今週の軍事関連ニュース (2008/09/05)
 

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一般ニュース

今日の小ネタ
  • 米輸送軍 (USTRANSCOM : US Transportation Command) では、アフガニスタンとパキスタンに持ち込むコンテナに、GE Enterprise Solutions 傘下の GE Security, Inc. (さらに Mitsubishi Corp., Samsung C&T Corp., Siemens Building Technologies も参画) が開発したセキュリティ システム・CommerceGuard を導入。個々のコンテナに端末機を取り付けて、それを携帯式の端末機で読み取ることで、コンテナのセキュリティ ステータスを把握できるというもの。たとえば、誰かが許可なくコンテナのドアを開けていれば、そのことをレポートする。(USTRANSCOM 2008/9/3)
  • 9/11-12 にかけてオクラホマ州の Tinker AFB で、Robert Elder 中将 (第 8 航空軍司令官, Barksdale AFB, LA)、Norman Seip 中将 (第 12 航空軍司令官, Davis-Monthan AFB, AZ)、Loren Reno 少将 (Oklahoma City Air Logistics Center 司令官) などの関係者が集まって、爆撃機の維持・能力強化・近代化改修について討議する "Bomber Summit" を開催する。その席で、航空戦闘軍団 (ACC : Air Combat Command) からは今後の爆撃機ロードマップに関する説明もある由。(AFMC 2008/9/3)
  • USS Kitty Hawk (CV-63) が、ワシントン州 Bremerton に到着した。(NavNews 2008/9/3)
  • インド政府は毛沢東主義テロリストに対処するため、特殊作戦部隊 COBRA (Commando Battalions for Resolute Action) を増強、10 個大隊・11,000 名規模に拡大する。毛沢東主義者は Andhra Pradesh、Maharashtra、Orissa、Bihar、Jharkhand、Chattisgarh といったエリアで活動している由。(DefenseNews 2008/9/3)
  • 元・フランス海軍空母 Clemenceau は、インドで解体を実施しようとしてアスベストが問題になり頓挫、その後でイギリスの Able UK (Hartlepool, England) が同艦の解体を行うことになり、HSE (Health and Safety Executive) からの承認も得たのだが、地元の環境保護団体がかみついて法廷闘争に持ち込む事態になった。同艦では 700t のアスベストを使用しているとのこと。(DefenseNews 2008/9/3)
  • EU はグルジア情勢を受けて、ロシアとの間で交渉中だった協力合意 (Partnership and Cooperation Agreement) の協議先送りを決定したほか、ESDP (European Security and Defence Policy) に基づくグルジアでの監視ミッション実施、特使の派遣を支持。さらに、グルジア・ウクライナ・モルドバを対象とする自由貿易ゾーンを設置すべきだ、という声も。(DefenseNews 2008/9/3)
  • 米空軍・航空機動軍団 (AMC : Air Mobility Command) 司令官の Arthur Lichte 大将は、KC-X の出直しコンペティションで Boeing と Northrop Grumman のどちらが勝っても、敗者がまた異議申立に出るのではないかと発言。早くケリをつけて新型給油機の導入を進めたいが、訓練やメンテナンスの経費が増えることから 2 機種同時発注は考えたくないとしている。(DefenseNews 2008/9/3)

米陸軍の近代化戦略 (US Army via Defense-Aerospace.com 2008/9/3)
米陸軍は、今後の装備近代化における青写真となる、"2008 Modernization Strategy" をまとめた。米陸軍が陸上における優位性を確保するための近代化戦略についてまとめた、FM3-0 とリンクする文書。陸軍の装備近代化を進める上で、優れた科学者が不可欠だとしている。

今日の小ネタ
  • Hurricane Gustav の襲来に関連して、Robert M.Gates 国防長官は州兵 50,000 名の招集を決定。すでにミシシッピー州兵が出動して、被災地の状況調査に従事しているところ。(AFPS 2008/9/2)
  • グルジアにおける人道支援任務は現在も継続中で、"必要とされるだけ" 続けるという説明。現地には、支援任務の調整にあたるために米軍人 100 名ほどが展開している由。(AFPS 2008/9/2)
  • USS Iwo Jima (LHD-7) を基幹とする遠征打撃群 (ESG : Expeditionary Strike Group) が、8/26-30 にかけて出航した。乗り組んでいる海軍と海兵隊 (26th Marine Expeditionary Unit) の軍人は総勢 6,000 名。第 5 艦隊・第 6 艦隊の AOR (Area of Responsibilities) で MSO (Maritime Security Operations) 任務に従事する。参加している艦は、USS Carter Hall (LSD-50)、USS San Antonio (LPD-17)、USS Vella Gulf (CG-72)、USS Ramage (DDG-61)、USS Roosevelt (DDG-80)、USS Hartford (SSN-768)。なお、San Antonio 級のデプロイメントは今回が初めて。(NavNews 2008/9/2)
  • グルジア情勢に関して DIA (Defense Intelligence Agency) の Robert Cardillo 長官は、「戦闘が始まる前に、グルジア情勢に関する報告は上げてあった」と発言。ただ、DIA の仕事は情報を "テーブルに載せる" ことであって、それを意志決定にあたる人間が活用できなければ意味がなくなってしまう。政策立案にあたる人のところには大量の情報が寄せられるので、その中から DIA の情報をどうやって取り上げてもらうかが問題である、という説明。現地で紛争の発生につながる兆候 (ロシア軍の演習実施や、車両などの展開) があったのに、アメリカやその他の西側諸国が、その兆候を見逃したという指摘もある。(DefenseNews 2008/9/2)
  • そのグルジア紛争についてノルウェーが、ロシア軍によるクラスター爆弾の使用を非難する声明を出した。(DefenseNews 2008/9/2)
  • インド空軍は、イスラエルの Rafael が開発・製造している Spyder LLQRM (Low Level Quick Reaction Missiles)×18 システムを、総額 2 億 6,000 万ドルで発注した。昨年のうちに MBDA を退けて採用が決まっていたものの、インド国内で左派政党が反対していたために契約が遅れていたもの。このシステムは IAI/Elta の捜索レーダーと、Python 5 空対空ミサイル・Derby 空対空ミサイルの転用型を使用する。(DefenseNews 2008/9/2)
  • 台湾は自国南方海域で 2 日間にわたる対空・対艦・対潜演習を実施、新竹 Hsinchu 基地からは空軍の 499th TFW (Tactical Fighter Wing) に所属する Mirage 2000-5 戦闘機が、海軍からは La Fayette 級フリゲート Wu Chung (PFG-1207) に加えて海鴎 Hai Ou 級などのミサイル艇が参加した。(DefenseNews 2008/9/2)

二国間のスッタモンダ (YLE Finnish Broadcasting Corp. via Defense-Aerospace.com 2008/9/2-4, Slovenian Prime Minister’s Office & Patria via Defense-Aerospace.com 2008/9/3)
フィンランドのテレビ局・MOT が 1 日、Patria がスロベニア向けに AMV (Armoured Modular Vehicle) を輸出した件に関連する汚職疑惑の捜査により、スロベニアの Janez Jansa 首相に 2,100 万ユーロの賄賂を贈っていたことが判明したと報じた。賄賂は直接ではなく、スロベニア国防省の関係者が仲介する形で渡ったとしている。
これに対してスロベニアの Janez Jansa 首相は真っ向から反論、「その報道は嘘っぱちのデッチ上げだ。弁明と証拠の提示を求める」「AMV の調達は適正な手順に基づいて行われている。首相が特定製品の採否や契約調印に口を出すことはない」という声明を出した。首相サイドの言い分としては、政敵が首相のことを陥れるために虚偽の情報をばらまいた、ということ。そして、外交ルートを通じて公式に抗議を始めた。
当の Patria はというと、「まだ捜査が進行中なので、コメントは差し控える」とのこと。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/9/2)
  • インド政府はリモートセンシング分野を重視する観点から、DOS (Department of Space) 傘下の NRSA (National Remote Sensing Agency) を、9/1 付で ISRO (Indian Space Research Organisation) 麾下の NRSC (National Remote Sensing Centre) なる機関に改組した。NRSA は 1974 年に Department of Science & Technology の下で発足、後に DOS の下に移した経緯がある。NRSC は今後、各方面の政府機関と連携しながら、水資源・都市計画・NDMA (National Disaster Management Authority) を含む内務分野などでリモートセンシング技術の開発・活用を推進する。(ISRO)
  • BAE Systems を主契約社として、"Project Salam" として Eurofighter Typhoon×72 機の発注を決めたサウジアラビアでは、それと引き替えに自国内における航空工業の育成を進めている。Eastern Province の King Abdulaziz Air Base では 3 月に、航空担当相の Crown Prince Sultan を迎えて、航空機の組立施設を設立するセレモニーを実施した。格納庫、倉庫、工場、燃料タンク、海水淡水化施設、発電所などの設備を備える。Typhoon のうち最初の 24 機は完成機輸入で、今後一年半の間に出揃う予定。残り 48 機はサウジアラビア国内で組み立てることになっている。また、さらに 24-48 機を追加して、サウジアラビア国内で組み立てる件についても協議中。サウジアラビア側ではこの件に関して、Alsalam Aircraft、Advanced Electronics、Aircraft Accessories and Components、Saudi Development and Training といった面々が関わっている。ちなみに、BAE Systems がサウジアラビア国内で雇用している人員は 4,600 名で、同国内における単一の企業体としては最大級。(AME Info.)
  • 台湾の "China Times" 紙が軍関係者の話として報じたところでは、台湾の国家安全保障会議が、中国の上海を射程内に収める、射程 1,000km 級の巡航ミサイルを開発する計画を中止する決定を下した、とのこと。理由は「対中関係に配慮して」だとしている。その代わり、射程がもっと短くて "より防衛的な"、雄風 2E (Hsiung Feng II E) の命中精度と信頼性の向上に注力するという説明。雄風 2E には、既存の射程 600km 版と、改良型の射程 800km 版がある。ただし後者はまだ開発中。問題の射程 1,000km バージョンは、この雄風 2E の発展型。これについて民進党の Chai Trong-rong 議員は「政府は、確実で有効な抑止力を捨てて、座して打たれる方針を選択した」と非難する声明を出している。(Taiwan News)

今日の小ネタ
  • Hurricane Gustav 対策の一環として、空軍予備役 (AFRC : Air Force Reserve Command)・403rd WG 所属の WC-130J と C-130J が、ハリケーン観測任務に出動している。風速や降雨状況の計測には、SFMR (Stepped-Frequency Microwave Radiometer) を使用している由。また、ミシシッピー州兵など関係各方面の部隊では、救援任務を実施する準備を進めている。(AFNews 2008/9/1)
  • 英国防省の調達部門・DE&S (Defence Equipment and Support) では、AFV の調達・サポートに関する新戦略を策定中で、近いうちに公になる見込み。これ以外にもさまざまなセクターで、同様に新しい戦略をまとめる作業を進めているところ。そのイギリスでは 8/29 に、Warrior 歩兵戦闘車・4x4 トラック・6x6 トラックに搭載する砲塔と機関砲に関して、メーカー各社が国防省からの照会に対する回答を提出。Warrior については WFLIP (Warrior Fightability Lethality Improvement Program) というプログラムがあり、BAE Systems、Lockheed Martin、Selex の 3 社が回答を実施。General Dynamics は撤退したため回答せず。一方、トラックの方は Operational Utility Vehicle Systems といい、BAE Systems、Daimler Benz、General Dynamics、Lockheed Martin、Thales の各社が回答した。FRES (Future Rapid Effects System) UV (Utility Vehicle) については、General Dynamics UK が提案していた Piranha IV の採用が決まっているが、まだ条件面の折り合いがつかず、契約には至っていない。FRES 本体については 2,000 両の調達を計画していたが、予算面の圧力や、Cougar などの装甲車を緊急調達した関係で減らされる可能性が。そのほか、優先度が高いプログラムとして CVR(T) 偵察車の代替がある。(DefenseNews 2008/9/1)
  • ロシアの Sergei Lavrov 外相は 1 日、グルジアに対する武器禁輸の実施を求める声明を出した。停戦合意の履行については、OSCE (Organisation for Security and Cooperation in Europe) や国連と協力しながら進めるとしている。(DefenseNews 2008/9/1)
  • 2009 年以降の米軍駐留に関する協定をまとめる作業を進めているアメリカとイラクだが、現時点で問題になっているのは、米軍や、米軍の仕事をしている民間人の免責問題。場所を問わずに免責対象にするのか、それとも米軍が使用している基地施設内に限定するのか、民間警備会社の取り扱いをどうするか、といったところが争点になっている。また、米軍の撤退時期については、2009 年 6 月から開始するとしているが、具体的な期限は未定。イラク側は AFP の取材に対して「2011 年に撤退完了」と話している。(DefenseNews 2008/9/1)

今日の報道発表と泥仕合 (Defense-Aerospace.com 2008/9/1)
  • フロリダ州の NAS ( Naval Air Station) Pensacola で、VT-86 に所属する T-2 Buckeye 練習機が最後の訓練飛行を実施した。50 年間にわたる運用を終了することになり、退役した機体は AMARC (Aerospace Maintenance and Regeneration Center, Davis-Monthan AFB, AZ) 送り。(US Navy)
  • Financial Times 紙が「イギリス軍の訓練プログラムにかかる経費が、予定を 10% 上回って 110 億ポンドに達している」と報じた件について、英国防省は「取得性、費用対効果、領収・配備が可能かどうか、のいずれについても問題ない状況」と反論。DTR (Defence Training Review) の Package 1 と、St Athan で実施する Defence Technical Academy のプログラムに関連する話。(MoD UK)
  • フィンランドの Matti Vanhanen 首相は YLE Radio News の取材に対して、「グルジア情勢が、我が国の国防予算を引き上げる必要性につながることはない」と発言。Alexander Stubb 外相が NATO 寄りの発言をした件については「個人的な保守的バックグラウンドによるもので、政府の公式見解ではない」としている。その首相と外相、それと Tarja Halonen 大統領は 1 日、グルジア情勢について討議する EU の緊急会合に出席するため、ベルギーの Brussels を訪れた。 (Finnish Broadcasting News)
  • シンガポール国防省は、同国海軍の戦車揚陸艦 (LST)・RSS Resolution をペルシア湾に派遣すると発表した。イラク再建支援に貢献するため、洋上の石油ターミナルを防衛する任務や、洋上の哨戒・臨検、聯合軍の艦船・ヘリコプターに対する兵站支援を実施するとしている。展開期間は 3 ヶ月。シンガポールは 2003 年以来、LST や KC-135 給油機、C-130 輸送機の派遣を実施してきている。(Singapore MoD)
  • Northrop Grumman は、メディアにおける Boeing のキャンペーンに反論。The Washington Post、Reuters、Business Week のいずれでも、Boeing にとって有利な論拠を示しているが、「本当に重要なことは、そこで言及していないことである。それは、軍人が何を必要としているのかという点である」というのが Northrop Grumman の主張。つまり、「Boeing は軍にとって何が最善かではなく、自社にとって何が最善かという観点で動いている」という主張。Boeing が、出直し版の提案をまとめるために締め切りを 6 ヶ月間、先延ばしするよう希望しているのに対して、「新型給油機は緊急に必要であり、空軍は可能な限り大型の機体を求めている (だから、KC-30 を選択するべきだ)」というのが Northrop Grumman の主張。(Northrop Grumman)

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産業・装備・調達

今日の米軍調達 (Contracts 2008/9/3)
  • American Systems (Chantilly, VA)、Square D (Palatine, IL)、Weston Solutions (San Antonio, TX) の各社は米海軍から、世界各地の海軍・海兵隊施設を対象とする Advance Metering Infrastructure Program の契約を受注した。Energy Policy Act of 2005 に基づき、電力・天然ガス・蒸気・給水施設で使用する計量システムを設計・調達・導入・試験・維持する案件。全社の合計額は $250,000,000 (maximum)、2013 年 9 月に完了予定。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Specialty Center Acquisitions, Port Hueneme, CA (N62583-08-D-0136, N62583-08-D-0137, N62583-08-D-0138)
  • Rockwell Collins Government Systems, Inc. (Cedar Rapids, IA) は米海軍から、AN/ARC-210 無線機のハードウェアを改修して UHF (Ultra High Frequency) 衛星通信に対応、次世代戦術無線機 RT-1939(C) を実現するためのサービス業務を、$8,162,000 で受注した。FY2008 分。プログラム管理、システム エンジニアリング、ハードウェア開発、データのデリバリーといった内容。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-G-0016)
  • Square D Co. (Palatine, IL) は米海軍から、スペインの Rota に設置している MUSE (Mobile Utility Support Equipment) 可搬式サブステーションの補修とオーバーホールを、$6,000,000 で受注した。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Specialty Center Acquisitions, Port Hueneme, CA (N62473-07-D-4012/#0004)
  • Booz Allen Hamilton, Inc. (Herndon, VA) は米空軍から、PEO (Program Executive Office) Ammunition and Joint Munitions and Lethality Office Cycle Management Command 向けの戦略計画・研究・分析業務を、$21,490,004 で受注した。55th Contracting Squadron, 55 CONS/LGCD, Offutt AFB, NE (SP0700-03-D-1380, Delivery Order: 0274)
  • Booz Allen Hamilton, Inc. (Herndon, VA) は米空軍から、空軍のシステムを対象とする電子兵器 (EW : Electronic Weapons) 関連の分析業務を $7,632,519 で受注した。55th Contracting Squadron, 55 CONS/LGCD, Offutt AFB, NE (SP0700-03-D-1380, Delivery Order: 0273)
  • Bell Helicopter Textron, Inc. (Hurst, TX) は米空軍から、TH-1H Huey II のテイルブーム アセンブリ (part number 212-030-100-245)×64 セットと、関連する NRE (Non-Recurring Engineering) 業務に関する修正契約を、$7,605,799 (estimated) で受注した。Tailboom Assembly Modification Program によるもの。580th ACSG/GFKAB, Robins AFB, GA (FA8509-08-C-0017/P00001)
  • Sysco FoodServices of Hampton Roads, Inc. (Suffolk, VA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊向けの給養業務を $15,875,000 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。オプション契約の 3 年目。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM300-08-D-3146)
  • Vetco (Watertown, NY) は米陸軍から、ニューヨーク州の Fort Drum に 300 名収容の Army Reserve Center を建設する工事を $15,045,820 で受注した。訓練施設、メンテナンス施設、倉庫で構成。Army Corps of Engineers, Louisville, KY (912QR-08-C-0031)
  • General Dynamics Land Systems, Inc. (Sterling Heights, MI) は米陸軍から、M1 Abrams 戦車を対象とするシステム テクニカル サポート (STS : System Technical Support) 業務の契約を 2 件、$9,342,000 と $5,900,000で受注した。前者は FSR (Field Service Representatives) をオーストラリアに派遣するもの、後者は LBE (Leave Behind Equipment) サポート担当の FSR をコロラド州 Fort Carson に派遣するもの。TACOM-Warren, AMSTA-AQ-AHLC, Warren, MI (いずれも W56HZV-07-C-0046)
  • AM General, LLC (South Bend, IN) は米陸軍から、EA HMMWV (High Multi-Purpose Wheeled Vechile) を $533,553,384 で受注した。TACOM-Warren, AMSTA-AQ-AHLC, Warren, MI (DAAE07-01-C-S001)
  • Great Lakes Dredge & Dock Co. (Oak Brook, IL) は米陸軍から、ニューヨーク州とニュージャージー州にまたがる Arthur Kill Reach、それとニュージャージー州 Raritan River の浚渫作業を $6,211,115 で受注した。Army Corp of Engineers, New York City, NY (W912DS-07-C-0017)
  • Lockheed Martin Missiles and Fire Control (Orlando, FL) は米陸軍から、NRE (Non-Recurring Engineering)、インテグレーション、M-TADS/PNVS (Modernized Target Acquisition Designation Sight/Pilot Night Vision Sensor) の老朽化パーツ更新に伴う認証、といった業務を $16,975,000 で受注した。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), AMSAM-AC-AP-B, Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-06-C-0169)
  • W.M. Jordan Co., Inc. (Newport News, VA) は米陸軍から、ヴァージニア州の Fort Lee に 600 名収容の海軍・空軍関係者向け宿泊施設を建設する工事を、$35,104,000 で受注した。Army Engineer District, Norfolk, VA (W91236-08-C-0062)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/9/3)
  • カナダ政府は、F-35 計画への参画に関連する研究開発プロジェクトについて発表した。Magellan Aerospace Ltd. (Mississauga, Ontario) 傘下の Bristol Aerospace Ltd. が、Manitoba 州 Winnipeg に航空宇宙関連の CoE (Centre of Excellence) として Composites Innovation Centre を設置、1 億 2,000 万カナダドルを投じて複合材料の加工や、複合材料製・金属製部品の組立に関する研究開発を進めるという内容。政府は SADI (Strategic Aerospace and Defence Initiative) を通じて 4,340 万カナダドルを出資する。(Industry Canada)
  • 英国防省は QinetiQ との間で MSCA (Maritime Strategic Capabilities Agreement) を締結、海洋研究施設と、海洋科学分野へのアクセスを確保する施策に乗り出した。15 年間・2 億ポンド (QinetiQ では 1 億 5,000 万ポンドとしている) の案件。具体的には、Ocean Basin at Haslar (ヨーロッパで最大規模の波発生装置を持ち、水上艦や潜水艦の機動性・耐航性を検証できる)、Ship Towing Tank (270×13m×5.5m)、Shock Laboratory (Deck and 2 Tonne Shock Machine)、潜水艦に関連する流体力学・構造・生存性・生命維持 (Life Support Systems Laboratory, Experimental Diving Tank, Hyperbaric Medical Unit) といった分野が対象。この案件のために、Gosport と Rosyth に合計 80 名ほどの専門家を配置する。また、フランスとの間で折衝して、フランスの Val de Reuil にある GTH キャビテーション トンネルを借り受ける代わりに、フランスはイギリスの Ocean Basin 施設を借りることになった。(MoD UK)
  • ATK (Alliant Techsystems) は米海軍航空システム軍団 (NAVAIR : Naval Air Systems Command, Patuxent River, MD) から、超音速標的機・MSST (Multi-Stage Supersonic Target) の設計・開発・インテグレーション・試験を 9,700 万ドルで受注した。インセンティブ分を含めた契約総額は 1 億 300 万ドルとなる。CEi (Sacramento, CA) と共同で担当する SDD (System Design and Development) フェーズで、EEU (Engineering Evaluation Unit)×2、EDM (Engineering Development Model)×7 を製造して、2012 年 10 月に完了予定。ATK 自身は、Sacramento (CA)、Woodland Hills (CA)、Plymouth (MN)、Elkton (MD)、Wichita (KS) の事業所が関与する。この SDD フェーズの完了後に、量産に移行する予定。MSST は 2 段構成の対艦ミサイル模擬標的機で、発射器や支援機材と合わせてシステム一式を構成、超音速対艦ミサイルに対処するためのウェポン システムを評価するために使用する。(ATK)
  • iRobot Corp. は、米陸軍で Robotic Systems Joint Project Office (Warren, MI) の代理となる PEO STRI (Program Executive Office for Simulation, Training, and Instrumentation) から、ロボット、スペアパーツ、訓練・補修業務を、5 年間・2 億ドルで受注した。2008 年 5 月に期限が切れた、前の契約に続くもの。前回の契約では PackBot シリーズを対象としていたが、今回の契約では必要に応じて対象製品ラインを拡大する。PackBot シリーズの累計納入実績は 1,700 台ほど。(iRobot)
  • General Dynamics Land Systems は Force Protection Inc. から、MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 関連のサプライ/サポート業務を 4,700 万ドルで受注した。作業を実施する事業所は、 Anniston (AL)、Oxford (AL)、Charlotte (MI)、Ladson (SC)、Lima (OH)、Kings Point (NC)、Sealy (TX)。両社はジョイント ベンチャーを設立して MRAP の生産にあたっている仲。(General Dynamics Land Systems)
  • General Dynamics C4 Systems は米海兵隊システム軍団 (Marine Corps System Command) から、Combat Operations Center の Capability Set II×9 セットと共通モジュール×18 セットを 4,100 万ドルで受注した (訳注 : 既報の M67854-02-C-2052)。2002 年から受注が続いているもので、累計納入実績は 280 セットを超えており、大隊・聯隊・師団・航空団のレベルで運用中。標準仕様の Tactical Data System、各種ソフトウェア、音声・データ通信、VoIP、テント、トレーラー、無線機、発電機などで構成する。(General Dynamics C4 Systems)
  • Northrop Grumman は、UCAS-D (Unmanned Combat Air System Carrier Demonstration) 計画で製造するデモンストレーター、X-47B の作業が、予定通りに進捗していると発表した。これまでに 50% を超える工程を終えており、2009 年 11 月に初飛行の予定。登場すると、初の空母搭載用無人ジェット機ということになる。もちろん、カタパルト発進や、着艦拘束装置を用いた着艦もテストする計画。そのほか、空母周辺空域での自律飛行、飛行甲板での精確な移動、といったテスト項目もある。最初の着艦試験は 2011 年 11 月の予定。Lockheed Martin、GKN、Pratt & Whitney の各社がこの件に協力している。(Northrop Grumman)
  • Aurora Flight Sciences は Orbital Science から、Minotaur IV 標的ミサイルで使用する複合材料製構造部 (Composite Structures) の製造を受注した。ウェストヴァージニア州の同社工場で、低コスト製造手法を用いて製造にあたる。(Aurora Flight Sciences)
  • CACI International は米海軍海洋システム軍団 (NAVSEA : Naval Sea Systems Command) から、海軍の造修施設で使用する IT 関連のアップグレード、ソフトウェア開発といった作業を請け負う Seaport-e の案件を、1 億 5,000 万ドルで受注した。艦艇のメンテナンス業務に使用するソフトウェアの統一を図り、インフラ関連経費の節減と即応性の向上、任務能力拡大を実現する。(CACI International)
  • L-3 Communications の Integrated Systems Group は米海軍から、P-3C Orion に装備する新しい外翼×4 セットを 6,060 万ドルで受注した。疲労・腐食に強い新造の外翼セクションと既存のものを置き換えることで、ミッション システムの更新と合わせて機体の延命を図るもの。L-3 Integrated Systems は過去に、米海軍、米沿岸警備隊、CBP (Customs and Border Protection)、オーストラリア、カナダ、ギリシア、韓国、ニュージーランドの P-3・合計 350 機の近代化改修に関わった経験がある。(L-3 Communications)
  • NAWC-WD (Naval Air Warfare Center Weapons Division, China Lake, CA) が推進している HSAD (High Speed Anti-radiation Demonstration) プロジェクトに関連して、8/15 に統合ロケット ラムジェット推進 (IRR : Integral Rocket Ramjet) のデモンストレーションを成功裏に実施した。ニューメキシコ州の WSMR (White Sands Missile Range) で、ノズルレスのブースターと流量可変ダクト付きラムジェットを備える CTV (Controlled Test Vehicle) を QF-4 から発進・飛翔させたもの。テレメトリーと映像により、QF-4 から安全に分離して超音速まで加速、ラムジェットに点火して超音速飛行を持続的に実施、最後に地上からの指令を受けて降下・回収となった。最後まで、当初の計画通りにフライトしてすべての目標を達成、システムは設計通りに機能したとのこと。このプロジェクトは、ONR (Office of Naval Research) の Air Warfare and Naval Weapons Applications 部門が後援して、NAWC-WD が進めている。関わっている面々は以下の通り。
    • Jacobs Engineering Group, Inc. (Ridgecrest) : システム エンジニアリング サポート
    • Aerojet (Gainesville, VA) : 推進システム
    • Goodrich Corp. (Cedar Knolls, NJ) : 燃料制御系とアクチュエータ
    • Alliant TechSystems, Inc. (Woodland Hills) : GNC セクション、シミュレーション モデリング サポート
    • Kuchera Defense Systems : 電気配線
    • 米空軍 82nd ATS (Aerial Targets Squadron) Det.1 : 発射用プラットフォーム
    • NSWC (Naval Surface Warfare Center) Port Hueneme Detachment (White Sands, NM) : 飛行試験の調整任務
    最終目的は、射程延伸と目標到達時間の短縮を実現する飛翔体と、それに対応できる誘導・航法・制御システムの実現。(NAVAIR)
  • Lockheed Martin が開発・製造した Aegis Open Architecture Weapon System が、8/25 の週に USS Bunker Hill (CG-52) に積み込まれた。ハードウェアの COTS (Commercial off-the-Shelf) 化とソフトウェアのオープン化を進めた、最新のイージス戦闘システム。これにより、こまめな更新作業実施による最先端の技術水準維持と、新機能の容易な追加を実現するとしている。この後 10 年がかりで Ticonderoga 級イージス巡洋艦×22 隻に導入するほか、2012 年からは Arleigh Burke 級イージス駆逐艦×62 隻への導入も始まる。(Lockheed Martin)
  • Northrop Grumman は、自社保有の MQ-8B Fire Scout VUAS (Vertical Unmanned Air System)・"P6" の初飛行を、NAS (Naval Air Station) Patuxent River の Webster Field Annex で実施した。FAFF (Fully Autonomous Functional Flight) を使い、事前にプログラムした通りに離陸してホバリング、続いてプログラムした経路を辿って着陸・シャットダウンするまで、20 分間の自律フライトを実施。飛行管制には、TCS (Tactical Control Station) と Raytheon Systems Corp. (Falls Church, VA) せいのソフトウェアを使用している。この後は同機を用いて、各種ペイロードと組み合わせた状態でサポート システムのデモンストレーションを実施することになっている。MQ-8B に対して、モジュラー化したミッション ペイロードを実現するためのステップ。ちなみに、MQ-8 計画に関わっているその他の企業は以下の面々。
    • Cubic Defense Applications
    • FLIR Systems Inc.
    • GE Fanuc
    • GE Aviation
    • Kearfott Inc.
    • Lockheed Martin Corp.
    • Rockwell Collins
    • Kell-Strom
    • Crater Industries
    • Swift Engineering
    • Red Barn Machine
    • Rolls-Royce Corp.
    • Sierra Nevada Corp.
    • Schweizer Aircraft Corp.
    (Northrop Grumman)
  • Northrop Grumman は、高出力ソリッドステート レーザーの分野で新たな記録を打ち立てたと発表した。JHPSSL (Joint High Power Solid State Laser) 計画のフェーズ 3 で実施している作業に関連するもので、この計画における三番目の重要マイルストーンだとしている。JHPSSL 計画に関わっている軍側の部門は、以下の通り。
    • SMDC (Army Space and Missile Defense Command, Huntsville, AL)
    • Army Forces Strategic Command (Huntsville, AL)
    • Office of the Secretary of Defense - Joint Technology Office (Albuquerque, NM)
    • AFRL (Air Force Research Laboratory, Kirtland AFB, NM)
    • ONR (Office of Naval Research, Arlington, VA)
    今回のデモンストレーションでは、2 基のレーザー チェーンを組み合わせて出力 30kW を達成、5 分間を超える連続照射と、累計 40 分を超える照射を実現、電力を光のエネルギーに変換する際の効率は 19% を突破した、としている。安価でコンパクトな電力駆動のレーザー兵器を実現するのが目的。100kW まで実現できるスケーラビリティを持たせているという説明。(Northrop Grumman)
  • Lockheed Martin は、レーザー レーダー (LADAR)、高出力指向性レーザー、医療用レーザーなどを手掛けている、Aculight Corp. (Bothell, WA) の買収を完了したと発表した。この買収を通じて、航空宇宙・防衛分野に対してレーザー ベースのソリューションを提供するとしている。具体的には、精密誘導兵器、航空機の自衛装備、センサー、保安といったあたり。買収額は明らかにしていない。(Lockheed Martin)
  • Elbit Systems Ltd. の米国子会社・Kollsman, Inc. が、IS&S (Innovative Solutions and Support, Inc.) との間で抱えていた法廷闘争について和解が成立、Kollsman が IS&S に対して 1,700 万ドルを支払うことになった。両社は今後、共同で事業を進められるかどうか模索するとしている。(Elbit Systems)
  • Breeze-Eastern Corp. (Union, NJ) は、Sikorsky Aircraft から CH-53K 用のカーゴ ウインチ (Internal Cargo Winch System) を受注することになったと発表した。まず、SDD (System Design and Development) フェーズで使用する分・5 セットを納入する。同社は S-92 用に同様のシステムを手掛けたことがあるほか、CH-53D 用のウインチも後付けした経験がある。(Breeze-Eastern)

今日の米軍調達 (Contracts 2008/9/2)
  • Computer Sciences Raytheon (Patrick AFB, FL) は米空軍から、Eastern Range Technical Service のオプション契約分を $78,134,869 で受注した。45th SW (Space Wing) が使用する Cape Canaveral AFS (Air Force Station) の射場と打ち上げ施設で、オペレーション・メンテナンス・維持管理の作業を実施するもの。Patrick AFB, FL (FA2521-07-C-0011)
  • United Technologies Corp., Pratt & Whitney (East Hartford, CT) は米空軍から、合同試験隊 (CTF : Combined Test Force) 向けエンジンのオプション契約分・3 基を $30,042,543 で受注した。Wright-Patterson AFB, OH (FA8611-06-C-2900)
  • Lockheed Martin Corp., Lockheed Martin Aeronautics (Fort Worth, TX) は米空軍から、ライン アイテム 0313 と同 0318 に関する修正契約を $7,290,485 で受注した。Wright-Patterson AFB, OH (FA8611-08-C-2897)
  • Tybrin Corp. (Fort Walton Beach, FL) は米空軍から、兵装の評価、シミュレーション、その他の研究開発に関連する、ソフトウェアのエンジニアリング サポート業務について、6 年目のオプション契約分を $52,849,939 で受注した。AAC (Air Armament Center, Eglin AFB, FL) 向け。Fort Walton Beach, FL (F08635-02-C-0034)
  • Booz Allen Hamilton, Inc. (Herndon, VA) は米空軍から、Space J2 の生存性・脆弱性分析に関する Joint Functional Component Command の業務を、$9,539,622 で受注した。作業実施場所は Santa Maria (CA) と Vandenberg AFB (CA)。Offutt AFB, NE (SP0700-03-D-1380)
  • Booz Allen Hamilton, Inc. (Herndon, VA) は米空軍から、海兵隊の Mission Assurance Program Development (技術分析と運用インテグレーションも含む) の業務を $21,520,038 で受注した。ヴァージニア州 McLean の同社事業所で実施。Offutt AFB, NE (SP0700-03-D-1380)
  • Booz Allen Hamilton (McLean, VA) は米空軍から、財務部門の弾力性 (financial sector resilience) に関する研究・分析・実行を $7,246,345 で受注した。McLean と Washington DC で実施。Offutt AFB, NE (SP0700-03-D-1380)
  • United Technologies Corp., Pratt & Whitney, Military Engines (East Hartford, CT) は米海軍から、F-35 JSF (Joint Strike Fighter) の低率初期生産ロット 3 (LRIP 3 : Low Rate Initial Production 3) で使用するエンジンについて、先行調達契約を $78,065,000 (estimated) で受注した。内訳は、STOVL (Short Take Off and Vertical Landing) 型×8 基 (米海兵隊向け)、CTOL (Conventional Take Off and Landing) 型×10 基 (米空軍向け)、CTOL 型×2 基 (オランダ空軍向け)、STOVL 型×3 基 (英海軍向け)。作業量の配分は、East Hartford (CT) が 70%、イギリスの Bristol が 30%。予算配分は米海軍 $37,800,000 (48.4%)、米空軍 $26,900,000 (34.5%)、オランダ $2,025,000 (2.6%)、イギリス $11,340,000 (14.5%)。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-08-C-0033)
  • Knik Construction Co., Inc. (Seattle, WA) は米海軍から、NS (Naval Station) Guantanamo Bay で実施する舗装直しや住宅建設の工事を $50,000,000 (maximum) で受注した。Task Order 0001 で $4,138,785 分を発注、これは 2009 年 4 月に完了予定。すべて完了するのは 2013 年 9 月の予定。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southeast, Jacksonville, FL (N69450-08-D-1272)
  • ILSC Holdings LC (dba Katmai Research, Van Nuys, CA) は米海軍から、AN/TYQ-23 Tactical Air Operations Module を対象とする、配備後のソフトウェア サポートと SSSF (System Software Support Facility) 業務に関する修正契約を、$45,673,958 (ceiling) で受注した。今回の契約により、AN/TYQ-23(V)4 について Interface Change Proposals と Problem Change Requests を実施する。Marine Corps Systems Command, Quantico, VA (M67854-08-D-2007)
  • Basile Baumann Prost Cole & Associates, Inc. (Annapolis, MD) は米海軍から、NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command) Atlantic の AOR (Area of Responsibility) で実施する、スペシャル ベンチャー調達に関する研究・分析を $40,000,000 (maximum) で受注した。住宅の民間委託、リースの活用、ポートフォリオ管理、プログラム開発、財務分析など、public-private venture に関連する業務を実施する。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Atlantic, Norfolk, VA (N62470-08-D-2006)
  • Webco Roofing and Waterproofing (Ventura, CA) は米海軍から、Naval Base Ventura County で実施する屋根ふき工事を $6,538,679 で受注した。Facilities Engineering and Acquisition Division, Naval Base Ventura County, CA (N62473-06-D-1010/#0020)
  • BOH Environmental, LLC (New Orleans, LA) は米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) から、陸海空軍・海兵隊で使用する輸送・保管用コンテナと関連アクセサリー類を $100,000,000 (maximum, 価格修正条項付き) で受注した。DSCP (Defense Supply Center Philadelphia), Philadelphia, PA (SPM8ED-08-D-0251)
  • C.W. Roberts Construction, Inc. (Tallahassee, FL) は米陸軍から、フロリダ州 Aglin AFB で実施する道路と路肩の補修工事を、$42,439,910 で受注した。ハリケーン被災によって生じた被害の復旧。Army Corps of Engineers Mobile, Mobile AL (W91278-08-C-0048)
  • BAE Systems, Ground Systems Division (York, PA) は米陸軍から、M2 Bradley 歩兵戦闘車に装備する AFES (Automated Fire Extinguishing System) の ECP (Engineering Change Proposal) 適用作業を、$11,638,114 で受注した。TACOM LCMC Warren, MI (W56HZV-05-G-0005)
  • Raytheon Co., Integrated Defense Co. (Bedford, MA) は米陸軍から、エンジニアリング サービス業務のオプション契約分・11,195 マン・アワー分を $6,239,038 で受注した。実施場所は Burlington (MA)、Huntsville (AL)、Andover (MA)、Tewksbury (MA)、El Paso (TX)、Norfolk (VA)。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-04-C-0020)
  • Sheets T.A. Mechanical Contractors, Inc. (Norfolk, VA) は米陸軍から、ヴァージニア州の Fort Lee (Petersburg, VA) にチャペルを建設する工事の FY2008 分を、$5,664,000 で受注した。Army Corps of Engineers, Omaha, NE (W9128F-08-C-0019)

買い手はだあれ ? (Elbit Systems via Defense-Aerospace.com 2008/9/2, DID 2008/9/2)
Elbit Systems は、南米某国から、Hermes 450 と Skylark I を総額 2,500 万ドルで受注したと発表した。6 月に、UAV×6 機と哨戒艇の購入を表明している、エクアドルが最有力、その次に可能性が高いのはチリだとみられる。
イスラエル国防軍 (IDF) に加えて、英陸軍の Watchkeeper 計画などで採用されている Hermes 450 は、すでに実戦も経験しており、累計飛行時間は 10 万時間を突破している。より小型の Skylark I も世界各地から受注を得ており、複数の戦域で累計 10,000 ソーティを記録、15,000ft まで上昇する記録も作っている。
[ちなみに、Hermes 450 のカスタマーにはグルジアも含まれていたりする]

大忙しの 2008 年 (Gripen International via Defense-Aerospace.com 2008/9/2-3)
Gripen International は、オランダ空軍 (RNLAF : Royal Netherlands Air Force) に F-16A/B-15 MLU の代替機として提案した、Gripen NG の詳細に関するプレスリリースを出した。
  • 機数は 85 機
  • NG (New Generation 仕様)
  • AAM は Meteor・AIM-120・IRIS-T・AIM-9X を合計 12 発搭載可能
  • AESA (Active Electronically Scanned Array) レーダー、HMD (Helmet Mounted Sight)、IRST (Infrared Spot Tracker) による、優れた状況認識能力と、最先端仕様のコックピット
  • 先進的なデータ通信、二重データリンク、衛星通信、動画リンクによる NCW (Network Centric Warfare) 対応
  • F414G エンジンの装備による推力・航続性能の改善
  • メンテナンス・訓練・補給などの分野で最適化を図ったサポート体制を実現
Gripen NG は、今後 50 年間にわたるオランダ空軍の運用要求に対応でき、比肩するもののないマルチロール能力を発揮できる、という説明。
そのほか、インドに、スイス、クロアチア (12 機) (ここまで C/D 型)、ノルウェー、デンマーク (ここまで NG 型)、さらにブラジルに対しても売り込み中で、「2008 年は、これまででもっとも多忙な年」だとしている。

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/9/2)
  • 英国防省は、Kent、Hampshire、Oxfordshire にある工兵学校 (RSME : Royal School of Military Engineering) で実施する訓練業務について、30 年間・30 億ポンドの PPP (Public Private Partnership) 案件として実施することとして、契約に調印した。担当するのは Holdfast Training Services なるコンソーシアムで、Babcock と Carillion が主導する。対象となる施設は以下の通りで、訓練だけでなく機材、輸送、給養、娯楽も担当、居住施設の新設・改修 (Medway 400; Minley 1000; Bicester 300) も実施する。
    • RSME Headquarters and Construction Engineer School (Medway, Kent)
    • Combat Engineer School (Minley, Hampshire)
    • DEODS (Defence Explosives Ordnance Disposal School) と NSC (National Search Centre) の移転 (Medway から Oxfordshire の Bicester に)
    民間企業による訓練業務は 2009 年 1 月からスタートする予定。工兵隊の能力維持には最善の選択肢であり、これによって Field Army from the Training Division の人員 300 名が浮くという説明。また、基地従業員 400 名も民間企業側に異動することになる。(MoD UK)
  • 英国防省は 1 日、英海軍の新型空母・CVF に関する追加契約を実施したと発表した。内訳は以下の通り。
    • 兵装ハンドリング システム (HMWHS : Highly Mechanised Weapons Handling System) : 3,400 万ポンド, Babcock International Group が、艦側とのインテグレーションを担当する Thales UK と組んで担当。パレットに載せた弾薬を、弾薬庫から発射器・飛行甲板・格納庫甲板に移送するシステム
    • 吸排気システム (uptakes and downtakes systems) : 800 万ポンド, Darchem Engineering Ltd. (Stockton-on-Tees, UK) が担当
    • 航空管制 (ATC : Air Traffic Control) 用ソフトウェアの開発 : 500 万ポンド, BAE Systems Integrated Systems Technology Ltd. 経由で Cobham Plc (Wimborne, Dorset) が担当
    • 艦内で使用する各種ポンプと、関連するシステム エンジニアリング業務など (Wholeship Pump Integration) : 300 万ポンド, DESMI Ltd. (Staffordshire) が担当
    • 非常用ディーゼル発電機 : 100 万ポンド, Wartsila Lips Defence (Trieste, Italy) が担当。非常事態に際して電力供給が途絶する事態を防ぐためのもの
    DE&S (Defence Equipment and Support) のボス・Baroness Taylor 装備調達担当相は、「海軍のみならず、全国的に利益をもたらす契約である」と説明している。(MoD UK)
  • 韓国国防省の装備調達部門・DAPA (Defense Acquisition Program Administration) は 1 日、アメリカ、スウェーデン、インド、イギリス、イスラエルなど 11 ヶ国の関係者をソウルに招いて、弾薬の研究開発を共同で進める件の可能性に関する協議を実施した。韓国側では、DAPA、ADD (Agency for Defense Development)、DTaQ (Defense Agency for Technology and Quality) が窓口となる。2 日のセッションでは各国の研究開発政策やシステム、3 日のセッションでは国際研究開発プログラムの促進や具体例について取り上げる。(South Korean Ministry of National Defence)
  • ノルウェーの Kongsberg Maritime は、イギリスの Great Yarmouth に所在する GeoAcoustics Ltd. を 4,200 万クローネで買収する合意に調印した。買収額は 4,200 万クローネ。GeoAcoustics は 30 年間にわたってソナーを初めとする水中音響関連製品を手掛けており、この買収によって Kongsberg Maritime の製品ラインナップ強化につながる、と説明されている。GeoAcoustics の 2007/2008 年度売上は 4,200 万クローネ、従業員は 43 名。(Kongsberg Group)
  • Patria は、飛行場で使用する地上支援機材の製造・販売・サポートを手掛けている傘下企業・Windhoff Vammas Airport Equipment GmbH について、ドイツの Laweco Maschinen - und Apparatebau GmbH に売却する話をまとめて、1 日、合意文書に調印した。世界各地に展開している事業すべてが売却対象で、従業員もまとめて移籍する。(Patria)
  • Saab AB はスイスの RUAG Holdings との間で、傘下の宇宙関連部門・Saab Space AB (子会社の Austrian Aerospace) の全株を売却する交渉を進めているが、近いうちに話がまとまって売却成立となる見込み。売却額は 3 億 3,500 万クローネ。売却によって Saab AB が得るキャピタルゲインは 1 億クローネほどになる由。(Saab)
  • Thales は 1 日、海洋監視用のディスプレイ スクリーンで使用するソフトウェア "OPS Center" を開発している部門を、ベルギーの Barco から買収すると発表した。この部門はドイツの Stuttgart に所在しており、Maritime Rescue & Coordination Centers、Coastal Surveillance Systems and Vessel Traffic、Vessel Traffic Management & Information Systems といった製品を手掛けている。また、海洋安全関連のシステムを手掛けている Zenitel との間では、販売・マーケティングに関する協力合意をまとめた。なお、2006 年 5 月には EADS Defense & Security (DS) が、海洋監視関連製品を手掛けているフランスの Sofrelog を買収している。(Thales)

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2008/9/1)
  • 航空宇宙業界における労働者団体・SPEEA (Society of Professional Engineering Employees in Aerospace) が、Boeing の B.787 Dreamliner をめぐるトラブルについて「グローバルなサプライヤー網の構築と、未経験労働者へのアウトソース」に起因するという見解を示した。つまり、海外企業への生産委託に問題があるということで、IAM (International Aerospace Machinists) とともに、この問題については過去に繰り返し警鐘を鳴らしてきた、と主張。そして、グローバル ネットワークの失敗を認めて、経験豊富な労働者に仕事を委ねるべきだとしている。(SPEEA) [ちょうど先週、労働組合との間で給与・年金引き上げに関する交渉がまとまったところなので、それと関係がありそう]
  • イギリスの業界団体・SBAC (Society of British Aerospace Companies) は、国内外におけるテロの脅威、アフガニスタンにおけるイギリス軍の派遣継続、昨今のグルジア情勢といった状況を受けて、近く予定している政党会議 (political party conference) の席で防衛問題について討議するよう求める声明を出した。「政治家が、最近の困難な軍事作戦に起因するバックラッシュに悩まされているのは分かるが、安全保障問題が遠くに行ってしまったわけではないのだから、現実から目をそらすべきではない」というのが SBAC の主張。「兵士が前線で困難な任務に就き、それに対して産業界が最良の装備を供給する、この図式はイギリスの兵器輸出実績によって証明されている。しかし、最近のイギリスの政界では、安全保障問題を他の問題より後回しにしている」というわけ。(SBAC)
  • Sikorsky Aircraft はフロリダ州 West Palm Beach の同社事業所で、UH-60M Upgrade ヘリの初飛行を実施した。担当したテストパイロットは Mike Skaggs 氏、飛行時間は 60 分、ホバリング、前進、ホバリング中の旋回などを実施。米陸軍向けとしては唯一、FBW (Fly-by-Wire) を導入した機体で、担当メーカーは Hamilton Sundstrand。防弾機能付きのローター サーボ機構は同社子会社の Claverham が手掛けている。UH-60M Upgrade では、FBW によるパイロットのワークロード削減、揚力増大、防禦力と生存性の向上、といった改良点を掲げる。さらに、陸軍の指揮・統制ネットワークに組み込んで、リアルタイムの状況認識を実現する機能を備える。アビオニクスは通常版 UH-60M と同様の CAAS (Common Avionics Architecture System)、コックピットの多機能ディスプレイは Rockwell Collins 製、コントロール スティックは BAE Systems 製、エンジンは FADEC (Fully Authorized Digital Engine Control) 化した T700-GE-701E、油圧ポンプと熱交換機は Eaton Aerospace 製、FBW の指令を油圧に返還するトランスファー/リザーバー モジュールは Pall Aeropower 製。UH-60M についてはすでに 1,227 機を製造する話が決まっているが、このうち UH-60M Upgrade については低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) 分として 11 機の製造が決まっている段階。2010 年の第四四半期から、合計 900 機のデリバリーを開始する予定。(Sikorsky Aircraft)
  • MBDA France と Saab は、エストニア向けに Mistral 地対空ミサイルのデリバリーを開始した。2007 年 2 月に受注していた VSHORAD (Very Short-Range Air Defence) の案件で、歩兵部隊の経空脅威排除を目的としており、MBDA の Mistral 地対空ミサイル (最大射程 6.5km、最大射高 3km)×27 システム、Saab の Giraffe AMB 対空捜索レーダーなどで構成する。第一陣として、7 月末に Tallinn の訓練部隊に対して、発射器、訓練用ミサイル、シミュレータ、試験・整備機材、スペアパーツ一式を搬入した。これを使った士官・下士官の訓練は 9 月からスタートする。訓練を担当するのは MBDA と Saab のスタッフで、まず Tapa Air Defence Battalion で、続いてフランス国内で訓練を開始する。デリバリーの続きは来年に予定されており、また、オフセットの履行も始まる。(Estonian MoD)
  • 一方、エストニア軍が装備する自動小銃については、スイスの Brugger & Thomet AG が近代化作業を担当している。エストニア軍では Galil と AK-4 を装備しており、さらに照準器や擲弾発射機なども導入している。これらについて Brugger & Thomet AG では、新しい 3x 光学サイト、金属製ハンドガード、グリップ、ハーネス、二脚、弾倉、40mm 擲弾発射機などを導入、Picatinny Rail を装備して NATO 標準仕様のアクセサリー類を追加装備できるようにする。(Estonian MoD)
  • フランス海軍の小型輸送艦・FS Jacques Cartier が、8/29 にニュージーランドの Auckland に到着した。同地の Devonport Dockyard を運用する、VT Fitzroy Ltd. の手で改修工事を実施するのが目的。同社が数ヶ月にわたって DCNS との間で話を進めて、受注を決めた案件。これから Calliope の乾ドックに入渠させて、12 週間にわたる改修工事を実施する。主機・減速機・推進軸のオーバーホール、発電機・冷却機器・空調機器・造水装置・上下水道設備・クレーン・ウインチ・キャプスタンなどのオーバーホールなどを実施する。そのほか、船体・甲板・バウ ランプとその周辺の通路・車両甲板の維持に必要な補修も行う。FS Jacques Cartier は全長 80m、排水量 1,330t、New Caledonia を拠点として輸送任務に就ける目的で 1983 年に建造した 3 隻のうちの 1 隻。(New Zealand Defence Force)
  • チリの ENAER は 4 日、バングラデシュ軍の関係者を迎えて、バングラデシュから重整備作業を受注していた C-130 のうち 2 機目のデリバリーを実施する (書類事象のデリバリー期日は 9/1)。1 機目についてはすでにデリバリー済みで、1/16 に OK が出ている。(ENAER)
  • GeoEye は、民間の衛星としてはもっとも高い解像度を持つ画像衛星・GeoEye-1 を、9/4 にカリフォルニア州 Vandenberg AFB の SLC-2 (Space Launch Complex-2) から打ち上げる。ブースターは ULA (United Launch Alliance) の Delta II 7420-10、サポート業務は Boeing Launch Services が担当する。衛星の製造担当は General Dynamics Advanced Information Systems、重量 4,300lb、高度 432 マイル (681km) の軌道を秒速 7km (1 日に地球を 15 周) の速度で周回しながら、ITT 製のセンサーで撮影を行う。解像度は、白黒が 0.41m、カラーが 1.65m。(GeyEye)

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoD 2008/9/3)
予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 115 名の減。内訳は以下の通り。
  • 軍種 : 非志願動員 / 志願動員 / 合計
  • ARNG : 53,013 (+158) / 6,008 (+4) / 59,021 (+162)
  • USAR : 18,574 (-128) / 7,225 (+65) / 25,799 (-63)
  • USMCR : 6,023 (-15) / 2,020 (+1) / 8,043 (-14)
  • USNR : 3,636 (-156) / 2,107 (+100) / 5,743 (-56)
  • USAFR : 1,162 (+0) / 3,979 (-17) / 5,141 (-17)
  • ANG : 1,981 (-83) / 4,132 (-41) / 6,113 (-124)
  • USCGR : 465 (-1) / 273 (-2) / 738 (-3)
  • TOTAL : 84,854 (-225) / 25,744 (+110) / 110,598 (-115)
ARNG : 陸軍州兵, USAR : 陸軍予備役, USMCR : 海兵隊予備役, USNR : 海軍予備役, USAFR : 空軍予備役, ANG : 州兵航空隊, USCGR : 沿岸警備隊予備役

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戦争・紛争

今日のイラク (AFPS 2008/9/3)
聯合軍が Tikrit で掃討作戦を実施した際の交戦で、降伏指示を無視して建物から出てこず、女装してアサルトベストを身につけた状態でベッドの下に潜り込み、ライフルを所持していた容疑者が射殺された。爆弾攻撃を仕掛けているアルカイダ関連組織にロケットや爆弾の部品を供給していたほか、プロパガンダ組織とのつながりも。その他に 5 名を拘束。武器、ボディ アーマー、爆弾製造材料を発見。別件で、爆弾攻撃を仕掛けている組織の方でも関係者 1 名を拘束、現場では弾薬や路傍爆弾を発見。
Tarmiyah では、アルカイダ関連組織の幹部をターゲットとする作戦を実施、2 名を拘束。別件でさらに 6 名を拘束。Beiji では、外国人テロリストを流入させているとされるアルカイダ関連組織の掃討作戦を実施して 2 名を拘束、さらに別件で 2 名を拘束、Mosul でもプロパガンダ担当者 1 名とその他 1 名を拘束。
Baghdad の Rashid 地区では、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団・第 22 歩兵聯隊・第 1 大隊に配属されている、第 64 機甲聯隊・第 4 大隊・B 中隊の兵士が、"special groups" の関係者 1 名を拘束。同大隊の A 中隊も Saidiyah でテロ組織の首領 1 名を拘束。第 22 歩兵聯隊・第 1 大隊・A 中隊も、誘拐などをはたらいていた "special groups" の関係者 1 名を拘束。
第 4 歩兵師団の本部ならびに第 1 旅団戦闘団の本部分遣隊は、Rashid 地区の Armel で家宅捜索を実施、2 名を拘束。路傍爆弾攻撃・自動車爆弾攻撃を仕掛けた容疑。さらに別件で、Abu Tshir ではアルカイダ関連組織を支援していた容疑者 3 名を拘束。
Mosul 南方の Sharqat で 2 日、聯合軍がアルカイダ関係者 5 名を拘束。うち 1 名は組織の首領、もう 1 名はアドバイザー。Kirkuk から Tigris River Valley 方面に組織を拡大しようと企図。Baghdad でも 4 名を拘束しているが、うち 1 名は外国人テロリストの手引きや文書偽造などに関与した容疑。
Mosul では、拷問をはたらいていたアルカイダ関連組織の掃討作戦で 2 名を拘束、爆弾製造材料を発見。1 日にもプロパガンダ担当者 1 名を拘束している。1 日には Hamrin Mountains でアルカイダ関連組織の掃討作戦を実施して 3 名を拘束、うち 1 名は誘拐や資金供給を担当していた組織の首領。
Tal Afar では 1 日、警察が武器集積所を発見。ロケット、擲弾、迫撃砲弾、 対空砲弾といった内容。

今日のイラク (AFPS 2008/9/2)
聯合軍は Baghdad の Adhamiyah 地区で、シーア派組織・Kataib Hezbollah のメンバー 4 名を拘束。この組織は、イランから資金・物資・IRAM (Improvised Rocket-Assisted Mortar) を初めとする武器の供給を受けているとされる。現場では、複数の武器、それと米ドル 6 万ドル、イランの通貨も発見。
このほか、Sadr City ではイラク軍が迫撃砲の HE 弾を、米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団・第 22 歩兵聯隊・第 1 大隊・D 中隊が East Rashid 地区で 7.62mm 弾・信管・C4 爆薬を発見。米陸軍・第 25 歩兵師団・第 2 SBCT・第 27 歩兵聯隊・第 1 大隊・C 中隊は Baghdad 北西で、82mm 迫撃砲弾 (HE 弾と白燐弾)、12.7mm 機関銃弾を発見。
1 日、Mosul の Provincial Hall 近くにあるパン屋を捜索した際に、アルカイダ関係者 2 名を拘束、Provincial Hall までトンネルを掘って、爆弾攻撃を仕掛けようとしていた容疑。Baghdad では、爆弾攻撃を仕掛けているアルカイダ関連組織の首領など 4 名を拘束。Mosul では、アルカイダ関連組織の首領など 3 名、別件で武器密輸や外国人テロリストの手引きをしている容疑者など 5 名を拘束。Beiji では爆弾攻撃を仕掛けている組織の捜索で 2 名、Muthanna 省の Rumaythah では Asaib al Haq なる組織のメンバー 2 名を拘束。Asaib al Haq とは、Muqtada al-Sadr の下から分派したシーア派過激派組織。
8/31、アルカイダ関係者の移動を支援している外国人テロ組織の関係者 1 名を聯合軍が拘束。この組織は自爆テロの志願者も送り込んでいたとされる。Baghdad の Sadr City では、イラク軍が 40mm 擲弾、85mm ロケット PG-18、RPG 発射器、装薬、64mm ロケット、手榴弾、信管、爆弾製造材料を発見。
8/30 に米陸軍・第 4 歩兵師団・第 1 旅団戦闘団・第 22 歩兵聯隊・第 1 大隊・C 中隊が、Baghdad の Rashid 地区でアルカイダ関係者 1 名を拘束。自動車爆弾攻撃に関与した容疑。Numaniyah では警察が、各種 HE 弾 1,000 発以上を発見。

真相やいかに (VoA via Defense-Aerospace.com 2008/9/1, AFPS 2008/9/2)
8/22 に、アフガニスタン西部・Herat 省の Azizabad という村落近くで聯合軍が航空攻撃を実施した際に、住民 25 名 (一説によると 90 名) が死亡する事件が発生。この件に関して聯合軍、アフガニスタン政府、国連が、合同で調査を進めることで合意した。
この件についての調査結果は 9/1 にまとめられた。それによると、目的地に接近した聯合軍部隊に対して加えられた敵の放火が激烈で、それに対して小火器や近接航空支援によって反撃したが、反撃の内容については交戦規則に適合していた、と結論づけている。タリバン側の死者は 30-35 名、その中には指導者の Mullah Sadiq が含まれていた可能性がある。また、巻き添えを食って 5-7 名の民間人が死亡、2 名が負傷した。そのほか、タリバン関係者 5 名を拘束している。
さらに、タリバンが聯合軍基地の攻撃を企図して、武器・爆薬・情報資料・基地内外の写真・施設出入り用のバッジまで用意していたことが判明した。

今日のイラク (AFPS 2008/9/1)
9/1 から、Anbar 省の治安維持権限をイラク側が引き継いだ。George Bush 米大統領は「以前と違い、イラクでもっとも危険な地域ではなくなった」と宣言。

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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