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前から興味があったスキー場のひとつ、ARAI に出撃した。
ここの特徴といえば「ハイソ志向」「オフピステ開放とアバランチ・コントロール」「豪雪とシーズンの長さ」「障害者向けのスキーに対する配慮」といった点が挙げられる。ただ、整地でぶっ飛ばすのが好きな自分にとっては、オフピステ開放の重要性は高くない。ぶっちゃけ、シーズンが長いから来たようなもの。
春スキーの基本で、朝方の、バーン状態がいいうちにどんどん滑るのが正解。そこで、リフトが動き出す時間に合わせて現地に到着するようスケジュールを組み、5:10 頃にクルマで出発した。こんな時間帯なら渋滞とは無縁で、8:35 に ARAI に到着。10 分ほどで着替えて、まずはゴンドラで上に。ところが、ゴンドラに中間駅があるのを失念していて、うっかり降りそうになってしまった orz
そのゴンドラで一緒に乗り合わせた女の子。いかにも熱心そうないでたちとマテリアルだったけれど、いきなりリュックの中から苺を取り出して食べ始めた。おかげで、ゴンドラの中は苺の香りがいっぱいに (笑)
(ちなみにこの女の子、別の女の子と一緒にコーチを受けているのを後で見かけた。こんな時期までコーチされながら滑っているのだから、やはり、只者ではなさそうだ)
ゴンドラを降りて、さらに膳棚第 1 リフトに乗り継ぎ、トップに上がる。最初に突撃したのは「アンコール」。さらに「大毛無メインステージ」も攻める。この辺のコース、最大斜度 27-30 度ということになっているが、そんなにきつい斜面があったっけか ? という印象。朝一番で圧雪したばかりなので、バーン状態のいいところを好き放題に滑る。
(アンコールの滑り出しから、山の間を通して日本海を望見できる。見える場所がどこなのかを帰宅後に地図で確認したら、名立付近らしい。ちょうど、北陸本線がトンネルとトンネルの間で、一瞬だけ地上に出るところだ)
その後、ダンシングアレイから妙高ロングランを通って下まで降りてみたが、「林道」との分岐点から下は整備していないようで、土だらけのコブだらけ。ぷちコブの練習にはなったけれど、板が走らなくてフラストレーションが溜まる。くたびれてしまったので、ゴンドラで上がったところで休憩。膳棚のレストハウスでカレーを食べる。時間帯が変 (まだ 10 時台だった) なので、レストランは自分だけの貸切状態。
その後は、大毛無メインステージとアンコールをゴリゴリ滑る。スノボのバッジ検定でコースの一部がセパレートされていた大毛無メインステージより、幅広なアンコールの方が滑りやすい。そのアンコールの滑り出しで、北の方に日本海を望見したり、風に吹かれて小鳥のさえずりを聞きながらマッタリしたりできるのは、春スキーならではの醍醐味。
ただ、だんだんとバーンが荒れてきたので、滑るのが辛くなってきた。疲れやすいので、何度も休憩を入れる。春スキーだし、ハイシーズンみたいにガツガツしてもしょうがない。
アンコールの方がコース幅が広いので、調子に乗ってカービング大回りでぶっ飛ばしたりもしたのだが、疲れてきたのとバーンが荒れてきたのとで、だんだん怪しくなって来た。「そろそろ撤収しようか」と思った矢先の 1 本で、ついに凸凹に右脚をとられて、もんどりうって大転倒。外れた板が雪に突き刺さるという、マンガのような事態になってしまった。
まだ 300km 近くクルマを運転して帰らないといけないので、無理は禁物。この転倒で潮時だと思い、13:00 頃にゴンドラでベースに降りて、撤収。
「スキーグラフィック」のテストセンターも店開きしていたけれど、今日のコンディションで試乗してもなあ、ということと、試乗すると買いたくなるから (笑) という理由でパス。HEAD の Fast Thang や Wild Thang、DEMO i.SL、XRC800 あたり、乗ってみてもよかったのだけれど。
ここのゴンドラは、珍しい「立って乗る」タイプ (お尻を乗せるバーは用意されてるけど)。だからといって搬器がコンパクトなわけじゃないし、どうしてだろうと思ったら… そうか。車椅子でも乗れるようにしてるんだ ! だから、乗場と搬器の床面高さがきちんと揃えてあって、しかも隙間をギリギリまで埋めてあるわけだ。納得 !!
ということは、ゴンドラ中間駅があるのも、車椅子で行ける範囲を増やすための配慮か ?
ARAI は、知っている人は知っている、バリアフリー化に熱心なスキー場。だから、どこにでもエレベーターがあるし、ゴンドラステーションには障害者向けと思われるマテリアル類が並んでいる。さらに、膳棚第 1 リフトには、障害者用と思しきリフトの搬器も。クワッドの中にちっちゃなゴンドラ型搬器が混じっているのは、なかなか不思議な風景。
そういえば、「ボランティアパトロール」という札をつけた女の人が滑っていた。本職のパトとは別に、志願者を募っているのかな ?

ARAI のベース。目の前の建物は INN AT ARAI かな ?
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ゴンドラの中に掲示されていた広告。こういう工夫って好き (クリックすると拡大)
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ゴンドラ中間駅に接近中。中間駅があるのは、ここと栂池ぐらい ?
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ゴンドラ山頂駅で見かけた謎の搬器
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ARAI のゴンドラは、日本では珍しい立ち乗りタイプ。だから、椅子はなくて、お尻を載せるクッション付きパイプだけ
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しかも、乗り場と床面高さを揃えて、さらに隙間を埋めてある。車椅子対策だと見たけれど、どうだ
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膳棚第 1 リフトに乗り継いでトップを目指す。下のコースは大毛無メインステージ
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この、木がほとんどない開放感が ARAI の特徴か
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広大なオフピステと、雪に押し倒された樹木。これが ARAI ならではの光景
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リフト山頂駅は、まるで軍用カマボコ兵舎みたいな建物で、豪勢なベースとのギャップが激しい
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リフトを降りた正面が、大毛無メインステージ。山の名前をそのまま使ったのだろうけれど、ハゲの人には嫌われそうなネーミング
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大毛無メインステージの、最初の斜面。リフト山頂駅の左側からも連絡可能で、途中で合流している
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大毛無メインステージの北側を大回りするアンコール。
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アンコールを、大毛無メインステージとの合流点から見上げる。こちらの方が幅広で滑りやすい感じ
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合流した後はダラダラと下り、最後にちょっと急な斜面で膳棚に降りる
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膳棚第 1 リフトにある、謎の搬器。観光用ゴンドラか、ハンディキャップ用か
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こちらはダンシングアレイ。向こう側に見えるのが大毛無大斜面で、条件が折り合えばハイクアップして滑れるオフピステ
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ダンシングアレイで、一番急な要注意ポイント。このコース、全般に幅が狭いので、逃げ場がない
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さらに、九十九折の細いルートが続くので、気が抜けない
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途中の分岐点。真っ直ぐ行けば妙高ロングラン、林道に折れるとゴンドラ中間駅がある六本木平に行ける。しかし、「林道」ってネーミングも、なんだかなあ
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妙高ロングラン下部。クネクネ曲がった先がベースになる
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膳棚フードガーデンのテラスレストラン。その名の通り、外のテラスに出て飯を食うこともできる。天気が良ければだけど
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膳棚第 1 リフトの入口に掲出されていた掲示板。手書きというところに、パトの人の心遣いが感じられて好ましい (クリックすると拡大)
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転倒したら板が刺さってしまった (屍)
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