今週の軍事関連ニュース (2008/08/01)
 

警 告

「今週の軍事関連ニュース」などの記事を自動翻訳ツールにかける等の方法によって翻訳、韓国の電子掲示板などに無断転載している輩の存在が確認されている。少なくとも、転載するのであれば出典の明示は最低限求められる行為であると考える。それを行わずに無断転載を継続するようであれば、投稿先掲示板の管理者に対して然るべき措置を要求することもあるので覚悟されたし。

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一般ニュース

今日のスッタモンダ (ddi Indian Government news via Defense-Aerospace.com 2008/7/30, JDW 2008/7/30, DefenseNews 2008/7/29)
アメリカ政府はパキスタンに対して、対テロ戦支援の一環としてパキスタン空軍の F-16 をアップグレードするために資金を提供する方針だが、これについて下院外交委員会の長も務めている Howard Berman 下院議員、それと Nita Lowey 下院議員が懸念を表明。テロ対策として援助するのであれば、むしろ石油・食料価格高騰に起因するパキスタン政府の予算不足を緩和する経済的な援助として 2 億ドルを提供すべきと主張している。ただし、アップグレードを担当する Lockheed Martin への支払期限が木曜に設定されている点が問題。
こうした動きが持ち上がったのは、パキスタンの Yousuf Raza Gilani 首相が訪米した際に上下両院の関係者と会談した後の話。米議会には、F-16 のアップグレードを実施しても、それが対テロ戦のために使われるかどうか、疑問視する声が上がっていることによる。また、「F-16 よりも、もっと対テロ戦に有用な装備、たとえばヘリコプター、TOW 対戦車ミサイル、暗視装置といったものに回すべきだ」といった主張もある。
アメリカは以前からパキスタンに対して、タリバンやアルカイダに対して聖域を作らせず、しかるべき対テロ作戦や法執行を行うよう求めているが、当のパキスタン政府は同国北西の部族支配地域にいる軍閥との間で「対話路線」を掲げている状況。また、これを世論も支持する傾向が強く、パキスタン軍による対テロ戦参加への世論の支持は弱い。
一方、上院外交委員会では Biden-Lugar Bill を可決している。これは今後 5 年間で 75 億ドルの経済支援を行うというもので、さらに 75 億ドルを上積みする可能性も。ただし実際に援助を実現するには、パキスタン政府がタリバンやアルカイダの自国内での活動を阻止している、という証明が求められる。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/30)
  • 英上院 (House of Lords) は、Al Yamamah 計画に関連する BAE Systems の対サウジアラビア贈賄疑惑への捜査を SFO (Serious Fraud Office) が打ち切った件について、捜査打ち切りを違法だと申し立てていた CAAT (Campaign Against Arms Trade) の主張を却下する決定を下した。(CAAT)
  • ドイツの Joschka Fischer 元外相は EU 諸国に対して、「EU は、世界のどこで発生する紛争にも対応できるような軍事力を持つべきだ」と呼びかけた。同氏は「緑の党」の元党首で、1990 年代後半には、ドイツにとって第二次世界大戦後・初の軍事行動となったバルカン半島での NATO の作戦に参加するよう、党内を説得して回った人物。今回の呼びかけは、チャドや今後といった地域における紛争に対して、ヨーロッパは対応するための部隊を持つべきだという考えに拠る。ただし、すべての国の足並みが揃う訳ではなく、中にはゆっくりした歩みになる国も出てくるので、そうした国を責めるのではなく、まず "pioneering group" を編成、先行する国をまとめるべきだとしている。また、アイルランドが Lisbon Treaty の批准を蹴ったのを受けて、EU 諸国は柔軟性を備えたアプローチを通じて協力を図りながら問題の解決にあたるべしとした。ただ、元 NATO 事務総長の George Robertson 卿によると、ヨーロッパ諸国では「ヨーロッパが軍事面で協力しても、NATO の強化につながるだけ」として、乗り気でない空気があるとのこと。ただ、それが原因で、ヨーロッパ諸国が毎年 2,000 億ユーロほど支出している国防費のうち、かなりの部分が非効率的な出費となって無駄使いに終わっているというのが同氏の指摘。(Deutsche Welle German radio)

今日の小ネタ
  • 訪米中の Jawad al-Bulani イラク内務相が、29 日に Walter Reed Army Medical Center を訪れて、イラクで負傷した米軍兵士を見舞った。(AFPS 2008/7/29)
  • ロシア政府は 2015 年までに総額 27 億ドルを投じて、防衛・航空・原子力分野を主な顧客とする化学産業の育成を図る計画。(DefenseNews 2008/7/29)
  • RAND Corporation は、アルカイダのようなテロ組織への対処について「現在の軍事力偏重方針を改めて、警察や情報機関に重点を移すべきだ」とする報告をまとめた。テロリストは "聖戦士" ではなく犯罪者である、という考え方によるもの。また、1968 年以降に終焉を迎えたテロ組織について調べたところ、軍事作戦によって潰れたのは 7% だけで、政治的安定によるものが 43%、警察や情報機関によって潰したものが 40% となっている。(DefenseNews 2008/7/29)
  • アメリカはニカラグアに対して、1980 年代にソ聯から入手した地対空ミサイル×657 発の廃棄処分と引き替えに医療支援を提供する、という提案を実施。実際にニカラグアが保有する SAM は 1,000 発以上あるが、400 発については国防用として維持、657 発を廃棄処分する話になっている。すでに、Enrique Bolanos 前大統領時代にも 1,000 の SAM を廃棄した。(DefenseNews 2008/7/29)
  • 台湾立法院の Wang Jin-pyng 氏が訪米して、Bush 政権関係者と会談、同氏の発言によると、アメリカ側は「総額 120 億ドルの台湾向け兵器輸出パッケージは凍結しておらず、省庁間で検討を進めているところである」と話している由。同氏の説明では、台湾の立法院が兵器調達に必要な予算を可決したので、アメリカがそれを実現するのは必須のことだとしている。これについては DefenseNews.com が 6 月に「凍結」を報じている一方、それを否定する話も出ている状況。オリンピックを前にして中国を刺激したくないと考えた国務省が、凍結をいいだしたのだとする見方も。問題になっているのは、F-16C/D×66 機、AH-64D×30 機、UH-60×60 機、潜水艦×8 隻、PAC-3×4 システム。(DefenseNews 2008/7/29)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/29)
  • イタリアの Claudio Scajola 経済開発相とロシアの原子力担当機関・Rosatom でゼネラル ディレクターを務める Sergey Kiriyenco 氏が会談、ロシアの退役原潜を解隊した際に発生する放射性物質の輸送に使用する船を、イタリアの Fincantieri が 7,000 万ユーロで受注、Liguria 造船所で建造する、という内容の合意をまとめた。2011 年 9 月にデリバリーして、その後はロシア海軍の監督下で放射性廃棄物の輸送に従事することになる。全長 84m、全幅 14m、吃水 4.05m、搭載量 720t、デッドウェイト 1,700t、巡航速度 12kt。これは、2002 年にカナダの Kananaskis で開催した G8 首脳会議の際に決まった、ロシアの放射性物質や生物化学兵器がテロリストの手に渡るのを阻止する目的の支援プログラムによるもの。この件では 2003/11/5 にイタリアとロシアが、退役原潜の処分に関する支援合意に調印している。その後、2005/7/31 にイタリアの議会がこの件を批准、10 年間で 3 億 6,000 万ユーロの支出を決めた。(Fincantieri)
  • Aviation Week 誌が「アメリカの情報関係者に対する取材の結果」として、「中国は、軍事技術面の自主独立実現に近付いてきている」とする記事をまとめた。台湾海峡で予想される程度の紛争を想定して、戦闘機、航空機搭載兵装、給油機、輸送機、巡航ミサイル、弾道ミサイルといった装備の開発を進めてきており、以前はロシアからの技術移入に頼っていたものが、最近では自主独立になってきているとする。その具体例として、Su-27SK の中国版・瀋陽 J-11B が国産のレーダーを装備した件や、R-77 より優れた運動特性を持つとされる PL-12 空対空ミサイルの登場を挙げている。それ以外にも、DRFM (Digital Radio Frequency Memory)、各種の指向性エネルギー兵器 (DEW : Directed Energy Weapon)、教義の改善などを挙げた。(Aviation Week)
  • 米海兵隊司令官の James T.Conway 対象は、"Marine Corps Vision and Strategy2025" なる文書に署名した。これから合衆国が直面するであろう脅威に対して、海兵隊がどう対処していくかというビジョンについてまとめたもの。また、海兵隊では来年初頭に出揃う予定になっている "Marine Corps Operating Concept for a Changing Security Environment, 3rd Edition" の第一陣として、2007/6/25 に "The Capstone Operational Concept" をリリースしているが、今回の文書ともども、ビジョンと戦略を具体的な作戦コンセプトと能力に落とし込むための、重要な存在と位置付けられる。海兵隊司令部の Strategic Vision Group を率いる Steve Zotti 大佐によると「将来に海兵隊が果たす役割について理解するため、すべての海兵隊員はこれを読むべし」「我々が何者で、2025 年の時点で国の期待に応えるために何をすべきかについて書いてある」とのこと。策定作業は 2007 年の秋から始まり、過去の戦訓、情報予測、専門家による評価などを経てまとめられたもの。「グローバリゼーション」「市街地への人口移動」「資源争奪競争の激化」「気候の変化」「テロリズム」「通信の迅速化」「大量破壊兵器の拡散」といった状況を踏まえた上で、治安維持能力が弱い国において過激思想が拡散すると予測。従来型の正規戦では解決できない事態に対して、「地元国に対する訓練の提供」「民生部門への支援」「非戦闘員の救出」「対反乱戦」といった、複合的なアプローチ、パートナー国に対する能力育成支援が必要と説く。それを実現する土台が、洋上で所要の統合部隊を編成して送り出す拠点となる、"Sea Basing" というわけ。洋上に拠点を置くことで、陸地に拠点を確保する負担を軽減できるという考え方。(USMC)

今日の小ネタ
  • 路傍爆弾対策として威力を発揮している MRAP (Mine-Resistant, Ambush-Protected) だが、重心が高いことに起因する転倒事故 (これまでに 43 件が発生。4 月の 10 件がピークで、5 月は 6 件、6 月は 3 件に減っている) や、重さに起因する軟弱地での機動性の問題、車高が高いことに起因する電線への接触 (イラクの市街地では往々にして電線の架設位置が低く、車体に接触してしまう) 等の問題が出てきているとのこと。転倒事故については事前の注意が重要ということで、訓練の改善に乗り出した。その MRAP、これまでに 10,000 両を戦域に送り込んでおり、さらに毎週 215 両ずつのペースで配備中。(AFPS 2008/7/28)
  • Guam 島の Anigua で 20 日、Pacific War Museum がオープンした。(NavNews 2008/7/28)
  • USS Ronald Reagan (CVN-76) を基幹とする第 7 空母打撃群 (CSG7 : Carrier Strike Group 7) が佐世保に入港しているが、随伴艦は USS Howard (DDG-83)。このほか、同打撃群に属する USS Thach (FFG-43) と USS Chancellorsville (CG-62) が横須賀に、USS Gridley (DDG-101) が福岡に寄港した。(NavNews 2008/7/28)
  • 米空軍の施設・環境・兵站担当次官を務めていた William C. "Bill" Anderson 氏の辞任が決まった。(AFNews 2008/7/28)
  • インドの国有エレクトロニクス企業・BEL (Bharat Electronics Ltd.) がコンサルティング ファームの KPMG に対して、事業再編のための助言を要請。BEL は 7 ヶ所の事業所を持ち、年間売上 10 億ドル、Lockheed Martin、Boeing、EADS、Northrop Grumman といった海外大手とオフセットがらみの提携を結んでいるほか、Elbit Systems 傘下の El-Op (Electro Optics) とは熱線映像装置を手掛けるジョイント ベンチャーを設立している。ところが、こうした海外大手は別口でインド国内の民間企業ともジョイント ベンチャーを設立しており、BEL としては事業体制の立て直しが必要な状況。(DefenseNews 2008/7/28)
  • 仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) の新長官に、Laurent Collet-Billon 氏が指名された。Francois Lureau 氏の下で DGA の副長官を務めた後、Alcatel Lucent のトップ・Alcatel Lucent の特別補佐に転じていた人物。(DefenseNews 2008/7/28)
  • パキスタン国内の部族自治地域で米軍によるミサイル攻撃が発生している件について、パキスタン軍参謀総長の Tariq Majid 大将が米中央軍 (USCENTCOM : US Central Command) の Martin Dempsey 中将に対して懸念を表明、「我が国の主権を尊重すべき。自国の治安は自国の軍で維持できる」と申し入れた。(DefenseNews 2008/7/28)
  • 米欧州軍 (USEUCOM : US European Command) は、ウクライナの黒海沿岸と陸上の訓練施設で実施した演習 "Sea Breeze 2008" についてのまとめを発表した。16 ヶ国 (アルメニア、アゼルバイジャン、イギリス、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、グルジア、ギリシア、ラトビア、マケドニア、ノルウェー、ルーマニア、トルコ、アメリカなど) から 2,000 名ほどが参加した。これに対してロシアが反発したほか、ウクライナ国内でも反対運動による逮捕者が出た。(DefenseNews 2008/7/28)
  • イランの Mahmoud Ahmadinejad 大統領はアメリカの NBC テレビによる取材に対して、「核兵器の製造は行っていない」と発言。(DefenseNews 2008/7/28)
  • 韓国の ADD (Agency for Defence Development) は、韓国軍が来年から新型自動小銃 XK-11 の配備を開始すると発表した。単一のトリガーで 5.56mm の銃弾と 40mm 擲弾の両方を発射できるという触れ込み。重量 6.1kg、お値段 $15,900 としている。(DefenseNews 2008/7/28)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/30)
  • Hensel Phelps Construction Co. (Chantilly, VA) は米海軍から、ヴァージニア州の MCB (Marine Corps Base) Quantico に MDIA (MILDEP (Military Department) Investigative Agency) の施設を建設する工事を、$312,495,000 で受注した。また、KCITA (Joint Counterintellegence Training Academy) 向けの教育施設や、関連する橋・道路の工事も行う。第一陣として $134,066,765 を支出、その後も段階的に支出していく計画。BRAC (Base Realignment and Closure) 2005 に基づく施設再配置に関連する案件。移駐対象となる MDIA は、以下の組織で構成する。
    • CIFA (Counterintelligence Field Activity)
    • NCIS (Naval Criminal Investigative Services) 本部 AFOSI (Air Force Office of Special Investigations) 本部
    • Army CID (Criminal Investigation Command) 本部
    • DSS (Defense Security Service) と関連施設
    2011 年 6 月に完了予定。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Washington, Washington, DC (N40080-08-C-0020)
  • McDonnell Douglas Corp. (dba Boeing Company, St. Louis, MO) は米海軍から、ABS (Assault Breaching System) CMS (Countermine System) を $153,044,318 で受注した。CMS とは米海空軍の戦術機 (TACAIR : Tactical Aircraft) が使用する精密誘導空対地兵装のことで、地雷原を吹っ飛ばして無力化するために使用する。NSWC (Naval Surface Warfare Center) Panama City Division, Panama City, FL (N61331-08-C-0032)
  • DG21 LLC (Dallas, TX) は米海軍から、NSF (Navy Support Facility) Diego Garcia で実施するベース オペレーション支援業務 (BOS : Base Operating Support Services) の第 2 次オプション契約を、$28,365,264 (estimated) で受注した。これで累計受注額は $467,728,084。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Pacific Division, Pearl Harbor, HI (N62742-06-D-4501/P00034)
  • Oshkosh Corp. (Oshkosh, WI) は米海軍から、MTVR (Medium Tactical Vehicle Replacement) に取り付ける増加装甲キットに関する修正契約を、$11,750,505 で受注した。この増加装甲は、高さの変更が可能になっている。Marine Corps System Command, Quantico, VA (M67854-04-D-5016/#0056)
  • Tetra Tech EC, Inc. (ex-Tetra Tech Foster Wheeler, Inc., San Diego, CA) は米海軍から、Hunters Point Shipyard (San Francisco, CA) で実施する放射性物質の検査と対策作業に関する修正契約を、$7,495,141 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Southwest, San Diego, CA (N68711-98-D-5713/#0072)
  • Northrop Grumman Technical Services Sector (Herndon, VA) は米海軍から、E-2C/D と C-2A を対象とするエンジニアリング/兵站サービス業務、89,886 時間分を $6,322,098 で受注した。このうち E-2D は VX-20 (NAS Patuxent River, MD) が運用する SDD (System Design and Development) 用の機体が対象。試験に備えた機体の改修や準備作業、安全対策、品質管理検査、エンジニアリング関連の調査、兵站支援業務とパーツ類のサポート、といった作業を行う。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division), Patuxent River, MD (N00421-08-C-0065)
  • Hess Corp. (Woodbridge, NJ) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、ニューヨーク、マサチューセッツ、ペンシルバニア、ニューハンプシャーの各州における陸海空軍・その他民間部局向けの天然ガス供給業務を $69,992,650 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SP0600-08-D-7508)
  • JCB Inc. (Pooler, GA) は米陸軍から、High Mobility Engineer Excavator に装備する増加装甲 B-Kit×50 セットと関連する兵站支援業務を、$6,151,111 で受注した。UCA (Undefinitized Contract Action) として受注していた件について、数量を確定させたもの。TACOM LCMC, Warren, MI, Deployment Acquisition Group (W56HZV-05-D-0414)
  • BAE Systems Technology Solutions & Services, Inc. (Fort Walton Beach, FL) は米陸軍から、兵站業務に関する契約を $22,782,322 で受注した。ハワイの Oahu 島と Hawaii 島で実施するメンテナンス・輸送・補給といった業務を請け負うもので、Schofield Barracks、East Range、Fort Shafter、Wheeler Army Airfield (ここまで Oahu 島)、Pohakuloa Training Area (Hawaii 島) が対象。Regional Contracting Office, Fort Shafter, HI (W912CN-08-C-0085)
  • Raytheon Missile Systems (Tucson, AZ) は米空軍から、MALD (Miniature Air Launched Decoy) に関するオプション契約を$34,074,850 で受注した。内訳は、MALD の低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 分×154 基とワランティ、Explosive Ordnance Disposal Trainer×5、Decoy Trainer×41。692 ARSS/PK, Eglin AFB, FL (F08635-03-C-0002/P00079)
  • Northrop Grumman Mission Systems/Electromagnetic Systems Laboratory (San Jose, CA) は米空軍から、ASIP Objective Performance Incentive に関する修正契約を 750 万ドルで受注した。USAF/AFMC, Reconnaissance Systems Wing, Wright-Patterson AFB, OH (F33657-03-C-4318 Mod Nr: P00060)

自走砲の次は戦車 (Korea Overseas Information Service via Defense-Aerospace.com 2008/7/30, Korean MoD & Turkish Daily News via Defense-Aerospace.com 2008/7/31)
韓国国防省の装備調達部門・DAPA (Defense Acquisition Program Administration) は、韓国の Hyundai Rotem がトルコの Otokar との間で新型戦車 (TNMBT : Turkey National Main Battle Tank) 開発の支援を行う契約を締結した、と発表した。両国間で締結した、ROK-Turkey Tank Development Technology Cooperation Agreement なる合意に基づくもの。
4 億ドル・2015 年までの契約で、トルコ陸軍向けに開発・200 両の調達を予定している新型戦車に韓国が開発したテクノロジーを導入するもの (さらにプロトタイプ 4 両の製造も契約に含む)。つまり、韓国軍の装備開発部門・ADD (Agency for Defense Development) からトルコに対して技術移転を行うということで、対象となる分野についてはエンジン、火砲、シュノーケルなどとする情報もある。
なお、TNMBT 計画全体では 6 年半の期間と 5 億ドルの経費がかかるというのが、トルコ側の見込み。Altay なる合同チームを編成して開発にあたり、主契約社の Otokar に韓国の Hyundai Rotem が副契約社として技術支援を行う構図。その他の副契約社として、Roketsan、Mechanical and Chemical Industry Corp. (MKEK)、Aselsan がいる。
韓国にとってトルコは最大手の兵器輸出先で、装軌式 155mm 自走榴弾砲 K9 Thunder など、すでに総額 1 億ドルにのぼる商談が実現している。ちなみに、韓国の兵器輸出は年間 8 億 5,000 万ドルほどだが、今回の件は「技術の輸出」という点で特筆すべき、という説明。
このほか、韓国とトルコの国防省は、この件以外にも軍事的協力関係を構築するための協議を実施している。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/30)
  • DCNS は、イタリア海軍向け FREMM フリゲート×6 隻に装備する SYLVER 垂直発射システム (VLS : Vertical Launch System)×12 セットを追加受注した。2010 年 5 月に、まず 2 基をデリバリーする。SYLVER はイタリア以外にも、イギリス・フランスで採用実績がある。(DGA : Delegation Generale pour l'Armement)
  • Austal は米海軍に対して、JHSV (Joint High Speed Vessel) 計画のフェーズ II 提案を提出したと発表した。JHSV は米陸海軍が共同で進めている高速輸送艦調達計画で、戦域内輸送を担当させる。1 月 Austal を含む 3 社がフェーズ I 契約を受注、詳細設計や評価の作業を実施しており、フェーズ II の段階で 1 社に絞り込む。選定結果の発表と契約は 2008 年末に実現する予定で、続いて 10 隻を建造する計画。Austal のチームは、Austal USA (Mobile, AL)、Austal Ships (Australia)、GDAIS (General Dynamics Advanced Information Systems) の 3 社からなり、低リスクで実績があるソリューションを提示したとしている。なお、Austal は General Dynamics と組んで LCS の 2 番艦・Independence (LCS-2) を担当しているほか、在沖米海兵隊向けに米海軍がチャーターしている高速フェリー・WestPac Express も同社の製品。(Austal)
  • General Dynamics C4 Systems は米海軍から 7 月半ばに、AN/USC-61 DMR (Digital Modular Radio) を 2,300 万ドルで受注しているが、同社の説明によるとこれは UHF 衛星通信、SINCGARS (Single-Channel Ground and Airborne Radio System)、見通し線通信 (Line of Sight)、短波通信に対応したソフトウェア無線機で、水上艦と潜水艦の両方に搭載可能とのこと。1998 年にデリバリーを開始した DMR はこれまでに、米海軍の艦艇や陸上施設について 370 基以上の納入実績がある。既存の無線機や暗号機器などを DMR でまとめて代替して、場所、重量、電力消費を節約できるという触れ込み。2004 年 10 月には NSA (National Security Agency) から、ソフトウェア無線機としては初めて、"Top Secret" レベルに対応しているという認証を得た。同社はさらに Lockheed Martin と組んで、JTRS (Joint Tactical Radio System) に対応した航空機搭載用、あるいは艦艇/陸上施設設置用の無線機 (AMF : Airborne, Maritime and Fixed Site) を開発中。(General Dynamics C4 Systems)
  • Raytheon は、GPS (Global Positioning System) 用の次世代地上セグメント (OCX : Control Segment) について、2 つのマイルストーンを突破したと発表した。ひとつは IBR (Integrated Baseline Review) で、技術・スケジュール・コストのベースラインに関する信頼度と、リスクに関する理解度を検証するもの。もうひとつは SCAMPI-B (Standard CMMI (Capability Maturity Model Integration) Appraisal Method for Process Improvement) で、作業プロセスや熟成度を評価してもらうもの。これらの作業を通じて、OCX の熟成度と即応度を確認でき、2008 年 2 月に空軍が実施した SRR (System Requirement Review) の要求条件を満たせたとしている。(Raytheon)
  • Lockheed Martin は、オーストラリア海軍の AWD (Air Warfare Destroyer) こと Hobart 級 1 番艦に装備する AN/SPY-1D(V) レーダー アレイ×4 基のうち、最初の 2 基が完成したと発表した。この後は動作試験を経て、AWS (Aegis Weapon System) へのインテグレーションを始める。AN/SPY-1 ファミリーの最新型・AN/SPY-1D(V) は従来と同様に S バンドを使用しており、広域捜索や目標の捕捉・追跡に加えて、SM-2、SM-3、ESSM (Evolved Sea Sparrow Missile) といった SAM の中間誘導も可能。なお、Hobart 級が装備するイージス システムは、オープン アーキテクチャ化と COTS (Commercial Off-The-Shelf) 化を図った最新の Aegis OA (Open Architecture) Weapon System になる。同じアーキテクチャのものを現在、米海軍でも Cruiser Modernization Program の下で、USS Bunker Hill (CG-52) に搭載作業中。(Lockheed Martin)
  • Boeing は、P-8A Poseidon の 2 号機 (S1) について、ワシントン州 Renton の同社工場で最終組み立て工程を開始したと発表した。胴体部分製造は 1 号機と同様、Spirit AeroSystems。2 号機は地上で機体構造の静止試験に用いる機体なので、飛ばない。P-8A では飛行試験機×3 機と地上試験機×2 機を製造することになっている。 (Boeing)
  • Boeing はサウジアラビアの Riyadh で、アメリカ企業 16 社とサウジ企業 7 社の関係者の出席を得て、航空宇宙関連のサプライヤー カンファレンスを開催した。Boeing との間で、サプライヤーとしての協力関係を実現する機会を作るのが目的。 (Boeing)
  • Saab はオーストラリア海軍に対して、Saab Emulation Training System をデリバリーして、導入作業と、Directorate of Naval Warfare - Combat Systems Engineering Group による領収試験を完了した。これは Link 11 データリンクの艦載機器をテストする機能と、整備要員の訓練を行う機能を提供する機器。ANZAC 級フリゲートが搭載する Saab 9LV CMS (Combat Management System) に関連する訓練システムのひとつ。発注から納入まで 5 ヶ月とかからなかった。Sydney の HMAS WATSON と Perth の HMAS STIRLING に、合計 4 基を設置してある。(Saab)

最近の小ネタ
  • 米海軍の OFT (Office of Force Transformation) が開発した実験艇・Stiletto が、沿岸警備隊が実施している対麻薬作戦を支援するため、NAVSOUTH の AOR に向けて移動中。その途中で、給油のためにキューバの NS (Naval Station) Guantanamo Bay に立ち寄った由。現在、Steletto は米陸軍・第 10 山岳師団・第 7 後方支援旅団 (Sustainment Brigade) の要員が運用中。また、沿岸警備隊の要員 7 名が、RHIB (Rigid Hull Inflatable Boat) とともに乗り込んでいる。今もテストベッドとして使っており、運用は OFT の閉鎖に伴い、国防総省の Reaction Technology Office が引き継いでいる。(DID 2008/7/29)
  • Aviation Week が、「米国防総省の FY2008 予算再配分要求 (2008 budget reprogramming request) で、空軍特殊作戦軍団 (AFSOC : Air Force Special Operations Command) から 3,200 万ドルの予算を確保して C-27J×1 機を調達、小型ガンシップのプロトタイプ・AC-XX に仕立てる話を盛り込んでいる、と報じている。自衛用の電子戦機器、電子光学センサー ターレット、対地監視レーダー、兵装、射撃管制システムを搭載するもの。FY2010 に、さらに追加の予算を要求するだろうとしている。C-27J は C-130 より小型になるので火力では劣るが、見つかりにくくなる上に、短い滑走路でも運用できる利点がある。(DID 2008/7/28)
  • Flight International が報じているところによると、台湾の AIDC (Aerospace Industrial Development Corporation) が政府に対して、F-CK1 こと経国戦闘機 (a.k.a. IDF : Indigenous Defence Fighter) のアップグレード改修に予算を出すよう求めているとのこと。これは、アメリカが F-16C/D×66 機の輸出を拒絶する事態に備えたものだという説明。すでに 2007 年に、アップグレード改修板・F-CK-1C/D のプロトタイプを完成して公開済み。F-CK-1A/B は合計 130 機あるが、AIDC ではそのうち半数をアップグレードしたいとしている。(DID 2008/7/28, FlightGlobal 2008/7/23)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/29)
  • Northrop Grumman Electronic Systems (Linthicum, MD) は米空軍から、Sensors Technology Automated Recognition がらみの技術開発を 4,100 万ドルで受注した。直接・間接に現場の役に立つような技術面の進展を目指すもの。たとえば、CID (Combat Identification)、データ融合、Ground Moving Target Indication/Airborne Moving などがある。AFRL/PKSR, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-1447, FA8650-08-D-1447-0001)
  • Raytheon Co. (El Segundo, CA) は米空軍から、Sensors Technology Automated Recognition がらみの技術開発を 4,100 万ドルで受注した。直接・間接に現場の役に立つような技術面の進展を目指すもの。たとえば、CID (Combat Identification)、データ融合、Ground Moving Target Indication/Airborne Moving、SEAD (Suppression of Enemy Air Defense)、各種カウンターメジャー、"Sensor to Decision Maker" プロセッシング、ターゲティング、Intelligence and Battle Damage Assessment and ISR などがある。要素技術としては、EO/IR (Electro-Optical/Infrared)、レーダー、多スペクトラル、ハイパースペクトラル、レーザー、プロセッサなど。技術評価、ハード/ソフトの改修、システム技術開発とインテグレーション、ラボ試験か飛行試験、演習に持ち込んでのデモンストレーション、といった流れをとる。Task Order 0001 でカバーするのは、"Airborne Data Collection for Combat Identification." で、航空機搭載用の空対空 CID 実現に向けたデータ収集が対象。AFRL/PKSR, Wright-Patterson AFB, OH (FA8650-08-D-1446, FA8650-08-D-1446-0001)
  • Accenture National Security Systems, LLC (Reston, VA) は米空軍から、DNCE-M&S サービスに関する既存契約の拡大分を $22,183,000 で受注した。753 ELSG/PK, ESC (Electronic Systems Center), Air Force Materiel Command, USAF, Hanscom AFB, MA (FA8731-08-C-0003)
  • FlightSafety Services Corp. (Centennial, CO) は米空軍から、MC-130W の搭乗員を訓練するために使用する WST (Weapons System Trainer)×1 セットを $14,110,453 で受注した。Aircrew Training and Rehearsal Systems contract による。Department of the Air Force, OO-ALC/ACSG/PK, Hill AFB, UT (FA8223-08-C-0008)
  • Northrop Grumman Systems Corp., Integrated Systems Air Combat Systems (San Diego, CA) は米空軍から、RQ-4B Block 301 Global Hawk×2 機、RQ-4B Block 40 (w/MP-RTIP) Global Hawk×3 機、ミッション エレメント、発進/回収エレメント、関連機材、EISS センサー ペイロード×4 用のオプションに関する修正契約を、$324,600,000 (not-to-exceed) で受注した。303 AESG/PK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-07-C-4015/P00008)
  • Ball Aerospace & Technologies Corp., Systems Engineering Solutions (Boulder, CO) は米空軍から、Advisory and Assistance Services (研究・分析・評価・エンジニアリング/テクニカル サービス) に関するタスク オーダーを、$13,752,953 で受注した。AFRL (Air Force Research Laboratory) の Human Effectiveness Directorate 向け。88 CONS/PK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8601-08-F-0105)
  • L-3 Communications Corp., Communications Systems West (Salt Lake City, UT) は米空軍から、Ku バンド データリンクで使用するハードウェアの製造・試験・納入を、$10,764,222 で受注した。703 AESG/PK (Predator Contracting Group), Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-05-G-3027-0020)
  • Joint Tech Services Inc. (Kailua, HI) は米陸軍から、Iraqi Defense Network に関する 6 ヶ月間の期間延長契約を $5,777,507 で受注した。2009/1/24 に完了。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15P7T-08-C-D026)
  • Lockheed Martin MS2 (Syracuse, NY) は米陸軍から、Enhanced AN/TPQ-36 Initial Production Radar System×12 セットの生産・納入加速を $84,287,332 で受注した。現在は W15P7T-06-C-T004 契約のオプション扱いになっているもの。CECOM Acquisition Center, Fort Monmouth, NJ (W15-P7T-06-C-T004)
  • Joseph B. Fay Co. (Tarentum, PA) は米陸軍から、以下の作業を $34,442,049.75 で受注した。
    • 垂直リフト ゲート×8、機器、電気系統、制御系統の換装
    • リフト ゲート×3 基の製造・納入
    • 官給品となるリフト ゲート×3 基の輸送・設置
    • 既存リフト ゲート×1 の改修
    • 既存の垂直リフト ゲート、ホイスト、機器室の撤去
    • 新しい油圧ホイスト機器を収容するためのダム堰堤改修、ゲート レセスに組み込んだ金属パーツの交換
    • 新しいリフト ゲートの設置、機器室の新設
    対象となる施設は、Emsworth Locks and Dam と Emsworth Main Channel Dam (Ohio River, PA)。Army Engineer District, Pittsburgh, PA (W911WN-08-C-0008)
  • SAIC (Science Application International Corp., San Diego, CA) は米陸軍から、南西アジア戦域で使用している車両/貨物検査システムのメンテナンスと維持管理を、$19,956,974 で受注した。TACOM-Rock Island, AMSTA-LC-CTC, Rock Island, IL (W52H09-08-D-0348)
  • Hodges Transportation Inc. (Silver Springs, NV) は米陸軍から、Technology Demonstration Integration Test Bed の設計・製造・試験を $5,822,596 で受注した。TRL (Technology Readiness Level) 7 ないしはそれ以上の水準を確保、試験結果に関するレポートを添付のこと。TACOM-LCMC, Warren, MI (W56HZV-08-F-0102)
  • McDonnell Douglas Helicopter Co. (Mesa, AZ) は米陸軍から、AH-64D Apache Longbow×5 機 (戦時減耗補充用) を $79,768,459 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W58RGZ05-C-0274)
  • Raytheon/Lockheed Martin Javelin は米陸軍から、Javelin ミサイルの本体、CLU (Command Launch Unit)、バッテリ冷却ユニット、野戦訓練機材 (Field Tactical Trainers - Student Stations)、Authorized Stockage Lists、EPBSTs (Enhanced Productibility Basic Skills Trainers)、UAE とオマーンに輸出するミサイル本体を、$103,413,788 で受注した。AMCOM (Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-04-C-0136)
  • ALFAB, Inc. (Enterprise, AL) は米海軍から、航空機の発進/回収に使用する AM-2 matting package (F-71, F-72, F-73 のいずれか) を $43,000,000 で受注した。第一陣として、F-71 AM-2 matting package×1,675 セット。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division), Lakehurst, NJ (N68335-08-D-0025)
  • Psomas and Associates (Costa Mesa, CA) は米海軍から、NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Southwest の AOR (Area of Responsibility) で実施する、サーベイとマッピングに関連する業務を $7,500,000 (maximum) で受注した。州別の配分は、CA (87%)、AZ (5%)、NV (5%)、CO (1%)、NM (1%)、UT (1%)。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N62473-08-D-8640)
  • Architects Hawaii, Ltd. (Honolulu, HI) は米海軍から、兵舎建設工事の計画立案・仕様策定などに関連するアーキテクト/エンジニアリング業務を $7,000,000 (not-to-exceed) で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Hawaii, Pearl Harbor, HI (N62478-08-D-5003)
  • Akima Corp. (Charlotte, NC) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、カリフォルニア、ネバダ、アリゾナ、ニューメキシコの各州にある空軍の燃料施設について、運用・メンテナンス業務を $18,701,847 (maximum) で受注した。DESC (Defense Energy Support Center), Fort Belvoir, VA (SPO600-08-C-5839)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/7/29)
  • 米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、イラク向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で C-130J-30 などを輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 15 億ドル、内訳は以下の通り。
    • C-130J-30×6 機 (米空軍仕様)
    • Rolls-Royce 製 AE2100D3 エンジン×24 基、さらに予備エンジン×4 基
    • AN/AAR-47 ミサイル接近警報装置 (MWS : Missile Warning Systems)×6 基、さらに予備×2 基
    • AN/ALE-47 チャフ/フレアー ディスペンサー×6、さらに予備×2 基
    • スペアパーツ、補修用パーツ、コンフィギュレーション アップデート、インテグレーション スタディ、支援機材、文書類、テクニカル サービス、訓練・訓練機材、連絡事務所のサポート、アメリカ政府とメーカーからの支援要員派遣、関連する建設工事や兵站支援業務
    これはイラク空軍が戦域内空輸や人道支援任務に使用するもの。関連するメーカーは Lockheed Martin Aeronautics Company (Fort Worth, TX)、Rolls-Royce Corp. (Indianapolis, IN) など。オフセットの設定はなし。(DSCA)
  • 米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は議会に対し、イラク向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で M1117 ASV (Armoured Security Vehicle) などを輸出すると通告した。すべてのオプション契約分まで実現した場合の総額は 2 億 600 万ドル、内訳は以下の通り。
    • M1117 ASV (Armored Security Vehicle)×160 両
    • Harris 製車載用無線機 (Vehicular Radio System)×160 基
    • 12.7mm 重機関銃 M2×160 挺
    • Heavy Duty Recovery Truck×4
    • 40mm 擲弾発射機 Mk.19 mod.3×144 基 (w/ブラケット)
    • スペアパーツ、補修用パーツ、支援機材、文書類、訓練・訓練機材、メーカーからの支援要員派遣、その他の兵站支援業務
    これらはイラクの警察向け。オフセットの設定はなし。(DSCA)
  • LCS (Littoral Combat Ship) の 1 番艦、USS Freedom (LCS-1) が、初めて造船所を離れて航海に乗り出した。これから Michigan 湖で、造船所による洋上公試を開始する。試験の対象は、主機、通信システム、航法システム、ミッション システム、関連する支援システムなど。これが完了した後で建造所の Marinette Marine に戻り、領収試験 (Acceptance Trial) に備えた準備を実施する。領収試験は海軍の検査チーム (Board of Inspection and Survey) によって行われ、年末に海軍に引き渡した後で、母港となるカリフォルニア州 San Diego に向かう予定。(Lockheed Martin)
  • Northrop Grumman は、韓国空軍の F-15K に装備する電子戦ポッド、AN/ALQ-135M×21 セットを 7,460 万ドルで受注した。AN/ALQ-135M は機内装備型の電子戦装置で、送信機に MPM (Microwave Power Module) を用いて重量軽減と性能向上を実現している、という説明。2010 年 2 月にデリバリー開始、2011 年 10 月に完納の予定。(Northrop Grumman)
  • Northrop Grumman は米空軍から、空軍が使用している各種システム (サポート システムやサブシステム、コンポーネンツを含む) の開発・近代化・デポ整備を担当する F2AST (Future Flexible Acquisition and Sustainment Tool) の契約を受注したと発表した。合計 12 社で受注したうちの 1 社という位置付けで、全部で 10 年間・69 億ドルの案件。2001 年にスタートした FAST (Flexible Acquisition and Sustainment Tool) の後継案件。(Northrop Grumman) [先に Boeing も受注を発表済み。また、SAIC や Lockheed Martin も受注を発表している。Lockheed Martin は、すでに FAST も担当していたとのこと]
  • Northrop Grumman は米海軍 ONR (Office of Naval Research) から、UAV 搭載用の SIGINT ペイロードを開発してデモンストレーションを実施する契約を、3 年間・520 万ドルで受注した。Swift Engineering, Inc. (San Clemente, CA) と共同で開発を進める。低コストで "plug and play" が可能、しかも消費電力が少ないセンサー パッケージを開発するとしている。デモンストレーションには Tier II/Class II の UAV を使い、高度 3,000ft を飛翔させる。ターゲットの追跡手段や、得られたデータを迅速にやりとりする手段の実現により、戦場における状況認識能力の改善を目指す、WTSR (Warfighter's Tactical SIGINT Resource) 計画の下で実施する案件。現場の部隊が、自分でコントロールできる ISR 資産を持たず、そのせいで状況認識に支障をきたしている状況の解決が狙い。現場の小規模部隊に対しても、非対称型の脅威に対応できるような目標探知・追跡手段を実現するというわけ。ONR の Expeditionary Maneuver Warfare & Combating Terrorism 部門が、FORCEnet Science & Technology - GWOT Focused Tactical Persistent Surveillance 計画の一環として WTSR を推進している。(Northrop Grumman)
  • Northrop Grumman は NRL (Naval Research Laboratory) の CBD (Chesapeake Bay Detachment, Chesapeake Beach, MD) で 7 ヶ月にわたって実施していた、MFEW (Multi-Function Electronic Warfare) の地上試験フェーズを完了した。ONR (Office of Naval Research) の MFEW/ES プログラムの下で実施している作業で、TRL (Technology Readiness Level) 6 の水準に達しているかどうかを検証した。MFEW は、DDG-1000 Zumwalt 級駆逐艦や CVN-21 Gerald Ford 級原子力空母に搭載する電子戦システム。シーステート 5 の揺れを想定して、揺れるアンテナが精確に脅威を捕捉・追跡してターゲットの識別と位置標定を実施できるかどうかを確認した次第。この後は、RIMPAC / TAPA II 演習における洋上試験が控えている。(Northrop Grumman)
  • 米海軍航空システム軍団 (NAVAIR : US Naval Air Systems Command) は Lockheed Martin に対して、MH-60R Seahawk に装備する ARPDD (Automatic Radar Periscope Detection and Discrimination) システムの開発を 1 億 4,400 万ドルで発注した。開発した ARPDD は、2013 年にベースライン機に装備する計画。AN/APS-147 に代わる対潜戦用のレーダーで、潜望鏡を自動的に探知・識別・追跡するだけでなく、その他のゴミを排除する機能を持たせる。当の MH-60R は 2009 年 1 月から実戦運用を開始する予定。(NAVAIR)
  • Lockheed Martin は米空軍から、AC-130U に装備する射撃指揮用 EO/IR (Electro-Optical/Infrared) センサー、GMS2 (Gunship Multispectral Sensor System) の開発継続契約を、8,000 万ドルで受注した。前量産型×4 セット、スペア キットやスペアパーツ、マニュアルなどを年内に納入するという内容。リスク低減目的で実施した飛行試験がうまくいき、目標画像の品質、見通し線の安定度、画像の合成・処理、システム制御といった機能の動作を評価できたので、次の段階に進むことになったもの。GMS2 により、AC-130U が搭載する火器の射程をフルに使った交戦が可能になるほか、対応可能な任務の幅を拡げる効果もある、と説明されている。システム構成は、大開口の中波長赤外線 (MWIR : Midwave Infrared) センサー×1、I2TV (Image-Intensified Television) カメラ×2、近赤外線 (NIR : Near Infrared) レーザー ポインタ×1、アイセーフ型レーザー測距/目標指示器×1。これらを安定化機能付きのターレットに組み込む。(Lockheed Martin)
  • ITT Corp. (Fort Wayne, IN) は、EADS (European Aeronautic Defence and Space Co.) の DS (Defence & Security) 部門がスペイン陸軍向けの将来個人用戦闘装備・COMFUT (Combatiente del Futuro) で使用する SpearNet 無線通信システムの FSED (Full-Scale Engineering Development) フェーズ担当として、同社が選定されたと発表した。SpearNet は、音声・データ・動画などの通信を行う、スペイン陸軍の次世代基幹ネットワーク。そこで使用する無線機などの機材と、関連するエンジニアリング サービス業務を ITT が担当する。COMFUT は他国の同種プロジェクト同様、無線機に加えて装甲防禦、自動小銃、暗視装置、携帯コンピュータ、NBC 防護機材などで構成する。FSED フェーズは 2008 年末に完了、量産に移るかどうかを 2009 年に決定する。(ITT)
  • General Dynamics Information Technology は米国防総省から、TEAMS (TRICARE Evaluation, Analysis and Management Support) の契約を受注した。すべてのオプション契約分まで実現すると、10 年間・50 億ドルの案件になる。Military Health System を対象として、計画・管理サービス (要求分析、調達支援、予算計画、予算管理、BPE (Business Process Engineering)、プログラムの計画・実行など) を担当するもの。陸軍の MC4 (Medical Communications for Combat Casualty Care)、DHIMS (Defense Health Information Management System。旧称 TMIP-J : Theater Medical Information Program-Joint)、Defense Blood Standard Support、Defense Health Services Systems の DMLSS (Defense Medical Logistics Standard Support) といったプログラムも同社のサポート対象。ヘルスケア以外では、Department of Veteran Affairs や U.S. Department of Health and Human Services の IT 分野もサポート対象としている。(General Dynamics Information Technology)
  • Raytheon は NASA (National Aeronautics and Space Administration) の JPL (Jet Propulsion Laboratory) から、DSIO (Data and Systems Implementation and Operations) の契約を受注した。システム エンジニアリング、システム設計、Web 開発、その他の IT 関連サービスを担当するもの。基本契約は 5 年間・8,300 万ドル、さらに 2 年間・3 年間のオプション契約がある。Raytheon は過去 10 年にわたって NASA JPL の仕事をしており、Software Engineering Institute の CMMI (Capability Maturity Model Integration) Level 3 認証も得ている。(Raytheon)
  • Sensis Corp. はカナダ国防省 (DND : Department of National Defence) から、ASR (Area Surveillance Radar) を構成する TRACS (Terminal Radar and Control System) の再生補修作業を受注することになったと発表した。TRACS/ASR-3 が使用している現行の機器を、COTS (Commercial-off-the-Shelf) 化した、Signal Processing System や Solid State Transmitter といった新型機器と換装、さらに新技術・新機能の追加を容易にするためのオープン アーキテクチャ化を図るもの。対象となる 1 次レーダーは 100 基ほどで、主な作業は以下の通り。
    • NATO MPR (Medium Power Radar) Signal/Data Processor upgrades
    • HADR (Hughes Air Defense Radar) Receiver/Exciter and Signal/Data Processor upgrades
    • Watchman Air Traffic Control Radar Signal/Data Processor upgrades
    この作業により、システムの寿命延伸とライフサイクルコストの低減を図るとしている。(Sensis)
  • Elbit Systems 傘下の El-Op (Elbit Systems to Supply the Israeli Defense Forces ) は、イスラエル国防軍 (IDF : Israeli Defense Forces) 向けの熱線映像・目標捕捉装置、MARS のサプライヤーに選定された。MARS は非冷却式のセンサーを使う、次世代型の携帯式熱線映像装置。レーザー測距儀、GPS レシーバー、コンパス、昼光用チャネル、記録システムと組み合わせて、目標の観測・捕捉に使用する。一人で運べるぐらい軽量で、消費電力も少ないという触れ込み。(Elbit Systems)
  • Boeing やその他の担当メーカー、米ミサイル防衛局 (MDA : Missile Defense Agency) は、YAL-1A ABL (Airborne Laser) が搭載する高出力レーザーへの燃料搭載を実施、発射シーケンスや制御系統の試験を開始した。この試験が完了すると、次は地上でのレーザー発射試験に移る。弾道ミサイルを無力化できるだけの出力を持つレーザー ビームを連続発射できることを確認するもの。そしてシステム チェック フライトを経て、2009 年に予定している要撃試験に駒を進める。(Boeing)
  • 米陸軍は IED (Improvised Explosive Device) 対策として、RG-31 と Husky に ARDEC (Army Research, Development and Engineering Command) の NV&ESD (Night Vision and Electronic Sensors Directorate) が開発した IED 処分用アーム・IED Interrogation Arm の装備に乗り出した。もともと前路警戒用の Buffalo がこの手の装備を備えていたが、この車両は高価で数が少なく、需要に対応しきれない。そこで Husky や RG-31 に装備できる機材を開発、2007 年 5 月からイラクで、同年 7 月からアフガニスタンで配備を開始した。軽量で既存の車両に追加するのは容易、現場での評判も良いとのこと。さらに改良を進めており、操作する兵士とのコミュニケーションを強化したり、ガードレールの陰みたいにアクセスしにくい場所で使えるようにしたり、といった改善を取り入れて、配備を拡大しているところ。(US Army)
  • Boeing と AgustaWestland が 50:50 で出資して設立、英陸軍の WAH-64 Apache AH.1 要員 (搭乗員、地上要員、整備要員) の訓練を担当している ATIL (Aviation Training International Ltd., Sherborne, Dorset, United Kingdom) が、創設 10 周年を迎えた。Middle Wallop、Arborfield、Wattisham、Dishforth の 4 ヶ所で座学とシミュレーション訓練を実施しており、社員は 125 名。(Boeing)
  • Raytheon Company は、軍や情報機関などを対象として情報セキュリティ、インテリジェンス、テクニカル サービスといった業務を提供している、Telemus Solutions, Inc. (Falls Church, VA) を買収したと発表した。買収額は非公開。情報セキュリティ関連の需要に対してエンド-エンドで対応できる体制を作るのが目的、と説明されている。今後は Raytheon IIS (Intelligence and Information Systems) 部門 (Garland, TX) の下で事業を継続する。(Raytheon)
  • Lockheed Martin Corp. は、航空宇宙・防衛分野向けのレーザー技術を手掛けている Aculight Corp. (Bothell, WA) との間で、買収合意をまとめたと発表した。買収額は非公開。Aculight の株主による承認などの手続きを経て買収を完了した後は、Lockheed Martin MS&S (Maritime Systems & Sensors business, Akron, OH) の下で事業を継続する。(Lockheed Martin)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/7/28)
  • Purcell-Lawman (Watertown, NY) は米陸軍から、ニューヨーク州の Fort Drum に "Warrior in Transition" 施設を建設する工事を $33,434,500 で受注した。Army Corps of Engineers, New York, City (W912DS-08-C-0018)
  • BAE Systems Ground Systems Division (York, PA) は米陸軍から、M88A2 Hercules 装甲回収車を $19,697,117 で受注した。TACOM, Warren, MI (DAAE07-01-C-N030)
  • Sauer Inc. (Jacksonville, FL) は米陸軍から、Robinson Health Clinic (Fort Bragg, NC) の拡張工事を $13,118,300 で受注した。41,832 平方フィート分の建物を増築する。Army Engineer District, Savannah, GA (W912HN-08-C-0040)
  • Weeks Marine, Inc. (Covington, LA) は米陸軍から、アラバマ州の Mobile Harbor Channel で実施する川底の掘り下げ工事と、その際に発生した泥の処分を $8,120,174 で受注した。Army Corps of Engineers, Mobile, AL (W91278-08-C-0031)
  • BAE Systems Land and Armaments, Inc., Ground Systems Division (York, PA) は米陸軍から、M109A6 Paladin と弾薬補給車 (FAAS : Field Artillery Ammunitions Supply) を対象とする対話型電子マニュアル (interactive electronics technical manual) と 2 レベル メンテナンスを、$5,740,192 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-07-C-0256)
  • Cape Environmental Management, Inc. (Atlanta, GA) は米陸軍から、ケンタッキー州 Fort Campbell に特殊作戦部隊用の屋内射撃訓練施設 (indoor range) を建設する工事を、$5,373,916 で受注した。Army Corps of Engineers, Louisville, KY (W912QR-08-C-0025)
  • FLIR Systems, Inc. (Wilsonville, OR) は米陸軍から、RAID (Rapid Aerostat Initial Deployment) で使用するセンサー コンポーネント、G-BOSS を $21,578,780 で受注した。それとは別件で、RAID で使用するセンサー コンポーネントの RESET 作業についても $8,425,586 で受注した。Army Space & Missile Defense Command, Huntsville, AL (いずれも W9113M-07-D-0004)
  • SOFTEC Solutions Inc. (Englewood, CO) は米陸軍から、Army Recruiting Command 向けのカウンセラー/リクルーター派遣業務を $15,448,536 で受注した。ケンタッキー州の Radcliff を拠点として、全米 76 ヶ所に人員を派出する。Mission and Installation Contracting Command, Enterprise and Installation Operations Regional Contracting Center, Fort Knox, KY (W9124D-08-C0038)
  • ARES, Inc. (Port Clinton, OH) は米陸軍から、膨張波 (rarefaction wave) を利用した火砲技術の技術開発・実証に必要な、設計・エンジニアリング・製造・試験・性能評価の作業を、$10,214,127 で受注した。Joint Munitions & Lethality, Picatinny Arsenal, NJ (W15QKN-08-C-0426)
  • W. Harley Miller Contractors, Inc. (Martinsburg, WV) は米陸軍から、167th AW (Airlift Wing, Martinsburg, WV) の基地施設を C-130 用から C-5 用に改修する工事を、$6,787,710 で受注した。United States Property & Fiscal Office, Buckhannon, WV (W912L8-08-C-0008)
  • DRS Sustainment Systems, Inc. (St. Louis, MO) は米陸軍から、M707 Knight と装甲強化型 Knight を対象とする、エンジニアリング/兵站分野のシステム テクニカル サポート業務を $5,734,002 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-06-C-0538)
  • General Dynamics Land Systems, Inc. (Sterling Heights, MI) は米陸軍から、M1 Abrams 戦車を対象とするシステム テクニカル サポート業務を $5,662,000 で受注した。TACOM, Warren, MI (W56HZV-07-C-0046)
  • Bristow Academy Inc. (Titusville, FL) は米陸軍から、回転翼機の初頭訓練 (initial entry rotary training) を $5,280,000 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Huntsville, AL (W58RGZ-08-C-0214)
  • C.W. Roberts Contracting, Inc. (Hosford, FL) は米空軍から、フロリダ州の Eglin AFB、Duke Field、Range and the Reservation で実施する、道路の補修・作り直し、滑走路・駐機場・その他施設の関連工事で使用する、コンクリート打ちやアスファルト舗装関連の作業を 6,500 万ドルで受注した。96th CONS/MSCA, Eglin AFB, FL (FA2823-08-D-0009)
  • Boeing Company (Anaheim, CA) は米空軍から、FAB-T (Family of Advanced Beyond Line-of-Sight Terminal) 関連のアイテム調達に関する修正契約を $53,384,031 で受注した。新しいプラットフォーム要求と AEHF (Advanced EHF) システム インターフェイス対応関連。ESC (Electronic Systems Center), Air Force Materiel Command, USAF, 653d ELSG/PK (F19628-02-C-0048/P00143)
  • Ball Aerospace & Technologies Corp, Systems Engineering Solutions (Boulder, CO) は米空軍から、研究・分析・評価・エンジニアリング/テクニカル サービス関連の助言・支援業務を、$13,752,953 で受注した。AFRL (Air Force Research Laboratory) の Human Effectiveness Directorate 向け。88 CONS/PK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8601-08-F-0105)
  • KPFF Consulting Engineers (Seattle WA) は米海軍から、NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Northwest の AOR (Area of Responsibility) で実施する、海軍/海兵隊施設における海洋/海岸での工事を対象とするアーキテクト/エンジニアリング業務を、$20,000,000 (not-to-exceed) で受注した。州別の配分は、WA (94%)、OR (2%)、ID (2%)、MT (1%)、AL (1%)。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Northwest, Silverdale, WA (N44255-08-D-3008)
  • L-3 Services, Inc, Advanced Products & Design (San Diego, CA) と Serco, Inc. (Reston, VA) は米海軍から、NAVSSI (Navigation Sensor System Interface) システム ラック、キット、パーツ、生産時のエンジニアリング サービス業務を受注した。1 年単位の契約×5 年分、すべて実現した場合の総額は $16,000,000、最低額 $10,000。 NAVSSI とは、PNT (Precise Navigation and Timing) 関連のデータを収集・処理・インテグレート・フォーマット・配信するシステム。対象は、ウェポン システム、戦闘支援システム、C4ISR 関連システムなど。米海軍向け (84.25%) に加えて、オーストラリア (9.50%) とスペイン (6.25%) 向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件を含む。SPAWAR (Space and Naval Warfare Systems Command), San Diego, CA (PEO C4I (Program Executive Office for Command, Control, Communication, Computers and Intelligence) の代理) (N00039-08-D-0008, N00039-08-D-0009)
  • Raytheon Co., Integrated Defense Systems (Keyport, WA) は米海軍から、Mk.48 魚雷と Mk.54 魚雷で使用する資材調達の FY2007/2008 分に関する修正契約を、$12,254,777 で受注した。Mk.48 ADCAP、Mk.48 CBASS、Mk.54 魚雷の生産契約 (N00024-98-C-6107, N00024-00-C-6100, N00024-00-C-6102, N00024-03-C-6104) 継続に関連するもので、Fleet Operational Requirements に基づくサポート サービスに使用する。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington, Washington DC (N00024-04-C-6101)
  • Old Veterans Construction (Chicago, IL) は米海軍から、イリノイ州にある NS (Naval Station) Great Lakes の D-Street Bridge について行う設計・補修工事を、$8,045,000 で受注した。コンクリート製のビームを交換・強化する案件。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Midwest, Great Lakes, IL (N40083-08-C-3025)

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoD 2008/7/30)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 869 名の減。内訳は以下の通り。
  • 軍種 : 非志願動員 / 志願動員 / 合計
  • ARNG : 49,492 (-523) / 6,011 (-14) / 55,503 (-537)
  • USAR : 18,846 (-407) / 7,726 (-327) / 26,572 (-734)
  • USMCR : 6,091 (-12) / 2,035 (-4) / 8,126 (-16)
  • USNR : 3,977 (-38) / 1,837 (+86) / 5,814 (+48)
  • USAFR : 1,142 (+94) / 3,955 (+63) / 5,097 (+157)
  • ANG : 2,006 (+74) / 4,115 (+139) / 6,121 (+213)
  • USCGR : 516 (+0) / 261 (+0) / 777 (+0)
  • TOTAL : 82,070 (-812) / 25,940 (-57) / 108,010 (-869)
ARNG : 陸軍州兵, USAR : 陸軍予備役, USMCR : 海兵隊予備役, USNR : 海軍予備役, USAFR : 空軍予備役, ANG : 州兵航空隊, USCGR : 沿岸警備隊予備役

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戦争・紛争

今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/30)
29 日、アフガニスタンの Ghazni で米空軍の F-15E が、GBU-12/B で敵の施設を爆撃。Nangalam では米空軍の A-10 が、500lb 爆弾、ロケット弾、30mm 機関砲で、敵と敵の施設を攻撃。Sangin では米海軍の F/A-18C が GBU-38/B で、友軍と交戦中の敵が陣取るバンカーとトンネルを爆撃。Shkin では米空軍の A-10 が、敵と敵の車両を GBU-12/B と 30mm 機関砲で攻撃。Ghazni、Konduz、Worzhanah Kalay、Gardez に米空軍の F=15E が、Kalafgan と Gardez に米空軍の A-10 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 79 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 6 件。
イラクでは、Baghdad で米空軍の F-16 が、武装した敵の車両を GBU-38/B で爆撃。この日の近接航空支援ミッションは 49 件、ISR ミッションは 26 件、戦術偵察ミッションは 4 件。

今日のイラク (AFPS 2008/7/30)
Samarra 北西でアルカイダ関係者の活動を見張っていた監視チームからの情報を受けて、これらをターゲットとする作戦 2 件を実施。聯合軍部隊が現場に到着した際に小火器で撃たれたが、敵の所在をつかめなかったため、近くの建物に接近。すると不審な行動をとっている人物 4 名を発見したために交戦、敵 2 名が死亡、1 名が拘束された。また、敵と一緒にした女性 1 名が死亡、1 名が負傷。ただ、現場で武器が見つかっておらず、この件については調査中。もうひとつの作戦では 6 名を拘束、自動小銃 2 挺を発見している。
29 日、Hamrin Mountains で聯合軍とイラク軍が、お尋ね者 1 名とその他 2 名を拘束。Kirkuk では聯合軍とイラク軍が、爆弾攻撃を仕掛けている組織を狙った作戦を実施、2 名を拘束。Baghdad 北方ではイラク軍が自家製爆弾の部品を発見。Baghdad の East Rashid 地区では米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団が地元住民からの通報を受けて、60mm 迫撃砲弾とイラン製 107mm ロケットを発見。West Rashid 地区では警察が、82mm 迫撃砲弾と信管を発見。Doura 地区では警察から米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団に、路傍爆弾らしきものがあるという通報。現場を確保して調べたところ、携帯電話を改造した起爆装置と路傍爆弾を発見。さらに同旅団戦闘団は Baghdad 南部でも、テロ活動容疑者を拘束する成果を挙げている。
28 日、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団が Baghdad の Rashid 地区・Saydiyah で、自家製爆薬を発見。Diyala 省で "Operation Sabre Pursuit" を実施している米陸軍・第 3 機甲騎兵聯隊とイラク軍は、Hamud 近くで武器集積所 12 ヶ所を発見。内容は 60mm 迫撃砲弾と迫撃砲、RPG 発射器、AK-47 自動小銃。
Baghdad の New Baghdad 地区では警察が、RPG、砲弾、82mm 迫撃砲、弾薬、無線機、自家製起爆装置を発見。Baghdad では米陸軍・第 25 歩兵師団・第 2SBCT も、105mm 砲弾、25mm 機関砲弾、68mm ロケットを発見している。Baghdad の Mansour 地区では、"Sons of Iraq" のメンバーが 60mm 迫撃砲弾と RPG を発見。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/29)
28 日、アフガニスタンの Qarah Bagh で、米空軍の F-15E が 20mm 機関砲を使って敵を攻撃。Kandahar では英空軍の Harrier GR.7 が友軍と交戦中の敵に対して、540lb 爆弾、Enhanced Paveway II、ロケット弾による攻撃を実施。Now Zad でも英空軍の Harrier GR.7 が友軍と交戦中の敵に対して、Enhanced Paveway II による爆撃を実施。Tarin Kowt では米空軍の B-1B が、敵の施設を GBU-38/B で爆撃。別件で米空軍の F-15E も、敵の施設を GBU-38/B で爆撃。Worzhanah Kalay では米空軍の A-10 が、敵のロケット発射チームを 500lb 爆弾で爆撃。このほか、友軍と交戦中の敵を米空軍の F-15E が GBU-31/B で爆撃。Bagram に米空軍の A-10 が、Sangin に英空軍の Harrier GR.7 が、Bagram と Garmsir に米空軍の F-15E が、Garmsir に米海軍の F/A-18C が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 78 件、ISR ミッションは 13 件、戦術偵察ミッションは 6 件。
イラクでは、近接航空支援ミッション 48 件、ISR ミッション 25 件、戦術偵察ミッション 4 件を実施。

今日のアフガニスタン (AFPS 2008/7/29)
28 日に Ghazni 省 Gairo 地区で聯合軍が、タリバン関連組織の首領を狙った作戦を実施。ターゲットは Ghazni・Paktika の両省で外国人テロリストによる作戦を仕切っているとされる人物。建物の捜索を行った際に小火器と RPG による攻撃を受けたため、小火器で反撃するとともに航空支援を要請、複数の敵が死亡したほか、建物も壊れた。捜索により、爆弾製造材料や、建物・車両に仕掛けられた爆発物、RPG、武器の輸送用とみられる車両を発見。いずれも人払いした上で破壊処分した

今日のイラク (AFPS 2008/7/29)
聯合軍が Baghdad で、テロ組織のために文書偽造や物資の輸送を行っていた組織の関係者 1 名と交戦、相手は抵抗するそぶりを見せたために射殺された。このほか、Baghdad では自動車爆弾攻撃を行っていた組織の関係者 2 名を拘束。Samarra 東方では、アルカイダ関連組織の首領とその他 1 名を拘束。テロ組織を仕切っていたほか、自爆テロを行う女性を集めていたとされる。Mosul でもアルカイダ関連組織の幹部をターゲットとする作戦を実施、13 名を拘束。
Multinational Division Baghdad 麾下、米陸軍・第 10 山岳師団・第 4 旅団戦闘団の兵士が Baghdad 東部・New Baghdad 地区で、犯罪容疑者 1 名とその他 4 名を拘束。さらに AK-47 自動小銃と弾倉、ナイフ、カムコーダーなどを発見。Qaim 南西では、外国人テロリストの手引きをしていた容疑で 1 名を拘束。子供 4 名を引き連れていたが、こちらは無事に家に戻すことができた。

今日の USAFCENT (AFNews 2008/7/28)
27 日、アフガニスタンの Mushan で、友軍と交戦中の敵を米海軍の F/A-18C が、GBU-38/B で爆撃。Bagram では米空軍の B-1B が GBU-31/B で敵を爆撃。某所では、米空軍の F-15E が GBU-12/B で、敵の車両と敵が設置した IED を爆撃して破壊。Sangin に仏空軍の Mirage 2000 と米海軍の F/A-18C が、Worzhanah Kalay に米空軍の F-15E が、それぞれ出動。この日の近接航空支援ミッションは 68 件、ISR ミッションは 12 件、戦術偵察ミッションは 4 件。
イラクでは、Baqubah と Baghdad に英空軍の Tornado GR.4 が出動。この日の近接航空支援ミッションは 25 件、ISR ミッションは 22 件、戦術偵察ミッションは 4 件。

今日のイラク (AFPS 2008/7/28)
聯合軍は Baghdad の Abu Ghraib で、お尋ね者 2 名とその他 5 名を拘束。うち 1 名はアルカイダ関連組織の首領で、攻撃の監督を担当していたとされる。そのほか、路傍爆弾攻撃の容疑者も含まれる。Mosul では、24 日に実施した作戦で得られた情報に基づき、Ninevah 省のアルカイダ関連組織で資金を担当しているとみられた人物を拘束、さらに別件でアルカイダ関連組織の首領を狙った作戦を実施して 7 名を拘束。Mosul 南西では地元住民からの通報により、アルカイダ関係者や密輸担当者の隠れ家を急襲、15 名を拘束。
27 日、Baghdad の Rusafa 地区で聯合軍が、"special groups" の首領 2 名などを拘束。1 名は、イラク軍や聯合軍に対する攻撃、誘拐、イランからの武器密輸に関与した容疑。もう 1 名は武器・資金・物資の手配を担当していた容疑。Rashid 地区でも、"special groups" の活動家 1 名を拘束、路傍爆弾攻撃の容疑。さらに硝酸入りのタンク、自家製爆薬を入れた消火器、路傍爆弾、発煙弾を Doura 地区で発見。
Ninewah 省で実施した一連の作戦で、アルカイダ関係者 58 名を拘束、さらに 4 名が死亡。
25 日、Muqdadiyah の SWAT (Special Weapons And Tactics) チームが Babylon で、アルカイダ関係者 1 名を拘束。路傍爆弾設置、宗派間対立、武器密輸に関与していた容疑。Baghdad 北西では警察が、硝酸、爆発物、迫撃砲弾・戦車砲弾・ロケットなどを発見。

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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