & Thales UK via Defense-Aerospace.com 2008/7/3)
英国防省は 3 日、新型空母 CVF×2 隻の建造契約を BVT Surface Fleet と ACA (Aircraft Carrier Alliance) に対して発注した。契約調印の式典は、現時点で英海軍の艦隊旗艦を務めている HMS Ark Royal の艦上で実施している。総額 30 億ポンドで、内訳は以下の通り。
中央部・大型船殼ブロックの建造 (1 億 3,250 万ポンド) : BVT Surface Fleet。Clyde の Govan 造船所と Portsmouth 造船所で実施
中央部・大型船殼ブロックの建造 (3 億ポンド) : BAE Systems。Barrow-in-Furness 造船所で実施
艦種船殼ブロックの建造と、全ブロックの接合 (6 億 7,500 万ポンド) : Babcock Marine。接合は Rosyth 造船所で実施
デザイン エンジニアリング (4 億 2,500 万ポンド) : Thales UK
ミッション システムの設計・納入 (2 億 7,500 万ポンド) : BAE Systems Integrated Systems Technologies (Insyte)
最後に出てくるミッション システムは、航空管制と自衛の機能を担当するもの。このうち自衛システムは、指揮管制装置、レーダー、航空管制システム、航法システム、艦橋システムで構成する。このほか、情報システム (コンピュータ、艦内ネットワーク、C4I ソフトウェア)、ネットワーク、通信機能もミッション システムに含む。「過去に英三軍に提供してきたソリューションの経験を活かして、特に戦闘シナリオにおける状況認識能力を高める」というのが、BAE Systems Insyte の説明。
Baroness Taylor 装備調達担当相は CVF 計画について、「ピーク時で 10,000 名が参加する国家的プロジェクト」だと発言した。艦名は既報の通り、HMS Queen Elizabeth と HMS Prince of Wales。2 隻の納入時期については、2014 年と 2016 年になるとしている。なお、ACA のメンバーは以下の通り。
BVT Surface Fleet (BAE Systems が 55%、VT Group が 45% を出資して設立)
Babcock
Thales UK
BAE Systems Submarine Solutions
BAE Systems Insyte
国防省が地域ごとに見込んでいる雇用創出/維持効果は、以下の通り。
Portsmouth : 1,200 名
Govan : 3,000 名
Barrow-in-Furness : 400 名
BAE Systems Insyste (Frimley, Surrey) : 145 名
Thales UK (Bristol & Crawley) : 250 名
Rosyth : 1,600 名
この件で、エンジニアリングを担当する Thales UK は Bristol にデザイン オフィスを置いて、艦艇設計担当、CAD モデリング専門家、海洋工学の専門家、航空機の専門家を置いて作業にあたっている。
スイスの次期戦闘機関連情報 (Saab via Defense-Aerospace.com 2008/7/3, Swiss defence procurement agency via Defense-Aerospace.com 2008/7/4)
Saab はスイス政府に対して、DDPS (Ministry of Defence, Civil Protection and Sport) が 2008/1/7 にリリースした RfP (Request for Proposal) に応じる形で、JAS39 Gripen の提案書を提出した。この件は F-5E/F Tiger II の代替機となるものだが、調達機数については未確定。Saab に続いて、競合している Dassault Aviation と EADS/Eurofighter 陣営も、同様に提案書を提出した。Boeing にも RfP を送付しているが、同社はこの件から降りる決定を下している。この後、今年後半に候補機種によるフライオフを実施する予定。
Saab では、「スイス側の要求はすべて満たしており、もっとも費用対効果が高く、バランスの取れた代替機を提案できたと考える。F-5E/F のみならず、既存の F/A-18C/D 以上にスイスに合った機体だ」と自信を見せている。また、Saab では契約額の 100% に相当する、スイス企業の参画プログラム (早い話がオフセット) を提案している。これについては、スイスの Rheinmetall Schweiz AG、それと Pilatus Aircraft との間で、参画に関する MoU をまとめて調印したところ。スイスが Gripen の採用を決めた場合に、この両社が Saab と協業するという内容。Pilatus については、航空機用コンポーネンツの設計・製造、複合材料製構造材の開発、システム インテグレーション、ソフトウェア開発といった分野で、協力する、あるいは共同プロジェクトを立ち上げる、といった話が出ている。Rheinmetall Schweiz についても、軍民双方で協力できる分野を見つけて協業するとしている。
Saab の CEO・Ake Svensson 氏は「スイスは、JAS39 Gripen に関心を示している国の一例である。スイス以外にも、ブラジルとオランダが Gripen に関する情報を照会してきている、というのが同社の説明。ブラジルは最近になって戦闘機調達計画 F-X を、新たに F-X2 として仕切り直して再開したところ。オランダはデンマークやノルウェーと同様、F-16 の代替機を求めているところで、F-35 と両天秤をかけている。現時点で Saab は 20 ヶ国に対して売り込みをかけており、ノルウェーとインドについてはすでに提案書を提出済み。インド向けのオフセット提案は 8 月に提出の予定。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/3)
Kongsberg Defence & Aerospace と Lockheed Martin は、F-35 用のパーツ製造に関する長期的フレームワークをまとめた。複合材料、あるいはチタニウム製のパーツを Kongsberg Defence & Aerospace が製造して、Lockheed Martin に納入するもの。今回の合意により、初期量産分 306 機で使用するコンポーネンツ・10 億クローネ (1 億 9,700 万ドル) 分の納入が確定した格好だが、これはノルウェーが F-35 を採用するかどうかに関係なく実現する。この件のバックグラウンドとなっているのは 2007 年 1 月にまとめたフレームワーク合意で、そこではノルウェーが F-16 の後継機として F-35 を採用した場合に、総額 60 億クローネ (11 億 8,000 万ドル) にのぼる受注を得られることになっている。(Kongsberg Defence & Aerospace)
インドの BEL (Bharat Electronics Ltd.) は Thales Nederland に対して、Thales LW08 長距離 VSR (Volume Search Radar) を、2008 年 4 月に追加発注した。Godavari 級フリゲートに搭載する LW08 レーダー×3 セット向けのコンポーネントを納入する案件。レーダー本体は BEL が Thales からのライセンスを受けて、インド国内で組み立てを担当する。すでに空母 Viraat に搭載する分 1 セットと Kolkata 級駆逐艦に搭載する分 3 セットを受注済みだが、これらも組み立ては BEL の担当。これらは、Brahmaputra 級フリゲートと Delhi 級駆逐艦における実績を受けて採用が決まった経緯がある。BEL がライセンスを得て組み立てた Thales のレーダーには、この LW08 以外に FLYCATCHER Mk.1、LW04、DA08、ZW06 といった艦載レーダーと、REPORTER 陸上設置レーダーがある。LW08 のカスタマーはインド海軍以外にも、ベルギー・カナダ・チリ・ドイツ・ギリシア・インド・オランダ・ペルー・台湾・タイ・UAE の海軍がある。(Thales)
BAE Systems は、米海兵隊から MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 関連の契約を 4 件、総額 2 億 2,600 万ドルで受注したと発表した。Caiman、RG-31、RG-33 を製造するもので、このうち RG-33 については Category I 4x4、Category II 6x6、HAGA (Heavy Armored Ground Ambulance)、SOCOM (Special Operations Command) と、複数の仕様がある。1 件目の契約は、HAGA×51 両と Category II 6x6×393 両を対象とする ECP (Engineering Change Proposal) 適用で、1 億 6,200 万ドル (訳注 : 5/30 に公表した M67854-07-D-5025/#0007 と思われる)。機動性と生存性を高めるのが目的。残り 3 件は、Category II 6x6、SOCOM、HAGA 向けのスペアパーツ納入案件で、総額 6,430 万ドル。(BAE Systems)
ATK (Alliant Techsystems) は米空軍から、SRP-3 (Sounding Rocket Program Three) の契約を 2 億 5,000 万ドルで受注した。担当窓口は SMC (Space and Missile Center), Space Development and Test Wing (Kirtland AFB, NM)。過去に受注した SRP-1、SRP-2 に続くもので、弾道飛行 (sub-orbital ballistic launche) を行えるロケットを低コストで実現するプロジェクト。空軍などの国防総省関連機関に加えて、NASA も顧客に入る。ATK が過去に手掛けてきた固体燃料ロケット モーターには、CASTOR IV、CASTOR 120、Orion に加えて、過去の SRP 計画で使った M55A1、M57、SR-118、SR-120 といったものがあり、数百件の成功記録があるというのが同社の説明。過去 10 年間だけで、衛星打ち上げやミサイル関連ミッション・71 回を成功させている。(ATK)
QNA (QinetiQ North America) の Mission Solutions Group は Abacus Technology Corp. から、NASA (National Aeronautical and Space) の KSC (Kennedy Space Center) 向けに実施する IT 関連のサポート業務を受注したと発表した。9 年間の案件で、総額 1 億 4,400 万ドルに達する見込み。Abacus Technology の下で副契約社として業務を担当する。Mission Solutions Group は、ミッション クリティカル分野のエンジニアリング、IT・セキュリティ関連のサポート サービスといった業務を担当している。(QinetiQ North America)
QinetiQ North America 傘下の Analex Corp. は NASA から、衛星打ち上げのサポート業務に関する 3 年間のオプション契約を、9,000 万ドルで受注した。NASA の Atlas、Delta、Pegasus、Taurus、Falcon といったロケットについて、エンジニアリング、テレメトリー、通信、安全などの業務を担当する。作業場所は、フロリダ州の Kennedy Space Center と Cape Canaveral AFS (Air Force Station)、カリフォルニア州の Vandenberg AFB。(QinetiQ North America)
BAE Systems と Lockheed Martin は、米海軍の ERM (Extended Range Munition) を共同で開発すると発表した。水上艦が火力支援を行うために使用する 5in 径の精密誘導弾で、155mm 誘導砲弾 LRLAP (Long-Range Land Attack Projectile) における両社の成功を下敷きにしている。72nm の射程を持つ誘導砲弾・LRLAP で用いたテクノロジーを 5in 砲弾に応用して、同様に精密誘導砲弾を実現しようというわけ。BAE Systems はそれとは別に、Mk.110 Naval Gun System 向けに 57mm 砲弾 Mk.295 も手掛けている。(BAE Systems)
B.787 Dreamliner の水平尾翼製造を担当している Alenia Aeronautica は、イタリア・Naples の Pomigliano にある同社工場で実施していた、その水平尾翼の疲労破壊試験を成功裏に完了した。製造はイタリア・Puglia の Figgia にある工場で実施している。破壊試験では、飛行中に発生すると思われる最大空力負荷の 150% に相当する荷重をかけて、そこまでは壊れないことを確認した。(Boeing)
Finmeccanica 傘下の Selex Galileo と BAE Systems は、英陸軍の将来個人用戦闘装備開発計画・FIST (Future Integrated Soldier Technology) 向けに熱線サイトを共同で開発・提案すると発表した。サイトの開発は BAE Systems が担当、light・medium・heavy の 3 種類がある。現行の熱線サイトは有視界、あるいは光増式サイトに匹敵するレンジを実現できており、求められる能力を実現するためには最善のソリューションだという説明。実は、すでにイタリア軍向けに 'Soldato Futuro' Programme の下で、統合監視・目標捕捉ソリューションを開発済み。Selex Galileo はセンサー技術や目標捕捉ソリューションに関する経験があり、BAE Systems は非冷却式熱線サイトやプログラム管理・生産に関する経験があるので、それらを持ち寄ることになった次第。(Selex Galileo)
GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems, Inc.) は、米陸軍から SDD (Systems Development and Demonstration) フェーズ契約を受注していた UAV 搭載用の合成開口レーダー・Lynx II について、SDD フェーズで予定していた分・8 基のデリバリーが完了したと発表した。いわゆる SAR/GMTI (Synthetic Aperture Radar / Ground Moving Target Indicator 機能を持つレーダーで、ER/MP (Extended Range/Multi-Purpose) UAV こと Sky Warrior に搭載する。SDD フェーズ自体も 2008 年 6 月で終了した。この後、2008-2009 年にかけて 33 基を製造・納入するが、そのうち 6 基については 9 月にデリバリー、Hawker Beechcraft Corp. が受注しているイラク空軍向け監視用航空機・King Air 350ER に搭載する。FMS (Foreign Military Sales) 案件。Lynx II は EO/IR (Electro-Optical/Infrared) センサーより遠方までカバーできる監視用レーダーで、前モデルの Lynx I (米陸海空軍、米国土防衛省などで合計 50 基を採用) と同じ機能を維持しつつ、小型軽量化を図っている。また、移動目標を捕捉した上で、CLAW 制御用ソフトウェアを通じて EO/IR ペイロードに対してキューを送ることもできる。(GA-ASI)
スペインの Indra はルーマニアから、黒海沿岸・245km の海岸線に設置する海洋監視レーダー網の構築を、1,800 万ユーロで受注した。沿岸防備用の監視に加えて、救難・漁業用途にも使用する。レーダーと電子光学センサーを備えた監視ステーションを海岸沿いに設置、Constanza の指揮所と無線通信網で結ぶ構成。指揮所には、すべてのレーダーから得られたデータを統合表示して、脅威を探知すると警報を出す。同社の沿岸監視ソリューション・SIVE は、スペインに加えて香港、ラトビアでも採用実績がある。また、Indra がプレゼンスを確保している国としては、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、モルドバ、ブルガリア、ラトビア、スロバキア、ウクライナ、マケドニア、セルビア、モンテネグロ、ボスニア、リトアニア、クロアチアがある。ルーマニアでは電力供給関連の市場で 70% のシェアを獲っている。(Indra)
米陸軍は、ニューメキシコ州の WSMR (White Sands Missile Range) で実施した GMLRS (Guided Multiple Launch Rocket) の試射で、射程 85km という新記録を作った。これまでの最大記録は 70km。GMLRS はすでに 750 発あまりの実戦使用を記録、命中精度の高さと付随的被害の少なさを実証したとしている。今回の試射は Unitary Production Verification Test として実施したもので、発射器には HIMARS (High Mobility Artillery Rocket System) を使用した。この GMLRS と HIMARS は、精密誘導兵器の分野で顕著な業績を挙げた民間企業に与えられる、William J. Perry Award for Precision Strike を 2007 年に受賞している。(Lockheed Martin)
スイスの RUAG は、RUAG Components (Altdorf, Switzerland) のマネージング ディレクターを務める Viktor Haefeli 氏を、8/1 付で統合プロジェクト・航空機構造部門のトップに据えると発表した。RUAG Aerospace の CEO を務めている Myriam Meyer 氏は同日付で退任する。機体構造部門の地位を盤石なものにするための措置、という説明。なお、RUAG 傘下のエンジン部門はドイツの Emmen と Oberpfaffenhofen にある。(RUAG)
Elbit Systems の米国子会社・Kollsman Inc. は Innovative Solutions and Support, Inc. から、損害賠償と訴訟費用として 2,320 万ドルを求める訴えを起こされており、テネシー州 Memphis の裁判所はこの件についての評決を下した。これについて Kollsman では、自社の正当性を信じており、取り得る対抗措置について検討するとしている。なお、この損害賠償についてはすでに、年次報告書に盛り込み済み。このまま実現すると、2008 年第 2 四半期の業績に影響が出るとみられる。(Elbit Systems)
新手の小型 UAV 登場 (Contracts 2008/7/1, AeroVironment via Defense-Aerospace.com 2008/7/3)
AeroVironment, Inc. (Simi Valley, CA) は米特殊作戦軍団 (USSOCOM) から、小型 UAV システムを受注した。基本契約 1 年、1 年単位のオプション契約 4 年、すべて実現した場合の総額は $200,000,000.00 (not-to-exceed)。U.S. Special Operations Command Program Executive Office - Fixed Wing 向けの案件。(H92222-08-D-0048)
これは、USSOCOM の Small UAS (Small Unmanned Aircraft System) 要求に対して、AeroVironment が Puma AE の AECV (All Environment Capable Variant) で応じたもの。機体に加えて携帯式地上管制ステーション (Ground Control Unit)、スペアパーツ、補修用パーツ、訓練業務も契約に含む。初期発注分は 600 万ドル。Puma AE 手で投げて発進させる小型 UAV で、耐水構造でトラッキング・安定化機能を持つ画像センサーを搭載、昼夜を問わずに運用可能。地上管制ステーションは Raven や Wasp と共用できる。また、特に手を加えなくても艦上運用が可能。
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoD 2008/7/3)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 266 名の減。内訳は以下の通り。
軍種 : 非志願動員 / 志願動員 / 合計
ARNG : 53,068 (-221) / 6,089 (-15) / 59,157 (-236)
USAR : 19,719 (+86) / 8,477 (-288) / 28,196 (-202)
USMCR : 6,262 (-93) / 2,092 (-9) / 8,354 (-102)
USNR : 4,199 (-107) / 1,498 (+203) / 5,697 (+96)
USAFR : 1,153 (+73) / 4,186 (-84) / 5,339 (-11)
ANG : 2,060 (+125) / 4,210 (+64) / 6,270 (+189)
USCGR : 527 (+0) / 260 (+0) / 787 (+0)
TOTAL : 86,988 (-137) / 26,812 (-129) / 113,800 (-266)
ARNG : 陸軍州兵, USAR : 陸軍予備役, USMCR : 海兵隊予備役, USNR : 海軍予備役, USAFR : 空軍予備役, ANG : 州兵航空隊, USCGR : 沿岸警備隊予備役
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戦争・紛争
今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/6)
5 日、アフガニスタンの Jalalabad で、友軍と交戦中の敵に対して米空軍の F-15E が、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B で爆撃を実施。Zormat では米空軍の A-10 が、これも友軍と交戦中の敵に対して GBU-12/B で爆撃を実施。Musa Qaleh では米空軍の B-1B が、友軍と交戦中の敵に対して GBU-38/B で爆撃を実施。Farah、Musa Qala、Qalat に仏空軍の Mirage 2000 が、Farah、Gardez、Ghazni に米空軍の A-10 が、Nagalam に米空軍の F-15E が、Sultan-E Bakwah に英空軍の Harrier GR.7 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 43 件、ISR ミッションは 13 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 55 件、ISR ミッション 24 件、戦術偵察ミッション 4 件を実施。
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/7/6)
Nangarhar 省の Deh Bala 地区で聯合軍が実施した航空攻撃により、複数の敵が死亡。敵の集団を発見して攻撃を加えたもので、正確な死者の数は不明。
前日の 4 日には Nuristan 省で、聯合軍の戦闘外哨に対する攻撃があり、反撃して 1 ダース以上の敵が死亡した。敵は 2 台の車両に乗って逃走したが、聯合軍の攻撃ヘリが追跡、両方とも破壊したもの。
Ghazni 省 Jaghatu 地区では、アフガニスタン軍や聯合軍を攻撃していた軍閥組織の首領を捜索、その際の交戦で複数の敵が死亡。また、現場では武器・弾薬を発見した。
今日のイラク (AFPS 2008/7/6)
6 日、聯合軍は Sharqat、Husaybah、Beiji、Baghdad でそれぞれ、アルカイダ関係者の拘束を企図した作戦を実施。その際の交戦で敵 1 名が死亡、3 名を拘束。Iskandariyah では、自動車爆弾による自爆テロに関与した容疑者を狙った作戦で 7 名を拘束。Baghdad の Karadah 地区では "special groups" 関係者 1 名を、武器密輸や軍閥関係者訓練に関わった容疑で拘束。
5 日、Bi'aj と Beiji で、アルカイダ関連組織の首領や関係者を狙った作戦を実施、9 名を拘束。うち 1 名は資金担当者、その他は爆弾攻撃に関与した容疑。Baghdad の Rashid 地区では、イラク軍と聯合軍が 4 名を拘束。ID カード偽造や武器隠匿などの容疑。別件手米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団が、Shurta で 3 名を拘束、武器集積所を発見。
4 日、イラク軍と特殊部隊が Ninewah 省で作戦を実施した際に、建物に駆け込んで自爆ベストを身につけた敵を射殺、8 名を拘束。後者は、アルカイダ関連組織の資金担当や、警察官の殺害容疑など。組織の首領も含む。Taji では、聯合軍が塩素ガスや爆弾製造材料、迫撃砲弾、擲弾などを発見。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/5)
4 日、アフガニスタンの Molla Ashraf で米空軍の MQ-9 が、GBU-12/B で敵を爆撃。Musa Qaleh では米空軍の B-1B と A-10 が、GBU-12/B と GBU-38/B で敵を爆撃。Nangalam では米空軍の F-15E が、GBU-12/B で敵を爆撃。Ghazni では米空軍の B-1B が、敵が陣取る建物を GBU-38/B で爆撃。Gardez と Ghazni に米空軍の A-10 が、Qalat に米空軍の B-1B が、Bagram に米空軍の F-15E が、Delaram に英空軍の Harrier GR.7 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 53 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
イラクでは、近接航空支援ミッションは 52 件、ISR ミッション 23 件、戦術偵察ミッション 4 件を実施。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/4)
3 日、アフガニスタンの Shindad で、米空軍の MQ-1B が敵を AGM-114 で攻撃、さらに B-1B が GBU-31/B と GBU-38/B による爆撃を実施。Now Zad では米空軍の MQ-9A が、敵が陣取る建物を GBU-12/B で爆撃。Bahramchan では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵を爆撃。Nagalam では米空軍の A-10 が、30mm 機関砲、500lb 爆弾、GBU-12/B で敵を爆撃。Nagalam では米空軍の B-1B が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵陣を爆撃、さらに F-15E も出動。Orgun-E では米空軍の F-15E が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵のロケット発射陣地を爆撃、別件で A-10 も出動。Bermel では米空軍の A-10 が 30mm 機関砲で、F-15E が GBU-12/B で、敵を攻撃。Kabul でも米空軍の A-10 が 30mm 機関砲で敵を攻撃。この日の近接航空支援ミッションは 52 件、ISR ミッションは 13 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 54 件、ISR ミッションは 25 件、戦術偵察ミッション 6 件を実施。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/3)
2 日、アフガニスタンの Soltani、Kabul、Bari Kowt に米空軍の F-15E が、Bari Kowt に仏空軍の Mirage 2000 が、それぞれ出動。Gereshk では米空軍の MQ-9 が GBU-12/B と AGM-114 で、敵が陣取る洞窟を攻撃。Kajaki Dam では英空軍の Harrier GR.7 が、敵が陣取る建物を 540lb 爆弾で爆撃。Bari Kowt では米空軍の A-10 が、30mm 機関砲、ロケット、通常爆弾で敵陣を爆撃。Qalenaw では米空軍の B-1B が、GBU-31/B と GBU-38/B で敵陣を爆撃。Nagalam では米空軍の F-15E が、敵陣を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。別件で GBU-38/B による敵陣の爆撃も。この日の近接航空支援ミッションは 54 件、ISR ミッションは 13 件。
イラクでは、Khan Bani Sad に米空軍の F-16 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 41 件、ISR ミッションは 23 件、戦術偵察ミッションは 2 件。
今日のアフガニスタン (AFPS 2008/7/3)
NATO がアメリカに対して、米海兵隊・24th MEU (Marine Expeditionary Unit)・2,200 名の派遣期間を 1 ヶ月間延長して欲しいと要請してきていた件について、Robert M. Gates 国防長官がこれを承認した。24th MEU は「1 回限り」ということで、今年 3 月からアフガニスタンに展開しており、10 月に帰国する予定だったが、これが 11 月に延びたことになる。24th MEU の撤収後に、別の海兵隊部隊をアフガニスタンに送る計画はない。
2 日、Konar 省にある連合軍の基地を狙った迫撃砲攻撃があったが、狙いがはずれて近くの民家に着弾、住民 1 名が死亡、複数の負傷者が出た。敵はパキスタン領内に 300m 入ったところから迫撃砲を撃ってきたもの。これに対して聯合軍の砲兵隊が反撃、敵を追い払った。
Ghazni 省で、タリバン掃討作戦を実施中の聯合軍部隊が 3 名を拘束。Helmand 省でも、タリバン関連組織の首領で自家製爆弾攻撃に関わっている人物を捜索した際に 5 名を拘束、自動小銃やアヘンを発見。
30 日、Kandahar 省の Maywand 地区でアフガニスタン軍と聯合軍のパトロール隊が、武装勢力からロケット攻撃を受ける事件が発生。反撃・追跡するとともに航空攻撃を実施して、複数の敵が死亡。
今日のイラク (AFPS 2008/7/3)
MNSTC-I (Multinational Security Transition Command Iraq) の司令官が、退役する James Dubik 陸軍中将から Frank Helmick 陸軍中将に交代した。2004/6/28 に発足した MNSTC-I の任務はイラクの軍と警察を育成することで、現在、イラク陸軍は 185 個大隊・550,000 名の規模になっている。
聯合軍は Mosul で、テロ組織の首領 1 名とその他 1 名を拘束。誘拐・暗殺・拷問に関与した容疑。シリアとの国境に近い Ribat の近郊では、外国人テロリストの手引きをしているアルカイダ関係者を狙った作戦を実施、当人が部屋にバリケードを築き、武器を構えて陣取っていたため、敵対行動と見なして射殺、関係者 3 名を拘束。Shargat でもアルカイダ関連組織の首領を狙った作戦を実施、2 名は指示にしたがって降伏、建物の外に出てきたものの、残る 1 名が指示を無視したため、敵対行動と見なして射殺。後で調べたところ、屋根上には自爆ベストがあり、建物の外には地下トンネルを掘ってあった。
2 日、Baghdad 南部で、爆弾攻撃・誘拐・聯合軍への攻撃に関わってきたアルカイダ関連組織の首領を狙った作戦を実施。別件で、アルカイダのプロパガンダに関わった容疑で 1 名を拘束。Rashid 地区では聯合軍とイラク軍が 7 名を拘束。聯合軍は Baghdad 市内で、路傍爆弾に仕立てたロケット、RPG、砲弾を発見。別件で RPG、機関銃、推進剤、各種弾薬、ワイヤー、対戦車地雷、ロケット、迫撃砲弾を発見。Hadar では犯罪組織の関係者 1 名を拘束。
1 日、Karmar 近郊をパトロールしていたイラク軍の QRF (Quick-Reaction Force) が、拍手後継の迫撃砲、砲弾、RPG、ロケット、迫撃砲弾の安定翼、手榴弾などを発見。Baghdad では聯合軍が武器集積所 8 ヶ所を発見、内訳は対空砲弾、ロケットと発射筒、各種口径のパイプ、RPG、迫撃砲弾、機関銃、AK-47、拳銃ベルト、銃剣、爆弾製造材料、擲弾、砲弾、プライマー、ライセンス プレート。 New Baghdad 地区のモスク (Al-Sadrayn Mosque) では、警察が砲弾、TNT 火薬、ライセンス プレート、スチール バリアなどを発見。
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こぼれ話
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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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