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一般ニュース
今日の小ネタ
米陸海軍のダイバーが合同で 6/1 から、ロードアイランド州 Providence 沖でサルベージ作業に取り組んでいる。対象は旧ソ聯の潜水艦・K-77 (a.k.a. Juliett 484)。もともとフィンランドの Helsinki で "浮かぶウォッカ バー" として使われていたが、アメリカに回航されてきて映画「K-19」に出演。ところが 2008/4/17 に沈没してしまった。現在は引き揚げに備えた準備作業を進めているところで、2008/7/17 に引き揚げを実施する計画になっている。参加しているのは、主に海軍の MDSU2 (Mobile Diving and Salvage Unit 2, Norfolk, VA) と陸軍の潜水中隊 (Fort Eustis, VA)、総勢 100 名ほど。こうした作業は、本番同様の潜水艦揚収作業を行う絶好の機会と捉えられている。(NavNews 2008/7/16)
インド陸軍は、T-90 戦車に装備するエアコンと追加の動力源に関する RfI をリリース。砂漠地帯における酷暑 (摂氏 45 度に達する) に対処するためのもの。(DefenseNews 2008/7/16)
今日の小ネタ
護衛艦「はるな」搭載の SH-60J (第 23 航空隊所属) が、米海軍の運用手順への慣熟と飛行技量基準維持のため、USS Bonhomme Richard (LHD-6) への着艦を実施した。実際に米艦に降りることで、ヴォイス シートやパターン コールなど、米海軍の安全/運用手順について知ることができる。飛行甲板のサイズがまるで違うことから、着艦時の誘導手順や、そこで指示する内容にも違いが出てくる由。両艦とも現在、RIMPAC (Rim of the Pacific) 演習に参加中。(NavNews 2008/7/15)
黒海で、16 ヶ国から艦艇 14 隻・航空機 17 機・人員 2,200 名が参加する合同演習 "Exercise Sea Breeze" がスタートした。相互運用性の向上と、海洋安全保障に関するスキル向上が演習の目的で、毎年、実施しているもの。参加部隊を構成する CTF (Combined Task Force) 367 の一艦、USS McFaul (DDG-74) が、7/11 にウクライナの Odessa に寄港している。(NavNews 2008/7/15)
ペルシア湾方面で CMF (Combined Maritime Forces) に参加している英艦が、過去 5 ヶ月間で 23t の麻薬を発見・押収したとのこと。HMS Chatham (F87)、HMS Montrose (F235)、HMS Edinburgh (D97)、RFA (Royal Fleet Auxiliary) 所属の航空訓練艦 Argus、Sea King ヘリといった面々。現場は "Hash Highway" と呼ばれている海域で、差し押さえたのはハシシ、アヘン、コカイン、アンフェタミンなど。タリバンの資金源を絶ち、アフガニスタンの治安を向上させる作戦の一環。(NavNews 2008/7/15)
ロシアの新聞が「外交関係者による話」として報じたところでは、サウジアラビアがロシアに対して「ロシアがイランへの支持を止めたら、ロシアから 24 億ドル相当の兵器購入を行う」と提案している由。(DefenseNews 2008/7/15)
18 日にアメリカで計画していた長射程弾道ミサイルの要撃試験は、技術的支障により 12 月まで延期とのこと。(DefenseNews 2008/7/15)
タイ北部の Chiang Mai で 11 日から、中国とタイの特殊作戦部隊が合同対テロ戦演習を開始した。(DefenseNews 2008/7/15)
オーストラリアの Joel Fitzgibbon 国防相が、Robert M.Gates 米国防長官と会談する際に F-22A の購入に関する照会を行いたいと表明。(DefenseNews 2008/7/15)
米海軍の DDG-1000 Zumwalt 級が、既発注分の 2 隻だけで打ち止めになる可能性。1 隻あたりの価格が海軍の見積もりでも 33 億ドル、GAO の見積もりでは 50 億ドルに達するという高価格が理由。他の艦艇建造プログラムを維持するために、DDG-1000 が犠牲になるかもしれないという状況。DDG-1000 よりもむしろ、次世代防空艦 CG(X) を潰されずに維持したい事情もある。(DefenseNews 2008/7/15)
今日の小ネタ
米空軍では、自動試験機材・VDATS (Versatile Depot Automatic Test Station) の運用を開始した。当初は Pave Penny ポッドのデコーダをテストするところから始めるが、他のウェポン システムもテストできる設計になっているとのこと。従来、CONETS (Computer Operated Multifunction Electronics Test System) で担当していた機械的トラブルのテスト項目についても、部分的に置き換える。(AFMCNews 2008/7/14)
7/12 に NS (Naval Station) Mayport で、第 4 艦隊発足のセレモニーが開催された。司令官は Joseph D. Kernan 中将。同中将は James W. Stevenson Jr. 中将に代わって NAVSO (U.S. Naval Forces Southern Command) 司令官に就任、続いて司令官職を兼任する第 4 艦隊発足のセレモニーとなった、(NavNews 2008/7/14)
7/11 に NSWC (Naval Surface Warfare Center, Dahlgren, VA) で、LCS (Littoral Combat Ship) に装備する艦載砲、SUW MP (Surface Warfare Mission Package) がロールアウトした。LCS が装備する交換式ミッション モジュール×3 種類 (対潜戦、対水上戦、対機雷戦) のうちのひとつで、小艇などに対処するためのもの。主兵装は 2 軸安定化装置付きの 30mm 機関砲 Mk.46 で、発射速度は毎分 200 発、低光量 TV・FLIR・レーザー目標指示器で射撃管制する。SUW MP の開発は予定通りに進んでおり、この後は Mission Package Computing Environment の下で開発したソフトウェアをインテグレートする予定。(NavNews 2008/7/14)
ロシアの Sergei Kislyak 外相は 14 日、Interfax の取材に対して「我が国の核抑止力に対する脅威には、無力化のための措置をとる用意がある」と発言。そのロシアが、北極海方面で活動を活発化させているという話も。(DefenseNews 2008/7/14)
アメリカ国内で Alenia Aeronautica と Boeing が C-27J を共同生産する話は、いったんは物別れに終わったものの、両社首脳は「この話が実現する可能性は排除しない」と発言。また、アラバマ州 Mobile で C-27J を製造するという話が出ている件について、EADS North America ではこれを否定。(DefenseNews 2008/7/14)
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産業・装備・調達
今日の報道発表 (2) (Defense-Aerospace.com 2008/7/17)
GAO が、米軍の MRAP 導入が拙速に過ぎて余分な経費をかける結果になっている、と指摘。開発・調達・配備を同時並行的に行ったため、安全性や性能に関する試験が未だに完了していない、製造後に設計変更が必要になった、といった問題があるとしている。また、5 社からそれぞれ異なる車両を一気に調達したことに起因する、兵站支援上の問題 (特に陸軍) についても指摘している。(GAO)
GE Aviation は Farnborough International Air Show の会期中に総額 40 億ドルの受注を獲得したと発表、これには GE Systems による以下の受注を含む。
Bell-Boeing JPO から受注した V-22 用のシステム/機材×167 機分 (5 年契約、1 億 9,000 万ドル)
AgustaWestland から受注した Future Lynx×70 機と MCSP (Merlin Capability Sustainment Plus)×30 機で使用する Integrated Cockpit Display System (10 年契約、5,500 万ドル)
Lockheed Martin から受注した C-130 用のアビオニクス (3,000 万ドル)
BAE Systems から受注した VC-10 用 PCFU (Powered Flight Control Unit) の補修業務 (5 年契約、1,400 万ドル)
(GE Aviation)
Astrium は SES ASTRA から、ASTRA 1N 通信衛星を受注した。Eurostar E3000 バスを使い、Ku バンドのトランスポンダー 55 本を装備、東経 19.2 どの赤道上に打ち上げてフランス・ドイツ・スペインをサービス エリアとする。打ち上げ予定は 2011 年、想定寿命は 15 年。(Astrium)
Kaman Helicopters は、オーストラリアから受注したもののスケジュール遅延でキャンセルが決まり、買い戻す羽目になった SH-2G(I)×11 機について、買い手を求めるキャンペーンを開始した。ITAS (Integrated Tactical Avionics System) を装備、エンジンは GE の T700、兵站支援 (ILS : Integrated Logistics Support) と訓練のパッケージもワンセット。すでに複数の国がこれらの機体に関心を示している、と同社。(Kaman Helicopters)
Alenia Aeronautica はイタリア空軍の Amendola AB (Puglia Region, Italy) で、同社が開発したジェット推進の UAV・Sky-X を使った無人空中給油のシミュレーションを実施した。完全自律で、給油機を想定した C-27J が高度 6,000ft を 140kt で飛行しているところに Sky-X がアプローチして、空中給油時と同様の、数メーター程度の距離を置いて飛行したというもの。その後、離脱して着陸、駐機場に戻ってくるまで、地上管制ステーションからの介入は一切行わなかったと説明している。Sky-X の機上ミッション コンピュータには、GPS 航法システムと光学追跡システムを接続してあるとのこと。同社では、この Sky-X に加えて Sky-Y なる UAV も開発中。(Alenia Aeronautica)
Boeing は、トルコ空軍から "Peace Eagle" 計画として受注している B.737-700 ベースの AEW&C (Airborne Early Warning and Control) 機が改修を終えて、7/16 に最初の試験飛行を実施したと発表した。飛行時間は 2.5 時間、まずは機体そのものとシステムが飛行に耐えられるかどうかを確認した。MESA (Multi-role Electronically Scanned Array) レーダー、ヴァーティカル フィン、ミッション システム一式も搭載済み。この後に数週間をかけて、ミッション システムの動作検証を実施する。トルコ空軍のマーキングを施すのは、その後の予定。機体を 4 機、さらにミッション クルーの訓練やメンテナンスも契約に含む。初号機は Boeing がワシントン州 Seattle で、2-4 号機は TAI (Turkish Aerospace Industries) がトルコ国内で、それぞれ改修を実施する。(Boeing)
米国土安全保障省 (DHS : Department of Homeland Security) が推進する Counter-MANPADS (Man-Portable Air Defense System) 計画の下、BAE Systems 製の赤外線誘導 SAM 妨害機材・JETEYE を装備した American Airlines の B.767-200 が、JFK (John F. Kennedy International Airport) と LAX (Los Angeles International Airport) の間のフライトを開始した。同社の B.767-200×2 機に加えて ABX Air, Inc. の貨物機にも JETEYE システムを装備する。C-MANPADS 計画の最終段階で、実際に民間航空機に MANPADS 妨害システムを装備して 2009 年 3 月までフライトを実施、システムの整備性や信頼性を検証する。実射試験は予定していない。BAE Systems は最終フェーズ分の契約を DHS から 2,900 万ドルで受注、American Airlines Maintenance and Engineering Services と組んで作業を進めている。2004 年 1 月以来の累計受注額は 1 億 500 万ドル。(BAE Systems)
Indra は Eurocopter Espana と組んで、スペイン陸軍の Cougar ヘリと Chinook ヘリを対象とする自衛システムの装備を、2,000 万ユーロで受注することになった。期間は 42 ヶ月、NAMSA (NATO Maintenance and Supply Agency) 経由で受注している。兵員輸送ヘリにミサイル接近警報装置を搭載、携帯 SAM などの接近を探知・識別して対応行動を取れるようにするもの。2006 年に受注している同種契約の続きで、これによってスペイン陸軍の大半の兵員輸送ヘリが、自衛システムを備えることになる。(Indra)
BAE Systems と英国防省は、Mantis UAS (Unmanned Autonomous System) の ACTD (Advanced Concept Technology Demonstrator)・第 1 フェーズを、共同で資金を出して推進する。将来のイギリス軍の作戦を支援するための大型 UAV を対象として、必要な技術・能力・システムを実現するのが目的。第 1 フェーズでは、Rolls-Royce、QinetiQ、GE Aviation、SELEX Galileo、Meggitt の各社と組んで作業を進める。すでに、双発の大型 UAV と地上管制機材の開発は進行中。機体を組み立てて地上試験を実施するとともにインフラのインテグレーション試験も年末に行い、2009 年初頭に初飛行を実施する予定。BAE Systems が過去の UAV 開発計画でモノにした低コストの開発手法や、"plug and play" 方式のシステム・装備、柔軟性を備えた外部兵装搭載装置、といった成果物を投入する。操縦系統は三重構成。(BAE Systems)
ポーランドの PZL Mielec は、過去に M28 や M18 といった機体を製造していたが、現在、UH-60 Black Hawk のキャビン製造に備えて生産設備の更新や従業員の教育訓練を推進中。同社製のキャビンは 2008 年末からデリバリーを開始する予定とのこと。これらの転換作業は 2007 年 3 月にスタートしており、International Black Hawk の生産サポートに加えて、設計・製造・飛行試験・納入の機能も担当できるようにする。(Sikorsky Aircraft)
オハイオ州 Peebles にある GE の試験施設で、F136 エンジンを使った STOVL 関連の試験を実施、完了したとのこと。F-35 Lightning II 用の代替エンジンとして、2013 年までの予定で SDD (System Development and Demonstration) の作業を進めているもので、STOVL モードでの飛行に必要な、さまざまな動作モードについてテストを実施した。フル SDD 仕様の 1 号機は 2009 年初頭からテストを開始、実機に搭載して試験飛行を実施するのは 2010 年、量産仕様のエンジンをデリバリーするのは 2012 年の予定。GE Aviation の分担比率は 60%、高圧タービン・低圧タービン・制御系・補機・アフターバーナーを担当。Rolls-Royce の分担比率は 40%、ファン・燃焼室・低圧タービン (ステージ 2・ステージ 3)・ギアボックスを担当。(Rolls-Royce)
Rheinmetall Defence (Dusseldorf, Germany) は米海兵隊から、Mk.19 mod.3 擲弾発射機で使用する MK281 訓練弾を追加受注した。不発弾 (UXO : Unexploded Ordnance) や環境への悪影響を減らし、さらに訓練経費の削減・訓練効率の向上を両立させる狙いの "グリーン" 訓練弾。2006 年から受注が始まっており、これまでの累計受注は 1 億 3,300 万ドル。さらに 2011 年までをカバーする、6,500 万ドル分のオプション契約を設定。製造は ARM (American Rheinmetall Munitions, Inc., Stafford, VA) が担当している。アメリカで 2001 年に DSB (Defense Science Board) がまとめたデータによると、米軍における不発弾の平均比率は 3-8%、それを除去するために 1 発あたり $2,500-$16,000 の経費がかかっている。年間 40 万発の訓練弾を使用する海兵隊では、MK281 の導入によって 2,000 万ドル以上の経費節減を見込んでいるとのこと。MK281 以外に、40mm 訓練弾として XM1110 をテスト中。(Rheinmetall)
仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) は、Sagem Defense Securite 製の誘導爆弾・AASM (Armament Air-Sol-Modulaire) "metric" について、第 3 次 (最終) となる実射試験を完了した。すでに実用中の AASM は "ten-meter class" と称するのに対して、"metric" は "one-meter class" と称し、赤外線終末誘導シーカーを追加することで命中精度を高めている。最後の試射では、低空から 16km 先のターゲットに向けて撃ち込んだ。(Sagem Defense Securite)
欧州委員会 (EC : European Commission) は、スウェーデン政府が Volvo Aero に対して、GENx エンジン開発のために 3,900 万ユーロの補助金を支出した件については「問題あり」という認識を示す一方で、Latecoere による PAMELAT (pointe avant mixte Latecoere) の開発にフランス政府が 1,400 万ユーロの補助金を支出した件についてはシロ裁定を下した。(European Commission)
Bombardier Aerospace は、ThyssenKrupp Aerospace (Saint Anne de Bellevue, Quebec, Canada) に対してアルミニウム製部品の成形加工を発注すると発表した。(ThyssenKrupp Aerospace)
Airbus China Ltd. は中国の哈爾浜航空機 (Harbin Aircraft Industry Group Company Ltd.。AVIC II (China Aviation Industry Corporation II) 傘下) との間で、複合材料製の部品を製造するジョイント ベンチャー設立に関する枠組みをまとめた。出資比率は哈爾浜が 80%、Airbus China が 20%、2009 年初頭に発足して A320 や A350XWB 用の複合材料製コンポーネントを製造する。(Airbus)
ルーマニアの航空機製造企業・Avioane Craiova の売却について、唯一の協議対象パートナーとして Aero Vodochody だけが残った。(Aero Vodochody)
今日の報道発表 (1)
ATK (Alliant Techsystems) は、Northrop Grumman・Lockheed Martin の両社と組んで、各種マルチロール兵器の提案活動を実施していくと発表した。(ATK)
Boeingは、「最近の燃料価格高騰は米軍における懸念事項になっている。もしも米空軍の次世代給油機として、我が社が提案する B.767-200ER ベースではなく A330-200 ベースの機体を 179 機採用すれば、空軍は今後 40 年間で 440 億ドルも余分に燃料費を支払うことになる」と主張。Conklin & de Decker Aviation Information が Boeing から委託を受けて調査したもので、石油価格が 1 バレルあたり $130・$150・$200 のケースについて試算した結果だとしている。(Boeing)
すると、さっそく Northrop Grumman がこれに対して反論。「実際の世界で起きている状況を反映していない。米空軍の評価でも、KC-30 の方が燃費効率が良いと判断している」と主張した。(Northrop Grumman)
Northrop Grumman は、英空軍の新型給油機 (FSTA : Future Strategic Tanker Aircraft) 向けに、レーザー方式の SAM 妨害装置・LAIRCM (Large Aircraft Infrared Countermeasures) を納入すると発表した。Northrop Grumman's Defensive Systems Division が、FSTA 主契約社の AirTanker コンソーシアムから 9,300 万ドルで受注したもの。AirTanker は、現用の VC-10 と Tristar の代替機として A330-200 ベースの給油機×14 機を飛ばすことになっている。(Northrop Grumman)
Northrop Grumman はフロリダ州 Melbourne の事業所で、ヘリコプター搭載用の地雷探知装置・ASTAMIDS (Airborne Surveillance, Target Acquisition and Minefield Detection System) の試験飛行を開始した。試験には UH-1H Huey の改造機を使用している。ジンバルに載せたセンサーで地雷やその他の障害物を探知、データを地上側機材 (Tactical Ground Segment) に送信してくるもの。米陸軍向けで、2009 年から低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) に入る予定になっている。同社が手掛けている地雷・機雷関連システムには、これ以外にも以下のものがある。
COBRA (Coastal Battlefield Reconnaissance & Analysis) : 米海兵隊向け、飛行試験を実施中
ALMDS (Airborne Laser Mine Detection System) : 米海軍向けの機雷探知機材、低率初期生産中
RAMICS (Rapid Airborne Mine Clearance System) : MH-60S に装備する機雷処分システム。浮遊機雷、あるいは浅海面の機雷を 30mm 機関砲で銃撃処分する。試験中
(Northrop Grumman)
Raytheon は、JSOW-ER (Joint Standoff Weapon Extended Range) の拘束飛行試験を完了したと発表した。JSOW-ER は、既存の JSOW に Hamilton Sundstrand 製のエンジン (推力 150lb、MALD (Miniature Air Launched Decoy) が装備しているのと同じもの) を追加して、射程を 300nm に延伸したモデルで、お値段は 35 万ドル (2007 年ドル換算)。誘導方式は既存モデルと同じ GPS/INS 誘導、AGM-154C-1 と同様の洋上阻止攻撃能力もある。試験には A-4 Skyhawk を使い、高度 25,000ft でエンジンに点火して、本番と同様の飛行プロファイルを試した。これにより、空力・振動・温度など、本番で直面するのと同じ環境を試すことができる。これに続いて米海軍から 410 万ドルで、2009 年に JSOW-ER のフリーフライト試験を行う契約を受注済み。4 月には、燃料供給制御用のソフトウェアがちゃんと機能するかどうかを確認するための地上試験も行っている。(Raytheon)
今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/16)
Guam Shipyard (Santa Rita, Guam) は米海軍から、MSC (Military Sealift Command) 所属の給油艦・USNS John Ericsson (T-AO-194) のオーバーホール作業を、$11,503,941 で受注した。55 日間で実施する。オプション契約分まで実現した場合の総額は $14,070,253。MSC (Military Sealift Command), Military Sealift Fleet Support Command, Ship Support Unit Guam (N40446-08-C-0001)
HDR Architecture, Inc. (Chicago, IL) は米海軍から、イリノイ州の NS (Naval Station) Great Lakes で実施するアーキテクト/エンジニアリング サービス業務を $10,000,000 で受注した。設計・補修・建て替え・調査・検査など、施設建設に関連する各種の業務を担当するもの。1 年単位のオプション契約 4 年分があり、すべて実現した場合の総額は $50,000,000。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Midwest, Great Lakes, IL (N40083-08-C-0065)
ViaSat (Carlsbad, CA) は米海軍から、MIDS JTRS (Multifunctional Information Distribution System Joint Tactical Radio System) の前量産型端末装置 (Pre-Production Terminal) を $9,786,000 で受注した。既存の MIDS-LVT (Low Volume Terminal) を SCA (Software Communications Architecture) 対応版にアップグレードして、JTRS に対応させるためのもの。これにより、ソフトウェア無線機による航法・識別・音声/データ通信・情報保全・ネットワーク アプリケーションの利用が可能になる。SPAWAR (Space and Naval Warfare Systems Command), San Diego, CA (N00039-00-D-2101)
Aviation Systems Engineering Co., Inc. (Lexington Park, MD) は米海軍から、最新の対潜戦 (ASW : Anti-Submarine Warfare) システムをテストするために使用する航空機搭載用機材のデモンストレーション支援業務を、$7,967,540 で受注した。パッシブ/アクティブ式の非音響センサーなど。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00421-08-D-0017)
Ttec and Tesero (Norcross, GA) は米陸軍から、ジョージア州の Fort Benning に車両整備教育訓練施設、図書室、オイル保管施設を建設する工事を、$64,746,000 で受注した。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-07-D-0058)
Boh Bros. Contruction Co., LLC (New Orleans, LA) は米陸軍から、ルイジアナ州の Jefferson Parish で Hero Pump Station を対象として実施する防護工事を $62,281,391 で受注した。Hurrican Protection Project の一環。Army Corps of Engineers, New Orleans, LA (W912P8-08-C-0070)
Kennell and Associates, Inc. (Falls Church, VA) は米陸軍から、ポリシー/満足度分析業務を $26,628,683 で受注した。Army Medical Research Acquisition Activity, Fort Detrick, MD (W81XWH-08-C-0096)
Technologists Inc. (Arlington, VA) は米陸軍から、アフガニスタンの Kabul に、同国陸軍向けの Class II・IV・VIII 兵站デポを建設する工事を $13,308,991 で受注した。Army Engineer District, Afghanistan (W917PM-08-C-0069)
Remington Arms Co. (Ilion, NY) は米陸軍から、M24 狙撃銃とサポート キットを $12,087,430 で受注した。TACOM (Army Tank-Automotive and Armaments Command), Rock Island, IL (W52H09-08-C-0115)
General Petroleum (Rancho Dominguez, CA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊・沿岸警備隊・その他民間部局で使用する舶用燃料油 (marine gas oil) を $33,874,800.00 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-06-D-0358)
C-27J 関連ネタ (Alenia Aeronautica & Rockwell Collins 2008/7/15)
Alenia Aeronautica は Rolls-Royce との間で、C-27J Spartan に装備するエンジンの独占供給合意をまとめた。期間は 9 年間、金額にして 9 億ドル。使用するのは Rolls-Royce の AE2100D2 ターボプロップ (出力 6,000shp) で、Dowty 製の 6 翅プロペラと組み合わせる。すでに、2006 年に 42 機分を発注しており、累計 155 機分。さらに 2007 年には米陸空軍の JCA (Joint Cargo Aircraft) 計画で C-27J が 78 機の受注を決めており、これでエンジン 180 機の需要が見込まれる。JCA については 145 機まで増える可能性がある。
ちなみに、アメリカで Rolls-Royce 製エンジンを装備して飛んでいる軍用機としては、C-130J、V-22、RQ-4、AV-8B、T-45、P-3、OH-58、MH-6 などがある。C-130J 用の AE2100D3 や V-22 用の AE1107C Liberty などで構成する AE ファミリーは、80% の部品を共用しているとのこと。
このほか、C-27J に装備する HMD (Helmet Mounted Display) として、Alenia Aeronautica は Elbit Systems との間で、Elbit 製の HMD Lite 導入に向けた共同作業を開始している。すでに、HMD 導入の利点を明確にするため、さまざまなミッション シナリオを想定したデモンストレーション試験も実施しており、本格的なインテグレーション作業に取りかかれるところまで作業は進展済み。夜間任務に備えて、NVG (Night Vision Goggle) と組み合わせることもできる。
その HMD Lite は、VSI (Vision Systems International) と Elbit Systems が、HMD (Helmet Mounted Display)・HMA (Helmet Mounted Avionics) 関連の新製品として発表したばかりのもの。従来、HMD は F-15、F-16、F/A-18、F-35 といった高価な機体で使用してきたが、HMD Lite は低価格化して、どの機体にでも装備できる点を売りにしている。また、ハードウェアの改修も最低限で済み、それでいてターゲットの追跡やキューイング、航法情報表示などの利点を得られるという説明。
今日の報道発表 (2) (Defense-Aerospace.com 2008/7/16)
MBDA は英国防省から、英海軍の水上戦闘艦が装備する Seawolf 艦対空ミサイルのサポート業務、SWISS (Seawolf In Service Support) の契約を 1 億 7,700 万ポンド (2 億 2,400 万ユーロ) で受注した。平行して、BAE Systems に対しても Seawolf システムの能力と即応性を維持するための 10 年契約を発注している。発射器については MBDA が、ミサイルについては両社が共同で作業にあたる。SWISS は 2005 年に構想が持ち上がったもので、国防省とメーカーによる長期的なパートナーシップの下でサポート業務を実施、最高の費用対効果を実現しようというもの。当初は Maritime Gunnery and Missile Systems IPT (Integrated Project Team)、後に Short Range Air Defence IPT が担当するようになった。陸軍についても昨年、ADAPT 計画として、Rapier 地対空ミサイルについて同様の枠組みを設定している。従来から整備業務はメーカーが担当していたが、SWISS や ADAPT では機材の即応体制を維持する責任もメーカー側に移る。ちなみに、1979 年に就役した Seawolf 艦対空ミサイルは Falkland 紛争も経験しており、これまでに発射したミサイルの数は 1,000 発を超える。(MBDA)
AgustaWestland はロシアの Oboronprom Corp. との間で、ジョイント ベンチャーを設立して民間向け AW139 をロシア国内において共同で組み立てる、という内容の合意をまとめた。5 月に Moscow で開催した HeliRussia-2008 展示会の席で、長期的・大規模な協力関係について発表しているが、その一環。まず Distribution Agreement として、Oboronprom と Loyd's Investments Corp. が組んで AgustaWestland の民生用ヘリをロシアなどの CIS 諸国で販売する。次に Oboronprom と AgustaWestland がロシア国内で整備ネットワークを構成する。その上で対等出資のジョイント ベンチャーを設立して、機体の共同組み立てに駒を進めるという内容。なお、この AW139 について AgustaWestland では、スペイン (Sasemar : Spanish Marine Safety Agency)、イギリス (UK Maritime and Coastguard Agency)、日本 (海上保安庁 : Japan Coast Guard) などからの受注を引き合いに出して、SAR (Search and Rescue) 機としての実績をアピールしている。シリーズ全体では、40 ヶ国・100 あまりのカスタマーを獲得しており、販売総数は 350 機あまり。(AgustaWestland)
Boeing と AgustaWestland は、イタリア陸軍向けの CH-47F を共同生産するという内容の合意に調印した。主契約社は AgustaWestland で、設計とシステム インテグレーション、機体の納入に責任を持つ。Boeing Rotorcraft Systems はペンシルバニア州 Ridley Park の工場で胴体の製造を行う。また、AgustaWestland は CH-47F をイギリスなどのヨーロッパ諸国と地中海周辺諸国に対して販売するライセンスも得た。(Boeing)
Northrop Grumman の CEO・Dr. Ronald Sugar 氏と EADS の CEO・Louis Gallois 氏は、米空軍の KC-X に関して「現時点で、老朽化が進んでいる米空軍の給油機を代替できるのは我々が提案する機体だけである」として、コミットメントを継続すると再確認した。この両社、ドイツ向けの無人 SIGINT プラットフォーム、EuroHawk 計画でも協力関係にある。(Northrop Grumman, EADS)
Lockheed Martin は、F-35 計画の現状に関するプレスリリースを出した。3 種類ある派生型のうち 2 種類が飛行試験に入り、前量産型×17 機と量産型×2 機が製造中、さらに量産型×12 機に予算がついて、それに続く 18 機についても初期分の予算がついたところ。STOVL 型・F-35B の初飛行成功こそ、計画の成功に向けた明瞭な兆候だとしている。ソフトウェアの開発も進展中で、年末にはミッション システムをフルセットにした状態で、アビオニクス試験機による飛行試験に入れる見通し。(Lockheed Martin Aeronautics)
一方、F-16 については 2012 年まで生産が続くのは確定しており、さらに追加受注によって数年間の延長を見込んでいる状況。現時点でバックオーダーは 98 機、さらに 200-400 機を受注できるというのが同社の予測。最近のイベントとしては、通算 4,400 号機がポーランドに引き渡された件と、モロッコから F-16C/D-52×24 機を受注した件を挙げている。この Advanced Block 50/52 とも呼ばれる仕様の機体は、モロッコ以外にポーランド、イスラエル、ギリシア、パキスタンから受注・製造中。さらに UAE からは Block 60 こと F-16E/F を受注している。既存の機体についても、新技術導入によるアップグレードを推進、F-22A や F-35 といった第 5 世代戦闘機との相互運用性を持たせた新世代戦闘機への架け橋になるとしている。最近のモデルでは、AESA レーダーや電子戦機器の強化などによって対応可能な任務の幅を拡げている、という説明。(Lockheed Martin Aeronautics)
CAE は、オーストラリア軍から 2003 年に 10 年契約で受注した MSAAS (Management and Support of ADF (Australian Defence Forces) Aerospace Simulators) について、契約延長分を 8,100 万豪ドル (7,800 万カナダドル) で受注したと発表した。これにより、2013 年までの期限が 2018 年までとなった。対象に、MRH90 用の FF&MS (Full-Flight and Mission Simulator) も加えている。当初契約では、CAE Australia が以下のシミュレーション訓練システムを提供していた。
S-70B Seahawk /SH-3 Sea King 用シミュレータ (HMAS Albatross, Nowra)
S-70A Black Hawk 用シミュレータ (Army Airfield Oakey)
C-130H/J 用シミュレータ (RAAFB Richmond)
さらに、A330 MRTT (Multi-Role Tanker Transport) 用の FF&MS を製造中で、これを RAAFB Amberley に据え付けた後のサポートも担当することになる。MRH90 用の FF&MS は Army Airfield Oakey と RAAFB Townsville に、2012 年に据え付ける。(CAE)
Dassault Aviation はインドのテクノロジー企業、IEL (Infotech Enterprises Ltd.) との間で、MMRCA (Medium Multi Role Combat Aircraft) 計画に関連するオフセット実現についての MoU をまとめて、調印した。IEL は Dassault Aviation のテクノロジー パートナーとなって、防衛分野や IT 分野でエンジニアリング関連の業務を担当するという内容。有効期間は 5 年間、さらに延長可能。(Dassault Aviation)
RRTM (Rolls-Royce Turbomeca) によると、NH90 カスタマーのうちフランス・ベルギー・ニュージーランドが、パワープラントとして同社製 RTM322 の採用を決めたとのこと。このうちフランスは、すでに他の派生型で RTM322 を採用しているが、今回新たに TTH (Tactical Transport Helicopter) についても RTM322 の採用を決定、12 基を発注した次第。これで、NH90 カスタマーのうち 12 ヶ国が RTM322 を採用したことになる。内訳は、オーストラリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシア、オランダ、ノルウェー、ニュージーランド、オマーン、ポルトガル、スウェーデン。ちなみに、NH90 以外では EH101 のうち 60% 超が RTM322 を装備、WAH-64D Apache AH.1 の分もあるので、累計受注はオプション契約分も含めて 1,600 基に達する。(Turbomeca)
三菱重工が MRJ 用として採用を決めた Hamilton Sundstrand 製品 6 分野のうち 5 分野について、概念定義フェーズ (JCDP : Joint Concept Definition Phase) の作業が完了した。残りも第三四半期には終了の予定。6 種類の内訳は、緊急動力を含む電気系統、火災探知・消火システム、空調システム、不活性ガス関連システム、APU (Auxiliary Power Unit)、フラップ/スラット用アクチュエータ。JCDP が完了した分野については、設計・開発フェーズ (JDDP : Joint Design and Development Phase) に移る。同社では MRJ のエンジン システムにも関わっている。(Hamilton Sundstrand)
General Electric のヘリコプター用新型エンジン、GE38 (出力 7,500shp) のプロジェクトに、ドイツの MTU Aero Engines が参画することになった。出力タービン モジュールや、ヨーロッパ向けの HTH (Heavy Transport Helicopter) 装備用に販売した GE38 のメンテナンス業務など、比率にして 18% 分を担当する。最初に GE38 を装備するのは Sikorsky Aircraft の CH-53K。今月から準備作業に入り、2009 年初頭から試運転を開始する予定。GE27 Modern Technology Demonstrator Engine や、米海軍向けに開発した T407 ターボプロップのテクノロジーを活用している。(MTU Aero Engines)
Cobham と GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems, Inc.) は、英国防省が運用している GA-ASI 製品を対象とする、サポート体制の枠組みに関する発表を実施した。具体的には、すでに英空軍がアフガニスタンで運用している MQ-9 Reaper がある。両社のチーム合意 (Teaming Agreement) により、イギリス軍が運用する GA-ASI 製 UAV が実戦能力を維持するための、タイムリーで柔軟性に富んだ統合兵站支援体制を実現するという説明。Cobham は航空機用の部品を製造しているだけでなく、傘下の Cobham Aviation Services によって 150 機以上の固定翼機・回転翼機を運用している。(Cobham)
Saab AB は、傘下の宇宙関連企業、Saab Space AB (Gothenburg, Sweden) の全株を、スイスの RUAG Holdings AG に売却すると発表した。Saab Space AB 傘下の Austrian Aerospace (Vienna, Austria) も対象に含む。実現に際しては、独禁当局による承認が必要。宇宙分野については他者の傘下に入れた方がシナジー効果を発揮できるとして、昨年 11 月に売却を決めていたもの。売却額は 3 億 3,500 万クローネ、売却益は 1 億クローネほどになる。Saab Space が手掛けている宇宙関連製品には、コンピュータ、アンテナ、マイクロ波関連機器、ブースターと接続するアダプタなどがある。事業所はスウェーデンの Linkoping にあり、さらに傘下企業の Austrian Aerospace がデジタル シグナル処理、サーマル ハードウェア、地上支援機材などを手掛けている。(Saab)
英国防省は CW (Complex Weapons) について、産業界とのチーム合意 (Landmark Teaming with Industry) をまとめた。MBDA、Thales UK、QinetiQ、Roxel UK の各社と国防省とで Team CW を編成、次世代の精密誘導兵器を対象とするアセスメント フェーズをスタートさせるというもの。アセスメント フェーズの初年度は 7,400 万ポンドを支出、以下の 6 つのプロジェクトを推進する。
Fire Shadow Loitering Munition (MBDA w/Team LM)
Future Anti-Surface Guided Weapon (Heavy) (MBDA) [重量 100kg 級の、英海軍のヘリに搭載する兵装]
50kg 級の空対地攻撃兵装 (MBDA)
Future Anti-Surface Guided Weapon (Light) (Thales UK) [軽量級の、英海軍のヘリに搭載する兵装]
Future Local Area Air Defence System - Maritime (MBDA) [23 型フリゲートと FSC (Future Surface Combatant) に装備する、モジュラー型艦対空ミサイル]
Storm Shadow のアップグレード (MBDA) [現在は Tornado GR.4 に搭載]
長期的な見通しの下でパートナーシップを構成して作業を進めることで、今後 10 年間で 60 億ポンドと見込まれる支出を有効に活用する、というのが国防省の説明。今回のものも含めて、CW は 2005 年 12 月にリリースした DIS (Defence Industrial Strategy) で最初に話が出たもので、対象としている分野には、Air-to-Air、Air Defence、Air to Surface、Anti-Ship/Submarine (魚雷を含む)、Surface to Surface の 5 分野がある。今回の発表について、業界団体 SBAC (Society of British Aerospace Companies) では、「産業界の能力を維持しようとするものだ」として歓迎する発表を行っている。また、装備する兵装の種類を抑制する一方で、個々の兵装が、さまざまな用途に適応できる柔軟性を持つことになるだろうとしている。(MoD UK, SBAC)
Farnborough International Airshow の席で、欧米の主要航空宇宙関連企業のトップが集まって会談、今後も密接な協力関係を続けていくという方向性を確認した。毎年、ビジネス フォーラムを開催して進展状況を確認、将来に向けた戦略立案を進めていくとしている。そのほか、武器輸出管理の問題や、同盟国との間の技術共有も議題になった。すでにアメリカでは一部の同盟国との間で輸出手続きの簡素化や技術情報へのアクセス改善に向けた動きを図っているが、これを肯定的に評価、さらに "Intra-EU Transfer" 構想についても協議した。Lockheed Martin の社長兼 CEO・Bob Stevens 氏も、現在の経済状況下において、大西洋越しの協力関係推進は唯一の成長の手段、という認識を示している。また、オープンで透明性を備えた、競争が保たれた市場を維持することが重要だとした。(AIA : US Aerospace Industries Association, Lockheed Martin)
今日の報道発表 (1)
Boeing は、サウジアラビア空軍が運用している E-3A×5 機をうち、1 機目対象とする通信機器のアップグレードを完了したと発表した。Link 16 の追加搭載などを行うもので、4,920 万ドルで受注している。2-5 機目についてはパートナーの Alsalam Aircraft Co. がサウジ国内で改修を行い、2009 年中に全機の改修を終える予定。(Boeing, 2008/7/15)
DRS Technologies はマレーシアの Aerotree Defence and Services Sdn. Bhd. との間で、マレーシア空軍向けに ACMI (Air Combat Maneuvering Instrumentation) システム一式を納入する件に関する LoI (Letter of Intent) に調印した。Aerotree が主契約社で、プログラム管理は DRS Command, Control and Communication (C3) Systems (Fort Walton Beach, FL) の担当。ACMI ポッド×22 セット、スペアパーツ、地上側機材、デブリーフィング機材の ACTiVE (Air Combat Training Integrated Visualization Environment)、訓練、兵站支援、メンテナンスといった内訳。使用する機種は、SU-30MKM、F/A-18D、MiG-29N、F-5E、Hawk、MB-339CM。(DRS Technologies, 2008/7/15)
DRS Technologies は米陸軍 AMCOM (Aviation and Missile Command) から、OH-58D Kiowa Warrior に装備する MMS (Mast-Mounted Sight) のサポート サービス業務とECP (Engineering Change Proposal) 適用によるアップグレード改修を、5,600 万ドルで追加受注した。2003 年から続いている案件で、累計受注額は 4 億 1,600 万ドル。担当部門は DRS Sensors & Targeting Systems - Optronics Division (Melbourne and Palm Bay, FL)。(DRS Technologies, 2008/7/15)
DRS Technologies は Selex Galileo から、DIRCM (Directional Infrared Countermeasure) トランスミッターで使用する FTS (Fine Track Sensor) を 1,140 万ドルで追加受注した。担当は DRS Sensors & Targeting Systems - Infrared Technologies Division (Dallas, TX)。Northrop Grumman 製の DIRCM システム・Nemesis で使用するもの。これで累計受注額は 1 億ドル。(DRS Technologies, 2008/7/14)
Lockheed Martin は Farnborough International の席で、C-130J の新仕様と新技術についての展示を実施した。米空軍が HC-130J と MC-130J の採用を決めたところだが、さらにミッション プランニング、マッピング/GPS システムについても展示している。前者は TacView Portable Mission Display のことで、カナダの CMC 製。後者は Global Digital Map Unit のことで、Elbit Systems 製。CMC の民生品・GPS Landing System Sensor Unit こと InegriFlight を使うと、GNSS (Global Navigational Satellite System) に対応した民間飛行場における IFR (Instrument Flight Rules) 運用が可能になる。(Lockheed Martin, 2008/7/15)
Lockheed Martin はニューヨーク州 Syracuse 所在の Radar Systems 部門で、1,500 万ドルを投じてレーダー アンテナの計測を行う試験施設を建設する工事を始めた。面積 9,600 平方フィート。小型レーダーから、次世代のデジタル フェーズド アレイ レーダーまで対応でき、最新の計測設備を備えるとしている。また、アンテナ以外にレーダー システムや RCS (Radar Cross Section) の計測も可能。まず、MEADS (Medium Extended Air Defense System) の開発に使用する。(Lockheed Martin, 2008/7/14)
Northrop Grumman は、B-2A Spirit 爆撃機の RMP (Radar Modernization Program) で使用するレーダー機材 (アンテナ、電源、送受信モジュールなど) について、想定されるすべての運用環境における試験を終了させたと発表した。Raytheon Space & Airborne Systems (El Segundo, CA) との共同開発案件。(Northrop Grumman, 2008/7/15)
Northrop Grumman は、VADER (Vehicle and Dismount Exploitation Radar) の最初の試験飛行を成功裏に、メリーランド州 Georgetown で実施したと発表した。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から受注している案件で、ER/MP (Extended-Range / Multi-Purpose) こと Sky Warrior UAV に装備して、高精度の SAR/GMTI (Synthetic Aperture Radar / Ground Moving Target Indicator) 画像によってリアルタイムに地上のレーダー映像を得るもの。試験には Northrop Grumman の PBN Islander 試験機を使用した。UAV に搭載可能な送信機/受信機/プロセッサ、アンテナ、ソフトウェアを開発する。JIEDDO (Joint Improvised Explosive Device Defeat Office) が後援しているプロジェクト。(Northrop Grumman, 2008/7/15)
横須賀に停泊中の USS Stethem (DDG-63) を使って、MQ-8B Fire Scout UAV のデモンストレーションが行われた。アメリカ国外で MQ-8B のデモンストレーションを実施したのはこれが初めて。(Northrop Grumman, 2008/7/15)
Raytheon が率いる企業チームが、インドの Indian Space Research Organization と Airports Authority of India 向けに、衛星航法システムの受注を目指す企業チームを編成した。GAGAN (Global Positioning Satellite - Aided Geosynchronous Augmented Navigation System) といい、民間航空機向け。FAA (Federal Aviation Administration) から認証を取得済みの Wide Area Augmentation System や、日本向けの MTSAT Satellite Augmentation System の経験を活用する。チーム メンバーは、Accord Software and Systems, Pvt. Ltd. (Bangalore, India)、Elcome Technologies, Pvt. Ltd. (Gurgaon, India)、Naverus, Inc., (Kent, Washington)。(Raytheon, 2008/7/15)
Raytheon は、同社の無人機向け地上管制システム (TCS : Tactical Control System) が NATO の認証を取得したと発表した。NATO STANAG (Standardization Agreement) 4586 スタンダードとして認められたという意味。このシステムは、標準使用のメッセージ フォーマットを使って UAV に関する情報をやりとりするために使用する。この STANAG 4568 に対応するソフトウェアを装備する最初の機体は、MQ-8B Fire Scout。(Raytheon, 2008/7/15)
Raytheon は COMLOG (Raytheon と LFK のジョイント ベンチャー) から、ドイツから韓国に売却する中古 Patriot ミサイル×64 発を、PAC-2 仕様から GEM-T (Guidance Enhanced Missile-Tactical) 仕様にアップグレード改修する作業を 3,850 万ドルで受注した。それとは別件で、クウェート向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で輸出する PAC-3 レーダー アップグレード キットを、米陸軍から 1 億 5,600 万ドルで受注している。(Raytheon, 2008/7/15)
Raytheon は米海軍に、オープン アーキテクチャ化した SSDS (Ship Self Defense System) Mk.2 の初号機を納入した。2007 年 6 月に 1,600 万ドルで受注。USS Nimitz (CVN-68) に搭載する。DDG-1000 Zumwalt 級向けに開発した Total Ship Computing Environment Infrastructure の経験を活用している。空母以外に大型揚陸艦にも装備することになっており、現在は USS San Antonio (LPD-17) と USS Tarawa (LHA-6) に装備する分を製造中。自衛機能だけでなく、海兵隊が揚陸作戦を実施する際には Common Aviation Command and Control System としても機能する。(Raytheon 2008/7/14)
今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/15)
BAE Systems, Inc. (Austin, TX) は米海軍から、車両の操縦手が使用する、視界増強用の熱線/光増式暗視装置・DR-GMVAS (Driver's Ground Mobility Visual Augmentation System) を $49,952,872 で受注した。NSWC (Naval Surface Warfare Center), Crane Division, Crane, IN (N00164-08-D-JQ02).
Raytheon Corp. (McKinney, TX) は米海軍から、H-60 シリーズのヘリに装備する AN/AAS-44 FLIR (Forward Looking Infra-Red) を対象とする PBL (Performance Based Logistics) のオプション契約・3 年分を $34,078,711 で受注した。Naval Inventory Control Point (N00383-03-D-006A)
The Applied Research Laboratory (University of Hawaii, Honolulu, HI) は米海軍から、約 232,200 マン・アワー分の研究開発業務とエンジニアリング サービス業務を $26,193,985 で受注した。対象分野は以下の通り。
ocean environmental effects
astronomical research
advanced electro optical systems
laser, (Light Detection and Ranging)
remote sensing detection systems
このほか、センサー、通信、IT 関連のエンジニアリング プログラムにおける研究業務も実施する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington, DC (N00024-08-D-6323)
W.M. Schlosser Co., Inc. (Hyattsville, MD) は米海軍から、ノースカロライナ州の MCAS (Marine Corps Air Station) New River (Jacksonville, NC) にターボプロップ エンジンの試験施設 (Turbo Prop Jet Engine Test Facility) を建設する工事を、$11,977,000 で受注した。テストセル×4 基を持ち、T56、T64、T400、T700 といったエンジンを対象とする。2010 年 1 月に完成予定。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-08-C-1410)
Compass Systems, Inc. (Lexington Park, MD) は米海軍から、研究開発業務に関するオプション契約を $9,020,396 で受注した。対象となる分野は、C4USR&T (Command, Control, Communications, Computers, Intelligence, Surveillance, Reconnaissance, and Targeting)、センサー、ミッション システム/ターゲティング システム、通信機器、小型航空機システムで、Contingency Airborne Response Program で使用する Roll-On Roll-Off Sensor System に関連するもの。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division), Patuxent River, MD (N00421-07-C-0011)
MKI Systems Inc. (Woodbridge, VA) は米海軍から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected。Cougar, RG-33, MaxxPro, RG-31, Caiman, Buffalo, MRAP II) 計画向けのプロフェッショナル サポート業務を $6,068,278 で受注した。JPM (Joint Program Manager)、副 PM、アシスタント PM といった面々が対象で、以下の分野の機能マネージャ向けに業務を提供する。
Integration and Government Furnished Equipment
International Programs
Acquisition, Contracts
Production/Quality
Logistics, Engineering (including Spiral Development)
Test & Evaluation
作業場所はヴァージニア州の Stafford。Marine Corps System Command, Quantico, VA (M67854-02-A-9008/#0068)
Saft America Inc. (Valdese, NC) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けのバッテリを $64,892,611.68 (maximum) で受注した。DSCR (Defense Supply Center Richmond), Richmond, VA (SPM4LG-08-D-0013)
McDonnell Douglas Corp. (St. Louis, MO) は米空軍から、SDB I (Small Diameter Bomb Increment I) の GTV (Guided Test Vehicle) と実弾 (tactical weapon) について、信管に関する問題点の原因調査と対応策の勧告をまとめるための、識別・定義・設計・試験・対応策を対象とする修正契約を 680 万ドル (not-to-exceed) で受注した。その際に性能については SPS (System Performance Specification) の水準を維持、安全性に関する基準も維持する必要がある。918 ARSG/PK, Eglin, AFB, FL (FA8681-06-C-0210/00036)
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/15)
ATK (Alliant Techsystems) とスイスの RUAG Aerospace (Emmen, Switzerland) は、AIM-9P-3/4/5 のカスタマーを対象としてアップグレードと延命改修を提供していく、という内容の合意をまとめた。ATK が新しい固体燃料ロケット モーターを用意する一方、RUAG が GCS (Guidance Control Secition) と赤外線シーカーの再生補修を行うという内容。これにより、2020 年以降まで AIM-9P-3/4/5 を運用できるようになり、新しい赤外線誘導 AAM を買うより安上がりだとしている。両社では、現時点でカスタマー各国の武器庫に在庫している AIM-9P シリーズの総数を 10,000 発ほどと見込んでおり、これらがターゲットとなる。(ATK)
Hawker Beechcraft Corp. (Wichita, KS) は米海兵隊から、UC-12 Replacement Aircraft×6 機を 4,800 万ドルで受注した。NAVAIR (US Naval Air Systems Command, Patuxent River, MD) の PMA-207 (Support and Commercial Derivative Aircraft Program Office) が担当で、すでに経年が 25 年を超えている、既存の UC-12 Huron を代替するもの。航続距離は 1,500nm、最高速度 312kt、ペイロード 2,650lb。人員・貨物・医療要員の輸送などに使用する。(NAVAIR) [現行モデルは King Air 200 ベース、新型は King Air 350C ベースとのこと]
Pratt & Whitney は Northrop Grumman から、米海軍の X-47 UCAS-D (Unmanned Combat Air System Carrier Demonstration) で使用する、エンジンと排気系統の統合システム一式の開発を 5,400 万ドルで受注した。使用するエンジンは F100-PW-220U で、推力は 16,000lb。X-47 は 2009 年に初飛行の予定で、空母での運用試験は 2011 年から始まる予定になっている。(Pratt & Whitney)
ドイツ軍の CH-53G×40 機について、Eurocopter Germany がアップグレード改修を施すことになっているが、そこで使用する自衛用電子戦機材、その他のアビオニクス、兵站支援といった分野を、EADS Defence & Security (DS) が 4,000 万ユーロほどで受注することになった。導入するのは、MILDS ミサイル接近警報装置など。すでに 40 機のうち 20 機ほどが改修を受けているとのこと。EADS DS では Tiger 攻撃ヘリや NH90 ヘリについてもさまざまなアビオニクス製品を納入しており、その一例として、電子地図や戦術情報を搭乗員に提供する ETMC (EuroGrid Tactical Management Computer) や、指揮・統制と兵站業務で使用する運用サポート システム (Operations Support System)・EUA (Einsatzunterstutzungsanlage)、統合電子戦システム、ALTAS レーザー警報装置がある。オプション設定している製品としては、パイロット向けに障害物回避支援の機能を提供する機材の、MilOWS (Military Obstacle Warning System) がある。(EADS Defence & Security)
AgustaWestland は英空軍の AW101 Merlin HC.3A 向けに、効率を高めた新型ローター ブレード・BERP (British Experimental Rotor Programme) IV を開発した。これは 2000 年に開発がスタートしたもので、2002 年に設計・製造フェーズに移行、2006 年 9 月にこれを装備する最初の機体が進空して、ちょうど飛行試験が完了したところ。BERP IV の装備により、総重量はノーマル仕様の Merlin より 1,900kg、最新仕様の AW101 より 900kg 多い 16,500kg に増加、さらに巡航速度が 10kt アップ、ペイロードが 650kg 増加、といった成果を挙げている。それとは別件で、ヘリコプターの "グリーン化" を進める EU のプロジェクト・CLEANSKY にも参画しており、メイン ローター ブレードにアクティブ式の後縁セクションを導入して騒音を抑制するほか、飛行制御の全面電動化、地上への騒音の影響を抑制する飛行経路の研究、といった活動を行っている。それ以外にも、ヘリコプターの乗り心地を改善する研究や、REACT (Rotor Embedded Actuator Technology) の研究も行っている由。ところでその AgustaWestland では、AW139 で長距離オフショアの市場を狙うとしている。(AgustaWestland)
General Dynamics Armament and Technical Products (Charlotte, NC) は Raytheon Missile Systems (Louisville, KY) から、Phalanx Block 1B CIWS (Close-In Weapon System) と Centurion Land-Based Phalanx Weapon System で使用する機関砲を 2,200 万ドルで受注した。製造はメイン州 Saco で、プログラム管理はヴァーモント州 Burlington のテクノロジー センターで、それぞれ担当している。Centurion は陸上の重要拠点を迫撃砲やロケットの攻撃から防備するためのシステムで、すでに GWOT (Global War on Terror) において 100 回を超える要撃成功事例がある。米陸軍が 22 基、イギリス軍が 5 基を導入済み。Phalanx CIWS の方は艦載用で、25 ヶ国・890 基の納入実績がある。(General Dynamics Armament and Technical Products)
Raytheon は Farnborough International 2008 で、既存の機体にレトロフィットする市場を狙った新手の AESA (Active Electronically Scanned Array) レーダー・RACR (Raytheon Advanced Combat Radar) について発表した。F/A-18E/F 用に開発した AN/APG-79 (437 基を受注、100 基以上をデリバリー済み) や、F-15C/E 用に開発した AN/APG-63(V)3 をベースにしてスケールダウンしたもので、F-16 や F/A-18 などへの装備が可能としている。(Raytheon)
Airbus はロシアのチタニウム素材メーカー・VSMPO-Avisma との間で、チタン供給に関する合意をまとめた。すでに 1990 年代からチタニウム素材の供給関係が続いているが、さらに対象を鍛造パーツなどの高付加価値分野にも広げたもの。今回の合意は 2020 年までの期間を対象としており、納入するチタン素材やパーツ類は A350XWB などの機体で使用する。(Airbus)
Honeywell は Thales との間で、自社のマイクロ UAV (MAV : Micro Air Vehicle) をフランス・ドイツ・イギリスに売り込むための、共同マーケティング合意をまとめた。マイクロ UAV は市街戦などで状況認識・偵察・IED 対策などに使用するもので、FRES (Future Rapid Effect System) や FIST (Future Infantry Soldier Technology)、SCORPION といったシステムに組み込んで運用する形を想定している。機体は直径 13in・重量 16lb の円形で、バックパックに入れて持ち歩ける程度のサイズ。センサーには TV カメラを使用して、データは携帯端末で受信する。航続時間は 50 分間、速力は 40kt+、運用高度は最大 10,000ft+。機体が 2 機と携帯端末 1 基、機体を遠隔操作するための制御ユニット 1 基でワンセット。過去 3 年間で 3,500 回の試験飛行を実施しており、イラクでの実戦経験もある。すでにフランスやイギリスではデモンストレーションを実施した。(Honeywell)
三菱 MRJ のパワープラントにもなっている Pratt & Whitney の GTE (Geared Turbofan Engine) だが、このプログラムにスウェーデンの Volvo Aero が加わることになった。両社は 2 年前に、GTE で使用する新技術のデモンストレーションを実施するという内容の合意をまとめており、GTE で使用する軽量化技術の開発を担当してきている。今回の合意により、Volvo Aero は中間部ケース (Intermediate Case)、タービン出口ケース (Turbine Exhaust Case)、低圧タービン軸 (Low Pressure Turbine Shaft) を担当することになった。今後 40 年間にわたり、全部で 500 億クローネの売上を見込んでいる。(Volvo)
Raytheon は、傘下の RSL (Raytheon Systems Ltd.) が英国防省から受注して開発を進めている ASTOR (Airborne Stand-Off Radar) が、CAM (Capabilities Assurance Mission) 試験を成功裏に完了したと発表した。Raytheon と英空軍の No.5 Sqn. が共同で実施していたもので、6 回の飛行試験を実施、ASTOR システムが実戦的な環境の下でちゃんと機能するかどうか、能力を検証したもの。今回の試験により、単に問題なく機能することを確認できただけでなく、ASTOR システムが持つ能力を限度いっぱいまで引き出すことができたと説明している。ASTOR は Bombardier の Global Express に SAR/GMTI (Synthetic Aperture Radar / Ground Moving Target Indicator) レーダーを搭載した Sentinel R.1 戦場監視機と、地上管制ステーションからなるシステム。(Raytheon)
カナダ政府は L-3 Wescam Inc. (Burlington, Ontario) に対して、CH-146 Griffon に装備する電子光学/赤外線 (EO/IR : Electro-Optical / Infra-Red) センサーを 2,590 万カナダドルで発注した。INGRESS (Interoperable Griffon Reconnaissance Escort Surveillance System) と呼ばれるシステムで、ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) ミッションや護衛ミッションで監視用に使用するもの。(Government of Canada)
シンガポール空軍 (RSAF : Republic of Singapore Air Force) で BWC (Basic Wings Course) を受講するパイロット訓練生の第一陣が、訓練課程を開始した。Lockheed Martin Simulation, Training & Support が主契約社となって、2006 年 11 月に受注した案件。同社が機体、整備業務、シミュレータ、教範、地上訓練担当の教官を用意する。シンガポールで 3 ヶ月間の座学を実施した後、オーストラリア・Western Australia の RAAFB (Royal Australian Air Force Base) Pearce に所在するシンガポール空軍の No.130 Sqn. で、Pilatus PC-21 を使った飛行訓練を実施するという内容。BWC は mobilization phase と service provision phase の二段構えで構成、基本的な訓練の考え方は米空軍の未修パイロット訓練 (UPT : Undergraduate Pilot Training) と同じで、この課程を修了した後で、個々の機種に固有の訓練課程に進む。機体の整備は Pilatus と Hawker Pacific Ltd. が編成する整備部門が担当する。(Lockheed Martin)
ロシアの Sukhoi と KnAAPO (Komsomolsk-on-Amure Aircraft Production Association) は、Farnborough International 2008 に Sukhoi Superjet 100 や Su-35 Flanker を送り込んだ。このうち Su-35 は第 4++ 世代機と銘打っており、デジタル情報管制システムや搭載装備の統合化、フェーズド アレイ レーダーの装備と同時多目標交戦能力、推力偏向装置などを売り物にしている。2011 年から量産機のデリバリーが可能という説明。(KnAAPO)
今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/14)
以下の各社は米空軍から、CFT (Contract Field Teams) プログラム関連の契約を、総額 101 億 2,000 万ドル (maximum) で受注した。
AGS (AECOM Government Services, Fort Worth, TX) : FA8108-08-D-0002
CS (Computer Support Services (Greenville, SC) : FA8108-08-D0001
DS2 (Defense Support Services, Greenville, SC) : FA8108-08-D0003
DynCorp International, LLC (Fort Worth, TX) : FA8108-08-D0004
L-3 Communications, Integrated Systems, Vertex Aerospace (Madison, MS) : FA8108-08-D0005
LSI (Lear Siegler Services, Inc., Austin, TX) : FA8108-08-D0006
NGTS (Northrop Grumman Technical Services, Linthicum, MD) : FA8108-08-D0007
Kent Construction Company, Inc. (Smyrna, DE)
CFT とは、デポレベル、あるいは部隊レベルで専門家を企業から派遣して、検査・メンテナンス・改修・補修を実施するプログラム。陸海空軍・沿岸警備隊・FAA (Federal Aviation Administration)・その他の政府機関を対象としている。今回の契約では、空軍の ALC (Air Logistics Center)、航空戦闘軍団 (ACC : Air Combat Command)、航空機動軍団 (AMC : Air Mobility Command)、空軍予備役軍団 (AFRC : Air Force Reserve Command)、州兵航空隊 (ANG : Air National Guard) が対象。
以下の各社は米空軍から、CFT (Contract Field Teams) プログラム関連の契約を、総額 101 億 2,000 万ドル (maximum) で受注した。プログラムの内容については上に同じ。
KAI (Kay and Associates, Buffalo Grove, IL) : FA8108-08-D-0008
MA Support Services (Denton, TX) : FA8108-08-D-0009
MacAulay Brown, Inc. (Dayton, OH) : FA8108-08-D-0010
CSE Corp. (Alexandria VA) : FA8108-08-D-0011
327 ASW/FT; Tinker AFB; Midwest City, OK
David Boland, Inc. (Titusville, FL) は米陸軍から、ミズーリ州の Whiteman AFB に支援施設を建設する工事を $28,357,000.00 で受注した。National Guard Bureau Missouri, Jefferson City, MO (W912NS-08-C-0001)
Rentenbach Constructors Inc. (Knoxville, TN) は米陸軍から、ジョージア州の Fort Benning・Harmony Church に、面積 17,000 平方フィートの医療施設と面積 15,400 平方フィートの歯科施設を建設する工事を、$13,208,000.00 で受注した。BRAC (Base Realignment and Closure) 2005 により、戦車学校 (Armor School) がケンタッキー州の Fort Knox から移駐してくるのに伴うもの。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-08-C-0036)
BAE Systems の報道発表特集 (BAE Systems 2008/7/14)
BAE Systems は Farnborough International 2008 で、無人飛行船・GA22 の構想について発表した。もともと冒険家・Per Lindstrand 氏のために開発したものを転用、全長 22m・ペイロード 150kg の、自律飛行が可能な無人飛行船に仕立てたもの。通信中継や監視といった用途を想定している。また、以前から開発を進めている UAV・Herti の量産モデルや、最新のミッション機材を装備した UAV・Fury も公開している。Fury では、すでに実績がある兵装誘導システムと、新開発の兵装管制システムを組み合わせている。兵装には Thales の LMM (Lightweight Multi-role Missile) を使う。
BAE Systems は米海軍から、APKWS (Advanced Precision Kill Weapon System) の開発を 4,570 万ドルで受注しているが、作業は予定通りに進捗しており、量産化計画の立案作業も進行中とのこと。すでに OH-58 Kiowa Warrior を使った試射を実施しているが、この後は AH-1W Super Cobra を使って試験を実施する計画で、来年から量産に移行できるとしている。
F-35 については、同社が製造を担当している後部胴体で使用するアルミ製コンポーネントについて、量産型で使用するコンポーネントの加工が予定通りに進展中。計画自体はまだ SDD (System Development and Demonstration) フェーズにあるが、すでに同社の作業は SDD フェーズの次にあたる低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) に足を踏み入れている。
CVF 計画については、Warton 工場のシミュレーション施設で SRVL (Shipborne Rolling Vertical Landing) 機動のシミュレーション試験を成功裏に実施したところ。これは STOVL 型 F-35 が CVF に着艦する際にとる機動で、垂直に降りるのではなく、低速で前進しながらアプローチするもの。F-35 と CVF のシミュレーション モデルを組み合わせて、着艦操作の模擬試験を実施した次第。
Nimrod MRA.4 については、試験用機・PA02 が Scotland の Prestwick を発進、Greenland から Svalbard Island を経由して 12 時間・4,000nm に渡る氷海観測飛行を実施、Warton に帰着した。Nimrod MRA.4 が実施したものとしては、過去最長のフライトとのこと。
米海軍からは、RF (Radio Frequency) 用の IDECM (Integrated Defensive Electronic Countermeasures) 機材・AN/ALE-55 の低率初期生産分を、3,200 万ドルで受注している。光ファイバーで曳航するデコイで、すでに本体×650 セット、周波数コンバータ×120 セットを製造・納入済み。母機の RWR (Radar Warning Receiver) やミッション コンピュータと組んで、自衛機材として機能する。
英国防省からは、BvS10 Viking×6 両を追加受注した。兵員輸送車型と指揮車型を 3 両ずつ。6 月に受注した 14 両に続くもので、これでイギリス軍向けの累計受注は 149 両。Bv206 も含めると、シリーズ累計で 40 ヶ国・11,000 両超の受注実績になる。
米陸軍からは、AWAPSS (Airborne Wide Area Persistent Surveillance Sensor) を 1,450 万ドルで受注した。可視光線と赤外線に対応するデュアルバンドの監視用センサーで、24 時間フルタイムで高解像度の映像を得られる。ジンバルに載せたセンサー、データ記録用の機材、オペレーター ステーションで構成しており、有人航空機に搭載する。
HIIFT (Hawk India Interim Flying Training) 計画の下、RAF Valley で Hawk 練習機の訓練を受けていたインド空軍パイロットのうち、最後の 4 名が課程を修了した。これで 72 名すべての訓練が完了。座学、Hawk Synthetic Training Facility によるシミュレーション訓練を経て実機訓練に移り、No.208 Sqn. で高等飛行訓練を、No.19 Sqn. でウェポン訓練を実施する内容。
今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/14)
すでにスウェーデン、ハンガリー、チェコ、南アフリカ、タイ、さらにイギリスの ETPS (Empire Test Pilots School) で採用されている JAS39 Gripen だが、Saab では現時点で同機が受注を競っている (としている) 案件についてまとめた。内訳は以下の通り。
デンマーク : 48
ノルウェー : 48
インド : 126
ルーマニア : 48
スイス : 約 30
ブルガリア : 16
クロアチア : 12
ブラジル : 36
オランダ : 85
このほか、同社が 2007 年に受注した案件のうち重要視しているものとしては、アメリカにおける AT-4 と Carl Gustaf、イギリスにおける Giraffe レーダー、オーストラリアの新型揚陸艦に装備する指揮管制装置を挙げている。(Saab)
Bell Helicopter Textron と AgustaWestland は、ティルトローター機・BA609 を Farnbotough International に出展した。SAR (Search and Rescue)、国土防衛、特殊作戦部隊の投入/回収、国境・海洋警備、要人輸送、緊急事態対応 (人員の投入・救出、災害派遣、空中指揮など) といった用途を想定している。巡航速度は 275kt、レンジは増槽なしで 700nm、増槽ありで 950nm。救難機として使用する場合、ホイストで吊り上げて最大 6 名を機内に収容可能、FLIR/LLTV、NVG、捜索/気象レーダーといった救難関連装備にも対応可能と説明。(AgustaWestland)
Northrop Grumman は、「KC-45A の SDD (System Design and Development) モデル・4 機すべてを、2009 年中にデリバリー可能」「米空軍が必要としている機体は、すでにある」と発表。そのうち 1-2 号機についてはすでに完成して進空済み、給油機への改修待ちだと説明している。そのほか、英空軍の E-3D Sentry を初めとする、同社製品を使用しているさまざまなカスタマーに対するサポート体制についても展示を実施している由。(Northrop Grumman)
Dassault Aviation、Snecma、Thales の 3 社はブラジル国防省から、ブラジル空軍の Mirage 2000 を対象とする MRO (Maintenance, Repair and Overhaul) 契約を受注しているが、これが発効したと発表した。同機が配備されている Annapolis AB で、補修・整備を実施するという内容。(Dassault Aviation)
Scania は子会社の Oy Scan-Auto Ab Scania を通じて、フィンランド軍から軍用トラック関連の契約を受注した。すでに納入済みの 6x6 トラックと 8x8 トラックを対象とする補修・整備・訓練業務に加えて、4 両を追加納入するオプション契約がある。フィンランドから受注したのは Scania G 380 で、380HP のエンジンと自動変速機 "Scania Opticruise" を装備している。別件で、フィンランドに対しては哨戒艇×13 隻に装備するエンジン×26 基を納入しているほか、軍用トラックについてはアイルランド、フランス、アルジェリア、オーストラリアから、合計 300 両以上を受注済み。(Scania)
F-16C/D-52+×24 機の採用を決めたモロッコ空軍だが、同機に装備する偵察ポッドとして Goodrich 製 DB-110 の採用を決定、米空軍経由の FMS (Foreign Military Sales) としてメーカーに発注が行った。ポッド×4 基、データリンク機材、地上側機材、サポート サービスといった内容。DB-110 はすでに、NATO 加盟国やその他の同盟国・合計 6 ヶ国で採用されている。内訳は、ギリシア空軍とポーランド空軍 (F-16 搭載用)、英空軍 (Tornado 搭載用)、海上自衛隊 (P-3C 搭載用) など。高解像度の EO/IR (Electro-Optical / Infra-Red) センサーを備える。(Goodrich)
また、Goodrich は Northrop Grumman から、F-35 の全モデル向けに兵器倉の扉を受注した。今後 2011 年初頭までに、これで累計 2,000 万ドルの売上を実現できる見通し。アクチュエータや制御機構もセットで、製造は Goodrich Actuation Systems チーム (Wolverhampton, UK) が担当する。その他のエア データ システム、降着装置、燃料流量センサーなどで、同社は F-35・1 機について 300 万ドル程度の売上を見込んでいる。(Goodrich)
Goodrich は英国防省から、英海空軍の Sea King が装備する Gnome エンジンの補機を対象とする、5 年間の MRO (Maintenance, Repair and Overhaul) 契約を受注した。燃料系統、アクチュエータ、スターター モーターなどが対象。(Goodrich)
アリゾナ州 Mesa で、AH-64D ブロック III の初飛行が行われた。ネットワーク戦への対応に加えて、センサーと兵装の能力向上、UAV との接続性確保、等の改良点がある。2005 年 6 月に米陸軍から開発を受注、2010 年 4 月に低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) を開始、2011 年 6 月に初号機をデリバリーする予定。(Boeing)
L-3 Communications Integrated Systems Group 傘下にあるカナダの L-3 Communications MAS は、オーストラリア空軍の F/A-18A/B を対象として実施する SRP (Structural Refurbishment Project Phase 2) 向けに、交換用の中央部胴体 (CBR : Centre Barrel Replacement) を 1 億 800 万ドルで受注した。同社は 2002 年にオーストラリア国防省麾下の DMO (Defence Materiel Organisation) から SRP の作業を担当しており、最初の契約は 2005 年 12 月に受注、これまでの累計受注額は 1 億 3,000 万ドルに達している。設計とプロトタイプ機の改修は Mirabel の工場で実施しており、近いうちにプロトタイプ 2 号機が完成する予定。今回の SRP2 契約では、低率初期生産分として 4 機を改修する。Williamtown の BAE Systems Australia で準備作業を行ってから L-3 MAS に持ち込んで改修する構図。なお、同社ではスペインからの契約も受注したとしている。(L-3 Communications MAS)
Eurocopter はイギリスで、COMR (Civil Owned, Military Registered) 計画の下で国防省向けにパイロット訓練を提供している FB Heliservices Ltd. とパートナーシップを組んでいるほか、イギリス軍の Puma を対象とする延命改修計画のアセスメント フェーズ契約を 2007 年 6 月に受注済み。さらに、Oxford に Eurocopter UK Ltd. を設立した。アイルランドの Dublin、北アイルランドの Belfast、Wales の Hawarden、Bristol の JPO (Joint Project Office) に続く新たな拠点。
(American Eurocopter)
米陸軍の第 95 化学戦中隊 (Chemical Company) が、2005 年から開発と試験を続けてきた CUGV (Chemical, Biological, Radiological and Nuclear Unmanned Ground Vehicle) について、イラクとアフガニスタンで実戦投入を開始する。EOD (Explosive Ordnance Disposal) 部隊が使用してきたロボットをベースにして CBRN 兵器の偵察を担当できるようにしたもの。CUGV の ACTD CUGR (Advanced Concept Technology Demonstration) では、ロボット自体は既製品を使い、そこに所要のセンサーを組み合わせる手法をとった。アンモニア、塩素ガス、一酸化炭素などの探知も可能。Level A 化学戦防護服だと 45 分間しか行動できない上に暑くて不快だが、このロボットなら 4 時間の行動が可能という触れ込み。(US Army)
CFM International では、ナローボディ旅客機に装備する新型エンジン、LEAP-X のプロジェクトをローンチすると発表した。初号機は 2012 年に試運転を開始、2016 年の形式証明取得を目指している。A320 や NG737 が装備する CFM56 Tech Insertion エンジンと比べて、16% の燃費改善を実現するという説明。その CFM は General Electric と Snecma が対等出資した共同プロジェクトだが、この両社のパートナーシップを 2040 年まで延長する話が決まっている。(CFM International, Safran)
Thales UK はイギリスの Bristol に、"Cambrai House" と呼ばれる新施設を開設した。1917 年に、始めて歩兵・砲兵・機甲の諸兵科聯合による戦闘が行われた場所にちなんだ命名で、Boeing と Thales UK で編成する FRES (Future Rapid Effect System) の SOSI (System of Systems Integrator) チームや FIST (Future Integrated Soldier Technology) PCMO (Prime Contract Management Office) といった、将来の英陸軍を支える新装備の担当者が陣取る。(Thales)
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人事・組織
予備役の動員状況 (DoD 2008/7/16)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 1,378 名の減。内訳は以下の通り。
軍種 : 非志願動員 / 志願動員 / 合計
ARNG : 51,098 (-855) / 6,046 (-22) / 57,144 (-877)
USAR : 19,326 (+101) / 8,100 (-171) / 27,426 (-70)
USMCR : 6,131 (-36) / 2,058 (-14) / 8,189 (-50)
USNR : 4,077 (-55) / 1,650 (+25) / 5,727 (-30)
USAFR : 1,047 (-20) / 4,123 (-12) / 5,170 (-32)
ANG : 2,036 (-113) / 3,942 (-206) / 5,978 (-319)
USCGR : 527 (+0) / 260 (+0) / 787 (+0)
ARNG : 陸軍州兵, USAR : 陸軍予備役, USMCR : 海兵隊予備役, USNR : 海軍予備役, USAFR : 空軍予備役, ANG : 州兵航空隊, USCGR : 沿岸警備隊予備役
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戦争・紛争
今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/16)
15 日、アフガニスタンの Nangalam で米空軍の A-10 が、30mm 機関砲と GBU-12/B で敵を攻撃。別件で米空軍の F-15E が、GBU-31/B で敵陣を爆撃。Worzhanah Kalay では米空軍の F-15E が、敵が陣取る建物と、友軍と交戦中の敵に対して、GBU-12/B、GBU-31/B、GBU-38/B による爆撃を実施。Qalat と Delaram では米海軍の F/A-18C が、GBU-12/B で敵を爆撃。米空軍の B-1B は Kandahar で敵が陣取る建物を、Bagram で敵の迫撃砲陣地を、いずれも GBU-38/B で爆撃。Zormat では米空軍の MQ-1 が、AGM-114 で敵を攻撃。このほか、Gereshk に米海軍の F/A-18C が、Shkin と Zaghdata に米空軍の F-15E が、Gardez に仏空軍の Mirage 2000 が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 71 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 6 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 36 件、ISR ミッション 26 件、戦術偵察ミッション 4 件を実施。
今日のアフガニスタン (AFPS & DefenseNews 2008/7/16)
現在、米軍ではアフガニスタンに 800 両ほどの MRAP を送り込んでいるが、CTF101 (Combined Task Force 101) 司令官の Jeffrey J. Schloesser 少将は現地を訪問した Mike Mullen 統合参謀本部議長に対して、さらに 200 両ほどの増強を要請したとのこと。アフガニスタン派遣部隊が追加を要請してきているのは、比較的小型な RG-31。さらに Robert M.Gates 国防長官は、アフガニスタンへの部隊増派を近いうちに実現したいと発言。イラクからアフガニスタンに重点を移す兆候 ?
Farah 省の Bakwa で、パトロール中だった聯合軍の車両隊に対する武装勢力の攻撃が発生、機関銃や火砲による攻撃を受けた。これに対して聯合軍は航空支援を要請、近くの民家に陣取った敵に対して爆撃を実施した。この攻撃によって複数の敵が死亡したが、さらに巻き添えに遭った民間人 8 名が死亡、2 名が負傷した。原因については調査中。
Kandahar 省の Shah Wali 地区では、アフガニスタン軍と聯合軍が勢力不明の武装勢力と交戦。パトロール中に、複数の陣地から小火器と迫撃砲による攻撃を受けたもので、反撃するとともに航空支援を要請して制圧。
今日のイラク (AFPS 2008/7/16)
聯合軍が Baghdad と Mosul で、自動車爆弾を製造して攻撃拠点に搬入していた組織の首領と、その部下 3 名など、合計 16 名を拘束。Mosul で実施した作戦は、6/12 に実施した作戦で得られた情報に基づくもので、アルカイダ関係者を狙った。警告射撃を無視して逃走しようとした敵 1 名が撃たれて負傷した。
15 日、Baghdad の Sadr City でイラク軍が、機関銃弾や RPG、RPG 発射器、AK-47 自動小銃、銃弾などを隠したドラム缶を発見。Baghdad の Mansour 地区では、警察に「自宅の庭に信管付きの迫撃砲弾があった」という住民からの通報があった。Baghdad 西部では、米陸軍・第 25 歩兵師団・第 2 SBCT が導爆線 500ft と砲弾 4 発を発見。
14 日、Baghdad の Jahida 地区で米陸軍・第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘団が、"special groups" のメンバー 2 名を拘束、自動小銃、拳銃、爆弾製造材料を発見。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/15)
14 日、アフガニスタンの Nangalm で、米空軍の F-15E が GBU-38/B と GBU-12/B で敵を爆撃。Kandahar では米海軍の F/A-18F が GBU-38/B で敵を爆撃。別件で F/A-18F が、GBU-12/B と GBU-38/B で敵の拠点や車両、敵兵を爆撃、さらに米空軍の B-1B も GBU-31/B で敵の拠点と敵兵を爆撃。Kabul 近郊では、友軍と交戦中の敵を米空軍の F-15E が、GBU-12/B で爆撃。Ghazni では、友軍と交戦中の敵を米空軍の B-1B が、GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。Now Zad では米空軍の B-1B が、敵の拠点と敵兵を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。Gereshk と Sangin に米海軍の F/A-18 が、Bari Kowt に米空軍の A-10 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 71 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 4 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 51 件、ISR ミッション 24 件、戦術偵察ミッション 4 件を実施。
今日のイラク (AFPS 2008/7/15)
聯合軍がイラク各地で、外国人テロリストの手引きや爆弾攻撃に関与している組織をターゲットとする作戦を実施。Baghdad では、アルカイダ関連組織の首領を含む合計 6 名を、Kirkuk 南西の Hawijah では 2 名を、Baghdad の Adhamiyah 地区ではイランで訓練を受けた爆弾攻撃組織の首領を、それぞれ拘束している。
14 日、Baghdad の Zubaida で、地元住民が発見した不発弾を聯合軍が確保、"Sons of Iraq" のメンバーが運用する検問所で容疑者 1 名を拘束。別件で、路傍爆弾攻撃を仕掛けた容疑で 1 名を拘束、60mm 迫撃砲弾を発見・処分。Baghdad では、地元住民が爆弾製造材料になりうる砲弾や武器、RPG、狙撃銃、ロケットを発見して聯合軍に供出。
13 日、聯合軍が Baghdad で、イランの支援を受けているとされる組織の幹部を拘束。自動車爆弾を持ち込んだり、Baghdad 西部の Kadamiyah 地区で武器の密輸を行ったりしていた容疑。
13 日、イラク空軍の訓練部隊が累計飛行時間 2,000 時間を達成。
今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/14)
13 日、アフガニスタンの Nangalam で米空軍の B-1B が、敵兵と敵陣を GBU-31/B と GBU-38/B で爆撃。さらに米空軍の A-10 が、30mm 機関砲、GBU-12/B、500lb 通常爆弾で、MQ-1 が AGM-114 で攻撃を実施、F-15E も出動。Kandahar では米海軍の F/A-18E が、GBU-12/B と GBU-38/B で敵陣を爆撃。別件で米海軍の F/A-18C が、20mm 機関砲と GBU-12/B で敵の拠点を攻撃。Worzhanah Kalay では米空軍の B-1B が GBU-31/B と GBU-38/B で敵を爆撃。Eybak では米空軍の F-15E が、GBU-12/B で敵を爆撃。Orgun-E に米空軍の A-10 が、Eybak、Gamsir、Lakshkar Gah に米海軍の F/A-18C が、Lakshkar Gah に米海軍の F/A-18E が、Kabul、Bagtu、Shkin に米空軍の F-15E が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 60 件、ISR ミッションは 13 件、戦術偵察ミッションは 4 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 46 件、ISR ミッション 27 件、戦術偵察ミッション 4 件を実施。
今日のイラク (AFPS 2008/7/14)
英陸軍の Barney White-Spunner 少将は、イラク南部の Basra で実施した "Operation Charge of the Knights" について説明。この作戦を発動する前は、Basra の大半が軍閥の勢力下にあり、その多くがイランのコントロール下にあったとした。しかし、作戦実施後はイラク軍が支配を取り戻したと説明している。Basra は、イラクにとってペルシア湾への出口となる Umm Qasr に通じる場所にあり、石油積み出しなど経済発展の鍵となる項目にも関わってくることから、重要な場所だというのが同少将の説明。
聯合軍が Mosul で、イラク軍を攻撃したアルカイダの活動家をターゲットとする捜索作戦を実施して、3 名を拘束。現場で武器・擲弾を発見して処分。Samarra では、外国人テロリストの移動に関わった容疑で 2 名を拘束。
13 日、イラク軍と米軍が Baghdad の New Baghdad 地区で、装甲貫通用の路傍爆弾 2 発を発見。さらにイラク軍が West Rashid 地区で、81mm 迫撃砲弾とプロパンガスタンクを発見。
12 日、イラクの SWAT (Special Weapons And Tactics) チームが、イランの後援を受けている "special groups" のメンバー 2 名を拘束。Hillah では武器の密輸とイラク軍・聯合軍への攻撃容疑で 1 名を拘束しているが、6 月にアメリカの領事館を攻撃した容疑もある。Kut では組織の首領を拘束しているが、こちらも武器の密輸・分配に関わった容疑。米軍・イラク軍を攻撃した容疑も。
Balad で警察と米軍が、自動車爆弾を発見、6 名を拘束。米軍が拘束した 3 名のうち 1 名は "special groups" のメンバーで、誘拐・殺人・拷問・路傍爆弾攻撃の容疑。このほか、"Sons of Iraq" メンバーからの通報により武器集積所 2 ヶ所を発見。East Rashid 地区で見つかったのは RPG 発射器、自家製爆薬、爆弾製造材料、携帯電話など。West Rashid 地区では遺棄された民家で徹甲路傍爆弾を発見。
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こぼれ話
初登場 ! (Lockheed Martin Aeronautics via Defense-Aerospace.com 2008/7/14)
米空軍の F-22 Aerial Demonstration Team は RAF Fairford で開催中の RIAT (Royal International Air Tattoo) に、F-22A を送り込んだ。同機は RIAT 初登場。F-22A は 183 機を受注したうち、すでに 122 機がデリバリー済み。
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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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