|
05:15 にノソノソと起き出して、05:50 頃に自宅を出発。2 時間半ほどクルマを転がして、富士見パノラマに到着したのは 08:30 ちょっと前ぐらい。
わざわざ富士パラにやってきたのは、この日にバッジテストが予定されていたため。平日に検定をやってくれるところは少ないので貴重な存在。しかも、3/7 の検定はシーズン途中に追加された日程で、そのことを mixi で教えてもらったため、天候とニラメッコして出撃を決めたもの。晴れて気温が上がるという予報が出ていたので、ワックスも春雪仕様にしてガッチリ固めておいた。
まず、検定の申込をする。1 級は 100 番台、2 級は 200 番台のゼッケンなので、分かりやすい。いの一番に申し込んだので「201 番」。ただし、本番の検定ではスタート順のローテーションをしたので、自分が最初に滑ったのは大回りだけ。
申込を済ませてから、事前講習の集合時間まで 1 時間ほど余裕があったので、センターゲレンデで数本流しながら足慣らし。さらに検定バーンが設定されているシーダーゲレンデ (かつてはアザレアダウンヒルといっていた場所) にも行ってみた。そこそこに斜度があるのと、途中から落ち込んでいるのが要注意かな、と思った。
事前講習でいわれたことは基本的に 3 種類で、「手の位置を正しく保つ。そうすれば身体のポジションも良くなる」「上下動をしっかり使う」「股関節・膝・足首をしっかり使う」。
ただ、この辺の話を再確認するのに「じゃ、プルークボーゲンでやってみましょう」といわれて焦りまくった。いきなりパラレルターンから入ったせいで、不整地の次に苦手なのがプルークボーゲンだというのに (爆)
これまで、あまり上下動を使わずに、中間か低めのポジションを維持したままで滑る練習を多くやっていたので、ちょっと勝手が違う。これでペースが崩れた感じもあるけれど、ジャッジにウケる滑りをしてみせるのも演技のうちだからねぇ。
事前講習が終わった後、ベースのゲレ食でカレーを食べた (お約束ね)。
このとき、ゼッケンを付けっぱなしにしていたら、近くにいたおじさんが「バッジテストなの ?」と。それをきっかけにいろいろ話をしていたら、「ここは長野県連だからね。長野県のメンツにかけて、採点が厳しいんじゃないかなあ」と。うわー、日程ばかり気にしていて、そこまで考えが回らなかった YO!
なんだか事前講習で疲れてしまったので、時間ギリギリまでゲレ食でノンビリと脚を休めていた。そして、12:50 頃に集合場所に移動。点呼や検定員などの紹介をやった後、第 3 リフトで上がって、まずはインスペクション (下見) としてフリーで 1 本。平日で受検者が少なかったから、いろいろ気を使ってくれてありがたい。1 級のコブ斜面なんか、検定を始める前にスクールの人が総出できれいにしてた (!)
ところが、リフト配置の関係で、検定バーンを滑ったらそのままベースまで下りて、またリフトで上がってこないといけない。このサイクルに時間を食われるのと、受検者の数が少なかったのとで、上に戻るとたちまち滑る順番が来てしまって慌ただしい。
検定バーンは、大回り・小回り・総滑がシーダー、中回りだけアルパイン。つまり、中回りだけ斜度がグッと緩い設定になった。検定に常用しているはずのラーヂゲレンデを使わなかったのは謎。春雪でバーンがモコモコだから、難易度の設定を調整したか ?

検定バーンの場所はこんな感じ。
念のために書いておくと、100 点満点で採点して、合格点は 65 点。といっても、実際の採点にはそんなに幅がない。まずは検定員が考える「合格レベル = 65 点の滑り」があって、それよりいいところがあれば加点、まずいところがあれば減点、という感じ。だから、一般的な採点のレンジは 65±2 点ぐらい ?
採点は検定員 3 人の平均なので、たとえば「65, 65, 64」なら 65 点、「65, 64, 64」なら 64 点。4 種目の合計で 260 点取れていればいいので、何かの種目で 64 点でも、別の種目で 66 点取ればリカバリーできる。でも、66 点を取るには 3 人のうち 2 人が 66 点を出さないといけないから、これはかなり難しい話。
検定バーン : シーダーゲレンデ上部。硫安で固めた、比較的フラットな中斜面。
パラレルターン大回り (整地) : 65 点
カービングでぶっ飛ばしたら「暴走」とみなされて減点されそうだったので、スキッドさせながら丁寧に滑る。加点も減点もなし。ただ、ターン弧が横に間延びしすぎたかな。
パラレルターン小回り (整地) : 65 点
検定バーンの斜度がそこそこにあるので、「とにかく暴走するな」と念じながら 1 ターンずつ丁寧に滑る。暴走はしなかったけれど、1 人だけ減点が出た。後で理由を尋ねてみたら「ターンのリズムが乱れたところがあったから」との由。それって、途中から少しピッチを早めたのが裏目に出たってこと ? ううむ。
総合滑降 (整地) : 65 点
先日、安比で遊んだときと同じパターンで、スキッディングの大回りでスタート、斜度がきつくなったところで小回りを入れて、途中から中回りに抜け出して最後はもう一度小回り、という「プロジェクトもりだくさん」作戦。ところが、後で検定員の方に伺ったところでは「大回りから小回りに変化させると流れが途切れるから、リズム変化は中回りぐらいにする方がいい」と。そういうことは早くいって YO!
|
ここまでやったところで、全員でベースに下りてゴンドラでトップに移動。そこからコナシゲレンデをトロトロ降りて、アルパインゲレンデに。
検定バーン : アルパインゲレンデ中部。少し荒れた緩斜面。
パラレルターン中回り (整地) 65 点
この種目だけ場所が違うのはなんで、と思ったら、検定終了後の講評によると「バーン状態の違うところで対応能力をみた」との由。全般的に斜度が緩かったので、暴走の心配は皆無。
前半はやや荒れ気味、後半はいい状態で斜度が緩くなっていたので、前半はきっちりずらしてスピードコントロール、後半はちょっと遊んでトップコントロールで攻め込んでみた。それが功を奏したのか、この種目では加点してくれた検定員がいた。うしし。
|
終了後、1 級受検者は不整地種目のコブ斜面をやる。それの前走だけ見物した後、隣接するラーヂゲレンデを 1 本流してから、ベースまで駆け下りた。これで完全にくたびれてしまったので、板を外してエアガンで雪を落とし、モブハウスでアイスクリームを食べながら休憩。他の受検者の方や、ゲレンデから戻ってきたスノーモブの人と雑談。(ここで売っている地元製アイスクリームは、さっぱりしていて美味。お薦め)
4 時をしばらく回ったところで、スクール棟に移動。撮影に使ったビデオカメラが TV に接続してあったので、再生してみたら… なに、このスローモーな滑りは。
昨シーズンに撮ってもらった連続写真と比べるとフォームは良くなったと思うけれど、なにせスピードが遅い。「暴走厳禁。とにかく安定して確実に」と言い聞かせながら滑ったのは事実だけれど、こんなにノロノロ滑っていたとは。あちゃー。
ひとわたりビデオを見終わったところで、講評。講評では「2 級については、ちゃんと外脚を使った操作ができているかどうか、安定しているかどうかを中心に見ました」との由。これは自信があったけれど、それでもやはり不安はある。その後に「事務連絡」と続いて、「うわあ、それはいいから早く結果を聞かせてくれよ」と思ってしまった。そしてやっと、おもむろに「それでは、合格者を発表します」。
「2 級。ゼッケン 201 番、井上さん」
おっしゃあー !!!! (ついついガッツポーズ)
2 級は 5 人受検して 2 人合格。1 級は 6 人受検して 2 人だったかな ? 過去に行った検定もそうらしいけれど、かなり厳しくみている感じ。採点もなかなかシビアで、滅多に加点は出ていない。
合格者はバッジや合格証を受け取り、検定の模様を撮影したビデオを送ってもらう算段をして、最後に合格者で記念撮影。その後で検定員の D さんに「減点の理由」を尋ねて、モブハウスに立ち寄ってから撤収。あらためて採点をみると、首の皮一枚つながって合格した感じで、検定員 D さんには「精進してね〜」といわれてしまった (苦笑)
落ちたら木曜日に軽プリで再挑戦するつもりだったけれど、その必要はなくなった。なんというか、嬉しいというよりホッとした感じ。バッジを受け取ったときよりも、むしろ帰りのクルマの中で、ジワジワと嬉しさがこみ上げてきた。
よくよく考えると、朝の 9 時前から午後 5 時過ぎまでスキー場にいたわけで、こんな長丁場は珍しい。しかも、それから 6 速 MT をガチャガチャやりながらクルマで帰らないといけない。いつもの新幹線スキーと比べると、えらく疲れた。
天気が良かっただけに、硫安で固めた検定バーン以外は午後になると、もうボコボコ・ズルズル・グチャグチャ。こんな環境でまともに滑れれば、上達を実感できるだろうなぁ。

まずは、センターゲレンデで足慣らし。朝一番はガリガリ。
|

そのセンターゲレンデのトップにあった招き猫 (?)
|

シーダーゲレンデ脇にある、ハーフパイプの残骸。最近、パイプを作らないところが増えているらしい。
|

ゲレ食では「漬物サービス中」。だから、何か頼むと自動的に、小皿をひとつ付けてくれる。
|

第 3 リフトを降りたところから。八ヶ岳も見ているぞ。左下の黄色い旗が「検定中」の表示。
|

シーダーゲレンデ。中回りと 1 級の不整地以外は、全部ここでやった。
|

中回りの検定に使ったアルパイン。斜度は、はっきりいって緩い。
|

ただいま、中回りの検定中…
|

1 級の「不整地・小回り」をやる前に、コブに溜まった雪をきれいに取り除いているスクールの皆さん。
|

検定終了後、写真のラーヂゲレンデを 1 本流してから、下まで滑って戻る。しばらく前に、ここで師匠がシニア技術選に出場していたはず。
|
|